JP2004016692A - 自動製パン機 - Google Patents

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Toru Hanada
花田 徹
Yasuhiro Kakimoto
垣本 泰洋
Shigeru Yamaguchi
山口 繁
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21BBAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
    • A21B7/00Baking plants
    • A21B7/005Baking plants in combination with mixing or kneading devices

Abstract

【課題】レーズンなどの副パン材料を簡単に添加できるとともにその容器の清掃が容易な自動製パン機を提供することを目的とする。
【解決手段】本体蓋体4のパン容器5との対向位置に本体蓋体の内外を連通する容器支持部材21を着脱自在に装着し、前記容器支持部材21に主パン材料15に添加する副パン材料16を収納する容器1を回動自在に支持し、前記容器支持部材の上部開口部は外蓋24で覆ったことにより、本体蓋体4が閉じた状態でも外蓋24の開閉で、副パン材料の容器1へのセットや容器1の掃除が容易に行えるとともに、容器支持部材21の存在により、副パン材料が容易に外にこぼれることがなく、確実にパン容器5内に添加することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定のパン材料をパン容器に準備するだけで自動的にパンの製造
を行なうことができる一般家庭で使用する自動製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の自動製パン機においては、食文化の多様化・高級化に伴い、主パン材料にレーズン、ナッツ類、チーズ等の副パン材料を加えたレーズンパン、ナッツパン、チーズパン等を製造する機会が増えている。
【0003】
図10はそのような自動製パン機の構成を示したものである。
【0004】
図において、1は主パン材料に添加する副パン材料を収納する容器、2はパン焼成のための加熱手段、3は加熱手段2を備えた焼成室、4は機器の本体Aに装備され焼成室3の上部を開閉する本体蓋体、5は本体A内に設け主パン材料を収納するパン容器、6は容器1の反転操作をするソレノイド、7はソレノイド6に係合する復帰バネ、8はパン容器5内で主パン材料の混錬を行う混錬手段、9〜13はそれぞれ駆動軸、第1プーリ、モータ、第2プーリ、ベルトであり、混錬手段8の駆動装置を構成している。14は制御回路、15はパン容器5内に収納された主パン材料、16は容器1に収納されるレーズン、ナッツ類、チーズあるいはイースト菌等の副パン材料である。
【0005】
なお、17は容器1を反転させる回転軸、18は回転軸17に回転力を与えるねじりバネであり、一端は回転軸17に係合し、他端は本体蓋体4に固定されている。19は回転軸17の回転を抑止するレバー、20はレバー19に係合する復帰バネである。これら各部材17〜20および上記ソレノイド6、復帰バネ7は、容器1を正常位置に支持するとともに容器1を反転させる反転手段を構成しているものである。
【0006】
以上のように構成された自動製パン機について、以下その動作を説明する。まず、パン容器5に主パン材料15を収納する。次に、容器1にレーズン、ナッツ類、チーズあるいはイースト菌等の副パン材料16を収納して機器をスタートする。すると、モータ11等から構成された駆動装置が混練手段8を回転駆動し、主パン材料15を攪拌、混練する。所定の時間後にソレノイド6がレバー19を矢印方向に押すと、回転軸17の回転抑止が解除され、回転軸17がねじりバネ18の力で矢印方向に回転し、容器1の反転が行われ、副パン材料16がパン容器5に落下する。容器1が反転するタイミングを主パン材料15の練り工程の途中とした場合には、副パン材料16はパン生地に練り込まれる。
【0007】
また、容器1が反転するタイミングを主パン材料15の発酵工程の途中とした場合には、副パン材料16はトッピングされる。引き続いて練り、発酵、ガス抜き、焼成の各工程を経てパンが焼き上がる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、副パン材料16を投入する容器1が焼成室3と本体蓋4で形成された内側の空間にあるため、副パン材料16を容器1へ入れる時や、容器1を清掃する時には必ず本体蓋4を開く煩わしさがあった。さらに、副パン材料16を投入する容器1には、反転時に材料を投入するための開口部が反転前の状態では上部にあるため、副パン材料16を容器1に入れた後に本体Aを動かしたり、傾けたり、衝撃を受けた時には、副パン材料16が容易に外にこぼれるとともに、偏って副パン材料16を容器1に収納すると反転時の遠心力で副パン材料16がパン容器5の外に飛散し、意図したパンができないとともに焼成室3を汚してしまうという課題があった。
