JP2007139305A - 加熱調理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】加熱調理装置の吸気口に配備したフィルタを容易に着脱できるようにしてそのメンテナンス特性を高めたことを目的とする。
【解決手段】扉体で開閉される調理室を有する装置本体1の一部に冷却空気の吸気口4を形成するとともに、この吸気口4に覆設されたフィルタ5は、磁気結合により吸気口形成部位に取付けるとともに、これらフィルタ5と吸気口形成部位との間には位置決め手段を形成したもので、これにより、フィルタ5の着脱操作性が著しく高められ、加えて、吸気口4を確実に覆うことができる。
【選択図】図4
【解決手段】扉体で開閉される調理室を有する装置本体1の一部に冷却空気の吸気口4を形成するとともに、この吸気口4に覆設されたフィルタ5は、磁気結合により吸気口形成部位に取付けるとともに、これらフィルタ5と吸気口形成部位との間には位置決め手段を形成したもので、これにより、フィルタ5の着脱操作性が著しく高められ、加えて、吸気口4を確実に覆うことができる。
【選択図】図4
Description
本発明は冷却用空気取入部にフィルタを着脱自在に装着した加熱調理装置に関するものである。
電気ヒータによる加熱、高周波加熱、或いは、誘導加熱調理装置などの加熱調理装置にあっては、制御部の各種電気部品などの過熱を防止するために、冷却用の外部空気を導入するようにしている。そして、ごみなどが侵入しないようにこの外部空気導入部にはフィルタを設けておくのが一般的である。
従来のこの種加熱調理装置ではビスを用いてフィルタを取着しており、必要に応じてこのビスを外し、フィルタの取り外しができるようにしてあった。フィルタの取り外しは、ごみ詰まりや油汚れに対するメンテナンスのためである。
しかし、ビスによる取着手段では錆付などでビスの固化が発生し、時としてフィルタの取り外しができなくなることがあった。
フィルタではないが、加熱調理装置において、その排気口にグリルを着脱自在に配置するために、磁気結合による取着手段と、フックおよび係合孔とからなる機械的取着手段とを併設したものも見受けられる(例えば、特許文献1参照)。
そして、フィルタ装着に際しては、先ず、フィルタを回動操作するようにして係合孔にフックを係合し、次いで、フィルタを正規の位置まで戻すことで磁気による結合を図っていた。
特開2003−329250号公報
前記のようにフィルタをビスで取着したものでは、操作に手間がかかるだけでなく、場合によっては、フィルタの取り外しそのものができなくなり、そのメンテナンス面で大きな課題となっていた。
また、グリルを着脱自在をフィルタに採用した場合にもフィルタの着脱に手間を要し、加えて、その着脱に際してフィルタを確実に持って作業しなければならないので、フィルタの汚れ、例えば、油汚れなどで作業者の手などが汚くなる課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解消したもので、簡単にフィルタの着脱ができるようにして、そのメンテナンス作業性を高めることを目的とするものである。
前記目的を達成するために本発明は、扉体で開閉される調理室を有する装置本体と、この装置本体の一部に形成され冷却空気の吸気口と、前記吸気口に覆設されたフィルタとを具備し、磁気結合により前記フィルタを吸気口形成部位に取付けるとともに、これらフィルタと吸気口形成部位との間には位置決め手段を形成したもので、前記位置決め手段によって、磁気結合のみの取付けにあってもフィルタの取付状態保持が確実になされる。
本発明の加熱調理装置は、磁気結合のみの取付けにあってもフィルタの取付状態保持が確実になされ、その着脱特性を大いに高めることができるものであり、メンテナンスのための作業性を著しく向上し得るものである。したがって、フィルタを常時良好に維持管理して、冷却空気の導入を確実にできるので、電気部品の故障なども可及的に抑えることが可能となる。
本発明の加熱調理装置は、扉体で開閉される調理室を有する装置本体と、この装置本体の一部に形成され冷却空気の吸気口と、前記吸気口に覆設されたフィルタとを具備し、磁気結合により前記フィルタを吸気口形成部位に取付けるとともに、これらフィルタと吸気口形成部位との間には位置決め手段を形成したもので、位置決め手段によって、磁気結合のみの取付けにあってもフィルタの取付状態保持が確実になされる。
磁気結合手段は、例えば、吸気口形成部位を磁性材で構成し、フィルタに永久磁石を取着して構成することが考えられる。
また、位置決め手段は、吸気口形成部位より突設され、径大の頭部を有するピンと、フィルタに形成され、スライド操作によって前記ピンに嵌り、その頭部で抜け止めがなされる切欠き部とで構成すれば、単にスライドするだけの作業でフィルタの着脱が可能となる。
位置決め手段の他の具体的構成として、磁気結合点を複数設けるとともに、相係合する凹、凸部を吸気口形成部位およびフィルタに形成してもよい。
さらに、閉成状態の扉体の下端面から装置本体の前方壁下端までの間隔をフィルタの高さとを略同一寸法とするとともに、この前方壁に吸気口を形成しておくことも考えられ、この場合には、前記間隔がフィルタ着脱のガイドとなり、一段と作業性が高まる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1,2において、高周波加熱方式などを採用した加熱調理調理装置は、装置本体1の前面に扉体2を具備し、調理室の前方を開閉するようにしてある。
図1,2において、高周波加熱方式などを採用した加熱調理調理装置は、装置本体1の前面に扉体2を具備し、調理室の前方を開閉するようにしてある。
装置本体1は、少なくともその前面壁3(調理室の開放縁に連なる立壁)が鉄板などの磁性材で構成されており、ここに横長の吸気口4が形成してある。そして、この吸気口4より装置本体1内に導入された外気は制御部の電気部品の冷却されるものである。
吸気口4に覆設されたフィルタ5は、一側に永久磁石6を有し、他側には側方に開放部をもつ切欠き部7が形成してある。
この切欠き部7は装置本体1の前面壁3より突設されたピン8に係合し、また、永久磁石6は磁性体からなる前面壁3に磁気的に吸着されるものである。ピン8は切欠き部7の幅よりも若干小径で、先端に同切欠き部7の幅よりも大径な頭部9が形成されている。
前記の構成において、フィルタ5の取付けは、先ず、スライド操作でその切欠き部7をピン8に係合させ、永久磁石6を前面壁3に磁気吸着させればよい。
切欠き部7とピン8との係合主目的は、フィルタ5の位置決めであるが、その大径頭部
