JP2003005586A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003005586A
JP2003005586A JP2001185523A JP2001185523A JP2003005586A JP 2003005586 A JP2003005586 A JP 2003005586A JP 2001185523 A JP2001185523 A JP 2001185523A JP 2001185523 A JP2001185523 A JP 2001185523A JP 2003005586 A JP2003005586 A JP 2003005586A
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jam
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release
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Application number
JP2001185523A
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English (en)
Inventor
Masaru Kaneko
勝 金子
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作パネル等の表示部にジャム解除手順の各
手順段階に関する進捗状況を表示する画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 用紙ジャムを解除するための解除手順段
階を1つ終了する都度、次の解除手順段階に必要とする
操作内容を案内する表示ガイダンスが表示されると共
に、解除するに至るまでに必要な残りの操作段階を示す
残解除手順段階数が1つずつ減算されて表示される。あ
るいは、必要な操作段階の総数を示す総解除手順段階数
と解除手順段階を1つ終了する都度1つずつ加算されて
現在実施中の解除手順段階を示す現手順段階番号との二
つが対比して表示される。また、すべての解除手順段階
が終了した際に、解除手順終了の旨が表示される。開示
手順終了後、使用可能な状態に至るまでの所定時間経過
した際に、使用可能な状態に至った旨の表示がなされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面を有する
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】転写用紙に画像を形成させる画像形成装
置においては、搬送路を通して搬送されてくる転写用紙
のジャムが発生した場合のジャム解除手順をユーザに表
示するために、当該画像形成装置本体にデカル(Dec
al)等を貼付することにより、ユーザが、該デカルの
表示ガイダンスにしたがってジャムを除去する作業を行
なうこととしている。あるいは、最近では、デカルの代
わりに、操作パネル等の表示部に、ジャム解除手順を表
示する技術も採用されてきている。
【0003】例えば、特許第3105149号公報「画
像形成装置」によれば、ジャム発生の際に、装置全体の
模式図中にジャム発生位置を表示した後、ユーザが、該
ジャム発生位置を押下して選択指定すると、該ジャム発
生位置におけるジャム解除処理手順が、具体的な構成図
とユーザの操作位置として、グラフィック表示されるこ
とにより、ジャム解除操作をより容易にすることができ
る。
【0004】また、特開平10−107940号公報
「表示装置、およびこの表示装置を備えた画像形成装
置」においても、ジャム処理、トナー補給処理、排トナ
ー処理等の処理手順を容易に実行できるように、画像形
成装置のコントロールパネルとしてグラフィックディス
プレイが備えられていて、例えば、ジャム発生個所に応
じた複数のジャム処理ガイダンス画面を順次表示せんと
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、例えば、ジャム解除手順を示すデカル
等を貼付する方法では、デカル作成や貼付に関するコス
トがかかると共に、画像形成装置の美観上も問題があ
る。
【0006】また、操作パネル等の表示部に表示する場
合においては、グラフィックな表示を可能とすることに
より、ジャム解除手順を、より理解し易くすることが可
能にはなるが、ジャム解除処理を実施中において、現在
のジャム解除手順が、どの段階までなされてきている
か、あるいは、ジャム解除手順が終了に至ったのか、更
には、ジャム解除がなされて再使用可能な状態に達した
のかなど、ジャム解除手順の各手順段階に関する進捗状
況が把握困難であり、ユーザにとって、スムーズに利用
できない問題がある。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、具体的には、以下のごとき、目的を達成せん
とするものである。 (1)請求項1に記載の発明の目的 本発明の目的は、ジャムが発生した時、解除に至るまで
の残りの操作手順段階数を表示することにより、ユーザ
のジャム解除動作をスムーズに行なうことを可能にする
ことにある。更に、操作パネル等の表示部に、次の操作
を指示する表示ガイダンスを表示することにより、画像
形成装置本体に、ジャム解除手順を示すデカル等を貼る
必要がなくなり、デカル分のコスト削減を可能とするこ
とにある。
【0008】(2)請求項2に記載の発明の目的 本発明の目的は、ジャムが発生した時、必要とする操作
手順段階の総数のうち、何段階目までの解除手順を実施
しているかを表示することにより、ユーザのジャム解除
動作をスムーズに行なうことを可能にすることにある。
更に、操作パネル等の表示部に、次の操作を指示する表
示ガイダンスを表示することにより、画像形成装置本体
に、ジャム解除手順を示すデカル等を貼る必要がなくな
り、デカル分のコスト削減を可能とすることにある。
【0009】(3)請求項3に記載の発明の目的 本発明の目的は、ジャム解除手順が完了したことを、操
作パネル等の表示部にすばやく表示し、ユーザにより早
く正確に伝えることにより、ユーザにやさしいジャム解
除制御手段を提供することにある。
【0010】(4)請求項4に記載の発明の目的 本発明の目的は、ジャム解除手順の完了後、印刷可能状
態に至ったことを、操作パネル等の表示部にすばやく表
示し、ユーザにより早く正確に伝えることを可能とする
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、印刷中の用紙にジャムが発生した時、該ジャムを解
除するに至るまでに必要な残りの操作段階の数を示す残
解除手順段階数と各解除手順段階毎に必要とする操作内
容を案内する表示ガイダンスとが表示される画像形成装
置において、前記解除手順段階を1つ終了する都度、次
の解除手順段階に必要とする操作内容を案内する前記表
示ガイダンスが表示されると共に、前記残解除手順段階
数が1つずつ減算されて表示される画像形成装置とする
ことを特徴とするものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、印刷中の用紙に
ジャムが発生した時、該ジャムを解除するに必要な操作
段階の総数を示す総解除手順段階数と該総解除手順段回
数のうち現在実施中の解除手順段階を示す現手順段階番
号との二つが対比されて表示されると共に、各解除手順
段階毎に必要とする操作内容を案内する表示ガイダンス
が表示される画像形成装置において、前記解除手順段階
を1つ終了する都度、次の解除手順段階に必要とする操
作内容を案内する前記表示ガイダンスが表示されると共
に、前記現手順段階番号が1つずつ加算されて表示され
る画像形成装置とすることを特徴とするものである。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記請求項1又
は2に記載の画像形成装置において、発生したジャムを
解除するに必要な操作段階の総数を示す総解除手順段階
数すべてに亘り、各解除手順段階が終了した際に、解除
手順終了を意味する旨の表示がなされる画像形成装置と
することを特徴とするものである。
【0014】請求項4に記載の発明は、前記請求項3に
記載の画像形成装置において、解除手順終了を意味する
旨の前記表示がなされた後、当該画像形成装置が使用可
能な状態に至るまでの経過時間としてあらかじめ定めら
れた所定時間を経過した際に、使用可能な状態に至った
旨を示す表示がなされる画像形成装置とすることを特徴
とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像形成装
置の構成と、該画像形成装置の動作について、レーザプ
リンタを例にとって、その一実施例を説明する。図1
は、本発明に係るレーザプリンタ装置の構成を示すユニ
ット構成図であり、本レーザプリンタは、本体ユニット
と複数のオプションユニットとに分割されたユニット構
成とされている。
【0016】即ち、図1においては、レーザプリンタ1
0は、本体ユニット1と6個のオプションユニット(分
岐ユニット2と、中継ユニット3と、両面ユニット4
と、メールボックスユニット5と、フィニッシャユニッ
ト6と、バンクユニット7と)から構成されており、各
ユニット間が相互に接続されて、全体構成がなされる。
【0017】本体ユニット1は、画像形成のための書き
込み、現像、定着制御などの一連の書き込みと基本的な
通紙を行なうためのユニットであり、分岐ユニット2
は、本体ユニット1において、定着までなされた転写紙
を、両面ユニット4、メールボックスユニット5、ある
いは、中継ユニット3のいずれに搬送するかの排紙切替
制御を行なうユニットである。
【0018】中継ユニット3は、分岐ユニット2から搬
送されてきた転写紙を、フィニッシャユニット6まで中
継搬送するためのユニットであり、両面ユニット4は、
分岐ユニット2から搬送されてきた転写紙を、両面印刷
を行なうために反転させるためのユニットである。
【0019】メールボックスユニット5は、転写紙を排
紙する複数の排紙部を有するユニットであり、本実施例
においては、後述する図2に示すように、3ビンの排紙
部を備えているものとしている。フィニッシャユニット
6は、排紙された転写紙をシフトしたり、ステープルし
たりするための後処理を行なうユニットである。
【0020】バンクユニット7は、オプションとして追
加することができる給紙部を有するユニットであり、本
実施例においては、後述する図2に示すように、第2給
紙部として一つの給紙部を備えている。
【0021】図2は、図1に示す各ユニットを更に詳細
に説明するための構成図であり、本体ユニット1及び各
オプションユニットを相互に接続した状態において、用
紙が給紙されてから排紙されるに至るまでの搬送経路
と、該搬送経路に配置されているローラ及びセンサの位
置を示すものである。
【0022】図2を用いて、本レーザプリンタ10の動
作を簡単に説明する。図2において、符号Rl(l=1
乃至21)と丸形(○)との組み合わせは、ローラを示
し、符号Pm(m=1乃至5)と三角形(△)との組み
合わせは、ソレノイドを示し、符号Sn(n=1乃至2
0)と矢印(→)との組み合わせは、センサを示してい
る。
【0023】まず、給紙トレイ11または給紙トレイ7
1から、第1給紙ローラR1または第2給紙ローラR2
により給紙が始まると、レジストセンサS1において一
旦停止する。光学系ユニット12即ち光走査装置から、
走査された画像に応じたレーザ光を感光体ユニットOP
C上(図2においては「*」で示している)に照射し、
照射部分と非照射部分に電位差を生じさせる。かかる電
位差から現像器G1によりトナーを均等に付着した転写
ローラR4上のトナーを感光体ユニットOPCに載せ現
像を行なう。
【0024】一方、レジストセンサS1にて停止されて
いた用紙は、感光体ユニットOPCに書き込まれた画像
を転写ローラR4で用紙に転写できるタイミングをとっ
て、レジストローラR3を介して、搬送が再スタートさ
れる。而して、用紙に転写された後、感光体ユニットO
PCに残っていたトナーは、クリーニングユニット(図
示していない)により、除去される。また、転写された
用紙である転写紙は、定着ローラR5にて、熱と圧力に
より、転写後の定着が行なわれる。
【0025】以後、所定タイミングにおけるソレノイド
Pm(m=1乃至5)及びセンサSn(n=2乃至2
0)の出力信号により、メールボックスユニット5、中
継ユニット3、あるいは、両面ユニット4のいずれかへ
排紙されて、いずれかの排紙口(排紙口1乃至5)に排
紙されていく。なお、前述のごとく、定着以後の排紙先
を両面ユニット4とすることにより、排紙されてきた転
写紙を反転させて再給紙することにより、両面印刷が可
能となっている。
【0026】ここで、ソレノイドPm(m=1乃至5)
及びセンサSn(n=2乃至20)の動作を、更に詳細
に説明する。ソレノイドP1及びP2は、それぞれ、転
写紙の排紙先を分岐させるための分岐切替ソレノイド1
及び分岐切替ソレノイド2であり、次の通り、排紙先が
制御される。定着出口センサ(即ち、本体排紙センサ)
S2にて転写紙の排紙が検出された際、分岐切替ソレノ
イド1 P1がオフであった場合、転写紙は、分岐左排
紙ローラR6を介して、中継ユニット3に分岐排紙され
る。
【0027】一方、定着出口センサ(本体排紙センサ)
S2にて転写紙の排紙が検出された際、分岐切替ソレノ
イド1 P1がオンであった場合、分岐切替ソレノイド
2P2がオフであれば、転写紙は、分岐上排紙ローラR
7を介して、メールボックスユニット5に分岐排紙され
るが、分岐切替ソレノイド2 P2がオンであれば、転
写紙は、分岐右排紙ローラR12を介して、両面ユニッ
ト4に分岐排紙される。
【0028】次に、ソレノイドP3は、両面ユニット4
に分岐排紙されてきた転写紙を反転させる制御をするた
めの両面反転切替ソレノイドであり、両面入口センサS
5にて転写紙の排紙が検出された際、両面反転切替ソレ
ノイドP3がオフであれば、両面ユニット4に備えられ
ている排出口5へ排紙させるように、転写紙の搬送が制
御され、一方、両面反転切替ソレノイドP3がオンであ
れば、転写紙の後端が、両面ユニット4内の反転位置4
1に達した際に、転写紙の反転がなされて、両面印刷と
するように、両面搬送ローラR16を介して再給紙され
るように制御される。
【0029】更に、ソレノイドP4及びP5は、それぞ
れ、メールボックスユニット5に備えられている3つの
排出口(即ち、排出口1,排出口2,排出口3)のいず
れに排紙するかを制御するためのメールボックス排紙切
替ソレノイド1及びメールボックス排紙切替ソレノイド
2であり、次の通り、排紙先が制御される。
【0030】分岐上排紙ローラR7を介して転写紙が、
メールボックスユニット5に搬送されてきたことを、分
岐センサS3にて検出された際、メールボックス排紙切
替ソレノイド1 P4がオンであった場合、転写紙は、
メールボックス1ビン排紙ローラR19を介して、排紙
口1に分岐排紙される。
【0031】一方、メールボックス排紙切替ソレノイド
1 P4がオフであった場合、メールボックス排紙切替
ソレノイド2 P5がオンであれば、転写紙は、メール
ボックス2ビン排紙ローラR20を介して、排紙口2に
分岐排紙され、メールボックス排紙切替ソレノイド2
P5がオフであれば、転写紙は、メールボックス3ビン
排紙ローラR21を介して、排紙口3に分岐排紙され
る。
【0032】図3は、図1及び図2に画像形成装置の一
例として示したレーザプリンタの各部の動作を制御する
ための制御部を示す制御ブロック図である。図3に示す
ように、レーザプリンタ10の制御部は、ホストマシン
100との間のインターフェース制御及び画像データの
編集・制御を行なうコントローラ部20と、機械制御及
び書き込み,通紙の制御,プリンタの状態監視等を行な
うエンジン部30とに分けられる。
【0033】コントローラ部20は、コントローラCP
U25を中心にして、バスを介して、プログラムを常駐
するプログラムROM22,フォント情報を格納するフ
ォントROM23,バッファレジスタの機能を有するR
AM26やオプションRAM27,オペレーションパネ
ル(操作パネル)50とのインタフェースを司るパネル
インタフェース24,ホストマシン100とのインタフ
ェース情報を送受信するホストインタフェース21,エ
ンジン部30とのインタフェースを司るエンジンインタ
フェース28などにより構成されている。
【0034】なお、オペレーションパネル(操作パネ
ル)50には、ユーザが操作指示を行なうためのボタン
やキーのみではなく、各種情報を表示することができる
表示部が備えられており、例えば、用紙ジャム発生を表
示したり、用紙ジャム解除手順を示すガイダンスを表示
したりすることが可能である。
【0035】一方、エンジン部30は、エンジンCPU
31を中心に、バスを介して、プログラムを常駐するエ
ンジンROM32b,バッファレジスタの機能を持つR
AM32a、当該レーザプリンタ10のメンテナンスの
サイクルを記録する読み書き可能なEEPROM35、
オプションインタフェース37やコントローラインタフ
ェース36からの各割り込み状態をそれぞれ制御する割
り込み回路37aと割り込み回路36a、ディップスイ
ッチDIPSW 33bや各センサ33aなどの状態を
取り込むための入力ポート33、各モータ34bや各ク
ラッチ34aあるいは各高圧プロセス34c即ちチャー
ジャなどを駆動制御するためのドライバ、即ち、出力ポ
ート34等から構成される。
【0036】以上の図1乃至図3に説明したレーザプリ
ンタの動作に関して、次に、動作フローチャートを用い
て説明する。ここに、図4は、レーザプリンタの全体制
御に関するメイン動作の流れ(メインシーケンス)を示
す動作フローチャートであり、以下に、図3に示した制
御部のブロック構成図を参照しながら説明する。
【0037】図4において、レーザプリンタ10をパワ
ーオン(電源オン)すると、システム・イニシャライズ
として、レーザプリンタ10内の各状態の初期設定が行
なわれる(ステップS41)。次いで、レーザプリンタ
10のエンジン部30のステータスをチェック制御する
タスク(ステータス・チェック・タスク)が実行され
て、メンテナンス発生要求やエラー発生等、エンジン部
30自身の内部状態のチェックが行なわれる(ステップ
S42)
【0038】更に、レーザプリンタ10のエンジン部3
0とコントローラ部20とのインターフェース制御を行
なうタスク(エンジン〜コントローラ・インタフェース
・タスク)が実行されて、給紙命令の受信制御、プリン
ト画像解像度設定要求の受信制御、給紙口及び排紙口の
切替要求の受信制御等が行なわれる(ステップS4
3)。また、レーザプリンタ10のエンジン部30とオ
プション70との間のインタフェース制御を行なうタス
ク(エンジン〜オプション・インタフェース・タスク)
が実行されて、各種のオプション機能に関する送受信制
御がなされる(ステップS44)。
【0039】その後、プリントされる用紙の情報を管理
するためのキュー・タスクが実行され(ステップS4
5)、更に、プリントの制御を行なうタスク(プリント
コントロール・タスク)が実行されて、通紙タイミング
や高圧のオン、オフ等のシーケンス制御が行なわれる
(ステップS46)。以上のごとき制御がなされた後、
ステップS42に戻り、以降、ステップS42乃至S4
6の各ステップが繰り返されることとなる。
【0040】一方、メインシーケンスとは独立して、例
えば、用紙ジャムの発生等、異常状態が発生した場合の
ジャム解除手順処理を実行するなど、必要とする各種の
処理をタイムリーに行なうための時間監視・制御のため
に、図5に示すごとき、割り込みモジュールが用意され
ている。ここに、図5は、割り込みモジュールの構成を
概念的に示す割り込み動作フローチャートであり、エン
ジンCPU31があらかじめ設定した所定時間ごとに、
周期的に、該割り込みモジュールを起動させることによ
り、それぞれのタイミングにて必要とする処理が行なわ
れる。
【0041】即ち、レーザプリンタ10の電源がオンに
なって、エンジン部30が起動された以降、メインシー
ケンスの処理を中断させて、割り込んで処理を行なう必
要がある所定時間に到達しているか、常時監視され(ス
テップS51)、割り込みのタイミングに到達している
場合(ステップS51のYES)、必要とする割り込み
処理が実行される(ステップS52)。
【0042】次に、本発明に係る画像形成装置の一実施
例であるレーザプリンタの動作に関し、特に、用紙のジ
ャム発生時におけるメインテナンス動作即ちジャムの解
除手順(リカバリ手順)について、本請求項に記載の発
明を中心にして説明する。まず、本請求項1及び2に記
載の発明における動作について説明する。
【0043】一般に、ジャム処理(即ち、用紙ジャム発
生状態からの正常動作状態へのリカバリ処理)のリカバ
リ手順(即ち、ジャム解除手順)は、発生したジャム原
因により、異なる。
【0044】即ち、ジャム発生原因により、それぞれの
リカバリ手順(即ち、ジャム解除手順)を決定すること
ができる。ジャム発生の検知手段としては、用紙が搬送
動作中において、所定時間内に、用紙先端が所定位置の
センサまで達しなく、用紙先端検知のタイムアウト発生
を検知することによる先端検知ジャムと、用紙先端がセ
ンサに達してから、所定時間内に、用紙後端が該センサ
を抜け切れなく、用紙後端検知のタイムアウト発生を検
知することによる後端検知ジャムとがある。ここに、セ
ンサは、図2に示すように、用紙の通紙経路(搬送経
路)上に配置されており、搬送されてくる用紙の正常通
紙のチェックを行なっている。ここで、ジャム発生原因
として、以下に、図2に示す用紙搬送経路を参照しなが
ら、4つの例をあげて説明する。
【0045】1−1)レジストセンサ届かず用紙ジャム
(Aジャム) 印刷要求を受信したレーザプリンタ10(即ち、画像形
成装置)は、給紙部から用紙の給紙を開始する。通常の
動きにおいては、給紙開始された用紙は、レジストセン
サS1に紙先端が達した後、画像位置合わせのために、
レジストローラR3を通り、レジストセンサS1が紙先
端を検知後、所定時間経過してから、用紙の搬送を停止
させる。
【0046】しかしながら、給紙部の何かの不具合発生
のために、用紙が給紙されず、所定時間経過しても、レ
ジストセンサS1に、用紙先端が届かなかった場合が発
生する。かかるジャムは、先端検知ジャムの1種であ
り、レジストセンサ届かずジャム(即ち、不給紙ジャ
ム)の発生となる。ここでは、以後、該レジストセンサ
届かずジャムを、Aジャムと呼ぶことにする。
【0047】1−2)レジストセンサ抜けずジャム(B
ジャム) Aジャムが発生していない場合、画像書き込みのタイミ
ングに合わせて、レジストセンサS1で一旦停止してい
た用紙は、レジストセンサS1からレジスト再スタート
される。以後、用紙の搬送が途中で止まることはないの
で、正常に通紙すれば、用紙の後端は、紙長分で、レジ
ストセンサS1を通過するはずである。
【0048】しかしながら、ここで、レジスト部の何ら
かの不具合が原因で、用紙が通過せず、(紙長分の通紙
所要時間)+(マージン分の余裕時間)、を経過して
も、用紙後端が、レジストセンサS1を抜け切れない場
合が発生する。かかるジャムは、後端検知ジャムの1種
であり、レジストセンサ抜けずジャムの発生と判断し、
レーザプリンタ10の動作を強制停止させる。以後、該
レジストセンサ抜けずジャムを、Bジャムと呼ぶことに
する。
【0049】1−3)本体排紙センサ届かずジャム(C
ジャム) レジスト再スタートした用紙の先端が、所定時間経過し
ても、次の通過センサである本体排紙センサ(即ち、定
着出口センサ)S2に達せずタイムアウトした場合であ
り、考え方は、前述のAジャムの場合と同様に、先端検
知ジャムの1種であり、本体排紙センサ届かずジャムの
発生と判断し、レーザプリンタ10の動作を強制停止さ
せる。以後、該本体排紙センサ届かずジャムを、Cジャ
ムと呼ぶことにする。
【0050】1−4)本体排紙センサ抜けずジャム(D
ジャム) 考え方は、Bジャムと同じものであり、後端検知ジャム
の1種となる。Cジャムが発生していない場合、用紙先
端が、本体排紙センサ(即ち、定着出口センサ)S2を
通過して、オン状態となった時点から、(紙長分の搬送
所要時間)+(マージン分の余裕時間)、を経過して
も、用紙後端が、本体排紙センサS2を抜け切れない場
合、タイムアウトとなると、本体排紙センサ抜けずジャ
ムの発生と判断し、レーザプリンタ10の動作を強制停
止させる。以後、本体排紙センサ抜けずジャムを、Dジ
ャムと呼ぶことにする。
【0051】次に、前述した4つのジャム(即ち、A乃
至Dジャム)のジャム検知がなされた際に、各ジャムの
解除を行なうための、それぞれの解除手順(リカバリ手
順)について以下に説明する。
【0052】2−1)Aジャムの解除手順 まず、Aジャムを解除させるための解除手順(リカバリ
手順)は、表1に示すように、次の5段階の手順段階数
により行なわれ、それぞれの手順段階を進めるに先立っ
て、表1に示すごとき表示ガイダンスが表示される。こ
こに、表1は、Aジャム発生時のジャム解除のために必
要とする手順段階数と各手順段階の実行に先立って表示
される表示ガイダンスの内容をメモリに格納しているA
ジャム解除手順登録データを示すものである。
【0053】
【表1】
【0054】即ち、データ1としては、解除手順段階の
総数(即ち、総解除手順段階数)として、「5」が格納
されており、データ2以降データ6までは、それぞれ、
1段階目の解除手順段階(A−1)から5段階目の解除
手順段階(A−5)の開始に先立って、ユーザに必要と
する操作内容を案内するために表示される表示ガイダン
スの内容が格納されている。また、各解除手順の段階数
を通過する毎に、残手順段階数(即ち、残解除手順段階
数)が、データ1に格納されている総解除手順段階数
「5」から「1」ずつデクレメント(減算)されて、
「残手順段階数4」,「残手順段階数3」,「残手順段
階数2」,「残手順段階数1」となることを、「(備
考)」欄に併記して示している。
【0055】また、最後のデータ7には、「(備考)」
欄に示すように、すべての解除手順段階が実施されて解
除手順終了ステップに到達したことを表示するために、
例えば、「手順終了」を表示する旨が記述されている。
更には、解除手順終了後、当該画像形成装置が使用可能
な状態に至るまでの経過時間としてあらかじめ定められ
た所定時間を経過した際に、解除手順が終了し、当該画
像形成装置が再使用可能な状態に復旧したことを、ユー
ザに示すために、表示ガイダンスとして、使用可能状態
に至った旨を表示する「READY」(使用可能)表示
が格納されている。
【0056】なお、後述する表2乃至表4は、それぞ
れ、B乃至Dジャム発生時におけるジャム解除のために
必要とする手順段階数と各手順段階の実行に先立って表
示される表示ガイダンスの内容をメモリに格納している
B乃至Dジャム解除手順登録データを示すものである
が、かかる表2乃至表4においても、表の構成は、表1
の場合と全く同一な構成であるので、特に改めて説明す
ることはしない。
【0057】Aジャムの解除手順は、前述のごとく、解
除手順段階番号(A−1)から(A−5)までの5段階
(5回)の段階数(回数)から構成されている。即ち、
まず、(A−1)においては、「給紙カセットをオープ
ンしてください」の表示にしたがって、給紙カセットを
オープンにすると、「給紙カバーセンサ」がオープンを
検知する。
【0058】(A−2)においては、「レジストカバー
をオープンしてください」の表示にしたがって、レジス
トカバーをオープンにすると、「レジストカバーセン
サ」がオープンを検知する。
【0059】(A−3)においては、「給紙部の紙を取
り除いてください」の表示にしたがって、給紙部の紙を
取り除くと、「給紙部センサ」がオフを検知する。
【0060】(A−4)においては、「レジストカバー
をクローズしてください」の表示にしたがって、レジス
トカバーをクローズすると、「レジストカバーセンサ」
がクローズを検知する。
【0061】(A−5)においては、「給紙カセットを
クローズしてください」の表示にしたがって、給紙カセ
ットをクローズすると、「給紙カバーセンサ」がクロー
ズを検知する。
【0062】(A−5)が終了すると、表1の(A−
6)の段階に移行して、「手順終了」の旨の表示がなさ
れ、且つ、所定時間経過して使用可能状態に復旧する
と、「READY」の表示がなされ、解除手順が終了
し、正常に動作できる状態に復旧していることとなる。
【0063】2−2)Bジャムの解除手順 次に、Bジャムを解除させるための解除手順(リカバリ
手順)は、表2に示すように、次の3段階の手順段階数
により行なわれ、それぞれの手順段階を進めるに先立っ
て、表2に示すごとき表示ガイダンスが表示される。
【0064】ここに、表2は、Bジャム発生時のジャム
解除のために必要とする手順段階数と各手順段階の実行
に先立って表示される表示ガイダンスの内容をメモリに
格納しているBジャム解除手順登録データを示すもので
ある。表2の構成は、表1と全く同様であり、重複を避
けるため、ここでの説明を省略する。
【0065】
【表2】
【0066】Bジャムの解除手順は、解除手順段階番号
(B−1)から(B−3)までの3段階(3回)の段階
数(回数)から構成されている。即ち、まず、(B−
1)においては、「レジストカバーをオープンしてくだ
さい」の表示にしたがって、レジストカバーをオープン
にすると、「レジストカバーセンサ」がオープンを検知
する。
【0067】(B−2)においては、「レジスト部の紙
を取り除いてください」の表示にしたがって、レジスト
部の紙を取り除くと、「レジストセンサS1」がオフを
検知する。
【0068】(B−3)においては、「レジストカバー
をクローズしてください」の表示にしたがって、レジス
トカバーをクローズすると、「レジストカバーセンサ」
がクローズを検知する。
【0069】(B−3)が終了すると、表2の(B−
4)の段階に移行して、「手順終了」の旨の表示がなさ
れ、且つ、所定時間経過して使用可能状態に復旧する
と、「READY」の表示がなされ、解除手順が終了
し、正常に動作できる状態に復旧していることとなる。
【0070】2−3)Cジャムの解除手順 次に、Cジャムを解除させるための解除手順(リカバリ
手順)は、表3に示すように、次の5段階の手順段階数
により行なわれ、それぞれの手順段階を進めるに先立っ
て、表3に示すごとき表示ガイダンスが表示される。
【0071】ここに、表3は、Cジャム発生時のジャム
解除のために必要とする手順段階数と各手順段階の実行
に先立って表示される表示ガイダンスの内容をメモリに
格納しているCジャム解除手順登録データを示すもので
ある。表3の構成は、表1と全く同様であり、重複を避
けるため、ここでの説明を省略する。
【0072】
【表3】
【0073】まず、(C−1)においては、「レジスト
カバーをオープンしてください」の表示にしたがって、
レジストカバーをオープンにすると、「レジストカバー
センサ」がオープンを検知する。
【0074】(C−2)においては、「本体排紙カバー
をオープンしてください」の表示にしたがって、本体排
紙カバーをオープンすると、「本体排紙カバーセンサ」
がオープンを検知する。
【0075】(C−3)においては、「レジスト〜排紙
部の紙を取り除いてください」の表示にしたがって、ジ
ャムになっている紙を取り除くと、「レジストセンサS
1」及び「本体排紙センサ(定着出口センサ)S2」が
オフを検知する。
【0076】(C−4)においては、「本体排紙カバー
をクローズしてください」の表示にしたがって、本体排
紙カバーをクローズすると、「本体排紙カバーセンサ」
がクローズを検知する。
【0077】(C−5)においては、「レジストカバー
をクローズしてください」の表示にしたがって、レジス
トカバーをクローズすると、「レジストカバーセンサ」
がクローズを検知する。
【0078】(C−5)が終了すると、表3の(C−
6)の段階に移行して、「手順終了」の旨の表示がなさ
れ、且つ、所定時間経過して使用可能状態に復旧する
と、「READY」の表示がなされ、解除手順が終了
し、正常に動作できる状態に復旧していることとなる。
【0079】2−4)Dジャムの解除手順 次に、Dジャムを解除させるための解除手順(リカバリ
手順)は、表4に示すように、次の3段階の手順段階数
により行なわれ、それぞれの手順段階を進めるに先立っ
て、表4に示すごとき表示ガイダンスが表示される。
【0080】ここに、表4は、Dジャム発生時のジャム
解除のために必要とする手順段階数と各手順段階の実行
に先立って表示される表示ガイダンスの内容をメモリに
格納しているDジャム解除手順登録データを示すもので
ある。表4の構成は、表1と全く同様であり、重複を避
けるため、ここでの説明を省略する。
【0081】
【表4】
【0082】まず、(D−1)においては、「本体排紙
カバーをオープンしてください」の表示にしたがって、
本体排紙カバーをオープンすると、「本体排紙カバーセ
ンサ」がオープンを検知する。
【0083】(D−2)においては、「排紙部の紙を取
り除いてください」の表示にしたがって、ジャム紙を取
り除くと、「本体排紙センサ(定着出口センサ)S2」
がオフを検知する。
【0084】(D−3)においては、「本体排紙カバー
をクローズしてください」の表示にしたがって、本体排
紙カバーをクローズすると、「本体排紙カバーセンサ」
がクローズを検知する。
【0085】(D−3)が終了すると、表4の(D−
4)の段階に移行して、「手順終了」の旨の表示がなさ
れ、且つ、所定時間経過して使用可能状態に復旧する
と、「READY」の表示がなされ、解除手順が終了
し、正常に動作できる状態に復旧していることとなる。
【0086】以上に例示したA乃至Dジャムの解除手順
においては、それぞれ、表1乃至表4の「(備考)」欄
において説明しているように、各ジャム発生原因別にあ
らかじめ用意されているジャム解除手順に必要とされる
解除手順段階の総数に至るまでの各段階の解除手順のう
ち、一つの段階の解除手順を正常に通過する都度、1つ
ずつ、前記総数から減算(デクリメント)された残解除
手順段階数を表示することによって、ジャムが除去され
て正常に給紙可能な状態に復旧するまでに要する残りの
解除手順段階数を表示し、もって、解除手順の進捗段階
を管理把握することを容易とするものであり、本請求項
1に係る発明を構成している。
【0087】しかしながら、本発明は、かかる場合に限
るものではない。即ち、各ジャム発生原因別にあらかじ
め用意されているジャム解除手順に必要とされる解除手
順段階の総数に至るまでの各段階の解除手順のうち、一
つの段階の解除手順を正常に通過する都度、前述の本請
求項1に係る発明の場合とは逆に、現在実施中の解除手
順段階を示す現手順段階番号を、0を起点として、1つ
ずつ、加算(インクリメント)して表示させていくこと
により、解除手順の進捗段階を把握することとするもの
であり、かかる場合が、本請求項2に係る発明を構成し
ている。
【0088】而して、該現手順段階番号が、各ジャム発
生原因別にあらかじめ用意されているジャム解除手順に
必要とされる解除手順段階の総数(即ち、総解除手順段
階数)に至った時点で、ジャムが除去されて正常に給紙
可能な状態に復旧していることとなる。
【0089】ここに、表5乃至表8は、一つの段階の解
除手順を正常に通過する都度、前述の本請求項1に係る
発明の場合とは逆に、0を起点として、現在実施中の解
除手順段階を示す現手順段階番号を、1つずつ、加算
(インクリメント)させていく場合を、各「(備考)」
欄において、具体的に示している表である。
【0090】即ち、「(備考)」欄に示すように、ジャ
ムを解除するに必要な操作段階の総数を示す総解除手順
段階数と、該総解除手順段階数のうち、現在実施中の解
除手順段階を示す現手順段階番号との二つを対比表示さ
せることにより、解除手順の進捗状況を把握することが
容易になる。また、「(備考)」欄の記述以外は、それ
ぞれ、表1乃至表4と全く同一の構成となっているもの
であり、それぞれ、ジャム検知例として示したA乃至D
ジャムの解除手順を示している。
【0091】即ち、前述の通り、本請求項2に係る発明
は、解除手順の進捗段階を管理把握するための手段のみ
が、本請求項1に係る発明の場合と異なるものであり、
その他の解除手順は、本請求項1に係る発明の場合と全
く同様であり、且つ、表5乃至表8の構成も、表1乃至
表4の構成と全く同様であるので、更なる説明は省略す
る。
【0092】
【表5】
【0093】
【表6】
【0094】
【表7】
【0095】
【表8】
【0096】次に、前記Bジャムが発生した場合を例に
とって、ジャムの解除手順と表示ガイダンスの遷移につ
いて、図6及び図7の動作フローチャートを用いて、更
に詳細に説明する。ここに、図6は、ジャム発生検出か
らジャム解除手順の実施に移行するまでの動作を説明す
るための動作フローチャートである。
【0097】搬送中の用紙が画像形成装置内に残り、レ
ジストセンサS1をオンしたままの状態のBジャムが発
生した場合、用紙搬送タスクまたは状態(ステータス)
チェックタスクにより、ジャム発生が検出される(ステ
ップS61のYES)。
【0098】次いで、ジャム発生原因の識別がなされ
(ステップS62)、レジストセンサS1をオンしたま
まのタイムアウト発生によるものとの識別結果から、B
ジャム発生と判定されて、ステップS63Bに制御され
る(ステップS62のBジャムの場合)。
【0099】而して、表2又は表6に示すBジャム発生
時のジャム解除のために必要とする手順段階数と各手順
の実行に先立って表示される表示ガイダンスの内容をメ
モリに格納しているBジャム解除手順登録データに基づ
いたBジャム解除手順を所定のメモリにロード(LOA
D)した後(ステップS63B)、Bジャム発生による
解除手順の実行動作中を示すために、フラグ「F$JA
M」の「F_BJAM」をオンにセットする(ステップ
S64B)。
【0100】操作パネル等の表示部には、Bジャム解除
手順の最初の操作(前記(B−1))を要求するため
に、「レジストカバーをオープンしてください」(即
ち、表2または表6に示す「B−1表示ガイダンス」)
を表示する(ステップS65B)。
【0101】次いで、各ジャム発生原因毎に解除するま
でに必要とする解除手順段階の総数を、ジャム解除手順
登録データ(本例においては、Bジャム解除手順登録デ
ータ)の「データ1」に格納されている解除手順段階数
(即ち、操作手順段階数;本例のBジャムの場合は、
「3」)から取り出して、「残手順段階数 3」とし
て、操作パネル等の表示部に表示することにより、ジャ
ム解除までに必要とする操作手順段階の総数(総解除手
順段階数)をユーザに認識させる(ステップS66
B)。
【0102】ここで、フラグ「F$JAM」の「F_B
JAM」について、説明する。まず、「F$JAM」と
は、ジャムが発生した時に、発生原因となるジャム原因
を格納するためのRAM領域を示すものであり、例え
ば、仮に、1バイト構成からなっていて、ジャム発生原
因別に1ビットずつ割り当てられているものである。
【0103】また、「F_BJAM」は、該「F$JA
M」内におけるBジャム発生を示すためのビット位置を
示すものであり、Bジャム発生の際、オンにされる。即
ち、各発生原因別に、「F$JAM」領域には、例え
ば、以下のビットが割り当てられている。 F_AJAM:「F$JAM」のビット0に相当。(A
ジャムのとき、オン) F_BJAM:「F$JAM」のビット1に相当。(B
ジャムのとき、オン) F_CJAM:「F$JAM」のビット2に相当。(C
ジャムのとき、オン) F_DJAM:「F$JAM」のビット3に相当。(D
ジャムのとき、オン)
【0104】次に、図7を用いて、図6の動作に引き続
くBジャムの解除手順について説明を行なう。ここに、
図7は、Bジャムの解除手順の実施を制御する動作フロ
ーチャートを示すものであり、図6におけるステップS
66Bの動作に引き続いて動作するものである。
【0105】図6のステップS62において、Bジャム
の発生を検知した際に、ステップS66Bにおいて、B
ジャムを解除(リカバリ)するまでの解除手順段階数
(操作手順段階数)の総数として、「残手順段階数3」
を表示している。更に、ステップS64Bにおいて、フ
ラグ「F$JAM」の「F_BJAM」がオンとされて
いる。
【0106】図7において、まず、フラグ「F$JA
M」の「F_BJAM」をチェックして、該フラグがオ
ンしていれば(ステップS71のYES)、Bジャムの
解除手順を実行する場合であり、次に、Bジャム解除手
順の第1段階(「B−1」)を実施したかどうかを、フ
ラグ「F$BJAM」の「F_RCV1」に基づいてチ
ェックする(ステップS72)。
【0107】フラグ「F$BJAM」の「F_RCV
1」がオンしていれば(ステップS72のYES)、B
ジャム解除手順の第1段階(「B−1」)は、既に実施
されたものとして、ステップS75に移行して、次の第
2段階(「B−2」)の実行を行なうかチェックする動
作に移行する。
【0108】ここで、フラグ「F$BJAM」の「F_
RCV1」乃至「F_RCV3」について、説明する。
まず、「F$BJAM」とは、Bジャムが発生した場合
のBジャムの解除(リカバリ)段階の進捗状況を格納す
るためのRAM領域を示すものであり、例えば、仮に、
1バイト構成からなっていて、一つの解除手順段階毎に
1ビットずつ割り当てられているものである。
【0109】また、「F_RCV1」乃至「F_RCV
3」は、該「F$BJAM」内におけるBジャム解除手
順段階毎の実施状況を示すためのビット位置を示すもの
であり、例えば、以下に示すようにビットが割り当てら
れていて、実行された際に、オンにされる。 F_RCV1:「F$BJAM」のビット0に相当。
(Bジャムの第1段階解除手順(「B−1」)が実行さ
れたとき、オン) F_RCV2:「F$BJAM」のビット1に相当。
(Bジャムの第2段階解除手順(「B−2」)が実行さ
れたとき、オン) F_RCV3:「F$BJAM」のビット2に相当。
(Bジャムの第3段階解除手順(「B−3」)が実行さ
れたとき、オン)
【0110】「F$BJAM」に割り当てられるビット
は、解除手順(リカバリ手順)の段階数の数だけアサイ
ンが増えることとなる。例えば、Bジャムの場合は、解
除手順が3手順であるので、「F_RCV1」乃至「F
_RCV3」までアサインされるが、Aジャムの場合
は、前述のように、解除手順が5手順まであるので、
「F_RCV1」乃至「F_RCV5」までアサインさ
れる。なお、他のジャムのリカバリ手順(解除手順)に
おいては、「F$BJAM」ではなく、「F$AJA
M」、「F$CJAM」、「F$DJAM」の領域のご
とく、各ジャム発生原因別にアサインされる。
【0111】一方、ステップS72において、フラグ
「F$BJAM」の「F_RCV1」がオンしていない
場合は(ステップS72のNO)、Bジャム解除手順の
第1段階(「B−1」)を実施すべく、図6のステップ
S65Bにて表示されている「レジストカバーをオープ
ンしてください」(即ち、表2または表6に示す「B−
1表示ガイダンス」)に応じて、ユーザがレジストカバ
ーをオープンしたか否かを、レジストカバーセンサの状
態に基づいてチェックする(ステップS73)。
【0112】ここで、レジストカバーがオープンされて
いれば(ステップS73のYES)、Bジャム解除手順
の第1段階(「B−1」)が実行されたと判断し、フラ
グ「F$BJAM」の「F_RCV1」をオンして、B
ジャム解除手順の第1段階(「B−1」)が実行された
旨を登録する。
【0113】更に、操作パネル等の表示部には、Bジャ
ム解除手順の第2段階(「B−2」)を要求するため
に、「レジスト部の紙を取り除いてください」(即ち、
表2または表6に示す「B−2表示ガイダンス」)を表
示すると共に、残操作手順段階数も一つ少なくなってい
る旨を示すために、1つデクリメント(減算)させて、
「残手順段階数2」を表示する。(ステップS74)
【0114】なお、本実施例においては、「残手順段階
数n」(n:数字)の形式(即ち、表1乃至表4におけ
る「(備考)」欄に示す表示形式)により、ジャム解除
に至るまでに要する残りの操作手順段階数を表示するこ
ととしているが、かかる場合に限らず、前述の通り、表
5乃至表8における「(備考)」欄に示す表示形式とし
て、表示することも可能である。即ち、表5乃至表8に
示す場合は、総解除手順段階数中の何段階目の解除手順
が実行中であるかを示す表示形式であり、解除手順段階
の実施が進むにつれて、現手順段階番号として、解除手
順段階数が1つずつインクリメント(加算)されていく
ものである。
【0115】例えば、Bジャム発生を検知した場合の最
初の段階に表示される図6のステップS66Bにおいて
は、「残手順段階数3」ではなく、表6の「(備考)」
欄に示す「3手順の1手順目」のごとく、3段階の総解
除手順段階のうち、第1段階の解除手順の実施であるこ
とが表示され、また、図7のステップS74において
は、「残手順段階数2」と表示するのではなく、表6
「(備考)」欄に示す「3手順の2手順目」と1つイン
クリメントして表示されることとなる。
【0116】次に、ステップS75において、Bジャム
解除手順の第2段階(「B−2」)を実行したことを示
すフラグ、「F$BJAM」の「F_RCV2」をチェ
ックし、フラグ「F$BJAM」の「F_RCV2」が
オンしていれば(ステップS75のYES)、Bジャム
解除手順の第2段階(「B−2」)は、既に実施された
ものとして、ステップS78に移行して、次の第3段階
(「B−3」)の実行を行なうかチェックする動作に移
行する。
【0117】一方、フラグ「F$BJAM」の「F_R
CV2」がオンしていない場合は(ステップS75のN
O)、Bジャム解除手順の第2段階(「B−2」)を実
施すべく、ステップS74にて表示されている「レジス
ト部の紙を取り除いてください」(即ち、表2または表
6に示す「B−2表示ガイダンス」)に応じて、ユーザ
が、レジスト部の紙を除去したか否かを確認するため
に、レジストセンサS1の状態をチェックする(ステッ
プS76)。
【0118】ここで、レジストセンサS1がオフであれ
ば(ステップS76のYES)、レジスト部の紙が除去
されており、Bジャム解除手順の第2段階(「B−
2」)が実行されたと判断し、フラグ「F$BJAM」
の「F_RCV2」をオンして、Bジャム解除手順の第
2段階(「B−2」)が実行された旨を登録する。更
に、操作パネル等の表示部には、Bジャム解除手順の第
3段階(「B−3」)を要求するために、「レジストカ
バーをクローズしてください」(即ち、表2または表6
に示す「B−3表示ガイダンス」)を表示すると共に、
残操作手順段階数も更に一つ少なくなっている旨を示す
ために、1つデクリメント(減算)させて、「残手順段
階数1」を表示する(ステップS77)。なお、前述の
ように、表2の「(備考)」欄に示す「残手順段階数
1」の表示ではなく、表6の「(備考)」欄に示す「3
手順の3手順目」の表示であっても構わない。
【0119】次に、ステップS78において、Bジャム
解除手順の第3段階(「B−3」)を実行したことを示
すフラグ、「F$BJAM」の「F_RCV3」をチェ
ックし、フラグ「F$BJAM」の「F_RCV3」が
オンしていれば(ステップS78のYES)、Bジャム
解除手順の第3段階(「B−3」)は、既に実施された
ものとして、ステップS81に移行して、Bジャム解除
手順のすべてを正常に実施したかチェックする動作に移
行する。
【0120】一方、フラグ「F$BJAM」の「F_R
CV3」がオンしていない場合は(ステップS78のN
O)、Bジャム解除手順の第3段階(「B−3」)を実
施すべく、ステップS77にて表示されている「レジス
トカバーをクローズしてください」(即ち、表2または
表6に示す「B−3表示ガイダンス」)に応じて、ユー
ザがレジストカバーをクローズしたか否かを、レジスト
カバーセンサの状態に基づいてチェックする(ステップ
S79)。
【0121】ここで、レジストカバーがクローズされて
いれば(ステップS79のYES)、Bジャム解除手順
の第3段階(「B−3」)が実行されたと判断し、フラ
グ「F$BJAM」の「F_RCV3」をオンして、B
ジャム解除手順の第3段階(「B−3」)が実行された
旨を登録する(ステップS80)。
【0122】次に、ステップS81において、Bジャム
解除手順の全段階の実施状況を確認するために、「F$
BJAM」の全フラグ「F_RCV1」,「F_RCV
2」,「F_RCV3」をチェックし、「F_RCV
1」,「F_RCV2」,「F_RCV3」がすべてオ
ンしていれば(ステップS81のYES)、Bジャムの
解除手順処理がすべて正常に実施されたと判断し、操作
パネル等の表示部の表示を、ジャム解除を意味する表示
(例えば、「ジャム解除」,「手順終了」,「残手順な
し」等)に変更すると共に、Bジャム発生を示すフラグ
「F$JAM」の「F_BJAM」とBジャム解除手順
の実施状況を示すフラグ「F$BJAM」の「F_RC
V1」乃至「F_RCV3」とをすべてオフに設定し
て、0にクリアする(ステップS82)。(即ち、請求
項3に記載の発明に係る説明である。)
【0123】更に、ジャムが解除され、定着温度等がリ
ロード温度に達するなど、画像形成装置本体が印刷可能
な状態となったとき、操作パネル等の表示部の表示を、
ジャム解除を意味する表示(例えば、「ジャム解除」,
「手順終了」,「残手順なし」等)から、印刷可能な状
態を意味する表示「READY」に変更する。(即ち、
請求項4に記載の発明に係る説明である。)
【0124】なお、Bジャム以外のAジャム,Cジャ
ム,Dジャムなど、その他のジャムに対する解除手順に
関しても、解除操作内容、解除手順段階数が変わるだけ
であり、ジャム発生原因を示すフラグ「F$JAM」に
割り当てられるビットや対応するジャム解除手順の実施
状況を示すフラグ「F$αJAM」の「F_RCV1」
乃至「F_RCVβ」(ここに、α:ジャム原因種別を
示すアルファベット、β:総解除手順段階数を示す正
数)のビット数が変わるだけで、Bジャム場合と全く同
様の制御を行なうことができる。
【0125】また、前述したように、請求項1に記載の
発明に係る表示のみに限らず、請求項1と請求項2との
違いが、解除手順段階数をデクリメントするかインクリ
メントするかの表示の違いのみであり、請求項2に記載
の発明においても全く同様に適用される。
【0126】
【発明の効果】(1)請求項1に記載の発明に対する作
用効果 本発明は、ジャムが発生した時、解除に至るまでの残り
の操作手順段階数を表示することにより、ユーザのジャ
ム解除動作をスムーズに行なう効果を有する。更に、操
作パネル等の表示部に、次の操作を指示する表示ガイダ
ンスを表示することにより、画像形成装置本体に、ジャ
ム解除手順を示すデカル等を貼る必要がなくなり、デカ
ル分のコスト削減を可能とする。
【0127】(2)請求項2に記載の発明に対する作用
効果 本発明は、ジャムが発生した時、必要とする操作手順段
階の総数のうち、何段階目までの解除手順を実施してい
るかを表示することにより、ユーザのジャム解除動作を
スムーズに行なう効果を有する。更に、操作パネル等の
表示部に、次の操作を指示する表示ガイダンスを表示す
ることにより、画像形成装置本体に、ジャム解除手順を
示すデカル等を貼る必要がなくなり、デカル分のコスト
削減を可能とする。
【0128】(3)請求項3に記載の発明に対する作用
効果 本発明は、ジャム解除手順が完了したことを、操作パネ
ル等の表示部にすばやく表示し、ユーザにより早く正確
に伝えることにより、ユーザにやさしいジャム解除制御
となる効果を有する。
【0129】(4)請求項4に記載の発明に対する作用
効果 本発明は、ジャム解除手順の完了後、印刷可能状態に至
ったことを、操作パネル等の表示部にすばやく表示し、
ユーザにより早く正確に伝えることを可能とする効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るレーザプリンタ装置の構成を示
すユニット構成図である。
【図2】 図1に示す各ユニットを更に詳細に説明する
ための構成図である。
【図3】 図1及び図2に示したレーザプリンタの各部
の動作を制御するための制御部を示す制御ブロック図で
ある。
【図4】 レーザプリンタの全体制御に関するメイン動
作の流れを示す動作フローチャートである。
【図5】 割り込みモジュールの構成を概念的に示す割
り込み動作フローチャートである。
【図6】 ジャム発生検出からジャム解除手順の実施に
移行するまでの動作を説明するための動作フローチャー
トである。
【図7】 Bジャムの解除手順の実施を制御する動作フ
ローチャートを示すものである。
【符号の説明】
1…本体ユニット、2…分岐ユニット、3…中継ユニッ
ト、4…両面ユニット、5…メールボックスユニット、
6…フィニッシャユニット、7…バンクユニット、10
…レーザプリンタ、11…給紙トレイ、12…光学系ユ
ニット、20…コントローラ部、21…ホストインタフ
ェース、22…プログラムROM、23…フォントRO
M、24…パネルインタフェース、25…コントローラ
CPU、26…RAM、27…オプションRAM、28
…エンジンインタフェース、30…エンジン部、31…
エンジンCPU、32a…RAM、32b…エンジンR
OM、33…入力ポート、33a…各センサ、33b…
ディップスイッチDIPSW、33c…その他入力部、
34…出力ポート、34a…各クラッチ、34b…各モ
ータ、34c…各高圧プロセス(チャージャ)、34d
…その他出力部、35…EEPROM、36…コントロ
ーラインタフェース、36a…割り込み回路、37…オ
プションインタフェース、37a…割り込み回路、41
…反転位置、50…オペレーションパネル(操作パネ
ル)、60…フォントカートリッジ、70…オプショ
ン、71…給紙トレイ、80…交換ユニット、81…E
EPROM(M1)、100…ホストマシン、G1…現
像器、OPC…感光体ユニット、P1…分岐切替ソレノ
イド1、P2…分岐切替ソレノイド2、P3…両面反転
切替ソレノイド、P4…メールボックス排紙切替ソレノ
イド1、P5…メールボックス排紙切替ソレノイド2、
R1…第1給紙ローラ、R2…第2給紙ローラ、R3…
レジストローラ、R4…転写ローラ、R5…定着ロー
ラ、R6…分岐左排紙ローラ、R7…分岐上排紙ロー
ラ、R8…中継搬送ローラ、R9…中継排紙ローラ、R
10…フィニッシャ入口ローラ、R11…フィニッシャ
出口ローラ、R12…分岐右排紙ローラ、R13…両面
反転上ローラ、R14…両面反転中ローラ、R15…両
面反転下ローラ、R16…両面搬送ローラ、R17…両
面給紙ローラ、R18…メールボックス搬送ローラ、R
19…メールボックス1ビン排紙ローラ、R20…メー
ルボックス2ビン排紙ローラ、R21…メールボックス
3ビン排紙ローラ、S1…レジストセンサ、S2…定着
出口センサ(本体排紙センサ)、S3…分岐センサ、S
4…中継センサ、S5…両面入口センサ、S6…両面出
口センサ、S7…排紙口5センサ、S8…フィニッシャ
入口センサ、S9…排紙口4センサ、S10…フィニッ
シャ紙有無センサ、S11…フィニッシャ満杯センサ、
S12…メールボックス搬送センサ、S13…メールボ
ックス1ビン紙有無センサ、S14…メールボックス2
ビン紙有無センサ、S15…メールボックス3ビン紙有
無センサ、S16…メールボックス1ビン満杯センサ、
S17…メールボックス2ビン満杯センサ、S18…メ
ールボックス3ビン満杯センサ、S19…排紙口5紙有
無センサ、S20…排紙口5満杯センサ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 526 G03G 15/00 526 21/14 H04N 1/00 106B H04N 1/00 106 108J 108 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ06 BB10 CQ14 CQ29 CQ41 CQ43 HV09 HV22 HV33 HV56 2H027 DA38 DC14 ED16 ED30 EF12 EF13 EH08 GA54 GB08 GB09 2H072 AA02 AB28 CA01 EA01 HB05 JA02 3F048 AA02 AB01 BA14 BB02 BC01 5C062 AA02 AA05 AB23 AB30 AB31 AB32 AB35 AC05 AC10 AE15 BA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷中の用紙にジャムが発生した時、該
    ジャムを解除するに至るまでに必要な残りの操作段階の
    数を示す残解除手順段階数と各解除手順段階毎に必要と
    する操作内容を案内する表示ガイダンスとが表示される
    画像形成装置において、前記解除手順段階を1つ終了す
    る都度、次の解除手順段階に必要とする操作内容を案内
    する前記表示ガイダンスが表示されると共に、前記残解
    除手順段階数が1つずつ減算されて表示されることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 印刷中の用紙にジャムが発生した時、該
    ジャムを解除するに必要な操作段階の総数を示す総解除
    手順段階数と該総解除手順段回数のうち現在実施中の解
    除手順段階を示す現手順段階番号との二つが対比されて
    表示されると共に、各解除手順段階毎に必要とする操作
    内容を案内する表示ガイダンスが表示される画像形成装
    置において、前記解除手順段階を1つ終了する都度、次
    の解除手順段階に必要とする操作内容を案内する前記表
    示ガイダンスが表示されると共に、前記現手順段階番号
    が1つずつ加算されて表示されることを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像形成装置に
    おいて、発生したジャムを解除するに必要な操作段階の
    総数を示す総解除手順段階数すべてに亘り、各解除手順
    段階が終了した際に、解除手順終了を意味する旨の表示
    がなされることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、解除手順終了を意味する旨の前記表示がなされた
    後、当該画像形成装置が使用可能な状態に至るまでの経
    過時間としてあらかじめ定められた所定時間を経過した
    際に、使用可能な状態に至った旨を示す表示がなされる
    ことを特徴とする画像形成装置。
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