JP4002388B2 - 画像形成システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シフト機構の機械的構成が異なる後処理装置を画像形成ユニットに装着した時に画像形成ユニット本体側で前記機械的構成の相違を判断して自動的にシフト動作の制御を切り替える機能を備えた画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
シフトトレイや排紙装置検知手段を備えたものとして、例えば、
(1)特開平8−217315号
(2)特開平8−245048号
(3)特開平9−86785号
の各公報などに記載された発明が知られている。このうち(1)の公報には、コピーやファックス、プリンタによって画像を形成したシートをトレイに排紙する場合、各ジョブ毎のシート束が識別できるようにすることを目的として、横方向にシフト可能なシフトトレイと、該シフトトレイを横方向にシフトさせる駆動手段と、前記シフトトレイの位置を検知するセンサと、該センサの出力に基づいて、各ジョブ毎に画像形成後のシートがシフトトレイ上の3つ以上の異なった位置に排出されるように前記駆動手段を制御する手段を備えた発明が開示されている。
【0003】
また、(2)の公報には、試し画像の形成を行った場合に、通常の画像の形成を行っても用紙が混ざって煩雑になることなく、しかも、試し画像形成用紙をシフトトレイに置き忘れたりすることを防止できる画像形成装置を提供することを目的として、画像形成装置内の画像形成部で画像形成を受けた後で該画像形成装置から排出される用紙を他の用紙と区別して収納するために用紙の排出方向と直交する方向に移動可能なシフトトレイと、試し画像の形成の指示を入力する試し形成手段とを有し、シフトトレイの収納位置は少なくとも3個所設定され、シフトトレイが前記3個所のうちの1個所にあるときに、前記試し形成手段からの指示により画像形成部で試し画像の記録を受けた試し画像形成用紙を前記シフトトレイ上に収納させるようにした発明が開示されている。
【0004】
さらに、(3)の公報には、排紙装置に装着検知のための特別な回路、電気部品を新たに追加することなく、記録装置に対する排紙装置の装着検知を行うことができるようにすることを目的として、排紙装置が装着されているときに排紙装置から所定の信号が入来する端子のレベルを判定するレベル判定過程と、該レベル判定過程の判定結果に基づいて前記排紙装置の装着を判断する装着判定過程とを有する発明が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記(3)の公知例では、排紙装置を装着したときに、その装着を判断することについては開示されているが、排紙装置の機能に応じてその後、どのように制御を変更するかについては、開示されていない。また、前記(1)および(2)の公報にはシフトトレイ異なる位置に用紙を排紙することは開示されているが、シフト機能を有する後処理装置を装着したときに、そのシフト機能の相違に対応してシフト動作を変更することについては開示されていない。
【0006】
そのため、画像形成装置本体ユニットに後処理装置を含む各種のユニットをユーザの希望に応じて装着してシステムを構成するような画像形成システムにおいて、同一のユニット、例えば後処理装置において機能が異なるものがユニットとして画像形成装置本体ユニットに装着されたときに、装着されたユニットに応じてサービスマンが画像形成装置本体ユニットや後処理装置側の設定を変更する必要があり、設定時の負担も増加するという問題があった。
【0007】
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、機械的構成の異なるシフト機能を有する後処理装置を装着した時に画像形成装置本体側でその機構を判断してシフト動作の制御を切り替えることにより後処理装置側のシフト制御を変更することなく操作可能な画像形成システムを提供することにある。
【0008】
また、第2の目的は、ジャム発生後の処理を画像形成装置本体側で制御することにより、後処理装置側にジャム処理のための制御構成を不要とした画像形成システムを提供することにある。
【0009】
また、第3の目的は、ジョブ毎に用紙を仕分け、ユーザの用紙の扱いを容易にした画像形成システムを提供することにある。
【0010】
また、第4の目的は、ユーザが好みにより仕分け手段を選択できるようにして用紙の扱いを容易にした画像形成システムを提供することにある。
【0011】
