JPH0310142A - 局所表面付着物除去方法 - Google Patents
局所表面付着物除去方法Info
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- JPH0310142A JPH0310142A JP14562589A JP14562589A JPH0310142A JP H0310142 A JPH0310142 A JP H0310142A JP 14562589 A JP14562589 A JP 14562589A JP 14562589 A JP14562589 A JP 14562589A JP H0310142 A JPH0310142 A JP H0310142A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、タービン、コンプレッサー、ボイラー、海洋
構造物等の全屈製品表面に付着した酸化スケール、反応
生成物の除去に好適な局所表面付着物除去方法に関する
。
構造物等の全屈製品表面に付着した酸化スケール、反応
生成物の除去に好適な局所表面付着物除去方法に関する
。
一般に、金属部材表面の酸化スケ−・ルや反応生成物等
の付着物を除去する方法としては、(11酸液中に部材
全体を浸漬し超音波を与え部材全体の付着物を除去する
方法と、(2)グラインダー等研削物にて局部的に付着
物を研削除去する方法とがある。
の付着物を除去する方法としては、(11酸液中に部材
全体を浸漬し超音波を与え部材全体の付着物を除去する
方法と、(2)グラインダー等研削物にて局部的に付着
物を研削除去する方法とがある。
しかして、タービンや海洋構造物等製品表面に形成され
た腐食ピントやクリープボイド等の欠陥を観察するため
に、その上に生じた酸化スケール、反応生成物等の付着
物を除去するにあたり、上述の方法を採ろうとすると、
次のような問題点がある。
た腐食ピントやクリープボイド等の欠陥を観察するため
に、その上に生じた酸化スケール、反応生成物等の付着
物を除去するにあたり、上述の方法を採ろうとすると、
次のような問題点がある。
すなわち(1)においては、製品特に大型製品に対し実
機状態のままで通用することが難しく、もし通用すると
しても設備面での工夫と多大の費用を必要とする。また
製品全体を酸液に浸漬して超音波を与えるため酸洗を必
要としない正常な部分が損傷を受ける等の問題がある。
機状態のままで通用することが難しく、もし通用すると
しても設備面での工夫と多大の費用を必要とする。また
製品全体を酸液に浸漬して超音波を与えるため酸洗を必
要としない正常な部分が損傷を受ける等の問題がある。
また(2)においては、局部的な付着物の除去は可能で
あるが、付着物のみを研削除去することは事実上不可能
であり、付着物直下の母材に存在する腐食ピットやクリ
ープボイド等を損傷させ必要な情報が得られなくなる。
あるが、付着物のみを研削除去することは事実上不可能
であり、付着物直下の母材に存在する腐食ピットやクリ
ープボイド等を損傷させ必要な情報が得られなくなる。
なお母材’rM (liがひどい場合には、特に回転体
部品等においてはバランスがくずれるため、バランス修
正等の諸問題が発生する。
部品等においてはバランスがくずれるため、バランス修
正等の諸問題が発生する。
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
金属製品表面に生じた酸化スケール、反応生成物等の付
着物を母材を損傷させずにかつ実機組立状態のままで除
去することができ、ひいては除去作業の手間と経費が節
減できるのみならず、製品表面の腐食ピットクリープボ
イド等の欠陥発生の有無を適確に調べることができて製
品破壊防止及び余寿命推測に資することができる局所表
面付着物除去方法を提供することを目的とする。
金属製品表面に生じた酸化スケール、反応生成物等の付
着物を母材を損傷させずにかつ実機組立状態のままで除
去することができ、ひいては除去作業の手間と経費が節
減できるのみならず、製品表面の腐食ピットクリープボ
イド等の欠陥発生の有無を適確に調べることができて製
品破壊防止及び余寿命推測に資することができる局所表
面付着物除去方法を提供することを目的とする。
そのために本発明は、洗浄用溶液を含浸させた多孔質物
質を介して金属製品の局所表面に超音波を照射し、同表
面上の付着物を除去することを特徴とする。
質を介して金属製品の局所表面に超音波を照射し、同表
面上の付着物を除去することを特徴とする。
本発明方法においては、超音波発振器の振動板に取付け
た洗浄用溶液を含浸させた多孔質物質を、製品表面の付
着物に接触させて超音波振動を加えると、洗浄用溶液の
キャビテーション現象及び多孔質物質の接触運動によっ
て、製品表面を損傷させずに効率的かつ局所的に付着物
を洗浄除去することができる。
た洗浄用溶液を含浸させた多孔質物質を、製品表面の付
着物に接触させて超音波振動を加えると、洗浄用溶液の
キャビテーション現象及び多孔質物質の接触運動によっ
て、製品表面を損傷させずに効率的かつ局所的に付着物
を洗浄除去することができる。
本発明局所表面付着物除去方法の一実施例を図面につい
て説明すると、第1図はその実施要領の説明図、第2図
は具体的実験例の説明である。
て説明すると、第1図はその実施要領の説明図、第2図
は具体的実験例の説明である。
まず第1図において、図示せざる超音波発振器の電気的
出力を伝える塩中拡大ホーンlに取付けられた振動板2
に、洗浄用溶液3を含浸させた多孔質物質4を接着剤5
により接着しておき、この多孔質物質4を製品母材6の
表面に形成された付着物7に接触させて、振動板2の超
音波振動を付着物7に加えると、洗浄用溶液3のキャビ
テーション現象及び多孔質物質4の接触運動によって、
母材6表面を損傷させずに効率的かつ局所的に付着物7
を超音波洗浄除去することができる。
出力を伝える塩中拡大ホーンlに取付けられた振動板2
に、洗浄用溶液3を含浸させた多孔質物質4を接着剤5
により接着しておき、この多孔質物質4を製品母材6の
表面に形成された付着物7に接触させて、振動板2の超
音波振動を付着物7に加えると、洗浄用溶液3のキャビ
テーション現象及び多孔質物質4の接触運動によって、
母材6表面を損傷させずに効率的かつ局所的に付着物7
を超音波洗浄除去することができる。
次に本発明方法の効果を証する具体的実験例を説明する
。
。
供試母材として、代表的な鋼種である炭素鋼5S41及
びステンレス鋼5US410J1を選定し、−船釣な使
用温度である常温25℃から500℃までの温度領域で
材料表面に酸化スケールを発生させ、供試体とした。
びステンレス鋼5US410J1を選定し、−船釣な使
用温度である常温25℃から500℃までの温度領域で
材料表面に酸化スケールを発生させ、供試体とした。
そしてステンレスm5Us410J1製振動板に、ナイ
ロン製多孔質物質(商品名:スコッチブライト)をアク
リレート系2液性接着剤(商品名ニハードロック)にて
接着し、超音波発生装置に装着するとともに、ナイロン
性多孔質物質に洗浄用溶液として10%硫酸水溶液(イ
ンヒビターを含んだもの)を含有させ、上記供試体にこ
れを接触させ、付着物除去効果及び母材損傷の有無を調
、べた。
ロン製多孔質物質(商品名:スコッチブライト)をアク
リレート系2液性接着剤(商品名ニハードロック)にて
接着し、超音波発生装置に装着するとともに、ナイロン
性多孔質物質に洗浄用溶液として10%硫酸水溶液(イ
ンヒビターを含んだもの)を含有させ、上記供試体にこ
れを接触させ、付着物除去効果及び母材損傷の有無を調
、べた。
なお実験条件としては、溶液を含む多孔質物質の厚さ:
試験前8111−接触後4N、超音波出カニ 18.5
K Hz 、振巾:10μmとした。
試験前8111−接触後4N、超音波出カニ 18.5
K Hz 、振巾:10μmとした。
この実験における付着物除去効果及び母材損傷の有無は
第2図に示す通りで、付着物発生温度、材質で多少付着
物除去時間に差が見られたが、いずれも母材材質を損傷
させることなしに付着物のみを除去することが確認でき
た。
第2図に示す通りで、付着物発生温度、材質で多少付着
物除去時間に差が見られたが、いずれも母材材質を損傷
させることなしに付着物のみを除去することが確認でき
た。
要するに本発明によれば、洗浄用溶液を含浸させた多孔
質物質を介して金属製品の局所表面に超音波を照射し、
同表面上の付着物を除去することにより、金属製品表面
に生じた酸化スケール、反応生成物等の付着物を母材を
損傷させずにかつ実機組立状態のままで除去することが
でき、ひいては除去作業の手間と経費が節減できるのみ
ならず、製品表面の腐食ピット クリープボイド等の欠
陥発生の有無を適確に調べることができて製品破壊防止
及び余寿命推測に資することができる局所4゜ 表面付着物除去方法を得るから、本発明は産業上極めて
有益なものである。
質物質を介して金属製品の局所表面に超音波を照射し、
同表面上の付着物を除去することにより、金属製品表面
に生じた酸化スケール、反応生成物等の付着物を母材を
損傷させずにかつ実機組立状態のままで除去することが
でき、ひいては除去作業の手間と経費が節減できるのみ
ならず、製品表面の腐食ピット クリープボイド等の欠
陥発生の有無を適確に調べることができて製品破壊防止
及び余寿命推測に資することができる局所4゜ 表面付着物除去方法を得るから、本発明は産業上極めて
有益なものである。
第1図は本発明局所表面付着物除去方法の一実施例にお
ける実施要領の説明図、第2図は具体的実験例の説明図
である。 1・・・振巾拡大ホーン、2・・・振動板、3・・・洗
浄用溶液、4・・・多孔質物質、5・・・接着剤、6・
・・製品母材、7・・・付着物。
ける実施要領の説明図、第2図は具体的実験例の説明図
である。 1・・・振巾拡大ホーン、2・・・振動板、3・・・洗
浄用溶液、4・・・多孔質物質、5・・・接着剤、6・
・・製品母材、7・・・付着物。
Claims (1)
- 洗浄用溶液を含浸させた多孔質物質を介して金属製品の
局所表面に超音波を照射し、同表面上の付着物を除去す
ることを特徴とする局所表面付着物除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14562589A JPH0310142A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 局所表面付着物除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14562589A JPH0310142A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 局所表面付着物除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0310142A true JPH0310142A (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=15389341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14562589A Pending JPH0310142A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 局所表面付着物除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0310142A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5096222A (en) * | 1990-12-18 | 1992-03-17 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Vehicle air bag module and method of assembly |
US5171187A (en) * | 1989-11-14 | 1992-12-15 | Shimano, Inc. | Front derailleur |
US9517639B2 (en) | 2012-07-19 | 2016-12-13 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Printer and tablet |
-
1989
- 1989-06-08 JP JP14562589A patent/JPH0310142A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5171187A (en) * | 1989-11-14 | 1992-12-15 | Shimano, Inc. | Front derailleur |
US5096222A (en) * | 1990-12-18 | 1992-03-17 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Vehicle air bag module and method of assembly |
US9517639B2 (en) | 2012-07-19 | 2016-12-13 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Printer and tablet |
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