JP3703205B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタおよびファクシミリ装置等の画像形成装置におけるシート搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送中のシートにジャムが発生した場合、搬送系に駆動を伝達するためのクラッチや駆動モータを即時に停止させる。搬送経路上に停止したシートはシートの通過を検知するために配置されたセンサにより検知され、該センサが属する搬送経路のユニットを同時に表示部に表示させるようになっている。
【0003】
また、ジャム発生時のシートの除去性を良くするために、シートの搬送経路を複数のユニットとして分割し、これ等のユニットが装置本体に対して着脱可能に構成された装置が近年登場してきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のような、装置本体に対して着脱可能な複数のユニットで構成した装置において、ジャム発生時に搬送駆動系を即時停止させると、着脱可能に分割された隣接するユニットの両方に亘って一枚のシートが停止する場合があり、その時に、一方のユニットのみを引き出すとシートが破れる等の不具合があった。また、装置のサイズが小さくなるにつれて、シート搬送経路が複雑に湾曲し、詰まったシートを取り除くのが困難になってきている。
【0005】
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、最適な処理手順となるような処理手順表示を行い得るシート搬送装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送手段を配置したシート搬送経路におけるシートの通過を検知するシート検知手段と、前記シート搬送経路におけるシートの搬送異常を検知する搬送異常検知手段と、前記シート搬送経路を構成する開閉可能な第1のユニットを開閉したことを検知するユニット開閉検知手段と、前記シート搬送経路を構成する脱着可能な第2のユニットを脱着したことを検知するユニット脱着検知手段と、装置の操作手順を表示する表示手段と、前記搬送異常検知手段によりシートの搬送異常を検知した際に、前記シート搬送手段上にあるシートが属するユニットを認識するユニット認識手段と、前記ユニット認識手段により認識された処理対象ユニットの表示順位を決定する表示順位決定手段と、前記表示順位決定手段により決定した順位で前記表示手段に処理手順を表示する表示制御手段と、を備え、前記搬送異常検知手段によりシートの搬送異常を検知し、前記第1のユニットと前記第2ユニットの相互間に亘ってシートが停止した場合に、前記第1のユニットのジャム処理のための表示と前記第2のユニットのジャム処理のための表示の順位を前記表示順位決定手段が決定し、前記表示制御手段が前記表示順位決定手段により決定した順位で前記表示手段に処理手順を表示することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
図により本発明に係るシート搬送装置およびこれを備えた画像形成装置の一例として電子写真方式を採用した複写機の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係るシート搬送装置を備えた複写機の概略構成図、図2は本発明に係るシート搬送装置を備えた複写機の制御装置のブロック図、図3は操作パネルの配置構成を示す図、図4(a)〜(f)は、流し読みによる原稿読取動作の説明図、図5は装置本体に備えた脱着可能なユニットおよび開閉可能なユニットを示す斜視図、図6は右上ドアユニットの開閉状態を示す斜視図、図7は定着搬送ユニットを手前に引き出した状態を示す斜視図、図8はシートの給送動作タスクの制御を示すフローチャート、図9はシート給送タスクの制御を示すフローチャート、図10はジャム表示タスクの制御を示すフローチャート、図11はシート除去処理の制御を示すフローチャート、図12はジャム後処理タスクの制御を示すフローチャート、図13はジャム監視の制御を示すフローチャートである。
【0009】
図1において、複写機1は原稿の自動給送を行う循環式自動原稿送り装置(RDF)2と、画像形成装置本体3とを備えており、前記自動原稿送り装置2を装置本体3に対して組み合わせることにより、原稿を画像露光手段により露光して感光体上に潜像を形成させ、転写シート上に画像を形成する画像形成手段と、所定速度で原稿の給送が可能な原稿給送手段と、前記画像露光手段を所定位置に固定する固定手段と、前記画像露光手段を所定位置に固定し、前記原稿給送手段により所定速度で原稿を移動させることによって画像形成を行う原稿移動露光制御手段と、前記原稿給送手段の原稿給送異常を検知する原稿給送異常検知手段とからなる流し読み制御手段を有する画像形成装置として構成される。
【0010】
