JP2506088Y2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

車両用ドアロック装置

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JP2506088Y2
JP2506088Y2 JP5454290U JP5454290U JP2506088Y2 JP 2506088 Y2 JP2506088 Y2 JP 2506088Y2 JP 5454290 U JP5454290 U JP 5454290U JP 5454290 U JP5454290 U JP 5454290U JP 2506088 Y2 JP2506088 Y2 JP 2506088Y2
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door
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正純 宮川
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は防水性の面で優れた車両用ドアロック装置
に関するものである。
(従来の技術) 一般に車両用ドアロック装置にあっては、例えば、第
8図に示す如く断面アングル状に形成されたドア101の
インナパネル103側に固着されるカバープレート105とベ
ースプレート(図示していない)とに挟まれた合成樹脂
製のボディ本体107にストライカ進入用の進入口109が設
けられている。進入口109には図外のストライカと係脱
自在に噛み会うラッチ111が設けられる一方、施解錠機
構(図示していない)と連動連繋し合うインサイドハン
ドル113、ドアロックノブ115、アウトサイドハンドル11
7、キーシリンダ119の操作により施錠、解錠が可能とな
っている。
(考案が解決しようとする課題) 前記した如くドアロック装置のカバープレート105は
ドアのインナパネル103に取付けられるが、ストライカ
進入用の進入口109は車室側に向かう開口状態となるた
めに、ウインドウガラスが上下動するドアウエスト部か
らドア内部へ浸入した雨水等はストライカ進入口109か
ら車室内へ浸入する恐れがあった。このために、進入口
109の領域にシール部材121を設ける対応策が取られてい
るが、このシール部材121は接着剤や両面テープによる
接着タイプとなっている。特に、ドアロック装置は全体
の動きを円滑にするために全面にわたってグリス等の潤
滑剤が塗布され、この潤滑剤によって接着しずらくなっ
ており、接着面の管理を怠ると水浸入を許す剥れや位置
ずれ等が発生し、取付状態が安定しない等の問題を招来
していた。
そこで、この考案にあっては、シール部材の確実な取
付状態が得られると共に防水性の面でも優れた車両用ド
アロック装置を提供することを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案は、車体パネル
に取り付けられるカバープレートと、ベースプレートと
に挟持されストライカ進入用の進入口を有するボディ本
体の外周縁に、前記進入口の領域及び進入口の領域から
少なくとも上位側領域にかけて前記車体パネルと弾接可
能な連続した突条舌片部と、この突条舌片部の根本に沿
って形成された取付溝とを一体的に形成し、さらに、前
記車体パネルと弾接可能な弾性力を有するシール部材を
突条舌片部に沿って取付溝に固着してある。
(作用) かかる車両用ドアロック装置によれば、シール部材は
取付溝によって位置ずれを起こすことなく正しい位置に
確実に取付けられる。一方、ドア内部に浸入した雨水等
はドアロック装置に向けて流れ落ちるようになるが、こ
の時、車体パネルと弾接し合う突条舌片部及びシール部
材とにより雨水を阻止し、進入口領域及び上位側領域を
シールする。この結果、車室内への水浸入は起きない。
(実施例) 以下、第1図乃至第7図の図面を参照しながらこの考
案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はドアロック装置3のボディ本体を示してお
り、ボディ本体1は合成樹脂製で、金属製のベースプレ
ート5とカバープレート7とで挟持されている。
カバープレート7は、断面アングル状に形成されたド
ア9のインナパネル11の周面側にビス13で固着されると
共に該プレート7と前記ボディ本体1には、ドア9の閉
時においてストライカ(図示していない)が進入する進
入口15が設けられている。ボディ本体1には前記ストラ
イカと係脱自在に噛み合うラッチ17が設けられ、ラッチ
17は、ラッチ軸19によって回転自在に軸支されており、
常時は付勢ばね(図示していない)によって噛み合い待
機位置(第7図)に付勢されている。
さらに、ボディ本体1の外周縁には、前記進入口15の
領域及び進入口15の領域から少なくとも上位側領域にか
けて前記ドア9のインナパネル11と弾接し合う連続した
突条舌片部21と、この突条舌片部21の根元に沿って形成
された取付溝23に取付けられ前記インナパネル11と弾接
し合う連続したシール部材25がそれぞれ設けられてい
る。
突条舌片部21は、合成樹脂製のボディ本体1と一体に
連続成形され、先端縁に向けて薄肉状の形状となってい
て、これにより、弾性変形が可能となっている。
取付溝23は前記突条舌片部21の根元に沿って断面U字
状に形成されている。
この場合、取付溝21は必ずしも断面U字状に形成する
必要はなく、例えば、第6図に示す如く前記突条舌片部
21の根元部21aと対向して短く突出した凸部27を設け、
この凸部27と突条舌片部21の根元部21aとで取付溝23を
形成するようにしてもよい。
シール部材25は弾力性を有する発泡材で形成され、基
部は取付溝23内に係合し合う寸法に設定されると共に先
端縁に向けて次第に薄肉に形成された形状となってい
る。また、シール部材25は取付溝23に沿って注入するこ
とにより所定時間経過後に、弾力性を有するように硬化
するような材質の発泡材で形成してもよい。
なお、第7図において、29はインサイドハンドル、31
はドアロックノブ、33はアウトサイドハンドル、35はキ
ーシリンダをそれぞれ示しており、施解錠機構(図示し
ていない)の各レバー37,39,41とそれぞれ連動連結して
いる。
このように構成されたドアロック装置によれば、シー
ル部材25は、取付溝23によって正しく位置決めされた状
態で取付けられると共に突条舌片部21とシール部材25は
インナパネル11のパネル面と強く弾接し合うようにな
る。
したがって、ドア9のドアウエスト部からドア内部に
浸入した雨水等はインナパネル11に沿って流れ落ち、こ
の時、ドアロック装置3に向かう雨水は突条舌片部21と
シール部材25とにより阻止され進入口15の領域及びボデ
ィ本体1の上位側領域のシールが確保されるため、車室
内への水浸入は起きなくなる。
なお、この実施例では進入口15の領域から上位側領域
に沿ってシール部材25を設けたがさらに下位側領域にわ
たって設けてもよいものである。
[考案の効果] 以上、説明したように、この考案のドアロック装置に
よれば、取付溝によってシール部材を位置ずれを起こす
ことなく、正しく取付けることができるため、確実なシ
ール状態が得られるようになる。
したがって、進入口領域及び上位側領域を突条舌片部
とシール部材とによってシールできるようになり、車室
内への水浸入を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案にかかるドアロック装置の斜視図、第
2図は第1図のII-II線断面図、第3図は第1図のIII-I
II線断面図、第4図はドアのインナパネルにドアロック
装置を取付けた一部分を示す切断面図、第5図は第4図
A部の拡大図、第6図は取付溝の変形例を示した断面
図、第7図はこの考案を実施したドアロック装置全体の
斜視図、第8図は従来例を示した第7図と同様の斜視図
である。 1……ボディ本体 5……ベースプレート 7……カバープレート 15……進入口 21……突条舌片部 23……取付溝 25……シール部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体パネルに取り付けられるカバープレー
    トと、ベースプレートとに挟持されストライカ進入用の
    進入口を有するボディ本体の外周縁に、前記進入口の領
    域及び進入口の領域から少なくとも上位側領域にかけて
    前記車体パネルと弾接可能な連続した突条舌片部と、こ
    の突条舌片部の根本に沿って形成された取付溝とを一体
    的に形成し、さらに、前記車体パネルと弾接可能な弾性
    力を有するシールネ部材を突条舌片部に沿って取付溝に
    固着したことを特徴とする車両用ドアロック装置。
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