JP7280500B2 - 冷凍装置および油冷却装置 - Google Patents

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Description

本開示は、冷凍装置およびその冷凍装置を用いた油冷却装置に関する。
従来、工作機械の主軸やモータなどの冷却に用いられる油を冷却するための油冷却装置がある(例えば、特開2019-34397号公報(特許文献1)参照)。
上記油冷却装置では、凝縮器と蒸発器とを有する冷媒回路を備え、蒸発器により油を冷却して凝縮器から外部に排熱する。
特開2019-34397号公報
上記従来の油冷却装置では、工作機械と同じ設置空間において使用されるので、オイルミストを含む空気がフィルタを介して吸い込まれて凝縮器に供給されて、油分と粉塵が凝縮器に付着して目詰まりする。
このような目詰まりした凝縮器を洗浄するには、油冷却装置から凝縮器を取り外す必要があるため、凝縮器の取り外し、洗浄、取り付けの作業に長時間を要し、メンテナンス作業のコストが高くなると共に、工作機械の停止期間も長くなって稼働率が低下するという問題がある。
本開示では、オイルミスト雰囲気において熱交換器の目詰まりを抑制できる冷凍装置およびその冷凍装置を用いた油冷却装置を提案する。
本開示の冷凍装置は、
熱交換器を有する冷媒回路と、
少なくとも上記熱交換器が収容され、上記熱交換器の上流側に吸込口が設けられた筐体と、
上記筐体の上記吸込口に取り付けられたフィルタと
上記熱交換器と上記フィルタとの間の空間の下方に設けられた油受け部と
を備え、
上記フィルタは、上記熱交換器に対して間隔をあけて上記筐体の吸込口に取り付けられており、
オイルミストを含む空気が上記フィルタを介して上記熱交換器に供給されるとき、上記オイルミストを含む空気中の油分の少なくとも一部が上記フィルタに捕捉されると共に、上記油受け部が、上記フィルタに捕捉されて下方に流れ落ちた油分と、上記熱交換器の前面側に付着して下方に流れ落ちた油分とを受けることを特徴とする。
本開示によれば、熱交換器に対して間隔をあけてフィルタを筐体の吸込口に取り付けることによって、オイルミストを含む空気がフィルタを介して熱交換器に供給されて空気中の油分がフィルタに捕捉されても、フィルタに捕捉された油分が熱交換器側に伝って移動することが容易にできないので、熱交換器の目詰まりを抑制できる。
また、本開示の1つの態様に係る冷凍装置では、
記油受け部からの油を案内する案内経路と、
上記案内経路により案内された油を溜める油溜め部と
を備えた。
本開示によれば、装置周辺を油で汚すことなく、フィルタや熱交換器に付着した油分を油溜め部に溜めてまとめて処理できる。
また、本開示の1つの態様に係る冷凍装置では、
上記熱交換器の板状の複数のフィンが互いに平行にかつ上下方向に沿って配置されている。
本開示によれば、熱交換器の前面側に付着した油分がスムーズに下方に流れ落ちるので、フィン間に油滴が留まって目詰まりするのを効果的に抑制できる。
また、本開示の1つの態様に係る冷凍装置では、
上記フィルタの表面に付着した油滴を下方に案内するように上記フィルタが構成されている。
本開示によれば、フィルタに付着した油分がスムーズに下方に流れ落ちて、フィルタに油滴が留まって目詰まりするのを効果的に抑制できる。
また、本開示の1つの態様に係る冷凍装置では、
上記筐体に上記フィルタを取り付けるための取付枠を備え、
上記取付枠の下側枠部が上記熱交換器側かつ下方に向かって傾斜している。
本開示によれば、フィルタの表面に付着して下方に流れ落ちた油滴を、取付枠の下側枠部の傾斜に沿って熱交換器側の下方に集めて、熱交換器に付着して下方に流れ落ちた油滴といっしょに処理できる。
また、本開示の油冷却装置では、