また、前記流し読み制御手段による画像形成中に、前記原稿給送異常検知手段により原稿の給送異常を検知した時には、画像形成中の転写シートを強制的に停止させる停止制御手段を備えている。
【0011】
装置本体3は、上部に原稿載置台としての原稿台ガラス5を備えている。また、その下方には、画像読取手段としての光学系6があり、この光学系6は、画像露光手段となる原稿照明ランプである露光ランプ6aと、走行ミラー6bと、ズームレンズ6cと、図示しないモータを備えており、露光ランプ6aで原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラー6bと、ズームレンズ6cによりトナー像担持体となる感光体ドラム7aに照射するようになっている。
【0012】
感光体ドラム7aに原稿からの反射光を照射する方法には、次の二通りの方法がある。
その一つの方法は、原稿を原稿台ガラス5上に固定させた状態で、露光ランプ6a等の光学系6を移動させる方法と、露光ランプ6a等の光学系6を固定させた状態で、原稿台ガラス5上の原稿を移動させる方法(以下「流し読み」という)とがある。
【0013】
光学系6の下方には、画像形成手段である画像形成部7が配置されており、この画像形成部7は、矢印a方向に回転可能に配置された感光体ドラム7aと、該感光体ドラム7aの周りに配置した高圧ユニット7bと、ブランク露光ユニット7cと、電位センサ7dと、現像器7eと、転写帯電器7fと、分離帯電器7gと、クリーニング装置7hを備えている。
【0014】
感光体ドラム7aは、図示しないメインモータにより回転駆動され、高圧ユニット7bによりコロナ帯電された後、光学系6から原稿の反射光が照射されて、静電潜像が形成されるように構成されている。そして、この静電潜像は、現像器7eにより現像されてトナー像として可視化されるようになっている。
【0015】
一方、装置本体3の下部には、1段カセット9a,2段カセット9b,3段カセット9c,4段カセット9dの給送カセット9が備えられている。それぞれのカセット9a〜9dに対しては、該カセット9a〜9d内に収容されたシートSをカセット9a〜9dから繰り出すシート給送手段が備えられている。
【0016】
1〜4段カセット9a〜9dの各シート給送口上部には、カセット9a〜9d内から夫々転写シートS(以下、単に「シートS」という)を繰り出すピックアップローラ10a,10b,10c,10dが配設されている。更に、その下流には、ピックアップローラ10a〜10dにより夫々繰り出されたシートSを分離給送する給送ローラとリタードローラからなる分離ローラ対11a,11b,11c,11dが夫々配置されており、該分離ローラ対11a〜11dにより最上位のシートSが一枚に夫々分離される。分離されたシートSは、更に下流に配置された搬送ローラ12a,12b,12c,12dを配置したシート搬送手段により画像形成部7の手前に設けられたレジストローラ13まで搬送される。
【0017】
画像形成部7の近傍には、シートSを手差しによって画像形成部7に搬送するマルチ手差し装置14が配設されている。更に、画像形成部7の下流には、画像形成されたシートSを更に下流に搬送する搬送ベルト15が配設されており、該搬送ベルト15の下流側には、定着手段となる定着器16が備えられており、定着器16に設けられた定着ローラ対16a,16bにトナー像が形成されたシートSが挟持されて搬送される際に定着ローラ対16a,16bによる加熱,加圧作用によりトナー像をシートSに定着させる。
【0018】
前記定着器16の下流側近傍には、該定着器16を通過したシートSを、画像記録が完了したとして装置本体3の機外へ排出するための排出経路A1と、一枚のシートSに対して両面記録或いは多重記録を行う際の再搬送経路A2と、に適宜切換える排出フラッパ17が配設されており、排出経路A1には排出ローラ19が備えられている。
【0019】
定着器16の下部には、前記再搬送経路A2に接続された搬送路20が設けられており、その下流には画像形成後に搬送されてきたシートSを一時収容する一時収容手段となる一時収容トレイ23に対してシートSを排出する一時収容トレイ排出ローラ21と、一時収容トレイ23内に排出されたシートSを検知する排出センサ22とが配設されている。尚、前記排出センサ22はシートSの通過を検知するシート検知手段およびシートSの搬送異常を検知する搬送異常検知手段を兼ねている。そして、排出センサ22の近傍には、一時収容トレイ23内に収容されたシートSを順次再給送する再給送装置34が備えられている。
【0020】
前記一時収容トレイ23は、収容されたシートSが再給送される際に再給送分離ベルト33への到達を補助するために、図1に示すように、所定の角度で傾斜した構造となっており、一時収容トレイ23の給送口近傍には、収容されたシートSを再給送するための再給送ローラ31が配設されている。そして、更にその下流には再給送送出ローラ32と再給送分離ベルト33が当接されていて、シートSが一枚ずつ分離再給送されるように構成されている。
【0021】
また、再給送送出ローラ32と再給送分離ベルト33の下流側近傍には多重フラッパ36が配設されている。前記多重フラッパ36の下流には、シートSの一方の記録面に対して多重記録を行う際にシートSの前記記録面に多重的に画像が記録されるように、搬送するシートSの画像形成面をここで一度、反転させるための上方に延びる反転搬送路37と、両面記録を行う際にシートSの画像形成面を反転させて他方の記録面を再度画像形成部7に搬送するための下方に延びる搬送路39と、が設けられており、記録目的に応じて前記多重フラッパ36を適宜切換えることによりシートSを反転搬送路37か搬送路39に搬送するようになっている。
【0022】
前記搬送路39には搬送ローラ40a,40b,40c,40dが順次配設されている。また、上述したように装置本体3に配置されたシート搬送手段を有するシート搬送経路上の所定の位置には、シート搬送経路におけるシートSの通過を検知するシート検知手段であると共に、前記シート搬送経路におけるシートSの搬送異常を検知する搬送異常検知手段を兼ねるセンサ50,51,52,53,54,55,56,57,58が配設されている。
【0023】
図2は本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の制御装置のブロック図を示す。制御装置100 は、読取専用メモリ(ROM)102 に記憶された制御手段に従って複写機1全体の制御を行うCPU101 と、制御装置100 の制御手順(制御プログラム)を記憶したROM102 と、入力データの記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置であるところのランダムアクセスメモリ(RAM)103 と、メインモータ等の駆動手段に対するCPU101 の制御信号の出力、およびセンサ等の信号を入力してCPU101 に送る入出力用プロセッサ(I/O)104 等を備えている。
【0024】
図3は装置本体3に設けた操作パネル200 の配置構成例を示す。図3において、601 はユーザモードキーであり、オペレータ(使用者)が、自動ソートのON/OFF、ソータ手前取り出しのON/OFF、スキップ両面のON/OFF、フィーダ手差しオートスタートのON/OFF、カセットのオート選択のON/OFF、ブザーのON/OFF設定、少し小さめモードの変更、予熱モードの設定、仕様設定の初期化、標準モードの変更、オートクリアタイムの変更、オートパワーオフタイムの変更、ウイークリータイマの設定、曜日/時刻の設定、ズーム微調整、フィーダのクリーニング、ワイヤのクリーニング等の設定や調整に用いる。
【0025】
610 は、オールリセットキーであり、標準モードに戻す時に押す。605 は、複写開始キー(コピースタートキー)であり、複写を開始する時に押す。604 は、クリアキーであり、設定した複写枚数を解除する時に使用する。609 は、ストップキーであり、連続複写を中断する時に押す。このキーを押した時点での複写が終了した後に、装置の複写動作が停止する。
【0026】
608 は、テンキーであり、複写枚数を設定する時に押す。602 は、ガイドキーであり、各種キーに対応する機能の説明を、メッセージディスプレイ615 に表示する時に用いる。
607 は、予熱キーであり、予熱モードにする時に押す。このキーは発光ダイオード等の発光素子を備えた自照式のキーであり、予熱モード時には点灯する。
【0027】
606 は割り込みキーであり、複写動作中に割り込んで、別の複写をする時に押す。このキーも前述した予熱キー607 と同様に自照式のキーであり、割り込みを受け付けると点灯し、割り込み複写中は点灯状態が保持される。
【0028】
615 は、装置の操作手順を表示する表示手段となるメッセージディスプレイである。前記メッセージディスプレイ615 は、LCD(液晶)タイプのタッチパネルを有しており、240×320ドットで文字や図形を表示して複写に関する各情報を表示する。
【0029】
また、前記メッセージディスプレイ615 は、標準状態では、定形変倍キー、等倍キー、ズームキー、少し小さめキー、シート選択キー、複写濃度キー、ソータの機能を選択するためのソータキー、両面コピーに関するモードを設定するための両面キー、その他に、枠消し、とじ代、表紙/合紙、縮小レイアウト、拡大レイアウト、OHPシート中差し、ページ連写、多重、原稿混載、写真、モードメモリ等の応用コピーに関する複写モードを設定するための応用モードキーが表示され、各キーに対応する部分をタッチすることにより、更にその内容に関するウインドウが表示される。また、この他にシートの詰まりやエラーを起こした時の操作手順等も表示される。
【0030】
図4(a)〜(f)は、流し読みによる原稿読取動作の説明図である。先ず、自動原稿送り装置2に原稿Dをセットし(図4(a)参照)、コピースタートキー605 をONすると、自動原稿送り装置2が最下位に位置する2番の原稿D2を図4(a)の右側から原稿読取部4へ給送すると共に、装置本体3が光学系6を原稿台ガラス5の中心に移動させ、図示しない光学系ロック手段により光学系6をロックする(図4(b)参照)。
【0031】
2番の原稿D2が光学系6の直前まで搬送されると(図4(c)参照)、自動原稿送り装置2が装置本体3へ画像信号を送り、装置本体3は露光ランプ6aを点灯させ、前記画像信号に応じてレジストローラ13を制御する(図4(d)参照)。
【0032】
この時、2番の原稿D2の上に載置されていた1番の原稿D1が前記2番の原稿D2に続いて図の右側から原稿読取部4へ給送され、2番の原稿D2に続いて、1番の原稿D1が露光され、2番の原稿D2は図の左側から排出される(図4(e)参照)。そして、光学系6がホームポジションに戻り、1番の原稿D1が図の左側から排出される(図4(f)参照)。
【0033】
図5は、装置本体3におけるシート搬送経路を複数のユニットとして分割し、これ等のユニットが装置本体3に対して脱着可能或いは開閉可能に構成された一例を示す斜視図であり、図6は図5における右上ドアユニット311 の開放状態を示す斜視図であり、図7は図5における定着搬送ユニット301 を手前に引き出して装置本体3から脱離した状態を示す斜視図である。
【0034】
図5〜図7において、301 はレジストローラ13から排出ローラ19までの各部が一体となった定着搬送ユニット、302 は一時収容トレイ23と再給送装置34が一体となった一時収容トレイユニット、303 は一時収容トレイ23から再給送されたシートSを搬送する搬送ローラ40a〜40dが一体となった再給送搬送ユニットであり、304 ,305 ,306 ,307 は、前記1段〜4段カセット9a〜9dを夫々含むシート給送カセットユニットである。前記それぞれのユニットは一体となって前方(図の手前側)に引き出して装置本体3から脱着可能な構成になっている。
【0035】
また、310 はマルチ手差し装置14の搬送経路を開閉可能に構成する手差しカバーユニットであり、311 ,312 は搬送ローラ12a〜12dを配置した装置本体3の上方へ延びる搬送路を上下二分割して開閉可能に構成する右上ドアユニット,右下ドアユニットである。前記手差しカバーユニット310 および各ドアユニット311 ,312 は、図の奥側を支点として開閉できるようになっている。
【0036】
上述のように、装置本体3に対して脱着可能或いは開閉可能に構成された前記各ユニットは、各ユニットを脱着或いは開閉したことを検知する図示しないユニット脱着検知手段およびユニット開放検知手段を備えており、これ等検知手段により各ユニットの脱着或いは開放状態を制御装置100 に伝達するようになっている。
【0037】
また、前記各ユニット内を搬送されるシートSは、前述の各センサ22,50〜58等の検知情報を受けて、制御装置100 内に設けられたユニット認識手段により、該シートSの現在位置するユニットが検知されると共に、各ユニット内を搬送されるシートSに搬送異常が発生した場合に、搬送異常が発生したシートSが属するユニットを認識すると共に、操作パネル200 上のメッセージディスプレイ(LCD)615 に表示され、最適な処理手順を指示するようになっている。
【0038】
次に、上記のように構成した複写機1の制御系について詳細に説明する。図8は、装置本体3のシートSの給送動作を制御する制御タスクのフローチャートである。先ず、コピースタートキー605 がONされると、シートSの搬送を制御するシート給送タスクが起動され(ステップS101 )、シート給送タスクの位置カウンタCに、シート搬送経路上におけるシート給送カセットユニット304 〜307が配置された位置に対応する位置カウント値Ccがセットされる(ステップS102 )。
【0039】
前記位置カウンタCは、装置本体3におけるシート搬送経路上のシートSの現在位置を認識するシート位置カウンタであり、レジストローラ13の位置を「0」として上流側(シート給送側)は「負」の値をとり、下流側(シート排出側)は「正」の値をとるように構成されている。
【0040】
また、前記位置カウンタCは、装置本体3におけるシート搬送経路上に配置された搬送ローラ等の搬送手段を駆動する図示しないメインモータのエンコーダクロックまたは内部タイマクロックにより位置カウンタCがカウントアップされ、制御装置100 内で演算処理されるようになっている。
【0041】
エンコーダクロックによりカウントアップされる位置カウンタCにおいて、前記シート給送カセットユニット304 〜307 が配置された位置に対応するカウント値Ccは、シート給送カセットユニット304 〜307 の位置からレジストローラ13までの搬送経路における実際の距離をエンコーダクロックの1パルス当りの移動距離で割った値をセットするものである。位置カウンタCは、前記の設定方法と同様に算出した値を示すように構成されている。
【0042】
次に、前回のシート給送タスク制御における位置カウンタCのカウント値Cpからシート給送カセットユニット304 〜307 の配置位置に対応する位置カウント値Ccを差し引いた値が、シート搬送経路上を給送される先行シートと後続シートとのシート間隔距離に相当するカウント値Cbより大きくなるのを待ち(ステップS103 )、次のシートSの給送要求があれば、次のシート給送タスクをスタートさせ(ステップS101 )、次のシートSの給送要求がなければ、シート給送タスクを終了する。
【0043】
次に、シート給送タスクの具体的な動作について説明する。図9は、シート給送タスクの動作を示すフローチャートである。先ず、シート給送タスクが起動されると、シートSが搬送経路上に配設されたセンサ22,50〜58の内のいずれかを通過するのをチェックし(ステップS201 )、該センサ22,50〜58のいずれかを通過すると、位置カウンタCの値を該センサ22,50〜58の配置位置に対応する絶対位置カウンタ値Caに補正し(ステップS202 )、更に、シート搬送経路上に配設された次に駆動すべき搬送ローラ等の搬送手段をONし、既に通過後の搬送ローラ等の搬送手段をOFFする(ステップS203 )。
【0044】
次に、センサ22,50〜58が搬送中のシートSにジャムが発生したか否かをチェックし(ステップS204 )、シート搬送経路上でジャムが発生した場合には、現在の位置カウンタCの値Cxが、シート搬送経路上における、前記定着搬送ユニット301 、一時収容トレイユニット302 、再給送搬送ユニット303 、シート給送カセットユニット304 〜307 、手差しカバーユニット310 、右上ドアユニット311 、右下ドアユニット312 等の各ユニットのいずれの位置に属するかを算出(ステップS205 )する。
【0045】
そして、前記位置カウンタCのカウント情報により制御装置100 に設けられたシート停止位置決定手段がシートSの最適な停止位置を決定し、属するユニット内でシートSが停止するのに最適な、予め設定された位置に対応する位置カウンタCの停止位置カウント値Csを出力する。
【0046】
そして、前記停止位置カウント値Csから現在の位置カウント値Cxを差し引き(ステップS206 )、その差分に相当する差分位置カウント値Cdが経過するのを待ち(ステップS207 )、その後、停止制御手段により駆動中の搬送ローラ等の搬送手段をOFFさせて所定の停止位置にシートSを停止させる(ステップS208 )。
【0047】
例えば、レジストローラ13の直前にあるシートSまたはレジストローラ13を通過中のシートSは、図1に示すように、シートSRの後端付近がレジストローラ13に挟持された状態で停止させる。シートSRの後端は図1の破線で示す定着搬送ユニット301 の内部に完全に入った位置で停止しているので、定着搬送ユニット301 を手前に引き出してもシートSRが破損することはない。
【0048】
また、シートSRはレジストローラ13によって挟持された状態で停止するので定着搬送ユニット301 を引き出した時、シートSRは確実に定着搬送ユニット301 と共に引き出され、感光体ドラム7aに吸着されて本体側に残ることもない。また、シートSRの後端近傍がレジストローラ13によって挟持されているのでシートSRを取り除くことも容易である。
【0049】
尚、シートSRが本画像形成装置で使用されるシートSの内、シート搬送方向長さが最大である場合であっても、該シートSRが所定の停止位置で停止した時、該シートSRの先端が定着ローラ対16a,16bに挟持されないようにレジストローラ13と定着ローラ対16a,16bとの間の距離を設定しておくことによって、シートSRの除去が容易になる。
【0050】
また、レジストローラ13と定着ローラ対16a,16bとの間の距離が比較的短い場合であっても、シートSRの先端が定着ローラ対16a,16bに到達する前に定着ローラ対16a,16bを停止させても良い。その場合、所定の停止位置で停止した時、シートSRは定着器16と感光体ドラム7aとの間で湾曲する。
【0051】
次に、停止させたシートSよりも上流側に後続するシートSが存在するか否かをチェックし(ステップS209 )、後続するシートSが存在する場合には、後続シートSのシート給送タスクに対して先行シートSのジャム発生を通知し(ステップS210 )、後続するシートSが存在しない場合には、現在の位置カウント値Cxが分離帯電器7gの配置位置に対応する位置カウンタCのカウント値Ciを通過したか否かをチェックする(ステップS211 )。
【0052】
現在の位置カウント値Cxが前記分離帯電器7gの配置位置カウント値Ciを通過した場合には、一次帯電、現像バイアス、ポスト帯電、転写帯電、分離帯電の順にオフにする。高圧に関する後回転制御をスタートさせ(ステップS212 )、次のタスクへ制御を移行してシート給送タスクを終了する。このタスクは、一定時間または必要に応じて起動される。
【0053】
次に、シート搬送経路上におけるシートSのジャム発生時に、操作パネル200に表示する表示制御について説明する。図10は、ジャム表示タスクの制御におけるフローチャートである。シート搬送経路上で搬送されるシートSにジャムが発生すると、ジャム表示タスクが起動され、先ず、装置本体3内のシート搬送経路上に残留するシートSの枚数(シート給送カセットユニット304 〜307 内に正常に収容されているシートSの枚数は除く)nを前述したシート給送タスク情報から算出し、ジャム処理に係るシート除去タスク回数Tn(n回)を求める(ステップS301 )。
【0054】
そして、各シートSの停止しているシート搬送経路上の各ユニットの番号Uiを算出する(ステップS302 )。このユニット番号Uiは、何らかの原因でやむを得ず隣接するユニットの相互間に亘ってシートSが停止した場合等のために、ジャム処理の優先順位を決めた第1のユニット番号と第2のユニット番号との2つのユニット番号が付与されている。
【0055】
例えば、レジストローラ13の直前で停止したシートSは、図6に示す右上ドアユニット311 に対するジャム処理が優先処理順位となる第1のユニット番号であり、図7に示す定着搬送ユニット301 に対するジャム処理が後処理順位となる第2のユニット番号である。即ち、第1のユニット番号に対応するユニットを優先的に処理するようにオペレータに指示することにより、ジャムが発生したシートSを効率よく且つ容易に取り除くことができる。
【0056】
次に、優先的に除去すべきユニットUpが存在するか否かを判定する。これは、優先ユニットUpのシートSを先に除去しないと、除去すべきシートSに対してダメージがある場合や、ジャム原因のシートS等の停止位置が正確に判断できない場合や、やむを得ず隣接するユニットの相互間に亘ってシートSが停止した場合等において有利である。
【0057】
先ず、装置本体3内のシート搬送経路上に残留するシートSの除去枚数nをカウントする一時変数iに「1」をセットし(ステップS303 )、一時変数iが除去枚数nに達するのを判定しながら(ステップS304 )、予め設定された優先ユニットUpであるか否かをチェックし(ステップS305 )、優先ユニットUpであれば優先ユニットUp有りフラグをセットし(ステップS306 )、一時変数iをインクリメント(順次「1」を加入)して(ステップS307 )、除去枚数nに対応するTn回数だけシート除去タスクを繰り返す。
【0058】
そして、上述の優先ユニットUp有りフラグがセットされていれば(ステップS308 )、後述するシート除去処理を実行し(ステップS309 )、優先的に除去すべきシートSを順次除去する。
【0059】
次に、残りのシートSに対して同様に除去処理を行う。先ず、一時変数iに「1」をセットし(ステップS310 )、一時変数iが除去枚数nに達するのを判定しながら(ステップS311 )、後述のシートS除去処理を実行し(ステップS312 )、一時変数iをインクリメント(順次「1」を加入)して(ステップS313)、除去枚数nに対応するTn回数だけシート除去タスクを繰り返し、シート除去タスク制御動作を終了する。
【0060】
次に、シートSの除去処理について説明する。図11は、シート除去処理の制御を示すフローチャートである。前述したユニット認識手段により認識されたジャム処理対象ユニットの表示順位を制御装置100 に設けられた表示順位決定手段が決定し、表示制御手段が表示手段を動作させてメッセージディスプレイ615 上にジャム処理手順を表示する。
【0061】
先ず、操作パネル200 のメッセージディスプレイ(LCD)615 上に優先処理順位となる第1のユニット番号のジャム処理を促す表示を表示し(ステップS401 )、オペレータにより前記第1のユニットが脱着または開閉されるのを待つ(ステップS402 )。
【0062】
そして、第1のユニットが脱着または開閉されると、該第1のユニットに設けられたセンサがシートSを検知可能状態であり、即ち、第1のユニットが脱着または開閉される前に前記センサがシートSを検知していて、且つ、該センサが第1のユニットの脱着または開閉によりOFFしているかをチェックする(ステップS403 )。
【0063】
前記センサの検知が有効で、且つ該センサがOFFしている場合は、オペレータによりシートSの除去が行われてシートSの除去が完了したとして認識してシート除去処理の制御は終了するが、それ以外の状態、即ち、前記センサの検知が有効でないか、または/および該センサがONしている場合は、シートSの除去が未完了であると認識する。
【0064】
そして、この場合には、ステップS404 において、後処理順位となる第2のユニット番号がセットされているか否かをチェックし(ステップS404 )、第2のユニット番号がセットされていなければ、前記センサの検知が有効であるか否かを判定し(ステップS405 )、該センサの検知が有効であれば、再度第1のユニットの脱着または開閉を待つ(ステップS402 )。
【0065】
また、前記第2のユニット番号がセットされていれば、第2のユニット番号の処理を促す表示を操作パネル200 のメッセージディスプレイ615 上に表示し(ステップS406 )、オペレータによる第2のユニットの脱着または開閉を待ち(ステップS407 )、第2のユニットが脱着または開閉されると、第2のユニットにあるセンサがシートSを検知していて、且つ、該センサが第2のユニットの脱着または開閉によりOFFしているか否かをチェックする(ステップS408 )。
【0066】
前記センサがシートSを検知可能で且つ該センサがOFFしていれば、前述と同様にシートSの除去が完了したと認識してシート除去処理の制御は終了するが、それ以外の状態、即ち、前記センサの検知が有効でないか、または/および該センサがONしている場合は、シートSの除去が未完了であると認識する。
【0067】
そして、この場合には、ステップS409 において、前記センサの検知が有効であるか否かを判定し、該センサの検知が有効でなければ、シートSの除去が完了したと認識してシート除去処理の制御を終了する。また、前記センサの検知が有効であれば、再度第2のユニットの脱着または開閉を待つ(ステップS407 )。
【0068】
次に、ジャム発生時に、一時収容トレイ23内に残留したシートSを再利用するためのジャム後処理タスク制御について説明する。図12は、ジャム後処理のフローチャートである。前述したユニット認識手段により一時収容トレイ23内にシートSが残留していることが認識された場合には、制御装置100 に設けられた表示制御手段が表示手段を動作させてメッセージディスプレイ615 上に、一時収容トレイ23内のシートSを処理するように表示する。
【0069】
先ず、一時収容トレイ23内にシートSが残留しているか否かをチェックし(ステップS501 )、一時収容トレイ23内にシートSが残留していなければ、通常のリカバリーデータを算出(ステップS506 )する。
【0070】
また、一時収容トレイ23内にシートSが残留していれば、全てのジャム処理後に一時収容トレイ23の脱着があったか否かをチェックし(ステップS502 )、一時収容トレイ23の脱着があった場合には、一時収容トレイ23の処理表示をし(ステップS503 )、一時収容トレイ23がオペレータにより脱着されるのを待ち(ステップS504 )、一時収容トレイ23の脱着後に一時収容トレイ23内のシートSが無くなるまで処理表示を繰り返し(ステップS505 )、一時収容トレイ23内にシートSが無くなった時点で、リカバリーデータの算出をし(ステップS506 )、ジャム後処理タスク制御動作を終了する。一時収容トレイ23内のシートSが再利用できる状態にも関わらず、オペレータが一時収容トレイ23を脱着した場合には、再利用不可として処理表示をするようになっている。
【0071】
次に、ジャムの発生を監視する監視部の制御について、特にコピー動作が流し読みモードの時の制御について説明する。図13は、ジャム監視制御のフローチャートである。先ず、コピースタートキー605 が押されるのを待ち(ステップS601 )、コピースタートキー605 が押されたら、流し読みの動作が可能か否かを原稿サイズや複写倍率等から判断する(ステップS602 )。
【0072】
そして、流し読みの動作が可能であれば、流し読みモードフラグをセットし(ステップS603 )、流し読みモードフラグがセットされていれば(ステップS604 )、図示しない検出手段により循環式自動原稿送り装置(RDF)2のジャム発生を監視し(ステップS605 )、自動原稿送り装置2においてジャムが発生した場合には、画像形成中のシート給送タスクにジャムが発生したことを通知し(ステップS606 )、コピーが終了するまで監視を続け(ステップS607 )、コピーが終了した時点で監視部はジャムの発生の監視動作を終了する。
【0073】
即ち、流し読みモードで自動原稿送り装置2にジャムが発生した場合には、この原稿に対応する画像形成中のシートSに対して強制的にジャム停止させることにより、画像の形成が未完了のシートSが機外に排出されるのを防止できる。
【0074】
【発明の効果】
本発明に係るシート搬送装置は、上記説明した如く、搬送異常検知手段によりシートの搬送異常を検知した場合に、ユニット認識手段により搬送異常が発生したシートが属するユニットを認識し、表示順位決定手段が処理対象ユニットの表示順位を決定する。そして表示順位決定手段が決定した順位で表示制御手段が表示手段に処理手順を表示する。これにより、シートが停止したユニットの位置を確実に認識することができると共に、最適なジャム処理手順となるような処理手順を表示することが可能となり、使用者は優先順位に従ってジャム処理を行うことで効率的なジャム処理ができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシート搬送装置を備えた複写機の概略構成図である。
【図2】 本発明に係るシート搬送装置を備えた複写機の制御装置のブロック図である。
【図3】 操作パネルの配置構成を示す図である。
【図4】 (a)〜(f)は、流し読みによる原稿読取動作の説明図である。
【図5】 装置本体に備えた脱着可能なユニットおよび開閉可能なユニットを示す斜視図
である。
【図6】 右上ドアユニットの開放状態を示す斜視図である。
【図7】 定着搬送ユニットを手前に引き出して装置本体から脱離した状態を示す斜視図
である。
【図8】 シートの給送動作タスクの制御を示すフローチャートである。
【図9】 シート給送タスクの制御を示すフローチャートである。
【図10】 ジャム表示タスクの制御を示すフローチャートである。
【図11】 シート除去処理の制御を示すフローチャートである。
【図12】 ジャム後処理タスクの制御を示すフローチャートである。
【図13】 ジャム監視の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…複写機、2…循環式自動原稿送り装置、3…装置本体、4…原稿読取部、5…原稿台ガラス、6…光学系、6a…露光ランプ、6b…走行ミラー、6c…ズームレンズ、7a…感光体ドラム、7b…高圧ユニット、7c…ブランク露光ユニット、7d…電位センサ、7e…現像器、7f…転写帯電器、7g…分離帯電器、7h…クリーニング装置、9a…1段カセット、9b…2段カセット、9c…3段カセット、9d…4段カセット、10a〜10d…ピックアップローラ、11a〜11d…分離ローラ対、12a〜12d…搬送ローラ、13…レジストローラ、14…マルチ手差し装置、15…搬送ベルト、16…定着器、16a,16b…定着ローラ対、17…排出フラッパ、19…排出ローラ、20…搬送経路、21…一時収容トレイ排出ローラ、22…排出センサ、23…一時収容トレイ、31…再給送ローラ、32…再給送送出ローラ、33…再給送分離ベルト、34…再給送装置、36…多重フラッパ、37…反転搬送経路、39…搬送経路、40a〜40d…搬送ローラ、50〜58…センサ、100 …制御装置、101 …CPU、102 …ROM、103 …RAM、104 …入出力用プロセッサ、200 …操作パネル、301 …定着搬送ユニット、302 …一時収容トレイユニット、303 …再給送搬送ユニット、304 〜307 …シート給送カセットユニット、310 …手差しカバーユニット、311 …右上ドアユニット、312 …右下ドアユニット、601 …ユーザモードキー、602 …ガイドキー、604 …クリアキー、605 …コピースタートキー、606 …割り込みキー、607 …予熱キー、608 …テンキー、609 …ストップキー、610 …オールリセットキー、615 …メッセージディスプレイA1…排出経路、A2…再搬送経路、C…位置カウンタ、Ca…絶対位置カウンタ値、Cb…先行シートと後続シートとの間隔距離カウント値、Cc…シート給送カセットの配置位置カウント値、Cd…差分位置カウント値、Ci…分離帯電器の配置位置カウント値、Cs…停止位置カウント値、Cx…現在位置カウント値、D…原稿、D1…1番の原稿、D2…2番の原稿、n…シート残留枚数、Tn…シート除去タスク回数、S,SR…シート、Ui…ユニット番号、Up…優先ユニット
である。

Claims (1)

  1. シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シート搬送手段を配置したシート搬送経路におけるシートの通過を検知するシート検知手段と、
    前記シート搬送経路におけるシートの搬送異常を検知する搬送異常検知手段と、
    前記シート搬送経路を構成する開閉可能な第1のユニットを開閉したことを検知するユニット開閉検知手段と、
    前記シート搬送経路を構成する脱着可能な第2のユニットを脱着したことを検知するユニット脱着検知手段と、
    装置の操作手順を表示する表示手段と、
    前記搬送異常検知手段によりシートの搬送異常を検知した際に、前記シート搬送手段上にあるシートが属するユニットを認識するユニット認識手段と、
    前記ユニット認識手段により認識された処理対象ユニットの表示順位を決定する表示順位決定手段と、
    前記表示順位決定手段により決定した順位で前記表示手段に処理手順を表示する表示制御手段と、を備え、
    前記搬送異常検知手段によりシートの搬送異常を検知し、前記第1のユニットと前記第2ユニットの相互間に亘ってシートが停止した場合に、前記第1のユニットのジャム処理のための表示と前記第2のユニットのジャム処理のための表示の順位を前記表示順位決定手段が決定し、前記表示制御手段が前記表示順位決定手段により決定した順位で前記表示手段に処理手順を表示することを特徴とするシート搬送装置。
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