JP2020111311A - 対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造 - Google Patents

対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020111311A
JP2020111311A JP2019092028A JP2019092028A JP2020111311A JP 2020111311 A JP2020111311 A JP 2020111311A JP 2019092028 A JP2019092028 A JP 2019092028A JP 2019092028 A JP2019092028 A JP 2019092028A JP 2020111311 A JP2020111311 A JP 2020111311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side sill
vehicle
reinforcement
lower rail
slide door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019092028A
Other languages
English (en)
Inventor
シク ミン,フォン
Huen-Sick Min
シク ミン,フォン
ギル チェ,サン
Sang-Gil Choi
ギル チェ,サン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hyundai Motor Co
Kia Corp
Original Assignee
Hyundai Motor Co
Kia Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hyundai Motor Co, Kia Motors Corp filed Critical Hyundai Motor Co
Publication of JP2020111311A publication Critical patent/JP2020111311A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/02Side panels
    • B62D25/025Side sills thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/06Doors arranged at the vehicle sides slidable; foldable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • B62D25/2009Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D27/00Connections between superstructure or understructure sub-units
    • B62D27/02Connections between superstructure or understructure sub-units rigid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】Bピラーレス対向型スライドドアにも適用されるように衝突剛性および連結剛性を高めたサイドシル構造を提供する。【解決手段】本発明は、車体の下部に車体の前後方向に沿って取り付けられるロアレール70を含む対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造であって、前後方向に延びて車体に取り付けられるサイドシルインナパネルと、サイドシルインナパネルと中空部を形成して結合されるサイドシルアウタパネルとを含むサイドシル、およびサイドシルと結合され、ロアレールが内部に収容されるロアレール収容部を含み、サイドシルインナパネルおよびサイドシルアウタパネルは開放された断面を形成して結合されることを特徴とする、対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。【選択図】図5

Description

本発明は、対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造{SIDE SILL STRUCTURE OF VEHICLE WITH OPPOSITE SLIDING DOOR}に係り、より詳しくは、車両の前後方向に沿って取り付けられたロアレールを含む対向型にスライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造を有し、特にロアレールが取り付けられるように開放された断面を有するサイドシルおよびロアレール下端にサイドシルと閉断面をなすようにサイドシルロアレインフォースメントをサイドシルと重畳的に結合して衝突剛性および連結剛性を高めた対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造に関する。
図1に示す通り、サイドシル40は、車体のドア下部に車体の前後方向に配置されて車両前方側のフロントパネル50と車体の底部を形成するフロアパネル60を連結する部材である。
