JP2020067140A - 車両の配管ホースの支持構造 - Google Patents

車両の配管ホースの支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ブラケットに対する配管ホースの移動及び回転を強固に且つ確実に阻止する。【解決手段】ブラケット20は、車両側に固定される固定板部21と、固定板部21から曲折する平板状の第1の支持板部22とを有する。支持板部材30は、固定板部21との間で優角を形成する一側外面22aに重なって第1の支持板部22に固定される平板状の第2の支持板部31を有する。連結部材10は、外周が非円形のフランジ状の嵌合突部12を有し、配管ホース1に固定される。第1及び第2の支持板部22,31の一方には、嵌合突部12を除く連結部材10の一部が挿通可能で、且つ嵌合突部12が挿通不能な形状及び大きさの挿通孔32が設けられ、第1及び第2の支持板部22,31の他方には、挿通孔32と連通し、且つ連結部材10の一部が挿通孔32を挿通した状態で挿通孔32の反対側から嵌合突部12が嵌合可能な非円形の嵌合孔26が設けられている。【選択図】図4

Description

本開示は、車両の配管ホースの支持構造に関する。
特許文献1には、可撓性のブレーキホースをブレーキ配管用ブラケットによって支持する構造が記載されている。ブレーキホースの一端は、後輪のディスクブレーキのブレーキキャリパに接続され、ブレーキホースの他端には、プラグが取付けられる。ブレーキ配管用ブラケットの下端部には、車両のリヤサスペンションを構成するトーションビームのアーム部に溶接固着される固着部が形成され、この固着部から延設されたアームには、長孔状の連結孔が形成されている。ブレーキホースは、他端のプラグをアームの連結孔に嵌め込んで固定することによりブレーキ配管用ブラケットに固定され、プラグには、マスタシリンダから延びるブレーキパイプが取付けられる。
特開2012−236515号公報
特許文献1のように可撓性の配管ホース(ブレーキホース)をブラケット(ブレーキ配管用ブラケット)によって支持する構造では、配管ホースの配索形状を安定させるため、ブラケットに対する配管ホースの移動及び回転を強固に且つ確実に阻止することが好ましい。
そこで本開示は、ブラケットに対する配管ホースの移動及び回転を強固に且つ確実に阻止することが可能な車両の配管ホースの支持構造の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の第1の態様は、可撓性の配管ホースを車両側に支持する支持構造であって、ブラケットと、支持板部材と、連結部材とを備える。配管ホースは、液体又は気体が流通する流路を区画する。
ブラケットは、車両側に固定される固定板部と、固定板部から曲折する平板状の第1の支持板部とを有する。第1の支持板部の一側外面と他側外面とは、固定板部との間で優角と劣角とをそれぞれ形成する。支持板部材は、上記一側外面に重なって第1の支持板部に固定される平板状の第2の支持板部を有する。連結部材は、外周が非円形のフランジ状の嵌合突部を有し、配管ホースに固定される。
第1及び第2の支持板部のうち一方の支持板部には、嵌合突部を除く連結部材の一部又は配管ホースが挿通可能で、且つ嵌合突部が挿通不能な形状及び大きさの挿通孔が設けられている。第1及び第2の支持板部のうち他方の支持板部には、挿通孔と連通し、且つ連結部材の上記一部又は配管ホースが挿通孔を挿通した状態で挿通孔の反対側から嵌合突部が嵌合可能な非円形の嵌合孔が設けられている。
上記構成では、配管ホースを車両側に支持する場合、嵌合突部を除く連結部材の一部又は配管ホースを嵌合孔から挿通孔へ挿通し、嵌合突部を挿通孔の反対側から嵌合孔に嵌合する。嵌合突部と嵌合孔との嵌合によって、配管ホースの回転を阻止することができる。また、嵌合孔から挿通孔へ向かう嵌合方向への嵌合突部の移動は、嵌合突部が一方の支持板部に当接することによって阻止される。従って、配管ホースの嵌合方向への移動を一方の支持板部によって阻止することができる。
