JP2018000856A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用される洗剤の種類に応じた洗濯運転の制御を可能とする。【解決手段】実施形態の洗濯機は、洗濯物が収容される水槽と、給水径路を通して水槽内に給水する給水機構と、水槽内の水又は洗濯物を撹拌する撹拌手段と、洗濯運転を制御する制御装置とを備え、制御装置は、洗濯運転開始時に給水機構により水槽内に設定水位まで給水する際に、設定水位よりも低い所定水位で給水を一旦停止し、撹拌手段により撹拌を行う濃縮洗い行程を一定時間行った後、設定水位までの給水を行って本洗いの行程を実行するように構成されていると共に、制御装置により制御される洗濯運転のコースは、使用される洗剤の種類に応じて、少なくとも、液体洗剤用コースと、それとは別のコースとを有しており、液体洗剤用コースでは、濃縮洗い行程の実行時間を別のコースよりも長くする。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
洗濯機において使用される洗剤としては、粉末、液体、ジェルボール(パック洗剤)等、いくつかの種類が供されており、用途やユーザの好み等に応じた任意の種類のものが使用される。この場合、洗剤の種類によって水への溶け易さや洗浄効果が異なっているため、洗剤種類に拘わらず同じ動作を行うと、無駄な撹拌動作を行って効率の低下を招いたり、或いは、洗剤残りが発生したりする虞がある。特許文献1では、洗濯機、ネットワーク端末、サーバを通信ネットワークで接続したシステムにおいて、ユーザがバーコードリーダで洗剤のパッケージのバーコードを読取ることに基づき、サーバから、洗剤の種類に応じた運転制御プログラムのパラメータを取得し、洗濯機の制御を行うことが開示されている。
ところが、上記特許文献1では、洗剤の種類に応じた運転制御を、具体的にどのように行うかの開示は存在しない。そのため、どの種類の洗剤の場合にどのような制御を行えば、洗濯効率を向上させたり、洗剤残りを防止したりすることができるかについては、何ら教えられるものではなかった。
そこで、使用される洗剤の種類に応じた洗濯運転の制御が可能な洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機は、洗濯物が収容される水槽と、給水径路を通して前記水槽内に給水する給水機構と、前記水槽内の水又は洗濯物を撹拌する撹拌手段と、洗濯運転を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、洗濯運転開始時に前記給水機構により前記水槽内に設定水位まで給水する際に、前記設定水位よりも低い所定水位で給水を一旦停止し、前記撹拌手段により撹拌を行う濃縮洗い行程を一定時間行った後、設定水位までの給水を行って本洗いの行程を実行するように構成されていると共に、前記制御装置により制御される洗濯運転のコースは、使用される洗剤の種類に応じて、少なくとも、液体洗剤用コースと、それとは別のコースとを有しており、前記液体洗剤用コースでは、前記濃縮洗い行程の実行時間が前記別のコースよりも長く構成されている。
(1)第1の実施形態
以下、いわゆる縦軸型の洗濯機に適用した第1の実施形態について、図1から図6を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る洗濯機1の外観構成を概略的に示しており、図2は、洗濯機1の内部構成を概略的に示している。ここで、洗濯機1は、例えば鋼板から全体として矩形箱状に構成された外箱2の上部に、合成樹脂製のトップカバー3を備えている。
以下、いわゆる縦軸型の洗濯機に適用した第1の実施形態について、図1から図6を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る洗濯機1の外観構成を概略的に示しており、図2は、洗濯機1の内部構成を概略的に示している。ここで、洗濯機1は、例えば鋼板から全体として矩形箱状に構成された外箱2の上部に、合成樹脂製のトップカバー3を備えている。
