JP2002018184A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JP2002018184A JP2002018184A JP2000202355A JP2000202355A JP2002018184A JP 2002018184 A JP2002018184 A JP 2002018184A JP 2000202355 A JP2000202355 A JP 2000202355A JP 2000202355 A JP2000202355 A JP 2000202355A JP 2002018184 A JP2002018184 A JP 2002018184A
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗剤投入装置がどのような状況であるかを判
定することを可能とする。 【解決手段】 洗濯槽内の洗濯液の透過度を検出する透
過度センサ7と、洗剤投入装置における洗剤投入用モー
タ25に流れる電流値を検出する電流検出回路63と、
洗剤出口を開閉する洗剤投入弁の開閉状態を検出するた
めのラッチスイッチ37とを備え、制御装置60は、こ
れらのうちの少なくとも2つの検出手段の検出結果に基
づいて洗剤投入装置の状況を判定する。具体的には、例
えば電流検出回路63が設定値よりも大きな電流値を検
出し、かつ、透過度センサ7が設定値よりも高い透過度
を検出した場合(洗剤の投入量が少ない場合)には、洗
剤貯留部において洗剤の固まり状態が発生していると判
定してこれを報知する。
定することを可能とする。 【解決手段】 洗濯槽内の洗濯液の透過度を検出する透
過度センサ7と、洗剤投入装置における洗剤投入用モー
タ25に流れる電流値を検出する電流検出回路63と、
洗剤出口を開閉する洗剤投入弁の開閉状態を検出するた
めのラッチスイッチ37とを備え、制御装置60は、こ
れらのうちの少なくとも2つの検出手段の検出結果に基
づいて洗剤投入装置の状況を判定する。具体的には、例
えば電流検出回路63が設定値よりも大きな電流値を検
出し、かつ、透過度センサ7が設定値よりも高い透過度
を検出した場合(洗剤の投入量が少ない場合)には、洗
剤貯留部において洗剤の固まり状態が発生していると判
定してこれを報知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗剤貯留部に貯留
した洗剤を洗濯槽へ自動的に投入する洗剤投入装置を備
えた洗濯機に関する。
した洗剤を洗濯槽へ自動的に投入する洗剤投入装置を備
えた洗濯機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、洗濯機にお
いては、洗剤投入装置を備えたものが供されている。こ
の洗剤投入装置は、洗剤貯留部に洗濯複数回分の洗剤を
貯留し、その洗剤の必要量を洗濯槽内に対し自動的に投
入するようになっている。
いては、洗剤投入装置を備えたものが供されている。こ
の洗剤投入装置は、洗剤貯留部に洗濯複数回分の洗剤を
貯留し、その洗剤の必要量を洗濯槽内に対し自動的に投
入するようになっている。
【0003】しかしながら、従来では、洗剤貯留部にお
ける洗剤の固まり状態の発生や、洗剤の貯留量に関して
は使用者による判断に任せられている。このため、洗剤
貯留部において洗剤の固まり状態が発生したり、或いは
洗剤の貯留量が少なくなったりしていても、使用者はそ
れがわからないことが多い。このため、洗剤投入装置に
より投入される洗剤量が必要量よりも少なくなり、良好
な洗浄性能が得られなくなってしまうことがある。
ける洗剤の固まり状態の発生や、洗剤の貯留量に関して
は使用者による判断に任せられている。このため、洗剤
貯留部において洗剤の固まり状態が発生したり、或いは
洗剤の貯留量が少なくなったりしていても、使用者はそ
れがわからないことが多い。このため、洗剤投入装置に
より投入される洗剤量が必要量よりも少なくなり、良好
な洗浄性能が得られなくなってしまうことがある。
【0004】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、洗剤投入装置がどのような状況
であるかを判定することが可能な洗濯機を提供するにあ
る。
のであり、その目的は、洗剤投入装置がどのような状況
であるかを判定することが可能な洗濯機を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、洗濯槽へ給水する給水手段
と、洗剤貯留部に貯留した洗剤を前記洗濯槽へ自動的に
投入する洗剤投入装置を備え、この洗剤投入装置の洗剤
投入動作を制御手段により制御する構成とした洗濯機に
おいて、前記洗濯槽における洗濯液の透過度を検出する
透過度検出手段と、前記洗剤投入装置の洗剤投入動作時
に駆動される洗剤投入用モータに流れる電流を検出する
モータ電流検出手段と、前記洗剤投入装置における洗剤
出口を開閉する弁体の開閉状態を検出する弁開閉検出手
段とのうちの少なくとも2つの検出手段を備え、前記制
御手段は、少なくとも前記2つの検出手段の検出結果に
基づいて前記洗剤投入装置の状況を判定することを特徴
とする。
めに、請求項1の発明は、洗濯槽へ給水する給水手段
と、洗剤貯留部に貯留した洗剤を前記洗濯槽へ自動的に
投入する洗剤投入装置を備え、この洗剤投入装置の洗剤
投入動作を制御手段により制御する構成とした洗濯機に
おいて、前記洗濯槽における洗濯液の透過度を検出する
透過度検出手段と、前記洗剤投入装置の洗剤投入動作時
に駆動される洗剤投入用モータに流れる電流を検出する
モータ電流検出手段と、前記洗剤投入装置における洗剤
出口を開閉する弁体の開閉状態を検出する弁開閉検出手
段とのうちの少なくとも2つの検出手段を備え、前記制
御手段は、少なくとも前記2つの検出手段の検出結果に
基づいて前記洗剤投入装置の状況を判定することを特徴
とする。
【0006】このものによれば、制御手段は、透過度検
出手段と、モータ電流検出手段と、弁開閉検出手段のう
ちの少なくとも2つの検出手段の検出結果に基づいて洗
剤投入装置の状況を判定する。この場合、一つの検出手
段のみの検出結果に基づいて判定する場合よりも、洗剤
投入装置の状況を一層正確に判定することができる。
出手段と、モータ電流検出手段と、弁開閉検出手段のう
ちの少なくとも2つの検出手段の検出結果に基づいて洗
剤投入装置の状況を判定する。この場合、一つの検出手
段のみの検出結果に基づいて判定する場合よりも、洗剤
投入装置の状況を一層正確に判定することができる。
【0007】請求項2の発明は、制御手段は、モータ電
流検出手段が設定値よりも大きな電流値を検出し、か
つ、透過度検出手段が設定値よりも高い透過度を検出し
た場合には、洗剤貯留部において洗剤の固まり状態が発
生していると判定してこれを報知することを特徴とす
る。これによれば、その報知により、使用者は洗剤貯留
部において洗剤の固まり状態が発生したことを知ること
ができる。
流検出手段が設定値よりも大きな電流値を検出し、か
つ、透過度検出手段が設定値よりも高い透過度を検出し
た場合には、洗剤貯留部において洗剤の固まり状態が発
生していると判定してこれを報知することを特徴とす
る。これによれば、その報知により、使用者は洗剤貯留
部において洗剤の固まり状態が発生したことを知ること
ができる。
【0008】請求項3の発明は、制御手段は、モータ電
流検出手段が設定値よりも小さな電流値を検出し、か
つ、透過度検出手段が設定値よりも高い透過度を検出し
た場合には、洗剤貯留部における洗剤の貯留量が少なく
なったと判定してこれを報知することを特徴とする。こ
れによれば、その報知により、使用者は洗剤貯留部にお
ける洗剤の貯留量が少なくなったことを知ることができ
る。
流検出手段が設定値よりも小さな電流値を検出し、か
つ、透過度検出手段が設定値よりも高い透過度を検出し
た場合には、洗剤貯留部における洗剤の貯留量が少なく
なったと判定してこれを報知することを特徴とする。こ
れによれば、その報知により、使用者は洗剤貯留部にお
ける洗剤の貯留量が少なくなったことを知ることができ
る。
【0009】請求項4の発明は、制御手段は、洗剤投入
動作時に弁開閉検出手段が弁体の開放状態を検出し、か
つ、洗剤投入用モータを駆動させたにもかかわらず、透
過度検出手段が設定値よりも高い透過度を検出した場合
には、洗剤貯留部における洗剤の貯留量が少ないか、若
しくは洗剤貯留部において洗剤の固まり状態が発生して
いると判定してこれを報知することを特徴とする。これ
によれば、その報知により、使用者は、洗剤貯留部にお
ける洗剤の貯留量が少なくなったか、若しくは洗剤貯留
部において洗剤の固まり状態が発生しているかを知るこ
とができる。
動作時に弁開閉検出手段が弁体の開放状態を検出し、か
つ、洗剤投入用モータを駆動させたにもかかわらず、透
過度検出手段が設定値よりも高い透過度を検出した場合
には、洗剤貯留部における洗剤の貯留量が少ないか、若
しくは洗剤貯留部において洗剤の固まり状態が発生して
いると判定してこれを報知することを特徴とする。これ
によれば、その報知により、使用者は、洗剤貯留部にお
ける洗剤の貯留量が少なくなったか、若しくは洗剤貯留
部において洗剤の固まり状態が発生しているかを知るこ
とができる。
【0010】請求項5の発明は、制御手段は、洗剤投入
動作時に弁開閉検出手段が弁体の開放状態を検出すると
共に、洗剤投入用モータを駆動させてモータ電流検出手
段が設定値よりも小さな電流値を検出した状態で、透過
度検出手段が設定値よりも高い透過度を検出した場合に
は、洗剤貯留部における洗剤の貯留量が少なくなったと
判定してこれを報知することを特徴とする。これによれ
ば、その報知により、使用者は洗剤貯留部における洗剤
