JP2021097272A - データ処理装置、画像読取装置、画像形成装置及びデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置、画像読取装置、画像形成装置及びデータ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外部から取得した信号にノイズが重畳した場合でも、信号に含まれる処理対象データに対するデータ処理への影響を抑制するデータ処理制御装置を提供する。【解決手段】外部から、処理対象データと、外部クロックと、処理対象データの処理単位を規定する単位制御信号と、を受信し、処理対象データに対して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置であって、前記外部クロックとは別系統の内部クロックで動作し、外部クロックを受けたPLL回路から出力されるロック信号に基づいて外部クロックの異常を検知するクロック異常検知部と、外部クロックの異常を検知したときは処理対象データの取り込みを停止し、外部クロックが正常になり単位制御信号を取り込んだときは処理対象データを取り込むように制御をするデータ処理制御部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、データ処理装置、画像読取装置、画像形成装置及びデータ処理方法に関する。
伝送路を介して外部の装置から受け取った処理対象データに対し、所定のデータ処理を実行するデータ処理装置が知られている。当該データ処理装置は、様々な機器に搭載される。例えば、スキャナなどの画像読取機器にも上記のデータ処理装置は搭載されていて、イメージセンサ等によって画像データを取得するデータ取得装置から、伝送路を介して画像データを受け取り、所定のデータ処理を行って後段の別の装置へ出力する処理を行う。
データ処理装置では、外部からの処理対象データ(例えば、画像データ)と共に受け取るクロック信号から、データ処理に要する内部クロックを生成する。静電気などの影響により伝送途中のクロック信号のノイズが重畳したときは、正常なデータ処理をできなくなる。S従来のデータ処理装置では、外部の装置から受け取りデータ(クロックを含む)の伝送途中にノイズが混入して異常が検知されたとき、異常となった期間の処理対象データを処理対象から外し、残りのデータを処理対象としていた。
しかし、上記のような異常データの破棄を行うデータ処理装置では、煩雑にノイズが発生すると、処理対象データの欠落が大きくなる。この場合、後段の装置によるデータ処理が正常に行われない事態を招くことがある。すなわち、処理対象データが例えば画像データであれば、画素の欠落がスジ状で現れる異常画像や、主走査画素ズレがある異常画像が生成されるが、この異常画像の検知処理は外部クロックによって行われるので、ノイズの影響で異常検知が正常に機能しない状態になる。その場合、クロック異常によって同期信号(ライン同期、ページ同期など)を正常に取り込めず、後段の装置による画像データの処理が正常に行えない状態になり、装置の動作が停止するなどの事態を招くこともある。
また、外部から伝送される同期信号がロックしているか(キチンと同期が維持されているか)否かを判定するために、ロック判別用の基準信号を外部からのクロック信号とは別系統から供給されるクロックによって生成する技術が知られている。
また、画像データおよび外部同期信号を含む伝送信号をシリアル通信で受信し、外部同期信号と内部同期信号の周期が一致しないときに、そのラインは異常と検出し、ラインメモリに書き込まれた画像データを破棄させる技術が開示されている(特許文献1を参照)。
特許文献1に開示された技術では、シリアル伝送クロックが安定していることを前提とし、ライン同期信号に異常が発生した期間のデータを破棄する。したがって、シリアル伝送クロックがノイズの影響で異常にあったときは、後段クロックが生成できず、データ異常検知回路が正常に動作しなくなるので、画質への悪影響を抑制できない、また、異常画像ラインは破棄(除去)。するので、煩雑にノイズが発生した場合は、ライン数が少なくなり、システムによってはストールしてしまう又は、不要なデータを付加する必要があるという、という課題がある。
本発明は、外部から受信した信号にノイズが重畳した場合でも、受信信号に含まれる処理対象データに対するデータ処理への影響を抑制するデータ処理装置を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、外部から、処理対象データと、外部クロックと、前記処理対象データの処理単位を規定する単位制御信号と、を受信し、前記処理対象データに対して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置であって、前記外部クロックとは別系統のクロックで動作し、前記外部クロックを受けたPLL回路から出力されるロック信号に基づいて前記外部クロックの異常を検知するクロック異常検知部と、前記外部クロックの異常を検知したときは前記処理対象データの取り込みを停止し、前記外部クロックが正常になり前記単位制御信号を取り込んだときは前記処理対象データの取り込みをするように前記データ処理の制御をするデータ処理制御部と、を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、外部から受信した信号にノイズが重畳した場合でも、受信信号に含まれる処理対象データに対するデータ処理への影響を抑制することができる。
