JP2020051796A - ムーブメントおよび電子時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】輪列を組換えて指針の配置位置を変更可能なムーブメントにおいて、針位置検出機構を容易に実現できる電子時計を提供する。【解決手段】ムーブメントは、指針が取り付けられる指針車160と、指針車を駆動するモーターと、指針の位置を検出するための検出輪列180と、指針車、モーター、検出輪列が配置され、指針車を第1位置および前記第1位置と異なる第2位置に選択的に配置可能に構成され、指針車が第1位置および第2位置のいずれの位置に配置された場合も検出輪列が同じ位置に配置される地板と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、針位置検出機構を備えるムーブメントおよび電子時計に関する。
特許文献1に示すように、下3つ目、縦3つ目、スイス顔と呼ばれる三種類の小針配置を、輪列の組換えによって実現する時計が知られている。
また、特許文献2に示すように、指針の位置を検出する針位置検出機構を設けた時計が知られている。
特開2010−223689号公報 特開2016−8949号公報
しかしながら、特許文献1のような時計において、特許文献2のような針位置検出機構を設ける場合の配置については、検討されていなかった。
本開示のムーブメントは、指針が取り付けられる指針車と、前記指針車を駆動するモーターと、前記指針の位置の検出に用いられる検出輪列と、前記指針車、前記モーター、前記検出輪列が配置され、前記指針車を第1位置および前記第1位置と異なる第2位置に選択的に配置可能に構成され、前記指針車が前記第1位置および前記第2位置のいずれの位置に配置された場合も前記検出輪列が同じ位置に配置される地板と、を備える。
本開示のムーブメントにおいて、前記地板は、前記指針車の指針軸を支持する孔が、前記第1位置と前記第2位置とに設けられる。
本開示のムーブメントにおいて、前記地板は、前記第1位置に配置された前記指針車を駆動する第1駆動輪列と、前記第2位置に配置された前記指針車を駆動する第2駆動輪列と、を選択的に配置可能に構成され、前記検出輪列は、前記第1駆動輪列または前記第2駆動輪列に連動して駆動される。
本開示のムーブメントにおいて、前記検出輪列は、歯車を有し、前記第2駆動輪列は、前記検出輪列の前記歯車を含む複数の歯車で構成される。
本開示のムーブメントにおいて、前記モーターは、ローターカナを有し、前記地板は、前記ローターカナに噛み合う第一中間車と、前記第一中間車に噛み合う第二中間車とを有し、前記指針車を駆動する駆動輪列を配置可能に構成され、前記検出輪列は、前記第一中間車に噛み合い、且つ、前記第二中間車とは異なる第一検出車を含んで構成される。
本開示の電子時計は、指針と、前記指針が取り付けられる指針車と、前記指針車を駆動するモーターと、前記指針の位置の検出に用いられる検出輪列と、前記指針車、前記モーター、前記検出輪列が配置され、前記指針車を第1位置および前記第1位置と異なる第2位置に選択的に配置でき、前記指針車が前記第1位置および前記第2位置のいずれの位置に配置された場合も前記検出輪列が同じ位置に配置される地板と、を備える。
第1実施形態に係る第1の電子時計を示す正面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 前記第1の電子時計のムーブメントの表側を示す平面図である。 前記第1の電子時計のムーブメントの裏側を示す平面図である。 前記第1の電子時計のムーブメントの要部を示す分解斜視図である。 前記第1の電子時計のモード針を駆動する輪列および針位置検出用の輪列を示す平面図である。 前記電子時計の制御装置、モーター、輪列、針位置検出装置の組み合わせを示すブロック図である。 第1実施形態に係る第2の電子時計を示す正面図である。 前記第2の電子時計のムーブメントの表側を示す平面図である。 前記第2の電子時計のムーブメントの裏側を示す平面図である。 第2実施形態に係る第1のムーブメントの要部を示す概略図である。 第2実施形態に係る第2のムーブメントの要部を示す概略図である。
[電子時計]
本実施形態の電子時計1は、図1に示すように、3つの小窓770、780、790を備える多機能時計である。この電子時計1の構造について、図1〜3を用いて説明する。
なお、以降の説明において、電子時計1を、文字板50に垂直な方向であってカバーガラス側または裏蓋側から見ることを平面視という。
本実施形態の電子時計1は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星や準天頂衛星などの位置情報衛星からの衛星信号を受信して衛星時刻情報を取得し、内部時刻情報を修正できるように構成されている。さらに、電子時計1は、衛星信号の受信処理として、ユーザーがボタンを操作することで受信を開始する手動受信に加えて、所定の条件に該当した際に自動的に受信を開始する自動受信を備えている。
電子時計1は、図1〜3に示すように、文字板50、ムーブメント20、平面アンテナ40、二次電池24等を収容する外装ケース10を備える。また、電子時計1は、外部操作用のりゅうず6と、3つのボタン7A、7B、7Cと、外装ケース10に接続されるバンドとを備える。
文字板50は、ポリカーボネートなどの非導電性部材にて円板状に形成されている。文字板50の平面中心Oには、文字板50を貫通して設けられる指針軸4が配置され、この指針軸4には指針3が取り付けられている。指針軸4は、図2に示すように、秒針軸4B、分針軸4C、時針軸4Dを備えている。秒針軸4Bには秒針3Bが取り付けられ、分針軸4Cには分針3Cが取り付けられ、時針軸4Dには時針3Dが取り付けられている。
文字板50は、3つの小窓を有する。すなわち、図1に示すように、文字板50の指針軸4が設けられた平面中心Oに対して、3時方向に円形の第1小窓770と指針771が設けられ、9時方向に円形の第2小窓780と指針781が設けられ、6時方向に円形の第3小窓790と指針791、792が設けられている。
また、文字板50の平面中心Oに対して、4時と5時との間の方向、つまり4.5時方向に矩形の日窓51が設けられている。図2にも示すように、文字板50の裏面側には日車55が配置され、日車55は日窓51から視認可能となっている。さらに、文字板50には、指針軸4が挿通される貫通孔53と、指針771、781、791、792の指針軸5B、5C、5Dが挿通される図示略の貫通孔も形成されている。