の貯留量が少なくなったことを知ることができる。
動作時に弁開閉検出手段が弁体の開放状態を検出すると
共に、洗剤投入用モータを駆動させてモータ電流検出手
段が設定値よりも小さな電流値を検出した状態で、透過
度検出手段が設定値よりも高い透過度を検出した場合に
は、洗剤貯留部における洗剤の貯留量が少なくなったと
判定してこれを報知することを特徴とする。これによれ
ば、その報知により、使用者は洗剤貯留部における洗剤
の貯留量が少なくなったことを知ることができる。
【0011】請求項6の発明は、制御手段は、弁体を開
放させる弁用モータを開放動作させたにもかかわらず、
弁開閉検出手段が前記弁体の開放状態を検出しない場合
には、弁体部分に異常が発生したと判定してこれを報知
することを特徴とする。これによれば、その報知によ
り、使用者は弁体部分に何か異常が発生したことを知る
ことができる。
放させる弁用モータを開放動作させたにもかかわらず、
弁開閉検出手段が前記弁体の開放状態を検出しない場合
には、弁体部分に異常が発生したと判定してこれを報知
することを特徴とする。これによれば、その報知によ
り、使用者は弁体部分に何か異常が発生したことを知る
ことができる。
【0012】請求項7の発明は、制御手段は、弁体を開
放させる弁用モータを開放動作させていないにもかかわ
らず、弁開閉検出手段が前記弁体の開放状態を検出した
場合には、弁体部分に異常が発生したと判定してこれを
報知することを特徴とする。これによれば、その報知に
より、使用者は弁体部分に何か異常が発生したことを知
ることができる。
放させる弁用モータを開放動作させていないにもかかわ
らず、弁開閉検出手段が前記弁体の開放状態を検出した
場合には、弁体部分に異常が発生したと判定してこれを
報知することを特徴とする。これによれば、その報知に
より、使用者は弁体部分に何か異常が発生したことを知
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。まず、図2には、洗剤投入装
置付きの洗濯機の外観が示されている。この図2におい
て、洗濯機の外箱1の上部には、トップカバー2が装着
されている。外箱1の内部には、図示しない弾性吊持機
構を介して水槽3が配設され、この水槽3の内部に、洗
濯物を収容する洗濯槽4が配設されている。洗濯槽4は
脱水槽を兼ねるもので、その内底部には、図示しない撹
拌体が配設されている。水槽3の外底部には図示しない
洗濯機モータが配設されていて、この洗濯機モータによ
り上記撹拌体を正逆回転させることによって洗濯物の洗
濯を行い、撹拌体及び洗濯槽4を高速回転させることに
よって脱水を行うようになっている。
図面を参照して説明する。まず、図2には、洗剤投入装
置付きの洗濯機の外観が示されている。この図2におい
て、洗濯機の外箱1の上部には、トップカバー2が装着
されている。外箱1の内部には、図示しない弾性吊持機
構を介して水槽3が配設され、この水槽3の内部に、洗
濯物を収容する洗濯槽4が配設されている。洗濯槽4は
脱水槽を兼ねるもので、その内底部には、図示しない撹
拌体が配設されている。水槽3の外底部には図示しない
洗濯機モータが配設されていて、この洗濯機モータによ
り上記撹拌体を正逆回転させることによって洗濯物の洗
濯を行い、撹拌体及び洗濯槽4を高速回転させることに
よって脱水を行うようになっている。
【0014】上記水槽3の底部の排水口5部分には、排
水弁6の上流側に位置させて、透過度検出手段を構成す
る透過度センサ7が設けられている。この透過度センサ
7は、図1に示すように、発光素子7aと受光素子7b
とを対向状態に有していて、水槽3内の洗濯液、ひいて
は洗濯槽4内の洗濯液の透過度を検出するものである。
排水口5には、排水ホース8が接続されている。
水弁6の上流側に位置させて、透過度検出手段を構成す
る透過度センサ7が設けられている。この透過度センサ
7は、図1に示すように、発光素子7aと受光素子7b
とを対向状態に有していて、水槽3内の洗濯液、ひいて
は洗濯槽4内の洗濯液の透過度を検出するものである。
排水口5には、排水ホース8が接続されている。
【0015】上記トップカバー2のほぼ中央部には、洗
濯槽4内に臨む洗濯物出入口9が形成されていると共
に、その洗濯物出入口9を開閉する、例えば二つ折りタ
イプの蓋10が設けられている。トップカバー2の前部
には、洗濯機の運転に係る操作をするための操作パネル
11が設けられ、後部には、バックカバー12が設けら
れている。操作パネル11には、各種のスイッチ11a
及び表示部11bが設けられている。また、外箱1の背
面部には、上部に図示しない衣類乾燥機を設置すること
が可能なスタンド13の両脚部13aが取り付けられて
いる。
濯槽4内に臨む洗濯物出入口9が形成されていると共
に、その洗濯物出入口9を開閉する、例えば二つ折りタ
イプの蓋10が設けられている。トップカバー2の前部
には、洗濯機の運転に係る操作をするための操作パネル
11が設けられ、後部には、バックカバー12が設けら
れている。操作パネル11には、各種のスイッチ11a
及び表示部11bが設けられている。また、外箱1の背
面部には、上部に図示しない衣類乾燥機を設置すること
が可能なスタンド13の両脚部13aが取り付けられて
いる。
【0016】そして、上記バックカバー12に、洗剤投
入装置15が設置されている。この洗剤投入装置15
は、詳細には図3に示すように、ケース16の内部に、
複数回分の粉洗剤が入る容積を持つ洗剤貯留部を構成す
るホッパ17を有するもので、このホッパ17の内下部
には、多数の突起を有する洗剤撹拌体18が横軸回転可
能に軸支して設けられており、さらにその下方のホッパ
17内最下部には洗剤送出体19が設けられている。
入装置15が設置されている。この洗剤投入装置15
は、詳細には図3に示すように、ケース16の内部に、
複数回分の粉洗剤が入る容積を持つ洗剤貯留部を構成す
るホッパ17を有するもので、このホッパ17の内下部
には、多数の突起を有する洗剤撹拌体18が横軸回転可
能に軸支して設けられており、さらにその下方のホッパ
17内最下部には洗剤送出体19が設けられている。
【0017】洗剤送出体19はコイル、特には図中左側
の基端部から中間部まで漸次径大となって、中間部から
図中右側の先端部までストレートに径大なコイルから成
っており、これの中間部に洗剤撹拌体18の突起の一つ
を係合させている。従って、洗剤送出体19が回転され
れば、それに伴って洗剤撹拌体18も、洗剤送出体19
と係合する突起を順次送り変えて回転されるようになっ
ている。
の基端部から中間部まで漸次径大となって、中間部から
図中右側の先端部までストレートに径大なコイルから成
っており、これの中間部に洗剤撹拌体18の突起の一つ
を係合させている。従って、洗剤送出体19が回転され
れば、それに伴って洗剤撹拌体18も、洗剤送出体19
と係合する突起を順次送り変えて回転されるようになっ
ている。
【0018】ホッパ17の最下部の右側端部には洗剤出
口20が形成されており、これの内部に上記洗剤送出体
19の先端部を位置させている。洗剤出口20は、これ
を開閉する弁体である洗剤投入弁21により常時は閉鎖
されている。また、ホッパ17の最下部の左側端部には
軸受部22が設けられており、これの内部に、上記洗剤
送出体19の基端部に一体化した軸23を位置させ、こ
の軸23の洗剤送出体19側とは反対の左側部には従動
ギヤ24が取り付けられている。
口20が形成されており、これの内部に上記洗剤送出体
19の先端部を位置させている。洗剤出口20は、これ
を開閉する弁体である洗剤投入弁21により常時は閉鎖
されている。また、ホッパ17の最下部の左側端部には
軸受部22が設けられており、これの内部に、上記洗剤
送出体19の基端部に一体化した軸23を位置させ、こ
の軸23の洗剤送出体19側とは反対の左側部には従動
ギヤ24が取り付けられている。
【0019】この従動ギヤ24には、図4にも示すよう
に、ギヤードモータからなる洗剤投入用モータ25によ
り回転される駆動ギヤ26が歯合している。従って、洗
剤投入用モータ25により駆動ギヤ26が回転される
と、その回転が従動ギヤ24及び軸23を介して上記洗
剤送出体19に伝達されて回転し、その洗剤送出体19
の回転に伴い、ホッパ17内の洗剤が洗剤出口20側へ
送り出されるようになっている。
に、ギヤードモータからなる洗剤投入用モータ25によ
り回転される駆動ギヤ26が歯合している。従って、洗
剤投入用モータ25により駆動ギヤ26が回転される
と、その回転が従動ギヤ24及び軸23を介して上記洗
剤送出体19に伝達されて回転し、その洗剤送出体19
の回転に伴い、ホッパ17内の洗剤が洗剤出口20側へ
送り出されるようになっている。
【0020】上記洗剤投入弁21は、図4及び図5に示
すように、軸27により回動可能に支持されていて、図
示しないばねにより洗剤出口20を閉鎖する方向に付勢
されている。この洗剤投入弁21を開放動作させるため
の弁用モータ28は、ギヤードモータからなり、上記ホ
ッパ17の下部後方に位置させてトップカバー2に配設
されている。この弁用モータ28は、図6にも示すよう
に、ワイヤ29及び回動体30を介して上記洗剤投入弁
21を開放動作させるようになっている。
すように、軸27により回動可能に支持されていて、図
示しないばねにより洗剤出口20を閉鎖する方向に付勢
されている。この洗剤投入弁21を開放動作させるため
の弁用モータ28は、ギヤードモータからなり、上記ホ
ッパ17の下部後方に位置させてトップカバー2に配設
されている。この弁用モータ28は、図6にも示すよう
に、ワイヤ29及び回動体30を介して上記洗剤投入弁
21を開放動作させるようになっている。
【0021】回動体30は、図7に示すように、対向す
