JP4572337B2 - 給紙装置及びこれを用いた情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、用紙などのシート状の媒体を積層状態で収容可能な用紙カセットから媒体を繰り出す給紙装置及びこれを用いた情報処理装置に関する。
プリンタ、複写機、あるいはファクシミリ等の用紙に印刷処理等の処理を行う情報処理装置には、用紙を積層状態で収容可能な用紙カセットを有する給紙装置が設けられているものがあり、このような用紙カセットの上面を手差し用のトレイとして用いる技術がある(例えば、特許文献1参照)。
この技術では、用紙カセットの上面にアイドルローラを設けるとともに装置本体の用紙カセット上面と対向する位置に駆動ベルトを設けており、手差し用紙を用いる場合には、蓋部で用紙カセットの奥側を閉塞した状態で、用紙カセットの上面に沿って挿入された用紙を駆動ベルトとアイドルローラとで送って用紙カセットの奥端上にある給紙ローラで搬送するようになっている。他方、用紙カセットの用紙を用いる場合には、蓋部をスライドさせて用紙カセットの奥側を開放し、用紙カセットの用紙を押しバネで上側に押し上げて給紙ローラにより搬送するようになっている。
また、用紙カセットの上面を手差し用のトレイとして用いる他の技術として、手動レバーの操作により給紙ローラを昇降可能とし、手差し用紙を用いる場合には、手動レバーの操作により給紙ローラを上昇させた状態で、用紙カセットの上面から用紙を給紙ローラの下側に挿入し、手動レバーの操作で給紙ローラを下降させることでこの給紙ローラでの搬送を可能とするものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−16253号公報 特開2002−249237号公報
上記した特許文献1に記載された技術は、手差し専用に、用紙カセットの上面にアイドルローラを設けるとともに装置本体の用紙カセット上面と対向する位置に駆動ベルトを設けており、部品点数及びコストが増大してしまうという問題があった。また、基本的に位置が変わらない給紙ローラを用いるため、用紙カセットの用紙を押しバネで上側に押し付けなければならず、手差しに切り替えるために蓋部で用紙カセットの奥側を閉塞する場合に用紙を挟んでジャムを生じてしまう可能性があった。
また、上記した特許文献2に記載された技術は、給紙ローラを上昇させた状態で、用紙カセットの上面から用紙を給紙ローラの下側に挿入し、給紙ローラを下降させることでこの給紙ローラで用紙を繰り出すようにしているため、手差し用の用紙がなくなった場合に用紙カセットに収容された用紙が自動的に繰り出されてしまう。このため、望まないサイズや材質の用紙が繰り出されてしまう可能性があった。
そこで、本発明の目的は、部品点数及びコストの増大を抑えることができるとともにジャムの発生を防止でき、しかも用紙カセット内の用紙と手差し用紙とを完全に分離することができる給紙装置及びこれを用いた情報処理装置を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係る給紙装置は、シート状の媒体を積層状態で収容可能であり上部に蓋部が設けられた用紙カセットと、前記用紙カセットが着脱自在に装着されるとともに昇降可能な給紙ローラで前記用紙カセットから媒体を繰り出す装置本体とを備えた給紙装置であって、前記蓋部は、スライドして前記蓋部の前記装置本体側を開閉可能なスライダトレイを有し、前記給紙ローラは、前記スライダトレイが前記蓋部の前記装置本体側を開放した状態で下端が前記スライダトレイよりも下側に位置して前記用紙カセット内の媒体を繰り出し可能となり、前記スライダトレイが前記蓋部の前記装置本体側を閉塞した状態で前記スライダトレイの上側に位置して前記蓋部の上面に沿って挿入された手差しの媒体を繰り出し可能となることを特徴としている。
上記構成の給紙装置によれば、用紙カセットの蓋部が、その装置本体側を開閉可能なスライダトレイを有しており、このスライダトレイによって蓋部の装置本体側を開放した状態で、給紙ローラがその下端をスライダトレイよりも下側に位置させて用紙カセット内の媒体を繰り出すことになり、スライダトレイによって蓋部の装置本体側を閉塞した状態で、給紙ローラがスライダトレイの上側に位置して蓋部の上面に沿って挿入された手差しの媒体を繰り出すことになる。
このように、用紙カセットの蓋部にスライダトレイを設けるとともに給紙ローラを昇降可能にすれば、用紙カセット内の媒体と手差しの媒体とを共通の構成で繰り出すことができるため、部品点数及びコストの増大を抑えることができる。また、給紙ローラを昇降させるため、用紙カセット内の媒体を押し上げる必要がなく、スライダトレイによって蓋部の装置本体側を開閉する際に媒体を挟むことがないためジャムの発生を防止できる。加えて、用紙カセットの蓋部にスライダトレイを設けるとともに給紙ローラを昇降可能にするため、用紙カセット内の媒体と手差しの媒体とを完全に分離することができる。
また、上記課題を解決することのできる本発明に係る情報処理装置は、上記本発明に係る給紙装置で繰り出された媒体に対する処理を行う処理部が前記装置本体に設けられていることを特徴としている。
上記構成の情報処理装置によれば、給紙装置の用紙カセットの蓋部が、その装置本体側を開閉可能なスライダトレイを有しており、このスライダトレイによって蓋部の装置本側を開放した状態で、給紙ローラがその下端をスライダトレイよりも下側に位置させて用紙カセット内の媒体を繰り出すことになり、スライダトレイによって蓋部の装置本体側を閉塞した状態で、給紙ローラがスライダトレイの上側に位置して蓋部の上面に沿って挿入された手差しの媒体を繰り出すことになる。
このように、給紙装置の用紙カセットの蓋部にスライダトレイを設けるとともに給紙ローラを昇降可能にすれば、用紙カセット内の媒体と手差しの媒体とを共通の構成で繰り出すことができるため、部品点数及びコストの増大を抑えることができる。また、給紙ローラを昇降させるため、用紙カセット内の媒体を押し上げる必要がなく、スライダトレイによって蓋部の装置本体側を開閉する際に媒体を挟むことがないためジャムの発生を防止できる。加えて、用紙カセットの蓋部にスライダトレイを設けるとともに給紙ローラを昇降可能にするため、用紙カセット内の媒体と手差しの媒体とを完全に分離することができる。
上記構成の情報処理装置において、前記装置本体は、前記処理部による処理後の媒体を前記蓋部上に排紙するようにしても良い。
この構成によれば、装置本体が処理後の媒体を用紙カセットの蓋部上に排紙するため、別途の排紙トレイが不要となり、さらに部品点数及びコストを低減することができる。
また、上記構成の情報処理装置において、前記蓋部には、前記スライダトレイの前記蓋部の前記装置本体側を開放するスライドに連動して前記蓋部上に突出するカセット給紙用ストッパが設けられているのが好ましい。
この構成によれば、スライダトレイで蓋部の装置本体側を開放すると、これに連動してカセット給紙用ストッパが蓋部上に突出することになるため、装置本体から排紙された媒体が蓋部上から装置本体側に入り込んでしまうことを防止できる。しかも、スライダトレイによる蓋部の開放に連動するため、操作が容易であるとともに出し忘れを防止できる。
また、上記構成の情報処理装置において、前記蓋部には、手差しの媒体をガイドする相互間隔の可変な一対の手差しガイドが設けられており、これら手差しガイドの上側に手差し給紙用ストッパが突出形成されているのが好ましい。
この構成によれば、一対の手差しガイドの上側に手差し給紙用ストッパが突出形成されているため、装置本体から排紙された手差しの媒体が蓋部上のこれから繰り出される手差しの媒体で送られて装置本体側に入り込んでしまうことを防止できる。しかも、手差しガイドは手差しの媒体に合わせて間隔が調整されるため、常に媒体の幅に合わせた位置に手差し給紙用ストッパを位置させることができる。
