JP2511209Y2 - フロントディレ―ラ― - Google Patents

フロントディレ―ラ―

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JP2511209Y2 JP1989132794U JP13279489U JP2511209Y2 JP 2511209 Y2 JP2511209 Y2 JP 2511209Y2 JP 1989132794 U JP1989132794 U JP 1989132794U JP 13279489 U JP13279489 U JP 13279489U JP 2511209 Y2 JP2511209 Y2 JP 2511209Y2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M9/00Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
    • B62M9/04Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
    • B62M9/06Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
    • B62M9/10Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
    • B62M9/12Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
    • B62M9/131Front derailleurs
    • B62M9/136Chain guides; Mounting thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、小径ギヤ、中径ギヤ及び大径ギヤを有する
三段式のフロントギヤの変速操作に用いるフロントディ
レーラーに関する。さらに詳しく述べれば、小径ギヤ、
中径ギヤ及び大径ギヤを有するフロントギヤに対し、チ
ェインを前記小径ギヤから前記中径ギヤに掛け替える第
一変速操作時に、前記小径ギヤに掛かる前記チェインを
押圧開始する第一押圧点と、前記中径ギヤに乗り上げる
前記チェインを前記中径ギヤに掛け替える第二押圧点と
を有し、前記第一、第二押圧点を通り前記フロントギヤ
とほぼ同心の円弧状に形成される第一押圧部を設け、前
記チェインに接触し、前記チェインを前記中径ギヤから
前記大径ギヤに掛け替える第二変速操作時に、前記チェ
インを押圧する第二押圧部を、前記第一押圧部に対して
前記フロントギヤの径方向外方に位置させてあるフロン
トディレーラーの改良に関する。
〔従来の技術〕
この種のフロントディレーラーとしては、従来から種
々のものがあるが、近年のマウンテンバイクなどの流行
に伴って、ディレーラーの構造、殊に内ガイドプレート
の構造に大きな変化が見られるようになった。
すなわち、マウンテンバイクにあっては、フロント三段
変速が一般的であり、山道の登り走行など、低速、高ト
ルクに対応できるように、大径ギヤや中径ギヤの径が従
来とほぼ同一であっても、小径ギヤをかなり径の小さな
ものにする傾向にある。その結果、主として小径ギヤか
ら中径ギヤへ、さらに中径ギヤから大径ギヤへとチェイ
ンを掛け替える内ガイドプレートの上下方向幅が、小径
ギヤのより小径化に伴って、必然的に段々と幅広なもの
となる。
このように、幅広の内ガイドプレートで変速する場合
においても、小径ギヤから中径ギヤへの第一変速操作
は、内ガイドプレートの下端部近くに第一押圧部を設け
ることで良好に行うことができるので特に問題はない。
しかしながら、中径ギヤから大径ギヤへの第二変速操作
の際に、内ガイドプレートが幅広であるがために、側面
視において、内ガイドプレートと大径ギヤの腹部とが、
かなりの幅にわたってどうしても重なってしまうことに
なる。この重なった状態で、前記第一押圧部とこの第一
押圧部より上方に位置する第二押圧部とでチェインの横
側部を押圧するため、チェインが大径ギヤ腹部と平行な
姿勢になり、大径ギヤ腹部と内ガイドプレートとの間に
チェインが挟まって噛み込みが生じ、第二変速操作が円
滑に行かないという問題があった。
かかる問題を解決するものとして、例えば実開昭62-8
2292に開示のものが知られている。この公知のフロント
ディレーラーは、内ガイドプレートの下端部近くに設け