本発明に係るデータ処理装置を含むデータ処理装置の例を示す構成図。 本発明に係るデータ処理装置の実施形態を示す構成図。 上記データ処理装置の実施形態におけるデータのライト動作とリード動作の例を示すタイミングチャート。 上記データ処理装置の実施形態におけるデータのライト動作とリード動作の別の例を示すタイミングチャート。 上記データ処理装置の実施形態におけるデータのライト動作とリード動作の別の例を示すタイミングチャート。 上記データ処理装置の実施形態におけるデータのライト動作とリード動作の別の例を示すタイミングチャート。 本発明に係る画像読取装置の実施形態を示す構成図。 本発明に係る画像形成装置の実施形態を示す構成図。
[データ処理装置の実施形態]
本発明に係るデータ処理装置は、処理対象データに対して所定のデータ処理を行う装置に搭載されるものである。例えば、記憶媒体に形成されている画像を光学的に読みとって画像データを生成するスキャナなどの画像読取装置に搭載される場合は、画像読取部と画像処理部との間などに配置される。また、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に搭載される場合は、形成対象の画像データを外部装置から受け取るデータ入力部と、画像形成部との間などに配置される。
[データ処理システムの全体構成]
本発明に係るデータ処理装置の実施形態であるデータ処理制御装置10を適用可能なデータ処理システム1の概略的な構成について説明する。図1に示すように、データ処理システム1は、データ処理制御装置10と、データ取得装置20と、データ出力装置30と、伝送路40と、を含むシステムである。
データ取得装置20は、データ取得部21と信号送信部22を備えていて、例えば、スキャナであれば、画像読取部に相当するデータ取得部21が取得した処理対象データを、信号送信部22がデータ信号にしてデータ処理制御装置10に伝送する。データ処理制御装置10は処理対象データを所定の形式にしてデータ出力装置30に渡す。データ出力装置30では、処理対象データから画像データを生成して出力する。
例えば、データ処理システム1が画像形成装置であれば、データ出力装置30は画像形成処理を実行して記録媒体に画像を形成して排出する画像形成部に相当する。
伝送路40は、データ取得装置20からデータ処理制御装置10へデータ信号、ライン同期信号、クロック信号を伝送するための複数の信号線を束にしたケーブル、あるいはハーネスなどにより構成される。伝送路40における伝送インピーダンスは一般的に高くなりやすく、伝送途中のデータ信号等に対してノイズが重畳されやすい環境にある。そこで、ケーブル、あるいはハーネスなどに外部ノイズの影響を排除する工夫を施すこともするが、突発的に生ずる静電気等によるノイズの影響を完全に排除することは困難である。そこで、データ処理制御装置10において、受信したデータ信号に対するノイズ対応が必要となる。なお、伝送路40においてデータ信号をノイズの影響を受ける確率は、伝送路40を構成する信号線が長ければ長いほど高まる。
データ処理制御装置10は、外部の装置(図1ではデータ取得装置20)から処理対象データと共に伝送されてくるクロック信号(外部クロック)の異常を検知する。そして、外部クロックの異常を検知したときには、後段の装置(図1ではデータ出力装置30)が処理対象データを正常に処理できるように、所定のデータ処理を実行する。例えば、処理対象データを正常に処理できる状態になるまで、処理対象データをデータ出力装置30に対して出力しないように制御できる。
データ処理制御装置10は、所定のデータ処理を実行する機能を備える回路基板と同一の回路基板に搭載されるOSC(electronic oscillator)120が生成したクロック(内部クロック)を用いて、外部クロックの異常を検知するように構成されている。
OSC120は、データ処理制御装置10が備えるデータ処理制御部の近傍に配置される。したがって、OSC120からデータ処理制御部に内部クロックを供給するための信号線の伝送路長は伝送路40と比較して短い。それ故、OSC120から供給される内部クロック(OSC供給クロック)は、外部クロックよりも低いインピーダンスのクロックになり、外部クロックに比較して静電気などのノイズの影響を受けにくい。すなわち、データ処理制御装置10における内部クロック(OSC供給クロック)は、外部クロックが異常になっても、異常にならないクロックと言える。
