当該発明は鋼材曲げ技術分野を取り上げ、特に船用鋼材の曲げ加工に用いる圧延設備に関わる。
社会の発展につれ、日常生活又は工業生産において、板材に対する需要が多様化になり、板材の形態は平板に限らず、円筒構造の板材も各分野の部品として利用されつつある。そのため、圧延機で板材に曲げ加工を行う必要がある。特に船舶製造において、多くの鋼材は曲げ加工が必要である。
圧延機は三点を通る円の原理に基づき、部品の相対位置変化と回転で板材を連続的に塑性変形させて所要の形状を得る。
既存する圧延機は基本的に自動化圧延機であり、複雑な伝統系統を有し、一部だけが曲げ加工の必要な鋼材や臨時調整の必要な鋼材などに素早く適用できなく、また、曲げ角度の調整には設備を人力で中心円を組み立て直す必要があり、操作は実に複雑であり、本願発明は上記の問題を解決できる装置である。
既存する圧延機は基本的に自動化圧延機であり、複雑な伝統系統を有し、一部だけが曲げ加工の必要な鋼材や臨時調整の必要な鋼材などに素早く適用できない。
上記の問題を解決するため、本願は船用鋼材の曲げ加工に用いる圧延設備を提供し、本願に記載の船用鋼材の曲げ加工に用いる圧延設備は、台座を含み、前記台座の上側端面には伝動軸が回転可能に連結され、前記伝動軸には回転装置が設置され、前記回転装置は前記伝動軸と固定的に連結された回転盤と、前記回転盤の上側端面と固定的に連結された対称的なパッドブロックと、前記パッドブロックとスライド可能に連結された摺動棒と、前記摺動棒において対称中心に近接する端と固定的に連結された付勢板とを含み、前記転回装置は前記付勢板の位置変化で鋼材を固定して翻転させられ、前記回転盤の上側端面には上方に開口する摺動溝が形成され、前記摺動溝の中には鋼材の頭部を固定できる挟持装置が設置され、前記挟持装置は前記摺動溝の中にスライド可能に連結された挟持ブロックと、前記挟持ブロックの中に形成された上方と右方に開口する接続溝と、前記接続溝の左側内壁と貫通するように連結された摺動道と、前記摺動道とスライド可能に連結された挟持板とを含み、前記挟持装置は前記挟持板を移動させることで鋼材を挟持でき、前記挟持ブロックの中には前記接続溝の下端に位置する伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には手動で挟持厚さを調節できる選択ユニットが設置され、前記選択ユニットは前記伝動空間の頂端内壁とスライド可能に連結された推動棒を含み、前記選択ユニットは前記推動棒と前記挟持板との固定的連結で動力を伝達でき、前記回転盤の上側端面には位置制限棒が回転可能に連結され、前記位置制限棒には曲げ角度を変えられる曲げユニットが設置され、前記曲げユニットは前記位置制限棒にスライド可能に連結されたかつ互いにスライド可能に連結された四つのリングを含み、前記曲げユニットは前記リングの重ねで中心円の半径を変えられ、前記台座の上側端面には左右対称のスタンドが固定的に設置され、前記スタンドの間には前記回転盤の上端に位置する選択フレームが固定的に設置され、前記選択フレームの中には下方に開口する調整空間が設置され、前記調整空間の中には前記曲げユニットを作動させられるシフトスイッチが設置されている。
好ましくは、前記伝動軸の下端には前記台座の中に嵌め込まれた電動機が伝動可能に連結されている。
好ましくは、前記リングは内から外まで長さが次第に小さくなる。
前記転回装置は前記付勢板と前記パッドブロックとの間に連結された阻止ばねを含む。
前記挟持装置は前記接続溝の上端に設置されたU型管を含み、前記U型管の中には密封空間が設置され、前記密封空間の中には左右対称のピストンがスライド可能に連結され、前記ピストンの下端には前記U型管の底端内壁の外側に延在する当接棒が設置され、右側の前記ピストンと前記密封空間との間には復位ばねが連結されている。
好ましくは、左側の前記当接棒は右側の前記当接棒より長く、かつ左側の前記当接棒は前記挟持板と当接になるように連結されている。
前記選択ユニットは前記伝動空間の左側内壁に回転可能に連結された固定軸を含み、前記固定軸には前記推動棒と当接する曲率輪が設置され、前記固定軸には前記伝動空間の左端内壁の外側に位置するノブが設置され、前記挟持板と前記接続溝の底端内壁との間には引張ばねが連結されている。
前記曲げユニットは最中心にある前記リングの中に形成されかつ前記位置制限棒とスライド可能に連結された昇降溝を含み、前記リングの円周側端面には左右対称の引掛溝が形成されている。
前記シフトスイッチは前記調整空間の頂端内壁の中に嵌め込まれたモータを含み、前記モータの下端にはスクリューが伝動可能に連結され、前記スクリューには前記リングと当接できる突起台がネジ山で連結され、前記スクリューには前記突起台の上端に位置するリールが設置され、前記調整空間の頂端内壁には前記突起台とスライド可能に連結された連結棒が固定的に設置され、前記調整空間の左右内壁には中心対称の四つのガイドロールが設置され、前記調整空間の内壁には前記ガイドロールの下端に位置する引掛棒がスライド可能に連結され、前記引掛棒は前記引掛溝とスライド可能に連結されることができ、前記引掛棒と前記調整空間の外側端面との間には圧縮ばねが連結され、前記引掛棒と、前記ガイドロールと、前記リールとの間には縄が連結されている。
本発明は以下のプラス効果を有する:本願発明はリングを中心位置の曲げ点とし、リングの重ねで曲げ角度を変えられ、中心円の取替なしに、簡単に角度調整を簡単にし、同時に三点を通る円の原理に基づき、液圧系統で鋼材の頭部を固定して挟持し、異なる厚さを有する鋼材に適用し、さらに鋼材の末端を制限して偏移できないようにし、精確で安定する曲げ加工を簡単にする。
下記に図1〜4を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
図1は本願発明の全体構成略図
図2は図1におけるA―A方向からの構成略図
図3は図1におけるB部の拡大構成略図
図4は図1におけるC―C方向からの構成略図
本願発明は船用鋼材の曲げ加工に用いる圧延設備を取り上げ、主に鋼材曲げ加工に応用され、以下に図面を合わせて本願発明についてさらなる説明を行う。
本願に記載の船用鋼材の曲げ加工に用いる圧延設備は、台座29を含み、前記台座29の上側端面には伝動軸26が回転可能に連結され、前記伝動軸26には回転装置901が設置され、前記回転装置901は前記伝動軸26と固定的に連結された回転盤25と、前記回転盤25の上側端面と固定的に連結された対称的なパッドブロック37と、前記パッドブロック37とスライド可能に連結された摺動棒36と、前記摺動棒36において対称中心に近接する端と固定的に連結された付勢板39とを含み、前記転回装置901は前記付勢板39の位置変化で鋼材を固定して翻転させられ、前記回転盤25の上側端面には上方に開口する摺動溝28が形成され、前記摺動溝28の中には鋼材の頭部を固定できる挟持装置902が設置され、前記挟持装置902は前記摺動溝28の中にスライド可能に連結された挟持ブロック34と、前記挟持ブロック34の中に形成された上方と右方に開口する接続溝42と、前記接続溝42の左側内壁と貫通するように連結された摺動道43と、前記摺動道43とスライド可能に連結された挟持板45とを含み、前記挟持装置902は前記挟持板45を移動させることで鋼材を挟持でき、前記挟持ブロック34の中には前記接続溝42の下端に位置する伝動空間30が設置され、前記伝動空間30の中には手動で挟持厚さを調節できる選択ユニット903が設置され、前記選択ユニット903は前記伝動空間30の頂端内壁とスライド可能に連結された推動棒35を含み、前記選択ユニット903は前記推動棒35と前記挟持板45との固定的連結で動力を伝達でき、前記回転盤25の上側端面には位置制限棒24が回転可能に連結され、前記位置制限棒24には曲げ角度を変えられる曲げユニット904が設置され、前記曲げユニット904は前記位置制限棒24にスライド可能に連結されたかつ互いにスライド可能に連結された四つのリング22を含み、前記曲げユニット904は前記リング22の重ねで中心円の半径を変えられ、前記台座29の上側端面には左右対称のスタンド17が固定的に設置され、前記スタンド17の間には前記回転盤25の上端に位置する選択フレーム11が固定的に設置され、前記選択フレーム11の中には下方に開口する調整空間12が設置され、前記調整空間12の中には前記曲げユニット904を作動させられるシフトスイッチ905が設置されている。
好ましくは、前記伝動軸26の下端には前記台座29の中に嵌め込まれた電動機27が伝動可能に連結され、前記電動機27は設備の作動に動力を提供する。
好ましくは、前記リング22は内から外まで長さが次第に小さくなり、移動中の先後順次を確保する。
実施例に基づき、以下に転回装置901について詳しく説明し、前記転回装置901は前記付勢板39と前記パッドブロック37との間に連結された阻止ばね38を含み、前記阻止ばね38の弾力で鋼材を挟持し、三点を通る円における第一点の固定を可能にする。
実施例に基づき、以下に挟持装置902について詳しく説明し、前記挟持装置902は前記接続溝42の上端に設置されたU型管47を含み、前記U型管47の中には密封空間48が設置され、前記密封空間48の中には左右対称のピストン40がスライド可能に連結され、前記ピストン40の下端には前記U型管47の底端内壁の外側に延在する当接棒41が設置され、右側の前記ピストン40と前記密封空間48との間には復位ばね46が連結されている。
好ましくは、左側の前記当接棒41は右側の前記当接棒41より長く、かつ左側の前記当接棒41は前記挟持板45と当接になるように連結され、右側の前記当接棒41と前記挟持板45で鋼材頭部を固定し、三点を通る円における第二点の固定を可能にする。
実施例に基づき、以下に選択ユニット903について詳しく説明し、前記選択ユニット903は前記伝動空間30の左側内壁に回転可能に連結された固定軸32を含み、前記固定軸32には前記推動棒35と当接する曲率輪33が設置され、前記固定軸32には前記伝動空間30の左端内壁の外側に位置するノブ31が設置され、前記挟持板45と前記接続溝42の底端内壁との間には引張ばね44が連結され、前記曲率輪33の各角度における直径の変化で前記推動棒35が上方へ移動する距離は変わる。
実施例に基づき、以下に曲げユニット904について詳しく説明し、前記曲げユニット904は最中心にある前記リング22の中に形成されかつ前記位置制限棒24とスライド可能に連結された昇降溝23を含み、前記リング22の円周側端面には左右対称の引掛溝21が形成されている。
実施例に基づき、以下にシフトスイッチ905について詳しく説明し、前記シフトスイッチ905は前記調整空間12の頂端内壁の中に嵌め込まれたモータ14を含み、前記モータ14の下端にはスクリュー18が伝動可能に連結され、前記スクリュー18には前記リング22と当接できる突起台19がネジ山で連結され、前記スクリュー18には前記突起台19の上端に位置するリール13が設置され、前記調整空間12の頂端内壁には前記突起台19とスライド可能に連結された連結棒49が固定的に設置され、前記調整空間12の左右内壁には中心対称の四つのガイドロール16が設置され、前記調整空間12の内壁には前記ガイドロール16の下端に位置する引掛棒20がスライド可能に連結され、前記引掛棒20は前記引掛溝21とスライド可能に連結されることができ、前記引掛棒20と前記調整空間12の外側端面との間には圧縮ばね50が連結され、前記引掛棒20と、前記ガイドロール16と、前記リール13との間には縄15が連結されている。
以下に図1〜4を合わせ、本願発明の使用手順について詳しく説明する。
鋼材を固定するときに、鋼材を手動で付勢板39の隙間から接続溝42の中に送り、かつ付勢板39は阻止ばね38の弾力で鋼材の偏移を制限し、手動でノブ31を回し、固定軸32によって曲率輪33は回転し、そして推動棒35は上方へ押し出され、挟持板45を上方へ移動させて鋼材と当接させ、かつ引張ばね44は弾性位置エネルギーを蓄え、挟持板45が上方へ移動する過程において、動力は順次に左側の当接棒41と、左側のピストン40と、密封空間48の中にある油液と、右側のピストン40とを通じて右側の当接棒41を鋼材の他面と当接させ、鋼材を固定する。
曲げ加工をするとき、加工需要に応じて、モータ14を作動させてスクリュー18を回転させ、スクリュー18はリール13を回転させ、縄15によって引掛棒20は引かれて互いに離れて順次に引掛溝21から離脱し、かつ圧縮ばね50は弾性位置エネルギーを蓄え、同時に、突起台19はスクリュー18とのネジ山による連結で下方へ移動し、かつ制限されなくなったリング22を押して下方へ移動させ、リング22は接続溝42の右側に重ねられ、モータ14を止めて電動機27を作動させ、動力は順次に伝動軸26と、回転盤25と、摺動溝28とを通じて挟持ブロック34を回転させ、かつ鋼材を駆動してリング22によって形成された中心円の表面に沿って曲げ、鋼材に対する圧延を可能にする。
終わったあとに、モータ14を作動させてスクリュー18を翻転させ、上記の曲げ加工手順を通じて、突起台19は上方へ移動し、かつ手動で降下するリング22を押して上昇させて復位させ、同時に、縄15は緩み、引掛棒20を圧縮ばね50の弾力回復で改めて引掛溝21の中に入らせ、リング22の降下を制限する。
本発明は以下のプラス効果を有する:本願発明はリングを中心位置の曲げ点とし、リングの重ねで曲げ角度を変えられ、中心円の取替なしに、簡単に角度調整を簡単にし、同時に三点を通る円の原理に基づき、液圧系統で鋼材の頭部を固定して挟持し、異なる厚さを有する鋼材に適用し、さらに鋼材の末端を制限して偏移できないようにし、精確で安定する曲げ加工を簡単にする。
以上の方式により、当該分野の従業員は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。
当該発明は鋼材曲げ技術分野を取り上げ、特に船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備に関わる。
社会の発展につれ、日常生活又は工業生産において、板材に対する需要が多様化になり、板材の形態は平板に限らず、円筒構造の板材も各分野の部品として利用されつつある。そのため、曲げ加工機で板材に曲げ加工を行う必要がある。特に船舶製造において、多くの鋼材は曲げ加工が必要である。
曲げ加工機は三点を通る円の原理に基づき、部品の相対位置変化と回転で板材を連続的に塑性変形させて所要の形状を得る。
