JP2023018279A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ジョブ実行中に、後続ジョブの実行が可能なエラーが発生した際に、エラーの解除をしているにも関わらず後続ジョブが実行されてしまうと、先行ジョブは後続ジョブの完了を待つ必要が生じ、ユーザビリティが低下する。【解決手段】 後続の印刷ジョブの実行が可能なエラーが発生した際に、人感センサ10が人を検知していないと、後続の印刷ジョブを優先して実行し、人を検知している場合はエラーの解除を待つ。【選択図】 図3
Description
本発明は、複数の印刷ジョブを登録可能な画像形成装置及びその制御方法に関する。
受け付けた複数のジョブをメモリに登録しておき、登録順にジョブを実行していく画像形成装置が知られている。画像形成装置は、最初に登録されたジョブを登録ジョブ1、次に登録されたジョブを登録ジョブ2としてジョブを登録し、順番に実行していく。
登録ジョブ1を実行中にそのジョブで指定されている用紙が無くなるエラーが発生すると、指定用紙が補充されるまで、装置はエラー状態のまま停止してしまう。この時、登録ジョブ2で指定されている用紙が装置内にセットされていた場合、登録ジョブ2は実行可能状態にあるにもかかわらず、実行できないという問題がある。
そこで、用紙なし等の後続ジョブを実行可能なエラーが発生してジョブが中断した場合には、登録されている後続ジョブのうち、実行できるものがあれば優先して自動的に実行することが望ましい。例えば、2つのジョブが登録された状態で、登録ジョブ1はA4用紙を使用するジョブ、登録ジョブ2はA3用紙を使用するジョブであったとする。登録ジョブ1を実行中に、A4の用紙がなくなり、ジョブが中断した場合、登録ジョブ2で使用するA3用紙が装置内にセットされていれば、自動的に登録ジョブ2を実行することで、ユーザビリティを向上させることができる。
特許文献1には、上述したような画像形成装置のように、エラー中断時に後続のジョブが実行可能であれば、優先して実行する構成の印刷装置が開示されている。この印刷装置は、エラー発生時でも、エラーの影響を受けないジョブであれば印刷可能とすることを目的としている。
しかしながら、ジョブの登録者が画像形成装置付近でジョブの完了を待機している最中に後続ジョブを実行可能なエラーが発生すると、即座にエラー解除できるにも拘わらず、本エラーの影響を受けない後続ジョブが開始されてしまう。これにより、エラーが発生したジョブの登録者は、後続ジョブが完了するまで待機しなくてはならないため、ユーザビリティが低下するという問題があった。
本発明は、ジョブ実行中に後続ジョブを実行可能なエラーが発生した場合のユーザビリティの低下を抑制する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、人を検知する人感センサを有する画像形成装置であって、印刷ジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた複数の印刷ジョブを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された印刷ジョブに基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段と、画像形成の実行中に前記画像形成装置のエラーを検知する検知手段と、第1の印刷ジョブに基づく画像形成の実行中に前記検知手段が第1タイプのエラーを検知した場合においては、前記記憶手段に実行可能な後続の印刷ジョブが記憶されており、且つ、前記人感センサが人を検知していなければ、前記後続ジョブに基づく画像形成を開始し、前記記憶手段に実行可能な後続の印刷ジョブが記憶されていても前記人感センサが人を検知していれば、前記後続の印刷ジョブに基づく画像形成を開始することなく前記エラーの解消を待機し、前記第1の印刷ジョブに基づく画像形成の実行中に前記検知手段が第2タイプのエラーを検知した場合においては、前記記憶手段に後続の印刷ジョブが記憶されているか否かにかかわらず前記エラーの解消を待機する制御手段と、を有することを特徴とすることを特徴とする。
本発明によれば、ジョブ実行中に後続ジョブを実行可能なエラーが発生した場合のユーザビリティの低下を抑制することができる。
図1は、本実施形態における画像形成装置100の断面図、図2は、図1に示す画像形成装置の制御ブロック図である。図1、図2を用いて、基本的な構成を説明する。
