JP7000743B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
画像形成装置において、用紙の両面に画像形成をすることが求められる場合がある。この場合、用紙の一方の面に画像形成をした状態で、排紙口から装置外に部分的に排出した用紙をスイッチバックして装置内に取り込み、さらに用紙を反転して、用紙の他方の面に画像形成するということが行なわれる。スイッチバックするための送りローラは途中で回転方向を反転させることができるので、用紙を送り出す動作と用紙を取り込む動作との両方を行なうことができる。
一方、画像形成装置において装置内のカセットなどに予め蓄えた用紙ではなく外部から給紙した用紙に対して画像形成を行なう場合がある。この給紙の機構を簡素化するために、上述のスイッチバックのための出入口を給紙に用いることが考えられる。これを実現するための構成が、特開2007-76782号公報(特許文献1)に記載されている。
給紙のためにトレイ上に置かれた用紙が残ったままの状態で、両面画像形成を行なおうとしたときには、スイッチバックするために部分的に装置外に排出された用紙が、トレイ上に置かれた用紙と接触するおそれがある。このような事態を避けるための構成が、特開2013-40031号公報(特許文献2)に記載されている。
特開2007-76782号公報 特開2013-40031号公報
トレイから給紙する方式で画像形成装置を使用するためには、用紙をトレイの中で幅方向の正しい位置に置くことが求められる。しかし、特許文献1に記載された構成では、用紙の幅方向の位置を規制する構造がないので、用紙の幅方向の位置が定まりにくく、その結果、用紙のセットが行ないにくい。
特許文献2に記載された構成では、用紙の幅方向の位置を規制するための規制板が用紙の両側を挟むように設けられている。この装置において、トレイの上方に読取装置(「IR」ともいう。)を配置した構成で用いる場合、トレイの奥側の規制板はトレイの手前側の規制板に隠れるので、用紙のセットがしにくい。
そこで、本発明は、用紙のスイッチバックを行なう出入口とトレイからの給紙口とを1つの開口部で兼用する方式を採用しつつ、用紙のスイッチバックを問題なく行なうことができ、なおかつ、トレイ給紙方式で使用する際に用紙のセットがしやすい画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づく画像形成装置は、用紙の出入りのための第1開口部を有する筐体と、上記筐体の内部に配置され、上記用紙の片面に画像を形成することができる画像形成部と、上記第1開口部の外側に配置されたトレイ部とを備える画像形成装置であって、上記画像形成装置は、上記画像形成部により一方の面に画像が形成された上記用紙の一部を上記第1開口部から上記筐体の外に排出した後で上記用紙の全体を上記筐体内に取り込み、上記用紙を上記画像形成部に送る第1動作モードと、上記第1開口部から上記用紙の供給を受けて上記筐体内に取り込み、上記用紙を上記画像形成部に送給する第2動作モードとをとりうるように構成され、上記トレイ部は、上記用紙を下から支持しうる支持板部と、上記用紙の幅方向の位置を規制するように上記支持板部から立ち上がっている立ち上がり部とを備える。上記第1動作モードでは、上記立ち上がり部は、上記第1開口部から出てくる上記用紙を避けた第1位置に位置する。上記第2動作モードでは、上記立ち上がり部は、上記第1開口部を通じて上記筐体内へ供給しようとする上記用紙の幅に対応する第2位置に位置する。
本発明によれば、第1開口部の外側に配置されたトレイ部の位置が、第1動作モードと第2動作モードとで適切に変更されるので、用紙のスイッチバックを行なう出入口とトレイからの給紙口とを1つの開口部で兼用する方式を採用しつつ、用紙のスイッチバックを問題なく行なうことができ、なおかつ、トレイ給紙方式で使用する際に用紙のセットがしやすい画像形成装置とすることができる。
