JP2523063B2 - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JP2523063B2 JP2523063B2 JP3195667A JP19566791A JP2523063B2 JP 2523063 B2 JP2523063 B2 JP 2523063B2 JP 3195667 A JP3195667 A JP 3195667A JP 19566791 A JP19566791 A JP 19566791A JP 2523063 B2 JP2523063 B2 JP 2523063B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- condenser
- air
- filter
- air inlet
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2323/00—General constructional features not provided for in other groups of this subclass
- F25D2323/002—Details for cooling refrigerating machinery
- F25D2323/0024—Filters in the air flow cooling refrigerating machinery
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は冷蔵庫、冷凍庫等主とし
て食堂関連機器に用いられる冷凍装置に関する。
て食堂関連機器に用いられる冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の冷凍装置として、例えば、特
公平1−39030号公報(F25D19/00)に
は、排水管を備え、上面を開口する底の浅い容器と、多
規制の伝熱薄板よりなるフィン、左右両管板、この各フ
ィン及び両管板に直交貫通する多数本の冷媒導管からな
り、底部を前記容器に設置してなる強制通風式のプレ−
トフィン形凝縮器と、前後の幅及び左右の幅のうち一方
を前記凝縮器の高さ寸法より長く、他方を凝縮器の上面
を覆う寸法となし、一縁が凝縮器の空気出口面よりも空
気吹出方向に突出する如く前記両管板に着脱自在に配設
される板体と、前記両管板の空気出口側に設けられ、凝
縮器の散水洗浄時には凝縮器の上面から取り外された前
記板体を略垂直に支持する支持部材と、凝縮器の空気入
口面に着脱自在に配設されるフィルタとを備える冷凍装
置が開示されている。
公平1−39030号公報(F25D19/00)に
は、排水管を備え、上面を開口する底の浅い容器と、多
規制の伝熱薄板よりなるフィン、左右両管板、この各フ
ィン及び両管板に直交貫通する多数本の冷媒導管からな
り、底部を前記容器に設置してなる強制通風式のプレ−
トフィン形凝縮器と、前後の幅及び左右の幅のうち一方
を前記凝縮器の高さ寸法より長く、他方を凝縮器の上面
を覆う寸法となし、一縁が凝縮器の空気出口面よりも空
気吹出方向に突出する如く前記両管板に着脱自在に配設
される板体と、前記両管板の空気出口側に設けられ、凝
縮器の散水洗浄時には凝縮器の上面から取り外された前
記板体を略垂直に支持する支持部材と、凝縮器の空気入
口面に着脱自在に配設されるフィルタとを備える冷凍装
置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の冷凍装
置は、凝縮器の空気入口面に対する流入効率の向上とし
て、前記凝縮器の上部に設けられた板体にて空気がフィ
ン間に流入している状態時に、上方に空気が逃げないよ
うに閉塞されている。しかし、前記凝縮器の前面にはメ
ッシュのフィルタが設けられているのみであるため、こ
の凝縮器の左右両側に存在する隙間に空気が逃げ込み、
この両側にて乱流が発生するため、この空気が熱交換を
行わず無駄になるとともに、前面方向に逆流して前記凝
縮器への空気の流入抵抗となる問題点があった。
置は、凝縮器の空気入口面に対する流入効率の向上とし
て、前記凝縮器の上部に設けられた板体にて空気がフィ
ン間に流入している状態時に、上方に空気が逃げないよ
うに閉塞されている。しかし、前記凝縮器の前面にはメ
ッシュのフィルタが設けられているのみであるため、こ
の凝縮器の左右両側に存在する隙間に空気が逃げ込み、
この両側にて乱流が発生するため、この空気が熱交換を
行わず無駄になるとともに、前面方向に逆流して前記凝
縮器への空気の流入抵抗となる問題点があった。
【0004】また、前記フィルタは前述したようにメッ
シュ状になっており、凝縮器に流入する空気中の塵埃等
