JP2021014225A - 空調用レジスタのリテーナ、及び空調用レジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ボルトを用いたリテーナとベゼルとの取り付け、及び、爪を用いたリテーナとベゼルとの取り付けの双方に対応可能な空調用レジスタのリテーナ、及び同リテーナを備える空調用レジスタを提供すること。【解決手段】空調用レジスタ10のリテーナ20には、締結部40を用いてベゼル30が取り付けられる。リテーナ20には、締結部40が挿通される挿通孔25が設けられている。挿通孔25は、所定方向Yに延びる長孔部26と、長孔部26に接続されている円孔部27とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、空調用レジスタのリテーナ、及び、同リテーナを備える空調用レジスタに関する。
特許文献1には、空調用空気が流れる流通路が内部に形成されているリテーナと、流通路を流れた空調用空気の吹出口が設けられているベゼルとを備える空調用レジスタの一例が記載されている。この空調用レジスタにあっては、リテーナに対してベゼルがボルト締結によって取り付けられている。
特開平8−188039号公報
リテーナにベゼルを取り付ける手法としては、上記のようなボルトを用いた方法の他、ベゼルに設けた爪の係止部をリテーナに係止させる方法も考えられる。そこで、近年では、爪を用いた締結にも対応可能なリテーナの開発が希求されている。
本発明の目的は、ボルトを用いたリテーナとベゼルとの取り付け、及び、爪を用いたリテーナとベゼルとの取り付けの双方に対応可能な空調用レジスタのリテーナ、及び同リテーナを備える空調用レジスタを提供することである。
上記課題を解決するための空調用レジスタのリテーナは、締結部を用いてベゼルが取り付けられるリテーナである。当該リテーナでは、内部が空調用空気の流通路として機能するようになっている。また、前記締結部が挿通される挿通孔が設けられている。そして、前記挿通孔は、所定方向に延びる長孔部と、前記長孔部に接続されている円孔部と、を有する。
上記構成によれば、締結部としてボルトを採用する場合、円孔部と長孔部とのうちの少なくとも円孔部をボルトに挿通させることにより、リテーナにベゼルを取り付けることができる。一方、締結部として、ベゼルに設けられた一対の爪部を採用する場合、挿通孔の長孔部を両爪部に挿通させるとともに、両爪部の先端部分を長孔部の周縁に係止させることにより、リテーナにベゼルを取り付けることができる。
上記の空調用レジスタのリテーナにおいて、前記円孔部は、前記所定方向とは交差する方向に前記長孔部から突出していることが好ましい。
上記構成によれば、締結部としてボルトを採用する場合、長孔部と円孔部との双方にボルトの軸部が跨がる態様で、挿通孔をボルトに挿通させることができる。
上記の空調用レジスタのリテーナにおいて、前記円孔部によって前記リテーナに形成されている開口の周縁は優弧状をなしていてもよい。
上記構成によれば、締結部としてボルトを採用する場合、挿通孔をボルトに挿通させるに際し、長孔部内にボルトの軸部が位置しないようなかたちでリテーナにベゼルを取り付けることが可能となる。
空調用レジスタの一態様は、上記のリテーナと、前記締結部を用いて当該リテーナに取り付けられるベゼルと、を備えている。この空調用レジスタにおいて、前記締結部は、前記ベゼルに設けられている一対の爪部を有している。一対の前記爪部は、前記長孔部の延伸方向に並んで配置されている。また、一対の前記爪部は、前記長孔部を挿通するアーム部と、前記アーム部の先端部位に接続されるとともに前記長孔部の周縁に係止される係止部と、をそれぞれ有する。
上記構成によれば、上記延伸方向に並んで配置される一対の爪部のアーム部を挿通孔の長孔部に挿通させることにより、一対の爪部の係止部が長孔部の周縁に係止される。これにより、一対の爪部を用いてベゼルをリテーナに取り付けることができる。
空調用レジスタの一態様は、上記のリテーナと、前記締結部を用いて当該リテーナに取り付けられるベゼルと、を備えている。この空調用レジスタにおいて、前記締結部は、ボルトである。そして、前記ボルトの頭部と前記リテーナとによってワッシャを挟み込むとともに、前記ボルトの軸部が、前記長孔部及び前記円孔部の双方に跨がるように前記挿通孔を挿通している。また、前記ベゼルには、内部が前記挿通孔と連通するボスが設けられており、当該ボス内に前記ボルトの前記軸部の先端部位が位置している。前記リテーナのうち、前記ワッシャが接触する面内で前記所定方向と直交する方向を規定方向とし、前記挿通孔のうち、前記規定方向における寸法が最大となる部分を最大部分とした場合、前記最大部分の前記規定方向の寸法は、前記ワッシャの外径寸法よりも小さい。
上記構成によれば、ボルトを用いてリテーナにベゼルを取り付けた際に、リテーナのうち、挿通孔が開口する面にワッシャを圧接することができる。これにより、ボルトを用いてリテーナにベゼルを取り付けた際におけるがたつきの発生を抑制できる。
ボルトを用いたリテーナとベゼルとの取り付け、及び、爪を用いたリテーナとベゼルとの取り付けの双方の対応が可能となる。
第1実施形態の空調用レジスタの斜視図。 図1の一部拡大図。 同空調用レジスタを構成するリテーナの挿通孔の形状を示す平面図。 同リテーナの挿通孔に締結部が挿通される様子を示す作用図。 同挿通孔に締結部が挿通される様子を示す作用図。 同挿通孔に締結部が挿通された状態を示す作用図。 第2実施形態の空調用レジスタにおいて、ボルトを用いてリテーナにベゼルを取り付ける様子を模式的に示す断面図。 ボルトを用いてリテーナにベゼルを取り付けた状態を模式的に示す断面図。 第2実施形態の空調用レジスタの一部を示す平面図。 第3実施形態の空調用レジスタにおいて、リテーナの挿通孔の形状を示す平面図。 (a),(b)は、同リテーナの挿通孔に締結部が挿通される様子を示す作用図。 (a),(b)は、第4実施形態の空調用レジスタにおいて、ボルトを用いてリテーナにベゼルを取り付ける様子を模式的に示す図。 変更例の空調用レジスタにおいて、リテーナの挿通孔の形状を示す平面図。
(第1実施形態)
以下、空調用レジスタのリテーナ、及び、同リテーナを備える空調用レジスタの第1実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の空調用レジスタ10では、締結部40を用いてリテーナ20にベゼル30が取り付けられている。
リテーナ20は、筒状をなすリテーナ本体21を備えている。リテーナ本体21の内側は、空調装置から送出された空調用空気が流れる流通路211となっている。図1における矢印は、流通路211での空調用空気の流通方向Xを示している。リテーナ本体21の流通方向Xにおける下流端には、流通方向Xとは直交する方向に延出する鍔部22が接続されている。鍔部22の流通方向Xにおける下流側に位置する面は、ベゼル30の流通方向Xにおける上流側の面に対向している。
図1及び図2に示すように、鍔部22の外縁には、リテーナ本体21から離れる方向に延伸する延伸部23が設けられている。延伸部23は板状をなしており、延伸部23の流通方向Xにおける下流側の面である下流面231は、ベゼル30の流通方向Xにおける上流側の面に対向している。延伸部23の流通方向Xにおける上流側の面を、上流面232という。そして、延伸部23には、上流面232及び下流面231の双方に開口する挿通孔25が形成されている。すなわち、挿通孔25は、流通方向Xに沿って延びている。
図2及び図3に示すように、挿通孔25は、上流面232上に沿う方向の一つである所定方向Yに延びる長孔部26と、上流面232上に沿う方向であって且つ所定方向Yとは交差する方向に長孔部26から突出する円孔部27とを有している。上流面232上において所定方向Yと直交する方向を規定方向Zという。長孔部26の所定方向Yの長さL11は、長孔部26の規定方向Zの長さL12よりも長い。
円孔部27は、長孔部26の所定方向Yにおける中央部分から規定方向Zの一方に突出している。円孔部27の周縁は円弧状をなしている。具体的には、円孔部27は、半円形状をなしている。半円形状をなす円孔部27の直径L2は、長孔部26の所定方向Yの長さL11よりも短い。上流面232上での挿通孔25の開口のうち、規定方向Zの寸法が最大となる部分である最大部分の長さL3は、円孔部27の半径L21と、長孔部26の規定方向Zの長さL12との和と等しい。
ベゼル30には、流通路211を流れた空調用空気を室内に送り出す吹出口が設けられている。ベゼル30には、図2及び図4に示すように、ベゼル30をリテーナ20に取り付けるための締結部40が設けられている。締結部40は、概ね流通方向Xに延びており、リテーナ20の挿通孔25に挿通される。
本実施形態では、締結部40は、所定方向Yに沿って配置される一対の爪部41,42を有している。一対の爪部41,42は、流通方向Xに延びるアーム部401と、アーム部401の先端部位に接続されている係止部402とをそれぞれ有している。一対の爪部41,42のうち、一方を第1爪部41とし、他方を第2爪部42とする。この場合、第1爪部41では、所定方向Yにおいて第2爪部42から離れる方向にアーム部401の先端部位から係止部402が突出している。第2爪部42では、所定方向Yにおいて第1爪部41から離れる方向にアーム部401の先端部位から係止部402が突出している。
そして、各爪部41,42のアーム部401は、挿通孔25の長孔部26内を挿通している。各爪部41,42の係止部402は、挿通孔25の形成されている延伸部23を挟んでアーム部401の基端の反対側に位置している。そして、各爪部41,42の係止部402は、長孔部26の周縁に係止されている。
次に、図4〜図6を参照し、一対の爪部41,42を挿通孔25に挿通させることによってリテーナ20にベゼル30を取り付ける際の作用について説明する。
図4に示す状態からベゼル30をリテーナ20の延伸部23に接近させる。すると、図5に示すように、一対の爪部41,42の先端部位が挿通孔25内に挿入される。この際、各爪部41,42の係止部402が挿通孔25の長孔部26の壁面に圧接する。そのため、各爪部41,42のアーム部401は、所定方向Yにおいて互いに接近する方向に弾性変形する。そして、図6に示すように各爪部41,42の係止部402が長孔部26外まで変位すると、各アーム部401の復元力によって、各アーム部401の弾性変形が解消される。すると、各係止部402が長孔部26の周縁に係止される。これにより、ベゼル30がリテーナ20に取り付けられる。
以上、上記構成によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1−1)ベゼル30に設けられている一対の爪部41,42を、リテーナ20に形成されている挿通孔25の長孔部26内に挿通させることにより、リテーナ20にベゼル30が取り付けられる。すなわち、一対の爪部41,42を用いる場合であっても、リテーナ20にベゼル30を取り付けることができる。
(第2実施形態)
次に、空調用レジスタの第2実施形態を図7〜図9に従って説明する。本実施形態では、締結部としてボルトを利用する点が第1実施形態と相違している。以下の説明においては、上記第1実施形態と相違している部分について主に説明するものとし、上記第1実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図7及び図8に示すように、本実施形態の空調用レジスタ10Aは、上記のリテーナ20と、ベゼル30Aと、締結部としてのボルト50とを備えている。リテーナ20は、第1実施形態で説明したものと同じである。ベゼル30Aには、リテーナ20の延伸部23の下流面231に先端が接触するボス部31が設けられている。ボス部31は円筒形状をなしており、ボス部31の内側の空間は、延伸部23に形成されている挿通孔25と連通している。なお、ボス部31の内径は、挿通孔25の円孔部27の直径L2とほぼ同じである。
そして、図7及び図8に示すようにボルト50を用いてリテーナ20にベゼル30Aが取り付けられた状態にあっては、延伸部23を挟んでボス部31とは反対側にボルト50の頭部51が配置されている。そして、延伸部23と頭部51とによってワッシャ55が挟持されている。すなわち、ワッシャ55が、延伸部23の上流面232に押し付けられている。
また、ボルト50の軸部52は挿通孔25を挿通しており、軸部52の先端部位がボス部31内に収容されている。この際、図9に示すように、挿通孔25では、長孔部26と円孔部27との双方に軸部52が跨がっている。
なお、挿通孔25のうち、規定方向Zにおける寸法が最大となる部分を最大部分とした場合、ワッシャ55の外径L5は、最大部分の規定方向Zの長さL3よりも大きい。そのため、ワッシャ55は、上流面232のうち、長孔部26を挟んだ円孔部27の反対側の部位にも圧接している。
以上、上記構成によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(2−1)ボルト50の軸部52をリテーナ20の挿通孔25に挿通させることにより、リテーナ20にベゼル30Aが取り付けられる。すなわち、ボルト50を用いる場合であっても、リテーナ20にベゼル30Aを取り付けることができる。
(2−2)ボルト50を用いてリテーナ20にベゼル30Aを取り付けた際に、リテーナ20の延伸部23の上流面232にワッシャ55を圧接することができる。これにより、ボルト50を用いてリテーナ20にベゼル30Aを取り付けた際におけるがたつきの発生を抑制できる。
(第3実施形態)
次に、空調用レジスタの第3実施形態を図10及び図11に従って説明する。本実施形態では、挿通孔の形状が上記各実施形態と相違している。以下の説明においては、上記各実施形態と相違している部分について主に説明するものとし、上記各実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図10に示すように、本実施形態の空調用レジスタ10Cにおいて挿通孔25Aは、上流面232上に沿う方向の一つである所定方向Yに延びる長孔部26と、長孔部26に接続されている円孔部27Aとを有している。本実施形態では、円孔部27Aは、長孔部26から所定方向Yに突出する態様で長孔部26に接続されている。円孔部27Aの直径L51は、長孔部26の規定方向Zの長さL12よりも短い。
なお、円孔部27Aの周縁は、優弧状をなしている。そのため、円孔部27Aと長孔部26との接続部分における規定方向Zの長さL52は、円孔部27Aの直径L51よりも短い。つまり、接続部分における規定方向Zの長さL52は、長孔部26の規定方向Zの長さL12よりも短い。
図11(a),(b)に示すように、本実施形態の空調用レジスタ10Cでは、締結部として、所定方向Yに沿って配置される一対の爪部41,42を有する締結部40が採用される。この締結部40は、上記第1実施形態と同様に、ベゼル30に設けられている。各爪部41,42の係止部402の規定方向Zの長さは、長孔部26の規定方向Zの長さL12よりも短く、且つ、円孔部27Aと長孔部26との接続部分における規定方向Zの長さL52よりも長い。そのため、長孔部26を締結部40に挿通させることにより、各爪部41,42の係止部402を長孔部26の周縁に係止させることができる。すなわち、リテーナ20にベゼル30を挿通させることができる。一対の爪部41,42を用いる場合であっても、リテーナ20にベゼル30を取り付けることができる。
(第4実施形態)
次に、空調用レジスタの第4実施形態を図12に従って説明する。本実施形態では、締結部としてボルトを利用する点が第3実施形態と相違している。以下の説明においては、上記第3実施形態と相違している部分について主に説明するものとし、上記各実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図12(a),(b)に示すように、本実施形態の空調用レジスタ10Dにおいてベゼル30Bのボス部31Bは、その先端がリテーナ20の延伸部23の下流面231に接触している。ボス部31Bは円筒形状をなしており、ボス部31Bの内側の空間は、延伸部23の挿通孔25の円孔部27Aと連通している。なお、ボス部31Bの内径は、円孔部27Aの直径L51とほぼ同じである。
そして、締結部の一例であるボルト50Bを用いてリテーナ20にベゼル30Bが取り付けられた状態にあっては、延伸部23を挟んでボス部31Bとは反対側にボルト50Bの頭部51Bが配置されている。そして、延伸部23と頭部51Bとによってワッシャ55Bが挟持されている。すなわち、ワッシャ55Bが、延伸部23の上流面232に押し付けられている。
また、ボルト50Bの軸部52Bは挿通孔25の円孔部27Aを挿通しており、軸部52Bの先端部位がボス部31B内に収容されている。これにより、ボルト50Bを用いる場合であっても、リテーナ20にベゼル30Bを取り付けることができる。
(変更例)
上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・第1実施形態及び第2実施形態において、挿通孔は、長孔部26から規定方向Zの一方に突出する第1円孔部と、長孔部26から規定方向Zの他方に突出する第2円孔部との双方を有する形状であってもよい。
・第1実施形態及び第2実施形態において、挿通孔は、長孔部26の所定方向Yにおける一端部から円孔部27が突出する形状であってもよい。
・第3実施形態及び第4実施形態において、円孔部27Aによってリテーナ20に形成されている開口の周縁が優弧状をなしているのであれば、長孔部26の所定方向Yにおける一端とは異なる部分に円孔部27Aを接続させるようにしてもよい。例えば図13に示すように、挿通孔25Bは、長孔部26の規定方向Zにおける一端に円孔部27Aが接続された構成であってもよい。
10,10A,10C,10D…空調用レジスタ、20…リテーナ、211…流通路、25,25A,25B…挿通孔、26…長孔部、27,27A…円孔部、30,30A,30B…ベゼル、31,31B…ボス部、40…締結部、41,42…爪部、401…アーム部、402…係止部、50,50B…締結部の一例であるボルト、51,51B…頭部、52,52B…軸部、55,55B…ワッシャ。

Claims (5)

  1. 締結部を用いてベゼルが取り付けられる空調用レジスタのリテーナであって、
    内部が空調用空気の流通路として機能するようになっており、
    前記締結部が挿通される挿通孔が設けられており、
    前記挿通孔は、所定方向に延びる長孔部と、前記長孔部に接続されている円孔部と、を有する
    空調用レジスタのリテーナ。
  2. 前記円孔部は、前記所定方向とは交差する方向に前記長孔部から突出している
    請求項1に記載の空調用レジスタのリテーナ。
  3. 前記円孔部によって前記リテーナに形成されている開口の周縁は優弧状をなしている
    請求項1又は請求項2に記載の空調用レジスタのリテーナ。
  4. 請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のリテーナと、前記締結部を用いて当該リテーナに取り付けられるベゼルと、を備え、
    前記締結部は、前記ベゼルに設けられている一対の爪部を有しており、
    一対の前記爪部は、前記長孔部の延伸方向に並んで配置されており、
    一対の前記爪部は、前記長孔部を挿通するアーム部と、前記アーム部の先端部位に接続されるとともに前記長孔部の周縁に係止される係止部と、をそれぞれ有する
    空調用レジスタ。
  5. 請求項2に記載のリテーナと、前記締結部を用いて当該リテーナに取り付けられるベゼルと、を備え、
    前記締結部は、ボルトであり、
    前記ボルトの頭部と前記リテーナとによってワッシャを挟み込むとともに、前記ボルトの軸部が、前記長孔部及び前記円孔部の双方に跨がるように前記挿通孔を挿通しており、
    前記ベゼルには、内部が前記挿通孔と連通するボスが設けられており、当該ボス内に前記ボルトの前記軸部の先端部位が位置しており、
    前記リテーナのうち、前記ワッシャが接触する面内で前記所定方向と直交する方向を規定方向とし、前記挿通孔のうち、前記規定方向における寸法が最大となる部分を最大部分とした場合、
    前記最大部分の前記規定方向の寸法は、前記ワッシャの外径寸法よりも小さい
    空調用レジスタ。
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