JPH0322071Y2 - - Google Patents
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- JPH0322071Y2 JPH0322071Y2 JP1986106217U JP10621786U JPH0322071Y2 JP H0322071 Y2 JPH0322071 Y2 JP H0322071Y2 JP 1986106217 U JP1986106217 U JP 1986106217U JP 10621786 U JP10621786 U JP 10621786U JP H0322071 Y2 JPH0322071 Y2 JP H0322071Y2
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/131—Front derailleurs
- B62M9/134—Mechanisms for shifting laterally
- B62M9/1342—Mechanisms for shifting laterally characterised by the linkage mechanisms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自転車用フロントデイレーラー、詳し
くは、径の異なる2枚以上のフロントギヤの一つ
にチエンを掛換える如くした自転車用フロントデ
イレーラーに関する。
くは、径の異なる2枚以上のフロントギヤの一つ
にチエンを掛換える如くした自転車用フロントデ
イレーラーに関する。
(従来の技術)
一般に、此種デイレーラーは、実公昭57−
39271号公報に記載されている通り、自転車フレ
ームのシートチユーブに固定される固定部材と、
該固定部材に一対の枢支軸で連結する一対の第1
及び第2リンク部材及びこれらリンク部材の遊端
部に一対の枢支軸で連結するチエンガイドをもつ
た可動部材とから成るリンク機構を備え、前記第
1リンク部材の基端部に、操作索を支持する支持
部をもつた支持腕を一体に設けて、前記操作索の
操作により前記リンク機構を変形させ、前記チエ
ンガイドを多段フロントギヤの軸方向に移動させ
る如く構成されている。
39271号公報に記載されている通り、自転車フレ
ームのシートチユーブに固定される固定部材と、
該固定部材に一対の枢支軸で連結する一対の第1
及び第2リンク部材及びこれらリンク部材の遊端
部に一対の枢支軸で連結するチエンガイドをもつ
た可動部材とから成るリンク機構を備え、前記第
1リンク部材の基端部に、操作索を支持する支持
部をもつた支持腕を一体に設けて、前記操作索の
操作により前記リンク機構を変形させ、前記チエ
ンガイドを多段フロントギヤの軸方向に移動させ
る如く構成されている。
所で、前記支持腕を設けた第1リンク部材を固
定部材に連結する枢支軸には、前記操作索の操作
力がまともに作用するため、一般には、前記実公
昭57−39271号公報に記載されている如く、前記
第1リンク部材の基端部に、長さ方向に凹入する
凹陥部を設けて、この凹陥部の両側に、貫通孔を
もつた一対の取付片を形成し、これら取付片の一
方に前記支持腕を一体に形成すると共に、前記固
定部材に、前記凹陥部に嵌合する取付台座を設け
て、この取付台座を前記凹陥部に嵌合して前記枢
支軸を前記各貫通孔に嵌合することにより、前記
枢支軸の中間部を固定部材に支持すると共に、該
枢支軸の両端部に前記第1リンク部材の取付片を
支持し、両持の耐強度構造とする如く構成されて
いる。
定部材に連結する枢支軸には、前記操作索の操作
力がまともに作用するため、一般には、前記実公
昭57−39271号公報に記載されている如く、前記
第1リンク部材の基端部に、長さ方向に凹入する
凹陥部を設けて、この凹陥部の両側に、貫通孔を
もつた一対の取付片を形成し、これら取付片の一
方に前記支持腕を一体に形成すると共に、前記固
定部材に、前記凹陥部に嵌合する取付台座を設け
て、この取付台座を前記凹陥部に嵌合して前記枢
支軸を前記各貫通孔に嵌合することにより、前記
枢支軸の中間部を固定部材に支持すると共に、該
枢支軸の両端部に前記第1リンク部材の取付片を
支持し、両持の耐強度構造とする如く構成されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点)
所が、この従来構造の場合、前記第1リンク部
材の基端部に凹陥部を、又、固定部材に取付台座
をそれぞれ切削加工により特別に設ける必要があ
るため、加工が煩雑でコスト高となる問題がある
し、又、前記支持腕を前記取付片の一つと一体に
形成する構造であるから、この取付片の肉厚を大
きくして強度を高める必要があり、それだけ外観
が悪くなる問題があつた。
材の基端部に凹陥部を、又、固定部材に取付台座
をそれぞれ切削加工により特別に設ける必要があ
るため、加工が煩雑でコスト高となる問題がある
し、又、前記支持腕を前記取付片の一つと一体に
形成する構造であるから、この取付片の肉厚を大
きくして強度を高める必要があり、それだけ外観
が悪くなる問題があつた。
所で、前記支持腕を設けた第1リンク部材を枢
支軸で固定部材に連結する手段として、例えば、
前記枢支軸の一端を前記固定部材に固定し、遊端
側に前記第1リンク部材を枢支することが考えら
れるが、この場合、前記第1リンク部材は片持構
造の枢支軸に支持されるため、強度上この枢支軸
を大径に形成する必要があり、それだけ第1リン
ク部材の基端部及び固定部材の前記枢支軸固定部
が大形となり、デイレーラー全体のデザイン上の
バランスが崩れることになるのである。
支軸で固定部材に連結する手段として、例えば、
前記枢支軸の一端を前記固定部材に固定し、遊端
側に前記第1リンク部材を枢支することが考えら
れるが、この場合、前記第1リンク部材は片持構
造の枢支軸に支持されるため、強度上この枢支軸
を大径に形成する必要があり、それだけ第1リン
ク部材の基端部及び固定部材の前記枢支軸固定部
が大形となり、デイレーラー全体のデザイン上の
バランスが崩れることになるのである。
本考案の目的は、支持腕を設ける第1リンク部
材を、片持構造の枢支軸で固定部材に連結するこ
とができながら、しかも、前記枢支軸を大径にす
ることなく前記第1リンク部材の連結強度を増大
できると共に、外観を良好にできるようにするも
のである。
材を、片持構造の枢支軸で固定部材に連結するこ
とができながら、しかも、前記枢支軸を大径にす
ることなく前記第1リンク部材の連結強度を増大
できると共に、外観を良好にできるようにするも
のである。
(問題点を解決するための手段)
しかして、本考案は、固定部材2と、該固定部
材2に一対の枢支軸3,4で連結する一対の第1
及び第2リンク部材5,6及びこれらリンク部材
5,6の遊端部に一対の枢支軸7,8で連結する
チエンガイド9をもつた可動部材10とから成る
リンク機構Aを備え、前記第1リンク部材5の基
端部に、操作索を支持する支持部12aをもつた
支持腕12を設けて、前記操作索の操作による前
記リンク機構Aの変形で前記チエンガイド9を多
段フロントチエンギヤの軸方向に移動させる如く
成したフロントデイレーラーにおいて、前記各枢
支軸3,4を前記固定部材2に固定して、前記各
枢支軸3,4の中間に前記各リンク部材5,6を
枢支すると共に、前記各枢支軸3,4の遊端部間
に、これら枢支軸3,4の遊端部を相互に連結す
る連結体17を設けたものである。
材2に一対の枢支軸3,4で連結する一対の第1
及び第2リンク部材5,6及びこれらリンク部材
5,6の遊端部に一対の枢支軸7,8で連結する
チエンガイド9をもつた可動部材10とから成る
リンク機構Aを備え、前記第1リンク部材5の基
端部に、操作索を支持する支持部12aをもつた
支持腕12を設けて、前記操作索の操作による前
記リンク機構Aの変形で前記チエンガイド9を多
段フロントチエンギヤの軸方向に移動させる如く
成したフロントデイレーラーにおいて、前記各枢
支軸3,4を前記固定部材2に固定して、前記各
枢支軸3,4の中間に前記各リンク部材5,6を
枢支すると共に、前記各枢支軸3,4の遊端部間
に、これら枢支軸3,4の遊端部を相互に連結す
る連結体17を設けたものである。
(作用)
変速操作時、支持腕12を設けた第1リンク部
材5の基端部から枢支軸3に作用する荷重を、前
記枢支軸3の基端側と遊端側とに分解させて、こ
れら基端及び遊端側から固定部材2に作用させる
ことができるので、前記枢支軸3を固定部材2に
対し片持構造にできながら、この枢支軸3を大径
にしなくとも前記第1リンク部材5の枢支軸3に
よる連結強度を増大できるのであり、又、外観を
良好にできるのである。
材5の基端部から枢支軸3に作用する荷重を、前
記枢支軸3の基端側と遊端側とに分解させて、こ
れら基端及び遊端側から固定部材2に作用させる
ことができるので、前記枢支軸3を固定部材2に
対し片持構造にできながら、この枢支軸3を大径
にしなくとも前記第1リンク部材5の枢支軸3に
よる連結強度を増大できるのであり、又、外観を
良好にできるのである。
(実施例)
図示したフロントデイレーラーは、自転車のシ
ートチユーブに締付バンド1を介して固定する固
定部材2と、該固定部材2に一対の枢支軸3,4
で連結する一対の第1及び第2リンク部材5,6
及びこれらリンク部材5,6の遊端部に一対の第
1及び第2枢支軸7,8で連結するチエンガイド
9をもつた可動部材10とから成るリンク機構A
を備え、前記第2リンク部材6と可動部材10と
の間にリターンばね11を介装して前記チエンガ
イド9を多段フロントギヤの小径ギヤ側に付勢す
る一方、前記第1リンク部材5の基端部に、操作
ワイヤと該ワイヤを案内するアウター筒とから成
る操作索における前記ワイヤ、又は、操作ワイヤ
のみから成る操作索を支持する支持部12aをも
つた支持腕12を一体に設けて、前記ワイヤの牽
引操作により前記リンク機構Aを変形させて、前
記チエンガイド9を多段フロントギヤの軸方向
で、大径ギヤ側に往動させ、また、前記ワイヤの
弛緩操作により前記チエンガイドを、前記リター
ンばね11の復元力で小径ギヤ側に復動させるよ
うにしている。又、前記第1リンク部材5に、該
第1リンク部材5及び前記第2リンク部材6の揺
動範囲を調整する一対のアジヤストボルト13,
14を設けると共に、前記固定部材2に、前記ア
ジヤストボルト13,14と当接する一対の当接
部15,16を前記第1リンク部材5の揺動方向
に所定間隔を置いて設け、前記アジヤストボルト
13,14の調節により前記第1リンク部材5の
揺動範囲、ひいては前記チエンガイド9の揺動範
囲を規制するようにしている。
ートチユーブに締付バンド1を介して固定する固
定部材2と、該固定部材2に一対の枢支軸3,4
で連結する一対の第1及び第2リンク部材5,6
及びこれらリンク部材5,6の遊端部に一対の第
1及び第2枢支軸7,8で連結するチエンガイド
9をもつた可動部材10とから成るリンク機構A
を備え、前記第2リンク部材6と可動部材10と
の間にリターンばね11を介装して前記チエンガ
イド9を多段フロントギヤの小径ギヤ側に付勢す
る一方、前記第1リンク部材5の基端部に、操作
ワイヤと該ワイヤを案内するアウター筒とから成
る操作索における前記ワイヤ、又は、操作ワイヤ
のみから成る操作索を支持する支持部12aをも
つた支持腕12を一体に設けて、前記ワイヤの牽
引操作により前記リンク機構Aを変形させて、前
記チエンガイド9を多段フロントギヤの軸方向
で、大径ギヤ側に往動させ、また、前記ワイヤの
弛緩操作により前記チエンガイドを、前記リター
ンばね11の復元力で小径ギヤ側に復動させるよ
うにしている。又、前記第1リンク部材5に、該
第1リンク部材5及び前記第2リンク部材6の揺
動範囲を調整する一対のアジヤストボルト13,
14を設けると共に、前記固定部材2に、前記ア
ジヤストボルト13,14と当接する一対の当接
部15,16を前記第1リンク部材5の揺動方向
に所定間隔を置いて設け、前記アジヤストボルト
13,14の調節により前記第1リンク部材5の
揺動範囲、ひいては前記チエンガイド9の揺動範
囲を規制するようにしている。
しかして、第1〜5図に示した実施例では、前