上記のいずれか1つの冷凍装置を備え、
上記冷凍装置の上記冷媒回路は、凝縮器として機能する第1の上記熱交換器と、蒸発器として機能する第2の熱交換器とを有し、
上記第2の熱交換器により油を冷却する。
本開示によれば、オイルミスト雰囲気において凝縮器として機能する第1の熱交換器の目詰まりを抑制できる油冷却装置を実現できる。
本開示の第1実施形態の冷凍装置を用いた油冷却装置の概略構成図である。 第1実施形態の油冷却装置の斜視図である。 第1実施形態の油冷却装置の正面図である。 図3のIV-IV線から見た縦断面の要部の図である。 図3のV-V線から見た横断面の要部の図である。 第1実施形態の油冷却装置の凝縮器の構成を示す斜視図である。
以下、実施形態を説明する。なお、図面において、同一の参照番号は、同一部分または相当部分を表わすものである。また、長さ、幅、厚さ、深さ等の図面上の寸法は、図面の明瞭化と簡略化のために実際の尺度から適宜変更されており、実際の相対寸法を表してはいない。
〔第1実施形態〕
図1は本開示の第1実施形態の冷凍装置を用いた油冷却装置10の概略構成図である。この油冷却装置10は、工作機械100の作動油や潤滑油、切削液(以下「油」という)を、油タンクTを介して循環させながら冷却する。この工作機械100は、NC旋盤、研削盤、NC専用機等の工作機械、成形機、プレス機等の産業機械である。
この第1実施形態の油冷却装置10は、図1に示すように、圧縮機1と凝縮器3と電子膨張弁EVと蒸発器4が環状に接続された冷媒回路RCと、冷媒回路RCの冷媒循環方向を正サイクルから逆サイクルに切り換える四路切換弁2と、凝縮器3に空気を供給する送風ファン6と、冷媒回路RCと四路切換弁2および送風ファン6を制御する制御装置50とを備えている。電子膨張弁EVは、減圧機構の一例である。また、冷媒回路RCは、ホットガスバイパス配管L10と、そのホットガスバイパス配管L10に配設されたホットガスパイパス弁HGBを有する。
上記凝縮器3は、第1の熱交換器の一例であり、蒸発器4は、第2の熱交換器の一例である。
上記圧縮機1の吐出側を四路切換弁2の第1ポート2aに接続している。四路切換弁2の第2ポート2bを、閉鎖弁V1を介して凝縮器3の一端に接続している。この凝縮器3の他端を、閉鎖弁V2を介して電子膨張弁EVの一端に接続している。
また、電子膨張弁EVの他端を蒸発器4の一端4aに接続している。また、蒸発器4の他端4bを四路切換弁2の第3ポート2cに接続している。さらに、四路切換弁2の第4ポート2dを、アキュムレータ5を介して圧縮機1の吸入側に接続している。また、蒸発器4の一端4a側にホットガスバイパス配管L10の一端を接続している。ホットガスバイパス配管L10の他端を四路切換弁2の第2ポート2b側に接続している。
また、油タンクT内の油に一端が浸漬された配管L1の他端を循環ポンプPの吸込ポートに接続している。循環ポンプPの吐出ポートを、配管L2を介して蒸発器4の流入ポート4cを接続している。
また、蒸発器4の流出ポート4dに配管L3の一端が接続され、配管L3の他端が工作機械100の流入ポート101に接続されている。工作機械100の流出ポート102と油タンクTとが配管L4を介して接続されている。
上記油タンクTと蒸発器4と工作機械100および配管L1~L4で、油が循環する循環経路を構成している。
上記油冷却装置10および循環経路で油冷却システムを構成している。なお、この第1実施形態では、油冷却装置10に循環ポンプPを備えたが、油冷却装置とは別に循環ポンプを備えて、油冷却装置と循環ポンプおよび循環経路で油冷却システムを構成してもよい。
上記油冷却装置10では、ポンプダウン運転により蒸発器4に冷媒を回収した後、凝縮器3を筐体11から外して、凝縮器3の洗浄を行う。ポンプダウン運転では、四路切換弁2のコイルを励磁して、冷媒回路の冷媒循環方向が逆サイクルになるように切り換える。