本実施形態では、第1小窓770の指針771は曜日を指示する曜日針であり、第2小窓780の指針781は時刻以外の各種情報を指示するモード針(機能針)である。第3小窓790の指針791、792は、ホームタイムやローカルタイムを指示する小時計用の時針および分針である。
これらの秒針3B、分針3C、時針3D、指針771、781、791、792および日車55は、後述するモーターおよび輪列を介して駆動される。
モード針である指針781で指示される第2小窓780には、図示を略すが、二次電池24の残量を示すパワーインジケーター、夏時間の設定モード、無線通信をオフする機内モード、GPS衛星信号の受信モード等の各モードの設定を指示する目盛が表示される。
[電子時計の外装構造]
図1〜図3に示すように、電子時計1は、後述するムーブメント20等を収容する外装ケース10を備える。なお、図2は、文字板50の7時位置、文字板50の平面中心O、12時位置を結ぶ図1のII−II線に沿った断面図である。図3は、ムーブメント20の要部を裏蓋側から見た平面図である。
外装ケース10は、図2に示すように、ケース本体11と、裏蓋12と、カバーガラス31を備える。ケース本体11は、円筒状の胴13と、胴13の表面側に設けられたベゼル14とを備える。
ケース本体11の裏面側には、ケース本体11の裏面側の開口を塞ぐ円板状の裏蓋12が設けられている。裏蓋12は、ケース本体11の胴13にねじ構造により接続される。なお、本実施形態では、胴13と裏蓋12とは、別体で構成されているが、これに限らず、胴13および裏蓋12が一体化されたワンピースケースでもよい。
胴13、ベゼル14、裏蓋12には、SUS(ステンレス鋼)、チタン合金、アルミ、BS(真鍮)などの金属材料が利用される。
[電子時計の内部構造]
次に、電子時計1の外装ケース10に内蔵される内部構造について説明する。
図2に示すように、外装ケース10内には、文字板50の他、ムーブメント20、平面アンテナ(パッチアンテナ)40、日車55、ダイヤルリング32等が収容される。
なお、以下のムーブメント20の説明において、地板21の裏蓋側を表側とし、地板21の文字板側を裏側として説明する。
ムーブメント20は、地板21、図示略の輪列受け、地板21および輪列受けに支持される駆動体22、回路基板23、二次電池24、太陽電池パネル25、光センサー用回路基板26を備える。
地板21は、プラスチック等の非導電性部材にて形成されている。地板21は、駆動体22を収容する駆動体収容部21Aと、日車55が配置される日車配置部21Bと、平面アンテナ40を収容するアンテナ収容部21Cとを備える。日車配置部21Bは、地板21の裏側に形成されたリング状の凹溝部で構成されている。
駆動体収容部21Aおよびアンテナ収容部21Cは、地板21の表側に設けられている。アンテナ収容部21Cは、平面位置が文字板50の12時位置であるため、図3に示すように、平面アンテナ40は12時位置に配置されている。具体的には、平面アンテナ40は、指針3の指針軸4とケース本体11との間であり、かつ、文字板50の略11時位置から略1時位置の範囲に配置されている。したがって、図3に示すように、文字板50の平面中心Oから12時方向に向かう12時仮想線L0を設定した場合、平面アンテナ40の少なくとも一部は12時仮想線L0に平面視で重なっている。具体的には、平面アンテナ40の平面中心が12時仮想線L0に平面視で重なっている。なお、図3の説明における平面視とは、ムーブメント20を表側つまり裏蓋12側から見た状態を意味する。
なお、以下の説明では、平面視において、文字板50の平面中心Oに配置される指針軸4と文字板50の12時位置とを結ぶ線を前述した12時仮想線L0とし、以下、指針軸4と、1〜11時位置とを結ぶ各線を1時仮想線L1、2時仮想線L2、3時仮想線L3、4時仮想線L4、5時仮想線L5、6時仮想線L6、7時仮想線L7、8時仮想線L8、9時仮想線L9、10時仮想線L10、11時仮想線L11とする。
二次電池24は、文字板50と平面視で重なる領域を、3時仮想線L3および9時仮想線L9で2つの領域に区画した際に、文字板50の6時位置を含む領域に配置される。具体的には、二次電池24は、平面視において、6時仮想線L6および8時仮想線L8間の領域、すなわち7時仮想線L7に重なる位置に配置されている。
駆動体22は、地板21の駆動体収容部21Aに収容され、秒針3B、分針3C、時針3D、指針771、781、791、792および日車55を駆動する。
駆動体22は、図3に示すように、秒針3Bを駆動する第1モーター101および第1輪列110と、分針3Cを駆動する第2モーター102および第2輪列120と、時針3Dを駆動する第3モーター103および第3輪列130とを有する。
さらに、駆動体22は、指針791、792を駆動する第4モーター104および第4輪列140と、指針771を駆動する第5モーター105および第5輪列150と、指針781を駆動する第6モーター106および第6輪列160とを有する。したがって、第6モーター106および第6輪列160によって、機能針である指針781を駆動する駆動装置が構成される。
なお、日車55は、別途、専用のモーターを組み込んで駆動してもよいが、本実施形態では、指針781を駆動する第6モーター106および第6輪列160に加えて後述するゼネバ機構を有する日車輪列170を設けることで、指針781を所定周、例えば6周、回転すると日車55を1日分移動できるように構成している。さらに、指針781の針位置検出用として、第6輪列160に連動する針位置検出輪列180も設けられている。
各モーター101〜106は、時計用のステップモーターであり、第4モーター104のみ2つのコイルを有する2コイルのステップモーターである。
図2に示すように、回路基板23は、前記モーター101〜106や制御装置60を構成するIC等が取り付けられ、地板21の裏蓋側に配置されて、地板21にネジなどで取り付けられている。
太陽電池パネル25は、文字板50の裏面に配置され、文字板50を通して入射した光を受光して発電する一般的なものである。なお、昇圧回路を設けずに発電電圧を確保するため、複数、例えば6〜8個のセルに分割し、各セルを直列に接続することが好ましい。この太陽電池パネル25で発電された電力は、回路基板23を介して二次電池24に充電される。
光センサー用回路基板26は、図2に示すように、太陽電池パネル25と地板21との間に配置されている。光センサー用回路基板26は、後述する針位置検出装置210、220、230、240の発光素子211、221、231、241が取り付けられている。
[モーターの配置]