記各リンク部材5,6を固定部材2に連結する前
記各枢支軸3,4を前記固定部材2にカシメなど
の固定手段で固定して、前記各枢支軸3,4の中
間に前記各リンク部材5,6の基端部を枢支する
と共に、前記各枢支軸3,4の遊端部間に、これ
ら枢支軸3,4の遊端部を相互に連結する連結体
17を設けたのである。
記各リンク部材5,6を固定部材2に連結する前
記各枢支軸3,4を前記固定部材2にカシメなど
の固定手段で固定して、前記各枢支軸3,4の中
間に前記各リンク部材5,6の基端部を枢支する
と共に、前記各枢支軸3,4の遊端部間に、これ
ら枢支軸3,4の遊端部を相互に連結する連結体
17を設けたのである。
以上の構成において、前記各リンク部材5,6
の基端部には、前記枢支軸3,4に挿嵌する貫通
孔51,61を設けている。
の基端部には、前記枢支軸3,4に挿嵌する貫通
孔51,61を設けている。
又、前記連結体17は、横長の板状に形成し
て、その両端部内面に、盲のねじ孔17a,17
bを設けている。
て、その両端部内面に、盲のねじ孔17a,17
bを設けている。
又、前記各枢支軸3,4は、前記固定部材2に
固定する基端部に回転操作用溝(図示せず)を設
けると共に、中間に径大部31,41を設け、遊
端部外周に、前記ねじ孔17a,17bに螺合す
るねじ32,42を設けている。
固定する基端部に回転操作用溝(図示せず)を設
けると共に、中間に径大部31,41を設け、遊
端部外周に、前記ねじ孔17a,17bに螺合す
るねじ32,42を設けている。
又、これら枢支軸3,4は、その遊端側を前記
各リンク部材5,6の貫通孔51,61に挿嵌
し、前記ねじ32,42部を、前記連結体17の
ねじ孔17a,17bに螺着して、各枢支軸3,
4を連結体17に固定した後、前記各枢支軸3,
4の基端側を、前記固定部材2に設ける取付孔2
1,22に挿嵌し、この基端部端縁をカシメ加工
して前記枢支軸3,4を固定部材2に固定するよ
うにしている。尚、前記径大部31,41は、各
枢支軸3,4における基端部端縁のカシメ加工
時、各枢支軸3,4の固定部材2に対する安定性
を高め、カシメ加工をし易くするために設けてい
る。
各リンク部材5,6の貫通孔51,61に挿嵌
し、前記ねじ32,42部を、前記連結体17の
ねじ孔17a,17bに螺着して、各枢支軸3,
4を連結体17に固定した後、前記各枢支軸3,
4の基端側を、前記固定部材2に設ける取付孔2
1,22に挿嵌し、この基端部端縁をカシメ加工
して前記枢支軸3,4を固定部材2に固定するよ
うにしている。尚、前記径大部31,41は、各
枢支軸3,4における基端部端縁のカシメ加工
時、各枢支軸3,4の固定部材2に対する安定性
を高め、カシメ加工をし易くするために設けてい
る。
又、アジヤストボルト13,14を設ける第1
リンク部材5における基端部の枢支軸3周りに、
前記第1リンク部材5の揺動中心線と同方向に延
び、前記当接部15,16を設ける固定部材2に
対向する対向面5aに開口する断面半円形の空洞
52を設けて、前記アジヤストボルト15,16
の先端部を前記空洞52内に臨ませると共に、前
記固定部材2に、前記空洞52内に突入し、か
つ、前記空洞52内で相対回転可能な受体23を
設け、この受体23に前記当接部15,16を設
けている。
リンク部材5における基端部の枢支軸3周りに、
前記第1リンク部材5の揺動中心線と同方向に延
び、前記当接部15,16を設ける固定部材2に
対向する対向面5aに開口する断面半円形の空洞
52を設けて、前記アジヤストボルト15,16
の先端部を前記空洞52内に臨ませると共に、前
記固定部材2に、前記空洞52内に突入し、か
つ、前記空洞52内で相対回転可能な受体23を
設け、この受体23に前記当接部15,16を設
けている。
又、図中、18,19,20はゴム製のOリン
グ、30は合成樹脂製のシール材である。
グ、30は合成樹脂製のシール材である。
本考案は以上の如く構成するもので、前記操作
索における操作ワイヤの牽引操作により、リンク
機構Aを変形し、チエンガイド9を多段フロント
ギヤの軸方向に移動させて変速する場合、前記支
持腕12から第1リンク部材5の基端部を経て第
1枢支軸3に作用する荷重を、前記第1枢支軸3
の基端側と遊端側とに分散させて、基端側から直
接固定部材2に作用させることができると共に、
遊端側から前記連結体17及び第2枢支軸4を介
して固定部材2に作用させることができるため、
前記枢支軸3を大径にしなくとも、第1リンク部
材5の連結強度を増大できるのであり、又、第1
枢支軸3を大径に形成しなくともよいので、この
第1枢支軸3で連結する第1リンク部材5及び固
定部材2の前記枢支軸3周りを小形化でき、外観
を良好にできるのである。
索における操作ワイヤの牽引操作により、リンク
機構Aを変形し、チエンガイド9を多段フロント
ギヤの軸方向に移動させて変速する場合、前記支
持腕12から第1リンク部材5の基端部を経て第
1枢支軸3に作用する荷重を、前記第1枢支軸3
の基端側と遊端側とに分散させて、基端側から直
接固定部材2に作用させることができると共に、
遊端側から前記連結体17及び第2枢支軸4を介
して固定部材2に作用させることができるため、
前記枢支軸3を大径にしなくとも、第1リンク部
材5の連結強度を増大できるのであり、又、第1
枢支軸3を大径に形成しなくともよいので、この
第1枢支軸3で連結する第1リンク部材5及び固
定部材2の前記枢支軸3周りを小形化でき、外観
を良好にできるのである。
しかも、前記第1リンク部材5の基端部には、
前記枢支軸3を挿嵌するための貫通孔51を設
け、又、前記固定部材2には、前記枢支軸3を固
定するための取付孔21を設けるだけでよいか
ら、第1リンク部材5の連結構造が非常に簡単で
あり、それだけ第1リンク部材5及び固定部材2
の加工が楽で、コストを低減できるのである。
又、前記連結体17に盲のねじ孔17a,17b
を設けることにより、前記枢支軸3,4の遊端が
連結体17の表面に露出しないので、外観をより
一層良好にできるのである。
前記枢支軸3を挿嵌するための貫通孔51を設
け、又、前記固定部材2には、前記枢支軸3を固
定するための取付孔21を設けるだけでよいか
ら、第1リンク部材5の連結構造が非常に簡単で
あり、それだけ第1リンク部材5及び固定部材2
の加工が楽で、コストを低減できるのである。
又、前記連結体17に盲のねじ孔17a,17b
を設けることにより、前記枢支軸3,4の遊端が
連結体17の表面に露出しないので、外観をより
一層良好にできるのである。
尚、以上説明した実施例では、第3図において
右側のリンク部材5を第1とし、左側のリンク部
材6を第2としたが、反対であつてもよい。
右側のリンク部材5を第1とし、左側のリンク部
材6を第2としたが、反対であつてもよい。
又、以上説明した実施例では、枢支軸3,4の
基端部をカシメ加工で固定部材2に固定したが、
その固定手段は特に限定されるものでない。
基端部をカシメ加工で固定部材2に固定したが、
その固定手段は特に限定されるものでない。
又、前記連結体17の各枢支軸3,4との連結
手段も特に限定されるものでない。(考案の効果) 以上の如く本考案は、一対の第1及び第2リン
ク部材5,6を固定部材2に連結する一対の枢支
軸3,4を前記固定部材2に固定して、前記枢支
軸3,4の中間に前記リンク部材5,6を支持す
ると共に、前記各枢支軸3,4の遊端部を相互に
連結する連結体17を設けたから、支持腕12を
設けた前記第1リンク部材5を固定部材2に連結
する枢支軸3を片持構造にできながら、しかも、
操作索の操作時前記枢支軸3に作用する荷重を、
前記枢支軸3の基端側と遊端側とに分散させて、
これら基端及び遊端側から前記固定部材2に作用
させることができるため、前記枢支軸3を大径に
しなくとも該枢支軸3による前記第1リンク部材
5の連結強度を増大できるのである。従つて、第
1リンク部材5の連結構造を簡単にでき、加工を
楽にできると共に、外観を良好にできるのであ
る。
手段も特に限定されるものでない。(考案の効果) 以上の如く本考案は、一対の第1及び第2リン
ク部材5,6を固定部材2に連結する一対の枢支
