JP4133702B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、反転機構と反転部にガイド機構とを有する画像形成装置に関する。
近年、プリンタやコピー機をはじめとする画像形成装置の分野においては、利用者のニーズに応えるため、様々な機能を有する画像形成装置が開発、製造、販売されており、両面印刷機能を備えた画像形成装置も、その一例である。
仮に、全ての印刷を両面印刷するとした場合、出力される用紙は約半分となり、用紙の資源節約へとつながる。
両面印刷機能を有する画像形成装置は、一般的には、裏面にもトナーを転写し、定着させるために、用紙を反転させるための反転機構と、反転機構に搬送するための第1の搬送機構と、反転された用紙を再度転写部、定着部へ搬送するための第2の搬送機構等を有する(通常、これらの機能の全てを指して、反転機構という場合が多い)。
そのような従来の技術として、例えば、どのようなサイズの用紙であっても確実に表裏反転できるとともに、用紙反転の高速化を図ることのできる用紙反転機構と、前記用紙反転機構を用いた画像形成装置に関する発明がある(特許文献1参照)。
特開平8−268618号公報
一般的に、プリンタやコピー機をはじめとする画像形成装置の大きさを決定する要素は、幾つか考えられる。
例えば、画像形成する用紙の大きさにより、画像形成装置の大きさは、ある程度決まってしまう。すなわち、A4用紙の大きさまで印刷可能な画像形成装置の大きさと、A3用紙の大きさまで印刷可能な画像形成装置の大きさを比べると、A3印刷が可能な画像形成装置の方が大きい装置となる。
また、画像形成装置の大きさは、実現する機能の種類の多少によっても決まる。すなわち、両面印刷が可能な画像形成装置と、片面印刷のみが可能な画像形成装置の大きさを比較すると、両面印刷のための機構が必要である分、両面印刷可能な画像形成装置の方が大きくなってしまう。
或いは、電話機能を兼ね備えたFax機能を有する画像形成装置であれば、受話器やFaxデータの入出力機構、音声データの入出力機構が必要となり、その分だけ装置は大きくなってしまう。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、近年、サイズの縮小化が進んでいる画像形成装置において、紙長分のスペースを確保しなくても、ある程度の経路長以上の紙でも、反転通紙を可能とすることにより、装置の体積を縮小することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、画像形成を行うための画像形成部と、両面印刷を行うための用紙反転部と、前記用紙反転部にて用紙の位置を保持するためのガイド手段と、前記用紙反転部内の搬送経路長よりも用紙搬送方向の紙長が長い用紙を通紙搬送した場合、用紙全体が前記搬送経路に収容され搬送動作が停止して用紙後端が反転開始位置に達した時点から前記ガイド手段により用紙の位置を保持し続け、次の画像形成動作が可能になった時点で前記保持を終了して用紙を開放する用紙位置保持手段とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記画像形成装置は、セットされた用紙の種類により、前記用紙反転部への通紙搬送を不可とする用紙判別手段を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記用紙の種類は、用紙の材質であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、用紙の搬送方向の長さであることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記用紙判別手段は、セットされた用紙の種類により、前記用紙反転部への通紙搬送が不可となった場合、制御動作を一時停止する一時停止手段と、利用者に制御動作の状態を通知する通知手段と、利用者が前記一時停止している制御動作の再実行を指示する再実行指示手段と、前記再実行指示手段による再実行指示を受けて、制御動作を再実行する制御動作再実行手段と、前記一時停止している制御動作の中止を指示する制御動作中止指示手段と、前記制御動作中止指示手段を受けて、制御動作を中止する制御動作中止手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成を行うための画像形成部と、両面印刷を行うための用紙反転部と、前記用紙反転部にて用紙の位置を保持するためのガイド手段と、前記用紙反転部内の搬送経路長よりも用紙搬送方向の紙長が長い用紙を通紙搬送した場合、用紙全体が前記搬送経路に収容され搬送動作が停止して用紙後端が反転開始位置に達した時点から前記ガイド手段により用紙の位置を保持し続け、次の画像形成動作が可能になった時点で前記保持を終了して用紙を開放する用紙位置保持手段とを有することにより、紙長分のスペースを確保しなくても、ある程度の経路長以上の紙でも反転通紙が可能となり、装置の体積が縮小される。
