JP4682600B2 - 電波修正時計 - Google Patents
電波修正時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4682600B2 JP4682600B2 JP2004344640A JP2004344640A JP4682600B2 JP 4682600 B2 JP4682600 B2 JP 4682600B2 JP 2004344640 A JP2004344640 A JP 2004344640A JP 2004344640 A JP2004344640 A JP 2004344640A JP 4682600 B2 JP4682600 B2 JP 4682600B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- driving means
- calendar
- hour
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
しかしながら、前述の時計のような構成では、日車を修正するためには、分針、時針などの指針を所定時間分駆動しなければならない。つまり、例えば日車を1日ずらすためには、最大で分針を24回転、時針を2回転させなければならず、日にちの修正に時間がかかってしまう。また、日車をずらすために分針や時針を所定回数回転させなければならないため、時計の消費電力が大きくなってしまい、省電力化を促進できない。
ここで、暦用駆動手段が、指針用駆動手段とは別個に設けられることにより、地板上により多くの部品を収納しなくてはならない。この発明によれば、暦用駆動手段、電源収納部、およびアンテナが、地板の外周に沿って配置され、これらが配置される位置を結ぶ領域の内側に指針用駆動手段が配置されるので、通常中央に配置される指針に近い位置に指針用駆動手段が配置されることとなる。したがって、指針と指針用駆動手段とを接続する輪列などの部品点数が少なくてすみ、各部材が地板上に効率よく配置されるから、地板上のレイアウト効率が向上する。
この発明によれば、暦用駆動手段、電源収納部、およびアンテナが、仮想略円周上に略等間隔に配置されているので、暦用駆動手段、電源収納部、およびアンテナがそれぞれ地板上で互いに離れた位置に配置される。したがって、暦用駆動手段や電源収納部、電源収納部に収納される電池などの電源が金属で構成される場合でも、アンテナでの外部信号の受信が阻害されにくくなる。これにより、アンテナの受信感度の低下が防止される。例えば、暦用駆動手段としてステッピングモータが使用されている場合では、暦用駆動手段を駆動すると暦用駆動手段周囲に磁界が発生する。この発明によれば、暦用駆動手段がアンテナから離れた位置に配置されるので、暦用駆動手段で発生する磁界によってアンテナの受信動作が妨害されにくく、良好な受信感度が確保されるので、本発明は特に有用である。
この発明によれば、秒針用駆動手段が、時分針用駆動手段とは別個に独立して設けられているので、時刻の修正を行う場合には、秒針が、時針および分針とは別に駆動可能となる。したがって、時刻の修正時間がより一層短縮される。
従来、電波修正時計としては、外部信号の受信の成否結果を秒針などの指針の回動位置で表示する機能が設けられたものがある。この電波修正時計では、例えば前回の受信が成功した場合には秒針が10秒の位置を指し示し、受信が失敗した場合には秒針が20秒の位置を指し示す。その後所定時間を経過すると秒針は再び回動して正しい時刻表示を行う。この場合に、従来の電波修正時計では、秒針および分針が連動しているため、秒針を正回転させて受信の成否結果を表示すると、現在時刻の表示に直す際には秒針を逆回転させなければならない。しかしながら、駆動源として例えばぜんまいを使用している場合では、秒針を逆回転させることができない。また駆動源として例えばステッピングモータを使用している場合では、秒針を逆回転させると正回転の場合よりも回転数が遅くなってしまうとともに、逆回転では駆動が不安定となってしまう。その上、ソーラーパネルにより発電したエネルギを蓄電池に蓄えて駆動するモータでは、駆動電圧が変動するためさらに逆転駆動が不安定となってしまう。
これに対して、本発明によれば、秒針用駆動手段が設けられているので、秒針が時分針とは連動しない。したがって、秒針を正回転させて所定の位置を指し示すことにより外部信号の受信結果を表示した後、再び正回転で現在時刻の位置まで秒針を移動させることが可能となる。したがって、秒針の正回転のみで受信結果を表示することが可能となり、安定した駆動が可能となる。
この発明によれば、秒針用駆動手段が時分針用駆動手段に対して略対向する位置に配置されているので、秒針および時分針が同軸上に配置された場合でも、秒針用駆動手段を時分針用駆動手段に干渉することなく配置することが可能となる。これにより、電波修正時計のレイアウト効率が向上する。
