JP2020194328A - 商品収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体内部が冷却される商品収納装置において、本体内部の水分が凍った場合にも、商品の売り切れを正確に検出することが可能な商品収納装置を提供する。【解決手段】この自動販売機100(商品収納装置)は、先頭の商品Gを払い出す搬送部11と、自動販売機本体101内部を冷却する冷却部40と、搬送部11に保持された商品Gが売り切れたことを検知する売切検知部20と、を備える。売切検知部20は、商品Gの有無に応じて回動するレバー21と、回動軸23と、回動軸23を支持する支持部24と、スイッチ27と、レバー21を上方に回動するように付勢するねじりコイルばね25と、を含む。回動軸23は、レバー21を軸方向に沿って移動可能に支持するように構成され、ねじりコイルばね25は、レバー21の回動軸23に対する軸方向の移動範囲を規制するように構成されている。【選択図】図5

Description

この発明は、商品収納装置に関し、特に、商品が売り切れたことを検知する検知部を備える商品収納装置に関する。
従来、商品が売り切れたことを検知する検知部を備える商品収納装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、本体内部に配置され、前後方向に複数の商品を保持可能に構成されるとともに、回転することにより商品を前後方向に搬送し、先頭の商品を払い出すスパイラルと、本体内部を冷却する冷却手段と、スパイラルに保持された商品が売り切れたことを検知する売切検出手段(検知部)と、を備える自動販売機(商品収納装置)が開示されている。この特許文献1の自動販売機では、売切検出手段は、商品の有無に応じて回動軸を中心に回動するレバーと、レバーを挟むように配置され回動軸を支持する支持部と、レバーの回動により押圧されてオンオフが切り替えられる機械式スイッチとを含んでいる。
特開2016−139314号公報
上記特許文献1の自動販売機(商品収納装置)では、商品が売り切れたことを検知する売切検出手段(検知部)は、商品の有無に応じて回動軸を中心に回動するレバーが、回動軸を支持する支持部に挟み込まれて配置されている。このため、冷却部による冷却により本体内部の水分が凍った場合に、レバーと支持部とが氷や霜により固着して、レバーが回動できなくなるため、商品の売り切れを正確に検出することができないおそれがある。そこで、本体内部が冷却される商品収納装置において、本体内部の水分が凍った場合にも、商品の売り切れを正確に検出することが可能な商品収納装置が望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、本体内部が冷却される商品収納装置において、本体内部の水分が凍った場合にも、商品の売り切れを正確に検出することが可能な商品収納装置を提供することである。
この発明の一の局面による商品収納装置は、本体内部に配置され、前後方向に複数の商品を保持可能に構成されるとともに、商品を前後方向に沿って搬送し、先頭の商品を払い出す搬送部と、本体内部を冷却する冷却部と、搬送部に保持された商品が売り切れたことを検知する検知部と、を備え、検知部は、商品の有無に応じて回動するレバーと、レバーを回動可能に支持する回動軸と、回動軸を支持する支持部と、レバーの回動に応じてオンオフが切り替えられるスイッチと、レバーを上方に回動するように付勢する付勢部材と、を含み、回動軸は、レバーを軸方向に沿って移動可能に支持するように構成され、付勢部材は、レバーの回動軸に対する軸方向の移動範囲を規制するように構成されている。
この発明の一の局面による商品収納装置では、上記のように、回動軸を、レバーを軸方向に沿って移動可能に支持するように構成する。また、付勢部材を、レバーの回動軸に対する軸方向の移動範囲を規制するように構成する。これにより、レバーが回動軸の軸方向に沿って移動可能であるので、レバーが回動軸の軸方向の同一の位置において回動する場合に比べて、レバーが回動軸に氷や霜により固着するのを抑制することができる。また、レバーの回動軸に対する軸方向の移動範囲が付勢部材により規制されるので、レバーがスイッチに対して作用する範囲内においてレバーを回動させることができる。また、レバーが支持部に近づいてレバーと支持部との隙間が小さくなるのを抑制することができる。これらの結果、本体内部が冷却される商品収納装置において、本体内部の水分が凍った場合にも、商品の売り切れを正確に検出することができる。