制御部300は、CPU301、RAM302、ROM303から構成される。CPU301には、操作表示手段としてのタッチパネルを含む操作部305が接続され、ユーザは操作部305を介してCPU301に印刷ジョブの実行や電源操作などの所望の動作を要求することができる。またCPU301には外部機器とのインターフェースである外部I/F306を介し、PC307の接続も可能である。CPU301は、操作部305やPC307からのプリント動作開始の指示やスリープモードからの復帰の指示を受け付け、動作を開始する。例えば、ユーザがPC307よりプリント動作開始を指示すると、CPU301は画像形成部308や、接続されたモータ、ヒーター等を含む駆動部310の駆動制御を行う。即ち、操作部305、外部i/F及びCPU310は印刷ジョブを受け付ける受付手段として機能する。CPU301は、ジョブ実行指示を受信すると、受信したジョブのジョブデータをRAM302に保存する。RAM302は、複数のジョブのジョブデータを保存することが可能である。ジョブは、一人の利用者によって登録されたものであってもよいし、複数の利用者によって登録されたものであってもよい。いずれにしてもジョブを受信した時刻の早い順に、例えば登録ジョブ1、2、…といった番号が付される等してジョブの順序が設定される。そして、RAM302に登録された未実施の複数のジョブのうち最先に実行すべきジョブをCPU301が決定し、ジョブを順に実行する。
画像形成部308は、図1の感光体を含むカートリッジ120a~120d、中間転写ベルト130、一次転写部123a~123d、二次転写部140などの高圧、駆動の制御、及び、レーザスキャナ122a~122dの制御が可能である。ROM303には、画像形成の手順及び後述の制御フローチャートに対応するプログラム等が記憶されている。
図1の画像形成装置100は、人感センサ10を備え、ユーザが画像形成装置100からどの位の離れた位置にいるか、すなわち検出エリア内に人がいるか否かを検出する。ユーザの検出には、赤外線の受発光を用いた赤外線センサ、超音波を用いた距離センサ、その他、レーザ光等を利用した距離を検出できる各種の距離センサを用いることができる。また、これらの人感センサ10は、画像形成装置の正面方向(操作部300を操作するときに対向する方向)、側面方向の距離検出が行えるように複数設けることができる。CPU301は、画像形成装置100がスリープモードに入っている際に人感センサ10が人を検出すると、ユーザが画像形成装置100を操作していなくても、画像形成装置100をスリープモードから復帰する制御を行う。なお、スリープモードとは、画像形成の開始を待機しているスタンバイモードよりも電力消費が少なく、操作部300のタッチパネルや各種モータ等への電力供給が遮断されている電力モードである。
<基本的な画像形成動作についての説明>
図1及び図2を用いて、基本的な画像形成動作について説明する。ユーザが外部I/F306に接続したPC307から画像形成装置100へ印刷ジョブを送信すると、CPU301は、印刷ジョブの設定に従って給紙カセット150a,150bなどから用紙の給紙動作を開始する。なお、本実施形態における画像形成装置100の給紙カセット150a,150bにはカセット内に格納した用紙が斜行するのを防ぐために用紙の位置を固定するためのサイド規制板を有している(不図示)。画像形成装置100は、サイド規制板の位置によって給紙カセット150a,150b上の用紙サイズを検出できる仕組みを有している。CPU301はこのサイド規制板の位置情報から用紙サイズ情報を取得する。
図1及び図2を用いて、基本的な画像形成動作について説明する。ユーザが外部I/F306に接続したPC307から画像形成装置100へ印刷ジョブを送信すると、CPU301は、印刷ジョブの設定に従って給紙カセット150a,150bなどから用紙の給紙動作を開始する。なお、本実施形態における画像形成装置100の給紙カセット150a,150bにはカセット内に格納した用紙が斜行するのを防ぐために用紙の位置を固定するためのサイド規制板を有している(不図示)。画像形成装置100は、サイド規制板の位置によって給紙カセット150a,150b上の用紙サイズを検出できる仕組みを有している。CPU301はこのサイド規制板の位置情報から用紙サイズ情報を取得する。
給紙ピックアップローラ151a,151bの駆動源となる搬送モータを駆動することにより、給紙ピックアップローラ151a,151bが回転動作を行うことで給紙カセット150a,150b内の用紙が1枚ずつ給紙搬送される。なお、搬送モータは駆動部310に含まれている。このとき、用紙の給紙動作が正常に行えたか否かを給紙ピックアップセンサ152a,152bによって監視する。
CPU301は、画像形成部308に含まれるカートリッジ120a~120dによって各色のトナー像を形成し、一次転写部123a~123dにより、中間転写ベルト130上にトナー像を転写させる。カートリッジ120aはイエロー(以下Yと示す)、カートリッジ120bはマゼンタ(以下Mと示す)、カートリッジ120cはシアン(以下Cと示す)、カートリッジ120dはブラック(以下Kと示す)の画像を形成するためのカートリッジである。カラープリントの際にYMCKを使用し、モノクロプリントの際にはKのみを使用する。本カートリッジは、ユーザが装着、取り外し可能な構成となっている。