図2に示すように、前記外箱2内には、洗濯水を溜めることが可能な水槽4が、周知構成の弾性吊持機構5により弾性的に吊り下げ支持されて設けられている。前記水槽4の底部には、排水口6が形成されている。この排水口6には、電子制御式の排水弁7を備えた排水路8が接続されている。尚、詳しく図示はしないが、水槽4の底部にはエアトラップが設けられ、このエアトラップに接続されたエアチューブを介して、水槽4内の水位を検出する水位センサ9(図4参照)が設けられている。
前記水槽4内には、脱水槽を兼用する縦軸型の洗濯槽10が回転可能に設けられている。この洗濯槽10は、有底円筒状をなし、その周壁部には、多数個の脱水孔10aが形成されている。この洗濯槽10の上端部には、例えば液体封入形の回転バランサ11が取付けられている。また、洗濯槽10の内底部には、撹拌手段を構成するパルセータ12が配設されている。洗濯槽10内には、図示しない衣類が収容されるようになっており、衣類の洗い、すすぎ、脱水等の行程からなる洗濯運転が行われる。
このとき、前記水槽4の上部には、水槽カバー13が装着されている。この水槽カバー13には、ほぼ中央部に洗濯物出し入れ用の開口部13aが設けられていると共に、その開口部13aを開閉する内蓋14が取付けられている。更に、水槽カバー13の後部寄り部分には、後述する給水機構により、水槽4内に給水を行うための給水口20が設けられている。
また、前記水槽4の外底部には、周知構成の駆動機構15が配設されている。詳しい図示及び説明は省略するが、この駆動機構15は、例えばアウタロータ形のDC三相ブラシレスモータからなる洗濯機モータ16(図4にのみ図示)、中空の槽軸18、該槽軸18を貫通する撹拌軸19、前記洗濯機モータ16の回転駆動力をそれら軸18、19に選択的に伝達するクラッチ機構17(図2参照)等を備えている。前記槽軸18の上端には、前記洗濯槽10が連結されており、前記撹拌軸19の上端には、前記パルセータ12が連結されている。
前記クラッチ機構17は、例えばソレノイドを駆動源としており、後述する制御装置21(図4参照)により制御される。これにて、クラッチ機構17は、洗い時及びすすぎ時(洗い行程)には洗濯槽10の固定(停止)状態で、洗濯機モータ16の駆動力を、撹拌軸19を介してパルセータ12に伝達してパルセータ12を直接正逆回転駆動する。また、脱水時(脱水行程)等には、クラッチ機構17は、槽軸18と撹拌軸19との連結状態で、洗濯機モータ16の駆動力を槽軸18を介して洗濯槽10に伝達し、洗濯槽10(及びパルセータ12)を一方向に高速で直接回転駆動するようになっている。
尚、前記洗濯機モータ16には、ロータの回転位置を検出する回転センサ22(図4参照)が設けられており、その検出に基づいて回転数の制御が行われると共に、洗濯運転の開始時に洗濯物の布量の判定(重量センシング)が行われる。周知のように、重量センシングは、布量に応じてパルセータ12の回転負荷が変化することを利用するもので、給水前の状態で、パルセータ12を所定の短時間だけ回転させ、その際の洗濯機モータ16の回転数(回転センサ22の出力パルス数)を検出することにより行われる。布量判定の結果に基づき、洗い、すすぎ行程における給水の水位や実行時間が自動で設定される。このとき、給水開始前に、ユーザに対し、布量判定の結果に応じた適切洗剤量の表示を一定時間(例えば1分間)行う構成としても良い。
前記トップカバー3は、下面が開口すると共に、その上面が前方に向けて下降傾斜するような薄形の中空箱状をなすと共に、その中央部には、前記洗濯槽10の上方(水槽カバー13の開口部13aの上方)に位置して、ほぼ円形の洗濯物の出入口3aが形成されている。トップカバー3の上面には、全体として矩形パネル状をなし、前記出入口3aを開閉するための蓋23が設けられている。
また、このトップカバー3の上面の前辺部には、横長形状の操作パネル24が設けられている。詳しく図示はしないが、この操作パネル24は、ユーザが洗濯機1に対する電源の入り切りや各種の設定・指示等を行うための操作部や、必要な表示を行う表示部等を備えて構成されている。操作パネル24の裏面側には、前記制御装置21(電子ユニット)が設けられている。
