JP2020504716A5 - - Google Patents

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JP2020504716A5
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鼻腔スプレー溶液
医薬鼻腔スプレー溶液を調製するために、本明細書に開示されている10gの化合物を30mLの0.05Mリン酸緩衝液(pH4.4)と混合する。溶液は、各適用について100μLのスプレーを送達するように設計された鼻腔用投与器具に入れられる。
本発明は、以下の態様を含む。
[1] 式(I)の化合物であって、
式中、
およびZ は独立して、C(R またはR がそれらに結合するとき)、CH、またはNであり、
alkは、アルキレンであり、前記アルキレン鎖の1個または2個の炭素原子は、NR、O、SまたはSO (Rは、水素またはアルキルである)で任意選択で置き換えられ、前記アルキレン鎖は、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、およびアルコキシから独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意選択で置換されており、−alk−R は、炭素(a)または(b)に結合し、
は、−NR (式中、R およびR は独立して、水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルキル、もしくはハロアルコキシアルキルである)、非置換ヘテロシクリル、R 、R 、およびR のうちの1、2、もしくは3つで置換されたヘテロシクリル(R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、アルキルカルボニル、およびハロアルキルカルボニルから独立して選択される)、またはスピロヘテロシクロアミノ(前記スピロヘテロシクロアミノの窒素原子は、alkに結合する)であり、
は、水素、アルキル、シクロアルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、またはシアノであり、
は、水素、アルキル、ハロ、アルコキシ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、またはシアノであり、
は、水素、重水素、アルキル(任意選択で1〜9個の重水素で置換されている)、シクロアルキル(アルキル、ヒドロキシ、ハロ、アルコキシ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される1個または2個の置換基で任意選択で置換されている)、シクロアルケニル、フェニル(アルキル、ハロ、ヒドロキシ、およびアルコキシから独立して選択される1個または2個の置換基で任意選択で置換されている)、ヘテロアリール(アルキル、ハロ、ヒドロキシ、およびアルコキシから独立して選択される1個または2個の置換基で任意選択で置換されている)、ヘテロシクリル(アルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される1個または2個の置換基で任意選択で置換されている)、−OR (R は、水素、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、ハロシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリル、もしくはヘテロシクリルアルキルである)、またはNR (R は、水素またはアルキルであり、R は、水素、アルキル、重水素化アルキル、アルキルチオアルキル、アシル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、シアノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキルである)であり、R およびR の前記シクロアルキル、前記アリール、前記ヘテロアリール、および前記ヘテロシクリルは、単独で、または前記シクロアルキルアルキル、前記アラルキル、前記ヘテロアラルキル、および前記ヘテロシクリルアルキルの一部として、独立して、非置換、またはR 、R 、およびR のうちの1個、2個、もしくは3個で置換されており、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、およびハロアルコキシから独立して選択され、R およびR の前記アラルキル、前記ヘテロアラルキル、前記ヘテロシクリルアルキル、および前記シクロアルキルアルキルの前記アルキレンは、1〜9個の重水素で任意選択で置換されており、
Xは、炭素または窒素であり、
環Bは、フェニル、窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1、2、もしくは3個のヘテロ原子を含有する5員もしくは6員のヘテロアリール、5員もしくは6員のシクロアルキル、スピロシクロアルキル、スピロヘテロシクロアミノ、または5員、6員、もしくは7員の飽和ヘテロシクリルであり、環Bの前記環(複数可)の各々は、非置換であるか、または1個、2個、3個、もしくは4個のR 、R 、R 、およびR で置換され、R 、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、シアノ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される、化合物、
またはそれらの薬学的に許容される塩であって、
式(I)の前記化合物は、
5−アミノベンゾ[f][1,7]ナフチリジン−8−メタンアミン、または
10−エトキシ−8−(モルホリノメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロベンゾ[h][1,6]ナフチリジン−5−オール、または
その塩ではない、化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[2] 環Bは、フェニル、またはR 、R 、R 、およびR のうちの1個、2個、3個、もしくは4個で置換されているフェニルであり、R 、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される、[1]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[3] 環Bは、フェニル、またはR 、R 、R 、およびR のうちの1個、2個、3個、もしくは4個で置換されたフェニルであり、R 、R 、R 、およびR は、メチル、エチル、フルオロ、クロロ、メトキシ、トリフルオロメチル、およびトリフルオロメトキシから独立して選択される、[2]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[4] 