JP7251272B2 - 月齢表示時計 - Google Patents
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Description
第1実施形態の月齢表示時計1を図1から図6に基づいて説明する。
図1に示すように、月齢表示時計1は指針式の時計であり、表示部2およびムーブメント3を収納するケース4と、りゅうず5とを備える。ケース4は、胴、カバーガラス、裏蓋を備える一般的な時計ケースである。
表示部2は、文字板20と、時針21、分針22、秒針23と、指針状の月針25とを備える。
なお、太陽板220の回転軸つまり太陽車52の回転軸は、時針21、分針22、秒針23、月針25の回転軸と同軸とされ、文字板20の平面中心位置に設けられる。
月齢マーク223は、太陽マーク221、月マーク222の内周側に印刷されている。また、月齢マーク223は、月齢数字223Aと、ドット223Bとで表記されている。月齢数字223Aは、奇数の月齢を示し、ドット223Bは偶数の月齢を示す。なお、月齢マーク223は、偶数を数字で、奇数をドットで表示してもよいし、すべて数字で表記してもよい。
月の形と月齢は、太陽と月の位置関係で決まり、一致したときが新月の月齢0、180度ずれたときが満月の月齢概15となる。太陽板220では、新月の位置に太陽マーク221が印刷され、月マーク222は月の満ち欠けに応じた形状の222A~222Kが各月齢マーク223におおよそ対応する位置に印刷されている。月マーク222Fは、月齢概15の満月を示すマークであり、太陽板220の太陽板220の回転軸を挟んで太陽マーク221と対向する位置、つまり180度回転した位置に印刷されている。
月針25は、太陽板220の太陽マーク221、月マーク222、月齢マーク223を指示する指示部251を備える。
月針25は、後述する月車51に固定され、実際の月と同様に朔望月つまりM日=約29.53059日で約28.53059回転する。したがって、新月の時に、月齢0の位置、つまり太陽マーク221を示す位置に、月針25を合わせると、以降は、月齢表示時計1の12時位置を北に向けると、月針25の指示部251は実際の月の方向を示す。
次に、月齢表示時計1のムーブメント3について、図2、3を参照して説明する。
ムーブメント3は、ぜんまいを駆動源とする機械式時計のムーブメント3であり、図2に示すように、地板11、2番受け12、輪列受け13と、ぜんまいを内蔵する図示略の香箱車と、香箱車によって回転される輪列と、輪列の回転速度を調速する調速機構とを備える。調速機構は、ガンギ、アンクルなどを備える機械式時計の一般的な調速機構を用いてもよいし、輪列によって回転されるローターを備える発電機と、発電機で発電された電力で駆動されてローターの回転を制御する制動制御回路とを備える電子制御式機械時計の調速機構を用いてもよい。
さらに、月齢表示時計1としては、各指針をモーターで駆動するクオーツ時計でも実現できる。すなわち、月齢表示時計1は、指針を有する時計であればよく、指針の駆動方式は限定されない。
4番車42の軸421には秒針23が取り付けられ、2番車41の軸に嵌合された筒カナ45には分針22が取り付けられる。筒カナ45に噛み合う日の裏車43を介して回転する筒車46には時針21が取り付けられる。なお、日の裏車43は、図2では図示せず、図3に示す。
月車51は、軸部511と、歯車512と、カナ513とを備える。軸部511は、円筒状に形成され、その内部に配置された筒車46によって回転自在に支持されている。歯車512は、軸部511の地板11側の端部に連続して形成されて後述する太陽月中間車60の月中間歯車63に噛み合う。カナ513は、軸部511に圧入されて軸部511、歯車512と一体で回転し、後述する第5月齢修正伝え車86に噛み合う。
太陽車52の軸部521には、太陽板220が太陽車52と一体で回転可能に取り付けられている。すなわち、太陽板220の平面中心には、平面形状が正方形の角穴が形成されており、太陽車52の軸部521を角穴に挿入することで、太陽板220は太陽車52と一体で回転する。
太陽板220の外周縁は、固定文字板210の開口211に沿った内周縁に平面視で重なっており、固定文字板210よりも地板11側に位置する太陽板220は、カバーガラス側への移動を固定文字板210で規制されている。なお、本実施形態では、文字板20に垂直な方向から見ることを平面視という。
真61は、地板11に圧入固定されている。筒中間歯車62は、真61に回転自在に軸支され、筒車46と一体で回転するカナ461に噛み合っている。ここで、筒車46のカナ461の歯数は59、筒中間歯車62の歯数は148であるため、筒中間歯車62は、筒車46の回転を、歯数比59:148で減速する。
太陽中間歯車64は、筒中間歯車62の軸部分に圧入され、太陽車52の歯車522に噛み合っている。ここで、太陽中間歯車64の歯数は74、太陽車52の歯車522の歯数は59であるため、太陽中間歯車64は、太陽月中間車60の回転を歯数比74:59で増速して太陽車52に伝える。したがって、筒車46の回転は、1/2に減速して太陽車52および太陽板220に伝達され、これらは24時間で1回転する。
朔望月の周期をM日、つまり29.53059日とした場合に、M日でM-1回転する第2車は、月車51であり、第2車の第2歯車は、月車51の歯車512である。第1部材である太陽板220と同軸で回転し、第2車に固定される第2部材は、月針25である。
このため、月齢表記部は、第1部材である太陽板220に設けられた太陽マーク221、月マーク222、月齢マーク223で構成され、月齢指示部は、第2部材である月針25に設けられた指示部251で構成される。
第1歯車である歯車522と噛み合う第1中間歯車は、太陽中間歯車64であり、第2歯車である歯車512と噛み合う第2中間歯車は、月中間歯車63である。そして、太陽月中間車60は、第1中間歯車である太陽中間歯車64と、第2中間歯車である月中間歯車63とを有する中間車であり、かつ、筒車46と噛み合う筒中間歯車62と、第2中間歯車である月中間歯車63とを有する中間車でもある。
月中間歯車63はスリップ構造を有し、筒車46、太陽車52に対して月車51を回転できる。この月車51の修正機構70について説明する。
修正機構70は、図3および図4に示すように、巻真71、きち車72、つづみ車73、オシドリ74、カンヌキ75、カンヌキ押え76、小鉄レバー77、小鉄車78、月車修正輪列80を備えている。
巻真71は、0段目、1段目、2段目の3段階に引出可能とされている。
月車修正輪列80は、後述するように、月齢修正車81、第1月齢修正伝え車82、第2月齢修正伝え車83、第3月齢修正伝え車84、第4月齢修正伝え車85、第5月齢修正伝え車86を備える。
月齢修正車81は、小鉄レバー77に小鉄車78と一体で回転可能に軸支されており、小鉄レバー77は巻真71が1段目に位置する際に、月齢修正車81が第1月齢修正伝え車82に噛み合い、0段目、2段目では噛み合わないように、巻真71の引出操作に連動して回動するオシドリ74によって移動される。
第5月齢修正伝え車86は、図2にも示すように、月車51のカナ513に噛み合っている。
月針25は、巻真71を1段目に引き出すことで修正できるので、現在の月齢の位置に移動する。これにより、地球を基準とした場合の太陽の位置と月の位置に合わせて、太陽マーク221と、月針25との位置を設定できる。
そして、巻真71を2段目に引き出し、時針21、分針22を現在の時刻に修正すると、太陽月中間車60を介して、太陽板220および月針25も移動し、現在の時刻に対応する位置に移動する。
本実施形態の月齢表示時計1によれば、筒車46の回転を、所定の減速比で月車51および太陽車52に伝える太陽月中間車60を設けたので、1日で1回転する太陽車52および太陽板220が、29.53059回転した時に、月車51がほぼ1回転遅れるように設定できる。これにより、月車51および月針25は、実際の月と同様に朔望月の周期M日=29.53059日で概28.53059回転するため、月齢を精度よく指示できる。
月車51の修正機構70を備えているので、利用者が月齢指示を容易に修正できる。月齢表示時計1の誤差は、約1000年に1日と非常に高精度であるが、さらに利用者が定期的に月針25の指示位置を修正できるため、指示精度を非常に高くできる。
