JP5569988B2 - パルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法 - Google Patents

パルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法 Download PDF

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本発明は、例えば試験対象となる光変換部品等の被試験デバイス(DUT:Device Under Test )の誤り率を測定する誤り率測定装置に採用することができ、被試験デバイスに入力するテスト信号として、ユーザが所望するパルスパターンのデータ信号を発生するパルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法に関する。
近年、各種のディジタル通信装置は、ユーザ数の増加やマルチメディア通信の普及に伴い、より大容量の伝送能力が求められている。そして、これらのディジタル通信装置におけるディジタル信号の品質評価の指標として、受信データのうち符号誤りが発生した数と受信データの総数との比較として定義されるビット誤り率(Bit Error Rate)が知られている。
そして、上述したビット誤り率を測定する誤り率測定装置で、例えば下記特許文献1などに開示されるように、試験対象となる光変換部品等の被試験デバイスに対して固定データを含むテスト信号を送信し、被試験デバイスを介して入力される被測定信号と基準となる参照信号とをビット単位で比較して被測定信号の誤り率を測定している。
ところで、この種の誤り率測定装置に用いられ、テスト信号としてのパルスパターンのデータ信号を発生するパルスパターン発生装置としては、ユーザが所望とするビットレートのパルスパターンのデータ信号を発生する機能を有するパルスパターン発生モジュールと、パルスパターンのデータ信号の発生に必要なクロックを発生する機能を有するクロック発生モジュールとを備え、機能単位にモジュール化したものが知られている。
このパルスパターン発生装置を機能単位にモジュール化した構成によれば、ユーザが所望とする機能を実現するために必要なモジュールのみを後から追加や交換を行ってシステムを構築できるという利点を有している。
特開2007−274474号公報
ところで、上述した機能単位にモジュール化したパルスパターン発生装置において、所望のパルスパターンのデータ信号を発生するにあたっては、パルスパターンのビットレートの設定をパルスパターン発生モジュールで行い、入力クロック周波数の設定をクロック発生モジュールで行っていた。
また、発生するパルスパターンのデータ信号に所望のジッタを付与したい場合には、ジッタクロック発生モジュールが別途追加されることになるが、この場合には、パルスパターン発生モジュールやクロック発生モジュールの設定だけでなく、ジッタクロック発生モジュールでも設定を行う必要があった。例えばパルスパターン発生モジュールがハーフレートクロックで動作する場合には、1/2のジッタ変調量を加えたクロックが必要になり、データ信号に付加したいジッタ変調量の1/2を算出してジッタ変調量の設定をジッタクロック発生モジュールに行わなければならなかった。さらに具体的な数値を示して説明すると、ビットレート32Gbit/s、ジッタ変調量0.5UIp-p のパルスパターンのデータ信号を発生したい場合には、パルスパターン発生モジュールにビットレートを32Gbit/sに設定する。また、ジッタクロック発生モジュールのジッタ変調量を0.5UIp-p の1/4=0.125UIp-p に設定する。さらに、パルスパターン発生モジュールに入力するクロック発生モジュールのクロック周波数を32GHzの1/4=8GHzに設定する。
このように、パルスパターン発生装置を機能単位でモジュール化した構成では、ユーザが所望するパルスパターンのデータ信号を発生するにあたって、ユーザが所望とするパルスパターンのビットレートに応じて各モジュール毎に独自の設定を行う必要があり、設定作業に手間を要するという課題があった。また、パルスパターンのデータ信号に所望のジッタを付加して出力する場合には、内部クロックの関係を意識して各モジュール毎の設定を行う必要があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、設定作業の手間を軽減して所望のパルスパターンを発生させることができるパルスパターン発生装置及びパルスパターン発生方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載されたパルスパターン発生装置は、パルスパターンを発生するパルスパターン発生モジュール2と、前記パルスパターンの発生に必要なクロックを発生するクロック発生モジュール3とを備えたパルスパターン発生装置1において、