る2本のレバー31,32の一端部を軸33により連結
して構成されていて、その軸33を介してトップカバー
2に回動可能に取り付けられている。2本のレバー3
1,32のうちの一方のレバー31の端部に、上記ワイ
ヤ29の一端部が引掛けられている。従って、図5,
6,7において、弁用モータ28によりワイヤ29が矢
印A1方向に巻き取られると、回動体30の2本のレバ
ー31,32が軸33を中心に矢印A2方向へ回動さ
れ、これに伴いレバー32の先端部により洗剤投入弁2
1の端部が左方向へ押圧され、洗剤投入弁21が軸27
を中心に矢印A3方向へ回動されて洗剤出口20が開放
されるようになる。
る2本のレバー31,32の一端部を軸33により連結
して構成されていて、その軸33を介してトップカバー
2に回動可能に取り付けられている。2本のレバー3
1,32のうちの一方のレバー31の端部に、上記ワイ
ヤ29の一端部が引掛けられている。従って、図5,
6,7において、弁用モータ28によりワイヤ29が矢
印A1方向に巻き取られると、回動体30の2本のレバ
ー31,32が軸33を中心に矢印A2方向へ回動さ
れ、これに伴いレバー32の先端部により洗剤投入弁2
1の端部が左方向へ押圧され、洗剤投入弁21が軸27
を中心に矢印A3方向へ回動されて洗剤出口20が開放
されるようになる。
【0022】上記弁用モータ28の内部には、図8及び
図9に示すように、ワイヤ29の他端部が連結されたカ
ム34と、電磁ソレノイド35と、軸36aを支点に回
動可能なレバー36と、上記洗剤投入弁21の開閉状態
を検出する弁開閉検出手段を構成するラッチスイッチ3
7などが配設されている。カム34は、外周部にV字状
の溝部34aを有していて、ねじりコイルばね38によ
り、図8に示す位置に保持されている。ラッチスイッチ
37は、固定接点37aと、V字部39を有する可動接
点37bとを有している。図8に示す状態では、可動接
点37bのV字部39がカム34の外周部に当接して可
動接点37bが固定接点37aと接触し、ラッチスイッ
チ37はオン状態を呈している。
図9に示すように、ワイヤ29の他端部が連結されたカ
ム34と、電磁ソレノイド35と、軸36aを支点に回
動可能なレバー36と、上記洗剤投入弁21の開閉状態
を検出する弁開閉検出手段を構成するラッチスイッチ3
7などが配設されている。カム34は、外周部にV字状
の溝部34aを有していて、ねじりコイルばね38によ
り、図8に示す位置に保持されている。ラッチスイッチ
37は、固定接点37aと、V字部39を有する可動接
点37bとを有している。図8に示す状態では、可動接
点37bのV字部39がカム34の外周部に当接して可
動接点37bが固定接点37aと接触し、ラッチスイッ
チ37はオン状態を呈している。
【0023】上記電磁ソレノイド35の断電状態では、
カム34と、弁用モータ28の駆動軸28bとは離間し
ていて、電磁ソレノイド35が通電状態になると、図9
に示すように上記レバー36の一端部が電磁ソレノイド
35により吸引されて回動し、このレバー36により駆
動軸28bがカム34と噛み合うようになり、その駆動
軸28bの回転によりカム34が回転され、このカム3
4にワイヤ29が巻き取られるようになっている。ま
た、カム34の回転に伴い、図10に示すように、溝部
34aがラッチスイッチ37のV字部39に対応するよ
うになると、そのV字部39が溝部34aに嵌まり込ん
で可動接点37bが固定接点37aから離間し、ラッチ
スイッチ37はオフ状態となる。
カム34と、弁用モータ28の駆動軸28bとは離間し
ていて、電磁ソレノイド35が通電状態になると、図9
に示すように上記レバー36の一端部が電磁ソレノイド
35により吸引されて回動し、このレバー36により駆
動軸28bがカム34と噛み合うようになり、その駆動
軸28bの回転によりカム34が回転され、このカム3
4にワイヤ29が巻き取られるようになっている。ま
た、カム34の回転に伴い、図10に示すように、溝部
34aがラッチスイッチ37のV字部39に対応するよ
うになると、そのV字部39が溝部34aに嵌まり込ん
で可動接点37bが固定接点37aから離間し、ラッチ
スイッチ37はオフ状態となる。
【0024】上記バックカバー12の下部には、図3及
び図4に示すように、洗濯槽4内へ給水するための給水
手段としての、給水ポンプ40、給水弁41、及び注水
ケース42が配設されている。
び図4に示すように、洗濯槽4内へ給水するための給水
手段としての、給水ポンプ40、給水弁41、及び注水
ケース42が配設されている。
【0025】給水ポンプ40は、ポンプケース43の内
部に、モータ44と、これにより回転駆動される羽根車
45とを設けて成るもので、その羽根車45の回転によ
り吸水する吸水口46と、その吸水した水を吐出する吐
水口47とを有し、そのうちの吸水口46を、前記バッ
クカバー12から上方に露出させている。
部に、モータ44と、これにより回転駆動される羽根車
45とを設けて成るもので、その羽根車45の回転によ
り吸水する吸水口46と、その吸水した水を吐出する吐
水口47とを有し、そのうちの吸水口46を、前記バッ
クカバー12から上方に露出させている。
【0026】給水弁41は、上部に1つの入水口48を
有し、前部に第1及び第2の2つの出水口49,50を
有するもので、その入水口48から第1の出水口49へ
の流路の開放、並びに入水口48から第2の出水口50
への流路の開放を、ソレノイドやモータ等の駆動源の駆
動力により切換える三方弁から成っており、入水口48
を前記バックカバー12から上方に露出させている。
有し、前部に第1及び第2の2つの出水口49,50を
有するもので、その入水口48から第1の出水口49へ
の流路の開放、並びに入水口48から第2の出水口50
への流路の開放を、ソレノイドやモータ等の駆動源の駆
動力により切換える三方弁から成っており、入水口48
を前記バックカバー12から上方に露出させている。
【0027】注水ケース42は、上記給水ポンプ40及
び給水弁41により供給される水を前記洗濯槽4内に注
入するもので、図1にはその一部のみ示しているが、給
水ポンプ40の吐水口47が通じる水路と、給水弁41
の第1の出水口49が通じる水路、及び第2の出水口5
0が通じる水路を有し、そのうちの給水弁41の第1の
出水口49が通じた水路を流れる水を図2に矢印Bで示
している。
び給水弁41により供給される水を前記洗濯槽4内に注
入するもので、図1にはその一部のみ示しているが、給
水ポンプ40の吐水口47が通じる水路と、給水弁41
の第1の出水口49が通じる水路、及び第2の出水口5
0が通じる水路を有し、そのうちの給水弁41の第1の
出水口49が通じた水路を流れる水を図2に矢印Bで示
している。
【0028】また、バックカバー12の凹陥部51の底
部と注水ケース42には、前記洗剤投入装置15の洗剤
出口20の下方に位置する洗剤通口52,53を形成し
ており、これらの下方に、上記給水弁41の第1の出水
口49が通じた水路を通る水が流れるようになってい
る。
部と注水ケース42には、前記洗剤投入装置15の洗剤
出口20の下方に位置する洗剤通口52,53を形成し
ており、これらの下方に、上記給水弁41の第1の出水
口49が通じた水路を通る水が流れるようになってい
る。
【0029】なお、このほか、給水ポンプ40の吐水口
47が通じた水路と、給水弁41の第2の出水口50が
通じた水路も、出口は給水弁41の第1の出水口49が
通じた水路と同じで、洗濯槽4内に臨んでいる。
47が通じた水路と、給水弁41の第2の出水口50が
通じた水路も、出口は給水弁41の第1の出水口49が
通じた水路と同じで、洗濯槽4内に臨んでいる。
【0030】また、それらの水路の共通した出口部に
は、引出し54を前後に出し入れ可能に装着しており、
この引出し54には、特に給水弁41の第2の出水口5
0が通じた水路に対して、洗濯補助剤例えば柔軟仕上剤
を貯留する貯留部を有し、その貯留された柔軟仕上剤が
その水路を流れる水によって例えばサイフォン方式によ
り注出されるようになっている。そして、洗剤投入装置
15には、ホッパ17の上面の開口部を開閉する蓋55
が設けられている。
は、引出し54を前後に出し入れ可能に装着しており、
この引出し54には、特に給水弁41の第2の出水口5
0が通じた水路に対して、洗濯補助剤例えば柔軟仕上剤
を貯留する貯留部を有し、その貯留された柔軟仕上剤が
その水路を流れる水によって例えばサイフォン方式によ
り注出されるようになっている。そして、洗剤投入装置
15には、ホッパ17の上面の開口部を開閉する蓋55
が設けられている。
【0031】一方、図1には、本発明の要旨に関係する
部分の電気的構成が示されている。この図1において、
制御手段を構成する制御装置60は、洗濯機の作動全般
を制御するもので、マイクロコンピュータを含んで構成
されていて、上記操作パネル11の裏側に配設されてい
る。上記透過度センサ7の発光素子7aは発光ダイオー
ド、受光素子7bはフォトトランジスタにより構成され
ていて、発光素子7aのアノード端子及び受光素子7b
のコレクタ端子は、それぞれ直流電源に接続されてい
る。発光素子7aは制御装置60により制御される。ま
た、制御装置60は、受光素子7aの受光状態に応じた
信号が入力され、その信号に基づき透過度を判定する。
部分の電気的構成が示されている。この図1において、
制御手段を構成する制御装置60は、洗濯機の作動全般
を制御するもので、マイクロコンピュータを含んで構成
されていて、上記操作パネル11の裏側に配設されてい
る。上記透過度センサ7の発光素子7aは発光ダイオー
ド、受光素子7bはフォトトランジスタにより構成され
ていて、発光素子7aのアノード端子及び受光素子7b