を除去するものであるため、このフィルタが汚れた際に
は取り外して掃除可能なように構成されている。しか
し、特に業務用冷凍庫或るいは冷蔵庫等に配置される冷
凍装置は、その使用場所がレストラン、食堂等の厨房で
あるために、フィルタ及び凝縮器のフィンに調理時に発
生した油煙の油が塵埃と共に付着固化し、凝縮器の熱交
換効率の低下が他の場所で使用される冷凍装置より著し
く悪いという問題がある。
シュ状になっており、凝縮器に流入する空気中の塵埃等
を除去するものであるため、このフィルタが汚れた際に
は取り外して掃除可能なように構成されている。しか
し、特に業務用冷凍庫或るいは冷蔵庫等に配置される冷
凍装置は、その使用場所がレストラン、食堂等の厨房で
あるために、フィルタ及び凝縮器のフィンに調理時に発
生した油煙の油が塵埃と共に付着固化し、凝縮器の熱交
換効率の低下が他の場所で使用される冷凍装置より著し
く悪いという問題がある。
【0005】このため、上述したような場所に設置され
る冷蔵庫等に具備される冷凍装置は、凝縮器に付着した
油を除去する手段として、水又はぬるま湯を洗浄液とし
て加圧して凝縮器に吹き付ける方法が用いられている
が、従来技術にてかかる洗浄方法を用いた場合、前記凝
縮器の左右両側に隙間が形成されている関係上、洗浄液
がその隙間に進入し、且つ前述したような空気が乱流と
なるのと同様に、洗浄液が飛散するという問題点があっ
た。
る冷蔵庫等に具備される冷凍装置は、凝縮器に付着した
油を除去する手段として、水又はぬるま湯を洗浄液とし
て加圧して凝縮器に吹き付ける方法が用いられている
が、従来技術にてかかる洗浄方法を用いた場合、前記凝
縮器の左右両側に隙間が形成されている関係上、洗浄液
がその隙間に進入し、且つ前述したような空気が乱流と
なるのと同様に、洗浄液が飛散するという問題点があっ
た。
【0006】本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、凝
縮器の空気流入面に対する空気の流入効率の向上を図る
とともに、洗浄時には洗浄液の飛散を防止することを目
的とした冷凍装置を提供するものである。
縮器の空気流入面に対する空気の流入効率の向上を図る
とともに、洗浄時には洗浄液の飛散を防止することを目
的とした冷凍装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、前面に開口を有した機械室と、該機械室
の開口に開閉自在に設けられた扉体と、前記機械室内に
設けられた強制通風式のプレ−トフィン形凝縮器と、該
凝縮器の空気入口面に設けられたフィルタと、前記凝縮
器の上面を閉塞する板体と、前記凝縮器の空気入口面の
左右両側に設けられた案内部材とよりなり、該案内部材
は流入空気を前記空気入口面に案内する案内部と、前記
機械室の開口の左右両縁にシール部材を介して当接する
折曲部とよりなる冷凍装置を提供する。
の手段として、前面に開口を有した機械室と、該機械室
の開口に開閉自在に設けられた扉体と、前記機械室内に
設けられた強制通風式のプレ−トフィン形凝縮器と、該
凝縮器の空気入口面に設けられたフィルタと、前記凝縮
器の上面を閉塞する板体と、前記凝縮器の空気入口面の
左右両側に設けられた案内部材とよりなり、該案内部材
は流入空気を前記空気入口面に案内する案内部と、前記
機械室の開口の左右両縁にシール部材を介して当接する
折曲部とよりなる冷凍装置を提供する。
【0008】また、排水口を備え、上面を開口する底の
浅い容器と、該容器内に設置される凝縮器と、前後の幅
或るいは左右の幅の内一方を前記凝縮器の高さ寸法より
長く、他方を凝縮器の上面を覆う寸法となし、前記凝縮
器の上面に着脱自在に設けられた板体とを備えてなる上
述記載の冷凍装置を提供するものである。
浅い容器と、該容器内に設置される凝縮器と、前後の幅
或るいは左右の幅の内一方を前記凝縮器の高さ寸法より
長く、他方を凝縮器の上面を覆う寸法となし、前記凝縮
器の上面に着脱自在に設けられた板体とを備えてなる上
述記載の冷凍装置を提供するものである。
【0009】
【作用】凝縮器の空気を取り入れる空気入口面にはフィ
ルタが設けられており、このフィルタに対して空気の流
入を案内するように、前記凝縮器の左右両側には案内部
材が設けられている。この案内部材は前述したように、
案内部にて凝縮器に対する空気の流入効率を向上させる
と同時に、折曲部に設けられたシ−ル部材が機械室の開
口の左右両縁に当接するため、空気が前記凝縮器の側方
に流入して乱流となることを防止する。
ルタが設けられており、このフィルタに対して空気の流
入を案内するように、前記凝縮器の左右両側には案内部
材が設けられている。この案内部材は前述したように、