る第一押圧部をガイドプレート車体前後方向の中間部で
終端させる構造となっている。そして、この第一押圧部
の終端より車体前方側、つまり内ガイドプレートの車体
前方下端部分を積極的に窪ませ、この窪み部分へチェイ
ンを逃がすことにより、第二変速操作時におけるチェイ
ンの噛み込みを防止している。同様な構造は実開昭61-1
17788にも開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記した実開昭62-82292や実開昭61-11778
8のフロントディレーラーでは、小径ギヤから中径ギヤ
へ変速するための第一押圧部が内ガイドプレートの中間
で終端してしまっているため、小径ギヤから中径ギヤへ
変速する際、第一押圧部の終端でチェインを押圧し終わ
る時点でも、中径ギヤに掛かりかけたチェインのかなり
車体後方を押圧することになって、そのため、殊に中径
ギヤへのチェインの掛け替え完了が確実に行われない場
合があり、この点に問題があった。かといって、第一押
圧部をガイドプレートの前端部まで延出させると、再び
第二変速操作時におけるチェイン噛み込みの問題が生
じ、この点に改良の余地を残していた。
本考案は、かかる従来の問題点に着目したもので、第
一変速操作も第二変速操作も円滑、確実にでき、しか
も、第二変速操作時におけるチェインの噛み込みを防止
し得る実用性の高いフロントディレーラーの提供を目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本出願の第1の考案によ
るフロントディレーラーは、第1変速操作時に前記フロ
ントディレーラーは第1変速位置に位置し、前記第2変
速操作時に前記フロントディレーラーは第2変速位置に
位置するように構成するとともに、 前記第1変速位置において、チェインが中径ギヤに掛
かった状態で、この中径ギヤの各刃先が前記チェインに
係合開始する点よりも、第二押圧点の方が車体前方側に
位置するように、第一押圧部を車体前方に延設させ、か
つ、第二変速操作時に、前記チェインの掛け替え操作の
進行に伴って前記第一押圧部から第二押圧部に押圧操作
位置を移動させると共に、フロントギヤに対する前記チ
ェインの傾きを許容する変速補助部が、前記第一、第二
押圧部間に設けられていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本出願の第2の考案によ
るフロントディレーラーは、 第二変速操作時に、チェインの掛け替え操作の進行に伴
って第一押圧部から第二押圧部に押圧操作位置を移動さ
せると共に、フロントギヤに対する前記チェインの傾き
を許容する切り欠き部が、前記第一、第二押圧部の車体
前方側端部領域に設けられ、前記切り欠き部は、前記第
一押圧部の車体前方側端部領域を延びている前記第一押
圧部の円弧状上側へりと前記第二押圧部の車体前方側端
部領域を延びている前記第二押圧部の円弧状下側へりに
よって境界を形成していることを特徴とする。
〔作用〕
前述した第1の考案では、第一押圧部を車体前方にま
で延設して、チェインを中径ギヤに掛け替え完了させる
第二押圧点を、中径ギヤの各刃先がチェインに係合開始
する点よりも車体前方側に位置させてあるので、小径ギ
ヤから中径ギヤへの変速の際に、中径ギヤとチェインと
の係合開始点よりも車体前方部分のチェインを押圧し
て、中径ギヤへの掛け替えを確実に行うことができる。
それでいて、第一押圧部と第二押圧部との間に、チェ
インの掛け替え操作の進行に伴って第一押圧部から第二
押圧部へ押圧操作位置を移動させる変速補助部が設けら
れているので、中径ギヤから大径ギヤへの変速の際、ま
ず第一押圧部でチェインを押圧し、その後、円滑に第二
押圧部に移行してチェインを押圧することになり、か
つ、この変速補助部が同時にチェインの傾きを許容する
ため、大径ギヤの腹部と内ガイドプレート間へのチェイ
ンの噛み込みも防止される。
前述した第2の考案でも、第一押圧部と第二押圧部が
同様に車体前方部分の方に延びていることと、その車体
前方側端部の間に切り欠き部が形成されていることによ
り、チェインの第一押圧部から第二押圧部への移行とチ
ェインの傾きの許容がスムーズに実現する。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案のフロントディレーラーに
よれば、小径ギヤから中径ギヤへの第一変速操作も中径
ギヤから大径ギヤへの第二変速操作も、ともに円滑、確