図2に示すように、このトップカバー3の後部には、水槽4内への給水を行うための給水機構25が設けられている。この給水機構25は、接続口26、給水弁27、注水ケース28、給水ホース29等を備える。そのうち接続口26は、図示しない水道の蛇口に接続された接続ホースの先端部が接続される。詳しく図示はしないが、給水弁27は、電磁的に開閉動作する開閉弁(切替弁)からなり、前記接続口26に接続された一つの入口と、第1、第2の2つの出口とを備え、全閉又はいずれか一方の出口を開放するように構成されている。この給水弁27は、前記制御装置21により制御される。
前記注水ケース28は、箱状をなし、上部に前記給水弁27の第1出口、第2出口に夫々接続された第1、第2の2つの入口部を有し、下部に1つの出口部を備えている。前記給水ホース29は、可撓性を有し、基端側が前記注水ケース28の出口部に接続されると共に、先端部が前記水槽カバー13の給水口20に接続されている。これにて、給水弁27の開放により、水が注水ケース28及び給水ホース29を順に通って、給水口20から水槽4内に供給され、以て注水ケース28及び給水ホース29が給水経路を構成する。
そして、図1、図3に示すように、前記注水ケース28内には、洗剤投入部たる洗剤ケース30が、前方、つまり出入口3a内への引き出しが可能に収容されている。この洗剤ケース30は、上面が開口した矩形箱状(引出し状)をなし、図3(b)に示すように、その内部には、左から順に、粉末洗剤が収容(投入)される粉末洗剤収容部31、液体洗剤が収容(投入)される液体洗剤収容部32、柔軟剤が収容(投入)される柔軟剤収容部33が横方向に並んで設けられている。
図3(b)に示すように、前記粉末洗剤収容部31は後壁が開放しており、注水ケース28内の後辺部下部の流路28aに連通している。また、液体洗剤収容部32には、サイフォン構造の流出口32aが設けられている。周知のように、このサイフォン構造の流出口32aは、液体洗剤収容部32内に溜まった水が所定水位を超えたときに、液体洗剤と共に連続的に(一気に)流れ出るように構成されている。柔軟剤収容部33にも、同様のサイフォン構造の流出口33aが設けられている。
この場合、図3(a)に示すように、注水ケース28には、前記粉末洗剤収容部31及び液体洗剤収容部32の上方に位置して、第1の入口部から供給された水を、粉末洗剤収容部31及び液体洗剤収容部32をシャワー状に供給する通水板34が設けられている。また、図示はしないが、注水ケース28には、第2の入口部から供給された水を、柔軟剤収容部33に供給する給水路が設けられている。
これにて、通常の給水時においては、前記給水弁27の第1の出口が開放され、注水ケース28の第1の入口部を通して通水板34部分に水が供給される。粉末洗剤収容部31に粉末洗剤が収容されていた場合には、その粉末洗剤を溶かしながら流路28aを流れ、出口部から給水ホース29を通して水槽4内に供給される。また、液体洗剤収容部32に液体洗剤が収容されていた場合には、液体洗剤が溶けた水が流出口32aを通して出口部から排出され、給水ホース29を通して水槽4内に供給される。
更に、例えばすすぎ行程の最後のためすすぎにおいては、給水弁27の第2の出口が開放され、注水ケース28の第2の入口部から供給された水が、給水路を通して柔軟剤収容部33に供給される。これにて、柔軟剤収容部33に収容されていた柔軟剤を溶かしながら、流出口33aを通して出口部から排出され、給水ホース29を通って水槽4内に供給される。
そして、図3(a)に示すように、注水ケース28の流路28a底面の、粉末洗剤収容部31のすぐ後方部位には、使用される洗剤の種類を検知する検知手段の一部を構成する粉末洗剤検知センサ35が設けられている。この粉末洗剤検知センサ35は、櫛歯状の2つの電極を、僅かな隙間をおいて配置し、それら電極間の導電度(抵抗)を検出するように構成されている。この場合、粉末洗剤検知センサ35は、粉末洗剤が溶けた水が通過することに伴う、電極間の導電度の変化を検出することに基づき、粉末洗剤収容部31に粉末洗剤が収容されていたかどうかを検知するようになっている。
また、図4にのみ示すように、注水ケース28には、前記洗剤ケース30の開閉(引出された後、閉塞されたかどうか)を検知する、洗剤ケース開閉センサ36が設けられている。この洗剤ケース開閉センサ36としては、マイクロスイッチやリードスイッチ等を採用することができる。この洗剤ケース開閉センサ36も、検知手段の一部を構成するようになっている。
図4は、上記した制御装置21を中心とした、洗濯機1の電気的構成を概略的に示している。制御装置21は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを主体として構成され、洗濯機1全体を制御して洗濯運転の各行程を実行する。この制御装置21は、前記操作パネル24からの操作信号が入力されると共に、操作パネル24の各表示部の表示を制御する。また、制御装置21には、前記水位センサ9、回転センサ22、洗剤ケース開閉センサ36、粉末洗剤検知センサ35からの検知信号が入力される。
制御装置21は、前記洗濯機モータ16、クラッチ機構17を駆動制御すると共に、前記給水弁27、排水弁7を制御する。以上の構成により、制御装置21は、操作パネル24におけるユーザの設定操作等に応じて、各センサからの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗濯機1の各機構を制御し、周知の洗い、すすぎ、脱水の各行程からなる洗濯運転を自動で実行する。
さて、本実施形態では、制御装置21は、自動運転のコースにあって、さらに詳細には、洗濯に使用される洗剤の種類に応じて、液体洗剤用コース、それとは別のコースである粉末洗剤用コース、更にパック洗剤用コースを有しており、コースに応じた洗濯運転を実行する。具体的には、図6に示すように、洗濯運転開始時に給水機構25により水槽4内に布量に応じた設定水位まで給水する際に、設定水位よりも低い所定水位で給水を一旦停止し、パルセータ12を駆動して撹拌を行う濃縮洗い行程を一定時間行った後、設定水位までの給水を行って本洗いの行程を実行する。本洗い行程の後、複数回のすすぎ行程、脱水行程を実行して自動運転が終了する。
このとき、次の作用説明でも述べるように、制御装置21は、液体洗剤用コースでは、粉末洗剤用コースに比べて、濃縮洗い行程の実行時間を長くするようになっている。また、液体洗剤用コースでは、粉末洗剤用コースに比べて、本洗い行程の実行時間を短くするようになっている。更に、パック洗剤用コースにおいては、濃縮洗い行程及び本洗い行程の実行時間は、液体洗剤用コースと同等とされるが、給水開始前に、パルセータ12を一定時間駆動させる給水前撹拌の行程を実行する。
そして本実施形態では、制御装置21は、使用される洗剤の種類(粉末洗剤、液体洗剤、パック洗剤のいずれか)を自動で検知して、いずれかのコースを自動で設定する。この場合、制御装置21は、粉末洗剤検知センサ35及び洗剤ケース開閉センサ36の検知に基づいて、使用される(ユーザにより投入された)洗剤種類を検知するようになっている。従って、粉末洗剤検知センサ35及び洗剤ケース開閉センサ36が、制御装置21と共に検知手段を構成する。
次に、上記構成の洗濯機1の作用について、図5及び図6も参照して述べる。洗濯運転を開始するにあたっては、ユーザは、洗濯機1の電源をオンし、洗濯槽10内に洗濯物を収容すると共に、所要量の洗剤を収容させる。この場合、ユーザは、粉末洗剤を使用する場合には、注水ケース28から洗剤ケース30を前方に引き出し、粉末洗剤収容部31に必要量の粉末洗剤を投入した上で、洗剤ケース30を閉塞する。