図1および図2には、本発明の一実施形態にかかる時計1の平面図が示されている。また、図3には、時計1の側断面図が示されている。これらの図1、図2、および図3において、時計1は、時刻情報が重畳された外部信号としての標準電波を受信して表示時刻を修正する電波修正時計である。時計1は、時刻を表示する指針2(図3)と、指針2を駆動する指針用駆動手段20と、日付(暦)を表示する暦表示機構としての日車30(図2)と、日車30を駆動する暦用駆動手段31と、電源としての電池40を収納する電源収納部41と、標準電波を受信するアンテナ50と、外部から使用者が操作可能な外部操作手段5と、指針用駆動手段20、日車30、暦用駆動手段31、電源収納部41、およびアンテナ50を支持固定する地板10とを備える。地板10は、合成樹脂やセラミックス等の非導電性材料で構成されて平面形状略円形に形成されており、この地板10上に時計1の各構成部品が配置されている。
なお、図1は、時計1の時刻表示側とは反対側(裏蓋側)から見た図であり、この図において、上方向が時計1の3時方向、下方向が9時方向、右方向が12時方向、左方向が6時方向となっている。また、図2は、時計1を時刻表示側から見た図であり、この図において、上方向が時計1の3時方向、下方向が9時方向、右方向が6時方向、左方向が12時方向となっている。
指針用駆動手段20は、秒針2Aを駆動するための秒針用駆動手段21と、時針2Cおよび分針2Bを駆動するための時分針用駆動手段26とを備える。また、秒針2Aと秒針用駆動手段21との間には、秒針用駆動手段21からの駆動力を秒針2Aに伝達する秒針用輪列22が設けられ、時針2Cおよび分針2Bと時分針用駆動手段26との間には、時分針用駆動手段26からの駆動力を時針2Cおよび分針2Bに伝達する時分針用輪列27が設けられている。
秒針用輪列22は、ロータ211に一体的に形成されたロータかな211Aに噛合する秒中間車221と、秒中間車221に噛合する四番車222とを備えている。四番車222には、秒針2Aが固定されている。コイル213にモータパルスを流すと、電磁誘導によりステータ212に磁路が形成され、ロータ211が回転する。この回転運動は、ロータかな211A、秒中間車221、および四番車222の順に適切な減速比(増速比)で減速されながら伝達され、秒針2Aが1パルス1秒の所定速度で回動する。
検出孔221A,223Aが一致する位置には、図示しないフォトセンサが設けられている。フォトセンサは、発光素子と受光素子とを備え、これらの発光素子および受光素子は、秒中間車221および秒検出車223の厚み方向両側に設けられ、これらを挟んで互いに対向して配置されている。秒中間車221と秒検出車223が回動して検出孔221A,223Aが一致すると、フォトセンサの発光素子からの光が検出孔221A,223Aを貫通して受光素子で受光されるため、秒針2Aが12時の位置であることが検出される。
なお、このような秒針2Aの位置を検出する秒針位置検出手段は、透過型フォトセンサを用いるものに限らず、例えば反射型フォトセンサを用いたものであってもよく、また、検出孔221A,223Aが一致することを検出するものに限らず、例えば秒検出車223や秒中間車221の周上に磁気パターンを形成し、この磁気パターンを読み取ることによって秒針2Aの位置を検出してもよい。
時分針用輪列27は、ロータ261に一体的に形成されたロータかな261Aに噛合する五番車271と、五番車271に噛合する三番車272と、三番車272に噛合する二番車273と、二番車273に噛合する日の裏車274と、日の裏車274に噛合する筒車275とを備える。二番車273および筒車275は、四番車222と同軸上に配置され、二番車273には分針2Bが、筒車275には時針2Cが固定されている。コイル263にモータパルスを流すと、電磁誘導によりステータ262に磁路が形成され、ロータ261が回転する。この回転運動は、ロータかな261A、五番車271、三番車272、二番車273の順に適切な減速比(増速比)で減速されながら伝達され、分針2Bが1時間で一周する速度で回動する。また、二番車273の回転運動は、日の裏車274、筒車275の順に適切な減速比(増速比)で減速されながら伝達されて、時針2Cが12時間で1周する速度で回動する。
検出孔271A,272A,273A,222Aが一致する位置には、秒針用駆動手段21に設けられたのと同様の透過型のフォトセンサが設けられており、検出孔271A,272A,273A,222Aの位置が一致するとフォトセンサが受光を検知し、これにより時針2C、分針2B、および秒針2Aが全て12時位置にある、正時の状態であることが検出される。なお、このような指針2が正時にあることを検出するための指針位置検出手段は、秒針位置検出手段と同様に、任意の検出方式を採用できる。
