JP2008049824A - 車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業性の向上は勿論、異音を発生したり、隙間が生じて水漏れが起こることのないようにした、車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段を提供する。
【解決手段】車両10の、車載用エアコンを搭載するエアコンケース11に、ドレインホース12を接続する際、車両ダッシュ側に至る隔壁13の貫通穴14に挿通して、前記ドレイン排出先端側寄りの傾斜当接部19を、隔壁13の貫通穴14に圧接する一方、弾性変形手段17を、長手方向に縮小した状態で前記エアコンケース11の傾斜平坦部11pに密着させて装着する。
【選択図】図5
【解決手段】車両10の、車載用エアコンを搭載するエアコンケース11に、ドレインホース12を接続する際、車両ダッシュ側に至る隔壁13の貫通穴14に挿通して、前記ドレイン排出先端側寄りの傾斜当接部19を、隔壁13の貫通穴14に圧接する一方、弾性変形手段17を、長手方向に縮小した状態で前記エアコンケース11の傾斜平坦部11pに密着させて装着する。
【選択図】図5
Description
本発明は、車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段に関するものである。
従来、車両に搭載するエアコンには、ゴム製のドレインホース(エアコンドレインホース)をエアコンケースに組み付けるようにしてきた。
この文献においては、部品点数増加および組付工数を増加することなく、車載空調ケースのドレインホースの潰れ量を低減するとしたもので、そのために、この構成では、車両に搭載されて空気通路を形成する空調ケースと、車両の壁状部材に沿って車室内に配設され、前記空調ケース内の水を車外に導くドレインホースを備え、前記壁状部材に凹部を設け、この凹部に前記ドレインホースを、配設するとしたものである。さらに、
この文献においては、ドレンポートにドレン水が流れることによりドレンホース内で発生する異音を防止することを目的としたもので、傾斜部からドレンポートへ一気に流れ込もうとするドレン水の流れを分散させるようなリブを、傾斜部の斜面上、ドレンポートの直上方に設けるようにしたものである。
他方、これまでは、ドレインホースをエアコンケースに組み付ける場合、図9、図10に示すように、エアコンケースACに突出したドレイン排出口1に、先細形状の先端パイプ2を密着接合すると共に、車両ダッシュ側に至る隔壁3の貫通穴4に、シール部材5を介して挿通し、エアコンケースからのドレインを排水するようにしていた。
しかしながら、ドレインホースをエアコンケースACに組付けるような場合、エアコン搭載後のダッシュ側(車両ダッシュ側)へのドレインホース差込作業がかがみ姿勢になる上、遮音性、異音防止を確保するために、前記貫通穴4にシール部材5を介在させることは、不可欠のこととなる。
また、上記のようなドレインホースの密着接合構造では、例えば車両が急停止するときなど、エアコンからエアコンケースを介して、前記ドレインホースを、車両ダッシュ側に至る隔壁3側に、押し付けるような力が作用したときなど、接合箇所に隙間を生じさせるおそれがある。
さらに、車両ごと、エアコンと、隔壁3の貫通穴4との位置関係が異なり、極端な場合には、ドレイン排出口1と先端パイプ2との接合箇所に隙間σが生じ、ドレインが漏洩するおそれがあった(図11参照)。
本発明はこのような課題を改善するために提案されたものであって、エアコンを車両に搭載する場合において、車載用エアコンのエアコンケースを直接、接続するのではなく、弾性変形手段を介して、常時、圧接状態で密着するようにしたことで、作業性の向上は勿論、異音を発生したり、隙間が生じて水漏れが起こることのないようにした、車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段を提供することを目的とする。
また、上記のようなドレインホースの密着接合構造では、例えば車両が急停止するときなど、エアコンからエアコンケースを介して、前記ドレインホースを、車両ダッシュ側に至る隔壁3側に、押し付けるような力が作用したときなど、接合箇所に隙間を生じさせるおそれがある。
さらに、車両ごと、エアコンと、隔壁3の貫通穴4との位置関係が異なり、極端な場合には、ドレイン排出口1と先端パイプ2との接合箇所に隙間σが生じ、ドレインが漏洩するおそれがあった(図11参照)。