そして、液体洗剤を使用する場合には、やはり注水ケース28から洗剤ケース30を前方に引き出し、液体洗剤収容部32に必要量の液体洗剤を投入した上で、洗剤ケース30を閉塞する。また、近年では、「ジェルボール」と称されるパック洗剤が供されている。このパック洗剤は、ジェル状の洗剤を、水に溶けるフィルムで包んだもので、洗剤ケース30を用いずに、洗濯槽10内に直接的に投入される。更に、柔軟剤を使用する場合には、柔軟剤収容部33に柔軟剤を投入しておく。この後、ユーザは、操作パネル24にて開始操作を行う。
図5のフローチャートは、制御装置21が実行する、使用する洗剤の種類を検知することに基づき、洗濯運転のコースを設定する場合の処理手順を示している。即ち、洗濯機1の電源がオンされると、まずステップS1では、洗剤ケース開閉センサ36の検知信号に基づき、洗剤ケース30が開閉されたかどうかが判断される。洗剤ケース30の開閉が検知されない場合には(ステップS1にてNo)、次のステップS2にて、洗濯運転が開始されたかどうかが判断される。
ステップS2にて、洗濯運転が開始されない場合には(ステップS2にてNo)、ステップS1に戻って洗剤ケース30の開閉が監視される。そして、洗剤ケース30の開閉が検知されないまま、洗濯運転が開始された場合には(ステップS2にてYes)、洗剤ケース30内にユーザにより粉末洗剤或いは液体洗剤が収容されなかったと判断できるので、それら以外の種類の洗剤であるパック洗剤が使用される(投入された)ものと推定することができる。従って、この場合には、ステップS3にて、パック洗剤用コースが設定される。
一方、ステップS1にて洗剤ケース30の開閉が検知された場合には(ステップS1にてYes)、次のステップS4にて、洗濯運転の開始を待つ。洗濯運転が開始された場合には(ステップS4にてYes)、ステップS5にて、給水弁27の第1の出口の開放による給水動作が実行される。そして、ステップS6では、給水時における粉末洗剤検知センサ35の検知信号に基づき、粉末洗剤が検知されたかどうか、つまり所定以上の導電度変化が検知されたかどうかが判断される。
粉末洗剤が検知された場合には(ステップS6にてYes)、ステップS7にて、粉末洗剤用コースが設定される。これに対し、給水時に粉末洗剤が検知されなかった場合には(ステップS6にてNo)、液体洗剤が使用される(液体洗剤収容部32に液体洗剤が収容されていた)と判断することができる。従って、この場合には、ステップS8にて、液体洗剤用コースが設定される。このように、洗剤の投入位置を検知することに基づいて、洗剤の種類を十分な確かさで検知することができ、使用される洗剤種類に応じた洗濯運転のコースを自動で設定することができるのである。
さて、上記のように洗剤種類に応じたコースが設定されると、図6に示すように、コースに応じた洗濯運転が実行される。図7は、粉末洗剤用コース、液体洗剤用コース、パック洗剤用コースのそれぞれにおける、本洗いまでの行程を示している。まず、粉末洗剤用コースにおいては、重量センシング(布量検知)が行われた後、給水前撹拌が行われることなく、給水が開始される。これにより、粉末洗剤収容部31に収容されていた粉末洗剤を溶かしながら、水槽4内への給水が行われる。
このとき、重量センシングの結果に応じて水位が設定されるのであるが、設定水位まで給水するのではなく、それよりも低い所定水位で一旦給水を停止し、濃縮洗いの行程、つまり洗剤の濃縮状態で撹拌動作が実行される。ここでは、濃縮洗い行程は、1分〜3分といった比較的短い時間だけ実行される。濃縮洗い行程後、設定水位までの残りの給水が行われ、本洗いの行程が実行される。この本洗い行程では、撹拌時間が7分〜12分と比較的長い時間実行される。図示はしていないが、全てのコースにおいて、本洗い行程の後、すすぎ、脱水の行程が実行される。ここで、粉末洗剤は、液体洗剤等に比べて、水に比較的溶けにくい事情があるが、本洗い行程を比較的長く実行することにより、洗剤の溶け残り等なく、洗濯運転を実行することができる。