前記パルスパターン発生モジュールは、設定可能なビットレートと入力クロック周波数とを対応付けした連動設定データを記憶しており、自身の設定画面上で前記クロック発生モジュールを連動対象モジュールとして選択し、前記パルスパターンのビットレートが設定されたときに、該ビットレートに対応する入力クロック周波数を前記連動設定データから選択設定し、該選択設定した入力クロック周波数のクロックを前記クロック発生モジュールに要求することを特徴とする。
請求項2に記載されたパルスパターン発生装置は、請求項1のパルスパターン発生装置において、
前記クロック発生モジュール3が発生するクロックにジッタを付加したジッタクロックを発生するジッタクロック発生モジュール4をさらに備え、
前記連動設定データが前記ビットレートと対応付けされたジッタ付加量を含んでおり、
前記パルスパターン発生モジュールは、前記ジッタクロック発生モジュールの設定画面上でジッタ変調量が設定され、自身の設定画面上で前記クロック発生モジュールと前記ジッタクロック発生モジュールが連動対象モジュールとして選択されたときに、前記クロック発生モジュールからのクロックに対し、前記ビットレートに対応するジッタ付加量を前記連動設定データから選択設定し、該選択設定したジッタ付加量を付加したジッタクロックを前記ジッタクロック発生モジュールに要求することを特徴とする。
請求項3に記載されたパルスパターン発生方法は、パルスパターンを発生するパルスパターン発生モジュール2と、前記パルスパターンの発生に必要なクロックを発生するクロック発生モジュール3とを備えたパルスパターン発生装置1のパルスパターン発生方法において、
設定可能なビットレートと入力クロック周波数とを対応付けした連動設定データを記憶しておくステップと、
前記パルスパターン発生モジュールの設定画面上で前記クロック発生モジュールを連動対象モジュールとして選択するとともに、前記パルスパターンのビットレートを設定するステップと、
前記パルスパターンのビットレートが設定されたときに、該ビットレートに対応する入力クロック周波数を前記連動設定データから選択設定するステップと、
前記選択設定した入力クロック周波数のクロックを前記クロック発生モジュールに要求するステップとを含むことを特徴とする。
請求項4に記載されたパルスパターン発生方法は、請求項3のパルスパターン発生方法において、
前記クロック発生モジュール3が発生するクロックにジッタを付加したジッタクロックを発生するジッタクロック発生モジュールの設定画面上でジッタ変調量を設定するステップと、
前記パルスパターン発生モジュールの設定画面上で前記クロック発生モジュールと前記ジッタクロック発生モジュールが連動対象モジュールとして選択されたときに、前記クロック発生モジュールからのクロックに対し、前記ビットレートに対応するジッタ付加量を前記連動設定データから選択設定するステップと、
前記選択設定したジッタ付加量を付加したジッタクロックを前記ジッタクロック発生モジュールに要求するステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、パルスパターン発生モジュール2、クロック発生モジュール3、ジッタクロック発生モジュール4の機能単位にモジュール化された構成において、従来のような各モジュール毎の設定画面から設定を行う必要がなく、パルスパターンの設定と入力クロック周波数の設定とをパルスパターン発生モジュール2の設定画面上で一緒に行うことができ、設定作業の手間を軽減することができる。
また、パルスパターン発生モジュール2、クロック発生モジュール3に加え、ジッタクロック発生モジュール4も連動設定された場合には、ジッタクロック発生モジュール4の設定画面上でジッタ変調量を設定すれば、ユーザが所望する最適なジッタをパルスパターンのデータ信号に付加することが可能となる。これにより、ユーザは、内部クロックの関係を意識することなく、パルスパターンのデータ信号に最適なジッタを付加することができる。
