JP2500239Y2 - コネクタの固定構造 - Google Patents
コネクタの固定構造Info
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- JP2500239Y2 JP2500239Y2 JP1991002739U JP273991U JP2500239Y2 JP 2500239 Y2 JP2500239 Y2 JP 2500239Y2 JP 1991002739 U JP1991002739 U JP 1991002739U JP 273991 U JP273991 U JP 273991U JP 2500239 Y2 JP2500239 Y2 JP 2500239Y2
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- JP
- Japan
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- connector
- female connector
- bracket
- side guide
- guide hole
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/621—Bolt, set screw or screw clamp
- H01R13/6215—Bolt, set screw or screw clamp using one or more bolts
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/73—Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコネクタの固定構造に係
り、特にスペース効率を著しく高めることのできるコネ
クタの固定構造に関する。
り、特にスペース効率を著しく高めることのできるコネ
クタの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図17に示すように、自動車等
のダッシュボード1等のパネル内部には、複数のワイヤ
ハーネス2が引回されており、これら各ワイヤハーネス
2のコネクタ3は、上記ダッシュボード1内で各種スイ
ッチ、負荷等のコネクタと接続されている。そして、こ
のようなコネクタ3においては、従来から、1つのコネ
クタ3に多数の端子を配設した高密度型のものが多く使
用されるようになっており、上記コネクタ3の場合は、
端子の数が極めて多く、その接合に多大な力を必要とす
ることから、ボルトおよびナットによる締付け力によ
り、各端子を接続するねじ締め型のコネクタが多く用い
られている。
のダッシュボード1等のパネル内部には、複数のワイヤ
ハーネス2が引回されており、これら各ワイヤハーネス
2のコネクタ3は、上記ダッシュボード1内で各種スイ
ッチ、負荷等のコネクタと接続されている。そして、こ
のようなコネクタ3においては、従来から、1つのコネ
クタ3に多数の端子を配設した高密度型のものが多く使
用されるようになっており、上記コネクタ3の場合は、
端子の数が極めて多く、その接合に多大な力を必要とす
ることから、ボルトおよびナットによる締付け力によ
り、各端子を接続するねじ締め型のコネクタが多く用い
られている。
【0003】図18乃至図20図はこのような従来のコ
ネクタ3をダッシュボード内に固定する構造を示したも
ので、前後面が開放された四角筒状のブラケット4が配
設されており、このブラケット4の両側部には、ねじ孔
5が穿設された取付フランジ6が一体に固着されてい
る。また、上記ブラケット4の内側には、内部に所定の
配線7が接続された複数の雄端子8が配設された雌コネ
クタ9が装着されており、この雌コネクタ9の内部に
は、ナット部材10が固着されている。さらに、上記雌
コネクタ9に嵌合され内部に所定の配線7が接続された
図示しない複数の雌端子が配設された雄コネクタ11が
設けられており、この雄コネクタ11の内部には、上記
雌コネクタ9のナット部材10に螺合されるボルト部材
12が固着されている。
ネクタ3をダッシュボード内に固定する構造を示したも
ので、前後面が開放された四角筒状のブラケット4が配
設されており、このブラケット4の両側部には、ねじ孔
5が穿設された取付フランジ6が一体に固着されてい
る。また、上記ブラケット4の内側には、内部に所定の
配線7が接続された複数の雄端子8が配設された雌コネ
クタ9が装着されており、この雌コネクタ9の内部に
は、ナット部材10が固着されている。さらに、上記雌
コネクタ9に嵌合され内部に所定の配線7が接続された
図示しない複数の雌端子が配設された雄コネクタ11が
設けられており、この雄コネクタ11の内部には、上記
雌コネクタ9のナット部材10に螺合されるボルト部材
12が固着されている。
【0004】そして、上記雌コネクタ9が装着されたブ
ラケット4を上記フランジ6のねじ孔5を貫通するねじ
13により、自動車のダッシュボード1の内部に固着す
る。この状態で、上記雌コネクタ9に上記雄コネクタ1
1をその各雌端子が雌コネクタ9の雄端子8に係合され
るように嵌合させ、上記ボルト部材12を図示しない締
付け工具により締付けることにより、上記ボルト部材1
2がナット部材10に螺合され、雄コネクタ11が雌コ
ネクタ9の内側に嵌合され、各端子の接続が行われるよ
うになっている。
ラケット4を上記フランジ6のねじ孔5を貫通するねじ
13により、自動車のダッシュボード1の内部に固着す
る。この状態で、上記雌コネクタ9に上記雄コネクタ1
1をその各雌端子が雌コネクタ9の雄端子8に係合され
るように嵌合させ、上記ボルト部材12を図示しない締
付け工具により締付けることにより、上記ボルト部材1
2がナット部材10に螺合され、雄コネクタ11が雌コ
ネクタ9の内側に嵌合され、各端子の接続が行われるよ
うになっている。
【0005】そして、図20図に示すように、上記各コ
ネクタ9,11の接続が完了した後に、上記ダッシュボ
ード1部分に、トリムカバー14を装着することによ
り、上記各コネクタ9,11および配線7等を被覆する
ようになっている。
ネクタ9,11の接続が完了した後に、上記ダッシュボ
ード1部分に、トリムカバー14を装着することによ
り、上記各コネクタ9,11および配線7等を被覆する
ようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来のコ