既存する曲げ加工機は基本的に自動化曲げ加工機であり、複雑な伝統系統を有し、一部だけが曲げ加工の必要な鋼材や臨時調整の必要な鋼材などに素早く適用できなく、また、曲げ角度の調整には設備を人力で中心円を組み立て直す必要があり、操作は実に複雑であり、本願発明は上記の問題を解決できる装置である。
既存する曲げ加工機は基本的に自動化曲げ加工機であり、複雑な伝統系統を有し、一部だけが曲げ加工の必要な鋼材や臨時調整の必要な鋼材などに素早く適用できない。
上記の問題を解決するため、本願は船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備を提供し、本願に記載の船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備は、台座を含み、前記台座の上側端面には伝動軸が回転可能に連結され、前記伝動軸には回転装置が設置され、前記回転装置は前記伝動軸と固定的に連結された回転盤と、前記回転盤の上側端面と固定的に連結された対称的なパッドブロックと、前記パッドブロックとスライド可能に連結された摺動棒と、前記摺動棒において対称中心に近接する端と固定的に連結された付勢板とを含み、前記回転装置は前記付勢板の位置変化で鋼材を固定して回転させられ、前記回転盤の上側端面には上方に開口する摺動溝が形成され、前記摺動溝の中には鋼材の頭部を固定できる挟持装置が設置され、前記挟持装置は前記摺動溝の中にスライド可能に連結された挟持ブロックと、前記挟持ブロックの中に形成され且つ上側方向と右側方向がいずれも外部と連通している接続溝と、前記接続溝の左側内壁に位置し且つ左右に貫通している摺動道と、前記摺動道とスライド可能に連結された挟持板とを含み、前記挟持装置は前記挟持板を移動させることで鋼材を挟持でき、前記挟持ブロックの中には前記接続溝の下端に位置する伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には手動で挟持厚さを調節できる選択ユニットが設置され、前記選択ユニットは前記伝動空間の頂端内壁とスライド可能に連結された推動棒を含み、前記選択ユニットは前記推動棒と前記挟持板との固定的連結で動力を伝達でき、前記回転盤の上側端面には位置制限棒が回転可能に連結され、前記位置制限棒には曲げ角度を変えられる曲げユニットが設置され、前記曲げユニットは前記位置制限棒にスライド可能に連結されたかつ互いにスライド可能に連結された四つのリングを含み、前記曲げユニットは前記リングの重ねで中心円の半径を変えられ、前記台座の上側端面には左右対称のスタンドが固定的に設置され、前記スタンドの間には前記回転盤の上端に位置する選択フレームが固定的に設置され、前記選択フレームの中には下方に開口する調整空間が設置され、前記調整空間の中には前記曲げユニットを作動させられるシフトスイッチが設置されている。
好ましくは、前記伝動軸の下端には前記台座の中に嵌め込まれた電動機が伝動可能に連結されている。
好ましくは、前記リングは内から外まで自身の厚さが次第に小さくなる。
前記回転装置は前記付勢板と前記パッドブロックとの間に連結された阻止ばねを含む。
前記挟持装置は前記接続溝の上端に設置されたU型管を含み、前記U型管の中には密封空間が設置され、前記密封空間の中には左右対称のピストンがスライド可能に連結され、前記ピストンの下端には前記U型管の底端内壁の外側に延在する当接棒が設置され、右側の前記ピストンと前記密封空間との間には復位ばねが連結されている。
好ましくは、左側の前記当接棒は右側の前記当接棒より長く、かつ左側の前記当接棒は前記挟持板と当接になるように連結されている。
前記選択ユニットは前記伝動空間の左側内壁に回転可能に連結された固定軸を含み、前記固定軸には前記推動棒と当接する曲率輪が設置され、前記固定軸には前記伝動空間の左端内壁の外側に位置するノブが設置され、前記挟持板と前記接続溝の底端内壁との間には引張ばねが連結されている。
前記曲げユニットは最中心にある前記リングの中に形成されかつ前記位置制限棒とスライド可能に連結された昇降溝を含み、前記リングの円周側端面には左右に貫通している引掛溝が形成され、前記引掛溝の左右両側が位置的に左右対称となっている。
前記シフトスイッチは前記調整空間の頂端内壁の中に嵌め込まれたモータを含み、前記モータの下端にはスクリューが伝動可能に連結され、前記スクリューには前記リングと当接できる突起台がネジ山で連結され、前記スクリューには前記突起台の上端に位置するリールが設置され、前記調整空間の頂端内壁には前記突起台とスライド可能に連結された連結棒が固定的に設置され、前記調整空間の左右内壁には中心対称の四つのガイドロールが設置され、前記調整空間の内壁には前記ガイドロールの下端に位置する引掛棒がスライド可能に連結され、前記引掛棒は前記引掛溝とスライド可能に連結されることができ、前記引掛棒と前記調整空間の外側端面との間には圧縮ばねが連結され、前記引掛棒と、前記ガイドロールと、前記リールとの間には縄が連結されている。
本発明は以下のプラス効果を有する:本願発明はリングを中心位置の曲げ点とし、リングの重ねで曲げ角度を変えられ、中心円の取替なしに、簡単に角度調整を簡単にし、同時に三点を通る円の原理に基づき、液圧系統で鋼材の頭部を固定して挟持し、異なる厚さを有する鋼材に適用し、さらに鋼材の末端を制限して偏移できないようにし、精確で安定する曲げ加工を簡単にする。
下記に図1〜4を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
図1は本願発明の全体構成略図
図2は図1におけるA―A方向からの構成略図
図3は図1におけるB部の拡大構成略図
図4は図1におけるC―C方向からの構成略図
本願発明は船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備を取り上げ、主に鋼材曲げ加工に応用され、以下に図面を合わせて本願発明についてさらなる説明を行う。
本願に記載の船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備は、台座29を含み、前記台座29の上側端面には伝動軸26が回転可能に連結され、前記伝動軸26には回転装置901が設置され、前記回転装置901は前記伝動軸26と固定的に連結された回転盤25と、前記回転盤25の上側端面と固定的に連結された対称的なパッドブロック37と、前記パッドブロック37とスライド可能に連結された摺動棒36と、前記摺動棒36において対称中心に近接する端と固定的に連結された付勢板39とを含み、前記回転装置901は前記付勢板39の位置変化で鋼材を固定して回転させられ、前記回転盤25の上側端面には上方に開口する摺動溝28が形成され、前記摺動溝28の中には鋼材の頭部を固定できる挟持装置902が設置され、前記挟持装置902は前記摺動溝28の中にスライド可能に連結された挟持ブロック34と、前記挟持ブロック34の中に形成され且つ上側方向と右側方向がいずれも外部と連通している接続溝42と、前記接続溝42の左側内壁に位置し且つ左右に貫通している摺動道43と、前記摺動道43とスライド可能に連結された挟持板45とを含み、前記挟持装置902は前記挟持板45を移動させることで鋼材を挟持でき、前記挟持ブロック34の中には前記接続溝42の下端に位置する伝動空間30が設置され、前記伝動空間30の中には手動で挟持厚さを調節できる選択ユニット903が設置され、前記選択ユニット903は前記伝動空間30の頂端内壁とスライド可能に連結された推動棒35を含み、前記選択ユニット903は前記推動棒35と前記挟持板45との固定的連結で動力を伝達でき、前記回転盤25の上側端面には位置制限棒24が回転可能に連結され、前記位置制限棒24には曲げ角度を変えられる曲げユニット904が設置され、前記曲げユニット904は前記位置制限棒24にスライド可能に連結されたかつ互いにスライド可能に連結された四つのリング22を含み、前記曲げユニット904は前記リング22の重ねで中心円の半径を変えられ、前記台座29の上側端面には左右対称のスタンド17が固定的に設置され、前記スタンド17の間には前記回転盤25の上端に位置する選択フレーム11が固定的に設置され、前記選択フレーム11の中には下方に開口する調整空間12が設置され、前記調整空間12の中には前記曲げユニット904を作動させられるシフトスイッチ905が設置されている。