また、固定板部との間で優角(180度を超えた角度)を形成する一側外面に第2の支持板部を重ねて固定しているので、固定板部との間で劣角(180度未満の角度)を形成する他側外面に第2の支持板部を重ねて固定する場合に比べて、第2の支持板部が固定板部と干渉し難い。このため、第2の支持板部を広い範囲で第1の支持板部と重ねることができ、第2の支持板部を第1の支持板部に強固に固定することができる。従って、ブラケット(第1の支持板部)から支持板部材(第2の支持板部)が離脱し難くなり、ブラケットに対する配管ホースの移動及び回転を強固に阻止することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様の支持構造であって、連結部材は、配管ホースに固定される筒形状の連結基部と、連結基部の外周面から突出する上記嵌合突部とを一体的に有する。連結基部は、嵌合突部を嵌合孔に嵌合した連結部材嵌合状態で挿通孔を挿通する。
上記構成では、連結部材嵌合状態で連結基部が挿通孔を挿通するので、挿通孔との干渉に起因した配管ホースの損傷を防止することができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様の支持構造であって、連結基部は、連結部材嵌合状態で他方の支持板部から突出する挿通突出部を有する。連結部材嵌合状態の挿通突出部の外周には、抜け止め部材が環状に装着され、嵌合孔から挿通孔の反対側へ向かう反嵌合方向への嵌合突部の移動が抜け止め部材によって阻止される。
上記構成では、反嵌合方向への配管ホースの移動を抜け止め部材によって阻止することができる。
本発明の第4の態様は、第2又は第3の態様の支持構造であって、連結部材は、配管ホースの端部に固定される。連結部材嵌合状態の連結基部は、車両側に固定的に支持された非可撓性の流通管の端部に結合され、配管ホースと流通管との間で上記流路を区画する。
上記構成では、反嵌合方向への配管ホースの移動を、連結部材の連結基部を流通管に結合することによって阻止することができる。
本開示によれば、ブラケットに対する配管ホースの移動及び回転を強固に且つ確実に阻止することができる。
本発明の一実施形態に係る配管ホースの支持構造を示す斜視図である。 支持板部材が固定されたブラケットを示す斜視図である。 配管ホースを支持する前の状態を示す外観平面図である。 配管ホースを支持した後の状態の要部を断面で示す平面図である。 図4のV−V矢視断面図である。
以下、本発明の第一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、図1中のFRは車両前方を、UPは車両上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示している。また、以下の説明における前後方向は、車両の前後方向を意味し、ブラケット20及び支持板部材30に関する方向は、支持板部材30が固定されたブラケット20を車両側に取付けた状態での方向である。
図1に示すように、本実施形態の配管ホース1は、運転者のブレーキ操作に応じて変動するマスタシリンダ(図示省略)の油圧を後輪のブレーキキャリパ2に伝達するブレーキ配管3を、油圧管(流通管)4とともに構成する。配管ホース1は、樹脂やゴム等によって形成された可撓性の円管状部材であり、その内部をオイルが流通し、配管ホース1の一端は、ブレーキキャリパ2に接続され固定される。配管ホース1は、蛇腹形状を一部又は全部に有していてもよく、蛇腹形状を有していなくてもよい。油圧管4は、金属等によって形成された非可撓性の円管状部材であり、所望の形状に曲折されて車両側に固定的に支持される。
配管ホース1の他端には、金属製等のホース接続具(連結部材)10が固定される。図3及び図4に示すように、ホース接続具10は、円筒状の連結基部11と、連結基部11の中間部の外周面から径方向外側に突出するフランジ状(鍔状)の嵌合突部12とを一体的に有する。連結基部11のうち嵌合突部12の一側はケース部13を構成し、嵌合突部12の他側はソケット部14を構成する。ソケット部14には配管ホース1の他端が挿入され、配管ホース1がソケット部14に密閉状に固定される。係る接続具取付状態で、配管ホース1の内部はホース接続具10(連結基部11)の内部と連通する。ケース部13には、油圧管4の端部がフレア接続によって結合され、連結基部11は、配管ホース1と油圧管4との間でオイルの流路を区画する。なお、フレア接続については後述する。