本発明はこのような課題を改善するために提案されたものであって、エアコンを車両に搭載する場合において、車載用エアコンのエアコンケースを直接、接続するのではなく、弾性変形手段を介して、常時、圧接状態で密着するようにしたことで、作業性の向上は勿論、異音を発生したり、隙間が生じて水漏れが起こることのないようにした、車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明における請求項1では、車載用エアコンを搭載するエアコンケース11と車載用エアコンからの結露水を排出するドレインホース12とを、エアコンケース11のドレイン排出口16および/またはドレインホース12に設けた弾性変形手段17を介し接続して、前記ドレインホース12を車体に組み付けるようにしたことで、車両へ搭載されたエアコン、ドレインホース、車両側ダッシュ間で互いに圧接させて隙間を防止することができる。
また本発明における請求項2では、前記ドレインホース12は、ドレイン排出側先端を先細形状とした、弾性変形可能な漏斗形状の管体であり、前記ドレイン排出先端側と反対側の後端側近傍の外周部を、ホース長手方向に伸縮、且つ撓み可能に構成した弾性変形手段17とし、前記エアコンケース11のドレイン排出口16を設けた傾斜平坦部11pに、前記弾性変形手段17を密着させて前記ドレイン排出口16を囲繞するようにしたので、前記ドレインホース12を、弾性変形手段17が長手方向に縮小した状態で前記傾斜平坦部11pに圧接した状態で装着することができる。
また本発明における請求項3では、前記ドレインホース12は、外周部に、ドレイン排出先端側を車体隔壁13の貫通穴14に挿通して圧接する、肉盛り形成した当接部19を設けたことにより、前記ドレインホース12は、車体隔壁13からの振動による、異音の発生を抑えることができる。
また本発明における請求項4では、前記ドレインホース12は、車体隔壁13の貫通穴14近傍の係止片21を、ドレインホース12外周部に設けた係止突出部18に係止させることで、車体隔壁13の貫通穴14に前記ドレインホース12を安定して保持することができる。
また本発明における請求項5では、前記弾性変形手段17が、ドレインホース12の後端側開口部の端面に圧接状態で接するようにしたので、車両へ搭載されたエアコン、ドレインホース、車両側ダッシュ間で隙間が生ずるのを防止することができる。
さらに本発明における請求項6では、前記エアコンケース11のドレイン排出口16を設けた傾斜平坦部11pに、前記ドレインホース12における弾性変形手段17の開口端面に対応する嵌合部材22を設け、この嵌合部材22は、前記弾性変形手段17の開口端面を弾性的に挟持する構成としたことで、エアコンケース11における傾斜平坦部11pと、前記ドレインホース12の、蛇腹状に構成して伸縮且つ撓み可能に構成した弾性変形手段17との、密着性を高めることができる。
以下、本発明にかかる車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段につき、一つの実施の態様を示し、添付の図面に基づいて説明する。
図1に、第1の実施態様として、車両10のフロントウインドーW下、インストルメントパネル(図示省略)内側に配置した、車載用エアコン(図示省略)を搭載するエアコンケース11に、ドレインホース12を接続したところを示す。この場合、前記ドレインホース12は、車両ダッシュ側に至る隔壁13の貫通穴14に挿通して、ドレイン排出先端側を、前記車両ダッシュ側に至らしめている。なお、符号15は、インストルメントパネル内に配したクロスカービームを示している。
図1に、第1の実施態様として、車両10のフロントウインドーW下、インストルメントパネル(図示省略)内側に配置した、車載用エアコン(図示省略)を搭載するエアコンケース11に、ドレインホース12を接続したところを示す。この場合、前記ドレインホース12は、車両ダッシュ側に至る隔壁13の貫通穴14に挿通して、ドレイン排出先端側を、前記車両ダッシュ側に至らしめている。なお、符号15は、インストルメントパネル内に配したクロスカービームを示している。
前記エアコンケース11は、前記車両ダッシュ側に至る隔壁13に近接して配置している。そして、前記エアコンケース11には、エアコンからの結露水を回収しやすいようにするために、角錐形状に形成した底部11bを設け(図2参照)、この底部11bのうち、前記隔壁13に対向する位置に前記ドレインホース12を接続する傾斜平坦部11pを設けている。この傾斜平坦部11pは、前記ドレインホース12がドレイン排出先端側を斜め下方に指向することができるように、所定の俯角をもって形成している(図4参照)。
次に、前記ドレインホース12について説明する。
前記ドレインホース12は、周知の合成樹脂製(またはゴム製)の一体成形体で構成した、全体が先細形状の、すなわち漏斗形状の管体である。
前記ドレインホース12は、周知の合成樹脂製(またはゴム製)の一体成形体で構成した、全体が先細形状の、すなわち漏斗形状の管体である。
