JP5895336B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関する。
従来、複写機やスキャナ等に用いられる画像読取装置として、色の三原色であるR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色成分に対応する3つのラインセンサを備えたものがある。この種の画像読取装置では、原稿の主走査方向は各ラインセンサを構成する複数の受光素子による電気的な走査によって、また副走査方向は原稿とラインセンサとの相対的な移動による機械的な走査によって、原稿の画像を読み取るように構成されている。原稿の任意の読み取り位置における画像は、各ラインセンサ間の距離を原稿が相対移動するのに要する時間間隔で各色成分が読み取られる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、例えば原稿の副走査方向への相対移動速度を速くした高速スキャンモードでは、主走査方向の解像度(例えば600DPI(Dot Per Inch))と副走査方向の解像度(例えば400DPI)が異なり、主走査方向の走査と副走査方向の走査が同期せず、各ラインセンサが読み取る原稿の副走査方向の位置にずれが生じる場合がある。
特許文献1に記載された画像読取装置では、この読み取り位置のずれに起因する黒文字又は黒線の色づき等を目立たなくするために、R,G,Bの三色のラインセンサのうち、MTF(Modulation Transfer Function:変調伝達関数)値が最も低い色(例えばR)のラインセンサの画像データを基準として他の2つのラインセンサの画像データに対して補間処理を行っている。
特開2004−241809号公報
本発明の目的は、複数の受光素子列の何れかの読み取り位置を基準として他の受光素子列の画像情報を補間処理する場合に比較して、白色領域と黒色領域との境界における色づきを抑制することが可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。
[1]選択された主走査方向の解像度と副走査方向の解像度とが同一である通常スキャンモード、又は主走査方向の解像度よりも副走査方向の解像度が低い高速スキャンモードで原稿の互いに異なる色成分の画像情報を前記原稿の副走査方向に沿って順次読み取る複数の受光素子列を有する読取部と、前記読取部が前記通常スキャンモードで前記原稿を読み取るとき、1走査周期の間に前記原稿を前記読取部に対して前記受光素子の各色の読取間隔に相当する距離と同じ距離を副走査方向に相対移動させ、前記読取部が前記高速スキャンモードで前記原稿を読み取るとき、1走査周期の間に前記原稿を前記読取部に対して前記受光素子列の各色の読取間隔に相当する距離より大きな距離を副走査方向に相対移動させる移動部と、前記原稿を読み取るときの副走査方向に連続する複数の仮想的な読取範囲を設定し、前記読取部が前記高速スキャンモードで前記原稿を読み取るとき、それぞれの前記受光素子が前記原稿を読み取る読取範囲と前記仮想的な読取範囲との位相ずれに基づく重み係数を用いて前記複数の受光素子が前記原稿を読み取った画素値を加重平均処理により補正する補正部とを備え画像読取装置。
[2]前記読取部は、色の三原色に対応する3つの受光素子列からなり、前記補正部は、前記加重平均処理に用いる重み係数の最小値が0.16以上となる位相で前記補正を行う前記[1]に記載の画像読取装置。
[3]原稿から画像情報を読み取る前記[1]又は[2]に記載の画像読取装置と、前記画像読取装置によって読み取られた画像情報に基づいて感光体を露光することにより前記感光体上に静電潜像を形成する露光部と、前記感光体上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像部と、前記トナー像を用紙に転写する転写部と、前記用紙に転写された前記トナー像を定着させる定着部とを備えた画像形成装置。
請求項1又は3に記載の発明によれば、複数の受光素子列の何れかを基準として他の受光素子列の画像情報を補間処理する場合に比較して、白色領域と黒色領域との境界における色づきを抑制することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、三原色に対応した3つの受光素子列の読み取り位置が均等にずれた場合でも、受光素子列間の重み係数の差を抑えることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の構成例を示す図である。 図2(a)は、裏面用ラインセンサ部の構成例を示す正面図、図2(b)は、図2(a)の一部拡大図である。 図3は、画像読取装置の制御系の要部を示すブロック図である。 図4(a)は第1の受光素子列の受光素子の読み取り範囲の例を、図4(b)は第2の受光素子列の受光素子の読み取り範囲の例を、図4(c)は第3の受光素子列の受光素子の読み取り範囲の例を、それぞれ示す説明図である。 図5(a)〜(c)は、比較例の各色成分の画素値を、図5(d)〜(f)は、本発明の第1の実施の形態の各色成分の画素値を、それぞれ示すグラフである。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の構成例を示す図である。