実にでき、しかも、第二変速操作時におけるチェインの
噛み込みをも防止できるのである。
〔実施例〕
図面に基づいて本考案のフロントディレーラーの実施
例を説明する。第1図は自転車のフロントギヤ(G)の
側面図で、このフロントギヤ(G)は、小径ギヤ(G
S)、中径ギヤ(GM)、及び大径ギヤ(GB)の三枚のギ
ヤを備え、自転車のフレーム側から上記の順でほぼ等間
隔に配置されていて、フレームに回転自在に取り付けら
れている。このフロントギヤ(G)は、図外のペダルに
クランクを介して接続され、フロント側で三段の変速が
可能なように構成されている。
自転車のフレームを構成するシートパイプ(1)に
は、前記フロントギヤ(G)を変速操作するためのフロ
ントディレーラー本体(2)がベース部材(3)に四点
リンク溝(4)を介して取り付けられている。このディ
レーラー本体(2)は、外ガイドプレート(5)と内ガ
イドプレート(6)とを有し、これら両ガイドプレート
(5),(6)がチェイン(C)を挟むように配設さ
れ、前記四点リンク溝(4)によって、フロントギヤ
(G)に対してほぼ平行に移動されてチェイン(C)の
掛け替え操作を行うように構成されている。
前記外ガイドプレート(5)は、主として大径側から
小径側にチェイン(C)を掛け替える際に作用するもの
で、他方、内ガイドプレート(6)は、主として小径側
から大径側にチェイン(C)を掛け替える際に作用する
ものである。本考案は、この内ガイドプレート(6)の
形状、構造を改変して、その能を改良しようとするもの
である。
以下、本考案の内ガイドプレート(6)の構造及び作
用を第2図〜第6図に基づいて説明すると、内ガイドプ
レート(6)は、全体として、フロントギヤ(G)とほ
ぼ同心の円弧形状を有している。この内ガイドプレート
(6)の下端縁付近には第一押圧部(7)が、この第一
押圧部(7)よりフロントギヤ(G)の径方向外方で、
かつ上方側には第二押圧部(8)が形成され、これら第
一押圧部(7)の車体前方側端部と第二押圧部(8)の
車体前方側端部とは、ともにフトントギヤ(G)の周方
向でほぼ同一位置にまで延出されている。そして、この
内ガイドプレート(6)の前端部には切り欠き部(9)
が設けられて、前端部がほぼ二股に分かれている。この
切り欠き部(9)が、本考案の特徴構成である変速補助
部(E)の一例で、第2図に示すように、二股に分かれ
た第一押圧部(7)と第二押圧部(8)との間に形成さ
れている。
次に、この内ガイドプレート(6)の動作状態につい
て説明する。
第3図は、変速操作に伴うフロントディレーラー本体
(2)の移動で、チェイン(C)を小径ギヤ(GS)、中
径ギヤ(GM)、大径ギヤ(GB)へと掛け替え完了したと
きの内ガイドプレート(6)の位置関係をそれぞれ模式
的に表示したもので、実線(P1)が大径ギヤ(GB)に、
破線(P2)が中径ギヤ(GM)に、一点鎖線(P3)が小径
ギヤ(GS)に、それぞれ対応したときの内ガイドプレー
ト(6)の位置を示している。この場合、内ガイドプレ
ート(6)は、第3図の紙面上で上下方向のみならず、
第6図において二点鎖線で示すように、フレームの横断
方向への移動をも伴うものである。
第4図には、内ガイドプレート(6)がチェイン
(C)に接触しながら、チェイン(C)を小径ギヤ(G
S)から中径ギヤ(GM)へ掛け替える第一変速操作時の
状態が示されている。
ここでも、第3図と同様に、中径ギヤ(GM)と小径ギ
ヤ(GS)に対応する内ガイドプレート(6)の位置が、
それぞれ破線(P2)と一点鎖線(P3)とで示されてい
る。
この第一変速操作時、内ガイドプレート(6)は、チ
ェイン(C)の押圧操作を第一押圧点(A)から開始し
て、掛け替え操作の進行に伴って第一押圧点(A)を通
って円弧状に延びる第一押圧部(7)上を摺動しなが
ら、上方へと移動して行く。そして、チェイン(C)が
中径ギヤ(GM)に乗り上げて、第二押圧点(B)まで押
圧されると、このチェイン(C)が中径ギヤ(GM)に納
まることになる。この第一変速操作時のチェイン(C)
の押圧操作位置が、軌跡(T1)として図示されていて、
当然のことながら、この軌跡(T1)は第一押圧部(7)
上にある。
ここで重要なことは、第4図に示すように、チェイン
(C)が中径ギヤ(GM)に掛かった状態で、中径ギヤ
(GM)の各刃先がチェイン(C)に係合開始する点より
も、第二押圧点(B)の方が車体前方側に位置するよう
