JP2020520640A5 - - Google Patents
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前述の態様のいずれかでは、チェックポイント阻害剤ポリペプチドを含む第2の組成物は、ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子または薬学的組成物の投与前、投与中、または投与後に投与される。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
任意選択でリンカーを介して膜ドメインに作動可能に連結されたヒトインターロイキン−12(IL−12)ポリペプチドをコードするオープンリーディングフレーム(ORF)を含むポリヌクレオチドであって、前記ヒトIL−12ポリペプチドが、IL−12 p35サブユニット(IL−12A)ポリペプチドに作動可能に連結されたIL−12 p40サブユニット(IL−12B)ポリペプチドを含み、前記膜ドメインが、膜貫通ドメインを含み、前記ポリヌクレオチドが、5’非翻訳領域(UTR)、前記ORF、及び3’UTRを含むmRNAである、前記ポリヌクレオチド。
(項目2)
前記膜貫通ドメインが、I型内在性膜タンパク質に由来する膜貫通ドメインを含む、項目1に記載のポリヌクレオチド。
(項目3)
前記膜貫通ドメインが、分化群8(CD8)膜貫通ドメイン、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)膜貫通ドメイン、及び分化群80(CD80)膜貫通ドメインからなる群から選択される、項目1に記載のポリヌクレオチド。
(項目4)
前記膜貫通ドメインがPDGFR−β膜貫通ドメインを含むPDGFR膜貫通ドメインである、項目3に記載のポリヌクレオチド。
(項目5)
前記PDGFR−β膜貫通ドメインが配列番号102に記載のアミノ酸配列を含む、項目4に記載のポリヌクレオチド。
(項目6)
前記膜貫通ドメインが配列番号101に記載のアミノ酸配列を含むCD8膜貫通ドメインである、項目3に記載のポリヌクレオチド。
(項目7)
前記膜貫通ドメインが配列番号103に記載のアミノ酸配列を含むCD80膜貫通ドメインである、項目3に記載のポリヌクレオチド。
(項目8)
前記膜ドメインが細胞内ドメインを含む、項目1〜7のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目9)
前記細胞内ドメインが前記膜貫通ドメインと同じポリペプチドに由来する、項目8に記載のポリヌクレオチド。
(項目10)
前記細胞内ドメインが、前記膜貫通ドメインが由来するものとは異なるポリペプチドに由来する、項目8に記載のポリヌクレオチド。
(項目11)
前記細胞内ドメインが、PDGFR細胞内ドメイン、切断型PDGFR細胞内ドメイン、及びCD80細胞内ドメインからなる群から選択される、項目8に記載のポリヌクレオチド。
(項目12)
前記細胞内ドメインがPDGFR−β細胞内ドメインを含むPDGFR細胞内ドメインである、項目11に記載のポリヌクレオチド。
(項目13)
前記PDGFR−β細胞内ドメインが配列番号226に記載のアミノ酸配列を含む、項目12に記載のポリヌクレオチド。
(項目14)
前記細胞内ドメインがE570またはG739で切断されたPDGFR−β細胞内ドメインを含む切断型PDGFR細胞内ドメインである、項目8に記載のポリヌクレオチド。
(項目15)
E570で切断された前記切断型PDGFR−β細胞内ドメインが配列番号227に記載のアミノ酸配列を含む、項目14に記載のポリヌクレオチド。
(項目16)
G739で切断された前記切断型PDGFR−β膜貫通が配列番号228に記載のアミノ酸配列を含む、項目14に記載のポリヌクレオチド。
(項目17)
前記細胞内ドメインが配列番号225に記載のアミノ酸配列を含むCD80細胞内ドメインである、項目8に記載のポリヌクレオチド。
(項目18)
前記膜ドメインが、
(i)PDGFR−β膜貫通ドメイン及びPDGFR−β細胞内ドメイン、
(ii)PDGFR−β膜貫通ドメイン、及びE570で切断された切断型PDGFR−β細胞内ドメイン、
(iii)PDGFR−β膜貫通ドメイン、及びG739で切断された切断型PDGFR−β細胞内ドメイン、または
(iv)CD80膜貫通ドメイン及びCD80細胞内ドメイン、
を含む、項目8〜17のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目19)
前記膜ドメインがペプチドリンカーによって前記IL−12Aポリペプチドに作動可能に連結された、項目1〜18のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目20)
前記膜ドメインがペプチドリンカーによって前記IL−12Bポリペプチドに作動可能に連結された、項目1〜18のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目21)
前記ペプチドリンカーがGly/Serリンカーを含む、項目19または20に記載のポリヌクレオチド。
(項目22)
前記Gly/Serリンカーが(G n S) m を含み、式中、nは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、または20であり、mは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、または20である、項目21に記載のポリヌクレオチド。
(項目23)
前記Gly/Serリンカーが前記Gly/Serリンカーの3’末端にロイシン及びグルタミンをさらに含む、項目21または22に記載のポリヌクレオチド。
(項目24)
前記ペプチドリンカーが配列番号229に記載のアミノ酸配列を含む、項目19または20に記載のポリヌクレオチド。
(項目25)
前記IL−12Bポリペプチドがペプチドリンカーによって前記IL−12Aポリペプチドに作動可能に連結された、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目26)
前記IL−12Bポリペプチドが前記IL−12Aポリペプチドの5’末端、または前記ペプチドリンカーの5’末端に位置した、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目27)
前記IL−12Aポリペプチドが前記IL−12Bポリペプチドの5’末端、または前記ペプチドリンカーの5’末端に位置した、項目1〜25のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目28)
前記ペプチドリンカーがGly/Serリンカーを含む、項目25〜27のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目29)
前記Gly/Serリンカーが(G n S) m を含み、式中、nは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、または20であり、mは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、または20である、項目28に記載のポリヌクレオチド。
(項目30)
前記Gly/Serリンカーが(G n S) m を含み、式中、nは6であり、mは1である、項目29に記載のポリヌクレオチド。
(項目31)
前記ORFがシグナルペプチドをコードする、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目32)
前記シグナルペプチドがIL−12Bシグナルペプチドである、項目31に記載のポリヌクレオチド。
(項目33)
前記IL−12Bポリペプチドが配列番号48のアミノ酸23〜328に記載のアミノ酸配列を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目34)
前記IL−12Aポリペプチドが配列番号48のアミノ酸336〜532に記載のアミノ酸配列を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目35)
前記IL−12Bシグナルペプチドが配列番号48のアミノ酸1〜22に記載のアミノ酸配列を含む、項目32〜34のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目36)