好ましくは、前記伝動軸26の下端には前記台座29の中に嵌め込まれた電動機27が伝動可能に連結され、前記電動機27は設備の作動に動力を提供する。
好ましくは、前記リング22は内から外まで自身の厚さが次第に小さくなり、移動中の先後順次を確保する。
実施例に基づき、以下に回転装置901について詳しく説明し、前記回転装置901は前記付勢板39と前記パッドブロック37との間に連結された阻止ばね38を含み、前記阻止ばね38の弾力で鋼材を挟持し、三点を通る円における第一点の固定を可能にする。
実施例に基づき、以下に挟持装置902について詳しく説明し、前記挟持装置902は前記接続溝42の上端に設置されたU型管47を含み、前記U型管47の中には密封空間48が設置され、前記密封空間48の中には左右対称のピストン40がスライド可能に連結され、前記ピストン40の下端には前記U型管47の底端内壁の外側に延在する当接棒41が設置され、右側の前記ピストン40と前記密封空間48との間には復位ばね46が連結されている。
好ましくは、左側の前記当接棒41は右側の前記当接棒41より長く、かつ左側の前記当接棒41は前記挟持板45と当接になるように連結され、右側の前記当接棒41と前記挟持板45で鋼材頭部を固定し、三点を通る円における第二点の固定を可能にする。
実施例に基づき、以下に選択ユニット903について詳しく説明し、前記選択ユニット903は前記伝動空間30の左側内壁に回転可能に連結された固定軸32を含み、前記固定軸32には前記推動棒35と当接する曲率輪33が設置され、前記固定軸32には前記伝動空間30の左端内壁の外側に位置するノブ31が設置され、前記挟持板45と前記接続溝42の底端内壁との間には引張ばね44が連結され、前記曲率輪33の各角度における直径の変化で前記推動棒35が上方へ移動する距離は変わる。
実施例に基づき、以下に曲げユニット904について詳しく説明し、前記曲げユニット904は最中心にある前記リング22の中に形成されかつ前記位置制限棒24とスライド可能に連結された昇降溝23を含み、前記リング22の円周側端面には左右に貫通している引掛溝21が形成され、前記引掛溝21の左右両側が位置的に左右対称となっている。
実施例に基づき、以下にシフトスイッチ905について詳しく説明し、前記シフトスイッチ905は前記調整空間12の頂端内壁の中に嵌め込まれたモータ14を含み、前記モータ14の下端にはスクリュー18が伝動可能に連結され、前記スクリュー18には前記リング22と当接できる突起台19がネジ山で連結され、前記スクリュー18には前記突起台19の上端に位置するリール13が設置され、前記調整空間12の頂端内壁には前記突起台19とスライド可能に連結された連結棒49が固定的に設置され、前記調整空間12の左右内壁には中心対称の四つのガイドロール16が設置され、前記調整空間12の内壁には前記ガイドロール16の下端に位置する引掛棒20がスライド可能に連結され、前記引掛棒20は前記引掛溝21とスライド可能に連結されることができ、前記引掛棒20と前記調整空間12の外側端面との間には圧縮ばね50が連結され、前記引掛棒20と、前記ガイドロール16と、前記リール13との間には縄15が連結されている。
以下に図1〜4を合わせ、本願発明の使用手順について詳しく説明する。
鋼材を固定するときに、鋼材を手動で付勢板39の隙間から接続溝42の中に送り、かつ付勢板39は阻止ばね38の弾力で鋼材の偏移を制限し、手動でノブ31を回し、固定軸32によって曲率輪33は回転し、そして推動棒35は上方へ押し出され、挟持板45を上方へ移動させて鋼材と当接させ、かつ引張ばね44は弾性位置エネルギーを蓄え、挟持板45が上方へ移動する過程において、動力は順次に左側の当接棒41と、左側のピストン40と、密封空間48の中にある油液と、右側のピストン40とを通じて右側の当接棒41を鋼材の他面と当接させ、鋼材を固定する。
曲げ加工をするとき、加工需要に応じて、モータ14を作動させてスクリュー18を回転させ、スクリュー18はリール13を回転させ、縄15によって引掛棒20は引かれて互いに離れて順次に引掛溝21から離脱し、かつ圧縮ばね50は弾性位置エネルギーを蓄え、同時に、突起台19はスクリュー18とのネジ山による連結で下方へ移動し、かつ制限されなくなったリング22を押して下方へ移動させ、リング22は接続溝42の右側に重ねられ、モータ14を止めて電動機27を作動させ、動力は順次に伝動軸26と、回転盤25と、摺動溝28とを通じて挟持ブロック34を回転させ、かつ鋼材を駆動してリング22によって形成された中心円の表面に沿って曲げ、鋼材に対する曲げ加工を可能にする。
終わったあとに、モータ14を作動させてスクリュー18を回転させ、上記の曲げ加工手順を通じて、突起台19は上方へ移動し、かつ手動で降下するリング22を押して上昇させて復位させ、同時に、縄15は緩み、引掛棒20を圧縮ばね50の弾力回復で改めて引掛溝21の中に入らせ、リング22の降下を制限する。
本発明は以下のプラス効果を有する:本願発明はリングを中心位置の曲げ点とし、リングの重ねで曲げ角度を変えられ、中心円の取替なしに、簡単に角度調整を簡単にし、同時に三点を通る円の原理に基づき、液圧系統で鋼材の頭部を固定して挟持し、異なる厚さを有する鋼材に適用し、さらに鋼材の末端を制限して偏移できないようにし、精確で安定する曲げ加工を簡単にする。
以上の方式により、当該分野の従業員は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。
当該発明は鋼材曲げ技術分野を取り上げ、特に船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備に関わる。
社会の発展につれ、日常生活又は工業生産において、板材に対する需要が多様化になり、板材の形態は平板に限らず、円筒構造の板材も各分野の部品として利用されつつある。そのため、曲げ加工機で板材に曲げ加工を行う必要がある。特に船舶製造において、多くの鋼材は曲げ加工が必要である。
曲げ加工機は三点を通る円の原理に基づき、部品の相対位置変化と回転で板材を連続的に塑性変形させて所要の形状を得る。