給紙カセット150a、もしくは給紙カセット150bから給紙された用紙は搬送路ローラ153、154及び155により下流へと搬送される。CPU301はレジ前搬送センサ160を監視することで、搬送された用紙の位置を検出する。そして、CPU301は、レジストローラ161の位置で用紙を一旦停止させた後、中間転写ベルト130上のトナー像の先端が二次転写部140に到達するタイミングに合うように、レジストローラ161により用紙の搬送を再開させる。
以上のようにして、二次転写部140に到達した用紙とトナー像に対し、二次転写電圧を印加することにより、トナー像が用紙に転写される。
トナー像が転写された用紙は、定着器170へと搬送され、定着器170によって用紙上のトナー像が用紙に加熱定着される。
定着後の用紙先端が用紙搬送センサ171に到達すると、CPU301は、ジョブの設定に従って、搬送フラッパ172の位置が切り替えられ、用紙搬送路230あるいは用紙搬送路231のどちらかに搬送される。具体的には、両面プリントが設定されていて、第1面への転写後の用紙は用紙搬送路230へ搬送され、片面プリントあるいは両面プリントの第2面への転写後の用紙は用紙搬送路231へ搬送される。
次に、用紙搬送路231へ用紙搬送する場合について説明する。用紙搬送路231へ搬送された用紙は、搬送ローラ232により、さらに搬送される。ここでも、CPU301は、印刷ジョブの設定に従い、用紙搬送フラッパ190の位置を切り替える。これにより用紙が用紙搬送路180側)へ搬送されるか、用紙搬送路181側へ搬送されるかが切り替えられる。ジョブで設定された排紙先が排紙トレイ200の場合には、用紙搬送路180側へと搬送され、排紙先が排紙トレイ196の場合には、用紙搬送路181側へと搬送される。
なお、上記の構成及び基本的な画像形成動作は一例であり、本発明は上記構成に限定されるものではない。
<本実施例のプリント処理のフローチャートの説明>
次に、図3を用いて、CPU301が実行する本実施形態に係る制御について説明する。
次に、図3を用いて、CPU301が実行する本実施形態に係る制御について説明する。
図3は、画像形成装置100の起動からジョブを完了するまでの一連の流れを示すフローチャートである。
S300で、CPU301は、外部に接続されたPC307もしくは操作表示部300より、印刷ジョブを受信するのを待つ。CPU301は、印刷ジョブを受信すると、受信したジョブのデータをRAM302に保存する。ジョブのデータを受信したジョブ順にジョブデータをRAM302に保存される。なお、CPU310は、画像形成装置100が電源オフ状態でなければ、図3のフローチャートのどのステップを実行中であってもジョブを常に受信可能である。
CPU301は、画像形成装置100が画像形成を実行可能な状態であれば、S301で、RAM302に保存したジョブのデータに基づいてプリント動作を実行する。なお、プリント動作中にエラーが発生した場合は、CPU301は、RAM302にエラー情報を保存するようになっている。CPU301は、S302で、RAM302にエラー情報が保存されているかを確認する。RAM302にエラー情報が保存されていない場合は、CPU301は、処理をS330に進め、エラー情報が保存されているときは処理をS303に進める。
S303では、CPU301は、エラー処理を行う。エラー処理とは、画像形成部308、搬送部309、駆動部310の動作を停止し、中断したジョブをRAM302に中断ジョブとして保存し、エラー状態をユーザに通知するための画面を操作部305に表示する処理である。
ここで、エラーの種類について説明する。CPU301は、エラーが発生した場合、操作部305にエラー詳細を表示する等してユーザにエラーを通知する。この時、エラーが解除されていなくても後続ジョブを実行可能なエラーと、エラーが解除されない限り、中断したジョブはもちろん後続ジョブも実行できないエラーがある。
前者のエラーを継続可能エラーと称し、後者のエラーを継続不可エラーと称する。継続可能エラーとしては、エラー解除に特定の処理を必要としないものとエラー解除に特定の処理を必要とするものがある。エラー解除に特定の処理を必要としない継続可能エラーとして、先行紙との紙間が所定の距離より狭まった状態で搬送された状態(以下、紙間異常と示す)がある。更に、ジョブで設定された用紙サイズと実際に給送された用紙のサイズが異なった状態(以下、用紙サイズ不一致と示す)がある。
エラー解除に特定の処理を必要とする継続可能エラーとして、給紙カセット150a,150bにジョブで設定されたサイズの用紙がない状態(以下、紙なしと示す)がある。更に、ジョブでカラー印刷が設定されており、カラーカートリッジ(YMC)がない(トナー無し)状態(以下、カラーカートリッジなしと示す)もエラー解除に特定の処理を必要とする継続可能エラーである。更に、ジョブでモノクロ印刷が設定され、モノクロカートリッジ(K)がない(トナー無し)状態(以下、モノクロカートリッジなしと示す)もエラー解除に特定の処理を必要とする継続可能エラーである。
これらのエラーのうち、紙間異常、用紙サイズ不一致、紙なし、カラーカートリッジなし状態は、エラー状態であっても後続ジョブを実行できる可能性がある。具体的には、紙間異常、用紙サイズ不一致の場合、給送済みの用紙は排出される。従って、ジョブが中断状態のままでも後続ジョブで設定されている条件が満たされていれば、後続ジョブを実行できる。また、紙なし状態の場合、後続ジョブで設定されているサイズの用紙カセットにセットされていれば、後続ジョブの実行が可能である。カラーカートリッジ(トナー無し)なし状態は、後続ジョブで設定されている画像形成の色モードがモノクロであり、機内にモノクロカートリッジ(K)があれば、後続ジョブを実行可能である。このように、継続可能エラーは、エラー状態であっても後続ジョブの設定内容によっては、後続ジョブを実行できる可能性がある。
これに対し、継続不可エラーとしては、ジャム、部品故障によるエラーがある。ジャムの場合、用紙の搬送ができなくなるので、後続ジョブの実行をできない。部品故障の場合、画像形成を正常に実行できなくなり、更なる装置の不具合を招かないように画像形成を続行させないほうが良い。したがって、継続不可エラーの場合、RAM302に後続時のジョブのデータが記憶されているか否かにかかわらず、CPU301はエラーの解消を待機する。
なお、カセットから用紙を給送できなかったことによりセンサ152a、152bが用紙を検知しない給紙ジャムであれば、使用していない他のカセットからの搬送路を用紙がふさいでいないことになる。したがって、このようなジャムを継続可能エラーとしてもよい。
<エラー画面の説明>
次に、継続可能エラー発生時のエラー画面について、図7の(a)(b)を用いて説明する。図7の(a)(b)は継続可能エラー発生時の操作表示部300の操作部305に表示される画面の一例を示したものである。
次に、継続可能エラー発生時のエラー画面について、図7の(a)(b)を用いて説明する。図7の(a)(b)は継続可能エラー発生時の操作表示部300の操作部305に表示される画面の一例を示したものである。
図7(a)は継続可能エラーの1つである用紙不一致エラーが発生した際に表示される画面の一例である。ユーザによる確認とは、OKボタン305aが押下されることである。
図7(b)は、エラー解除処理を必要とする継続可能エラーが発生した際の操作部305の画面の一例である。この例では、エラー解除処理を必要とする継続可能エラーとして、紙なしを示している。この種のエラーの場合、CPU301は、画面にエラー解除に必要な処理内容を表示し、表示した処理がユーザによって実行した実行されたことを画像形成装置内のセンサ等を用いて検知すると、エラーを解除する。
CPU301は、S303で画面にエラー状態を表示すると、S304で、RAM302に保存されたエラー状態が、継続可能エラーであるかを判定する。発生したエラーが継続可能エラーであった場合は処理をS305に進め、継続不可エラーであった場合は処理をS320に進める。
S305では、人感センサ10を用いて、画像形成装置100から所定範囲内に人がいるか否かを検出する。CPU301は、人を検出した場合は、S306で、継続可能エラーが解除されたか否かを判定する。
<継続可能エラー解除確認>
ここで、図4を用いて、S306の継続可能エラー解除確認の詳細について説明する。
ここで、図4を用いて、S306の継続可能エラー解除確認の詳細について説明する。
S400で、CPU301は、RAM302に保存したエラー情報が、紙間異常、もしくは用紙サイズ不一致であるかを確認する。CPU301は、エラー情報が紙間異常、もしくは用紙サイズ不一致である場合は処理をS401に進め、それ以外であった場合は処理をS410に進める。
CPU301は、S401で、操作部305に表示したOKボタン305aが押下されたか否かを判定する。CPU301は、OKボタン305aが押下されていた場合は処理をS430に進め、押下されていない場合は処理をS305へ戻す。
S410では、CPU301は、RAM302に保存したエラー情報が紙なしであるか否かを判定し、紙なしである場合は処理をS411に進め、それ以外であった場合は処理をS420に進める。
S411では、CPU301は、中断したジョブで設定されているサイズの用紙が中断前に使用していたカセットに補充されているか否かを判定する。CPU301は、用紙が補充されている場合は処理をS430に進め、用紙が補充されていない場合は処理をS305に戻す。なお、いわゆるカセットの自動切り替え機能がある場合は、カセット150a,150bのいずれかに設定サイズの用紙があることが検知されれば、S411でYESの判定としてもよい。
S420では、CPU301は、YMCのカートリッジ(トナー)がセットされたか否かを判定し、セットされている場合は処理をS430に進め、セットされていない場合は、処理をS305に戻す。
S430では、CPU301は、継続可能エラーが解除されたとしてRAM302のエラー情報をクリアし、処理をS307に進める。
CPU301は、S305で人を検出しなかった場合は、S310で、後続ジョブ処理を行う。
<後続ジョブ処理>
ここで、図5を用いてS305における後続ジョブ処理について説明する。S500で、CPU301は、RAM302に中断しているジョブ以外のジョブが登録されているかを判断し、他のジョブが登録されている場合は処理をS501に進め、登録されていない場合はS306の継続可能エラー解除確認を行う。
ここで、図5を用いてS305における後続ジョブ処理について説明する。S500で、CPU301は、RAM302に中断しているジョブ以外のジョブが登録されているかを判断し、他のジョブが登録されている場合は処理をS501に進め、登録されていない場合はS306の継続可能エラー解除確認を行う。
S501では、CPU301は、RAM302に保存したエラー情報が、紙間異常、もしくは用紙サイズ不一致であるかを確認する。CPU301は、エラー情報が紙間異常、もしくは用紙サイズ不一致である場合は処理をS502に進め、それ以外であった場合は処理をS510に進める。
S510では、CPU301は、RAM302に保存したエラー状態が、紙なしであるか否かを判定し、紙なしである場合は処理をS511に進め、紙なしでない場合は処理をS520に進める。
S511では、CPU301は、後続ジョブで設定されている用紙サイズが給紙カセット150a,150bどちらかにセットされている用紙のサイズに一致するか否かを判定する。CPU301は、サイズが一致する場合は処理をS502に進め、一致しない場合は処理をS306に進める。
S520では、CPU301は、後続ジョブで設定されている色モードがモノクロかカラーかを判定する。CPU301は、色モードがモノクロであった場合は処理をS521で、Kカートリッジ120d(トナー)があるか否かを判定する。一方、CPU301は、色モードがカラーであった場合は処理をS306に進める。
CPU301は、Kカートリッジ120d(トナー)がある場合、処理をS502に進め、ない場合は処理をS306に進める。
S502では、CPU301は、後続ジョブのデータに基づいてプリントを実行し、後続ジョブのプリントが完了するまで印刷を繰り返す(S502,S503)。具体的には、RAM302に保存した後続ジョブで設定されているプリント枚数と、S502で実行したプリント枚数が一致していれば、CPU301は、ジョブ完了として処理をS504に進める。
S504では、CPU301は、中断しているジョブのエラー画面を操作部305に表示し、その後S306で継続可能エラー解除確認の処理を行う。
S307では、CPU301は、S301で中断しているジョブを再開する。具体的には、CPU301は、ジョブの中断したページからプリントを再開させ、S330でジョブ完了を判定する。
S304の判定でエラー情報が継続可能エラーでなかった場合、S320で、CPU301は、後続ジョブの有無にかかわらず、継続不可エラーが解除されるのを待機する。具体的には、エラーがジャムであった場合はジャム用紙が除去されること、部品故障であった場合は、故障部分が交換または修理されることを待機する。継続不可エラーが解除されると、CPU301は、RAM302に保存されたエラー状態をクリアして、処理をS307に進める。
S330では、CPU301は、実行中のジョブが完了したか否かを判定する。具体的には、ジョブに設定されたプリント枚数と、S301で実行したプリント枚数が一致しているか否かを判定し、一致していればジョブが完了したとして処理をS300に戻す。枚数が一致してない場合は、枚数が一致するまでS301からの処理が繰り返される。
このように、CPU301は、ジョブ実行中に継続可能エラー(第1タイプのエラー)が発生した際に、人を検出していればエラーが解除されることを待機し、後続ジョブを優先して開始することを行わない。一方、人を検出していなければ、CPU301は、後続ジョブを実行可能か否か判定し、実行可能であれば、後続ジョブを優先して開始する。また、ジョブ実行中に継続不可エラー(第2タイプのエラー)が発生した際は、後続ジョブの有無にかかわらず、CPU301はエラー解消を待機する。
<プリントシーケンス>
次に、上述した図3~5のフローチャートの処理のタイミングを、図6のタイミングチャートを用いて説明する。
次に、上述した図3~5のフローチャートの処理のタイミングを、図6のタイミングチャートを用いて説明する。
図6の(a),(b)は、ユーザA、ユーザBの順でジョブが予約され、ユーザAのジョブ実行中に継続可能エラーが発生した場合のタイミングチャートである。(a)はエラー発生時に人感センサが人を検出したケース、(b)はエラー発生時に人を検出しなかったケースを示す。
(a)において、CPU301は、タイミングT0でユーザAのジョブAの実行要求を受信すると(S300)、RAM302にジョブAのデータを登録ジョブ1として保存し、タイミングT1でジョブAを開始する(S301)。ジョブAを実行中に、タイミングT0’でユーザBのジョブBの実行要求を受信すると、CPU301は、RAM302にユーザBのジョブBのデータを登録ジョブ2として保存する。ジョブBの開始はプリント可能状態になるまで待機される(T1’~T2‘)。
ジョブA実行中のタイミングT2で継続可能エラーが発生すると(S302)、CPU301は、人感センサ10を用いて、画像形成装置100の前に人がいるかを判断する(S305)。CPU301は、人がいる場合はエラーが解除されるのを待機する(T2~T3、S305~S306)。タイミングT3でエラーが解除されると、CPU301は、登録ジョブ1を再開し(S307)、タイミングT4で登録ジョブ1が完了すると(S330)、タイミングT2’でジョブBを開始する(S301)。タイミングT3’でジョブBが完了する。
次に、(b)において、タイミングT0~T2、T0’、T1’は(a)と同様である。CPU301は、タイミングT2で継続可能エラーが発生した際に、画像形成装置100の前に人がいないと判断すると、タイミングT12’でジョブBを実行し(S310)、タイミングT3’でジョブBが完了する(S503)。その後、タイミングT13でジョブAに関するエラー解除されると(S306)、CPU301は、ジョブAを再開し(S307)、タイミングT14でジョブAが完了する(S330)。
なお、(b)において、ジョブBの実行中に人感センサ10が人を検知したとしてもジョブBは続行され、ジョブBが完了するまではジョブAの再開は待たされる。ジョブAに係るエラーの解消がジョブBの実行中に解消できた場合は、ジョブBの完了後にジョブAが再開される。
以上に説明したように、本実施形態では、継続可能エラー発生時に、画像形成装置から所定範囲内に人がいる場合はエラー解除を待ち、人を検出しなかった場合は後続ジョブを実行する。すなわち、継続可能エラー発生時に、画像形成装置から所定範囲内に人がいるか否かに応じて最適な順序でジョブ実行でき、ユーザビリティの高い画像形成装置を提供できる。
10 人感センサ
100 画像形成装置
300 制御部
301 CPU
302 RAM
303 ROM
305 操作部
308 画像形成部
309 搬送部
310 駆動部
311 検出部
100 画像形成装置
300 制御部
301 CPU
302 RAM
303 ROM
305 操作部
308 画像形成部
309 搬送部
310 駆動部
311 検出部
Claims (9)
- 人を検知する人感センサを有する画像形成装置であって、
印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けた複数の印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された印刷ジョブに基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段と、
画像形成の実行中に前記画像形成装置のエラーを検知する検知手段と、
第1の印刷ジョブに基づく画像形成の実行中に前記検知手段が第1タイプのエラーを検知した場合においては、前記記憶手段に実行可能な後続の印刷ジョブが記憶されており、且つ、前記人感センサが人を検知していなければ、前記後続ジョブに基づく画像形成を開始し、前記記憶手段に実行可能な後続の印刷ジョブが記憶されていても前記人感センサが人を検知していれば、前記後続の印刷ジョブに基づく画像形成を開始することなく前記エラーの解消を待機し、前記第1の印刷ジョブに基づく画像形成の実行中に前記検知手段が第2タイプのエラーを検知した場合においては、前記記憶手段に後続の印刷ジョブが記憶されているか否かにかかわらず前記エラーの解消を待機する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