したがって、データ処理制御装置10のように、外部クロックの異常を検知して所定のデータ処理制御するデータ処理制御手段の動作クロックとして、低インピーダンスのOSC供給クロックを用いることで、異常になった処理対象データの後段への出力の制御が抑制できる。つまり、本実施形態に係るデータ処理制御装置10では、データ取得装置20から伝送されるデータ信号がノイズの影響を受けた場合、その影響を受けた期間のデータ(異常データ)については、後段の処理対象から外すことができ、異常な信号(制御信号など)を取り込まないようにでき、データ処理システム1の動作を安定させることができる。
[データ処理制御装置10の実施形態]
次に、本発明に係るデータ処理装置の実施形態であるデータ処理制御装置10について、図2を用いて説明する。図2に示すようにデータ処理制御装置10は、データ取得装置20からのデータ信号を受信するLVDS(Low voltage differential signaling)レシーバ101と、データ変換部102と、データ記憶部103と、クロック異常検知部104と、メモリライト制御部105と、メモリリード制御部106と、を備えている。
LVDSレシーバ101は、S/P処理部111と、PLL部112、とを備えている。LVDSレシーバ101は、LVDS方式によるデータ伝送に対応する受信回路であって、データ受信部に相当する。なお、LVDS方式は、二本の伝送路を使用する差動信号システムであり、二つの異なる電圧を送信し、受信側で両者を比較する方式である。LVDS方式を用いることによって、EMI(Electro-magnetic Interference)の低減が可能である。
S/P処理部111は、信号送信部22から送信されたデータ信号に含まれるデータとライン同期信号を後段の回路に引き渡す。また、PLL部112は、信号送信部22から送信されたデータ信号に含まれるクロック(外部クロック)から内部クロックを生成し、これを後段クロックとして後段の回路に引き渡す。したがって、PLL部112は、PLL回路を含む内部クロック生成部に相当し、外部クロックが正常であれば「PLLロック信号」を出力する。
データ取得装置20が備えるデータ取得部21(図1参照)がイメージセンサであって、多ビットデータを出力するデータ取得手段である場合、例えば、RGBそれぞれで10ビットのデータを出力する場合、伝送路40において伝送されるデータは30ビットのデータ信号となる。これをデータ処理制御装置10に送信する必要があり、LVDSレシーバ101は、30ビットのデータ信号を受信する必要がある。
30ビットのデータ信号をパラレル伝送方式で送信する場合の伝送路40は、信号線ケーブル(ハーネス)の本数が多くなり、コストが増加することになる。これを抑制するために、多ビットデータの伝送にはシリアル伝送方式が用いられる。シリアル伝送方式の場合、信号送信部22において、データをパラレルからシリアルに変換して送信するので、LVDSレシーバ101では、S/P処理部111においてシリアルデータをパラレルデータに変換し、そのデータを後段の回路に引き渡す。
なお、「後段の回路」とは、データ変換部102及びデータ記憶部103であって、これらが処理対象データに対する所定のデータ処理を実行するデータ処理手段を構成する。
データ変換部102は、PLL部112から渡された後段クロックを用いて、S/P処理部111から渡された処理対象データとライン同期信号に基づいて、処理対象データをデータ記憶部103の入力フォーマットに合ったデータに変換して、出力する。
データ記憶部103は、第一ラインメモリ1031と第二ラインメモリ1032からなる二つの記憶領域へのデータの書き込みと読み出し(取り出し)を行う。データ記憶部103では、データ変換部102から出力されたデータを、第一ラインメモリ1031と第二ラインメモリ1032に対して交互に書き込み(ライト)、読み出し(リード)の動作を切り替えることで、全ての入力データを内部に格納する。
クロック異常検知部104は、OSC120から供給される「OSC供給クロック」に基づいて動作し、PLL部112から渡された外部クロックに関するPLLロック信号の「ロック外れ」を検知する。すなわち、クロック異常検知部104は、外部クロックとは異なる系統の発振回路から供給されるクロックで動作をし、LVDSレシーバ101のPLL部112における異常を検知する。なお、クロック異常検知部104に動作クロックを供給する構成は、OSC120のような発振回路でなくてもよい。外部クロックとは別系統で供給可能なクロックであれば、その生成方法や構成は限定しないものとする。
クロック異常検知部104は、ライン同期we信号とライトマスク信号をメモリライト制御部105に出力する。また、ライン同期re振動をメモリリード制御部106に出力する。
なお、本実施形態では、ノイズの重畳などに起因するクロックの異常検知を、LVDSレシーバ101が備えるPLL部112の「ロックはずれ」によって検知する構成であるが、処理対象データ又は処理単位を規定する単位制御信号(ライン同期信号など)の異常を、別の手段で検知してもよい。