ネクタの固定構造においては、上記各コネクタ9,11
の接続後に、上記ダッシュボード1部分にトリムカバー
14を装着する場合に、上記雄コネクタ11の配線7が
雄コネクタ11の端部から突出されているので、コネク
タ9,11を取付ける際の奥行き寸法を多く確保する必
要があり、スペース効率の低下を招いてしまうという問
題を有しており、しかも、上記配線7が邪魔になり、ト
リムカバー14等の装着作業を容易に行うことができな
いという問題を有している。
ネクタの固定構造においては、上記各コネクタ9,11
の接続後に、上記ダッシュボード1部分にトリムカバー
14を装着する場合に、上記雄コネクタ11の配線7が
雄コネクタ11の端部から突出されているので、コネク
タ9,11を取付ける際の奥行き寸法を多く確保する必
要があり、スペース効率の低下を招いてしまうという問
題を有しており、しかも、上記配線7が邪魔になり、ト
リムカバー14等の装着作業を容易に行うことができな
いという問題を有している。
【0007】本考案は上記した点に鑑みてなされたもの
で、コネクタの取付スペース効率を向上させることがで
き、かつ、配線の干渉を防止してトリムカバー等を容易
に装着することのできるコネクタの固定構造を提供する
ことを目的とするものである。
で、コネクタの取付スペース効率を向上させることがで
き、かつ、配線の干渉を防止してトリムカバー等を容易
に装着することのできるコネクタの固定構造を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案に係るコネクタの固定構造は、車両のパネル等の
内部に固着されるブラケットの内側に、内部に所定の配
線が接続された複数の雄端子が設けられた雌コネクタを
装着するとともに、上記雌コネクタに内部に所定の配線
が接続された複数の雌端子が設けられた雄コネクタを嵌
合してなるコネクタの固定構造において、上記ブラケッ
トと雌コネクタに、回動中心孔とこの回動中心孔と係合
する回動軸を形成し、上記ブラケットと雌コネクタとの
間に、上記雌コネクタが上記ブラケットへの初期装着位
置から回動した状態を保持する係止手段を形成したこと
をその特徴とするものである。
本考案に係るコネクタの固定構造は、車両のパネル等の
内部に固着されるブラケットの内側に、内部に所定の配
線が接続された複数の雄端子が設けられた雌コネクタを
装着するとともに、上記雌コネクタに内部に所定の配線
が接続された複数の雌端子が設けられた雄コネクタを嵌
合してなるコネクタの固定構造において、上記ブラケッ
トと雌コネクタに、回動中心孔とこの回動中心孔と係合
する回動軸を形成し、上記ブラケットと雌コネクタとの
間に、上記雌コネクタが上記ブラケットへの初期装着位
置から回動した状態を保持する係止手段を形成したこと
をその特徴とするものである。
【0009】
【作用】本考案によれば、ブラケットまたは雌コネクタ
の回動中心孔と雌コネクタまたはブラケットの回動軸と
の係合により、雌コネクタがブラケットへの初期装着位
置から回動可能となり、また、ブラケットと雌コネクタ
との間に、雌コネクタの回動状態を保持する係止手段を
形成したから、上記雌コネクタに雄コネクタを嵌合した
後、雌コネクタを回動動作することで、ブラケットへの
初期装着位置で生じてた上記雄コネクタの配線の突出を
防ぐことができ、コネクタを取付ける際の奥行き寸法が
短くて済み、スペース効率を著しく高めることができ、
しかも、上記配線が邪魔にならず、トリムカバー等の装
着作業を極めて容易に行うことができるものである。
の回動中心孔と雌コネクタまたはブラケットの回動軸と
の係合により、雌コネクタがブラケットへの初期装着位
置から回動可能となり、また、ブラケットと雌コネクタ
との間に、雌コネクタの回動状態を保持する係止手段を
形成したから、上記雌コネクタに雄コネクタを嵌合した
後、雌コネクタを回動動作することで、ブラケットへの
初期装着位置で生じてた上記雄コネクタの配線の突出を
防ぐことができ、コネクタを取付ける際の奥行き寸法が
短くて済み、スペース効率を著しく高めることができ、
しかも、上記配線が邪魔にならず、トリムカバー等の装
着作業を極めて容易に行うことができるものである。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1乃至図3は本考案の一実施例を示したもの
で、ブラケット4が配設されており、このブラケット4
は、相対向する一対の側壁部4a,4aの上端前方部を
連結部4bで連結して形成されている。これにより、上
記ブラケット4には、後述する雌コネクタ9が装着され
る前方開口部4c、上記雌コネクタ9から延びる配線7
が通る後方開口部4d、後述するように上記雌コネクタ
9が回動動作可能なように上方開口部4eおよび下方開
口部4fが形成されている。また、上記側壁部4aの上
端後方部には、上記ブラケットをダッシュボードに固着
するためのねじ孔5を有する取付フランジ6が一体に形
成されており、さらに、本実施例においては、上記両側
壁部4aには、後述するように、雌コネクタ9の回動動
作の中心となる中心側ガイド孔15およびこの中心側ガ
イド孔15の下方に位置する回動側ガイド孔16がそれ
ぞれ穿設されている。
する。図1乃至図3は本考案の一実施例を示したもの
で、ブラケット4が配設されており、このブラケット4
は、相対向する一対の側壁部4a,4aの上端前方部を
連結部4bで連結して形成されている。これにより、上
記ブラケット4には、後述する雌コネクタ9が装着され
る前方開口部4c、上記雌コネクタ9から延びる配線7
が通る後方開口部4d、後述するように上記雌コネクタ
9が回動動作可能なように上方開口部4eおよび下方開
口部4fが形成されている。また、上記側壁部4aの上
端後方部には、上記ブラケットをダッシュボードに固着
するためのねじ孔5を有する取付フランジ6が一体に形
成されており、さらに、本実施例においては、上記両側
壁部4aには、後述するように、雌コネクタ9の回動動
作の中心となる中心側ガイド孔15およびこの中心側ガ
イド孔15の下方に位置する回動側ガイド孔16がそれ
ぞれ穿設されている。
【0011】この中心側ガイド孔15は、挿入部15a
およびこの挿入部15aの前方に位置する中心部15b
が連続して形成されており、この挿入部15aおよび中
心部15bとの間には、内寸が狭く形成された狭間部1
5cが形成されている。また、上記回動側ガイド孔16
は、上記中心側ガイド孔15の中心部15bを中心とし