案内部にて凝縮器に対する空気の流入効率を向上させる
と同時に、折曲部に設けられたシ−ル部材が機械室の開
口の左右両縁に当接するため、空気が前記凝縮器の側方
に流入して乱流となることを防止する。
【0010】また、凝縮器の上部に設けられた板体を前
記凝縮器の後方に垂直に設置することにより、前記凝縮
器の後方に洗浄液が進入することを防止する。しかも、
前記凝縮器の両側には裏面にシ−ル部材が設けられてい
る折曲部が、前記機械室の開口の左右両縁に当接し、前
記凝縮器の周辺、即ち前記機械室の開口の一部を遮蔽す
る形となるため、洗浄液の侵入を防止することができ
る。
記凝縮器の後方に垂直に設置することにより、前記凝縮
器の後方に洗浄液が進入することを防止する。しかも、
前記凝縮器の両側には裏面にシ−ル部材が設けられてい
る折曲部が、前記機械室の開口の左右両縁に当接し、前
記凝縮器の周辺、即ち前記機械室の開口の一部を遮蔽す
る形となるため、洗浄液の侵入を防止することができ
る。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図4及び図5に示す1はアンダ−カウンタ−型冷蔵
庫で、厨房等に設置し、天面2を調理用テ−ブルとして
利用するものである。4は食品を貯蔵するため、前面に
開口を有した貯蔵室で、前記開口に開閉自在な観音式の
扉3が設けられている。この貯蔵室4の片側には、側壁
9にて形成され、前面に開口を有する機械室5が設けら
れており、この機械室5内に冷媒圧縮機15、凝縮器1
3等にて構成される冷凍装置11が配設されている。ま
た、前記機械室5の開口は開閉自在なカバ−7にて閉塞
されており、このカバー7には前記凝縮器13と熱交換
を行うため、このカバー7には前記凝縮器13に空気を
流入させる通風口8が設けられている。
る。図4及び図5に示す1はアンダ−カウンタ−型冷蔵
庫で、厨房等に設置し、天面2を調理用テ−ブルとして
利用するものである。4は食品を貯蔵するため、前面に
開口を有した貯蔵室で、前記開口に開閉自在な観音式の
扉3が設けられている。この貯蔵室4の片側には、側壁
9にて形成され、前面に開口を有する機械室5が設けら
れており、この機械室5内に冷媒圧縮機15、凝縮器1
3等にて構成される冷凍装置11が配設されている。ま
た、前記機械室5の開口は開閉自在なカバ−7にて閉塞
されており、このカバー7には前記凝縮器13と熱交換
を行うため、このカバー7には前記凝縮器13に空気を
流入させる通風口8が設けられている。
【0012】この冷凍装置11は図1乃至図3示すよう
にユニットベ−ス12上に強制通風式のプレ−トフィン
形凝縮器13が設けられ、この凝縮器13の風下方向に
軸流型送風機14、さらにその風下側に冷媒圧縮機15
が順次設置されている。そして、前記カバ−7の通風口
8を通過してきた空気流によって前記凝縮器13及び送
風機14、圧縮機15の通風冷却を行う。また、前記凝
縮器13は、等間隔に並設された多数枚の伝熱板16、
例えばアルミニュウム板と、左右に設けられる導管板1
7と、これらの各伝熱板16及び導管板17に直交貫通
する多数本の銅製冷媒導管19とから構成され、この冷
媒導管19を通過する高圧ガス冷媒は、各伝熱板16間
を通過する空気流と熱交換を行い高圧液冷媒となるよう
構成されている。また、前記冷却装置11はユニットベ
−ス12ごと引き出しが可能で、これは冷凍装置11の
修理や、前記凝縮器13の洗浄を行う場合に引き出すも
のである。
にユニットベ−ス12上に強制通風式のプレ−トフィン
形凝縮器13が設けられ、この凝縮器13の風下方向に
軸流型送風機14、さらにその風下側に冷媒圧縮機15
が順次設置されている。そして、前記カバ−7の通風口
8を通過してきた空気流によって前記凝縮器13及び送
風機14、圧縮機15の通風冷却を行う。また、前記凝
縮器13は、等間隔に並設された多数枚の伝熱板16、
例えばアルミニュウム板と、左右に設けられる導管板1
7と、これらの各伝熱板16及び導管板17に直交貫通
する多数本の銅製冷媒導管19とから構成され、この冷
媒導管19を通過する高圧ガス冷媒は、各伝熱板16間
を通過する空気流と熱交換を行い高圧液冷媒となるよう
構成されている。また、前記冷却装置11はユニットベ
−ス12ごと引き出しが可能で、これは冷凍装置11の
修理や、前記凝縮器13の洗浄を行う場合に引き出すも
のである。
【0013】また、この凝縮器13の空気入口面には、
流入する空気を浄化するフィルタ22が設けられてお
り、このフィルタ22は網目状に形成されたメッシュ部
22Aと、このメッシュ部22Aを支持する金属製の枠
22Bとからなるものである。また、このフィルタ22