5’UTR、オープンリーディングフレーム(ORF)、及び3’UTRを含むmRNAであって、前記ORFが、5’から3’までをコードするヌクレオチド配列:
5’−[IL−12B]−[L1]−[IL−12A]−[L2]−[MD]−3’を含み、ここで
IL−12BはヒトIL−12 p40サブユニットポリペプチドであり、
L1は第1のペプチドリンカーであり、
IL−12AはヒトIL−12 p35サブユニットポリペプチドであり、
L2は第2のペプチドリンカーであり、
MDはI型内在性膜タンパク質由来の膜貫通ドメインを含む膜ドメインである、
前記mRNA。
(項目37)
I型内在性膜タンパク質由来の前記膜貫通ドメインが、分化群8(CD8)膜貫通ドメイン、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)膜貫通ドメイン、及び分化群80(CD80)膜貫通ドメインからなる群から選択される、項目36に記載のmRNA。
(項目38)
前記膜ドメインが細胞内ドメインを含む、項目36または37に記載のmRNA。
(項目39)
前記細胞内ドメインが、PDGFR細胞内ドメイン、切断型PDGFR細胞内ドメイン、及びCD80細胞内ドメインからなる群から選択される、項目38に記載のmRNA。
(項目40)
I型内在性膜タンパク質由来の前記膜貫通ドメインがCD80膜貫通ドメインであり、任意選択で前記CD80膜貫通ドメインが配列番号103に記載のアミノ酸配列を含む、項目36〜39のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目41)
前記細胞内ドメインが配列番号225に記載のアミノ酸配列を含むCD80細胞内ドメインである、項目39または40に記載のmRNA。
(項目42)
I型内在性膜タンパク質の前記膜貫通ドメインがPDGFR膜貫通ドメインであり、任意選択で前記PDGFR膜貫通ドメインがPDGFR−β膜貫通ドメインを含む、項目36〜39のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目43)
前記PDGFR膜貫通ドメインが配列番号102に記載のアミノ酸配列を含むPDGFR−β膜貫通ドメインを含む、項目42に記載のmRNA。
(項目44)
前記細胞内ドメインがPDGFR−β細胞内ドメインを含むPDGFR細胞内ドメインである、項目39、40、42及び43のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目45)
前記PDGFR−β細胞内ドメインが配列番号226に記載のアミノ酸配列を含む、項目44に記載のmRNA。
(項目46)
前記PDGFR細胞内ドメインが切断型PDGFR−β細胞内ドメインを含む、項目44に記載のmRNA。
(項目47)
前記切断型PDGFR−β細胞内ドメインが、E570で切断されており、配列番号227に記載のアミノ酸配列を含む、項目46に記載のmRNA。
(項目48)
前記切断型PDGFR−β細胞内ドメインが、G739で切断されており、配列番号228に記載のアミノ酸配列を含む、項目46に記載のmRNA。
(項目49)
前記ORFがシグナルペプチドをコードする、項目36〜48のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目50)
前記シグナルペプチドがIL−12Bシグナルペプチドである、項目49に記載のmRNA。
(項目51)
前記IL−12Bシグナルペプチドが配列番号48のアミノ酸1〜22に記載のアミノ酸配列を含む、項目50に記載のmRNA。
(項目52)
前記IL−12Bポリペプチドが配列番号48のアミノ酸23〜328に記載のアミノ酸配列を含む、項目36〜51のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目53)
前記IL−12Aポリペプチドが配列番号48のアミノ酸336〜532に記載のアミノ酸配列を含む、項目36〜52のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目54)
前記第1のペプチドリンカー[L1]及び第2のペプチドリンカー[L2]が、それぞれGly/Serリンカーである、項目36〜53のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目55)
[L1]が配列番号214に記載のアミノ酸配列を含む、項目54に記載のmRNA。
(項目56)
[L2]が(G n S) m を含み、式中、nは1〜4であり、mは1〜4である、項目54または55に記載のmRNA。
(項目57)
[L2]が(G 4 S) m を含み、式中、mは1〜4である、項目54または55に記載のmRNA。
(項目58)
[L2]が配列番号229に記載のアミノ酸配列を含む、項目57に記載のmRNA。
(項目59)
配列番号273もしくは配列番号274に記載の配列、または配列番号273もしくは配列番号274に記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含む、項目36に記載のmRNA。
(項目60)
配列番号275〜279のいずれか1つに記載の配列、または配列番号275〜279のいずれか1つに記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含む、項目36に記載のmRNA。
(項目61)
配列番号281に記載の配列、または配列番号280に記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含む、項目36に記載のmRNA。
(項目62)
配列番号282に記載の配列、または配列番号282に記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含む、項目36に記載のmRNA。
(項目63)
前記3’UTRがマイクロRNA結合部位を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目64)
前記マイクロRNA結合部位がmiR−122結合部位である、項目63に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目65)
前記miR−122結合部位がmiR−122−3pまたはmiR−122−5p結合部位である、項目64に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目66)
前記miR−122−5p結合部位が配列番号54に記載の配列を含む、項目65に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目67)
前記3’UTRが配列番号283に記載の配列を含む、項目63に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目68)
前記5’UTRが配列番号287に記載の配列を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目69)
前記ポリヌクレオチドが5’末端キャップ構造を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目70)
前記5’末端キャップ構造がCap0、Cap1、ARCA、イノシン、N1−メチル−グアノシン、2’フルオロ−グアノシン、7−デアザ−グアノシン、8−オキソ−グアノシン、2−アミノ−グアノシン、LNA−グアノシン、2−アジドグアノシン、Cap2、Cap4、5’メチルGキャップ、またはその類似体である、項目69に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目71)
前記ポリヌクレオチドが3’ポリA尾部を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目72)
前記mRNAが少なくとも1つの化学的修飾を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目73)