上記一の局面による商品収納装置において、好ましくは、付勢部材は、ねじりコイルばねを含み、ねじりコイルばねの線材の一方端が支持部に接続される固定部に設けられた凹部に配置されることにより、レバーの回動軸に対する軸方向の移動範囲を規制している。このように構成すれば、ねじりコイルばねの線材の一方端を凹部に配置することにより、ねじりコイルばねの軸方向の移動を容易に規制することができるので、軸方向の移動が規制されたねじりコイルばねによりレバーの軸方向の移動範囲を容易に規制することができる。
この場合、好ましくは、レバーは、回動軸の軸方向の両側において、レバーの回動軸に対する規制された軸方向の移動範囲よりも、支持部とレバーとの間の隙間が大きくなるように配置されている。このように構成すれば、レバーの軸方向の両側と支持部との間隔を比較的大きくすることができるので、レバーと支持部とが凍り付いて固着するのを効果的に抑制することができる。
上記一の局面による商品収納装置において、好ましくは、検知部は、レバーに接続された当接部に当接し、レバーの上方への回動量を規制するストッパをさらに含み、ストッパは、当接部に当接する面が傾斜するように形成されるか、または、当接部に対して線接触または点接触するように形成されている。このように構成すれば、ストッパを傾斜させた場合は、ストッパに水滴が付着しにくくなるので、ストッパに氷や霜を付着しにくくすることができる。これにより、当接部とストッパとが固着するのを抑制することができる。また、ストッパと当接部とを線接触または点接触させた場合には、ストッパと当接部との接触面積を小さくすることができるので、当接部とストッパとの間に氷や霜が付着するのを抑制することができる。また、当接部とストッパとの間に氷や霜が付着したとしても、固着する面積を小さくすることができるので、当接部とストッパとの固着を小さな力で解除することができる。
上記一の局面による商品収納装置において、好ましくは、スイッチは、非接触式のスイッチを含む。このように構成すれば、機械式スイッチを用いる場合と異なり、スイッチが氷や霜により固着してオンオフの切り替えができなくなるのを抑制することができるので、商品の売り切れをより正確に検出することができる。
上記一の局面による商品収納装置において、好ましくは、冷却部は、本体内部を0℃以下に冷却するように構成されている。このように構成すれば、本体内部が0℃以下に冷却されて、氷が発生しやすい場合でも、商品の売り切れを正確に検出することができる。
本発明によれば、上記のように、本体内部が冷却される商品収納装置において、本体内部の水分が凍った場合にも、商品の売り切れを正確に検出することが可能な商品収納装置を提供することができる。
一実施形態による自動販売機を示した斜視図である。 一実施形態による自動販売機の構成を示したブロック図である。 一実施形態による自動販売機の商品収納ラックの一部を示した斜視図である。 一実施形態による自動販売機の売切検知部を示した斜視図である。 一実施形態による自動販売機の売切検知部を示した拡大斜視図である。 一実施形態による自動販売機の商品がある場合の売切検知部の状態を示した図である。 一実施形態による自動販売機の商品が売り切れた場合の売切検知部の状態を示した図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7を参照して、一実施形態による自動販売機100の構成について説明する。
本実施形態による自動販売機100は、購買者による商品Gの選択および入金が行われた後に、選択された商品Gが保持されている商品収納ラック10から払出口104に商品Gを払い出すように構成されている。また、自動販売機100は、商品Gとして、冷凍食品や、アイスクリームなどの氷菓を販売する。なお、自動販売機100は、特許請求の範囲の「商品収納装置」の一例である。
自動販売機100は、図1に示すように、自動販売機本体101内に複数の商品収納ラック10を備えている。また、自動販売機100は、内扉102と、外扉103とを備えている。つまり、自動販売機本体101内は、冷気が外部に逃げないように、内扉102および外扉103とにより2重に閉塞されている。外扉103の下方には払出口104が設けられている。払出口104は、商品収納ラック10から払い出された商品Gを取り出すことが可能に構成されている。なお、自動販売機本体101は、特許請求の範囲の「本体」の一例である。
図2に示すように、自動販売機100は、モータ12と、搬出検知部13と、払出検知部14と、売切検知部20と、制御部30と、冷却部40とを備えている。また、図3に示すように、自動販売機100は、商品収納ラック10には、商品Gを搬送する搬送部11が設けられている。図3では、商品収納ラック10には、一対の搬送部11が設けられている。そして、一対の搬送部11は、連動して駆動されることにより、商品Gを前方(Y1方向)に向けて搬送するように構成されている。また、搬送部11は、モータ12により駆動されるように構成されている。なお、売切検知部20は、特許請求の範囲の「検知部」の一例である。