これに対し、液体洗剤用コースは、上記粉末洗剤用コースとは次の点で異なっている。即ち、液体洗剤用コースにおいては、濃縮洗いの行程が、3分〜6分と比較的長い時間実行される。これと共に、本洗いの行程が、5分〜10分と比較的短い時間実行される。液体洗剤の場合、粉末洗剤のようにゼオライトの粒が含まれないので、粉末洗剤を用いた場合と比べて、機械的な摩擦力が小さくなる事情があるが、濃縮洗い行程では、給水量が少ないので、これを長時間実行することにより、洗濯物同士のこすり洗い効果が高いものとすることができる。この濃縮洗い行程を長く実行することにより、機械的な摩擦力を補い、摩擦力による洗い効果を十分に得て、効率的な洗濯を行うことが可能となる。
更に、パック洗剤用コースにあっては、重量センシング後に、給水前撹拌の行程を、例えば1分間だけ実行する。また、濃縮洗い行程、及び、本洗い行程は、液体洗剤用コースと同等の時間実行する。このとき、パック洗剤では、フィルムを早く破って、早い段階で洗剤分を水に溶け込ませることが、効率良い洗濯を行うために重要である。給水前撹拌の行程においては、パルセータ12の回転によってパック洗剤のフィルムを確実に破ることができ、早期に洗剤の効果を発揮させることができる。
このように本実施形態によれば、使用される洗剤の種類に応じた洗濯運転の制御を可能とするという優れた効果を得ることができる。即ち、粉末洗剤用コースでは、本洗い行程を比較的長く実行するので、洗剤の溶け残りを防止することができる。液体洗剤用コースでは、濃縮洗い行程を比較的長く実行することにより、効率的な洗濯を行うことができる。また、本洗い行程を比較的短くしたので、全体の洗濯運転時間についても、粉末洗剤用コースと同等に済ませることができる。パック洗剤用コースでは、給水前撹拌の行程を実行するようにしたので、早期に洗剤分を水に溶け込ませることができ、効率的な洗濯を行うことができる。
また、特に本実施形態では、粉末洗剤検知センサ35及び洗剤ケース開閉センサ36により、使用される洗剤の種類を検知し、その検知に基づいて洗濯運転のコースを自動で設定する構成とした。このとき、十分な確かさで、洗剤の種類を検知することができ、使用される洗剤の種類に応じた洗濯運転を自動で実行することができる。
(2)第2、第3の実施形態、その他の実施形態
図7は、第2の実施形態を示すものである。この第2の実施形態が、上記第1の実施形態と異なる点は、給水機構の給水経路を構成する注水ケース41、及び、該注水ケース41に対して前面側から引き出し可能に設けられた洗剤投入部としての洗剤ケース42部分の構成にある。このとき、前記洗剤ケース42には、液体洗剤を使用する場合に用いられる液体洗剤用アタッチメント43が着脱可能に装着されるようになっている。
図7は、第2の実施形態を示すものである。この第2の実施形態が、上記第1の実施形態と異なる点は、給水機構の給水経路を構成する注水ケース41、及び、該注水ケース41に対して前面側から引き出し可能に設けられた洗剤投入部としての洗剤ケース42部分の構成にある。このとき、前記洗剤ケース42には、液体洗剤を使用する場合に用いられる液体洗剤用アタッチメント43が着脱可能に装着されるようになっている。
前記洗剤ケース42は、上面が開口した矩形箱状(引出し状)をなし、その内部には、粉末洗剤が収容(投入)される粉末洗剤収容部44が左側に設けられ、柔軟剤が収容(投入)される柔軟剤収容部45が右側に設けられている。粉末洗剤収容部44は、後壁部が開放された形態とされている。また、柔軟剤収容部45には、サイフォン構造の流出口45aが設けられている。
前記液体洗剤用アタッチメント43は、前記粉末洗剤収容部44の内部に嵌合する大きさの上面が開口した矩形箱状をなすと共に、内部にサイフォン構造の流出口43aが設けられている。この場合、ユーザが、洗濯に粉末洗剤を使用する場合には、洗剤ケース42から液体洗剤用アタッチメント43を取外しておき、粉末洗剤収容部44に粉末洗剤を投入する。これに対し、ユーザが、洗濯に液体洗剤を使用する場合には、洗剤ケース42の粉末洗剤収容部44に液体洗剤用アタッチメント43を装着しておき、液体洗剤用アタッチメント43内に液体洗剤を投入するようにする。