前記化学的修飾が、シュードウリジン、N1−メチルシュードウリジン、2−チオウリジン、4’−チオウリジン、5−メチルシトシン、2−チオ−1−メチル−1−デアザ−シュードウリジン、2−チオ−1−メチル−シュードウリジン、2−チオ−5−アザ−ウリジン、2−チオ−ジヒドロシュードウリジン、2−チオ−ジヒドロウリジン、2−チオ−シュードウリジン、4−メトキシ−2−チオ−シュードウリジン、4−メトキシ−シュードウリジン、4−チオ−1−メチル−シュードウリジン、4−チオ−シュードウリジン、5−アザ−ウリジン、ジヒドロシュードウリジン、5−メチルウリジン、5−メチルウリジン、5−メトキシウリジン、及び2’−O−メチルウリジンからなる群から選択される、項目72に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目74)
前記化学的修飾が、シュードウリジンまたはシュードウリジン類似体からなる群から選択される、項目72に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目75)
前記化学的修飾がN1−メチルシュードウリジンである、項目72に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目76)
前記mRNAが、N1−メチルシュードウリジンによって完全に修飾された、項目72に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目77)
先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA、及び薬学的に許容可能な担体を含む組成物。
(項目78)
項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNAを含む脂質ナノ粒子。
(項目79)
前記脂質ナノ粒子が、約20〜60%のイオン化可能アミノ脂質、5〜25%のリン脂質、25〜55%のステロール、及び0.5〜15%のPEG修飾脂質のモル比を含む、項目78に記載の脂質ナノ粒子。
(項目80)
前記イオン化可能アミノ脂質が、例えば、2,2−ジリノレイル−4−ジメチルアミノエチル−[1,3]−ジオキソラン(DLin−KC2−DMA)、ジリノレイル−メチル−4−ジメチルアミノブチレート(DLin−MC3−DMA)、及びジ((Z)−ノン−2−エン−1−イル)9−((4−(ジメチルアミノ)ブタノイル)オキシ)ヘプタデカンジオエート(L319)からなる群から選択される、項目79に記載の脂質ナノ粒子。
(項目81)
前記イオン化可能アミノ脂質が式(I)の化合物を含む、項目80に記載の脂質ナノ粒子。
(項目82)
前記式(I)の化合物が化合物18である、項目81に記載の脂質ナノ粒子。
(項目83)
項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、及び薬学的に許容可能な担体を含む薬学的組成物。
(項目84)
前記薬学的に許容可能な担体が緩衝液を含む、項目83に記載の薬学的組成物。
(項目85)
腫瘍内送達のために製剤化されている、項目83〜84のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
(項目86)
個体におけるがんの処置またはその進行の遅延に使用するための、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物であって、
前記処置が、第2の組成物と組合せた、前記ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子、または薬学的組成物の投与を含み、
前記第2の組成物が、抗がん剤、またはチェックポイント阻害剤ポリペプチドなどの抗がん剤をコードするORFを含むポリヌクレオチド、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含む、前記ポリヌクレオチドもしくはmRNA、組成物、脂質ナノ粒子、または薬学的組成物。
(項目87)
個体におけるがんの処置またはその進行の遅延のための医薬の製造における、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体の使用であって、前記医薬が、前記ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子、または薬学的組成物、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含み、前記処置が、抗がん剤、またはチェックポイント阻害剤ポリペプチドなどの抗がん剤をコードするORFを含むポリヌクレオチド、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含む組成物と組合せた前記医薬の投与を含む、前記使用。
(項目88)
個体におけるがんの処置またはその進行の遅延のための、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体、ならびに前記ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子もしくは薬学的組成物の投与に関する指示書を含む添付文書、を含む容器を含むキット。
(項目89)
前記添付文書が、個体におけるがんの処置またはその進行の遅延のための、抗がん剤、またはチェックポイント阻害剤ポリペプチドなどの抗がん剤をコードするORFを含むポリヌクレオチド、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含む組成物と組合せた前記脂質ナノ粒子または薬学的組成物の投与に関する指示書をさらに含む、項目88に記載のキット。
(項目90)
個体におけるがんの処置またはその進行の遅延のための、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物を含む医薬、ならびに前記医薬単独の投与に関する指示書、または抗がん剤、もしくはチェックポイント阻害剤ポリペプチドなどの抗がん剤をコードするORFを含むポリヌクレオチド、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含む組成物と組合せた投与に関する指示書を含む添付文書、を含むキット。
(項目91)
前記キットが、個体におけるがんの処置またはその進行の遅延のための、前記第2の薬剤の投与前、投与中、または投与後に前記第1の薬剤を投与するための指示書を含む添付文書をさらに含む項目90に記載のキット。
(項目92)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、PD1、PD−L1、CTLA4、またはこれらの組合せを阻害する、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目93)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが抗体である、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目94)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、CTLA4に特異的に結合する抗CTLA4抗体またはその抗原結合断片、PD1に特異的に結合する抗PD1抗体またはその抗原結合断片、PD−L1に特異的に結合する抗PD−L1抗体またはその抗原結合断片、及びこれらの組合せから選択される抗体である、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目95)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、アテゾリズマブ、アベルマブ、またはデュルバルマブから選択される抗PD−L1抗体である、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目96)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、トレメリムマブまたはイピリムマブから選択される抗CTLA−4抗体である、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目97)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、ニボルマブまたはペンブロリズマブから選択される抗PD1抗体である、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目98)
