JP2022020343A - スペクトラム拡散クロック発生器及びスペクトラム拡散クロック発生方法、パルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法、並びに、誤り率測定装置及び誤り率測定方法 - Google Patents

スペクトラム拡散クロック発生器及びスペクトラム拡散クロック発生方法、パルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法、並びに、誤り率測定装置及び誤り率測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】規格に応じた任意の周波数偏移のSSC変調を行うことができるスペクトラム拡散クロック発生器及びスペクトラム拡散クロック発生方法、パルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法、並びに、誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供する。【解決手段】基準信号を発生する基準信号発生源10と、変調用波形を発生する変調用波形発生器20と、変調用波形で基準信号を周波数変調してSSC変調信号を発生する変調部30と、変調用波形の周波数偏移とその傾きを任意の時間区間において任意に制御可能である変調制御部42aと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、基準信号のスペクトラムを拡散してスペクトラム拡散クロック信号を発生するスペクトラム拡散クロック発生器及びスペクトラム拡散クロック発生方法、パルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法、並びに、誤り率測定装置及び誤り率測定方法に関する。
近年、IoTやクラウドコンピューティングの普及により通信システムは膨大なデータを扱うようになり、通信システムを構成する各種の通信機器のインタフェースは高速化とシリアル伝送化が進んでいる。例えば、USB(登録商標)(Universal Serial Bus)やPCIe(登録商標)(Peripheral Component Interconnect Express)などのハイスピードシリアルバス(High Speed Serial Bus)の規格では、LTSSM(Link Training and Status State Machine、以下、「リンク状態管理機構」と称する)と呼ばれるステートマシンにより、デバイス間の通信の初期化やリンク速度の調整などが管理されている。また、上記の規格では、電磁両立性(Electro-Magnetic Compatibility:EMC)対策として、基準信号のスペクトラムを拡散したスペクトラム拡散クロック(Spread-Spectrum Clocking:SSC)によるSSC変調が採用されている。
そして、通信機器における信号の品質評価の指標の一つとして、受信データのうちビット誤りが発生した数と受信データの総数との比較として定義されるビット誤り率(Bit Error Rate:BER)が知られている。BERを測定する従来の誤り率測定装置は、パルスパターン発生装置(Pulse Pattern Generator:PPG)から規格が定める特定パターンを高速に切り替えて出力することによって、被試験対象(Device Under Test:DUT)が備えるリンク状態管理機構を制御し、特定のステートに遷移させる機能(シーケンスパターン機能)を備えている。なお、DUTをステート遷移させるパターンは規格で定められており、誤り率測定装置は、それらのパターンの出力順をシーケンスパターン機能により組み合わせて、PPGからパターンを出力するようになっている。
図11は、リンク状態管理機構のステート遷移の一例を示しており、ステートとして、L0、L0s、L1、L2、Detect、Polling、Configuration、Disabled、Hot Reset、Loopback、Recoveryが定義されている。
ここで、この種の誤り率測定装置では、DUTの誤り率測定を行う際に、スペクトラム拡散されたスペクトラム拡散クロック信号(以下、「SSC変調信号」とも称する)とデータ信号を用いて所望のパルスパターン信号を発生させてDUTに入力させる必要がある。そのため、所望のスプレッド方式でSSC変調信号を発生することができるSSC発生器やパルスパターン発生装置が要求されている。
そして、従来のSSC発生器やパルスパターン発生装置の内部では、SSC変調信号を発生させるために、所定の変調周波数を有する三角波を発生し、この三角波によって所定の基準周波数を有する基準信号を周波数掃引して周波数変調を掛けていた(例えば、特許文献1参照)。
ところで、USB4の規格においては、図11に示したLoopback(ループバック)ステートなどの定常状態と、定常状態の間の途中の遷移状態であるトレーニング中の状態とでは動作要求が異なる。
図12(a)は、定常状態におけるダウンスプレッド方式のSSC変調信号を発生するための変調用波形(三角波)の波形を示しており、縦軸は基準信号の基準周波数に対する周波数偏移を表している。この例では、基準周波数に対する周波数偏移の中心周波数は、基準周波数よりも2500ppmほど低くなっている。また、変調用波形の周波数偏移の傾きは、三角波の1/2周期でその正負が切り替わるが、絶対値は常に一定である。
図12(b)は、トレーニング中の状態におけるダウンスプレッド方式のSSC変調信号を発生するための変調用波形を示しており、縦軸は基準信号の基準周波数に対する周波数偏移を表している。この変調用波形の前半部分における周波数偏移の傾きは、定常状態と異なり時間変動している。このため、基準周波数に対する周波数偏移の中心周波数は、図12(a)の定常状態の場合よりもδppmだけ大きく(絶対値が小さく)なっている。なお、トレーニング中の変調用波形の後半部分は、定常状態の三角波と同様である。
近年、通信システムを構成する各種の通信機器の多くは、同期用のクロック信号を伝送せず、データ信号のみを伝送するようになっており、受信側の通信機器は、受信したデータ信号からクロック信号を再生するクロック再生回路を備えている。