本発明に係るパルスパターン発生装置のブロック構成図である。 本発明に係るパルスパターン発生装置において、パルスパターン発生モジュールとクロック発生モジュールとを連動させる場合の連動設定画面の一例を示す図である。 (a),(b)本発明に係るパルスパターン発生装置において、パルスパターン発生モジュール、クロック発生モジュール、ジッタクロック発生モジュールを連動させる場合の連動設定画面の一例を示す図である。 本発明に係るパルスパターン発生装置の記憶部に記憶される連動設定データの一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。尚、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、この形態に基づいて当業者などによりなされる実施可能な他の形態、実施例及び運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれる。
パルスパターン発生装置1は、例えば試験対象となる光変換部品等の被試験デバイスの誤り率を測定する誤り率測定装置に採用することができ、被試験デバイスに入力するテスト信号として、ユーザが所望するパルスパターンのデータ信号を発生している。
パルスパターン発生装置1は、機能単位にモジュール化した複数のモジュールで構成される。具体的には、図1に示すように、ユーザが所望するパルスパターンのデータ信号を発生する機能を有するパルスパターン発生モジュール2と、パルスパターンのデータ信号の発生に必要なクロックを発生する機能を有するクロック発生モジュール3と、クロック発生モジュール3が発生するクロックに所望のジッタを付加してジッタクロックを発生する機能を有するジッタクロック発生モジュール4とからパルスパターン発生装置1が構成される。
なお、図1の例では、各モジュール2,3,4について、本発明の要部である連動設定の処理に関わる構成要素を図示して説明している。
パルスパターン発生モジュール2は、ユーザが所望するパルスパターンのデータ信号を発生するモジュールであり、操作部2a、表示部2b、記憶部2c、パターン発生部2d、制御部2eを備えている。
操作部2aは、テンキーや各種操作キー、マウスやタッチパネル等のポインティングデバイスで構成される。操作部2aは、後述する図2や図3(a)に示す連動設定画面5の表示部2bへの表示、連動設定画面5における各設定入力項目の選択・設定を行う際に操作される。
表示部2bは、例えば液晶表示器等の表示機器で構成され、モジュール間の連動設定時に、図2や図3(a)に示す連動設定画面5を表示している。この連動設定画面5には、設定入力項目として、パルスパターン発生モジュール2と連動させるモジュール名(図2や図3(a)の「Clock Source」)、ビットレート(図2や図3(a)の「Bit Rate」)が少なくとも表示される。
記憶部2cは、例えば書き換え可能なROMやRAMなどの半導体メモリやHDDなどで構成される。記憶部2cは、クロック発生モジュール3やジッタクロック発生モジュール4との連動設定時に用いる連動設定データを記憶している。
連動設定データは、図2や図3(a)の連動設定画面5で設定可能なビットレート設定値範囲(Bit Rate)を複数に振り分け、それぞれのビットレート設定値範囲の各ビットレート設定値毎に出力クロック周波数、入力クロック周波数、ジッタ付加量(後述するジッタ変調量設定画面6で設定されるジッタ変調量に対する実発生値:クロックへの付加量)、補正係数(パルスパターン発生前にクロックに掛け合わせる係数:ジッタ付加量の逆数)が1対1に対応付けされてテーブル化したものである。
具体的に、図4の例では、連動設定データのビットレート設定値範囲が6つに振り分けられており、それぞれのビットレート設定値範囲における所定ステップ毎のビットレート設定値に対し、出力クロック周波数、入力クロック周波数、ジッタ付加量、補正係数が1対1に対応付けされている。
例えば図2や図3(a)の連動設定画面5において、ビットレートとして25Gbit/sが設定されると、図4の連動設定データのビットレート設定値範囲「12.8000002to25.000000Gbit/s」のビットレート設定値「25.000000Gbit/s」と1対1に対応する出力クロック周波数「12.5GHz」、入力クロック周波数「12.5GHz」、ジッタ付加量:「1/2」、補正係数「2」が選択される。
なお、本例では、連動設定データを図4に示す形式でテーブル化したデータとして用いているが、これに限定されることはなく、それぞれのビットレート設定値範囲における各ステップ毎のビットレート設定値に対し、出力クロック周波数、入力周波数、ジッタ付加量、補正係数が1対1に対応付けされるように数式化しておくこともできる。