を前記凝縮器13の空気入口面に係止保持するために、
凝縮器13の空気入口面の上部には、少なくとも前記フ
ィルタ22の幅方向の寸法より広く形成された挿通孔2
3Aを有し、前記フィルタ22を係止保持するフィルタ
押さえ23が設けられている。
流入する空気を浄化するフィルタ22が設けられてお
り、このフィルタ22は網目状に形成されたメッシュ部
22Aと、このメッシュ部22Aを支持する金属製の枠
22Bとからなるものである。また、このフィルタ22
を前記凝縮器13の空気入口面に係止保持するために、
凝縮器13の空気入口面の上部には、少なくとも前記フ
ィルタ22の幅方向の寸法より広く形成された挿通孔2
3Aを有し、前記フィルタ22を係止保持するフィルタ
押さえ23が設けられている。
【0014】また、前記凝縮器13は底壁24Aと上方
に立ち上がる周壁24Bとからなる底の浅い金属製の容
器24内に設置されており、前記周壁24Bの適所には
排水管24Cが設けられている。また、前記凝縮器13
の設置時に凝縮器13の空気入口面がくる周壁24Bに
は、前記フィルタ22の下端部が嵌合するための嵌合部
24Dが設けられている。
に立ち上がる周壁24Bとからなる底の浅い金属製の容
器24内に設置されており、前記周壁24Bの適所には
排水管24Cが設けられている。また、前記凝縮器13
の設置時に凝縮器13の空気入口面がくる周壁24Bに
は、前記フィルタ22の下端部が嵌合するための嵌合部
24Dが設けられている。
【0015】また、この凝縮器13の上面には空気入口
面へ空気を導入するとともに、前記凝縮器13内に流入
した空気が上方に逃げないように閉塞する板体21が設
けられている。この板体21は第一位置の穴28と第二
位置の穴29とをそれぞれ4つずつ備え、第一位置での
穴28は洗浄液にて洗浄する場合の取付け位置で、第二
位置の穴29は洗浄液にての洗浄を行わない凝縮器13
である場合の取付け位置である。そして、洗浄液による
凝縮器13の洗浄を考慮していない場合、前記凝縮器1
3の上部には前記フィルタ押さえ23を設けず、前記板
体21のフランジ21Aにより前記フィルタ22の上端
を押さえるように設けられている。また、前記ユニット
ベ−ス12上の前記凝縮器13の空気入口面より前方の
位置に、螺子等の突出部25が設けられており、この突
出部25に前記フィルタ22の下端を引っ掛けて取り付
けるように構成されている。また、この板体21にて前
記凝縮器13の空気出口面を塞ぐことができるように、
前記凝縮器13の後部には図6に示すように前記板体2
1を上下方向にスライド移動させるスライド溝27が設
けられている。これは、前記凝縮器13を洗浄液にて洗
浄する場合に、前記凝縮器13の後方に位置する送風機
14や圧縮機15に洗浄液が飛散しないようにするため
である。
面へ空気を導入するとともに、前記凝縮器13内に流入
した空気が上方に逃げないように閉塞する板体21が設
けられている。この板体21は第一位置の穴28と第二
位置の穴29とをそれぞれ4つずつ備え、第一位置での
穴28は洗浄液にて洗浄する場合の取付け位置で、第二
位置の穴29は洗浄液にての洗浄を行わない凝縮器13
である場合の取付け位置である。そして、洗浄液による
凝縮器13の洗浄を考慮していない場合、前記凝縮器1
3の上部には前記フィルタ押さえ23を設けず、前記板
体21のフランジ21Aにより前記フィルタ22の上端
を押さえるように設けられている。また、前記ユニット
ベ−ス12上の前記凝縮器13の空気入口面より前方の
位置に、螺子等の突出部25が設けられており、この突
出部25に前記フィルタ22の下端を引っ掛けて取り付
けるように構成されている。また、この板体21にて前
記凝縮器13の空気出口面を塞ぐことができるように、
前記凝縮器13の後部には図6に示すように前記板体2
1を上下方向にスライド移動させるスライド溝27が設
けられている。これは、前記凝縮器13を洗浄液にて洗
浄する場合に、前記凝縮器13の後方に位置する送風機
14や圧縮機15に洗浄液が飛散しないようにするため
である。
【0016】また、前記凝縮器13の空気入口面に位置
する両側部には凝縮器13に流入する空気を空気入口面
に集中させ、前記機械室5の開口の左右両縁に密着し、
前記凝縮器13の空気入口面に対して空気が効率よく流
入するように案内する案内部材26が設けられている。
この案内部材26は機械室5の前面の外方向から、凝縮
器13の空気入口面に流入空気を集中させる形で形成さ
れている案内部32と、この案内部32の外方向の端部
が折曲されてなり、前記機械室5の左右両縁に当接する
折曲部33と、この折曲部33の裏面即ち前記機械室5
の両縁と当接する部分に、気密性を向上させるために設