本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置の、片面のみに画像形成を行なうモードの動作説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置の、第1動作モードの第1段階の動作説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置の、第1動作モードの第2段階の動作説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置の、第2動作モードの動作説明図である。 第1動作モードにおけるトレイ部の位置の説明図である。 第2動作モードにおけるトレイ部の位置の説明図である。 第1動作モードでトレイ部が低い位置に退避する例の説明図である。 トレイ部の平面図である。 トレイ部の正面図である。 トレイ部の側面図である。 トレイ部が長穴に沿って移動する様子の説明図である。 筐体に設けられた長穴の第1の変形例の正面図である。 筐体に設けられた長穴の第2の変形例の正面図である。 トレイ部の変形例の正面図である。 本発明に基づく実施の形態2における画像形成装置に備わるトレイ部の動作の説明図である。 立ち上がり部が第2位置にあるときのトレイ部およびロック部の様子の説明図である。 トレイ部の先端側から見た様子の第1の説明図である。 トレイ部の先端側から見た様子の第2の説明図である。 ガイド部材の動きがロック部の解除に寄与する様子の説明図である。 本発明に基づく実施の形態3における画像形成装置に備わるトレイ部の近傍の説明図である。 本発明に基づく実施の形態4における画像形成装置に備わるトレイ部の近傍の説明図である。
(実施の形態1)
(構成)
図1~図11を参照して、本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置について説明する。本実施の形態における画像形成装置101の外観を図1に示す。画像形成装置101は、筐体1と、操作部2と、読取装置3とを備える。読取装置3は、筐体1の上側に配置されている。筐体1の下部には用紙貯蔵部6として複数のカセットが配置されている。筐体1の下面には複数の車輪7が配置されている。筐体1は、第1開口部31と第2開口部32とを有する。第1開口部31および第2開口部32は側方83を向いて開口している。第1開口部31は、用紙の両面に画像形成を行なう際のスイッチバックを行なうための用紙の出入り口であり、なおかつ、外部から給紙して画像形成を行なうための用紙の取入れ口でもある。第2開口部32は、画像形成が完了した用紙の出口である。第2開口部32のすぐ外側には排紙トレイ20が配置されている。ここでは、排紙トレイ20は筐体1の一部を利用して形成された斜面となっているが、これはあくまで一例であり、排紙トレイ20は他の形態によって実現されるものであってもよい。
画像形成装置101の内部の様子を模式的に図2に示す。筐体1の内部には画像形成部4と、用紙貯蔵部6とが配置されている。画像形成部4は転写部4aを含む。用紙貯蔵部6には複数の用紙10が貯蔵されている。第1開口部31および第2開口部32の近傍にはガイド部材8が配置されている。ガイド部材8は回動可能に設置されており、少なくとも2通りの姿勢をとりうる。筐体1の内部には、用紙貯蔵部6から画像形成部4に用紙10を送り込むための通路11と、画像形成部4の転写部4aを通過した用紙10をガイド部材8近傍へと送り込むための通路12と、ガイド部材8近傍から画像形成部4の上流側へと用紙10を送り込むための通路13とが設けられている。
本実施の形態における画像形成装置101は、用紙10の出入りのための第1開口部31を有する筐体1と、筐体1の内部に配置され、用紙10の片面に画像を形成することができる画像形成部4と、第1開口部31の外側に配置されたトレイ部5とを備える画像形成装置である。画像形成装置101は、画像形成部4により一方の面に画像が形成された用紙10の一部を第1開口部31から筐体1の外に排出した後で用紙10の全体を筐体1内に取り込み、用紙10を画像形成部4に送る第1動作モードと、第1開口部31から用紙10の供給を受けて筐体1内に取り込み、用紙10を画像形成部4に送給する第2動作モードとをとりうるように構成されている。第1動作モードは、用紙10の両面に画像形成をするモードである。第1動作モードのことを、たとえば両面印刷モードともいう。第2動作モードは、トレイ部5から給紙を行なうモードである。第2動作モードのことを、たとえばトレイ給紙モードともいう。
図1および図2に示すように、トレイ部5は、用紙10を下から支持しうる支持板部5aと、用紙10の幅方向の位置を規制するように支持板部5aから立ち上がっている立ち上がり部5bとを備える。第1動作モードでは、立ち上がり部5bは、第1開口部31から出てくる用紙10を避けた第1位置に位置する。第2動作モードでは、立ち上がり部5bは、第1開口部31を通じて筐体1内へ供給しようとする用紙10の幅に対応する第2位置に位置する。