パターン発生部2dは、連動設定時に、パルスパターン発生モジュール2の連動設定画面5やジッタクロック発生モジュール3の後述するジッタ変調量設定画面6で設定された設定内容、連動設定データに基づく入力クロック周波数のクロックにより、ユーザが所望するビットレートやジッタ変調量のパルスパターンのデータ信号を発生している。
制御部2eは、操作部2aの操作入力、記憶部2cに記憶された図4の連動設定データに従って、連動設定画面5を表示するべく表示部2bを表示制御したり、所望のビットレートやジッタ変調量のパルスパターンのデータ信号を発生するべくパターン発生部2dを制御している。
また、制御部2eは、パルスパターン発生モジュール2の連動対象モジュールとしてクロック発生モジュール3が連動設定されたときに、図4の連動設定データに基づく入力クロック周波数のクロックをクロック発生モジュール3が発生するべく、クロック発生モジュール3にクロック入力要求を出力している。
さらに、制御部2eは、パルスパターン発生モジュール2の連動対象モジュールとしてクロック発生モジュール3とジッタクロック発生モジュール4が連動設定されたときに、図4の連動設定データに基づく入力周波数のクロックに対してジッタ付加量を付加したジッタクロックをジッタクロック発生モジュール4が発生するべく、ジッタクロック発生モジュール4にジッタ付加要求を出力している。
クロック発生モジュール3は、パルスパターン発生モジュール2からパルスパターンのデータ信号を発生するために必要なクロックを発生するモジュールであり、クロック発生部3a、制御部3bを備えている。
このクロック発生モジュール3は、パルスパターン発生モジュール2の連動対象モジュールとして連動設定され、パルスパターン発生モジュール2からクロック発生要求があったときに、ビットレートに応じて図4の連動設定データから選択される入力クロック周波数のクロックをパルスパターン発生モジュール2に入力するべく、制御部3bがクロック発生部3aを制御している。
ジッタクロック発生モジュール4は、パルスパターン発生モジュール2が発生するパルスパターンにユーザが所望するジッタ変調量を付加したデータ信号を出力するべく、クロック発生モジュール2からのクロックに所定のジッタ付加量を付加してジッタクロックを発生するモジュールであり、操作部4a、表示部4b、ジッタクロック発生部4c、制御部4dを備えている。
操作部4aは、テンキーや各種操作キー、マウスやタッチパネル等のポインティングデバイスで構成される。操作部4aは、後述するジッタ変調量設定画6の表示部2bへの表示、ジッタ変量量設定画面6でジッタ変調量を設定する際に操作される。
表示部4bは、例えば液晶表示器等の表示機器で構成され、図3(b)に示すジッタ変調量設定画面6を表示している。このジッタ変調量設定画面6には、パルスパターン発生モジュール2が発生するパルスパターンのデータ信号に対し、実際に付加されるジッタ変調量の入力項目が表示される。
ジッタクロック発生部4cは、連動設定時に、図3(b)のジッタ変調量設定画面6でジッタ変調量が設定されると、図3(a)の連動設定画面5や図4の連動設定データに基づくクロック発生モジュール3からのクロックに対し、図4の連動設定データからビットレートに応じて選択されるジッタ付加量を付加したジッタクロックを発生している。
制御部4dは、操作部4aの操作入力に従って、ジッタ変量量設定画面6を表示するべく表示部2bの表示を制御をしたり、クロック発生モジュール3からのクロックに対し、連動設定データに基づくジッタ付加量を付加してジッタクロックを発生するジッタクロック発生部4cを制御している。
このように、ジッタクロック発生モジュール4は、クロック発生モジュール3とともにパルスパターン発生モジュール2の連動対象モジュールとして連動設定され、図3(b)のジッタ変調量設定画面6でジッタ変調量が設定されると、パルスパターン発生モジュール2からジッタ付加要求があったときに、図4の連動設定データからビットレートに応じて選択されたクロック発生モジュール3からの入力クロック周波数のクロックに対し、図4の連動設定データからビットレートに応じて選択されたジッタ付加量を付加したジッタクロックをパルスパターン発生モジュール2に入力している。
次に、上記構成によるパルスパターン発生装置1の動作として、ユーザが所望するパルスパターンのデータ信号を連動設定により発生するパルスパターン発生方法について説明する。
まず、パルスパターン発生モジュール2の連動対象モジュールとしてクロック発生モジュール3を連動設定し、所望のビットレートのパルスパターンのデータ信号を発生する方法について説明する。