9によってフィルタ5の支持にも役立つようになっている。
9によってフィルタ5の支持にも役立つようになっている。
したがって、フィルタ5は一方が位置決め、支持されているため、磁気結合力が片側だけであっても確実に取着されることとなる。
また、フィルタ5が目詰まりが発生した場合とか汚れがひどい場合は、取着時とは逆方向にフィルタ5をスライドさせれば、ピン8から切欠き部7が離脱し、その結果、磁気結合を解消することで同フィルタ5を外すことができるものである。
着脱、特に離脱時にフィルタ5をスライド操作するだけでよいため、全体を手などで持っておく必要はなく、そのため、汚れがひどい場合にも手などの汚れは最小限とすることができるものである。
なお、閉成状態の扉体2の下端面から装置本体1の前方壁下端までの間隔tをフィルタTの高さとを略同一寸法とするとともに、この前方壁に吸気口4を形成しておけば、前記間隔tをガイドとしてフィルタ5の着脱が効率的にできる。すなわち、ピン8と切欠き部7の位置合わせ、吸気口4に対するフィルタ5の位置合わせが簡単、かつ確実にできる。
(実施の形態2)
図3は実施の形態2を示し、図2と同一作用をもつ構成については同一符号を付し、具体的説明は実施の形態1のものを援用した。
図3は実施の形態2を示し、図2と同一作用をもつ構成については同一符号を付し、具体的説明は実施の形態1のものを援用した。
すなわち、本実施の形態では、永久磁石6を設けた側にもう一つの第2の位置手段を配備したもので、相互に係合する凹、凸部10,11を前面壁3とフィルタ5に形成した構成である。
この構成によれば、フィルタ5の両側が位置決めされて磁気結合されるところから、一段とフィルタ5の取付けが性格に、かつ確実に行なわれることとなる。
(実施の形態3)
図4は実施の形態3を示し、図2と同一作用をもつ構成については同一符号を付し、具体的説明は実施の形態1のものを援用した。
図4は実施の形態3を示し、図2と同一作用をもつ構成については同一符号を付し、具体的説明は実施の形態1のものを援用した。
すなわち、本実施の形態は、凹、凸部10,11および12,13からなる位置決め手段を両側に形成したものである。
この構成では、フィルタ5をスライドすることなく簡単に着脱できるものである。位置決めを確実にしておけば、磁気結合も確実となり、吸気口4からフィルタ5がずれることがない。
以上のように本発明にかかる加熱調理装置は、磁気結合のみの取付けにあってもフィルタの取付状態保持が確実になされ、その着脱特性を大いに高めることができるものであり、メンテナンスのための作業性を著しく向上し得るもので、加熱調理装置以外、フィルタを装備している機器への応用が可能である。
1 装置本体
2 扉体
4 吸気口
5 フィルタ
6 永久磁石
7 切欠き部
8 ピン
9 頭部
10,11 凹部
11,13 凸部
2 扉体
4 吸気口
5 フィルタ
6 永久磁石
7 切欠き部
8 ピン
9 頭部
10,11 凹部
11,13 凸部
Claims (5)
- 扉体で開閉される調理室を有する装置本体と、この装置本体の一部に形成された冷却空気の吸気口と、前記吸気口に覆設されたフィルタとを具備し、磁気結合により前記フィルタを吸気口形成部位に取付けるとともに、これらフィルタと吸気口形成部位との間には位置決め手段を形成した加熱調理装置。
- 吸気口形成部位を磁性材で構成し、フィルタに永久磁石を取着した請求項1記載の加熱調理装置。
- 吸気口形成部位より突設され、径大の頭部を有するピンと、フィルタに形成され、スライド操作によって前記ピンに嵌り、その頭部で抜け止めがなされる切欠き部とで位置決め手段を構成した請求項1記載の加熱調理装置。
- 磁気結合点を複数設けるとともに、相係合する凹、凸部を吸気口形成部位およびフィルタに形成して位置決め手段とした請求項1記載の加熱調理装置。
- 閉成状態の扉体の下端面から装置本体の前方壁下端までの間隔をフィルタの高さとを略同一寸法とするとともに、この前方壁に吸気口を形成した請求項1記載の加熱調理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005333908A JP2007139305A (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 加熱調理装置 |
CN 200610144511 CN1967053A (zh) | 2005-11-18 | 2006-11-08 | 加热烹调装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005333908A JP2007139305A (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 加熱調理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=38075959
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JP2005333908A Pending JP2007139305A (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 加熱調理装置 |
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CN (1) | CN1967053A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010107138A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子レンジ |
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- 2005-11-18 JP JP2005333908A patent/JP2007139305A/ja active Pending
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2006
- 2006-11-08 CN CN 200610144511 patent/CN1967053A/zh active Pending
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CN1967053A (zh) | 2007-05-23 |
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