JP2021045923A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体の目印に対するカット位置を変更した場合に当該媒体を効率良く使用し得るようにする。【解決手段】画像形成装置1は、印刷処理を開始した後にカット位置が変更された場合、先端が第2待機位置W2に到達したときに、変更後のカット位置Tcut2がカッタ23よりも下流側にあれば、スキップフラグを「オン」に設定し、最初のQマークQ1を基準としたカット処理をスキップさせる。また画像形成装置1は、このとき画像基準位置を該カット位置Tcut2に相当する画像基準位置TP2に変更する。これにより画像形成装置1は、誤った位置で長尺用紙Lpに対するカット処理を行うことを回避して無駄の発生を防止でき、且つ適切な位置に画像を形成できる。【選択図】図8

Description

本発明は画像形成装置及び画像形成方法に関し、例えば位置検出用の目印が設けられた長尺の媒体に対応する画像形成装置に適用して好適なものである。
従来、画像形成装置は、媒体がセットされると、当該媒体の先端位置をセンサにより検出し、この先端位置を基に媒体の搬送制御を行いながら、画像形成部により当該媒体に画像を形成(すなわち印刷)していた。また画像形成装置の中には、長尺の媒体にブラックマーク等の位置検出用の目印が搬送方向に沿って一定の間隔を空けて設けられている場合、当該媒体から当該目印を検出し、この目印の位置を基に媒体の搬送制御を行い、画像を形成するものがあった(例えば特許文献1参照)。
特開平7−196237号公報(図1等)
ところで画像形成装置として、例えば画像形成部の上流側に、媒体をカットするカッタを有するものがある。この画像形成装置では、上述した媒体における目印を基準としたカット位置をユーザに設定させることにより、当該カッタにより適切な位置でカットした媒体を順次搬送し、画像形成部において当該媒体の適切な位置に画像を形成することができる。
しかしながら画像形成装置では、例えばユーザによりカット位置が設定された上で媒体がセットされた後に当該カット位置が変更された場合、変更後のカット位置とカッタとの位置関係によっては、正しい位置でカットできず、用紙を無駄に消費する場合がある、という問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、媒体の目印に対するカット位置を変更した場合に当該媒体を効率良く使用し得る画像形成装置及び画像形成方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の画像形成装置においては、複数の目印が設けられた媒体を搬送する搬送部と、媒体の先端及び目印を検出する検出部と、検出部の下流側で媒体に画像を形成する画像形成部と、目印を基準とした媒体をカットすべきカット位置を表すカット位置情報を取得するカット位置情報取得部と、検出部により検出された目印を基準としてカット位置情報が表すカット位置において、所定のカッタにより当該媒体のカット処理をさせるよう制御するカット制御部とを設け、カット制御部は、カット位置情報が変更され、当該媒体における最も先端側に設けられた目印である最先端側目印を基準とした新たなカット位置が媒体搬送方向におけるカッタよりも下流側となる場合、当該最先端側目印を基準とした新たなカット位置におけるカット処理を省略するようにした。
また本発明の画像形成方法においては、搬送部により、複数の目印が設けられた媒体を搬送する搬送ステップと、検出部により、媒体の先端及び目印を検出する検出ステップと、画像形成部により、検出部の下流側で媒体に画像を形成する画像形成ステップとを有する画像形成方法であって、カット位置情報取得部により、目印を基準とした媒体をカットすべきカット位置を表すカット位置情報を取得するカット位置情報取得ステップと、所定のカッタにより当該媒体のカット処理をさせるよう制御するカット制御部により、カット位置情報が変更され、当該媒体における最も先端側に設けられた目印である最先端側目印を基準とした新たなカット位置が媒体搬送方向におけるカッタよりも下流側となる場合に、当該最先端側目印を基準とした新たなカット位置における当該媒体のカット処理を省略し、当該媒体における検出部により検出された他の目印を基準とした新たなカット位置においてカット処理をさせるカットステップとを有するようにした。
本発明は、カット位置情報が変更され、最先端側目印を基準とした新たなカット位置がカッタよりも下流側となる場合、当該最先端側目印を基準とした新たなカット位置におけるカット処理を省略する。これにより本発明は、誤った位置においてカット処理が行われ、媒体が本来よりも短いために画像を正常に形成できなくなることを、回避できる。
本発明によれば、媒体の目印に対するカット位置を変更した場合に当該媒体を効率良く使用し得る画像形成装置及び画像形成方法を実現できる。
画像形成装置の外観構成を示す略線的斜視図である。 画像形成装置の内部におけるハードウェア構成を示す略線図である。 長尺用紙の構成を示す略線図である。 搬送部及び検出部の構成を示す略線図である。 画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 印刷処理手順(1)を示すフローチャートである。 印刷処理手順(2)を示すフローチャートである。 印刷処理における長尺用紙の位置の変化を示す略線図である。 印刷処理における長尺用紙の位置の変化を示す略線図である。 印刷処理における長尺用紙の位置の変化を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.画像形成装置の外観構成及びハードウェア構成]
図1に、本実施の形態による画像形成装置1の外観構成を示す。また図2に、画像形成装置1の内部におけるハードウェア構成を示す。尚、図1は、画像形成装置1を前方から見た外観斜視図であり、図2は、画像形成装置1の模式的な側面断面図である。図1及び図2に示すように、画像形成装置1は、媒体としての長尺用紙を搬送しながら、長尺用紙の表面に画像を形成(つまり印刷)する電子写真方式のプリンタである。
以下では、画像形成装置1のうちユーザ者が対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、当該前側に対峙したユーザから見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
この画像形成装置1が対応している長尺用紙としては、例えば図3(A)に示す長尺用紙Lp1、及び図3(B)に示す長尺用紙Lp2がある。長尺用紙Lp1は、画像が形成される表面とは反対側の裏面に、矢印Ar1で示す用紙搬送方向に沿って一定の間隔を空けてブラックマークBmが記されている。長尺用紙Lp1に記されたブラックマークBmは、長尺用紙Lp1の搬送位置を検出する為の位置検出用の目印(以下、Qマークと呼ぶ)であり、長尺用紙Lp1をカットするカット位置や長尺用紙Lp1に画像を形成する画像形成位置等を適切に設定する際の基準位置となっている。
