JP2007076782A - 手差し給紙装置,画像形成装置,手差し給紙方法および画像形成方法 - Google Patents

手差し給紙装置,画像形成装置,手差し給紙方法および画像形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007076782A
JP2007076782A JP2005264858A JP2005264858A JP2007076782A JP 2007076782 A JP2007076782 A JP 2007076782A JP 2005264858 A JP2005264858 A JP 2005264858A JP 2005264858 A JP2005264858 A JP 2005264858A JP 2007076782 A JP2007076782 A JP 2007076782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
manual
image forming
sheet
discharge port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005264858A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4607721B2 (ja
Inventor
Masafumi Yamagami
上 雅 史 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Printing Systems Ltd
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Printing Systems Ltd
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Printing Systems Ltd, Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Printing Systems Ltd
Priority to JP2005264858A priority Critical patent/JP4607721B2/ja
Publication of JP2007076782A publication Critical patent/JP2007076782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4607721B2 publication Critical patent/JP4607721B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract


【課題】 手差し給紙機構を簡素化。用紙の手差し位置確認を容易化。手差し給紙による送紙の信頼性を向上。手差し誤給紙を防止。
【解決手段】 片面に画像を形成する作像機構2と、片面に画像が形成された用紙の一部を排紙口Poutから機外に排紙した後スイッチバックして両面搬送パスを通して反転し、作像機構に再送給する両面搬送手段を備えた画像形成装置において、両面搬送手段が、手差し給紙するときは、前記排紙口から手差し用紙を両面搬送パスを通して作像機構に送給する手差し給紙装置。更に、排紙口に機外から送り込まれる手差し用紙を検知するセンサ27を備える。両面搬送手段は、手差しセンサ27が用紙を検知すると、第1時間Tw3経過後に排紙口から画像形成手段への用紙の送給を開始し、それから第2時間Tw4経過しても排紙センサ21が引き込み用紙を検知しないと用紙の送給を停止。
【選択図】 図6

Description

本発明は、用紙を反転搬送可能な給紙装置に関するもので、特に反転搬送機構を手差し給紙として兼用する給紙装置に関するものである。本発明は、両面記録が可能な複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置に使用できる。
特開平 7− 41225号公報 特開平10−338404号公報 特開平2004−352398号公報。
近年、複写機,プリンタ,ファクシミリ等のOA機器は、コンパクト化,低価格化が進んでいる。コンパクトで低価格な機器においても用紙の削減等で両面印刷のニーズがある。従来、両面印刷では用紙反転用のスタックトレイ等の特別な機構やスペースを要していた。特許文献1では、両面印刷時の用紙反転搬送装置として、排紙口から用紙をスイッチバックさせて手差し給紙部に搬送させる事により用紙反転のための特別な機構およびスペースをなく事が考案されている。一方、手差し給紙に対するニーズも多いが、専用の手差し給紙トレイおよびトレイ上にセットされた用紙束から用紙一枚を分離して機内に搬送させる機構が必要となるため、コストが上がると共にコンパクトに出来ないという問題があった。出来るだけコストを抑えて手差し給紙を実現する為に、前記用紙分離機構をなくした一枚手差しも存在する。特許文献2には、用紙反転搬送装置の下方に手差し挿入口を備える両面印刷が可能なプリンタが記載されており、また、特許文献3には、用紙反転搬送装置の下方に手差し挿入口を備える両面印刷が可能なプリンタが記載されている。
しかしながらコンパクトな機械では手差しの給紙口が下の方に有り、しかも挿入スペースが狭い為、用紙を挿入しづらいという問題がある。メカ的にも手差し給紙専用の用紙パスも必要となる。更に、出来るだけシンプルな機構で実現させる為には、用紙を機械内部の用紙搬送パス上のセンサのある位置まで挿入して、更に用紙搬送出来るようにローラ等にくわえさせなければならない。このような機構では他のトレイからの給紙中に手差しトレイから用紙挿入が出来てしまい紙詰まりの原因となる。また、通常トレイや両面からの給紙では機内のローラに所定のたるみをつけて突き当てて用紙のスキューを補正しているが、一枚手差しの場合はユーザが押し当てる為、用紙挿入速度やたるみ量によっては正常にスキュー補正が出来ず、紙詰まりが発生する可能性も大きい。また、スキューして挿入された用紙を引き抜かれる事もあるため、制御的にも複雑となる。以上の様に問題の多い一枚手差しであるが、無いよりは有った方が良いと言うことで割り切って使っているのが現状である。
図13に、従来の一枚手差し給紙口を持つ、1形態のレーザプリンタを示す。1は画像形成装置であるレーザプリンタ、2は作像機構である。作像機構2は、公知のカラー電子写真形成プロセス要素を備えており、K(ブラック),C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の各色印刷用の作像カートリッジ4k〜4yを備えている。各カートリッジは、ドラム状の感光体5の周囲に、帯電ローラ6,トナー現像器7およびクリーナを配設したものであり、これらの作像カートリッジ4k〜4yが、転写ベルト3の移動方向y(副走査方向)に沿って所定ピッチでタンデムに配設されている。作像カートリッジ4k〜4yの上方にはレーザ走査器10があり、各色画像露光用の、画像データで変調された各レーザ光を、帯電ローラ6で荷電された各感光体ドラム5に投射しかつ転写ベルト3の移動方向yに直交する主走査方向xに繰り返し走査する。これにより感光体ドラム5に静電潜像が形成される。静電潜像は現像器7でトナー像に顕像化される。各感光体ドラム5の各色トナー像は、転写ベルト3上に、同一カラー画像を表すように、転写ローラ8で順次に重ね転写される。重なったトナー像は、2次転写ローラ11の位置で、レジストローラ15から送り出される用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は、送り出し通路16を通して定着器17に送られ、定着器17で加熱および加圧され、これによりトナー像が用紙に固着する。定着器17を通過した用紙は、排紙路18を通って排紙ローラ19で排紙口Poutの外の、排紙トレイ20上に送り出される。
