JP2003336958A - フィルタの取付構造 - Google Patents
フィルタの取付構造Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2323/00—General constructional features not provided for in other groups of this subclass
- F25D2323/002—Details for cooling refrigerating machinery
- F25D2323/0024—Filters in the air flow cooling refrigerating machinery
Abstract
を向上し得るフィルタの取付構造を提供する。 【解決手段】 機械室15を画成するパネル16の外側
に、該パネル16の適宜箇所に穿設し通気部17の全体
を被覆すると共に、該機械室15内に吸込まれる空気に
含まれる塵埃等の異物を捕集し得るフィルタ20を着脱
可能に配設した。また、前記フィルタ20の前記パネル
16と対向する面には、前記通気部17に対して係脱可
能に挿入し得る係止片21aを形成した。更に、前記パ
ネル16と前記フィルタ20におけるフィルタ部22と
の対向面間に、所要の空間を形成するようにした。更に
また、前記フィルタ20の上面に、前記パネル16の外
面から離間するよう外側に突出する円弧状の取手部を上
向きに突設した。
Description
造に関し、更に詳細には、冷凍機構等の機器を収容する
機械室を画成しているパネルに、該機械室内に空気を吸
込む通気部を形成した装置におけるフィルタの取付構造
に関するものである。
備え、該機構によって庫内を冷却するよう構成した冷蔵
庫等が、喫茶店やレストラン等の厨房施設で好適に使用
されている。前記冷凍機構を構成する圧縮機、凝縮器お
よび凝縮器用ファン等が収容される機械室を画成する筐
体には、該機械室と対応する正面側に着脱または開閉可
能にフロントパネルが配設されると共に、その所要位置
に所要形状の通気孔を開設してある。また前記凝縮器の
空気吸込み側には、メッシュ状のフィルタが所要位置に
突設した突部を凝縮器における熱交換用に形成されてい
るフィンの間に嵌入することで配設されている。そし
て、前記凝縮器用ファンを駆動した際に、前記通気孔を
介して機械室内に吸込まれた外部空気中に含まれる塵埃
やオイルミスト等を前記フィルタで捕集して清浄化した
空気により、前記凝縮器の冷却を行なうよう構成されて
いる。
により空気中に含まれる塵埃やオイルミスト等が次第に
付着して目詰まり状態となる。このようにフィルタが目
詰まり状態となると、該フィルタを通過する空気量が減
少し、前記凝縮器の冷却を充分に行なうことができなく
なる。これにより、凝縮器における熱交換が充分に行な
われず、庫内の冷却不足を来たす畏れがある。また、凝
縮器の冷却不足により機械室内の温度上昇を招き、該機
械室に収容されている各種機器の動作異常の原因となっ
たり、耐用年数の低下等の原因ともなる。更に、冷却機
構の稼働時間が長くなって、電気代が高くなる問題もあ
る。このため、定期的に前記フィルタの目詰まり状態の
確認およびフィルタの清掃を行ない、前記凝縮器を充分
に冷却し得る状態を維持する必要がある。しかしなが
ら、前記フィルタは機械室内に配設されているため、フ
ィルタの目詰まり状態の確認や清掃を行なう場合には、
前記フロントパネルを取外したり開放する必要があり、
非常に煩雑な作業となっている。
フィン間に嵌入して固定するため該フィルタの固定が不
安定であり、例えば振動等により凝縮器から脱落して、
塵埃やオイルミスト等が凝縮器に直接付着する畏れがあ
る。また、フィン間にフィルタの突部を嵌入するため、
フィンが変形する問題を招く。更に、前記突部はフィン
間であればどの位置にも取付けることが可能であるた
め、取付け位置によっては凝縮器の空気吸込み側にフィ
ルタで被覆されていない部位ができ、塵埃やオイルミス
ト等が凝縮器に付着する問題がある。