図2に戻って、日車30は、リング状に形成され、ソーラパネル4と地板10との間に配置されており、日車30の内周面には内歯車32が形成されている。日車30の文字板3側の面には、日付を表す「1」から「31」の文字が印刷などによって表示されている。
日車30と暦用駆動手段31との間には、暦用駆動手段31からの駆動力を日車30に伝達する暦用輪列33が設けられている。暦用輪列33は、ロータ311に一体的に形成されるロータかな311Aに噛合する日回し第一中間車331と、日回し第一中間車331に噛合する日回し第二中間車332と、日回し第二中間車332に噛合する日回し車333とを備える。日回し車333は、地板10を貫通して文字板3側に歯車333Aを有し、この歯車333Aが日車30の内歯車32に噛合される。なお、日車30の平面方向の位置は、歯車333Aと内歯車32との噛合によって行われ、従来日車の位置決めに用いられるようなジャンパは設けられていない。
ここで、暦用駆動手段31は、指針用駆動手段20よりも地板10の外周側(外側)に配置されている。その理由は、以下の通りである。すなわち、日車30は、視認性を向上させるために文字板3外周に沿って配置されることになる。その結果、暦用駆動手段31は、指針用駆動手段20よりも完成が大きな日車30を回転させなければならず、その駆動エネルギは大きな者になる。ここで、コイル313の消費電力を低減して電源の小型化を図り、かつ外装ケースの外部から侵入する外部磁界に対して耐磁性を向上させるためには、コイル313の巻数をより多くして直列抵抗を増加させて消費電流値を下げ、コイル313のコアも長くして耐磁性を向上する必要がある。その結果、暦用駆動手段31は、指針用駆動手段20よりも大型化するので、地板10の外周側(外側)に配置されることになる。したがって、暦用駆動手段31のロータ311の回転中心から指針2の回動中心までの距離は、指針用駆動手段20(秒針用駆動手段21および時分針用駆動手段26)のロータ211,261の回転中心から指針2の回動中心までのそれぞれの距離よりも大きくなっている。
ここで、電源収納部41は、指針用駆動手段20よりも地板10の外周側(外側)に配置されている。したがって、電源収納部41の略中心(円形の電池40の中心)から指針2の回動中心までの距離は、指針用駆動手段20(秒針用駆動手段21および時分針用駆動手段26)のロータ211,261の回転中心から指針2の回動中心までのそれぞれ距離よりも大きくなっている。
アンテナコア51は、コバルト系アモルファス金属の薄板(厚み0.01mm〜0.05mmを使用)を複数枚積層して構成され、略中央に形成される略矩形状の直線部511と、直線部511の両端側に地板10の外縁に沿って略円弧状に湾曲して形成される湾曲部512とを備える。
コア収納部52は合成樹脂等からなる絶縁材料(ポリアセタール樹脂、ポリイミド系樹脂等を使用)で構成され、アンテナコア51と同様に略中央に形成される棒状の直線部521と直線部521の両端側に地板10の外縁に沿って略円弧状に湾曲して形成される湾曲部522とを備える。コア収納部52において地板10に対向する面には、凹状部が形成され、この凹状部にアンテナコア51が収納されている。コア収納部52が地板10にねじ止めされることにより、アンテナ50は、地板10に固定されている。
コイル53は、コア収納部52の直線部521に巻き回されている。コア収納部52の直線部521の両端にはフランジ部523が形成されており、このフランジ部523によってコイル53の巻きほどけが防止され、所定巻き数のコイル53が均一に形成される。
回路ブロックは、基準クロックを発振する計時用の水晶振動子や、CPU、標準電波の信号のみを通過させるバンドパスフィルタ用水晶振動子、アンテナ50で受信した標準電波を処理する受信用IC(受信用回路)等とを備えて構成されている。CPUは、計時用の水晶振動子からの周波数を分周して基準クロックを生成する分周回路や、基準クロックをカウントして時刻を計時する計時回路や、計時回路からの信号に基づいて指針用駆動手段20や暦用駆動手段31を制御する制御回路などを備えて構成されている。また、受信用ICは、アンテナ50で受信した標準電波を復調する復調回路や、受信信号を増幅する増幅回路などを備えて構成されている。
ここで、アンテナ50は、時計1の略9時方向に配設されており、コア収納部52の直線部521の略中央が時計1の略9時方向に配置されている。また、直線部521の両側に延びる湾曲部522は、地板10の外縁に沿って配置され、全体としてアンテナ50は、時計1の略6時から12時の領域にわたって配置される。また、秒針用駆動手段21は、アンテナ50よりも地板10の中央側に配置される。
また、暦用駆動手段31、電源収納部41、およびアンテナ50は、地板10の外周側の略仮想円周上に等間隔に配置されている。つまり、暦用駆動手段31のロータ311の回転中心、電源収納部41に収納される電池40の中心、およびアンテナ50のコア収納部52の直線部521中央を結ぶと、略正三角形状となる。これにより、時計部品の中で比較的大きな部品が、重量的にみて略均等に配置されるので、外装ケースの外部から衝撃が加わっても、合成樹脂やセラミックス等の非導電性材料で構成される地板10の破損を防止できる。
また、ボタンは、押すことによって情報を表示可能となっており、例えば巻真5Aを引き出さない状態でボタンを押すと、前回の標準電波の受信結果(受信の成否)が表示されるようになっている。この受信結果の表示は、例えば受信成功の場合には秒針2Aが10秒のところを示し、受信失敗の場合には、秒針2Aが20秒のところを示すように設定される。この受信結果の表示は、所定時間(例えば5秒)行われ、所定時間経過後には秒針2Aは元の位置に戻り、現在時刻を表示する。なお、ボタンの操作によって標準電波を強制的に受信させる場合には、ボタンの操作とともに、秒針2Aの位置によって標準電波を受信可能な環境か否かを表示させてもよい。
計時用の水晶振動子に電圧が印加された際に出力される発振信号がCPUの分周回路で分周されて基準信号が生成され、この基準信号を元にCPU内の計時回路で時刻が計時されるとともに、秒針用駆動手段21および時分針用駆動手段26が駆動される。秒針用駆動手段21および時分針用駆動手段26の回転運動は、秒針用輪列22および時分針用輪列27を介してそれぞれ秒針2A、分針2B、および時針2Cに伝達され、これらの指針2が回動することにより時計1の文字板3上で時刻が表示される。
アンテナ50によって時刻情報を載せた標準電波を受信すると、受信用ICが標準電波から時刻情報を取り出してCPUに出力する。CPUは、この時刻情報に基づいて計時回路で計時される時刻を修正し、秒針用駆動手段21および時分針用駆動手段26を駆動して指針2の表示時刻を修正する。
指針2の基準位置の設定をする場合には、指針位置検出機能により自動的に行われる。
また、日車30の基準位置の設定は、外部操作手段5により行われる。例えば巻き真5Aを引き出さない状態で、2時位置、4時位置に設けられたボタンを同時に押すと日車30が基準位置まで駆動される。基準位置がずれている場合には、ボタン操作により日車30を駆動し所定の基準位置に設定する。
(1) 時計1が暦用駆動手段31と指針用駆動手段20とを別個に備えているので、日車30の表示日付を変更する場合には、指針2を駆動する必要がなく、暦用駆動手段31で日車30のみを駆動できる。したがって、日車30を例えば一日分駆動する際には、時分針用駆動手段26を駆動して分針2Bを最大で24周させる必要がない。また、日車30の基準位置を合わせる場合にも、分針2Bを360周(24周×15日)させる必要がない。よって、日付の修正時間を短縮できるとともに、時計1の消費電力を節約できる。
また、秒針2Aの回動位置によって前回の標準電波の受信結果を表示する際にも、秒針用駆動手段21が時分針用駆動手段26とは別個に設けられているので、秒針2Aが分針2Bおよび時針2Cと連動しないため、例えば秒針2Aのみを早送りで正回転させて受信結果を表示した後に、さらに秒針2Aのみを正回転させて元の位置に戻すことができる。したがって、秒針用駆動手段21の駆動を安定させることができる。特に、秒針用駆動手段21がステッピングモータで構成されているので、秒針2Aを逆回転させると駆動が不安定となりやすいが、本実施形態では受信結果の表示を秒針2Aの正回転のみで実現できるので、、秒針2Aを安定して駆動できる。
さらに、暦用駆動手段31、アンテナ50、および電源収納部41が、強磁性体からなる金属で構成されているので、外装ケースの外部から侵入してくる外部磁界を遮蔽する役割を果たすことができる。これにより、その内側に配置されている指針用駆動手段20において、外部磁界の影響による運針ミスや指針停止等の誤動作の発生を防止できる。
また、暦用駆動手段31が駆動する際には、磁界が発生するが、暦用駆動手段31がアンテナ50から遠い位置に配置されているので、磁界によって標準電波の受信が妨害されることがなく、良好に標準電波を受信できる。
指針用駆動手段は、秒針用駆動手段と時分針用駆動手段とを備えたものに限らず、例えば秒針用駆動手段と、分針を駆動する分針用駆動手段と、時針を駆動する時針用駆動手段とを備えていてもよい。
指針は、秒針、分針、および時針を備えたものに限らず、例えば分針および時針のみを備えたものであってもよく、あるいは時針のみを備えたものであってもよく、その構成は任意である。
暦表示部材は、日付を表示する日車に限らず、例えば曜日を表示する曜車、月を表示する月車など、暦を表示する任意の部材を採用できる。
指針用駆動手段および暦用駆動手段は、ステッピングモータに限らず、例えばリニアモータや、圧電素子を用いた超音波モータなど、任意の駆動手段を採用できる。
暦用駆動手段、電源収納部、およびアンテナは、地板の外周に沿って配置されていたが、例えばこの地板が外装ケースに収納される場合には、これらの部品が外装ケースの内縁に沿って配置されていてもよい。
本発明の電波修正時計は、地板上に各部品が配置されたいわゆるムーブメントの形態のみならず、外装ケースや、指針などの部品を含めた完成体としての時計の形態も含まれる。したがって、電波修正時計は、腕時計、置き時計、掛け時計など、任意の形態の時計として使用できる。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (4)
- 時刻情報が重畳された外部信号を受信して時刻表示を修正する電波修正時計であって、
暦を表示する暦表示部材と、
前記暦表示部材を駆動する暦用駆動手段と、
時刻を表示する複数の指針を駆動する指針用駆動手段と、
前記外部信号を受信するアンテナと、
当該電波修正時計に電力を供給する電源が収納される電源収納部と、
前記暦表示部材、前記暦用駆動手段、前記指針用駆動手段、および前記電源収納部が取り付けられる地板とを備え、
前記暦用駆動手段、前記電源収納部、および前記アンテナは、それぞれ前記地板の外周に沿って配置され、
かつ前記複数の指針用駆動手段は、前記暦用駆動手段、前記電源収納部、および前記アンテナが配置される位置を結ぶ領域の内側に配置される
ことを特徴とする電波修正時計。 - 請求項1に記載の電波修正時計において、
前記暦用駆動手段、前記電源収納部、および前記アンテナは、仮想略円周上に略等間隔に配置される
ことを特徴とする電波修正時計。 - 請求項1または請求項2に記載の電波修正時計において、
前記指針は、秒針、分針、および時針を備え、
前記指針用駆動手段は、前記秒針を駆動する秒針用駆動手段と、前記分針および前記時針を駆動する時分針用駆動手段とを備える
ことを特徴とする電波修正時計。 - 請求項3に記載の電波修正時計において、
前記秒針用駆動手段は、前記時分針用駆動手段に対して略対向する位置に配置される
ことを特徴とする電波修正時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004344640A JP4682600B2 (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 電波修正時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004344640A JP4682600B2 (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 電波修正時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006153657A JP2006153657A (ja) | 2006-06-15 |
JP4682600B2 true JP4682600B2 (ja) | 2011-05-11 |
Family
ID=36632146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004344640A Expired - Fee Related JP4682600B2 (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 電波修正時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4682600B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7087879B2 (ja) * | 2018-09-25 | 2022-06-21 | セイコーエプソン株式会社 | ムーブメントおよび電子時計 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63195289U (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-15 | ||
JPH04138293U (ja) * | 1991-06-17 | 1992-12-24 | セイコー電子工業株式会社 | 多モータ時計 |
JPH08431U (ja) * | 1992-10-23 | 1996-02-27 | シチズン時計株式会社 | 多機能アナログ腕時計のモード切り換え構造 |
JPH09197064A (ja) * | 1996-01-24 | 1997-07-31 | Citizen Watch Co Ltd | 指針位置検出機構 |
JP2003098275A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Rhythm Watch Co Ltd | 時 計 |
JP2004003994A (ja) * | 2002-03-27 | 2004-01-08 | Seiko Epson Corp | 電子時計 |
-
2004
- 2004-11-29 JP JP2004344640A patent/JP4682600B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63195289U (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-15 | ||
JPH04138293U (ja) * | 1991-06-17 | 1992-12-24 | セイコー電子工業株式会社 | 多モータ時計 |
JPH08431U (ja) * | 1992-10-23 | 1996-02-27 | シチズン時計株式会社 | 多機能アナログ腕時計のモード切り換え構造 |
JPH09197064A (ja) * | 1996-01-24 | 1997-07-31 | Citizen Watch Co Ltd | 指針位置検出機構 |
JP2003098275A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Rhythm Watch Co Ltd | 時 計 |
JP2004003994A (ja) * | 2002-03-27 | 2004-01-08 | Seiko Epson Corp | 電子時計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006153657A (ja) | 2006-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7396155B2 (en) | Electronic timepiece with radio communication function | |
JP3594034B1 (ja) | 電波修正時計 | |
JP3596548B2 (ja) | 電子時計および電子機器 | |
JP5087071B2 (ja) | 電波修正時計 | |
JP4715176B2 (ja) | 電子時計 | |
JP3925558B2 (ja) | 無線通信機能付電子時計 | |
JP2006284444A (ja) | 電子時計、電子時計の指示部材位置検出方法、電子時計の指示部材位置検出プログラム、および記録媒体 | |
JP4337716B2 (ja) | 電子機器、電子機器の指示部材位置検出方法、電子機器の指示部材位置検出プログラム、記録媒体 | |
JP5176671B2 (ja) | 電子時計 | |
JP2007132822A (ja) | 電子時計 | |
JP4682600B2 (ja) | 電波修正時計 | |
JP3885827B2 (ja) | 無線通信機能付電子時計 | |
JP2009186379A (ja) | 電子時計、および時刻表示位置検出方法 | |
CN110941173B (zh) | 机芯以及电子钟表 | |
JP3797338B2 (ja) | 無線機能付き腕時計 | |
JP2013255393A (ja) | パルス幅制御モーターの駆動制御装置、駆動制御方法および電子時計 | |
JP2010043909A (ja) | 電子時計および電子時計の時刻表示位置検出方法 | |
JP2008064530A (ja) | 電波修正時計、および電波修正時計の制御方法 | |
JP2005003675A (ja) | 無線通信機能付電子時計 | |
JP3956966B2 (ja) | 暦表示機能付電子時計およびその制御方法 | |
JP2005084037A (ja) | 電波修正時計 | |
JP3988784B2 (ja) | 無線機能付き腕時計 | |
JP4581443B2 (ja) | 暦表示機能付電子時計 | |
JP4759975B2 (ja) | 電子時計 | |
JP2004029036A (ja) | 電子時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070704 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070813 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071115 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110111 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110124 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4682600 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |