JP2575848Y2 - フレキシブルケーブルの取付構造 - Google Patents

フレキシブルケーブルの取付構造

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JP2575848Y2
JP2575848Y2 JP9027192U JP9027192U JP2575848Y2 JP 2575848 Y2 JP2575848 Y2 JP 2575848Y2 JP 9027192 U JP9027192 U JP 9027192U JP 9027192 U JP9027192 U JP 9027192U JP 2575848 Y2 JP2575848 Y2 JP 2575848Y2
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JP
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flexible cable
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mounting
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寿一 西山
健司 渡辺
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車や航空機等の電
気配線に用いられるフレキシブルケーブルの取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、偏平導体から成るフレキシブ
ルケーブルは各種電気機器の配線に用いられている。こ
のフレキシブルケーブルは例えば自動車の車体等の取付
基体に固定する際には、図5に示すようにフレキシブル
ケーブル1とその端末部に接続したコネクタハウジング
2とはそれぞれ別個に固定している。例えば、フレキシ
ブルケーブル1の周辺にフレキシブルケーブル1自体を
固定するための係止片3を形成し、これらの係止片3に
設けた取付用孔4に、止めビス等を挿し込んで取付基体
に固定している。一方、コネクタハウジング2は必要に
応じてフレキシブルケーブル1とは別の止め具によって
固定される。
【0003】また、コネクタを取付用突体を介して自動
車のピラーガーニッシュに取り付けることも、特開平3
−62471号公報において知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように従来におい
ては、フレキシブルケーブル1とコネクタハウジング2
とを別個に固定しているので、それらの固定作業にかな
りの手間を必要とし、使用される止め具等の部品点数も
多くなるという欠点がある。また、フレキシブルケーブ
ル1の中間部を安定的に確実に押さえることが難しいと
いう問題点もある。
【0005】また、前述の特開平3−62471号公報
はコネクタは固定されても、ケーブルの固定は充分では
ない。
【0006】本考案の目的は、このような従来例の問題
を改善するため、フレキシブルケーブルとコネクタハウ
ジングとを共通の止め具によって同時に固定することが
でき、フレキシブルケーブルの中間部を確実に抑えて安
定的に固定できるようにしたフレキシブルケーブルの取
付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本考案に係るフレキシブルケーブルの取付構造は、
片面に突起状の止め具を設けたコネクタハウジングを取
付用孔を設けたフレキシブルケーブルの端末部に接続
し、前記コネクタハウジングの止め具を前記フレキシブ
ルケーブルの取付孔に挿通してから取付基体に固定した
ことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上述の構成を有するフレキシブルケーブルの取
付構造は、フレキシブルケーブルの取付用孔の近くに位
置する端末部をコネクタハウジングに挿し込んで接続し
た後に、端末部を折り返した状態に屈曲してコネクタハ
ウジングの止め具を取付用孔に挿し込み、取付基体に固
定する。
【0009】
【実施例】本考案を図1〜図4に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は固定前の状態を示し、可撓性
を有するフレキシブルケーブル11の中間部には、図2
に拡大して示すようにフレキシブルケーブル11の導体
部12を避けた位置の絶縁被覆部13に、例えば2個の
取付用孔14が設けられ、この取付用孔14の近くには
フレキシブルケーブルの本体の導体部12から分岐され
て突出した端末部15が形成されている。この端末部1
5にはコネクタハウジング16が接続されており、この
コネクタハウジング16の表側には2本の止め具17が
図3に示すように突出されている。
【0010】このフレキシブルケーブル11を例えば自
動車の車体等の図示しない取付基体に固定するには、外
部に突出されていた端末部15を、コネクタハウジング
16と共に図4に示すように折り返した状態に屈曲す
る。なお、図4において点線14aは端末部15の原形
を示し、矢印はその折り返し方向を示しており、18は
コネクタハウジング16と接続する相手側コネクタハウ
ジングを示している。
【0011】この状態において、コネクタハウジング1
6の2本の止め具17をフレキシブルケーブル11の取
付用孔14に挿通し、更にその先端を取付基体の孔部に
嵌合することにより固定作業が完了する。
【0012】なお、フレキシブルケーブル11とコネク
タハウジング16を取付基体に固定した後に、端末部1
5をコネクタハウジング16に接続してもよいが、固定
前に予め端末部15をコネクタハウジング16に接続し
ておいた方が作業が容易である。また、コネクタハウジ
ング16は1個だけではなくフレキシブルケーブル11
の大きさ及び必要に応じて2個以上設けてもよい。
【0013】また、フレキシブルケーブル11の大きさ
や形状等によって、図5に示すような係止片3を適当な
場所に設けてもよいが、図4に示すようにフレキシブル
ケーブル11の中間部を固定すれば、このような係止片
3は必ずしも必要ではないし、必要とする場合であって
も、その数は従来より少なくて済むことになる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係るフレキ
シブルケーブルの取付機構は、フレキシブルケーブルと
それに接続されるコネクタハウジングとを、コネクタハ
ウジングに設けた止め具によって同時に固定できるた
め、止め具を別に用意する必要もなくその固定作業を簡
易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレキシブルケーブルの取付前の状態の平面図
である。
【図2】要部の部分拡大図である。
【図3】コネクタハウジングの側面図である。
【図4】固定した状態の平面図である。
【図5】従来例の平面図である。
【符号の説明】
11 フレキシブルケーブル 12 導体部 13 絶縁被覆部 14 取付用孔 15 端末部 16 コネクタハウジング 17 止め具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−13625(JP,U) 実開 平4−13447(JP,U) 実開 平4−21131(JP,U) 実開 平4−58025(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/00 H01R 13/73 H01R 23/66

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に突起状の止め具を設けたコネクタ
    ハウジングを取付用孔を設けたフレキシブルケーブルの
    端末部に接続し、前記コネクタハウジングの止め具を前
    記フレキシブルケーブルの取付孔に挿通してから取付基
    体に固定したことを特徴とするフレキシブルケーブルの
    取付構造。
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