第1モーター101は、図3に示すように、平面視において、4時仮想線L4に重なる位置に配置され、切換装置700の巻真701と、指針軸4との間に配置されている。
第2モーター102は、平面視において、8時仮想線L8に重なる位置に配置され、二次電池24と、平面アンテナ40との間に配置されている。
第3モーター103は、平面視において、切換装置700の巻真701と平面アンテナ40との間、より具体的には2時仮想線L2と平面アンテナ40との間に配置されている。この第3モーター103は、平面視において、一部が1時仮想線L1に重なって配置されている。
第4モーター104は、平面視において、二次電池24および切換装置700の巻真701の間に配置され、5時仮想線L5および6時仮想線L6に重なる位置に配置されている。
第5モーター105は、平面視において、一部が2時仮想線L2に重なる位置に配置され、切換装置700の巻真701と、第3モーター103との間に配置されている。
第6モーター106は、平面視において、一部が10時仮想線L10に重なる位置に配置され、第6モーター106のローターやコイルは、9時仮想線L9および10時仮想線L10の間に配置されている。
このため、モーター101〜106は、平面視において、平面アンテナ40、二次電池24、巻真701と重ならない位置に配置されている。
また、図4に示すように、指針771が取り付けられる指針軸5Bと、指針781が取り付けられる指針軸5Cと、指針791、792が取り付けられる指針軸5Dとは、それぞれ日車55の内周側に配置されている。
第1輪列110は、図3に示すように、第1モーター101のローターカナに噛み合う秒中間車111と、秒中間車111のカナに噛み合う秒車112と、秒中間車111のカナに噛み合う秒検出車113とを備えている。秒車112の秒針軸4Bには、秒針3Bが取り付けられている。
秒中間車111および秒検出車113には、後述する針位置検出装置210によって検出される針位置検出用の孔が形成されている。なお、第2輪列120、第3輪列130、針位置検出輪列180においても、位置検出用の孔を有する歯車が設けられ、その孔の位置に応じて針位置検出装置220、230、240が設けられている。
第2輪列120は、第2モーター102のローターカナに噛み合う五番車121と、五番車121のカナに噛み合う三番車122と、三番車122のカナに噛み合う二番車123とを備えている。二番車123は、秒車112と平面的に重なって配置されている。二番車123の分針軸4Cには、分針3Cが取り付けられている。
第3輪列130は、第3モーター103のローターカナに噛み合う時第1中間車131と、時第1中間車131に噛み合う時第2中間車132と、時第2中間車132に噛み合う時第3中間車133と、時第3中間車133のカナに噛み合う時第4中間車134と、時第4中間車134のカナに噛み合う時第5中間車135と、時第5中間車135のカナに噛み合う筒車136とを備えている。筒車136は、秒車112、二番車123と平面的に重なって配置されている。筒車136の時針軸4Dには、時針3Dが取り付けられている。
また、時第5中間車135のカナには、図4に示すように、地板21の裏側に配置された時検出車137が噛み合っている。
第4輪列140は、ホームタイム(HT)用の指針791、792を駆動する輪列であり、図3に示すように、第4モーター104のローターカナに噛み合うHT中間車141と、HT中間車141のカナに噛み合うHT分車142と、HT分車142のカナに噛み合うHT日の裏車143と、図4に示すように、HT日の裏車143のカナ143Aに噛み合うHT筒車144とを備えている。HT筒車144は、平面視において、HT分車142と重なっており、地板21の裏側に配置されている。
HT分車142には、HT用の分針である指針791が取り付けられ、HT筒車144にはHT用の時針である指針792が取り付けられている。
すなわち、第4モーター104は、指針軸4に対して6時方向に設けられた指針軸5Dに取り付けられた指針791、792を駆動する。
第5輪列150は、3時位置に設けられて曜日を指示する曜針である指針771を駆動する輪列であり、図3、4に示すように、第5モーター105のローターカナに噛み合う小曜第一中間車151と、小曜第一中間車151のカナに噛み合う小曜第二中間車152と、小曜第二中間車152のカナ152Aに噛み合う小曜車153とを備えている。小曜車153は、地板21の裏側に配置され、小曜車153の指針軸5Bには指針771が取り付けられている。なお、時検出車137と小曜車153とは高さ位置が異なるため、噛み合っていない。
電子時計1では、小曜車153は、平面視において、3時仮想線L3に重なる位置に配置されている。具体的には、小曜車153の指針軸5Bの軸位置と指針軸4とを結ぶ線と、3時仮想線L3との交差角度が約4〜8度、例えば約6度となる位置に配置されている。
第6輪列160は、9時位置に設けられてモード情報などを指示するモード針(機能針)である指針781を駆動する輪列であり、図3、6にも示すように、第6モーター106のローターカナ106Aに噛み合うMI第一中間車161と、MI第一中間車161に噛み合うMI第二中間車162と、MI第二中間車162のカナに噛み合うMI車163とを備えている。MI車163の指針軸5Cには、指針781が取り付けられている。
電子時計1では、図3に示すように、MI第二中間車162およびMI車163は、平面視において、9時仮想線L9に重なる位置に配置されている。具体的には、MI車163の指針軸5Cの軸位置と指針軸4とを結ぶ線と、9時仮想線L9との交差角度が約4〜8度、例えば約6度となる位置に配置されている。
[日車輪列]
次に、指針781に連動して、より具体的には指針781を駆動する第6輪列160に連動して日車55を駆動する日車輪列170について図3〜図6を用いて説明する。図3は、前述の通りムーブメント20の要部を裏蓋側から見た平面図である。図4は、ムーブメント20を文字板側から見た平面図である。図5は、ムーブメント20の要部を示す分解斜視図である。図6は、電子時計1の指針(モード針)781を駆動する第6輪列160および針位置検出輪列180を示す平面図である。
日車輪列170は、図3〜図6に示すように、日回し第一中間車171と、日回し第二中間車172と、日回し第三中間車173と、日回し車174とを備える。日回し第一中間車171は、MI車163にかみ合い、その回転軸は地板21を貫通して設けられている。日回し第一中間車171の回転軸に設けられたカナ171Aは、地板21の文字板側に露出している。
日回し第二中間車172および日回し第三中間車173は、地板21と文字板50間に配置されている。日回し第二中間車172は、日回し第一中間車171のカナ171Aに噛み合い、日回し第三中間車173は、日回し第二中間車172のカナに噛み合っている。
日回し第三中間車173は、図4、5に示すように、回転軸を挟んで一対の駆動歯173Aが形成されている。各駆動歯173Aの基端部分は、一対の溝部が形成されている。日回し第三中間車173の外周面において、駆動歯173Aおよび前記溝部以外の部分は、円弧状の規制面173Cとされている。
日回し車174は、周方向に沿って均等間隔に複数本の歯174Aを備える。本実施形態の日回し車174は、7本の歯174Aを備える。歯174Aは、前記駆動歯173Aに噛み合う。また、歯174Aは、日車55の内歯車551に噛み合っている。したがって、日回し第三中間車173は、180°回転する毎に日回し車174を2歯分(360°×2/7)回転し、日車55を回転する。また、駆動歯173Aが日回し車174の歯174Aに噛み合っていない場合、日回し車174の2つの歯174Aが日回し第三中間車173の規制面173Cに当接し、日回し車174すなわち日車55の回転が規制される。したがって、日車輪列170において、日回し第三中間車173と日回し車174とで、いわゆるゼネバ機構が構成されている。
[針位置検出輪列]
次に、第6輪列160に連動して回転する針位置検出輪列180について説明する。
針位置検出輪列180は、図3,5,6に示すように、MI第一中間車161に噛み合う第一検出車181と、第一検出車181のカナに噛み合う第二検出車182と、第二検出車182のカナに噛み合う第三検出車183との3つの歯車を備える。したがって、MI第一中間車161が第6モーター106で回転されると、第一検出車181、第二検出車182、第三検出車183は順次減速されて回転する。これらの各検出車181、182、183は、貫通孔181A、182A、183Aがそれぞれ形成され、第三検出車183が一回転する間の一箇所で各貫通孔181A、182A、183Aが平面視で重なるように配置されている。なお、MI第二中間車162および第一検出車181は、共にMI第一中間車161に噛み合うため、同じ歯車で構成され、後述する電子時計1Bで説明するように、第一検出車181のカナにはMI車163Bも噛み合うことができるように構成されている。
[日ジャンパー]
日車55は、日ジャンパー57で規制されている。日ジャンパー57は、図4に示すように、地板21に形成された軸に回転自在に取り付けられたベース部571と、ベース部571から延出されたアーム部572と、アーム部572の先端に設けられて内歯車551に係合する係合部573と、ベース部571から日回し第三中間車173の外周にそって延長されたガイド部574とを備える。
アーム部572は、バネ性を有し、係合部573が内歯車551に係合することで撓み、その撓みに応じたバネ力で係合部573を内歯車551に押し付けることができるように構成されている。
ガイド部574は、日回し第三中間車173に対向する円弧面を備える。この円弧面は、図4に示すように、日回し第三中間車173の駆動歯173Aをガイド可能に構成されている。
ここで、指針781がモード表示を行うインジケーター表示範囲では、日回し第三中間車173の駆動歯173Aは、ガイド部574の円弧面に当接し続ける範囲で移動する。このため、日ジャンパー57は、ガイド部574の位置が駆動歯173Aで規制されるため、係合部573が内歯車551に係合する状態に維持される。
一方、駆動歯173Aが円弧面に当接する日ジャンパー有効範囲から外れている場合、ガイド部574と、日回し第三中間車173の規制面173Cとは離れている。このため、日ジャンパー57は、ガイド部574が規制面173Cに近づく方向に回転できる。このため、日ジャンパー57の係合部573は、内歯車551から外れる状態になる。したがって、日回し車174が日車55を回転する際には、日ジャンパー57による日車55の規制が外れ、日車55を回転するトルクを低減できる。
[針位置検出装置]
電子時計1には、前述したように、4つの針位置検出装置210、220、230、240が設けられている。図4および図5に示すように、針位置検出装置210は、光センサー用回路基板26に設けられた発光素子211と、回路基板23に設けられた受光素子212とを備える。針位置検出装置220は、光センサー用回路基板26に設けられた発光素子221と、回路基板23に設けられた受光素子222とを備える。針位置検出装置230は、光センサー用回路基板26に設けられた発光素子231と、回路基板23に設けられた受光素子232とを備える。針位置検出装置240は、光センサー用回路基板26に設けられた発光素子241と、回路基板23に設けられた受光素子242とを備える。
[切換装置]
切換装置700は、りゅうず6の操作に連動して動作する装置であり、図3に示すように、りゅうず6が取り付けられる巻真701に加えて、おしどり、かんぬき、クリックバネ、スイッチレバー、おしどり押さえ、スイッチ接点ばね体、スイッチ接点ばね、スイッチ車等を備えた一般的な切換機構である。
巻真701は、図3、4に示すように、ムーブメント20において、平面視で文字板50の3時位置に設けられている。また、巻真701に加えておしどり等を含む切換装置700は、文字板50の外周に沿って、3時仮想線L3から4時仮想線L4に跨がって配置されている。
地板21の表側には、図示を略すが、前述した構成に加えて、回路押さえ、耐磁板、アンテナ押さえ、輪列受け等が配置されている。
地板21の裏側には、図示を略すが、前述した構成に加えて、筒車押さえ、耐磁板、日車押さえなどが配置されている。これらの構成は、従来から用いられているため、説明を省略する。
[制御装置]
次に、電子時計1の制御装置60について説明する。図7は、電子時計1の制御装置60、モーター、輪列、針位置検出装置の組み合わせを示すブロック図である。
制御装置60は、回路基板23に取り付けられたIC等で構成され、電子時計1の各種制御を行う。制御装置60は、図7に示すように、第1モーター101から第6モーター106の駆動を制御する。また、制御装置60は、針位置検出装置210、220、230、240の駆動を制御して針位置検出処理を実行する。
[機能針の針位置検出装置]
次に、モード針である指針781の針位置を検出する針位置検出装置240の詳細について説明する。