両面印刷が指定されていた場合には、定着器17を通過した用紙を、排紙路18を通して排紙ローラ19で排紙口Poutの外の排紙トレイ20上に送り出すとき、送出紙尾端が排紙ローラ19から外れる前に排紙ローラ19の正転(排紙回転)を停止して、用紙尾端部を排紙ローラ19で挟持したまま排紙ローラ19を逆転(反転)駆動して用紙尾端から、両面搬送パス(排紙路18,戻し反転通路22,送りローラ23および反転紙送給路25)に送り込み、反転紙送給路25からレジストローラ15に送り出してレジストローラ15に突き当ててから一旦停止する。そして、転写ベルト3上に転写されたトナー像の始端(画像先端)が2次転写ローラ11に到達するとき用紙の先端が2次転写ローラ11に到達するように転写ベルト3の移動にあわせてレジストローラ15の送給駆動を開始する。そして反転した面にトナー像を転写した用紙は、送り出し通路16を通して定着器17に送られ、定着器17で加熱および加圧され、これによりトナー像が用紙に固着する。定着器17を通過した用紙は、排紙路18を通って排紙ローラ19で排紙口Poutの外の、排紙トレイ20上に送り出される。
通常は用紙は、給紙トレイ12から給紙ローラ13で給紙通路14に送り出されてレジストローラ15に突き当ててから一旦停止し、そして転写ベルト3上のトナー像の移動に合せてレジストローラ15により転写ローラ11に送り出される。
手差しのときには、ユーザが、手差し給紙口29から用紙を反転紙送給路25に差し込み、更に押し込んでレジストローラ15に突き当てる。そしてプリンタに印刷を指示する。手差し給紙口29からレジストローラ15までの手差し通路には、レジストセンサ28があり、これが用紙を検出しているときに印刷指示があると、プリンタは、手差し用紙印刷を開始する。印刷指示があったときにレジストセンサ28が用紙非検出であったときには、プリンタは、給紙トレイ12からレジストローラ15に用紙を繰り出してから印刷を開始する。
上記手差しのとき、ユーザが一枚手差し用紙を手差し給紙口29に挿入して、レジストセンサ28を経てレジストローラ15に用紙を突き当てる。レジストセンサ29が紙ありを検知してある所定時間経過後にレジストローラ15を他の所定時間だけ駆動して、突き当てられた用紙をレジストローラ15にくわえて、前記トナー像とのタイミングを取るために待機する。この様に給紙トレイ12からの給紙と手差し給紙口29からの給紙では、全く異なる給紙制御となる。レジストローラ15は機内にありユーザから見えない為、手差し給紙口29から機内のどの位置まで用紙が挿入されているか確認できず、更にユーザにより紙の挿入速度が異なる為、紙詰まりや用紙スキューの原因となる。また、ユーザが任意のタイミングでレジストローラ15まで用紙を挿入できる為、他のユーザが給紙トレイ12から給紙する印刷中に誤って手差し用紙を挿入して紙詰まりが発生してしまう危険性もある。
本発明は、手差し給紙機構を簡素に構成することを第1の目的とし、用紙の手差し位置確認を容易にすることを第2の目的とし、手差し給紙による送紙の信頼性を高くすることを第3の目的とし、手差し誤給紙を防止することを第4の目的とする。
(1)用紙の片面に画像を形成する画像形成手段(2)と、該画像形成手段により片面に画像が形成された用紙の一部を排紙口(Pout)から機外に排紙した後スイッチバックして両面搬送パス(18,22,25)を通して該用紙を反転し、前記画像形成手段に送給する両面搬送手段(19,23,38)を備えた画像形成装置において、
前記両面搬送手段(19,23,38)が、手差し用紙を印刷するときは、前記排紙口から手差し用紙を前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給する事を特徴とする手差し給紙装置。
なお、理解を容易にするために括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応又は相当要素の符号を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
両面反転機構を利用して、排紙口を一枚手差し給紙口として使用する事により、手差し専用の給紙パスやトレイを省き、給紙装置をコストダウンする事が出来る。
(2)手差し給紙装置は更に、前記排紙口(Pout)に機外から送り込まれる手差し用紙を検知する手差し検知手段(27)を備え、前記両面搬送手段(19,23,38)は、前記手差し検知手段が用紙を検知すると、前記排紙口(Pout)から手差し用紙を前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給する、上記(1)に記載の手差し給紙装置。これによれば、手差し検知手段(27)が検知した手差し用紙は、両面搬送手段(19,23,38)で自動的に画像形成手段(2)に送給されるので、手差し給紙による送紙の信頼性を高くできる。
(3)手差し給紙装置は更に、前記排紙口(Pout)に機外から送り込まれる手差し用紙を検知する手差し検知手段(27)および前記両面搬送パス(18,22,25)において用紙を検知する搬送検知手段(21)を備え、前記両面搬送手段(19,23,38)は、前記手差し検知手段(27)が用紙を検知すると、該検知の開始から第1設定時間(Tw3)経過後に前記排紙口(Pout)から前記画像形成手段への該用紙の送給を開始し、該送給の開始から第2設定時間(Tw4)経過しても前記搬送検知手段(21)が用紙を検知しない場合は前記画像形成手段への用紙の送給を停止する事を特徴とする上記(1)に記載の手差し給紙装置。
ユーザが手差し用紙を排紙ローラに突き当ててから第1設定時間(Tw3)経過後に給紙を開始する事により、スキューを防止する(実際のスキュー補正はレジストローラで行う)と共に、給紙開始後に機内の搬送検知手段(21)で用紙の有無をチェックする事により、給紙後の用紙引き抜きによるジャムの誤検知を防止し、操作性の良い手差し給紙装置を提供することが出来る。
(4)装置は更に、手差し用紙の印刷を指定する手差し印刷指示手段(33,38)を備え、前記両面搬送手段(19,23,38)は、該手差し用紙の印刷が指定されている場合のみ、前記排紙口から手差し用紙を前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給する事を特徴とする、上記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の手差し給紙装置。これによれば、手差し印刷の指定がないときに排紙口(Pout)に用紙があっても該用紙は機内に引き込まれない。操作ミスが防止され、操作性が良くなる。
(5)前記両面搬送手段(19,23,38)は、機内に用紙が搬送されていない場合(FRm=0)のみ前記手差し検知手段(27)が用紙を検知したときの手差し用紙の前記送給を行う事を特徴とする上記(2)又は(3)に記載の手差し給紙装置。これによれば、機内に用紙が搬送されているとき(FRm=1)には、手差し検知手段(27)が用紙を検知しても該用紙の引き込みは行われないので、操作ミスが防止され、操作性が良くなる。
(6)前記両面搬送手段(19,23,38)は、前記送給される用紙の先端が前記画像形成手段の所定位置(15)に達するまでに前記手差し検知手段(27)が用紙非検知にならないときは、前記送給を停止する事を特徴とする上記(2)乃至(4)のいずれか1つに記載の手差し給紙装置。これによれば、長尺用紙が排紙口(Pout)に挿入された場合に、該長尺用紙の先端が所定位置(15)に達してもなお該長尺用紙が排紙口(Pout)を塞いでいると、その後該先端が両面搬送パス(18,22,25)を循環するように搬送されて紙詰まりを発生する可能性がある。本実施態様によれば、用紙搬送が停止するので、重度の紙詰まりを生ずることはなく、用紙の除去が容易である。不適合用紙除去の操作性が良い。