腫瘍のサイズの縮小、または腫瘍の成長の阻害を、それを必要とする対象において行う方法であって、前記対象に、有効量の、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物を投与することを含む、前記方法。
(項目99)
抗腫瘍応答の誘導を、それを必要とする対象において行う方法であって、前記対象に、有効量の、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物を投与することを含む、前記方法。
(項目100)
前記ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子脂質、または薬学的組成物が腫瘍内注射により投与される、項目98〜99のいずれか1項に記載の方法。
(項目101)
前記抗腫瘍応答がT細胞応答を含む、項目99〜100のいずれか1項に記載の方法。
(項目102)
前記T細胞応答がCD8+T細胞を含む、項目101に記載の方法。
(項目103)
抗がん剤、または抗がん剤をコードするORFを含むポリヌクレオチドを含む組成物の有効量を前記対象に投与することをさらに含む、項目98〜102のいずれか1項に記載の方法。
(項目104)
チェックポイント阻害剤ポリペプチドまたはそれをコードするポリヌクレオチド、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含む第2の組成物を投与することをさらに含む、項目98〜102のいずれか1項に記載の方法。
(項目105)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、PD1、PD−L1、CTLA4、またはこれらの組合せを阻害する、項目104に記載の方法。
(項目106)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが抗体である、項目105に記載の方法。
(項目107)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、CTLA4に特異的に結合する抗CTLA4抗体またはその抗原結合断片、PD1に特異的に結合する抗PD1抗体またはその抗原結合断片、PD−L1に特異的に結合する抗PD−L1抗体またはその抗原結合断片、及びこれらの組合せから選択される抗体である、項目106に記載の方法。
(項目108)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、アテゾリズマブ、アベルマブ、またはデュルバルマブから選択される抗PD−L1抗体である、項目107に記載の方法。
(項目109)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、トレメリムマブまたはイピリムマブから選択される抗CTLA−4抗体である、項目107に記載の方法。
(項目110)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、ニボルマブまたはペンブロリズマブから選択される抗PD1抗体である、項目107に記載の方法。
(項目111)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドを含む前記組成物が静脈内注射により投与される、項目104〜110のいずれか1項に記載の方法。
(項目112)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドを含む前記組成物が2〜3週間ごとに1回投与される、項目111に記載の方法。
(項目113)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドを含む前記第2の組成物が、前記ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子または薬学的組成物の投与前、投与中、または投与後に投与される、項目104〜112のいずれか1項に記載の方法。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
任意選択でリンカーを介して膜ドメインに作動可能に連結されたヒトインターロイキン−12(IL−12)ポリペプチドをコードするオープンリーディングフレーム(ORF)を含むポリヌクレオチドであって、前記ヒトIL−12ポリペプチドが、IL−12 p35サブユニット(IL−12A)ポリペプチドに作動可能に連結されたIL−12 p40サブユニット(IL−12B)ポリペプチドを含み、前記膜ドメインが、膜貫通ドメインを含み、前記ポリヌクレオチドが、5’非翻訳領域(UTR)、前記ORF、及び3’UTRを含むmRNAである、前記ポリヌクレオチド。
(項目2)
前記膜貫通ドメインが、I型内在性膜タンパク質に由来する膜貫通ドメインを含む、項目1に記載のポリヌクレオチド。
(項目3)
前記膜貫通ドメインが、分化群8(CD8)膜貫通ドメイン、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)膜貫通ドメイン、及び分化群80(CD80)膜貫通ドメインからなる群から選択される、項目1に記載のポリヌクレオチド。
(項目4)
前記膜貫通ドメインがPDGFR−β膜貫通ドメインを含むPDGFR膜貫通ドメインである、項目3に記載のポリヌクレオチド。
(項目5)
前記PDGFR−β膜貫通ドメインが配列番号102に記載のアミノ酸配列を含む、項目4に記載のポリヌクレオチド。
(項目6)
前記膜貫通ドメインが配列番号101に記載のアミノ酸配列を含むCD8膜貫通ドメインである、項目3に記載のポリヌクレオチド。
(項目7)
前記膜貫通ドメインが配列番号103に記載のアミノ酸配列を含むCD80膜貫通ドメインである、項目3に記載のポリヌクレオチド。
(項目8)
前記膜ドメインが細胞内ドメインを含む、項目1〜7のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目9)
前記細胞内ドメインが前記膜貫通ドメインと同じポリペプチドに由来する、項目8に記載のポリヌクレオチド。
(項目10)
前記細胞内ドメインが、前記膜貫通ドメインが由来するものとは異なるポリペプチドに由来する、項目8に記載のポリヌクレオチド。
(項目11)
前記細胞内ドメインが、PDGFR細胞内ドメイン、切断型PDGFR細胞内ドメイン、及びCD80細胞内ドメインからなる群から選択される、項目8に記載のポリヌクレオチド。
(項目12)
前記細胞内ドメインがPDGFR−β細胞内ドメインを含むPDGFR細胞内ドメインである、項目11に記載のポリヌクレオチド。
(項目13)
前記PDGFR−β細胞内ドメインが配列番号226に記載のアミノ酸配列を含む、項目12に記載のポリヌクレオチド。
(項目14)
前記細胞内ドメインがE570またはG739で切断されたPDGFR−β細胞内ドメインを含む切断型PDGFR細胞内ドメインである、項目8に記載のポリヌクレオチド。
(項目15)
E570で切断された前記切断型PDGFR−β細胞内ドメインが配列番号227に記載のアミノ酸配列を含む、項目14に記載のポリヌクレオチド。
(項目16)
G739で切断された前記切断型PDGFR−β膜貫通が配列番号228に記載のアミノ酸配列を含む、項目14に記載のポリヌクレオチド。
(項目17)
前記細胞内ドメインが配列番号225に記載のアミノ酸配列を含むCD80細胞内ドメインである、項目8に記載のポリヌクレオチド。
(項目18)
前記膜ドメインが、
(i)PDGFR−β膜貫通ドメイン及びPDGFR−β細胞内ドメイン、
(ii)PDGFR−β膜貫通ドメイン、及びE570で切断された切断型PDGFR−β細胞内ドメイン、
(iii)PDGFR−β膜貫通ドメイン、及びG739で切断された切断型PDGFR−β細胞内ドメイン、または
(iv)CD80膜貫通ドメイン及びCD80細胞内ドメイン、
を含む、項目8〜17のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目19)
前記膜ドメインがペプチドリンカーによって前記IL−12Aポリペプチドに作動可能に連結された、項目1〜18のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目20)