に、第一押圧部(7)を車体前方に延設させたことであ
る。
第5図には、内ガイドプレート(6)がチェイン
(C)に接触しながら、チェイン(C)を中径ギヤ(G
M)から大径ギヤ(GB)へ掛け替える第二変速操作時の
状態が示されている。
ここでも、大径ギヤ(GB)と中径ギヤ(GM)に対応す
る内ガイドプレート(6)の位置が、それぞれ実線(P
1)と破線(2)で示されている。この第二変速操作
時、内ガイドプレート(6)は、チェイン(C)の押圧
操作を前記第一押圧部(7)の第二押圧点(B)より少
し下方にある点から開始して、掛け替え操作の進行に伴
って第一押圧部(7)のほぼ先端付近にまで移動する。
このとき、チェイン(C)は、第一押圧部(7)よりも
チェイン(C)の進入側にある第二押圧部(8)でも押
圧操作されるが、変速補助部(E)によって、第一押圧
部(7)から第二押圧部(8)への押圧操作位置の移動
が円滑に行われる。そして、チェイン(C)の上方移動
が進んで大径ギヤ(GB)に乗り上げる位置あたりに達す
ると、チェイン(C)が変速補助部(E)としての切り
欠き部(9)にはまり込む。この状態が、第5図に示さ
れているチェイン(C)の位置である。
このときの変速の状態を自転車の上方から見たのが第
6図で、チェイン(C)の車体前方側は中径ギヤ(GM)
に掛かったままか、もしくは外れる寸前の状態で、それ
より車体後方に位置するチェイン(C)が内ガイドプレ
ート(6)の切り欠き部(9)にはまり込んで、このチ
ェイン(C)がフロントギヤ(G)に対して傾斜した姿
勢になっている。そして、さらに後続のチェイン部(C
a)は、大径ギヤ(GB)にほぼ沿うか、これに平行にオ
ーバーライドした姿勢になっている。その後、チェイン
(C)が大径ギヤ(GB)に掛かって掛け替えが完了する
のであり、この第二変速操作時のチェイン(C)の押圧
操作位置が、軌跡(T2)として第5図に図示されている
のである。
この本考案の内ガイドプレート(6)の動作で重要な
ことは、第一変速操作が、その開始から完了まで第一押
圧部(7)のみで行われ、第二変速操作が、第一押圧部
(7)より始まり、変速補助部(E)を経て第二押圧部
(8)に移動して掛け替え操作を完了することである。
ここで、第一押圧部(7)の変速補助部(E)下方部位
(7a)は、第一変速操作時における確実な掛け替え完了
のために、そして、第二変速操作時において、チェイン
(C)のフロントギヤ(G)(中径ギヤ(GM))に対す
る傾斜姿勢を早期に得るのに、それぞれ重要な役割をは
たしている。
〔別実施例〕
前記の実施例においては、変速補助部(E)として内
ガイドプレート(6)の所定部位に切り欠き部(9)を
設けたものを示したが、必ずしも切り欠く必要はなく、
内ガイドプレート(6)の所定部位に凹状部を設けて変
速補助部(E)とすることもできる。
さらに、この変速補助部(E)の形状についても、図
に示した半楕円形の形状のみならず、三角形あるいは方
形に形成してもよい。また、その切り欠き深さについて
は、中径ギヤ(GM)、大径ギヤ(GB)の大きさ、その位
置関係に応じて、さまざまなディメンジョンのものを採
用することができる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にするために符号を記すが、該記入により本考案は添
付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案のフロントディレーラーの構造を示し、
第1図は、本考案に係わるフロントディレーラーを装備
した図、第2図は、内ガイドプレート上の押圧面の位置
関係を示す図、第3図は、変速操作における内ガイドプ
レートの移動を示す図、第4図は、第一変速操作におけ
る動作を示す図、第5図は、第二変速操作における動作
をしめす図、第6図は、変速操作における内ガイドプレ
ートのフレーム横断方向の動きを示す図である。 (G)……フトントギヤ、(GS)……小径ギヤ、(GM)
……中径ギヤ、(GB)……大径ギヤ、(C)……チェイ
ン、(A)……第一押圧点、(B)……第二押圧点、
(7)……第一押圧部、(8)……第二押圧部、(E)
……変速補助部、(9)……変速補助部の一例である切
り欠き部。

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】小径ギヤ(GS)、中径ギヤ(GM)及び大径
    ギヤ(GB)を有するフロントギヤ(G)に対し、チェイ