図2では、第1動作モードおよび第2動作モードのいずれにも該当しないモードを表している。このモードは、用紙貯蔵部6にある用紙10を用いて用紙10の片面のみに画像形成を行なうモードである。ガイド部材8は通路12と第2開口部32とを連通させる姿勢となっている。用紙貯蔵部6から通路11、転写部4aおよび通路12を通って上がってきた用紙10は、第2開口部32から排出される。排出された用紙10は排紙トレイ20に載る。
第1動作モードでは、図3に示すようになる。ガイド部材8は、通路12と第1開口部31とを連通させる姿勢となっている。用紙貯蔵部6から取り出されて通路11を上がった用紙10は画像形成部4の転写部4aを通過する際に一方の面に画像形成を施される。このとき画像形成された面を「第1面」とする。第1面と逆の面を「第2面」とする。さらにこの用紙10は通路12を通って上昇し、第1開口部31から外に出る。第1開口部31に配置された送りローラ31rは用紙10を外に出す向きに回転する。ただし、用紙10の全体が出てしまうわけではなく、あくまで用紙10の一部が出るのみである。この時点では、用紙10の第1面のみに画像が形成されている。第1面は下方を向いている。この第1モードにおいては、トレイ部5の立ち上がり部5bは用紙10を避けた第1位置(図6参照)に位置する。すなわち、立ち上がり部5bは、図3における紙面奥側に退避している。用紙10の大部分が筐体1の外に出た時点で、ガイド部材8は図4に示すような姿勢に切り替わり、第1開口部31に配置された送りローラ31rは逆に用紙10を取り込む向きに回転を開始する。こうして、図4に示すように用紙10は通路13へと取り込まれる。通路13は下端で折返し、通路11へと合流する。したがって、通路11に導かれた際には用紙10は表裏が反転している。通路11を通過した用紙10は、画像形成部4の転写部4aを通過することによって第2面に画像形成される。その後、用紙10は通路12を通って第2開口部32から筐体1の外に出る。筐体1の外に出た用紙10は排紙トレイ20に載る。この時点では、用紙10の第1面および第2面の両方に画像が形成されている。
第2動作モードでは、図5に示すように、ガイド部材8は、通路13と第1開口部31とを連通させる姿勢となっている。立ち上がり部5bは、第1開口部31を通じて筐体1内へ供給しようとする用紙10の幅に対応する第2位置(図7参照)に位置する。用紙10はトレイ部5の支持板部5aに載った状態で供給され、第1開口部31の送りローラ31rは用紙10を取り込む向きに回転する。用紙10は第1開口部31から取り込まれて通路13へと入っていく。用紙10はさらに通路11を通って画像形成部4の転写部4aを通過する。これにより用紙10の一方の面に画像が形成される。用紙10は通路12を通って上昇し、第2開口部32から排紙トレイ20上へと排出される。
図6~図8は、第1開口部31近傍を第1開口部31の正面から見た状態を示す。基本的には、第1動作モードでは、図6に示したように立ち上がり部5bが用紙10を避ける第1位置にある。第2動作モードでは、立ち上がり部5bは、図7に示したように用紙10の幅に対応する第2位置にある。図6、図7では、トレイ部5は左右方向に平行移動するのみで、支持板部5aの高さは変化していないが、図8に示すように、第1動作モードでは、トレイ部5が低い位置に退避するようにしてもよい。図8では、立ち上がり部5bが用紙10を避け、支持板部5aも用紙10を避けた状態となっている。
トレイ部5を単独で取り出したところを図9に示す。図9は平面図である。トレイ部5の正面図を図10に示し、側面図を図11に示す。トレイ部5は、支持板部5bの一方の端から延在する枝部5cと、枝部5cの先端に配置された係合部5dとを備える。ここでは、1つのトレイ部5に2つの枝部5cが備わっている例を示しているが、枝部5cの数は2以外であってもよい。トレイ部5は、筐体1に設けられた長穴に沿って移動することができる。このとき、係合部5dは長穴の奥に配置される。長穴の幅は枝部5cの上下方向の寸法よりやや大きいものとする。係合部5dの上下方向の寸法は、長穴の幅より大きくなっている。
(作用・効果)
本実施の形態では、第1開口部31の外側に配置されたトレイ部5の位置が、第1動作モードと第2動作モードとで適切に変更されるので、用紙のスイッチバックを行なう出入口とトレイからの給紙口とを1つの開口部で兼用する方式を採用しつつ、用紙のスイッチバックを問題なく行なうことができ、なおかつ、トレイ給紙方式で使用する際に用紙のセットがしやすい画像形成装置とすることができる。
立ち上がり部5bは、支持板部5aと一体的に形成されていることが好ましい。この構成を採用することにより、トレイ部5の部品点数を少なくすることができる。たとえばトレイ部5は、樹脂で一体成型されたものであってもよい。
第1動作モードにおいては、図8に示すように、支持板部5aは、第1開口部31から出てくる用紙10を避けた低い位置に位置付けられ、第2動作モードにおいては、図7に示すように、支持板部5aは、第1開口部31から供給される用紙10を支持しうる高さに位置付けられることが好ましい。すなわち、動作モードに応じて支持板部5aが上下に移動することが好ましい。この構成を採用することにより、第1動作モードにおいて第1開口部31から部分的に出てきた第1用紙10がトレイ部5またはトレイ部5に置かれた他の用紙に接触する事態を、より確実に避けることができる。
本実施の形態における画像形成装置において、第2動作モードが選択されたときには、立ち上がり部5bが、第1開口部31を出入りする用紙10がとり得る最大幅に対応する位置へと移動する。この構成を採用することにより、ユーザはトレイ給紙方式での使用をスムーズに開始することができる。
第2動作モードにおいて、用紙幅が選択されたときには、立ち上がり部5bが選択された用紙幅に対応する位置へと移動することが好ましい。この構成を採用することにより、ユーザは用紙幅を選択した後で立ち上がり部5bの位置を手動で合わせる必要がなく、ユーザの作業負担を軽減することができる。
本実施の形態で示したように、筐体1は、正面側81と奥側82とを有し、第1開口部31は、筐体1の側方83を向いて開口しており、トレイ部5は、正面側81と奥側82とを結ぶ方向が幅方向となるように配置されており、立ち上がり部5bは、トレイ部5の用紙10が出入りする位置より奥側82にのみ配置されていることが好ましい。通常、ユーザは筐体1の正面側81に立って作業をするので、この構成を採用することにより、ユーザはトレイ部5内の様子を目視しやすくなる。また、トレイ部5への用紙10の設置およびトレイ部5からの用紙10の回収を行ないやすくなる。
本実施の形態で示したように、第1開口部31の内側には、用紙10を送るための送りローラ31rと、筐体1内での用紙10の移動経路を切り替えるガイド部材8とが配置されており、立ち上がり部5bが前記第1位置から前記第2位置へ移動させられたときに、送りローラ31rは用紙10を筐体1内に取り込む向きに回転を開始し、ガイド部材8が前記第2動作モードに対応した姿勢に切り替わることが好ましい。この構成を採用することにより、ユーザがトレイ部5を移動させたときには自動的に動作モードも切り替わり、ユーザによる動作モード変更のための操作手数を減らすことができる。
(トレイ部が移動するための長穴)
実施の形態1の中で、トレイ部5には枝部5cおよび係合部5dが設けられている構成について既に説明したが、この枝部5cおよび係合部5dを受け入れる長穴のバリエーションについてさらに説明する。筐体1に設けられた長穴が水平方向にのみ延在するように配置されている場合には、トレイ部5は同じ高さを維持したまま平行移動することとなる。図12に示すように、筐体1に、異なる高さの区間を含む折れ線状の長穴17が設けられている場合には、トレイ部5は、高さを変化させつつ移動することができる。長穴17に代えて、図13に示すように曲線状の長穴17iを採用してもよい。図14に示すように斜めに延在する直線状の長穴17jを採用してもよい。図15に示すように、トレイ部5jが高さ方向の寸法が異なる枝部5c1,5c2を備える場合には、図14に示す長穴17jを利用して、トレイ部5は斜めに移動することができる。この場合、支持板部5aは水平な姿勢を保って平行移動することができる。
(実施の形態2)
(構成)
図16~図20を参照して、本発明に基づく実施の形態2における画像形成装置について説明する。本実施の形態における画像形成装置の基本的な構成は、実施の形態1で説明したものと共通するので、説明を繰り返さない。
本実施の形態における画像形成装置のトレイ部5近傍のみを取り出したところを図16に示す。トレイ部5の支持板部5aは、開口部5eを有する。トレイ部5の近傍にロック部18が配置されている。ロック部18は、ヘッド部18aと回動中心部18bとレバー部18cとを含む。図16においては、立ち上がり部5bは、第1位置にある。図16では、立ち上がり部5bが第2位置にあるときのトレイ部5全体の外形を二点鎖線で示している。トレイ部5が奥側82に移動することで立ち上がり部5bは第1位置に至り、トレイ部5が正面側81に移動することで立ち上がり部5bは第2位置に至る。トレイ部5は、ばねなどの公知技術により奥側82に向かって付勢されている。立ち上がり部5bが第2位置にあるときのトレイ部5およびロック部18の様子を図17に示す。