JP2020502189A5 - - Google Patents

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Figure 2020502189
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いくつかの実施形態を以下に示す。
項1
式Iの化合物
Figure 2020502189
又は薬学的に許容されるその塩
[式中、
R 1 及びR 2 は、独立して、H若しくはCH 3 であるか、又はR 1 及びR 2 は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜6員シクロアルキルを形成していてよく、
R 3 は、CO 2 H又は酸アイソスターであり、
R 4 は、N、S及びOから選択される1から4個のヘテロ原子を含有する4から6員ヘテロ環又はヘテロアリールであり、ここで、前記ヘテロ環又はヘテロアリールは、ハロゲン、C 3〜6 シクロアルキル、CH 2 OH、C(O)NH 2 、CN、CH 2 OC 1〜3 アルキル、1〜3個のハロゲンによって場合により置換されているC 1〜3 アルキルからなる群から選択される1又は2個の置換基によって場合により置換されていてよく、ここで、前記CH 2 OHは、CH 2 OH基を、CH 2 OC(O)CH 3 、CH 2 OC(O)C(C 1〜4 アルキル) 3 、又はOP(O)(OH) 2 基、又はOP(O)(OC 1〜4 アルキル) 2 基に変換することによって、場合によりプロドラッグに変換されており、
R 5 は、OH若しくはOCH 3 基又は1若しくは2個のハロゲンで置換されている4、5、又は6員シクロアルキル、或いはO若しくはNを含有する5又は6員ヘテロ環であり、ハロゲン、OH、C 1〜4 アルキル、OC 1〜3 アルキル、C(O)C 3〜6 シクロアルキル、BOC、C(O)C 1〜3 アルキル-O-C 1〜3 アルキル、C(O)C 1〜3 アルキル、C(O)-O-C 1〜3 アルキル、並びにN、S及びOから選択される1から4個のヘテロ原子を含有する4から6員ヘテロ環又はヘテロアリールからなる群から選択される置換基によって場合により置換されていてよく、ここで、前記ヘテロ環又はヘテロアリールは、ハロゲン、C 3〜6 シクロアルキル、CH 2 OH、C(O)NH 2 、CN、CH 2 OC 1〜3 アルキル、1〜3個のハロゲンによって場合により置換されているC 1〜3 アルキルからなる群から選択される1個の置換基によって場合により置換されていてよい]。
項2
R 1 及びR 2 の一方がHであり、他方がCH 3 である、項1に記載の化合物又は塩。
項3
R 3 が、CO 2 Hである、項1又は項2に記載の化合物又は塩。
項4
R 4 が、N及びSから選択される1から3個のヘテロ原子を含有する5若しくは6員ヘテロ環又はヘテロアリールである、項1から3のいずれか一項に記載の化合物又は塩。
項5
R 4 が、ピリジン、チアジアゾール、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、トリアゾール又はチアゾールである、項4に記載の化合物又は塩。
項6
R 4 が、非置換であるか、又はF、Cl、CN、OCH 3 、CF 3 、シクロプロピル、CONH 2 、CH 2 CH 2 OCH 3 及びCH 2 OCH 3 からなる群から選択される1若しくは2個の置換基で置換されている、項5に記載の化合物又は塩。
項7
R 5 が、O又はNを含有する6員ヘテロ環である、項1から6のいずれか一項に記載の化合物又は塩。
項8
R 5 が、非置換であるか、又は、ヘテロ原子において、ハロゲン、OH、C 1〜4 アルキル、OC 1〜3 アルキル、C(O)C 3〜6 シクロアルキル、C(O)C 1〜3 アルキル-O-C 1〜3 アルキル、C(O)C 1〜3 アルキル、C(O)-O-C 1〜3 アルキル、並びにN、S及びOから選択される1から4個のヘテロ原子を含有する4から6員ヘテロ環又はヘテロアリールからなる群から選択される置換基によって置換されており、ここで、前記ヘテロ環又はヘテロアリールは、ハロゲン、C 3〜6 シクロアルキル、CH 2 OH、C(O)NH 2 、CN、CH 2 OC 1〜3 アルキル、1〜3個のハロゲンによって場合により置換されているC 1〜3 アルキルからなる群から選択される1個の置換基によって場合により置換されていてよい、項7に記載の化合物又は塩。
項9
R 5 が、非置換であるか、又はヘテロ原子においてOH若しくはOCH 3 で置換されている、項8に記載の化合物又は塩。
項10
化合物
Figure 2020502189
又は薬学的に許容されるその塩。
項11
項1から10のいずれか一項に記載の化合物又は塩を含む、医薬組成物。
項12
IDO1の阻害から利益を得るであろう疾患又は状態を治療する方法であって、項11に記載の組成物の投与のステップを含む、方法。
項13
前記疾患又は状態において、IDO活性のバイオマーカーが上昇している、項12に記載の方法。
項14
前記バイオマーカーが、血漿キヌレニン又は血漿キヌレニン/トリプトファン比である、項12に記載の方法。
項15
前記疾患又は状態が、慢性ウイルス感染症、慢性細菌感染症、がん、敗血症又は神経学的障害である、項12に記載の方法。
項16
前記慢性ウイルス感染症が、HIV、HBV又はHCVが関与するものであり、前記慢性細菌感染症が、結核又は人工関節感染症であり、前記神経学的障害が、大鬱病性障害、ハンチントン病又はパーキンソン病である、項12に記載の方法。
項17
前記疾患又は状態が、HIV感染症に関連する炎症、B型肝炎ウイルス若しくはC型肝炎ウイルスが関与する慢性ウイルス感染症、がん又は敗血症である、項16に記載の方法。
項18
IDO1の阻害から利益を得るであろう疾患又は状態を治療する際に使用するための、項1から10のいずれか一項に記載の化合物又は塩。
項19
IDO1の阻害から利益を得るであろう疾患又は状態を治療する医薬の製造における、項1から10のいずれか一項に記載の化合物又は塩の使用。

Claims (9)

  1. 化合物
    Figure 2020502189
    又は薬学的に許容されるその塩。
  2. 請求項1に記載の化合物又は塩を含む、医薬組成物。
  3. IDO1の阻害から利益を得るであろう疾患又は状態を治療するための、請求項2に記載の医薬組成物。
  4. 前記疾患又は状態において、IDO活性のバイオマーカーが上昇している、請求項3に記載の医薬組成物
  5. 前記バイオマーカーが、血漿キヌレニン又は血漿キヌレニン/トリプトファン比である、請求項4に記載の医薬組成物
  6. 前記疾患又は状態が、慢性ウイルス感染症、慢性細菌感染症、がん、敗血症又は神経学的障害である、請求項3に記載の医薬組成物
  7. 前記慢性ウイルス感染症が、HIV、HBV又はHCVが関与するものであり、前記慢性細菌感染症が、結核又は人工関節感染症であり、前記神経学的障害が、大鬱病性障害、ハンチントン病又はパーキンソン病である、請求項6に記載の医薬組成物
  8. 前記疾患又は状態が、HIV感染症に関連する炎症、B型肝炎ウイルス若しくはC型肝炎ウイルスが関与する慢性ウイルス感染症、がん又は敗血症である、請求項7に記載の医薬組成物
  9. IDO1の阻害から利益を得るであろう疾患又は状態を治療する医薬の製造における、請求項1に記載の化合物又は塩の使用。
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