(6a)前記両面搬送手段(19,23,38)は、前記用紙の送給を停止すると、該用紙を送給方向と逆向きに搬送して前記排紙口から機外に排出する事を特徴とする上記(6)に記載の手差し給紙装置。これによれば、上記長尺用紙が自動的に機外に排除される。
(7)用紙の片面に画像を形成する画像形成手段(2)と、該画像形成手段により片面に画像が形成された用紙の一部を排紙口(Pout)から機外に排紙した後スイッチバックして両面搬送パス(18,22,25)を通して該用紙を反転し、前記画像形成手段に送給する両面搬送手段(19,23,38)を備えた画像形成装置であって、上記(1)乃至(6)のいずれか1つに記載の手差し給紙装置を備える事を特徴とする画像形成装置。
(8)用紙の片面に画像を形成する画像形成手段(2)と、該画像形成手段により片面に画像が形成された用紙の一部を排紙口(Pout)から機外に排紙した後スイッチバックして両面搬送パス(18,22,25)を通して該用紙を反転し、前記画像形成手段に送給する両面搬送手段(19,23,38)を備えた画像形成装置の、前記両面搬送手段(19,23,38)によって、機外から前記排紙口(Pout)に差し込まれる用紙を前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給する、手差し給紙方法。
(9)機外から前記排紙口(Pout)に差し込まれる用紙を手差し検知手段(27)で検知して、前記排紙口(Pout)から該用紙を前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給する事を特徴とする上記(8)に記載の手差し給紙方法。
(10)手差し印刷指示手段(33,38)が手差し用紙の印刷を指定した場合のみ、前記排紙口から手差し用紙を前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給する事を特徴とする、上記(8)に記載の手差し給紙方法。
(11)手差し印刷指示手段(33,38)が手差し用紙の印刷を指定している場合に、機外から前記排紙口(Pout)に差し込まれる用紙を手差し検知手段(27)が検知したときに、前記排紙口(Pout)から該用紙を前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給する事を特徴とする上記(8)に記載の手差し給紙方法。
(12)両面印刷が指定されると、画像形成手段(2)で用紙の第1面に画像を形成し、両面搬送手段(19,23,38)で該用紙の一部を排紙口(Pout)から機外に排紙した後スイッチバックして両面搬送パス(18,22,25)を通して該用紙を反転し、そして再度前記画像形成手段に送給して該用紙の第2面に画像を形成してから前記排紙口(Pout)から機外に排紙し、
機外から前記排紙口(Pout)に差し込まれる用紙には、前記両面搬送手段(19,23,38)で前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給して画像を形成する事を特徴とする画像形成方法。
(13)機外から前記排紙口(Pout)に差し込まれる用紙を手差し検知手段(27)で検知して、前記排紙口(Pout)から該用紙を前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給する事を特徴とする上記(12)に記載の画像形成方法。
(14)手差し印刷指示手段(33,38)が手差し用紙の印刷を指定した場合のみ、前記排紙口から手差し用紙を前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給する事を特徴とする、上記(12)に記載の画像形成方法。
(15)手差し印刷指示手段(33,38)が手差し用紙の印刷を指定している場合に、機外から前記排紙口(Pout)に差し込まれる用紙を手差し検知手段(27)が検知したときに、前記排紙口(Pout)から該用紙を前記両面搬送パス(18,22,25)を通して前記画像形成手段(2)に送給する事を特徴とする上記(12)に記載の画像形成方法。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
図1に、本発明の第1実施例であるレーザプリンタ1の作像機構の概要を示す。このプリンタ1の機構部は、図13に示すプリンタ1の、従来の手差し給紙口29を省略したものである。図1上の、図13に示す符号と同一の符号は、図13に示す要素と同一又は同等の機能要素を示す。図1に示すプリンタ1の排紙口Poutは、一枚手差し給紙口と兼用であり、手差し給紙のときには、排紙口Poutに用紙Parを図6に示すように挿入して排紙ローラ19に突き当てて、排紙ローラ19の逆転(引込み)駆動によって、該用紙を両面印刷パス(18,22,23,25)に搬送させる。排紙口Poutの下方には、排紙口Poutに対する手差し用紙の挿入位置やサイズ等を示したデカル等の用紙挿入案内26がある。なお、この用紙挿入案内26は、排紙口Poutの上側に設置してもよい。また、排紙口Poutを上下に区分し、外部(排紙トレイ20側)から排紙口Poutに挿入される手差し用紙は下ガイドし、排紙口Poutを通して外部に排出される印刷済用紙は下方(排紙トレイ20)にガイドするガイド板(仕切り板)を設けるのが好ましい。該ガイド板の上面に、用紙挿入案内26を印刷又はテープ貼着してもよい。排紙ローラ19がユーザから更に見えやすくする為、上部外装に窓を開けたり、上部外装を透光部材で構成すると更に便利である。排紙ローラ19は待機時は駆動されていない為、従来の様にユーザが任意のタイミングで用紙を機内に挿入する事は出来ない。また、印刷中は、用紙排紙方向に駆動されている為同様である。
この第1実施例は、ユーザが、プリンタ1に直接に接続されたパソコンPCから、又は、プリンタ1が接続されたローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されたパソコンPCから、手差し給紙による印刷指示を行った場合のみ、外部から図6に示すように排紙口Poutに差し込まれる用紙Parを、排紙ローラ19を逆転駆動することによって、両面印刷パス(18,22,23,25)へ引き込んで該パスを通してレジストローラ15に送ってから、該用紙に印刷することが可能である。この第1実施例では、用紙が挿入されなければ前記排紙ローラ19が回りっぱなしとなるため、タイムアウトで停止する機能が組み込まれている。大要では、パソコンPCから手差し給紙による印刷指示が来てから設定時間Tw1を経過しても排紙センサ21が紙ありを検知しなければ、排紙ローラ19の逆転駆動を停止し、「手差し用紙なしのため中断」を示すエラー情報をパソコンPCへ返す。この方式だとスキューして用紙を挿入した場合でも、排紙センサ21が紙ありを検知する前に引き抜いて、再挿入可能となり、従来に比べ操作性が向上する。
図2に、図1に示すプリンタ1の画像処理システムの概要を示す。通信インターフェース31を介して、直結パソコンPC、あるいは、LAN,イーサネット(登録商標)その他のネットワークに接続したパソコンPCから、プリンタコントローラ33に印刷コマンドが与えられる。印刷コマンドは、用紙サイズ,カセット/手差し給紙,片面/両面印刷およびその他の印刷条件ならびに書画情報を含む。プリンタコントローラ33は、カセット給紙が指定されている場合でも、指定された用紙サイズが自動給紙トレイ12の用紙のサイズであると、自動給紙トレイ2からの給紙による印刷指示をプロセスコントローラ38に与えるが、指定された用紙サイズが自動給紙トレイ12の用紙のサイズでないときには、手差し用紙の印刷指示をプロセスコントローラ38に与える。手差し給紙がユーザにより指定されている場合には、手差し用紙の印刷指示をプロセスコントローラ38に与える。