この画像読取装置1は、原稿20を給紙台21から排紙台22まで移動させる移動部としての原稿搬送部2と、原稿20の表面20aの画像を光学的に読み取る表面画像読取部3と、原稿20の裏面20bの画像を光学的に読み取る裏面画像読取部4とを備える。原稿搬送部2は、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)とも呼ばれている。
原稿搬送部2及び裏面画像読取部4は、原稿配置台36に対して開閉可能な原稿カバー24に設けられている。
また、画像読取装置1は、読取方式として、原稿配置台36上の原稿20に対して、光学系のキャリッジ37A、37Bを副走査方向Aに移動させて原稿20から画像を読み取る「第1の読取方式」と、表面画像読取部3の光学系のキャリッジ37A、37Bに対して原稿20を原稿搬送部2により副走査方向Aに搬送させて原稿20から画像を読み取る「第2の読取方式」とを有する。第1の読取方式は、プラテンスキャン方式とも呼ばれ、第2の読取方式は、CVT(Constant Velocity Transport:原稿定速搬送)方式とも呼ばれている。
また、画像読取装置1は、読取モードとして、原稿20の表面20aから画像を読み取る「片面モード」、及び原稿20の表面20aと裏面20bの両方から画像を読み取る「両面モード」を有する。
(原稿搬送部)
原稿搬送部2は、画像が記録された原稿20が配置される給紙台21と、搬送された原稿20が排出される排紙台22と、原稿20を給紙台21から排紙台22へ搬送する搬送機構23と、給紙台21上の原稿20を検出する紙センサ25とを備える。
搬送機構23は、給紙台21に配置された複数の原稿20の束から原稿20を1枚ずつ分離する分離ロール230と、分離した原稿20を搬送する搬送ロール231と、原稿20を第1の読取領域3aに搬送する読取ロール232と、原稿20を裏面画像読取部4に案内する案内ロール233と、原稿20を排紙台22に排出する排出ロール234とを備える。
(表面画像読取部)
表面画像読取部3は、白色の照明光を発生する左右一対の白色LEDランプ等による光源30A、30Bと、光源30A、30Bからの照明光を第1又は第2の読取領域3a、3bに導く導光体31と、光源30A、30Bからの照明光が第1又は第2の読取領域3a、3bにおける原稿20の表面20aで反射した反射光を反射する第1乃至第3のミラー32A〜32Cと、第1乃至第3のミラー32A〜32Cに導かれた反射光を集光する縮小光学系のレンズ33と、レンズ33により集光された光を受光する受光部の一例である表面読取用のCCD(Charge Coupled Device)34とを備える。
また、表面画像読取部3は、光源30A、30B、導光体31、第1乃至第3のミラー32A〜32C、レンズ33及び表面用ラインセンサ部34を収容する筐体35を有し、筐体35の上部にはガラス等の光透過性部材からなる原稿配置台36を設けている。
光源30A、30B、導光体31及び第1のミラー32Aは、副走査方向Aに移動可能な第1のキャリッジ37Aに固定され、第2のミラー32B及び第3のミラー32Cは、第2のキャリッジ37Bに固定されている。原稿配置台36上の原稿面から表面用ラインセンサ部34の受光面までの光路長が常に一定に保持されるように、第2のキャリッジ37Bは、第1のキャリッジ37Aの1/2の移動量で副走査方向Aに移動可能に構成されている。また、第1及び第2のキャリッジ37A、37Bは、原稿配置台36に配置された原稿20の表面20aの画像を読み取る場合には、図1に示す位置をホームポジションとし、不図示のモータにより副走査方向Aに移動するように構成されている。
原稿配置台36の第1の読取領域3aの両端部には、第1及び第2の白基準板38A、38Bが設けられ、第2の読取領域3bの近傍には主走査方向Bに沿って第3の白基準板38Cが設けられている。
(裏面画像読取部)