針位置検出装置240は、図6に示すように、指針781を駆動する第6輪列160に連動して回転する針位置検出輪列180の貫通孔181A、182A、183Aを通して、光センサー用回路基板26に設けられた発光素子241からの光を、回路基板23に設けられた受光素子242で受光することで、針位置検出輪列180つまりは第6輪列160で駆動される指針781の位置を検出する。
本実施形態では、日回し第三中間車173の一方の駆動歯173Aがガイド部574と日回し車174との間に配置された位置が針位置検出位置とされている。具体的には、後述するように、基準位置を0としたモーターステップ数で+120の位置に設定されている。
本実施形態では、第6モーター106および第6輪列160は、第6モーター106を1ステップ駆動すると、MI車163および指針781が6°移動するように設定されている。このため、第6モーター106を60ステップ駆動すると、MI車163および指針781は360°(1周)回転する。
また、針位置検出輪列180の第二検出車182は、MI車163と同じ歯車で構成され、第6モーター106を60ステップ駆動した際に、第二検出車182はMI車163と同じく360°(1周)回転する。このため、第一検出車181および第二検出車182の貫通孔181A、182Aは、第6モーター106を60ステップ駆動する毎に1回重なる。
第三検出車183の貫通孔183Aは、第6モーター106を60の倍数のステップ分駆動した際に、前記各貫通孔181A、182Aと重なるように設定されている。本実施形態では、針位置検出輪列180は、第6モーター106が360ステップ駆動すると、第三検出車183が一回転(360°移動)するように設定されている。したがって、各検出車181、182、183の各貫通孔181A、182A、183Aが重なるのは、第6モーター106を60の倍数である360ステップ駆動する間の1ステップである。このため、指針781は常に同じ位置で検出される。なお、第6モーター106を360ステップ駆動すると、指針781は6回転する。
また、第6モーター106を360ステップ駆動すると、日回し第三中間車173は180°回転する。この際、日回し車174は、日回し第三中間車173の駆動歯173Aによって2歯分(360°×2/7)回転する。日車55の内歯車は、62個の歯を備えており、日回し車174が2歯分回転すると、日車55も2歯分つまり1日分移動する。
本実施形態では、指針781の基準位置は、指針781がパワーインジケーターの「F」の位置を指示する位置、すなわち、図1に示すように、第2小窓780において9時方向を指示する位置に設定されている。
なお、本実施形態では、指針781が各モードの情報を表示するインジケーター表示範囲は、基準位置を0としてモーターステップ数で表すと、ほぼ−30〜+30の範囲、つまり指針781が−180°〜+180°の約1周(360°)回転する範囲である。この際、日回し第三中間車173が回転する角度は約30°であり、図4に示すように、駆動歯173Aはガイド部574の円弧面に当接してガイドされる範囲で移動する。このため、日ジャンパー57は、ガイド部574が駆動歯173Aに当接し、係合部573が内歯車551に係合して日ジャンパー57が有効となっている。
日ジャンパー57が有効に機能する範囲(日ジャンパー有効範囲)は、モーターステップ数で表すと、約−60〜+60の範囲であり、日回し第三中間車173が回転する角度は約60°である。すなわち、日回し第三中間車173が約60°回転する範囲で駆動歯173Aがガイド部574に当接するように設定されている。
さらに、駆動歯173Aが日回し車174を回転して日車55を送る日送り範囲は、モーターステップ数で表すと、約+150〜+240の範囲である。なお、指針781や輪列の状態では、+180と−180は同じであるため、+180から−180に連続させた範囲で示せば、+180〜−120の範囲である。
針位置検出位置は、日ジャンパー57の有効範囲外であり、かつ、日送り範囲外となる位置に設定され、本実施形態では、モーターステップ数が+120の位置に設定されている。
[指針(機能針)の針位置検出処理]
機能針である指針781の定期的な針位置検出処理について説明する。
指針781を駆動する輪列は、日送り輪列を兼用しており、日車55を一日分移動すると指針781を駆動する第6輪列160および第6輪列160に連動する針位置検出輪列180は、1周期分駆動する。このため、制御装置60は、日送り時に、第6モーター106を1ステップずつ早送りしながら、発光素子241を発光させ、受光素子242で受光できたか否かを確認して針位置検出処理を実行する。この結果により、制御装置60は、指針781の基準位置を検出できる。
[秒針、分針、時針の定時の針位置検出]
秒針3B、分針3C、時針3Dの定時の針位置検出処理は、各指針が針位置検出位置である12時位置に移動する0時0分0秒または12時0分0秒のタイミングに行う。なお、秒針3B、分針3C、時針3Dの定時の針位置検出処理は、1日に2回行うものに限定されず、1日に1回、すなわち0時0分0秒または12時0分0秒のいずれかに行うものでもよい。
秒針3B、分針3C、時針3Dの針位置検出処理は、従来と同様に行えばよい。例えば、制御装置60は、最初に針位置検出装置210を制御して秒針3Bの針位置検出を行い、次に、針位置検出装置220を制御して分針3Cの針位置検出を行い、最後に、針位置検出装置230を制御して時針3Dの針位置検出を行う。
また、制御装置60は、秒針3B、分針3C、時針3Dに加えてモード針である指針781の針位置検出を行う場合は、秒針3B、分針3C、時針3Dの針位置検出を行った後に、針位置検出装置240を制御して前述した指針781の針位置検出を行えばよい。このように、各針位置検出を順次行うことで、消費電流の一時的な増加を抑制できる。
[システムリセット時の針位置検出]
システムリセット時には、各指針の位置を記憶する針位置カウンターの値もリセットされ、制御装置60が現在の指針の位置を把握できない。このため、制御装置60は、秒針3B、分針3C、時針3D、指針781の各針位置検出処理を順次実行する。
制御装置60による秒針3B、分針3C、時針3Dの針位置検出処理は、従来から行われている処理と同じである。すなわち、制御装置60は、各指針を駆動するモーター101〜103を1ステップずつ動かし、針位置検出装置210〜230を制御して針位置検出処理を実行する。
また、制御装置60は、前記定期的な針位置検出処理と同じく、指針781を一方向に1周期分駆動しながら針位置検出処理を実行する。
その後、制御装置60は、衛星信号の受信処理によって取得した時刻情報に基づいて、各モーター101〜106を駆動し、各指針や日車55によって現在時刻を指示する。また、制御装置60は、ボタン7A〜7Cやりゅうず6の操作によって手動修正操作が行われた場合は、修正操作に応じて、各指針や日車55を移動して時刻指示を修正する。
[基準位置合わせ時の針位置検出]
電子時計1は、ユーザーが指針781の指示位置のずれを確認した場合に、りゅうず6やボタン7Aを操作することで、指針781の基準位置合わせを指示する入力があった場合に、針位置検出処理を実行する機能も備えている。この際の、針位置検出処理は、システムリセット時と同じ処理であるため、説明を省略する。
[第2の電子時計]
次に、電子時計1に対して、第1小窓770および第2小窓780の平面位置を変更した電子時計1Bについて、図8〜図10を参照して説明する。
電子時計1Bは、図8に示すように、第1小窓770の指針771の指針軸5Bの位置を電子時計1よりも2時側に移動させ、第2小窓780の指針781の指針軸5Cの位置を電子時計1よりも10時側に移動させている。
上記の指針軸5B、5Cの位置を実現するため、図9、10に示すように、電子時計1Bのムーブメント20Bにおける第5モーター105の第5輪列150Bでは、小曜第一中間車151、小曜第二中間車152は、電子時計1と同じ位置に配置されている。一方、小曜車153は、小曜第二中間車152の2時仮想線L2側の位置に配置されている。
また、電子時計1Bにおける第6モーター106の第6輪列160Bでは、MI第一中間車161Bは第6輪列160のMI第一中間車161と同じ歯車で構成され、同じ位置に配置されている。MI第二中間車162Bは、第一検出車181が兼用している。MI車163Bは、第6輪列160のMI車163と同じ歯車であり、MI第一中間車161Bよりも10時仮想線L10側の位置に配置されている。すなわち、電子時計1Bでは、第6輪列160Bは、MI第一中間車161Bと、第一検出車181を兼用するMI第二中間車162Bと、MI車163Bとを備えて構成される。
このため、第5輪列150、150B、第6輪列160、160Bの各歯車を軸支する地板21および輪列受けは、小曜車153、MI第二中間車162、MI車163、163Bを、2種類の電子時計1、1B用の位置に選択して配置可能に構成されている。すなわち、地板21には、第5輪列150、150B、第6輪列160、160Bの各歯車の指針軸を支持する孔が予め形成されている。図3、6、9に示すように、第6輪列160のMI第二中間車162およびMI車163と、第6輪列160BのMI車163Bとは選択的に配置される。そのために、地板21には、MI第二中間車162、MI車163を支持する孔251、252と、MI車163Bを支持する孔253とが形成されている。したがって、孔253は、第6輪列160Bの指針車であるMI車163Bの指針軸を支持する孔であり、孔252は、第6輪列160の指針車であるMI車163の指針軸を支持する孔である。
また、地板21には、図6に示すように、各歯車が地板21に接触しないための逃げ形状として凹部255、256等が形成されている。さらに、地板21には、各歯車の傾きを防止する図示しないダボが形成されている。
電子時計1Bの文字板50Bは、電子時計1の文字板50と、第1小窓770、第2小窓780の位置が異なるものが用いられている。さらに、地板21の裏側において、指針軸5B、5Cが挿通される部品(日押さえ、ソーラーパネルなど)は、指針軸5B、5Cがそれぞれ挿通可能な貫通孔が形成されている。電子時計1Bのその他の構成は、電子時計1と同一であるため、説明を省略する。
電子時計1のMI車163が配置された略9時位置を第1位置とし、電子時計1BのMI車163Bが配置された略10時位置を第2位置とした場合、電子時計1のMI第一中間車161と、MI第二中間車162と、MI車163とで構成される第6輪列160が、本発明の第1駆動輪列である。また、電子時計1BにおけるMI第一中間車161Bと、第一検出車181を兼ねるMI第二中間車162Bと、MI第二中間車162Bとで構成される第6輪列160Bが、本発明の第2駆動輪列である。
第2の電子時計1Bにおいて、指針781の位置を検出するための針位置検出輪列180は、第1の電子時計1の針位置検出輪列180と同一である。すなわち、第2の電子時計1Bにおいても、針位置検出輪列180は、第一検出車181、第二検出車182、第三検出車183を備え、これらの検出車181〜183は第1の電子時計1と同一の位置に配置されている。このため、針位置検出輪列180に対応する針位置検出装置240も、第1の電子時計1と同一である。
[第1実施形態の効果]
指針781が取り付けられるMI車163を略9時位置に配置した電子時計1と、指針781が取り付けられるMI車163Bを略10時位置に配置した電子時計1Bとで、指針781の針位置を検出する針位置検出輪列180は同じ位置であるため、針位置検出装置240の発光素子241、受光素子242も同じ位置に設定できる。このため、発光素子241が取り付けられる光センサー用回路基板26や、受光素子242が取り付けられる回路基板23も電子時計1、1Bで共通化でき、MI車163、163Bの位置が異なる電子時計1、1Bを製造するために必要な部品種類を削減でき、生産コストも低減できる。
電子時計1Bにおいては、針位置検出輪列180の第一検出車181が、MI第二中間車162Bを兼用しているので、第6輪列160および針位置検出輪列180における歯車の数を少なくできる。このため、MI車163Bを針位置検出輪列180の近くに配置でき、レイアウトの自由度も向上できる。
電子時計1は、第6モーター106によって、モード針である指針781と、日車55とを駆動できるため、省スペース化が図られ、小型の多機能時計を実現できる。
また、外乱の影響により指針781の位置がずれた場合でも、針位置検出装置240によって指針781の針位置を検出できる。したがって、検出した針位置を基準にして、指針781を基準位置に戻すこともでき、指針781によって正しい情報を指示することができる。また、制御装置60は、指針781と日車55の位置関係を正しく把握できるので、日車55の移動も正しく行うことができる。
指針781の針位置検出を、同じ第6モーター106によって駆動される日車55を移動する日送り時に行うようにしているので、ユーザーの利便性低下を防止でき、1日あたりの消費電力も低減できる。すなわち、指針781の針位置検出時に、指針781は最大で6周回転し、ユーザーが電子時計1を利用している可能性が高い日中に動作すると、ユーザーは指針781による情報を把握できず利便性が低下する。これに対し、日送り時であれば、ユーザーは電子時計1を利用していない可能性が高いので、利便性低下を防止できる。
さらに、日送り時にも指針781を6周回転するため、日送り時に針位置検出も行えば、指針781を6周回転する動作を1日に1回に制限でき、1日あたりの消費電力を低減できる。
また、制御装置60は、定期的に針位置検出処理を行うため、指針781の針位置を自動的に修正できる。このため、指針781の位置がずれていることをユーザーが気がつかない場合でも、指針781を常に正常な位置に移動でき、日車55との関係も正常に保たれる。したがって、指針781は、常に正しい情報を指示できる。
図6に示すように、モード針である指針781を駆動する第6輪列160と、指針781の針位置を検出する針位置検出輪列180とをそれぞれ独立して設ける場合に、針位置検出輪列180の第一検出車181を、ローターカナ106AではなくMI第一中間車161に噛み合わせている。このため、ローターカナ106Aに、MI第一中間車161と第一検出車181とをそれぞれ噛み合わせた場合に比べて、ローターに及ぼす慣性モーメントを小さくでき、ローターを駆動するための第6モーター106の消費電力も小さくできる。
針位置検出装置240で針位置を検出するために、第6輪列160に連動する専用の針位置検出輪列180を設けたので、針位置検出装置240の配置位置の自由度を向上でき、ムーブメント20における各部品のレイアウトの自由度も向上できる。また、針位置検出輪列180の検出車181〜183の枚数や減速比なども自由に設定できる。このため、針位置検出を行う場合の指針781の最大の回転数を、前記実施形態の6周ではなく、5周以下や7周以上に設定することも、針位置検出輪列180の構成を変更することで容易に対応できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態の電子時計1C、1Dについて、図11および図12を参照して説明する。なお、第2実施形態の電子時計1C、1Dは、秒針が取り付けられる指針車を、第1位置および第2位置に配置可能な点が特徴である。このため、図11、12では、秒モーター301、秒針駆動輪列310、310B、秒針位置検出輪列320のみを表示し、他の構成は省略する。
第1実施形態では、モード針を兼ねる指針781が取り付けられる指針車であるMI車163を、第1位置である略9時位置と、第2位置である略10時位置とに選択して配置可能に構成していた。これに対し、第2実施形態は、図11に示すように、秒針が取り付けられる指針車を、第1位置である文字板の平面中心位置に配置する場合、つまり秒針をセンター秒針で構成した場合と、図12に示すように、第2位置である文字板の平面中心位置とは異なる第2位置、たとえば平面中心から10時側の位置に指針車を配置する場合、つまり小秒針で構成した場合とを選択できるものである。
第2実施形態の第1の電子時計1Cのムーブメント20Cでは、図11に示すように、秒モーター301のローターカナ301Aに噛み合う秒第1中間車311と、秒第1中間車311のカナ311Aに噛み合う秒第2中間車312と、秒第2中間車312に噛み合う秒車313と、秒第1中間車311のカナ311Aに噛み合う秒検出車321とを備える。そして、秒車313の軸にはセンター秒針が取り付けられる。このため、第1駆動輪列である秒針駆動輪列310は、秒第1中間車311、秒第2中間車312、秒車313によって構成される。
また、秒針位置検出輪列320は、秒第1中間車311、秒検出車321によって構成される。秒第1中間車311、秒検出車321には、それぞれ貫通孔311B、321Aが形成されており、秒検出車321が一回転する間の一箇所で各貫通孔311B、321Aが平面視で重なるように配置されている。また、図示は略すが、平面視で重なった各貫通孔311B、321Aの位置に対応して、発光素子および受光素子が設けられ、発光素子からの光を、各貫通孔311B、321Aを通して受光素子で受光することで、秒針位置検出輪列320つまりは秒針駆動輪列310で駆動されるセンター秒針の位置を検出できるように構成されている。
図12に示すように、第2実施形態の第2の電子時計1Dのムーブメント20Dでは、秒モーター301のローターカナ301Aに噛み合う秒第1中間車311と、秒第1中間車311のカナ311Aに噛み合う秒検出車321とを備える。秒検出車321の軸には小秒針が取り付けられる。このため、秒第1中間車311、秒検出車321によって、第2駆動輪列である秒針駆動輪列310Bおよび秒針位置検出輪列320が構成される。
ムーブメント20Dにおいても、ムーブメント20Cと同じく、秒第1中間車311、秒検出車321に、貫通孔311B、321Aが形成されており、秒検出車321が一回転する間の一箇所で各貫通孔311B、321Aが平面視で重なるように配置されている。また、平面視で重なった各貫通孔311B、321Aの位置に対応して、図示略の発光素子および受光素子が設けられ、発光素子からの光を、各貫通孔311B、321Aを通して受光素子で受光することで、秒針位置検出輪列320つまりは秒針駆動輪列310Bで駆動される小秒針の位置を検出できるように構成されている。このように、第2の電子時計1Dでは、第2駆動輪列は、検出輪列と同じ輪列とされている。
このような第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、センター秒針を備える第1の電子時計1Cと、小秒針を備える第2の電子時計1Dとで、秒針位置検出輪列320を同じ位置に配置できる。このため、秒針位置検出輪列320の各貫通孔311B、321Aを利用する針位置検出装置の発光素子、受光素子も同じ位置に設定できる。このため、発光素子が取り付けられる光センサー用回路基板や、受光素子が取り付けられる回路基板も電子時計1C、1Dで共通化でき、秒針の位置が異なる複数種類の電子時計1C、1Dを製造するために必要な部品種類を削減でき、生産コストも低減できる。
また、電子時計1Cでは、秒第1中間車311が秒針駆動輪列310、秒針位置検出輪列320で兼用され、第2の電子時計1Dでは秒第1中間車311および秒検出車321が秒針駆動輪列310B、秒針位置検出輪列320で兼用されるため、歯車の数を少なくできる。
[他の実施形態]
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記第1実施形態では、略3時位置および略2時位置に指針軸5Bを配置可能な指針771の針位置検出装置は設けていないが、指針771の針位置検出装置を設ける場合には、前記針位置検出輪列180と同様に、指針軸5Bの配置位置が異なる場合でも同じ位置に配置可能な針位置検出輪列を設ければよい。特に、前記第1実施形態の電子時計1、1Bでは、小曜車153の組込位置を変更するだけで目位置違いのレイアウト構成を実現でき、小曜第一中間車151、小曜第二中間車152は同じ位置に配置できるため、これらの歯車151、152に針位置検出用の貫通孔を形成し、第1駆動輪列および第2駆動輪列で共通する輪列部分を、検出輪列とすることで容易に実現できる。
同様に、指針軸5Dを異なる位置に配置可能に設けた場合でも、共通する針位置検出輪列を設ければよい。
さらに、分針3Cや時針3Dを、センター針として設ける場合と、小窓に設ける場合とを選択できる場合も、同じ位置に配置可能な針位置検出輪列を設ければよい。
前記実施形態では、指針781の定期的な針位置検出処理を、日送り時に実行していたが、例えば、午前7時や午前12時等、日送り時以外のタイミングで実行してもよい。
また、ユーザーがボタン7A〜7Dやりゅうず6を操作して日送りを手動で行った場合や、時刻情報の受信によって日車55を修正する際に、指針781の針位置検出処理を実行してもよい。この際、バックラッシュの影響を考慮し、日車55が逆転される場合は針位置検出処理を行わず、日車55が正転される場合のみ針位置検出処理を行ってもよい。
指針781と同じ第6モーター106で駆動される表示部材として日車55を例に挙げて説明したが、表示部材は、時刻に基づく表示を行うものであれば、他のものであってもよい。例えば、ホームタイム(ローカルタイム)を表示する小時計、24時間で表示領域を1周する24時針、または日車以外のカレンダー車等が例示できる。
日車以外のカレンダー車としては、曜日を表示する曜車や、月を表示する月車、月齢を表示する月齢車でもよい。すなわち、表示部材としては、時刻に基づく表示を行うものであればよく、通常は、定期的に駆動されるものである。
第6モーター106は、指針781および日車55の駆動用モーターとして設けられていたが、指針781の駆動専用に用いてもよい。この場合、指針781は最大1周回転する間に針位置を検出すればよく、針位置検出輪列180を構成する歯車の数も少なくできる。
前記各実施形態では、第2駆動輪列を、検出輪列の一部の歯車を備えて構成したり、検出輪列のすべての歯車を備えて構成していたが、検出輪列とは独立した第2駆動輪列を構成してもよい。例えば、第1実施形態の日回し第一中間車171のように、第1位置のMI車163と、第2位置のMI車163との両方と噛み合い可能な位置に検出輪列を配置してもよい。ただし、前記各実施形態のように、第2駆動輪列に検出輪列の歯車を利用したほうが、歯車の数を少なくできてレイアウトが容易となる利点がある。
1、1B、1C、1D…電子時計、3…指針、4、5B、5C…指針軸、10…外装ケース、20、20B、20C、20D…ムーブメント、21…地板、23…回路基板、26…光センサー用回路基板、50、50B…文字板、53…貫通孔、60…制御装置、106…第6モーター、106A…ローターカナ、160…第1駆動輪列である第6輪列、160B…第2駆動輪列である第6輪列、161…MI第一中間車、162…MI第二中間車、163…MI車、180…針位置検出輪列、181…第一検出車、181A…貫通孔、182…第二検出車、182A…貫通孔、183…第三検出車、183A…貫通孔、210、220、230、240…針位置検出装置、211、221、231、241…発光素子、212、222、232、242…受光素子、301…秒モーター、301A…ローターカナ、310…第1駆動輪列である秒針駆動輪列、310B…第2駆動輪列である秒針駆動輪列、311…秒第1中間車、311A…カナ、311B…貫通孔、312…秒第2中間車、313…秒車、320…秒針位置検出輪列、321…秒検出車、321A…貫通孔、770…第1小窓、771…指針、780…第2小窓、781…指針、790…第3小窓、791…指針、792…指針。

Claims (6)

  1. 指針が取り付けられる指針車と、
    前記指針車を駆動するモーターと、
    前記指針の位置の検出に用いられる検出輪列と、
    前記指針車、前記モーター、前記検出輪列が配置され、前記指針車を第1位置および前記第1位置と異なる第2位置に選択的に配置可能に構成され、前記指針車が前記第1位置および前記第2位置のいずれの位置に配置された場合も前記検出輪列が同じ位置に配置される地板と、
    を備えることを特徴とするムーブメント。
  2. 請求項1に記載のムーブメントにおいて、
    前記地板は、前記指針車の指針軸を支持する孔が、前記第1位置と前記第2位置とに設けられる
    ことを特徴とするムーブメント。
  3. 請求項1または請求項2に記載のムーブメントにおいて、
    前記地板は、前記第1位置に配置された前記指針車を駆動する第1駆動輪列と、前記第2位置に配置された前記指針車を駆動する第2駆動輪列と、を選択的に配置可能に構成され、
    前記検出輪列は、前記第1駆動輪列または前記第2駆動輪列に連動して駆動される
    ことを特徴とするムーブメント。
  4. 請求項3に記載のムーブメントにおいて、
    前記検出輪列は、歯車を有し、
    前記第2駆動輪列は、前記検出輪列の前記歯車を含む複数の歯車で構成される
    ことを特徴とするムーブメント。
  5. 請求項1に記載のムーブメントにおいて、
    前記モーターは、ローターカナを有し、
    前記地板は、前記ローターカナに噛み合う第一中間車と、前記第一中間車に噛み合う第二中間車とを有し、前記指針車を駆動する駆動輪列を配置可能に構成され、
    前記検出輪列は、前記第一中間車に噛み合い、且つ、前記第二中間車とは異なる第一検出車を含んで構成される
    ことを特徴とするムーブメント。
  6. 指針と、
    前記指針が取り付けられる指針車と、
    前記指針車を駆動するモーターと、
    前記指針の位置の検出に用いられる検出輪列と、
    前記指針車、前記モーター、前記検出輪列が配置され、前記指針車を第1位置および前記第1位置と異なる第2位置に選択的に配置でき、前記指針車が前記第1位置および前記第2位置のいずれの位置に配置された場合も前記検出輪列が同じ位置に配置される地板と、
    を備えることを特徴とする電子時計。
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