図17では、ロック部18のヘッド部18aが開口部5eに挿入された状態となっている。図17では、トレイ部5が奥側82に逃げないようにロックされている。ロック部18は回動中心部18bを中心に回動自在に支持されている。ロック部18は、ばねなどの公知技術により矢印92の向きに付勢されている。ヘッド部18aが開口部5eに挿入される際の様子を図18~図19に示す。図18~図19はトレイ部5の先端側から見た様子を示す。図18に示すように、ヘッド部18aの下面は斜面となっている。トレイ部5が正面側81に移動すると、支持板部5aの端がヘッド部18aの斜面に当たり、ヘッド部18aを付勢力に抗して押し上げる。さらにヘッド部18aの下端は支持板部5aの上面に乗り上げた状態となり、トレイ部5はさらに正面側81に移動する。ヘッド部18aの下端が開口部5eの位置にさしかかると、ヘッド部18aは矢印92の向きに与えられていた付勢力に従い、開口部5eの中へと入り込む。こうして、図19に示す状態となる。この状態では、ロック部18のヘッド18aが開口部5eの一方の端に引っ掛かっているので、奥側82に向かって付勢されているトレイ部5は自由に奥側82に移動することはできずこの位置で留まる。すなわち、ロック部18によるロックがされた状態となる。
図2などでガイド部材8の動きについて説明したが、ガイド部材8の動きがロック部18の解除に寄与する。本実施の形態における画像形成装置では、図20に示すように、ガイド部材8は、突起部8aと、回動中心部8cとを有する。矢印97の向きにガイド部材8が回動することによって、突起部8aがロック部18のレバー部18cを押圧する。すなわち、図3に示したように、第1動作モードが選択されてガイド部材8が通路12と第1開口部31とを連通させる姿勢となったときに突起部8aがレバー部18cを押圧する。レバー18cが押圧されることによってロック部18は回動中心部18bを中心として矢印98の向きに回動する。その結果、ヘッド部18aは開口部5eから抜けるので、トレイ部5は奥側82に向けて与えられていた付勢力に従って、奥側82に移動する。こうして、立ち上がり部5bは第1位置に至る。すなわち、第1動作モードが選択されたときに、ロック部18によるロックが解除され、付勢力によって立ち上がり部5bは第1位置に至るということになる。
ここまでで説明した事項を整理すると、以下のようになる。本実施の形態では、立ち上がり部5bは、奥側82に向かって付勢されている。筐体1は、立ち上がり部5bが前記第2位置にある状態でトレイ部5を固定するロック部18を備える。ガイド部材8が前記第1動作モードに対応した姿勢に切り替わることによってロック部18によるトレイ部5の固定が解除される。
(作用・効果)
本実施の形態では、第1動作モードとなったときに、ロック部18によるロックが解除され、付勢力によって立ち上がり部5bは第1位置に至る仕組みを簡単な構造で実現することができる。第1動作モードが選択されたときに、ユーザは、トレイ部5の位置を修正する作業を行なわなくてよいので、ユーザの作業負担が軽減される。
なお、これまでの実施の形態で説明した画像形成装置において、立ち上がり部5bの位置を検知するセンサを備え、立ち上がり部5bが前記第2位置にあると前記センサが検知したときには、前記第1動作モードへの切替えを制限することが好ましい。このような構成としておけば、第1動作モードを選択したにもかかわらず何らかの事情によりトレイ部5が正しく移動せずに立ち上がり部5bが第2位置に残ったままとなっているときには、センサでその事実を検知して第1動作モードへの切替えを制限することができるので、第1動作モードにおいて第1開口部31から出る用紙10がトレイ部5に引っ掛かる事態をより確実に回避することができる。なお、第1動作モードへの切替えの制限としては、たとえばユーザに警告を発して確認を求めるということが考えられる。
トレイ部5の移動が自動で行なわれる構成ではなく、ユーザがトレイ部5を手動で移動させる構成である場合には、このようなセンサを設けておくことにより、トレイ部5の移動し忘れを防ぐことができる。
(実施の形態3)
(構成)
図21を参照して、本発明に基づく実施の形態3における画像形成装置について説明する。本実施の形態における画像形成装置の基本的な構成は、実施の形態1で説明したものと共通するので、説明を繰り返さない。
本実施の形態における画像形成装置は、トレイ部5kを備える。トレイ部5kの近傍を図21に示す。トレイ部5kは、ユーザが手前側に引き出すための把持部5fを備える。ここでいう「手前側」とは、正面側81である。把持部5fおよび筐体1の一方に、用紙サイズの幅に対応してトレイ部5kを停止すべき位置の目印16が設けられており、他方に前記目印と合わせるための基準となる形状19が設けられている。