既存する曲げ加工機は基本的に自動化曲げ加工機であり、複雑な伝統系統を有し、一部だけが曲げ加工の必要な鋼材や臨時調整の必要な鋼材などに素早く適用できなく、また、曲げ角度の調整には設備を人力で中心円を組み立て直す必要があり、操作は実に複雑であり、本願発明は上記の問題を解決できる装置である。
既存する曲げ加工機は基本的に自動化曲げ加工機であり、複雑な伝統系統を有し、一部だけが曲げ加工の必要な鋼材や臨時調整の必要な鋼材などに素早く適用できない。
上記の問題を解決するため、本願は船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備を提供し、本願に記載の船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備は、台座を含み、前記台座の上側端面には伝動軸が回転可能に連結され、前記伝動軸には回転装置が設置され、前記回転装置は前記伝動軸と固定的に連結された回転盤と、前記回転盤の上側に設置された二つのパッドブロックと、前記パッドブロックにそれぞれ設置された摺動棒と、各前記摺動棒に固定的に連結された付勢板とを含み、二つの前記パッドブロックは配置位置を対称中心として対称となっており、二つの前記付勢板によって鋼材を固定でき、前記回転盤の上側端面には上方に開口する摺動溝が形成され、前記摺動溝の中には鋼材の頭部を固定できる挟持装置が設置され、前記挟持装置は前記摺動溝の中にスライド可能に連結された挟持ブロックと、前記挟持ブロックの中に形成され且つ上側方向と前記回転盤の回転中心に近接した側の方向がいずれも外部と連通している接続溝と、前記接続溝において前記回転盤の回転中心と反対側の内壁に位置しかつ左右に貫通している摺動道と、前記摺動道とスライド可能に連結された挟持板とを含み、前記挟持装置は前記挟持板を移動させることで当接棒と協働して鋼材を挟持でき、前記挟持ブロックの中には前記接続溝の下端に位置する伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には手動で挟持厚さを調節できる選択ユニットが設置され、前記選択ユニットは前記伝動空間の頂端内壁とスライド可能に連結された推動棒を含み、前記選択ユニットは前記推動棒と前記挟持板との固定的連結で動力を伝達でき、前記回転盤の上側端面には位置制限棒が回転可能に連結され、前記位置制限棒には曲げ角度を変えられる曲げユニットが設置され、前記曲げユニットは前記位置制限棒にスライド可能に連結されたかつ互いにスライド可能に連結された四つのリングを含み、前記曲げユニットは前記リングの重ねで中心円の半径を変えられ、前記台座の上側端面には左右対称のスタンドが固定的に設置され、前記スタンドの間には前記回転盤の上端に位置する選択フレームが固定的に設置され、前記選択フレームの中には下方に開口する調整空間が設置され、前記調整空間の中には前記曲げユニットを作動させられるシフトスイッチが設置されている。
好ましくは、前記伝動軸の下端には前記台座の中に嵌め込まれた電動機が伝動可能に連結されている。
好ましくは、四つの前記リングそれぞれの厚さが異なり、最も内側の前記リングから外側の前記リングに向けて厚さが小さくなっている。
前記回転装置は前記付勢板と前記パッドブロックとの間に連結された阻止ばねを含む。
前記挟持装置は前記接続溝の上端に設置されたU型管を含み、前記U型管の中には密封空間が設置され、前記密封空間の中には左右対称のピストンがスライド可能に連結され、前記ピストンの下端には前記U型管の底端内壁の外側に延在する前記当接棒が設置され、右側の前記ピストンと前記密封空間との間には復位ばねが連結されている。
好ましくは、左側の前記当接棒は右側の前記当接棒より長く、かつ左側の前記当接棒は前記挟持板と当接になるように連結されている。
前記選択ユニットは前記伝動空間の左側内壁に回転可能に連結された固定軸を含み、前記固定軸には前記推動棒と当接する曲率輪が設置され、前記曲率輪は各角度における直径が変化するものであり、前記固定軸には前記伝動空間の左端内壁の外側に位置するノブが設置され、前記挟持板と前記接続溝の底端内壁との間には引張ばねが連結されている。
前記曲げユニットは最中心にある前記リングの中に形成されかつ前記位置制限棒とスライド可能に連結された昇降溝を含み、前記リングの円周側端面には左右に貫通している引掛溝が形成され、前記引掛溝の左右両側が位置的に左右対称となっている。
前記シフトスイッチは前記調整空間の頂端内壁の中に嵌め込まれたモータを含み、前記モータの下端にはスクリューが伝動可能に連結され、前記スクリューには前記リングと当接できる突起台がネジ山で連結され、前記スクリューには前記突起台の上端に位置するリールが設置され、前記調整空間の頂端内壁には前記突起台とスライド可能に連結された連結棒が固定的に設置され、前記調整空間の左右内壁には中心対称の四つのガイドロールが設置され、前記調整空間の内壁には前記ガイドロールの下端に位置する引掛棒がスライド可能に連結され、前記引掛棒は前記引掛溝とスライド可能に連結されることができ、前記引掛棒と前記調整空間の外側端面との間には圧縮ばねが連結され、前記引掛棒と、前記ガイドロールと、前記リールとの間には縄が連結されている。
本発明は以下のプラス効果を有する:本願発明はリングを中心位置の曲げ点とし、リングの重ねで曲げ角度を変えられ、中心円の取替なしに、簡単に角度調整を簡単にし、同時に三点を通る円の原理に基づき、液圧系統で鋼材の頭部を固定して挟持し、異なる厚さを有する鋼材に適用し、さらに鋼材の末端を制限して偏移できないようにし、精確で安定する曲げ加工を簡単にする。
下記に図1〜4を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
図1は本願発明の全体構成略図
図2は図1におけるA―A方向からの構成略図
図3は図1におけるB部の拡大構成略図
図4は図1におけるC―C方向からの構成略図
本願発明は船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備を取り上げ、主に鋼材曲げ加工に応用され、以下に図面を合わせて本願発明についてさらなる説明を行う。
本願に記載の船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備は、台座29を含み、前記台座29の上側端面には伝動軸26が回転可能に連結され、前記伝動軸26には回転装置901が設置され、前記回転装置901は前記伝動軸26と固定的に連結された回転盤25と、前記回転盤25の上側に設置された二つのパッドブロック37と、前記パッドブロック37にそれぞれ設置された摺動棒36と、各前記摺動棒36に固定的に連結された付勢板39とを含み、二つの前記パッドブロック37は配置位置を対称中心として対称となっており、二つの前記付勢板39によって鋼材を固定でき、前記回転盤25の上側端面には上方に開口する摺動溝28が形成され、前記摺動溝28の中には鋼材の頭部を固定できる挟持装置902が設置され、前記挟持装置902は前記摺動溝28の中にスライド可能に連結された挟持ブロック34と、前記挟持ブロック34の中に形成され且つ上側方向と前記回転盤25の回転中心に近接した側の方向がいずれも外部と連通している接続溝42と、前記接続溝42において前記回転盤25の回転中心と反対側の内壁に位置しかつ左右に貫通している摺動道43と、前記摺動道43とスライド可能