JP3223013U - 凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ポンプの能力の低下を防止して、保水材の能力の低下を防止すること。また、水を循環させるポンプの能力の低下時期を遅らせて、一夏のワンシーズンの間、清掃しなくても良いようにして、ランニングコストを削減するフィルタ装置を提供する。【解決手段】保水材へと水を循環させるためのポンプ14を水回収装置13内に配置し、水回収装置13の上流側にフィルタ装置45を配設する。フィルタ装置45には保水材からの水が排水される排水管12と水道水からの補給水管20とが接続されている。フィルタ装置45と水回収装置13とは、略L型のパイプ48が接続されている。フィルタ装置45において、保水材からの循環水に含まれているホコリやゴミ等の不純物43が溜められる。これにより、水回収装置13へは不純物43が少なくなった綺麗な水が送給される。そのため、ポンプ14のフィルタ14aの目詰まりを防ぎ、能力の低下を防止できる。【選択図】図1
Description
本考案は、空調、冷凍、冷蔵装置等に用いられている空冷式の凝縮器の補助冷却装置に関するものであり、夏場等の外気温が高い時に空気調和機の凝縮器の吸い込み空気の温度を冷却するための凝縮器の補助冷却装置に関するものであり、より詳しくは凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置に関するものである。
空調、冷凍、冷蔵装置等の冷凍サイクルに用いられる凝縮器は、熱交換方式により水冷式と空冷式とがあり、水冷式は熱交換効率が高く、夏場の高温時にも、外気の影響が少なく、比較的安定した庫内、室内温度を保つことができるが、装置構造が複雑で高価であり、維持管理に経費が掛かるという問題がある。
一方、空冷式は装置構造が簡便なため安価であるが、夏場の高温時等に庫内、室内の冷却効率が落ちるという問題がある。この問題を補う空冷式の凝縮器の補助冷却装置としては、例えば、特許文献1に示すように、凝縮器の放熱フィンに水を直接散布して冷却効率を向上させる補助冷却装置が知られている。
一方、空冷式は装置構造が簡便なため安価であるが、夏場の高温時等に庫内、室内の冷却効率が落ちるという問題がある。この問題を補う空冷式の凝縮器の補助冷却装置としては、例えば、特許文献1に示すように、凝縮器の放熱フィンに水を直接散布して冷却効率を向上させる補助冷却装置が知られている。
上記特許文献1に記載の補助冷却装置は、空調室外機の凝縮器の放熱フィンに、スプレーノズルにより細かい粒状または霧状の水をほぼ均一に散布するものであり、この散布した水の蒸発潜熱によって放熱フィンを冷却するものである。
しかしながら、この特許文献1は、夏場の高温時に凝縮器の放熱フィンにノズルにより直接水道水を散水し、冷却効率を向上させるものの、運転を長期にわたって続ける間に放熱フィンの表面に水垢・スケール等が付着するために、空冷運転時の熱交換効率の低下や放熱フィンの腐食などが発生するという問題がある。特に、放熱フィンの腐食、経年劣化が著しく、5〜6年で放熱フィンあるいは凝縮器自体を交換する必要が生じ、結果として高価になるという問題があった。
この問題を補う空冷式凝縮器の補助冷却装置としては、例えば、下記に示す特許文献2が挙げられる。
この特許文献2示す補助冷却装置は、凝縮器の放熱フィンの近傍にクーリングマットを放熱フィンから一定距離を離して設置し、このクーリングマットに冷却水を流下させて凝縮器の吸い込み空気を冷却させるようにしたものである。
しかしながら、この特許文献2に用いられているクーリングマットは、繊維状のものを用いているために、構造上冷却効率が低く、さらに目詰まりによる圧力損失が増大していく等の不具合がある。
しかしながら、この特許文献2に用いられているクーリングマットは、繊維状のものを用いているために、構造上冷却効率が低く、さらに目詰まりによる圧力損失が増大していく等の不具合がある。
この特許文献2の不具合を解決するようにしたものとして、例えば、下記に示す特許文献3が挙げられる。
上記特許文献3は図7〜図14に示すような構成となっている。図7は室外機1の吸い込み空気の上流側に補助冷却装置10を設置した場合の凝縮器の空気冷却装置の概略構成を示しており、また、図8は図7のA方向から見た概略正面図を示している。
室外機1は、周知の構成であるため、詳細な説明は省略するが、室外機1のケース2の一方には凝縮器3が配置され、ケース2の上部には冷却ファン4が設けられている。なお、図示例では冷却ファン4をケース2の上部に設けているが、凝縮器3に対向した位置に冷却ファン4が設けられている場合もある。
室外機1は、周知の構成であるため、詳細な説明は省略するが、室外機1のケース2の一方には凝縮器3が配置され、ケース2の上部には冷却ファン4が設けられている。なお、図示例では冷却ファン4をケース2の上部に設けているが、凝縮器3に対向した位置に冷却ファン4が設けられている場合もある。
補助冷却装置10は、気化式空気冷却装置11と、この気化式空気冷却装置11から排水管12を介して排水される水を回収する水回収装置13と、この水回収装置13に貯溜している水をポンプ14を介して前記気化式空気冷却装置11側に送る給水管15と、この給水管15からの水を気化式空気冷却装置11の上面に給水する給水装置16等で構成
されている。
されている。
なお、図7では給水管15を室外機1より右方に描いているが、実際の施工は室外機1の左方で、気化式空気冷却装置11の側面に配管されるようになっている。しかし、補助冷却装置10の気化式空気冷却装置11は、凝縮器3の吸い込み空気の上流側に該室外機1に近接して配置されるが、他の水回収装置13や給水管15は任意の箇所に配置、施工される。
気化式空気冷却装置11は、図8に示すように、凝縮器3の大きさとほぼ同じか、若干大きめの大きさとしており、気化式空気冷却装置11にて凝縮器3の空気の吸い込み面を覆う大きさである。
図9は、周知な冷凍サイクルを示し、冷凍サイクルは、凝縮器3、圧縮器5、室内に設置される室内機内の蒸発器6、膨張弁7等で構成されており、それぞれ冷媒管8にて接続されている。
冷房運転時では、圧縮器5で冷媒管8内の冷媒が圧縮されて、冷媒は高温ガスになり、凝縮器3内を冷却ファン4にて気化する際の水の潜熱にて一定の温度に下げられ冷媒ガスは液化する。膨張弁7にて冷媒の圧力は急激に下げられ、冷媒ガスの潜熱で冷たくなり、蒸発器6で部屋の温度を熱交換を行ない、室内機から冷風が部屋内に送られて冷房が行なわれる。
冷房運転時では、圧縮器5で冷媒管8内の冷媒が圧縮されて、冷媒は高温ガスになり、凝縮器3内を冷却ファン4にて気化する際の水の潜熱にて一定の温度に下げられ冷媒ガスは液化する。膨張弁7にて冷媒の圧力は急激に下げられ、冷媒ガスの潜熱で冷たくなり、蒸発器6で部屋の温度を熱交換を行ない、室内機から冷風が部屋内に送られて冷房が行なわれる。
ここでは、水回収装置13内の水をポンプ14、給水管15を介して気化式空気冷却装置11へ循環させ、気化式空気冷却装置11内では水が気化する際の潜熱を利用して気化式空気冷却装置11内で吸気された空気の温度を低下させ、この低下させた空気にて凝縮器3を冷却させるものである。
気化式空気冷却装置11内を流下した水は排水管12を介して水回収装置13に回収される。
気化式空気冷却装置11内を流下した水は排水管12を介して水回収装置13に回収される。
図7に示すように、水回収装置13へは、水道水等の補給水が補給水管20から供給されるようになっており、補給水管20にはフロート弁21が介装されている。このフロート弁21は、液面に浮かぶフロート22が液面の高さに応じて上下方向に移動することにより開閉する弁である。
水回収装置13の液面が所定の高さ以下になると、フロート22が下降してフロート弁21が開いて補給水管20から水が供給される。また、補給水が供給されていって液面が所定の高さ以上になると、フロート22が上昇してフロート弁21が閉じられ、補給水管20からの水の供給が停止される。
水回収装置13の液面が所定の高さ以下になると、フロート22が下降してフロート弁21が開いて補給水管20から水が供給される。また、補給水が供給されていって液面が所定の高さ以上になると、フロート22が上昇してフロート弁21が閉じられ、補給水管20からの水の供給が停止される。
気化式空気冷却装置11へ水回収装置13からの水を循環させて給水する給水装置16は、気化式空気冷却装置11の幅方向と略同じ長さとし、例えばパイプに複数の穴を穿孔しておき、これらの穴から水を気化式空気冷却装置11の上面に滴下ないし散水するものである。
なお、図8に示すように気化式空気冷却装置11の下部には排水樋25が設けられており、この排水樋25の端部に排水管12が接続されて、気化式空気冷却装置11から流下した水は水回収装置13へ回収されるようになっている。
次に、気化式空気冷却装置11の構成について説明する。気化式空気冷却装置11は、図7に示すように、外気が矢印に示すように吸い込まれて吐出される保水材30にて構成されている。なお、この保水材30は、一般に通称クーリングパッド( Cooling Pad )と呼ばれ、木材のチップを加工した紙質と、ポリエチレンと、ガラス繊維で構成され従来より市販されている。
また、このクーリングパッドは、主に畜舎並びに園芸用施設の温度を下げるために用いられるものであり、日本では、無窓畜舎、施設園芸用温室で広く使用されているものである。
また、このクーリングパッドは、主に畜舎並びに園芸用施設の温度を下げるために用いられるものであり、日本では、無窓畜舎、施設園芸用温室で広く使用されているものである。
図10〜図13は保水材30の作り方を示しており、保水材30の構造を理解し易いように、この保水材30の構造について説明する。図10において、波形形状をした波板材51を多層に積層して形成するものであり、それぞれの波板材51は、強固に加工された紙で出来ている。なお、波板材51の波形形状で形成されて連続して形成される溝52が、空気の流通路となる。
上下の波板材51を吸気方向に対して互い違いに任意の角度、例えば、30°前後に組み合わせ、上の波板材51の波の下側の頂点と、下の波板材51の波の上側の頂点とが交差する点、つまり、図11に示す黒丸(●)の部分を接着剤にて接着し、上下の波板材51を接着固定する。
上下の波板材51を吸気方向に対して互い違いに任意の角度、例えば、30°前後に組み合わせ、上の波板材51の波の下側の頂点と、下の波板材51の波の上側の頂点とが交差する点、つまり、図11に示す黒丸(●)の部分を接着剤にて接着し、上下の波板材51を接着固定する。
このようにして波板材51を多数積層したのが図12に示す保水材本体55であり、この保水材本体55を図中矢印のα方向にカッター等にて切断することで、任意の厚みの保水材片56を得る。そして、図13に示すように、縦方向、横方向の矢印β、γに示すようにカッター等にて切断することで、任意の大きさの保水材30を形成することができる。
なお、保水材30は、任意の厚みや大きさを容易に製作することができ、また、波板材51を上下に積層する際に、波板材51を任意の角度で傾斜して積層することで、外気の吸気方向に対する波板材51の各溝52の傾斜角度も任意に形成することができる。また、図10に示すように、溝52の幅寸法Lや高さ寸法Hを任意に製作することができる。
図14は上記のようにして製作された保水材30の要部拡大断面図を示し、保水材30の右方に凝縮器3が位置し、左方から矢印に示すように空気が保水材30の溝52(以後、この溝を「空気流通路」と称する。)を通過する。
この実線で示している空気流通路52は例えば、30°の傾きで上昇し、この実線で示されている空気流通路52と幅方向で隣接し、破線で示している空気流通路52は、例えば、30°の傾きで下降している構成となっている。これらの空気流通路52が保水材30の上下方向及び左右方向に連続して形成されている。
この実線で示している空気流通路52は例えば、30°の傾きで上昇し、この実線で示されている空気流通路52と幅方向で隣接し、破線で示している空気流通路52は、例えば、30°の傾きで下降している構成となっている。これらの空気流通路52が保水材30の上下方向及び左右方向に連続して形成されている。
この保水材30に給水装置16からの水が滴下され、保水材30自体に水が吸水されて湿潤状態となり、同時に保水材30の表面、つまり各空気流通路52の表裏の面を水が流下していき、保水材30に吸収されなかった水は保水材30の表面を伝って水回収装置13へと流れて回収される。
特に、保水材30の材料として上述したように、木材のチップを加工した紙質と、ポリエチレンと、ガラス繊維で構成しているので、保水材30自体に水が吸収されて湿潤状態となり、保水材30から気化する際の潜熱にて保水材30側に吸気された空気の温度を低下させることができる。これにより、凝縮器3を効率良く冷却することができる。
つまり、気化式空気冷却装置11に水を循環させることにより、気化式空気冷却装置11を通過する室外機1の吸い込み温度が気化潜熱で外気温度よりも下がり、且つ加湿効果により冷房能力の向上を図ることができる。
つまり、気化式空気冷却装置11に水を循環させることにより、気化式空気冷却装置11を通過する室外機1の吸い込み温度が気化潜熱で外気温度よりも下がり、且つ加湿効果により冷房能力の向上を図ることができる。
このように従来では、室外機1の凝縮器3の空気の吸い込み側に配設した気化式空気冷却装置11に水を循環させることにより、補給水は蒸発した水の分だけとなり、水道代の上昇を抑えるようにしている。
また、凝縮器3を冷却させることで、空気調和機全体の消費電力を抑えることができるので、水を循環させるためのポンプ14の電気代は、微々たるものであり、全体としての消費電力を抑えている。
また、凝縮器3を冷却させることで、空気調和機全体の消費電力を抑えることができるので、水を循環させるためのポンプ14の電気代は、微々たるものであり、全体としての消費電力を抑えている。
図15は、水回収装置13の断面図を示しており、図15では、フロート弁21及びフロート22は図示省略している。また、図7では、ポンプ14は給水管15に介装させた状態を示しているが、実際には図15に示すように、水回収装置13内に納装している。
水回収装置13は、上面を開口したケース本体40と、このケース本体40の上面の開口部分を覆設するフタ体41とで構成されている。ポンプ14の吸い込み側にはスポンジ状のフィルタ14aが装着されており、水回収装置13内の不純物43(図中の黒い部分)を捕捉して、不純物43が給水管15、給水装置16を介して保水材30に送給されるのを防止している。
補助冷却装置10を作動させると、ポンプ14により水は全体を循環し、保水材30での循環水はドンドン濃縮されていき、また、水道水では、シリカ、カルシウム、マグネシウムが濃縮されていく。また、保水材30においては、濃縮された水が滴下していく際に水の飛沫が凝縮器3に飛散し、凝縮器3に雨水の場合よりも大きなダメージを与えてしまうことになる。
また、保水材30の機能として、滴下する水を湿潤状態にする他に、水フィルタの役割も有することから、保水材30の循環水は濃縮水になると共に、空気中のゴミや細菌類で水回収装置13内の汚れが非常にひどくなる。
現状では、水回収装置13(ケース本体40)内にポンプ14が入っていて該ポンプ14により水を循環させている。このポンプ14には上述したようにフィルタ14aが付いているものの、作動時間に伴いフィルタ14aが詰まってきてポンプ14の能力が落ちてくる。
ポンプ14の能力が落ちると、保水材30への給水能力が落ちるため、保水材30も本来の能力を発揮できなくなるという問題が発生する。
ポンプ14の能力が落ちると、保水材30への給水能力が落ちるため、保水材30も本来の能力を発揮できなくなるという問題が発生する。
水回収装置13の汚れ具合は、設置場所や保水材30の数(室外機1が多数並設された場合)等の条件によって異なり、現在の水回収装置13内の清掃の頻度は、一月に一回のペースである。なお、水回収装置13のフタ体41を開けてケース本体40の清掃を行なうようにしている。
水回収装置13が非常に汚れている場合もあり、フィルタ14aを通り越した汚れ(不純物43)が、給水管15に溜まったり、保水材30の上方の穴あきパイプを詰まらせたりするという問題がある。かかる場合には、水の循環能力を更に劣化させ、保水材30の能力を一層低下させるという問題がある。
なお、空気中のゴミや細菌類、水道水に含まれて濃縮されたシリカ、カルシウム、マグネシウム等を含めた汚れを不純物43を総称している。
本考案は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を持った凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置を提供するものである。
(1)ポンプの能力の低下を防止して、保水材の能力の低下を防止すること。
(2)水を循環させるポンプの能力の低下時期を遅らせて、一夏のワンシーズンの間、清掃しなくても良いようにして、ランニングコストを削減すること。
(1)ポンプの能力の低下を防止して、保水材の能力の低下を防止すること。
(2)水を循環させるポンプの能力の低下時期を遅らせて、一夏のワンシーズンの間、清掃しなくても良いようにして、ランニングコストを削減すること。
そこで、本考案の請求項1に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置では、屋外に設置される室外機1の凝縮器3の風上側に近接して保水材30を配設し、前記保水材30は、上方より滴下される水により湿潤されて、気化する際の潜熱にて吸気された空気の温度を低下させるものであり、この温度が低下した空気により前記凝縮器3を冷却させ、前記保水材30から流下した水を排水管12を介して水回収装置13にて回収し、前記水回収装置13の水をポンプ14を駆動して給水管15を介して前記保水材30へ循環させるようにした凝縮器の補助冷却装置であって、前記保水材30へ循環させる水に含まれている不純物43を除去するフィルタ手段を前記水が循環する循環経路に設けていることを特徴としている。
請求項2に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置では、前記フィルタ手段は、前記水回収装置13と前記排水管12との間に配置されるフィルタ装置45であり、前記水回収装置13とフィルタ装置45とは略L形のパイプ48にて連結されており、前記パイプ48は一端はフィルタ装置45内の水に浸漬し、パイプ48の他端は前記水回収装置13内に空気中に開放していることを特徴としている。
請求項3に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置では、前記フィルタ装置45内には上下に仕切り壁62を配置していることを特徴としている。
請求項4に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置では、前記フィルタ手段は、前記水回収装置13内に上下に設けている仕切り壁62であることを特徴としている。
請求項5に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置では、前記排水管12からの循環水を受けるカゴ65を配置していることを特徴としている。
請求項6に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置では、前記カゴ65にはシリカ、カルシウム、マグネシウム等を吸着させる吸着剤60を入れていることを特徴としている。
請求項7に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置では、前記フィルタ装置45に、シリカ、カルシウム、マグネシウム等を吸着させる吸着剤60を入れていることを特徴としている。
本考案の請求項1に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置によれば、屋外に設置される室外機1の凝縮器3の風上側に近接して保水材30を配設し、前記保水材30は、上方より滴下される水により湿潤されて、気化する際の潜熱にて吸気された空気の温度を低下させるものであり、この温度が低下した空気により前記凝縮器3を冷却させ、前記保水材30から流下した水を排水管12を介して水回収装置13にて回収し、前記水回収装置13の水をポンプ14を駆動して給水管15を介して前記保水材30へ循環させるようにした凝縮器の補助冷却装置であって、前記保水材30へ循環させる水に含まれている不純物43を除去するフィルタ手段を前記水が循環する循環経路に設けているので、ポンプ14のフィルタ14aに付着する不純物43を少なくすることができて該フィルタ14aの目詰まりを防止することができる。そのため、従来と比べて長期間の間、ポンプ14の能力を落とすことなくポンプ14を駆動させることができる。
これにより、一夏のワンシーズンの間、水回収装置13の清掃を行なう必要がなく、水回収装置13内の清掃は、補助冷却装置10の運転を停止させる秋口の1回で済ますことができる。そのため、一夏のワンシーズンの間、清掃を行なう必要が無いので、人件費等のランニングコストを削減することができる。
また、ポンプ14の能力の低下を防ぐため、水の循環能力の劣化を防止でき、保水材30の能力の劣化を防止することができる。
これにより、一夏のワンシーズンの間、水回収装置13の清掃を行なう必要がなく、水回収装置13内の清掃は、補助冷却装置10の運転を停止させる秋口の1回で済ますことができる。そのため、一夏のワンシーズンの間、清掃を行なう必要が無いので、人件費等のランニングコストを削減することができる。
また、ポンプ14の能力の低下を防ぐため、水の循環能力の劣化を防止でき、保水材30の能力の劣化を防止することができる。
請求項2に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置によれば、前記フィルタ手段は、前記水回収装置13と前記排水管12との間に配置されるフィルタ装置45であり、前記水回収装置13とフィルタ装置45とは略L形のパイプ48にて連結されており、前記パイプ48は一端はフィルタ装置45内の水に浸漬し、パイプ48の他端は前記水回収装置13内に空気中に開放しているものであり、空気中のホコリやゴミや細菌類が保水材30で付着しており、このホコリ、ゴミや細菌類が循環水と共に、排水管12を介してフィルタ装置45内に流れる。また、水道水である循環水内のシリカ、カルシウム、マグネシウム等が濃縮されて不純物43としてフィルタ装置45内に溜まっていく。
フィルタ装置45内の水はパイプ48を介して水回収装置13へと流れていく。この場合、フィルタ装置45にて多くの不純物43を溜めるようにしているので、水回収装置13へ流れる不純物43を少なくすることができる。
水回収装置13では、従来とは異なり、保水材30からの不純物43を除去するフィルタ装置45を介して送給されるので、ポンプ14のフィルタ14aに付着する不純物43を少なくすることができて該フィルタ14aの目詰まりを防止することができる。そのため、従来と比べて長期間の間、ポンプ14の能力を落とすことなくポンプ14を駆動させることができる。
これにより、一夏のワンシーズンの間、水回収装置13の清掃を行なう必要がなく、水回収装置13内の清掃は、補助冷却装置10の運転を停止させる秋口の1回で済ますことができる。そのため、一夏のワンシーズンの間、清掃を行なう必要が無いので、人件費等のランニングコストを削減することができる。
また、ポンプ14の能力の低下を防ぐため、水の循環能力の劣化を防止でき、保水材30の能力の劣化を防止することができる。
フィルタ装置45内の水はパイプ48を介して水回収装置13へと流れていく。この場合、フィルタ装置45にて多くの不純物43を溜めるようにしているので、水回収装置13へ流れる不純物43を少なくすることができる。
水回収装置13では、従来とは異なり、保水材30からの不純物43を除去するフィルタ装置45を介して送給されるので、ポンプ14のフィルタ14aに付着する不純物43を少なくすることができて該フィルタ14aの目詰まりを防止することができる。そのため、従来と比べて長期間の間、ポンプ14の能力を落とすことなくポンプ14を駆動させることができる。
これにより、一夏のワンシーズンの間、水回収装置13の清掃を行なう必要がなく、水回収装置13内の清掃は、補助冷却装置10の運転を停止させる秋口の1回で済ますことができる。そのため、一夏のワンシーズンの間、清掃を行なう必要が無いので、人件費等のランニングコストを削減することができる。
また、ポンプ14の能力の低下を防ぐため、水の循環能力の劣化を防止でき、保水材30の能力の劣化を防止することができる。
請求項3に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置によれば、フィルタ装置45内には上下に仕切り壁62を配置していることで、仕切り壁62により不純物43が下流側に流れるのを阻止して水回収装置13内の水を綺麗にでき、ポンプ14の運転時間を延ばすことができ、上記請求項1、2と同様の効果を奏する。
請求項4に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置によれば、フィルタ手段は、前記水回収装置13内に上下に設けている仕切り壁62であり、仕切り壁62により不純物43が下流側に流れるのを阻止して水回収装置13内の水を綺麗にでき、ポンプ14の運転時間を延ばすことができ、上記請求項1、2と同様の効果を奏する。
請求項5に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置によれば、排水管12からの循環水を受けるカゴ65を配置しているので、このカゴ65で排水管12から吐出された循環水に含まれるホコリやゴミなどの荒い不純物43を効率良く捕捉することができる。
請求項6に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置によれば、カゴ65にはシリカ、カルシウム、マグネシウム等を吸着させる吸着剤60を入れていることで、この吸着剤60によりシリカ、カルシウム、マグネシウム、アオコ等の汚れを積極的に吸着させて、フィルタ装置45や水回収装置13内の水を浄化して、ポンプ14のフィルタ14aの能力が落ちるのを防止している。これにより、循環水自体を浄化すると共に、ポンプ14のフィルタ14aに不純物43が付着するのを少なくして、ポンプ14の能力を落とさず、一夏のワンシーズンの間、フィルタ14aの清掃を行なう必要がなく、ランニングコストを削減することができる。
請求項7に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置によれば、フィルタ装置45に、シリカ、カルシウム、マグネシウム等を吸着させる吸着剤60を入れていることで、この吸着剤60によりシリカ、カルシウム、マグネシウム、アオコ等の汚れを積極的に吸着させて、フィルタ装置45や水回収装置13内の水を浄化して、ポンプ14のフィルタ14aの能力が落ちるのを防止している。これにより、循環水自体を浄化すると共に、ポンプ14のフィルタ14aに不純物43が付着するのを少なくして、ポンプ14の能力を落とさず、一夏のワンシーズンの間、フィルタ14aの清掃を行なう必要がなく、ランニングコストを削減することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本考案の第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案は、保水材30への循環水の途中にフィルタ装置を設けたものであり、補助冷却装置10の全体の構成は図7に示す従来例とほぼ同じである。そのため、従来例と同様の機能を発揮する要素には同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
以下、本考案の第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案は、保水材30への循環水の途中にフィルタ装置を設けたものであり、補助冷却装置10の全体の構成は図7に示す従来例とほぼ同じである。そのため、従来例と同様の機能を発揮する要素には同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
図1は、従来と同じ構成の水回収装置13の上流側にフィルタ装置45を設けたものであり、上面を開口した箱状のケース本体46と、このケース本体46の上面の開口部分を着脱自在に覆設するフタ体47とでフィルタ装置45の外殻を形成している。
フィルタ装置45のケース本体46の上部には、排水管12及び補給水管20の端部が導入されており、保水材30からの循環水が排水管12を介してフィルタ装置45内に導入されている。なお、補給水管20の端部に設けられるフロート弁21及びフロート22は図示省略している。以後の図も同様である。
フィルタ装置45と水回収装置13とはパイプ48を介して連結されており、このパイプ48は略L形に形成されている。パイプ48の一端はフィルタ装置45内の水に浸漬しており、パイプ48の他端は水回収装置13の水の上方に位置させている。
空気中のホコリやゴミや細菌類が保水材30で付着しており、このホコリ、ゴミや細菌類が循環水と共に、排水管12を介してフィルタ装置45内に流れる。また、水道水である循環水内のシリカ、カルシウム、マグネシウム等が濃縮されて不純物43としてフィルタ装置45内に溜まっていく。
フィルタ装置45内の水はパイプ48を介して水回収装置13へと流れていく。この場合、フィルタ装置45にて多くの不純物43を溜めるようにしているので、水回収装置13へ流れる不純物43を少なくすることができる。
フィルタ装置45内の水はパイプ48を介して水回収装置13へと流れていく。この場合、フィルタ装置45にて多くの不純物43を溜めるようにしているので、水回収装置13へ流れる不純物43を少なくすることができる。
水回収装置13では、従来とは異なり、保水材30からの不純物43を除去するフィルタ装置45を介して送給されるので、ポンプ14のフィルタ14aに付着する不純物43を少なくすることができて該フィルタ14aの目詰まりを防止することができる。そのため、従来と比べて長期間の間、ポンプ14の能力を落とすことなくポンプ14を駆動させることができる。
これにより、一夏のワンシーズンの間、水回収装置13の清掃を行なう必要がなく、水回収装置13内の清掃は、補助冷却装置10の運転を停止させる秋口の1回で済ますことができる。そのため、一夏のワンシーズンの間、清掃を行なう必要が無いので、人件費等のランニングコストを削減することができる。
また、ポンプ14の能力の低下を防ぐため、水の循環能力の劣化を防止でき、保水材30の能力の劣化を防止することができる。
これにより、一夏のワンシーズンの間、水回収装置13の清掃を行なう必要がなく、水回収装置13内の清掃は、補助冷却装置10の運転を停止させる秋口の1回で済ますことができる。そのため、一夏のワンシーズンの間、清掃を行なう必要が無いので、人件費等のランニングコストを削減することができる。
また、ポンプ14の能力の低下を防ぐため、水の循環能力の劣化を防止でき、保水材30の能力の劣化を防止することができる。
(第2の実施の形態)
図2に第2の実施形態を示す。本実施形態では、フィルタ装置45内に、シリカ、カルシウム、マグネシウム等の汚れを吸着する吸着剤60を入れたものである。この吸着剤60として、例えば、麦飯石、活性炭、ゼオライト等を用いており、この吸着剤60によりシリカ、カルシウム、マグネシウム、アオコ等の汚れを積極的に吸着させて、フィルタ装置45や水回収装置13内の水を浄化して、ポンプ14のフィルタ14aの能力が落ちるのを防止している。
これにより、循環水自体を浄化すると共に、ポンプ14のフィルタ14aに不純物43が付着するのを少なくして、ポンプ14の能力を落とさず、一夏のワンシーズンの間、フィルタ14aの清掃を行なう必要がなく、ランニングコストを削減することができる。
図2に第2の実施形態を示す。本実施形態では、フィルタ装置45内に、シリカ、カルシウム、マグネシウム等の汚れを吸着する吸着剤60を入れたものである。この吸着剤60として、例えば、麦飯石、活性炭、ゼオライト等を用いており、この吸着剤60によりシリカ、カルシウム、マグネシウム、アオコ等の汚れを積極的に吸着させて、フィルタ装置45や水回収装置13内の水を浄化して、ポンプ14のフィルタ14aの能力が落ちるのを防止している。
これにより、循環水自体を浄化すると共に、ポンプ14のフィルタ14aに不純物43が付着するのを少なくして、ポンプ14の能力を落とさず、一夏のワンシーズンの間、フィルタ14aの清掃を行なう必要がなく、ランニングコストを削減することができる。
なお、本実施形態では、図1の構成に吸着剤60を入れたものであり、吸着剤60以外は、図1の場合と同様の作用を行なう。また、図2では、フィルタ装置45内に吸着剤60を入れた場合を説明したが、水回収装置13内にも吸着剤60を入れても良いのはもちろんである。
(第3の実施の形態)
図3に第3の実施形態を示す。本実施形態では、フィルタ装置45内に上下に仕切り壁62、63を配置したものであり、上流側に仕切り壁62を、下流側に仕切り壁63を配置している。上下の仕切り壁62、63の間を介して水を通過させて、各槽で不純物43を溜めて、パイプ48からは一層浄化させた水を水回収装置13へ送るようにしている。
ここでは、フィルタ装置45の上流側ほど仕切り壁62、63により不純物43が溜められていき、フィルタ装置45の下流側ほど不純物43の少ない綺麗な水にすることができる。
図3に第3の実施形態を示す。本実施形態では、フィルタ装置45内に上下に仕切り壁62、63を配置したものであり、上流側に仕切り壁62を、下流側に仕切り壁63を配置している。上下の仕切り壁62、63の間を介して水を通過させて、各槽で不純物43を溜めて、パイプ48からは一層浄化させた水を水回収装置13へ送るようにしている。
ここでは、フィルタ装置45の上流側ほど仕切り壁62、63により不純物43が溜められていき、フィルタ装置45の下流側ほど不純物43の少ない綺麗な水にすることができる。
このように、本実施形態では、フィルタ装置45内で水を一層浄化できて、水回収装置13へ送られる水が綺麗になり、ポンプ14の運転時間を延ばすことができる。
また、本実施形態では、フィルタ装置45内に吸着剤60を入れているが、吸着剤60を入れなくても良いが、吸着剤60を入れた方が好適例である。
(第4の実施の形態)
第4の実施形態を図4に示す。本実施形態では、水回収装置13内に上記仕切り壁62、63を配置したものであり、別途設けていたフィルタ装置45を不要とでき、設置コストを安価にすることができる。なお、この仕切り壁62、63がフィルタ手段を構成している。
また、仕切り壁62、63により不純物43が下流側に流れるのを阻止して水回収装置13内の水を綺麗にでき、ポンプ14の運転時間を延ばすことができ、上記実施形態と同様の効果を奏する。
第4の実施形態を図4に示す。本実施形態では、水回収装置13内に上記仕切り壁62、63を配置したものであり、別途設けていたフィルタ装置45を不要とでき、設置コストを安価にすることができる。なお、この仕切り壁62、63がフィルタ手段を構成している。
また、仕切り壁62、63により不純物43が下流側に流れるのを阻止して水回収装置13内の水を綺麗にでき、ポンプ14の運転時間を延ばすことができ、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第5の実施の形態)
図5に第5の実施形態を示す。本実施形態では、図4に示す構成にカゴ65を排水管12の吐出口の下方に設けたものである。カゴ65は、ある程度穴の径が小さなものを用いて、このカゴ65で排水管12から吐出された循環水に含まれているホコリやゴミなどの荒い不純物43を効率良く捕捉することができる。また、カゴ65内にも吸着剤60を入れている。
図5に第5の実施形態を示す。本実施形態では、図4に示す構成にカゴ65を排水管12の吐出口の下方に設けたものである。カゴ65は、ある程度穴の径が小さなものを用いて、このカゴ65で排水管12から吐出された循環水に含まれているホコリやゴミなどの荒い不純物43を効率良く捕捉することができる。また、カゴ65内にも吸着剤60を入れている。
なお、図1〜図3に示す構成に上記カゴ65を設けるようにしても良い。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果を奏するものである。
(第6の実施の形態)
図6は第6の実施形態を示しており、フィルタ装置45より上流側の補給水管20の途中にバブル発生器70を介装したものである。このバブル発生器70にてナノバブル、ウルトラファインバブルを発生させ、バブルを水道水に混入し、バブルを含ませた水を保水材30へと循環させるようにしている。
なお、図6では、フィルタ装置45と水回収装置13とは図1〜図3に示すような構成としているが、フィルタ装置45を設けない図4及び図5に示すように内部にフィルタ手段を設けた水回収装置13としても良い。
また、図6では、バブル発生器70を補給水管20の途中に設けているが、バブル発生器70をフィルタ装置45、水回収装置13内にも配してもよく、補給水管20、フィルタ装置45、水回収装置13のいずれかにバブル発生器70を設けるようにしても良い。
図6は第6の実施形態を示しており、フィルタ装置45より上流側の補給水管20の途中にバブル発生器70を介装したものである。このバブル発生器70にてナノバブル、ウルトラファインバブルを発生させ、バブルを水道水に混入し、バブルを含ませた水を保水材30へと循環させるようにしている。
なお、図6では、フィルタ装置45と水回収装置13とは図1〜図3に示すような構成としているが、フィルタ装置45を設けない図4及び図5に示すように内部にフィルタ手段を設けた水回収装置13としても良い。
また、図6では、バブル発生器70を補給水管20の途中に設けているが、バブル発生器70をフィルタ装置45、水回収装置13内にも配してもよく、補給水管20、フィルタ装置45、水回収装置13のいずれかにバブル発生器70を設けるようにしても良い。
また、上記各実施形態において、フィルタ装置45や水回収装置13内に熱帯魚の飼育用の槽の中に使用されるエアーマットを配して気泡を噴出させるようにしても良い。
1 室外機
3 凝縮器
12 排水管
13 水回収装置
14 ポンプ
15 給水管
30 保水材
45 フィルタ装置
60 吸着剤
3 凝縮器
12 排水管
13 水回収装置
14 ポンプ
15 給水管
30 保水材
45 フィルタ装置
60 吸着剤
Claims (7)
- 屋外に設置される室外機(1)の凝縮器(3)の風上側に近接して保水材(30)を配設し、
前記保水材(30)は、上方より滴下される水により湿潤されて、気化する際の潜熱にて吸気された空気の温度を低下させるものであり、
この温度が低下した空気により前記凝縮器(3)を冷却させ、
前記保水材(30)から流下した水を排水管(12)を介して水回収装置(13)にて回収し、
前記水回収装置(13)の水をポンプ(14)を駆動して給水管(15)を介して前記保水材(30)へ循環させるようにした凝縮器の補助冷却装置であって、
前記保水材(30)へ循環させる水に含まれている不純物(43)を除去するフィルタ手段を前記水が循環する循環経路に設けていることを特徴とする凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置。 - 前記フィルタ手段は、前記水回収装置(13)と前記排水管(12)との間に配置されるフィルタ装置(45)であり、
前記水回収装置(13)とフィルタ装置(45)とは略L形のパイプ(48)にて連結されており、前記パイプ(48)は一端はフィルタ装置(45)内の水に浸漬し、パイプ(48)の他端は前記水回収装置(13)内に空気中に開放していることを特徴とする請求項1に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置。 - 前記フィルタ装置(45)内には上下に仕切り壁(62)を配置していることを特徴とする請求項2に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置。
- 前記フィルタ手段は、前記水回収装置(13)内に上下に設けている仕切り壁(62)であることを特徴とする請求項1に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置。
- 前記排水管(12)からの循環水を受けるカゴ(65)を配置していることを特徴とする請求項4に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置。
- 前記カゴ(65)にはシリカ、カルシウム、マグネシウム等を吸着させる吸着剤(60)を入れていることを特徴とする請求項5に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置。
- 前記フィルタ装置(45)に、シリカ、カルシウム、マグネシウム等を吸着させる吸着剤(60)を入れていることを特徴とする請求項1〜請求項6に記載の凝縮器の補助冷却装置におけるフィルタ装置。
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