最近、狭い空間でユーザの乗降のしやすさを向上させ、自律走行車両の導入などに対応するためにスライドドアが開発され、それに相応するサイドシル構造が開発されている。
図2(a)に示す通り、一般に、現在量産される車両は、車体3の開口部にフロントドア1にはスイングタイプのドアが取り付けられ、リアドア2にのみスライドタイプのドアが取り付けられ、車両の衝突剛性を保存するためにフロントドア1とリアドア2との間にBピラー4が取り付けられる。
しかし、ユーザの乗降のしやすさをベストにするために、図2(b)に示すように、フロントドア10およびリアドア20が対向型に開閉されるスライドドアの必要性が台頭している。
この時、ドアの開口部を最大限活用するためにBピラーを削除したBピラーレス対向型スライドドアが取り付けられ、これに伴いサイドシルの構造変更が求められる。
これと関連し、韓国登録特許第10−0852061号(車両のサイドシル構造)は、サイドシルモールディングが取り付けられない車両のサイドシル下端部位が外部に露出するのを縮小することができるように車両のサイドシル内側に位置するサイドシルアウタレインフォースメントの下端部位を多段折り曲げ、折り曲げられた突出部位にサイドシルアウタパネルの末端が位置するようにした後にレーザ溶接により接合したものであり、サイドシルモールディングを取り付けなくてもサイドシルの下端部位が外部に露出するのを最小化する自動車のサイドシル構造を開示している。
図3に示す通り、従来のサイドシル11の構造は、車体の長さ方向に結合されるサイドシルインナパネル21と、サイドシルインナパネル21と結合されてボックス構造の閉断面をなすようにするサイドシルアウタパネル41とからなる。
しかし、従来技術は、サイドシルインナパネル21とサイドシルアウタパネル41が閉断面をなしているため、対向型に開閉されるスライドドアを実現するために車体の下部に取り付けられるロアレールが収容される空間がないという問題がある。
また、ロアレールを取り付けるためにサイドシルインナパネル21とサイドシルアウタパネル41が開断面をなすように構成しても、開放部位の連結剛性および衝突剛性が低下し、異質物が流入するという問題がある。
なお、Bピラーを除去する場合、側面衝突時に衝突剛性が保障できないという問題がある。
韓国登録特許第10−0852061号
本発明は、既存のサイドシル構造において、車体の下部にロアレールが取り付けられるように開放された断面を有するサイドシルおよびロアレール下端にサイドシルと閉断面をなすようにしたサイドシルロアレインフォースメントをサイドシルと重畳的に結合してBピラーレス対向型スライドドアにも適用されるように衝突剛性および連結剛性を高めたサイドシル構造を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するための本発明は、車体の下部に車体の前後方向に沿って取り付けられるロアレールを含む対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造であって、前後方向に延びて車体に取り付けられるサイドシルインナパネルと、サイドシルインナパネルと中空部を形成して結合されるサイドシルアウタパネルとを含むサイドシル、およびサイドシルと結合され、ロアレールが内部に収容されるロアレール収容部を含み、サイドシルインナパネルおよびサイドシルアウタパネルは開放された断面を形成して結合されることを特徴とする。
一側が前記ロアレール収容部と重畳して結合され、他側が前記サイドシルアウタパネルと重畳して結合されるサイドシルロアレインフォースメントをさらに含むことを特徴とする。
前記ロアレール収容部は、センタフロアパネルと重畳して結合され、下部にロアレールが取り付けられるアッパマウントレインフォースメント、およびロアレールが収容されるように折り曲げられ、一側がサイドシルアウタパネルと重畳して結合され、他側がアッパマウントレインフォースメントと重畳して結合されるロアマウントレインフォースメントをさらに含むことを特徴とする。
前記ロアマウントレインフォースメントは、サイドシルロアレインフォースメントと重畳して結合され、サイドシルと閉断面をなすことを特徴とする。
前記中空部は、内部にサイドシルロアレインフォースメントを支持する複数のバルクヘッドをさらに含むことを特徴とする。
前記サイドシルロアレインフォースメントは、バルクヘッドが所定位置に配置されるように同一の断面が前後方向に延びることを特徴とする。
前記ロアマウントレインフォースメントとサイドシルロアレインフォースメントはH方向に溶接されることを特徴とする。
前記サイドシルアウタパネルとサイドシルロアレインフォースメントはL方向に溶接されることを特徴とする。
前記サイドシルと前記サイドシルロアレインフォースメントはL方向に溶接されることを特徴とする。
前記ロアレールは、アッパマウントレインフォースメントとH方向にアッパマウントレインフォースメントに形成された平坦部に結合されることを特徴とする。
前記サイドシルインナパネル、サイドシルロアレインフォースメント、ロアマウントレインフォースメントおよびアッパマウントレインフォースメントはL方向に溶接されることを特徴とする。
前記ロアレールは、ドアの閉鎖時、ドアが車両の内部に移動するように曲線に形成されることを特徴とする。