環Bは、フェニルである、[1]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[5] 環Bは、非置換の5員もしくは6員のシクロアルキル、またはR 、R 、R 、およびR のうちの1個、2個、3個、もしくは4個で置換された5員もしくは6員のシクロアルキルであり、R 、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される、[1]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[6] 環Bは、シクロペンチル、シクロヘキシル、R およびR のうちの1個または2個で置換されたシクロペンチル(R およびR は、フルオロ、ヒドロキシ、およびメチルから独立して選択される)、またはR およびR のうちの1個もしくは2個で置換されたシクロヘキシル(R およびR は、フルオロ、ヒドロキシ、およびメチルから独立して選択される)である、[5]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[7] 環Bは、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである、[6]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[8] 環Bは、非置換の5員、6員、もしくは7員の飽和ヘテロシクリル、またはR 、R 、R 、およびR のうちの1個、2個、3個、もしくは4個で置換された5員、6員、もしくは7員の飽和ヘテロシクリルであり、R 、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される、[1]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[9] 環Bは、
であり、前記環は、非置換、またはR およびR のうちの1個もしくは2個で置換されており、R およびR は、フルオロ、ヒドロキシ、およびメチルから独立して選択される、[1]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[10] 環Bは、
である、[1]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[11] 環Bは、非置換の5員もしくは6員のヘテロアリール、またはR 、R 、R 、およびR のうちの1個、2個、3個、もしくは4個で置換された5員もしくは6員のヘテロアリールであり、R 、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される、[1]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[12] Z およびZ は独立して、CまたはCHである、[1]〜[11]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[13] Z およびZ はそれぞれCHである、[1]〜[11]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[14] −alk−R は炭素(a)に結合し、R は炭素(b)に結合している、[1]〜13のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[15] −(alk)−R の前記alkは、−(CH −*、−(CH −*、−(CH −*、−CH CH(CH )CH −*、*−CH CH(CH )CH −、−O−(CH )−*、−O−(CH −*、−O−(CH −*、−OCH CH(F)CH −*、−OCH CH(OCH )CH −*、または−OCH CH(OCF )CH −*であり、前記*は−R への結合点を示す、[1]〜[14]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[16] −(alk)−R の前記alkは、−(CH −*、−(CH −*、−(CH −*、−CH CH(CH )CH −*、−O−(CH −*、または−O−(CH −*であり、*は−R への結合点を示す、[1]〜[14]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[17] −(alk)−R の前記alkは、−O−(CH −*であり、*は−R への点を示す、[1]〜[14]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[18] R は、−NR であり、−NR は、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、またはジエチルアミノである、[1]〜[17]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[19] R は、非置換ヘテロシクリル、またはR 、R 、およびR のうちの1個、2個、もしくは3個で置換されたヘテロシクリルであり、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、およびハロから独立して選択される、[1]〜[17]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[20] R は、アゼチジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、モルホリン−4−イル、チオモルホリン−4−イル、またはテトラヒドロフラニルであり、R は、非置換、またはR およびR のうちの1個もしくは2個で置換され、R およびR は、メチル、ヒドロキシ、メトキシ、およびフルオロから独立して選択される、[19]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[21] −alk−R は、−O−(CH −ピロリジン−1−イル、−O−(CH −ピペリジン−1−イル、または−O−(CH −モルホリン−4−イルであり、−O−(CH −ピロリジン−1−イル、−O−(CH −ピペリジン−1−イル、および−O−(CH −モルホリン−4−イルの、前記ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、およびモルホリン−4−イルは、非置換、またはR およびR のうちの1個もしくは2個で置換され、R およびR は、メチル、ヒドロキシ、メトキシ、およびフルオロから独立して選択される、[20]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[22] −alk−R は、−O−(CH −R であり、R