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、フィルタの交換を容易としてメン
テナンス性を向上し得るフィルタの取付構造を提供する
ことを目的とする。
の目的を好適に達成するため、本発明に係るフィルタの
取付構造は、機械室を画成するパネルの適宜箇所に通気
部を穿設し、該通気部を介して機械室内に空気を吸込む
ことで、該機械室内および機械室に収容した各種機器の
冷却を行なう装置において、前記機械室内に吸込まれる
空気に含まれる塵埃等の異物を捕集し得るフィルタを、
前記通気部の全体を被覆するように前記パネルの外側に
着脱可能に配設したことを特徴とする。
付構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照
しながら以下説明する。なお本実施例では、フィルタを
冷蔵庫に取付ける場合について説明する。図1に示すよ
うに、冷蔵庫10は、断熱箱体13の内部に画成されて
前側に開口する収納室11と、該断熱箱体13の側部に
画成されて冷凍機構を構成する圧縮機や凝縮器等を収容
する機械室15とを備えている。また、前記収納室11
の前側開口は、開閉可能な扉12,12で閉塞されると
共に、前記機械室15の前側には、着脱または開閉可能
な金属製のフロントパネル(パネル)16が取付けられて
いる。なお前記フロントパネル16には、図2または図
3に示すように、複数の横長の通気孔16aが所要パタ
ーンで穿設されており、前記機械室15の内部と外部と
がこれら複数の通気孔16aからなる通気部17を介し
て連通するようになっている。更に、前記通気部17の
上方位置には保護シール16bが貼付されており、フィ
ルタ20の取付け・取外しに際して、前記フロントパネ
ル16に疵等が生じないようになっている。
6の前側(外側)には、塵埃捕集用のフィルタ20が、前
記通気部17の全体(全ての通気孔16a)を被覆するよ
うに配設されている。このフィルタ20は、略矩形の枠
状に形成されて前後方向に所要の厚みを有するフレーム
部21と、該フレーム部21の開口内側全体に設けられ
て、複数の微細な孔が形成された前後の空気の流通を許
容するフィルタ部としてのメッシュ部22とから構成さ
れている。また、前記メッシュ部22は、前記フレーム
部21における開口内側の手前側に位置し、図4に示す
如く、該フレーム部21の後面21aが前記フロントパ
ネル16の前面(外面)に隙間なく当接した際に、該フロ
ントパネル16とメッシュ部22との対向面間に所要の
空間25が画成されるようになっている。なお、前記フ
レーム部21およびメッシュ部22は、一体的に形成し
ても別部材で形成して組付けてもよく、また材質として
は金属や樹脂等の何れであってもよい。
おけるフロントパネル16との対向面である後面21a
の下端縁には、左右方向に所要間隔離間して、前記フロ
ントパネル16の通気孔16aに対して係脱可能に挿入
し得る一対の係止片21b,21bが下方に向かって延
出するよう形成されている。なお、図4に示すように、
前記各係止片21bは、前記フレーム部21との連結部
が所要量だけ後側に突出するL字形に形成され、各係止
片21bを前記通気孔16aに前側から挿入したもとで
フレーム部21の後面21a全体を前記フロントパネル
16に当接させた際に、各係止片21bが通気孔16a
の縁部に係合するようになっている。また、前記各係止
片21bは、先端部に向かうにつれて次第に鋭角的にな
るようテーパ状に形成してある(図3(b)参照)。
21の後面21aにおける上部位置には、左右方向に所
要間隔離間して一対の突出部21c,21cが後方に向
けて突設されると共に、該突出部21c,21cの上方
で、前記保護シール16bと対応する位置に所要幅寸法
のマグネット24が配設されている。なお、マグネット
24は、前記フレーム部21の後面21aより後方に突
出しないよう埋設されている。前記突出部21c,21
cの夫々は、前記係止片21b,21bを最下部の通気
孔16a,16aに係合して前記フレーム部21の後面