前記サイドシルインナパネルは、センタフロアパネルとサイドシルインナパネルが閉断面をなすようにセンタフロアサイドメンバに向かって延びてセンタフロアサイドメンバに結合される延長部をさらに含むことを特徴とする。
前記延長部とセンタフロアサイドメンバはL方向に溶接されることを特徴とする。
前述したような構成を有する本発明によれば、サイドシルの断面が開放されて車体に取り付けられるロアレールを収容できるという利点がある。
また、本発明は、ロアレール下端にサイドシルとサイドシルロアレインフォースメントが閉断面をなすように取り付けられて、耐衝突性が強化され、サイドシル内部への異質物の流入が防止できるという利点がある。
なお、本発明は、サイドシル、サイドシルロアレインフォースメント、アッパマウントレインフォースメントおよびロアマウントレインフォースメントが相互結合時に重畳して溶接されることによって連結剛性が増大し、BピラーのないBピラーレス対向型スライドドアに適用しても衝突性能が保存できるという利点がある。
また、本発明は、サイドシルインナパネルに延長部が形成されて曲線のロアレールを収容できるという利点がある。
なお、本発明は、サイドシルインナパネルの延長部とセンタフロアサイドメンバのL方向挙動が規制されるように結合されてシルサイドの回転を防止し、車両の側面衝突時における衝突剛性を確保できるという利点がある。
フロントパネルとフロアパネルを連結するサイドシルを示す斜視図である。 2(a)はスイングタイプのフロントドアおよびスライドタイプのリアドアが取り付けられた車両の様子を示し、2(b)はフロントドアおよびリアドアとしてスライドタイプである対向型スライドドアが取り付けられた車両の様子を示す図である。 従来のサイドシル構造を示す断面図である。 本発明の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造にロアレールが取り付けられる様子を示す斜視図である。 本発明の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造にロアレールが取り付けられた様子を示す斜視図である。 図5のA−A断面を示す図である。 図5のB−B断面を示す図である。
以下では、添付図面を参照して本発明について詳しく説明する。但し、本発明が例示的な実施形態によって制限または限定されるものではない。各図面に提示された同一の参照符号は実質的に同一の機能を行う部材を示す。
図4は、本発明の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造にロアレール70が取り付けられる様子を示す斜視図である。
図4に示す通り、本発明の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造は、サイドシルロアレインフォースメント430、サイドシルインナパネル410およびアッパマウントレインフォースメント450が積層された構造である。
また、サイドシルは、一側に車体の下部に車体の前後方向に沿ってロアレール70が取り付けられ、他側にフロアパネルと結合されるセンタフロアサイドメンバ610が取り付けられる。
ロアレール70はフロントドアとリアドアに各々対応するように1対が車体の下部に取り付けられ、ロアレール70に対応するようにロアローラがフロントドアおよびリアドアに取り付けられる。
サイドシルは、ロアレール70と同様に車体の側面に車体の前後方向に延びることができる。
図5は、本発明の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造にロアレール70が取り付けられた様子を示す斜視図である。
図5に示す通り、ロアレール70は、ドアの閉鎖時、ドアが車両の内部に移動するように曲線に形成されてサイドシルの側部に収容される。
サイドシルの側面に取り付けられたロアレール70の上部にセンタフロアパネル620が結合される。
図6は、図5のA−A断面を示す図である。
図5および6に示す通り、本発明のサイドシルは、サイドシルインナパネル410とサイドシルアウタパネル420とを含む。
サイドシルインナパネル410は、車体の前後方向に延び、サイドシルアウタパネル420は、サイドシルインナパネル410とその間に中空部を形成して結合される。
サイドシルインナパネル410とサイドシルアウタパネル420は、ロアレール70を収容することができるようにその断面が開放される。
本発明の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造は、ロアレール70が内部に収容され、サイドシルと結合されるロアレール収容部、およびサイドシルロアレインフォースメント430をさらに含む。
ロアレール収容部は、内部にロアレール70を収容するように結合されるアッパマウントレインフォースメント450およびロアマウントレインフォースメント440で構成される。
アッパマウントレインフォースメント450は、センタフロアパネル620と重畳して結合され、下部にロアレール70が取り付けられる。
ロアマウントレインフォースメント440は、ロアレール70が収容されるように折り曲げられ、一側がサイドシルアウタパネル420と重畳して結合され、他側がアッパマウントレインフォースメント450と重畳して結合される。
図5および図7に示す通り、ロアレール70はドアの閉鎖時にドアが車両の内部に移動するように曲線に形成されることにより、ロアレール収容部はフロントドアとリアドアが接触する地点でロアレール70を収容するように車両の内部に向かって延びる。
サイドシルロアレインフォースメント430は、一側がロアレール収容部、好ましくはロアマウントレインフォースメント440と重畳して結合され、他側がサイドシルアウタパネル420と重畳して結合される。
サイドシルの断面が開放されるように形成されることにより、異質物が流入する心配があり、特にBピラーのないBピラーレス対向型スライドドアの場合、剛性低下を補うために、本発明のサイドシルロアレインフォースメント430が取り付けられて、サイドシルの開放された断面を閉鎖し、サイドシルの剛性を補強することができる。
サイドシルロアレインフォースメント430およびロアマウントレインフォースメント440はサイドシルと閉断面をなすように折り曲げられて、サイドシルの内部への異質物の流入を防止することができる。
また、サイドシルロアレインフォースメント430はサイドシルおよびアッパマウントレインフォースメント450と重畳して結合されることにより、その連結剛性が増大し、これに伴い、車両の側面衝突時における衝突剛性が増大するという効果を有する。
サイドシルに形成された中空部は、その内部にサイドシルロアレインフォースメント430を支持する複数のバルクヘッド460をさらに含むことができる。
バルクヘッド460は、サイドシルロアレインフォースメント430の下部からサイドシルロアレインフォースメント430を支持して車両の衝突時に外力によるサイドシルの崩壊を防止すると共に、L方向(車幅方向)の衝突時にサイドシルの剛性を補完することができる。
サイドシルロアレインフォースメント430は、バルクヘッド460が所望の所定位置に配置されるように車両の前後方向にかけて同一の断面が連続形成される。
本発明は、サイドシルとサイドシルロアレインフォースメント430の結合剛性および衝突剛性を二重に補強するためにロアマウントレインフォースメント440をさらに含む。
ロアマウントレインフォースメント440は、一側がサイドシルインナパネル410およびアッパマウントレインフォースメント450と重畳して結合され、他側がサイドシルロアレインフォースメント430と重畳して結合される。
ロアマウントレインフォースメント440は、サイドシルロアレインフォースメント430と同様にサイドシルと閉断面をなすように折り曲げられ、サイドシルロアレインフォースメント430と重なるように結合される。
ロアレール70は、アッパマウントレインフォースメント450とH方向(上下方向)に溶接されてアッパマウントレインフォースメント450に形成された平坦部457に結合される。この時、ロアレール70とアッパマウントレインフォースメント450はボルト結合455される。
ロアレール70とアッパマウントレインフォースメント450がH方向に溶接されることにより、ロアレール70に沿ってドアがT方向(車両の前後方向)に移動しても、ロアレール70およびアッパマウントレインフォースメント450の回転が防止される。
本発明のサイドシルインナパネル410、サイドシルアウタパネル420、サイドシルロアレインフォースメント430、ロアマウントレインフォースメント440およびアッパマウントレインフォースメント450は、相互結合時、その連結剛性および衝突剛性の増大のために重畳して結合され、結合方法としてスポット溶接が利用できる。
ロアマウントレインフォースメント440とサイドシルロアレインフォースメント430はH方向挙動が規制されるように中空部の上部(b地点)で溶接され、サイドシルアウタパネル420とサイドシルロアレインフォースメント430はL方向挙動が規制されるようにc地点で溶接される。
また、サイドシルとサイドシルロアレインフォースメント430はL方向挙動が規制されるようにd地点で溶接され、サイドシルインナパネル410、サイドシルロアレインフォースメント430、ロアマウントレインフォースメント440およびアッパマウントレインフォースメント450はサイドシルインナパネル410の上部(a地点)でL方向挙動が規制されるように溶接される。
図7は、図5のB−B断面図である。
図5および図7に示す通り、ロアレール70はドアの閉鎖時にドアが車両の内部に移動するように曲線に形成されることによってフロントドアとリアドアが接触する地点で、ロアレール70を収容するように構成されたサイドシルインナパネル410、アッパマウントレインフォースメント450およびロアマウントレインフォースメント440が車両の内部に向かって延びる。
サイドシルインナパネル410は、センタフロアとサイドシルインナパネル410が閉断面をなすようにセンタフロアサイドメンバ610に向かって延びてセンタフロアサイドメンバ610に結合される延長部415をさらに含むことができる。
延長部415は、サイドシルインナパネル410とf地点が溶接されるように形成される。
延長部415とセンタフロアサイドメンバ610は、L方向挙動が規制されるようにe地点で溶接される。
延長部415とセンタフロアサイドメンバ610が溶接されることにより、サイドシルインナパネル410とセンタフロアサイドメンバ610間のシーリング性が確保され、サイドシル下部に異質物が流入するのを防止できる。
また、車両の側面衝突時、衝突剛性を確保することができ、サイドシルをはじめとする部品が矢印方向に回転するのを防止することができる。