筐体1の一部に複数の目印16が形成されている。この例では、トレイ部5kは矢印93で示される方向に移動する。複数の目印16は、矢印93で示される方向に並んでいる。
ここで示した例では、目印16は筐体1の表面に書かれた縦線であるが、これはあくまで一例であって、これ以外の形態の目印であってもよい。ここで示した例では、形状19は鋭角の突起であるが、これはあくまで一例であって、これ以外の形態であってもよい。本実施の形態では、筐体1の方に目印16があり、把持部5fに基準となる形状19が設けられているものとして示したが、これらの配置は逆であってもよい。
(作用・効果)
本実施の形態では、トレイ部5kが把持部5fを備えるので、ユーザがトレイ部5kの移動を行ないやすい。手動でトレイ部5kを移動させる構成とすれば、構造を単純にすることができ、その結果、コストダウンを図ることができる。本実施の形態では、目印16と基準となる形状19との組合せを目視で確認することができるので、ユーザは状況を確認しやすく、トレイ部5kの位置の設定間違いを起こりにくくすることができる。
(実施の形態4)
(構成)
図22を参照して、本発明に基づく実施の形態4における画像形成装置について説明する。本実施の形態における画像形成装置の基本的な構成は、実施の形態1で説明したものと共通するので、説明を繰り返さない。
図22に示すように、本実施の形態における画像形成装置では、トレイ部5の支持板部5aの続きとして用紙10を支持し得る延長部15を備える。立ち上がり部5bが前記第1位置から前記第2位置に至るようにトレイ部5が引き出されたときに、延長部15はトレイ部5から用紙10の送り方向に突き出るように移動する。すなわち、トレイ部5が正面側81に移動するとき、延長部15は矢印96の向きに移動する。立ち上がり部5bが前記第2位置から前記第1位置に至るようにトレイ部5が押し込まれたときに、延長部15は元の位置に戻る。図22では、延長部15が突き出た状態を示しており、図22における二点鎖線は、延長部15の本体部15dが支持板部5aの下に隠れるように引っ込んだ状態を示している。
延長部15は、回転軸15aと、回転軸15bと、アーム15cと、本体部15dとを備える。アーム15cは回転軸15bを中心に回動自在に支持されている。本体部15dとアーム15cとは回転軸15aを介して回動自在に接続されている。トレイ部5は、正面側81と奥側82との間で移動する際に、同じ高さで水平方向に移動するだけでなく、同時に上下方向、すなわち、図22における紙面奥手前方向にも移動してもよい。
(作用・効果)
本実施の形態では、立ち上がり部5bが第2位置に配置されたときには、トレイ部5の支持板部5aから延長部15が突き出ることにより、実質的に用紙10を支持する板状部分の長さが長くなるので、用紙10を安定して支持することができる。
また、延長部15が突き出ることにより用紙10を支持する部分の長さを十分に確保することが容易となるので、支持板部5aの用紙送り方向の寸法を小さくすることができる。このようにすることで、延長部15が引っ込んでいる状態では、トレイ部5および延長部15の全体をコンパクトにすることができるので、トレイ部5より下側の排紙トレイ20が覆い隠される度合が減る。その結果、ユーザは排紙トレイ20の状況を視認しやすくなる。ユーザにとっては、排紙トレイ20に置かれた用紙10の取出しが容易となる。
なお、上記実施の形態のうち複数を適宜組み合わせて採用してもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 筐体、2 操作部、3 読取装置、4 画像形成部、4a 転写部、5,5j,5k トレイ部、5a 支持板部、5b 立ち上がり部、5c,5c1,5c2 枝部、5d 係合部、5e 開口部、5f 把持部、6 用紙貯蔵部、7 車輪、8 ガイド部材、8a 突起部、8c 回動中心部、10 用紙、11,12,13 通路、15 延長部、15a,15b 回転軸、15c アーム、15d (延長部の)本体、16 目印、17,17i,17j 長穴、18 ロック部、18a ヘッド部、18b 回動中心部、18c レバー部、19 形状、20 排紙トレイ、31 第1開口部、31r 送りローラ、32 第2開口部、81 正面側、82 奥側、83 側方、92,93,95,96,97,98 矢印、101 画像形成装置。

Claims (9)