は、ピロリジン−1−イル、3−ヒドロキシ−3−メチルピロリジン−1−イル、3−ヒドロキシ−3−メチルアゼチジン−1−イル、3−フルオロアゼチジン−1−イル、3−フルオロピロリジン−1−イル、3(R)−フルオロピロリジン−1−イル、3(S)−フルオロピロリジン−1−イル、または3,3−ジメチルピロジン−1−イルである、[20]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[23] R は、アルキル、ハロ、またはアルコキシである、[1]〜[22]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[24] R は、アルコキシである、[23]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[25] R は、メトキシまたはエトキシである、[23]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[26] R は、アルキルである、[23]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[27] R は、水素である、[1]〜[26]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[28] R は、アルキル、好ましくはメチルである、[1]〜[26]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[29] R は、−OR (R は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキルである)であり、前記シクロアルキル、前記アリール、前記ヘテロアリール、および前記ヘテロシクリルが、単独でまたはR の前記シクロアルキルアルキル、前記アラルキル、前記ヘテロアラルキル、および前記ヘテロシクリルアルキルの一部として、非置換、またはR 、R 、およびR のうちの1個、2個、もしくは3個で置換され、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、シアノ、およびハロアルコキシから独立して選択される、[1]〜[26]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[30] R は、−O−アルキル、好ましくはメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、またはイソプロポキシである、[29]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[31] R は、−O−シクロアルキル、好ましくはシクロプロポキシ、シクロペントキシ、またはシクロヘキシルオキシである、[29]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[32] R は、NR (R が、水素またはアルキルであり、R が、水素、アルキル、アシル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキルである)であり、前記シクロアルキル、前記アリール、前記ヘテロアリール、および前記ヘテロシクリルは、単独でまたはR の前記シクロアルキルアルキル、前記アラルキル、前記ヘテロアラルキル、および前記ヘテロシクリルアルキルの一部として、非置換、またはR 、R 、およびR のうちの1個、2個、もしくは3個で置換され、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、およびハロアルコキシから独立して選択される、[1]〜[26]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[33] R は、NR (R は、水素またはアルキルであり、R は、アルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキルである)であり、前記シクロアルキル、前記アリール、前記ヘテロアリール、および前記ヘテロシクリルは、単独でまたはR の前記シクロアルキルアルキル、前記アラルキル、前記ヘテロアラルキル、および前記ヘテロシクリルアルキルの一部として、非置換、またはR 、R 、およびR のうちの1個、2個、もしくは3個で置換され、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、およびハロアルコキシから独立して選択される、[1]〜[26]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[34] R は、−NH−アルキルまたは−N(アルキル)−アルキルであり、好ましくはR は、−NH−メチル、−NH−エチル、−NH−n−プロピル、−NH−イソプロピル、−N(メチル)(イソプロピル)、−NH−n−ブチル、−NH−イソブチル、−NH−tert−ブチル、−NH−*CH(CH )CH CH (*Cは(R)または(S)である)、またはNH−ペンチル(全ての異性体)、より好ましくは−NH−メチル、−NH−エチル、−NH−n−プロピル、または−NH−イソプロピルである、[32]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[35] R は、−NR −シクロアルキルであり、前記シクロアルキルは、非置換、またはアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、シアノ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択されるR およびR のうちの1個もしくは2個で置換され、好ましくはR は、−NH−シクロプロピル、−NH(1−メチルシクロプロピル)、−NH(1−シアノシクロプロピル)、−NH(2−シアノシクロプロピル)、−NH−シクロブチル、−NH(3−ヒドロキシシクロブチル)、−NH−シクロペンチル、−N(メチル)(シクロペンチル)、−NH−シクロヘキシル、−NH−(3−フルオロシクロブチル)、−NH−(3,3−ジフルオロシクロブチル)、または−NH−(3,3−ジメチルシクロブチル)、より好ましくは−NH−シクロプロピル、NH−シクロペンチル、またはNH−シクロヘキシルである、[32]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[36] R は、−NH−ヘテロシクリルであり、前記ヘテロシクリルは、非置換、またはR 、R 、およびR のうちの1個、2個、もしくは3個で置換され、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択され、好ましくは、R は、−NH−ピペリジン−4−イル、−NH−テトラヒドロピラン−4−イル、−NH−オキセタン−3−イル、−NH−テトラヒドロフラン−3−イル、−NH−(2,6−ジメチルテトラヒドロピラン−4−イル、または−NH−(1−アルキルピペリジン−4−イル)である、[32]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[37] R