【0009】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、本体蓋体が閉じた状態でも副パン材料の容器へのセットや容器の掃除が容易に行えるようにするとともに、副パン材料が容易に外にこぼれることをなくし、確実にパン容器内に添加できるようにした自動製パン機を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の自動パン製造機は、本体蓋体のパン容器との対向位置に本体蓋体の内外を連通する容器支持部材を着脱自在に装着し、前記容器支持部材に主パン材料に添加する副パン材料を収納する容器を回動自在に支持し、前記容器支持部材の上部開口部は外蓋で覆ったものである。
【0011】
これにより、本体蓋体が閉じた状態でも外蓋の開閉で、副パン材料の容器へのセットや容器の掃除が容易に行えるとともに、容器支持部材の存在により、副パン材料が容易に外にこぼれることがなく、確実にパン容器内に添加することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、自動製パン機の本体と、前記本体内に設け主パン材料を収納するパン容器と、前記パン容器内で主パン材料の混錬を行う混錬手段と、前記パン容器を収納し加熱手段を備えた焼成室と、前記焼成室の上部を開閉する本体蓋体と、前記本体蓋体のパン容器との対向位置に着脱自在に装着され本体蓋体の内外を連通する容器支持部材と、前記容器支持部材に回動自在に支持され主パン材料に添加する副パン材料を収納する容器と、常時は前記容器の上部開口部を上向きに係止し設定タイミングで係止を外し容器を反転させる反転手段と、前記容器支持部材の上部開口部を覆う外蓋とを備えた自動製パン機としたことにより、本体蓋体が閉じた状態でも外蓋の開閉で、副パン材料の容器へのセットや容器の掃除が容易に行えるとともに、容器支持部材の存在により、副パン材料が容易に外にこぼれることがなく、確実にパン容器内に添加することができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、副パン材料を収納する容器は、容器の反転前には閉じ、反転時には開く容器蓋を備えた請求項1項に記載の自動製パン機としたことにより、容器に副パン材料をセットした後に本体を動かしたり、傾けたり、衝撃を受けた時に副パン材料が容易に外にこぼれることを防ぐとともに、偏って副パン材料を容器に収納し反転時の遠心力で副パン材料がパン容器の外に飛散することを防止する。
【0014】
請求項3に記載の発明は、容器と容器蓋の間にシール部材を設けた請求項2に記載の自動製パン機としたことにより、液体または粒子の細かい副パン材料の容器からのこぼれを防ぐことができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、反転時の容器の開放端は、パン容器の上縁部分より上方向にある請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動製パン機としたことにより、容器の反転後に焼成されたパンが当たることを防ぐことができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、容器の反転手段は、一方向に付勢されたラックと容器の回転軸に設けたピニオンを有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動製パン機としたことにより、容器の反転が確実に行えるとともに、副パン材料の種類に合わせてラックの移動距離を調整し容器の反転角度を変え、容器の反転時の飛散を防止するといったことも可能となる。
【0017】
請求項6に記載の発明は、ラックは本体蓋体の開閉に連動して動作するカム機構により移動させるようにした請求項5に記載の自動製パン機としたことにより、反転した容器を本体蓋体の開閉に連動して自動的に反転前の位置に復元することができる。
【0018】
請求項7に記載の発明は、容器支持部材の上面には外蓋の内面と接触して焼成室からの熱気を止めるリブを設けた請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動製パン機としたことにより、パン製造工程中に高温度の排気の漏れを防ぐことができる。
【0019】
請求項8に記載の発明は、容器支持部材と外蓋間に焼成室からの熱気を止めるシール部材を設けた請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動製パン機としたことにより、パン製造工程中に高温度の排気の漏れをより確実に防ぐことができる。
【0020】
請求項9に記載の発明は、外蓋を容器支持部材に回動自在に設けた請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動製パン機としたことにより、外蓋が本体蓋体から外すことができるので、清掃が容易になる。
【0021】
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9において外蓋をなくし、容器はその容器蓋のみとした自動製パン機としたことにより、構成が簡単となりコスト面で有利なものとなる。
【0022】