のコレクタ端子は、それぞれ直流電源に接続されてい
る。発光素子7aは制御装置60により制御される。ま
た、制御装置60は、受光素子7aの受光状態に応じた
信号が入力され、その信号に基づき透過度を判定する。
【0032】洗剤投入用モータ25のモータコイル25
aの一端部は、交流電源61の一方の母線61aに接続
され、他端部は、トライアック62、及びモータ電流検
出手段を構成する電流検出回路63を介して交流電源6
1の他方の母線61bに接続されている。モータコイル
25aとトライアック62との共通接続点と、トライア
ック62のゲート端子との間に、フォトトライアック6
4が接続されている。フォトトライアック64とフォト
カプラ65を構成する発光ダイオード66は、アノード
端子が直流電源に接続され、カソード端子が抵抗67を
介してトランジスタ68のコレクタ端子に接続されてい
る。トランジスタ68のベース端子は上記制御装置60
に接続されていて、トランジスタ68は制御装置60に
より制御されるようになっている。
aの一端部は、交流電源61の一方の母線61aに接続
され、他端部は、トライアック62、及びモータ電流検
出手段を構成する電流検出回路63を介して交流電源6
1の他方の母線61bに接続されている。モータコイル
25aとトライアック62との共通接続点と、トライア
ック62のゲート端子との間に、フォトトライアック6
4が接続されている。フォトトライアック64とフォト
カプラ65を構成する発光ダイオード66は、アノード
端子が直流電源に接続され、カソード端子が抵抗67を
介してトランジスタ68のコレクタ端子に接続されてい
る。トランジスタ68のベース端子は上記制御装置60
に接続されていて、トランジスタ68は制御装置60に
より制御されるようになっている。
【0033】この場合、制御装置60によりトランジス
タ68がオンされると、発光ダイオード66が発光して
フォトトライアック64がオンし、これに伴いトライア
ック62がオンして洗剤投入用モータ25が駆動される
ようになっている。また、このとき、洗剤投入用モータ
25に流れる電流を電流検出回路63により検出し、そ
の検出信号が制御装置60に出力される。
タ68がオンされると、発光ダイオード66が発光して
フォトトライアック64がオンし、これに伴いトライア
ック62がオンして洗剤投入用モータ25が駆動される
ようになっている。また、このとき、洗剤投入用モータ
25に流れる電流を電流検出回路63により検出し、そ
の検出信号が制御装置60に出力される。
【0034】弁用モータ28のモータコイル28aの一
端部は、ラッチスイッチ37を介して交流電源61の一
方の母線61aに接続され、他端部は、トライアック6
9を介して交流電源61の他方の母線61bに接続され
ている。モータコイル28aとラッチスイッチ37の直
列回路に、図示極性のダイオード70と、上記電磁ソレ
ノイド35のソレノイドコイル35aとの直列回路が並
列に接続されている。ソレノイドコイル35aと並列に
コンデンサ71が接続されている。トライアック69の
一端とゲート端子との間に、フォトトライアック72が
接続されている。フォトトライアック72とフォトカプ
ラ73を構成する発光ダイオード74は、アノード端子
が直流電源に接続され、カソード端子が抵抗75を介し
てトランジスタ76のコレクタ端子に接続されている。
トランジスタ76のベース端子は上記制御装置60に接
続されていて、トランジスタ76は、制御装置60によ
り制御されるようになっている。
端部は、ラッチスイッチ37を介して交流電源61の一
方の母線61aに接続され、他端部は、トライアック6
9を介して交流電源61の他方の母線61bに接続され
ている。モータコイル28aとラッチスイッチ37の直
列回路に、図示極性のダイオード70と、上記電磁ソレ
ノイド35のソレノイドコイル35aとの直列回路が並
列に接続されている。ソレノイドコイル35aと並列に
コンデンサ71が接続されている。トライアック69の
一端とゲート端子との間に、フォトトライアック72が
接続されている。フォトトライアック72とフォトカプ
ラ73を構成する発光ダイオード74は、アノード端子
が直流電源に接続され、カソード端子が抵抗75を介し
てトランジスタ76のコレクタ端子に接続されている。
トランジスタ76のベース端子は上記制御装置60に接
続されていて、トランジスタ76は、制御装置60によ
り制御されるようになっている。
【0035】この場合、制御装置60によりトランジス
タ76がオンされると、発光ダイオード74が発光して
フォトトライアック72がオンし、これに伴いトライア
ック69がオンして弁用モータ28のモータコイル28
aが通電されると共に、電磁ソレノイド35が通電され
るようになっている。
タ76がオンされると、発光ダイオード74が発光して
フォトトライアック72がオンし、これに伴いトライア
ック69がオンして弁用モータ28のモータコイル28
aが通電されると共に、電磁ソレノイド35が通電され
るようになっている。
【0036】上記ラッチスイッチ37と、弁用モータ2
8のモータコイル28aの一端部との間には、図示極性
のダイオード77のカソード端子が接続され、ダイオー
ド77のアノード端子と直流電源との間に、抵抗78と
抵抗79の直列回路が接続されている。抵抗79と並列
にコンデンサ80が接続され、抵抗79とコンデンサ8
0の共通接続点が制御装置60の端子81に接続されて
いる。
8のモータコイル28aの一端部との間には、図示極性
のダイオード77のカソード端子が接続され、ダイオー
ド77のアノード端子と直流電源との間に、抵抗78と
抵抗79の直列回路が接続されている。抵抗79と並列
にコンデンサ80が接続され、抵抗79とコンデンサ8
0の共通接続点が制御装置60の端子81に接続されて
いる。
【0037】ここで、ラッチスイッチ37がオンした状
態では、上記洗剤投入弁21は閉鎖状態であり、この状
態では、制御装置60の端子81には、直流電源の電圧
が抵抗78と79とで分圧された電圧信号が入力されて
いて、5Vより低いローの信号が入力されている。そし
て、上記カム34の回転により洗剤投入弁21が開放さ
れると、ラッチスイッチ37のV字部39がカム34の
溝部34aに嵌まり込んで可動接点37bが固定接点3
7aから離間し、ラッチスイッチ37はオフ状態とな
る。すると、制御装置60の入力端子81には、直流電
源の電圧である5Vの電圧信号が入力されることにな
り、信号としてはハイの信号が入力される。従って、制
御装置60は、その端子81の電圧信号に基づき、ラッ
チスイッチ37の状態、ひいては洗剤投入弁21の状態
を検出することができる。
態では、上記洗剤投入弁21は閉鎖状態であり、この状
態では、制御装置60の端子81には、直流電源の電圧
が抵抗78と79とで分圧された電圧信号が入力されて
いて、5Vより低いローの信号が入力されている。そし
て、上記カム34の回転により洗剤投入弁21が開放さ
れると、ラッチスイッチ37のV字部39がカム34の
溝部34aに嵌まり込んで可動接点37bが固定接点3
7aから離間し、ラッチスイッチ37はオフ状態とな
る。すると、制御装置60の入力端子81には、直流電
源の電圧である5Vの電圧信号が入力されることにな
り、信号としてはハイの信号が入力される。従って、制
御装置60は、その端子81の電圧信号に基づき、ラッ
チスイッチ37の状態、ひいては洗剤投入弁21の状態
を検出することができる。
【0038】次に、上記構成の作用を、図11及び図1
2の制御装置60の制御内容を示すフローチャートに従
って説明する。まず、洗濯機の使用に先立ち、給水弁4
1の入水口48と、図示しない水道の蛇口とを、給水ホ
ース(これも図示せず)で接続する。また、風呂の残り
湯(風呂水)で洗濯をする場合には、給水ポンプ40の
吸水口46に図示しない吸水ホースの一端部を接続し、
この吸水ホースの他端部を図示しない浴槽の風呂水中に
浸漬させる。さらに、洗剤投入装置15のホッパ17内
には、洗濯複数回分の洗剤(粉末)を入れ、蓋55を閉
じる。
2の制御装置60の制御内容を示すフローチャートに従
って説明する。まず、洗濯機の使用に先立ち、給水弁4
1の入水口48と、図示しない水道の蛇口とを、給水ホ
ース(これも図示せず)で接続する。また、風呂の残り
湯(風呂水)で洗濯をする場合には、給水ポンプ40の
吸水口46に図示しない吸水ホースの一端部を接続し、
この吸水ホースの他端部を図示しない浴槽の風呂水中に
浸漬させる。さらに、洗剤投入装置15のホッパ17内
には、洗濯複数回分の洗剤(粉末)を入れ、蓋55を閉
じる。
【0039】こうした状態で、洗濯槽4内に図示しない
洗濯物を入れ、蓋10を閉じて、洗濯機の運転を開始さ
せる。なおこの場合は、洗濯槽4への給水を、水道水を
給水弁41を介して行う、標準コースが選択されたとす
る。制御装置60は、最初に、フラグF1及びF2を0
とする(ステップS1)。次に、洗濯槽4内の撹拌体を
回転させ、このときの撹拌体駆動モータの回転数を図示
しない回転センサにより検知する等の方法により洗濯物
量の測定を行い(ステップS2)、その測定結果から、
洗剤の投入量を設定すると共に、必要水位を設定する
(ステップS3)。
洗濯物を入れ、蓋10を閉じて、洗濯機の運転を開始さ
せる。なおこの場合は、洗濯槽4への給水を、水道水を
給水弁41を介して行う、標準コースが選択されたとす
る。制御装置60は、最初に、フラグF1及びF2を0
とする(ステップS1)。次に、洗濯槽4内の撹拌体を
回転させ、このときの撹拌体駆動モータの回転数を図示
しない回転センサにより検知する等の方法により洗濯物
量の測定を行い(ステップS2)、その測定結果から、
洗剤の投入量を設定すると共に、必要水位を設定する