そして、液体洗剤用アタッチメント43の手前左側のコーナーの上端部分には、被検出体としての磁石46が取付けられている。一方、前記注水ケース41の上部には、前記磁石46に対応した位置にリードスイッチ47が設けられている。このリードスイッチ47は、液体洗剤用アタッチメント43の装着状態において、前記磁石46を検出するようになっており、その検出信号が制御装置21に入力される。従って、このリードスイッチ47が、洗剤投入部におけるアタッチメントの装着状態(この場合有無)を検出する検出手段として機能する。尚、図示はしないが、注水ケース41には、洗剤ケース開閉センサ36が設けられている。
この第2の実施形態においては、制御装置21は、洗剤ケース開閉センサ36及びリードスイッチ47の検知信号に基づいて、使用される(ユーザにより投入された)洗剤種類を検知する。そして、使用される洗剤の種類(粉末洗剤、液体洗剤、パック洗剤のいずれか)に応じた洗濯運転のコースを自動で設定する。従って、この第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様に、使用される洗剤の種類に応じた洗濯運転のコースを実行することができる。また、洗剤種類に応じた数の複数の洗剤収容部を設ける場合と比較して、洗剤投入部(洗剤ケース42)の大型化を抑えることができる。尚、洗剤の種類に応じた複数のアタッチメントを設け、装着されているアタッチメントの種類を検出手段により検出する構成とすることもできる。
図8は、第3の実施形態を示すものである。この第3の実施形態が、上記第1の実施形態と異なる点は、入力手段としての操作パネル51において、ユーザが使用する洗剤の種類を指定操作するように構成したところにある。この場合、図8は操作パネル51の操作部及び表示部における全ての表示がなされた(全ての光源が点灯された)状態を例示している。この操作パネル51には、電源入りキー52、電源切りキー53、洗濯運転を開始させるスタートキー54が設けられている。また、洗濯運転のコースを選択するためのコース選択キー55、コースを表示するコース表示部60が設けられている。
更に、操作パネル51には、洗濯運転の各行程のマニュアル設定を行うための洗いキー56、すすぎキー57、脱水キー58が設けられると共に、設定された時間や回数、並びに洗濯運転時における残り時間や回数等の必要な表示を夫々行う、洗い時間表示部61、すすぎ回数表示部62、脱水時間表示部63が設けられている。水位をマニュアル設定するための水位キー59や、水位を表示する水位表示部64等も設けられている。
そして、本実施形態では、操作パネル51には、洗剤種類設定キー65が設けられていると共に、設定された洗剤種類(「粉末洗剤」、「液体洗剤」、「パック洗剤」)を表示する洗剤種類表示部66が設けられている。この場合、洗剤種類設定キー65が操作される毎に、洗剤種類表示部66の洗剤種類の表示が1個ずつ切替えられるようになっており、表示が停止された洗剤種類に設定されるようになっている。尚、洗濯機1の電源オフ時には、使用されていた洗剤種類が記憶され、次回の電源オン時には、記憶された洗剤種類がデフォルト設定とされるようになっている。
この第3の実施形態では、制御装置21は、洗剤種類設定キー65の操作によってユーザが指定した洗剤種類(粉末洗剤、液体洗剤、パック洗剤のいずれか)に応じて、洗濯運転のコースを自動で設定して洗濯運転を実行する。従って、この第3の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様に、使用される洗剤の種類に応じた洗濯運転のコースを実行することができる。また、洗剤種類の判断に誤りなく、洗剤の種類に応じた洗濯運転を確実に実行することができる。
尚、上記した各実施形態に限定されるものではなく、図示は省略するが、例えば次のような拡張、変更も可能である。
即ち、液体洗剤用コースでは、粉末洗剤用コースやパック洗剤用コースよりも、給水機構25による洗濯運転開始時の単位時間当たりの給水量を減少させるように構成することができる。具体的には、給水弁27を連続オンでなく、例えば5秒オン、5秒オフを繰り返すようにすることができる。この場合、液体洗剤は、注水ケース内で上方から注がれる給水の勢いが大きいと、泡立ちが比較的大きくなる事情があり、洗濯効果の面を考えれば、洗剤の泡立ちを比較的小さくすることが望ましい。単位時間当たりの給水量を小さくすることによって、そのような泡立ちを抑えることが可能となる。