ロアマウントレインフォースメント440はサイドシルアウタパネル420とL方向挙動が規制されるようにi地点で溶接され、センタフロアパネル620、延長部415およびアッパマウントレインフォースメント450はH方向挙動が規制されるようにk地点で溶接される。
延長部415とアッパマウントレインフォースメント450は、その連結剛性および衝突剛性を保障するために、H方向挙動が規制されるようにl地点およびm地点で再び溶接される。
フロントドアとリアドアが接触する地点においても、図6のb地点と同様に、ロアマウントレインフォースメント440とサイドシルロアレインフォースメント430はj地点でH方向挙動が規制されるように溶接される。
また、サイドシルアウタパネル420とサイドシルロアレインフォースメント430は、図6のc地点と同様に、L方向挙動が規制されるようにh地点で溶接され、サイドシルとサイドシルロアレインフォースメント430は、図6のd地点と同様に、L方向挙動が規制されるようにg地点で溶接される。
それにより、サイドシルの前後方付近の連結剛性および衝突剛性をフロントドアとリアドアの接触地点付近であるサイドシルの中央付近においても維持することができる。
本発明の目的および効果は下記の説明によって自然に理解されるかまたはより明らかになり、下記の記載だけに本発明の目的および効果が制限されるものではない。また、本発明を説明するにおいて、本発明に係る公知技術に関する具体的な説明が本発明の要旨を不要に濁す恐れがあると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。
70 ・・・ロアレール
410 ・・・サイドシルインナパネル
415 ・・・延長部
420 ・・・サイドシルアウタパネル
430 ・・・サイドシルロアレインフォースメント
440 ・・・ロアマウントレインフォースメント
450 ・・・アッパマウントレインフォースメント
455 ・・・ボルト結合
457 ・・・平坦部
460 ・・・バルクヘッド
610 ・・・センタフロアサイドメンバ
620 ・・・センタフロアパネル

Claims (14)

  1. 車体の下部に前記車体の前後方向に沿って取り付けられるロアレールを含む対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造であって、
    前記前後方向に延びて車体に取り付けられるサイドシルインナパネルと、前記サイドシルインナパネルと中空部を形成して結合されるサイドシルアウタパネルとを含むサイドシル、および
    前記サイドシルと結合され、前記ロアレールが内部に収容されるロアレール収容部
    を含み、
    前記サイドシルインナパネルおよび前記サイドシルアウタパネルは開放された断面を形成して結合されることを特徴とする対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  2. 一側が前記ロアレール収容部と重畳して結合され、他側が前記サイドシルアウタパネルと重畳して結合されるサイドシルロアレインフォースメントをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  3. 前記ロアレール収容部は、
    センタフロアパネルと重畳して結合され、下部に前記ロアレールが取り付けられるアッパマウントレインフォースメント、および
    前記ロアレールが収容されるように折り曲げられ、一側が前記サイドシルアウタパネルと重畳して結合され、他側が前記アッパマウントレインフォースメントと重畳して結合されるロアマウントレインフォースメントをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  4. 前記ロアマウントレインフォースメントは、
    サイドシルロアレインフォースメントと重畳して結合され、前記サイドシルと閉断面をなすことを特徴とする請求項3に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  5. 前記中空部は、
    内部に前記サイドシルロアレインフォースメントを支持する複数のバルクヘッドをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  6. 前記サイドシルロアレインフォースメントは、
    前記バルクヘッドが所定位置に配置されるように同一の断面が前記前後方向に延びることを特徴とする請求項5に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  7. 前記ロアマウントレインフォースメントと前記サイドシルロアレインフォースメントはH方向に溶接されることを特徴とする請求項4に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  8. 前記サイドシルアウタパネルと前記サイドシルロアレインフォースメントはL方向に溶接されることを特徴とする請求項2に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  9. 前記サイドシルと前記サイドシルロアレインフォースメントはL方向に溶接されることを特徴とする請求項2に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  10. 