は、−NH−シクロアルキルアルキルであり、前記シクロアルキルアルキルの前記シクロアルキルが、非置換、またはR およびR のうちの1個もしくは2個で置換され、R およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択され、好ましくは、R は、−NH−CH −シクロアルキルであり、前記シクロアルキルは、非置換、またはR もしくはR のうちの1個もしくは2個で置換され、R およびR が、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択され、より好ましくは、R は、−NH−CH −シクロプロピル、−NH−*CH(CH )シクロプロピル(*Cは(R)もしくは(S)である)、−NH−CH −シクロブチル、−NH−*CH(CH )シクロブチル(*Cは(R)もしくは(S)である)、−NH−CH −シクロペンチル、−NH−CH −シクロヘキシル、−NH−CH −(3−フルオロシクロブチル)、−NH−CH −(3,3−ジフルオロシクロブチル)、−NH−CH −(3,3−ジメチルシクロブチル)、−NH−CH −(1−メチルシクロプロピル)、−NH−CH −(1−メチルシクロブチル)、−NH−(CH −シクロプロピル、−NH−(CH −シクロペンチル、または−NH−(CH −シクロヘキシル、さらにより好ましくは、−NH−CH −シクロプロピルまたは−NH−CH −シクロブチルである、[32]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[38] R は、−NH−(ヒドロキシアルキル)または−NH−(アルコキシアルキル)であり、好ましくはR は、−NH−(2−ヒドロキシエチル)、−NH−(2−ヒドロキシブチル)、−NH−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)、−NH−(2−メトキシエチル)、−NH−(2−メトキシプロピル)、−NH−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)、または−NH−(2−メトキシブチル)である、[32]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[39] R は、−NH−ヘテロシクリルアルキルであり、前記ヘテロシクリルアルキルの前記ヘテロシクリルは、非置換、またはR 、R 、およびR のうちの1個、2個もしくは3個で置換され、R 、R 、およびR は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択され、好ましくは、R が、−NH−CH −オキセタン−3−イル、−NH−CH −ピペリジン−4−イル、−NH−CH −テトラヒドロピラン−4−イル、−NH−CH −テトラヒドロフラン−3−イル、−NH−CH −(1−アルキルピペリジン−4−イル)、−NH−(CH −オキセタン−3−イル、−NH−(CH −ピペリジン−4−イル、−NH−(CH −テトラヒドロピラン−4−イル、−NH−(CH −テトラヒドロフラン−3−イル、または−NH−(CH −(1−アルキルピペリジン−4−イル)である、[32]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[40] R は、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、およびアルコキシから独立して選択される1個または2個の置換基で任意選択で置換されているヘテロアリールである、[1]〜[26]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[41] R は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される、1個または2個の置換基で任意選択で置換されているヘテロシクリルであり、好ましくはR は、ピロリジン−1−イル、テトラヒドロフラニル、またはテトラヒドロピラニルである、[1]〜[26]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[42] R は、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される、1個または2個の置換基で任意選択で置換されているシクロアルキルであり、好ましくはR は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、3−フルオロシクロペンチル、3,3−ジフルオロシクロペンチル、シクロヘキシル、または4−フルオロシクロヘキシルである、[1]〜[26]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[43] R が水素である、[1]から[42]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[44] 前記化合物またはその薬学的に許容される塩が、表1もしくは表2に示される化合物番号、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190、191、192、193、194、および195から選択されるか、または表1もしくは表2に示される前記塩の親化合物、または前記親化合物の薬学的に許容される塩である、[1]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[45] 前記化合物またはその薬学的に許容される塩が、表1に示される化合物番号、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126から選択されるか、または表1に示される前記塩の親化合物、または前記親化合物の薬学的に許容される塩である、[1]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[46] 前記化合物またはその薬学的に許容される塩が、表2に示される化合物番号、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190、191、192、193、194、および195から選択されるか、または表2に示される前記塩の親化合物、または前記親化合物の薬学的に許容される塩である、[1]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[47] [1]〜[46]のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される賦形剤と、を含む、薬学的組成物。
[48] G9aを阻害する方法であって、細胞を、治療有効量の[1]〜[46]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩と接触させることを含む、方法。
[49] 前記細胞ががん細胞である、[48]に記載の方法。
[50] 異常ヘモグロビン症を改善および/または治療する方法であって、それを必要とする対象に、治療有効量の[1]〜[46]のいずれか1項に記載の化合物もしくはその薬学的に許容される塩、または[47]に記載の薬学的組成物を投与することを含む、方法。
[51] 前記異常ヘモグロビン症が鎌状赤血球症またはベータサラセミアである、[50]に記載の方法。
[52] がんを改善および/または治療する方法であって、それを必要とする対象に、治療有効量の[1]〜[46]のいずれか1項に記載の化合物もしくはその薬学的に許容される塩、または[47]に記載の薬学的組成物を投与することを含み、前記がんが、結腸直腸癌、骨肉腫癌、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)、副腎皮質癌、カポジ肉腫(軟部組織肉腫)、エイズ関連リンパ腫(リンパ腫)、原発性CNSリンパ腫、肛門癌、消化管カルチノイド腫瘍、星状細胞腫、非定型奇形腫/ラブドイド腫瘍、皮膚の基底細胞癌、胆管癌、膀胱癌、骨癌(ユーイング肉腫および骨肉腫および悪性線維性組織球腫を含む)、脳腫瘍、乳癌、気管支腫瘍、バーキットリンパ腫、心臓腫瘍、胚性腫瘍(脳腫瘍)、胚細胞腫瘍(脳腫瘍)、原発性CNSリンパ腫、子宮頸癌、胆管細胞癌、脊索腫、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性骨髄増殖性腫瘍、頭蓋咽頭腫(脳腫瘍)、皮膚T細胞リンパ腫、腺管上皮内癌(DCIS)、子宮内膜癌(子宮癌)、上衣腫(脳腫瘍)、食道癌、感覚神経芽腫、ユーイング肉腫(骨癌)、頭蓋外胚細胞腫瘍、性腺外胚細胞腫瘍、眼癌、眼内黒色腫、網膜芽細胞腫、卵管癌、骨の線維性組織球腫、胆嚢癌、胃(胃)消化管間質腫瘍(GIST)(軟部組織肉腫)、CNS胚細胞腫瘍(脳腫瘍)、頭蓋外胚細胞腫瘍、性腺外胚細胞腫瘍、卵巣胚細胞腫瘍、精巣癌、妊娠性絨毛性疾患、有毛細胞白血病、頭頸部癌、肝細胞(肝臓)癌、組織球症、ランゲルハンス細胞、ホジキンリンパ腫、下咽頭癌(頭頸部癌)、眼内黒色腫、膵島細胞腫瘍、膵神経内分泌腫瘍、腎臓(腎細胞)癌、ランゲルハンス細胞組織球症、喉頭癌(頭頸部癌)、白血病、口唇癌および口腔癌(頭頸部癌)、肺癌(非小細胞および小細胞)、リンパ腫、男性の乳癌、黒色腫、メルケル細胞癌(皮膚癌)、中皮腫、悪性中皮腫、原発不明の転移性扁平上皮頸部癌(頭頸部癌)、NUT遺伝子を含む正中線癌、口腔癌(頭頸部癌)、多発性内分泌腫瘍症候群、多発性骨髄腫/形質細胞腫瘍、菌状息肉腫(リンパ腫)、骨髄異形成症候群、骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍、鼻腔癌および副鼻腔癌(頭頸部癌)、上咽頭癌(頭頸部癌)、上咽頭癌−神経芽細胞腫、非ホジキンリンパ腫、口腔癌、口唇癌および口腔癌ならびに中咽頭癌(頭頸部癌)、卵巣癌、膵癌、乳頭腫、傍神経節腫、副鼻腔癌および鼻腔癌(頭頸部癌)、副甲状腺癌、陰茎癌、咽頭癌(頭頸部癌)、褐色細胞腫、下垂体腫瘍、胸膜肺芽腫、原発性CNSリンパ腫、原発性腹膜癌、前立腺癌、直腸癌、横紋筋肉腫(軟部組織肉腫)、唾液腺癌(頭頸部癌)、唾液腺腫瘍、血管腫瘍(軟部肉腫)、子宮肉腫、セザリー症候群(リンパ腫)、小腸癌、扁平上皮癌、皮膚癌、原発不明の転移性扁平上皮頸部癌(頭頚部癌)、皮膚T細胞リンパ腫、咽喉癌(頭頚部癌)、上咽頭癌、中咽頭癌、下咽頭癌、胸腺腫および胸腺癌、甲状腺癌、尿道癌、膣癌、血管腫瘍(軟部肉腫)、外陰癌、骨髄異形成症候群(MDS)、ならびにウィルムス腫瘍から選択される、方法。
[53] 前記がんが、骨髄異形成症候群(MDS)、急性骨髄性白血病(AML)、卵巣癌、結腸癌、および非小細胞肺癌(NSCLC)から選択される、[52]に記載の方法。
[54] 自己免疫性または炎症性疾患の改善および/または治療方法であって、それを必要とする対象に、[1]から[46]のいずれか1項に記載の化合物もしくはその薬学的に許容される塩、または[47]に記載の薬学的組成物の治療有効量を投与することを含み、前記自己免疫性または炎症性疾患が、関節炎、アテローム性動脈硬化症、多発性硬化症、重症筋無力症、クローン病、移植片対宿主病、乾癬、肉芽腫性大腸炎、リンパ球性大腸炎、膠原性大腸炎、潰瘍性大腸炎、セリアック病、表皮下水疱症、全身性エリテマトーデス、円板状エリテマトーデス、皮膚ループス、皮膚筋炎、多発性筋炎、シェーグレン症候群、原発性胆汁性肝炎、活動性慢性肝炎、慢性疲労症候群、および血管炎から選択される、方法。
[55] 前記自己免疫性または炎症性疾患が、クローン病、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性硬化症、原発性胆汁性肝硬変、および移植片対宿主病からなる群から選択される、[54]に記載の方法。
[56] 異常ヘモグロビン症を改善および/または治療するための医薬の調製における、[1]〜[46]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
[57] 前記異常ヘモグロビン症が、鎌状赤血球症またはベータサラセミアである、[56]に記載の使用。
[58] がんを改善および/または治療するための医薬の調製における、[1]〜[46]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用であって、前記がんが、結腸直腸癌、骨肉腫癌、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)、副腎皮質癌、カポジ肉腫(軟部組織肉腫)、エイズ関連リンパ腫(リンパ腫)、原発性CNSリンパ腫、肛門癌、消化管カルチノイド腫瘍、星状細胞腫、非定型奇形腫/ラブドイド腫瘍、皮膚の基底細胞癌、胆管癌、膀胱癌、骨癌(ユーイング肉腫および骨肉腫および悪性線維性組織球腫を含む)、脳腫瘍、乳癌、気管支腫瘍、バーキットリンパ腫、心臓腫瘍、胚性腫瘍(脳腫瘍)、胚細胞腫瘍(脳腫瘍)、原発性CNSリンパ腫、子宮頸癌、胆管細胞癌、脊索腫、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性骨髄増殖性腫瘍、頭蓋咽頭腫(脳腫瘍)、皮膚T細胞リンパ腫、腺管上皮内癌(DCIS)、子宮内膜癌(子宮癌)、上衣腫(脳腫瘍)、食道癌、感覚神経芽腫、ユーイング肉腫(骨癌)、頭蓋外胚細胞腫瘍、性腺外胚細胞腫瘍、眼癌、眼内黒色腫、網膜芽細胞腫、卵管癌、骨の線維性組織球腫、胆嚢癌、胃(胃)消化管間質腫瘍(GIST)(軟部組織肉腫)、CNS胚細胞腫瘍(脳腫瘍)、頭蓋外胚細胞腫瘍、性腺外胚細胞腫瘍、卵巣胚細胞腫瘍、精巣癌、妊娠性絨毛性疾患、有毛細胞白血病、頭頸部癌、肝細胞(肝臓)癌、組織球症、ランゲルハンス細胞、ホジキンリンパ腫、下咽頭癌(頭頸部癌)、眼内黒色腫、膵島細胞腫瘍、膵神経内分泌腫瘍、腎臓(腎細胞)癌、ランゲルハンス細胞組織球症、喉頭癌(頭頸部癌)、白血病、口唇癌および口腔癌(頭頸部癌)、肺癌(非小細胞および小細胞)、リンパ腫、男性の乳癌、黒色腫、メルケル細胞癌(皮膚癌)、中皮腫、悪性中皮腫、原発不明の転移性扁平上皮頸部癌(頭頸部癌)、NUT遺伝子を含む正中線癌、口腔癌(頭頸部癌)、多発性内分泌腫瘍症候群、多発性骨髄腫/形質細胞腫瘍、菌状息肉腫(リンパ腫)、骨髄異形成症候群、骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍、鼻腔癌および副鼻腔癌(頭頸部癌)、上咽頭癌(頭頸部癌)、上咽頭癌−神経芽細胞腫、非ホジキンリンパ腫、口腔癌、口唇癌および口腔癌ならびに中咽頭癌(頭頸部癌)、卵巣癌、膵癌、乳頭腫、傍神経節腫、副鼻腔癌および鼻腔癌(頭頸部癌)、副甲状腺癌、陰茎癌、咽頭癌(頭頸部癌)、褐色細胞腫、下垂体腫瘍、胸膜肺芽腫、原発性CNSリンパ腫、原発性腹膜癌、前立腺癌、直腸癌、横紋筋肉腫(軟部組織肉腫)、唾液腺癌(頭頸部癌)、唾液腺腫瘍、血管腫瘍(軟部肉腫)、子宮肉腫、セザリー症候群(リンパ腫)、小腸癌、扁平上皮癌、皮膚癌、原発不明の転移性扁平上皮頸部癌(頭頚部癌)、皮膚T細胞リンパ腫、咽喉癌(頭頚部癌)、上咽頭癌、中咽頭癌、下咽頭癌、胸腺腫および胸腺癌、甲状腺癌、尿道癌、膣癌、血管腫瘍(軟部肉腫)、外陰癌、骨髄異形成症候群(MDS)、ならびにウィルムス腫瘍から選択される、使用。
[59] 前記がんが、骨髄異形成症候群(MDS)、急性骨髄性白血病(AML)、卵巣癌、結腸癌、および非小細胞肺癌(NSCLC)から選択される、[58]に記載の使用。
[60] 自己免疫性または炎症性疾患を改善および/または治療するための医薬の調製における、[1]〜[46]のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用であって、前記自己免疫性または炎症性疾患が、関節炎、アテローム性動脈硬化症、多発性硬化症、重症筋無力症、クローン病、移植片対宿主病、乾癬、肉芽腫性大腸炎、リンパ球性大腸炎、膠原性大腸炎、潰瘍性大腸炎、セリアック病、表皮下水疱症、全身性エリテマトーデス、円板状エリテマトーデス、皮膚ループス、皮膚筋炎、多発性筋炎、シェーグレン症候群、原発性胆汁性肝炎、活動性慢性肝炎、慢性疲労症候群、および血管炎から選択される、使用。
[61] 前記自己免疫性または炎症性疾患が、クローン病、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性硬化症、原発性胆汁性肝硬変、および移植片対宿主病からなる群から選択される、[60]に記載の使用。

Claims (24)

  1. 式(I)の化合物であって、
    式中、
    およびZは独立して、C(RまたはRがそれらに結合するとき)、CH、またはNであり、
    alkは、アルキレンであり、前記アルキレン鎖の1個または2個の炭素原子は、NR、O、SまたはSO(Rは、水素またはアルキルである)で任意選択で置き換えられ、前記アルキレン鎖は、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、およびアルコキシから独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意選択で置換されており、−alk−Rは、炭素(a)または(b)に結合し、
    −(alk)−R の前記alkは、−(CH −*、−(CH −*、−(CH −*、−CH CH(CH )CH −*、*−CH CH(CH )CH −、−O−(CH )−*、−O−(CH −*、−O−(CH −*、−OCH CH(F)CH −*、−OCH CH(OCH )CH −*、または−OCH CH(OCF )CH −*であり、前記*は−R への結合点を示す、
    は、−NR(式中、RおよびRは独立して、水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルキル、もしくはハロアルコキシアルキルである)、非置換ヘテロシクリル、R、R、およびRのうちの1、2、もしくは3つで置換されたヘテロシクリル(R、R、およびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、アルキルカルボニル、およびハロアルキルカルボニルから独立して選択される)、またはスピロヘテロシクロアミノ(前記スピロヘテロシクロアミノの窒素原子は、alkに結合する)であり、
    は、水素、アルキル、シクロアルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、またはシアノであり、
    は、水素、アルキル、ハロ、アルコキシ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、またはシアノであり、
    、アルキル(任意選択で1〜9個の重水素で置換されている)、またはNR(Rは、水素またはアルキルであり、Rは、水素、アルキル、重水素化アルキル、アルキルチオアルキル、アシル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、シアノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキルである)であり、R の前記シクロアルキル、前記アリール、前記ヘテロアリール、および前記ヘテロシクリルは、単独で、または前記シクロアルキルアルキル、前記アラルキル、前記ヘテロアラルキル、および前記ヘテロシクリルアルキルの一部として、独立して、非置換、またはR、R、およびRのうちの1個、2個、もしくは3個で置換されており、R、R、およびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、およびハロアルコキシから独立して選択され、R の前記アラルキル、前記ヘテロアラルキル、前記ヘテロシクリルアルキル、および前記シクロアルキルアルキルの前記アルキレンは、1〜9個の重水素で任意選択で置換されており、
    Xは、炭素または窒素であり、
    環Bは、フェニル、5員もしくは6員のシクロアルキル、スピロシクロアルキル、スピロヘテロシクロアミノ、または5員、6員、もしくは7員の飽和ヘテロシクリルであり、環Bの前記環(複数可)の各々は、非置換であるか、または1個、2個、3個、もしくは4個のR、R、R、およびRで置換され、R、R、R、およびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される、化合物、
    またはそれらの薬学的に許容される塩。