けられたスポンジ状のシ−ル部材30とにより構成され
ている。また、前記凝縮器13の洗浄時には、前記冷凍
装置11を引き出して洗浄を行い、洗浄後に再びもとの
位置に戻す。この時、前記案内部材26の折曲部33は
位置決め部材としての役割を果たし、前記案内部材26
の折曲部33に設けられたシ−ル部材30は前記冷凍装
置11収納時の緩衝部材としての役割を果たすものであ
る。
する両側部には凝縮器13に流入する空気を空気入口面
に集中させ、前記機械室5の開口の左右両縁に密着し、
前記凝縮器13の空気入口面に対して空気が効率よく流
入するように案内する案内部材26が設けられている。
この案内部材26は機械室5の前面の外方向から、凝縮
器13の空気入口面に流入空気を集中させる形で形成さ
れている案内部32と、この案内部32の外方向の端部
が折曲されてなり、前記機械室5の左右両縁に当接する
折曲部33と、この折曲部33の裏面即ち前記機械室5
の両縁と当接する部分に、気密性を向上させるために設
けられたスポンジ状のシ−ル部材30とにより構成され
ている。また、前記凝縮器13の洗浄時には、前記冷凍
装置11を引き出して洗浄を行い、洗浄後に再びもとの
位置に戻す。この時、前記案内部材26の折曲部33は
位置決め部材としての役割を果たし、前記案内部材26
の折曲部33に設けられたシ−ル部材30は前記冷凍装
置11収納時の緩衝部材としての役割を果たすものであ
る。
【0017】以上のような構成により、前記通風口8よ
り前記凝縮器13に空気を流入させる時、前記案内部材
26の案内部32にて前記凝縮器13の空気入口面に空
気を案内し、更に案内部材26の折曲部33に設けられ
たシ−ル部材30が前記機械室5の開口の左右両側に当
接する関係上、流入空気が前記凝縮器13の側部に流入
して乱流が発生してしまうことを防止する。このため、
前記凝縮器13に略全ての流入空気が案内され、前記凝
縮器13内に於ては上面に板体21が設けられているた
め、凝縮器13内で上方に空気が逃げてしまうことを防
止する。以上のように、前記カバー7の通風口8に流入
した空気が、殆ど全て前記凝縮器13と熱交換すること
になる。
り前記凝縮器13に空気を流入させる時、前記案内部材
26の案内部32にて前記凝縮器13の空気入口面に空
気を案内し、更に案内部材26の折曲部33に設けられ
たシ−ル部材30が前記機械室5の開口の左右両側に当
接する関係上、流入空気が前記凝縮器13の側部に流入
して乱流が発生してしまうことを防止する。このため、
前記凝縮器13に略全ての流入空気が案内され、前記凝
縮器13内に於ては上面に板体21が設けられているた
め、凝縮器13内で上方に空気が逃げてしまうことを防
止する。以上のように、前記カバー7の通風口8に流入
した空気が、殆ど全て前記凝縮器13と熱交換すること
になる。
【0018】また、水またはぬるま湯にて凝縮器13の
洗浄を行う冷凍装置11は、特に油煙や塵埃が多い場所
に設置される厨房機器に具備されるもので、油煙や塵埃
があまりひどくない場所に設置される厨房機器に具備す
る冷凍装置11は、前述したように洗浄液による洗浄を
必要としないため、前記フィルタ押さえ23及び前記容
器24を具備しなくともよい。この場合、図6乃至図8
に示すように、前記板体21に設けられた前記第二位置
の穴29を利用して前記板体21を止めることにより、
前記フランジ21A及び前記突出部25にて前記フィル
タ22を着脱自在に保持することができる。
洗浄を行う冷凍装置11は、特に油煙や塵埃が多い場所
に設置される厨房機器に具備されるもので、油煙や塵埃
があまりひどくない場所に設置される厨房機器に具備す
る冷凍装置11は、前述したように洗浄液による洗浄を
必要としないため、前記フィルタ押さえ23及び前記容
器24を具備しなくともよい。この場合、図6乃至図8
に示すように、前記板体21に設けられた前記第二位置
の穴29を利用して前記板体21を止めることにより、
前記フランジ21A及び前記突出部25にて前記フィル
タ22を着脱自在に保持することができる。
【0019】以上に説明したように、上方の空気流の規
制は前記板体21にて行い、左右の空気流の案内は前記
案内部材26にて行う。このように、上方及び左右方向
の空気流を案内して、前記凝縮器13の熱交換が効率よ
く行えるように構成されている。また、洗浄可能な凝縮
器13において、前記凝縮器13を洗浄する時には、水
やぬるま湯を噴出して凝縮器13に付着した油分を除去
するような洗浄方法を用いる。この場合まず冷凍装置本
体を引き出して、図9に示すように前記凝縮器13の上
方に設けられている板体21を取り外し、図10に示す
ように前記凝縮器13の後部に設けられているスライド