記第1の印刷ジョブに基づく画像形成の実行中に前記検知手段が第1タイプのエラーを検知した場合において、前記記憶手段に実行可能な後続の印刷ジョブが記憶されており、且つ、前記人感センサが人を検知していないことにより前記後続の印刷ジョブに基づく画像形成を開始した後に前記人感センサが人を検知しても、前記後続の印刷ジョブに基づく画像形成の実行を継続させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記後続の印刷ジョブに基づく画像形成の実行中に前記エラーが解消されても、前記後続の印刷ジョブに基づく画像形成を継続させ、その完了後に前記第1の印刷ジョブに基づく画像形成を再開させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記第1タイプのエラーは、前記第1の印刷ジョブで設定されている用紙のサイズと給送された用紙のサイズの不一致によるエラーを含むことを特徴とする請求項1~3の何れか1項記載の画像形成装置。
- 前記第1タイプのエラーは、前記第1の印刷ジョブで指定された用紙がないことのエラーを含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1タイプのエラーは、前記第1の印刷ジョブで設定されている画像形成の色モードがカラーである場合に、カラーのトナーがなくなったことのエラーを含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第2タイプのエラーは、用紙のジャムによるエラーを含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第2タイプのエラーは部品の故障によるエラーを含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 人を検知する人感センサと、
印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けた複数の印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された印刷ジョブに基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段と、
画像形成の実行中に前記画像形成装置のエラーを検知する検知手段と、
を有する画像形成装置の制御方法であって、
第1の印刷ジョブに基づく画像形成の実行中に前記検知手段が第1タイプのエラーを検知した場合においては、前記記憶手段に実行可能な後続の印刷ジョブが記憶されており、且つ、前記人感センサが人を検知していなければ、前記後続ジョブに基づく画像形成を開始し、前記記憶手段に実行可能な後続の印刷ジョブが記憶されていても前記人感センサが人を検知していれば、前記後続の印刷ジョブに基づく画像形成を開始することなく前記エラーの解消を待機し、
前記第1の印刷ジョブに基づく画像形成の実行中に前記検知手段が第2タイプのエラーを検知した場合においては、前記記憶手段に後続の印刷ジョブが記憶されているか否かにかかわらず前記エラーの解消を待機する、
ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021122289A JP2023018279A (ja) | 2021-07-27 | 2021-07-27 | 画像形成装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021122289A JP2023018279A (ja) | 2021-07-27 | 2021-07-27 | 画像形成装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023018279A true JP2023018279A (ja) | 2023-02-08 |
Family
ID=85158124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021122289A Pending JP2023018279A (ja) | 2021-07-27 | 2021-07-27 | 画像形成装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023018279A (ja) |
-
2021
- 2021-07-27 JP JP2021122289A patent/JP2023018279A/ja active Pending
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