図2は油冷却装置10の斜視図であり、図3は油冷却装置10の正面図である。油冷却装置10は、図2,図3に示すように、縦長の直方体形状の筐体11を備えている。この筐体11の一方の側面に、凝縮器3の上流側に位置する吸込口12を設けている。吸込口12にフィルタ13を取り付けている。図2において、14は筐体11の天面側に設けられた吹出口である。
上記筐体11内に、図1に示す冷媒回路RCと四路切換弁2と送風ファン6および制御装置50が収容されている。
フィルタ13と凝縮器3と送風ファン6が、吸込口12側からフィルタ13,凝縮器3,送風ファン6の順に筐体11内に配置されている。
上記油冷却装置10では、送風ファン6により外気が吸込口12からフィルタ13を介して吸い込まれて、凝縮器3に供給された後、吹出口14から排出される。
図4は図3のIV-IV線から見た縦断面の要部の図であり、図5は図3のV-V線から見た横断面の要部の図である。図4,図5では、フィルタ13は、凝縮器3に対して間隔D(この実施形態では10mm)をあけて筐体11の吸込口12に取り付けられている。
図4,図5に示すように、直方体形状の筐体11は、筐体11の下側を覆う底フレーム30を有する。この底フレーム30は、凝縮器3とフィルタ13との間の空間Aの下方に設けられた油受け部31と、油受け部31からの油を案内する案内経路32と、案内経路32により案内された油を溜める凹形状の油溜め部33とを有する。なお、この実施形態では、油受け部31と案内経路32と油溜め部33とを底フレーム30に一体に形成したが、底フレームとは別に油受け部と案内経路と油溜め部を設けてもよい。
筐体11に取付枠20を用いてフィルタ13を取り付けている。この取付枠20の下側枠部22が凝縮器3側かつ下方に向かって傾斜している。また、フィルタ13と凝縮器3との間隔Dを保つために、例えば取付枠20に設けた複数の横桟と複数の縦桟によりフィルタ13を保持してもよいし、他の手段によりフィルタ13を保持してもよい。
また、図6は凝縮器3の構成を示す斜視図である。凝縮器3の板状の複数のフィン3aが互いに平行にかつ上下方向に沿って配置されている。
また、フィルタ13は、フィルタ13の表面に付着した油滴を下方に案内するように構成されている。平坦なシート状のフィルタの表面に縦方向に溝(または畝)が設けられたものが筐体11の吸込口12に取り付けられている。
なお、本開示の油冷却装置10のフィルタ13は、ろ材が蛇腹状に折り曲げられた形状に限らず、例えば、平坦なシート状のフィルタでもよい。
上記油冷却装置10の油の冷却運転において、圧縮機1から吐出された高圧のガス冷媒は、四路切換弁2を介して凝縮器3に流入し、凝縮器3で外気と熱交換されて凝縮することにより液冷媒となる。次に、電子膨張弁EVにおいて減圧された液冷媒は、蒸発器4に流入して油と熱交換されて蒸発することにより低圧のガス冷媒となり、アキュムレータ5を介して圧縮機1の吸入側に戻る。これにより、蒸発器4において、油が冷却される。この油の冷却運転では、制御装置50は、油の温度や室内温度などに基づいて、圧縮機1の回転周波数や電子膨張弁EVの開度を制御する。なお、ホットガスバイパス配管L10に配設されたホットガスパイパス弁HGBでは、蒸発器4に供給する高温・高圧ガス量を調整することで、低負荷時の冷却能力をコントロールする。
従来の油冷却装置では、工作機械が設置された環境下のオイルミスト雰囲気で使用される場合、網状またはロール状のフィルタを吸込口に取り付けている。