メモリライト制御部105は、第一ラインメモリ1031と第二ラインメモリ1032における、交互のライト動作を制御する。メモリライト制御部105は、外部クロックから生成されたクロックによって動作する。メモリライト制御部105は、クロック異常検知部104において、クロックの異常(PLLロック外れ)が検知されている期間では、データ記憶部103に対するライト動作を停止する。この場合、メモリリード制御部106におけるリード動作は継続される。
メモリリード制御部106は、第一ラインメモリ1031と第二ラインメモリ1032における、交互のリード動作を制御する。メモリリード制御部106は、OSC120から供給される内部クロックによって動作する。メモリリード制御部106は、クロック異常検知部104において、クロックの異常(PLLロック外れ)が検知されている期間では、データ記憶部103に対するリード動作を停止する。また、ライン同期信号の取り込みも停止する。ここで「リード動作」とは、データ出力装置30に対して処理対象データを出力する動作である。言い換えると、データ出力装置30において、処理対象データを取り込む動作に相当する。
メモリリード制御部106は、PLL部112における「ロック外れ」が復旧したときは、(正常になったとき)は、次の単位制御信号を受信したときに、ライト動作を再開する。
これによって、処理対象のデータが例えば画像データであれば、異常が発生している画像の出力を抑制し、システム全体での動作を安定させることができる。
[正常時のリード動作とライト動作の流れ]
次に、本実施形態に係るデータ処理制御装置10が備えるデータ変換部102、データ記憶部103、メモリライト制御部105、メモリリード制御部106による、処理対象データの取り込み動作(ライト動作とリード動作による)について、説明する。図3は、ライト動作とリード動作の様子を示すタイミングチャートである。なお、以下において、図3は、データ取得装置20から受信した信号(クロック信号、ライン同期信号)にノイズの影響がなく、処理対象データも正常データとして受信された場合を例示している。
図3において「処理対象データ」は、LVDSレシーバ101において、所定の時間連続して正常に受信されたデータ信号に含まれるデータを例示している。
図3において「PLLロック信号」は、LVDSレシーバ101のPLL部112から出力される信号を例示している。このPLLロック信号は、外部クロックのロックが外れていない(ノイズの影響を受けていない)ときには「H」のまま出力される。
図3において「ライン同期信号」は、S/P処理部111においてからデータ変換部102に渡される信号を例示している。
図3において「ライトマスク信号」は、クロック異常検知部104からメモリライト制御部105に渡される信号を例示している。ライトマスク信号は、ロック外れが生じていないとき(PLLロック信号が「H」のとき)には、「L」のまま出力される。
図3において「ライン同期we信号」は、クロック異常検知部104からメモリライト制御部105に渡される信号を例示している。ライン同期we信号を基準として、単位制御信号により区別される単位の処理対象データに対するデータ記憶部103へのライト動作が行われる。また、ライン同期we信号によって、データ記憶部103が備える第一ラインメモリ1031と第二ラインメモリ1032へのライト動作が交互に切り替えられる。
図3において「ライン同期re信号」は、クロック異常検知部104からメモリリード制御部106に渡される信号を例示している。ライン同期re信号によって、データ記憶部103が備える第一ラインメモリ1031と第二ラインメモリ1032へのリード動作が交互に切り替えられる。これによって、データ記憶部103に取り込まれた処理対象データを、順序よく取り出すことができる。
図3において、データ記憶部103に対する処理対象データのライト動作のタイミングを例示している。ここで、処理対象データはデータ変換部102において単位制御信号に基づいて出力されたものである。本実施形態では、第一ラインメモリ1031からデータ書き込みを行う順序で記載している。したがって、ライン同期信号の「A」に相当する期間の処理対象データは、「データA」としてデータ記憶部103の第一ラインメモリ1031に書き込まれる。これに続いて、ライン同期信号の「B」に相当する期間の処理対象データは「データB」として第二ラインメモリ1032に書き込まれる。このライト動作は交互に行われる。
また、図3において、データ記憶部103における、ライン同期信号の取り込みタイミングを例示している。ライン同期信号は、S/P処理部111において処理対象データの処理単位を規定する単位制御信号として出力されている。このライン同期信号と同期して、データ記憶部103が備える第一ラインメモリ1031と第二ラインメモリ1032へのライト選択(ライド動作)とリード選択(リード動作)が交互に切り替わる。
[第一実施形態]
図4は、データ取得装置20から受信した信号(クロック信号、ライン同期信号)にノイズが重畳するなど、処理対象データがノイズの影響をうけて異常データを含む状態で受信された場合を例示している。
図4において、「処理対象データ」は、これに含まれる1ライン(制御単位の一例)に、ノイズなどの影響で異常が発生したものを例示している。
図4において「PLLロック信号」は、異常が生じている期間において、「ロック外れ」が生じ、その期間における信号レベルが「H」から「L」になっていて、この期間に相当する「データC」の一部が異常担っている可能性がある。そこで、データ処理制御装置10では、異常範囲の画像データ(異常データ)は取り込まず、正常範囲の画像データ(正常データ)を、可能な範囲で残すように処理する。これによって、データ処理制御装置10から出力された処理対象データを用いてデータ出力装置30が、画像データとして出力した場合でも、その画像の異常は認識しにくい状態になる。すなわち、出力データにおける異常の影響を抑制することができる。
図4に示すように、PLLロック信号が「L」の期間、すなわち、「ロック外れ」が経制している期間のみで、クロック異常検知部104は「ライトマスク信号」をアサートする(「H」レベルにする)。これにより、図4に示す「データライト停止期間」において、処理対象データのライト動作は停止される。
そして、停止された期間のデータ記憶部103には、2ライン前(2制御単位前)の処理対象データ(データA)が残った状態になっている。この場合、本来取り込まれるはずのデータ(期間)とは異なるデータが取り込まれる(2ライン前のデータ)ことになるが、処理対象データ全体としての大きく変化しないものであれば、出力されたデータへの影響は小さい。
例えば、画像データであれば、2ラインの期間で画像データが大きく変化する原稿は、網点原稿等が考えられる。しかし、一般的なオフィスで使用される文書などであれば、網点原稿のような異常が認識できるような原稿の使用頻度は少ない。一派的に、静電気等により、外部クロックに異常が発生する確率は低い。したがって、ノイズの影響で異常が発生したときに、出力される原稿(画像)の異常を認識できる程度の原稿が出力される確率はさらに低い。したがって、本実施形態に係るデータ処理制御装置10によって、処理対象データの異常発生を抑制することができる。
なお、図4に示すように、ロック外れから復帰して、PLLロック信号が「L」から「H」なると、ライト動作が再開される。ここで、ライト動作の再開及び、クロック異常発生時の「ライン同期w制御信号」と「ライン同期r制御信号」の取り込みについて説明する。
図4に示すように、ライト動作は、「ライトEB信号」がアサートの期間に行われる。クロック異常発生時(ロック外れ時、PLLロック信号が「L」のとき)は、「ライトマスク信号」が「H」になり、この期間では、「ライトEB」が停止する。
データ記憶部103におけるデータ書き込み動作であるライト動作の再開が、単位制御信号(ライン同期信号)の区間の途中(ラインの途中)で生じたときは、外部クロック異常の影響によって「ライトEB信号」も異常になっている可能性がある。これによって、データ記憶部103におけるライト動作が意図しない状態行われる可能性がある。例えば、意図しないメモリアドレスにデータを書き込む可能性がある。また、「ライン同期信号」がノイズなどの影響によって、意図しないタイミングで変化すると、データ処理制御装置10を含むデータ処理システム1に異常が発生する可能性もある。そこで、本実施形態においては、クロック異常発生時には、「ライン同期w制御信号」を取り込まないようにする。
例えば、「ライトマスク信号」が「H」の期間においては、「ライン同期信号」の取り込みを停止する。これによって、「ライン同期w制御信号」と「ライン同期r制御信号」は変化しない。そして、PLLロック信号が正常になったとき、次の「ライン同期信号」により、「ライトマスク信号」を復帰させる(ネゲートする)。その結果、メモリライト制御部105から出力されるライト制御信号は、「ライン同期w制御信号」により初期化される。これによって、それ以降は正常動作が可能となる。
[第二実施形態]
図5は、データ取得装置20から受信した信号(クロック信号、ライン同期信号)にノイズが重畳するなど、処理対象データがノイズの影響をうけて異常データを含む状態で受信された場合の別例を示している。図5において、「処理対象データ」は、これに含まれる1ライン(制御単位の一例)を超える期間において、ノイズなどの影響で異常が発生したものを例示している。
図5に例示するように、外部クロックに異常が発生した期間が一時的であっても、単位制御信号の周期をまたいで発生した場合、(1ライン以上の範囲で発生した場合)を例示している。図5に示すように、たとえPLLロック信号が「L」になる期間が一部であっても、その期間に相当する処理対象データ(図5では、データCとデータD)は異常データになる可能性がある。
図4に例示した「1ライン内の異常発生」の場合と比較しながら説明する。処理単位をまたいで異常が発生した場合、図5に例示する「データライト停止期間」では、処理対象データのライト動作が停止される。ライト動作が停止された期間が、図5の例示するようにデータCのライト動作の途中であった場合、停止された以降のメモリアドレスに相当する記憶領域には、先に書き込まれていた「データA」が残置することになる。ここで、データAは、処理単位で2周期前(2ライン前)のデータである。
また、図5に例示する「データライト停止期間」では、データDへの動作期間を示す「ライン同期信号」をまたいで「PLLロック信号」が「L」になっているため、「ライン同期信号」の取り込みが停止される。この影響で、データDは除去されることになるので、データ量が1処理単位分(1ライン分)少なくなる。
なお、第一実施形態においても言及したが、ノイズの影響が生ずる確率は一般的に小さい。また、ほとんどの場合で、PLLロック信号は1ライン内で復帰することが多く、データ処理システム1への影響は小さい。
そこで、第二実施形態のように、外部クロックの異常が処理単位をまたぐタイミングで発生した場合でも、異常となっている可能性がある制御信号(ライン同期信号)を取り込まないように処理をすることで、データ処理システム1の安定動作が可能となる。
[第三実施形態]
図6は、データ取得装置20から受信した信号(クロック信号、ライン同期信号)にノイズが重畳するなど、処理対象データがノイズの影響をうけて異常データを含む状態で受信された場合のさらなる別例を示している。
処理単位がライン単位ではなく、ページ単位の場合、図6に例示するように、外部クロックに異常が発生し、PLLロック信号が「L」になったとき、所定の期間においてライトマスク信号を「H」にする。ライトマスク信号が「H」の期間は、ベージ同期信号を取り込まないようにする。
したがって、本実施形態に係るデータ処理制御装置10によれば、処理単位をページ単位とした場合に、ノイズの影響があるページ同期信号を取り込まないようにし、より安定した動作が可能となる。
[画像読取装置の実施形態]
次に、本発明に係る画像読取装置の実施形態について、図7を用いて説明をする。図7は、本実施形態に係るスキャナ装置200の構成例を示す断面図である。スキャナ装置200は、ディジタル複写機、ディジタル複合機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に搭載される装置、または単体の装置であって、前述したデータ取得装置20と伝送路40とデータ処理制御装置10と、を少なくとも備えている。
スキャナ装置200は、上面に原稿を載置するコンタクトガラス203を備えている。さらに、このスキャナ装置200は、原稿露光用の光源214及び第一反射ミラー209からなる第一キャリッジ211と、第二反射ミラー207及び第三反射ミラー208からなる第二キャリッジ206を備えている。また、このスキャナ装置200は、第三反射ミラー208で反射された光を、撮像素子213の受光領域上に結像させるためのレンズユニット212を備えている。
さらに、このスキャナ装置200は、読み取り光学系等による各種の歪みを補正するために用いる基準白板等の基準濃度を有する基準部材204と、シートスルー読取用スリット205も備えている。この基準部材204は、光源214によって照明可能であり、原稿照明位置となるコンタクトガラス203及びシートスルー読取用スリット205とは、異なる位置に設けられている。
撮像素子213は、コンタクトガラス203上に載置された原稿又はシートスルー読取用スリット205を通過する原稿と、基準部材204のいずれからの反射光も入射光とすることができる。
スキャナ装置200の上部には、ADF200が搭載されており、このADF215をコンタクトガラス203に対して開閉できるようにヒンジ等を介して連結している。ADF215は、複数枚の原稿からなる原稿束210を載置可能な原稿載置台としての原稿トレイ201を備えている。また、このADF215は、原稿トレイ201に載置された原稿束210から原稿を1枚ずつ分離して、シートスルー読取用スリット205へ向けて自動給送する、給送ローラ202を含む分離・給送手段も備えている。
ここで、上記の構成を備えるスキャナ装置200において、コンタクトガラス203上に載置された原稿の画像面をスキャン(走査)して、原稿の画像を読み取るスキャンモードの動作について説明する。
スキャンモードの時には、第一キャリッジ211および第二キャリッジ206がステッピングモータによって、矢印A方向(副走査方向)に移動して原稿を走査する。このとき、コンタクトガラス203から撮像素子213の受光領域までの光路長を一定に維持するために、第二キャリッジ206は第一キャリッジ211の1/2の速度で移動する。
同時に、コンタクトガラス203上にセットされた原稿の下面である画像面が、第一キャリッジ211の光源214によって照明(露光)される。すると、その画像面からの反射光が、第一キャリッジ211の第一反射ミラー209、第二キャリッジ206の第二反射ミラー207及び第三反射ミラー208によって順次反射される。そして、第三反射ミラー208による反射光束が、レンズユニット212によって集束され、撮像素子213の受光領域上に結像される。