トレーニング前の状態において、SSC変調が掛かっていない基準信号に基づくパルスパターン信号をDUTに入力している状態から、いきなり定常状態と同等のSSC変調が掛かった基準信号に基づくパルスパターン信号をDUTに入力してしまうと、DUT内のクロック再生回路の入力周波数変動が大きくなる。このため、クロック再生回路内でロックが外れて再生クロックが出力されなくなってしまい、正しくリンクトレーニングが行えなくなる。そこで、USB4などの規格では、SSC変調が掛かっていない基準信号にまず、図12(b)に示すような定常状態でのSSC変調よりも周波数偏移の少ないSSC変調を掛けることにより、DUT内のクロック再生回路の入力周波数変動を抑えることが要求されている。トレーニングが完了して定常状態へ移行した後は、定常状態でのSSC変調を基準信号に掛けることが可能になる。
特許第6606211号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたような従来のSSC発生器は、定常状態のSSC変調を行うことは可能だが、USB4などの規格で要求されるトレーニング中のSSC変調のように、部分的に変調用波形の周波数偏移の傾きを変えることはできないという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであって、規格に応じた任意の周波数偏移のSSC変調を行うことができるスペクトラム拡散クロック発生器及びスペクトラム拡散クロック発生方法、パルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法、並びに、誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生器は、基準信号を発生する基準信号発生源と、変調用波形を発生する変調用波形発生器と、前記変調用波形で前記基準信号を周波数変調してスペクトラム拡散クロック信号を発生する変調部と、前記変調用波形の周波数偏移とその傾きを任意の時間区間において任意に制御可能である変調制御部と、を備える構成である。
この構成により、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生器は、変調用波形の周波数偏移とその傾きを任意の時間区間において任意に制御可能であるため、変調用波形の傾きを適切なタイミングで時間変動させて、規格に応じた任意の周波数偏移のSSC変調を行うことができる。さらに、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生器は、変調用波形の周波数偏移とその傾きを時間区間ごとに変化させることができるため、USB4に限らず、今後策定される様々なハイスピードシリアルバス規格への応用も可能である。
また、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生器においては、前記変調用波形発生器は、前記変調用波形の1/4周期ごとにパルス信号を出力するパルス信号出力部と、前記パルス信号のタイミングで前記変調用波形の周波数偏移の傾きの正負を表す周波数偏移方向情報を出力する周波数偏移方向情報出力部と、前記変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を出力する傾き絶対値出力部と、前記周波数偏移方向情報と前記絶対値を掛け合わせて得られる前記傾きを出力する傾き出力部と、前記傾き出力部から出力された前記傾きに所定のクロック周期を掛けた値を、前記所定のクロック周期ごとの周波数偏移として算出する周波数偏移算出部と、前記周波数偏移算出部により算出された前記周波数偏移を前記所定のクロック周期ごとに累積加算することで、前記変調用波形を発生する累積加算回路と、を含み、前記変調制御部は、前記傾き絶対値出力部から出力される前記絶対値を制御する構成であってもよい。
この構成により、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生器は、変調用波形の1/4周期ごとに出力されるパルス信号のタイミングで変調用波形の周波数偏移の傾きの正負を切り替えるため、所望のスプレッド方式(ダウンスプレッド、センタースプレッド、アッパースプレッドの何れかのスプレッド方式)に応じた変調用波形を生成することができる。
また、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生器においては、前記累積加算回路は、前記パルス信号のタイミングにおける前記変調用波形の1周期ごとの先頭の値を所定値にリセットする構成であってもよい。
この構成により、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生器は、変調用波形の1周期ごとの先頭の値を所定値にリセットするため、累積加算回路の累積加算処理において、変調用波形の1周期ごとに生じるずれが積算されて、変調用波形の周波数偏移の中心周波数が変化してしまうことを防止できる。
また、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生方法は、基準信号を発生する基準信号発生ステップと、変調用波形を発生する変調用波形発生ステップと、前記変調用波形で前記基準信号を周波数変調してスペクトラム拡散クロック信号を発生する変調ステップと、前記変調用波形の周波数偏移とその傾きを任意の時間区間において任意に制御可能である変調制御ステップと、を含む構成である。
この構成により、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生方法は、変調用波形の周波数偏移とその傾きを任意の時間区間において任意に制御可能であるため、変調用波形の傾きを適切なタイミングで時間変動させて、規格に応じた任意の周波数偏移のSSC変調を行うことができる。さらに、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生方法は、変調用波形の周波数偏移とその傾きを時間区間ごとに変化させることができるため、USB4に限らず、今後策定される様々なハイスピードシリアルバス規格への応用も可能である。
また、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生方法においては、前記変調用波形発生ステップは、前記変調用波形の1/4周期ごとにパルス信号を出力するパルス信号出力ステップと、前記パルス信号のタイミングで前記変調用波形の周波数偏移の傾きの正負を表す周波数偏移方向情報を出力する周波数偏移方向情報出力ステップと、前記変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を出力する傾き絶対値出力ステップと、前記周波数偏移方向情報と前記絶対値を掛け合わせて得られる前記傾きを出力する傾き出力ステップと、前記傾き出力ステップから出力された前記傾きに所定のクロック周期を掛けた値を、前記所定のクロック周期ごとの周波数偏移として算出する周波数偏移算出ステップと、前記周波数偏移算出ステップにより算出された前記周波数偏移を前記所定のクロック周期ごとに累積加算することで、前記変調用波形を発生する累積加算ステップと、を含み、前記変調制御ステップは、前記傾き絶対値出力ステップから出力される前記絶対値を制御する構成であってもよい。
この構成により、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生方法は、変調用波形の1/4周期ごとに出力されるパルス信号のタイミングで変調用波形の周波数偏移の傾きの正負を切り替えるため、所望のスプレッド方式(ダウンスプレッド、センタースプレッド、アッパースプレッドの何れかのスプレッド方式)に応じた変調用波形を生成することができる。
また、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生方法においては、前記累積加算ステップは、前記パルス信号のタイミングにおける前記変調用波形の1周期ごとの先頭の値を所定値にリセットする構成であってもよい。
この構成により、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生方法は、変調用波形の1周期ごとの先頭の値を所定値にリセットするため、累積加算回路の累積加算処理において、変調用波形の1周期ごとに生じるずれが積算されて、変調用波形の周波数偏移の中心周波数が変化してしまうことを防止できる。
また、本発明に係るパルスパターン発生装置は、上記のいずれかのスペクトラム拡散クロック発生器により発生された前記スペクトラム拡散クロック信号を用いてパルスパターン信号を発生する構成である。
この構成により、本発明に係るパルスパターン発生装置は、スペクトラム拡散クロック発生器からのSSC変調信号と外部から入力されるデータ信号とから所望の繰り返しパターンによるパルスパターン信号を発生することができる。
また、本発明に係るパルスパターン発生方法は、上記のいずれかのスペクトラム拡散クロック発生方法により発生された前記スペクトラム拡散クロック信号を用いてパルスパターン信号を発生するステップを含む構成である。
この構成により、本発明に係るパルスパターン発生方法は、スペクトラム拡散クロック発生器からのSSC変調信号と外部から入力されるデータ信号とから所望の繰り返しパターンによるパルスパターン信号を発生することができる。
また、本発明に係る誤り率測定装置は、上記のパルスパターン発生装置と、被試験対象を試験するための試験信号の入力に伴って前記被試験対象から出力される被測定信号と前記試験信号とを比較して、前記被測定信号の誤り率を算出する誤り率算出部と、を備え、前記試験信号は、前記パルスパターン発生装置により発生された前記パルスパターン信号である構成である。
この構成により、本発明に係る誤り率測定装置は、SSC変調信号により変調されたパルスパターン信号を試験信号として用いて、被試験対象の誤り率測定を行うことができる。
また、本発明に係る誤り率測定方法は、上記のパルスパターン発生方法と、被試験対象を試験するための試験信号の入力に伴って前記被試験対象から出力される被測定信号と前記試験信号とを比較して、前記被測定信号の誤り率を算出する誤り率算出ステップと、を含み、前記試験信号は、前記パルスパターン発生方法により発生された前記パルスパターン信号である構成である。
この構成により、本発明に係る誤り率測定方法は、SSC変調信号により変調されたパルスパターン信号を試験信号として用いて、被試験対象の誤り率測定を行うことができる。
本発明は、規格に応じた任意の周波数偏移のSSC変調を行うことができるスペクトラム拡散クロック発生器及びスペクトラム拡散クロック発生方法、パルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法、並びに、誤り率測定装置及び誤り率測定方法を提供するものである。
本発明の第1の実施形態に係るSSC発生器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るSSC発生器が備える変調用波形発生器による定常状態のSSC変調用の三角波の生成を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るSSC発生器が備える変調用波形発生器により発生される変調用波形の一例を示すグラフである。 (a)は時間区間ごとの変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値の一例を示す表であり、(b)は可変区間(第2区間)における変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値の一例を示す表である。 本発明の第1の実施形態に係るSSC発生器が備える変調用波形発生器によるトレーニング中のSSC変調用の変調用波形の生成を示す説明図であって、(a)は第1区間におけるSSC変調用の変調用波形の生成を示しており、(b)は第2区間におけるSSC変調用の変調用波形の生成を示している。 (a)は従来の累積加算回路における周期ごとの出力のずれを示す説明図であり、(b)は本発明の第1の実施形態における累積加算回路における周期ごとの出力のずれの補正処理を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るSSC発生器を用いるSSC発生方法の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る誤り率測定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る誤り率測定装置が備えるパルスパターン発生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るパルスパターン発生方法及び誤り率測定方法の処理を示すフローチャートである。 リンク状態管理機構のステート遷移を示す図である。 (a)は定常状態におけるダウンスプレッド方式のSSC変調信号を発生するための三角波の波形を示すグラフであり、(b)はトレーニング中の状態におけるダウンスプレッド方式のSSC変調信号を発生するための変調用波形を示すグラフである。
以下、本発明に係るスペクトラム拡散クロック発生器及びスペクトラム拡散クロック発生方法、パルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法、並びに、誤り率測定装置及び誤り率測定方法の実施形態について図面を用いて説明する。以下では、USB4の規格を例に挙げて説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係るスペクトラム拡散クロック発生器(以下、「SSC発生器」とも称する)1は、基準信号発生源10と、変調用波形発生器20と、変調部30と、操作部40と、表示部41と、制御部42と、を備える。
基準信号発生源10は、基準周波数Fcの基準信号(クロック信号)を発生するようになっている。基準周波数Fcは、例えば数GHz程度の周波数である。
変調用波形発生器20は、基準信号に対してSSC変調を行うための変調用波形を発生するものであり、パルス信号出力部21と、周波数偏移方向情報出力部22と、傾き絶対値出力部23と、傾き出力部24と、周波数偏移算出部25と、累積加算回路26と、を含む。
パルス信号出力部21は、変調用波形の1/4周期ごとに、変調周波数情報としてのパルス信号を出力するようになっている。ここで、変調用波形の変調周波数は、USB4の場合、30~33kHzの範囲で設定可能である。
周波数偏移方向情報出力部22は、パルス信号出力部21から出力されたパルス信号のタイミング、すなわち変調用波形の1/4周期ごとに、変調用波形の周波数偏移の傾きの正負を表す+1又は-1の値からなる周波数偏移方向情報を出力するようになっている。例えば、USB4のダウンスプレッドの場合の周波数偏移方向情報は、-1,-1,+1,+1となる。
傾き絶対値出力部23は、変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を出力するようになっている。この傾きは、ユーザによる操作部40への操作入力により指定される変調周波数や任意の時間区間ごとの周波数偏移の振幅に応じて決まる。
傾き出力部24は、周波数偏移方向情報出力部22から出力された周波数偏移方向情報と、傾き絶対値出力部23から出力された変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を掛け合わせて得られる値、すなわち、変調用波形の周波数偏移の傾きを出力するようになっている。
周波数偏移算出部25は、傾き出力部24から出力された変調用波形の周波数偏移の傾きに所定のクロック周期Tclkを掛けた値を、所定のクロック周期Tclkごとの周波数偏移として算出するようになっている。
累積加算回路26は、周波数偏移算出部25により算出された周波数偏移を所定のクロック周期Tclkごとに累積加算することで、変調用波形を発生するようになっている。なお、パルス信号出力部21、周波数偏移方向情報出力部22、傾き絶対値出力部23、傾き出力部24、周波数偏移算出部25、及び累積加算回路26には、上記の所定のクロック周期Tclkを与える動作クロックが外部から入力される。
図2は、変調用波形発生器20による定常状態の変調用波形(三角波)の生成手順を示している。以下、変調用波形発生器20がUSB4のダウンスプレッド方式のSSC変調信号を発生する場合を例に挙げて説明する。また、変調周波数を32kHz、周波数偏移の振幅を5000ppmとする。この場合、周波数偏移の傾きの絶対値は、0.32ppm/nsとなる。
まず、図2の最上段に示すように、パルス信号出力部21は、変調用波形の1/4周期ごとに、変調周波数情報としてのパルス信号を出力する。ここで、変調用波形の1周期は31250nsである。
次に、図2の2段目に示すように、周波数偏移方向情報出力部22は、変調用波形の1/4周期ごとに-1,-1,+1,+1となるダウンスプレッド方式の周波数偏移方向情報を出力する。
次に、傾き絶対値出力部23は、変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値として、0.32ppm/nsを出力する。これにより、図2の3段目に示すように、傾き出力部24は、変調用波形の周波数偏移の傾きとして、-0.32ppm/ns又は+0.32ppm/nsを出力する。
次に、周波数偏移算出部25は、-0.32×Tclk又は+0.32×Tclkを、所定のクロック周期Tclkごとの周波数偏移として累積加算回路26に出力する。累積加算回路26は、-0.32×Tclk又は+0.32×Tclkを所定のクロック周期Tclkごとに累積加算することで、図2の最下段に示すような変調用波形(三角波)を発生する。
次に、変調用波形発生器20によるトレーニング中の変調用波形の生成について説明する。例えば、USB4の規格で求められているトレーニング中の変調用波形は、変調周波数32kHzにおいて図3に示すようなものである。
USB4の規格では、周波数偏移は、SSC変調が開始されるまで-300~300ppm、SSC変調の開始から200ns経過したときに-1400ppm、SSC変調の開始から1000ns経過したときに-2200ppmとなっている。
図3の例において、0~31250nsの時間区間を第1区間、31250~62500nsの時間区間を第2区間、62500~93750nsの時間区間を第3区間、93750~125000nsの時間区間を第4区間と呼ぶことにすると、各時間区間の周波数偏移の傾きの絶対値は、図4(a)のように与えられる。
すなわち、第1区間の周波数偏移の傾きの絶対値は0ppm/nsである。第2区間の周波数偏移の傾きの絶対値は、0~2/4周期で可変、2/4~4/4周期で0.32ppm/nsである。第3区間及び第4区間の周波数偏移の傾きの絶対値は0.32ppm/nsである。つまり、第2区間の2/4周期から第4区間までは、定常状態と同様のSSC変調が行われる。なお、トレーニング中は、上記の第1区間から第4区間までの波形が繰り返されることになる。
図4(b)は、可変区間である第2区間の0~2/4周期の周波数偏移の傾きの絶対値の一例を示している。すなわち、第2区間の0~200nsの周波数偏移の傾きの絶対値は7ppm/nsである。第2区間の200ns~1000nsの周波数偏移の傾きの絶対値は1ppm/nsである。第2区間の1000ns~2/4周期の周波数偏移の傾きの絶対値は約0.191ppm/nsである。ここで、0.191は、小数点第4位で四捨五入をした値である。
図5(a)は、変調用波形発生器20によるトレーニング中の第1区間の変調用波形の生成手順を示している。
まず、図5(a)の最上段に示すように、パルス信号出力部21は、変調用波形の1/4周期ごとに、変調周波数情報としてのパルス信号を出力する。
次に、図5(a)の2段目に示すように、周波数偏移方向情報出力部22は、変調用波形の1/4周期ごとに-1,-1,+1,+1となるダウンスプレッド方式の周波数偏移方向情報を出力する。
次に、傾き絶対値出力部23は、変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値として、0ppmを出力する。これにより、図5(a)の3段目に示すように、傾き出力部24は、変調用波形の周波数偏移の傾きとして、0ppmを出力する。
次に、周波数偏移算出部25は、0×Tclkを、所定のクロック周期Tclkごとの周波数偏移として累積加算回路26に出力する。累積加算回路26は、0×Tclkを所定のクロック周期Tclkごとに累積加算することで、図5(a)の最下段に示すような変調用波形を発生する。
図5(b)は、変調用波形発生器20によるトレーニング中の第2区間の変調用波形の生成手順を示している。
まず、図5(b)の最上段に示すように、パルス信号出力部21は、変調用波形の1/4周期ごとに、変調周波数情報としてのパルス信号を出力する。
次に、図5(b)の2段目に示すように、周波数偏移方向情報出力部22は、変調用波形の1/4周期ごとに-1,-1,+1,+1となるダウンスプレッド方式の周波数偏移方向情報を出力する。
次に、傾き絶対値出力部23は、変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値として、図4に示した値、すなわち、0~200nsで7ppm/ns、200ns~1000nsで1ppm/ns、1000ns~2/4周期で約0.191ppm/ns、2/4~4/4周期で0.32ppm/nsを出力する。これにより、図5(b)の3段目に示すように、傾き出力部24は、変調用波形の周波数偏移の傾きとして、それぞれ-7ppm/ns,-1ppm/ns,約-0.191ppm/ns,0.32ppm/nsを出力する。
次に、周波数偏移算出部25は、-7×Tclk,-1×Tclk,約-0.191×Tclk,0.32ppm×Tclkを、所定のクロック周期Tclkごとの周波数偏移として累積加算回路26に出力する。累積加算回路26は、-7×Tclk,-1×Tclk,約-0.191×Tclk,0.32ppm×Tclkを所定のクロック周期Tclkごとに累積加算することで、図5(b)の最下段に示すような変調用波形を発生する。なお、累積加算回路26は、第3区間及び第4区間においては、定常状態の三角波と同じ変調用波形を出力する。
図1に示す制御部42は、変調用波形の周波数偏移とその傾きを任意の時間区間において任意に制御可能な変調制御部42aを含む。例えば、変調制御部42aは、傾き絶対値出力部23から出力される変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を任意の時間区間において任意に制御する。また、変調制御部42aは、変調用波形発生器20を構成する上記各部の動作を制御するようになっている。
例えば、変調制御部42aは、ユーザによる操作部40への操作入力により指定される変調周波数に応じたパルス信号を、パルス信号出力部21から出力させる。また、変調制御部42aは、ユーザによる操作部40への操作入力により指定されるスプレッド方式(ダウンスプレッド、センタースプレッド、アッパースプレッドの何れかのスプレッド方式)に応じて、パルス信号のタイミングで周波数偏移方向情報出力部22から周波数偏移方向情報を出力させる。また、変調制御部42aは、ユーザによる操作部40への操作入力により指定される変調周波数や任意の時間区間ごとの周波数偏移の振幅に応じた、時間区間ごとの変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を傾き絶対値出力部23から出力させる。
また、変調制御部42aは、変調用波形の先頭における周波数偏移の値を累積加算回路26に設定するようになっている。既に述べたように、USB4の規格の要求では、第1区間における周波数偏移を-300~300ppmの範囲で任意に設定可能であるが、本実施形態ではこの範囲に限定されず、例えば、周波数偏移を-1000~1000ppmの範囲で設定可能としてもよい。
ところで、累積加算回路26においては、動作クロックの分解能や、使用可能なビット数の制限などによって、変調用波形の1周期ごとの先頭(若しくは最後尾)で出力が元の値に正しく戻らないことが起こり得る。このような場合、図6(a)に示すように、時間の経過とともに元の値からのずれが積算されて、周波数偏移の中心周波数が変化してしまうという問題がある。そこで、累積加算回路26は、図6(b)に示すように、パルス信号出力部21から出力されるパルス信号のタイミングにおける変調用波形の1周期ごとの値を所定値にリセットするようになっている。例えば、累積加算回路26は、変調用波形の1周期ごとの先頭(若しくは最後尾)の値を-1000~1000ppmの範囲の一定の所定値(例えば、0ppm)にリセットしてもよい。
図1に示す変調部30は、変調用波形発生器20の累積加算回路26から出力された変調用波形で基準信号発生源10から出力された基準信号を周波数変調してSSC変調信号を発生するものであり、加算器31を含んで構成される。
加算器31は、基準信号発生源10から入力される基準信号と、変調用波形発生器20から入力される変調用波形とを加算することにより、周波数をスペクトラム拡散したSSC変調信号を出力する。
操作部40は、ユーザによる操作入力を受け付けるためのものであり、例えば表示部41の表示画面に対応する入力面への接触操作による接触位置を検出するためのタッチセンサを備えるタッチパネルで構成される。操作部40は、ユーザが表示画面に表示されている特定の項目の位置を指やスタイラス等で触れた際に、タッチセンサが表示画面上で検出した位置と項目の位置との一致を認識することにより、各項目に割り当てられた機能を実行するための信号を制御部42に出力する。
また、操作部40は、所望の規格に応じたスペクトラム拡散が施されたSSC変調信号を発生するために必要な設定情報として、スプレッド方式の選択、変調周波数(例えば32kHz)、基準信号発生源10から出力される基準信号の基準周波数Fc、任意の時間区間ごとの周波数偏移(基準周波数Fcに対する変調の割合)などの設定を行う。
表示部41は、液晶ディスプレイやCRT等の表示機器で構成され、制御部42による表示制御に基づき、SSC発生器1に関する設定項目画面や、設定項目画面において各種条件を設定するためのボタン、ソフトキー、プルダウンメニュー、テキストボックスなどの操作対象の表示を行うようになっている。
制御部42は、例えばCPU、ROM、RAM、HDDなどを含むマイクロコンピュータ又はパーソナルコンピュータ等で構成され、SSC発生器1を構成する上記各部の動作を制御するものであって、上述の変調制御部42aを含む。また、制御部42は、ROM等に記憶された所定のプログラムをRAMに移して実行することにより、変調用波形発生器20の少なくとも一部をソフトウェア的に構成することが可能である。なお、変調用波形発生器20の少なくとも一部は、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのデジタル回路で構成することも可能である。あるいは、変調用波形発生器20の少なくとも一部は、デジタル回路によるハードウェア処理と所定のプログラムによるソフトウェア処理とを適宜組み合わせて構成することも可能である。
以下、本実施形態のSSC発生器1を用いるスペクトラム拡散クロック発生方法について、図7のフローチャートを参照しながらその処理の一例を説明する。
まず、ユーザによる操作部40への操作入力により、SSC変調に関する各種情報、すなわち、所望の規格、スプレッド方式、基準周波数Fc、変調用波形の変調周波数、任意の時間区間ごとの変調用波形の周波数偏移の振幅などの情報が入力される(ステップS1)。
次に、変調制御部42aは、ステップS1でユーザにより入力された各種情報を、基準信号発生源10や変調用波形発生器20に設定する(変調制御ステップS2)。この変調制御ステップS2は、ステップS4以降の処理によって生成される変調用波形の周波数偏移とその傾きを、任意の時間区間において任意に制御可能とするためのステップである。例えば、変調制御ステップS2は、後述する傾き絶対値出力ステップS6から出力される変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を任意の時間区間において任意に制御する。
次に、基準信号発生源10は、基準周波数Fcの基準信号を発生する(基準信号発生ステップS3)。
次に、パルス信号出力部21は、変調制御部42aにより設定された変調周波数の変調用波形の1/4周期ごとに、変調周波数情報としてのパルス信号を出力する(パルス信号出力ステップS4)。
次に、周波数偏移方向情報出力部22は、パルス信号出力部21から出力されるパルス信号のタイミングで、変調用波形の1/4周期ごとに変調用波形の周波数偏移の傾きの正負を表す周波数偏移方向情報を出力する(周波数偏移方向情報出力ステップS5)。
次に、傾き絶対値出力部23は、変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を出力する(傾き絶対値出力ステップS6)。
次に、傾き出力部24は、周波数偏移方向情報出力部22から出力された周波数偏移方向情報と、傾き絶対値出力部23から出力された変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を掛け合わせて得られる、変調用波形の周波数偏移の傾きを出力する(傾き出力ステップS7)。
次に、周波数偏移算出部25は、傾き出力ステップS7から出力された変調用波形の周波数偏移の傾きに所定のクロック周期Tclkを掛けた値を、所定のクロック周期Tclkごとの周波数偏移として算出する(周波数偏移算出ステップS8)。
次に、累積加算回路26は、周波数偏移算出ステップS8により算出された周波数偏移を所定のクロック周期Tclkごとに累積加算することで、変調用波形を発生する(累積加算ステップS9)。なお、この累積加算ステップS9は、パルス信号出力部21から出力されるパルス信号のタイミングにおける変調用波形の1周期ごとの先頭の値を所定値にリセットするようになっている。
次に、変調部30は、累積加算回路26から出力された変調用波形で基準信号発生源10から出力された基準信号を周波数変調してSSC変調の掛かった信号(SSC変調信号)を発生する(変調ステップS10)。
次に、制御部42は、SSC変調を停止する指示が操作部40に入力されたか否かを判断する(ステップS11)。SSC変調を停止する指示が操作部40に入力されていない場合には、引き続きステップS5以降の処理が実行される。一方、SSC変調を停止する指示が操作部40に入力された場合には、制御部42は、上記一連のスペクトラム拡散クロック発生処理を終了する。
なお、ステップS4~S9は、変調用波形を発生する変調用波形発生ステップに相当する。所望の規格がUSB4である場合、変調用波形発生ステップは、ダウンスプレッド方式のSSC変調信号を変調ステップS10により発生させるための変調用波形を発生する。
以上説明したように、本実施形態に係るSSC発生器1は、変調用波形の周波数偏移とその傾きを任意の時間区間において任意に制御可能であるため、変調用波形の傾きを適切なタイミングで時間変動させて、規格に応じた任意の周波数偏移のSSC変調を行うことができる。
さらに、本実施形態に係るSSC発生器1は、変調用波形の周波数偏移とその傾きを時間区間ごとに変化させることができるため、USB4に限らず、今後策定される様々なハイスピードシリアルバス規格への応用も可能である。
また、本実施形態に係るSSC発生器1は、変調用波形の1/4周期ごとに出力されるパルス信号のタイミングで変調用波形の周波数偏移の傾きの正負を切り替えるため、所望のスプレッド方式(ダウンスプレッド、センタースプレッド、アッパースプレッドの何れかのスプレッド方式)に応じた変調用波形を生成することができる。
また、本実施形態に係るSSC発生器1は、変調用波形の1周期ごとの先頭の値を所定値にリセットするため、累積加算回路26の累積加算処理において、変調用波形の1周期ごとに生じるずれが積算されて、変調用波形の周波数偏移の中心周波数が変化してしまうことを防止できる。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態に係るパルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法、並びに、誤り率測定装置及び誤り率測定方法について、図面を参照しながら説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。また、第1の実施形態と同様の動作についても適宜説明を省略する。
図8に示すように、第2の実施形態に係る誤り率測定装置100は、DUT200から送信される被測定信号のBERを測定するものであって、パルスパターン発生装置50と、データ記憶部51と、信号受信部52と、同期検出部53と、誤り率算出部54と、操作部55と、表示部56と、制御部57と、を備える。
データ記憶部51は、RAMなどのメモリによって構成され、基準になるデータ信号(低レベル電圧:「0」と高レベル電圧:「1」のデータ)をあらかじめ記憶している。
図9に示すように、パルスパターン発生装置50は、スペクトラム拡散されたSSC変調信号を用いて所望のパルスパターン信号を発生するものであり、第1の実施形態のSSC発生器1と、パルスパターン発生部2と、を備える。
パルスパターン発生装置50は、データ記憶部51から読み込んだデータ信号を、SSC発生器1により発生されたSSC変調信号を用いて変調することにより、パルスパターン信号を生成する。そして、パルスパターン発生装置50は、このようにして生成されたパルスパターン信号を試験信号としてDUT200に送信するようになっている。このとき、DUT200は、パルスパターン発生装置50から送信されたパルスパターン信号を受信して、受信したパルスパターン信号を被測定信号として信号受信部52に送信する。
パルスパターン発生部2は、SSC発生器1により発生されたSSC変調信号と、データ記憶部51から入力されるデータ信号を入力とし、データ信号をSSC変調信号で変調した所望の繰り返しパターンによるパルスパターン信号を発生するようになっている。例えば、パルスパターン発生部2は、DUT200に入力する既知パターンのパルスパターン信号(試験信号)として、SSC変調信号により変調されたPRBS(Pseudo-Random Bit Sequence:擬似ランダム・ビット・シーケンス)パターン、繰り返し信号としての0,1の連続パターン、任意のパターンからなるプログラマブルパターンを発生する。
信号受信部52は、DUT200から送信された被測定信号を受信し、受信した被測定信号を同期検出部53に出力するようになっている。
同期検出部53は、データ記憶部51から読み込んだデータ信号と、信号受信部52から出力された被測定信号との同期を取るようになっている。そして、同期検出部53は、同期が取れた状態の被測定信号を誤り率算出部54に出力する。
誤り率算出部54は、DUT200を試験するための試験信号の入力に伴ってDUT200から出力される被測定信号と試験信号とを比較して、被測定信号の誤り率を算出するものである。例えば、誤り率算出部54は、同期検出部53から出力された被測定信号と、データ記憶部51に記憶されているデータ信号とを順次比較することにより、被測定信号の誤りビットを検出するとともに、被測定信号のBERを算出するようになっている。
操作部55は、ユーザによる操作入力を受け付けるためのものであり、第1の実施形態における操作部40と同様に構成され、ユーザによる表示部56の表示画面に対応する入力面への接触操作が制御部57に通知されるようになっている。
表示部56は、第1の実施形態における表示部41と同様に構成され、制御部57による表示制御に基づき、誤り率算出部54により算出された被測定信号のBERなどの各種表示内容を表示するようになっている。
制御部57は、第1の実施形態における制御部42と同様に構成され、誤り率測定装置100を構成する上記各部の動作を制御するようになっている。また、制御部57は、ROM等に記憶された所定のプログラムをRAMに移して実行することにより、誤り率算出部54の少なくとも一部をソフトウェア的に構成することが可能である。なお、誤り率算出部54の少なくとも一部は、FPGAやASICなどのデジタル回路で構成することも可能である。あるいは、誤り率算出部54の少なくとも一部は、デジタル回路によるハードウェア処理と所定のプログラムによるソフトウェア処理とを適宜組み合わせて構成することも可能である。
なお、本実施形態における操作部55、表示部56、及び制御部57は、それぞれ第1の実施形態における操作部40、表示部41、及び制御部42を兼ねていてもよい。
DUT200は、リンク状態管理機構を搭載しており、リンク状態管理機構が例えば図11に示すような任意のステートに遷移した状態で、誤り率測定装置100から入力された試験信号を誤り率測定装置100の被測定信号として出力する(折り返す)ようになっている。DUT200が対応する規格の例としては、PCIe Gen1~4、USB3.1~4、CEI(Common Electrical Interface)、Ethernet(登録商標)、InfiniBandなどが挙げられる。
DUT200は、信号受信部210と、信号送信部220と、を含む。さらに、信号受信部210は、クロック再生回路211と、データ抽出部212と、を含む。
クロック再生回路211は、誤り率測定装置100から送信された試験信号から再生クロック信号を生成する。データ抽出部212は、クロック再生回路211から出力される再生クロック信号を動作クロックとして使用して、誤り率測定装置100から入力された試験信号のデータを抽出し、抽出したデータを信号送信部220に出力する。例えば、データ抽出部212は、少なくとも1つの0/1判定器を有しており、各0/1判定器にクロック再生回路211からの再生クロック信号が入力されることで、誤り率測定装置100から送信された試験信号のレベルの判定を再生クロック信号のタイミングで行うことができる。
信号送信部220は、データ抽出部212により抽出された試験信号のデータを被測定信号として誤り率測定装置100に出力するようになっている。
以下、本実施形態のパルスパターン発生方法及び誤り率測定方法について、図10のフローチャートを参照しながらその処理の一例を説明する。
まず、パルスパターン発生装置50のSSC発生器1は、SSC変調信号を発生する(ステップS21)。
次に、パルスパターン発生装置50のパルスパターン発生部2は、データ記憶部51から読み込んだデータ信号をSSC変調信号で変調して、所望の繰り返しパターンによるパルスパターン信号を発生する(ステップS22)。