溝27に前記板体21を差し込むことによって、前記凝
縮器13の後方に設けられた圧縮機15や送風機14に
洗浄液が飛散することはなく、さらに案内部材26にて
側方への洗浄液飛散も防止することができる。また、フ
ィルタ22の洗浄は、フィルタ22を取り外して単独で
洗浄する。
制は前記板体21にて行い、左右の空気流の案内は前記
案内部材26にて行う。このように、上方及び左右方向
の空気流を案内して、前記凝縮器13の熱交換が効率よ
く行えるように構成されている。また、洗浄可能な凝縮
器13において、前記凝縮器13を洗浄する時には、水
やぬるま湯を噴出して凝縮器13に付着した油分を除去
するような洗浄方法を用いる。この場合まず冷凍装置本
体を引き出して、図9に示すように前記凝縮器13の上
方に設けられている板体21を取り外し、図10に示す
ように前記凝縮器13の後部に設けられているスライド
溝27に前記板体21を差し込むことによって、前記凝
縮器13の後方に設けられた圧縮機15や送風機14に
洗浄液が飛散することはなく、さらに案内部材26にて
側方への洗浄液飛散も防止することができる。また、フ
ィルタ22の洗浄は、フィルタ22を取り外して単独で
洗浄する。
【0020】また、前記フィルタ22の他の洗浄方法と
して、フィルタ22を取り外して正規の取付け状態から
裏返しにして取付けることにより、フィルタ22の汚れ
ている面が洗浄液の進行方向と同方向となるため、前記
凝縮器13の洗浄と共にフィルタ22の洗浄もできる。
また、本実施例の前記冷凍装置11は、油汚れの多い厨
房機器のみに具備されるものではなく、他の油汚れの心
配のない場所に設置される機器にも備えられるものであ
るため、共通部品の多いことが望ましい。これは製造コ
ストや手間をなるべく少なくするためである。本発明の
冷凍装置11では、共通でない部品はフィルタ押さえ2
3及び容器24の二点のみであり、このため製造工程時
に前記フィルタ押さえ23と容器24を取り付けるか否
かにより、洗浄液による洗浄が可能である冷凍装置11
と、そうでない冷凍装置11とを作り分けることができ
る。このため、それぞれ専用で凝縮器13を製造する場
合に比較して製造コストや手間を省くことができる。
して、フィルタ22を取り外して正規の取付け状態から
裏返しにして取付けることにより、フィルタ22の汚れ
ている面が洗浄液の進行方向と同方向となるため、前記
凝縮器13の洗浄と共にフィルタ22の洗浄もできる。
また、本実施例の前記冷凍装置11は、油汚れの多い厨
房機器のみに具備されるものではなく、他の油汚れの心
配のない場所に設置される機器にも備えられるものであ
るため、共通部品の多いことが望ましい。これは製造コ
ストや手間をなるべく少なくするためである。本発明の
冷凍装置11では、共通でない部品はフィルタ押さえ2
3及び容器24の二点のみであり、このため製造工程時
に前記フィルタ押さえ23と容器24を取り付けるか否
かにより、洗浄液による洗浄が可能である冷凍装置11
と、そうでない冷凍装置11とを作り分けることができ
る。このため、それぞれ専用で凝縮器13を製造する場
合に比較して製造コストや手間を省くことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の冷凍装置は以下のような効果を
奏する。凝縮器の空気入口面の左右両側に突出して設け
られた案内部材、及び上方に設けられた板体にて、流入
空気を確実に凝縮器内へ案内することができるため、熱
交換の効率の向上が図れる。
奏する。凝縮器の空気入口面の左右両側に突出して設け
られた案内部材、及び上方に設けられた板体にて、流入
空気を確実に凝縮器内へ案内することができるため、熱
交換の効率の向上が図れる。
【0022】また、凝縮器自体を洗浄液にて洗浄する場
合に、洗浄液が飛散して周辺が水浸しになってしまうこ
とを防止する。
合に、洗浄液が飛散して周辺が水浸しになってしまうこ
とを防止する。
【図1】洗浄液にて洗浄可能な本発明の冷凍装置の斜視
図である。
図である。
【図2】洗浄液にて洗浄可能な本発明の冷凍装置の断面
図である。
図である。
【図3】本発明の冷凍装置の上面図である。
【図4】本発明の冷凍装置を具備した冷蔵庫の斜視図で
ある。
ある。
【図5】冷蔵庫の正面図である。
【図6】フィルタ装着時の本発明の斜視図である。
【図7】フィルタ装着時の本発明の断面図である。
【図8】本発明の冷凍装置の上面図である。
【図9】洗浄液にて洗浄する場合の状態を示した冷凍装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図10】洗浄液にて洗浄している状態を示した冷凍装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