裏面画像読取部4は、照明光を発生する光源40と、光源40からの照明光が原稿20の裏面20bで反射した反射光を集光する等倍光学系のロッドレンズアレイ41と、ロッドレンズアレイ41により集光された反射光を受光し、原稿20の画像情報を読み取る裏面用ラインセンサ部42と、裏面用ラインセンサ部42が実装された基板43と、搬送路を介してロッドレンズアレイ41に対向して配置された白基準板44とを備える。
光源40は、例えば蛍光ランプ、キセノンランプや、主走査方向に沿って配列された複数のLED(Light Emitting Diode)等の白色光を発する発光体を用いることができる。
裏面用ラインセンサ部42は、例えば複数のCCD(Charge Coupled Device)素子からなる受光素子を用いることができるが、これに限られるものではなく、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の他の受光素子で構成してもよい。
白基準板44は、例えば白色の樹脂板、白塗装された金属板等を用いることができる。
図2は、裏面用ラインセンサ部42の構成例を示す概略図であり、(a)は裏面用ラインセンサ部42の一端部を、(b)は裏面用ラインセンサ部42の部分拡大図を示す。裏面用ラインセンサ部42は、複数(例えば27個)の受光素子アレイ420を主走査方向Bに沿って配列して構成されている。
それぞれの受光素子アレイ420は、第1〜第3の受光素子列421R,421G,421Bを有している。第1の受光素子列421Rは、受光面に図示しない赤色成分の光を透過させるフィルタが配置され、光源40(図1参照)の照明光が原稿20の裏面20bで反射した反射光を受光して、その赤色成分の強度を読み取る。同様に、第2の受光素子列421Gは、受光面に図示しない緑色成分の光を透過させるフィルタが配置され、反射光の緑色成分の強度を読み取る。第3の受光素子列421Bは、受光面に図示しない青色成分の光を透過させるフィルタが配置され、反射光の青色成分の強度を読み取る。第1〜第3の受光素子列421R,421G,421Bで読み取られた各色成分の強度は、原稿20の画像情報を表している。
第1〜第3の受光素子列421R,421G,421Bは、それぞれが主走査方向Bに沿って平行に延びるように設けられるとともに、副走査方向Aに沿って間隔dをもって順次配置されている。
図2(b)に示すように、第1の受光素子列421Rは、主走査方向Bに沿って配置された複数(例えば305個)の受光素子422Rからなる。第2受光素子列421Gは、同じく主走査方向Bに沿って配置された複数の受光素子422Gからなる。また、第3受光素子列421Bは、同じく主走査方向Bに沿って配置された複数の受光素子422Bからなる。
それぞれの受光素子422R、受光素子422G、及び受光素子422Bは、副走査方向Aに沿って直線状に並ぶように配置されている。また、各受光素子422R、受光素子422G、及び受光素子422Bは、受光した光量に応じて蓄積した電荷を垂直転送信号φに同期して図示しないシフトレジスタに出力する。シフトレジスタは、出力された電荷を一旦保持し、水平転送信号φに同期して画像の読取結果を示す出力信号S、S、Sとして受光素子アレイ420の外部に出力する。
(制御系)
図3は、画像読取装置1の制御系の要部を示すブロック図である。このブロック図では、表面用ラインセンサ部34で読み取った原稿20の表面20aの画像処理等を行うブロックについては図示を省略しているが、表面20aの画像処理についても裏面20bの画像処理と同様に行うことが可能である。
画像読取装置1は、画像読取装置1の各部を制御するCPU(Central Processing Unit)10と、裏面用ラインセンサ部42及び原稿搬送部2等を駆動する駆動制御部11と、裏面用ラインセンサ部42から出力された信号S、S、Sを保持するサンプリングホールド(SH)回路12と、SH回路12の出力信号を増幅する増幅回路13と、増幅回路13の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路14と、A/D変換回路14の出力データをデジタル画像データとして記憶するメモリ15と、メモリ15に記憶したデジタル画像データに対しシェーディング補正を行うシェーディング補正回路16と、補正回路17と、画像処理部18と、読取モードを選択可能な操作パネル19とを備える。
CPU10は、ROM(Read Only Memory)等の記憶装置に記憶されているプログラムに従って動作することにより、画像読取装置1の各部を制御する。また、CPU10は、操作パネル19からの入力に基づいて、前述の第1の読取方式又は第2の読取方式の何れの方式で原稿20の画像を読み取るかを選択する。またCPU10は、読取モードを主走査方向の解像度と副走査方向の解像度が同一である通常スキャンモードとするか、主走査方向の解像度よりも副走査方向の解像度が低い高速スキャンモードとするかを選択する。またさらに、CPU10は、原稿20の表面20aのみを読み取るか、又は表面20a及び裏面20bの両面を読み取るかを選択する。