その場合、前記ドレインホース12は、前記ドレイン排出先端側と反対側の後端側は、前記傾斜平坦部11pに突設したドレイン排出口16を囲繞可能な口径としている。そしてこの後端側近傍の外周部は、蛇腹状に構成して、前記ホース長手方向に伸縮可能に、且つ撓み可能に構成した弾性変形手段17としている。
また、前記ドレインホース12は、前記弾性変形手段17の箇所からドレイン排出先端側に向かって、内径を漏斗状に狭くしていると共に、外周部には、係止突出部18と、係止突出部18より排出先端側寄りの箇所に、外周テーパフランジ状に肉盛り形成した傾斜当接部19を設けている(図3参照)。
このような構成により、前記ドレインホース12を、前記エアコンケース11と前記隔壁13間に介在する際は、前記ドレイン排出先端側寄りの傾斜当接部19が、隔壁13の貫通穴14に圧接する一方、前記弾性変形手段17が長手方向に縮小した状態で前記傾斜平坦部11pに圧接した状態で装着するようにしている。
さらに、前記弾性変形手段17と傾斜当接部19との間の係止突出部18には係止穴20を穿設し、前記隔壁13の貫通穴14近傍に設けた係止片21を係止させて、ドレインホース12を保持するようにしている(図5参照)。
本発明にかかる車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段12は、以上のように構成されるものであり、次に、その作用について説明する。
今、車両10のエアコンケース11にエアコンを搭載した後、クロスカービーム15を支点Aとして、締め付けポイントBを締め付けることで、前記クロスカービーム15から前記エアコンケース11に力Fが負荷されると、その力Fは、ドレインホース12に加わる。
今、車両10のエアコンケース11にエアコンを搭載した後、クロスカービーム15を支点Aとして、締め付けポイントBを締め付けることで、前記クロスカービーム15から前記エアコンケース11に力Fが負荷されると、その力Fは、ドレインホース12に加わる。
すると、前記ドレインホース12には、前記エアコンケース11における底部11bの、隔壁13に対向する位置の傾斜平坦部11pから、弾性変形手段17に力F1がかかる一方、前記ドレイン排出先端側寄りの傾斜当接部19には、隔壁13の貫通穴14から、前記力F1とは逆向きの力F2がかかる(図6参照)。
これによって、前記ドレインホース12における傾斜当接部19と隔壁13の貫通穴14、並びに弾性変形手段17の端面と傾斜平坦部11pとは、通常時より、さらに大きな力で圧接状態となって密着する。
ここで、車両ダッシュ側の、エンジンルームにおけるエンジンの振動によって隔壁13が振動しても、前記ドレインホース12は、合成樹脂製(ゴム製)であり、しかも、蛇腹状の弾性変形手段17によって、この振動は好適に吸収され、前記ドレインホース12が振動によって異音を発生することもなく、また、前記エアコンケース11側に伝わるのを極力抑制することができ、エアコンケース11を介して車体が共鳴振動を起こすことに起因するこもり音などの不快な異音を発生することはない。
さらに、前記ドレインホース12における傾斜当接部19と隔壁13の貫通穴14、並びに弾性変形手段17の端面と傾斜平坦部11pとは、通常時より、さらに大きな力で圧接状態となって密着するから、水漏れも防止することができる。
次に、前記ドレインホース12を組み付ける工程について説明する。
前記ドレインホース12は、上述のように構成したことにより、エアコンケース11と共に組み付けることが可能となる。
すなわち、前記エアコンケース11を取り付ける際、前記ドレインホース12を先ず、隔壁13の貫通穴14にドレイン排出側先端を嵌挿して、貫通穴14に、ドレイン排出先端側寄りの傾斜当接部19を圧接すると共に、貫通穴14近傍の係止片21を、係止突出部18の係止穴20に係止させて、ドレインホース12を保持した状態で、前記エアコンケース11の底部11bにおける傾斜平坦部11pを、弾性変形手段17の端面に、ドレイン排出口16が弾性変形手段17内に収容されるように押し当てていく。これによって、前記ドレインホース12は、エアコンケース11と共に組み付けることができるのである。
前記ドレインホース12は、上述のように構成したことにより、エアコンケース11と共に組み付けることが可能となる。
すなわち、前記エアコンケース11を取り付ける際、前記ドレインホース12を先ず、隔壁13の貫通穴14にドレイン排出側先端を嵌挿して、貫通穴14に、ドレイン排出先端側寄りの傾斜当接部19を圧接すると共に、貫通穴14近傍の係止片21を、係止突出部18の係止穴20に係止させて、ドレインホース12を保持した状態で、前記エアコンケース11の底部11bにおける傾斜平坦部11pを、弾性変形手段17の端面に、ドレイン排出口16が弾性変形手段17内に収容されるように押し当てていく。これによって、前記ドレインホース12は、エアコンケース11と共に組み付けることができるのである。
もし、車両によって、隔壁13の貫通穴14の位置がずれるようなことがあっても、ドレインホース12の蛇腹状の弾性変形手段17が撓んだ状態で追従することができ、エアコンケース11の底部11bにおける傾斜平坦部11pを、弾性変形手段17の端面に、ドレイン排出口16が弾性変形手段17内に収容されるように押し当てることができるので、隙間などが生じることはない。
以上、本発明にかかる車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段について、一例を挙げ、説明したが、第2の実施態様として、以下のように構成することもできる。
例えば図7に示すように、弾性変形手段17をエアコンケース11の底部11bから突出したドレイン排出口16側に設けることもできる。
この場合、ドレインホース12は、漏斗状の管で構成し、ドレイン排出側先端と反対側の後端側開口部に向かって口径を拡大してエアコンケース11の底部11bから突出したドレイン排出口16を、前記ドレインホース12における後端側開口部からドレインホース12内に臨入させるようにしている。その場合、前記後端側開口部の端面は、若干、中心軸に向かって傾斜させている。
そして前記ドレイン排出口16の外周に、前記後端側開口部の端面に圧接状態で接する弾性変形手段17を設けている。
この弾性変形手段17は、前記ドレイン排出口16を取り囲むと共に、ベル状に拡開する形状としていて、先端側近傍全周にスリット(図示省略)を設けることで、弾性変形を可能とし、前記後端側開口部の端面に圧接状態で接するようにしている。
なお、前記ドレインホース12は、隔壁13の貫通穴14に、シール部材5を介して挿通し、さらに、前述の実施例と同様、貫通穴14近傍の係止片21を、係止突出部18の係止穴20に係止させて、ドレインホース12を保持した状態としている。
例えば図7に示すように、弾性変形手段17をエアコンケース11の底部11bから突出したドレイン排出口16側に設けることもできる。
この場合、ドレインホース12は、漏斗状の管で構成し、ドレイン排出側先端と反対側の後端側開口部に向かって口径を拡大してエアコンケース11の底部11bから突出したドレイン排出口16を、前記ドレインホース12における後端側開口部からドレインホース12内に臨入させるようにしている。その場合、前記後端側開口部の端面は、若干、中心軸に向かって傾斜させている。
そして前記ドレイン排出口16の外周に、前記後端側開口部の端面に圧接状態で接する弾性変形手段17を設けている。
この弾性変形手段17は、前記ドレイン排出口16を取り囲むと共に、ベル状に拡開する形状としていて、先端側近傍全周にスリット(図示省略)を設けることで、弾性変形を可能とし、前記後端側開口部の端面に圧接状態で接するようにしている。
なお、前記ドレインホース12は、隔壁13の貫通穴14に、シール部材5を介して挿通し、さらに、前述の実施例と同様、貫通穴14近傍の係止片21を、係止突出部18の係止穴20に係止させて、ドレインホース12を保持した状態としている。
また、本発明は図8のように構成することもできる。
この場合の第3の実施態様としてのドレインホース12では、第1の実施態様と同様の構成のものを用いているので、その説明は省略する。
すなわちここでは、エアコンケース11における傾斜平坦部11pと、前記ドレインホース12の、蛇腹状に構成して伸縮且つ撓み可能に構成した弾性変形手段17との、密着性を高めるために、前記傾斜平坦部11p側に、弾性変形手段17の開口端面に対応する嵌合部材22を設けている。この嵌合部材22は、前記弾性変形手段17の開口端面を弾性的に挟持する構成としている。
この場合の第3の実施態様としてのドレインホース12では、第1の実施態様と同様の構成のものを用いているので、その説明は省略する。
すなわちここでは、エアコンケース11における傾斜平坦部11pと、前記ドレインホース12の、蛇腹状に構成して伸縮且つ撓み可能に構成した弾性変形手段17との、密着性を高めるために、前記傾斜平坦部11p側に、弾性変形手段17の開口端面に対応する嵌合部材22を設けている。この嵌合部材22は、前記弾性変形手段17の開口端面を弾性的に挟持する構成としている。
いずれにしても本発明では、車載用エアコンからのドレインを排出するために、ドレインホース12と、上記車載用エアコンのエアコンケースを直接、接続するのではなく、弾性変形手段を介して、常時、圧接状態で密着するようにしたので、ドレインホース12が、エアコンケース側から力を受けても、また、エンジンを収容する側からの振動も、好適に吸収することができ、異音を発生したり、隙間が生じて水漏れが起こるようなことはない。
10 車両
11 エアコンケース
11b 底部
11p 傾斜平坦部
12 ドレインホース
13 隔壁
14 貫通穴
15 クロスカービーム
16 ドレイン排出口
17 弾性変形手段
18 係止突出部
19 傾斜当接部
20 係止穴
21 係止片
22 嵌合部材
W フロントウインドー
11 エアコンケース
11b 底部
11p 傾斜平坦部
12 ドレインホース
13 隔壁
14 貫通穴
15 クロスカービーム
16 ドレイン排出口
17 弾性変形手段
18 係止突出部
19 傾斜当接部
20 係止穴
21 係止片
22 嵌合部材
W フロントウインドー
Claims (6)
- 車載用エアコンを搭載するエアコンケース(11)と車載用エアコンからの結露水を排出するドレインホース(12)とを、エアコンケース(11)のドレイン排出口(16)および/またはドレインホース(12)に設けた弾性変形手段(17)を介し接続して、前記ドレインホース(12)を車体に組み付けるようにしたことを特徴とする車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段。
- 前記ドレインホース(12)は、ドレイン排出側先端を先細形状とした、弾性変形可能な漏斗形状の管体であり、前記ドレイン排出先端側と反対側の後端側近傍の外周部を、ホース長手方向に伸縮、且つ撓み可能に構成した弾性変形手段(17)とし、前記エアコンケース(11)のドレイン排出口(16)を設けた傾斜平坦部(11p)に、前記弾性変形手段(17)を密着させて前記ドレイン排出口(16)を囲繞する構成としたことを特徴とする請求項1記載の車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段。
- 前記ドレインホース(12)は、外周部に、ドレイン排出先端側を車体隔壁(13)の貫通穴(14)に挿通して圧接する、肉盛り形成した当接部(19)を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段。
- 前記ドレインホース(12)は、外周部に、ドレイン排出先端側を車体隔壁(13)の貫通穴(14)に挿通して、車体隔壁(13)の貫通穴(14)近傍の係止片(21)を係止させて保持する係止突出部(18)を設けたことを特徴とする請求項1ないし3記載のうちいずれか1記載の車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段。
- 前記弾性変形手段(17)は、前記ドレイン排出口(16)の外周に、前記ドレイン排出口(16)を取り囲むと共に、ベル状に拡開する形状として弾性変形可能に構成し、前記ドレインホース(12)は、後端側開口部の端面を、若干、中心軸に向かって傾斜させ、この後端側開口部の端面に前記弾性変形手段(17)を圧接状態で接するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段。
- 前記エアコンケース(11)のドレイン排出口(16)を設けた傾斜平坦部(11p)に、前記ドレインホース(12)における弾性変形手段(17)の開口端面に対応する嵌合部材(22)を設け、この嵌合部材(22)は、前記弾性変形手段(17)の開口端面を弾性的に挟持する構成としたことを特徴とする請求項2記載の車載用エアコンにおけるドレインホースの組付け手段。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008037733A1 (de) * | 2008-08-14 | 2010-02-18 | Behr Gmbh & Co. Kg | Kraftfahrzeugklimaanlage und Vorrichtung zum Ableiten von Kondenswasser |
DE102008037702A1 (de) * | 2008-08-14 | 2010-02-18 | Behr Gmbh & Co. Kg | Kraftfahrzeugklimaanlage und Vorrichtung zum Ableiten von Kondenswasser |
KR101300555B1 (ko) * | 2010-12-03 | 2013-09-03 | 한라비스테온공조 주식회사 | 차량용 공조장치 |
KR101307898B1 (ko) * | 2010-12-03 | 2013-09-13 | 한라비스테온공조 주식회사 | 차량용 공조장치 |
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2006
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