受信した印刷コマンドの書画情報は、イメージデータに展開して画像処理34に出力する。画像処理34は、イメージデータを、図1に示す作像機構2による印刷に適合する各色画像データに変換して、プロセスコントローラ38の作像プロセス制御にしたがって書込みI/F35に出力する。書込みI/F35は各色画像データに従って、作像機構2のレーザ走査器10の各色記録用のレーザダイオードを点灯(ON/OFF)駆動あるいは変調駆動する。
図1のプリンタ1の機構にある各種センサおよびアクチュエータ(電気モータ,ソレノイド)は、「機構ドライバ&センサ」のブロック39にあり、入出力インターフェース37に接続されており、プロセスコントローラ38は、入出力インターフェース37を介して、各種センサの検出信号を読み込み、また、入出力インターフェース37を介して作像ユニット36のアクチュエータを駆動する。また、入出力インターフェース37を介して画像処理34および書込みI/F35の動作タイミングおよび信号入出力タイミングを制御する。
図3に、プリンタコントローラ33がプロセスコントローラ38を用いて実行する「印刷制御」PCNaの概要を示す。なお以下においては、括弧内に、図3上のフローチャートのステップ番号を示す。プリンタコントローラ33は、「入力読み取り」(1)で、パソコンPCからの印刷コマンドを待つ(2)。印刷コマンドが来ると、その中にカセット給紙の指定があると、プリンタコントローラ33はプロセスコントローラ38に、カセット給紙による印刷を指示し、プロセスコントローラ38はこれを実行する(3,4)。このカセット給紙による印刷の内容は、公知のものと同様であるので、説明を省略する。
印刷コマンドが手差し給紙を指定するものであると、プリンタコントローラ33は、手差し給紙をプロセスコントローラ38に指示する(5,6a)。この指示に応答してプロセスコントローラ38は、排紙ローラ19の逆転駆動を開始して(7)、Tw1時限のタイマTw1をスタートして(8)、排紙センサ21が紙を検出するか、あるいはタイマTw1がタイムオーバ(Tw1の計時完了)するのを待つ(9,12)。排紙センサ21が紙を検出すると、プロセスコントローラ38は、「手差し給紙」(10a)を実行し、これを終えると、プリンタコントローラ33に印刷開始可を報知する。該印刷開始可に応答してプリンタコントローラ33は、プロセスコントローラ38を使用して印刷を行う(11)。なお、排紙センサ21が紙を検出しないうちにタイマTw1がタイムオーバするとプロセスコントローラ38は、ローラ19,23の駆動を停止して(12,13)、これを給紙エラーとしてプリンタコントローラ33に報知し、これに応答してプリンタコントローラ33は、印刷コマンドを与えたPCに、手差し給紙エラー(用紙挿入なし)を報知する。PCはこれに応答して、PCに接続したディスプレイに、「再度印刷指示をして手差し用紙を排紙口に差し込んでください。」とエラー報知をする。
図4に、図3に示す「手差し紙の印刷設定」6aの中の、「手差し給紙」10aの内容を示す。これに進むとプロセスコントローラ38は、両面印刷パス(図1の18,22,23,25)にある送りローラ23の駆動を開始して(21)、Tw2時限のタイマTw2をスタートして(22)、手差し紙が反転紙センサ24で検出されそしてレジストセンサ28で検出されるのを待って(23)、レジストセンサ28が紙を検出すると該紙の先端がレジストローラ15に当たりそして少し湾曲するタイミング値Trを、搬送同期パルスカウンタ又はクロックカウンタに設定してカウントを開始して(24)、該タイミング値Trまでカウントが進むと、ローラ19,23の駆動を停止して(26)、プリンタコントローラ33に、印刷開始可を報知する。該印刷開始可に応答してプリンタコントローラ33は、プロセスコントローラ38を使用して印刷を行う(11)。手差し紙がレジストセンサ28で検出されずに、タイマTw2がタイムオーバすると(27)、プロセスコントローラ38は、ローラ19,23の駆動を停止して(13)、これを給紙エラーとしてプリンタコントローラ33に報知し、これに応答してプリンタコントローラ33は、印刷コマンドを与えたPCに、手差し給紙エラー(用紙挿入なし)を報知する。PCはこれに応答して、PCに接続したディスプレイに、「再度印刷指示をして手差し用紙を排紙口に差し込んでください。」とエラー報知をする。
プリンタ1のプリンタコントローラ33に印刷コマンドを与えるPCには、プリンタ1を使用するためのプリンタドライバがインストールされており、該PCのユーザは該プリンタドライバを使用して、プリンタ1を使用することができる。
図5に、該プリンタドライバがディスプレイに表示する印刷ダイアログ画面を示す。この印刷ダイアログは、フルカラープリンタの印刷ダイアログに、「カセット片面印刷」,「カセット両面印刷」,「手差し片面印刷」および「手差し両面印刷」のチエックボックスを加えたものであり、これらの選択のデフォルトは「カセット片面印刷」である。印刷ダイアログ画面上の「プロパティ(p)」ボタンをクリックすると、通常のフルカラープリンタドライバの「プロパティ(p)」の印刷設定ダイアログと同様に、「印刷品質」,「基本」,「仕上げ」,「変倍」,「集約」,「スタンプ印字」,「合成」および「その他」の各項目を選択する画面が表示され、これらの項目を選択することにより、各項目の内容を設定することができる。「印刷品質」を開くことにより、印刷対象画像の特徴(文書/写真/DTP/CAD)を指定でき、また、速度/画質優先を選択指定できる。「基本」を開くことにより、原稿サイズ,原稿方向(縦/横)およびカラー/白黒印刷を指定できる。ユーザがOKボタンをクリックすると、そのとき印刷ダイアログ画面に設定している条件の印刷コマンドが、パソコンPCからプリンタコントローラ33に送信される。この印刷コマンドには、該印刷ダイアログ画面を開く直前に指定又は開いていた画像(ファイル)の書画情報が添付されている。印刷ダイアログ画面で、「手差し片面印刷」又は「手差し両面印刷」のブロックにチェックが入っていたとき、もしくは、カセット片面/両面印刷にチェックが入っていても、指定原稿サイズ(印刷用紙サイズ)が給紙トレイ12にある用紙サイズとは異なっているときに、プリンタコントローラ33がプロセスコントローラ38に手差し用紙での印刷を指示する(図3の5,6a)。
本発明の第2実施例のプリンタ1のハードウエアは、図1および図2に示す第1実施例のものと大略同様であるが、図7に示すように、排紙口Poutに外部から挿入される手差し用紙を検出するための手差しセンサ27が、排紙口Poutの上部に加わっている点が、第1実施例のハードウエアとは異なる。なお、手差しセンサ27が排紙口Poutから外部に送出される用紙は検出せず、外部から排紙口Poutに挿入される手差し用紙のみを検出するように、排紙口Poutを上下に区分し、外部(排紙トレイ20側)から排紙口Poutに挿入される手差し紙は下ガイドし、排紙口Poutを通して外部に排出される印刷済用紙は下方(排紙トレイ20)にガイドする、手差しセンサ27の用紙検出/非検出には影響を与えないガイド板(仕切り板)を設けるのが好ましい。
上記第1実施例では、パソコンPCとプリンタ1が離れた場所にある場合、ユーザが用紙を挿入する前にタイマTw1がタイムオーバ(タイムアウト)してしまって、排紙ローラ19の駆動が停止したり、スキューを補正する為に何度もの用紙の挿入と引き抜きを繰り返している間にタイマTw1がタイムオーバする可能性がある。また、近年ではネットワークの発達によりパソコンPCとプリンタ1がネットワーク(例えばLAN)で接続され、複数ユーザがほぼ同時に印刷指示を出す場合が発生する。