搬送部11は、自動販売機本体101内部に配置され、前後方向に複数の商品Gを保持可能に構成されている。また、搬送部11は、商品Gを前後方向(Y方向)に沿って搬送し、先頭の商品Gを払い出すように構成されている。具体的には、搬送部11は、商品Gの搬送方向(Y方向)に延びる螺旋形状の線材により形成されている。また、搬送部11は、ステンレスなどの金属により形成されている。また、搬送部11は、螺旋形状の線材の間に商品Gを保持するように構成されている。搬送部11は、商品Gの搬送方向(Y方向)に沿った回動軸線回りに回動されることにより、保持した商品GをY1方向に搬送するように構成されている。そして、搬送部11は、先頭(最もY1方向側)の商品Gを商品収納ラック10から払い出すように構成されている。また、搬送部11は、所定量だけ回動されることにより、商品Gを1つずつ払い出すように構成されている。
モータ12は、搬送部11を回動させるように構成されている。具体的には、モータ12は、制御部30からの払出信号に基づいて、搬送部11を回動させる。搬出検知部13は、搬送部11の回動量を検知して、商品Gの搬送を検知する。制御部30は、搬出検知部13による検知結果に基づいて、搬送部11(モータ12)の駆動を停止させる。
払出検知部14は、商品収納ラック10から商品Gが払い出されたことを検知する。
売切検知部20は、搬送部11に保持された商品Gが売り切れたことを検知する。売切検知部20は、商品収納ラック10毎に設けられている。具体的には、図4および図5に示すように、売切検知部20は、レバー21と、遮蔽部22と、回動軸23と、支持部24と、ねじりコイルばね25と、固定部26と、スイッチ27と、磁石28と、ストッパ29(図6および図7参照)と、を含んでいる。なお、ねじりコイルばね25は、特許請求の範囲の「付勢部材」の一例である。
また、図3に示すように、売切検知部20は、商品収納ラック10において、商品Gの搬出方向下流側(Y1方向側)に配置されている。つまり、売切検知部20は、商品収納ラック10の最下流に商品Gが保持されているか否かを検知する。また、売切検知部20は、搬送部11により搬送される商品Gよりも下方に配置されている。
レバー21は、商品Gの有無に応じて回動するように構成されている。具体的には、レバー21は、Y方向に延びるように配置されている。また、レバー21は、X方向に延びる回動軸23を中心に回動するように構成されている。図6に示すように、レバー21は、商品Gが有る場合には、商品Gにより下方向に押される。これにより、レバー21は、下方向(Z2方向)に回動された位置に配置される。一方、図7に示すように、レバー21は、商品Gが無い場合には、ねじりコイルばね25の付勢力により上方向(Z1方向)に回動された位置に配置される。レバー21は、樹脂材料により形成されている。
図5に示すように、レバー21は、回動軸23の軸方向(X方向)において、支持部24に対して、回動軸23に係合する部分211の厚みL1よりも大きな隙間L2を隔てて配置されている。また、レバー21は、回動軸23の軸方向の両側(X1方向側およびX2方向側)において、支持部24に対して、回動軸23に係合する部分211の厚みL1よりも大きな隙間L2を隔てて配置されている。たとえば、レバー21は、支持部24に対して片側数mm(3mm以上20mm以下)程度の隙間L2を隔てて配置されている。
レバー21は、回動軸23の軸方向の両側(X1方向側およびX2方向側)において、レバー21の回動軸23に対する規制された軸方向の移動範囲よりも、支持部35とレバー21との間の隙間L2が大きくなるように配置されている。
また、レバー21は、回動軸23に係合する部分211にグリスが塗られている。これにより、レバー21が回動軸23に対して回動しやすくすることができる。
遮蔽部22は、レバー21に取り付けられている。また、遮蔽部22は、磁性体により形成されている。遮蔽部22は、たとえば、亜鉛メッキ鋼板により形成されている。また、遮蔽部22は、レバー21の回動に伴って移動するように構成されている。具体的には、図6に示すように、遮蔽部22は、商品Gが有る場合には、磁石28と、スイッチ27との間に配置される。これにより、磁石28からの磁力がスイッチ27に作用するのを妨げる。一方、図7に示すように、遮蔽部22は、商品Gが無い場合には、磁石28およびスイッチ27よりも上方に配置される。これにより、磁石28からの磁力がスイッチ27に作用するのを妨げることが解除される。つまり、磁石28の磁力がスイッチ27に作用する。
回動軸23は、レバー21を回動可能に支持するように構成されている。具体的には、図4に示すように、回動軸23は、商品Gの搬送方向と直交する水平方向(X方向)に延びるように配置されている。回動軸23は、金属材料により形成されている。回動軸23の両端は、支持部24により支持されている。また、回動軸23は、レバー21を軸方向(X方向)に沿って移動可能に支持するように構成されている。つまり、回動軸23と、レバー21とは、固定されていない。
支持部24は、回動軸23を支持するように構成されている。支持部24は、X方向においてレバー21を挟み込むように一対設けられている。支持部24は、X方向に回動軸23が挿入される。支持部24は、樹脂材料により形成されている。
ここで、本実施形態では、ねじりコイルばね25は、レバー21を上方に回動するように付勢するように構成されている。図5に示すように、ねじりコイルばね25のコイル部分には、回動軸23が挿入されている。ねじりコイルばね25は、レバー21の回動軸23に対する軸方向の移動範囲を規制するように構成されている。具体的には、ねじりコイルばね25の線材の一方端251が支持部24に接続される固定部26に設けられた凹部261に配置されることにより、レバー21の回動軸23に対する軸方向(X方向)の移動範囲を規制している。
また、ねじりコイルばね25の線材の他方端252は、X方向に曲げられており、レバー21に設けられた凹部212に配置されている。これにより、ねじりコイルばね25に対してレバー21のX方向の移動範囲が規制される。
ねじりコイルばね25は、レバー21が下方に回動するモーメントと略同じ大きさで、かつ、レバー21を上方に回動させるモーメントが作用するように、レバー21を上方に付勢する。たとえば、ねじりコイルばね25は、レバー21が下方に回動するモーメントの大きさの1倍より大きく2倍以下の大きさのモーメントが作用するように、レバー21を上方に付勢する。好ましくは、ねじりコイルばね25は、レバー21が下方に回動するモーメントの大きさの1.2倍程度の大きさのモーメントが作用するように、レバー21を上方に付勢する。なお、レバー21が下方に回動するモーメントは、レバー21および遮蔽部22の重力により発生する。また、ねじりコイルばね25は、最軽量(たとえば、数十g)の商品Gが配置された場合でも、レバー21が下がるような力によりレバー21を上方に付勢している。
固定部26は、一対の支持部24に接続されている。固定部26には、ねじりコイルばね25の線材の一方端251が配置される凹部261が設けられている。固定部26は、樹脂材料により形成されている。
スイッチ27は、レバー21の回動に応じてオンオフが切り替えられる。スイッチ27は、非接触式のスイッチを含む。たとえば、スイッチ27は、リードスイッチを含む。具体的には、スイッチ27は、強磁性体の一対のリードを含む。一対のリードは、ガラス管内に密閉されて配置されている。これにより、一対のリードが氷や霜などにより動作しにくくなることが抑制される。一対のリードは、磁石28の磁力が作用する場合(遮蔽部22が間にない場合)には、磁化される。これにより、一対のリードが互いに吸引して、一対のリードが接触する。そして、一対のリードが接触することにより、導通してスイッチ27がオンとなる。一方、一対のリードは、磁石28の磁力が作用しない場合(遮蔽部22が間にある場合)には、磁化が解除される。これにより、一対のリードが互いに離れ、導通が解除されてスイッチ27がオフとなる。
磁石28は、X方向において、スイッチ27と対向するように配置されている。磁石28は、遮蔽部22が間にない状態において、スイッチ27に磁力を作用させるように構成されている。磁石28とスイッチ27との間には、遮蔽部22が配置される隙間が設けられている。
図6および図7に示すように、ストッパ29は、レバー21に接続された当接部213に当接し、レバー21の上方への回動量を規制するように構成されている。具体的には、当接部213は、レバー21に対して回動軸23とは反対側(Y2方向側)に配置されている。つまり、当接部213は、レバー21が上方に回動した場合、下方に回動される。ストッパ29は、当接部213に当接することにより、当接部213の下方への回動を規制する。これにより、当接部213に接続されたレバー21の上方への回動が規制される。また、当接部213は、Y方向において、レバー21よりも小さい長さに形成されている。また、ストッパ29は、当接部213に当接する面が傾斜するように形成されている。ストッパ29は、支持部24に接続されている。
図2に示すように、制御部30は、自動販売機100の各部を制御するように構成されている。制御部30は、CPU(中央処理ユニット)や作業領域としてのメモリを含む。また、制御部30は、商品Gを選択する操作と、現金または電子マネーによる入金とに基づいて、商品Gを払い出す制御を行うように構成されている。また、制御部30は、モータ12の駆動を制御して商品Gを払い出す制御を行う。また、制御部30は、売切検知部20により売り切れを検知する。具体的には、売切検知部20のレバー21が上方に回動して、スイッチ27がオンとなった場合に、制御部30は、商品Gが売り切れであることを検知する。また、売切検知部20のレバー21が下方に位置して、スイッチ27がオフである場合に、制御部30は、商品Gが売り切れではないと判断する。商品Gが売り切れである場合に、制御部30は、売り切れを検知した商品Gが選択できないように、表示を制御するとともに、選択されたとしても操作を受け付けないように制御する。
冷却部40は、自動販売機本体101内部を冷却するように構成されている。冷却部40は、冷媒を循環させて外部と熱交換を行う冷凍サイクルの蒸発器と、商品Gが保持された庫内に冷却空気を送るファンと、を含んでいる。また、冷却部40は、自動販売機本体101内部を0℃以下に冷却するように構成されている。冷却部40は、商品Gの保冷温度に対応させて、自動販売機本体101内部を、−40℃以上−5℃以下程度に冷却するように構成されている。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、回動軸23を、レバー21を軸方向(X方向)に沿って移動可能に支持するように構成する。また、レバー21を上方(Z1方向)に回動するように付勢するねじりコイルばね25を、レバー21の回動軸23に対する軸方向(X方向)の移動範囲を規制するように構成する。これにより、レバー21が回動軸23の軸方向に沿って移動可能であるので、レバー21が回動軸23の軸方向の同一の位置において回動する場合に比べて、レバー21が回動軸23に氷や霜により固着するのを抑制することができる。また、レバー21の回動軸23に対する軸方向の移動範囲がねじりコイルばね25により規制されるので、レバー21がスイッチ27に対して作用する範囲内においてレバー21を回動させることができる。また、レバー21が支持部24に近づいてレバー21と支持部24との隙間が小さくなるのを抑制することができる。これらの結果、自動販売機本体101内部が冷却される自動販売機100において、自動販売機本体101内部の水分が凍った場合にも、商品Gの売り切れを正確に検出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ねじりコイルばね25の線材の一方端251が支持部24に接続される固定部26に設けられた凹部261に配置されることにより、レバー21の回動軸23に対する軸方向(X方向)の移動範囲を規制する。これにより、ねじりコイルばね25の線材の一方端251を凹部261に配置することにより、ねじりコイルばね25の軸方向の移動を容易に規制することができるので、軸方向の移動が規制されたねじりコイルばね25によりレバー21の軸方向の移動範囲を容易に規制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、レバー21を、回動軸23の軸方向(X方向)の両側において、レバー21の回動軸23に対する規制された軸方向の移動範囲よりも、支持部24とレバー21との間の隙間が大きくなるように配置する。これにより、レバー21の軸方向の両側と支持部24との間隔を比較的大きくすることができるので、レバー21と支持部24とが凍り付いて固着するのを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、レバー21の上方(Z1方向)への回動量を規制するストッパ29を、当接部213に当接する面が傾斜するように形成する。これにより、ストッパ29に水滴が付着しにくくなるので、ストッパ29に氷や霜を付着しにくくすることができる。その結果、当接部213とストッパ29とが固着するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、非接触式のスイッチ27を設ける。これにより、機械式スイッチを用いる場合と異なり、スイッチ27が氷や霜により固着してオンオフの切り替えができなくなるのを抑制することができるので、商品Gの売り切れをより正確に検出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、冷却部40を、自動販売機本体101内部を0℃以下に冷却するように構成する。これにより、自動販売機本体101内部が0℃以下に冷却されて、氷が発生しやすい場合でも、商品Gの売り切れを正確に検出することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変更例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本願発明の商品収納装置を、自動販売機に適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。本願発明の商品収納装置を他の装置に適用してもよい。たとえば、本願発明を、ショーケースなどの商品収納装置に適用してもよい。
また、上記実施形態では、搬送部により商品を略水平な方向に搬送する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、搬送部により商品を水平方向から傾いた傾斜方向に搬送してもよい。
また、上記実施形態では、一対(2つ)の搬送部を用いて商品を搬送する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、商品の大きさに合わせて、1つの搬送部または3つ以上の搬送部により商品を搬送する構成でもよい。
また、上記実施形態では、搬送部は螺旋形状の線材により構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、搬送部は、無端ベルトなどにより構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、冷却部は、自動販売機本体内部を0℃以下に冷却する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、冷却部は自動販売機本体内部を0℃より高い温度に冷却してもよい。
また、上記実施形態では、付勢部材がねじりコイルばねを含む構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、付勢部材は、圧縮コイルばねを含んでいてもよいし、板バネを含んでいてもよい。
また、上記実施形態では、ストッパは、当接部に当接する面が傾斜するように形成されている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ストッパは、当接部に対して線接触または点接触するように形成されていてもよい。
11 搬送部
20 売切検知部(検知部)
21 レバー
23 回動軸
24 支持部
25 ねじりコイルばね(付勢部材)
26 固定部
27 スイッチ
29 ストッパ
40 冷却部
100 自動販売機(商品収納装置)
101 自動販売機本体(本体)
213 当接部
261 凹部
G 商品

Claims (6)

  1. 本体内部に配置され、前後方向に複数の商品を保持可能に構成されるとともに、商品を前後方向に沿って搬送し、先頭の商品を払い出す搬送部と、
    前記本体内部を冷却する冷却部と、
    前記搬送部に保持された商品が売り切れたことを検知する検知部と、を備え、
    前記検知部は、商品の有無に応じて回動するレバーと、前記レバーを回動可能に支持する回動軸と、前記回動軸を支持する支持部と、前記レバーの回動に応じてオンオフが切り替えられるスイッチと、前記レバーを上方に回動するように付勢する付勢部材と、を含み、
    前記回動軸は、前記レバーを軸方向に沿って移動可能に支持するように構成され、
    前記付勢部材は、前記レバーの前記回動軸に対する軸方向の移動範囲を規制するように構成されている、商品収納装置。
  2. 前記付勢部材は、ねじりコイルばねを含み、前記ねじりコイルばねの線材の一方端が前記支持部に接続される固定部に設けられた凹部に配置されることにより、前記レバーの前記回動軸に対する軸方向の移動範囲を規制している、請求項1に記載の商品収納装置。
  3. 前記レバーは、前記回動軸の軸方向の両側において、前記レバーの前記回動軸に対する規制された軸方向の移動範囲よりも、前記支持部と前記レバーとの間の隙間が大きくなるように配置されている、請求項2に記載の商品収納装置。
  4. 前記検知部は、前記レバーに接続された当接部に当接し、前記レバーの上方への回動量を規制するストッパをさらに含み、
    前記ストッパは、前記当接部に当接する面が傾斜するように形成されるか、または、前記当接部に対して線接触または点接触するように形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の商品収納装置。
  5. 前記スイッチは、非接触式のスイッチを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の商品収納装置。
  6. 前記冷却部は、前記本体内部を0℃以下に冷却するように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の商品収納装置。
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