軸3,4を前記固定部材2に固定して、前記枢支
軸3,4の中間に前記リンク部材5,6を支持す
ると共に、前記各枢支軸3,4の遊端部を相互に
連結する連結体17を設けたから、支持腕12を
設けた前記第1リンク部材5を固定部材2に連結
する枢支軸3を片持構造にできながら、しかも、
操作索の操作時前記枢支軸3に作用する荷重を、
前記枢支軸3の基端側と遊端側とに分散させて、
これら基端及び遊端側から前記固定部材2に作用
させることができるため、前記枢支軸3を大径に
しなくとも該枢支軸3による前記第1リンク部材
5の連結強度を増大できるのである。従つて、第
1リンク部材5の連結構造を簡単にでき、加工を
楽にできると共に、外観を良好にできるのであ
る。
第1図は本考案デイレーラーの一実施例を示す
要部のみの拡大平面図、第2図は同拡大正面図、
第3図は全体の正面図、第4図は同側面図、第5
図は同平面図である。 2……固定部材、3,4,7,8……枢支軸、
5……第1リンク部材、6……第2リンク部材、
9……チエンガイド、10……可動部材、12…
…支持体、12a……支持部、17……連結体、
A……リンク機構。
要部のみの拡大平面図、第2図は同拡大正面図、
第3図は全体の正面図、第4図は同側面図、第5
図は同平面図である。 2……固定部材、3,4,7,8……枢支軸、
5……第1リンク部材、6……第2リンク部材、
9……チエンガイド、10……可動部材、12…
…支持体、12a……支持部、17……連結体、
A……リンク機構。
Claims (1)
- 固定部材2と、該固定部材2に一対の枢支軸
3,4で連結する一対の第1及び第2リンク部材
5,6及びこれらリンク部材5,6の遊端部に一
対の枢支軸7,8で連結するチエンガイド9をも
つた可動部材10とから成るリンク機構Aを備
え、前記第1リンク部材5の基端部に、操作索を
支持する支持部12aをもつた支持腕12を設け
て、前記操作索の操作による前記リンク機構Aの
変形で前記チエンガイド9を多段フロントチエン
ギヤの軸方向に移動させる如く成したフロントデ
イレーラーにおいて、前記各枢支軸3,4を前記
固定部材2に固定して、前記各枢支軸3,4の中
間に前記各リンク部材5,6を枢支すると共に、
前記各枢支軸3,4の遊端部間に、これら枢支軸
3,4の遊端部を相互に連結する連結体17を設
けたことを特徴とする自転車用フロントデイレー
ラー。
Priority Applications (6)
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---|---|---|---|
JP1986106217U JPH0322071Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | |
US07/067,228 US4756704A (en) | 1986-07-10 | 1987-06-29 | Front derailleur for a bicycle |
DE19873721617 DE3721617A1 (de) | 1986-07-10 | 1987-06-30 | Vorderer umwerfer fuer ein fahrrad |
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Family
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-
1986
- 1986-07-10 JP JP1986106217U patent/JPH0322071Y2/ja not_active Expired
-
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- 1987-06-30 DE DE19873721617 patent/DE3721617A1/de active Granted
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