た円弧状に形成されており、この回動側ガイド孔16
は、上記中心側ガイド孔15の下方から後方にわたって
ほぼ90゜の内角を有するように形成されている。さら
に、上記回動側ガイド孔16の前側端部には、挿入部1
6aおよびこの挿入部16aの前方に位置する回動開始
部16bが狭間部16cを介して形成されており、上記
回動側ガイド孔16の後側端部には、係止片16dによ
り区切られた保持部16eが形成されている。
およびこの挿入部15aの前方に位置する中心部15b
が連続して形成されており、この挿入部15aおよび中
心部15bとの間には、内寸が狭く形成された狭間部1
5cが形成されている。また、上記回動側ガイド孔16
は、上記中心側ガイド孔15の中心部15bを中心とし
た円弧状に形成されており、この回動側ガイド孔16
は、上記中心側ガイド孔15の下方から後方にわたって
ほぼ90゜の内角を有するように形成されている。さら
に、上記回動側ガイド孔16の前側端部には、挿入部1
6aおよびこの挿入部16aの前方に位置する回動開始
部16bが狭間部16cを介して形成されており、上記
回動側ガイド孔16の後側端部には、係止片16dによ
り区切られた保持部16eが形成されている。
【0012】また、上記ブラケット4の内側には、内部
に所定の配線7が接続された複数の雄端子8が配設され
た雌コネクタ9が装着されており、この雌コネクタ9の
内部には、ナット部材10が固着されている。さらに、
本実施例においては、上記雌コネクタ9の両側面には、
上記中心側ガイド孔15に係合される回動ピン17、お
よび上記回動側ガイド孔16に係合されて雌コネクタ9
の回動動作をガイドし、かつ、雌コネクタ9の回動状態
を保持する係止ピン17′がそれぞれ上下方向に位置す
るように突出形成されている。
に所定の配線7が接続された複数の雄端子8が配設され
た雌コネクタ9が装着されており、この雌コネクタ9の
内部には、ナット部材10が固着されている。さらに、
本実施例においては、上記雌コネクタ9の両側面には、
上記中心側ガイド孔15に係合される回動ピン17、お
よび上記回動側ガイド孔16に係合されて雌コネクタ9
の回動動作をガイドし、かつ、雌コネクタ9の回動状態
を保持する係止ピン17′がそれぞれ上下方向に位置す
るように突出形成されている。
【0013】さらに、上記雌コネクタ9に嵌合され内部
に所定の配線7が接続された図示しない複数の雌端子が
配設された雄コネクタ11が設けられており、この雄コ
ネクタ11の内部には、上記雌コネクタ9のナット部材
10に螺合されるボルト部材12が固着されている。
に所定の配線7が接続された図示しない複数の雌端子が
配設された雄コネクタ11が設けられており、この雄コ
ネクタ11の内部には、上記雌コネクタ9のナット部材
10に螺合されるボルト部材12が固着されている。
【0014】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例においては、まず、上記ブラケット4の両側壁
部4aをその弾性により拡開させた状態で、このブラケ
ット4の内側に、上記雌コネクタ9の回動ピン17を中
心側ガイド孔15に、係止ピン17′を回動側ガイド孔
16の各挿入部15a,16aに係合させ、上記雌コネ
クタ9をブラケット4に装着する。そして、上記雌コネ
クタ9が装着されたブラケット4を上記フランジ6のね
じ孔5を貫通するねじ13により、自動車のダッシュボ
ード等のパネル内部に固着する。
本実施例においては、まず、上記ブラケット4の両側壁
部4aをその弾性により拡開させた状態で、このブラケ
ット4の内側に、上記雌コネクタ9の回動ピン17を中
心側ガイド孔15に、係止ピン17′を回動側ガイド孔
16の各挿入部15a,16aに係合させ、上記雌コネ
クタ9をブラケット4に装着する。そして、上記雌コネ
クタ9が装着されたブラケット4を上記フランジ6のね
じ孔5を貫通するねじ13により、自動車のダッシュボ
ード等のパネル内部に固着する。
【0015】この状態で、上記雌コネクタ9に上記雄コ
ネクタ11をその各雌端子が雌コネクタ9の雄端子8に
係合されるように嵌合させ、上記ボルト部材12を図示
しない締付け工具により締付けることにより、上記ボル
ト部材12がナット部材10に螺合され、雄コネクタ1
1が雌コネクタ9の内側に嵌合され、各端子の接続が行
われるようになっている。このとき、上記回動ピン17
及び係止ピン17′は、それぞれ、中心側ガイド孔15
および回動側ガイド孔16の狭間部15c,16cによ
り、各挿入部15a,16aに保持されている。
ネクタ11をその各雌端子が雌コネクタ9の雄端子8に
係合されるように嵌合させ、上記ボルト部材12を図示
しない締付け工具により締付けることにより、上記ボル
ト部材12がナット部材10に螺合され、雄コネクタ1
1が雌コネクタ9の内側に嵌合され、各端子の接続が行
われるようになっている。このとき、上記回動ピン17
及び係止ピン17′は、それぞれ、中心側ガイド孔15
および回動側ガイド孔16の狭間部15c,16cによ
り、各挿入部15a,16aに保持されている。
【0016】そして、上記雌コネクタ9と雄コネクタ1
1との接続が完了したら、上記雄コネクタ11を矢印A
方向に強い力で引張ることにより、上記雌コネクタ9の
回動ピン17及び係止ピン17′を狭間部15c,16
cに抗して中心側ガイド孔15の中心部15bおよび回
動側ガイド孔16の回動開始部16bにそれぞれ移動さ
せる。これにより、上記回動側ガイド孔16が上記中心
部15bを中心とした円弧状に形成されているので、上
記上方の回動ピン17を中心軸として、上記下方の係止
ピン17′を回動側ガイド孔16に沿って矢印B方向に
移動させることにより、上記雄コネクタ11および雌コ
ネクタ9は、下方に回動される。その後、上記係止ピン
17′を上記回動側ガイド孔16の保持部16eに移動
させることにより、上記係止ピン17′は、係止片16
dに保持されて上記雄コネクタ11および雌コネクタ9
をほぼ垂直状態に保持するようになっている。
1との接続が完了したら、上記雄コネクタ11を矢印A
方向に強い力で引張ることにより、上記雌コネクタ9の
回動ピン17及び係止ピン17′を狭間部15c,16
cに抗して中心側ガイド孔15の中心部15bおよび回
動側ガイド孔16の回動開始部16bにそれぞれ移動さ
せる。これにより、上記回動側ガイド孔16が上記中心
部15bを中心とした円弧状に形成されているので、上
記上方の回動ピン17を中心軸として、上記下方の係止