(ステップS3)。
【0040】次に、端子81の電圧信号により、洗剤投
入弁21が閉鎖しているか否かを判定する(ステップS
4)。このとき、ラッチスイッチ37がオン状態であれ
ば、端子81の電圧信号はローで、洗剤投入弁21が閉
鎖していると判定するが、端子81の電圧信号がハイで
あれば、ラッチスイッチ37がオフ状態で、洗剤投入弁
21が開放していると判定する。ここで、洗剤投入弁2
1が閉鎖していると判定した場合には、「YES」に従
ってステップS5へ移行し、給水弁41の入水口48か
ら第1の出水口49への流路を開放させる。これによ
り、その第1の出水口49が通じた注水ケース42の水
路を経て洗濯槽4内への給水が開始される。また、洗剤
投入弁21が開放していると判定された場合には、「N
O」に従ってステップS6へ移行し、ここで、洗剤投入
弁21部分に異常があるとして、操作パネル11の表示
部11bに異常報知の表示を行う。この場合の表示は、
洗剤投入弁21部分を点検すべき指示を行う。この後、
ステップS5へ移行する。
入弁21が閉鎖しているか否かを判定する(ステップS
4)。このとき、ラッチスイッチ37がオン状態であれ
ば、端子81の電圧信号はローで、洗剤投入弁21が閉
鎖していると判定するが、端子81の電圧信号がハイで
あれば、ラッチスイッチ37がオフ状態で、洗剤投入弁
21が開放していると判定する。ここで、洗剤投入弁2
1が閉鎖していると判定した場合には、「YES」に従
ってステップS5へ移行し、給水弁41の入水口48か
ら第1の出水口49への流路を開放させる。これによ
り、その第1の出水口49が通じた注水ケース42の水
路を経て洗濯槽4内への給水が開始される。また、洗剤
投入弁21が開放していると判定された場合には、「N
O」に従ってステップS6へ移行し、ここで、洗剤投入
弁21部分に異常があるとして、操作パネル11の表示
部11bに異常報知の表示を行う。この場合の表示は、
洗剤投入弁21部分を点検すべき指示を行う。この後、
ステップS5へ移行する。
【0041】次に、洗剤投入弁21を開放動作させる
(ステップS7)。この洗剤投入弁21を開放動作させ
るには、トランジスタ76をオンさせる。すると、発光
ダイオード74が発光してフォトトライアック72がオ
ンし、これに伴いトライアック69がオンして弁用モー
タ28のモータコイル28aが通電されると共に、電磁
ソレノイド35のソレノイドコイル35aが通電され
る。このうち、モータコイル28aが通電されることに
伴い駆動軸28bが回転され、また、ソレノイドコイル
35aが通電されることに伴い、レバー36を介して駆
動軸28bがカム34と連結され、カム34が回転され
る。このカム34の回転によりワイヤ29が巻き取ら
れ、回動体30を介して洗剤投入弁21が開放方向へ回
動される。
(ステップS7)。この洗剤投入弁21を開放動作させ
るには、トランジスタ76をオンさせる。すると、発光
ダイオード74が発光してフォトトライアック72がオ
ンし、これに伴いトライアック69がオンして弁用モー
タ28のモータコイル28aが通電されると共に、電磁
ソレノイド35のソレノイドコイル35aが通電され
る。このうち、モータコイル28aが通電されることに
伴い駆動軸28bが回転され、また、ソレノイドコイル
35aが通電されることに伴い、レバー36を介して駆
動軸28bがカム34と連結され、カム34が回転され
る。このカム34の回転によりワイヤ29が巻き取ら
れ、回動体30を介して洗剤投入弁21が開放方向へ回
動される。
【0042】上記カム34の回転に伴い、溝部34aが
ラッチスイッチ37のV字部39に対応するようになる
と、そのV字部39が溝部34aに嵌まり込んで可動接
点37bが固定接点37aから離間し、ラッチスイッチ
37はオフ状態となる。ラッチスイッチ37がオフ状態
となると、モータコイル28aが断電されて、カム34
の回転が停止されるが、ソレノイドコイル35aは通電
されたままで、駆動軸28bとカム34とは連結されて
いるため、カム34は逆転せず、洗剤投入弁21が開放
位置に保持される。また、ラッチスイッチ37がオフ状
態となると、端子81の電圧信号がハイとなる。
ラッチスイッチ37のV字部39に対応するようになる
と、そのV字部39が溝部34aに嵌まり込んで可動接
点37bが固定接点37aから離間し、ラッチスイッチ
37はオフ状態となる。ラッチスイッチ37がオフ状態
となると、モータコイル28aが断電されて、カム34
の回転が停止されるが、ソレノイドコイル35aは通電
されたままで、駆動軸28bとカム34とは連結されて
いるため、カム34は逆転せず、洗剤投入弁21が開放
位置に保持される。また、ラッチスイッチ37がオフ状
態となると、端子81の電圧信号がハイとなる。
【0043】次に、洗剤投入弁21が開放したか否かを
判定する(ステップS8)。このとき、端子81の電圧
信号がハイであれば洗剤投入弁21が開放したと判定
し、端子81の電圧信号がローであれば洗剤投入弁21
が開放していないと判定する。洗剤投入弁21が開放し
たと判定した場合には、「YES」に従ってステップS
9へ移行し、ここで、フラグF1を1とする。洗剤投入
弁21が開放していないと判定した場合には、「NO」
に従ってステップS10へ移行し、ここで、洗剤投入弁
21部分に異常があるとして、操作パネル11の表示部
11bに異常報知の表示を行う。この場合の表示も、洗
剤投入弁21部分を点検すべき指示を行う。この後、ス
テップS11へ移行する。
判定する(ステップS8)。このとき、端子81の電圧
信号がハイであれば洗剤投入弁21が開放したと判定
し、端子81の電圧信号がローであれば洗剤投入弁21
が開放していないと判定する。洗剤投入弁21が開放し
たと判定した場合には、「YES」に従ってステップS
9へ移行し、ここで、フラグF1を1とする。洗剤投入
弁21が開放していないと判定した場合には、「NO」
に従ってステップS10へ移行し、ここで、洗剤投入弁
21部分に異常があるとして、操作パネル11の表示部
11bに異常報知の表示を行う。この場合の表示も、洗
剤投入弁21部分を点検すべき指示を行う。この後、ス
テップS11へ移行する。
【0044】ステップS11では、洗剤投入用モータ2
5をオンさせる。洗剤投入用モータ25をオンさせるに
は、トランジスタ68をオンさせる。すると、発光ダイ
オード66が発光してフォトトライアック74がオン
し、これに伴いトライアック62がオンして洗剤投入用
モータ25のモータコイル25aが通電され、これによ
り洗剤投入用モータ25が駆動される。洗剤投入用モー
タ25が駆動されると、駆動ギヤ26、従動ギヤ24及
び軸23を介して洗剤送出体19が回転され、その洗剤
送出体19の回転に伴い、ホッパ17内の洗剤が、開放
状態の洗剤出口20から、図2に矢印Cで示すように自
動的に送り出される。
5をオンさせる。洗剤投入用モータ25をオンさせるに
は、トランジスタ68をオンさせる。すると、発光ダイ
オード66が発光してフォトトライアック74がオン
し、これに伴いトライアック62がオンして洗剤投入用
モータ25のモータコイル25aが通電され、これによ
り洗剤投入用モータ25が駆動される。洗剤投入用モー
タ25が駆動されると、駆動ギヤ26、従動ギヤ24及
び軸23を介して洗剤送出体19が回転され、その洗剤
送出体19の回転に伴い、ホッパ17内の洗剤が、開放
状態の洗剤出口20から、図2に矢印Cで示すように自
動的に送り出される。
【0045】しかして、その送り出された洗剤は、洗剤
出口20の下方に位置した洗剤通口52、53を通って
更にその下方の注水ケース42の水路に落ち、この水路
を前述のように流れる水に溶かされて、その水と共に注
水ケース42の出口から洗濯槽4内に注入される。な
お、このとき、ホッパ17内では洗剤撹拌体18が洗剤
送出体19の回転に伴って回転されることにより、ホッ
パ17内の洗剤をほぐす働きをする。
出口20の下方に位置した洗剤通口52、53を通って
更にその下方の注水ケース42の水路に落ち、この水路
を前述のように流れる水に溶かされて、その水と共に注
水ケース42の出口から洗濯槽4内に注入される。な
お、このとき、ホッパ17内では洗剤撹拌体18が洗剤
送出体19の回転に伴って回転されることにより、ホッ
パ17内の洗剤をほぐす働きをする。
【0046】ここで、この洗剤の投入時における洗剤投
入用モータ25に流れるモータ電流値は、通常は図13
の実線で示すように、駆動初期には約600mAとなる
が、その後は低くなる。ところが、ホッパ17内で洗剤
の固まり状態が発生していると、洗剤送出体19が回転
しにくいため、点線で示すように、モータ電流値はほと
んど下がらない。そこで、洗剤投入用モータ25の駆動
開始から所定時間後、この場合1秒後に、洗剤投入用モ
ータ25に流れるモータ電流値を電流検出回路63によ
り検出する(ステップS12)。そして、その検出した
モータ電流値と、予め設定された設定値、例えば400
mAとを比較し、検出したモータ電流値が設定値よりも
小さいか否かを判定する(ステップS13)。
入用モータ25に流れるモータ電流値は、通常は図13
の実線で示すように、駆動初期には約600mAとなる
が、その後は低くなる。ところが、ホッパ17内で洗剤
の固まり状態が発生していると、洗剤送出体19が回転
しにくいため、点線で示すように、モータ電流値はほと
んど下がらない。そこで、洗剤投入用モータ25の駆動
開始から所定時間後、この場合1秒後に、洗剤投入用モ
ータ25に流れるモータ電流値を電流検出回路63によ
り検出する(ステップS12)。そして、その検出した
モータ電流値と、予め設定された設定値、例えば400
mAとを比較し、検出したモータ電流値が設定値よりも
小さいか否かを判定する(ステップS13)。
【0047】検出したモータ電流値が設定値よりも小さ
いと判定された場合には、洗剤の固まり状態が発生して
いないとして、「YES」に従ってステップS14へ移
行するが、設定値以上と判定された場合には、洗剤の固
まり状態が発生しているとして、「NO」に従ってステ
ップS15に移行し、ここでフラグF2を1とし、この
後ステップS14へ移行する。ステップS14では、先
の洗濯物量の測定結果から設定した洗剤の投入量に応じ
た設定時間t1経過するまで洗剤の投入を継続する。こ
れにより、洗濯物量に応じた量の洗剤が洗濯槽4内に供
給されることになる。
いと判定された場合には、洗剤の固まり状態が発生して
いないとして、「YES」に従ってステップS14へ移
行するが、設定値以上と判定された場合には、洗剤の固
まり状態が発生しているとして、「NO」に従ってステ
ップS15に移行し、ここでフラグF2を1とし、この
後ステップS14へ移行する。ステップS14では、先
の洗濯物量の測定結果から設定した洗剤の投入量に応じ
た設定時間t1経過するまで洗剤の投入を継続する。こ
れにより、洗濯物量に応じた量の洗剤が洗濯槽4内に供
給されることになる。
【0048】設定時間t1が経過したら、洗剤投入用モ
ータ25をオフさせる(ステップS16)。これによ
り、洗剤の投入が停止される。洗剤投入用モータ25を
オフさせるには、トランジスタ68をオフさせる。する
と、発光ダイオード66が消灯し、フォトトライアック
64がオフし、これに伴いトライアック62がオフして
洗剤投入用モータ25がオフされる。
ータ25をオフさせる(ステップS16)。これによ
り、洗剤の投入が停止される。洗剤投入用モータ25を
オフさせるには、トランジスタ68をオフさせる。する
と、発光ダイオード66が消灯し、フォトトライアック
64がオフし、これに伴いトライアック62がオフして
洗剤投入用モータ25がオフされる。
【0049】次いで、洗剤投入弁21を閉鎖動作させる
(ステップS17)。この洗剤投入弁21を閉鎖動作さ
せるには、トランジスタ76をオフさせる。すると、発
光ダイオード74が消灯してフォトトライアック72が
オフし、これに伴いトライアック69がオフしてソレノ
イドコイル35aが断電される。これに伴い、弁用モー
タ28の駆動軸28bとカム34との連結が解除され、
カム34がねじりコイルばね38の付勢力により図8の
状態に戻り、ワイヤ29が引き出されて洗剤投入弁21
が閉鎖位置に回動される。これにより、洗剤出口20が
洗剤投入弁21により閉鎖される。また、カム34の回
転に伴いラッチスイッチ37がオン状態となり、端子8
1の電圧信号がローとなる。
(ステップS17)。この洗剤投入弁21を閉鎖動作さ
せるには、トランジスタ76をオフさせる。すると、発
光ダイオード74が消灯してフォトトライアック72が
オフし、これに伴いトライアック69がオフしてソレノ
イドコイル35aが断電される。これに伴い、弁用モー
タ28の駆動軸28bとカム34との連結が解除され、
カム34がねじりコイルばね38の付勢力により図8の
状態に戻り、ワイヤ29が引き出されて洗剤投入弁21
が閉鎖位置に回動される。これにより、洗剤出口20が
洗剤投入弁21により閉鎖される。また、カム34の回
転に伴いラッチスイッチ37がオン状態となり、端子8
1の電圧信号がローとなる。
【0050】次に、洗剤投入弁21が閉鎖したか否かを
判定する(ステップS18)。このとき、端子81の電
圧信号がローであれば洗剤投入弁21が閉鎖したと判定
し、端子81の電圧信号がハイであれば洗剤投入弁21
が閉鎖していないと判定する。洗剤投入弁21が閉鎖し
たと判定した場合には、「YES」に従ってステップS
19へ移行する。洗剤投入弁21が閉鎖していないと判
定した場合には、「NO」に従ってステップS20へ移
行し、ここで、洗剤投入弁21部分に異常があるとし
て、操作パネル11の表示部11bに異常報知の表示を
行う。この場合の表示も、洗剤投入弁21部分を点検す
べき指示を行う。この後、ステップS19へ移行する。
判定する(ステップS18)。このとき、端子81の電
圧信号がローであれば洗剤投入弁21が閉鎖したと判定
し、端子81の電圧信号がハイであれば洗剤投入弁21
が閉鎖していないと判定する。洗剤投入弁21が閉鎖し
たと判定した場合には、「YES」に従ってステップS
19へ移行する。洗剤投入弁21が閉鎖していないと判
定した場合には、「NO」に従ってステップS20へ移
行し、ここで、洗剤投入弁21部分に異常があるとし
て、操作パネル11の表示部11bに異常報知の表示を
行う。この場合の表示も、洗剤投入弁21部分を点検す
べき指示を行う。この後、ステップS19へ移行する。
【0051】ステップS19では、洗濯槽4内の水位が
設定水位に達するまで給水を継続する。ことときの設定
水位は先の洗濯物量の測定結果により設定され、その水
位は、図示しない水位センサにより検出する。洗濯槽4
内の水位が設定水位に達すると、給水弁41を閉鎖し、
洗濯槽4への給水を停止する(ステップS21)。これ
により、洗濯物量に応じた水量が供給されることにな
る。次いで、洗いをスタートさせる(ステップS2
2)。この洗いは、洗濯機モータにより撹拌体を正逆回
転させることにより行われる。
設定水位に達するまで給水を継続する。ことときの設定
水位は先の洗濯物量の測定結果により設定され、その水
位は、図示しない水位センサにより検出する。洗濯槽4
内の水位が設定水位に達すると、給水弁41を閉鎖し、
洗濯槽4への給水を停止する(ステップS21)。これ
により、洗濯物量に応じた水量が供給されることにな
る。次いで、洗いをスタートさせる(ステップS2
2)。この洗いは、洗濯機モータにより撹拌体を正逆回
転させることにより行われる。
【0052】ここで、洗濯槽4内の洗濯液、ひいては水
槽3内の洗濯液の透過度は、洗いのスタートに伴い、通
常は図14の実線で示すように変化する。すなわち、洗
いスタート後、約0.5分後には、洗濯物の汚れにより
透過度が一旦低くなり、そして、約1.5分後に洗剤が
溶けることに伴い透過度が一旦さらに低くなり、その後
は徐々に高くなる。ところが、洗濯槽4への洗剤の投入
量が設定量より少ないと、約1.5分後の透過度があま
り低くならない。そこで、洗いスタートから所定時間
後、この場合1.5分後に、透過度センサ7により洗濯
液の透過度を検出する(ステップS23,24)。そし
て、その検出した透過度と、予め設定された設定値とを
比較し、検出した透過度が設定値よりも小さいか否かを
判定する(ステップS25)。
槽3内の洗濯液の透過度は、洗いのスタートに伴い、通
常は図14の実線で示すように変化する。すなわち、洗
いスタート後、約0.5分後には、洗濯物の汚れにより
透過度が一旦低くなり、そして、約1.5分後に洗剤が
溶けることに伴い透過度が一旦さらに低くなり、その後
は徐々に高くなる。ところが、洗濯槽4への洗剤の投入
量が設定量より少ないと、約1.5分後の透過度があま
り低くならない。そこで、洗いスタートから所定時間
後、この場合1.5分後に、透過度センサ7により洗濯
液の透過度を検出する(ステップS23,24)。そし
て、その検出した透過度と、予め設定された設定値とを
比較し、検出した透過度が設定値よりも小さいか否かを
判定する(ステップS25)。
【0053】検出した透過度が設定値よりも小さいと判
定された場合には、洗剤が必要量投入されていると判断
し、「YES」に従って洗い行程を続行する。これに対
して、検出した透過度が設定値以上であると判定された
場合には、投入された洗剤量が設定量よりも少ないと判
断し、「NO」に従ってステップS26へ移行する。ス
テップS26では、フラグF1が1か否かを判定する。
フラグF1が1である場合には、ステップS8におい
て、洗剤投入弁21が開放していると判定された場合で
あり、フラグF1が1でない場合には、ステップS8に
おいて、洗剤投入弁21が開放されていないと判定され
た場合である。
定された場合には、洗剤が必要量投入されていると判断
し、「YES」に従って洗い行程を続行する。これに対
して、検出した透過度が設定値以上であると判定された
場合には、投入された洗剤量が設定量よりも少ないと判
断し、「NO」に従ってステップS26へ移行する。ス
テップS26では、フラグF1が1か否かを判定する。
フラグF1が1である場合には、ステップS8におい
て、洗剤投入弁21が開放していると判定された場合で
あり、フラグF1が1でない場合には、ステップS8に
おいて、洗剤投入弁21が開放されていないと判定され
た場合である。
【0054】ステップS26でフラグF1が1であると
判定された場合には、「YES」に従ってステップS2
7へ移行し、フラグF2が1か否かを判定する。フラグ
F2が1である場合には、ステップS13において、検
出したモータ電流値が設定値以上であると判定された場
合であり、フラグF2が1でない場合には、ステップS
13において、検出したモータ電流値が設定値よりも小
さいと判定された場合である。
判定された場合には、「YES」に従ってステップS2
7へ移行し、フラグF2が1か否かを判定する。フラグ
F2が1である場合には、ステップS13において、検
出したモータ電流値が設定値以上であると判定された場
合であり、フラグF2が1でない場合には、ステップS
13において、検出したモータ電流値が設定値よりも小
さいと判定された場合である。
【0055】ステップS27でフラグF2が1であると
判定された場合には、「YES」に従ってステップS2
8へ移行し、ここで、洗剤投入装置15において異常が
あるとして、操作パネル11の表示部11bに異常報知
の表示を行う。この場合の表示は、ホッパ17内におい
て洗剤の固まり状態が発生している旨の表示を行う。こ