次に、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
なお、本発明の実施形態の一実施例として、画像形成装置の一例であるレーザープリンタを用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるレーザープリンタにおける、ユニット構成の概略図である。
画像形成装置は、本体ユニットU1と、両面ユニットU5と、メイルボックスユニットU6と、フィニッシャユニットU7とを有する。
本体ユニットU1は、画像形成のための書き込み、現像、定着制御といった一連の書き込みと基本通紙を行うユニットであり、給紙ユニットU2、レジストユニットU3、定着ユニットU4とを有する。
両面ユニットU5は、両面印刷を行うために用紙を反転させるユニットである。
メイルボックスユニットU6は、排紙部を有するユニットである。
フィニッシャユニットU7は、排紙した用紙をシフトしたり、ステープル処理を行うための、後処理用のユニットである。
図2は、本発明の一実施例であるレーザープリンタにおける、用紙の搬送経路を示す図である。
給紙トレイに格納されている用紙を、第1給紙ローラR1、または第2給紙ローラR2で1枚ずつ用紙を搬送し、レジストセンサS1に用紙が到達すると、レジストローラR3の回転を止めて、一旦、搬送を停止する。
用紙が停止している間に、以下の処理を行う。すなわち、光走査装置からレーザー光を照射し(図の*部)、感光体(図のR4左側)の照射された部分と照射されていない部分とで電位差を生じさせ、この電位差から、現像器でトナーが均等に付着した現像ローラ上のトナーを前記感光体に載せ、現像を行う。
一方、前記レジストセンサで停止している用紙を、前記感光体に書き込まれたトナー像を転写部R4右で転写するタイミングを計り、レジストローラR3を回転させて、用紙を搬送を再開する。用紙は前記転写部を通過することにより、用紙にトナー像が転写される。転写が終ると、前記感光体はクリーニングユニット(図示しない)により、転写処理で残ったトナーが除去される。転写された用紙は、定着ローラR5に搬送され、熱と圧力によりトナーの定着を行い、以後、所定のソレノイド及びセンサのタイミングにより、いずれかの排紙トレイまで搬送され、排紙される。
また、定着が終った用紙の排紙先を両面ユニットへ排紙し、反転給紙することに両面印刷が可能となる。
ソレノイドとは、用紙の搬送先を切り替える部分であり、例えば、ソレノイドP1をオフにすることにより、用紙は中継ユニット方向(フィニッシャ方向)へ搬送される。
また、ソレノイドP1をオン、ソレノイドP2をオフにすることにより、用紙はメイルボックス方向へ搬送される。
また、ソレノイドP1、P2の両方をオンにすることにより、用紙は両面ユニット方向に搬送される。
ソレノイドP3は、両面反転切り替えのソレノイドであり、用紙を本体側から両面ユニットへ搬送する場合は、P3をオフにする。逆に、用紙の後端が図の「反転位置」の矢印部分まで到達し、用紙を反転させる場合は、P3をオンにする。
ソレノイドP4、P5は、メイルボックスの排紙先を切り替えるソレノイドである。
ソレノイドP4をオンにすることにより、用紙は排紙口1方向へ搬送される。
また、P4をオフ、P5をオンにすることにより、用紙は排紙口2方向へ搬送され、P4、P5の両方をオフにすることにより、用紙は排紙口3方向へ搬送される。
図1に示す細い矢印は、各種センサーであり(符号Sで示してある矢印)、用紙の到着や通過完了、用紙の有無、用紙の量、用紙の材質、用紙の大きさ等を検知するためのセンサーである。
例えば、センサーS2は、定着出口センサーであり、定着処理が終った用紙の通過完了を検知し、次の用紙の定着準備に取りかかる。
また、センサーS5は、両面ユニット入口センサーであり、用紙の後端がS5に到達するのを検知し、反転切り替えの処理に取りかかる。
また、センサーS13〜S15は、各々、排紙口1〜3の用紙の有無を検知するセンサーであり、センサー16〜18は、各々、排紙口1〜3に排紙された用紙が満杯になっているか否かを検知するセンサーである。
センサーS19、S20は、用紙の種類を検知する用紙種類判別センサーであり、このセンサーにて、用紙の材質やサイズを検知し、両面印刷の実行可否を判断する。
図3は、本発明の一実施例であるレーザープリンタの制御ブロック図である。
レーザープリンタ1は、コントローラ部2とエンジン部3を中心に構成されている。
コントローラ部2は、ホストとのインターフェース制御やユーザとのインターフェース制御、画像データの編集、コントローラ部の制御を行う。
コントローラCPU10は、コントローラ部2の全体的な制御を行う。ホストインターフェース6はホストマシンとのインターフェース制御を行う。プログラムROM7には、画像データの編集や、コントローラ部2の制御を行うためのプログラムが格納されている。フォントROM8には、印刷において用いる標準的なフォントが格納されている。ユーザとのインターフェースは、オペレーションパネル5であり、パネルインターフェース9を介して制御される。RAM11、オプションRAM12は、処理や制御を行うプログラムや画像等のデータが展開されるメモリである。エンジンインターフェース13は、コントローラ部2〜エンジン部3間のインターフェースである。
エンジン部3は、エンジンCPU200を中心に、バスを介して、プログラムを格納するエンジンROM202、バッファレジスタの機能を有するRAM203、メンテナンスのサイクルを記録する読み書き可能なEEPROM204、割り込みの状態を制御する割込制御回路201、各種センサー213やディップスイッチ214等の入力部、入力部の状態を取り込む入力ポート206、出力ポート207、各種高圧プロセス216、各種クラッチ217、各種モータ218、その他出力部、等を駆動するドライバ等で構成されている。
図4は、本発明の一実施例であるレーザープリンタの全体制御の流れを示すフローチャートである。
電源を投入すると、最初に各状態の初期設定を行い(Stp1)、エンジン状態のチェックを行う(Stp2)。続いて、エンジン〜コントローラ間のインターフェース制御(給紙命令の受信、解像度設定要求の受信、給紙口・排紙口の切替要求の受信等)を行うタスク(Stp3)、メンテナンス発生要求やエラー発生等のエンジン自身の内部状態をチェックする制御、通紙搬送タイミングや高圧のオンオフ等のシーケンス制御を行うタスク(Stp4)、プリントされる用紙の情報を管理するQueタスク(Stp5)、印刷要求に対する制御を行うプリントコントロール・タスク(Stp6)を指示された動作に応じて行い、以降、このルーチンを繰り返す(Stp2〜Stp6)。
一方で、図4に示すメインシーケンスとは独立して、各処理を行うための時間監視及び制御のために割込モジュール201(図3参照)を有する。その様子を図5に示す。
図5は、本発明の一実施例であるレーザープリンタの割込制御の流れを示すフローチャートである。
電源を投入すると、エンジンCPU200が設定した所定時間ごとに、このルーチンに入り、必要な処理を行う。
すなわち、所定の時間が来ると、割込制御が発生したか否かをチェックし(Stp11)、割り込みが発生した場合(Stp11/Yes)は、該割り込みに応じた処理を行う(Stp12)。割り込みが発生しなかった場合(Stp11/No)は、何もせずに終了する。
図6は、本発明の一実施例であるレーザープリンタの両面ユニットにおける、用紙の反転動作の一例を示す図である。
本図の例は、それほど大きくない普通紙での反転動作を示す図である。
本体側から搬送された用紙は、両面反転に向けて搬送され(図6の矢印(1))、両面入口ユニットのセンサーS5を通過し、用紙後端が反転部の位置L0に達するまで搬送され、L0に達すると、搬送動作が停止する(図6の矢印(2))。
通常サイズの用紙は、長さがL02よりも短いため、紙先端がL2の位置にぶつからない。ここから、用紙は反転し(図6の矢印(3))、分岐ソレノイドP3が切り替わることにより、用紙は本体側へ搬送される(図6の矢印(4))。
一方で、用紙の長さがL02よりも長い場合もあり得る。その様子を図7に示す。
図7は、本発明の一実施例であるレーザープリンタの両面ユニットにおける、用紙の反転動作の一例を示す図である。
本体側から搬送された用紙は、両面反転に向けて搬送され(図7の矢印(1))、両面入口ユニットのセンサーS5を通過し、用紙後端が反転部の位置L0に達するまで搬送され、L0に達すると、搬送動作が停止する(図7の矢印(2))。
ここで長尺サイズの用紙は、長さがL02よりも長いため、紙先端が位置L2にぶつかり、用紙が撓んだ状態になる。ここで用紙が押し戻されないようにするため、ガイド板により用紙を抑える。ガイド板の詳しい動作については、図8にて示す。
その後、反転する際にガイド板は用紙を放し、同時に紙は反転を開始し(図7の矢印(3))、分岐ソレノイドP3が切り替わることにより、用紙は本体側へ移動する(図7の矢印(4))。
図8は、本発明の一実施例であるレーザープリンタの両面ユニットにおけるガイド板の動作を示す図である。
用紙が、図7の矢印(1)の位置にある場合は、ガイド板は図8(a)に示す状態にある。
図7の矢印(2)のように、用紙が反転位置に達すると、ガイド板は図8(b)のように用紙を抑える。
図7の矢印(3)のように、用紙が本体側へ搬送されるために、反転動作を開始する際に、ガイド板は図8(c)のように用紙を放す。
図9は、本発明の一実施例であるレーザープリンタにおける、用紙の動きを制御する駆動モータ、センサーのタイミングチャートである。なお、センサー、モータは全てLOWアクティブの記述としている。
搬送速度vで本体側から両面ユニットに用紙が搬送され、搬送された用紙の先端が両面入口センサーS5に達すると、両面入口センサーS5をオンにして、用紙の後端が達するのを待ち始める。この時間が図9に示す時刻t1である。前記両面入口センサーがオンになったのをトリガーとして、反転部モータ(図示しない)を正回転、すなわち反転部側へ引き込む回転方向にオンする。これにより、反転部ローラ13が正回転する。
用紙の搬送方向の長さをLsである場合、用紙の後端が両面入口センサーS5に達する時刻t2は、時刻t1から(Ls/v)時間が経過した時点である。用紙後端が前記両面入口センサーS5に達した時点をトリガーとして、所定時間経過の後、反転部モータの回転を停止し、搬送動作を停止する。この時刻がt3である。
ここで、前記所定時間とは、両面入口センサーS5から図6または図7に示す位置L0までの距離を用紙後端が移動する時間であり、(L05+L0)/vが所定時間に相当する。
時刻t3に搬送動作が停止し、これと同時に、時刻t4までガイド板で用紙を押さえつける。
ガイド板で用紙を押さえつける時間(t4−t3)は、次の印刷動作が可能になるまでの時間であり、印刷動作が可能になる条件は、その時その時により異なる。
例えば、印刷動作が可能になる条件の1つとして、画像形成の対象となる画像データの準備ができているか否かがある。すなわち、第1の画像データと第2の画像データを両面印刷する場合、第1の画像データの定着が終わり、用紙が両面ユニットに搬送される間に、第2の画像データの展開するリカバーが終らないと、両面印刷を行うことができないので、第2の画像データが展開されるまで、反転部のガイド板で用紙を押さえつけ、用紙位置を保持しておく。
また、例えば、定着処理が終ると定着部は、温度低下が発生する。安定した定着処理を行うには、定着部をある程度の温度(ターゲット温度ということが多い)まで上昇させるリカバーを行わなければならない。そのリカバーが完了するまで、反転部のガイド板で用紙を押さえつけ、用紙位置を保持しておく。
両面印刷のためのリカバーが完了する(時刻t4)と、反転モータを逆回転、すなわち本体側へ用紙を引き込む回転方向にオンする。これにより、反転部ローラ13が逆回転する。同時にガイド板による用紙の押さえつけを解放し、同時に両面反転ソレノイドP3をオンにして、用紙を本体側へ搬送し始める。その後、両面搬送ローラR16を通過し、本体側へ用紙が搬送される。
上記の一連の動作により、両面ユニットの反転部に収まらない用紙でも、用紙を上記タイミングで保持することにより、通紙搬送を実現することが可能である。
図10は、本発明の一実施例であるレーザープリンタにおける、用紙種類チェックのフローチャートである。
コントローラ側から印刷要求を受けたプリントコントロール・タスクは、印刷要求が両面印刷であるか否かをチェックする(Stp21)。印刷要求が片面印刷である場合(Stp21/No)は、片面印刷処理を行う(Stp24)。
印刷要求が両面印刷である場合(Stp21/Yes)は、用紙サイズ(用紙の半双方向の長さ)のチェックを行う(Stp22)。用紙サイズが予め設定された長さLmaxよりも短い場合(Stp22/Yes)は、サイズとしては両面ユニットを搬送通紙することが可能であると判断し、続いて、用紙の材質のチェックを行う(Stp23)。用紙サイズがLmax以上である場合は、印刷要求をキャンセルする(Stp26)。
用紙の材質チェックでは、両面印刷に用いる用紙が、両面ユニットを搬送通紙することが可能な材質であるか否かをチェックする。
すなわち、通常の用紙では、用紙が撓んだ場合でも、折れ曲がったりしないが、硬めの用紙や厚紙である場合は、用紙が撓んだ場合に、折れ曲がってしまう可能性があり、折れ曲がった用紙をそのまま印刷すると、印刷の品質に問題が生じたり、時には、用紙が搬送路上で詰まってしまう、いわゆる紙詰まりが起こってしまう。
或いは、OHP用紙は、その利用目的から、両面印刷は明らかに不可能である。
用紙の材質が、両面ユニットへ搬送通紙が可能な用紙であると判断された場合(Stp23/Yes)は、両面印刷を実行する。
用紙の材質が、両面ユニットへ搬送通紙ができない用紙であると判断された場合(Stp23/No)は、印刷要求をキャンセルする(Stp26)。
図11は、本発明の一実施例であるレーザープリンタにおける、用紙種類のチェックと、用紙種類チェック後の処理動作を示すフローチャートである。
コントローラ側から印刷要求を受けたプリンタコントロール・タスクは、印刷要求が両面印刷であるか否かをチェックする(Stp31)。印刷要求が片面印刷である場合(Stp31/No)は、片面印刷処理を行う(Stp34)。
印刷要求が両面印刷である場合(Stp31/Yes)は、用紙サイズ(用紙の半双方向の長さ)のチェックを行う(Stp32)。用紙サイズが予め設定された長さLmaxよりも短い場合(Stp32/Yes)は、サイズとしては両面ユニットを搬送通紙することが可能であると判断し、続いて、用紙の材質のチェックを行う(Stp33)。用紙サイズがLmax以上である場合は、ディップスイッチが入っているか否かをチェックする(Stp36)。
用紙の材質チェックについては、図10で説明した処理と同様の処理を行うので、説明を省略する。
用紙の材質が、両面ユニットへ搬送通紙が可能な用紙であると判断された場合(Stp33/Yes)は、両面印刷を実行する。
用紙の材質が、両面ユニットへ搬送通紙ができない用紙であると判断された場合(Stp33/No)は、ディップスイッチ(DIPSW)が入っているか否かをチェックする(Stp36)。
ここで、ディップスイッチについて簡単に説明する。画像形成装置内部の制御ボードには、画像形成装置の動作制御のモードを設定するための詳細設定スイッチが複数備えつけられており、前記詳細設定スイッチにて設定した内容で、画像形成装置の動作を行うか否かを設定するスイッチが、ディップスイッチである。
例えば、詳細設定スイッチには、両面印刷における用紙サイズの限度を設定する用紙サイズ設定スイッチがあり、例えば、A4まで両面印刷が可能、といった具合に設定することが可能である。
また、例えば、詳細設定スイッチには、両面印刷が可能な用紙を設定する用紙設定スイッチがあり、例えば、通常の複写用の用紙は両面印刷可能であるとか、厚紙は両面印刷不可能である、といった具合に設定することが可能である。
このように詳細の設定を行い、実際にその設定で画像形成装置を動作させるか否かを設定するスイッチがディップスイッチである。ディップスイッチ、及び詳細設定スイッチは、上級ユーザが使うためのスイッチであり、一般的に、操作パネル(印刷等の指示を行う部分)での操作は不可能で、画像形成装置の蓋を空けることによりスイッチのオン/オフを切り替えることができる位置に設置されている。
図11の説明に戻り、ディップスイッチのチェックを始めるにあたり、用紙搬送の動作を一時停止し、それからディップスイッチのオン・オフ確認を行う(Stp36)。
紙サイズがLmaxよりも大きい場合(Stp32/No)、或いは両面搬送可能な紙種でない場合(Stp33/No)は、用紙動作の搬送を一時停止し、ディップスイッチが入っているか否かをチェックし(Stp36)、ディップスイッチがオンの場合(Stp36/Yes)は、印刷要求をキャンセルする(Stp38)。
ディップスイッチがオフの場合(Stp36/No)である場合は、操作パネルに再印刷のためのリカバー要求メッセージが表示される(Stp37)。利用者による用紙をセットし直すなどのリカバーが終わり、操作パネルから再印刷の要求指示がされた場合(Stp37/Yes)は、再度Stp31からのルーチンに入る。操作パネルから再印刷要求のキャンセル指示がされた場合(Stp37/No)は、印刷要求をキャンセルする(Stp38)。
以上の説明から明らかなように、画像形成を行うための画像形成部と、両面印刷を行うための用紙反転部と、前記用紙反転部にて用紙の位置を保持するためのガイド手段と、前記用紙反転部内の搬送経路長よりも用紙搬送方向の紙長が長い用紙を通紙搬送した場合、用紙全体が前記搬送経路に収容され搬送動作が停止して用紙後端が反転開始位置に達した時点から前記ガイド手段により用紙の位置を保持し続け、次の画像形成動作が可能になった時点で前記保持を終了して用紙を開放する用紙位置保持手段とを有することにより、紙長分のスペースを確保しなくても、ある程度の経路長以上の紙でも反転通紙が可能となり、装置の体積が縮小される。
また、前記画像形成装置は、セットされた用紙の種類により、前記用紙反転部への通紙搬送を不可とする用紙判別手段を有することにより、所定の用紙のみを両面印刷することが可能となり、例えば、反転機構において、固い用紙が撓んだときに折れ曲がったりすることによる紙詰まりを防いだり、画像形成の品質の低下を防ぐことが可能となる。
また、前記用紙判別手段は、セットされた用紙の種類により、前記用紙反転部への通紙搬送が不可となった場合、制御動作を一時停止する一時停止手段と、利用者に制御動作の状態を通知する通知手段と、利用者が前記一時停止している制御動作の再実行を指示する再実行指示手段と、前記再実行指示手段による再実行指示を受けて、制御動作を再実行する制御動作再実行手段と、前記一時停止している制御動作の中止を指示する制御動作中止指示手段と、前記制御動作中止指示手段を受けて、制御動作を中止する制御動作中止手段とを有することにより、ユーザビリティの向上を図ることが可能となる。
本発明の一実施例であるレーザープリンタにおける、ユニット構成の概略図である。 本発明の一実施例であるレーザープリンタにおける、用紙の搬送経路を示す図である。 本発明の一実施例であるレーザープリンタの制御ブロック図である。 本発明の一実施例であるレーザープリンタの全体制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施例であるレーザープリンタの割込制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施例であるレーザープリンタの両面ユニットにおける、用紙の反転動作の一例を示す図である。 本発明の一実施例であるレーザープリンタの両面ユニットにおける、用紙の反転動作の一例を示す図である。 本発明の一実施例であるレーザープリンタの両面ユニットにおけるガイド板の動作を示す図である。 本発明の一実施例であるレーザープリンタにおける、用紙の動きを制御する駆動モータ、センサーのタイミングチャートである。 本発明の一実施例であるレーザープリンタにおける、用紙種類チェックのフローチャートである。 本発明の一実施例であるレーザープリンタにおける、用紙種類のチェックと、用紙種類チェック後の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 レーザープリンタ
2 コントローラ部
3 エンジン部
100 ガイド
214 ディップスイッチ(DIPSW)
P1〜P5 ソレノイド
P3 両面反転切替ソレノイド
R1〜R21 ローラ
R13 反転部ローラ
S1〜S20 センサー
S5 両面ユニット入口センサー
S19 用紙種類判別センサー
S20 用紙種類判別センサー
U1 本体ユニット
U5 両面ユニット

Claims (5)

  1. 画像形成を行うための画像形成部と、
    両面印刷を行うための用紙反転部と、
    前記用紙反転部にて用紙の位置を保持するためのガイド手段と、
    前記用紙反転部内の搬送経路長よりも用紙搬送方向の紙長が長い用紙を通紙搬送した場合、用紙全体が前記搬送経路に収容され搬送動作が停止して用紙後端が反転開始位置に達した時点から前記ガイド手段により用紙の位置を保持し続け、次の画像形成動作が可能になった時点で前記保持を終了して用紙を開放する用紙位置保持手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、セットされた用紙の種類により、前記用紙反転部への通紙搬送を不可とする用紙判別手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙の種類は、用紙の材質であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記用紙の種類は、用紙の搬送方向の長さであることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙判別手段は、セットされた用紙の種類により、前記用紙反転部への通紙搬送が不可となった場合、制御動作を一時停止する一時停止手段と、
    利用者に制御動作の状態を通知する通知手段と、
    利用者が前記一時停止している制御動作の再実行を指示する再実行指示手段と、
    前記再実行指示手段による再実行指示を受けて、制御動作を再実行する制御動作再実行手段と、
    前記一時停止している制御動作の中止を指示する制御動作中止指示手段と、
    前記制御動作中止指示手段を受けて、制御動作を中止する制御動作中止手段とを有することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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