そこで、第2実施例では、更に操作性を高める為に、手差しセンサ27を設けた。そして、ユーザがパソコンPCから手差し給紙による印刷指示を行った場合のみ手差しセンサ27で用紙有無を検知して、用紙なしから有りに変化して設定時間Tw3経過後に排紙ローラ19を駆動する。駆動開始前に手差しセンサ27が紙なしを検知すると再度紙ありを検知して前記動作を繰り返す。また、排紙ローラ19が駆動開始後設定時間Tw4経過しても排紙センサ21が紙ありを検知しなかった場合は、排紙ローラ19の駆動を停止し、再度手差しセンサ27が紙なしから有りに変化した場合に前記動作を繰り返す。この用紙挿入動作中に他のユーザから、給紙トレイからの印刷指示があった場合は、手差し印刷が終了するまで他のユーザ指示を待たせても良いし、先に実行させても良い。また、先に実行させる場合に、一枚手差し用紙が排紙経路を塞いでいる場合は、排紙ローラ24を排紙方向に駆動させて一枚手差し用紙を排紙することも可能である。
図8に、第2実施例のプリンタコントローラ33が第2実施例のプロセスコントローラ38を用いて実行する「印刷制御」PCNbの概要を示す。印刷コマンドが手差し給紙を指定するものであると、第2実施例のプリンタコントローラ33は、手差し給紙を第2実施例のプロセスコントローラ38に指示する(5,6b)。この指示に応答してプロセスコントローラ38は、Tw1時限のタイマTw1をスタートして(31)、手差しセンサ27が紙を検出するか、あるいはタイマTw1がタイムオーバするのを待つ(32,12)。手差しセンサ27が紙を検出すると、プロセスコントローラ38は、Tw3時限のタイマTw3をスタートして(33)、手差しセンサ27が紙検出を継続しかつタイマTw3がタイムオーバするのを待つ(34,35)。すなわち手差しセンサ27の紙検出がTw3継続するのを待つ。タイマTw3がタイムオーバするまでに手差しセンサ27が紙非検出に切り換わると、すなわち紙検出がTw3まで継続しないと、再度手差しセンサ27が紙を検出するのを待って、紙検出があるとまたタイマTw3を再スタートする(35−32−33)。
手差しセンサ27の紙検出がTw3継続すると、排紙ローラ19の逆転駆動を開始して(36)、Tw4時限のタイマTw4をスタートして(37)、排紙センサ21が紙を検出するか(38)、あるいはタイマTw4がタイムオーバするのを待って(40)、排紙センサ21が紙を検出すると、両面印刷パス(18,22,23,25)に手差し用紙が進入している事を示す「1」をフラグレジスタ(プロセスコントローラ38の内部RAMの1領域)FRpに書き込んで(39)、「手差し給紙」(10b)を実行し、これを終えると、プリンタコントローラ33に印刷開始可を報知する。該印刷開始可に応答してプリンタコントローラ33は、プロセスコントローラ38を使用して印刷を行う(11)。
なお、排紙センサ21が紙を検出しないうちにタイマTw4がタイムオーバするとプロセスコントローラ38は、ローラ19,23の駆動を停止して(40,41)、手差しセンサ27が紙を検出しているか参照する(32)。タイマーTw1をスタートしてから、それがタイムオーバするまでに手差しセンサ27が手差し用紙を検出しなかったときには(32,12)、第1実施例と同様にプロセスコントローラ38は、ローラ19,23の駆動を停止して(13)、これを給紙エラーとしてプリンタコントローラ33に報知し、これに応答してプリンタコントローラ33は、印刷コマンドを与えたPCに、手差し給紙エラー(用紙挿入なし)を報知する(14)。PCはこれに応答して、PCに接続したディスプレイに、「再度印刷指示をして手差し用紙を排紙口に差し込んでください。」とエラー報知をする。
図9に、図8に示す「手差し紙の印刷設定」6bの中の、「手差し給紙」10bの内容を示す。これに進むとプロセスコントローラ38は、両面印刷パス(図7の18,22,23,25)にある送りローラ23の駆動を開始して(21)、Tw2時限のタイマTw2をスタートして(22)、手差し紙が反転紙センサ24で検出されそしてレジストセンサ28で検出されるのを待って(23)、レジストセンサ28が紙を検出すると該紙の先端がレジストローラ15に当たりそして少し湾曲するタイミング値Trを、搬送同期パルスカウンタ又はクロックカウンタに設定してカウントを開始する(24)。そして該タイミング値Trまでカウントが進むのを待っている間(51,52,25)、手差しセンサ27が用紙非検出になったかを監視して(51)、用紙を検出しなくなるとすなわち手差し用紙の尾端が手差しセンサ27を通過すると、フラグレジスタFRpのデータを、「0」(尾端が排紙口Poutの内部に入った;手差し用紙が過分な長尺ではない)に更新する(51,52)。タイミング値Trまでカウントが進むと、ローラ19,23の駆動を停止する(26)。そしてフラグレジスタFRpのデータを参照して、それが「1」(手差し用紙の尾端がまだ排紙口Poutの外にある:長すぎる長尺紙である)と、プロセスコントローラ38は手差し用紙が長すぎる長尺紙であることを表わす用紙エラーをプリンタコントローラ33に報知して(54)、ローラ19,23を用紙戻し搬送方向に駆動して、手差し用紙を排紙トレイ20上に戻し排出する(55)。
フラグレジスタFRpのデータが「0」(用紙の長さが適正)であったときには、プロセスコントローラは、プリンタコントローラ33に、印刷開始可を報知する。該印刷開始可に応答してプリンタコントローラ33は、プロセスコントローラ38を使用して印刷を行う(11)。手差し紙がレジストセンサ28で検出されずに、タイマTw2がタイムオーバすると(27)、プロセスコントローラ38は、ローラ19,23の駆動を停止して(13)、これを給紙エラーとしてプリンタコントローラ33に報知し、これに応答してプリンタコントローラ33は、印刷コマンドを与えたPCに、手差し給紙エラー(用紙挿入なし)を報知する。PCはこれに応答して、PCに接続したディスプレイに、「再度印刷指示をして手差し用紙を排紙口に差し込んでください。」とエラー報知をする。
本発明の第3実施例のプリンタ1のハードウエアは、上述の第2実施例のものと同一であり、図7に示すように、排紙口Poutに外部から挿入される手差し用紙を検出するための手差しセンサ27が、排紙口Poutの上部にある。この第3実施例は、プリンタ1が印刷指示を待つ待機状態で、しかも機内に搬送中もしくは搬送準備中の用紙が存在しない場合に、手差しセンサ27が手差し用紙を検出すると、自動的に排紙ローラ19を逆転駆動して手差し用紙を両面印刷パス(図7の18,22,23,25)に引き込む。ユーザはこの手差し挿入をしてから、パソコンPCからプリンタ1に印刷指示を与える。
図10に、第3実施例のプリンタコントローラ33が第3実施例のプロセスコントローラ38を用いて実行する「印刷制御」PCNcの概要を示す。第3実施例のプロセスコントローラ38は、プリンタ1が印刷指示を待つ待機状態において手差しセンサ27の用紙検出信号を監視して(1−2−61−1)、それが紙なしから紙ありに切り換わると、フラグレジスタFRmのデータを参照する(61−62)。該データが「1」(両面印刷パスに既に手差し紙がある:後述のステップ71で設定される)であると、両面印刷パスの先行用紙がなくなる(印刷を完了する)のを待つ(62−1−2−61−62−1)。フラグレジスタFRmのデータが「0」(両面印刷パスに用紙なし)であったときには、Tw3時限のタイマTw3をスタートして(33)、手差しセンサ27が紙検出を継続しかつタイマTw3がタイムオーバするのを待つ(34,35)。すなわち手差しセンサ27の紙検出がTw3継続するのを待つ。タイマTw3がタイムオーバするまでに手差しセンサ27が紙非検出に切り換わると、すなわち紙検出がTw3まで継続しないと、再度手差しセンサ27が紙を検出するのを待って、紙検出があるとまたタイマTw3を再スタートする(35−61−62−33)。