さらに、第5の目的は、後処理装置が未接続にもかかわらず誤って排紙先を後処理装置側に設定、印刷した場合、排紙先を他の排紙部へ切りかえることにより、ジャム、印刷不可の状態を防止できる画像形成システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、画像形成機能を有する本体ユニットに、特定の機能を有するユニットを接続してシステムとして所望の機能を持たせる画像形成システムにおいて、前記本体ユニットが、排紙先の用紙を仕分けする前記特定の機能を有するユニットとしての後処理装置のトレイのシフト機構の種類に対応したフラグを設けて該フラグを判定する判定手段と、この判定手段によって判定されたシフト機構の種類に応じて、前記本体ユニットのシフト処理を変更する制御手段と、を備え、前記シフト機構の種類が、トレイを移動させて仕分けを行うトレイ移動型と、トレイを固定し、排紙される用紙の排紙位置を移動させて仕分けを行うトレイ固定型であり、制御手段は、前記シフト機構の種類がトレイ移動型の場合は、前記後処理装置本体が排紙する際の排紙位置を移動せず、前記シフト機構の種類がトレイ固定型の場合は、前記排紙位置を移動させ、前記判定手段により、接続された後処理装置のフラグを判定することにより前記シフト機構の種類がトレイ移動型かトレイ固定型かを判定し、この判定に基づいて前記制御手段は、前記シフト機構の種類がトレイ移動型の場合は、前記後処理装置本体が排紙する際の排紙位置を移動せずにトレイを移動させて仕分けを行い、前記シフト機構の種類がトレイ固定型の場合は、トレイを固定し、前記排紙位置を移動させて仕分けを行うことを特徴とする。
【0014】
また、前記制御手段は、ジャムが発生した場合に、当該ジャムを生じた用紙が排紙されるべき排紙位置を記憶し、ジャムリカバリー後に前記排紙されるべき排紙位置に用紙を排紙する。
【0015】
また、前記制御手段は、ジョブの初めに常にシフトを実行させる。その際、ジョブの初めに常にシフトを行なう/行なわないを切り替える切り替え手段をさらに設ける。切り替え手段は、例えばホストマシンからのプリンタドライバ設定によって設定したり、ディップスイッチあるいは操作パネルのキーのオン、オフ状態によって設定することができる。
【0016】
さらに、排紙先を設定する設定手段を備え、前記設定手段によってフィニッシャユニットが排紙先として設定された場合、フィニッシャユニットが接続されていないときには、フィニッシャユニットに排紙できないので、本体ユニット側に設けられた前記制御手段は、排紙先を強制的に変更して他のユニットに排紙させる。
【0017】
なお、以下の実施形態において、前記判定手段にはレーザプリンタの本体ユニット1内に設けられたエンジン300のエンジンCPU301が、また、前記制御手段にはコントローラ200のコントローラCPU201がそれぞれ対応する。
【0018】
また、以下の各処理は前記エンジンCPU301あるいはコントローラCPU201がそれぞれエンジンROM302あるいはプログラムROM202に格納されたプログラムに従ってRAM303あるいは205をワークエリアとして使用しながら実行する
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0020】
1.概略構成
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置としてレーザプリンタのユニット化した構成を示す概略図、図2は図1のユニット化されたレーザプリンタの用紙の搬送経路を示す概略図である。
【0021】
まず、図1において、本発明の実施形態に係るレーザプリンタは、本体ユニット1、分岐ユニット2、中継ユニット3、両面ユニット4、メイルボックスユニット5、フィニッシャユニット6およびバンクユニット7からなる。
【0022】
本体ユニット1は、画像形成の書き込み、現像、定着制御といった一連の書き込みと、基本通紙を行うユニットで、この本体ユニット1に仕様に応じた、もしくはユーザが所望するユニットが搬送経路によって規定される所定の位置に連結される。分岐ユニット2は、本体ユニット1の後述する定着ローラR5の用紙搬送方向下流側に設けられ、 本体ユニット1で定着まで行われた用紙を両面ユニット4、メイルボックスユニット5、あるいは中継ユニット3のいずれかへの排紙の切り替えを行う。中継ユニットは3は、分岐ユニット2から中継ユニット3へ搬送されてきた用紙をフィニッシャユニット6へ搬送する機能を有する。両面ユニット4は、両面印刷を行うため転写紙を反転させるユニットで、分岐ユニット2から用紙片面に印された用紙が送り込まれ、表裏を反転して再度本体ユニット1の画像形成部(感光体ユニット)の全段に送り込む機能を有する。メイルボックスユニット5は、排紙部を複数有するユニットで、特定の排紙部を特定のユーザと関係付けておくことによってメイルボックスとして機能する。この例では、3ビンの排紙部を有する。フィニッシャユニット6は、本体ユニット1で印刷が終了し、分岐ユニット2および中継ユニット3を経て排紙されてきた用紙をシフトしたりステープルする後処理機能を備えている。バンクユニット7は、本体ユニット1内に設けられた給紙トレイ以外にオプションとして設けられる給紙ユニットで、本実施形態では、第2給紙部として機能する。
【0023】
2.各部構成