一方、長尺用紙Lp2は、画像が形成される表面に、矢印Ar1で示す用紙搬送方向に沿って一定の間隔を空けてラベルLbが張り付けられている。この長尺用紙Lp2は、台紙Mo上にラベルLbが張り付けられた構成であり、台紙MoのうちのラベルLbとラベルLbとの間に位置する部分であるラベル間台紙部分Mobが、位置検出用の目印(すなわちQマーク)として扱われる。このラベル間台紙部分Mobも、ブラックマークBmと同様、長尺用紙Lp2に対するカット位置や画像形成位置等を適切に設定する為の基準位置となっている。また長尺用紙Lp2の中には、裏面に一定の間隔を空けてブラックマークBmが記されているものもある。尚、以下の説明では、長尺用紙Lp1と長尺用紙Lp2とを特に区別しない場合には、これらをまとめて長尺用紙Lpと呼ぶ。
図1に示すように、画像形成装置1は、大きく分けて前側の本体部2と後側の給紙部3とにより構成されている。本体部2は、上部における前側に、操作部4及び表示部5が設けられている。操作部4は、例えば複数のボタン等により構成され、ユーザによる操作を受け付ける部分となっている。表示部5は、例えば液晶パネルなどで構成され、画像形成装置1の状態などを示す各種情報を表示する部分となっている。
給紙部3は、主に本体部2に対して長尺用紙Lpを適宜切断しながら供給する部分である。この給紙部3の後面3Bには、長尺用紙Lpを投入する投入口6(図2)が設けられている。また本体部2の前面2Aには、長尺用紙Lpを排出する排出口7が設けられている。尚、図1及び図2では省略しているが、長尺用紙Lpは、例えばロール状に巻回されたロール紙であり、ユーザにより先端部分が投入口6に投入されることにより、画像形成装置1にセットされる。
さらに図2に示すように、画像形成装置1の内部には、給紙部3の後面3Bに設けられた投入口6から本体部2の前面2Aに設けられた排出口7へと前後方向に延びる、長尺用紙Lpの通り道となる搬送路Rが形成されており、この搬送路Rに沿って電子写真方式のプリンタを構成する各部が配置されている。尚、長尺用紙Lpは、画像が形成される表面が上側となる向きで搬送される。
具体的に本体部2及び給紙部3の内部には、搬送路Rの用紙搬送方向上流側となる、投入口6の近傍に用紙供給部10が設けられ、この用紙供給部10の用紙搬送方向下流側(すなわち前側)に画像形成部11が設けられている。また本体部2の内部には、画像形成部11の用紙搬送方向下流側に定着器12が設けられ、この定着器12の用紙搬送方向下流側に用紙排出部13が設けられている。
用紙供給部10は、投入口6から投入された長尺用紙Lpを、画像形成部11まで搬送する部分である。この用紙供給部10には、図2に加えて図4に簡略化した拡大図を示すように、搬送路Rに沿って用紙搬送方向上流側から順に、用紙セット検出センサ20、第1搬送ローラ対21、光学センサ22、カッタ23、第2搬送ローラ対24、書き出しセンサ25が設けられている。因みにカッタ23は、給紙部3に組み込まれているものの、該給紙部3の一部分と共に、本体部2の内側に入り込むように位置している。
用紙セット検出センサ20は、長尺用紙Lpの有無を検出する為のセンサであり、この用紙セット検出センサ20の検出結果から長尺用紙Lp有りと検出されれば、画像形成装置1に長尺用紙Lpがセットされたことを意味する。
第1搬送ローラ対21及び第2搬送ローラ対24は、それぞれ搬送路Rを挟んで上下方向に対向配置された2個の搬送ローラによって構成され、長尺用紙Lpを搬送ローラの間に挟んで搬送する。
光学センサ22は、検出位置W0において長尺用紙Lpの有無、及び長尺用紙Lpに設けられたQマーク(ブラックマークBm及びラベル間台紙部分Mob)を検出する為のセンサである。この光学センサ22は、例えば、搬送路Rの下側から光を照射して、搬送路Rの上側で光を受光する透過型の光電センサである。この光学センサ22の検出結果(すなわち受光量)から、光学センサ22の検出位置W0に長尺用紙Lpの先端が到達した旨、Qマークの用紙搬送方向の一端が到達した旨、Qマークの用紙搬送方向の他端が到達した旨などを、それぞれ検出できるようになっている。
カッタ23は、後述するカット制御部の制御に基づき、長尺用紙Lpを例えば用紙搬送方向と直交する短手方向に沿って切断する部品である。書き出しセンサ25は、長尺用紙Lpの先端を検出するセンサであり、この書き出しセンサ25の検出結果をもとに、画像形成部11による長尺用紙Lpへの画像形成タイミング(すなわち書き出しタイミング)が設定される。
また用紙供給部10では、第2搬送ローラ対24及び書き出しセンサ25の間であって、且つ第2搬送ローラ対24の近傍に位置する搬送路R上に、長尺用紙Lp1を待機させるべき位置として、第1待機位置W1及び第2待機位置W2が設定されている。すなわち用紙供給部10では、その内部で長尺用紙Lpを待機させる場合、長尺用紙Lpの先端が第1待機位置W1に位置する状態、若しくは第2待機位置W2に位置する状態で待機させるようになっている。
画像形成部11(図2)は、用紙供給部10の用紙搬送方向下流側に位置しており、該用紙供給部10から搬送されてくる長尺用紙Lpに画像を形成(すなわち印刷)する部分である。画像形成部11における搬送路Rの上側には、複数(例えば3個)の画像形成ユニット30(30A〜30C)が設けられている。また画像形成部11における搬送路Rの下側には、転写ベルト31と、複数(例えば3個)の転写ローラ32(32A〜32C)とが設けられている。
3個の画像形成ユニット30A〜30Cは、搬送路Rに沿って前後方向に並べて設けられ、画像形成装置1で扱う3色のトナーの各々に対応している。これら3個の画像形成ユニット30(30A〜30C)は、それぞれの感光体ドラム33(33A〜33C)上に、長尺用紙Lpに転写するための各色のトナーによる画像(トナー像とも呼ぶ)を形成する。
転写ベルト31は、搬送路Rに沿って前後方向に延びる環状のベルトであり、前後方向に走行することにより、長尺用紙Lpを搬送路Rに沿って搬送する。3個の転写ローラ32A〜32Cは、転写ベルト31の内側であって、該転写ベルト31を間に挟んで3個の感光体ドラム33A〜33Cのそれぞれと対向する位置に配置されている。これら3個の転写ローラ32A〜32Cは、転写ローラ32A〜32Cと感光体ドラム33A〜33Cとの間を長尺用紙Lpが通過する際に、該感光体ドラム33A〜33C上に形成された各色のトナー像を、該長尺用紙Lpの表面に転写させる。
定着器12は、画像形成部11の用紙搬送方向下流側に位置しており、搬送路Rを挟んで互いに対向する位置に加熱ローラ及び加圧ローラを有している。この定着器12は、トナー像が転写された状態の長尺用紙Lpを加熱及び加圧することにより、トナー像を長尺用紙Lp上に定着させる。