ユーザは、図2の連動設定画面5において、パルスパターン発生モジュール2と連動させるモジュール名「Clock Source」に対し、連動対象としてクロック発生モジュール3を選択して設定する。続いて、ユーザは、図2の連動設定画面5の「Bit Rate」に対し、所望するビットレートを数値入力する。ユーザが所望するビットレートが例えば「12.5Gbit/s」であれば、図2の連動設定画面5の「Bit Rate」に対し、「12.5」を数値入力する。以上の操作により、パルスパターン発生モジュール2とクロック発生モジュール3との連動設定が終了する。
そして、上記連動設定を終えたパルスパターン発生モジュール2では、図2の連動設定画面5で設定されたビットレートに対応する入力クロック周波数を図5の連動設定データから選択する。例えば図2の連動設定画面5で「Bit Rate」に「12.500000」が設定されていると、図4の連動設定データのビットレート設定値範囲「6.400002to12.500000Gbit/s」からビットレート「12.5Gbit/s」に対応する入力クロック周波数「6.25GHz」が選択される。
そして、パルスパターン発生モジュール2は、選択した入力クロック周波数のクロックをクロック発生モジュール3が発生するべく、クロック発生モジュール3にクロック発生要求を出力する。クロック発生モジュール3は、パルスパターン発生モジュール2からクロック発生要求があると、選択された入力クロック周波数のクロックをパルスパターン発生モジュール2に入力する。これにより、パルスパターン発生モジュール2は、クロック発生モジュール3からの入力クロック周波数のクロックを用いて、ユーザが所望するビットレートのパルスパターンのデータ信号を発生して出力する。
次に、パルスパターン発生モジュール2の連動対象モジュールとして、クロック発生モジュール3とジッタクロック発生モジュール4を連動設定し、所望のビットレート、ジッタ変調量のパルスパターンのデータ信号を発生する方法について説明する。
ユーザは、図2の連動設定画面5のパルスパターン発生モジュール2と連動させるモジュール名「Clock Source」に対し、連動対象としてクロック発生モジュール3とジッタクロック発生モジュール4を選択する。なお、本例では、ジッタクロック発生モジュール4を選択すれば、同時にクロック発生モジュール3も自動選択されるようになっている。続いて、ユーザは、図2の連動設定画面5の「Bit Rate」に対し、所望するビットレートを数値入力する。例えばユーザが所望するビットレートが「32Gbit/s」であれば、連動設定画面5の「Bit Rate」に対し、「32.000000」を数値入力する。また、ジッタクロック発生モジュール4のジッタ変調量設定画面6において、ジッタ変調量を数値入力する。例えばユーザが所望するジッタ変調量が「0.5UIp-p 」であれば、図3(b)に示すように、ジッタ変調量設定画面6の「Amplitude」に対し、「0.500」を数値入力する。以上の操作により、パルスパターン発生モジュール2、クロック発生モジュール3、ジッタクロック発生モジュール4の連動設定が終了する。
そして、上記連動設定を終えたパルスパターン発生モジュール2では、図2の連動設定画面5で設定されたビットレートに対応する入力クロック周波数を図5の連動設定データから選択する。例えば図3(a)に示すように、連動設定画面5で「Bit Rate」に「32.000000」が設定されていれば、図4の連動設定データのビットレート設定値範囲「30.000004to32.100000Gbit/s」からビットレート「32Gbit/s」に対応する入力クロック周波数「8GHz」、ジッタ付加量「1/2」、補正係数「2」が選択される。
そして、パルスパターン発生モジュール2は、選択した入力クロック周波数のクロックをクロック発生モジュール3が発生するべく、クロック発生モジュール3にクロック発生要求を出力する。また、パルスパターン発生モジュール2は、クロック発生モジュール3からの連動設定データに基づく入力周波数のクロックに対し、選択したジッタ付加量を付加したジッタクロックをジッタクロック発生モジュール4が発生するべく、ジッタクロック発生モジュール4にジッタ付加要求を出力する。