ピン17′を回動側ガイド孔16に沿って矢印B方向に
移動させることにより、上記雄コネクタ11および雌コ
ネクタ9は、下方に回動される。その後、上記係止ピン
17′を上記回動側ガイド孔16の保持部16eに移動
させることにより、上記係止ピン17′は、係止片16
dに保持されて上記雄コネクタ11および雌コネクタ9
をほぼ垂直状態に保持するようになっている。
【0017】このように雌コネクタ9および雄コネクタ
11をそれぞれ垂直状態に保持することにより、雄コネ
クタ11の配線7が下方に位置することになり、これに
より、コネクタの初期装着位置において生じていた雄コ
ネクタ11の端部における配線7の突出を防ぐことが可
能となる。
11をそれぞれ垂直状態に保持することにより、雄コネ
クタ11の配線7が下方に位置することになり、これに
より、コネクタの初期装着位置において生じていた雄コ
ネクタ11の端部における配線7の突出を防ぐことが可
能となる。
【0018】したがって、本実施例においては、雌コネ
クタ9および雄コネクタ11をブラケット4に対して回
動させることにより、雄コネクタ11の配線7を下方に
位置させることができるので、コネクタを取付ける際の
奥行き寸法が短くて済み、スペース効率を著しく高める
ことができ、しかも、上記配線7が邪魔にならず、トリ
ムカバー等の装着作業を極めて容易に行うことができ
る。
クタ9および雄コネクタ11をブラケット4に対して回
動させることにより、雄コネクタ11の配線7を下方に
位置させることができるので、コネクタを取付ける際の
奥行き寸法が短くて済み、スペース効率を著しく高める
ことができ、しかも、上記配線7が邪魔にならず、トリ
ムカバー等の装着作業を極めて容易に行うことができ
る。
【0019】また、図4乃至図7は本考案の他の実施例
を示したもので、上記実施例と同様に、ブラケット4が
配設されており、本実施例においては、このブラケット
4の前端縁下方は、上記中心側ガイド孔15の中心部1
5b付近を中心とした円弧状に形成されている。また、
本実施例においては、雄コネクタ11の両側ほぼL字状
を有する当接アーム18,18がその先端部が上記ブラ
ケット4の前端縁に対応するように固着されている。そ
の他の構成は、上記実施例のものと同様であるので、同
一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
を示したもので、上記実施例と同様に、ブラケット4が
配設されており、本実施例においては、このブラケット
4の前端縁下方は、上記中心側ガイド孔15の中心部1
5b付近を中心とした円弧状に形成されている。また、
本実施例においては、雄コネクタ11の両側ほぼL字状
を有する当接アーム18,18がその先端部が上記ブラ
ケット4の前端縁に対応するように固着されている。そ
の他の構成は、上記実施例のものと同様であるので、同
一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0020】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例においても上記実施例と同様に、ブラケット4
の内側に雌コネクタ9をその回動ピン17および係止ピ
ン17′が中心側ガイド孔15および回動側ガイド孔1
6の各挿入部15a,16aにそれぞれ係合させて装着
し、このブラケット4を上記フランジ6のねじ孔5を貫
通するねじ13により、自動車のダッシュボードの内部
に固着する。
本実施例においても上記実施例と同様に、ブラケット4
の内側に雌コネクタ9をその回動ピン17および係止ピ
ン17′が中心側ガイド孔15および回動側ガイド孔1
6の各挿入部15a,16aにそれぞれ係合させて装着
し、このブラケット4を上記フランジ6のねじ孔5を貫
通するねじ13により、自動車のダッシュボードの内部
に固着する。
【0021】この状態で、上記雌コネクタ9に上記雄コ
ネクタ11をその各雌端子が雌コネクタ9の雄端子8に
係合されるように嵌合させ、上記ボルト部材12を図示
しない締付け工具により締付けることにより、上記ボル
ト部材12がナット部材10に螺合され、雄コネクタ1
1が雌コネクタ9の内側に嵌合され、各端子の接続が行
われるようになっている。
ネクタ11をその各雌端子が雌コネクタ9の雄端子8に
係合されるように嵌合させ、上記ボルト部材12を図示
しない締付け工具により締付けることにより、上記ボル
ト部材12がナット部材10に螺合され、雄コネクタ1
1が雌コネクタ9の内側に嵌合され、各端子の接続が行
われるようになっている。
【0022】このとき、本実施例においては、上記ボル
ト部材12がナット部材10に螺入されるに従って、上
記雄コネクタ11の当接アーム18がブラケット4の前
端縁に当接し、雄コネクタ11の移動が阻止される。そ
して、さらに、ボルト部材12を螺入させることによ
り、上記雌コネクタ9が矢印A方向に引付けられ、これ
により、上記雌コネクタ9の回動ピン17および係止ピ
ン17′が狭間部15c,16cに抗して中心側ガイド
孔15の中心部15bおよび回動側ガイド孔16の回動
開始部16bにそれぞれ移動される。そして、ボルト部
材12の螺合が完了したら、上方の回動ピン17を中心
軸として上記下方の係止ピン17′を回動側ガイド孔1
6に沿って矢印B方向に移動させることにより、上記雄
コネクタ11および雌コネクタ9は、下方に回動され、
上記ガイドピン17が上記回動側ガイド孔16の保持部
16eに係止片16dにより保持されて上記雄コネクタ
11および雌コネクタ9をほぼ垂直状態に保持するよう
になっている。
ト部材12がナット部材10に螺入されるに従って、上
記雄コネクタ11の当接アーム18がブラケット4の前
端縁に当接し、雄コネクタ11の移動が阻止される。そ
して、さらに、ボルト部材12を螺入させることによ
り、上記雌コネクタ9が矢印A方向に引付けられ、これ
により、上記雌コネクタ9の回動ピン17および係止ピ
ン17′が狭間部15c,16cに抗して中心側ガイド
孔15の中心部15bおよび回動側ガイド孔16の回動
開始部16bにそれぞれ移動される。そして、ボルト部
材12の螺合が完了したら、上方の回動ピン17を中心
軸として上記下方の係止ピン17′を回動側ガイド孔1
6に沿って矢印B方向に移動させることにより、上記雄
コネクタ11および雌コネクタ9は、下方に回動され、
上記ガイドピン17が上記回動側ガイド孔16の保持部
16eに係止片16dにより保持されて上記雄コネクタ