の後、ステップS29へ移行し、洗い行程を停止させ
る。
判定された場合には、「YES」に従ってステップS2
8へ移行し、ここで、洗剤投入装置15において異常が
あるとして、操作パネル11の表示部11bに異常報知
の表示を行う。この場合の表示は、ホッパ17内におい
て洗剤の固まり状態が発生している旨の表示を行う。こ
の後、ステップS29へ移行し、洗い行程を停止させ
る。
【0056】ステップS27でフラグF2が1でないと
判定された場合には、「NO」に従ってステップS30
へ移行し、ここで、洗剤投入装置15において異常があ
るとして、操作パネル11の表示部11bに異常報知の
表示を行う。この場合の表示は、ホッパ17内の洗剤の
貯留量(残量)少なくなった旨の表示を行う。この後、
ステップS29へ移行する。
判定された場合には、「NO」に従ってステップS30
へ移行し、ここで、洗剤投入装置15において異常があ
るとして、操作パネル11の表示部11bに異常報知の
表示を行う。この場合の表示は、ホッパ17内の洗剤の
貯留量(残量)少なくなった旨の表示を行う。この後、
ステップS29へ移行する。
【0057】上記ステップS26において、フラグF1
が1でないと判定された場合には、洗剤投入弁21部分
が異常であるとして、操作パネル11の表示部11bに
異常報知の表示を行う。この場合の表示は、洗剤投入弁
21部分を点検すべき指示を行う。この後、ステップS
29へ移行する。
が1でないと判定された場合には、洗剤投入弁21部分
が異常であるとして、操作パネル11の表示部11bに
異常報知の表示を行う。この場合の表示は、洗剤投入弁
21部分を点検すべき指示を行う。この後、ステップS
29へ移行する。
【0058】なお、風呂水を使用する風呂水コースが選
択された場合には、給水弁41に代えて、給水ポンプ4
0による給水となる。この場合にも、その給水に伴い、
洗剤が流されて洗濯槽4内へ供給される。
択された場合には、給水弁41に代えて、給水ポンプ4
0による給水となる。この場合にも、その給水に伴い、
洗剤が流されて洗濯槽4内へ供給される。
【0059】上記した実施例によれば、次のような効果
を得ることができる。まず、洗剤投入装置15を備えた
ものにおいて、洗濯槽4における洗濯液の透過度を検出
する透過度センサ7と、洗剤投入装置15の洗剤投入動
作時に駆動される洗剤投入用モータ25に流れる電流を
検出する電流検出回路63と、洗剤投入装置15におけ
る洗剤出口20を開閉する洗剤投入弁21の開閉状態に
応動するラッチスイッチ37とを備え、制御装置60
は、これらのうちの少なくとも2つの検出手段の検出結
果に基づいて洗剤投入装置の状況を判定するようにして
いるので、洗剤投入装置15の状況を正確に判定するこ
とができる。
を得ることができる。まず、洗剤投入装置15を備えた
ものにおいて、洗濯槽4における洗濯液の透過度を検出
する透過度センサ7と、洗剤投入装置15の洗剤投入動
作時に駆動される洗剤投入用モータ25に流れる電流を
検出する電流検出回路63と、洗剤投入装置15におけ
る洗剤出口20を開閉する洗剤投入弁21の開閉状態に
応動するラッチスイッチ37とを備え、制御装置60
は、これらのうちの少なくとも2つの検出手段の検出結
果に基づいて洗剤投入装置の状況を判定するようにして
いるので、洗剤投入装置15の状況を正確に判定するこ
とができる。
【0060】具体的には、電流検出回路63が設定値よ
りも大きなモータ電流値を検出し、かつ、透過度センサ
7が設定値よりも高い透過度を検出した場合には、ホッ
パ17において洗剤の固まり状態が発生していると判定
してこれを報知する(ステップS28参照)。使用者は
その報知により、ホッパ17において洗剤の固まり状態
が発生していることがわかるので、それに対応した作業
を行うことで、洗剤の固まり状態をなくすことができ
る。
りも大きなモータ電流値を検出し、かつ、透過度センサ
7が設定値よりも高い透過度を検出した場合には、ホッ
パ17において洗剤の固まり状態が発生していると判定
してこれを報知する(ステップS28参照)。使用者は
その報知により、ホッパ17において洗剤の固まり状態
が発生していることがわかるので、それに対応した作業
を行うことで、洗剤の固まり状態をなくすことができ
る。
【0061】また、電流検出回路63が設定値よりも小
さなモータ電流値を検出し、かつ、透過度センサ7が設
定値よりも高い透過度を検出した場合には、ホッパ17
における洗剤の貯留量が少なくなったと判定してこれを
報知する(ステップS30参照)。使用者はその報知に
より、ホッパ17における洗剤の貯留量が少なくなった
ことがわかるので、それに対応した作業を行うことで、
洗剤の貯留量を増やすことができる。
さなモータ電流値を検出し、かつ、透過度センサ7が設
定値よりも高い透過度を検出した場合には、ホッパ17
における洗剤の貯留量が少なくなったと判定してこれを
報知する(ステップS30参照)。使用者はその報知に
より、ホッパ17における洗剤の貯留量が少なくなった
ことがわかるので、それに対応した作業を行うことで、
洗剤の貯留量を増やすことができる。
【0062】さらに、洗剤投入動作時にラッチスイッチ
37の状態に基づき洗剤投入弁21の開放状態を検出
し、かつ、洗剤投入用モータ25を駆動させたにもかか
わらず、透過度センサ7が設定値よりも高い透過度を検
出した場合には、ホッパ17における洗剤の貯留量が少
ないか、若しくはホッパ17において洗剤の固まり状態
が発生していると判定してこれを報知する(ステップ2
8,30参照)。使用者はその報知により、ホッパ17
における洗剤の貯留量が少なくなったか、若しくはホッ
パ17において洗剤の固まり状態が発生しているかがわ
かるので、それに対応した作業を行うことが可能とな
る。
37の状態に基づき洗剤投入弁21の開放状態を検出
し、かつ、洗剤投入用モータ25を駆動させたにもかか
わらず、透過度センサ7が設定値よりも高い透過度を検
出した場合には、ホッパ17における洗剤の貯留量が少
ないか、若しくはホッパ17において洗剤の固まり状態
が発生していると判定してこれを報知する(ステップ2
8,30参照)。使用者はその報知により、ホッパ17
における洗剤の貯留量が少なくなったか、若しくはホッ
パ17において洗剤の固まり状態が発生しているかがわ
かるので、それに対応した作業を行うことが可能とな
る。
【0063】また、洗剤投入動作時にラッチスイッチ3
7の状態に基づき洗剤投入弁21の開放状態を検出する
と共に、洗剤投入用モータ25を駆動させて電流検出回
路63が設定値よりも小さなモータ電流値を検出した状
態で、透過度センサ7が設定値よりも高い透過度を検出
した場合には、ホッパ17における洗剤の貯留量が少な
くなったと判定してこれを報知する(ステップS30参
照)。使用者はその報知により、ホッパ17における洗
剤の貯留量が少なくなったことがわかる。
7の状態に基づき洗剤投入弁21の開放状態を検出する
と共に、洗剤投入用モータ25を駆動させて電流検出回
路63が設定値よりも小さなモータ電流値を検出した状
態で、透過度センサ7が設定値よりも高い透過度を検出
した場合には、ホッパ17における洗剤の貯留量が少な
くなったと判定してこれを報知する(ステップS30参
照)。使用者はその報知により、ホッパ17における洗
剤の貯留量が少なくなったことがわかる。
【0064】さらに、洗剤投入弁21を開放させる弁用
モータ25を開放動作させたにもかかわらず、洗剤投入
弁21の開放状態を検出しない場合には、洗剤投入弁2
1部分に異常が発生したと判定してこれを報知する(ス
テップS10参照)。使用者はその報知により、洗剤投
入弁21部分に何か異常が発生したことを知ることがで
きるので、洗剤投入弁21部分を掃除するなどして、異
常を解消することが可能となる。
モータ25を開放動作させたにもかかわらず、洗剤投入
弁21の開放状態を検出しない場合には、洗剤投入弁2
1部分に異常が発生したと判定してこれを報知する(ス
テップS10参照)。使用者はその報知により、洗剤投
入弁21部分に何か異常が発生したことを知ることがで
きるので、洗剤投入弁21部分を掃除するなどして、異
常を解消することが可能となる。
【0065】また、洗剤投入弁21を開放させる弁用モ
ータ25を開放動作させていないにもかかわらず、洗剤
投入弁21の開放状態を検出した場合には、洗剤投入弁
21部分に異常が発生したと判定してこれを報知する
(ステップS6参照)。使用者はその報知により、洗剤
投入弁21部分に何か異常が発生したことを知ることが
できる。
ータ25を開放動作させていないにもかかわらず、洗剤
投入弁21の開放状態を検出した場合には、洗剤投入弁
21部分に異常が発生したと判定してこれを報知する
(ステップS6参照)。使用者はその報知により、洗剤
投入弁21部分に何か異常が発生したことを知ることが
できる。
【0066】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものではなく、次のように変形または拡張することが
できる。洗濯機としては、縦軸形の洗濯槽4に代えて、
横軸または斜軸状にドラムを有するドラム式洗濯機であ
っても良い。
るものではなく、次のように変形または拡張することが
できる。洗濯機としては、縦軸形の洗濯槽4に代えて、
横軸または斜軸状にドラムを有するドラム式洗濯機であ
っても良い。
【0067】
【発明の効果】請求項1の洗濯機によれば、透過度検出
手段と、モータ電流検出手段と、弁開閉検出手段のうち
の少なくとも2つの検出手段の検出結果に基づいて洗剤
投入装置の状況を判定するようにしているので、洗剤投
入装置の状況を一層正確に判定することができる。
手段と、モータ電流検出手段と、弁開閉検出手段のうち