これにより、クロック発生モジュール3は、パルスパターン発生モジュール2からクロック発生要求があると、選択された入力クロック周波数のクロックをジッタクロック発生モジュール4に入力する。また、ジッタクロック発生モジュール4は、パルスパターン発生モジュール2からジッタ付加要求があると、クロック発生モジュール3からのクロックに対し、選択されたジッタ付加量を付加したジッタクロックをパルスパターン発生モジュール2に入力する。そして、パルスパターン発生モジュール2は、ジッタクロック発生モジュール4からジッタクロックが入力されると、このジッタクロックに補正係数を掛け合わせたジッタクロックを用いて、ユーザが所望するビットレート及びジッタ変調量のパルスパターンのデータ信号を発生して出力する。
以下、パルスパターン発生モジュール2、クロック発生モジュール3、ジッタクロック発生モジュール4を連動設定してパルスパターンのデータ信号を発生する場合の具体例(例1、例2)について説明する。
(例1)パルスパターンのビットレート「32Gbit/s」、ジッタ変調量「0.5UIp-p 」のデータ信号を発生させたい場合、ユーザは、パルス発生モジュール2の連動設定画面5において、図3(a)に示すように、「Clock Souce」で「ジッタクロック発生モジュール」を選択し、連動対象モジュールをクロック発生モジュール3とジッタクロック発生モジュール4に設定する。また、「Bit Rate」に「32.000000」を数値入力し、ビットレートを「32Gbit/s」に設定する。また、ジッタクロック発生モジュール4のジッタ変調量設定画面6において、図3(b)に示すように、「Amplitude」に「0.500」を数値入力し、ジッタ変調量を「0.5UIp-p 」に設定する。
パルスパターン発生モジュール2は、上記設定がなされると、図4の連動設定データにおいて、ビットレート「32Gbit/s」に対応する出力クロック周波数「8GHz」、入力クロック周波数「8GHz」、ジッタ付加量「1/4」、補正係数「4」を選択設定する。これにより、実際の内部動作では、クロック発生モジュール3からジッタクロック発生モジュール4を介してパルスパターン発生モジュール2に入力されるジッタクロックが30GHzの1/4=7.5GHzとなり、ジッタ変量量が0.5UIp-p の1/4=0.125UIp-p となる。そして、パルスパターン発生モジュール2では、パルスパターンを発生する前にジッタクロックに補正係数「4」を掛け合わせて30GHzに戻し、このジッタクロック30GHzによりジッタ変量量が0.5UIp-p のデータ信号を出力する。
なお、連動設定しない場合には、パルス発生モジュール2の設定画面でビットレートを設定し、ジッタクロック発生モジュール4の設定画面において、ジッタ変調量を0.5UIp-p の1/4=0.125UIp-p を設定し、クロック発生モジュール3がパルスパターン発生モジュール2に入力するクロックを32GHzの1/4=8GHzに設定する必要がある。
(例2)パルスパターンのビットレート「25Gbit/s」、ジッタ変調量「0.5UIp-p 」のデータ信号を発生させたい場合、ユーザは、パルス発生モジュール2の連動設定画面5において、図3(a)に示すように、「Clock Souce」で「ジッタクロック発生モジュール」を選択し、連動対象モジュールをクロック発生モジュール3とジッタクロック発生モジュール4に設定する。また、「Bit Rate」に「25.000000」を数値入力し、ビットレートを「25Gbit/s」に設定する。また、ジッタクロック発生モジュール4のジッタ変調量設定画面6において、図3(b)に示すように、「Amplitude」に「0.500」を数値入力し、ジッタ変調量を「0.5UIp-p 」に設定する。
パルスパターン設定モジュール2は、上記設定がなされると、図4の連動設定データにおいて、ビットレート「25Gbit/s」に対応する出力クロック周波数「12.5GHz」、入力クロック周波数「12.5GHz」、ジッタ付加量「1/2」、補正係数「2」を選択設定する。これにより、実際の内部動作では、クロック発生モジュール3からジッタクロック発生モジュール4を介してパルスパターン発生モジュール2に入力されるジッタクロックが25GHzの1/2=12.5GHzとなり、ジッタ変量量が0.5UIp-p の1/2=0.25UIp-p となる。そして、パルスパターン発生モジュール2では、パルスパターンを発生する前にジッタクロックに補正係数「4」を掛け合わせて25GHzに戻し、このジッタクロック25GHzによりジッタ変量量が0.5UIp-p のデータ信号を出力する。
このように、本例のパルスパターン発生装置1によれば、パルスパターン発生モジュール2、クロック発生モジュール3、ジッタクロック発生モジュール4の機能単位にモジュール化された構成において、従来のような各モジュール毎の設定画面から設定を行う必要がなく、パルスパターンの設定と入力クロック周波数の設定とをパルスパターン発生モジュール2の表示部2bの設定画面上で一緒に行うことができ、設定作業の手間を軽減することができる。
また、パルスパターン発生モジュール2、クロック発生モジュール3に加え、ジッタクロック発生モジュール4も連動設定された場合には、ジッタクロック発生モジュール4の表示部4bのジッタ変調量設定画面6にジッタ変調量を設定すれば、ユーザが所望する最適なジッタをパルスパターンのデータ信号に付加することができる。これにより、ユーザは、内部クロックの関係を意識することなく、パルスパターンのデータ信号に最適なジッタを付加することができる。
1 パルスパターン発生装置
2 パルスパターン発生モジュール
2a 操作部
2b 表示部
2c 記憶部
2d パターン発生部
2e 制御部
3 クロック発生モジュール
3a クロック発生部
3b 制御部
4 ジッタクロック発生モジュール
4a 操作部
4b 表示部
4c ジッタクロック発生部
4d 制御部
5 連動設定画面
6 ジッタ変調量設定画面

Claims (4)

  1. パルスパターンを発生するパルスパターン発生モジュール(2)と、前記パルスパターンの発生に必要なクロックを発生するクロック発生モジュール(3)とを備えたパルスパターン発生装置(1)において、
    前記パルスパターン発生モジュールは、設定可能なビットレートと入力クロック周波数とを対応付けした連動設定データを記憶しており、自身の設定画面上で前記クロック発生モジュールを連動対象モジュールとして選択し、前記パルスパターンのビットレートが設定されたときに、該ビットレートに対応する入力クロック周波数を前記連動設定データから選択設定し、該選択設定した入力クロック周波数のクロックを前記クロック発生モジュールに要求することを特徴とするパルスパターン発生装置。
  2. 前記クロック発生モジュール(3)が発生するクロックにジッタを付加したジッタクロックを発生するジッタクロック発生モジュール(4)をさらに備え、
    前記連動設定データが前記ビットレートと対応付けされたジッタ付加量を含んでおり、
    前記パルスパターン発生モジュールは、前記ジッタクロック発生モジュールの設定画面上でジッタ変調量が設定され、自身の設定画面上で前記クロック発生モジュールと前記ジッタクロック発生モジュールが連動対象モジュールとして選択されたときに、前記クロック発生モジュールからのクロックに対し、前記ビットレートに対応するジッタ付加量を前記連動設定データから選択設定し、該選択設定したジッタ付加量を付加したジッタクロックを前記ジッタクロック発生モジュールに要求することを特徴とする請求項1記載のパルスパターン発生装置。
  3. パルスパターンを発生するパルスパターン発生モジュール(2)と、前記パルスパターンの発生に必要なクロックを発生するクロック発生モジュール(3)とを備えたパルスパターン発生装置(1)のパルスパターン発生方法において、
    設定可能なビットレートと入力クロック周波数とを対応付けした連動設定データを記憶しておくステップと、
    前記パルスパターン発生モジュールの設定画面上で前記クロック発生モジュールを連動対象モジュールとして選択するとともに、前記パルスパターンのビットレートを設定するステップと、
    前記パルスパターンのビットレートが設定されたときに、該ビットレートに対応する入力クロック周波数を前記連動設定データから選択設定するステップと、
    前記選択設定した入力クロック周波数のクロックを前記クロック発生モジュールに要求するステップとを含むことを特徴とするパルスパターン発生方法。
  4. 前記クロック発生モジュール(3)が発生するクロックにジッタを付加したジッタクロックを発生するジッタクロック発生モジュール(4)の設定画面上でジッタ変調量を設定するステップと、
    前記パルスパターン発生モジュール(2)の設定画面上で前記クロック発生モジュールと前記ジッタクロック発生モジュールが連動対象モジュールとして選択されたときに、前記クロック発生モジュールからのクロックに対し、前記ビットレートに対応するジッタ付加量を前記連動設定データから選択設定するステップと、
    前記選択設定したジッタ付加量を付加したジッタクロックを前記ジッタクロック発生モジュールに要求するステップとを含むことを特徴とする請求項3記載のパルスパターン発生方法。
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