本発明の給紙装置及びこれを用いた情報処理装置によれば、部品点数及びコストの増大を抑えることができるとともにジャムの発生を防止でき、しかも用紙カセット内の媒体と手差しの媒体とを完全に分離することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る給紙装置及びこれを用いた情報処理装置を図面を参照しつつ詳細に説明する。
なお、本実施形態では、情報処理装置として用紙に印刷処理を行うインクジェットプリンタ等のプリンタを例示している。本発明の給紙装置が搭載される情報処理装置としては、プリンタ以外にも、例えば複写機あるいはファクシミリ、紙幣両替機、発券機等が挙げられる。また、本実施形態では、印刷を施すシート状の媒体として、用紙を例にとって説明する。
図1は本実施形態に係る給紙装置が搭載された情報処理装置であるプリンタを示す斜視図であり、図2はこのプリンタの側断面図である。
本実施形態のプリンタ1は、フロント給排紙タイプの業務用プリンタであり、図1に示すように、上部ケース2と下部ケース3とを有する装置ケース4で外側が構成された装置本体5の前面中央にカセット収容部17が開口していて、このカセット収容部17に、用紙を積層させた状態で収容可能な略箱形の用紙カセット6が着脱自在に装着されている。
また、装置本体5の装置ケース4の前面の両側には、動作状態を表示するLEDランプ等からなる表示部7が設けられており、この表示部7の下方位置には、黒インクカートリッジを収納する黒インク収納部の前方を覆う黒インクカバー8aと、複数のカラーインクカートリッジを収納するカラーインク収納部の前方を覆うカラーインクカバー8bとがそれぞれ左右に設けられている。
これらの黒インクカバー8aとカラーインクカバー8bは、それぞれ開閉可能に取り付けられており、それぞれのカバー8a,8bを開くことで、内部に着脱自在に装着されるインクカートリッジにアクセス可能である。
また、黒インクカバー8aの下方には、プリンタ1への電力のオン・オフを切り替えるボタンスイッチ式の電源スイッチ9が設けられている。電源スイッチ9をオンにすることで、図2に示す搬送機構10の他、印刷処理機構、処理ギャップ調整機構、複数のセンサ及び制御手段等に電力が供給され、プリンタ1が稼働する。
また、装置本体5には、装置ケース4内に、図2に示すように、用紙繰り出し機構のピックアップローラ(給紙ローラ)21によって用紙カセット6から一枚ずつ繰り出される用紙を搬送経路に沿って搬送する搬送機構10と、この搬送機構10による搬送経路の途中に用紙の搬送方向と直交する方向へ往復移動自在に設けられて用紙に記録用インクの微少粒を噴射する印刷処理を行う処理部としての印刷部44とが設けられている。この印刷部44は、用紙の搬送方向を副走査方向、用紙の搬送方向に対し直交方向を主走査方向としており、インクを吐出することで、用紙に文字や図形等の記録(印刷)を行うものである。
搬送機構10は、用紙カセット6から円弧状搬送経路を経由して排紙トレイを兼ねた用紙カセット6の上方空間へつながる搬送経路を形成するものであり、搬送機構10は、ASF(オートシートフィーダ)部とPF(ペーパーフィーダ)部とを有している。
ASF部は、用紙カセット6に収容されている用紙を一枚ずつ装置後方に繰り出す給紙ユニット22と、この給紙ユニット22が繰り出した用紙を円弧状の搬送経路に沿って搬送する円弧状搬送部を構成する中間ローラ31及びガイド部34等から構成されている。
PF部は、円弧状搬送部から搬送されてきた用紙Pを挟持して印刷位置に搬送する紙送りローラ対41,42により構成されている。
ASF部とPF部は複数の歯車により動力的連結がなされており、一つの搬送モータ(図示省略)により駆動させることが可能である。また、ASF部とPF部とをそれぞれ別モーターで駆動しても良く、その場合は伝達機構が不要なことから構造が簡略される。
装置本体5の給紙ユニット22は、先端に繰り出し用のピックアップローラ21を備えたフレーム25の後端が支持ピン24によって図中上下方向に回動可能に構成されている。この給紙ユニット22は、図2及び図3に示すように、フレーム25の上下方向の揺動によってピックアップローラ21が昇降可能となり、その結果、用紙カセット6内の最上部の用紙に対してピックアップローラ21を接触させることが可能である。給紙ユニット22は、プリンタ1の休止時にはフレーム34が水平に維持されて、ピックアップローラ21が用紙カセット6内の用紙から離れた状態に保たれる。
そして、給紙時には、支持ピン24を中心とするフレーム25の下方への回動によって、ピックアップローラ21が用紙カセット6内の用紙に押し付けられ、ピックアップローラ21の回転によって用紙カセット6内の用紙Pが繰り出され、リタードローラ32の摩擦力と繰り出された用紙の摩擦力の強さによって分離され、一枚ずつ中間ローラ31とガイド部34の間に繰り出される。給紙が済んで、印刷部44によって印刷が開始される時には、フレーム25は元の水平状態に戻される。
円弧状搬送部は、その外側(プリンタ1の背面側)に設けられ略円弧状に湾曲したガイド面を有するガイド部34と、その内側(プリンタ1の前面側)に設けられガイド部34の下方から上方に向かって用紙を送る中間ローラ31とを備えた構成である。また、ガイド部34には、下方側にリタードローラ32が設けられ、上方側にアシストローラ33が設けられている。
そして、ピックアップローラ21によって送り出された用紙は、中間ローラ31とリタードローラ32とによって挟持されて搬送され、さらに中間ローラ31とアシストローラ33とによって挟持されて搬送される。これにより、用紙は、中間ローラ31とガイド部34との間隙として形成される円弧状搬送経路に沿って搬送され、その先端部が前面側へ向けられてU字状搬送経路を構成する直線状の搬送経路へ送り出される。
紙送りローラ対41,42は、円弧状搬送経路の出口端(ガイド部34の下流側端部)から装置前面側に所定距離離れた位置に設けられており、円弧状搬送経路から略直線状の経路で送り出されてきた用紙を挟持して印刷位置である印刷部44の下に搬送する。そして、回転駆動量を制御することにより用紙を印刷部44に対して位置決めすることが可能である。
また、印刷部44の下流側には、用紙を挟持して装置前面の排紙口45から放出させる複数のガイドローラ48が設けられている。
上記した用紙カセット6及び給紙ユニット22が、本実施形態の給紙装置100を構成している。
次に、装置本体5のカセット収容部17に着脱可能に装着される用紙カセット6について主に図4〜図11を参照して説明する。なお、用紙カセット6においては、装置本体5への挿入方向先端側を装置本体5側とし、装置本体5からの引き抜き方向先端側を装置本体5とは反対側とする。
図4〜図7に示すように、用紙カセット6は、底壁51と、この底壁51の左右両側縁に立設された左側壁部52,右側壁部53と、前面壁54と、後面壁55とを備えて、上部に長方形状の開口部59を有する箱形構造のカセット本体56と、このカセット本体56の上部に着脱自在に取り付けられて開口部59を閉塞可能なカセットカバー(蓋部)58とを有しており、カセット本体56内に用紙を上下方向に積層状態で収容可能になっている。そして、装置本体5側となる後面壁55の内側には、収容する用紙の繰り出し方向を規制するガイド壁23が一体的に形成されている。なお、ガイド壁23はカセット側エッジガイドであり、ステンレス製のリブが装着されている。
左側壁部52,右側壁部53の外側には、用紙カセット6をカセット収容部17に装着する際の挿入ガイド構造が形成されており、用紙カセット6が適切な位置に真っ直ぐ挿入されることを容易にしている。
また、左側壁部52,右側壁部53の内側には、用紙の予め設定された収容可能な規定量を示す目印57が設けられている。すなわち、ユーザは、用紙カセット6内に積層して収容された用紙の最上部が目印57の高さに達しているか否かを目視により判別して、規定量を超えないように用紙を装填することができるようになっている。
この用紙カセット6には、上記したように、カセット本体56の開口部59を覆うカセットカバー58が装着されている。カセット収容部17に装着した用紙カセット6の上面がプリンタ1の外側で開口していると、用紙カセット6を装着したままその狭い開口部から用紙を装填されてしまうことがあるが、狭い開口部から装填すると用紙カセット6内で用紙が斜めに収容されたりして給紙エラーや紙詰まりなどのジャムが発生してしまう。そのため、このカセットカバー58によれば、用紙カセット6をカセット収容部17に装着したままの状態で用紙が装填されることを防ぐことができる。
そして、カセットカバー58が装着されていると、用紙を装填しようとする時は用紙カセット6をカセット収容部17から脱抜することになるため、用紙カセット6に対して正常に用紙がセットされる。
カセットカバー58は、カセット本体56に取り付けられた状態でカセット本体56よりも装置本体5とは反対側に延出しており、上面に沿って手差し用紙が挿入される手差しトレイと、装置本体5の上部の排紙口45から外側に排紙された用紙を受け取る排紙トレイとを兼用している。カセットカバー58は、図6及び図7に示すように、最も下側に配置されるボトムカバー70と、その上側に前後方向つまり用紙カセット6のカセット収容部17への抜き差し方向にスライド可能に設けられるスライダトレイ71と、スライダトレイ71の上側を覆うベーストレイ72とを有している。
ボトムカバー70は、装置本体5に対し反対側部分が装置本体5側ほど下側に位置するように傾斜し、その装置本体5側が水平に配置される形状をなしている。ベーストレイ72もボトムカバー70に重なり合うように、装置本体5に対し反対側部分が装置本体5側ほど下側に位置するように傾斜し、その装置本体5側が水平に配置される形状をなしている。そして、これらボトムカバー70及びベーストレイ72は、カセット本体56の開口部59の装置本体5側の一部は閉塞しない大きさとされており、互いの水平部分の間にスライド可能に設けられたスライダトレイ71がスライドしてこの開口部59の装置本体5側の一部を開閉可能に閉塞する。
ベーストレイ72の上には、図4及び図5に示すように、手差し用紙をガイドするための一対の手差しガイド80,80が相互の間隔を可変となるように左右方向にスライド可能に設けられている。これら手差しガイド80,80は互いを結んだ線の中心位置を用紙カセット6の左右方向の中心位置と常に一致させた状態で左右にスライドするもので、それぞれ、ベーストレイ72の上面に沿う底板部82と、底板部82の相互離間側の端縁部から立設された側板部83と、側板部83の装置本体5側の上縁部から相互近接側に延出する上板部84とを有している。
そして、両手差しガイド80,80の側板部83の間であって上板部84と底板部82との間に手差し用紙が挿入される。各手差しガイド80,80の上板部84の所定位置には、手差しの方向に対し直交する板状の手差し給紙用ストッパ85が上方に突出形成されている。なお、上板部84の手差し給紙用ストッパ85よりも装置本体5とは反対側の部分は、装置本体5から離れるほど上側に位置するように傾斜している。
ベーストレイ72の装置本体5側(手差し方向の後部側)には、手差しの方向に沿って延在する矩形の操作用開口部87が左右方向の中央位置に形成されており、この操作用開口部87から露出する下側のスライダトレイ71が操作用開口部87を介してスライド操作される。また、ベーストレイ72の装置本体5側の端部には、操作用開口部87の両側に矩形のストッパ用開口部88が操作用開口部87を中心として左右対称位置に形成されている。
図8に示すように、これらのストッパ用開口部88と位置を対応させてボトムカバー70には手差しの方向に沿って延在する凹部89が下方に若干凹むように形成されており、この凹部89の装置本体5とは反対側に板状のカセット給紙用ストッパ90が取り付けられている。このカセット給紙用ストッパ90は、ボトムカバー70の凹部89に取付部91において取り付けられるとともに取付部91に対し弾性変形可能な易変形部92を介してストッパ部93が設けられた樹脂の一体成型品であり、易変形部92はストッパ部93を立設状態に維持するように付勢する。