11および雌コネクタ9をほぼ垂直状態に保持するよう
になっている。
【0023】したがって、本実施例においても上記実施
例と同様に、雌コネクタ9および雄コネクタ11をブラ
ケット4に対して回動させることにより、雄コネクタ1
1の配線7を下方に位置させることができるので、コネ
クタを取付ける際の奥行き寸法が短くて済み、スペース
効率を著しく高めることができ、しかも、上記配線7が
邪魔にならず、トリムカバー等の装着作業を極めて容易
に行うことができる。さらに、本実施例においては、ボ
ルト部材12の締付け作業を行うと同時に、回動ピン1
7および係止ピン17′の移動を行い、ボルト部材12
の締付け完了と同時に雌コネクタ9および雄コネクタ1
1の回動を行うことができるので、作業性を著しく向上
させることができる。
例と同様に、雌コネクタ9および雄コネクタ11をブラ
ケット4に対して回動させることにより、雄コネクタ1
1の配線7を下方に位置させることができるので、コネ
クタを取付ける際の奥行き寸法が短くて済み、スペース
効率を著しく高めることができ、しかも、上記配線7が
邪魔にならず、トリムカバー等の装着作業を極めて容易
に行うことができる。さらに、本実施例においては、ボ
ルト部材12の締付け作業を行うと同時に、回動ピン1
7および係止ピン17′の移動を行い、ボルト部材12
の締付け完了と同時に雌コネクタ9および雄コネクタ1
1の回動を行うことができるので、作業性を著しく向上
させることができる。
【0024】また、図8乃至図12も本考案の他の実施
例を示したもので、断面形状コ字状のブラケット4を設
け、このブラケット4の両側面には、中心側ガイド孔1
5、およびこの中心側ガイド孔15の前方に位置して上
下方向に延在し、上端が開放された回動側ガイド溝19
がそれぞれ形成されている。上記回動側ガイド溝19
は、上記中心側ガイド孔15を中心とした円弧状に形成
されており、中心側ガイド孔15の前側上方から前方に
わたってほぼ45°の内角を有するように形成されてい
る。また、上記ブラケット4の両側面であって上記回動
側ガイド溝19のほぼ中間位置には、回動側ガイド溝1
9を跨ぐようにほぼコ字状を有する係止部材20が突出
形成されている。
例を示したもので、断面形状コ字状のブラケット4を設
け、このブラケット4の両側面には、中心側ガイド孔1
5、およびこの中心側ガイド孔15の前方に位置して上
下方向に延在し、上端が開放された回動側ガイド溝19
がそれぞれ形成されている。上記回動側ガイド溝19
は、上記中心側ガイド孔15を中心とした円弧状に形成
されており、中心側ガイド孔15の前側上方から前方に
わたってほぼ45°の内角を有するように形成されてい
る。また、上記ブラケット4の両側面であって上記回動
側ガイド溝19のほぼ中間位置には、回動側ガイド溝1
9を跨ぐようにほぼコ字状を有する係止部材20が突出
形成されている。
【0025】上記ブラケット4の内側には、所定の配線
7が接続された雌コネクタ9が装着されており、この雌
コネクタ9の両側面には、上記中心側ガイド孔15に係
合される回動ピン17および回動側ガイド溝19に係合
される係止ピン17′がそれぞれ突出形成されている。
上記係止ピン17′は、その径L1が上記回動側ガイド
溝19の幅寸法L2より小さく形成されており、また、
上記係止ピン17′の中途部には、フランジ部21が形
成されており 、このフランジ部21の径L3が、上記
回動側ガイド溝19の幅寸法L2より大きくされるとと
もに、上記係止部材20の幅寸法L4より小さく形成さ
れている。また、上記係止ピン17′の雌コネクタ9の
側面からフランジ部21までの長さL5が、上記ブラケ
ット4の厚さ寸法L6より大きく形成されるとともに、
上記フランジ部21の厚さL7が、上記係止部材20の
高さ寸法L8より小さく形成されており、これにより、
上記係止ピン17′が回動側ガイド溝19に係合される
時に、上記フランジ部21が上記ブラケット4の外側に
位置して上記係止部材20内を挿通するようになってい
る。さらに、上記フランジ部21の外側には、裁頭円錐
部22が形成されており、フランジ部21が上記係止部
材20を挿通する時にこの裁頭円錐部22が係止部材2
0と当接、係合し、係止部材20を弾性変形させるよう
になっている。
7が接続された雌コネクタ9が装着されており、この雌
コネクタ9の両側面には、上記中心側ガイド孔15に係
合される回動ピン17および回動側ガイド溝19に係合
される係止ピン17′がそれぞれ突出形成されている。
上記係止ピン17′は、その径L1が上記回動側ガイド
溝19の幅寸法L2より小さく形成されており、また、
上記係止ピン17′の中途部には、フランジ部21が形
成されており 、このフランジ部21の径L3が、上記
回動側ガイド溝19の幅寸法L2より大きくされるとと
もに、上記係止部材20の幅寸法L4より小さく形成さ
れている。また、上記係止ピン17′の雌コネクタ9の
側面からフランジ部21までの長さL5が、上記ブラケ
ット4の厚さ寸法L6より大きく形成されるとともに、
上記フランジ部21の厚さL7が、上記係止部材20の
高さ寸法L8より小さく形成されており、これにより、
上記係止ピン17′が回動側ガイド溝19に係合される
時に、上記フランジ部21が上記ブラケット4の外側に
位置して上記係止部材20内を挿通するようになってい
る。さらに、上記フランジ部21の外側には、裁頭円錐
部22が形成されており、フランジ部21が上記係止部
材20を挿通する時にこの裁頭円錐部22が係止部材2
0と当接、係合し、係止部材20を弾性変形させるよう
になっている。
【0026】また、上記雌コネクタ9に嵌合され所定の
配線7が接続された雄コネクタ11が設けられており、
その他の構成は、上記実施例と同様となっている。
配線7が接続された雄コネクタ11が設けられており、
その他の構成は、上記実施例と同様となっている。
【0027】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例においても上記実施例と同様に、ブラケット4
の内側に雌コネクタ9を、その回動ピン17が中心側ガ
イド孔15に係合されるとともに、係止ピン17′が回
動側ガイド溝19に係合されるように装着し、このブラ
ケット4を自動車のダッシュボードの内部に固着する。
この時、上記ブラケット4に装着された雌コネクタ9
は、上記係止ピン17′に形成したフランジ部21の裁
頭円錐部22がブラケット4の係止部材20の上端辺と