次に、誤り率算出部54は、DUT200を試験するための試験信号の入力に伴ってDUT200から出力される被測定信号と試験信号とを比較して、被測定信号の誤り率を算出する(誤り率算出ステップS23)。ここで、試験信号は、ステップS22により発生されたパルスパターン信号である。
以上説明したように、本実施形態に係るパルスパターン発生装置50は、SSC発生器1からのSSC変調信号とデータ記憶部51から入力されるデータ信号とから所望の繰り返しパターンによるパルスパターン信号を発生することができる。
また、本実施形態に係る誤り率測定装置100は、SSC変調信号により変調されたパルスパターン信号を試験信号として用いて、DUT200の誤り率測定を行うことができる。
1 SSC発生器
2 パルスパターン発生部
10 基準信号発生源
20 変調用波形発生器
21 パルス信号出力部
22 周波数偏移方向情報出力部
23 傾き絶対値出力部
24 傾き出力部
25 周波数偏移算出部
26 累積加算回路
30 変調部
42a 変調制御部
50 パルスパターン発生装置
51 データ記憶部
52 信号受信部
53 同期検出部
54 誤り率算出部
100 誤り率測定装置
200 DUT
210 信号受信部
211 クロック再生回路
212 データ抽出部
220 信号送信部

Claims (10)

  1. 基準信号を発生する基準信号発生源(10)と、
    変調用波形を発生する変調用波形発生器(20)と、
    前記変調用波形で前記基準信号を周波数変調してスペクトラム拡散クロック信号を発生する変調部(30)と、
    前記変調用波形の周波数偏移とその傾きを任意の時間区間において任意に制御可能である変調制御部(42a)と、を備えることを特徴とするスペクトラム拡散クロック発生器。
  2. 前記変調用波形発生器は、
    前記変調用波形の1/4周期ごとにパルス信号を出力するパルス信号出力部(21)と、
    前記パルス信号のタイミングで前記変調用波形の周波数偏移の傾きの正負を表す周波数偏移方向情報を出力する周波数偏移方向情報出力部(22)と、
    前記変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を出力する傾き絶対値出力部(23)と、
    前記周波数偏移方向情報と前記絶対値を掛け合わせて得られる前記傾きを出力する傾き出力部(24)と、
    前記傾き出力部から出力された前記傾きに所定のクロック周期を掛けた値を、前記所定のクロック周期ごとの周波数偏移として算出する周波数偏移算出部(25)と、
    前記周波数偏移算出部により算出された前記周波数偏移を前記所定のクロック周期ごとに累積加算することで、前記変調用波形を発生する累積加算回路(26)と、を含み、
    前記変調制御部は、前記傾き絶対値出力部から出力される前記絶対値を制御することを特徴とする請求項1に記載のスペクトラム拡散クロック発生器。
  3. 前記累積加算回路は、前記パルス信号のタイミングにおける前記変調用波形の1周期ごとの先頭の値を所定値にリセットすることを特徴とする請求項2に記載のスペクトラム拡散クロック発生器。
  4. 基準信号を発生する基準信号発生ステップ(S3)と、
    変調用波形を発生する変調用波形発生ステップ(S4~S9)と、
    前記変調用波形で前記基準信号を周波数変調してスペクトラム拡散クロック信号を発生する変調ステップ(S10)と、
    前記変調用波形の周波数偏移とその傾きを任意の時間区間において任意に制御可能である変調制御ステップ(S2)と、を含むことを特徴とするスペクトラム拡散クロック発生方法。
  5. 前記変調用波形発生ステップは、
    前記変調用波形の1/4周期ごとにパルス信号を出力するパルス信号出力ステップ(S4)と、
    前記パルス信号のタイミングで前記変調用波形の周波数偏移の傾きの正負を表す周波数偏移方向情報を出力する周波数偏移方向情報出力ステップ(S5)と、
    前記変調用波形の周波数偏移の傾きの絶対値を出力する傾き絶対値出力ステップ(S6)と、
    前記周波数偏移方向情報と前記絶対値を掛け合わせて得られる前記傾きを出力する傾き出力ステップ(S7)と、
    前記傾き出力ステップから出力された前記傾きに所定のクロック周期を掛けた値を、前記所定のクロック周期ごとの周波数偏移として算出する周波数偏移算出ステップ(S8)と、
    前記周波数偏移算出ステップにより算出された前記周波数偏移を前記所定のクロック周期ごとに累積加算することで、前記変調用波形を発生する累積加算ステップ(S9)と、を含み、
    前記変調制御ステップは、前記傾き絶対値出力ステップから出力される前記絶対値を制御することを特徴とする請求項4に記載のスペクトラム拡散クロック発生方法。
  6. 前記累積加算ステップは、前記パルス信号のタイミングにおける前記変調用波形の1周期ごとの先頭の値を所定値にリセットすることを特徴とする請求項5に記載のスペクトラム拡散クロック発生方法。
  7. 前記請求項1から請求項3のいずれかに記載のスペクトラム拡散クロック発生器により発生された前記スペクトラム拡散クロック信号を用いてパルスパターン信号を発生することを特徴とするパルスパターン発生装置。
  8. 前記請求項4から請求項6のいずれかに記載のスペクトラム拡散クロック発生方法により発生された前記スペクトラム拡散クロック信号を用いてパルスパターン信号を発生するステップ(S22)を含むことを特徴とするパルスパターン発生方法。
  9. 前記請求項7に記載のパルスパターン発生装置(50)と、
    被試験対象(200)を試験するための試験信号の入力に伴って前記被試験対象から出力される被測定信号と前記試験信号とを比較して、前記被測定信号の誤り率を算出する誤り率算出部(54)と、を備え、
    前記試験信号は、前記パルスパターン発生装置により発生された前記パルスパターン信号であることを特徴とする誤り率測定装置。
  10. 前記請求項8に記載のパルスパターン発生方法と、
    被試験対象(200)を試験するための試験信号の入力に伴って前記被試験対象から出力される被測定信号と前記試験信号とを比較して、前記被測定信号の誤り率を算出する誤り率算出ステップ(S23)と、を含み、
    前記試験信号は、前記パルスパターン発生方法により発生された前記パルスパターン信号であることを特徴とする誤り率測定方法。
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