11 冷凍装置 13 凝縮器 21 板体 22 フィルタ 24 容器 24C 排水管 30 シ−ル部材 32 案内部 33 折曲部
Claims (2)
- 【請求項1】 前面に開口を有した機械室と、該機械室
の開口に開閉自在に設けられた扉体と、前記機械室内に
設けられた強制通風式のプレ−トフィン形凝縮器と、該
凝縮器の空気入口面に設けられたフィルタと、前記凝縮
器の上面を閉塞する板体と、前記凝縮器の空気入口面の
左右両側に設けられた案内部材とよりなり、該案内部材
は流入空気を前記空気入口面に案内する案内部と、前記
機械室の開口の左右両縁にシール部材を介して当接する
折曲部とよりなることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項2】 排水口を備え、上面を開口する底の浅い
容器と、該容器内に設置される凝縮器と、前後の幅或る
いは左右の幅の内一方を前記凝縮器の高さ寸法より長
く、他方を凝縮器の上面を覆う寸法となし、前記凝縮器
の上面に着脱自在に設けられた板体とを備えてなる特許
請求の範囲請求項1記載の冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3195667A JP2523063B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3195667A JP2523063B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539976A JPH0539976A (ja) | 1993-02-19 |
JP2523063B2 true JP2523063B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=16344996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3195667A Expired - Fee Related JP2523063B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523063B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3363093B2 (ja) * | 1998-06-12 | 2003-01-07 | ホシザキ電機株式会社 | 凝縮器の排熱構造 |
JP5926157B2 (ja) * | 2012-09-18 | 2016-05-25 | シャープ株式会社 | 冷却庫 |
JP5806993B2 (ja) * | 2012-09-19 | 2015-11-10 | パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 | 冷凍装置 |
JP6191364B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-09-06 | ダイキン工業株式会社 | 液冷却装置用フィルタ装置および液冷却装置 |
CN104406336A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-03-11 | 上海中兴不锈钢配套工程有限公司 | 非直接式空气冷却型冷凝器进风防尘过滤装置 |
JP7280500B2 (ja) * | 2019-07-19 | 2023-05-24 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置および油冷却装置 |
JP2021018020A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置および油冷却装置 |
US20220260290A1 (en) * | 2019-07-19 | 2022-08-18 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration device and oil cooling device |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP3195667A patent/JP2523063B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0539976A (ja) | 1993-02-19 |
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