に連結された挟持板45とを含み、前記挟持装置902は前記挟持板45を移動させることで当接棒41と協働して鋼材を挟持でき、前記挟持ブロック34の中には前記接続溝42の下端に位置する伝動空間30が設置され、前記伝動空間30の中には手動で挟持厚さを調節できる選択ユニット903が設置され、前記選択ユニット903は前記伝動空間30の頂端内壁とスライド可能に連結された推動棒35を含み、前記選択ユニット903は前記推動棒35と前記挟持板45との固定的連結で動力を伝達でき、前記回転盤25の上側端面には位置制限棒24が回転可能に連結され、前記位置制限棒24には曲げ角度を変えられる曲げユニット904が設置され、前記曲げユニット904は前記位置制限棒24にスライド可能に連結されたかつ互いにスライド可能に連結された四つのリング22を含み、前記曲げユニット904は前記リング22の重ねで中心円の半径を変えられ、前記台座29の上側端面には左右対称のスタンド17が固定的に設置され、前記スタンド17の間には前記回転盤25の上端に位置する選択フレーム11が固定的に設置され、前記選択フレーム11の中には下方に開口する調整空間12が設置され、前記調整空間12の中には前記曲げユニット904を作動させられるシフトスイッチ905が設置されている。
好ましくは、前記伝動軸26の下端には前記台座29の中に嵌め込まれた電動機27が伝動可能に連結され、前記電動機27は設備の作動に動力を提供する。
好ましくは、四つの前記リング22それぞれの厚さが異なり、最も内側の前記リング22から外側の前記リング22に向けて厚さが小さくなっており、移動中の先後順次を確保する。
実施例に基づき、以下に回転装置901について詳しく説明し、前記回転装置901は前記付勢板39と前記パッドブロック37との間に連結された阻止ばね38を含み、前記阻止ばね38の弾力で鋼材を挟持し、三点を通る円における第一点の固定を可能にする。
実施例に基づき、以下に挟持装置902について詳しく説明し、前記挟持装置902は前記接続溝42の上端に設置されたU型管47を含み、前記U型管47の中には密封空間48が設置され、前記密封空間48の中には左右対称のピストン40がスライド可能に連結され、前記ピストン40の下端には前記U型管47の底端内壁の外側に延在する前記当接棒41が設置され、右側の前記ピストン40と前記密封空間48との間には復位ばね46が連結されている。
好ましくは、左側の前記当接棒41は右側の前記当接棒41より長く、かつ左側の前記当接棒41は前記挟持板45と当接になるように連結され、右側の前記当接棒41と前記挟持板45で鋼材頭部を固定し、三点を通る円における第二点の固定を可能にする。
実施例に基づき、以下に選択ユニット903について詳しく説明し、前記選択ユニット903は前記伝動空間30の左側内壁に回転可能に連結された固定軸32を含み、前記固定軸32には前記推動棒35と当接する曲率輪33が設置され、前記曲率輪33は各角度における直径が変化するものであり、前記固定軸32には前記伝動空間30の左端内壁の外側に位置するノブ31が設置され、前記挟持板45と前記接続溝42の底端内壁との間には引張ばね44が連結され、前記曲率輪33の各角度における直径の変化で前記推動棒35が上方へ移動する距離は変わる。
実施例に基づき、以下に曲げユニット904について詳しく説明し、前記曲げユニット904は最中心にある前記リング22の中に形成されかつ前記位置制限棒24とスライド可能に連結された昇降溝23を含み、前記リング22の円周側端面には左右に貫通している引掛溝21が形成され、前記引掛溝21の左右両側が位置的に左右対称となっている。
実施例に基づき、以下にシフトスイッチ905について詳しく説明し、前記シフトスイッチ905は前記調整空間12の頂端内壁の中に嵌め込まれたモータ14を含み、前記モータ14の下端にはスクリュー18が伝動可能に連結され、前記スクリュー18には前記リング22と当接できる突起台19がネジ山で連結され、前記スクリュー18には前記突起台19の上端に位置するリール13が設置され、前記調整空間12の頂端内壁には前記突起台19とスライド可能に連結された連結棒49が固定的に設置され、前記調整空間12の左右内壁には中心対称の四つのガイドロール16が設置され、前記調整空間12の内壁には前記ガイドロール16の下端に位置する引掛棒20がスライド可能に連結され、前記引掛棒20は前記引掛溝21とスライド可能に連結されることができ、前記引掛棒20と前記調整空間12の外側端面との間には圧縮ばね50が連結され、前記引掛棒20と、前記ガイドロール16と、前記リール13との間には縄15が連結されている。
以下に図1〜4を合わせ、本願発明の使用手順について詳しく説明する。
鋼材を固定するときに、鋼材を手動で付勢板39の隙間から接続溝42の中に送り、かつ付勢板39は阻止ばね38の弾力で鋼材の偏移を制限し、手動でノブ31を回し、固定軸32によって曲率輪33は回転し、そして推動棒35は上方へ押し出され、挟持板45を上方へ移動させて鋼材と当接させ、かつ引張ばね44は弾性位置エネルギーを蓄え、挟持板45が上方へ移動する過程において、動力は順次に左側の当接棒41と、左側のピストン40と、密封空間48の中にある油液と、右側のピストン40とを通じて右側の当接棒41を鋼材の他面と当接させ、鋼材を固定する。
曲げ加工をするとき、加工需要に応じて、モータ14を作動させてスクリュー18を回転させ、スクリュー18はリール13を回転させ、縄15によって引掛棒20は引かれて互いに離れて順次に引掛溝21から離脱し、かつ圧縮ばね50は弾性位置エネルギーを蓄え、同時に、突起台19はスクリュー18とのネジ山による連結で下方へ移動し、かつ制限されなくなったリング22を押して下方へ移動させ、リング22は接続溝42の右側に重ねられ、モータ14を止めて電動機27を作動させ、動力は順次に伝動軸26と、回転盤25と、摺動溝28とを通じて挟持ブロック34を回転させ、かつ鋼材を駆動してリング22によって形成された中心円の表面に沿って曲げ、鋼材に対する曲げ加工を可能にする。
終わったあとに、モータ14を作動させてスクリュー18を回転させ、上記の曲げ加工手順を通じて、突起台19は上方へ移動し、かつ手動で降下するリング22を押して上昇させて復位させ、同時に、縄15は緩み、引掛棒20を圧縮ばね50の弾力回復で改めて引掛溝21の中に入らせ、リング22の降下を制限する。
本発明は以下のプラス効果を有する:本願発明はリングを中心位置の曲げ点とし、リングの重ねで曲げ角度を変えられ、中心円の取替なしに、簡単に角度調整を簡単にし、同時に三点を通る円の原理に基づき、液圧系統で鋼材の頭部を固定して挟持し、異なる厚さを有する鋼材に適用し、さらに鋼材の末端を制限して偏移できないようにし、精確で安定する曲げ加工を簡単にする。
以上の方式により、当該分野の従業員は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。
当該発明は鋼材曲げ技術分野を取り上げ、特に船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備に関わる。
社会の発展につれ、日常生活又は工業生産において、板材に対する需要が多様化になり、板材の形態は平板に限らず、円筒構造の板材も各分野の部品として利用されつつある。そのため、曲げ加工機で板材に曲げ加工を行う必要がある。特に船舶製造において、多くの鋼材は曲げ加工が必要である。