用紙排出部13は、定着器12の用紙搬送方向下流側に位置しており、搬送路R上の排出口7近傍に設けられた第3搬送ローラ対40及び排出センサ41を有している。第3搬送ローラ対40は、搬送路Rを挟んで上下方向に対向配置された2個の搬送ローラによって構成されており、定着器12を通過した長尺用紙Lpを各搬送ローラの間に挟んで搬送することにより、排出口7から本体部2の外部へ排出する。
排出センサ41は、第3搬送ローラ対40と排出口7との間に設けられており、長尺用紙Lpの有無を検出する。この排出センサ41により長尺用紙Lpが有ることが検出された場合、このことは画像形成装置1から長尺用紙Lpが排出されていることを意味する。
このように画像形成装置1は、第1搬送ローラ対21、第2搬送ローラ対24、第3搬送ローラ対40及び転写ベルト31(以下これらをまとめて搬送部45とも呼ぶ)により長尺用紙Lpを搬送する。また画像形成装置1は、用紙セット検出センサ20、光学センサ22、書き出しセンサ25及び排出センサ41(以下、これらをまとめて検出部46と呼ぶ)により長尺用紙Lpの先端やQマークを検出する。その上で画像形成装置1は、カッタ23により長尺用紙Lpを適宜カットしながら、画像形成部11により画像を形成して転写し、定着器12により定着させることにより、カットされた用紙に画像を形成(すなわち印刷)するようになっている。
[2.画像形成装置の機能構成]
次に、図5に示すブロック図を用いて、画像形成装置1の機能構成について説明する。画像形成装置1は、PC(パーソナルコンピュータ)などの上位装置100と接続されており、機能構成として主制御部50、記憶部51、用紙制御部52、画像形成制御部53及び定着制御部54を有している。
主制御部50は、記憶部51に格納されているプログラムを読み出して実行することにより、画像形成装置1全体を制御して、長尺用紙Lpへの印刷を行う。具体的にこの主制御部50は、上位装置100から送られてくる印刷設定情報と印刷データを受け取り、該印刷設定情報に基づいて印刷時の各種設定を行うと共に、用紙制御部52、画像形成制御部53及び定着制御部54を制御して該印刷データに基づく画像を長尺用紙Lpに印刷させる。
記憶部51は、プログラム、印刷データ、カット位置、画像基準位置、及び各種印刷設定、並びに長尺用紙Lpの先端位置及びQマークの位置等、さらには各部の距離等を記憶する。このうちカット位置は、Qマークの位置を基準として用紙をカットすべき相対的な位置を表す情報である。またカット位置は、ユーザにより長尺用紙Lpがセットされる前に予め設定される他、該ユーザにより該長尺用紙Lpがセットされた後に変更させることもできる。
用紙制御部52は、主制御部50の指示に従い、搬送部45(すなわち第1搬送ローラ対21、第2搬送ローラ対24、第3搬送ローラ対40及び転写ベルト31)の駆動を制御することにより、搬送路Rに沿って長尺用紙Lpを搬送する。この用紙制御部52には、用紙セット検出部61、先端検出部62、Qマーク検出部63、搬送制御部64、カット位置設定部65、カット制御部66及び画像基準位置設定部67が設けられている。
用紙セット検出部61は、検出部46の用紙セット検出センサ20から得られる検出結果を基に、画像形成装置1に長尺用紙Lpがセットされたことを検出する。先端検出部62は、光学センサ22から得られる検出結果を基に、長尺用紙Lpの先端が検出位置W0に到達したことを検出する。Qマーク検出部63は、光学センサ22から得られる検出結果を基に、長尺用紙LpのQマークが検出位置W0に到達したことを検出する。
因みに長尺用紙Lpでは、図3に示したように、光学センサ22により該Qマークを漏れなく検出するために、用紙搬送方向に関してQマークがある程度の長さを有している。そこでQマーク検出部63では、Qマークにおける用紙搬送方向の中央、すなわち光学センサ22により検出した該Qマークの一端及び他端の中間点を、該Qマークの位置と見なし、該Qマークが検出位置W0に到達したことを検出するようになっている。
搬送制御部64は、搬送部45の第1搬送ローラ対21、第2搬送ローラ対24、第3搬送ローラ対40及び転写ベルト31における駆動をそれぞれ制御する。この搬送制御部64は、図示しないステッピングモータを駆動させることにより第1搬送ローラ対21等を駆動させており、またステッピングモータに供給する1パルスあたりの長尺用紙Lpの搬送距離を、予め記憶部51に記憶させている。
このため搬送制御部64は、パルス数を基に、長尺用紙Lpを搬送した距離を把握しており、これに伴って、例えば光学センサ22が設置されている検出位置W0から該長尺用紙Lpの先端やQマークまでの距離等を算出することができる。例えば搬送制御部64は、長尺用紙Lpがセットされると、該長尺用紙Lpを搬送し、先端検出部62により得られた長尺用紙Lpの先端位置を基に、当該先端位置を第2待機位置W2に到達させた時点で停止させる。
カット位置設定部65は、ユーザの操作に基づき、カット位置を設定させ、設定されたカット位置を記憶部51に記憶させる。このカット位置は、用紙搬送方向に関するQマーク(図3)に対する相対的な位置として設定される。
具体的にカット位置は、操作部4を介したユーザの操作により、用紙搬送方向における上流側(図4における右側)をプラス(+)とし、下流側(図4における左側)をマイナス(−)として、mm単位の数値として設定される。例えばユーザによりカット位置が「+50mm」に設定された場合、このことは、長尺用紙LpのQマークよりも上流側(図4における右側)に50[mm]離れた箇所において、カッタ23により該長尺用紙Lpをカットすることを意味する。
カット制御部66は、記憶部51に記憶されているカット位置に基づき、カッタ23による長尺用紙Lpのカット処理を制御する。また記憶部51には、カット位置であってもカット処理を行わないことを指示するスキップフラグが用意されている。このスキップフラグは、初期状態として「オフ」であり、主制御部50等の制御により「オン」に設定される。
カット制御部66は、長尺用紙Lpの搬送によりカット位置がカッタ23に到達した場合であっても、スキップフラグが「オン」であればカット処理を行わず、長尺用紙Lpをそのまま搬送させる。またこのときカット制御部66は、長尺用紙Lpのカット位置がカッタ23を通過すると、スキップフラグを「オフ」に切り替える。すなわちカット制御部66は、スキップフラグが「オン」であれば、Qマーク若しくは該Qマークを基準としたカット位置を1回だけ無視し(すなわち飛ばし)、次のQマークを基準としたカット位置においてカッタ23によりカット処理を行わせることになる。
画像基準位置設定部67は、長尺用紙Lpに対して画像形成部11により画像を転写する際の基準となる位置である画像基準位置を設定し、これを記憶部51に記憶させる。この画像基準位置は、通常であれば長尺用紙Lpの先端に設定される。
画像形成制御部53は、画像出力部71及び出力補正制御部72を有している。画像出力部71は、主制御部50から画像データの供給を受け、書き出しセンサ25(図2及び図4)において長尺用紙Lpの先端を検出したタイミングに合わせて、該画像データを画像形成部11へ供給する。出力補正制御部72は、記憶部51に記憶されている画像基準位置に応じて、画像出力部71から画像データを画像形成部11へ供給するタイミングを制御する。すなわち出力補正制御部72は、画像基準位置が長尺用紙Lpの先端以外に設定されている場合、この画像基準位置が書き出しセンサ25の位置に到達したタイミングに合わせて画像データを画像形成部11へ供給させるよう、画像出力部71を制御する。
かくして画像形成制御部53は、主制御部50の指示に従って画像形成部11を制御することにより、長尺用紙Lpに画像を形成(転写)する。定着制御部54は、主制御部50の指示に従って定着器12を制御することにより、長尺用紙Lpに形成(転写)された画像を定着させる。
かかる構成により、用紙制御部52は、例えば用紙セット検出部61により長尺用紙Lpがセットされたことを検出すると、その旨を主制御部50に通知する。主制御部50は、長尺用紙Lpがセットされた旨の通知を受けると、例えば画像形成制御部53と定着制御部54に印刷準備を開始するよう指示する。さらに用紙制御部52は、先端検出部62及びQマーク検出部63により得られた長尺用紙Lpの先端位置及びQマークの位置を、主制御部50に通知する。
主制御部50は、長尺用紙Lpの先端位置及びQマークの位置が通知されると、記憶部51に記憶されているカット位置を読み出し、カット制御部66により、Qマークの位置を基準としたカット位置において、カッタ23により長尺用紙Lpのカット処理を行わせる。また主制御部50は、画像形成制御部53と連携しながら各部を制御することにより、記憶部51に記憶されている画像基準位置が画像形成部11に到達するタイミングに合わせて、該画像形成部11から該長尺用紙Lpに画像を転写させる。
[3.印刷動作]
次に、画像形成装置1における具体的な印刷動作について、図6及び図7のフローチャート、並びに図8、図9及び図10の模式図を参照しながら説明する。なお図8〜図10は、図4と対応しており、画像形成装置1における長尺用紙Lpの先端及びQマークの位置が段階的に変化する様子を模式的に表したものである。また図8において、光学センサ22が設けられている検出位置W0からカッタ23までの距離DSC、及び該検出位置W0から第2待機位置W2までの距離DSWについては、予め計測された上で、その値が記憶部51に記憶されているものとする。
画像形成装置1の主制御部50は、電源が投入されると印刷処理手順RT1を開始してステップSP1に移る。ステップSP1において主制御部50は、画像形成装置1に長尺用紙Lpがセットされたか否か、具体的には用紙セット検出部61(図5)により長尺用紙Lpの先端を検出したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、主制御部50はこのステップSP1を繰り返すことにより、長尺用紙Lpがセットされるのを待ち受ける。
一方、ステップSP1において肯定結果が得られると、このことは図8にパターンPt1として示したように、長尺用紙Lpの先端が用紙セット検出センサ20よりも下流側(図の左側)に到達し、該用紙セット検出部61において当該長尺用紙Lpを検出したことを表している。このとき主制御部50は、次のステップSP2に移る。
ステップSP2において主制御部50は、記憶部51(図5)からカット位置Tcut1及び画像基準位置TP1を読み出し、次のステップSP3に移る。ここでは、予めユーザの操作によりカット位置Tcut1が「+50mm」に設定されているものとする。以下では、Qマークからカット位置Tcut1までの距離を距離DC1とする。また画像基準位置TP1については、初期値として、先端から「0mm」、すなわち先端そのものに設定されているものとする。
ステップSP3において主制御部50は、搬送制御部64の制御により、搬送部45(すなわち第1搬送ローラ対21、第2搬送ローラ対24、第3搬送ローラ対40及び転写ベルト31)を駆動させて長尺用紙Lpの搬送を開始し、次のステップSP4に移る。
ステップSP4において主制御部50は、図8にパターンPt2として示すように、先端検出部62(図5)により、光学センサ22からの検出信号を基に、長尺用紙Lpの先端を検出し、次のステップSP5に移る。またこのとき主制御部50は、この時点から当該長尺用紙Lpの搬送量(搬送距離)を計数し始める。
ステップSP5において主制御部50は、図8にパターンPt3として示すように、Qマーク検出部63(図5)により、光学センサ22からの検出信号を基に、最も先端側に位置するQマークQ1(以下これを最先端側目印とも呼ぶ)を検出し、次のステップSP6に移る。このとき主制御部50は、ステップSP4において長尺用紙Lpの先端が検出位置W0を通過してからの搬送量を基に、該長尺用紙Lpにおける先端から最初の(すなわち最も先端側に位置する)QマークQ1までの距離DHQを算出し、記憶部51に記憶させる。以下、この距離DHQを最先端目印距離とも呼ぶ。
ステップSP6において主制御部50は、長尺用紙Lpの先端が第2待機位置W2に到達したか否か、具体的にはステップSP4において長尺用紙Lpの先端が検出位置W0を通過してからの搬送距離が距離DSW(図8)以上となったか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、主制御部50はこのステップSP6を繰り返すことにより、長尺用紙Lpの先端が第2待機位置W2に到達するのを待ち受ける。
一方、ステップSP6において肯定結果が得られると、このことは図8にパターンPt4として示すように、長尺用紙Lpの先端が第2待機位置W2に到達したことを表している。このとき主制御部50は、次のステップSP7に移り、搬送制御部64の制御により搬送部45の駆動を中断させて長尺用紙Lpの搬送を停止させ、その次のステップSP8に移る。
このとき主制御部50は、記憶部51に予め記憶している距離DSW(図8)から距離DHQを減算することにより、このときのQマークQ1の位置から検出位置W0までの距離DQSを算出する。さらに主制御部50は、この距離DQSから、記憶部51に予め記憶している距離DSCを減算することにより、このときのQマークQ1の位置からカッタ23の位置までの距離DQCを算出する。
ステップSP8において主制御部50は、ステップSP2においてカット位置を読み出した後に、ユーザから操作部4を介してカット位置の変更操作が行われたか否かを判定する。具体的に主制御部50は、ステップSP2において記憶部51から読み出したカット位置と、この時点で記憶部51に記憶しているカット位置とが相違するか否かを判定する。
このステップSP8において否定結果が得られると、このことはカット位置が変更されていないために、ステップSP2において記憶部51から読み出したカット位置Tcut1の値、すなわちQマークから該カット位置Tcut1までの距離DC1をそのまま使用し得ることを表している。このとき主制御部50は、次のステップSP9に移る。
ステップSP9において主制御部50は、カット位置Tcut1がカッタ23よりも上流側に位置しているか否か、具体的には距離DQCから距離DC1を減算した値が0以下であるか否かを判定する。この場合、距離DC1は上流側をプラスとする符号付きの値とし、仮にカット位置Tcut1が負の値であれば、距離DC1を負の値として演算処理が行われる。
ここで肯定結果が得られると、このことはカット位置Tcut1がカッタ23よりも上流側であることから、この後に長尺用紙Lpの搬送を再開した場合に、最も先端側のQマークQ1を基準としたカット位置Tcut1において該長尺用紙Lpのカット処理を正常に行い得ることを表している。このとき主制御部50は、次のステップSP14(図7)に移る。
一方、ステップSP9において否定結果が得られると、このことはカット位置Tcut1がカッタ23よりも下流側であることから、この後に長尺用紙Lpの搬送を再開した場合に、最も先端側のQマークQ1を基準としたカット位置Tcut1において該長尺用紙Lpのカット処理を正常に行い得ないことを表している。このとき主制御部50は、最も先端側のQマークQ1を基準としたカット位置Tcut1におけるカット処理を回避するべく、次のステップSP12に移る。
また、ステップSP8において肯定結果が得られると、このことはカット位置が変更されたため、変更後の新たなカット位置に基づいて長尺用紙Lpのカット処理を行う必要があることを表している。このとき主制御部50は、次のステップSP10に移る。
ステップSP10において主制御部50は、記憶部51(図5)から変更後のカット位置(以下これをカット位置Tcut2と呼ぶ)を読み出し、次のステップSP11に移る。ここでは、図8のパターンPt5として示すように、ユーザの操作により変更されたカット位置Tcut2が「−5mm」に設定されたものとする。以下では、Qマークからカット位置Tcut2までの距離を距離DC2とする。また以下では、この距離DC2を目印カット距離とも呼ぶ。
ステップSP11において主制御部50は、カット位置Tcut2がカッタ23よりも上流側に位置しているか否か、具体的には距離DQCから距離DC2を減算した値が0以下であるか否かを判定する。この場合、ステップSP9と同様、距離DC2は上流側をプラスとする符号付きの値とし、カット位置Tcut2が負の値であれば、距離DC2を負の値として演算処理が行われる。
ここで肯定結果が得られると、このことは変更後のカット位置Tcut2がカッタ23よりも上流側であることから、この後に長尺用紙Lpの搬送を再開した場合に、最も先端側のQマークQ1を基準としたカット位置Tcut2において該長尺用紙Lpのカット処理を正常に行い得ることを表している。このとき主制御部50は、次のステップSP14(図7)に移る。
一方、ステップSP11において否定結果が得られると、このことはカット位置Tcut2がカッタ23よりも下流側であることから、この後に長尺用紙Lpの搬送を再開した場合に、最も先端側のQマークQ1を基準としたカット位置Tcut2において該長尺用紙Lpのカット処理を正常に行い得ないことを表している。このとき主制御部50は、最も先端側のQマークQ1を基準としたカット位置Tcut2におけるカット処理を回避するべく、次のステップSP12に移る。
ステップSP12において主制御部50は、次に行われることになるカット処理、すなわち最も先端側のQマークQ1を基準としたカット位置におけるカット処理をスキップさせるよう、スキップフラグを「オン」に設定して、次のステップSP13に移る。これにより主制御部50は、図8に示すパターンPt6のように、カット処理に関して、あたかも最も先端側のQマークQ1が存在しないものとして、すなわちQマークQ1を無視して、処理を進めることになる。
ステップSP13において主制御部50は、画像基準位置を変更させて、次のステップSP14に移る。具体的に主制御部50は、図8のパターンPt6のように、画像基準位置を、長尺用紙Lpの先端である画像基準位置TP1から、距離DP2だけ上流側に位置する画像基準位置TP2に移動させる。この距離DP2は、ステップSP5において算出した距離DHQから距離DC2を減算した値となっている。以下では、この距離DP2を先端カット距離とも呼ぶ。
これを換言すれば、主制御部50は、最も先端側のQマークQ1を基準としたカット位置Tcut2に相当する位置を、新たな画像基準位置TP2に設定している。このことは、実際には長尺用紙Lpの先端では無い画像基準位置TP2を、画像の形成処理において、あたかも長尺用紙Lpの先端であるかのように見なすこと、すなわち該画像基準位置TP2を仮想的な長尺用紙Lpの先端として取り扱うことを意味している。
なお以下では、カット位置がカッタ23よりも下流側に変更された場合、すなわちカット位置Tcut2が設定されており、ステップSP8において肯定結果が得られ、且つステップSP11において否定結果が得られた場合を中心に説明する。
ステップSP14(図7)において主制御部50は、上位装置100(図5)から印刷データを受信すると、所定の変換処理等を行うことにより画像データを生成し、これを画像形成制御部53へ供給して、次のステップSP15に移る。ステップSP15において主制御部50は、搬送制御部64の制御により、搬送部45を駆動させて長尺用紙Lpの搬送を開始し、次のステップSP16に移る。
ステップSP16において主制御部50は、書き出しセンサ25(図4)により長尺用紙Lpの先端を検出したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、主制御部50はこのステップSP16を繰り返すことにより、長尺用紙Lpの先端の検出を待ち受ける。一方、ステップSP16において肯定結果が得られると、このことは図9に示すパターンPt10のように、長尺用紙Lpの先端が書き出しセンサ25の位置に到達したことを表している。このとき主制御部50は、次のステップSP17に移る。
ステップSP17において主制御部50は、画像形成制御部53の画像出力部71及び出力補正制御部72(図5)により、画像基準位置に合わせて画像(すなわちトナー像)を長尺用紙Lpに転写させ、次のステップSP18に移る。このとき主制御部50は、例えば画像基準位置TP2が設定されている場合、図9のパターンPt11のように長尺用紙Lpの先端が画像形成部11に到達した時点では無く、パターンPt12のように画像基準位置TP2が画像形成部11に到達した時点で、画像の転写を開始させる。また主制御部50は、画像基準位置を本来の位置である長尺用紙Lpの先端に、すなわち画像基準位置TP1に戻す。
ステップSP18において主制御部50は、Qマーク検出部63により、2番目のQマークQ2を検出したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、主制御部50はこのステップSP18を繰り返すことにより、QマークQ2の検出を待ち受ける。一方、ステップSP18において肯定結果が得られると、このことは、図8に示すパターンPt7のようにQマークQ2が検出位置W0に到達したことを表している。このとき主制御部50は、次のステップSP19に移る。
ステップSP19において主制御部50は、QマークQ2を基準としたカット処理を実行させて、次のステップSP20に移る。具体的に主制御部50は、図8に示すパターンPt8のように、カット制御部66により、QマークQ2を基準としたカット位置Tcut2がカッタ23の位置に到達した時点で、該カッタ23にカット処理を行わせる。このとき、新たに形成された長尺用紙Lpの先端が、新たな画像基準位置TP1となる。
ステップSP20において主制御部50は、ステップSP6(図6)と同様、長尺用紙Lpの先端が第2待機位置W2に到達したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、主制御部50はこのステップSP20を繰り返すことにより、長尺用紙Lpの先端が第2待機位置W2に到達するのを待ち受ける。
一方、ステップSP20において肯定結果が得られると、このことは図8にパターンPt9として示すように、長尺用紙Lpの先端が第2待機位置W2に到達したことを表している。このとき主制御部50は、次のステップSP21に移り、搬送制御部64の制御により搬送部45の駆動を中断させて長尺用紙Lpの搬送を停止させ、その次のステップSP22に移る。
ステップSP22において主制御部50は、画像が印刷された用紙を排出口7(図1及び図2)から排出させる。具体的に主制御部50は、搬送制御部64の制御により、カッタ23により長尺用紙Lpのカット位置Tcut2よりも下流側が切り離された部分でなる用紙に、画像形成部11により形成された画像が転写され、定着器12によりこの画像が定着された(すなわち画像が印刷された)状態で、用紙排出部13により排出させる。その後、主制御部50は次のステップSP23に移り、印刷処理手順RT1を終了する。
ところで画像形成装置1では、図8のパターンPt5と対応する図10のパターンPt25として示すように、変更後のカット位置がQマークQ1の位置よりも上流側(すなわち先端と反対側)であって、且つカッタ23よりも下流側のカット位置Tcut12に設定される場合がある。
このような場合、主制御部50は、上述した印刷処理手順RT1(図6)のステップSP10において、記憶部51(図5)から変更後のカット位置Tcut12を読み出す。以下では、Qマークからカット位置Tcut12までの距離を距離DC12とする。
また主制御部50は、続くステップSP11において否定結果が得られるため、ステップSP12において、パターンPt26として示すようにスキップフラグを「オン」に設定し、ステップSP13において画像基準位置を距離DP12だけ上流側の画像基準位置TP12に移動させる。この場合、距離DP12は、ステップSP5において算出した距離DHQの長さと距離DC12の長さとを加算した長さとなっている。
その後、主制御部50は、ステップSP18において図10のパターンPt27として示すようにQマークQ2を検出すると、ステップSP19において、パターンPt28として示すように、該QマークQ2を基準としたカット位置Tcut12において、カッタ23により長尺用紙Lpのカット処理を行わせる。
[4.効果等]
以上の構成において、本実施の形態による画像形成装置1は、印刷処理を開始した後にカット位置が変更された場合(図6のステップSP8)、先端が第2待機位置W2に到達した状態において(図8のパターンPt4)、変更後のカット位置Tcut2がカッタ23よりも上流側にあるか否かを判定する。
特に画像形成装置1は、長尺用紙Lpの搬送中にカット位置を通過したにも関わらずカット処理が行われていない場合、カッタ23の不調等により当該カット位置でのカット処理の実行に失敗したものと見なし、これをリカバリーするべく、直ちにカット処理を指示するようになっている。これに伴い画像形成装置1では、カッタ23よりも上流側のカット位置Tcut1から該カッタ23よりも下流側のカット位置Tcut2に変更された場合にも、該カット位置Tcut2でのカット処理に失敗したものと判断し、直ちにカット処理が指示される可能性がある。この場合、画像形成装置1では、例えば図8のパターンPt6等に示した状態のように、カット位置Tcut2とは大きく異なる位置、すなわち誤った位置で、カット処理が行われる恐れがあった。
そこで画像形成装置1は、変更後のカット位置Tcut2がカッタ23よりも下流側である場合、スキップフラグを「オン」に設定し、QマークQ1を基準としたカット処理をスキップさせ、長尺用紙Lpを該QマークQ1の近傍でカットしないまま搬送するようにした。これを換言すれば、画像形成装置1は、この場合、カット処理に関して、最も上流側にあるQマークQ1を無効と見なして、以降の処理を進めるようにした。
このため画像形成装置1は、カット位置の設定が変更されたことを、カット位置でのカット処理に失敗したかのように誤判断してしまうこと、すなわち誤った位置で長尺用紙Lpに対するカット処理を行うことを、未然に防止できる。
これにより画像形成装置1では、長尺用紙Lpを誤った位置でカット処理した場合に生じ得る、本来よりも短くカットされた用紙に画像が形成された上で廃棄する、といった無駄の発生を未然に防止できる。また画像形成装置1では、最初のQマークQ1に応じた処理を正しく行うために、ユーザに長尺用紙Lpをセットし直させる、といった煩わしい作業を強いる必要も無い。すなわち画像形成装置1は、長尺用紙Lpやトナー等の消耗品の無駄な消費を抑えて最大限に有効に使用しながら、ユーザに手間をかけさせることや無駄に時間をかけることを回避できる。
ところで画像形成装置1では、このようにQマークQ1を基準としたカット処理をスキップした場合、用紙の先端近傍では、QマークQ1を基準としたカット位置Tcut2よりも先端側に、本来であれば不要な部分が繋がったままの状態で、下流側へ搬送されることになる。
このため画像形成装置1では、仮に画像形成部11において実際の先端を基準として画像を印刷した場合、QマークQ1に対する画像の位置がずれることになる。特にラベルLbが張り付けられた長尺用紙Lp2(図3(B))の場合、該ラベルLbに対する画像の位置がずれてしまい、当該画像の一部がラベル間台紙部分Mobに位置して正常に転写されず、欠落する可能性がある。
そこで画像形成装置1は、QマークQ1を基準としたカット処理をスキップした場合、画像基準位置を長尺用紙Lpの先端である画像基準位置TP1から、距離DP2だけ下流側の画像基準位置TP2に変更するようにした(図6、ステップSP13)。この画像基準位置TP2は、QマークQ1を基準とした場合のカット位置Tcut2に相当する(図8、パターンPt5及びPt6)。
これにより画像形成装置1は、QマークQ1を基準とした場合のカット位置Tcut2が用紙の先端である場合と同様に、画像を形成することができる。これを換言すれば、画像形成装置1は、長尺用紙Lpにおける画像基準位置TP2の位置に仮想的な先端があるものとして、画像形成に関する処理を行うことができる。例えば画像形成装置1は、特にラベルLbが張り付けられた長尺用紙Lp2(図3(B))において、ラベル間台紙部分Mobを避け、ラベルLbに位置を合わせて画像を形成することができる。
さらに画像形成装置1では、カット位置が変更されていなかった場合であっても、カット位置Tcut1がカッタ23よりも下流側であれば、変更後のカット位置Tcut2がカッタ23よりも下流側であった場合と同様に、QマークQ1を基準としたカット処理をスキップさせるようにした(図6、ステップSP9)。このため画像形成装置1では、カット位置が変更されていない場合であっても、長尺用紙Lpの一部を無駄に廃棄することや、ユーザに手間をかけさせることを回避できる。
以上の構成によれば、画像形成装置1は、印刷処理を開始した後にカット位置が変更された場合、先端が第2待機位置W2に到達したときに、変更後のカット位置Tcut2がカッタ23よりも下流側にあれば、スキップフラグを「オン」に設定し、最初のQマークQ1を基準としたカット処理をスキップさせる。また画像形成装置1は、このとき画像基準位置を該カット位置Tcut2に相当する画像基準位置TP2に変更する。これにより画像形成装置1は、誤った位置で長尺用紙Lpに対するカット処理を行うことを回避して無駄の発生を防止でき、且つ適切な位置に画像を形成できる。
[5.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、印刷処理手順RT1のステップSP11(図6)において、距離DQCから距離DC2を減算した値が0以下であるか否かを基に、カット位置Tcut2がカッタ23よりも上流側に位置しているか否かを判断する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば距離DSWから距離DSC及び距離DHQを減算した値よりも距離DC2の方が長いか否かを判断するなど、種々の演算処理を基に、カット位置Tcut2がカッタ23よりも上流側に位置しているか否かを判断しても良い。またこの判断処理は、長尺用紙Lpの先端が第2待機位置W2に到達してからに限らず、例えばQマークQ1が検出位置W0に到達して距離DHQが判明した時点等、必要な値が揃っていれば、長尺用紙Lpの搬送を再開するよりも前となる任意のタイミングで行っても良い。ステップSP9についても同様である。
また上述した実施の形態においては、印刷処理手順RT1のステップSP13(図6)において、画像基準位置を長尺用紙Lpの先端である画像基準位置TP1から、QマークQ1を基準としたカット位置Tcut2である画像基準位置TP2に変更する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばユーザの操作指示等により長尺用紙Lp1(図3(A))であることが判明している場合に、画像基準位置TP1のまま不変としても良い。
さらに上述した実施の形態においては、Qマークを検出する度に、該Qマークを基準としたカット位置においてカット処理を行い、1枚の切断された用紙に1つの画像を印刷する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば所定数のQマークごとにカット処理を行い、1枚の切断された用紙に複数の画像を印刷しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、長尺用紙Lp1(図3(A))のブラックマークBm又は長尺用紙Lp2(図3(B))のラベル間台紙部分MobをQマークとする場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば用紙搬送方向に関して長尺用紙Lpに所定間隔ごとに切り欠きや孔が形成されている場合に、これらをQマークとしても良い。要は、光学センサ22により他の部分との相違を検出できるような物理的な特徴を長尺用紙Lpに設けることにより、これをQマークとして利用することができる。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成装置1が、ロール紙である長尺用紙Lpに画像を形成する場合について述べた(図4)。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば折り畳まれているファンフォールド紙などの長尺用紙Lpに画像を形成するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、本体部2に給紙部3が取り付けられ、両者を一体化した構成の画像形成装置1に本発明を適用する場合について述べた(図1及び図2)。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば給紙部3を本体部2に対して着脱可能なオプション部品として構成しても良い。またこの場合、例えば給紙部3が本体部2に対して固定されず、該本体部2の後ろ側に隣接するように載置されていても良い。但しこの場合、給紙部3が本体部2とケーブル等によって電気的に接続されることにより、各種センサの検知信号を本体部2へ供給でき、且つ本体部2の主制御部50等により給紙部3の第1搬送ローラ対21等を制御できれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、本体部2の画像形成部11に設けられる画像形成ユニット30をいわゆる直接転写方式とし、感光体ドラムから長尺用紙Lpにトナー像を直接転写する場合について述べた(図2)。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば画像形成ユニットをいわゆる中間転写方式とし、感光体ドラムからトナー像を中間転写ベルトに転写した後、当該中間転写ベルトから長尺用紙Lpに該トナー像を再度転写させるようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、本体部2の画像形成部11に3個の画像形成ユニット30を設ける場合について述べた(図2)。しかしながら本発明はこれに限らず、画像形成部11に2個以下又は4個以上の画像形成ユニット30を設けても良い。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成部11が電子写真方式により画像を用紙に転写し、定着器12によりこの画像を該用紙に定着させる場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばインクジェット方式やサーマル方式、或いはドットインパクト方式等、種々の方式により用紙に画像を形成しても良い。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した実施の形態においては、搬送部としての搬送部45と、検出部としての検出部46と、画像形成部としての画像形成部11と、カット位置情報取得部としてのカット位置設定部65及び記憶部51と、カット制御部としてのカット制御部66とによって画像形成装置としての画像形成装置1を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる搬送部と、検出部と、画像形成部と、カット位置情報取得部と、カット制御部とによって画像形成装置を構成しても良い。
本発明は、例えばQマークを基準として長尺用紙をカットしながら画像を形成する画像形成装置で利用できる。
1……画像形成装置、2……本体部、3……給紙部、4……操作部、5……表示部、10……用紙供給部、11……画像形成部、12……定着器、13……用紙排出部、20……用紙セット検出センサ、21……第1搬送ローラ対、22……光学センサ、23……カッタ、24……第2搬送ローラ対、25……書き出しセンサ、30……画像形成ユニット、31……転写ベルト、32……転写ローラ、33……感光体ドラム、40……第3搬送ローラ対、41……排出センサ、45……搬送部、46……検出部、50……主制御部、51……記憶部、52……用紙制御部、53……画像形成制御部、54……定着制御部、61……用紙セット検出部、62……先端検出部、63……Qマーク検出部、64……搬送制御部、65……カット位置設定部、66……カット制御部、67……画像基準位置設定部、71……画像出力部、72……出力補正制御部、Lp……長尺用紙、Q1、Q2……Qマーク、TP1、TP2……画像基準位置、Tcut1、Tcut2……カット位置、W0……検出位置、W1……第1待機位置、W2……第2待機位置。

Claims (7)

  1. 複数の目印が設けられた媒体を搬送する搬送部と、
    前記媒体の先端及び前記目印を検出する検出部と、
    前記検出部の下流側で前記媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記目印を基準とした前記媒体をカットすべきカット位置を表すカット位置情報を取得するカット位置情報取得部と、
    前記検出部により検出された前記目印を基準として前記カット位置情報が表すカット位置において、所定のカッタにより当該媒体のカット処理をさせるよう制御するカット制御部と
    を具え、
    前記カット制御部は、前記カット位置情報が変更され、当該媒体における最も先端側に設けられた前記目印である最先端側目印を基準とした新たなカット位置が媒体搬送方向における前記カッタよりも下流側となる場合、当該最先端側目印を基準とした新たなカット位置における前記カット処理を省略するよう制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記媒体の先端を、前記画像形成部により前記画像を形成する際に基準とする位置である画像基準位置とするよう、前記搬送部を制御する搬送制御部
    をさらに具えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送制御部は、前記媒体の先端を前記カッタの下流側に設定された待機位置に位置させ、
    前記カット制御部は、前記媒体の先端が前記待機位置に位置した状態で前記カット位置情報が変更され、前記最先端側目印を基準とした新たなカット位置が前記カッタよりも下流側となる場合、当該最先端側目印を基準とした新たなカット位置における前記カット処理を省略するよう制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記カット位置情報が変更され、前記最先端側目印を基準とした新たなカット位置が前記カッタよりも下流側となり、前記最先端側目印を基準とした新たなカット位置における当該媒体のカットが省略された場合、
    前記搬送制御部は、前記最先端側目印を基準とした新たなカット位置を、新たな前記画像基準位置に設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記搬送制御部は、前記媒体の先端及び前記最先端側目印の間の距離である最先端目印距離から、前記目印及び前記新たなカット位置の間の距離である目印カット距離を減算した先端カット距離だけ、前記媒体の先端から下流側の位置を、前記画像基準位置とする
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記カット制御部は、前記媒体における最も先端側に設けられた前記目印である最先端側目印を基準としたカット位置が前記カッタよりも下流側となる場合、当該最先端側目印を基準としたカット位置における前記カット処理を省略するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 搬送部により、複数の目印が設けられた媒体を搬送する搬送ステップと、
    検出部により、前記媒体の先端及び前記目印を検出する検出ステップと、
    画像形成部により、前記検出部の下流側で前記媒体に画像を形成する画像形成ステップと
    を有する画像形成方法であって、
    カット位置情報取得部により、前記目印を基準とした前記媒体をカットすべきカット位置を表すカット位置情報を取得するカット位置情報取得ステップと、
    所定のカッタにより当該媒体のカット処理をさせるよう制御するカット制御部により、前記カット位置情報が変更され、当該媒体における最も先端側に設けられた前記目印である最先端側目印を基準とした新たなカット位置が媒体搬送方向における前記カッタよりも下流側となる場合に、当該最先端側目印を基準とした新たなカット位置における当該媒体の前記カット処理を省略し、当該媒体における前記検出部により検出された他の前記目印を基準とした新たなカット位置において前記カット処理をさせるカットステップと
    を有することを特徴とする画像形成方法。

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