請求項11に記載の発明は、容器の内表面には多数の凹凸を形成した請求項1〜10のいずれか1項に記載の自動製パン機としたことにより、粘着性の副パン材料でも、内面に付着する度合いを少なくすることができる。
【0023】
請求項12記載の発明は、容器支持部材を本体蓋体と一体化するとともに容器を着脱自在に支持した請求項1〜11のいずれか1項に記載の自動製パン機としたことにより、構成が簡単となりコスト面でより有利なものとなる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0025】
(実施例1)
図1〜図4は本発明の実施例1の自動製パン機を示すものである。自動製パン機の基本機能は、既に従来の技術で説明した内容と同じであるので、同一部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる点を中心にして説明する。
【0026】
図1に示すように、焼成室3の上部を開閉する本体蓋体4のパン容器5との対向位置には、本体蓋体4の内外を連通する筒状の容器支持部材21が着脱自在に装着されている。この容器支持部材21内に、主パン材料15に添加する副パン材料16を収納する容器1が回動自在に支持されている。容器1はこの実施例では、図2に示すように2つ備えており、レーズン、ナッツ類、チーズあるいはイースト菌等、副パン材料16の種類によって適宜使い分けができるようになっている。
【0027】
また、容器1の開口下縁は、常時は前記容器の上部開口部を上向き状態になるようラッチ22で回転が抑止されて係止されている。ラッチ22は、ラッチバネ23で常に容器1側に付勢されているものであり、ソレノイド6がレバー19を矢印方向に押すと(図3)、回転軸17のねじりバネ18による回転抑止が解除され、容器1が回転軸17を中心に反転し、副パン材料16がパン容器5に落下するようになっている(図4)。
【0028】
なお、この実施例においては、レバー19は本体蓋体4に支持されており、本体蓋体4を閉じた状態ではソレノイド6と対向しているが、本体蓋体4を開いた状態ではソレノイド6と分離されるものである。
【0029】
容器支持部材21の上部開口部は、本体蓋体4に装着された外蓋24により覆われているもので、外蓋24の開閉により、副パン材料16の容器1へのセットや容器1の掃除が容易に行えるようになっている。外蓋24は本体蓋体4から着脱自在に構成することも可能である。
【0030】
また、容器1が反転するタイミングを主パン材料15の練り工程の途中とするか、あるいは主パン材料15の発酵工程の途中とし、引き続いて練り、発酵、ガス抜き、焼成の各工程を経てパンが焼き上がることは、これまでと同様である。
【0031】
(実施例2)
図5〜図7は本発明の実施例2の自動製パン機を示すものである。自動製パン機の基本機能は、既に従来の技術および実施例1で説明した内容と同じであるので、同一部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる点を中心にして説明する。
【0032】
図5に示すように、容器1はその開口部を覆って容器蓋30を備えているものである。容器蓋30は容器1の反転前には閉じ、反転時には開くもので、容器1の回動側の端面に設けたヒンジ部31を中心に回動し、容器蓋30の開く側の端面に設けた突起30Aが、容器1の側面に設けた縁部1Aと係合する。
【0033】
ここで、図6に示すように、容器1が反転した時には、容器支持部材21の当り面21Aに、容器蓋30のヒンジ部31から延出している後部が当ることにより、容器蓋30と容器1の係合が解除され、容器蓋30が自重で開き副パン材料16がパン容器5に投入される。
【0034】
この構成によれば、容器蓋30の存在により、容器1から副パン材料16のこぼれを防ぐことが可能になる。なお、係合構成は容器蓋30と容器1との凹凸の組合わせ、回動する爪、摺動爪、磁力によっても同じ効果が得られる。
【0035】
また、図7に示すように、容器1と容器蓋30の間にシール部材32を設けた構成とすることにより、液体または粒子の細かい副パン材料16の容器1からのこぼれを防ぐことができる。
【0036】
さらに、容器1の反転時の開放端は、パン容器5の上縁部分より上方向にあり、かつ開いた容器蓋30の位置をパン容器5の上縁部分の側方と略一致の位置に配置することにより、膨れたパンに当ることを防ぐことができる。
【0037】
また、容器1は容器蓋30を有しているので、外蓋24をなくし、容器1はその容器蓋30のみとした構成とすれば、構成が簡単となりコスト面で有利なものとなる。
【0038】
(実施例3)
図8、図9は本発明の実施例3の自動製パン機を示すものである。自動製パン機の基本機能は、既に従来の技術および実施例1、2で説明した内容と同じであるので、同一部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる点を中心にして説明する。
【0039】
容器1の反転手段は、常時は容器1の上部開口部を上向きに係止し設定タイミングで係止を外し容器1を反転させるものであるが、図に示すように、容器1の回転軸17に設けたピニオン25と、ピニオン25と噛合いラックバネ27で一方向に付勢されたラック26とを有する。