本体ユニット1には、第1給紙ローラR1、レジストセンサS1、レジストローラR3、感光体ドラム、作像プロセス要素および転写ローラからなる作像部R4、定着ローラR5、並びに定着出口センサS2が用紙搬送経路10に沿って設けられている。給紙ローラR1は、本体ユニット1内に設けられた図示しない給紙トレイから用紙をピックアップしてレジストローラR3位置まで用紙を搬送する。レジストローラR3は、第1給紙ローラR1から送り込まれてきた用紙の先端をニップに挟んだ状態で停止(待機)し、前記作像部R4の感光体ドラム上に形成された画像の先端と位置を合わせるためにタイミングとってを送り出し、用紙の所定の位置に画像形成させる機能を有する。作像部R4は、この実施形態では、感光体ドラムR4−1上に光学系ユニットR4−2から出射された光ビームによって潜像を形成、この潜像を現像部R4−3でトナー現像し、転写部R4−4で転写する公知の電子写真方式の作像プロセスを備えたものである。この作像プロセス自体は公知なので、ここでの詳細な説明は省略する。定着ローラR5は加熱圧着定着を行うためのローラ対からなる。なお、この定着ローラR5の用紙搬送方向下流側には、定着出口センサS2が設けられ、定着ローラR5から出てくる用紙を検知するようになっている。
【0024】
分岐ユニット2には、同じく用紙搬送経路10に沿って分岐左排紙ローラR6(中継、フィニッシャ側へ排紙)、分岐上排紙ローラR7(メイルボックス側へ排紙)および分岐右排紙ローラR12(両面ユニット側へ排紙)の各ローラが設けられ、さらに図示しない分岐爪を駆動する第1および第2の分岐切り替えソレノイドP1,P2とが設けられている。分岐切り替えソレノイドP1,P2のオン、オフによって排紙先が選択される。すなわち、
▲1▼P1オフで中継ユニット3方向
▲2▼P1オン、P2オフでメイルボックス5方向
▲3▼P1オン、P2オンで両面ユニット4方向
となる。
【0025】
中継ユニット3には、前記分岐ユニット2に続く搬送経路11に沿って第1の中継搬送ローラR8と第2の中継搬送ローラR9とが、また、両者間に中継センサS4が設けられている。
【0026】
両面ユニット4には、前記分岐ユニット2に続く搬送経路12に沿って両面反転上ローラR13、両面反転中ローラR14、両面反転下ローラR15と、第5排紙口センサS7とが設けられている。この搬送経路12は、第5排紙口に続き、第5排紙口の用紙の有無宇を検出する紙有無センサS19と、排紙口が満杯であるかどうかを検知する第5排紙口満杯センサS20が設けられている。前記搬送経路12には、また、用紙反転後に搬送される搬送経路13が接続され、この搬送経路13の搬送方向最下流は前記レジストセンサS1の上流側に接続されている。また、搬送経路13には、両面搬送ローラR16と両面給紙ローラR17とが設けられている。さらに、前記搬送経路12の両面ユニット4への搬送経路の入口部の直後には、両面入口センサS5が、また、両面給紙ローラ17の下流側であって、前記レジストセンサS1の上流側には、両面出口センサS6がそれぞれ設けられ、両面ユニット4への用紙の進入状態と排出状態とを検出する。搬送経路12と搬送経路13の分岐部には、図示しない分岐爪とこの分岐爪を作動させる両面反転切り替えソレノイドP3が設けられている。ソレノイドP3は、切り替え先に応じて、
▲1▼分岐ユニット2側から両面ユニット4へ用紙を通す場合:P3オフ
▲2▼用紙後端が、図2矢印で示した反転位置まで達し、用紙を反転させる場合:P3オン
のように駆動する。
【0027】
メイルボックス5には、分岐ユニット2から続く分岐搬送経路14が第1メイルボックス、第2メイルボックス、第3メイルボックスの3つのメイルボックスに排紙されるように、排紙経路に分岐部が2個所設けられ、そのそれぞれに図示しない分岐爪と、分岐爪を駆動する第1分岐ソレノイドP4および第2分岐ソレノイドP5が第1分岐搬送路14−1と第2分岐搬送路14−2の分岐部にそれぞれ設けられ、また、搬送経路14の前記第2分岐ソレノイドP5の配設部よりも用紙搬送方向下流側にメイルボックス搬送ローラR18が設けられている。このように構成すると、排紙先は、
▲1▼P4オン:第1排紙口H1方向
▲2▼P4オフ、P5オン:第2排紙口H2方向
▲3▼P4オフ、P5オフ:第3排紙口H3方向
になる。
【0028】
また、分岐搬送路14の第2ソレノイドP5の下流側であってメイルボックス搬送ローラR18の上流側には、メイルボックス搬送センサS1が設けられ、さらに、第1排紙口H1に至る第1分岐搬送路14−1には、メイルボックス1ビン排紙ローラR19とメイルボックス1ビン紙有無センサS13とメイルボックス1ビン満杯センサS16が、第2排紙口H2に至る第2分岐路14−2には、メイルボックス2ビン排紙ローラR20とメイルボックス2ビン紙有無センサS14とメイルボックス2ビン満杯センサS17が、第3排紙口H3に至る第3分岐路14−3には、メイルボックス3ビン排紙ローラR21とメイルボックス3ビン紙有無センサS15とメイルボックス3ビン満杯センサS18とが設けられ、各メイルボックスへの用紙の搬送状態および積載状態を検知できるようになっている。
【0029】
フィニッシャユニット6には、中継ユニット3の搬送路11に続く搬送路15が設けられ、この搬送路15の前記中継ユニット3からの入口側にフィニッシャ入口ローラR10が、フィニッシャユニット6から用紙を排出する第4排紙口H4側にフィニッシャ出口ローラR11がそれぞれ設けられている。また、フィニッシャ入口ローラR10の下流側には、フィニッシャ入口センサS8が、フィニッシャ出口ローラR11の上流側には、第4排紙口センサS9が設けられ、さらに第4排紙口H4の下流側にフィニッシャ紙有無センサS10とフィニッシャ満杯センサS11が設けられている。
【0030】
バンクユニット7には、給紙トレイ、例えば大量給紙トレイや本体ユニット1に備えられる給紙トレイに収納されている用紙とは用紙サイズの異なる給紙トレイが設けられ、本体ユニット1に設けられている図3に示す後述のコントローラ200からの指示によっていずれかの給紙トレイから第2給紙ローラR2によって用紙の供給できるようになっている。バンクユニット7の給紙搬送路16は、本体ユニット1の搬送路10に接続され、前記レジストローラR3によって本体ユニット1からの用紙の給送と同様にしてタイミングが取られ、作像部R4に送り込まれる。
【0031】
このように構成されたレーザプリンタは、本体ユニット1またはバンクユニット7の給紙トレイから給紙ローラ(R1またはR2)によって用紙をピックアップして給紙を開始する。給紙された用紙は、レジストセンサ(S1)で検知され、レジストローラR3のニップに当たった状態で一旦停止する。光学系ユニットR4−2からレーザ光を照射し(*部)、照射部分と非照射部分に電位差を生じさせ、この電位差から現像器(R4−3)でトナーの均等に付着した現像ローラ上のトナーを上記、感光体(R4−1)に載せ現像する。この現像された画像の先端位置にタイミングを合わせてレジストローラR3を駆動し、用紙を再スタートさせる。そして、転写部(R4−4)で現像された画像を用紙に転写した後、感光体(R4−1)はクリーニングユニットで残ったトナーが除去される。画像は定着ローラ(R5)で熱と圧力により用紙に定着され、以後、所定のソレノイド及びセンサーのタイミングにより、第1ないし第5排紙口のいずれかの排紙口から排紙トレイへ排紙される。また、定着以後の排紙先を両面ユニット4側へ排紙し、反転給紙すれば両面印刷が可能となる。
【0032】
3.電気的構成
図3は画像形成ユニットがレーザプリンタからなる場合のプリンタ100の電気的構成を示すブロック図である。同図においてプリンタ100はコントローラ200とエンジン300とからなる。コントローラ200はホストマシン400とのインターフェース制御および画像データの編集を含む画像信号に関連する制御を行なう。エンジン300はプリンタ100の機械的制御、書き込み制御、通紙制御を行なうとともにプリンタ100の状態監視を行なう。
【0033】
コントローラ200は、コントローラCPU201を中心にホストマシン400との通信を行なうためのホストインターフェース201、プログラムが常駐するプログラムROM202、フォントを格納したフォントROM203、操作パネル(オペレーションパネル)250との通信を行なうためのパネルインターフェース204、コントローラCPU201のワークエリアとして機能し、CPU201が処理するためのデータを格納するRAM205、その他必要なデータを記憶するオプションRAM206、およびエンジン300との通信を行なうためのエンジンインターフェース207がバスを介して接続された構成である。このバスにはフォントカートリッジ500が接続され、このカートリッジ500からもフォントデータを得ることができる。
【0034】
エンジン300はエンジンCPU301を中心にプログラムが常駐するエンジンROM302、バッファレジスタの機能を有するRAM303、メンテナンスのサイクルを記憶する読み書き可能なEEPROM304、各割り込み状態を制御する割り込み回路305,306、フラッシュROM307、ディップスイッチ308、各種センサ309、その他入力部310が接続され、これらの状態を取り込む入力ボート311、プリンタ100に設けられたクラッチ312、モータ313、チヤージヤ(高圧プロセス)314、その他の出力部315に指示信号を出力するための出力ポート316、前記コントローラ200との通信を行なうためのコントローラインターフェース317、およびオプション機器600との通信を行なうためのオプションインターフェース318がバスを介して接続された構成である。また、オベレーションパネル250も入力ポート311に接続され、エンジン300との問で直接的なアクセスを行なうことができる。
【0035】
交換ユニット700は、図2において点線で示すように装置本体、ここではプリンタ本体100に装着すると、交換ユニット700のEEPROM701に対してCPU210がアクセス(読み出し、書き込み)できるようになる。
【0036】
4.プリンタの全体制御