手差しセンサ27の紙検出がTw3継続すると、排紙ローラ19の逆転駆動を開始して(36)、Tw4時限のタイマTw4をスタートして(37)、排紙センサ21が紙を検出するか(38)、あるいはタイマTw4がタイムオーバするのを待って(40)、排紙センサ21が紙を検出すると、両面印刷パスに手差し用紙が進入している事を示す「1」をフラグレジスタFRpに書き込んで(39)、「手差し給紙」(10c)を実行し、これを終えるとフラグレジスタFRmに、「1」を書き込んで、プリンタコントローラ33に手差し用紙の印刷設定完了を報知する。これに応答してプリンタコントローラ33は、「入力読み取り」(1)に戻って、パソコンPCからの印刷コマンドを待つ。パソコンPCから印刷コマンドが来るとプリンタコントローラ33はプロセスコントローラ38に印刷を指示し、プロセスコントローラ38は、フラグレジスタFRmのデータを参照して、それが「0」であると給紙トレイ12から用紙を送り出して印刷を開始する(63−4)。しかしフラグレジスタFRmのデータが「1」であったときには、既にレジストローラ15に手差し用紙が送給されているので、該手差し用紙に対する印刷を行い(10)、これを終えるとフラグレジスタFRmをクリアする(64)。すなわちフラグレジスタFRmのデータを「0」に更新する。
なお、排紙センサ21が紙を検出しないうちにタイマTw4がタイムオーバするとプロセスコントローラ38は、ローラ19の駆動を停止して(40,33)、手差しセンサ27が紙を検出しているか参照する(61)。
図11に、図10に示す「手差し紙の印刷設定」6bの中の、「手差し給紙」10cの内容を示す。これに進むとプロセスコントローラ38は、両面印刷パス(図7の18,22,23,25)にある送りローラ23の駆動を開始して(21)、Tw2時限のタイマTw2をスタートして(22)、手差し紙が反転紙センサ24で検出されそしてレジストセンサ28で検出されるのを待って(23)、レジストセンサ28が紙を検出すると該紙の先端がレジストローラ15に当たりそして少し湾曲するタイミング値Trを、搬送同期パルスカウンタ又はクロックカウンタに設定してカウントを開始する(24)。そして該タイミング値Trまでカウントが進むのを待っている間(51,52,25)、手差しセンサ27が用紙非検出になったかを監視して(51)、用紙を検出しなくなるとすなわち手差し用紙の尾端が手差しセンサ27を通過すると、フラグレジスタFRpのデータを、「0」(尾端が排紙口Poutの内部に入った;手差し用紙が過分な長尺ではない)に更新する(51,52)。タイミング値Trまでカウントが進むと、ローラ19,23の駆動を停止する(26)。そしてフラグレジスタFRpのデータを参照して、それが「1」(手差し用紙の尾端がまだ排紙口Poutの外にある:長すぎる長尺紙である)と、プロセスコントローラ38は手差し用紙が長すぎる長尺紙であることを表わす用紙エラーをプリンタコントローラ33に報知して(54)、ローラ19,23を用紙戻し搬送方向に駆動して、手差し用紙を排紙トレイ20上に戻し排出する(55)。
フラグレジスタFRpのデータが「0」(用紙の長さが適正)であったときには、プロセスコントローラは、フラグレジスタFRmに「1」を書き込んで(71)、プリンタコントローラ33に、手差し用紙の印刷設定の完了を報知する。手差し紙がレジストセンサ28で検出されずに、タイマTw2がタイムオーバすると(27)、プロセスコントローラ38は、ローラ19,23の駆動を停止して(13)、これを給紙エラーとしてプリンタコントローラ33に報知し、これに応答してプリンタコントローラ33は、印刷コマンドを与えたPCに、手差し給紙エラー(用紙挿入なし)を報知する(図10の14)。PCはこれに応答して、PCに接続したディスプレイに、「再度印刷指示をして手差し用紙を排紙口に差し込んでください。」とエラー報知をする。
第3実施例のプリンタ1に印刷コマンドを与えるパソコンPCには、プリンタ1を使用するためのプリンタドライバがインストールされており、該PCのユーザは該プリンタドライバを使用して、プリンタ1を使用することができる。
図12に、該プリンタドライバがディスプレイに表示する印刷ダイアログ画面を示す。この印刷ダイアログ画面は、第1および第2実施例の印刷ダイアログ画面(図5)の「カセット片面印刷」,「カセット両面印刷」,「手差し片面印刷」および「手差し両面印刷」のチエックボックスを削除して、代わりに一般的な「片面印刷」および「両面印刷」のチエックボックスを加えたものである。上述のように第3実施例では、手差し印刷の場合ユーザは、排紙口Poutに手差し用紙を挿入し、これに応答してプロセスコントローラ38が該手差し用紙を両面印刷パスに引き込んでレジストローラ15に突き当てて止めた後に、ユーザがパソコンPCから印刷指示をプリンタ1に与えるので、パソコンPCの印刷ダイアログ画面で、手差し給紙か給紙トレイ給紙かを選択指定する必要はない。
上述の第2実施例および第3実施例のいずれも、手差しセンサ27が紙ありを検出してから設定時間Tw3経過後に排紙ローラ19を逆転駆動するので、ユーザは、排紙ローラ19が停止した状態で手差し用紙を排紙ローラ19に突き当てる事が出来、スキューが発生しづらくなる。第2実施例および第3実施例の「手差し紙の印刷設定」6bおよび6cのどちらを選ぶかはユーザ設定にしておけば、更に操作性を向上させる事が出来る。
なお、第1〜第3実施例のいずれも作像機構2は、レーザビーム走査器と電子写真方式の作像カートリッジを用いるフルカラープリンタであるが、該作像機構2は、インクジェットプリンタなど、他の記録方式の作像機構であってもよい。
本発明の第1実施例であるプリンタ1の機構部の縦断面図である。 図1に示すプリンタ1の画像処理システムの概要を示すブロック図である。 図2に示すプリンタコントローラ33がプロセスコントローラ38を用いて実行する「印刷制御」(PCNa)の概要を示すフローチャートである。 図3に示す「手差し給紙」(10a)の内容を示すフローチャートである。 図2に示すプリンタコントローラ33に印刷指示を与えるパソコンPCに接続したディスプレイに表示する印刷ダイアログ画面を示す平面図である。 図1に示すプリンタ1の排紙口Poutに手差しする用紙Parを示す、プリンタ1の機構部の縦断面図である。 本発明の第2実施例であるプリンタ1の機構部の縦断面図である。 第2実施例のプリンタのプリンタコントローラ33がプロセスコントローラ38を用いて実行する「印刷制御」(PCNb)の概要を示すフローチャートである。 図8に示す「手差し給紙」(10b)の内容を示すフローチャートである。 第3実施例のプリンタのプリンタコントローラ33がプロセスコントローラ38を用いて実行する「印刷制御」(PCNc)の概要を示すフローチャートである。 図8に示す「手差し給紙」(10c)の内容を示すフローチャートである。 第3実施例のプリンタのプリンタコントローラ33に印刷指示を与えるパソコンPCに接続したディスプレイに表示する印刷ダイアログ画面を示す平面図である。 従来の手差し給紙口29を備えた、1形態のプリンタの機構部の縦断面図である。
符号の説明
1:プリンタ
2:作像機構
3:転写ベルト
4(4k〜4y):作像カートリッジ
5:感光体ドラム
6:帯電ローラ
7:現像器
8:1次転写ローラ
9:クリーナ
10:レーザ走査器
11:2次転写ローラ
12:給紙トレイ
13:給紙ローラ
14:給紙通路
15:レジストローラ
16:送り出し通路
17:定着器
18:排紙路
19:排紙ローラ
20:排紙トレイ
21:排紙センサ
22:戻し反転通路
23:送りローラ
24:反転紙センサ
25:反転紙送給路
26:用紙挿入案内
27:手差しセンサ
28:レジストセンサ
29:手差し給紙口

Claims (15)

  1. 用紙の片面に画像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段により片面に画像が形成された用紙の一部を排紙口から機外に排紙した後スイッチバックして両面搬送パスを通して該用紙を反転し、前記画像形成手段に送給する両面搬送手段を備えた画像形成装置において、
    前記両面搬送手段が、手差し用紙を印刷するときは、前記排紙口から手差し用紙を前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給する事を特徴とする手差し給紙装置。