の少なくとも2つの検出手段の検出結果に基づいて洗剤
投入装置の状況を判定するようにしているので、洗剤投
入装置の状況を一層正確に判定することができる。
【0068】請求項2の洗濯機によれば、報知により、
使用者は洗剤貯留部において洗剤の固まり状態が発生し
たことを知ることができる。請求項3の洗濯機によれ
ば、報知により、使用者は洗剤貯留部における洗剤の貯
留量が少なくなったことを知ることができる。請求項4
の洗濯機によれば、報知により、使用者は、洗剤貯留部
における洗剤の貯留量が少なくなったか、若しくは洗剤
貯留部において洗剤の固まり状態が発生しているかを知
ることができる。請求項5の洗濯機によれば、報知によ
り、使用者は洗剤貯留部における洗剤の貯留量が少なく
なったことを知ることができる。請求項6及び7の洗濯
機によれば、報知により、使用者は弁体部分に何か異常
が発生したことを知ることができる。
使用者は洗剤貯留部において洗剤の固まり状態が発生し
たことを知ることができる。請求項3の洗濯機によれ
ば、報知により、使用者は洗剤貯留部における洗剤の貯
留量が少なくなったことを知ることができる。請求項4
の洗濯機によれば、報知により、使用者は、洗剤貯留部
における洗剤の貯留量が少なくなったか、若しくは洗剤
貯留部において洗剤の固まり状態が発生しているかを知
ることができる。請求項5の洗濯機によれば、報知によ
り、使用者は洗剤貯留部における洗剤の貯留量が少なく
なったことを知ることができる。請求項6及び7の洗濯
機によれば、報知により、使用者は弁体部分に何か異常
が発生したことを知ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す主要部の電気的構成図
【図2】全体の斜視図
【図3】要部の縦断正面図
【図4】バックカバーを外した状態での要部の平面図
【図5】要部の概略的な平面図
【図6】要部の正面図
【図7】回動体の斜視図
【図8】弁用モータにおけるカムとラッチスイッチ部分
の関係を示す概略的な正面図
の関係を示す概略的な正面図
【図9】弁用モータにおけるカムと電磁ソレノイドと駆
動軸との関係を示す概略的な平面図
動軸との関係を示す概略的な平面図
【図10】ラッチスイッチがオフ状態となったときの図
8相当図
8相当図
【図11】制御装置の制御内容を示すフローチャートそ
の1
の1
【図12】制御装置の制御内容を示すフローチャートそ
の2
の2
【図13】洗剤投入用モータに流れる電流値の変化を示
す図
す図
【図14】洗濯液の透過度の変化を示す図
図面中、3は水槽、4は洗濯槽、7は透過度センサ(透
過度検出手段)、15は洗剤投入装置、17はホッパ
(洗剤貯留部)、19は洗剤送出体、20は洗剤出口、
21は洗剤投入弁(弁体)、25は洗剤投入用モータ、
25aはモータコイル、28は弁用モータ、28aはモ
ータコイル、28bは駆動軸、30は回動体、35は電
磁ソレノイド、35aはソレノイドコイル、37はラッ
チスイッチ(弁開閉検出手段)、40は給水ポンプ(給
水手段)、41は給水弁(給水手段)、42は注水ケー
ス(給水手段)、60は制御装置(制御手段)、63は
電流検出回路(モータ電流検出手段)を示す。
過度検出手段)、15は洗剤投入装置、17はホッパ
(洗剤貯留部)、19は洗剤送出体、20は洗剤出口、
21は洗剤投入弁(弁体)、25は洗剤投入用モータ、
25aはモータコイル、28は弁用モータ、28aはモ
ータコイル、28bは駆動軸、30は回動体、35は電
磁ソレノイド、35aはソレノイドコイル、37はラッ
チスイッチ(弁開閉検出手段)、40は給水ポンプ(給
水手段)、41は給水弁(給水手段)、42は注水ケー
ス(給水手段)、60は制御装置(制御手段)、63は
電流検出回路(モータ電流検出手段)を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 洗濯槽へ給水する給水手段と、洗剤貯留
部に貯留した洗剤を前記洗濯槽へ自動的に投入する洗剤
投入装置を備え、この洗剤投入装置の洗剤投入動作を制
御手段により制御する構成とした洗濯機において、 前記洗濯槽における洗濯液の透過度を検出する透過度検
出手段と、 前記洗剤投入装置の洗剤投入動作時に駆動される洗剤投
入用モータに流れる電流を検出するモータ電流検出手段
と、 前記洗剤投入装置における洗剤出口を開閉する弁体の開
閉状態を検出する弁開閉検出手段とのうちの少なくとも
2つの検出手段を備え、 前記制御手段は、少なくとも前記2つの検出手段の検出
結果に基づいて前記洗剤投入装置の状況を判定すること
を特徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 制御手段は、モータ電流検出手段が設定
値よりも大きな電流値を検出し、かつ、透過度検出手段
が設定値よりも高い透過度を検出した場合には、洗剤貯
留部において洗剤の固まり状態が発生していると判定し
てこれを報知することを特徴とする請求項1記載の洗濯
機。 - 【請求項3】 制御手段は、モータ電流検出手段が設定
値よりも小さな電流値を検出し、かつ、透過度検出手段
が設定値よりも高い透過度を検出した場合には、洗剤貯
留部における洗剤の貯留量が少なくなったと判定してこ
れを報知することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項4】 制御手段は、洗剤投入動作時に弁開閉検
出手段が弁体の開放状態を検出し、かつ、洗剤投入用モ
ータを駆動させたにもかかわらず、透過度検出手段が設
定値よりも高い透過度を検出した場合には、洗剤貯留部
における洗剤の貯留量が少ないか、若しくは洗剤貯留部
において洗剤の固まり状態が発生していると判定してこ
れを報知することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項5】 制御手段は、洗剤投入動作時に弁開閉検
出手段が弁体の開放状態を検出すると共に、洗剤投入用
モータを駆動させてモータ電流検出手段が設定値よりも
小さな電流値を検出した状態で、透過度検出手段が設定
値よりも高い透過度を検出した場合には、洗剤貯留部に
おける洗剤の貯留量が少なくなったと判定してこれを報
知することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項6】 制御手段は、弁体を開放させる弁用モー
タを開放動作させたにもかかわらず、弁開閉検出手段が
前記弁体の開放状態を検出しない場合には、弁体部分に
異常が発生したと判定してこれを報知することを特徴と
する請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項7】 制御手段は、弁体を開放させる弁用モー
タを開放動作させていないにもかかわらず、弁開閉検出
手段が前記弁体の開放状態を検出した場合には、弁体部
分に異常が発生したと判定してこれを報知することを特
徴とする請求項1記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202355A JP2002018184A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202355A JP2002018184A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 洗濯機 |
Publications (1)
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Family
ID=18699889
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---|---|---|---|
JP2000202355A Pending JP2002018184A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 洗濯機 |
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JP (1) | JP2002018184A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100540790C (zh) * | 2003-11-14 | 2009-09-16 | 海尔集团公司 | 一种供给洗涤添加剂的控制方法 |
CN100560839C (zh) * | 2003-11-14 | 2009-11-18 | 海尔集团公司 | 一种供给洗涤添加剂的计量阀装置的控制方法 |
CN103757861A (zh) * | 2014-02-11 | 2014-04-30 | 惠而浦(中国)投资有限公司 | 一种带喷淋投放功能的洗衣机自动投放洗涤剂系统 |
-
2000
- 2000-07-04 JP JP2000202355A patent/JP2002018184A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100540790C (zh) * | 2003-11-14 | 2009-09-16 | 海尔集团公司 | 一种供给洗涤添加剂的控制方法 |
CN100560839C (zh) * | 2003-11-14 | 2009-11-18 | 海尔集团公司 | 一种供给洗涤添加剂的计量阀装置的控制方法 |
CN103757861A (zh) * | 2014-02-11 | 2014-04-30 | 惠而浦(中国)投资有限公司 | 一种带喷淋投放功能的洗衣机自动投放洗涤剂系统 |
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