【0040】
ここで、ラッチ22による回転抑止が解除されると、容器1が回転軸17を中心に反転し、副パン材料16がパン容器5に落下するようになっている。このとき、ピニオン25とラック26との関係は、図8から図9に示す状態となるものである。容器1を反転前の状態に戻すには、ラック26を操作して元の位置に移動させればよい。
【0041】
上記構成によれば、容器1の反転が確実に行えるとともに、副パン材料16の種類に合わせてラック26の移動距離を調整し容器1の反転角度を変え、容器1の反転時の飛散を防止するといったことも可能となる。
【0042】
(実施例4)
図10、図11は本発明の実施例4の自動製パン機を示すものである。基本構成は、実施例3で説明した内容と同じであるので、同一部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる点を中心にして説明する。
【0043】
図に示すように、ラック26は本体蓋体4の開閉に連動して動作するカム機構29により水平方向に移動させるようにしたものである。カム機構29はカムバネ28により常に下方に付勢しているものであり、図10のように、本体蓋体4が閉じた状態では、ラッチ22が操作されると容器1が反転可能であるが、図11のように、本体蓋体4が開いた状態では、ラック26の移動を阻止し、容器1が反転しないようにしている。すなわち、パン焼成が終わり、本体蓋体4を開いて焼き上がったパンを取り出せば、図10から図11の状態にカム機構29が移動することになり、本体蓋体4の開閉に連動して自動的に容器1を反転前の位置に復元することができ、次の準備に移る。
【0044】
(実施例5)
図12、図13は本発明の実施例5の自動製パン機を示すものである。基本構成は、各実施例で説明した内容と同じであるので、同一部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる点を中心にして説明する。
【0045】
図12に示すものは、容器支持部材21の上面全周にわたり、外蓋24の内面と接触して焼成室3からの熱気を止めるリブ21Bを設けたものである。
【0046】
図13に示すものは、容器支持部材21の上面にリブ21Bを設けるとともに、容器支持部材21と外蓋24間の全周にわたり焼成室3からの熱気を止めるシール部材33を設けたものである。
【0047】
上記いずれの構成によっても、パン製造工程中に高温度の排気の漏れを防ぐことができ、周囲の部材の損傷を防ぐことができる。
【0048】
(実施例6)
図14は本発明の実施例6の自動製パン機を示すものである。基本構成は、各実施例で説明した内容と同じであるので、同一部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる点を中心にして説明する。
【0049】
図に示すように、容器支持部材21に、容器支持部材21の開口部を覆う外蓋24を回動自在に設けたものである。これにより、外蓋24が本体蓋体4から外すことができるので、清掃が容易になる。さらに、外蓋24の内面が容器1の開口部面と当接することにより、容器蓋30を設けなくても容器1の反転前での副パン材料16のこぼれを防ぐことができる。なお、容器1の反転前での副パン材料16のこぼれ防止のみであれば、本体蓋体4に外蓋24を回動自在に設けた構成でも可能である。
【0050】
(実施例7)
図15、図16は本発明の実施例7の自動製パン機における容器を示すものである。基本構成は、各実施例で説明した内容と同じであるので、同一部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる点を中心にして説明する。
【0051】
図に示すように、容器1を耐熱耐食性の材料で形成し、その内表面には多数の凹凸34を設けている。凹凸34は、図15のように、ディンプル状であってもよく、また図16のように、ビード状であってもよい。
【0052】
上記構成によれば、粘着性の副パン材料16でも、容器1内面に付着する度合いを少なくすることができ、副パン材料16の添加が効果的に行えるものである。
【0053】
(実施例8)
図17は本発明の実施例8の自動製パン機を示すものである。基本構成は、各実施例で説明した内容と同じであるので、同一部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる点を中心にして説明する。
【0054】
図に示すように、容器支持部材21を本体蓋体4と一体化するとともに容器1を容器支持部材21により着脱自在に支持したものである。これにより、構成が簡単となりコスト面でより有利なものとなる。
【0055】
以上の各実施例1〜8の構成は、必要により適宜組み合わせることができるものであり、実施例そのものに限られるものではない。また、各実施例においては、本体蓋体4が閉じた状態でも容器支持部材21のみを取り外し、レーズン、ナッツ類、チーズあるいはイースト菌等の副パン材料16を容器1へセットすることや、容器1の掃除が容易に行えるものである。
【0056】
また、複数の容器1を設けて投入タイミングを変えることにより、練り込む副パン材料とトッピングの副パン材料とに分けて投入することができるので、パン生地混練時における潰れを防ぐとともに、良質なレーズン等の材料混入パンやレーズン等の材料混入、トッピングパンなどの多種多様なパンを手軽に作ることができる。
【0057】
【発明の効果】
以上のように本発明の自動製パン機によれば、本体蓋体のパン容器との対向位置に本体蓋体の内外を連通する容器支持部材を着脱自在に装着し、前記容器支持部材に主パン材料に添加する副パン材料を収納する容器を回動自在に支持し、前記容器支持部材の上部開口部は外蓋で覆ったことにより、本体蓋体が閉じた状態でも外蓋の開閉で、副パン材料の容器へのセットや容器の掃除が容易に行えるとともに、容器支持部材の存在により、副パン材料が容易に外にこぼれることがなく、確実にパン容器内に添加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における自動製パン機の断面図
【図2】同自動製パン機の本体蓋体の要部断面図
【図3】同自動製パン機のラッチ部の拡大断面図
【図4】同自動製パン機の容器の反転した状態を示す要部断面図
【図5】本発明の実施例2における自動製パン機の要部断面図
【図6】同自動製パン機の容器が反転した状態を示す要部断面図
【図7】同自動製パン機の他の容器構成を示す要部断面図
【図8】本発明の実施例3における自動製パン機の反転手段を示す要部断面図
【図9】同自動製パン機の反転手段が動作した状態を示す要部断面図
【図10】本発明の実施例4における自動製パン機の反転手段とカム機構を示す要部断面図
【図11】同自動製パン機の本体蓋体を開いた際の反転手段とカム機構の関係を示す要部断面図
【図12】本発明の実施例5における自動製パン機の要部断面図
【図13】同自動製パン機の他の構成を示す要部断面図
【図14】本発明の実施例6における自動製パン機の要部断面図
【図15】(a)は本発明の実施例7における自動製パン機の容器を示す平面図
(b)は同容器の断面図
【図16】(a)は同容器の他の例を示す平面図
(b)は同容器の断面図
【図17】本発明の実施例8における自動製パン機の要部断面図
【図18】従来の自動製パン機の断面図
【符号の説明】
A 本体
1 容器
2 加熱手段
3 焼成室
4 本体蓋体
5 パン容器
6 ソレノイド
8 混練手段
14 制御回路
15 主パン材料
16 副パン材料
17 回転軸
21 容器支持部材
21B リブ
22 ラッチ
24 外蓋
25 ピニオン
26 ラック
29 カム機構
30 容器蓋
32 容器シール部材
33 蓋シール部材
34 凹凸

Claims (12)

  1. 自動製パン機の本体と、前記本体内に設け主パン材料を収納するパン容器と、前記パン容器内で主パン材料の混錬を行う混錬手段と、前記パン容器を収納し加熱手段を備えた焼成室と、前記焼成室の上部を開閉する本体蓋体と、前記本体蓋体のパン容器との対向位置に着脱自在に装着され本体蓋体の内外を連通する容器支持部材と、前記容器支持部材に回動自在に支持され主パン材料に添加する副パン材料を収納する容器と、常時は前記容器の上部開口部を上向きに係止し設定タイミングで係止を外し容器を反転させる反転手段と、前記容器支持部材の上部開口部を覆う外蓋とを備えた自動製パン機。
  2. 副パン材料を収納する容器は、容器の反転前には閉じ、反転時には開く容器蓋を備えた請求項1項に記載の自動製パン機。
  3. 容器と容器蓋の間にシール部材を設けた請求項2に記載の自動製パン機。
  4. 反転時の容器の開放端は、パン容器の上縁部分より上方向にある請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動製パン機。
  5. 容器の反転手段は、一方向に付勢されたラックと容器の回転軸に設けたピニオンを有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動製パン機。
  6. ラックは本体蓋体の開閉に連動して動作するカム機構により移動させるようにした請求項5に記載の自動製パン機。
  7. 容器支持部材の上面には外蓋の内面と接触して焼成室からの熱気を止めるリブを設けた請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動製パン機。
  8. 容器支持部材と外蓋間に焼成室からの熱気を止めるシール部材を設けた請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動製パン機。
  9. 外蓋を容器支持部材に回動自在に設けた請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動製パン機。
  10. 請求項1〜9において外蓋をなくし、容器はその容器蓋のみとした自動製パン機。
  11. 容器の内表面には多数の凹凸を形成した請求項1〜10のいずれか1項に記載の自動製パン機。
  12. 容器支持部材を本体蓋体と一体化するとともに容器を着脱自在に支持した請求項1〜11のいずれか1項に記載の自動製パン機。
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