JP6848439B2 - 計測システム、計測装置、計測結果指示方法及び計測結果指示プログラム - Google Patents

計測システム、計測装置、計測結果指示方法及び計測結果指示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、計測システム、計測装置、計測結果指示方法及び計測結果指示プログラムに関する。
従来、時刻表示用の目盛が設けられた文字盤と、時針、分針及び秒針等の複数の指針と、当該複数の指針を駆動する駆動手段と、を備えた指針式時計(いわゆるアナログ時計)が知られている。このような指針式時計として、複数のセンサーを内蔵し、当該複数のセンサーによる検出結果を上記指針によって表示する電子腕時計が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−32919号公報
ところで、上記特許文献1に記載の電子腕時計は、センサーを内蔵しているため、消費電力が大きくなりやすいという問題がある。
これに対し、センサーをセンサーユニットとして時計から分離し、当該時計がセンサーユニットによる計測結果を受信して表示する構成が考えられる。
しかしながら、計測値は計測項目毎にスケールが異なる可能性があることから、受信した計測結果(計測値)を上記複数の指針によって表示する場合、当該複数の指針をどのように移動(回動)させるのかを、時計が演算する必要がある。このため、消費電力を十分に低減することが難しいという問題がある。
特に、太陽電池等の発電部によって発電された電力により充電される二次電池を備える時計では、消費電力が大きいと、電池切れが発生しやすいという問題がある。
本発明の目的は、消費電力を低減できる計測システム、計測装置、計測結果指示方法及び計測結果指示プログラムを提供することにある。
本発明の計測システムは、使用者が携帯可能な時計と、前記時計とは別体であり、且つ前記時計と通信可能な計測装置と、を備え、前記計測装置は、所定の計測項目を計測する計測部と、前記計測部による計測結果に基づく運針情報を生成する運針情報生成部と、生成された前記運針情報を送信する計測装置側送信部と、を有し、前記時計は、前記計測装置から送信された前記運針情報を受信する時計側受信部と、指針と、受信された前記運針情報に基づいて前記指針を回動させて、前記指針に前記計測結果を示させる駆動部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、時計とは別体として構成された計測装置による計測結果を、当該時計の指針によって表示できるので、使用者は当該計測結果を直観的に把握できる。この際、時計の駆動部は、計測装置から送信されて時計側受信部によって受信される運針情報に基づいて指針を回動させて、当該計測結果を示す。これによれば、計測装置から計測結果である計測値が受信され、時計が、当該計測値に応じた指針の位置を算出し、当該時計の駆動部が、算出された位置に上記指針を回動させる場合に比べて、時計の処理を省略又は簡略化できる。従って、時計の消費電力を低減させることができる他、当該時計の構成を簡略化できる。
また、本発明の計測システムに、種々の計測項目を計測する計測装置が採用される場合でも、当該計測装置が上記運針情報を送信しさえすれば、当該運針情報に基づいて、時計が、計測装置による計測結果を確実に表示できる。従って、時計を汎用的な表示装置として利用できるので、時計、ひいては、計測システムの利便性を向上させることができる。
本発明において、前記計測装置側送信部は、前記計測結果に基づく前記運針情報を所定間隔毎に送信し、前記運針情報生成部は、前記計測部による前記計測結果のうち、新たに取得された計測結果と、直前に送信された前記運針情報に応じた計測結果との差分に基づいて、前記運針情報を生成することが好ましい。
本発明によれば、上記運針情報は、計測部によって新たに計測された計測結果と、直前に送信された運針情報に応じた計測結果(当該運針情報が基礎とする計測結果)との差分に基づいて生成される。これによれば、上記新たに計測された計測結果を示す際に、現在の位置からの指針の移動量(回動量)を小さくすることができる。従って、指針の移動に伴う消費電力を更に低減できる。
本発明において、前記指針は、前記計測結果である計測値の桁数に応じて複数設けられ、前記運針情報生成部は、前記新たに取得された計測結果を示す際の複数の前記指針のそれぞれの位置と、前記直前に送信された前記運針情報に応じた計測結果を示す際の複数の前記指針のそれぞれの位置との差分に基づいて、前記運針情報を生成することが好ましい。
ここで、1つの指針によって比較的大きな数値(例えば1000以上の値)を示す場合には、当該指針の高い移動精度が求められる他、計測値に大きな変化が生じる場合には、指針の回動に比較的長い時間を要する。これに対し、本発明によれば、指針は、計測結果である計測値の桁数に応じて複数設けられるので、1つの指針によって示される数値を小さくすることができる。従って、指針の移動精度が高くなくても、使用者が、上記計測値を確実に読み取ることができる他、計測結果を迅速に表示できる。
また、運針情報は、新たに取得された計測結果を示す際の各指針の位置と、直前に送信された運針情報に応じた計測結果を示す際の各指針の位置(すなわち、現在の各指針の位置)との差分に基づいて生成される。これによれば、各指針を個別に回動させることができるので、当該各指針を効率よく回動させることができる。従って、指針の移動に伴う消費電力を一層低減できる。
本発明において、前記運針情報は、前記指針の回動方向及び回動量を含む情報であり、前記駆動部は、前記運針情報に含まれる前記指針の回動方向及び回動量に応じて前記指針を回動させることが好ましい。
なお、例えば、指針を回動させる駆動部がステッピングモーターを有する構成である場合には、回動量は、ステッピングモーターに供給されるステップ数(パルス数)とすることができる。
本発明によれば、運針情報に上記回動方向及び回動量が含まれるので、当該運針情報が受信されて、当該回動方向及び回動量が駆動部に入力しさえすれば、上記指針を回動させて、計測装置による計測結果(計測値)を指針によって確実に表示できる。この際、運針情報に指針の回動方向が含まれるので、当該指針を一方及び他方に回動させることができ、当該指針を効率よく回動させることができる。従って、指針の移動によって当該計測結果を示す際の消費電力を確実に低減できる。
本発明において、前記時計は、発電部と、当該時計に駆動電力を供給する二次電池と、前記発電部によって発電された電力により前記二次電池を充電する充電部と、を有することが好ましい。