すなわち、月車51と太陽車52とを1つの太陽月中間車60で回転する場合、太陽車52が29.53059回転した時に、月車51がほぼ1回転遅れるような減速比を実現するための各歯車の歯数の組み合わせは、図5に示すように複数設定できる。これらのなかで、月車51の指示誤差が1日となるまでの期間は、図5の番号12の例つまり本実施形態の例が最も長い。したがって、本実施形態の歯数に設定することで、他の歯数の組み合わせに比べても、高精度の月齢表示を実現できる。
すなわち、月車51と筒車46とを1つの太陽月中間車60で回転する場合、太陽車52が29.53059回転した時に、月車51がほぼ1回転遅れるような減速比を実現するための各歯車の歯数の組み合わせは、図6に示すように複数設定できる。これらのなかで、月車51の指示誤差が1日となるまでの期間は、図6の番号9の例つまり本実施形態の例が最も長い。したがって、本実施形態の歯数に設定することで、他の歯数の組み合わせに比べても、高精度の月齢表示を実現できる。
次に、本発明の第2実施形態について、図7~11を参照して説明する。
第2実施形態の月齢表示時計1Bは、図7に示すように、ケース4およびりゅうず5を備える。ケース4は、第1実施形態と同様に、表示部2Bおよびムーブメント3Bを収納する。
表示部2Bは、第1実施形態と同様の時針21、分針22、秒針23を備える。また、表示部2Bは、第1実施形態の月針25の代わりに指針状の太陽針26を有し、文字板20の代わりに文字板20Bを有し、さらに文字板20Bとムーブメント3Bとの間に配置された朔望板241を有する。
月板230には、月位置を示す円形の開口である丸穴231が形成され、月板230の外周に沿って月齢を示す月齢数字232が表記されている。
明領域242は、120°間隔で設けられた第1明領域242A、第2明領域242B、第3明領域242Cを備える。
暗領域243は、120°間隔で設けられた第1暗領域243A、第2暗領域243B、第3暗領域243Cを備える。
この朔望板241は、太陽車52Bと月車51Bとの位相差に連動して回転する。朔望板241は、月板230の丸穴231から表示され、丸穴231との組み合わせで月の形を模した表示を行う。
したがって、月齢表示時計1Bにおいて、月齢指示部は太陽針26の指示部261で構成され、月齢表示部は月板230の月齢数字232で構成される。
なお、太陽針26の指示部261の形状は、図7に示すものに限らず、時針21、分針22、秒針23と区別でき、太陽の位置を指示することを利用者が理解できるものであればよい。
ムーブメント3Bの地板11から朔望板241、月板230、太陽針26、時針21、分針22、秒針23の順に配置されている。
このため、月板230の丸穴231が12時位置の状態で太陽針26を12時位置に合わせて取り付けて、月の位置を示す丸穴231と、太陽の位置を示す太陽針26とを、月齢0に対応する位置に取付けると、その後は、月と太陽の位相差に従って月の形は決まる。このため、月齢表示時計1Bの利用者は、時刻合せ後、一度、現在の月齢の数字に太陽針26の位置を合せるだけで、月齢表示時計1Bを止めない限り、約1000年は月齢修正をする必要が無い。また、仮に月齢表示時計1Bを止めてしまっても、時刻合わせ後に太陽針26を月齢に合わせるだけでよく、簡単に修正できる。
次に、月齢表示時計1Bのムーブメント3Bについて、図9、10を参照して説明する。
ムーブメント3Bは、第1実施形態のムーブメント3と同様に、ぜんまいを駆動源とする機械式時計のムーブメント3Bである。ここで、時針21、分針22、秒針23を駆動する機構は第1実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
太陽車52Bは、軸部521Bと、歯車522Bとを備える。軸部521Bは、円筒状に形成され、その内部に配置された筒車46によって回転自在に支持されている。歯車522Bは、軸部521Bの地板11側の端部に連続して形成されて後述する太陽中間歯車64Bに噛み合う。
太陽車52Bの軸部521Bには、太陽針26が取り付けられている。
また、月板230の外周縁は、固定文字板210の開口211に沿った内周縁に、月板230に垂直な方向から見た平面視で重なっており、固定文字板210よりも地板11側に位置する月板230は、カバーガラス側への移動を固定文字板210で規制されている。朔望車240には、朔望板241が固定されている。
月中間歯車63Bは、太陽中間歯車64Bに対してスリップ可能に圧入されており、巻真71を1段目に引き出して操作することで、月車51Bおよび月板230の位置を修正する修正機構70が設けられている。この修正機構70は、図10に示すように、第1実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
朔望送り車90は、図9に示すように、朔望太陽真91と、朔望遊星中間歯車92と、朔望第二太陽歯車93と、朔望第二太陽かな94と、朔望遊星車95と、朔望太陽歯車96と、朔望送り歯車97と、朔望送り車座98と、朔望送り車受板99とを備えている。したがって、朔望送り車90は、遊星歯車機構である。
朔望遊星中間歯車92は、朔望太陽真91に回転自在に軸支され、太陽車52Bと噛み合う。太陽車52Bおよび朔望遊星中間歯車92は同一歯形の歯車であり、歯数は共に59である。
朔望第二太陽歯車93は、朔望第二太陽かな94を介して朔望太陽真91に回転自在に軸支され、月車51Bと噛合い、月車51Bと同一歯形の歯車である。月車51Bおよび朔望第二太陽歯車93の歯数は共に85である。
朔望第二太陽かな94は、朔望第二太陽歯車93に圧入されている。朔望第二太陽かな94の歯数は16である。
朔望遊星かな951の歯数は12であり、朔望遊星歯車952の歯数は15である。
朔望送り歯車97は、朔望太陽真91に圧入され、朔望板241が固定された朔望車240に噛み合う。朔望送り歯車97および朔望車240の歯形は、太陽車52Bと同一であり、歯数も59で同数である。
朔望送り車座98は、朔望太陽真91に圧入される。これにより、朔望太陽真91のフランジと、朔望送り車座98との間に配置される、朔望遊星中間歯車92、朔望第二太陽歯車93、朔望第二太陽かな94、朔望遊星車95、朔望太陽歯車96の軸方向の移動が規制され、朔望送り車90をユニット化することができる。
朔望送り車受板99は、月車51Bと朔望車240との間に配置され、図10に示すように平面視では、太陽月中間車60Bの上をカバーし、月中間歯車63Bおよび朔望第二太陽歯車93と、朔望車240とが、断面的に噛み合わないようにしている。
図11に示すように、月車51Bつまり月板230が太陽車52Bに対して反時計方向に360度回転すると、朔望車240つまり朔望板241は、前述した歯数比から85/85×16/12×15×15×59/59=4/3となり、反時計方向に480度回転する。
逆に、太陽車52Bが月車51Bに対して時計方向に360度回転すると、朔望車240は、59/59×(1-15/15×16/12)×59/59=-1/3となり、反時計方向に120度回転する。
月板230と、朔望車240との相対的な回転が上記のようになるように、朔望送り車90が設定されているので、月齢0で月板230の丸穴231を12時位置に合わせ、その状態で太陽針26を12時位置に取付けると、月と太陽の位相差に従って月の形を設定できる。そのため、使用者は時刻合せ後、一度現在の月齢の数字に太陽針26の位置を合せるだけで、月齢表示時計1Bを止めない限り、1000年程度は月齢修正をする必要が無く、仮に月齢表示時計1Bを止めてしまっても、巻真71によって修正できるので、次に月齢を合せるのは容易である。
図11には、太陽針26の指示部261が12時位置のとき、月板230および朔望板241の相対的な回転による月の満ち欠けを、表示状態301~313として記載する。表示状態301は新月であり、表示状態304は上弦の月であり、表示状態307は満月であり、表示状態310は下弦の月であり、表示状態313は新月である。その他の表示状態は、それぞれ途中の月齢を示す。このように、月板230および朔望板241を移動することで、月の形に応じた表示を実現できる。
第2実施形態の月齢表示時計1Bによっても第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
すなわち、第1実施形態の太陽月中間車60と同じ歯数比の太陽月中間車60Bを設けたので、1日で1回転する太陽車52および太陽針26がM日=29.53059回転した時に、月車51および月板230がほぼ1回転遅れるように設定できる。これにより、月板230の月齢数字232を太陽針26が指示することで、月齢を精度よく指示できるなど、月車51B、太陽車52B、太陽月中間車60Bを備えることによる第1実施形態と同じ作用効果を奏することができる。
特に、月車51Bの丸穴231は、月の位置も示しているので、月の位置および満ち欠けを同時に示すことができるため、利便性を向上できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されない。
例えば、太陽月中間車60、60Bは、筒中間歯車62、62B、月中間歯車63、63B、太陽中間歯車64、64Bを一体に組んで構成していたが、2体で構成してもよい。例えば、筒車46と月車51とを連動して回転させる中間車と、筒車46と太陽車52とを連動して回転させる中間車との2つの中間車を設けてもよい。また、筒車46と月車51または太陽車52とを連動して回転させる中間車と、月車51および太陽車52を連動して回転させる中間車との2つの中間車を設けてもよい。
前記第2実施形態では、太陽針26による月齢の指示と、丸穴231および朔望板241による月の満ち欠けの表示とを併用していたが、いずれか一方のみを設けてもよい。
すなわち、月齢表記部である月齢数字232が設けられた月板230と、月齢指示部である指示部261が設けられた太陽針26とを備え、丸穴231や朔望板241を備えない、つまり月の満ち欠けの表示を備えない月齢表示時計としてもよい。
また、丸穴231のみを設けた月板230と、朔望板241とを設け、太陽針26や太陽針26で指示される月齢を示す数字を設けない、つまり月の満ち欠けの表示のみで月齢を表示する月齢表示時計としてもよい。
前記各実施形態では、朔望月の周期としてM=29.53059に設定していたが、例えば、M=29や、M=29.53等の値に設定してもよい。すなわち、M=29.5305に設定すれば精度が良くなるので好ましいが、Mとしては有効桁数が少ない近似値でもよく、朔望月の周期として設定可能な値であればよい。
Claims (2)
- 1日で1回転する第1部材と、
前記第1部材と同軸で回転し、朔望月の周期をM日とした場合に、前記M日でM-1回 転する第2部材と、
前記第1部材または前記第2部材の一方に設けられて月齢を示す月齢表記部と、
前記第1部材または前記第2部材の他方に設けられて前記月齢表記部を指示する月齢指 示部とを備えることを特徴とする月齢表示時計において、
前記第1部材が固定されて1日で1回転し、且つ、第1歯車を有する第1車と、
前記第2部材が固定されて前記M日でM-1回転し、且つ、第2歯車を有する第2車と 、
前記第1歯車と噛み合う第1中間歯車および前記第2歯車と噛み合う第2中間歯車を有 する中間車と、
を備え、 前記第1歯車の歯数をa、前記第2歯車の歯数をd、前記第1中間歯車の歯数をc、前記第2中間歯車の歯数をbとした場合、
a=59、b=103、c=74、d=85である
ことを特徴とする月齢表示時計。 - 請求項1に記載の月齢表示時計において、
時針と、
前記時針を固定する筒車と、
前記第2部材が固定されて前記M日でM-1回転し、且つ、第2歯車を有する第2車と 、
前記筒車と噛み合う筒中間歯車および前記第2歯車と噛み合う第2中間歯車を有する中 間車と、を備え、
前記筒車の歯数をe、前記筒中間歯車の歯数をf、前記第2中間歯車の歯数をg、前記第2歯車の歯数をhとした場合、
e=59、f=148、g=103、h=85である
ことを特徴とする月齢表示時計。
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