21aをフロントパネル16に当接させた際に、該フロ
ントパネル16に形成されている最上部の通気孔16
a,16aに挿入されて、前記フィルタ20の左右方向
の位置ズレを防止するようになっている。また、前記各
突出部21cは、図3(a)に示す如く、相互に離間する
左右外側の面が、後側に向かうにつれて他方の突出部2
1cに近接する傾斜面26に形成され、該突出部21c
を通気孔16aに挿入する際に傾斜面26に通気孔16
aの対応する内側面が当接することで、当該フィルタ2
0が傾いた状態で取付けられるのを防止し得るよう構成
してある。
16aに挿入されると、前記マグネット24が前記フロ
ントパネル16に磁力吸着して、前記フィルタ20がフ
ロントパネル16に位置決め固定されるようになってい
る。なお、本実施例では、前記フロントパネル16に形
成した最下部の通気孔16aに各係止片21bを挿入し
た際に、各突出部21cが最上部の通気孔16aに挿入
されるよう構成してあるが、係止片21bと突出部21
cとの相対位置を変更することで、任意の位置の通気孔
16aに挿入することができる。
21の上面における前側近傍に、上方に向かって突出す
る取手部23が左右幅方向の中央に形成されている。こ
の取手部23は、その左右側部から中央に向かうにつれ
て前記フロントパネル16の前面から離間するよう前方
(外側)に突出する円弧状に湾曲するよう形成されており
(図3(a)参照)、フロントパネル16の前面と該取手部
23の後面との間には、少なくとも人の指が1本入る隙
間が設けられるようになっている。
構造の作用について説明する。前記フィルタ20をフロ
ントパネル16に取付ける場合は、前記機械室15の前
側に位置するフロントパネル16に穿設されている最下
部の通気孔16a,16aに、前記フレーム部21に形
成した係止片21b,21bを挿入する。次いで、フィ
ルタ20をフロントパネル16に向けて倒伏させると、
フレーム部21の後面21aに形成した前記突出部21
c,21cが、該フロントパネル16の最上部の通気孔
16a,16aに挿入される。そして、フレーム部21
の後面21aがフロントパネル16に当接すると、図4
に示す如く、前記各係止片21bが通気孔16aと係合
すると共に、該フレーム部21に配設した前記マグネッ
ト24が、フロントパネル16に磁力吸着することで、
フィルタ20がフロントパネル16の前面に取付けられ
る。この状態で、フィルタ20により通気部17の全体
が被覆され、前記機械室15内の凝縮器ファンを運転し
た際に、前記通気孔16aを介して機械室15内に吸込
まれる外部空気に含まれる塵埃やオイルミスト等はフィ
ルタ20で捕集されるので、該機械室15内に汚れが付
着するのを防止できる。なお、前記マグネット24は、
前記フロントパネル16に設けた保護シール16bを介
して該パネル16に磁力吸着されるので、当該フロント
パネル16に疵等が生ずるのを効果的に防止できる。
ィルタ20に設けた前記係止片21b,21bをテーパ
状に形成したことで、各係止片21bの前記通気孔16
aへの挿入が容易となる。また、係止片21b,21b
および前記突出部21c,21cを左右に離間して設
け、上下位置において4点で支持することで、フィルタ
20のガタツキやズレを防止し得る。更に、前記突出部
21c,21cの外側に傾斜面26,26を形成したの
で、該突出部21c,21cを通気孔16a,16aに挿
入する際に、フィルタ20が傾いたとしても、傾斜面2
6,26が通気孔16a,16aの相互に離間する内側面
に当接することで、該フィルタ20を適正な姿勢に案内
することができる。なお、前記係止片21b,21bお
よび突出部21c,21cは前記フィルタ20と一体で
形成されているから、部品点数が増加することなく、コ
ストの増大を防止し得る。
該フィルタ20のフレーム部21に形成した前記取手部
23を把持して手前側に引っ張り、前記マグネット24
をフロントパネル16から離脱させる。そして、前記各
係止片21bを前記通気孔16aから引き抜くことで、
フィルタ20を取外すことができる。このようにマグネ
ット24によりフィルタ20を固定することで、ネジ固
定の場合のように煩雑な作業は必要なく、簡単に短時間
で取外すことが可能となる。ここで、前記取手部23を
前方に突出する円弧状に湾曲させて、前記フロントパネ
ル16との間に作業者の指を挿入し得る隙間を設けるよ
うに構成したので、容易に取外し操作を行なうことがで
きる。また、前記取手部23はフレーム部21の上面か
ら上方に突出し、前方には大きく突出していないから、
冷蔵庫の前側で作業している作業者が取手部23に接触
してフィルタ20の姿勢が変わって脱落するのは抑制さ
れる。
の前側に露出した状態でフィルタ20を着脱可能に組付
けたから、該フィルタ20の汚れの程度を容易に把握す
ることができるため、適切な時期にフィルタ20の清掃
等のメンテナンスを行ない得る。また、フィルタ20の
着脱に際してフロントパネル16を取外す必要はないか
ら、作業効率が向上する。
0をフロントパネル16に取付けると、該フィルタ20
のメッシュ部22とフロントパネル16との間に、所要
の空間25が形成される。このように、フィルタ20と
フロントパネル16との間に空間25を設けることで、
該空間25を介して前記通気部17の全体から外部空気
を吸込むことができるようになる。すなわち、前記メッ
シュ部22の一部が塵埃やオイルミスト等(図5中に示
す符号28)の付着により目詰まりしても、目詰まりし
ていない部位を外部空気が通過して、前記空間25を介
して前記各通気孔16aから機械室15内に通出する。
従って、前記フィルタ20の目詰まりにより機械室15
内への外部空気の流入量が大きく減少することはなく、
長期間に亘って前記凝縮器等を効率的に冷却することが
できると共に、該フィルタ20の清掃頻度を減少させ、
作業の手間を低減できる。
ことで、温度上昇による各種機器の動作異常を防止する
と共に、耐用年数を向上させ得る。また、前記冷凍機構
の効率的な運転が達成され、前記収納室11内を短時間
で設定温度にすることができるので、冷凍機構の稼働時
間を短縮して消費電力を低減できる。
4および係止片21bにより前記フロントパネル16に
確実に固定されるので、例えば振動等により該フィルタ
20が脱落することはなく、塵埃やオイルミスト等を確
実に捕集することができる。また、マグネット24はフ
レーム部21に埋設されて後側に突出していないから、
該フレーム部21をフロントパネル16に隙間なく密着
させることができ、塵埃を含む外部空気が機械室15に
吸込まれるのを防止し得る。
した実施例の構成のものに限られるものではない。そこ
で、冷凍機構や製氷機構を収容する機械室を内部画成し
た製氷ユニットを貯氷庫 (図示せず)の上部に載置する
場合を例にして以下説明する。図6および図7に示すよ
うに、機械室35を画成するフロントパネル36に所要
の大きさの通気部としての開口部36aが形成され、該
開口部36aを介して機械室35の内部と外部とが連通
するよう構成される。また、前記開口部36aの下方に
は、塵埃捕集用のフィルタ40の後述する係止片41a
が挿入される挿入口36cが形成されている。更に、前
記開口部36aの上端縁には左右方向に所要間隔離間す
る位置に第1の切欠部36b,36bが形成され、該各
切欠部36bに整列して前記フロントパネル36の後面
側にマグネット44が夫々配設される。
に示すように、L字状の取付板45を介して前記フロン
トパネル36に着脱可能に固定されるようになってい
る。この取付板45の前板46には、フロントパネル3
6の前記第1の切欠部36bと対応する大きさに設定さ
れた第2の切欠部46bが形成されると共に、該第2の
切欠部46aを挟む両側の位置にネジ孔46aが夫々穿
設される。そして、前記フロントパネル36に穿設した
通孔に前側から挿通したネジ(何れも図示せず)を、前記
各ネジ孔46aに螺挿することで、取付板45がフロン
トパネル36にネジ止め固定されるようになっている。
また、前記取付板45の上板47における左右両側部近
傍には、前記マグネット44を固定するネジ孔47a,
47aが夫々穿設されている。
矩形の固定板44aが取付けられており、この固定板4
4aにおける取付板45の上板47に形成した各ネジ孔
47aと対応する位置に、前後方向に所定長さで延在す
る長孔44bが夫々穿設されている。そして、前記長孔
44bに挿通した図示しないネジをネジ孔47aに螺挿
することで、取付板45に対してマグネット44が前後
方向に位置調節可能に固定されるよう構成される。な
お、前記固定板44aは前記各マグネット44の前方端
縁より所要量だけ後側に退避して設けられており、該マ
グネット44を前記フロントパネル36に取付けた際
に、マグネット44の前面がフロントパネル36の表面
より前側に位置するよう構成される。
開口部36aの前側に、塵埃やオイルミスト等を捕集す
るフィルタ40が着脱可能に配設されるようになってい
る。このフィルタ40は、前記開口部36aを被覆する
略矩形の枠状に形成される金属材からなるフレーム部4
1と、該フレーム部41の開口全体に設けられ、複数の
微細な孔が形成されて前後の空気の流通を許容するメッ
シュ部(フィルタ部)42とから構成される。なお、前記
メッシュ部42はフレーム部41における開口内側の手
前側に位置し、該メッシュ部42とフロントパネル36
との間に主要の空間を画成するようにしてある。また、
前記フレーム部41の下端縁には、その幅方向の全長に
亘って斜め後方に延出する係止片41aが形成され、該
係止片41aがフロントパネル36に形成した前記挿入
口36cに挿入し得るようになっている。更に、前記フ
レーム部41の上端縁には、その幅方向の全長に亘り前
側に向かって突出する取手部43が形成してある。な
お、フレーム部41の全体を金属製とするのに代えて、
前記フィルタ40を前記開口部36aの前側に取付けた
際に、フレーム部41におけるマグネット44と対応す
る位置に金属板等からなるプレートを配設してもよい。
36に取付ける場合について説明する。予め、前記取付
板45,45を介して、前記マグネット44,44をフロ
ントパネル36の後面側で第1の切欠部36b,36b
に整列させてネジ止め固定する。そして、前記フィルタ
40の係止片41aをフロントパネル36の前方から、
前記挿入口36cに挿入し、該フィルタ40をフロント
パネル36側に倒伏させることで、前記フレーム部41
が各マグネット44に磁力吸着し、フィルタ40が前記
開口部36aを被覆した状態でフロントパネル36の前
側に取付けられる。このとき、フィルタ40の下部側
は、前記係止片41aが挿入口36cの縁部と係合する
ので、該フィルタ40がフロントパネル36から脱落す
ることはない。また、前記フィルタ40の取外しに際し
ては、該フィルタ40に形成した取手部43を把持して
前方に引っ張ることで、前記各マグネット44からフレ
ーム部41が脱離すると共に、係止片41aが挿入口3
6cから引き抜かれることで取外される。
は、前述した実施例と同様である。なお、前記マグネッ
ト44の固定板44aに長孔44bを形成することで、
該マグネット44の位置を微調整することができる。こ
のため、前記マグネット44の前面をフロントパネル3
6の表面より僅かに突出させて、前記フィルタ40のフ
レーム部41に確実に磁力吸着させることができ、該フ
ィルタ40の充分な固定を図り得る。
は、実施例や別実施例のものに限定されず、各種の変更
が可能である。例えば、係止片をフィルタの下方位置に
形成したが、側部に設けることも可能である。また、前
述の実施例では、冷蔵庫や製氷ユニットの機械室を画成
するフロントパネルの前側にフィルタを取付ける場合に
ついて説明したが、これに限られず、冷蔵ショーケース
のように機械室を画成して、該機械室や機械室内に収容
された各種機器を空気冷却する装置であれば、何れのも
のにも採用することができる。更に、実施例では、機械
室の前側に配設するフロントパネルに形成した通気部の
全体を被覆するようにフィルタを取付けるようにした
が、機械室の側部や後部あるいは上部を画成するパネル
に通気部を形成し、該通気部の全体を被覆するようにフ
ィルタを取付けてもよい。
タの取付構造では、機械室を画成するパネルの外側に、
空気中に含まれる塵埃等の異物を捕集し得るフィルタ
を、該パネルに穿設した通気部の全体を被覆するよう着
脱可能に配設したから、該フィルタの汚れの程度を容易
に把握することができ、適切な時期にフィルタ清掃等の
メンテナンスを行なうことができる。また、パネルの外
側にフィルタを配設することで、該フィルタの着脱を簡
単に行なうことができるようになり、作業効率の向上を
図り得る。
する面に係止片を形成して、該係止片を前記通気部に対
して係脱可能に挿入するよう構成することで、該パネル
に対するフィルタの着脱操作を簡単に行なうことができ
ると共に、該フィルタの位置決めを容易に行ない得る。
に、該パネルとフィルタのフィルタ部との対向面間に、
所要の空間を形成することで、該空間を介して前記フィ
ルタ部の全体から外部空気を吸込むことができるように
なる。すなわち、前記フィルタ部の一部が塵埃やオイル
ミスト等の付着により目詰まりしても、目詰まりしてい
ない部位を外部空気が通過して、前記空間を介して通気
部から機械室内に外部空気を吸込むことができるので、
目詰まりによる機械室内への外部空気の流入量の減少を
抑制し得ると共に、該フィルタの清掃頻度を減少させ、
作業の手間を低減できる。更にまた、効率的に機械室内
を冷却することで、温度上昇による機械室内に収容した
各種機器の動作異常を防止すると共に、耐用年数を向上
させ得る。
外面から離間するよう外側に突出する円弧状の取手部を
上向きに突設することで、該取手部とパネルとの間に作
業者の指を挿入し得る隙間が形成されるので、フィルタ
の取外し操作を容易に行ない得る。しかも、前記取手部
が外側には大きく突出しないので、作業者が取手部に接
触してフィルタの姿勢が変わるのを防止し得る。
実施した冷蔵庫を示す斜視図である。
冷蔵庫の一部を拡大して示す斜視図である。
を示し、(a)は両部材を組付けた状態を示す横断平面図
であり、(b)は両部材を組付けた状態を示す背面図であ
る。
付けた状態を示す縦断側面図である。
付けた状態を拡大して示す縦断側面図である。
ある。
を取外した状態を示す斜視図である。
取付板とを分解状態で示す斜視図である。
取付ける状態を示す縦断側面図である。
通気部 20 フィルタ, 21a 係止片, 22 メッシュ部
(フィルタ部) 23 取手部, 25 空間, 35 機械室 36 フロントパネル(パネル), 36a 開口部(通気
部) 40 フィルタ, 41a 係止片, 43 取手部
Claims (4)
- 【請求項1】 機械室(15,35)を画成するパネル(16,36)
の適宜箇所に通気部(17,36a)を穿設し、該通気部(17,36
a)を介して機械室(15,35)内に空気を吸込むことで、該
機械室(15,35)内および機械室(15,35)に収容した各種機
器の冷却を行なう装置において、 前記機械室(15,35)内に吸込まれる空気に含まれる塵埃
等の異物を捕集し得るフィルタ(20,40)を、前記通気部
(17,36a)の全体を被覆するように前記パネル(16,36)の
外側に着脱可能に配設したことを特徴とするフィルタの
取付構造。 - 【請求項2】 前記フィルタ(20,40)における前記パネ
ル(16,36)と対向する面に、前記通気部(17,36a)に対し
て係脱可能に挿入し得る係止片(21a,41a)を形成した請
求項1記載のフィルタの取付構造。 - 【請求項3】 前記パネル(16)と前記フィルタ(20)にお
けるフィルタ部(22)との対向面間に、所要の空間(25)を
形成した請求項1または2記載のフィルタの取付構造。 - 【請求項4】 前記フィルタ(20)の上面に、前記パネル
(16)の外面から離間するよう外側に突出する円弧状の取
手部(23,43)を上向きに突設した請求項1〜3の何れか
に記載のフィルタの取付構造。
Priority Applications (1)
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