    ン(C)を前記小径ギヤ(GS)から前記中径ギヤ(GM)
    に掛け替える第一変速操作時に、前記小径ギヤ(GS)に
    掛かる前記チェイン(C)を押圧開始する第一押圧点
    (A)と、前記中径ギヤ(GM)に乗り上げる前記チェイ
    ン(C)を前記中径ギヤ(GM)に掛け替える第二押圧点
    (B)とを有し、前記第一、第二押圧点(A),(B)
    を通り前記フロントギヤ(G)とほぼ同心の円弧状に形
    成される第一押圧部(7)を設け、前記チェイン(C)
    に接触し、前記チェイン(C)を前記中径ギヤ(GM)か
    ら前記大径ギヤ(GB)に掛け替える第二変速操作時に、
    前記チェイン(C)を押圧する第二押圧部(8)を、前
    記第一押圧部(7)に対して前記フロントギヤ(G)の
    径方向外方に位置させてあるフロントディレーラーであ
    って、 前記第1変速操作時に前記フロントディレーラーは第1
    変速位置に位置し、前記第2変速操作時に前記フロント
    ディレーラーは第2変速位置に位置し、 前記第1変速位置において、前記チェイン(C)が前記
    中径ギヤ(GM)に掛かった状態で、前記中径ギヤ(GM)
    の各刃先が前記チェイン(C)に係合開始する点より
    も、前記第二押圧点(B)の方が車体前方側に位置する
    ように、前記第一押圧部(7)を車体前方に延設させ、
    かつ、前記第二変速操作時に、前記チェイン(C)の掛
    け替え操作の進行に伴って前記第一押圧部(7)から前
    記第二押圧部(8)に押圧操作位置を移動させると共
    に、前記フロントギヤ(G)に対する前記チェイン
    (C)の傾きを許容する変速補助部(E)が、前記第
    一、第二押圧部(7),(8)間に設けられているフロ
    ントディレーラー。
  2. 【請求項2】前記変速補助部(E)は、前記第一押圧部
    (7)の車体前方側端部領域を延びている前記第一押圧
    部(7)の円弧状上側へりと前記第二押圧(8)の車体
    前方側端部領域を延びている前記第二押圧(8)の円弧
    状下側へりによって境界を形成している請求項1記載の
    フロントディレーラー。
  3. 【請求項3】前記変速補助部(E)が、凹状部である請
    求項1または2記載のフロントディレーラー。
  4. 【請求項4】前記変速補助部(E)が、切り欠き部
    (9)である請求項1または2記載のフロントディレー
    ラー。
  5. 【請求項5】小径ギヤ(GS)、中径ギヤ(GM)及び大径
    ギヤ(GB)を有するフロントギヤ(G)に対し、チェイ
    ン(C)を前記小径ギヤ(GS)から前記中径ギヤ(GM)
    に掛け替える第一変速操作時に、前記小径ギヤ(GS)に
    掛かる前記チェイン(C)を押圧開始する第一押圧点
    (A)と、前記中径ギヤ(GM)に乗り上げる前記チェイ
    ン(C)を前記中径ギヤ(GM)に掛け替える第二押圧点
    (B)とを有し、前記第一、第二押圧点(A),(B)
    を通り前記フロントギヤ(G)とほぼ同心の円弧状に形
    成される第一押圧部(7)を設け、前記チェイン(C)
    に接触し、前記チェイン(C)を前記中径ギヤ(GM)か
    ら前記大径ギヤ(GB)に掛け替える第二変速操作時に、
    前記チェイン(C)を押圧する第二押圧部(8)を、前
    記第一押圧部(7)に対して前記フロントギヤ(G)の
    径方向外方に位置させてあるフロントディレーラーであ
    って、 前記第二変速操作時に、前記チェイン(C)の掛け替え
    操作の進行に伴って前記第一押圧部(7)から前記第二
    押圧部(8)に押圧操作位置を移動させると共に、前記
    フロントギヤ(G)に対する前記チェイン(C)の傾き
    を許容する切り欠き部(9)が、前記第一、第二押圧部
    (7),(8)の車体前方側端部領域に設けられ、前記
    切り欠き部(9)は、前記第一押圧部(7)の車体前方
    側端部領域を延びている前記第一押圧部(7)の円弧状
    上側へりと前記第二押圧部(8)の車体前方側端部領域
    を延びている前記第二押圧部(8)の円弧状下側へりに
    よって境界を形成しているいるフロントディレーラー。
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