ストッパ部93は立設状態では手差しの方向に対し直交して延在し、倒れることで凹部89内に収納可能となっている。なお、カセット給紙用ストッパ90は、それ自体の樹脂の弾性力でストッパ部93を付勢するのではなく、図9に示すように、取付部91とストッパ部93とを別の軸94で回動可能に連結し別のネジリコイルバネ95でストッパ部93を付勢するようにしても良い。
図8に示すように、ストッパ用開口部88と位置を対応させてスライダトレイ71には作動開口部97が形成されている。この作動開口部97はスライダトレイ71のスライドでボトムカバー70及びベーストレイ72に対し移動することになり、スライダトレイ71が図4及び図6に示すように用紙カセット6のカセット本体56の開口部59を開放するように装置本体5に対し最も反対側にスライドさせられた状態では、図8(a)に示すように、ストッパ部93を通過させ、ストッパ用開口部88から上方に突出させることになる。
他方、この状態から、図5及び図7に示すようにスライダトレイ71が用紙カセット6のカセット本体56の開口部59を閉塞するように最も装置本体5側にスライドさせられると、図8(b)に示すように、作動開口部97は、ストッパ部93を押し倒しながらストッパ用開口部88を通過させて凹部89内に収容することになる。また、この状態から、図4及び図6に示すようにスライダトレイ71が用紙カセット6のカセット本体56の開口部59を開放するように最も装置本体5とは反対側にスライドさせられると、スライダトレイ71はストッパ部93への押圧を解除することになる。
その結果、図8(a)に示すように、易変形部92の弾性力でストッパ部93が、作動開口部97を通過するとともにストッパ用開口部88を通過して上方に突出することになる。この状態で、作動開口部97とストッパ用開口部88との近接する縁部同士がストッパ部93を挟み、ストッパ部93を立設状態に維持する。
カセット本体56の左側壁部52及び右側壁部53には、図10及び図11に示すように、それぞれ前後二箇所に前下がりのガイド溝100が形成されており、各ガイド溝100に、カセットカバー58が左右両側の前後二箇所から外側に突出するピン101を挿入することでカセットカバー58がカセット本体56に位置決め状態で取り付けられる。
なお、カセット本体56の側部には、ロック部材102が回動可能に連結されており、このロック部材102は、図10に示すように、立設状態ではカセットカバー58のピン101から離間して、カセットカバー58のカセット本体56からの取り外しを許容し、図11に示すように、倒された状態でカセットカバー58のピン101に爪部103で係合してこのピン103をガイド溝100にロックして、カセットカバー58のカセット本体56からの取り外しを規制する。
装置本体5側のピックアップローラ21は、図2に示すようにカセット収容部17に装填された用紙カセット6のスライダトレイ71がカセットカバー58の装置本体5側を開放した状態で下端がスライダトレイ71よりも下側に位置して用紙カセット6のカセット本体56内の用紙を繰り出し可能となり、図3に示すようにスライダトレイ71が用紙カセット6の装置本体5側を閉塞した状態ではスライダトレイ71の上側に位置してカセットカバー58の上面に沿って挿入された手差し用紙を繰り出し可能となる。
つまり、用紙カセット6のカセット本体56に収容された用紙を用いる場合には、スライダトレイ71が最も装置本体5とは反対側に位置してカセットカバー58の装置本体5側を開放する状態とされる。このとき、カセット給紙用ストッパ90がベーストレイ72から上側に突出する状態となっている。そして、装置本体5側のピックアップローラ21が、フレーム25の揺動で下端がスライダトレイ71よりも下側に位置してカセット本体56内の用紙の最上位置のものに接触し、これを繰り出す。
すると、繰り出された用紙が、搬送機構10の中間ローラ31とリタードローラ32との間に挿入され、搬送機構10での搬送途中に印刷部44で印刷処理が行われて、カセットカバー58のカセット給紙用ストッパ90よりも装置本体5とは反対側に排紙される。このとき、図4にも示すカセット給紙用ストッパ90が、カセットカバー58のベーストレイ72から上方に突出しているため、排紙された用紙が何らかの理由で装置本体5側に移動しようとしても、用紙の先端を当接させてこれを阻止する。
他方、手差し用紙を用いる場合には、スライダトレイ71が最も装置本体5側に位置してカセットカバー58の装置本体5側を閉塞する状態とされる。このとき、カセット給紙用ストッパ90が図5に示すようにベーストレイ72の上面から引っ込む状態となり手差し操作を阻害しないようになっている。そして、手差しガイド80,80の間隔が手差し用紙の幅に合わせられた状態で、カセットカバー58のベーストレイ72の上面に沿って手差しガイド80,80間に手差し用紙が挿入されると、装置本体5側のピックアップローラ21が、フレーム25の揺動で下端がスライダトレイ71の上側に位置して、手差し用紙に接触し、これを繰り出す。
すると、繰り出された手差し用紙が、搬送機構10の中間ローラ31とリタードローラ32との間に挿入され、搬送機構10での搬送途中に印刷部44で印刷処理が行われて、カセットカバー58上の手差しガイド80,80の上板部84上であって手差し給紙用ストッパ85よりも装置本体5とは反対側に排紙される。手差し給紙用ストッパ85が、手差しガイド80,80の上板部84から上方に突出しているため、排紙された用紙が次に装置本体5に引き込まれる用紙に連れられて装置本体5側に移動しようとしても、用紙の先端を当接させてこれを阻止する。なお、手差しガイド80,80の間隔は手差し用紙に合わせられるため、排紙される手差し用紙に対して手差し給紙用ストッパ85の間隔も合わせられることになる。
なお、スライダトレイ71がカセットカバー58の装置本体5側を閉塞する状態にあるか否かを検出する図示略のセンサが設けられており、このセンサの検出結果に基づいてカセット給紙モードと手差しモードとの切り替えを行うようになっている。
以上に述べたように、本実施形態によれば、用紙カセット6のカセットカバー58が、その装置本体5側を開閉可能なスライダトレイ71を有しており、このスライダトレイ71によってカセットカバー58の装置本体5側を開放した状態で、ピックアップローラ21がその下端をスライダトレイ71よりも下側に位置させてカセット本体56内の用紙を繰り出すことになり、スライダトレイ71によってカセットカバー58の装置本体5側を閉塞した状態で、ピックアップローラ21がスライダトレイ71の上側に位置して、カセットカバー58の上面に沿って挿入された手差し用紙を繰り出すことになる。
このように、用紙カセット6のカセットカバー58にスライダトレイ71を設けるとともにピックアップローラ21を昇降可能にすれば、用紙カセット6内の用紙と手差し用紙とを共通の構成で繰り出すことができるため、部品点数及びコストの増大を抑えることができる。また、ピックアップローラ21を昇降させるため、用紙カセット6内の用紙を押し上げる必要がなく、スライダトレイ71によってカセットカバー58の装置本体5側を開閉する際に用紙を挟むことがなく、ジャムの発生を防止できる。
加えて、用紙カセット6のカセットカバー58にスライダトレイ71を設けるとともにピックアップローラ21を昇降可能にするため、用紙カセット6内の用紙と手差し用紙とを完全に分離することができ、例えば手差し用紙をオートローディングするために手差し用紙検出器を設けた場合に、カセット本体56内の用紙による誤検出を防止できる。
また、装置本体5が印刷処理後の用紙を用紙カセット6のカセットカバー58上に排紙するため、別途の排紙トレイが不要となり、さらに部品点数及びコストを低減することができる。
さらに、スライダトレイ71でカセットカバー58の装置本体5側を開放すると、これに連動してカセット給紙用ストッパ90がカセットカバー58上に突出することになるため、装置本体5から排紙された用紙がカセットカバー58上から装置本体5側に入り込んでしまうことを防止できる。しかも、スライダトレイ71によるカセットカバー58の開放に連動するため、操作が容易であるとともに出し忘れを防止できる。
加えて、手差しガイド80,80の上側に手差し給紙用ストッパ85が突出形成されているため、装置本体5から排紙された手差し用紙がカセットカバー58上のこれから繰り出される手差し用紙で送られて装置本体5側に入り込んでしまうことを防止できる。しかも、手差しガイド80,80は手差し用紙に合わせて間隔が調整されるため、常に用紙の幅に合わせた位置に手差し給紙用ストッパ85を位置させることができる。
なお、上記実施形態では、シート状の媒体として、用紙を例にとって説明したが、本発明は、樹脂製のフィルム等からなる媒体も適用可能である。
本発明の一実施形態に係る給紙装置が搭載された情報処理装置であるプリンタを示す斜視図である。 図1のプリンタを示す側断面図である。 図1のプリンタを示す側断面図である。 図1のプリンタの用紙カセットを示す斜視図である。 図1のプリンタの用紙カセットを示す斜視図である。 図1のプリンタの用紙カセットを示す側断面図である。 図1のプリンタの用紙カセットを示す側断面図である。 図1のプリンタの用紙カセットのカセット給紙用ストッパを示す断面図である。 カセット給紙用ストッパの変形例を示す側面図である。 図1のプリンタの用紙カセットを示す側面図である。 図1のプリンタの用紙カセットを示す側面図である。
符号の説明
1…プリンタ(情報処理装置)、5…装置本体、6…用紙カセット、21…ピックアップローラ(給紙ローラ)、44…印刷部(処理部)、58…カセットカバー(蓋部)、71…スライダトレイ、80…手差しガイド、85…手差し給紙用ストッパ、90…カセット給紙用ストッパ、100…給紙装置。

Claims (5)

  1. シート状の媒体を積層状態で収容可能であり上部に蓋部が設けられた用紙カセットと、前記用紙カセットが着脱自在に装着されるとともに昇降可能な給紙ローラで前記用紙カセットから媒体を繰り出す装置本体とを備えた給紙装置であって、
    前記蓋部は、スライドして前記蓋部の前記装置本体側を開閉可能なスライダトレイを有し、前記給紙ローラは、前記スライダトレイが前記蓋部の前記装置本体側を開放した状態で下端が前記スライダトレイよりも下側に位置して前記用紙カセット内の媒体を繰り出し可能となり、前記スライダトレイが前記蓋部の前記装置本体側を閉塞した状態で前記スライダトレイの上側に位置して前記蓋部の上面に沿って挿入された手差しの媒体を繰り出し可能となることを特徴とする給紙装置。
  2. 請求項1記載の給紙装置で繰り出された媒体に対する処理を行う処理部が前記装置本体に設けられていることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記装置本体は、前記処理部による処理後の媒体を前記蓋部上に排紙することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記蓋部には、前記スライダトレイの前記蓋部の前記装置本体側を開放するスライドに連動して前記蓋部上に突出するカセット給紙用ストッパが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記蓋部には、手差しの媒体をガイドする相互間隔の可変な一対の手差しガイドが設けられており、これら手差しガイドの上側に手差し給紙用ストッパが突出形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
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