当接、係合するので、斜め上方を向いた状態となってい
る(図11)。
本実施例においても上記実施例と同様に、ブラケット4
の内側に雌コネクタ9を、その回動ピン17が中心側ガ
イド孔15に係合されるとともに、係止ピン17′が回
動側ガイド溝19に係合されるように装着し、このブラ
ケット4を自動車のダッシュボードの内部に固着する。
この時、上記ブラケット4に装着された雌コネクタ9
は、上記係止ピン17′に形成したフランジ部21の裁
頭円錐部22がブラケット4の係止部材20の上端辺と
当接、係合するので、斜め上方を向いた状態となってい
る(図11)。
【0028】この状態で、上記雌コネクタ9に上記雄コ
ネクタ11を嵌合させ、そのボルト部材12を締付け工
具により締付けることにより、上記ボルト部材12が雌
コネクタ9のナット部材10に螺合され、雄コネクタ1
1が雌コネクタ9の内側に嵌合されるようになってい
る。
ネクタ11を嵌合させ、そのボルト部材12を締付け工
具により締付けることにより、上記ボルト部材12が雌
コネクタ9のナット部材10に螺合され、雄コネクタ1
1が雌コネクタ9の内側に嵌合されるようになってい
る。
【0029】そして、上記雌コネクタ9と雄コネクタ1
1との嵌合が終了したら(図12(A))、上記雄コネ
クタ11を強い力で下方に押付けることにより、上記雌
コネクタ9の係止ピン17′のフランジ部21の裁頭円
錐部22が上記係止部材20を弾性変形させて(図12
(B))、フランジ部21が上記係止部材20内を挿通
するようになり、このフランジ部21の挿通後、上記係
止部材20がもとの形状に復帰することで、上記裁頭円
錐部22が係止部材20の下端辺より下方に位置してそ
の状態で保持されるようになり(図12(C))、これ
により、上記雌コネクタ9およびこれと嵌合した雄コネ
クタ11が自動車のダッシュボードに沿うように保持さ
れて、配線7の突出を防ぐものである(図11一点鎖
線)。
1との嵌合が終了したら(図12(A))、上記雄コネ
クタ11を強い力で下方に押付けることにより、上記雌
コネクタ9の係止ピン17′のフランジ部21の裁頭円
錐部22が上記係止部材20を弾性変形させて(図12
(B))、フランジ部21が上記係止部材20内を挿通
するようになり、このフランジ部21の挿通後、上記係
止部材20がもとの形状に復帰することで、上記裁頭円
錐部22が係止部材20の下端辺より下方に位置してそ
の状態で保持されるようになり(図12(C))、これ
により、上記雌コネクタ9およびこれと嵌合した雄コネ
クタ11が自動車のダッシュボードに沿うように保持さ
れて、配線7の突出を防ぐものである(図11一点鎖
線)。
【0030】したがって、本実施例においても上記実施
例と同様に、雌コネクタ9および雄コネクタ11をブラ
ケット4に対して回動させることにより、コネクタを取
付ける際の奥行き寸法が短くて済み、スペース効率を著
しく高めることができ、しかも、上記配線7が邪魔にな
らず、トリムカバー等の装着作業を極めて容易に行うこ
とができる。
例と同様に、雌コネクタ9および雄コネクタ11をブラ
ケット4に対して回動させることにより、コネクタを取
付ける際の奥行き寸法が短くて済み、スペース効率を著
しく高めることができ、しかも、上記配線7が邪魔にな
らず、トリムカバー等の装着作業を極めて容易に行うこ
とができる。
【0031】また、本実施例においては、雄コネクタ1
1嵌合前の雌コネクタ9の係止ピン17′の裁頭円錐部
22がブラケット4の係止部材20の上端辺と当接、係
合するので、雄コネクタ11が嵌合するまで雌コネクタ
9の位置を斜め上方に向けて確実に保持することがで
き、さらに、雌コネクタ9との嵌合が終了した雄コネク
タ11の下方への回動時に、上記裁頭円錐部22が上記
係止部材20を弾性変形させながら係止部材20の下方
へ移動し、その後変形した係止部材20がもとの形状に
復帰することで、上記裁頭円錐部22が上記した下方に
保持されて上記嵌合状態にある雌コネクタ9および雄コ
ネクタ11が下方に向けて保持されるようになり、かか
る係止部材20の弾性変形により、上記雄コネクタ11
の回動時の節度感を得ることができ、雌コネクタ9のブ
ラケット4からの離脱を確実に防止することができる。
1嵌合前の雌コネクタ9の係止ピン17′の裁頭円錐部
22がブラケット4の係止部材20の上端辺と当接、係
合するので、雄コネクタ11が嵌合するまで雌コネクタ
9の位置を斜め上方に向けて確実に保持することがで
き、さらに、雌コネクタ9との嵌合が終了した雄コネク
タ11の下方への回動時に、上記裁頭円錐部22が上記
係止部材20を弾性変形させながら係止部材20の下方
へ移動し、その後変形した係止部材20がもとの形状に
復帰することで、上記裁頭円錐部22が上記した下方に
保持されて上記嵌合状態にある雌コネクタ9および雄コ
ネクタ11が下方に向けて保持されるようになり、かか
る係止部材20の弾性変形により、上記雄コネクタ11
の回動時の節度感を得ることができ、雌コネクタ9のブ
ラケット4からの離脱を確実に防止することができる。
【0032】また、図13乃至図16も本考案の他の実
施例を示したもので、断面形状コ字状のブラケット4の
両側面には、中心側ガイド孔15、およびこの中心側ガ
イド孔15の前方に位置するほぼ45°の内角を有する
円弧状の回動側ガイド孔16が形成されており、また、
上記中心側ガイド孔15および回動側ガイド孔16の間
には、ほぼコ字状を有する係止部材20が突出形成され
ている。上記回動側ガイド孔16には、その上側端部
に、挿入部16aが形成されるとともにこの挿入部16
aと連続した回動開始部16bが形成されており、その
下側端部に、係止片16dで区切られた保持部16eが
形成されている。
施例を示したもので、断面形状コ字状のブラケット4の
両側面には、中心側ガイド孔15、およびこの中心側ガ
イド孔15の前方に位置するほぼ45°の内角を有する
円弧状の回動側ガイド孔16が形成されており、また、
上記中心側ガイド孔15および回動側ガイド孔16の間
には、ほぼコ字状を有する係止部材20が突出形成され
ている。上記回動側ガイド孔16には、その上側端部
に、挿入部16aが形成されるとともにこの挿入部16
aと連続した回動開始部16bが形成されており、その
下側端部に、係止片16dで区切られた保持部16eが
形成されている。
【0033】また、上記ブラケット4の内側には、雌コ
ネクタ9が装着されており、この雌コネクタ9の両側面
には、上記中心側ガイド孔15に係合される回動ピン1
7および回動側ガイド孔16に係合される係止ピン1
7′がそれぞれ突出形成されている。上記係止ピン1
7′の先端部には、上記挿入部16aに挿入可能な大き
さのフランジ部21が形成されており、上記係止ピン1
7′の雌コネクタ9の側面からフランジ部21までの長
さL5が、上記ブラケット4の厚さ寸法L6より大きく
形成されており、これにより、上記フランジ部21が上
記ブラケット4の外側に位置するようになっている。
ネクタ9が装着されており、この雌コネクタ9の両側面
には、上記中心側ガイド孔15に係合される回動ピン1
7および回動側ガイド孔16に係合される係止ピン1
7′がそれぞれ突出形成されている。上記係止ピン1
7′の先端部には、上記挿入部16aに挿入可能な大き
さのフランジ部21が形成されており、上記係止ピン1
7′の雌コネクタ9の側面からフランジ部21までの長
さL5が、上記ブラケット4の厚さ寸法L6より大きく
形成されており、これにより、上記フランジ部21が上
記ブラケット4の外側に位置するようになっている。
【0034】さらに、上記雌コネクタ9に嵌合される雄
コネクタ11が設けられており、また、上記ブラケット
4の開放側を被覆する断面コ字状のカバー部材23が設
けられている。このカバー部材23の両側面には、上記
ブラケット4の係止部材20の内側に挿入、係合される
係止突起24を有する脚部25が形成されるとともに、
上記回動側ガイド孔16の上側端部を覆うストッパ部2
6が突出形成されており、このストッパ部26の高さL
9が上記フランジ部21の厚さ寸法L7より大きく形成
されている。
コネクタ11が設けられており、また、上記ブラケット
4の開放側を被覆する断面コ字状のカバー部材23が設
けられている。このカバー部材23の両側面には、上記
ブラケット4の係止部材20の内側に挿入、係合される
係止突起24を有する脚部25が形成されるとともに、
上記回動側ガイド孔16の上側端部を覆うストッパ部2
6が突出形成されており、このストッパ部26の高さL
9が上記フランジ部21の厚さ寸法L7より大きく形成
されている。
【0035】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例においても上記実施例と同様に、ブラケット4
の内側に雌コネクタ9を、その回動ピン17が中心側ガ
イド孔15に係合されるとともに、フランジ部21が回
動側ガイド孔16の挿入部16aに挿入されて係止ピン
17′が回動開始部16bと係合されるように装着し
(図14)、その後、上記カバー部材23の脚部25を
ブラケット4の係止部材20の内側に挿入させることに
より、カバー部材23でブラケット4の開放側を被覆さ
せる(図15、図16)。この時、上記回動開始部16
bと係合される係止ピン17′のフランジ部21がカバ
ー部材23のストッパ部26で覆われるようになり、こ
れにより、雌コネクタ9は、斜め上方を向いた状態で外
れないように保持される。
本実施例においても上記実施例と同様に、ブラケット4
の内側に雌コネクタ9を、その回動ピン17が中心側ガ
イド孔15に係合されるとともに、フランジ部21が回
動側ガイド孔16の挿入部16aに挿入されて係止ピン
17′が回動開始部16bと係合されるように装着し
(図14)、その後、上記カバー部材23の脚部25を
ブラケット4の係止部材20の内側に挿入させることに
より、カバー部材23でブラケット4の開放側を被覆さ
せる(図15、図16)。この時、上記回動開始部16
bと係合される係止ピン17′のフランジ部21がカバ
ー部材23のストッパ部26で覆われるようになり、こ
れにより、雌コネクタ9は、斜め上方を向いた状態で外
れないように保持される。
【0036】そして、上記雌コネクタ9およびカバー部
材23が装着されたブラケット4をダッシュボードの内
部に固着し、この状態で、雄コネクタ11のボルト部材
12を雌コネクタ9のナット部材10に螺着させること
で、雌コネクタ9に雄コネクタ11を嵌合させる。そし
て、上記雌コネクタ9と雄コネクタ11との嵌合が終了
したら、雄コネクタ11を下方に押付けることにより、
上記係止ピン17′が係止片16dに抗して保持部16
eまで移動させ、この保持部16eで係止ピン17′が
保持されることで、上記雌コネクタ9および雄コネクタ
11がダッシュボードに沿うように保持されて(図15
一点鎖線)、配線7の突出を防ぐものである。
材23が装着されたブラケット4をダッシュボードの内
部に固着し、この状態で、雄コネクタ11のボルト部材
12を雌コネクタ9のナット部材10に螺着させること
で、雌コネクタ9に雄コネクタ11を嵌合させる。そし
て、上記雌コネクタ9と雄コネクタ11との嵌合が終了
したら、雄コネクタ11を下方に押付けることにより、
上記係止ピン17′が係止片16dに抗して保持部16
eまで移動させ、この保持部16eで係止ピン17′が
保持されることで、上記雌コネクタ9および雄コネクタ
11がダッシュボードに沿うように保持されて(図15
一点鎖線)、配線7の突出を防ぐものである。
【0037】したがって、本実施例においても、配線7
の突出を防いでトリムカバー等の装着作業を容易に行う
ことができ、また、雌コネクタ9が装着されたブラケッ
ト4の開放側をカバー部材23で覆うようにしているの
で、雌コネクタ9をブラケット4に確実に保持させるこ
とができ、さらに、ブラケット4の側面の外側にカバー
部材23の側面が重ね合わされることになるので、ブラ
ケット4の側面の強度を著しく高めることができ、その
結果、各コネクタの嵌合時、あるいはコネクタの回動動
作時に、上記雌コネクタ9のブラケット4からの脱落を
確実に防止することができ、安定したコネクタの嵌合作
業を行うことができる。
の突出を防いでトリムカバー等の装着作業を容易に行う
ことができ、また、雌コネクタ9が装着されたブラケッ
ト4の開放側をカバー部材23で覆うようにしているの
で、雌コネクタ9をブラケット4に確実に保持させるこ
とができ、さらに、ブラケット4の側面の外側にカバー
部材23の側面が重ね合わされることになるので、ブラ
ケット4の側面の強度を著しく高めることができ、その
結果、各コネクタの嵌合時、あるいはコネクタの回動動
作時に、上記雌コネクタ9のブラケット4からの脱落を
確実に防止することができ、安定したコネクタの嵌合作
業を行うことができる。
【0038】なお、上記各実施例においては、ブラケッ