前記膜ドメインがペプチドリンカーによって前記IL−12Bポリペプチドに作動可能に連結された、項目1〜18のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目21)
前記ペプチドリンカーがGly/Serリンカーを含む、項目19または20に記載のポリヌクレオチド。
(項目22)
前記Gly/Serリンカーが(G n S) m を含み、式中、nは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、または20であり、mは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、または20である、項目21に記載のポリヌクレオチド。
(項目23)
前記Gly/Serリンカーが前記Gly/Serリンカーの3’末端にロイシン及びグルタミンをさらに含む、項目21または22に記載のポリヌクレオチド。
(項目24)
前記ペプチドリンカーが配列番号229に記載のアミノ酸配列を含む、項目19または20に記載のポリヌクレオチド。
(項目25)
前記IL−12Bポリペプチドがペプチドリンカーによって前記IL−12Aポリペプチドに作動可能に連結された、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目26)
前記IL−12Bポリペプチドが前記IL−12Aポリペプチドの5’末端、または前記ペプチドリンカーの5’末端に位置した、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目27)
前記IL−12Aポリペプチドが前記IL−12Bポリペプチドの5’末端、または前記ペプチドリンカーの5’末端に位置した、項目1〜25のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目28)
前記ペプチドリンカーがGly/Serリンカーを含む、項目25〜27のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目29)
前記Gly/Serリンカーが(G n S) m を含み、式中、nは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、または20であり、mは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、または20である、項目28に記載のポリヌクレオチド。
(項目30)
前記Gly/Serリンカーが(G n S) m を含み、式中、nは6であり、mは1である、項目29に記載のポリヌクレオチド。
(項目31)
前記ORFがシグナルペプチドをコードする、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目32)
前記シグナルペプチドがIL−12Bシグナルペプチドである、項目31に記載のポリヌクレオチド。
(項目33)
前記IL−12Bポリペプチドが配列番号48のアミノ酸23〜328に記載のアミノ酸配列を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目34)
前記IL−12Aポリペプチドが配列番号48のアミノ酸336〜532に記載のアミノ酸配列を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目35)
前記IL−12Bシグナルペプチドが配列番号48のアミノ酸1〜22に記載のアミノ酸配列を含む、項目32〜34のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。
(項目36)
5’UTR、オープンリーディングフレーム(ORF)、及び3’UTRを含むmRNAであって、前記ORFが、5’から3’までをコードするヌクレオチド配列:
5’−[IL−12B]−[L1]−[IL−12A]−[L2]−[MD]−3’を含み、ここで
IL−12BはヒトIL−12 p40サブユニットポリペプチドであり、
L1は第1のペプチドリンカーであり、
IL−12AはヒトIL−12 p35サブユニットポリペプチドであり、
L2は第2のペプチドリンカーであり、
MDはI型内在性膜タンパク質由来の膜貫通ドメインを含む膜ドメインである、
前記mRNA。
(項目37)
I型内在性膜タンパク質由来の前記膜貫通ドメインが、分化群8(CD8)膜貫通ドメイン、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)膜貫通ドメイン、及び分化群80(CD80)膜貫通ドメインからなる群から選択される、項目36に記載のmRNA。
(項目38)
前記膜ドメインが細胞内ドメインを含む、項目36または37に記載のmRNA。
(項目39)
前記細胞内ドメインが、PDGFR細胞内ドメイン、切断型PDGFR細胞内ドメイン、及びCD80細胞内ドメインからなる群から選択される、項目38に記載のmRNA。
(項目40)
I型内在性膜タンパク質由来の前記膜貫通ドメインがCD80膜貫通ドメインであり、任意選択で前記CD80膜貫通ドメインが配列番号103に記載のアミノ酸配列を含む、項目36〜39のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目41)
前記細胞内ドメインが配列番号225に記載のアミノ酸配列を含むCD80細胞内ドメインである、項目39または40に記載のmRNA。
(項目42)
I型内在性膜タンパク質の前記膜貫通ドメインがPDGFR膜貫通ドメインであり、任意選択で前記PDGFR膜貫通ドメインがPDGFR−β膜貫通ドメインを含む、項目36〜39のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目43)
前記PDGFR膜貫通ドメインが配列番号102に記載のアミノ酸配列を含むPDGFR−β膜貫通ドメインを含む、項目42に記載のmRNA。
(項目44)
前記細胞内ドメインがPDGFR−β細胞内ドメインを含むPDGFR細胞内ドメインである、項目39、40、42及び43のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目45)
前記PDGFR−β細胞内ドメインが配列番号226に記載のアミノ酸配列を含む、項目44に記載のmRNA。
(項目46)
前記PDGFR細胞内ドメインが切断型PDGFR−β細胞内ドメインを含む、項目44に記載のmRNA。
(項目47)
前記切断型PDGFR−β細胞内ドメインが、E570で切断されており、配列番号227に記載のアミノ酸配列を含む、項目46に記載のmRNA。
(項目48)
前記切断型PDGFR−β細胞内ドメインが、G739で切断されており、配列番号228に記載のアミノ酸配列を含む、項目46に記載のmRNA。
(項目49)
前記ORFがシグナルペプチドをコードする、項目36〜48のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目50)
前記シグナルペプチドがIL−12Bシグナルペプチドである、項目49に記載のmRNA。
(項目51)
前記IL−12Bシグナルペプチドが配列番号48のアミノ酸1〜22に記載のアミノ酸配列を含む、項目50に記載のmRNA。
(項目52)
前記IL−12Bポリペプチドが配列番号48のアミノ酸23〜328に記載のアミノ酸配列を含む、項目36〜51のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目53)
前記IL−12Aポリペプチドが配列番号48のアミノ酸336〜532に記載のアミノ酸配列を含む、項目36〜52のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目54)
前記第1のペプチドリンカー[L1]及び第2のペプチドリンカー[L2]が、それぞれGly/Serリンカーである、項目36〜53のいずれか1項に記載のmRNA。
(項目55)
[L1]が配列番号214に記載のアミノ酸配列を含む、項目54に記載のmRNA。
(項目56)
[L2]が(G n S) m を含み、式中、nは1〜4であり、mは1〜4である、項目54または55に記載のmRNA。
(項目57)
[L2]が(G 4 S) m を含み、式中、mは1〜4である、項目54または55に記載のmRNA。
(項目58)
[L2]が配列番号229に記載のアミノ酸配列を含む、項目57に記載のmRNA。