駆動制御部11は、CPU10からの指示に基づいて各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ110と、裏面用ラインセンサ部42を駆動制御する読取駆動部111と、原稿搬送部2を駆動制御する移動駆動部112とを備える。
タイミングジェネレータ110は、第2の読取方式が選択され、かつ原稿20の両面の画像の読み取りが選択された場合に、垂直同期信号S、水平同期信号S等のタイミング信号を生成し、読取駆動部111に出力する。また、タイミングジェネレータ110は、移動駆動部112に原稿20の搬送開始及び停止の指示信号や原稿20の移動速度の指示信号を生成し、移動駆動部112に出力する。
読取駆動部111は、タイミングジェネレータ110から出力される垂直同期信号Sに同期して垂直転送信号φを生成し、垂直転送信号φを裏面用ラインセンサ部42に出力する。以下、垂直転送信号φの発生周期を「走査周期」という。また、読取駆動部111は、タイミングジェネレータ110から出力される水平同期信号Sに同期して駆動信号として水平転送信号φを生成し、水平転送信号φを裏面用ラインセンサ部42に出力する。
移動駆動部112は、タイミングジェネレータ110からの指示信号に基づいて、原稿搬送部2の各ロールを回転させる図示しないモータを制御する。
SH回路12は、第1〜第3の受光素子列421R,421G,421Bから出力された信号をサンプルホールドしてピークを検出し、ピークを示す信号を出力する。
増幅回路13は、SH回路12から出力されたピークを示す信号を、予め定められた増幅率で増幅する。
A/D変換回路14は、増幅回路13の出力信号を例えば8ビット(0〜255)のデジタルデータに変換する。このデジタルデータは、受光素子422R、受光素子422G、受光素子422Bが読み取った反射光の各色成分の強度を示す画素値である。
メモリ15は、CPU10からのイネーブル信号がハイレベルのとき、入力されるデジタル画像データを記憶し、イネーブル信号がローレベルのとき、入力されるデジタル画像データを記憶しないように構成されている。
シェーディング補正回路16は、複数の受光素子422R、受光素子422G、及び受光素子422Bの感度バラツキの補正や、読取光学系の光量分布特性に対応した補正を行う。
補正回路17は、裏面用ラインセンサ部42の第1〜第3の受光素子列421R,421G,421Bの副走査方向の読み取り位置のずれを画素値の加重平均処理により補正する。補正回路17の処理内容の詳細については後述する。
画像処理部18は、デジタル画像データを拡大又は縮小する拡大縮小処理等の各種画像処理を行った後、デジタル画像データを記憶装置に出力する。
(補正回路)
CPU10が通常スキャンモードを選択した場合には、移動駆動部112の制御により、原稿搬送部2が原稿20を1走査周期の間に第1〜第3の受光素子列421R,421G,421Bの間隔dだけ移動させる速度で搬送する。この場合には、原稿20の裏面20bの任意の読み取り位置の画像が走査周期ごとに第1の受光素子列421R,第2の受光素子列421G,及び第3の受光素子列421Bで順次読み取られ、各受光素子列による原稿20の1回の読み取り範囲は共通である。この場合には、補正回路17が補正処理を行わない。
一方、CPU10が高速スキャンモードを選択した場合には、1走査周期の間に第1〜第3の受光素子列421R,421G,421Bの間隔d以上に原稿20が副走査方向に移動するので、この間隔dと原稿20の裏面用ラインセンサ部42に対する移動速度との関係に基づいて、第1〜第3の受光素子列421R,421G,421Bの読み取り位置のずれが発生する。この場合、補正回路17は、CPU10からの補正指令信号を受け、次に述べる加重平均処理により、この読み取り位置の位相ずれを補正する。
(加重平均処理)
図4は、主走査方向の解像度を600DPIとし、副走査方向の解像度を400DPIとした高速スキャンモードにおける第1〜第3の受光素子列421R,421G,421Bの複数回の走査による原稿20の読み取り範囲を模式的に示す説明図であり、(a)は第1の受光素子列421Rの1つの受光素子422Rの1走査周期ごとの読み取り範囲を、(b)は第2の受光素子列421Gの1つの受光素子422Gの1走査周期ごとの読み取り範囲を、(c)は第3の受光素子列421Bの1つの受光素子422Bの1走査周期ごとの読み取り範囲を、それぞれ示す。これらの受光素子422R,422G,422Bは、副走査方向に沿って直線状に並んで配置されているものとする。