  2. 手差し給紙装置は更に、前記排紙口に機外から送り込まれる手差し用紙を検知する手差し検知手段を備え、前記両面搬送手段は、前記手差し検知手段が用紙を検知すると、前記排紙口から手差し用紙を前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給する、請求項1に記載の手差し給紙装置。
  3. 手差し給紙装置は更に、前記排紙口に機外から送り込まれる手差し用紙を検知する手差し検知手段および前記両面搬送パスにおいて用紙を検知する搬送検知手段を備え、前記両面搬送手段は、前記手差し検知手段が用紙を検知すると、該検知の開始から第1設定時間経過後に前記排紙口から前記画像形成手段への該用紙の送給を開始し、該送給の開始から第2設定時間経過しても前記搬送検知手段が用紙を検知しない場合は前記画像形成手段への用紙の送給を停止する事を特徴とする請求項1に記載の手差し給紙装置。
  4. 装置は更に、手差し用紙の印刷を指定する手差し印刷指示手段を備え、前記両面搬送手段は、該手差し用紙の印刷が指定されている場合のみ、前記排紙口から手差し用紙を前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給する事を特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の手差し給紙装置。
  5. 前記両面搬送手段は、機内に用紙が搬送されていない場合のみ前記手差し検知手段が用紙を検知したときの手差し用紙の前記送給を行う事を特徴とする請求項2又は3に記載の手差し給紙装置。
  6. 前記両面搬送手段は、前記送給される用紙の先端が前記画像形成手段の所定位置に達するまでに前記手差し検知手段が用紙非検知にならないときは、前記送給を停止する事を特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つに記載の手差し給紙装置。
  7. 用紙の片面に画像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段により片面に画像が形成された用紙の一部を排紙口から機外に排紙した後スイッチバックして両面搬送パスを通して該用紙を反転し、前記画像形成手段に送給する両面搬送手段を備えた画像形成装置であって、請求項1乃至6のいずれか1つに記載の手差し給紙装置を備える事を特徴とする画像形成装置。
  8. 用紙の片面に画像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段により片面に画像が形成された用紙の一部を排紙口から機外に排紙した後スイッチバックして両面搬送パスを通して該用紙を反転し、前記画像形成手段に送給する両面搬送手段を備えた画像形成装置の、前記両面搬送手段によって、機外から前記排紙口に差し込まれる用紙を前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給する、手差し給紙方法。
  9. 機外から前記排紙口に差し込まれる用紙を手差し検知手段で検知して、前記排紙口から該用紙を前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給する事を特徴とする請求項8に記載の手差し給紙方法。
  10. 手差し印刷指示手段が手差し用紙の印刷を指定した場合のみ、前記排紙口から手差し用紙を前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給する事を特徴とする、請求項8に記載の手差し給紙方法。
  11. 手差し印刷指示手段が手差し用紙の印刷を指定している場合に、機外から前記排紙口に差し込まれる用紙を手差し検知手段が検知したときに、前記排紙口から該用紙を前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給する事を特徴とする請求項8に記載の画像形成方法。
  12. 両面印刷が指定されると、画像形成手段で用紙の第1面に画像を形成し、両面搬送手段で該用紙の一部を排紙口から機外に排紙した後スイッチバックして両面搬送パスを通して該用紙を反転し、そして再度前記画像形成手段に送給して該用紙の第2面に画像を形成してから前記排紙口から機外に排紙し、
    機外から前記排紙口に差し込まれる用紙には、前記両面搬送手段で前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給して画像を形成する事を特徴とする画像形成方法。
  13. 機外から前記排紙口に差し込まれる用紙を手差し検知手段で検知して、前記排紙口から該用紙を前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給する事を特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
  14. 手差し印刷指示手段が手差し用紙の印刷を指定した場合のみ、前記排紙口から手差し用紙を前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給する事を特徴とする、請求項12に記載の画像形成方法。
  15. 手差し印刷指示手段が手差し用紙の印刷を指定している場合に、機外から前記排紙口に差し込まれる用紙を手差し検知手段が検知したときに、前記排紙口から該用紙を前記両面搬送パスを通して前記画像形成手段に送給する事を特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
JP2005264858A 2005-09-13 2005-09-13 手差し給紙装置,画像形成装置,手差し給紙方法および画像形成方法 Expired - Fee Related JP4607721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005264858A JP4607721B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 手差し給紙装置,画像形成装置,手差し給紙方法および画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005264858A JP4607721B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 手差し給紙装置,画像形成装置,手差し給紙方法および画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007076782A true JP2007076782A (ja) 2007-03-29
JP4607721B2 JP4607721B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=37937474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005264858A Expired - Fee Related JP4607721B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 手差し給紙装置,画像形成装置,手差し給紙方法および画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4607721B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070346A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置