ト4に中心側ガイド孔15、回動側ガイド孔16等を、
雌コネクタ9に回動ピン17、係止ピン17′を形成し
たが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
この逆でも同様の作用、効果を得ることができ、また、
実施例においてはねじ締め型のコネクタを用いて説明し
たが、本考案は広くコネクタ一般に適用することができ
るものである。
ト4に中心側ガイド孔15、回動側ガイド孔16等を、
雌コネクタ9に回動ピン17、係止ピン17′を形成し
たが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
この逆でも同様の作用、効果を得ることができ、また、
実施例においてはねじ締め型のコネクタを用いて説明し
たが、本考案は広くコネクタ一般に適用することができ
るものである。
【0039】
【考案の効果】以上述べたように本考案に係るコネクタ
の固定構造は、ブラケットと雌コネクタに、回動中心孔
とこの回動中心孔と係合する回動軸を形成し、これらの
係合により、雌コネクタがブラケットへの初期装着位置
から回動可能となり、また、ブラケットと雌コネクタと
の間に、雌コネクタの回動状態を保持する係止手段を形
成したから、上記雌コネクタに雄コネクタを嵌合した
後、雌コネクタを回動動作することで、ブラケットへの
初期装着位置で生じてた上記雄コネクタの配線の突出を
防ぐことができ、コネクタを取付ける際の奥行き寸法が
短くて済み、スペース効率を著しく高めることができ、
しかも、上記配線が邪魔にならず、トリムカバー等の装
着作業を極めて容易に行うことができる等の効果を奏す
る。
の固定構造は、ブラケットと雌コネクタに、回動中心孔
とこの回動中心孔と係合する回動軸を形成し、これらの
係合により、雌コネクタがブラケットへの初期装着位置
から回動可能となり、また、ブラケットと雌コネクタと
の間に、雌コネクタの回動状態を保持する係止手段を形
成したから、上記雌コネクタに雄コネクタを嵌合した
後、雌コネクタを回動動作することで、ブラケットへの
初期装着位置で生じてた上記雄コネクタの配線の突出を
防ぐことができ、コネクタを取付ける際の奥行き寸法が
短くて済み、スペース効率を著しく高めることができ、
しかも、上記配線が邪魔にならず、トリムカバー等の装
着作業を極めて容易に行うことができる等の効果を奏す
る。
【図1】本考案に係るコネクタの固定構造の一実施例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】図1に示した実施例を組立てた状態の側面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示した実施例の回動動作を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】本考案に係るコネクタの固定構造の他の実施例
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図5】図4に示した実施例を組立てた状態の平面図で
ある。
ある。
【図6】図4に示した実施例を組立てた状態の側面図で
ある。
ある。
【図7】図4に示した実施例の回動動作を示す斜視図で
ある。
ある。
【図8】本考案に係るコネクタの固定構造の他の実施例
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図9】図8の係止ピンを示し、(A)はその側面図、
(B)はその正面図である。
(B)はその正面図である。
【図10】図8の回動側ガイド溝およびその係止部材を
示し、(A)はその側面図、(B)はその正面図であ
る。
示し、(A)はその側面図、(B)はその正面図であ
る。
【図11】図8に示した実施例において、雄コネクタ装
着前の雌コネクタの状態を示す部分斜視図である。
着前の雌コネクタの状態を示す部分斜視図である。
【図12】図11のX−X線に沿った部分断面図で、
(A)は雌コネクタ回動前、(B)は雌コネクタ回動
中、(C)は雌コネクタ回動後の状態を示すものであ
る。
(A)は雌コネクタ回動前、(B)は雌コネクタ回動
中、(C)は雌コネクタ回動後の状態を示すものであ
る。
【図13】本考案に係るコネクタの固定構造の他の実施
例を示す分解斜視図である。
例を示す分解斜視図である。
【図14】図13に示した実施例において、カバー部材
装着前の雌コネクタを示す部分斜視図である。
装着前の雌コネクタを示す部分斜視図である。
【図15】図13に示した実施例において、カバー部材
装着後の雌コネクタを示す部分斜視図である。
装着後の雌コネクタを示す部分斜視図である。
【図16】図15のY−Y線に沿った部分断面図であ
る。
る。
【図17】従来の一般的な自動車のワイヤハーネスの配
索状態を示す斜視図である。
索状態を示す斜視図である。
【図18】従来のコネクタの固定構造を示す側面図であ
る。
る。
【図19】図18の分解斜視図である。
【図20】自動車の一部の縦断面図である。
3 コネクタ 4 ブラケット 7 配線 9 雌コネクタ 10 ナット部材 11 雄コネクタ 12 ボルト部材 15 中心側ガイド孔 16 回動側ガイド孔 17 回動ピン 17′ 係止ピン 18 当接アーム 19 回動側ガイド溝 20 係止部材 21 フランジ部 22 裁頭円錐部 23 カバー部材 25 脚部 26 ストッパ部
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のパネル等の内部に固着されるブラ
ケットの内側に、内部に所定の配線が接続された複数の
雄端子が設けられた雌コネクタを装着するとともに、上
記雌コネクタに内部に所定の配線が接続された複数の雌
端子が設けられた雄コネクタを嵌合してなるコネクタの
固定構造において、上記ブラケットと雌コネクタに、回
動中心孔とこの回動中心孔と係合する回動軸を形成し、
上記ブラケットと雌コネクタとの間に、上記雌コネクタ
が上記ブラケットへの初期装着位置から回動した状態を
保持する係止手段を形成したことを特徴とするコネクタ
の固定構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991002739U JP2500239Y2 (ja) | 1990-10-02 | 1991-01-07 | コネクタの固定構造 |
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