図5に示すように、嵌合突部12の外周は、非円形状に形成されている。本実施形態では、正六角形の6箇所の角部のうち1箇所が円弧状に湾曲する形状に形成されている。図3に示すように、嵌合突部12の外径はケース部13の外径よりも大きく、ケース部13の外径はソケット部14の外径よりも大きい。
図1に示すように、ホース接続具10は、ブラケット20によって車両側に支持される。ブラケット20は、アクスルケース5の後面に、スペーサ6を介して上下2本のボルト7によって締結固定される。アクスルケース5は、車両の後車軸(図示省略)を回転自在に支持し、車体フレーム(図示省略)は、リヤサスペンション8を介してアクスルケース5に支持される。
図1〜図4に示すように、ブラケット20は、車両側に固定される固定板部21と、固定板部21から曲折する平板状の第1の支持板部(他方の支持板部)22とを有する金属製の板状部材である。固定板部21は、略矩形平板状の主板部23と、主板部23の一側(車幅方向内側)の端縁から車幅方向内側斜め前方へ曲折する傾斜板部24とを有する。主板部23には、上記ボルト7が挿通可能なボルト挿通孔25が上下2箇所に形成され、主板部23を車幅方向に沿って起立した姿勢でボルト7によってアクスルケース5に締結することにより、ブラケット20が車両側に固定される。なお、傾斜板部24を省略し、主板部から第1の支持板部が曲折するようにブラケットを構成してもよい。
第1の支持板部22は、車幅方向内側を向く一側外面22aと車幅方向外側を向く他側外面22bとを表裏に有し、傾斜板部24の一側の端縁から後方へ曲折して車幅方向と交叉する。第1の支持板部22の一側外面22aは、固定板部21の前面21aとの間で優角(180度を超えた角度)を形成し、他側外面22bは、固定板部21の後面21bとの間で劣角(180度未満の角度)を形成する。
第1の支持板部22の一側外面22aには、矩形平板状の金属製の支持板部材30が固定される。支持板部材30の略全域は、第1の支持板部22の一側外面22aに重なって面接触する第2の支持板部(一方の支持板部)31を構成し、支持板部材30(第2の支持板部31)は、複数個所(例えば四隅近傍の4箇所)で溶接(例えば抵抗溶接)によって第1の支持板部22に固定される。なお、支持板部材30の略全域を第2の支持板部31とせず、その一部を第2の支持板部31としてもよい。
第2の支持板部31には、ホース接続具10のケース部13(嵌合突部12を除くホース接続具10の一部)が挿通可能で、且つ嵌合突部12が挿通不能な形状及び大きさの円形状の挿通孔32が形成されている。第1の支持板部22には、挿通孔32と連通し、且つホース接続具10のケース部13が挿通した状態で挿通孔32の反対側(車幅方向外側)から嵌合突部12が嵌合可能な非円形の嵌合孔26が形成されている。すなわち、ケース部13は、嵌合突部12を嵌合孔26に嵌合した接続具嵌合状態で挿通孔32を挿通する。
嵌合孔26の内周は、嵌合突部12の外周に合わせた形状(正六角形の6箇所の角部のうち1箇所が円弧状に湾曲する形状)であり、ホース接続具10を軸回りに1回転する間に特定の1つの回転位置でのみ嵌合突起12が嵌合孔26に嵌合可能となる。このため、ホース接続具10を第1の支持板部22に対して常に同じ回転位置で取付けることができる。なお、作業者が嵌合孔26に対して嵌合突部12を手作業で容易に抜き差し可能なように、嵌合孔26の内周は嵌合突部12の外周と略同じ又は僅かに大きく形成されている。また、嵌合突部12の外周及び嵌合孔26の内周の形状は、上記に限定されず、非円形であればよい。
ケース部13の先端側(一端側)は、接続具嵌合状態で第2の支持板部31から車幅方向内側へ突出する挿通突出部15を構成する。挿通突出部15の他側端部の外周には、環状溝16が略全周に亘って形成され、環状溝16には、抜け止め部材17が係合して環状に装着される。抜け止め部材17が環状溝16に係合することにより、ケース部13に対する抜け止め部材17の軸方向(オイルの流通方向)に沿った移動が阻止される。環状溝16に装着された抜け止め部材17の外径は挿通孔32よりも大きく、嵌合孔26から挿通孔32の反対側(車幅方向外側)へ向かう反嵌合方向への嵌合突部12の移動は、抜け止め部材17が第2の支持板部31に当接することによって阻止される。
次に、フレアナット40を用いた油圧管4とホース接続具10とのフレア接続について、図3及び図4を参照して簡単に説明する。
油圧管4の先端には、漏斗状に拡径するフレア部9が形成され、ホース接続具10のケース部13の内奥部には、ケース部13の開口側に向かって先細りするように突出するテーパ状のシール面18が形成されている。シール面18にフレア部9の先端内面を押し付けることにより、シール面18とフレア部9の先端内面とが液密状態で密着し、油圧管4の内部がホース接続具10の連結基部11の内部と連通する。
フレアナット40は、油圧管4の先端部が挿通可能な筒形状であり、外周に雄ネジ41が形成された押圧部42と、押圧部42の一端に配置された操作部43とを一体的に有する。ホース接続具10のケース部13の内周面には、フレアナット40の雄ネジ41と螺合可能な雌ネジ19が形成されている。油圧管4をフレアナット40に挿通し、ケース部13に油圧管4の先端部を挿入し、雄ネジ41を雌ネジ19に螺合し、操作部43を回転させて締付けることにより、押圧部42の先端がフレア部9を押圧して、シール面18とフレア部9の先端内面とが液密状態で密着し、油圧管4とホース接続具10とがフレア接続される。
配管ホース1を車両側に支持する場合、配管ホース1の他端に固定されたホース接続具10のケース部13を、ブラケット20の嵌合孔26から支持板部材30の挿通孔32へ挿通し、嵌合突部12を挿通孔32の反対側から嵌合孔26に嵌合した後、係る接続具嵌合状態でケース部13の環状溝16に抜け止め部材17を装着する。
次に、フレアナット40を挿通した状態の油圧管4の先端部をケース部13に挿入し、雄ネジ41を雌ネジ19に螺合し、操作部43を回転させて締付け、油圧管4とホース接続具10とをフレア接続によって結合する。これにより、配管ホース1が車両側に固定的に支持される。
本実施形態によれば、嵌合突部12と嵌合孔26との嵌合によって、配管ホース1の回転を阻止することができる。また、嵌合孔26から挿通孔32へ向かう嵌合方向(車幅方向内側)への嵌合突部12の移動は、嵌合突部12が第2の支持板部31に当接することによって阻止され、反嵌合方向への嵌合突部12の移動は、ホース接続具10と油圧管4とのフレア接続による結合と、抜け止め部材17の装着との双方によって阻止される。従って、配管ホース1の移動及び回転を確実に阻止することができる。
嵌合突部12を嵌合孔26に嵌合した接続具嵌合状態では、ホース接続具10の連結基部11が挿通孔32を挿通するので、挿通孔32との干渉に起因した配管ホース1の損傷を防止することができる。
抜け止め部材17の装着によりホース接続具10の移動及び回転が阻止された状態でホース接続具10に油圧管4を結合するので、両者の結合作業を容易に行うことができる。
さらに、固定板部21との間で優角を形成する第1の支持板部22の一側外面22aに第2の支持板部31を重ねて固定しているので、固定板部21との間で劣角を形成する第1の支持板部22の他側外面22bに第2の支持板部を重ねて固定する場合に比べて、第2の支持板部31が固定板部21と干渉し難い。このため、第2の支持板部31を広い範囲で第1の支持板部22と重ねることができ、第2の支持板部31を第1の支持板部22に強固に固定することができる。従って、ブラケット20(第1の支持板部22)から支持板部材30(第2の支持板部31)が離脱し難くなり、ブラケット20に対する配管ホース1の移動及び回転を強固に阻止することができる。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、ブレーキ配管3の配管ホース1を支持する構造について説明したが、支持する対象はこれに限定されず、液体又は気体が内部を流通する可撓性の配管ホースであればよい。また、ブラケット20を固定する場所はアクスルケース5に限定されず、車両側であればよい。
上記実施形態では、配管ホース1の端部を支持する場合について説明したが、配管ホースの中間部を支持してもよい。この場合、挿通孔を配管ホースが挿通してもよく、連結部材の一部が挿通してもよい。
また、上記実施形態では、支持板部材30に挿通孔32を設け、ブラケット20に嵌合孔26を設けているが、支持板部材に嵌合孔を設け、ブラケットに挿通孔を設けてもよい。
本発明は、可撓性の配管ホースを車両側に支持する構造として有用である。
1:配管ホース
2:ブレーキキャリパ
3:ブレーキ配管
4:油圧管(流通管)
5:アクスルケース
6:スペーサ
7:ボルト
8:リヤサスペンション
9:フレア部
10:ホース接続具(連結部材)
11:連結基部
12:嵌合突部
13:ケース部
14:ソケット部
15:挿通突出部
16:環状溝
17:抜け止め部材
18:シール面
19:雌ネジ
20:ブラケット
21:固定板部
21a:固定板部の前面
21b:固定板部の後面
22:第1の支持板部(他方の支持板部)
22a:第1の支持板部の一側外面
22b:第1の支持板部の他側外面
23:主板部
24:傾斜板部
25:ボルト挿通孔
26:嵌合孔
30:支持板部材
31:第2の支持板部(一方の支持板部)
32:挿通孔
40:フレアナット
41:雄ネジ
42:押圧部
43:操作部

Claims (4)

  1. 液体又は気体が流通する流路を区画する可撓性の配管ホースを車両側に支持する支持構造であって、
    車両側に固定される固定板部と、前記固定板部から曲折する平板状の第1の支持板部とを有し、前記第1の支持板部の一側外面と他側外面とが前記固定板部との間で優角と劣角とをそれぞれ形成するブラケットと、
    前記一側外面に重なって前記第1の支持板部に固定される平板状の第2の支持板部を有する支持板部材と、
    外周が非円形のフランジ状の嵌合突部を有し、前記配管ホースに固定される連結部材と、を備え、
    前記第1及び第2の支持板部のうち一方の支持板部には、前記嵌合突部を除く前記連結部材の一部又は前記配管ホースが挿通可能で、且つ前記嵌合突部が挿通不能な形状及び大きさの挿通孔が設けられ、
    前記第1及び第2の支持板部のうち他方の支持板部には、前記挿通孔と連通し、且つ前記連結部材の前記一部又は前記配管ホースが前記挿通孔を挿通した状態で前記挿通孔の反対側から前記嵌合突部が嵌合可能な非円形の嵌合孔が設けられている
    ことを特徴とする車両の配管ホースの支持構造。
  2. 請求項1に記載の支持構造であって、
    前記連結部材は、前記配管ホースに固定される筒形状の連結基部と、前記連結基部の外周面から突出する前記嵌合突部とを一体的に有し、
    前記連結基部は、前記嵌合突部を前記嵌合孔に嵌合した連結部材嵌合状態で前記挿通孔を挿通する
    ことを特徴とする車両の配管ホースの支持構造。
  3. 請求項2に記載の支持構造であって、
    前記連結基部は、前記連結部材嵌合状態で前記他方の支持板部から突出する挿通突出部を有し、
    前記連結部材嵌合状態の前記挿通突出部の外周には、抜け止め部材が環状に装着され、前記嵌合孔から前記挿通孔の反対側へ向かう反嵌合方向への前記嵌合突部の移動が前記抜け止め部材によって阻止される
    ことを特徴とする車両の配管ホースの支持構造。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の支持構造であって、
    前記連結部材は、前記配管ホースの端部に固定され、
    前記連結部材嵌合状態の前記連結基部は、車両側に固定的に支持された非可撓性の流通管の端部に結合され、前記配管ホースと前記流通管との間で前記流路を区画する
    ことを特徴とする車両の配管ホースの支持構造。
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