JP6477283B2 - 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び光電変換素子の制御方法 - Google Patents

光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び光電変換素子の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び光電変換素子の制御方法に関する。
従来、画像読取装置は、リニアイメージセンサの固定パターンノイズによって縦スジなどの画質劣化を引き起こすことがあった。また、画質劣化を防止するため、読取画素値から暗時読取値である黒レベルを差し引く黒シェーディング補正を行い、主走査方向の画素単位での濃度変動の発生を抑制する方法が知られている。
黒シェーディング補正に用いる黒レベルは、一般にはリニアイメージセンサへの光を遮光して取得する必要がある。しかし、原稿を連続読取する場合、1回の原稿読取毎に光源を消灯させて黒レベルの取得を行うため、次に光源を点灯させる場合に光量が安定するまで待ち時間が必要であった。この待ち時間による生産性の低下を解決するため、光が入射したままリセットされた状態の信号を擬似的な黒レベルとする技術が知られている。
例えば、特許文献1には、通常出力モードでは、電荷検出部をリセットし、受光素子に蓄積された電荷を該リセットされた電荷検出部に転送して電圧に変換した信号を出力し、ダミー黒レベル出力モードでは、電荷検出部をリセットし、受光素子に蓄積された電荷を該リセットされた電荷検出部に転送せずに、該電荷検出部を再度リセットした信号を黒レベルの信号として出力する光電変換装置が開示されている。
しかしながら、従来は、光がリニアイメージセンサに入射したままで黒レベルの信号として出力を行った後に、受光素子に蓄積された電荷を放電させるための待ち時間が必要であるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、黒レベルを補正して効率的に画像を読取ることを可能にすることができる光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び光電変換素子の制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入射光に応じて電荷を発生させて蓄積する受光素子と、前記受光素子が蓄積した電荷を転送する転送部と、前記転送部が転送した電荷を電圧に変換して蓄積する電荷電圧変換部と、前記電荷電圧変換部の電圧レベルを基準電圧にリセットするリセット部と、前記電荷電圧変換部が蓄積した電圧を後段に対して出力させるか否かを選択する選択部と、前記電荷電圧変換部の電圧レベルを前記リセット部が基準電圧にリセットした後に、前記受光素子が蓄積した電荷を前記転送部が転送することなく、前記電荷電圧変換部が蓄積した電圧を後段に対して出力させることを前記選択部が選択し、電圧を後段に対して出力させないことを前記選択部が改めて選択して、予め定められたタイミングで所定期間内に、前記受光素子が蓄積した電荷を前記電荷電圧変換部が電圧に変換して蓄積し、前記電荷電圧変換部の電圧レベルを前記リセット部が基準電圧にリセットするように制御する制御部と、を有する。
本発明によれば、黒レベルを補正して効率的に画像を読取ることを可能にすることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる画像形成装置の構成例を示す構成図である。 図2は、画像読取装置及びADFの構成例を示す構成図である。 図3は、画像読取装置のコンタクトガラス、圧板及びその周辺の構成例を示す図である。 図4は、画像形成装置が黒シェーディング補正を行う場合に用いる機能の概要を示すブロック図である。 図5は、光電変換素子の構成の概要及びその周辺を示す図である。 図6は、画素信号生成回路の構成例を示す図である。 図7は、光電変換素子が原稿を読取る場合の動作を示すタイミングチャートである。 図8は、黒シェーディング補正を行った場合の読取レベルを示すグラフである。 図9は、比較例の画像読取装置における連続読取動作を示す図である。 図10は、従来の擬似ダーク生成モードの動作タイミングを示すタイミングチャートである。 図11は、従来の擬似ダーク生成モードから、通常読取モードへ切り替わるときの電荷量推移を示した図である。 図12は、実施形態にかかる画像読取装置における擬似ダーク生成モードの第1動作例を示すタイミングチャートである。 