本発明者は、このような従来の油冷却装置では、オイルミストを含む空気がフィルタを介して吸い込まれて凝縮器に供給されるため、風圧により押されたフィルタが凝縮器に接触して、フィルタで捕捉された油分と粉塵が凝縮器側に移動して、凝縮器側に付着した油分といっしょになってフィルタと凝縮器との間で留まることが、凝縮器に目詰まりを生じさせている要因の1つであることを発見した。
そこで、本開示の冷凍装置を用いた油冷却装置10では、凝縮器3(熱交換器)に対して間隔Dをあけてフィルタ13を筐体11の吸込口12に取り付けている。これによって、オイルミスト雰囲気の環境下に設置された油冷却装置10は、オイルミストを含む空気がフィルタ13を介して凝縮器3に供給されて空気中の油分がフィルタ13に捕捉されても、フィルタ13に捕捉された油分が凝縮器3側に伝って移動することが容易にできないので、凝縮器3の目詰まりを抑制することができる。
また、フィルタ13に捕捉された油分が下方に流れ落ちると共に、凝縮器3の前面側に付着した油分が下方に流れ落ちて、凝縮器3とフィルタ13との間の空間Aの下方に設けられた油受け部31で受ける。油受け部31で受けた油は、案内経路32により油溜め部33に案内される。これにより、装置周辺を油で汚すことなく、フィルタ13や凝縮器3に付着した油分を油溜め部33に溜めてまとめて処理できる。
また、凝縮器3の板状の複数のフィン3aを互いに平行にかつ上下方向に沿って配置することによって、図4の矢印で示すように、凝縮器3の前面側に付着した油分がスムーズに下方に流れ落ちるので、フィン3a間に油滴が留まって目詰まりするのを効果的に抑制できる。
また、フィルタ13の表面に付着した油滴を下方に案内するようにフィルタ13が構成されているので、図4の矢印で示すように、フィルタ13に付着した油分がスムーズに下方に流れ落ちて、フィルタ13に油滴が留まって目詰まりするのを効果的に抑制できる。
また、図4に示すように、筐体11にフィルタ13を取り付けるための取付枠20の下側枠部22が凝縮器3側かつ下方に向かって傾斜していることによって、フィルタ13の表面に付着して下方に流れ落ちた油滴を、取付枠20の下側枠部22の傾斜に沿って凝縮器3側の下方に集めて、凝縮器3の前面(吸込口12側)に付着して下方に流れ落ちた油滴といっしょに処理できる。
また、上記第1実施形態では、オイルミスト雰囲気において凝縮器3(第1の熱交換器)の目詰まりを抑制できる油冷却装置10を実現することができる。これにより、メンテナンス作業のコストを低減できると共に、工作機械100の稼働率の低下を抑制することができる。
〔第2実施形態〕
本開示の第2実施形態の冷凍装置を用いた液冷却装置である。この液冷却装置は、オイルミスト雰囲気で使用され、第1実施形態の油冷却装置10に用いられた冷凍装置と同様の構成の冷凍装置により切削液を冷却する。
上記第2実施形態の液冷却装置は、第1実施形態の油冷却装置10と同様の効果を有する。
上記第1,第2実施形態では、工作機械100の油(作動油や潤滑油)を冷却する冷凍装置を用いた油冷却装置10、および、切削液を冷却する冷凍装置を用いた液冷却装置について説明したが、他の液体を冷却する液冷却装置にこの発明の冷凍装置を適用してもよい。
〔第3実施形態〕
本開示の第3実施形態の冷凍装置の一例としての空気調和機である。この空気調和機は、オイルミスト雰囲気で使用され、第1実施形態の油冷却装置10に用いられた冷凍装置と同様の構成の冷凍装置により冷房または暖房の少なくとも一方の空調運転を行う。
上記第3実施形態の空気調和機は、第1実施形態の油冷却装置10と同様の効果を有する。
また、上記第1~第3実施形態では、油(作動油や潤滑油)を冷却する冷凍装置や切削液を冷却する冷凍装置および空気調和機について説明したが、オイルミスト雰囲気で使用される他の構成の冷凍装置にこの発明を適用してもよい。この場合、オイルミストを含む空気がフィルタを介して吸い込まれて供給される熱交換器は、凝縮器として機能する熱交換器であってもよいし、蒸発器として機能する熱交換器であってもよい。
本開示の具体的な実施の形態について説明したが、本開示は上記第1~第3実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内で種々変更して実施することができる。
1…圧縮機
2…四路切換弁
3…凝縮器(第1の熱交換器)
4…蒸発器(第2の熱交換器)
5…アキュムレータ
6…送風ファン
10…油冷却装置
11…筐体
12…吸込口
13…フィルタ
14…吹出口
20…取付枠
21…上側枠部
22…下側枠部
30…底フレーム
31…油受け部
32…案内経路
33…油溜め部
50…制御装置
100…工作機械
EV…電子膨張弁
HGB…ホットガスパイパス弁
L1,L2,L3,L4…配管
L10…ホットガスパイパス配管
P…循環ポンプ
RC…冷媒回路
T…油タンク
V1,V2…閉鎖弁

Claims (5)

  1. 熱交換器(3)を有する冷媒回路(RC)と、
    少なくとも上記熱交換器(3)が収容され、上記熱交換器(3)の上流側に吸込口(12)が設けられた筐体(11)と、
    上記筐体(11)の上記吸込口(12)に取り付けられ、ろ材(13a)を有するフィルタ(13)と、
    上記熱交換器(3)と上記フィルタ(13)との間の空間の下方に設けられた油受け部(31)と、
    上記筐体(11)に上記フィルタ(13)を取り付けるための取付枠(20)と
    上記油受け部(31)からの油を案内する案内経路(32)と、
    上記熱交換器(3)の下方にも設けられ、上記案内経路(32)により案内された油を溜める油溜め部(33)と
    を備え、
    上記フィルタ(13)は、上記熱交換器(3)近傍に沿うように上記熱交換器(3)に対して間隔をあけて上記筐体(11)の吸込口(12)に取り付けられており、
    オイルミストを含む空気が上記フィルタ(13)を介して上記熱交換器(3)に供給されるとき、上記オイルミストを含む空気中の油分の少なくとも一部が上記フィルタ(13)に捕捉されると共に、上記油受け部(31)が、上記フィルタ(13)に捕捉されて下方に流れ落ちた油分と、上記熱交換器(3)の前面側に付着して下方に流れ落ちた油分とを受け
    上記フィルタ(13)の表面に付着して下方に流れ落ちた油滴が、上記取付枠(20)の下側枠部(22)の傾斜に沿って流れることによって、上記熱交換器(3)の下方の上記油溜め部(33)に集まるように、上記取付枠(20)の下側枠部(22)が上記熱交換器(3)側かつ下方に向かって傾斜していることを特徴とする冷凍装置。
  2. 請求項1に記載の冷凍装置において、
    上記フィルタ(13)の上記ろ材(13a)は、蛇腹状に折り曲げられていることを特徴とする冷凍装置。
  3. 請求項1または2に記載の冷凍装置において、
    上記熱交換器(3)の板状の複数のフィン(3a)が互いに平行にかつ上下方向に沿って配置されていることを特徴とする冷凍装置。
  4. 請求項1からまでのいずれか1つに記載の冷凍装置において、
    上記フィルタ(13)の表面に付着した油滴を下方に案内するように上記フィルタ(13)が構成されていることを特徴とする冷凍装置。
  5. 請求項1からまでのいずれか1つに記載の冷凍装置を備え、
    上記冷凍装置の上記冷媒回路(RC)は、凝縮器として機能する第1の上記熱交換器(3)と、蒸発器として機能する第2の熱交換器(4)とを有し、
    上記第2の熱交換器(4)により油を冷却することを特徴とする油冷却装置。
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