  2. 環Bは、非置換の5員もしくは6員のシクロアルキル、またはR、R、R、およびRのうちの1個、2個、3個、もしくは4個で置換された5員もしくは6員のシクロアルキルであり、R、R、R、およびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  3. 環Bは、非置換の5員、6員、もしくは7員の飽和ヘテロシクリル、またはR、R、R、およびRのうちの1個、2個、3個、もしくは4個で置換された5員、6員、もしくは7員の飽和ヘテロシクリルであり、R、R、R、およびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  4. およびZは独立して、CまたはCHである、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  5. −alk−Rは炭素(a)に結合し、Rは炭素(b)に結合している、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  6. は、−NRであり、−NRは、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、またはジエチルアミノである、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  7. は、非置換ヘテロシクリル、またはR、R、およびRのうちの1個、2個、もしくは3個で置換されたヘテロシクリルであり、R、R、およびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、およびハロから独立して選択される、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  8. は、アルキル、ハロ、またはアルコキシである、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  9. は、アルキル、好ましくはメチルである、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  10. は、NR(Rが、水素またはアルキルであり、Rが、水素、アルキル、アシル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキルである)であり、前記シクロアルキル、前記アリール、前記ヘテロアリール、および前記ヘテロシクリルは、単独でまたはRの前記シクロアルキルアルキル、前記アラルキル、前記ヘテロアラルキル、および前記ヘテロシクリルアルキルの一部として、非置換、またはR、R、およびRのうちの1個、2個、もしくは3個で置換され、R、R、およびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、およびハロアルコキシから独立して選択される、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  11. は、NR(Rは、水素またはアルキルであり、Rは、アルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリルアルキルである)であり、前記シクロアルキル、前記アリール、前記ヘテロアリール、および前記ヘテロシクリルは、単独でまたはRの前記シクロアルキルアルキル、前記アラルキル、前記ヘテロアラルキル、および前記ヘテロシクリルアルキルの一部として、非置換、またはR、R、およびRのうちの1個、2個、もしくは3個で置換され、R、R、およびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、およびハロアルコキシから独立して選択される、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  12. は、−NH−アルキルまたは−N(アルキル)−アルキルであり、好ましくはRは、−NH−メチル、−NH−エチル、−NH−n−プロピル、−NH−イソプロピル、−N(メチル)(イソプロピル)、−NH−n−ブチル、−NH−イソブチル、−NH−tert−ブチル、−NH−*CH(CH)CHCH(*Cは(R)または(S)である)、またはNH−ペンチル(全ての異性体)、より好ましくは−NH−メチル、−NH−エチル、−NH−n−プロピル、または−NH−イソプロピルである、請求項10に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  13. は、−NR−シクロアルキルであり、前記シクロアルキルは、非置換、またはアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、シアノ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択されるRおよびRのうちの1個もしくは2個で置換され、好ましくはRは、−NH−シクロプロピル、−NH(1−メチルシクロプロピル)、−NH(1−シアノシクロプロピル)、−NH(2−シアノシクロプロピル)、−NH−シクロブチル、−NH(3−ヒドロキシシクロブチル)、−NH−シクロペンチル、−N(メチル)(シクロペンチル)、−NH−シクロヘキシル、−NH−(3−フルオロシクロブチル)、−NH−(3,3−ジフルオロシクロブチル)、または−NH−(3,3−ジメチルシクロブチル)、より好ましくは−NH−シクロプロピル、NH−シクロペンチル、またはNH−シクロヘキシルである、請求項10に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  14. は、−NH−ヘテロシクリルであり、前記ヘテロシクリルは、非置換、またはR、R、およびRのうちの1個、2個、もしくは3個で置換され、R、R、およびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択され、好ましくは、Rは、−NH−ピペリジン−4−イル、−NH−テトラヒドロピラン−4−イル、−NH−オキセタン−3−イル、−NH−テトラヒドロフラン−3−イル、−NH−(2,6−ジメチルテトラヒドロピラン−4−イル、または−NH−(1−アルキルピペリジン−4−イル)である、請求項10に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  15. は、−NH−シクロアルキルアルキルであり、前記シクロアルキルアルキルの前記シクロアルキルが、非置換、またはRおよびRのうちの1個もしくは2個で置換され、RおよびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択され、好ましくは、Rは、−NH−CH−シクロアルキルであり、前記シクロアルキルは、非置換、またはRもしくはRのうちの1個もしくは2個で置換され、RおよびRが、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択され、より好ましくは、Rは、−NH−CH−シクロプロピル、−NH−*CH(CH)シクロプロピル(*Cは(R)もしくは(S)である)、−NH−CH−シクロブチル、−NH−*CH(CH)シクロブチル(*Cは(R)もしくは(S)である)、−NH−CH−シクロペンチル、−NH−CH−シクロヘキシル、−NH−CH−(3−フルオロシクロブチル)、−NH−CH−(3,3−ジフルオロシクロブチル)、−NH−CH−(3,3−ジメチルシクロブチル)、−NH−CH−(1−メチルシクロプロピル)、−NH−CH−(1−メチルシクロブチル)、−NH−(CH−シクロプロピル、−NH−(CH−シクロペンチル、または−NH−(CH−シクロヘキシル、さらにより好ましくは、−NH−CH−シクロプロピルまたは−NH−CH−シクロブチルである、請求項10に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  16. は、−NH−(ヒドロキシアルキル)または−NH−(アルコキシアルキル)であり、好ましくはRは、−NH−(2−ヒドロキシエチル)、−NH−(2−ヒドロキシブチル)、−NH−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)、−NH−(2−メトキシエチル)、−NH−(2−メトキシプロピル)、−NH−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)、または−NH−(2−メトキシブチル)である、請求項10に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  17. は、−NH−ヘテロシクリルアルキルであり、前記ヘテロシクリルアルキルの前記ヘテロシクリルは、非置換、またはR、R、およびRのうちの1個、2個もしくは3個で置換され、R、R、およびRは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択され、好ましくは、Rが、−NH−CH−オキセタン−3−イル、−NH−CH−ピペリジン−4−イル、−NH−CH−テトラヒドロピラン−4−イル、−NH−CH−テトラヒドロフラン−3−イル、−NH−CH−(1−アルキルピペリジン−4−イル)、−NH−(CH−オキセタン−3−イル、−NH−(CH−ピペリジン−4−イル、−NH−(CH−テトラヒドロピラン−4−イル、−NH−(CH−テトラヒドロフラン−3−イル、または−NH−(CH−(1−アルキルピペリジン−4−イル)である、請求項10に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  18. が水素である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  19. 前記化合物またはその薬学的に許容される塩が、












    からなる群から選択されるか、または前記塩の親化合物、または前記親化合物の薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  20. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される賦形剤と、を含む、薬学的組成物。
  21. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む、異常ヘモグロビン症を改善および/または治療するための医薬。
  22. 前記異常ヘモグロビン症が、鎌状赤血球症またはベータサラセミアである、請求項21に記載の医薬
  23. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む、がんを改善および/または治療するための医薬であって、前記がんが、結腸直腸癌、骨肉腫癌、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)、副腎皮質癌、カポジ肉腫(軟部組織肉腫)、エイズ関連リンパ腫(リンパ腫)、原発性CNSリンパ腫、肛門癌、消化管カルチノイド腫瘍、星状細胞腫、非定型奇形腫/ラブドイド腫瘍、皮膚の基底細胞癌、胆管癌、膀胱癌、骨癌(ユーイング肉腫および骨肉腫および悪性線維性組織球腫を含む)、脳腫瘍、乳癌、気管支腫瘍、バーキットリンパ腫、心臓腫瘍、胚性腫瘍(脳腫瘍)、胚細胞腫瘍(脳腫瘍)、原発性CNSリンパ腫、子宮頸癌、胆管細胞癌、脊索腫、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性骨髄増殖性腫瘍、頭蓋咽頭腫(脳腫瘍)、皮膚T細胞リンパ腫、腺管上皮内癌(DCIS)、子宮内膜癌(子宮癌)、上衣腫(脳腫瘍)、食道癌、感覚神経芽腫、ユーイング肉腫(骨癌)、頭蓋外胚細胞腫瘍、性腺外胚細胞腫瘍、眼癌、眼内黒色腫、網膜芽細胞腫、卵管癌、骨の線維性組織球腫、胆嚢癌、胃(胃)消化管間質腫瘍(GIST)(軟部組織肉腫)、CNS胚細胞腫瘍(脳腫瘍)、頭蓋外胚細胞腫瘍、性腺外胚細胞腫瘍、卵巣胚細胞腫瘍、精巣癌、妊娠性絨毛性疾患、有毛細胞白血病、頭頸部癌、肝細胞(肝臓)癌、組織球症、ランゲルハンス細胞、ホジキンリンパ腫、下咽頭癌(頭頸部癌)、眼内黒色腫、膵島細胞腫瘍、膵神経内分泌腫瘍、腎臓(腎細胞)癌、ランゲルハンス細胞組織球症、喉頭癌(頭頸部癌)、白血病、口唇癌および口腔癌(頭頸部癌)、肺癌(非小細胞および小細胞)、リンパ腫、男性の乳癌、黒色腫、メルケル細胞癌(皮膚癌)、中皮腫、悪性中皮腫、原発不明の転移性扁平上皮頸部癌(頭頸部癌)、NUT遺伝子を含む正中線癌、口腔癌(頭頸部癌)、多発性内分泌腫瘍症候群、多発性骨髄腫/形質細胞腫瘍、菌状息肉腫(リンパ腫)、骨髄異形成症候群、骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍、鼻腔癌および副鼻腔癌(頭頸部癌)、上咽頭癌(頭頸部癌)、上咽頭癌−神経芽細胞腫、非ホジキンリンパ腫、口腔癌、口唇癌および口腔癌ならびに中咽頭癌(頭頸部癌)、卵巣癌、膵癌、乳頭腫、傍神経節腫、副鼻腔癌および鼻腔癌(頭頸部癌)、副甲状腺癌、陰茎癌、咽頭癌(頭頸部癌)、褐色細胞腫、下垂体腫瘍、胸膜肺芽腫、原発性CNSリンパ腫、原発性腹膜癌、前立腺癌、直腸癌、横紋筋肉腫(軟部組織肉腫)、唾液腺癌(頭頸部癌)、唾液腺腫瘍、血管腫瘍(軟部肉腫)、子宮肉腫、セザリー症候群(リンパ腫)、小腸癌、扁平上皮癌、皮膚癌、原発不明の転移性扁平上皮頸部癌(頭頚部癌)、皮膚T細胞リンパ腫、咽喉癌(頭頚部癌)、上咽頭癌、中咽頭癌、下咽頭癌、胸腺腫および胸腺癌、甲状腺癌、尿道癌、膣癌、血管腫瘍(軟部肉腫)、外陰癌、骨髄異形成症候群(MDS)、ならびにウィルムス腫瘍から選択される、医薬
  24. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む、自己免疫性または炎症性疾患を改善および/または治療するための医薬であって、前記自己免疫性または炎症性疾患が、関節炎、アテローム性動脈硬化症、多発性硬化症、重症筋無力症、クローン病、移植片対宿主病、乾癬、肉芽腫性大腸炎、リンパ球性大腸炎、膠原性大腸炎、潰瘍性大腸炎、セリアック病、表皮下水疱症、全身性エリテマトーデス、円板状エリテマトーデス、皮膚ループス、皮膚筋炎、多発性筋炎、シェーグレン症候群、原発性胆汁性肝炎、活動性慢性肝炎、慢性疲労症候群、血管炎および全身性硬化症から選択される、医薬
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