図4は本実施形態に係るレーザプリンタのメインシーケンスを示すフローチャートである。メインシーケンスは、パワーオン(電源オン)後、各状態の初期設定を行ない、以下、プリンタ(以下、エンジンと呼ぶ)とコントローラのインターフェース制御(給紙命令の受信、解像度設定要求の受信、給紙口、排紙口の切り替え要求の受信等。)、メンテナンス発生要求やエラー発生等のエンジン自身の内部状態をチェックする制御、通紙タイミングや高圧のオン、オフ等のシーケンス制御を行なうタスク、プリントされる用紙の情報を管理するQueタスク等で構成され、最終ステップまで処理を行った後、S2に戻り、以降これを繰り返す。一方、メインシーケンスとは独立して各処理を行なうための時間監視、制御のために割り込みモジュール(図5)を備え、エンジンCPU301が設定した所定時間ごとにこのルーチンに入り、必要な処理を行なう。
【0037】
以下、図4のフローチャートに沿って説明する。このメインルーチンでは、まず、電源オン(パワーオン)後、各状態の初期設定(システム・イニシヤライズ)を行い(ステップS101)、エンジン300の状態、例えばメンテナンス発生要求、エラー発生などのエンジン自身の内部状態をチェックするサブルーチン(エンジンステータス・チェック・タスク)を実行する(ステップS102)。
次いで、エンジン300とコントローラ200とのインターフェース制御やオプションとして接続された機器との問のインターフェース制御、すなわち、給紙命令の受信、解像度設定要求の受信、給紙口や排紙口の切り替え要求の受信の状態などをチェックするサブルーチン(エンジン〜コントローラ・インターフェース・タスク‥・ステップS103、エンジン〜オプション・インターフェース・タスク・‥ステップS104)を実行し、さらに、プリントされる用紙の情報を管理するQueタスクを実行した後(ステップS105)、通紙タイミングや高圧プロセスのオン・オフ等などのシーケンス制御を行なうプリントコントロール・タスク(ステップS106)を実行してステップS2に戻る。そして、これ以降の処理を繰り返す。
【0038】
一方、このメインルーチンとは独立して各処理を行うための時間監視と制御のために図5に示すような割り込みモジュールが設定されている。この割り込みモジュールでは、エンジンCPU301が設定した時間毎に割り込みをチェックして(ステップS201)、必要な処理(割り込み処理)が行われる(ステップ202)。
【0039】
5.シフト処理の変更制御
前述のように画像形成が行われる場合には、第1給紙ローラR1あるいは第2給紙ローラR2のいずれかから給紙が開始される。当然、給紙ローラR1,R2が送り出す搬送路10,16が異なることからレジストセンサS1で用紙供給開始から用紙を検出するまでのタイミングが異なってくる。したがって、いずれの給紙ローラR1,R2から給紙されたかで制御タイミングは変わってくる。そこで、給紙から所定時間後、レジストセンサS1が紙先端を検知し、所定時間後にレジストローラR3に用紙を少し突き当てた状態で停止させる。そして、感光体R4−1への書き込みタイミングに合わせて、レジストローラR3で停止ししていた用紙は、レジストスタートし、転写部R4−4で転写を行い、定着ローラR5で定着される。トナー画像が定着された用紙は、搬送される過程で定着出口センサS2位置に用紙が達する。この位置から以降、排紙先により制御が変る。
【0040】
排紙先が、フィニッシャユニット6側の場合、すなわち第4排紙口H4の場合、用紙先端が定着出口センサS2に達した時点で、分岐ソレノイドP1をオフし、分岐左方向へ搬送を進める。中継センサS4に用紙先端が達したら、フィニッシャ起動を要求する(フィニッシャの制御は省略)。さらに、転写紙は、フィニッシャ搬送センサS8,S9を抜け、第4排紙口H4へ排紙が完了する。
【0041】
図6はレーザプリンタを上から見た状態を示す説明図である。同図において、画像形成が終了し、本体ユニット1側から搬送されてくる用紙は、中継ユニット3を通過し、フィニッシャユニット6本体へ入る。ここで、フィニッシャユニット6の前記フィニッシャ出口ローラR11の用紙搬送方向下流側に設けられたフィニッシャトレイ6−1が可動タイプの場合、フィニッシャトレイ6−1がシフトする/しないに関わらず、フィニッシャユニット6本体では、搬送されてきた用紙をストレートに排紙し、フィニッシャトレイ6−1側が用紙の進行方向に対して左右(直交する方向)に動く(シフトする)ことにより(図7(b)、(c))排紙された用紙を仕分けする。図7(a)にシフトにより仕分けされた用紙の状態を示す。なお、図7(b)は図において中央側と搬送方向左側との間でフィニッシャトレイを往復動させて仕分けを行う例であり、図7(c)は図において中央側と搬送方向右側との間でフィニッシャトレイを往復動させて仕分けを行う例である。
【0042】
一方、図8に示すようにフィニッシャトレイ6−1が固定タイプの場合は、フィニッシャユニット6本体に入った時点で、シフトレバー6−2等により、用紙に対してシフト仕分けを行ない、フィニッシャトレイ6−1に排紙する。なお、用紙の搬送方向に平行な方向の用紙揃えを行うジョガーを備えている場合には、シフトレバー6−2の代わりにジョガーにシフト機能を持たせることもできる。
【0043】
フィニッシャユニット6が接続されているか、また接続されていた場合、移動型トレイのフィニッシャか、固定型トレイのフィニッシャか、シフト機構を持たない(例えばステープルのみの後処理装置)フィニッシャかを判断する必要がある。この処理手順を図9のフローチャートに示す。
【0044】
フィニッシャユニット6の接続状態、タイプを判断する制御は、本体ユニット1から所定間隔でチェックを行なうポーリング制御を行なう状態監視タスクで行なう。 またフィニッシャユニット6側の状態を判断する手段としては、フィニッシャユニット6の接続状態およびタイプを、フィニッシャユニット6が接続されたときの入力ポートから読む方法、フィニッシャユニット6がCPUを搭載していれば、本体ユニット1とフィニッシャユニット6で通信を行ない、その通信内容にフィニッシャタイプを判断するコマンドを用意し、そのコマンドを本体ユニット1が受信して判断するなどの方法がある。
【0045】
そこで、図9のフローチャートにおいて、フィニッシャ▲1▼をトレイ固定型のフィニッシャ、フィニッシャ▲2▼をトレイ移動型のフィニッシャとする。 また本体ユニットがフィニッシャタイプを判断するために容易するフラグ(RAM)をF$FINとすると、フィニッシャ▲1▼を接続と判断した場合(ステップS301)、F$FINのF_UNIT1をオンする(ステップS302)。 また、フィニッシャ▲2▼を接続と判断した場合(ステップS303)、F$FINのF_UNIT2をオンする(ステップS304)。
【0046】
ここでは、仮にF$FINを1バイト構成のフラグ、F_UNIT1をbit0、F_UNIT2をbit1とする。エンジン300本体は、印刷要求をHOSTからコントローラ200を介して受け付けたとき、給紙、書き込み、現像、定着といった一連のプロセス制御を行なった後、指定排紙先がフィニッシャユニット6であれば、上記F$FINを確認し、接続されているフィニッシャユニット6に合わせた排紙、シフト等のフィニッシャ制御を行なう。
【0047】
エンジン300本体では、フィニッシャトレイ6−1が稼動タイプか移動タイプかで処理が変わる。 コントローラ200からエンジン300に対し、シフト要求はジョブの先頭ページでのみ送信される。 これに対してエンジン300側は、フィニッシャトレイが移動タイプのシフトの場合は、フィニッシャユニット6へのシフト移動要求を先頭ページでのみ行なえば、フィニッシャトレイ6−1自体が用紙搬送方向に直交する方向に動いているので、用紙は以後同じ位置に排紙される。一方、フィニッシャトレイ6−1が固定タイプの場合、エンジン300は、コントローラ200からシフト要求を受けた後、次のシフト要求がくるまで、毎回シフトユニットに入った用紙のシフトを実行する必要がる。
【0048】
なお、ここでいうジョブとは、画像形成対象となる1つの文書(ファイル)を1部ずつ画像形成する単位をいい、例えば5枚の原稿を10部複写する場合には、その1部ずつの処理が1つのジョブとなる。また、プリンタによって複数部プリント出力する場合には、1部ずつのプリント出力が1つのジョブとなる。
【0049】
6.ジャムリカバリー処理
ここでジャムが発生した場合、エンジン300としては、どちらの位置にシフトしていたかを覚えておき、ジャムリカバリー後、再びジャム前と同じ側にシフトする。 この時の制御に使用するフラグをF$SHIFT、シフト位置を示すビットをF_HOME、F_OFFSET とする。F_HOMEを位置1(ホームポジション)、F_OFFSETを位置2(オフセットポジション)とする。 エンジン300はコントローラ200からのシフト要求を受信する毎にF$SHIFTのF_HOMEかF_OFFSETのどちらかをオン、オフし、現状のシフト先を把握する。ジャムが発生した場合、F$SHIFTはクリアせず現状の状態を保持し、ジャムリカバリー後、F$SHIFTのビット状態をみて、エンジン300は、排紙位置を確認する。ここでは、仮にF$SHIFTを1バイト構成のフラグ、F_HOMEをbit0、F_OFFSETをbit1とする。
【0050】
7.ジョブ先頭処理
ジョブ先頭によるシフト要求は、1つのファイルの複数部に関しては、各部の先頭でシフト要求がエンジン300に対して送信されるが、別のジョブのファイルが次に来た場合、シフト要求は送信されない。よって別のジョブの場合も常にジョブの先頭ではシフト要求を発行することにより、別ジョブの紙が重なることを防止する。
【0051】
また、常に先頭のジョブでもシフト要求を発行すると、1ジョブのデータでもシフトすることになるため、ユーザの好みにより常に先頭ジョブで、シフト要求を出す/出さないのモード切り替え手段を設けることができる。この手段としては、
▲1▼ホストマシン400からのプリンタドライバ設定によりコントローラ200を介してエンジン300に設定する。
▲2▼エンジン本体にディップスイッチあるいは操作パネルのキーのオン、オフ状態によりモード切り替えを行なう。
等の手段がある。ここでは、▲2▼の一例としてエンジン300本体にあるディップスイッチ308を使用して切り替える例を示す。
【0052】
図10はディップスイッチ308を使用してモード切り替えを行う際の制御手順を示すフローチャートである。ディップスイッチ308の状態は、本体の状態を監視するポーリングタスク、ステータスチェックタスク内で状態を監視する。この処理では、ディップスイッチの入力ポートをみて(ステップS401)、オンになっていれば先頭ジョブでシフト切り替えをする/しないの判断をするフラグF$TOPで、F_SFTのビットをオンし(ステップS402)、オフであればステップS403で前記フラグF$TOPで、F_SFTのビットをオフする(ステップS403)。ここでは、仮にF$TOPを1バイト構成のフラグ、F_SFTをbit0とする。F_SFTがオンしていれば、ジョブの先頭で常にシフトを行ない、オフならば行なわない。
【0053】
8.印刷処理
図11は印刷要求を受信した後の印刷制御の制御手順を示すフローチャートである。このフローチャートから分かるように、印刷制御のタスクは搬送紙1枚毎に起動され、それぞれの用紙の給紙開始からプロセス処理、排紙(後処理)までを管理する。ここでは、主な制御の区切りとして、給紙制御、プロセス制御、排紙後処理制御として構成を分割する。すなわち、印刷要求を受信すると(ステップS501)、給紙処理のサブルーチンを実行し(ステップS502)、次いで、プロセス制御のサブルーチンを実行し(ステップS503)、さらに、後処理のサブルーチンを実行する(ステップS504)。本実施形態における制御の主な内容は、排紙後処理の中で排紙口がフィニッシャの場合の制御に相当する。
【0054】
9.排紙先切り替え処理
排紙後処理で排紙口がフィニッシャユニット6の場合の制御手順を図12のフローチャートに示す。この処理では、印刷要求を受信し、プロセス処理まで終了し、排紙先がフィニッシャユニット6に選択されていた場合、用紙が中継ユニット3に達したあたりで、エンジン300は、フラグF$FINをチェックし(ステップS601)、F$FINの状態によりステップS602,S603,S604のいずれかのステップへ進む。すなわち、F_UNIT1がオンの場合、エンジン300は、固定トレイタイプのフィニッシャユニット6が接続されていることを認識する。さらに、ジョブの初めに常にシフトを行なうように設定されている場合、または、ジョブの初めに常にシフトを行なう/行なわないを切り替えることができるように設定されている場合の先頭ジョブであれば(ステップS602)、シフトする/しないのフラグF$TOPをチェックし、F$SFT_ONがオンかオフかを見て(ステップS605)ジョブの先頭のシフトを決定する。 さらに固定トレイ専用の排紙制御を実行する(ステップS606)。
【0055】
同様にF_UNIT2がオンの場合(ステップS603)、エンジン300は、移動トレイタイプのフィニッシャユニット6が接続されていることを認識し、同様に(ステップS607,S608)の処理を実行する。 ここでF$FINのオフの場合、エンジンは、フィニッシャは未接続と判断し、排紙先をフィニッシャユニット6以外の排紙口に強制変更し、排紙処理を実行する(ステップS604)。
【0056】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、前記本体ユニットが、排紙先の用紙を仕分けする前記特定の機能を有するユニットとしての後処理装置のトレイのシフト機構の種類に対応したフラグを設けて該フラグを判定する判定手段と、この判定手段によって判定されたシフト機構の種類に応じて、前記本体ユニットのシフト処理を変更する制御手段とを備え、前記シフト機構の種類が、トレイを移動させて仕分けを行うトレイ移動型と、トレイを固定し、排紙される用紙の排紙位置を移動させて仕分けを行うトレイ固定型であり、前記制御手段は、前記判定手段による判定で、前記シフト機構の種類がトレイ移動型の場合は、前記後処理装置本体が排紙する際の排紙位置を移動せず、前記シフト機構の種類がトレイ固定型の場合は、前記排紙位置を移動させ、前記判定手段により、接続された後処理装置のフラグを判定することにより前記シフト機構の種類がトレイ移動型かトレイ固定型かを判定し、この判定に基づいて前記制御手段は、前記シフト機構の種類がトレイ移動型の場合は、前記後処理装置本体が排紙する際の排紙位置を移動せずにトレイを移動させて仕分けを行い、前記シフト機構の種類がトレイ固定型の場合は、トレイを固定し、前記排紙位置を移動させて仕分けを行うので、いずれかの形式の後処理装置が本体に装着された場合、本体側でいずれかの形式に対応した制御に自動的に切り替えてシフト操作を行うことができて、シフト機構の種類に応じて、本体ユニットのシフト動作の制御を変更することにより後処理装置側のシフト制御を変えずにシフト操作が可能となる。
【0058】
請求項2記載の発明によれば、ジャムが発生した場合に、当該ジャムを生じた用紙が排紙されるべき排紙位置を記憶し、ジャムリカバリー後に前記排紙されるべき排紙位置に用紙を排紙するので、後処理装置側でジャムリカバリーのための制御機構を設けることなく、ジャムリカバリー後の適切な制御が可能となる。
【0059】
請求項3記載の発明によれば、ジョブの初めに常にシフトを実行させるので、各ジョブに対応した用紙束が明瞭に区別でき、用紙の取り扱いが容易になる。
【0060】
請求項4記載の発明によれば、ジョブの初めに常にシフトを行なう/行なわないを切り替える切り替え手段をさらに備えているので、ユーザの希望に応じてシフト動作の是非を選択することができ、使用性の向上を図ることができる。
【0061】
請求項5記載の発明によれば、後処理装置が接続されていないにもかかわらず後処理ユニットが排紙先として設定された場合、前記制御手段は、排紙先を強制的に他のユニットに変更して排紙するので、ジャム、印刷不可の状態を回避でき、後のジョブが中断されることがなく使用性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像形成システムの搬送経路系統図である。
【図3】本発明の実施形態に係る画像形成システムの電気的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係る画像形成システムのメインルーチンを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係る画像形成システムの割り込み処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係る画像形成システムの本体ユニットからフィニッシャユニットを経てフィニッシャトレイ部に至る搬送経路を概略的に示す図である。
【図7】トレイ移動型のフィニッシャトレイのシフト状態を示す図である。
【図8】トレイ固定型のフィニッシャトレイのシフト状態を示す図である。
【図9】フィニッシャユニット接続の検知処理とフィニッシャユニットの種類の検知処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】ジョブ先頭のシフト操作を行うか否かのモードをディップスイッチで設定する処理手順を示すフローチャートである。
【図11】印刷要求を受信した後の印刷制御の制御手順を示すフローチャートである。
【図12】排紙後の用紙の排紙先を切り替える排紙先切り替え処理の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体ユニット
2 分岐ユニット
3 中継ユニット
4 両面ユニット
5 メイルボックスユニット
6 フィニッシャユニット(後処理装置)
7 バンクユニット
100 プリンタ
200 コントローラ
210 コントローラCPU
300 エンジン
301 エンジンCPU
400 ホストマシン
600 オプション
700 交換ユニット
Claims (5)
- 画像形成機能を有する本体ユニットに、特定の機能を有するユニットを接続してシステムとして所望の機能を持たせる画像形成システムにおいて、
前記本体ユニットが、
排紙先の用紙を仕分けする前記特定の機能を有するユニットとしての後処理装置のトレイのシフト機構の種類に対応したフラグを設けて該フラグを判定する判定手段と、
この判定手段によって判定されたシフト機構の種類に応じて、前記本体ユニットのシフト処理を変更する制御手段と、
を備え、
前記シフト機構の種類が、トレイを移動させて仕分けを行うトレイ移動型と、トレイを固定し、排紙される用紙の排紙位置を移動させて仕分けを行うトレイ固定型であり、制御手段は、前記シフト機構の種類がトレイ移動型の場合は、前記後処理装置本体が排紙する際の排紙位置を移動せず、前記シフト機構の種類がトレイ固定型の場合は、前記排紙位置を移動させ、
前記判定手段により、接続された後処理装置のフラグを判定することにより前記シフト機構の種類がトレイ移動型かトレイ固定型かを判定し、この判定に基づいて前記制御手段は、前記シフト機構の種類がトレイ移動型の場合は、前記後処理装置本体が排紙する際の排紙位置を移動せずにトレイを移動させて仕分けを行い、前記シフト機構の種類がトレイ固定型の場合は、トレイを固定し、前記排紙位置を移動させて仕分けを行うことを特徴とする画像形成システム。 - 前記制御手段は、ジャムが発生した場合に、当該ジャムを生じた用紙が排紙されるべき排紙位置を記憶し、ジャムリカバリー後に前記排紙されるべき排紙位置に用紙を排紙することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- 前記制御手段は、ジョブの初めに常にシフトを実行させることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- ジョブの初めに常にシフトを行なう/行なわないを切り替える切り替え手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- 前記本体ユニットが排紙先を設定する設定手段をさらに備え、後処理装置が接続されていないにもかかわらず前記設定手段によって後処理装置が排紙先として設定された場合、前記制御手段は、排紙先を強制的に前記本体ユニットに接続された他のユニットに変更して排紙することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
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