(項目59)
配列番号273もしくは配列番号274に記載の配列、または配列番号273もしくは配列番号274に記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含む、項目36に記載のmRNA。
(項目60)
配列番号275〜279のいずれか1つに記載の配列、または配列番号275〜279のいずれか1つに記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含む、項目36に記載のmRNA。
(項目61)
配列番号281に記載の配列、または配列番号280に記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含む、項目36に記載のmRNA。
(項目62)
配列番号282に記載の配列、または配列番号282に記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含む、項目36に記載のmRNA。
(項目63)
前記3’UTRがマイクロRNA結合部位を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目64)
前記マイクロRNA結合部位がmiR−122結合部位である、項目63に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目65)
前記miR−122結合部位がmiR−122−3pまたはmiR−122−5p結合部位である、項目64に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目66)
前記miR−122−5p結合部位が配列番号54に記載の配列を含む、項目65に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目67)
前記3’UTRが配列番号283に記載の配列を含む、項目63に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目68)
前記5’UTRが配列番号287に記載の配列を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目69)
前記ポリヌクレオチドが5’末端キャップ構造を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目70)
前記5’末端キャップ構造がCap0、Cap1、ARCA、イノシン、N1−メチル−グアノシン、2’フルオロ−グアノシン、7−デアザ−グアノシン、8−オキソ−グアノシン、2−アミノ−グアノシン、LNA−グアノシン、2−アジドグアノシン、Cap2、Cap4、5’メチルGキャップ、またはその類似体である、項目69に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目71)
前記ポリヌクレオチドが3’ポリA尾部を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目72)
前記mRNAが少なくとも1つの化学的修飾を含む、先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目73)
前記化学的修飾が、シュードウリジン、N1−メチルシュードウリジン、2−チオウリジン、4’−チオウリジン、5−メチルシトシン、2−チオ−1−メチル−1−デアザ−シュードウリジン、2−チオ−1−メチル−シュードウリジン、2−チオ−5−アザ−ウリジン、2−チオ−ジヒドロシュードウリジン、2−チオ−ジヒドロウリジン、2−チオ−シュードウリジン、4−メトキシ−2−チオ−シュードウリジン、4−メトキシ−シュードウリジン、4−チオ−1−メチル−シュードウリジン、4−チオ−シュードウリジン、5−アザ−ウリジン、ジヒドロシュードウリジン、5−メチルウリジン、5−メチルウリジン、5−メトキシウリジン、及び2’−O−メチルウリジンからなる群から選択される、項目72に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目74)
前記化学的修飾が、シュードウリジンまたはシュードウリジン類似体からなる群から選択される、項目72に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目75)
前記化学的修飾がN1−メチルシュードウリジンである、項目72に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目76)
前記mRNAが、N1−メチルシュードウリジンによって完全に修飾された、項目72に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA。
(項目77)
先行項目のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNA、及び薬学的に許容可能な担体を含む組成物。
(項目78)
項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたはmRNAを含む脂質ナノ粒子。
(項目79)
前記脂質ナノ粒子が、約20〜60%のイオン化可能アミノ脂質、5〜25%のリン脂質、25〜55%のステロール、及び0.5〜15%のPEG修飾脂質のモル比を含む、項目78に記載の脂質ナノ粒子。
(項目80)
前記イオン化可能アミノ脂質が、例えば、2,2−ジリノレイル−4−ジメチルアミノエチル−[1,3]−ジオキソラン(DLin−KC2−DMA)、ジリノレイル−メチル−4−ジメチルアミノブチレート(DLin−MC3−DMA)、及びジ((Z)−ノン−2−エン−1−イル)9−((4−(ジメチルアミノ)ブタノイル)オキシ)ヘプタデカンジオエート(L319)からなる群から選択される、項目79に記載の脂質ナノ粒子。
(項目81)
前記イオン化可能アミノ脂質が式(I)の化合物を含む、項目80に記載の脂質ナノ粒子。
(項目82)
前記式(I)の化合物が化合物18である、項目81に記載の脂質ナノ粒子。
(項目83)
項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、及び薬学的に許容可能な担体を含む薬学的組成物。
(項目84)
前記薬学的に許容可能な担体が緩衝液を含む、項目83に記載の薬学的組成物。
(項目85)
腫瘍内送達のために製剤化されている、項目83〜84のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
(項目86)
個体におけるがんの処置またはその進行の遅延に使用するための、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物であって、
前記処置が、第2の組成物と組合せた、前記ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子、または薬学的組成物の投与を含み、
前記第2の組成物が、抗がん剤、またはチェックポイント阻害剤ポリペプチドなどの抗がん剤をコードするORFを含むポリヌクレオチド、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含む、前記ポリヌクレオチドもしくはmRNA、組成物、脂質ナノ粒子、または薬学的組成物。
(項目87)
個体におけるがんの処置またはその進行の遅延のための医薬の製造における、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体の使用であって、前記医薬が、前記ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子、または薬学的組成物、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含み、前記処置が、抗がん剤、またはチェックポイント阻害剤ポリペプチドなどの抗がん剤をコードするORFを含むポリヌクレオチド、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含む組成物と組合せた前記医薬の投与を含む、前記使用。
(項目88)