このような発電部としては、ソーラーパネル(太陽電池)の他、回転錘が回転されることによって発電する発電装置を例示できる。
本発明によれば、二次電池が充電されることにより、時計を永続的に機能させることができる。
ここで、上記に例示される発電部によって発電された電力の電圧はそれほど高くないことから、上記計測結果を示す際の消費電力が大きい場合には、二次電池に蓄電された電力が不足する場合が想定される。この場合には、二次電池の容量を大きくする等の対策が必要になる。
これに対し、本発明では、上記計測結果を示す際の消費電力が低減されるので、時計を機能させるための二次電池の電池残量を確保しやすくすることができ、時計を確実に機能させ続けることができる。
本発明において、前記時計は、前記使用者の入力操作を受け付ける入力部と、前記入力操作に応じて開始情報を送信する時計側送信部と、を有し、前記計測部は、それぞれ異なる複数の計測項目を計測可能に構成され、前記計測装置は、前記複数の計測項目のうち、前記運針情報の送信対象となる計測項目である送信対象項目を切り替える対象切替部と、前記開始情報を受信する計測装置側受信部と、前記開始情報が受信されると、前記送信対象項目を報知する報知部と、を有することが好ましい。
なお、計測部は、複数の計測項目のそれぞれに応じたセンサーを有していてもよく、1つのセンサーによる検出結果に基づいて、複数の計測項目を計測可能に構成されていてもよい。
本発明によれば、入力部に対する使用者の入力操作に応じて送信される開始情報が、計測装置側受信部によって受信されると、対象切替部によって切り替えられる上記送信対象項目が報知される。これによれば、時計の使用者は、計測部によって計測可能な複数の計測項目のうち、上記指針が計測結果を示している計測項目がどの計測項目であるのかを把握できる。従って、計測システムの利便性を向上させることができる。
本発明において、前記報知部は、前記複数の計測項目に応じた複数の発光部を有し、前記計測装置は、前記複数の発光部のうち、前記送信対象項目に応じた発光部を点灯させる報知制御部を有することが好ましい。
本発明によれば、点灯されている発光部を確認することにより、上記送信対象項目を簡易に把握できる。従って、音声等によって当該送信対象項目が報知される場合に比べて、送信対象項目を把握しやすくすることができる。
本発明において、前記時計は、前記入力操作が実施されてから始動するタイマーと、前記タイマーによる計時時間が所定時間を経過すると、前記指針の移動を停止させる指針制御部と、を有することが好ましい。
本発明によれば、計測装置から受信される運針情報に応じた指針の回動、すなわち、指針による上記計測結果の表示は、上記入力操作が行われてから所定時間が経過するまでの間となる。従って、指針の回動が長時間に亘って実施される場合に比べて、消費電力を低減させることができる。
本発明において、前記計測部は、気圧、方位、温度、照度、紫外線量、放射線量、加速度、角速度及び位置の少なくともいずれかの計測項目を計測することが好ましい。
なお、上記計測項目は、気圧センサー、地磁気センサー、照度センサー、紫外線センサー、放射線センサー、加速度センサー、角速度センサー及び位置センサー(GPSセンサー等)により計測できる。
本発明によれば、上記少なくともいずれかの計測項目の計測結果が上記指針によって表示されるので、計測システムの用途を拡大できる。
本発明の時計は、指針と、前記指針の回動量を含む運針情報を外部から受信する受信部と、受信された前記運針情報に含まれる前記回動量に応じて前記指針を回動させる駆動部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、当該時計が、上記計測装置と組み合わされることによって、上記計測システムと同様の効果を奏することができる。
本発明の計測結果表示方法は、指針を有する時計によって実施される計測結果表示方法であって、前記指針の回動量を含む運針情報を外部から受信する受信ステップと、受信された前記運針情報に含まれる前記回動量に応じて前記指針を回動させる運針ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、指針を有する時計が上記計測結果表示方法を実施することにより、上記時計と同様の効果を奏することができる。
本発明の計測結果表示プログラムは、指針を有する時計によって実行される計測結果表示プログラムであって、前記時計に、前記指針の回動量を含む運針情報を外部から受信する受信ステップと、受信された前記運針情報に含まれる前記回動量に応じて前記指針を回動させる運針ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、指針を有する時計が上記計測結果表示プログラムを実行することにより、上記時計と同様の効果を奏することができる。
本発明の計測装置は、指針を有する時計と通信可能な計測装置であって、所定の計測項目を計測する計測部と、前記計測部による計測結果に応じた位置に前記指針を位置させる、前記指針の回動量を含む運針情報を生成する運針情報生成部と、生成された前記運針情報を前記時計に送信する送信部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、当該計測装置が、上記時計と組み合わされることによって、上記計測システムと同様の効果を奏することができる。
本発明の計測結果指示方法は、指針を有する時計と通信可能な計測装置によって実施される計測結果指示方法であって、所定の計測項目を計測する計測ステップと、前記計測ステップでの計測結果に応じた位置に前記指針を位置させる、前記指針の回動量を含む運針情報を生成する生成ステップと、生成された前記運針情報を前記時計に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、指針を有する時計と通信可能な計測装置が上記計測結果指示方法を実施することにより、上記計測装置と同様の効果を奏することができる。
本発明の計測結果指示プログラムは、指針を有する時計と通信可能な計測装置によって実行される計測結果指示プログラムであって、前記計測装置に、所定の計測項目を計測する計測ステップと、前記計測ステップでの計測結果に応じた位置に前記指針を位置させる、前記指針の回動量を含む運針情報を生成する生成ステップと、生成された前記運針情報を前記時計に送信する送信ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、指針を有する時計と通信可能な計測装置が上記計測結果指示プログラムを実行することにより、上記計測装置と同様の効果を奏することができる。