曲げ加工機は三点を通る円の原理に基づき、部品の相対位置変化と回転で板材を連続的に塑性変形させて所要の形状を得る。
既存する曲げ加工機は基本的に自動化曲げ加工機であり、複雑な伝統系統を有し、一部だけが曲げ加工の必要な鋼材や臨時調整の必要な鋼材などに素早く適用できなく、また、曲げ角度の調整には設備を人力で中心円を組み立て直す必要があり、操作は実に複雑であり、本願発明は上記の問題を解決できる装置である。
既存する曲げ加工機は基本的に自動化曲げ加工機であり、複雑な伝統系統を有し、一部だけが曲げ加工の必要な鋼材や臨時調整の必要な鋼材などに素早く適用できない。
上記の問題を解決するため、本願は船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備を提供し、本願に記載の船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備は、台座を含み、前記台座の上側端面には伝動軸が回転可能に連結され、前記伝動軸には回転装置が設置され、前記回転装置は前記伝動軸と固定的に連結された回転盤と、前記回転盤の上側に設置された二つのパッドブロックと、前記パッドブロックにそれぞれ設置された摺動棒と、各前記摺動棒に固定的に連結された付勢板とを含み、二つの前記パッドブロックが、鋼材の固定位置を中心として対称に配置されており、二つの前記付勢板によって鋼材を固定でき、前記回転盤の上側端面には上方に開口する摺動溝が形成され、前記摺動溝の中には鋼材の頭部を固定できる挟持装置が設置され、前記挟持装置は前記摺動溝の中にスライド可能に連結された挟持ブロックと、前記挟持ブロックの中に形成され且つ上側方向と前記回転盤の回転中心に近接した側の方向がいずれも外部と連通している接続溝と、前記接続溝において前記回転盤の回転中心と反対側の内壁に位置しかつ左右に貫通している摺動道と、前記摺動道とスライド可能に連結された挟持板とを含み、前記挟持装置は前記挟持板を移動させることで当接棒と協働して鋼材を挟持でき、前記挟持ブロックの中には前記接続溝の下端に位置する伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には手動で挟持厚さを調節できる選択ユニットが設置され、前記選択ユニットは前記伝動空間の頂端内壁とスライド可能に連結された推動棒を含み、前記選択ユニットは前記推動棒と前記挟持板との固定的連結で動力を伝達でき、前記回転盤の上側端面には位置制限棒が回転可能に連結され、前記位置制限棒には曲げ角度を変えられる曲げユニットが設置され、前記曲げユニットは前記位置制限棒にスライド可能に連結されたかつ互いにスライド可能に連結された四つのリングを含み、前記曲げユニットは前記リングの重ねで中心円の半径を変えられ、前記台座の上側端面には左右対称のスタンドが固定的に設置され、前記スタンドの間には前記回転盤の上端に位置する選択フレームが固定的に設置され、前記選択フレームの中には下方に開口する調整空間が設置され、前記調整空間の中には前記曲げユニットを作動させられるシフトスイッチが設置されている。
好ましくは、前記伝動軸の下端には前記台座の中に嵌め込まれた電動機が伝動可能に連結されている。
好ましくは、四つの前記リングそれぞれの厚さが異なり、最も内側の前記リングから外側の前記リングに向けて厚さが小さくなっている。
前記回転装置は前記付勢板と前記パッドブロックとの間に連結された阻止ばねを含む。
前記挟持装置は前記接続溝の上端に設置されたU型管を含み、前記U型管の中には密封空間が設置され、前記密封空間の中には左右対称のピストンがスライド可能に連結され、前記ピストンの下端には前記U型管の底端内壁の外側に延在する前記当接棒が設置され、右側の前記ピストンと前記密封空間との間には復位ばねが連結されている。
好ましくは、左側の前記当接棒は右側の前記当接棒より長く、かつ左側の前記当接棒は前記挟持板と当接になるように連結されている。
前記選択ユニットは前記伝動空間の左側内壁に回転可能に連結された固定軸を含み、前記固定軸には前記推動棒と当接する曲率輪が設置され、前記曲率輪は各角度における直径が変化するものであり、前記固定軸には前記伝動空間の左端内壁の外側に位置するノブが設置され、前記挟持板と前記接続溝の底端内壁との間には引張ばねが連結されている。
前記曲げユニットは最中心にある前記リングの中に形成されかつ前記位置制限棒とスライド可能に連結された昇降溝を含み、前記リングの円周側端面には左右に貫通している引掛溝が形成され、前記引掛溝の左右両側が位置的に左右対称となっている。
前記シフトスイッチは前記調整空間の頂端内壁の中に嵌め込まれたモータを含み、前記モータの下端にはスクリューが伝動可能に連結され、前記スクリューには前記リングと当接できる突起台がネジ山で連結され、前記スクリューには前記突起台の上端に位置するリールが設置され、前記調整空間の頂端内壁には前記突起台とスライド可能に連結された連結棒が固定的に設置され、前記調整空間の左右内壁には中心対称の四つのガイドロールが設置され、前記調整空間の内壁には前記ガイドロールの下端に位置する引掛棒がスライド可能に連結され、前記引掛棒は前記引掛溝とスライド可能に連結されることができ、前記引掛棒と前記調整空間の外側端面との間には圧縮ばねが連結され、前記引掛棒と、前記ガイドロールと、前記リールとの間には縄が連結されている。
本発明は以下のプラス効果を有する:本願発明はリングを中心位置の曲げ点とし、リングの重ねで曲げ角度を変えられ、中心円の取替なしに、簡単に角度調整を簡単にし、同時に三点を通る円の原理に基づき、液圧系統で鋼材の頭部を固定して挟持し、異なる厚さを有する鋼材に適用し、さらに鋼材の末端を制限して偏移できないようにし、精確で安定する曲げ加工を簡単にする。
下記に図1〜4を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
図1は本願発明の全体構成略図
図2は図1におけるA―A方向からの構成略図
図3は図1におけるB部の拡大構成略図
図4は図1におけるC―C方向からの構成略図
本願発明は船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備を取り上げ、主に鋼材曲げ加工に応用され、以下に図面を合わせて本願発明についてさらなる説明を行う。
本願に記載の船用鋼材の曲げ加工に用いる曲げ加工設備は、台座29を含み、前記台座29の上側端面には伝動軸26が回転可能に連結され、前記伝動軸26には回転装置901が設置され、前記回転装置901は前記伝動軸26と固定的に連結された回転盤25と、前記回転盤25の上側に設置された二つのパッドブロック37と、前記パッドブロック37にそれぞれ設置された摺動棒36と、各前記摺動棒36に固定的に連結された付勢板39とを含み、二つの前記パッドブロック37が、鋼材の固定位置を中心として対称に配置されており、二つの前記付勢板39によって鋼材を固定でき、前記回転盤25の上側端面には上方に開口する摺動溝28が形成され、前記摺動溝28の中には鋼材の頭部を固定できる挟持装置902が設置され、前記挟持装置902は前記摺動溝28の中にスライド可能に連結された挟持ブロック34と、前記挟持ブロック34の中に形成され且つ上側方向と前記回転盤25の回転中心に近接した側の方向がいずれも外部と連通している接続溝42と、前記接続溝42において前記回転盤25の回転中心と反対側の内壁に位置しかつ左右に貫通している摺動道43と、前記摺動道43とスライド可能に連結された挟持板45とを含み、前記挟持装置902は前記挟持板45を移動させることで当接棒41と協働して鋼材を挟持でき、前記挟持ブロック34の中には前記接続溝42の下端に位置する伝動空間30が設置され、前記伝動空間30の中には手動で挟持厚さを調節できる選択ユニット903が設置され、前記選択ユニット903は前記伝動空間30の頂端内壁とスライド可能に連結された推動棒35を含み、前記選択ユニット903は前記推動棒35と前記挟持板45との固定的連結で動力を伝達でき、前記回転盤25の上側端面には位置制限棒24が回転可能に連結され、前記位置制限棒24には曲げ角度を変えられる曲げユニット904が設置され、前記曲げユニット904は前記位置制限棒24にスライド可能に連結されたかつ互いにスライド可能に連結された四つのリング22を含み、前記曲げユニット904は前記リング22の重ねで中心円の半径を変えられ、前記台座29の上側端面には左右対称のスタンド17が固定的に設置され、前記スタンド17の間には前記回転盤25の上端に位置する選択フレーム11が固定的に設置され、前記選択フレーム11の中には下方に開口する調整空間12が設置され、前記調整空間12の中には前記曲げユニット904を作動させられるシフトスイッチ905が設置されている。
好ましくは、前記伝動軸26の下端には前記台座29の中に嵌め込まれた電動機27が伝動可能に連結され、前記電動機27は設備の作動に動力を提供する。
好ましくは、四つの前記リング22それぞれの厚さが異なり、最も内側の前記リング22から外側の前記リング22に向けて厚さが小さくなっており、移動中の先後順次を確保する。
実施例に基づき、以下に回転装置901について詳しく説明し、前記回転装置901は前記付勢板39と前記パッドブロック37との間に連結された阻止ばね38を含み、前記阻止ばね38の弾力で鋼材を挟持し、三点を通る円における第一点の固定を可能にする。
実施例に基づき、以下に挟持装置902について詳しく説明し、前記挟持装置902は前記接続溝42の上端に設置されたU型管47を含み、前記U型管47の中には密封空間48が設置され、前記密封空間48の中には左右対称のピストン40がスライド可能に連結され、前記ピストン40の下端には前記U型管47の底端内壁の外側に延在する前記当接棒41が設置され、右側の前記ピストン40と前記密封空間48との間には復位ばね46が連結されている。
好ましくは、左側の前記当接棒41は右側の前記当接棒41より長く、かつ左側の前記当接棒41は前記挟持板45と当接になるように連結され、右側の前記当接棒41と前記挟持板45で鋼材頭部を固定し、三点を通る円における第二点の固定を可能にする。
実施例に基づき、以下に選択ユニット903について詳しく説明し、前記選択ユニット903は前記伝動空間30の左側内壁に回転可能に連結された固定軸32を含み、前記固定軸32には前記推動棒35と当接する曲率輪33が設置され、前記曲率輪33は各角度における直径が変化するものであり、前記固定軸32には前記伝動空間30の左端内壁の外側に位置するノブ31が設置され、前記挟持板45と前記接続溝42の底端内壁との間には引張ばね44が連結され、前記曲率輪33の各角度における直径の変化で前記推動棒35が上方へ移動する距離は変わる。
実施例に基づき、以下に曲げユニット904について詳しく説明し、前記曲げユニット904は最中心にある前記リング22の中に形成されかつ前記位置制限棒24とスライド可能に連結された昇降溝23を含み、前記リング22の円周側端面には左右に貫通している引掛溝21が形成され、前記引掛溝21の左右両側が位置的に左右対称となっている。
実施例に基づき、以下にシフトスイッチ905について詳しく説明し、前記シフトスイッチ905は前記調整空間12の頂端内壁の中に嵌め込まれたモータ14を含み、前記モータ14の下端にはスクリュー18が伝動可能に連結され、前記スクリュー18には前記リング22と当接できる突起台19がネジ山で連結され、前記スクリュー18には前記突起台19の上端に位置するリール13が設置され、前記調整空間12の頂端内壁には前記突起台19とスライド可能に連結された連結棒49が固定的に設置され、前記調整空間12の左右内壁には中心対称の四つのガイドロール16が設置され、前記調整空間12の内壁には前記ガイドロール16の下端に位置する引掛棒20がスライド可能に連結され、前記引掛棒20は前記引掛溝21とスライド可能に連結されることができ、前記引掛棒20と前記調整空間12の外側端面との間には圧縮ばね50が連結され、前記引掛棒20と、前記ガイドロール16と、前記リール13との間には縄15が連結されている。
以下に図1〜4を合わせ、本願発明の使用手順について詳しく説明する。
鋼材を固定するときに、鋼材を手動で付勢板39の隙間から接続溝42の中に送り、かつ付勢板39は阻止ばね38の弾力で鋼材の偏移を制限し、手動でノブ31を回し、固定軸32によって曲率輪33は回転し、そして推動棒35は上方へ押し出され、挟持板45を上方へ移動させて鋼材と当接させ、かつ引張ばね44は弾性位置エネルギーを蓄え、挟持板45が上方へ移動する過程において、動力は順次に左側の当接棒41と、左側のピストン40と、密封空間48の中にある油液と、右側のピストン40とを通じて右側の当接棒41を鋼材の他面と当接させ、鋼材を固定する。
曲げ加工をするとき、加工需要に応じて、モータ14を作動させてスクリュー18を回転させ、スクリュー18はリール13を回転させ、縄15によって引掛棒20は引かれて互いに離れて順次に引掛溝21から離脱し、かつ圧縮ばね50は弾性位置エネルギーを蓄え、同時に、突起台19はスクリュー18とのネジ山による連結で下方へ移動し、かつ制限されなくなったリング22を押して下方へ移動させ、リング22は接続溝42の右側に重ねられ、モータ14を止めて電動機27を作動させ、動力は順次に伝動軸26と、回転盤25と、摺動溝28とを通じて挟持ブロック34を回転させ、かつ鋼材を駆動してリング22によって形成された中心円の表面に沿って曲げ、鋼材に対する曲げ加工を可能にする。
終わったあとに、モータ14を作動させてスクリュー18を回転させ、上記の曲げ加工手順を通じて、突起台19は上方へ移動し、かつ手動で降下するリング22を押して上昇させて復位させ、同時に、縄15は緩み、引掛棒20を圧縮ばね50の弾力回復で改めて引掛溝21の中に入らせ、リング22の降下を制限する。
本発明は以下のプラス効果を有する:本願発明はリングを中心位置の曲げ点とし、リングの重ねで曲げ角度を変えられ、中心円の取替なしに、簡単に角度調整を簡単にし、同時に三点を通る円の原理に基づき、液圧系統で鋼材の頭部を固定して挟持し、異なる厚さを有する鋼材に適用し、さらに鋼材の末端を制限して偏移できないようにし、精確で安定する曲げ加工を簡単にする。
以上の方式により、当該分野の従業員は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。