図4(a)〜(c)に示すように、受光素子422R,422G,422Bの1走査周期における読み取り範囲の副走査方向の長さをLとすると、受光素子422Rの読み取り位置に対して、受光素子422Gの読み取り位置は副走査方向に1/3位相(L/3)だけずれ、受光素子422Bの読み取り位置は副走査方向にさらに1/3位相(L/3)だけずれている。
補正回路17は、受光素子422R,422G,422Bの画像読取結果に基づく画素値の加重平均処理により、このずれを補正して、副走査方向の仮想的な読み取り範囲における画素値を演算する。
本実施の形態では、図4の破線で示す境界で区切った仮想的な読み取り範囲V,V,V…で原稿20の画像を読み取った場合の画素値を演算する。この読み取り範囲V,V,V…の境界は、受光素子422Rの読み取り範囲に対して1/2位相(L/2)分だけ位相がずれ、受光素子422G及び受光素子422Bの読み取り範囲に対しては、1/6位相(L/6)又は5/6位相(5L/6)だけ位相がずれている。
補正回路17は、この位相ずれを考慮して設定された重み係数を用いて、仮想的な読み取り範囲V,V,V…の画素値を受光素子422R,422G,422Bの画像読取結果に基づく画素値の加重平均演算により求める。
例えば、読み取り範囲Vの赤色成分に対応する画素値を演算する場合には、読み取り範囲Vに部分的に重なる受光素子422Rによる読み取り範囲R及び読み取り範囲Rの画素値に重み係数を乗じて加算した加重平均値を読み取り範囲Vに対応する画素値とする。この重み係数は、読み取り範囲Vに対する読み取り範囲R,Rの重なり範囲の大きさに応じて設定される。
図4(a)の図示例では、読み取り範囲Vに対し、第1の読み取り範囲Rが1/2、第2の読み取り範囲Rが1/2、それぞれ重なっているので、重み係数kr,krは共に1/2(kr+kr=1)となる。従って、第1の読み取り範囲Rの画素値をdr、第2の読み取り範囲Rの画素値をdrとすると、読み取り範囲Vにおける赤色成分の画素値Vrは、次式により求められる。
Figure 0005895336
また、読み取り範囲Vに対し、受光素子422Gによる第1の読み取り範囲Gが5/6、第2の読み取り範囲Gが1/6、それぞれ重なっているので、重み係数kg=5/6、重み係数kg=1/6(kg+kg=1)となる。従って、第1の読み取り範囲Gの画素値をdg、第2の読み取り範囲Gの画素値をdgとすると、読み取り範囲Vにおける緑色成分の画素値Vgは、次式により求められる。
Figure 0005895336
また、読み取り範囲Vに対し、受光素子422Bによる第1の読み取り範囲Bが1/6、第2の読み取り範囲Bが5/6、それぞれ重なっているので、重み係数kb=1/6、重み係数kb=5/6(kb+kb=1)となる。従って、第1の読み取り範囲Bの画素値をdb、第2の読み取り範囲Bの画素値をdbとすると、読み取り範囲Vにおける青色成分の画素値Vbは、次式により求められる。
Figure 0005895336
補正回路17は、このような補正処理を第1〜第3の受光素子列412R,412G,412Bを構成する各受光素子442R,442G,442Bについて実行し、仮想的な読み取り範囲V,V,V…の各色成分の画素値を演算する。つまり、補正回路17は、第1〜第3の受光素子列412R,412G,412Bの全てについて画素値の加重平均処理を行い、第1〜第3の受光素子列412R,412G,412Bの読み取り位置のずれを補正する。
また、この加重平均処理に用いる重み係数kr,kr,kg,kg,kb,kbは、最大値が5/6(≒0.833)であり、最小値が1/6(≒0.167)である。つまり、本実施の形態における重み係数は、最小値が0.16以上である。そして、少なくとも、この最小値以上の割合で受光素子442R,442G,442Bによる読み取り範囲の画素値が仮想的な読み取り範囲V,V,V…の各色成分の画素値に反映される。
なお、前述のように、原稿20の裏面20bの任意の読み取り位置は、第1の受光素子列412R、第2の受光素子列412G、及び第3の受光素子列412Bによって順次読み取られるので、補正回路17に入力される画像データはこの読み取り順序に従って順次遅延する。従って、補正回路17は、赤色成分の画像データ及び緑色成分の画像データを一時的に保持し、青色成分の画像データと同時期に画像処理部18に出力する。
(第1の実施の形態の動作)
次に、第1の実施の形態の動作を説明する。
ユーザが画像読取装置1の給紙台21に原稿20をセットし、操作パネル19により「第2の読取方式」及び「両面モード」を選択して画像の読み取りを指示すると、CPU10は駆動制御部11のタイミングジェネレータ110に指令信号を送り、画像の読み取りを開始させる。
タイミングジェネレータ110は、移動制御部112に指令信号を出力し、原稿20の読取領域が裏面画像読取部4の読み取り位置まで移動した時点から予め定められた周期で読取駆動部111に垂直同期信号S及び水平同期信号Sを出力する。読取駆動部111は、垂直同期信号Sに同期して垂直転送信号φを裏面用ラインセンサ部42に出力する。また、読取駆動部111は、水平同期信号Sに同期して水平転送信号φを裏面用ラインセンサ部42に出力する。
裏面用ラインセンサ部42から出力された信号S、S、SはSH回路12でサンプリングホールドされて増幅回路13で増幅され、A/D変換回路14で量子化されたデジタルデータに変換される。このデジタルデータはメモリ15に記憶され、シェーディング補正回路16によってシェーディング補正される。その後さらに補正回路17によって上記のように読み取り位置の位相ずれが補正され、画像処理部18に出力される。
図5は、原稿20の裏面20bの画像の白色領域と黒色領域との境界部を読み取った際の各色の画素値の例を示すグラフである。この図示例では、白色領域と黒色領域との境界が第1の受光素子列421Rの受光素子422Rの読み取り範囲R,Rの境界部にある場合を示している。
図5において、(a)〜(c)は比較例として示す、第1の受光素子列421Rの受光素子422Rの読み取り範囲の境界に仮想的な読み取り範囲V,Vの境界を一致させた場合の各画素値のグラフであり、(d)〜(f)は本実施の形態に係る各画素値のグラフである。また、(a)及び(d)は赤色成分の画素値を、(b)及び(e)は緑色成分の画素値を、(c)及び(f)は青色成分の画素値を、それぞれ示す。(a)〜(f)における斜線部は、仮想的な読み取り範囲V,Vの各色成分の画素値を示している。
図5(a)に示すように、比較例では受光素子422Rの読み取り範囲R,Rと仮想的な読み取り範囲V,Vが一致しているので、読み取り範囲Rにおける画素値が仮想的な読み取り範囲Vにおける赤色成分の画素値となり、読み取り範囲Rにおける画素値が仮想的な読み取り範囲Vにおける赤色成分の画素値と等しい。従って、この場合の重み係数はkr=1,kr=0であり、実際上は加重平均処理が行われない。
また、図5(b)に示すように、比較例における第2の受光素子列421Gの受光素子422Gの読み取り範囲は、仮想的な読み取り範囲V,Vと1/3位相ずれているので、仮想的な読み取り範囲Vの緑色成分の画素値は、読み取り範囲Gの画素値×(1/3)+読み取り範囲Gの画素値×(2/3)となる。また、仮想的な読み取り範囲Vの緑色成分の画素値は、読み取り範囲Gの画素値×(1/3)+読み取り範囲Gの画素値×(2/3)となる。
また、図5(c)に示すように、比較例における第3の受光素子列421Bの受光素子422Bの読み取り範囲は、仮想的な読み取り範囲V,Vと2/3位相ずれているので、仮想的な読み取り範囲Vの青色成分の画素値は、読み取り範囲Bの画素値×(2/3)+読み取り範囲Bの画素値×(1/3)となる。また、仮想的な読み取り範囲Vの青色成分の画素値は、読み取り範囲Bの画素値×(2/3)+読み取り範囲Bの画素値×(1/3)となる。
一方、本実施の形態では、図5(d)に示すように、受光素子422Rの読み取り範囲R,Rと仮想的な読み取り範囲V,Vとが1/2位相ずれているので、仮想的な読み取り範囲Vの赤色成分の画素値は、読み取り範囲Rの画素値×(1/2)+読み取り範囲Rの画素値×(1/2)となる。また、仮想的な読み取り範囲Vの赤色成分の画素値は、読み取り範囲Rの画素値×(1/2)+読み取り範囲Rの画素値×(1/2)となる。
また、図5(e)に示すように、本実施の形態では、受光素子422Gの読み取り範囲G,Gと仮想的な読み取り範囲V,Vとが5/6位相ずれているので、仮想的な読み取り範囲Vの緑色成分の画素値は、読み取り範囲Gの画素値×(5/6)+読み取り範囲Gの画素値×(1/6)となる。また、仮想的な読み取り範囲Vの緑色成分の画素値は、読み取り範囲Gの画素値×(5/6)+読み取り範囲Gの画素値×(1/6)となる。
また、図5(f)に示すように、本実施の形態では、受光素子422Bの読み取り範囲B,Bと仮想的な読み取り範囲V,Vとが7/6位相ずれているので、仮想的な読み取り範囲Vの青色成分の画素値は、読み取り範囲Bの画素値×(1/6)+読み取り範囲Bの画素値×(5/6)となる。また、仮想的な読み取り範囲Vの青色成分の画素値は、読み取り範囲Bの画素値×(1/6)+読み取り範囲Bの画素値×(5/6)となる。
ここで、仮想的な読み取り範囲V,Vにおける各色成分の画素値のばらつきが大きいと、その読み取り位置に対応する画像の部位に色づきが発生することとなる。図5に示す例で読み取り範囲の全体が白色領域であった場合の画素値が255、読み取り範囲の全体が黒色領域であった場合の画素値が0であるとすると、比較例における仮想的な読み取り範囲V,Vの赤,緑,青色成分の画素値、及びその分散σは表1のようになる。
Figure 0005895336
また、本実施の形態における仮想的な読み取り範囲V,Vの赤,緑,青色成分の画素値、及びその分散σは表2のようになる。
Figure 0005895336
このように、本実施の形態では、比較例に比べて画素値のばらつきが小さく、白色領域と黒色領域との境界部における色づきが抑制される。また、比較例では、第1の受光素子列421Rの受光素子422Rの読み取り範囲に仮想的な読み取り範囲V,Vを一致させているため、赤色成分の解像度に比べて緑色及び青色成分の解像度が低くなり、解像度のばらつきが大きくなるが、本実施の形態では、第1〜第3の受光素子列412R,412G,412Bの全てについて画素値の加重平均処理を行うため、デジタル画像データにおける各色成分の解像度のばらつきが比較例に比べて小さくなる。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。この画像形成装置5は、上記第1の実施の形態に係る画像読取装置1と、本体部5Aとを備える。
本体部5Aは、画像読取装置1によって読み取られた原稿画像を記録媒体としての用紙70に印刷する画像形成部6と、画像形成部6に用紙70を供給するトレイ部7とを備える。
操作パネル19には、タッチパネル191と、原稿の読取、画像の印刷を指示するスタートボタンや原稿の読取、画像の印刷の停止を指示するストップボタン等の操作ボタン192とが設けられている。
画像形成部6は、電子写真方式によって原稿画像を用紙に印刷するものであり、循環移動する無端状の中間転写ベルト60と、中間転写ベルト60にイエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色のトナー画像を転写する第1乃至第4の画像形成ユニット61Y、61M、61C、61Kと、画像情報に基づいて変調されたレーザー光を第1乃至第4の画像形成ユニット61Y、61M、61C、61Kの後述する感光体ドラム610を露光することにより感光体ドラム610上に静電潜像を形成する露光部としての光学走査装置62とを備えている。
各画像形成ユニット61Y、61M、61C、61Kは、感光体ドラム610と、感光体ドラム610の表面を一様に帯電する帯電器611と、感光体ドラム610の表面に光学走査装置62によって形成された静電潜像を各色のトナーで現像してトナー画像を形成する現像部としての現像器612と、中間転写ベルト60を感光体ドラム610に押し付ける一次転写ローラ613とを有している。
中間転写ベルト60は、不図示のモータに連結された駆動ローラ63によって駆動され、第1の従動ローラ64A、第2の従動ローラ64B及び中間転写ベルト60に張力を付与するテンションローラ65によって形成された循環経路に沿って回転する。
また、画像形成部6は、中間転写ベルト60を挟んで第2の従動ローラ64Bと対向する位置に配置され、中間転写ベルト60上に形成されたトナー画像をトレイ部7から供給された用紙に転写する転写部としての二次転写ローラ66と、用紙に転写されたトナー画像を用紙上に転写する定着部としての定着ユニット67と、定着ユニット67を通過した用紙70を排出台69に排出する排出ローラ68とを備えている。
定着ユニット67は、ヒータを内蔵する定着ローラ671と、定着ローラ671に対して加圧される加圧ローラ672とを備える。
トレイ部7は、向き、大きさ、紙質等の異なる用紙70をそれぞれ収容する第1乃至第3のトレイ71〜73を備える。トレイ部7は、第1乃至第3のトレイ71〜73のそれぞれに対応して、格納された用紙70を取り出すためのピックアップローラ74A〜74Cと、複数の用紙70が取り出された場合にそれらを分離する分離ローラ75A〜75Cと、用紙70さらに下流側へ搬送するレジローラ76A〜76Cとを備えている。レジローラ76A〜76Cは、画像形成部6による画像形成のタイミングに同期して動作し、第1乃至第3のトレイ71〜73から取り出した用紙70を搬送路77に沿って二次転写ローラ66と中間転写ベルト60との間に導くように構成されている。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施が可能である。例えば、上記第1の実施の形態では、裏面画像読取部4に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、表面画像読取部3に本発明を適用することも可能である。また、補正回路17の処理は、プログラムの実行によって実現してもよく、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアを用いて実現してもよい。
1…画像読取装置、2…原稿搬送部、3…表面画像読取部、3a…第1の読取領域、3b…第2の読取領域、4…裏面画像読取部、5…画像形成装置、5A…本体部、6…画像形成部、7…トレイ部、10…CPU、11…駆動制御部、12…サンプリングホールド(SH)回路、13…増幅回路、14…A/D変換回路、15…メモリ、16…シェーディング補正回路、17…補正回路、18…画像処理部、19…操作パネル、20…原稿、20a…表面、20b…裏面、21…給紙台、22…排紙台、23…搬送機構、24…原稿カバー、25…紙センサ、30A、30B…光源、31…導光体、32A〜32C…ミラー、33…レンズ、34…表面用ラインセンサ部、35…筐体、36…原稿配置台、37A、37B…キャリッジ、40…光源、41…ロッドレンズアレイ、42…裏面用ラインセンサ、43…基板、44…白基準板、60…中間転写ベルト、61Y、61M、61C、61K…画像形成ユニット、62…光学走査装置、63…駆動ローラ、64A、64B…従動ローラ、65…テンションローラ、66…二次転写ローラ、67…定着ユニット、68…排出ローラ、69…排出台、70…用紙、71〜73…トレイ、74A〜74C…ピックアップローラ、75A〜75C…分離ローラ、76A〜76C…レジローラ、77…搬送路、110…タイミングジェネレータ、111…白黒用駆動部、112…カラー用駆動部、191…タッチパネル、192…操作ボタン、230…分離ロール、231…搬送ロール、232…読取ロール、233…案内ロール、234…排出ロール、420…受光素子アレイ、421R…第1の受光素子列、421G…第2の受光素子列、421B…第3の受光素子列、422R,422G,422B…受光素子、R〜R,G〜G、B〜B…読み取り範囲、V〜V…仮想的な読み取り範囲、610…感光体ドラム、611…帯電器、612…現像器、613…一次転写ローラ、671…定着ローラ、672…加圧ローラ、A…副走査方向、B…主走査方向、S…垂直同期信号、S…水平同期信号、S、S、S…信号、φ…水平転送信号、φ…垂直転送信号

Claims (3)

  1. 選択された主走査方向の解像度と副走査方向の解像度とが同一である通常スキャンモード、又は主走査方向の解像度よりも副走査方向の解像度が低い高速スキャンモードで原稿の互いに異なる色成分の画像情報を前記原稿の副走査方向に沿って順次読み取る複数の受光素子列を有する読取部と、
    前記読取部が前記通常スキャンモードで前記原稿を読み取るとき、1走査周期の間に前記原稿を前記読取部に対して前記受光素子の各色の読取間隔に相当する距離と同じ距離を副走査方向に相対移動させ、前記読取部が前記高速スキャンモードで前記原稿を読み取るとき、1走査周期の間に前記原稿を前記読取部に対して前記受光素子列の各色の読取間隔に相当する距離より大きな距離を副走査方向に相対移動させる移動部と、
    前記原稿を読み取るときの副走査方向に連続する複数の仮想的な読取範囲を設定し、前記読取部が前記高速スキャンモードで前記原稿を読み取るとき、それぞれの前記受光素子が前記原稿を読み取る読取範囲と前記仮想的な読取範囲との位相ずれに基づく重み係数を用いて前記複数の受光素子が前記原稿を読み取った画素値を加重平均処理により補正する補正部とを備え画像読取装置。
  2. 前記読取部は、色の三原色に対応する3つの受光素子列からなり、
    前記補正部は、前記加重平均処理に用いる重み係数の最小値が0.16以上となる位相で前記補正を行う請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 原稿から画像情報を読み取る請求項1又は2に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置によって読み取られた画像情報に基づいて感光体を露光することにより前記感光体上に静電潜像を形成する露光部と、
    前記感光体上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像部と、
    前記トナー像を用紙に転写する転写部と、
    前記用紙に転写された前記トナー像を定着させる定着部とを備えた画像形成装置。
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