US8517617B2 (en) 2009-10-28 2013-08-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer and method for controlling the same
WO2013168817A1 (en) * 2012-05-07 2013-11-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8672568B2 (en) 2010-11-29 2014-03-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing apparatus
US8770876B2 (en) 2010-11-29 2014-07-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Conveyance speed control in a printing apparatus
US8899574B2 (en) 2012-06-29 2014-12-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2019038681A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489744A (ja) * 1990-07-31 1992-03-23 Canon Inc 画像形成装置の排紙トレイ
JPH1178144A (ja) * 1997-09-08 1999-03-23 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2000247550A (ja) * 1999-02-25 2000-09-12 Sharp Corp 画像形成装置
JP2002096946A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489744A (ja) * 1990-07-31 1992-03-23 Canon Inc 画像形成装置の排紙トレイ
JPH1178144A (ja) * 1997-09-08 1999-03-23 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2000247550A (ja) * 1999-02-25 2000-09-12 Sharp Corp 画像形成装置
JP2002096946A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070346A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置
US8517617B2 (en) 2009-10-28 2013-08-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer and method for controlling the same
US8672568B2 (en) 2010-11-29 2014-03-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing apparatus
US8770876B2 (en) 2010-11-29 2014-07-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Conveyance speed control in a printing apparatus
WO2013168817A1 (en) * 2012-05-07 2013-11-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9203994B2 (en) 2012-05-07 2015-12-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9521282B2 (en) 2012-05-07 2016-12-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8899574B2 (en) 2012-06-29 2014-12-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2019038681A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP7000743B2 (ja) 2017-08-28 2022-01-19 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4607721B2 (ja) 2011-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4607721B2 (ja) 手差し給紙装置,画像形成装置,手差し給紙方法および画像形成方法
KR100256608B1 (ko) 화상형성장치의 용지 잼 에러 처리방법
JP5208283B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2009075478A (ja) 画像形成装置
US20090232522A1 (en) Printing system, control method therefor, and storage medium storing control program therefor
JP5112182B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP7155707B2 (ja) 画像形成装置
JP2004005559A (ja) 画像処理システム、および画像記録方法
JP2008254868A (ja) 画像形成装置
JP2016132203A (ja) 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
JPH08286586A (ja) 画像形成装置
JP4133702B2 (ja) 画像形成装置
JP5505125B2 (ja) 画像形成装置
JP2016105143A (ja) 画像形成装置及び記録媒体の搬送制御方法
JP2010032725A (ja) 画像形成装置
JP2015059974A (ja) 画像形成装置
JP4979338B2 (ja) 画像形成装置
JPH07287425A (ja) 画像形成装置
JP2002264436A (ja) 両面印字装置
JP7290192B2 (ja) 画像形成装置
JP5332154B2 (ja) 画像形成装置
JP2006259187A (ja) 画像形成装置
JP2011197044A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム
JP2006201583A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP2023062378A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080728

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20081028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20081028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101007

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4607721

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees