JP2022116757A - 製パン機 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品の損傷が生じたときの安全性を確保する。【解決手段】ストッパ操作部53は弾性体によって第1係合方向D1に向かって付勢される。第1係合方向D1は、ストッパ操作部53を収納部31の開口31aに向かって押し出す方向であって、ストッパ操作部53が容器本体30の容器側壁32から離れる方向である。ストッパ操作部53が第1係合方向D1に回動すると、ストッパ操作部53のストッパリブが第2カバー部材60のリブ接触部に接触する。ストッパリブは、ストッパ操作部53が収納部31の開口31aから外側に押し出されることを制限している。【選択図】図12

Description

本開示は、製パン機に関する。
特許文献1には、レーズン等の副材料を投入してパンを作る製パン機が開示されている。
特許文献1の製パン機は、レーズンやナッツ等の大きな体積を要するパンの副材料を収納する大容器と、粉末及び顆粒状のイーストやスパイス等の小さな体積のパンの副材料を収納する小容器と、を本体蓋体に設けている。また、特許文献1の製パン機は、大容器及び小容器の底面部材を個別に開放することにより任意のパンの副材料をコンテナー内へ投入させる投入手段を備えている。
特開2005-13387号公報
特許文献1に記載の製パン機では、部品の損傷が生じたときの安全性を確保するという点で未だ改善の余地がある。
したがって、本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、部品が損傷したときの安全性を確保することができる製パン機を提供することにある。
本開示の一態様の製パン機は、
内部に加熱室が設けられ、且つ機器開口部を有する機器本体と、
前記機器本体に取り付けられ、前記機器開口部を開閉する蓋と、
前記加熱室内に収納され、調理材料の混錬と加熱を行う練り容器と、
副材料を収容する副材料容器であって、前記副材料を前記練り容器に投入する副材料容器と、
を備え、
前記副材料容器は、
底部開口部を有する容器本体と、
前記容器本体の前記底部開口部を開閉する開閉蓋と、
前記開閉蓋と係合するストッパであって、前記開閉蓋との係合を解除することによって前記容器本体の前記底部開口部を開くように構成されるストッパと、
前記ストッパの一端側と他端側とのうちの少なくとも一方の周囲に配置される1つ又は複数のカバー部材と、
を有する。
本開示によれば、部品が損傷したときの安全性を確保できる製パン機を提供することができる。
本開示に係る実施の形態1の製パン機の一例の概略斜視図である。 図1の製パン機の外蓋を開いた状態の概略斜視図である。 図1の製パン機の内部構成の一例を示す概略断面図である。 副材料容器の一例を示す概略斜視図である。 図4の副材料容器の分解斜視図である。 図4の副材料容器の概略平面図である。 図6の副材料容器をA-A線で切断した概略断面図である。 図7の副材料容器をB-B線で切断した概略断面図である。 ストッパの一例を示す概略斜視図である。 第2カバー部材の一例を示す概略斜視図である。 開閉蓋を閉じている状態の副材料容器の一例の側面図である。 図11の副材料容器をC-C線で切断した概略断面図である。 ストッパと開閉蓋とが係合している状態の一例を示す概略図である。 開閉蓋が開いている状態の副材料容器の一例を示す概略図である。 図14の副材料容器をD-D線で切断した概略断面図である。 ストッパと開閉蓋とが係合解除している状態の一例を示す概略図である。 ストッパが損傷した状態の一例を示す概略図である。 ストッパが損傷した状態の一例を示す概略図である。 ストッパの割れの例を示す概略図である。 変形例1の副材料容器を示す概略図である。 変形例2の副材料容器を示す概略側面図である。 図21の副材料容器をE-E線で切断した概略断面図である。 変形例2のストッパを示す概略斜視図である。 変形例2の第2カバー部材を示す概略斜視図である。
(本開示に至った経緯)
製パン機において、様々な種類のパンを作ることが求められている。例えば、食パンの他、ハードパン等を作ることが求められている。ハードパンの焼成温度は、食パンの焼成温度よりも高くなるため、ヒータの出力を大きくしている。このように、様々な種類のパンを作るためにヒータの出力を大きくすると、製パン機を構成する部品が経年劣化しやすくなり、部品が損傷しやすくなる場合がある。
例えば、製パン機の蓋には、レーズン、ナッツなどの副材料を収容する副材料容器が取り付けられている。副材料容器は、調理材料を混錬及び加熱する練り容器の上方に配置されている。副材料容器の底部は、開閉可能な開閉蓋で構成されており、開閉蓋を開くことによって練り容器内に副材料を投入している。開閉蓋の開閉は、ストッパとの係合によって機械的に制御されている。例えば、ストッパは、ばねの付勢力によって開閉蓋と係合し、開閉蓋を閉じている。ストッパは、例えば、プランジャを有するソレノイドによってばねの付勢力に抗する方向に押されることで回動し、開閉蓋との係合を解除することによって開閉蓋を開いている。
このような構成の製パン機においては、ストッパが練り容器及びヒータの上方に配置されているため、ヒータの出力が大きくなるとストッパに伝達される熱も大きくなりやすい。例えば、ストッパが樹脂などの部材で形成されている場合、温度が高くなるほど経年劣化しやすくなり、ストッパの損傷が生じやすくなる。例えば、ストッパの経年劣化によりストッパが割れると、割れた部分が副材料容器内又は練り容器内に落下してしまうおそれがある。このように、ストッパの損傷が生じたときの製パン機を使用している消費者の安全性を確保するという点で改善の余地がある。
そこで、本発明者らは、鋭意検討したところ、ストッパの落下を抑制するカバー部材をストッパの周囲に配置する構成を見出し、以下の発明に至った。
本開示の第1態様の製パン機は、内部に加熱室が設けられ、且つ機器開口部を有する機器本体と、前記機器本体に取り付けられ、前記機器開口部を開閉する蓋と、前記加熱室内に収納され、調理材料の混錬と加熱を行う練り容器と、副材料を収容する副材料容器であって、前記副材料を前記練り容器に投入する副材料容器と、を備え、前記副材料容器は、底部開口部を有する容器本体と、前記容器本体の前記底部開口部を開閉する開閉蓋と、前記開閉蓋と係合するストッパであって、前記開閉蓋との係合を解除することによって前記容器本体の前記底部開口部を開くように構成されるストッパと、前記ストッパの一端側と他端側とのうちの少なくとも一方の周囲に配置される1つ又は複数のカバー部材と、を有する。
本開示の第2態様の製パン機において、前記1つ又は複数のカバー部材は、前記容器本体の容器側壁の内壁面に設けられ、前記開閉蓋と前記ストッパの一部とが係合する部分において前記ストッパの前記一部を覆うように配置される第1カバー部材を含んでいてもよい。
本開示の第3態様の製パン機において、前記開閉蓋は、主面を有する板状の開閉蓋本体と、前記開閉蓋本体の外周から前記開閉蓋本体の前記主面と交差する方向に延びる蓋側壁と、を有し、前記蓋側壁には、前記ストッパの前記一部が挿入される貫通孔が設けられており、前記容器側壁の内壁面から外壁面に向かう方向から見て、前記第1カバー部材は、前記貫通孔と重なる位置に配置されていてもよい。
本開示の第4態様の製パン機において、前記第1カバー部材は、前記貫通孔よりも上方において、前記容器側壁の前記内壁面から前記ストッパの配置されている側と反対側に向かって延び、且つ前記開閉蓋本体に向かって延びている。
本開示の第5態様の製パン機において、前記第1カバー部材と前記開閉蓋本体との間には、隙間が形成されていてもよい。
本開示の第6態様の製パン機において、前記容器本体の容器側壁の外壁面側には、前記ストッパを回動可能に収納する収納部が設けられており、前記ストッパは、前記一端と前記他端との間に配置され、且つ前記収納部内において回転可能に保持される軸部と、前記軸部から前記一端に向かって延び、前記開閉蓋と係合するフック部と、前記軸部から前記他端に向かって延び、且つ前記フック部の延びる方向に対して前記開閉蓋の配置される側と反対側に屈曲しているストッパ操作部と、を有し、前記ストッパ操作部が前記軸部を中心として前記容器側壁に向かう第1解除方向に回動したとき、前記フック部は、前記容器側壁から離れる第2解除方向に回動し、前記開閉蓋と前記フック部との係合を解除してもよい。
本開示の第7態様の製パン機において、前記1つ又は複数のカバー部材は、前記容器側壁の前記外壁面側に配置され、前記ストッパを前記収納部内に保持する第2カバー部材を含んでいてもよい。
本開示の第8態様の製パン機において、前記フック部には、前記開閉蓋と係合する側と反対側に当て面を有する凹部が設けられており、前記第2カバー部材は、前記容器側壁の前記外壁面から内壁面に向かう方向から見て、前記凹部の前記当て面と重なる位置に配置されるカバーリブを有していてもよい。
本開示の第9態様の製パン機において、前記ストッパ操作部は、前記ストッパ操作部の高さ方向に延びるストッパリブを有し、前記第2カバー部材は、前記容器側壁の前記外壁面から内壁面に向かう方向から見て、前記ストッパリブと重なる位置に配置されるリブ接触部を有していてもよい。
本開示の第10態様の製パン機において、前記開閉蓋は、金属で形成されていてもよい。
本開示の第11態様の製パン機においては、前記ストッパに向かって移動するプランジャを有するソレノイドをさらに備えていてもよい。
本開示の第12態様の製パン機において、前記副材料容器は、前記練り容器の上方に配置されていてもよい。
本開示の第13態様の副材料容器は、製パン機において副材料を収容する副材料容器であって、底部開口部を有する容器本体と、前記容器本体の前記底部開口部を開閉する開閉蓋と、前記開閉蓋と係合するストッパであって、前記開閉蓋との係合を解除することによって前記容器本体の前記底部開口部を開くように構成されるストッパと、前記ストッパの一端側と他端側とのうちの少なくとも一方の周囲に配置される1つ又は複数のカバー部材と、を備える。
以下、本開示の一実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
(実施の形態1)
[全体構成]
図1は、本開示に係る実施の形態1の製パン機1の一例の概略斜視図である。図2は、図1の製パン機1の外蓋6を開いた状態の概略斜視図である。図3は、図1の製パン機1の内部構成の一例を示す概略断面図である。なお、図中のX,Y.Z方向は、製パン機1の横方向、縦方向及び高さ方向を示す。
図1~3に示すように、製パン機1は、機器本体2、蓋3及び操作部4を備える。
<機器本体>
機器本体2は、有底筒状を有する。機器本体2の上部には、機器開口部2aが設けられている。機器開口部2aには、蓋3が配置されている。機器本体2の内部には、加熱室9が設けられている。加熱室9には、練り容器10及び加熱部11が収納されている。
練り容器10は、加熱室9内に収納され、調理材料の混錬と加熱とを行う。調理材料とは、例えば、パン生地、ケーキ、餅などを含む。練り容器10は、加熱室9内に着脱可能に収納されている。練り容器10は、有底筒状を有する。
練り容器10内には、例えば、調理材料を混錬するための練り羽根が着脱可能に取り付けられている。練り羽根は、例えば、モータによって駆動される。
加熱部11は、加熱室9内に収納され、練り容器10を加熱する。加熱部11は、練り容器10の下部を、隙間を空けて包囲するように配置されている。加熱部11は、例えば、ヒータである。ヒータとしては、例えば、誘導加熱コイル,面状ヒーター、シーズヒータ等を用いることができる。また、加熱室9内には、加熱室9内の温度を検出する温度センサが配置されていてもよい。
<蓋>
蓋3は、機器本体2に取り付けられ、機器開口部2aを開閉する。具体的には、蓋3は、機器本体2の上部に設けられたヒンジ部に取り付けられている。蓋3は、ヒンジ部を中心として回動することによって、機器本体2の機器開口部2aを開閉する。
蓋3は、蓋本体5と、外蓋6と、を有する。蓋本体5には、レーズン、ナッツ等の比較的体積の大きな副材料を収容する、着脱可能な副材料容器20と、イースト、スパイス等の比較的体積の小さな副材料を収容する副材料容器21とが取り付けられている。副材料容器20,21は、蓋本体5に取り付けられ、副材料を練り容器10に投入する。なお、蓋本体5は副材料容器21が取り付けられていなくてもよい。即ち、副材料容器21は、必須の構成ではない。
図3に示すように、蓋本体5には、副材料容器20,21を挿入可能な取付穴12が設けられている。副材料容器20,21は、取付穴12に挿入されることによって蓋本体5に取り付けられる。副材料容器20,21は、練り容器10の上方に配置される。外蓋6は、副材料容器20,21の上部開口部を開閉可能に取り付けられている。
また、蓋本体5は、副材料容器20の上部開口部30aの開閉を制御する開閉機構14を有している。実施の形態1では、開閉機構14は、プランジャ15を有するソレノイド16を含む。
外蓋6は、副材料容器20の上部開口部30aの形状に対応する上蓋13を有している。外蓋6が閉じられた状態において、上蓋13は副材料容器20の上部開口部30aに配置される。これにより、副材料容器20の上部開口部30aは、上蓋13によって閉じられる。実施の形態1では、上蓋13は、略矩形状を有する。
<操作部>
操作部4は、機器本体2の上部に設けられている。操作部4は、種々の電子部品を備える。操作部4は、選択部7と、表示部8と、を有する。例えば、選択部7は、複数の調理コースから特定の調理コースを選択するボタン、各主動作の開始又は停止、タイマー設定を行うボタンを含む。例えば、表示部8は、選択した調理コース、時間、工程などの情報を表示する。表示部8は、例えば、ディスプレイである。
なお、製パン機1は、図示していない制御部を有する。制御部は、製パン機1の要素を統括的に制御する。制御部は、例えば、これらの要素を機能させるプログラムを記憶したメモリと、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサに対応する処理回路を備え、プロセッサがプログラムを実行することでこれらの要素として機能してもよい。
[副材料容器]
次に、副材料容器20について詳細に説明する。副材料容器20は、レーズン、ナッツなどの比較的大きな体積を有する副材料を収容する容器である。副材料容器20は、蓋3に取り付けられ、副材料を練り容器10に投入する。
図4は、副材料容器20の一例を示す概略斜視図である。図5は、図4の副材料容器20の分解斜視図である。図6は、図4の副材料容器20の概略平面図である。図7は、図6の副材料容器20をA-A線で切断した概略断面図である。図8は、図7の副材料容器20をB-B線で切断した概略断面図である。図9は、ストッパ50の一例を示す概略斜視図である。図10は、第2カバー部材60の一例を示す概略斜視図である。
図4~10に示すように、副材料容器20は、容器本体30と、開閉蓋40と、ストッパ50と、複数のカバー部材34,60と、を有する。複数のカバー部材34,60は、ストッパ50の一端E11側及び他端E12側の周囲に配置され、ストッパ50が落下することを抑制する部材である。実施の形態1では、複数のカバー部材34,60は、第1カバー部材34と、第2カバー部材60と、を含む。第1カバー部材34は容器本体30の内側に配置されるカバー部材であり、第2カバー部材60は、容器本体30の外側に配置されるカバー部材である。実施の形態1では、これらのカバー部材34,60は、ストッパ50が副材料容器21内又は練り容器10内に落下することを抑制する。なお、第1カバー部材34は、内側カバー部材34と称してもよいし、第2カバー部材60を外側カバー部材60と称してもよい。
<容器本体>
図4及び図5に示すように、容器本体30は、筒形状を有する。容器本体30は、上部開口部30aと、底部開口部30bと、を有する。容器本体30は、平面視において、長手方向(Y方向)と短手方向(X方向)を有する矩形枠状に形成されている。「平面視」とは、Z方向から見た状態を意味する。平面視において、底部開口部30bは、上部開口部30aよりも小さい。容器本体30は、枠状に形成された容器側壁32によって形成されている。容器側壁32は、内側の内壁面32aと、外側の外壁面32bと、を有する。内壁面32aは、外壁面32bと反対側に位置する。容器本体30の容器側壁32の内壁面32aの少なくとも一部には、上部開口部30aから底部開口部30bに向かって容器本体30の内側に向かって傾斜する傾斜面が形成されている。
容器本体30の上部開口部30aには、上述した外蓋6の上蓋13が配置される。容器本体30の底部開口部30bには、開閉蓋40が配置される。
容器本体30の容器側壁32には、ストッパ50を回動可能に収納する収納部31が設けられている。収納部31は、容器本体30の長手方向(Y方向)の端部に設けられている。収納部31は、凹状に形成されており、収納部31の内部にはストッパ50を収納可能な空間が形成されている。また、収納部31には、容器本体30の長手方向(Y方向)に向かって開口する開口31aが設けられている。
図7に示すように、容器本体30には、ストッパ50の一部(突出部54)が挿入される貫通孔33が設けられている。例えば、貫通孔33は、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、矩形状を有する。具体的には、容器本体30の収納部31が設けられた容器側壁32に、内壁面32aと外壁面32bとを連通する貫通孔33が設けられている。貫通孔33は、容器本体30の内側の空間と収納部31の内部の空間とを連通する。貫通孔33は、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、後述する開閉蓋40の蓋側壁42に設けられた貫通孔44と重なる位置に設けられている。当該貫通孔33,44にストッパ50の一部(突出部54)が挿入されることによって、開閉蓋40とストッパ50とが係合する。
<第1カバー部材>
図6~8に示すように、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aには、第1カバー部材34が設けられている。第1カバー部材34は、板状の部材で形成されている。第1カバー部材34は、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aに設けられ、開閉蓋40とストッパ50とが係合する部分においてストッパ50を覆うように配置されている。「開閉蓋40とストッパ50とが係合する部分」とは、開閉蓋40の蓋側壁42において貫通孔44が設けられている部分である。
図7及び図8に示すように、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、第1カバー部材34は、容器本体30の容器側壁32に設けられた貫通孔33、及び開閉蓋40の蓋側壁42に設けられた貫通孔44と重なる位置に設けられている。「重なる位置に設けられている」とは、第1カバー部材34が貫通孔33,44の少なくとも一部に重なる位置に設けられることを含む。
図7に示すように、第1カバー部材34は、貫通孔33,44の上方において、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aからストッパ50の配置されている側と反対側に向かって延び、且つ開閉蓋40の開閉蓋本体41に向かって延びている。「ストッパ50の配置されている側と反対側」とは、容器本体30の長手方向(Y方向)において、容器側壁32の外壁面32bから内壁面32aに向かう方向を意味する。「開閉蓋40の開閉蓋本体41に向かって延びている」とは、容器本体30の高さ方向(Z方向)において下向きに向かって延びていることを意味する。
第1カバー部材34と開閉蓋40の蓋側壁42との間には、ストッパ50の一部(突出部54)が突出するための隙間SP1が形成されている。当該隙間SP1のY方向の大きさは、突出部54の高さH1、幅W1及び奥行きW2よりも小さい。なお、突出部54の高さH1とは、突出部54のZ方向の最大長さを意味する。突出部54の幅W1とは、突出部54のX方向の最大長さを意味する。突出部54の奥行きW2とは、突出部54のY方向の最大長さを意味する。当該隙間SP1のY方向の大きさは、突出部54の高さH1の0.5倍以上1倍未満である。また、当該隙間SP1のY方向の大きさは、突出部54の幅W1の0.3倍以上1倍未満である。また、当該隙間SP1のY方向の大きさは、突出部54の奥行きW2の0.3倍以上1倍未満である。このような構成により、ストッパ50の突出部54とフック部52との間で割れが発生した場合でも、割れた部分が隙間SP1から開閉蓋40の内側に落下することを抑制することができる。ストッパ50において、突出部54は他の部分と比べて小さいため、突出部54とフック部52との間で割れが発生した場合、割れた部分が副材料容器20の内側に落下しやすい。しかし、隙間SP1の寸法を上述したように設計することによって、割れた部分が副材料容器20の内側に落下することを確実に防止することができる。
図8に示すように、第1カバー部材34と開閉蓋40(開閉蓋本体41)との間には、隙間SP2が形成されている。隙間SP2のZ方向の大きさは、貫通孔33,44のZ方向の大きさよりも小さい。隙間SP2のZ方向の大きさは、突出部54の高さ未満である。このような構成により、ストッパ50の突出部54とフック部52との間で割れが発生した場合でも、割れた部分が隙間SP2から開閉蓋40の内側に落下することを抑制することができる。なお、隙間SP2は必ずしも構成されていなくともよい。
<開閉蓋>
図4~8に示すように、開閉蓋40は、容器本体30の底部開口部30bを開閉する蓋である。開閉蓋40は、開閉蓋本体41、蓋側壁42及びシャフト43を有する。
開閉蓋本体41は、主面PS1を有する板状の部材である。開閉蓋本体41は、平面視において、長手方向(Y方向)と短手方向(X方向)とを有する矩形状に形成されている。開閉蓋本体41は、長手方向(Y方向)において一端E1及び他端E2を有し、短手方向(X方向)において一端E3及び他端E4を有する。開閉蓋本体41の長手方向(Y方向)の一端E1及び他端E2には、蓋側壁42が設けられている。
図7及び図8に示すように、蓋側壁42は、開閉蓋本体41の外周から開閉蓋本体41の主面PS1と交差する方向に延びている。蓋側壁42は板状の部材で形成されている。具体的には、蓋側壁42は、開閉蓋本体41の長手方向(Y方向)の端部から、副材料容器20の高さ方向(Z方向)に延びている。即ち、蓋側壁42は、開閉蓋本体41の長手方向(Y方向)の端部から、容器本体30の上部開口部30aに向かって延びている。蓋側壁42は、容器本体30の長手方向(Y方向)端部における容器側壁32よりも内側に配置されている。実施の形態1では、蓋側壁42は、開閉蓋本体41の長手方向(Y方向)の両端、即ち一端E1及び他端E2に設けられている。
容器本体30の一端E1側に設けられる蓋側壁42には、ストッパ50の一部(突出部54)が挿入される貫通孔44が設けられている。例えば、貫通孔44は、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、矩形状を有する。例えば、貫通孔44は、蓋側壁42において、容器本体30の短手方向(X方向)の一端E3側に近い位置に設けられている。開閉蓋40が容器本体30の底部開口部30bを閉じた状態では、蓋側壁42が容器本体30の容器側壁32の内側に配置される。このとき、蓋側壁42の貫通孔44と、容器本体30の貫通孔33とが対向する。即ち、容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、蓋側壁42の貫通孔44と、容器本体30の貫通孔33とは、重なっている。貫通孔33,44が重なった状態で、ストッパ50の一部(突出部54)が貫通孔33,44に挿入されると、貫通孔44を画定する内壁42aとストッパ50とが係合する。これにより、開閉蓋40が容器本体30の底部開口部30bを閉じた状態で保持される。
図5に示すように、シャフト43は、蓋側壁42に設けられ、開閉蓋40の回動中心となる軸である。シャフト43は、例えば、円柱形状を有する。開閉蓋40とシャフト43が、例えば、溶接によって一体化されていてもよい。シャフト43は、開閉蓋本体41の短手方向(X方向)の他端E4側において、蓋側壁42に設けられている。シャフト43は、蓋側壁42と直交する方向(Y方向)に延びるように設けられている。また、シャフト43は、容器本体30に回転可能に保持されている。
このように、開閉蓋本体41の短手方向(X方向)の一端E3は、開放端となっているのに対して、開閉蓋本体41の短手方向(X方向)の他端E4側はシャフト43によって容器本体30に保持されている。これにより、開閉蓋本体41は、シャフト43を中心として回動可能となっている。
開閉蓋40は、例えば、金属で形成されている。金属としては、例えば、アルミニウム、ステンレスなどを用いることができる。開閉蓋本体41を金属で形成することによって、加熱部11及び練り容器10からの熱を反射することができる。なお、開閉蓋40の内側及び/又は外側は、アルマイト加工されていてもよい。これにより、開閉蓋40がアルミニウムで形成されている場合、アルミニウムの成分が溶出することを抑制することができる。あるいは、開閉蓋40の内側は、フッ素コーティングされていてもよい。これにより、副材料が開閉蓋40に付着して離れなくなることを抑制することができる。
<ストッパ>
図9に示すように、ストッパ50は、一端E11及び他端E12を有し、一端E11側で開閉蓋40と係合する。ストッパ50は、開閉蓋40との係合を解除することによって容器本体30の底部開口部30bを開くように構成されている。ストッパ50は、容器本体30の容器側壁32の外壁面32bに設けられた収納部31に回動可能に収納されている。ストッパ50は、収納部31内において回動することによって、開閉蓋40との係合を解除する。例えば、ストッパ50は、樹脂部材で形成されている。樹脂部材の材料としては、耐熱性材料であればよい。例えば、ストッパ50の材料としては、PET(ポリエチレンテレフタレート),PBT(ポリブチレンテレフタレート),PPS(ポリフェニレンサルファイト)、又はPA(ポリアミド)などを用いることができる。
ストッパ50は、軸部51、フック部52及びストッパ操作部53を有する。
軸部51は、ストッパ50の一端E11と他端E12との間に配置されている。軸部51は、収納部31内において回転可能に保持されている。軸部51は、ストッパ50の回動の中心軸CL1として機能する。実施の形態1では、軸部51は、容器本体30の収納部31を画定する内壁と、第2カバー部材60の一部(軸支持部62)と、によって回転可能に支持されている。軸部51は、収納部31を画定する内壁と接触する側と、第2カバー部材60と接触する側と、に円弧状の湾曲面51aを有する。これにより、軸部51は、収納部31を画定する内壁及び第2カバー部材60に回転可能に支持されている。
フック部52は、軸部51から一端E11に向かって延び、開閉蓋40と係合する。フック部52は、軸部51から一端E11に向かって延びる柱状の部材である。フック部52は、ストッパ50の一端E11側の部分を形成している。フック部52は、容器本体30側に向かって突出する突出部54を有する。容器本体30の容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、突出部54は、貫通孔33,44の開口寸法よりも小さい部分を有する。具体的には、突出部54の高さは、突出部54の先端に向かって小さくなっている。ここで、突出部54の高さとは、Z方向における突出部54の寸法を意味する。また、突出部54の上面54aは平坦に形成されている。
図7に示すように、突出部54は、貫通孔33,44に挿入される。これにより、突出部54の上面54aが蓋側壁42の貫通孔44を画定する内壁42aと係合し、開閉蓋40が閉じた状態に保持される。
図9に戻って、フック部52は、開閉蓋40と係合する側と反対側に凹部55が形成されている。本明細書では、フック部52において開閉蓋40と係合する側をフック部52の内側と称し、開閉蓋40と係合する側と反対側をフック部52の外側と称する。
凹部55は、フック部52の外側に設けられている。凹部55は、フック部52の外側の壁面において、フック部52の内側に向かって窪んで形成されている。凹部55は、第2カバー部材60の一部(カバーリブ63)と接触する当て面55aを有する。当て面55aは、軸部51に向かって傾斜する傾斜面を有している。ストッパ50の平面視において、傾斜面はフック部52の内側から外側に向かって傾斜している。なお、ストッパ50の平面視とは、ストッパ50を高さ方向(Z方向)から見た状態を意味する。
ストッパ操作部53は、軸部51からストッパ50の他端E12に向かって延び、フック部52の延びる方向(X方向)に対して開閉蓋40の配置される側と反対側に屈曲している。ストッパ操作部53は、ストッパ50の他端E12側の部分を形成している。本明細書では、ストッパ操作部53において開閉蓋40の配置される側をストッパ操作部53の内側と称し、開閉蓋40の配置される側と反対側をストッパ操作部53の外側と称する。
ストッパ操作部53は、フック部52の延びる方向(X方向)と交差する方向に屈曲している。具体的には、ストッパ操作部53は、ストッパ操作部53の内側から外側に向かう方向に屈曲している。
ストッパ操作部53は、例えば、ソレノイド16のプランジャ15によって操作される。具体的には、ストッパ操作部53は、プランジャ15が接触する操作面53aを有している。操作面53aは、ストッパ操作部53の外側の面である。実施の形態1では、操作面53aは、円弧状の湾曲面で形成されている。操作面53aがプランジャ15によって押されることによって、ストッパ50が軸部51を中心として回動する。
ストッパ操作部53は、ストッパ操作部53の高さ方向(Z方向)に延びるストッパリブ56を有する。ストッパリブ56は、ストッパ操作部53の上面に設けられている。ストッパリブ56は、例えば、柱状に形成されている。ストッパリブ56は、第2カバー部材60の一部(リブ接触部64)と接触する。ストッパリブ56は円柱や角柱、丸型突起など、リブ接触部64と接触するようにZ方向突出しておればよい。
<第2カバー部材>
図4に示すように、第2カバー部材60は、容器本体30の外側(外壁面32b側)に取り付けられ、ストッパ50を収納部31内に保持する。具体的には、第2カバー部材60は、収納部31内にストッパ50が収納された状態で、当該収納部31の開口31aの一部を塞ぐように配置されている。第2カバー部材60は、例えば、板状に形成されている。第2カバー部材60は、例えば、金属で形成されている。
図10に示すように、第2カバー部材60は、カバー本体部61、軸支持部62、カバーリブ63、リブ接触部64及び取付部65を有する。
カバー本体部61は、第2カバー部材60のベースとなる部分である。カバー本体部61は、板状に形成されている。カバー本体部61は、第1主面PS3と、第1主面PS3に対向する第2主面PS4と、を有する。カバー本体部61には、第2カバー部材60を容器本体30の容器側壁32の外壁面32bに設けられた収納部31に位置決めして固定するための固定孔61aが設けられている。
軸支持部62は、ストッパ50の軸部51を回転可能に支持する。軸支持部62は、カバー本体部61の下部に設けられている。具体的には、軸支持部62は、カバー本体部61の下端において、第2主面PS4から第1主面PS3に向かう方向に突出すると共に、カバー本体部61の下方に向かって屈曲している。軸支持部62は、ストッパ50の軸部51の湾曲面51aを支持する支持面62aを有する。例えば、支持面62aは、平坦に形成されている。
カバーリブ63は、ストッパ50のフック部52に設けられた凹部55の当て面55aと接触する。カバーリブ63は、カバー本体部61の下部に設けられている。カバーリブ63は、カバー本体部61の下端において、第2主面PS4から第1主面PS3に向かう方向に突出している。カバーリブ63の突出量は、軸支持部62の突出量よりも小さい。カバーリブ63の突出量とは第2カバー部材60のY方向におけるカバーリブ63の長さを意味し、軸支持部62の突出量とは第2カバー部材60のY方向における軸支持部62の長さを意味する。
カバーリブ63は、ストッパ50のフック部52に設けられた凹部55の当て面55aと接触する。具体的には、ストッパ50のフック部52が収納部31の開口31aに向かって回動するとき、カバーリブ63が凹部55の当て面55aに接触する。これにより、フック部52が収納部31の開口31aの外部の向きに動くことを制限している。
リブ接触部64は、ストッパ50のストッパ操作部53に設けられたストッパリブ56と接触する。リブ接触部64は、カバー本体部61の側部に設けられている。リブ接触部64は、カバー本体部61をX方向に延びている。
リブ接触部64は、ストッパ操作部53に設けられたストッパリブ56と接触する。具体的には、ストッパ操作部53が収納部31の開口31aに向かって回動するとき、ストッパリブ56がリブ接触部64に接触する。これにより、ストッパ操作部53が収納部31の開口31aの外部の向きに動くことを制限している。
取付部65は、副材料容器20を蓋3に取り付ける部材である。取付部65は、蓋3の蓋本体5に設けられた窪みに係合することによって、蓋本体5に取り付けられる。
次に、開閉蓋40が閉じている状態の副材料容器20について図11~図13を用いて説明する。図11は、開閉蓋40を閉じている状態の副材料容器20の一例の側面図である。図12は、図11の副材料容器20をC-C線で切断した概略断面図である。図13は、ストッパ50と開閉蓋40とが係合している状態の一例を示す概略図である。なお、図13では、容器本体30の図示を省略している。
図11~図13に示すように、ストッパ50の周囲には、第1カバー部材34及び第2カバー部材60が配置されている。第1カバー部材34は、ストッパ50の一端E11側の周囲に配置されている。第2カバー部材60は、ストッパ50の一端E11側及び他端E12側の周囲に配置されている。第1カバー部材34は、容器本体30の内側に設けられており、第2カバー部材60は容器本体30の外側に設けられている。ストッパ50は、第1カバー部材34と第2カバー部材60との間に配置されている。
図12に示すように、第1カバー部材34は、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aに設けられ、開閉蓋40とストッパ50の一部(突出部54)とが係合する部分においてストッパ50の一部(突出部54)を覆うように配置されている。具体的には、容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、第1カバー部材34は、開閉蓋40の蓋側壁42に設けられた貫通孔44と重なる位置に配置されている。また、容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、第1カバー部材34は、容器本体30の容器側壁32に設けられた貫通孔33と重なる位置に配置されている。
図11~図13に示すように、第2カバー部材60は、容器本体30の外側に配置され、ストッパ50の一部を覆っている。容器本体30の容器側壁32の外壁面32bから内壁面32aに向かう方向から見て、第2カバー部材60の軸支持部62は、ストッパ50の軸部51と重なる位置に配置されている。容器側壁32の外壁面32bから内壁面32aに向かう方向から見て、第2カバー部材60のカバーリブ63は、ストッパ50のフック部52に設けられた凹部55の当て面55aと重なる位置に配置されている。容器側壁32の外壁面32bから内壁面32aに向かう方向から見て、第2カバー部材60のリブ接触部64は、ストッパ50のストッパ操作部53に設けられたストッパリブ56と重なる位置に配置されている。
実施の形態1では、ストッパ操作部53の操作面53aの反対側に、半円球状の突起57が設けられている。図示していないが、突起57と容器側壁32との間には弾性体が配置されている。弾性体は、例えば、板バネである。弾性体は、突起57を収納部31の開口31aに向かって付勢している。
図12及び図13に示すように、ストッパ操作部53は弾性体によって第1係合方向D1に向かって付勢される。第1係合方向D1は、ストッパ操作部53を収納部31の開口31aに向かって押し出す方向であって、ストッパ操作部53が容器本体30の容器側壁32から離れる方向である。ストッパ操作部53が第1係合方向D1に回動すると、ストッパ操作部53のストッパリブ56が第2カバー部材60のリブ接触部64に接触する。ストッパリブ56は、ストッパ操作部53が収納部31の開口31aから外側に押し出されることを制限している。
ストッパ操作部53が軸部51を中心として第1係合方向D1に回動すると、ストッパ操作部53と反対側に位置するフック部52は、軸部51を中心として第2係合方向D2に回動する。第2係合方向D2とは、フック部52が容器本体30の容器側壁32に近づく方向である。これにより、フック部52の突出部54が、貫通孔33,44に挿入され、突出部54が開閉蓋40の蓋側壁42と係合する。その結果、開閉蓋40が容器本体30の底部開口部30bを閉じた状態で、ストッパ50によって保持される。
次に、開閉蓋40が開いている状態の副材料容器20について図14~図16を用いて説明する。図14は、開閉蓋40が開いている状態の副材料容器20の一例を示す概略図である。図15は、図14の副材料容器20をD-D線で切断した概略断面図である。図16は、ストッパ50と開閉蓋40とが係合解除している状態の一例を示す概略図である。なお、図16では、容器本体30の図示を省略している。
図14~図16に示すように、開閉蓋40は、開閉蓋本体41の他端E4側に設けられたシャフト43を回転中心として、開閉蓋本体41の一端E3が下方に向かって回動する。これにより、開閉蓋40は、容器本体30の底部開口部30bを開く。
図15及び図16に示すように、ストッパ操作部53は、例えば、ソレノイド16のプランジャ15によって第1解除方向D3に押される。第1解除方向D3は、第1係合方向D1と反対方向であって、ストッパ操作部53が容器本体30の容器側壁32に近づく方向である。ソレノイド16のプランジャ15は、弾性体の付勢力に抗する力をストッパ操作部53の操作面53aに付加する。これにより、ストッパ操作部53は、軸部51を中心として第1解除方向D3に回動する。
ストッパ操作部53が軸部51を中心として第1解除方向D3に回動すると、ストッパ操作部53と反対側に位置するフック部52は、軸部51を中心として第2解除方向D4に回動する。第2解除方向D4とは、フック部52が容器本体30の容器側壁32から離れる方向である。これにより、フック部52の突出部54が、貫通孔33,44から抜け出し、突出部54と開閉蓋40の蓋側壁42との係合が解除される。その結果、開閉蓋40が容器本体30の底部開口部30bを開くことができる。
また、フック部52が軸部51を中心として第2解除方向D4に回動すると、フック部52に設けられた凹部55の当て面55aに、第2カバー部材60のカバーリブ63が接触する。カバーリブ63は、フック部52が収納部31の開口31aから外側に押し出されることを制限している。
[ストッパが損傷した場合の例]
ストッパ50が損傷した場合の例について図17及び図18を用いて説明する。図17及び図18は、ストッパ50が損傷した状態の一例を示す概略図である。図17及び図18に示す例は、ストッパ50の軸部51の付近で割れが生じた場合を示す。
図17に示すように、ストッパ50が損傷し、軸部51とフック部52との間で割れが生じると、フック部52が軸部51から分離してしまう。分離したフック部52は、収納部31内において保持されていないフリーな状態となる。このため、例えば、副材料容器20に衝撃が加わった場合、当該衝撃によって分離したフック部52が収納部31内を移動する。
分離したフック部52が容器本体30の貫通孔33へ向かって移動した場合、分離したフック部52が容器本体30の内側に設けられた第1カバー部材34に接触する。第1カバー部材34は、分離したフック部52が貫通孔33を通り抜けて、容器本体30の内部に移動することを抑制している。
図18に示すように、分離したフック部52が収納部31の外側に向かって移動した場合、分離したフック部52が、容器本体30の外側に設けられた第2カバー部材60に接触する。具体的には、フック部52に設けられた凹部55の当て面55aが、第2カバー部材60のカバーリブ63に接触する。第2カバー部材60のカバーリブ63は、分離したフック部52が収納部31の外側に移動することを抑制している。
ストッパ50において分離したフック部52を除く残りの部分には、軸部51とストッパ操作部53とが含まれる。ストッパ操作部53は、弾性体の付勢力によって収納部31の開口31aに向かう力が付加されている。このため、ストッパ操作部53には、収納部31の外側に向かって押し出される力が負荷された状態となる。このとき、ストッパ操作部53に設けられたストッパリブ56が、第2カバー部材60のリブ接触部64に接触する。リブ接触部64は、ストッパ操作部53が収納部31の外側に移動することを抑制している。
このように、ストッパ50が損傷して分離したパーツは、第1カバー部材34によって容器本体30内に移動することを抑制され、第2カバー部材60によって容器本体30の外側に落下することを抑制される。これにより、分離したパーツが容器本体30の内側及び外側に落下することを抑制することができる。
[効果]
実施の形態1に係る製パン機1によれば、以下の効果を奏するができる。
本開示の実施の形態1に係る製パン機1は、機器本体2、蓋3、練り容器10及び副材料容器20を備える。機器本体2は、内部に加熱室9が設けられ、且つ機器開口部2aを有する。蓋3は、機器本体2に取り付けられ、機器開口部2aを開閉する。副材料容器20は、副材料を収容する副材料容器であって、副材料を練り容器10に投入する。副材料容器20は、容器本体30、開閉蓋40、ストッパ50及び複数のカバー部材34,60を有する。容器本体30は、底部開口部30bを有す。開閉蓋40は、容器本体30の底部開口部30bを開閉する。ストッパ50は、開閉蓋40と係合するストッパであって、開閉蓋40との係合を解除することによって容器本体30の底部開口部30bを開くように構成される。複数のカバー部材34,60は、ストッパ50の一端E11側と他端E12側との周囲に配置される。
このような構成により、部品が損傷したときの安全性を確保することができる。具体的には、ストッパ50が損傷して分離した場合でも、ストッパ50の一端E11側及び他端E12側の周囲に配置された複数のカバー部材34,60によって分離したパーツが副材料容器20の内側及び外側に落下することを抑制することができる。これにより、分離したパーツが練り容器10に誤って入ってしまうことを抑制し、製パン機1の安全性を確保することができる。
複数のカバー部材34,60は、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aに設けられ、開閉蓋40とストッパ50の一部とが係合する部分においてストッパ50の一部を覆うように配置される第1カバー部材34を含む。このような構成により、損傷により分離したストッパ50のパーツが容器本体30の内部に入ることを抑制しやすくなり、安全性をより確保しやすくなる。
開閉蓋40は、開閉蓋本体41及び蓋側壁42を有する。開閉蓋本体41は、主面PS1を有する板状に形成されている。蓋側壁42は、開閉蓋本体41の外周から開閉蓋本体41の主面PS1と交差する方向に延びる。蓋側壁42には、ストッパ50の一部が挿入される貫通孔44が設けられている。容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、第1カバー部材34は、貫通孔44と重なる位置に配置されている。このような構成により、損傷により分離したストッパ50のパーツが容器本体30の内部に入ってくることを抑制しやすくなり、安全性をより確保しやすくなる。
第1カバー部材34は、貫通孔44よりも上方において、容器側壁32の内壁面32aからストッパ50の配置されている側と反対側に向かって延び、且つ開閉蓋本体41に向かって延びている。このような構成により、損傷により分離したストッパ50のパーツが貫通孔44の上方に移動することを抑制することができ、安全性をより確保しやすくなる。また、貫通孔44の上方を第1カバー部材34によって覆うことで、容器本体30内部に収容される副材料が貫通孔44に詰まることを抑制できる。
第1カバー部材34と開閉蓋本体41との間には、隙間SP1が形成されている。このような構成により、第1カバー部材34と開閉蓋本体41との接触を防止し、第1カバー部材34が開閉蓋40の開閉動作によって破損することを抑制できる。
容器本体30の容器側壁32の外壁面32b側には、ストッパ50を回動可能に収納する収納部31が設けられている。ストッパ50は、軸部51、フック部52及びストッパ操作部53を有する。軸部51は、一端E11と他端E12との間に配置され、且つ収納部31内において回転可能に保持される。フック部52は、軸部51から一端E11に向かって延び、開閉蓋40と係合する。ストッパ操作部53は、軸部51から他端E12に向かって延び、且つフック部52の延びる方向に対して開閉蓋40の配置される側と反対側に屈曲している。ストッパ操作部53が軸部51を中心として容器側壁32に向かう第1解除方向D3に回動したとき、フック部52は、容器側壁32から離れる第2解除方向D4に回動し、開閉蓋40とフック部52との係合を解除する。このような構成により、副材料容器20の開閉蓋40を容易に開くことができる。
複数のカバー部材34,60は、容器側壁32の外壁面32b側に配置され、ストッパ50を収納部31内に保持する第2カバー部材60を含む。このような構成により、損傷により分離したストッパ50のパーツが容器本体30の外側に落下することを抑制しやすくなり、安全性をより確保しやすくなる。
フック部52には、開閉蓋40と係合する側と反対側に当て面55aを有する凹部55が設けられている。第2カバー部材60は、容器側壁32の外壁面32bから内壁面32aに向かう方向から見て、凹部55の当て面55aと重なる位置に配置されるカバーリブ63を有する。このような構成により、ストッパ50の損傷により分離したフック部52が収納部31の外側に落下することを、凹部55の当て面55aとカバーリブ63との接触によって容易に抑制することができる。
ストッパ操作部53は、ストッパ操作部53の高さ方向(Z方向)に延びるストッパリブ56を有する。第2カバー部材60は、容器側壁32の外壁面32bから内壁面32aに向かう方向から見て、ストッパリブ56と重なる位置に配置されるリブ接触部64を有する。このような構成により、ストッパ50の損傷により分離したストッパ操作部53が収納部31の外側に落下することを、ストッパリブ56とリブ接触部64との接触によって容易に抑制することができる。
開閉蓋40は、金属で形成されている。このような構成により、加熱室9内へ熱を反射することができる。
製パン機1は、ストッパ50に向かって移動するプランジャ15を有するソレノイド16をさらに備える。このような構成により、ストッパ50の操作が容易になる。
副材料容器20は、練り容器10の上方に配置される。このような構成により、副材料を練り容器10に投入しやすくなる。
なお、実施の形態1では、開閉機構14がプランジャ15を有するソレノイド16である例について説明したが、これに限定されない。開閉機構14は、ストッパ50のストッパ操作部53を移動可能な構成を有していればよい。
実施の形態1では、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、容器側壁32に設けられる貫通孔33が矩形状を有する例について説明したが、これに限定されない。貫通孔33は、円形状、楕円形状又は多角形状を有していてもよい。あるいは、貫通孔33は、切り欠きであってもよい。例えば、切り欠きは、貫通孔33を画定する内壁の一部を開放することによって形成される。
実施の形態1では、容器本体30の容器側壁32の内壁面32aから外壁面32bに向かう方向から見て、開閉蓋40の蓋側壁42に設けられる貫通孔44が矩形状を有する例について説明したが、これに限定されない。貫通孔44は、円形状、楕円形状又は多角形状を有していてもよい。あるいは、貫通孔44は、切り欠きであってもよい。例えば、切り欠きは、貫通孔44を画定する内壁の一部を開放することによって形成される。
実施の形態1では、副材料容器20が複数のカバー部材34,60を有する例について説明したが、これに限定されない。副材料容器20は、1つ又は複数のカバー部材を有していればよい。例えば、副材料容器20は、ストッパ50の一端E11側と他端E12側とのうちの少なくとも一方の周囲に配置される1つ又は複数のカバー部材34,60を有していればよい。
実施の形態1では、ストッパ50がストッパリブ56を有する例について説明したが、これに限定されない。ストッパ50は、ストッパリブ56を有していなくてもよい。
実施の形態1では、ストッパ50のフック部52に凹部55及び当て面55aが設けられている例について説明したが、これに限定されない。ストッパ50のフック部52には、凹部55及び/又は当て面55aが設けられていなくてもよい。
実施の形態1では、第2カバー部材60がカバーリブ63、リブ接触部64及び取付部65を有する例について説明したが、これに限定されない。第2カバー部材60は、カバーリブ63、リブ接触部64及び/又は取付部65を有していなくてもよい。
実施の形態1では、ストッパ50の軸部51が第2カバー部材60の軸支持部62によって回転可能に支持される例について説明したが、これに限定されない。軸部51は、軸支持部62によって支持されていなくてもよい。例えば、軸部51は、容器本体30の収納部31内に設けられた支持部によって回転可能に支持されてもよい。あるいは、軸部51は、第2カバー部材60とは別の部材によって回転可能に支持されてもよい。
実施の形態1では、副材料容器20が蓋3に取り付けられている例について説明したが、これに限定されない。副材料容器20は、機器本体2に取り付けられていてもよい。例えば、製パン機1が機器本体2用の蓋3とは別部材で構成される副材料容器20用の蓋を有するような蓋2種類構成としてもよいし、副材料容器20は、蓋3ではなく、機器本体2に取り付けられていてもよい。
実施の形態1では、図17及び図18の例は、ストッパ50において軸部51とフック部52との間で割れる例について説明したが、これに限定されない。例えば、軸部51とストッパ操作部53との間で割れてもよい。図19は、ストッパ50の割れの例を示す。図19に示すように、軸部51とフック部52との間のZ1部分、軸部51とストッパ操作部53との間のZ2部分、フック部52と突出部54との間のZ3部分において、ストッパ50の割れが発生する可能性がある。Z1部分、Z2部分及びZ3部分のいずれの部分において、ストッパ50が割れたとしても、製パン機1は、ストッパ50の割れたパーツが副材料容器20の内側及び外側に落下することを抑制することができる。
また、製パン機1においては、副材料容器20の収納部31の開口31aをPBTなどの部材で覆ってもよい。第2カバー部材60は、Z方向において収納部31の開口31aを跨ぐように配置されていてもよい。第1カバー部材34は、貫通孔33,44をすべて覆っていてもよい。
<変形例1>
図20は、変形例1の副材料容器20Aを示す概略図である。図20に示すように、副材料容器20Aは、第1カバー部材34を有していない点で、実施の形態1の副材料容器20と異なる。副材料容器20Aのその他の構成は、実施の形態1の副材料容器20と同様である。このように、副材料容器20Aは、第2カバー部材60を有し、第1カバー部材34を有していなくてもよい。副材料容器20Aでは、第2カバー部材60によって、ストッパ50が収納部31の外部に落下することを抑制できればよい。
<変形例2>
図21は、変形例2の副材料容器20Bを示す概略側面図である。図22は、図21の副材料容器20BをE-E線で切断した概略断面図である。図23は、変形例2のストッパ50Aを示す概略斜視図である。図24は、変形例2の第2カバー部材60Aを示す概略斜視図である。図21及び図22に示すように、副材料容器20Bにおいては、ストッパ50A及び第2カバー部材60Aの構成が実施の形態1と異なる。
図24に示すように、ストッパ50Aは、ストッパリブ56を有していない。また、ストッパ50Aのフック部52には、凹部55及び当て面55aが設けられていない。図25に示すように、第2カバー部材60Aは、カバーリブ63及びリブ接触部64を有していない。このように、副材料容器20Bは、第2カバー部材60の軸支持部62がストッパ50Aの軸部51を回転可能に接触して支持するが、フック部52及びストッパ操作部と接触しなくてもよい。副材料容器20Bでは、第1カバー部材34によって、ストッパ50が容器本体30内部に移動することを抑制できればよい。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本開示の製パン機は、部品が損傷したときの安全性を確保することができるため、焼成温度が比較的高くなるパンを作ることに適する。
1 製パン機
2 機器本体
2a 機器開口部
3 蓋
4 操作部
5 蓋本体
6 外蓋
7 選択部
8 表示部
9 加熱室
10 練り容器
11 加熱部
12 取付穴
13 上蓋
14 開閉機構
15 プランジャ
16 ソレノイド
20,20A,20B 副材料容器
21 副材料容器
30 容器本体
30a 上部開口部
30b 底部開口部
31 収納部
31a 開口
32 容器側壁
32a 内壁面
32b 外壁面
33 貫通孔
34 第1カバー部材
40 開閉蓋
41 開閉蓋本体
42 蓋側壁
43 シャフト
44 貫通孔
50,50A ストッパ
51 軸部
51a 湾曲面
52 フック部
53 ストッパ操作部
54 突出部
54a 上面
55 凹部
55a 当て面
56 ストッパリブ
57 突起
60,60A 第2カバー部材
61 カバー本体部
61a 固定孔
62 軸支持部
62a 支持面
63 カバーリブ
64 リブ接触部
65 取付部
D1 第1係合方向
D2 第2係合方向
D3 第1解除方向
D4 第2解除方向
E1 一端
E2 他端
E3 一端
E4 他端
E11 一端
E12 他端
PS1 主面
PS3 第1主面
PS4 第2主面

Claims (13)

  1. 内部に加熱室が設けられ、且つ機器開口部を有する機器本体と、
    前記機器本体に取り付けられ、前記機器開口部を開閉する蓋と、
    前記加熱室内に収納され、調理材料の混錬と加熱を行う練り容器と、
    副材料を収容する副材料容器であって、前記副材料を前記練り容器に投入する副材料容器と、
    を備え、
    前記副材料容器は、
    底部開口部を有する容器本体と、
    前記容器本体の前記底部開口部を開閉する開閉蓋と、
    前記開閉蓋と係合するストッパであって、前記開閉蓋との係合を解除することによって前記容器本体の前記底部開口部を開くように構成されるストッパと、
    前記ストッパの一端側と他端側とのうちの少なくとも一方の周囲に配置される1つ又は複数のカバー部材と、
    を有する、
    製パン機。
  2. 前記1つ又は複数のカバー部材は、前記容器本体の容器側壁の内壁面に設けられ、前記開閉蓋と前記ストッパの一部とが係合する部分において前記ストッパの前記一部を覆うように配置される第1カバー部材を含む、
    請求項1に記載の製パン機。
  3. 前記開閉蓋は、
    主面を有する板状の開閉蓋本体と、
    前記開閉蓋本体の外周から前記開閉蓋本体の前記主面と交差する方向に延びる蓋側壁と、
    を有し、
    前記蓋側壁には、前記ストッパの前記一部が挿入される貫通孔が設けられており、
    前記容器側壁の内壁面から外壁面に向かう方向から見て、前記第1カバー部材は、前記貫通孔と重なる位置に配置されている、
    請求項2に記載の製パン機。
  4. 前記第1カバー部材は、前記貫通孔よりも上方において、前記容器側壁の前記内壁面から前記ストッパの配置されている側と反対側に向かって延び、且つ前記開閉蓋本体に向かって延びている、
    請求項3に記載の製パン機。
  5. 前記第1カバー部材と前記開閉蓋本体との間には、隙間が形成されている、
    請求項3又は4に記載の製パン機。
  6. 前記容器本体の容器側壁の外壁面側には、前記ストッパを回動可能に収納する収納部が設けられており、
    前記ストッパは、
    前記一端と前記他端との間に配置され、且つ前記収納部内において回転可能に保持される軸部と、
    前記軸部から前記一端に向かって延び、前記開閉蓋と係合するフック部と、
    前記軸部から前記他端に向かって延び、且つ前記フック部の延びる方向に対して前記開閉蓋の配置される側と反対側に屈曲しているストッパ操作部と、
    を有し、
    前記ストッパ操作部が前記軸部を中心として前記容器側壁に向かう第1解除方向に回動したとき、前記フック部は、前記容器側壁から離れる第2解除方向に回動し、前記開閉蓋と前記フック部との係合を解除する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の製パン機。
  7. 前記1つ又は複数のカバー部材は、前記容器側壁の前記外壁面側に配置され、前記ストッパを前記収納部内に保持する第2カバー部材を含む、
    請求項6に記載の製パン機。
  8. 前記フック部には、前記開閉蓋と係合する側と反対側に当て面を有する凹部が設けられており、
    前記第2カバー部材は、前記容器側壁の前記外壁面から内壁面に向かう方向から見て、前記凹部の前記当て面と重なる位置に配置されるカバーリブを有する、
    請求項7に記載の製パン機。
  9. 前記ストッパ操作部は、前記ストッパ操作部の高さ方向に延びるストッパリブを有し、
    前記第2カバー部材は、前記容器側壁の前記外壁面から内壁面に向かう方向から見て、前記ストッパリブと重なる位置に配置されるリブ接触部を有する、
    請求項7又は8に記載の製パン機。
  10. 前記開閉蓋は、金属で形成されている、
    請求項1~9のいずれか一項に記載の製パン機。
  11. 前記ストッパに向かって移動するプランジャを有するソレノイドをさらに備える、
    請求項1~10のいずれか一項に記載の製パン機。
  12. 前記副材料容器は、前記練り容器の上方に配置される、
    請求項1~11のいずれか一項に記載の製パン機。
  13. 製パン機において副材料を収容する副材料容器であって、
    底部開口部を有する容器本体と、
    前記容器本体の前記底部開口部を開閉する開閉蓋と、
    前記開閉蓋と係合するストッパであって、前記開閉蓋との係合を解除することによって前記容器本体の前記底部開口部を開くように構成されるストッパと、
    前記ストッパの一端側と他端側とのうちの少なくとも一方の周囲に配置される1つ又は複数のカバー部材と、
    を備える、
    副材料容器。
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