  1. 用紙の出入りのための第1開口部を有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置され、前記用紙の片面に画像を形成することができる画像形成部と、
    前記第1開口部の外側に配置されたトレイ部とを備える画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、前記画像形成部により一方の面に画像が形成された前記用紙の一部を前記第1開口部から前記筐体の外に排出した後で前記用紙の全体を前記筐体内に取り込み、前記用紙を前記画像形成部に送る第1動作モードと、
    前記第1開口部から前記用紙の供給を受けて前記筐体内に取り込み、前記用紙を前記画像形成部に送給する第2動作モードとをとりうるように構成され、
    前記トレイ部は、前記用紙を下から支持しうる支持板部と、前記用紙の幅方向の位置を規制するように前記支持板部から立ち上がっている立ち上がり部とを備え、
    前記第1動作モードでは、前記立ち上がり部は、前記第1開口部から出てくる前記用紙を避けた第1位置に位置し、
    前記第2動作モードでは、前記立ち上がり部は、前記第1開口部を通じて前記筐体内へ供給しようとする前記用紙の幅に対応する第2位置に位置し、
    前記筐体は、正面側と奥側とを有し、
    前記第1開口部は、前記筐体の側方を向いて開口しており、
    前記トレイ部は、前記正面側と前記奥側とを結ぶ方向が幅方向となるように配置されており、前記立ち上がり部は、前記トレイ部の前記用紙が出入りする位置より前記奥側にのみ配置されている、画像形成装置。
  2. 前記第2動作モードが選択されたときには、前記立ち上がり部が、前記第1開口部を出入りする用紙がとり得る最大幅に対応する位置へと移動する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1開口部の内側には、前記用紙を送るための送りローラと、前記筐体内での前記用紙の移動経路を切り替えるガイド部材とが配置されており、
    前記立ち上がり部が前記第1位置から前記第2位置へ移動させられたときに、前記送りローラは前記用紙を前記筐体内に取り込む向きに回転を開始し、前記ガイド部材が前記第2動作モードに対応した姿勢に切り替わる、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記立ち上がり部は、前記奥側に向かって付勢されており、前記筐体は、前記立ち上がり部が前記第2位置にある状態で前記トレイ部を固定するロック部を備え、前記ガイド部材が前記第1動作モードに対応した姿勢に切り替わることによって前記ロック部による前記トレイ部の固定が解除される、請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記立ち上がり部の位置を検知するセンサを備え、前記立ち上がり部が前記第2位置にあると前記センサが検知したときには、前記第1動作モードへの切替えを制限する、請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記立ち上がり部は、前記支持板部と一体的に形成されている、請求項1からのいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記第1動作モードにおいては、前記支持板部は、前記第1開口部から出てくる前記用紙を避けた低い位置に位置付けられ、前記第2動作モードにおいては、前記支持板部は、前記第1開口部から供給される前記用紙を支持しうる高さに位置付けられる、請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トレイ部は、ユーザが手前側に引き出すための把持部を備え、前記把持部および前記筐体の一方に、用紙サイズの幅に対応して前記トレイ部を停止すべき位置の目印が設けられており、他方に前記目印と合わせるための基準となる形状が設けられている、請求項またはに記載の画像形成装置。
  9. 前記トレイ部の前記支持板部の続きとして前記用紙を支持し得る延長部を備え、
    前記立ち上がり部が前記第1位置から前記第2位置に至るように前記トレイ部が引き出されたときに、前記延長部は前記トレイ部から前記用紙の送り方向に突き出るように移動し、前記立ち上がり部が前記第2位置から前記第1位置に至るように前記トレイ部が押し込まれたときに、前記延長部は元の位置に戻る、請求項1からのいずれかに記載の画像形成装置。
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