図13は、実施形態にかかる画像読取装置における擬似ダーク生成モードの効果を示す図である。 図14は、擬似ダーク生成モード時に入力されるTXの第1タイミングを示すタイミングチャートである。 図15は、擬似ダーク生成モード時に入力されるTXの第2タイミングを示すタイミングチャートである。 図16−1は、擬似ダーク生成モードでの予備リセットの第1動作例を示すタイミングチャートである。 図16−2は、擬似ダーク生成モードでの予備リセットの第2動作例を示すタイミングチャートである。 図16−3は、擬似ダーク生成モードでの予備リセットの第3動作例を示すタイミングチャートである。 図16−4は、擬似ダーク生成モードでの予備リセットの第4動作例を示すタイミングチャートである。 図17は、光電変換素子の擬似ダーク生成モードでのリセット及び電荷転送の動作例を示すタイミングチャートである。 図18は、画像読取装置が原稿サイズを検知する場合の動作を示すフローチャートである。
(実施形態)
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる画像形成装置を説明する。図1は、実施形態にかかる画像形成装置300の構成例を示す構成図である。画像形成装置300は、給紙部303及び画像形成装置本体304を有し、上部に画像読取装置100及び自動原稿給送装置(ADF)200が搭載されたデジタル複写機である。
画像形成装置本体304内には、タンデム方式の作像部(画像形成部)305と、給紙部303から搬送路307を介して供給される記録紙を作像部305に搬送するレジストローラ308と、光書込み装置309と、定着搬送部310と、両面トレイ311とが設けられている。
作像部305には、Y,M,C,Kの4色のトナーに対応して4本の感光体ドラム312が並設されている。各感光体ドラム312の回りには、帯電器、現像器306、転写器、クリーナ、及び除電器を含む作像要素が配置されている。
また、転写器と感光体ドラム312との間には両者のニップに挟持された状態で駆動ローラと従動ローラとの間に張架された中間転写ベルト313が配置されている。
このように構成されたタンデム方式の画像形成装置300は、Y,M,C,Kの色毎に各色に対応する感光体ドラム312に光書込みを行い、現像器306で各色のトナー毎に現像し、中間転写ベルト313上に例えばY,M,C,Kの順に1次転写を行う。
そして、画像形成装置300は、1次転写により4色重畳されたフルカラーの画像を記録紙に2次転写した後、定着して排紙することによりフルカラーの画像を記録紙上に形成する。また、画像形成装置300は、画像読取装置100が読取った画像を記録紙上に形成する。
図2は、画像読取装置100及びADF200の構成例を示す構成図である。画像読取装置100は、デジタル複写機、デジタル複合機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に搭載されるスキャナ装置である。また、画像読取装置100は、単体のスキャナ装置であってもよい。そして、画像読取装置100は、光源からの照射光によって被写体(読取対象)である原稿を照明し、その原稿からの反射光をCMOSイメージセンサで受光した信号に処理を行い、原稿の画像データを読取る。
具体的には、画像読取装置100は、図2に示すように、原稿を載置するコンタクトガラス101と、原稿露光用の光源部102及び第1反射ミラー103を具備する第1キャリッジ106と、第2反射ミラー104及び第3反射ミラー105を具備する第2キャリッジ107とを有する。また、画像読取装置100は、光電変換素子(例えばCMOSリニアイメージセンサ)50と、光電変換素子50に結像するためのレンズユニット108と、読取り光学系等による各種の歪みを補正するためなどに用いる基準白板(白基準板)110と、シートスルー読取り用スリット111も備えている。
画像読取装置100は、上部にADF200が搭載されており、このADF200をコンタクトガラス101に対して開閉できるように、ヒンジ(図3参照)を介した連結がなされている。
ADF200は、複数枚の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台としての原稿トレイ221を備えている。また、ADF200は、原稿トレイ221に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離してシートスルー読取り用スリット111へ向けて自動給送する給送ローラ222を含む分離・給送手段も備えている。また、ADF200の下部は、圧板223となっている。圧板223は、コンタクトガラス101を介して画像を読取る場合の背景板としての機能も有する。
そして、画像読取装置100は、原稿の画像面をスキャン(走査)して原稿の画像を読み取るスキャンモード時には、第1キャリッジ106及び第2キャリッジ107により、ステッピングモータによって矢示A方向(副走査方向)に原稿を走査する。このとき、コンタクトガラス101から光電変換素子50までの光路長を一定に維持するために、第2キャリッジ107は第1キャリッジ106の1/2の速度で移動する。
同時に、コンタクトガラス101上にセットされた原稿の下面である画像面が第1キャリッジ106の光源部102によって照明(露光)される。すると、その画像面からの反射光像が第1キャリッジ106の第1反射ミラー103、第2キャリッジ107の第2反射ミラー104及び第3反射ミラー105、並びにレンズユニット108経由で光電変換素子50へ順次送られて結像される。
そして、光電変換素子50の光電変換により信号が出力され、出力された信号はデジタル信号に変換される。このように、原稿の画像が読取られ、デジタルの画像データが得られる。
一方、原稿を自動給送して原稿の画像を読取るシートスルーモード時には、第1キャリッジ106及び第2キャリッジ107が、シートスルー読取り用スリット111の下側へ移動する。その後、原稿トレイ221に載置された原稿が給送ローラ222によって矢示B方向(副走査方向)へ自動給送され、シートスルー読取り用スリット111の位置において原稿が走査される。
このとき、自動給送される原稿の下面(画像面)が第1キャリッジ106の光源部102によって照明される。そのため、その画像面からの反射光像が第1キャリッジ106の第1反射ミラー103、第2キャリッジ107の第2反射ミラー104及び第3反射ミラー105、並びにレンズユニット108経由で光電変換素子50へ順次送られて結像される。そして、光電変換素子50の光電変換により信号が出力され、出力された信号はデジタル信号に変換される。このように、原稿の画像が読取られ、デジタルの画像データが得られる。画像の読取りが完了した原稿は、排出口に排出される。
なお、スキャンモード時又はシートスルーモード時の画像読取り前に開始された光源部102による照明により、基準白板110からの反射光が光電変換素子50でアナログ信号に変換され、その後デジタル信号に変換される。このように、基準白板110が読取られ、その読取り結果(デジタル信号)に基づいて原稿の画像読取り時のシェーディング補正が行われる。
また、ADF200が搬送ベルトを備えている場合には、スキャンモードであっても、ADF200によって原稿をコンタクトガラス101上の読取り位置に自動給送して、その原稿の画像を読取ることができる。
図3は、画像読取装置100のコンタクトガラス(原稿台)101、圧板223(ADF200の下部に相当)及びその周辺の構成例を示す図である。圧板223(ADF200)は、ヒンジ115を支点として開閉する。圧板223には、フィラー113が設けられている。圧板開閉検知センサ(センサ)114は、フィラー113が圧板開閉検知センサ114を遮断しているか否かにより、圧板223(ADF200)の開閉状態を検知する。
具体的には、圧板開閉検知センサ114は、フィラー113が圧板開閉検知センサ114の中央の赤外線を遮断することでデジタル信号Highを出力する。このように、圧板開閉検知センサ114は、ADF200が開いた状態ではOFFとなり、ADF200が閉じた状態ではONとなる。
また、圧板223が開状態となったと圧板開閉検知センサ114が検知すると、画像読取装置100は、後述するように黒レベルを取得して黒シェーディング補正を行い、光電変換素子50等を用いて原稿サイズを検知する。なお、圧板開閉検知センサ114は、例えばADF200の開閉角度が30度以下になったときに、圧板223が閉状態となったとみなすようにされている。
図4は、画像形成装置300が黒シェーディング補正を行う場合に用いる機能の概要を示すブロック図である。画像読取装置100は、光源102が照射した光の反射光が光電変換素子50に対して入射された状態で、タイミング信号生成部(制御部)120が生成するタイミング信号に応じて、画像信号(画素出力値)を黒シェーディング補正部30に対して出力する。タイミング信号生成部120は、光源102及び光電変換素子50などの動作を制御している。黒シェーディング補正部30は、光電変換素子50が出力した読取画素値と暗時の画素値(後述する擬似の黒レベル)との差を算出し、黒側のオフセットレベル補正となる黒シェーディング補正を行う。
後段処理部は、例えば原稿サイズを検知する原稿サイズ検知部や、読取画素値に応じて画像を形成する画像形成部などであり、CPUが実行するソフトウェア、又はハードウェアによって構成される。なお、タイミング信号生成部(制御部)120及び黒シェーディング補正部30は、光電変換素子50内に集積されていてもよい。また、画像読取装置100は、ADF200と一体にされた画像読取装置であってもよい。
図5は、光電変換素子50の構成の概要及びその周辺を示す図である。光電変換素子50は、例えばそれぞれ主走査方向の画素数分の画素信号生成回路(PixBlock)500、増幅器(PGA)502、及びA/D変換器(ADC:A/D変換部)504を有する。画素信号生成回路500は、図6を用いて後述するように、受光素子であるフォトダイオード(PD)と、周辺回路を有する。以下、画素信号生成回路500を画素と記すことがある。
増幅器502は、画素信号生成回路500が出力したアナログ信号をA/D変換器504のダイナミックレンジに合わせるように増幅させる。A/D変換器504は、増幅器502が増幅させたアナログ信号をデジタル信号に変換し、パラレル−シリアル変換部(パラ−シリ変換部)506に対して出力する。
つまり、各画素信号生成回路500が出力するアナログ信号は、並列にデジタル信号に変換されて、パラ−シリ変換部506に入力される。パラ−シリ変換部506は、入力された各デジタル信号をパラレル/シリアル変換し、後段の黒シェーディング補正部30に対して出力する。なお、画素信号生成回路500やパラ−シリ変換部506などの出力タイミングは、タイミング信号生成部120からのクロック信号等によって制御されている。
図6は、画素信号生成回路500の構成例を示す図である。図6(a)は、画素信号生成回路500の第1構成例を示している。画素信号生成回路500は、例えば受光素子であるフォトダイオード(PD)、フローティングディフュージョン(FD:電荷電圧変換部)、電荷転送スイッチ(TX:転送部)、リセットスイッチ(RT:リセット部)、ソースフォロア(SF)、及び書込スイッチ(SL)を有する。TX、RT、SLは、それぞれトランジスタによって構成され、タイミング信号生成部120の制御に応じて動作するスイッチである。
フォトダイオード(PD)は、入射光に応じて電荷を発生させて蓄積する。フローティングディフュージョン(FD)は、電荷を蓄積させて電圧に変換する。電荷転送スイッチ(TX)は、PDに蓄積された電荷をFDに転送する。リセットスイッチ(RT)は、FDをリセット電位(基準電圧)AVDD_RTにリセットする。ソースフォロア(SF)は、電源電圧AVDD_PIXを用いて信号の電流増幅を行う。書込スイッチ(SL)は、電圧変換された信号を後段へ転送する。また、書込スイッチ(SL)は、FDが蓄積した電圧を後段に対して出力させるか否かを選択する選択部としての機能も有する。
また、画素信号生成回路500は、受光するR/G/Bの色毎に一方向に配列され、複数個が並列接続されて、後段の増幅器502及びA/D変換器504を共使用するカラム構成にされてもよい。画素信号生成回路500がカラム構成にされる場合、図6(b)に示した画素信号生成回路500の第2構成例のように、SLの後段にアナログメモリ(VM)と、アナログメモリスイッチ(RD_S)をさらに備えて、同時に電荷蓄積を行えるようにされてもよい。なお、以下の実施形態においては、図6(a)に示した画素信号生成回路500の第1構成例を有する光電変換素子50について説明する。
次に、光電変換素子50の動作例について説明する。図7は、光電変換素子50が原稿を読取る場合の動作を示すタイミングチャートである。以下、原稿を読取るときの動作を通常読取モードと記載する。通常読取モードでは、タイミング信号生成部120は、1ラインの同期信号lsyncを基準にして他の制御信号を生成する。
光電変換素子50は、ラインの先頭でまずSLがアサートされる。そして、RTがアサートされると、FDとSFを経て、リセット電位AVDD_RTがアナログ出力Pix_out=AVDD_RTとして転送される。ここまでをリセット期間と表す。
次に、光電変換素子50は、RTがネゲートされた後、TXがアサートされると、今度はFDに蓄積された電荷が同様に、アナログ出力Pix_out=VSとして転送される。これが電荷転送期間となる。VSは、負極性で表され、1ラインでPDに蓄積された電荷に相当する出力、つまり読取レベルである。
その後、SLがネゲートされると、増幅器502、A/D変換器504及びパラ−シリ変換部506が処理を行い、デジタル出力として、後段の黒シェーディング補正部30に信号が転送される。
ここまでが通常の読取動作1ライン分の制御タイミングであり、光電変換素子50は、2ライン目以降も同様に、リセット、PDの電荷転送を順番で行い、画像出力する。また、PDの電荷量の推移も図7に示されている。光電変換素子50は、TXがアサートされるまでの間にはPDに1ライン分の電荷が蓄積され、TXがアサートされると、それまで蓄積した電荷が転送される為、PDの電荷量が0になり、TXがネゲートされた後、次ラインで転送する電荷を蓄積する。
以上説明した光電変換素子50を有する画像読取装置100は、黒シェーディング補正を行った後に、原稿サイズの検出、及び画像の読取りを行うように構成されている。
図8は、黒シェーディング補正を行った場合の読取レベルを示すグラフである。上述したように、光電変換素子50は、主走査方向の画素分だけ画素信号生成回路500が並んでいる。画素の出力ばらつきは、回路毎に生じるので1画素毎に異なる。例えば、画像読取装置100が一様な濃度レベルの原稿を読取った場合、理想的には主走査方向の全画素で一定レベルの読取レベルが出力される。実際には、画素毎に出力のばらつきが生じ、図8の原稿読取値に示すように、読取レベルに変動が生じてしまう。
このばらつきによる読取レベルの変動を補正するため、画像読取装置100は、光電変換素子50に光が当たっていない時の読取レベルに相当する擬似的な黒レベルを取得し、画素毎に原稿読取値と黒レベルの差をとって、ばらつきを除去した理想的な読取レベル(黒シェーディング後の原稿読取レベル)に補正を行う。
ここで、比較例の画像読取装置における連続読取時の黒レベルの取得について説明する。図9は、比較例の画像読取装置における連続読取動作を示す図である。従来は、例えば光源が点灯している状態では黒レベルのデータが取得出来ない為、画像読取り毎に1度光源を消灯させ、黒レベルを取得した後、再び光源を点灯させ、原稿読取りを再開する。画像読取り毎に黒レベルを生成し、データを更新するのは、画像読取装置の回路の熱影響によって画素値に経時ばらつきが生じるためである。
この時、一度消灯させた光源を再び点灯させた場合、光源の光量が一定になるまでの時間である、光量安定待ち時間が必要となる。よって、画像の読取り生産性が大幅に低下することになる。この課題を解決するために、光電変換素子に光が入射されている状態でも、黒レベルを取得する技術(擬似ダーク生成モード)が知られている。
図10は、従来の擬似ダーク生成モードの動作タイミングを示すタイミングチャートである。なお、光が光電変換素子に入射されている状態で黒レベルを取得する方法を擬似ダーク生成モードと記載する。擬似ダーク生成モードでは、RTがネゲートにされた後に、TXがアサートされず、電荷転送期間でも、そのままリセット電位を出力する。
通常読取モードでは、光電変換素子は、TXがアサートされることにより、PDに蓄積された電荷を転送し、出力レベルがVSとなる。TXがアサートされなければ、PDの電荷は転送されない。よって、Pix_outは常に出力VS=0となり、PDに光があたっている時でも擬似的に黒レベルが生成出来る。
ただし、ここで問題となるのが、PDの電荷量である。通常読取モードでは、電荷は1ライン毎に転送されていた。よって、PDの電荷量は、ライン毎に蓄積、放出を繰り返すように推移していたが、ここでは電荷の転送が行われない。つまり、PDの蓄積電荷は放出されず、照射される光により、PDには電荷が蓄積されつづける。また、PDは、遮光状態にあっても、暗電流により、電荷を蓄積する。
次に、従来の擬似ダーク生成モードのようにPDに電荷が蓄積され続けた場合の問題(従来の擬似的な黒レベルの取得の欠点)について説明する。図11は、従来の擬似ダーク生成モードから、通常読取モードへ切り替わるときの電荷量推移を示した図である。
理想的には、擬似ダーク生成モードから通常読取モードへの移行を瞬時に行うことができれば、生産効率を下げずに連続読取が可能である。しかし、従来の擬似ダーク生成モードでは、PDに電荷が蓄積され続け、PDの電荷量が十分に多くなる。この後、即座に通常読取モードへ移行し、原稿の読取りを開始すると、本来の出力が1ラインでPDに蓄積された電荷=画素出力VSであるのに対し、元々蓄積されていた電荷(擬似ダーク生成モードで蓄積された電荷)を含んだ出力(飽和出力)となってしまう。飽和出力となってしまうと、出力電圧が大きくなり、後段の回路が破壊されたり、大幅な復帰時間待ちが必要になる。
画像読取装置は、飽和出力を回避する必要があるため、PDの電荷を放電させてから、通常読取モードへ移行し、通常読取モードを開始させる必要がある。従来の疑似ダーク生成モードでは、このPDの電荷を放電するための電荷放出待ちのウェイトが必要となる。
次に、実施形態にかかる画像読取装置100における擬似ダーク生成モードについて説明する。図12は、実施形態にかかる画像読取装置100における擬似ダーク生成モードの第1動作例を示すタイミングチャートである。画像読取装置100において、光電変換素子50は、擬似黒レベルを生成するときに、黒レベルの電荷転送後にTXをアサートされる。このとき、SLはネゲートされているため、後段に電荷は転送されていないが、PDに蓄積された電荷はFDに転送され、FDに蓄積されることになる。この期間をPD電荷放出期間と記載する。そして、次ラインの先頭でRTがアサートされ、FD内はリセット電位になるため、擬似ダーク生成モード時は、PD内の電荷を転送することなく、1ラインの読取に1回、電荷を空にすることができる。
つまり、タイミング信号生成部120は、FDの電圧レベルをRTが基準電圧にリセットした後に、PDが蓄積した電荷をTXが転送することなく、FDが蓄積した電圧を後段に対して出力させることをSLが選択し、電圧を後段に対して出力させないことをSLが改めて選択して、予め定められたタイミングで所定期間内に、PDが蓄積した電荷をFDが電圧に変換して蓄積し、FDの電圧レベルをRTが基準電圧にリセットするように制御している。
図13は、実施形態にかかる画像読取装置100における擬似ダーク生成モードの効果を示す図である。画像読取装置100における擬似ダーク生成モードでは、PDの電荷は毎ライン放出されて空となっている。その効果によって、飽和出力が回避出来るため、光電変換素子50の回路の破壊が起こることはない。また、大幅な復帰時間待ちも必要としない。
よって、画像読取装置100は、擬似ダーク生成モードから通常読取モードへの移行のときに、PDの蓄積電荷を放出する待ち時間が不要であり、即座に通常読取モードへ移行できる。つまり、画像読取装置100は、従来に比べて、画像読取の生産性を向上させ、黒レベルの取得が可能である。
次に、擬似ダーク生成モード時に入力されるTXのタイミングについて説明する。図14は、擬似ダーク生成モード時に入力されるTXの第1タイミング(PD電荷の放出の第1タイミング)を示すタイミングチャートである。図15は、擬似ダーク生成モード時に入力されるTXの第2タイミング(PD電荷の放出の第2タイミング)を示すタイミングチャートである。
光電変換素子50は、増幅器502による電位の増幅や、A/D変換器504によるデジタル信号への変換の処理(ADCフェーズ)も1ライン内で実施している。つまり、疑似ダーク生成モード時は、VS=0の疑似黒レベルが出力され、ADCフェーズでアナログ信号をデジタル信号へ変換している。
PD電荷の放出を行うためのTXが各画素信号生成回路500に一斉に動作すると、負荷変動が電源やGNDに伝わってしまう。図14に示すように、ADCフェーズ期間で、この負荷変動が発生すると、A/D変換器504でのデジタル変換時、出力(ADC後)で示すように、出力にノイズ成分が乗ってしまい、画素出力値が変動して、狙いの黒レベルが出力されないことがある。よって、画素信号生成回路500は、擬似ダークモード時におけるPD電荷放出期間である、TXのアサートタイミングは、図15に示したように、ADCフェーズの後でA/D変換器504の処理に影響しない、つまり出力に変動を及ぼさない期間が望ましい。
次に、光電変換素子50における擬似ダーク生成モードでの予備リセット動作について説明する。図16−1〜16−4は、光電変換素子50における擬似ダーク生成モードでの予備リセット動作例(第1動作例〜第4動作例)を示すタイミングチャートである。図16−1に示した予備リセットの第1動作例では、例えば、光電変換素子50に外光が入って、1ラインに蓄積された電荷が多くなっていた場合、PD電荷放出期間での出力VSが高くなり、次ラインの先頭のリセット期間で、電荷を放出しきれず、リセット電位に追従しきれない。そうすると、次ラインの基準の電位がずれ、疑似黒レベルの出力VSが変動してしまうため、出力画像に横スジとして表れてしまう。よって、光電変換素子50は、図16−1に示した動作は行わない。
図16−2に示した予備リセットの第2動作例では、光電変換素子50は、PD電荷放出後、ライン後端で1度予備リセットとして、RTをアサートされる。そして、次ラインのリセット期間で確実にAVDD_RT基準レベルに追従するようにしている。なお、光電変換素子50は、確実に基準レベルを追従させるため、例えば、図16−3に示した予備リセットの第3動作例のように、RTがネゲートされず、次のリセット期間まで、そのままアサートされてもよい。また、光電変換素子50は、図16−4に示した予備リセットの第4動作例のように、RTが駆動クロック毎にH,Lを繰り返すようにされてもよい。なお、これらの方法は、擬似ダーク生成モードだけでなく、通常読取モード時にも併用されてもよい。
図17は、光電変換素子50の擬似ダーク生成モードでのリセット及び電荷転送の動作例を示すタイミングチャートである。図17に示した動作例では、光電変換素子50は、TXがアサートされる前に、RTがアサートされている。つまり、通常読取モード時のRTとTXの制御動作と、擬似ダーク生成モード時のRTとTXの制御動作とが同じにされている。よって、光電変換素子50は、通常読取モードと擬似ダーク生成モードのRT、TX動作が共通化され、同じパターンで出力することになる。つまり、光電変換素子50に対する制御を行うためのソフトウェアコードを短縮でき、制御処理を簡略化できる。
次に、画像読取装置100が原稿サイズを検知する場合の動作について詳述する。画像読取装置100は、ADF200が閉じられるタイミングで光源102を点灯させ、コンタクトガラス101に置かれた原稿の主走査幅を読取って、原稿サイズ検知部が原稿サイズを検知する。ここで、画像読取装置100は、通常の原稿読取時と同様に、黒シェーディング補正を行い、固定パターンノイズを除去して、原稿サイズ検知する。
図18は、画像読取装置100が原稿サイズを検知する場合の動作を示すフローチャートである。ADF200が開かれて、原稿がセットされると、ADF200の圧板開閉検知センサ(ADF開閉センサ)114は、OFFとなり、圧板223が開状態となったことを検知し(S100)、画像読取装置100は擬似黒レベルを取得する(S102)。つまり、画像読取装置100は、外光が光電変換素子50に入射している状態で黒レベルを取得する。
その後、画像読取装置100は、光源102を点灯させ、原稿サイズ検知を行うが、ここでも圧板開閉検知センサ114のON信号をトリガとして用いる。ADF200が閉じる直前(例えば開閉角度が30度以下)である半開きの状態にされて圧板開閉検知センサ114がONになると(S104)、光源102が点灯し(S106)、原稿サイズ検知部が原稿サイズを検知し(S108)、その後光源102が消灯する(S110)。
画像読取装置100は、原稿背景(圧板223の裏面)と原稿の濃度差を用いて原稿サイズを検知する。画像読取装置100は、この原稿サイズ検知時に、原稿データと、取得した擬似黒データを用い、黒シェーディング補正を行う。
そして、タイミング信号生成部120は、画像読取装置100が原稿を連続して読取る場合に、原稿が画像読取位置を通過して次の原稿が画像読取位置に搬送されるまでに、PDが蓄積した電荷をTXが転送することなく、FDが蓄積した電圧を後段に対して出力させることをSLが選択するように制御する。
30 黒シェーディング補正部
50 光電変換素子
100 画像読取装置
101 コンタクトガラス
102 光源部
113 フィラー
114 圧板開閉検知センサ
115 ヒンジ
120 タイミング信号生成部(制御部)
200 自動原稿給送装置(ADF)
223 圧板
300 画像形成装置
500 画素信号生成回路
502 増幅器
504 A/D変換器
PD 受光素子
FD フローティングディフュージョン(電荷電圧変換部)
TX 電荷転送スイッチ(転送部)
RT リセットスイッチ(リセット部)
SF ソースフォロア
SL 書込スイッチ(選択部)
特開2014−138356号公報

Claims (10)

  1. 入射光に応じて電荷を発生させて蓄積する受光素子と、
    前記受光素子が蓄積した電荷を転送する転送部と、
    前記転送部が転送した電荷を電圧に変換して蓄積する電荷電圧変換部と、
    前記電荷電圧変換部の電圧レベルを基準電圧にリセットするリセット部と、
    前記電荷電圧変換部が蓄積した電圧を後段に対して出力させるか否かを選択する選択部と、
    前記電荷電圧変換部の電圧レベルを前記リセット部が基準電圧にリセットした後に、前記受光素子が蓄積した電荷を前記転送部が転送することなく、前記電荷電圧変換部が蓄積した電圧を後段に対して出力させることを前記選択部が選択し、電圧を後段に対して出力させないことを前記選択部が改めて選択して、予め定められたタイミングで所定期間内に、前記受光素子が蓄積した電荷を前記電荷電圧変換部が電圧に変換して蓄積し、前記電荷電圧変換部の電圧レベルを前記リセット部が基準電圧にリセットするように制御する制御部と、
    を有することを特徴とする光電変換素子。
  2. 前記転送部、前記リセット部及び前記選択部は、
    それぞれトランジスタによって構成され、前記制御部の制御に応じて動作するスイッチであること
    を特徴とする請求項1に記載の光電変換素子。
  3. 前記選択部が後段に対して出力させることを選択した電圧をA/D変換するA/D変換部をさらに有し、
    前記タイミングは、前記A/D変換部が動作していない期間内にあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の光電変換素子。
  4. 前記リセット部は、
    前記タイミングで前記受光素子が蓄積した電荷を前記電荷電圧変換部が電圧に変換して蓄積し、前記電荷電圧変換部の電圧レベルを基準電圧にリセットする場合、前記転送部が電荷を転送する時間よりも長い時間をかけて前記電荷電圧変換部の電圧レベルを基準電圧にリセットすること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光電変換素子。
  5. 前記転送部及び前記リセット部は、
    前記選択部により、前記電荷電圧変換部が蓄積した電圧を後段に対して出力させる場合と、電圧を後段に対して出力させない場合とで、同じ制御動作であること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光電変換素子。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光電変換素子を有すること
    を特徴とする画像読取装置。
  7. 複数の原稿を画像読取位置へ順次に搬送する自動原稿給送装置をさらに有し、
    前記制御部は、
    原稿が画像読取位置を通過して次の原稿が画像読取位置に搬送されるまでに、前記受光素子が蓄積した電荷を前記転送部が転送することなく、前記電荷電圧変換部が蓄積した電圧を後段に対して出力させることを前記選択部が選択するように制御すること
    を特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 前記受光素子が発生させて蓄積した電荷に基づいて、原稿サイズを検知する原稿サイズ検知部と、
    前記原稿サイズ検知部に対して原稿サイズの検知を開始させる動作を検知するセンサと、
    をさらに有し、
    前記制御部は、
    前記センサが原稿サイズの検知を開始させる動作を検知した場合、前記受光素子が蓄積した電荷を前記転送部が転送することなく、前記電荷電圧変換部が蓄積した電圧を後段に対して出力させることを前記選択部が選択するように制御し、
    前記原稿サイズ検知部は、
    前記選択部が後段に対して出力させることを選択した電圧に基づいて、前記受光素子が発生させて蓄積した電荷量を補正して、原稿サイズを検知すること
    を特徴とする請求項6又は7に記載の画像読取装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置が読取った画像データに基づく画像を形成する画像形成部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 入射光に応じて電荷を発生させて蓄積している状態の受光素子を有する光電変換素子の制御方法であって、
    前記受光素子が蓄積して転送部が転送した電荷を電圧に変換して蓄積する電荷電圧変換部の電圧レベルを基準電圧にリセットさせる工程と、
    前記受光素子が蓄積した電荷を前記転送部に転送させることなく、前記電荷電圧変換部が蓄積した電圧を後段に対して出力させる工程と、
    予め定められたタイミングで所定期間内に、前記電荷電圧変換部が蓄積した電圧を後段に対して出力させなくして、前記受光素子が蓄積した電荷を電圧に変換させて前記電荷電圧変換部に蓄積させる工程と、
    前記電荷電圧変換部の電圧レベルを基準電圧にリセットさせる工程と、
    を含む光電変換素子の制御方法。
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