前記ロアレールは、前記アッパマウントレインフォースメントとH方向に前記アッパマウントレインフォースメントに形成された平坦部に結合されることを特徴とする請求項3に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  11. 前記サイドシルインナパネル、前記サイドシルロアレインフォースメント、前記ロアマウントレインフォースメントおよび前記アッパマウントレインフォースメントはL方向に溶接されることを特徴とする請求項3に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  12. 前記ロアレールは、ドアの閉鎖時、前記ドアが車両の内部に移動するように曲線に形成されることを特徴とする請求項1に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  13. 前記サイドシルインナパネルは、
    センタフロアパネルと前記サイドシルインナパネルが閉断面をなすようにセンタフロアサイドメンバに向かって延びて前記センタフロアサイドメンバに結合される延長部をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
  14. 前記延長部と前記センタフロアサイドメンバはL方向に溶接されることを特徴とする請求項13に記載の対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造。
JP2019092028A 2019-01-14 2019-05-15 対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造 Pending JP2020111311A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020190004766A KR102607730B1 (ko) 2019-01-14 2019-01-14 대향형 슬라이딩 도어가 장착된 차량의 사이드실 구조
KR10-2019-0004766 2019-01-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020111311A true JP2020111311A (ja) 2020-07-27

Family

ID=66857733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019092028A Pending JP2020111311A (ja) 2019-01-14 2019-05-15 対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10899392B2 (ja)
EP (1) EP3680151B1 (ja)
JP (1) JP2020111311A (ja)
KR (1) KR102607730B1 (ja)
CN (1) CN111434566B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022139695A (ja) * 2021-03-12 2022-09-26 本田技研工業株式会社 スライドドア構造

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102644571B1 (ko) * 2019-05-13 2024-03-06 현대자동차주식회사 차체 보강 장치
KR102664126B1 (ko) * 2019-12-16 2024-05-09 현대자동차주식회사 차량용 사이드실구조
KR20220007322A (ko) * 2020-07-10 2022-01-18 현대자동차주식회사 슬라이딩 도어 차량에서 외부로 노출되는 레일의 가림 구조
KR20220017159A (ko) * 2020-08-04 2022-02-11 현대자동차주식회사 차량의 사이드실 강성 보강 구조
US11878655B2 (en) 2021-04-14 2024-01-23 Ford Global Technologies, Llc Vehicle step bar
CN114906229B (zh) * 2022-06-07 2023-07-11 浙江吉利控股集团有限公司 一种下车体结构及车辆

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915180A (ja) * 1982-07-13 1984-01-26 日産自動車株式会社 スライドドア車におけるガイドレ−ルの支持構造
JPH0723105B2 (ja) * 1986-05-01 1995-03-15 日産自動車株式会社 自動車の車体構造
US6183039B1 (en) * 1999-02-05 2001-02-06 Delphi Technologies, Inc. Pivot and slide door system
FR2799788B1 (fr) 1999-10-14 2001-11-23 Peugeot Citroen Automobiles Sa Agencement d'un rail de guidage d'une porte coulissante de vehicule
US6899374B1 (en) * 2000-10-20 2005-05-31 Nathaniel Heard Multiple door coupe
CN2474381Y (zh) * 2001-02-16 2002-01-30 常树春 新款式小轿车
JP4352769B2 (ja) 2003-06-11 2009-10-28 マツダ株式会社 自動車の下部車体構造
CN1640708A (zh) * 2004-01-16 2005-07-20 台达电子工业股份有限公司 滑动式车门及其安全装置
JP4645800B2 (ja) * 2004-07-02 2011-03-09 マツダ株式会社 自動車の側部構造
JP4361440B2 (ja) * 2004-08-04 2009-11-11 本田技研工業株式会社 センサ配設構造
JP4715341B2 (ja) * 2005-07-04 2011-07-06 マツダ株式会社 スライドドア車の下部車体構造
DE602006008702D1 (de) 2005-07-04 2009-10-08 Mazda Motor Unterbodenaufbau von einem Kraftfahrzeug mit Schiebetüren
KR100852061B1 (ko) 2007-11-28 2008-08-13 현대자동차주식회사 자동차의 실사이드 구조
JP5115435B2 (ja) * 2008-09-30 2013-01-09 トヨタ車体株式会社 自動車のロッカー構造
JP5994411B2 (ja) 2012-06-13 2016-09-21 マツダ株式会社 車両のスライドドア構造
KR101382777B1 (ko) * 2013-02-15 2014-04-17 기아자동차주식회사 차량용 슬라이딩 도어의 로워레일 구조
KR101637289B1 (ko) * 2014-11-06 2016-07-07 현대자동차 주식회사 차량용 슬라이딩 도어장치
US10363968B2 (en) * 2017-11-08 2019-07-30 Ford Global Technologies, Llc Rocker assembly for autonomous vehicle
DE102018209823A1 (de) * 2018-06-18 2020-01-02 Volkswagen Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022139695A (ja) * 2021-03-12 2022-09-26 本田技研工業株式会社 スライドドア構造
JP7316311B2 (ja) 2021-03-12 2023-07-27 本田技研工業株式会社 スライドドア構造

Also Published As

Publication number Publication date
CN111434566B (zh) 2023-03-21
US20200223490A1 (en) 2020-07-16
EP3680151B1 (en) 2022-03-02
EP3680151A1 (en) 2020-07-15
US10899392B2 (en) 2021-01-26
KR20200088141A (ko) 2020-07-22
CN111434566A (zh) 2020-07-21
KR102607730B1 (ko) 2023-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020111311A (ja) 対向型スライドドアが取り付けられた車両のサイドシル構造
JP4715341B2 (ja) スライドドア車の下部車体構造
JP5654045B2 (ja) 車両の側部構造
JP6477317B2 (ja) サイドシル部の構造
JP5639936B2 (ja) 車体側部構造
CN110461654B (zh) 车辆扬声器布置结构
JP5115238B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JP6555303B2 (ja) 車両の側部車体構造
JP5170188B2 (ja) スライドドア車の下部車体構造
JP7106974B2 (ja) 車両の側部車体構造
JP5040722B2 (ja) 自動車の下部車体構造
JP2001063621A (ja) 車体の補強構造
JP2011183893A (ja) 車体フロア構造
JP2006088924A (ja) 車体構造
JP2004224097A (ja) 車両の側部車体構造
JP2010247610A (ja) 車体後部構造
JP2010023632A (ja) 車両の下部車体構造およびその組付け方法
JP5186107B2 (ja) 車両用縦ビーム
KR101427957B1 (ko) 차량의 필러구조
JP2000038166A (ja) 自動車の車体下側部補強構造
JPH0620665Y2 (ja) 自動車用車体構造
JP2020192910A (ja) 車両のホイルハウス構造
JP2009023424A (ja) 車体のフレーム用連結部材
JP2009096287A (ja) 車両の上部車体構造
JP2020040486A (ja) 車両の後部車体構造