個体におけるがんの処置またはその進行の遅延のための、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体、ならびに前記ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子もしくは薬学的組成物の投与に関する指示書を含む添付文書、を含む容器を含むキット。
(項目89)
前記添付文書が、個体におけるがんの処置またはその進行の遅延のための、抗がん剤、またはチェックポイント阻害剤ポリペプチドなどの抗がん剤をコードするORFを含むポリヌクレオチド、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含む組成物と組合せた前記脂質ナノ粒子または薬学的組成物の投与に関する指示書をさらに含む、項目88に記載のキット。
(項目90)
個体におけるがんの処置またはその進行の遅延のための、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物を含む医薬、ならびに前記医薬単独の投与に関する指示書、または抗がん剤、もしくはチェックポイント阻害剤ポリペプチドなどの抗がん剤をコードするORFを含むポリヌクレオチド、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含む組成物と組合せた投与に関する指示書を含む添付文書、を含むキット。
(項目91)
前記キットが、個体におけるがんの処置またはその進行の遅延のための、前記第2の薬剤の投与前、投与中、または投与後に前記第1の薬剤を投与するための指示書を含む添付文書をさらに含む項目90に記載のキット。
(項目92)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、PD1、PD−L1、CTLA4、またはこれらの組合せを阻害する、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目93)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが抗体である、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目94)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、CTLA4に特異的に結合する抗CTLA4抗体またはその抗原結合断片、PD1に特異的に結合する抗PD1抗体またはその抗原結合断片、PD−L1に特異的に結合する抗PD−L1抗体またはその抗原結合断片、及びこれらの組合せから選択される抗体である、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目95)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、アテゾリズマブ、アベルマブ、またはデュルバルマブから選択される抗PD−L1抗体である、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目96)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、トレメリムマブまたはイピリムマブから選択される抗CTLA−4抗体である、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目97)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、ニボルマブまたはペンブロリズマブから選択される抗PD1抗体である、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物、項目86〜87に記載の使用、または項目88〜91のいずれか1項に記載のキット。
(項目98)
腫瘍のサイズの縮小、または腫瘍の成長の阻害を、それを必要とする対象において行う方法であって、前記対象に、有効量の、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物を投与することを含む、前記方法。
(項目99)
抗腫瘍応答の誘導を、それを必要とする対象において行う方法であって、前記対象に、有効量の、項目1〜76のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドもしくはmRNA、項目77に記載の組成物、項目78〜82のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、または項目83〜85のいずれか1項に記載の薬学的組成物を投与することを含む、前記方法。
(項目100)
前記ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子脂質、または薬学的組成物が腫瘍内注射により投与される、項目98〜99のいずれか1項に記載の方法。
(項目101)
前記抗腫瘍応答がT細胞応答を含む、項目99〜100のいずれか1項に記載の方法。
(項目102)
前記T細胞応答がCD8+T細胞を含む、項目101に記載の方法。
(項目103)
抗がん剤、または抗がん剤をコードするORFを含むポリヌクレオチドを含む組成物の有効量を前記対象に投与することをさらに含む、項目98〜102のいずれか1項に記載の方法。
(項目104)
チェックポイント阻害剤ポリペプチドまたはそれをコードするポリヌクレオチド、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体を含む第2の組成物を投与することをさらに含む、項目98〜102のいずれか1項に記載の方法。
(項目105)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、PD1、PD−L1、CTLA4、またはこれらの組合せを阻害する、項目104に記載の方法。
(項目106)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが抗体である、項目105に記載の方法。
(項目107)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、CTLA4に特異的に結合する抗CTLA4抗体またはその抗原結合断片、PD1に特異的に結合する抗PD1抗体またはその抗原結合断片、PD−L1に特異的に結合する抗PD−L1抗体またはその抗原結合断片、及びこれらの組合せから選択される抗体である、項目106に記載の方法。
(項目108)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、アテゾリズマブ、アベルマブ、またはデュルバルマブから選択される抗PD−L1抗体である、項目107に記載の方法。
(項目109)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、トレメリムマブまたはイピリムマブから選択される抗CTLA−4抗体である、項目107に記載の方法。
(項目110)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドが、ニボルマブまたはペンブロリズマブから選択される抗PD1抗体である、項目107に記載の方法。
(項目111)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドを含む前記組成物が静脈内注射により投与される、項目104〜110のいずれか1項に記載の方法。
(項目112)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドを含む前記組成物が2〜3週間ごとに1回投与される、項目111に記載の方法。
(項目113)
前記チェックポイント阻害剤ポリペプチドを含む前記第2の組成物が、前記ポリヌクレオチド、mRNA、組成物、脂質ナノ粒子または薬学的組成物の投与前、投与中、または投与後に投与される、項目104〜112のいずれか1項に記載の方法。
Claims (18)
- 任意選択でリンカーを介して膜ドメインに作動可能に連結されたヒトインターロイキン−12(IL−12)ポリペプチドをコードするオープンリーディングフレーム(ORF)を含むポリヌクレオチドであって、前記ヒトIL−12ポリペプチドが、IL−12 p35サブユニット(IL−12A)ポリペプチドに作動可能に連結されたIL−12 p40サブユニット(IL−12B)ポリペプチドを含み、前記膜ドメインが、膜貫通ドメインを含み、前記ポリヌクレオチドが、5’非翻訳領域(UTR)、前記ORF、及び3’UTRを含むmRNAである、前記ポリヌクレオチド。
- 前記膜貫通ドメインが、I型内在性膜タンパク質に由来する膜貫通ドメインを含み、
必要に応じて、前記膜貫通ドメインが、分化群8(CD8)膜貫通ドメイン、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)膜貫通ドメイン、及び分化群80(CD80)膜貫通ドメインからなる群から選択される、
請求項1に記載のポリヌクレオチド。 - 前記膜ドメインが細胞内ドメインを含む、請求項1または2に記載のポリヌクレオチド。
- 前記膜ドメインがペプチドリンカーによって前記IL−12Aポリペプチドに作動可能に連結されているか、または
前記膜ドメインがペプチドリンカーによって前記IL−12Bポリペプチドに作動可能に連結された、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。 - 前記IL−12Bポリペプチドがペプチドリンカーによって前記IL−12Aポリペプチドに作動可能に連結され、
必要に応じて、前記IL−12Bポリペプチドが前記IL−12Aポリペプチドの5’末端、または前記ペプチドリンカーの5’末端に位置し、または
必要に応じて、前記IL−12Aポリペプチドが前記IL−12Bポリペプチドの5’末端、または前記ペプチドリンカーの5’末端に位置した、
請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリヌクレオチド。 - 5’UTR、オープンリーディングフレーム(ORF)、及び3’UTRを含むmRNAであって、前記ORFが、5’から3’までをコードするヌクレオチド配列:
5’−[IL−12B]−[L1]−[IL−12A]−[L2]−[MD]−3’を含み、ここで
IL−12BはヒトIL−12 p40サブユニットポリペプチドであり、
L1は第1のペプチドリンカーであり、
IL−12AはヒトIL−12 p35サブユニットポリペプチドであり、
L2は第2のペプチドリンカーであり、
MDはI型内在性膜タンパク質由来の膜貫通ドメインを含む膜ドメインであり、
必要に応じて、I型内在性膜タンパク質由来の前記膜貫通ドメインが、分化群8(CD8)膜貫通ドメイン、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)膜貫通ドメイン、及び分化群80(CD80)膜貫通ドメインからなる群から選択される、
前記mRNA。 - 前記膜ドメインが細胞内ドメインを含む、請求項6に記載のmRNA。
- 配列番号273もしくは配列番号274に記載の配列、または配列番号273もしくは配列番号274に記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含むか、または
配列番号275〜279のいずれか1つに記載の配列、または配列番号275〜279のいずれか1つに記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含むか、または
配列番号281に記載の配列、または配列番号280に記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含むか、または
配列番号282に記載の配列、または配列番号282に記載の配列に対して、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%同一であるヌクレオチド配列を含む、
請求項6に記載のmRNA。 - 前記3’UTRがマイクロRNA結合部位を含み、
必要に応じて、前記マイクロRNA結合部位がmiR−122結合部位であり、
必要に応じて、前記miR−122結合部位がmiR−122−3pまたはmiR−122−5p結合部位である、
請求項1〜5のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたは請求項6〜8のいずれか1項に記載のmRNA。 - 前記ポリヌクレオチドが5’末端キャップ構造を含む、請求項1〜5もしくは9のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたは請求項6〜9のいずれか1項に記載のmRNA。
- 前記mRNAが少なくとも1つの化学的修飾を含み、
必要に応じて、前記化学的修飾が、シュードウリジン、N1−メチルシュードウリジン、2−チオウリジン、4’−チオウリジン、5−メチルシトシン、2−チオ−1−メチル−1−デアザ−シュードウリジン、2−チオ−1−メチル−シュードウリジン、2−チオ−5−アザ−ウリジン、2−チオ−ジヒドロシュードウリジン、2−チオ−ジヒドロウリジン、2−チオ−シュードウリジン、4−メトキシ−2−チオ−シュードウリジン、4−メトキシ−シュードウリジン、4−チオ−1−メチル−シュードウリジン、4−チオ−シュードウリジン、5−アザ−ウリジン、ジヒドロシュードウリジン、5−メチルウリジン、5−メチルウリジン、5−メトキシウリジン、及び2’−O−メチルウリジンからなる群から選択されるか、または
必要に応じて、前記化学的修飾が、シュードウリジンまたはシュードウリジン類似体からなる群から選択されるか、または
必要に応じて、前記化学的修飾がN1−メチルシュードウリジンであるか、または
必要に応じて、前記mRNAが、N1−メチルシュードウリジンによって完全に修飾された、
請求項1〜5もしくは9〜10のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたは請求項6〜10のいずれか1項に記載のmRNA。 - 請求項1〜5もしくは9〜11のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたは請求項6〜11のいずれか1項に記載のmRNA、及び薬学的に許容可能な担体を含む組成物。
- 請求項1〜5もしくは9〜11のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたは請求項6〜11のいずれか1項に記載のmRNAを含む脂質ナノ粒子。
- 前記脂質ナノ粒子が、約20〜60%のイオン化可能アミノ脂質、5〜25%のリン脂質、25〜55%のステロール、及び0.5〜15%のPEG修飾脂質のモル比を含み、
必要に応じて、前記イオン化可能アミノ脂質が、例えば、2,2−ジリノレイル−4−ジメチルアミノエチル−[1,3]−ジオキソラン(DLin−KC2−DMA)、ジリノレイル−メチル−4−ジメチルアミノブチレート(DLin−MC3−DMA)、及びジ((Z)−ノン−2−エン−1−イル)9−((4−(ジメチルアミノ)ブタノイル)オキシ)ヘプタデカンジオエート(L319)からなる群から選択され、
必要に応じて、前記イオン化可能アミノ脂質が式(I)の化合物を含み、
必要に応じて、前記式(I)の化合物が化合物18である、
請求項13に記載の脂質ナノ粒子。 - 請求項13〜14のいずれか1項に記載の脂質ナノ粒子、及び薬学的に許容可能な担体を含む薬学的組成物であって、必要に応じて、前記薬学的に許容可能な担体が緩衝液を含む、薬学的組成物。
- 個体におけるがんの処置またはその進行を遅延する方法において使用するための、請求項1〜5もしくは9〜11のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたは請求項6〜11のいずれか1項に記載のmRNA、及び任意選択の薬学的に許容可能な担体、ならびに前記ポリヌクレオチドまたはmRNAの投与に関する指示書を含む添付文書、を含む容器を含むキット。
- 腫瘍のサイズの縮小、または腫瘍の成長の阻害を、それを必要とする対象において行う方法において使用するため、または抗腫瘍応答の誘導を、それを必要とする対象において行う方法において使用するための、請求項1〜5もしくは9〜11のいずれか1項に記載のポリヌクレオチドまたは請求項6〜11のいずれか1項に記載のmRNAを含む組成物であって、必要に応じて、前記組成物が腫瘍内注射により投与される、組成物。
- 前記使用が、第2の組成物と組み合わせて前記組成物を投与することを含み、前記第2の組成物は抗がん剤を含み、必要に応じて、前記抗がん剤はmRNAである、請求項17に記載の組成物。
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