撮像素子213によって一ライン分ずつの各画素の受光量を光電変換したアナログの電気信号を出力する。その電気信号をディジタル信号に変換してそのゲインを調整し、原稿の画像を読み取った画像データを出力する。画像データはケーブルハーネス216を介して、すでに説明をしたデータ処理制御装置10等を含む基板217へと送信される。ケーブルハーネス216が長い場合には、伝送インピーダンスが高くなるので、ノイズの影響を受けやすくなる。
次に、ADF215によって原稿を自動給送して、その移動する原稿の画像を読み取るシートスルーモードの動作について説明する。
このシートスルーモードの時には、第一キャリッジ211および第二キャリッジ206が、シートスルー読取用スリット205の下側へ移動して停止する。その後、原稿トレイ201上に載置された原稿束210の最下位の原稿から順次、給送ローラ202によって矢印B方向(副走査方向)へ自動給送され、シートスルー読取用スリット205の位置を通過する際に、その原稿が走査される。
このとき、自動給送される原稿の下面(画像面)が第一キャリッジ211の光源214によって照明される。すると、その画像面からの反射光が、第一キャリッジ211の第一反射ミラー209、第二キャリッジ206の第二反射ミラー207及び第三反射ミラー208によって順次反射される。そして、第三反射ミラー208による反射光束が、レンズユニット212よって集束され、撮像素子213上に結像される。
撮像素子213によって一ライン分ずつの各画素の受光量を光電変換したアナログの電気信号を出力する。その電気信号をディジタル信号に変換してそのゲインを調整し、原稿の画像を読み取った画像データを出力する。画像データはケーブルハーネス216を介して、すでに説明をしたデータ処理制御装置10等を含む基板217へと送信される。このようにして画像の読み取りが完了した原稿は、排出口に排出される。
なお、スキャンモード時又はシートスルーモード時の画像読み取り前に、点灯された光源214によって照明される、基準部材204からの反射光による画像を撮像素子213によって読み取る。そして、その1ライン分の画像データの各画素のレベルが均一な所定のレベルになるように、撮像素子213内でシェーディング補正用データを生成して記憶する。その後、原稿の画像を読み取る際には、撮像素子213が読み取った画像データに対して、先に記憶したシェーディング補正用データに基づいて、シェーディング補正を行なう。また、ADF215に搬送ベルトを備えている場合には、スキャンモードであっても、ADF215によって原稿をコンタクトガラス203上の読み取り位置に自動給送して、その原稿の画像を読み取ることもできる。
[画像形成装置の実施形態]
次に、本発明に係る画像形成装置の実施形態について、図8を用いて説明をする。図8は、本実施形態に係るMFP(Multi-Function Peripheral)300の構成例を示す断面図である。MFP300は、前述したデータ取得装置20と伝送路40とデータ処理制御装置10と、を少なくとも備えている。
MFP300は、上記にて説明をしたスキャナ装置200と、給紙部302と、画像形成部303とを備えている。給紙部302は、用紙サイズの異なる記録紙を収納する給紙カセット321,322と、給紙カセット321,322に収納された記録紙を画像形成部303の画像形成位置まで搬送する各種ローラからなる給紙手段323とを有している。画像形成部303は、露光装置331と、感光体ドラム332と、現像装置333と、転写ベルト334と、定着装置335とを備えている。
画像形成部303は、ADF215内部の画像読取部により読み取られた原稿の画像データに基づいて、露光装置331により感光体ドラム332を露光して感光体ドラム332に潜像を形成し、現像装置333により感光体ドラム332に異なる色のトナーを供給して現像するようになっている。
そして、画像形成部303は、転写ベルト334により感光体ドラム332に現像された像を給紙部302から供給された記録紙に転写した後、定着装置335により記録紙に転写されたトナー画像のトナーを溶融して、記録紙にカラー画像を定着するようになっている。
MFP300は、スキャナ装置200において読み取られた画像データを画像形成部303において処理をし、記録媒体に画像を形成して排出する機能を備える。したがって、MFP300にも、上記にて説明をしたデータ処理制御装置10を適用することができ、それによって、良好な画像を得ることが可能となる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 :データ処理システム
10 :データ処理制御装置
20 :データ取得装置
21 :データ取得部
22 :信号送信部
30 :データ出力装置
40 :伝送路
101 :LVDSレシーバ
102 :データ変換部
103 :データ記憶部
104 :クロック異常検知部
105 :メモリライト制御部
106 :メモリリード制御部
111 :P処理部
112 :PLL部
200 :スキャナ装置
201 :原稿トレイ
202 :給送ローラ
203 :コンタクトガラス
204 :基準部材
205 :シートスルー読取用スリット
206 :第二キャリッジ
207 :第二反射ミラー
208 :第三反射ミラー
209 :第一反射ミラー
210 :原稿束
211 :第一キャリッジ
212 :レンズユニット
213 :撮像素子
214 :光源
216 :ケーブルハーネス
217 :基板
300 :MFP
302 :給紙部
303 :画像形成部
321 :給紙カセット
322 :給紙カセット
323 :給紙手段
331 :露光装置
332 :感光体ドラム
333 :現像装置
334 :転写ベルト
335 :定着装置
1031 :第一ラインメモリ
1032 :第二ラインメモリ
特許第6049554号明細書

Claims (8)

  1. 外部から、処理対象データと、外部クロックと、前記処理対象データの処理単位を規定する単位制御信号と、を受信し、前記処理対象データに対して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置であって、
    前記外部クロックとは別系統のクロックで動作し、前記外部クロックを受けたPLL回路から出力されるロック信号に基づいて前記外部クロックの異常を検知するクロック異常検知部と、
    前記外部クロックの異常を検知したときは前記処理対象データの取り込みを停止し、前記外部クロックが正常になり前記単位制御信号を取り込んだときは前記処理対象データの取り込みをするように前記データ処理の制御をするデータ処理制御部と、
    を備える、
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記クロック異常検知部が前記外部クロックの異常を検知したとき、前記データ処理制御部は前記単位制御信号を取り込まない、
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記処理対象データは画像データであって、前記単位制御信号は当該画像データに係るライン単位を規定するライン同期信号である、
    請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記処理対象データは画像データであって、前記単位制御信号は当該画像データに係るページ単位を規定するページ同期信号である、
    請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  5. 前記処理対象データはLVDS方式により伝送され、当該処理対象データを受信するデータ受信部はLVDSレシーバである、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  6. 外部から、処理対象データと、外部クロックと、前記処理対象データの処理単位を規定する単位制御信号と、を受信し、前記処理対象データに対して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置において実行されるデータ処理方法であって、
    前記データ処理装置が備えるデータ処理制御部が、
    前記外部クロックとは別系統のクロックで動作するクロック異常検知部が前記外部クロックを受けたPLL回路から出力されるロック信号に基づき、前記外部クロックの異常を検知したとき、前記処理対象データの取り込みを停止し、
    前記外部クロックが正常になり前記単位制御信号を取り込んだときは前記処理対象データの取り込む、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  7. 光学的に画像を読み取る画像読取装置であって、
    光学的に読み取った画像データをクロック信号と共に送信するデータ取得装置と、
    前記データ取得装置から処理対象データである前記画像データと、外部クロックである前記クロック信号と、前記画像データの処理単位を規定する単位制御信号と、を受信して、当前記画像データに対する所定のデータ処理を実行するデータ処理装置と、を含み、
    前記データ処理装置は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のデータ処理装置であることを特徴とする画像読取装置。
  8. 外部から入力された処理対象データに対して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置によって処理されたデータを用いて記録媒体に画像を形成して出力する画像形成装置であって、
    前記データ処理装置は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のデータ処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
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