即ち、液体洗剤用コースでは、粉末洗剤用コースやパック洗剤用コースよりも、給水機構25による洗濯運転開始時の単位時間当たりの給水量を減少させるように構成することができる。具体的には、給水弁27を連続オンでなく、例えば5秒オン、5秒オフを繰り返すようにすることができる。この場合、液体洗剤は、注水ケース内で上方から注がれる給水の勢いが大きいと、泡立ちが比較的大きくなる事情があり、洗濯効果の面を考えれば、洗剤の泡立ちを比較的小さくすることが望ましい。単位時間当たりの給水量を小さくすることによって、そのような泡立ちを抑えることが可能となる。
さらに、上記各実施形態では、縦軸型の洗濯機に適用したが、縦軸型の洗濯機に限らず、ドラム式洗濯機など洗濯機全般に適用することができる。この場合、ドラム式洗濯機では、回転するドラムが撹拌手段を構成する。その他、例えば洗剤投入部が水槽内に設けられる構成としても良い等、洗剤投入部(注水ケース)の構成や給水機構の全体構成についても、様々な変更が可能であり、また、各コースにおける各行程の実行時間などについても、一例を挙げたに過ぎない等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1は洗濯機、3はトップカバー、4は水槽、10は洗濯槽、12はパルセータ(撹拌手段)、21は制御装置、24、51は操作パネル、25は給水機構、27は給水弁、28、41は注水ケース(給水経路)、30、42は洗剤ケース(洗剤投入部)、31、44は粉末洗剤収容部、32は液体洗剤収容部、35は粉末洗剤検知センサ(検知手段)、36は洗剤ケース開閉センサ(検知手段)、43は液体洗剤用アタッチメント、46は磁石、47はリードスイッチ(検出手段)、65は洗剤種類設定キー(入力手段)、66は洗剤種類表示部を示す。
Claims (6)
- 洗濯物が収容される水槽と、
給水径路を通して前記水槽内に給水する給水機構と、
前記水槽内の水又は洗濯物を撹拌する撹拌手段と、
洗濯運転を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、洗濯運転開始時に前記給水機構により前記水槽内に設定水位まで給水する際に、前記設定水位よりも低い所定水位で給水を一旦停止し、前記撹拌手段により撹拌を行う濃縮洗い行程を一定時間行った後、設定水位までの給水を行って本洗いの行程を実行するように構成されていると共に、
前記制御装置により制御される洗濯運転のコースは、使用される洗剤の種類に応じて、少なくとも、液体洗剤用コースと、それとは別のコースとを有しており、前記液体洗剤用コースでは、前記濃縮洗い行程の実行時間が前記別のコースよりも長い洗濯機。 - 前記液体洗剤用コースでは、前記別のコースよりも、本洗いの行程の実行時間が短い請求項1記載の洗濯機。
- 前記液体洗剤用コースでは、前記別のコースよりも、前記給水機構による洗濯運転開始時の単位時間当たりの給水量を減少させる請求項1又は2記載の洗濯機。
- 前記使用される洗剤の種類を検知する検知手段を備え、前記検知手段の検知に基づいて洗濯運転のコースが設定される請求項1から3のいずれか一項に記載の洗濯機。
- 前記水槽内に洗剤を投入するための洗剤投入部には、使用される洗剤の種類に応じたアタッチメントが着脱可能に装着されるように構成されると共に、
前記洗剤投入部に装着されているアタッチメントの装着状態を検出する検出手段を備え、
前記検出手段の検出に応じて洗濯運転のコースが設定される請求項1から4のいずれか一項に記載の洗濯機。 - 使用する洗剤の種類を指定操作するための入力手段を備え、前記入力手段の操作に応じて洗濯運転のコースが設定される請求項1から5のいずれか一項に記載の洗濯機。
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