本発明の一実施形態に係る計測システムの構成を示す模式図。 上記実施形態における時計を正面から見た模式図。 上記実施形態における時計の内部構成を示すブロック図。 上記実施形態における時計の制御部の構成を示すブロック図。 上記実施形態における計測装置の外観を示す模式図。 上記実施形態における計測装置の装置本体の構成を示すブロック図。 上記実施形態における計測装置の制御部の構成を示すブロック図。 上記実施形態における表示処理を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。
[計測システムの概略構成]
図1は、本実施形態に係る計測システム1の構成を示す模式図である。
本実施形態に係る計測システム1は、図1に示すように、互いに通信可能に構成された計測装置2及びアナログ式の時計3を備える。
この計測システム1は、計測装置2が、所定の計測項目の計測結果に応じた運針情報を時計3に送信し、当該時計3が、受信された運針情報に基づいて指針P1〜P3を移動(回動)させて、当該計測結果を表示することを特徴の1つとしている。
以下、計測システム1の各構成について、先に時計3について説明し、後に計測装置2について説明する。
[時計の外部構成]
図2は、時計3(時計本体30)を正面から見た模式図である。
時計3は、使用者によって携帯可能に構成され、当該使用者に装着されて利用されるウェアラブル機器である。この時計3は、時計本体30と、当該時計本体30を使用者の身体(例えば手首)に装着させるバンドBN1,BN2と、を備える。
時計本体30は、図2に示すように、正面視略円形状の筐体301と、当該筐体301に設けられる円形状の文字盤302と、時針HH、分針MH及び秒針SHと、小窓303〜305と、指針P1〜P3と、スイッチSW31〜SW34と、を有する。
時針HH及び分針MHは、それぞれの回動軸が文字盤302の略中央にて同軸となるように回転可能に設けられている。また、秒針SHは、文字盤302において略10時方向に配置された小窓303に回転可能に設けられている。これら時針HH、分針MH及び秒針SHの回転は、後述する時刻表示制御部383(図4参照)によって制御される。
小窓304は、文字盤302において略6時方向に配置されている。この小窓304には、モード表示針3041及び電池残量表示針3042が、それぞれの回動軸が同軸となるように回動可能に配置されている。これら針3041,3042の回動は、後述する状態表示制御部385(図4参照)によって制御される。
小窓305は、文字盤302における略2時方向に配置されている。この小窓305には、指針P1,P2が、それぞれの回動軸が同軸となるように回動可能に配置されている。これらのうち、指針P2は、指針P1より長く形成されている。
また、指針P3は、回動軸が時針HH及び分針MHと同軸となるように文字盤302に回動可能に設けられている。これら指針P1〜P3の回動は、後述する指針制御部390(図4参照)によって制御される。
なお、時計3は、計測装置2による計測結果を示す際に、上記指針P1〜P3によって4つの桁数の数値を指し示すことが可能となるように構成されている。例えば、4桁の数値のうち、上位1桁目の数値(千の桁の数値)を指針P1が指示し、上位2桁目の数値(百の桁の数値)を指針P2が指示し、上位3桁目及び4桁目の数値(十の桁及び一の桁の数値)を指針P3が指示する。小数点以下の数値を示す場合も同様である。すなわち、指針P1は、「00」〜「99」の値を指示し、指針P2,P3は、それぞれ「0」〜「1」の値を指示する。これら指針P1〜P3の回動については、後に詳述する。
スイッチSW31〜SW34は、本発明の入力部を構成するものであり、筐体301の側面に突没可能に設けられている。
スイッチSW31は、筐体301において3時方向に位置し、計測装置2との通信接続を確立する際に押下されるスイッチである。
スイッチSW32は、筐体301において2時方向に位置し、計測装置2による計測結果の表示を開始及び終了する際に押下されるスイッチである。
スイッチSW33は、筐体301において10時方向に位置し、時刻修正を行う際に押下されるスイッチである。具体的に、スイッチSW33は、後述する日時情報受信部33(図3参照)にGPS(Global Positioning System)信号等の衛星信号や標準電波等に含まれる日時情報を受信させて、時刻修正を行う際に押下されるスイッチである。
スイッチSW34は、時計3の動作モードを変更する際に押下されるスイッチである。この動作モードについては、後に詳述する。
これらスイッチSW31〜SW34は、それぞれ使用者によって押下されると、当該スイッチに応じた制御信号を、後述する制御部38に出力する。
[時計の内部構成]
図3は、時計3の内部構成を示すブロック図である。
時計3は、上記構成の他、図3に示すように、発電部31、充電部32、二次電池BT、日時情報受信部33、計時部34、通信部35、駆動部36、記憶部37及び制御部38を有する。
発電部31は、二次電池BTを充電する電力を発生させる。本実施形態では、発電部31としては、光エネルギーを電気エネルギー(電力)に変換する複数のソーラーセル(光発電素子)を有するソーラーパネルが採用されている。しかしながら、これに限らず、発電部31は、回転錘を回転させることによって発電する構成であってもよい。
充電部32は、発電部31にて発電された電力によって二次電池BTを充電する。
二次電池BTは、時計本体30に駆動電力を供給する。なお、二次電池BTの電池残量は、上記電池残量表示針3042によって指示される。
日時情報受信部33は、上記スイッチSW33の押下時の制御信号が入力されると、上記日時情報を受信する。
計時部34は、現在日時を計時する。この現在日時は、日時情報受信部33によって受信された日時情報に基づいて、後述する制御部38によって修正される。
通信部35は、本発明の時計側受信部、時計側送信部及び受信部に相当し、後述する制御部38の制御下にて外部機器である計測装置2と通信する。そして、通信部35は、通信接続が確立した計測装置2による計測結果の表示を開始する開始情報、及び、当該表示を終了する終了情報を計測装置2に送信する。また、通信部35は、計測装置2から当該計測結果に基づく運針情報を受信する。そして、通信部35は、受信された運針情報を制御部38に出力する。
このような通信部35は、例えば、例えばIEEE802.15等の近距離無線通信規格に応じた通信方式や、IEEE802.16及びLTE(Long Term Evolution)等の通信規格に応じた通信方式により、外部機器と通信可能な通信モジュールにより構成できる。なお、前者の通信方式としては、Bluetooth(登録商標)が挙げられる。
駆動部36は、制御部38による制御下にて上記針を回動(移動)させるものであり、本実施形態では、各針に応じて設けられるステッピングモーターを備えて構成される。このような駆動部36は、時刻針駆動部361、状態針駆動部362及び指針駆動部363を有する。
時刻針駆動部361は、時針HH、分針MH及び秒針SHを回転させる。
状態針駆動部362は、モード表示針3041及び電池残量表示針3042を回動させる。
指針駆動部363は、指針P1〜P3を回動させる。
記憶部37は、例えばフラッシュメモリー等の不揮発性メモリーにより構成され、時計3の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶している。例えば、記憶部37は、このようなプログラムとして、時計3及び計測装置2によって後述する計測結果表示処理を実行するために、時計3による計測結果表示処理(本発明の計測結果表示方法の手順を含む処理)を実行するための計測結果表示プログラムを記憶している。また、記憶部37は、計測装置2と通信接続する際の接続情報を記憶する。
図4は、制御部38の構成を示す機能ブロック図である。
制御部38は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の制御回路を備えて構成され、時計3全体の動作を制御する。例えば、制御部38は、スイッチSW31〜34の押下に応じて入力される制御信号に応じた処理を実行する他、現在時刻の修正や、現在時刻を表示する際の運針処理を行う。このような制御部38は、図4に示すように、受信制御部381、時刻修正部382、時刻表示制御部383、モード設定部384、状態表示制御部385、通信制御部386、情報送信部387、タイマー388、運針情報取得部389及び指針制御部390を有する。
受信制御部381は、上記スイッチSW33から制御信号が入力されると、日時情報受信部33に日時情報を受信させる。なお、受信制御部381は、当該制御信号が入力されなくても、1日に1回等、定期的に日時情報を受信させてもよい。
時刻修正部382は、日時情報受信部33によって日時情報が受信されると、計時部34によって計時されている現在日時を修正する。
時刻表示制御部383、時刻針駆動部361を制御して、計時部34によって計時されている現在日時に応じて上記時針HH、分針MH及び秒針SHを回転させる。
モード設定部384は、上記スイッチSW34から制御信号が入力されると、時計3の動作モードを変更する。このような動作モードとして、日時情報受信部33及び通信部35の機能を停止させる機内モードや、計測装置2等の外部機器との通信を行う通信モードを例示できる。
状態表示制御部385は、状態針駆動部362を制御して、時計3の状態を針3041,3042によって表示させる。具体的に、状態表示制御部385は、モード設定部384によって設定された現在の動作モードを、モード表示針3041を回動させて表示させる他、二次電池BTの電池残量を電池残量表示針3042を回動させて表示させる。なお、このような電池残量は、二次電池BTから供給される駆動電力の電圧を検出することによって検出できる。
通信制御部386は、通信部35による外部機器である計測装置2との通信を制御する。具体的に、通信制御部386は、通信部35による計測装置2との通信を確立し、当該計測装置2との接続情報を記憶部37に記憶させる。そして、通信制御部386は、計測装置2との通信が必要になった場合に、当該接続情報に基づいて通信部35に計測装置2と通信させ、各種情報の送受信を実行させる。
情報送信部387は、上記スイッチSW32から制御信号が入力されると、計測装置2(通信接続が確立された計測装置2)による計測結果の表示を開始することを示す開始情報を、通信部35により当該計測装置2に送信する。また、情報送信部387は、タイマー388による計時時間が所定時間に達した場合、又は、上記スイッチSW32から制御信号が再度入力された場合には、当該計測結果の表示を終了することを示す終了情報を、通信部35により当該計測装置2に送信する。
タイマー388は、情報送信部387が上記開始信号を送信してからの時間を計時する。そして、当該時間が所定時間(本実施形態では1分)を経過すると、タイマー388は、情報送信部387に上記終了情報を送信させる。なお、タイマー388による計時時間は、上記所定時間の経過後にリセットされる他、上記スイッチSW32から制御信号が再度入力されて、上記情報送信部387が終了情報を送信した場合でもリセットされる。
運針情報取得部389は、上記開始情報が送信された後、通信部35を介して計測装置2から受信される運針情報を取得する。この運針情報は、計測装置2による所定の計測項目の計測結果(計測値)を上記指針P1〜P3によって指示する際に、各指針P1〜P3の回動量及び回動方向を示す情報である。詳述すると、運針情報は、上記指針P1〜P3を回動させる指針駆動部363のうち、指針P1を回動させるステッピングモーターに入力されるステップ数(パルス数)、及び、当該指針P1の回動方向と、指針P2を回動させる駆動部に入力されるステップ数、及び、当該指針P2の回動方向と、指針P3を回動させる駆動部に入力されるステップ数、及び、当該指針P3の回動方向と、を含む情報である。
指針制御部390は、情報送信部387が上記開始信号を送信すると、上記指針駆動部363を制御して、初期位置(例えば「0」の位置)に位置するように指針P1〜P3を移動(回動)させる。そして、指針制御部390は、運針情報取得部389により取得された運針情報に基づいて、上記指針P1〜P3を回動させる。
具体的に、指針制御部390は、指針駆動部363のうち、指針P1を回動させるモーターに、取得された運針情報に含まれる指針P1についてのステップ数及び回動方向に応じたパルス信号を出力し、指針P2を回動させるモーターに、取得された運針情報に含まれる指針P2についてのステップ数及び回動方向に応じたパルス信号を出力し、指針P3を回動させるモーターに、取得された運針情報に含まれる指針P3についてのステップ数及び回動方向に応じたパルス信号を出力する。
このように、指針駆動部363は、入力されたステップ数及び回動方向に応じて指針P1〜P3を回動させるので、これら指針P1〜P3によって計測装置2による計測結果が示される。
なお、上記のように、指針P1〜P3によって当該計測結果が表示されるのは、上記タイマー388による計時時間が所定時間を経過するまでである。このため、指針制御部390は、当該計時時間が所定時間を経過すると、現在の位置で指針P1〜P3を停止させる。しかしながら、これに限らず、指針制御部390は、上記初期位置に位置するように指針P1〜P3を回動させ、計測結果表示が終了していることを示してもよい。
[計測装置の構成]
図5は、計測装置2の外観を示す模式図である。
次に、計測装置2について説明する。
計測装置2は、本実施形態では、時計3の装着者である使用者によって携帯可能に構成され、計測装置2(ひいては使用者)の周囲の環境を計測する他、計測装置2の動き(ひいては使用者の体動)を計測する。そして、計測装置2は、これらの計測結果を時計3が表示するための上記運針情報を生成及び送信する。
このような計測装置2は、図5に示すように、略直方体形状に形成された筐体21と、当該筐体21の正面21Aにそれぞれ配設された項目ラベルLB1〜LB4、発光部LP1〜LP4、電源スイッチSW21及び切替スイッチSW22と、を有する。
筐体21は、後述する装置本体22(図6参照)を内部に収容する。
項目ラベルLB1〜LB4は、計測装置2によって計測可能な項目数に応じて設けられ、それぞれ対応する計測項目名が表記されている。本実施形態では、計測装置2は、紫外線量、気温、歩数及びカロリーを計測可能であるため、項目ラベルLB1〜LB4は、「Ultraviolet」、「Temperature」、「Step count」及び「Calorie」と表記されている。
発光部LP1〜LP4は、本発明の報知部を構成する。これら発光部LP1〜LP4は、それぞれ項目ラベルLB1〜LB4に応じて配設され、後述する制御部26の制御下にて点灯して、どの計測項目の計測結果に応じた上記運針情報を計測装置2が送信するのかを示す。これら発光部LP1〜LP4は、本実施形態では、LED(Light Emitting Diode)により構成できる。
電源スイッチSW21は、計測装置2の電源のオン/オフを行うスイッチである。
切替スイッチSW22は、使用者の入力操作に応じて、運針情報を送信する計測項目を切り替える切替信号を出力するスイッチである。
[装置本体の構成]
図6は、装置本体22の構成を示すブロック図である。
計測装置2は、上記構成の他、図6に示すように、筐体21内に収容される装置本体22を有する。この装置本体22は、検出部23、通信部24、記憶部25及び制御部26を有する。
[検出部の構成]
検出部23は、本発明の計測部を構成する。この検出部23は、使用者に関する情報や、計測装置2の周囲環境等の各種情報を検出する。本実施形態では、検出部23は、紫外線センサーSS1、温度センサーSS2及び動きセンサーSS3を有する。
紫外線センサーSS1、温度センサーSS2及び動きセンサーSS3は、それぞれ、紫外線量、温度及び計測装置2の動き(ひいては使用者の体動)を検出する。これらのうち、動きセンサーSS3は、当該計測装置2に作用する加速度及び角速度を検出する加速度センサー及び角速度センサーの少なくともいずれかを備えて構成される。
そして、検出部23は、これらセンサーSS1〜SS3による検出結果を示す検出信号を制御部26に出力する。
[通信部及び記憶部の構成]
通信部24は、本発明の計測装置側送信部、計測装置側受信部及び送信部に相当する。この通信部24は、制御部26の制御下にて外部機器である時計3と通信し、上記開始情報及び終了情報を受信する他、制御部26にて生成された運針情報を時計3に送信する。すなわち、通信部24は、計測装置側送信部及び計測装置側受信部に相当する。このような通信部24は、上記通信部35と同様の通信モジュールにより構成できる。
記憶部25は、例えばフラッシュメモリー等の不揮発性メモリーにより構成され、計測装置2の動作に必要な各種プログラム及びデータを記憶している。例えば、記憶部25は、このようなプログラムとして、時計3及び計測装置2によって後述する計測結果表示処理を実行するために、計測装置2による計測結果指示処理(本発明の計測結果指示方法の手順を含む処理)を実行するための計測結果指示プログラムを記憶している。この他、記憶部25は、各センサーSS1〜SS3による計測結果を記憶する。
[制御部の構成]
図7は、制御部26の構成を示すブロック図である。
制御部26は、例えばCPU等の制御回路を備えて構成され、計測装置2全体の動作を制御する。例えば、制御部26は、検出部23から入力される検出信号を解析して、計測項目毎の計測結果を記憶部25に記憶させる。この他、制御部26は、当該計測結果に基づいて上記運針情報を生成し、当該運針情報を時計3に送信する。
このような制御部26は、記憶部25に記憶されたプログラムを実行することにより、図7に示すように、計時部261、情報解析部262、通信制御部263、対象切替部264、報知制御部265及び運針情報生成部266として機能する。
計時部261は、現在日時を計時する。
情報解析部262は、上記検出部23とともに本発明の計測部を構成し、各センサーSS1〜SS3から入力される検出信号を解析する。本実施形態では、情報解析部262は、紫外線センサーSS1から入力される検出信号に基づいて、紫外線量を算出する他、計時部261によって計時されている現在日時に基づいて、当日及び累積の紫外線量を算出する。また、情報解析部262は、温度センサーSS2から入力される検出信号に基づいて、計測装置2の周囲温度を算出する。更に、情報解析部262は、動きセンサーSS3から入力される検出信号、及び、上記現在時刻に基づいて、当日の歩数を計数する他、当日の消費カロリーを算出する。これら計測値等の情報は、記憶部25に記憶される。
通信制御部263は、通信部24を介して行われる外部機器である時計3との通信を制御する。例えば、通信部24が時計3とBluetoothにて通信する際には、通信制御部263は、当該時計3から取得されるペアリング情報を接続情報として記憶部25に記憶させる。そして、通信制御部263は、当該接続情報に基づいて時計3との通信接続を確立し、当該時計3から送信される情報(例えば開始情報や終了情報)を通信部24に受信させる他、各種情報(例えば運針情報)を通信部24によって時計3に送信する。
対象切替部264は、上記切替スイッチSW22から切替信号が入力された際に、時計3に送信される運針情報に対応する計測項目(送信対象項目)を切り替える。本実施形態では、対象切替部264は、当該切替信号が入力される毎に、計測装置2がそれぞれ計測可能な紫外線量、気温、歩数及びカロリーのうちの1つに順に切り替える。
報知制御部265は、通信部24によって時計3から開始情報が受信されると、発光部LP1〜LP4のうち、現在の送信対象項目に応じた発光部を点灯させる。また、報知制御部265は、通信部24によって上記終了情報が受信されると、発光部LP1〜LP4のうち、現在点灯させている発光部を消灯させる。
運針情報生成部266は、通信部24によって上記開始情報が受信されてから、上記終了情報が受信されるまでの間、機能する。この運針情報生成部266は、上記送信対象項目の計測結果に基づく上記運針情報を生成する。
この運針情報を生成する際に、運針情報生成部266は、指針P1〜P3の移動が最も効率よく行われる運針情報を生成する。換言すると、運針情報生成部266は、指針P1〜P3のそれぞれの移動量が最も小さくなる運針情報を生成する。
具体的に、運針情報生成部266は、まず、直前に送信された運針情報に応じた指針の位置(現在の指針の位置)を特定する。なお、運針情報生成部266が、上記開始情報の受信直後に運針情報を生成する場合には、当該指針の位置は、上記指針P1〜P3の位置がそれぞれ「0」を示す位置、すなわち、上記初期位置と特定する。
そして、運針情報生成部266は、新たに取得された送信対象項目の計測結果を示す際の各指針P1〜P3の位置と、上記直前に送信された運針情報に応じた各指針P1〜P3の位置との差分に基づいて、新たに送信する運針情報を生成する。
例えば、直前に送信された運針情報により示される計測結果の数値(直前計測値)が「1584」である場合、上位1桁目の数値を示す指針P1は「1」を示し、上位2桁目の数値を示す指針P2は「5」を示し、上位3桁目及び4桁目の数値を示す指針P3は「84」を示す。そして、新たに取得された計測結果の数値(新規計測値)が「1640」である場合には、指針P1〜P3によって示される桁毎に、新規計測値から直前計測値を減算して、これらの差分を取得する。この場合の差分では、上位1桁目の数値は「0」であり、上位2桁目の数値は「1」であり、上位3桁目及び4桁目の数値は「−44」となる。このため、運針情報生成部266は、上記指針P3の位置はそのままで、上記指針P2を+方向(時計回り)に「1」移動させ、上記指針P3を−方向(半時計回り)に「44」移動させる運針情報を生成する。すなわち、この場合には、各指針P1〜P3を「1」移動させるステップ数が「1」であるとすると、指針P1の回動方向及びステップ数に何も設定されず、指針P2の回動方向及びステップ数に「+方向」及び「1」が設定され、指針P1の回動方向及びステップ数が「−方向」及び「44」が設定された運針情報が生成される。すなわち、当該運針情報では、指針P1について「0」が設定され、指針P2について「+1」が設定され、指針P3について「−44」が設定される。
また例えば、直前計測値が「4055」であり、新規計測値が「5982」である場合には、運針情報生成部266は、指針P1について「+1」が設定され、指針P2について「−1」が設定され、指針P3について「+27」が設定された運針情報を生成する。
このように生成された運針情報は、通信制御部263によって時計3に送信される。
なお、運針情報は、通信制御部263によって所定間隔毎(例えば4秒毎)に送信される。この送信間隔は、各センサーSS1〜SS3のサンプリングレートや、運針情報生成部266による運針情報の生成間隔に応じて、調整可能である。
[計測システムにおける計測結果の表示処理]
図8は、計測装置2及び時計3によって実行される表示処理を示すフローチャートである。
それぞれ上記した計測装置2及び時計3は、図8に示す表示処理を実行することによって、計測装置2による計測結果を時計3が指針P1〜P3によって表示する。この表示処理は、それぞれ記憶部25,37に記憶された計測結果指示プログラム及び計測結果表示プログラムを制御部26,38が実行して、時計3が計測結果表示処理SAを、計測装置2が計測結果指示処理SBを実施することによって行われる。
なお、以下に説明する表示処理では、計測装置2と時計3との間の通信接続が既に確立されている他、計測装置2にて既に各センサーSS1〜SS3による検出、及び、各計測項目の計測が実施されているものとする。
この表示処理は、使用者によって、時計3に設けられたスイッチSW32が押下されて開始される。このスイッチSW32が押下されると、時計3の情報送信部387が、通信部35を介して開始情報を計測装置2に送信する(ステップSA1)。
次に、時計3のタイマー388が始動するとともに(ステップSA2)、指針制御部390が、指針P1〜P3を上記初期位置に移動させる(ステップSA3)。
この後、時計3は、計測装置2から運針情報が取得されるのを待機する。
一方、計測装置2は、センサーSS1〜SS3による各計測項目の検出及び情報解析部262による解析を継続しつつ、制御部26が、時計3から開始情報が受信されたか否かを判定する(ステップSB1)。この判定処理は、開始情報が受信されるまで、定期的に実行される。
このステップSB1の判定処理にて、開始情報が受信されたと判定されると、運針情報生成部266が、上記運針情報を生成し(ステップSB2)、通信制御部263が、生成された運針情報を通信部24により時計3に送信する(ステップSB3)。なお、開始情報が受信された後に、上記切替信号が切替スイッチSW22から入力された場合でも、運針情報生成部266は、上記と同様に運針情報を生成する。
この後、計測装置2では、制御部26が、時計3から終了情報が受信されたか否かを判定する(ステップSB4)。
この判定処理にて、終了情報が受信されていないと判定されると、制御部26は、処理をステップSB2に戻す。これにより、上記ステップSB2,SB3による運針情報の生成及び送信は、終了情報が受信されるまで所定間隔毎に繰り返し実行される。
一方、当該判定処理にて、終了情報が受信されたと判定されると、運針情報生成部266は、運針情報の生成を停止し、通信部24も運針情報の送信を停止する(ステップSB5)。また、これとともに、報知制御部265が、発光部LP1〜LP4を消灯させる。
これにより、計測装置2による計測結果指示処理SBが終了する。なお、後述するように、終了情報を送信した時計3では、運針情報に基づく指針P1〜P3の回動を行わないため、運針情報の生成及び送信を継続してもよい。
上記ステップSA3の後、計測装置2から運針情報が送信されると、時計3の運針情報取得部389が、通信部35によって受信された当該運針情報を取得する(ステップSA4)。
この後、指針制御部390が、取得された運針情報に基づいて、指針P1〜P3を移動させる(ステップSA5)。この際、指針制御部390は、取得された運針情報のうち、指針P1についての運針情報(回動方向及びステップ数)に応じたパルス信号を、指針P1を回動させるステッピングモーターに出力し、指針P2についての運針情報に応じたパルス信号を、指針P2を回動させるステッピングモーターに出力し、指針P3についての運針情報に応じたパルス信号を、指針P3を回動させるステッピングモーターに出力する。これにより、指針制御部390は、計測装置2による計測結果を指針P1〜P3によって表示するための複雑な計算や、当該指針P1〜P3の回動方向及び回動量の演算を要することなく、上記送信対象項目の計測結果(計測値)を、指針P1〜P3によって表示させることができる。
上記ステップSA5の後、時計3の制御部38は、使用者によって計測結果を表示する処理の終了操作が行われたか否か、すなわち、スイッチSW32から制御信号が入力されたか否かを判定する(ステップSA6)。
この判定処理にて、終了操作が行われていないと判定されると、制御部38は、処理をステップSA7に移行する。
一方、当該判定処理にて、終了操作が行われたと判定されると、制御部38は、処理をステップSA8に移行する。
ステップSA7では、タイマー388が、上記開始情報を送信してからの時間が所定時間を経過したか否かを判定する(ステップSA7)。
この判定処理にて、所定時間を経過していないと判定されると、制御部38は、処理をステップSA4に戻す。これにより、指針制御部390が、再び受信される運針情報に基づいて指針P1〜P3を回動させる。
一方、当該判定処理にて、所定時間が経過したと判定されると、タイマー388は、所定時間が経過した旨を通知する。これにより、制御部38は、処理をステップSA8に移行する。
ステップSA8では、情報送信部387が、通信部35を介して計測装置2に終了情報を送信する(ステップSA8)。これにより、指針制御部390による指針P1〜P3の回動が停止され、指針P1〜P3は、現在の位置で停止される。
この後、通信制御部386が、通信部35を介しての計測装置2からの運針情報の受信を停止させ(ステップSA9)、電力消費を低減させる。
以上により、時計3での計測結果表示処理が終了する。
[実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る計測システム1によれば、以下の効果を奏することができる。
計測システム1では、時計3とは別体として構成された計測装置2による計測値(計測結果)を、当該時計3の指針P1〜P3によって表示できるので、使用者は当該計測値を直観的に把握できる。この際、時計3の駆動部36(指針駆動部363)は、計測装置2から送信されて日時情報受信部33によって受信される運針情報に基づいて指針P1〜P3を回動させて、当該計測結果を示す。これによれば、計測装置2から計測値が受信され、時計3の制御部38が、当該計測値に応じた指針の位置を算出して、駆動部36が、算出された位置に上記指針P1〜P3を回動させる場合に比べて、当該時計3の処理を省略又は簡略化できる。従って、時計3の消費電力を低減させることができる他、当該時計3の構成を簡略化できる。
また、計測システム1に、種々の計測項目を計測する計測装置2が採用される場合でも、当該計測装置2が上記運針情報を送信しさえすれば、当該運針情報に基づいて、時計3が、計測装置2による計測結果を確実に表示できる。従って、時計3を汎用的な表示装置として利用できるので、時計3、ひいては、計測システム1の利便性を向上させることができる。
運針情報生成部266は、上記計測結果のうち、新たに検出及び解析された計測結果と、直前に送信された運針情報に応じた計測結果との差分に基づいて、上記運針情報を生成する。そして、通信部24は、このようにして順次生成される運針情報を所定間隔毎に送信する。これによれば、新たに計測された計測結果を指針P1〜P3が示す際に、これら指針P1〜P3の現在位置からの回動量(移動量)を小さくすることができる。従って、指針P1〜P3の移動に伴う消費電力を更に低減できる。
指針P1〜P3は、計測値の桁数に応じて複数設けられている。そして、運針情報生成部266は、新たに取得された計測結果を示す際の各指針P1〜P3の位置と、直前に送信された運針情報に応じた計測結果を示す際の各指針P1〜P3の位置(現在の各指針P1〜P3の位置)との差分に基づいて、上記運針情報を生成する。これによれば、1つの指針によって4桁の数値を示す場合に比べて、各指針P1〜P3の移動精度が高くなくても、上記計測値を確実に読み取ることができる他、計測結果を迅速に表示できる。
また、上記のように生成される運針情報によって、各指針P1〜P3を個別に回動させることができるので、より効率よく指針P1〜P3を回動させることができる。従って、指針P1〜P3の移動に伴う消費電力を一層低減できる。
運針情報は、指針P1〜P3のそれぞれの回動方向及びステップ数(換言すると回動量)を含む情報である。そして、駆動部36(指針駆動部363)は、当該運針情報に含まれる指針P1〜P3の回動方向及びステップ数に応じて各指針P1〜P3を回動させる。これによれば、運針情報に含まれる回動方向及びステップ数に応じたパルス信号が駆動部36に入力しさえすれば、上記指針P1〜P3を回動させて、計測装置2による計測結果(計測値)を確実かつ簡易に表示できる。この際、運針情報に各指針P1〜P3の回動方向が含まれるので、当該各指針P1〜P3を一方及び他方に回動させることができ、これら指針P1〜P3を効率よく回動させることができる。従って、指針P1〜P3の移動によって当該計測結果を示す際の消費電力を確実に低減できる。
時計3は、発電部31と、二次電池BTと、発電部31によって発電された電力により二次電池BTを充電する充電部32と、を有する。これによれば、時計3を永続的に機能させることができる。
ここで、発電部31を構成するソーラーパネル等の発電装置によって発電された電力の電圧は、それほど高くない。このことから、指針P1〜P3によって上記計測結果を示す際の消費電力が大きい場合には、二次電池に蓄電された電力が不足する場合が想定される。この場合には、二次電池の容量を大きくする等の対策が必要になる。
これに対し、上記構成によって、計測結果を示す際の消費電力が低減されるので、時計3を機能させるための二次電池BTの電池残量を確保しやすくすることができる。従って、容量が小さい二次電池BTが採用される場合でも、時計3を確実に機能させ続けることができる。
時計3は、使用者の入力操作(押下操作)を受け付ける入力部としてのスイッチSW32と、当該入力操作に応じて開始情報を送信する情報送信部387及び通信部35と、を有する。また、検出部23及び情報解析部262は、それぞれ異なる複数の計測項目を計測可能に構成され、計測装置2は、当該複数の計測項目のうち、運針情報の送信対象となる計測項目である送信対象項目を切り替える対象切替部264と、上記開始情報を受信する通信部24と、開始情報が受信されると、送信対象項目を報知する報知部としての発光部LP1〜LP4と、を有する。これによれば、時計3の使用者は、上記指針P1〜P3が計測結果を示している計測項目を、当該発光部LP1〜LP4の点灯状態を確認することによって把握できる。従って、計測システム1の利便性を向上させることができる。
計測装置2は、複数の計測項目に応じた複数の発光部LP1〜LP4を報知部として有する他、複数の発光部LP1〜LP4のうち、上記送信対象項目に応じた発光部を点灯させる報知制御部265を有する。これによれば、上記のように、複数の発光部LP1〜LP4のうち、点灯されている発光部を確認することにより、送信対象項目を把握できる。従って、音声等によって送信対象項目が報知される場合に比べて、当該送信対象項目を把握しやすくすることができる。
時計3は、スイッチSW32が押下されてから始動するタイマー388と、当該タイマー388による計時時間が所定時間を経過すると、指針P1〜P3の移動を停止させる指針制御部390と、を有する。これによれば、取得される運針情報に応じた指針P1〜P3の回動、すなわち、指針P1〜P3による上記計測結果の表示は、スイッチSW32が押下されてから所定時間を経過するまでの間となる。従って、指針P1〜P3の回動が長時間に亘って実施される場合に比べて、消費電力を低減させることができる。
検出部23は、それぞれ計測項目である紫外線量、温度(気温)、歩数及びカロリー(消費カロリー)を計測するセンサーSS1〜SS3を有する。これによれば、これら計測項目の計測結果が指針P1〜P3によって表示されるので、計測システム1の用途を拡大できる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記実施形態では、計測装置2は、時計3の装着者である使用者によって携帯可能に構成されているとした。しかしながら、これに限らず、計測装置2は、所定の位置に固定されていてもよい。例えば、計測装置2は、建物、店舗、公共施設、自転車及び自動車(二輪車を含む)に設けられていてもよい。すなわち、計測装置2の設置対象は、問わない。
上記実施形態では、計測装置2は、紫外線量、温度(気温)、歩数及びカロリーを計測可能であるとした。しかしながら、計測装置2による計測項目は、これらに限定されない。例えば、計測装置2は、使用者の脈拍(脈波)、体温、脳波、心電、血糖値及び運動強度等の生体情報を検出及び計測可能に構成されていてもよく、加速度及び角速度等の動き情報や、当該動き情報に基づく使用者の移動速度及び移動距離等の体動情報を検出及び計測可能に構成されていてもよい。更に、計測装置2は、気圧、方位、照度、湿度、放射線量及び現在位置等の環境情報を計測可能に構成されていてもよい。
なお、上記のような計測項目を計測する計測部を、時計が有していてもよい。
上記実施形態では、駆動部36(指針駆動部363)は、指針P1〜P3のそれぞれを回動させる3つのステッピングモーターを有する構成とした。しかしながら、これに限らず、指針P1〜P3のそれぞれを独立して回動させることが可能であれば、指針駆動部363の構成は、ステッピングモーターを有する構成に限定されない。例えば、指針駆動部363は、圧電素子等のアクチュエーターを有する構成としてもよい。この場合、ステップ数に代えて、回動角や回動量を運針情報に含めてもよく、指針P1〜P3の回動量を検出するセンサーを用いて、当該回動角及び回動量に応じた運針が実施されているか否かを判定しつつ、当該指針P1〜P3を運針してもよい。
上記実施形態では、運針情報には、各指針P1〜P3の回動方向が含まれるとした。しかしながら、これに限らず、例えば指針P1〜P3が一方向にのみ回動される構成である場合には、回動方向は運針情報に含まれなくてもよい。
上記実施形態では、運針情報は、新たに取得された計測結果と、直前に送信された運針情報に応じた計測結果との差分に基づいて生成されるとした。詳述すると、運針情報は、新たに取得された計測結果を示す際の指針P1〜P3の位置と、直前に送信された運針情報に応じた計測結果を示す際の指針P1〜P3の位置(現在の指針P1〜P3の位置)との差分に基づいて生成されるとした。しかしながら、これに限らず、所定位置(例えば「0」の位置)からの各指針P1〜P3の回動量を、運針情報に含めてもよい。この場合、新たに運針情報が受信される毎に、各指針P1〜P3を当該所定位置に回動させた上で、当該運針情報に応じて各指針P1〜P3を回動させる構成としてもよい。
上記実施形態では、時計3は、充電部32は、発電部31によって発電された電力を用いて二次電池BTを充電する構成とした。しかしながら、これに限らず、充電部32が、外部から供給される電力を用いて二次電池を充電する構成としてもよい。更に、時計3は、発電部31、充電部32及び二次電池BTに代えて一次電池を備えていてもよい。
上記実施形態では、時計3は、スイッチSW32の押下に応じて上記開始情報を送信するとした。しかしながら、これに限らず、時計3は、りゅうず等の他の入力部に対する入力操作に応じて上記開始情報を送信する構成としてもよい。また、時計3が常に上記運針情報を受信及び取得して、計測装置2による計測結果を常に表示する構成としてもよい。
一方、計測装置2は、当該開始情報が受信されると、発光部LP1〜LP4のうち送信対象項目に応じた発光部を点灯させるとした。しかしながら、これに限らず、計測装置2は、音声によって送信対象項目を報知してもよく、液晶パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネル等の表示パネルを有する場合には、当該表示パネルによって送信対象項目を表示してもよい。すなわち、送信対象項目を報知する構成は問わない。
上記実施形態では、時計3は、上記開始情報が送信されてから始動するタイマー388を有し、当該タイマー388による計時時間が所定時間を経過した場合、或いは、使用者によりスイッチSW32を押下する終了操作が行われた場合に、運針情報に応じた指針P1〜P3の回動を停止させるとした。しかしながら、このようなタイマー388は無くてもよい。また、当該所定時間も、使用者が変更可能に構成されていてもよい。
上記実施形態では、運針情報は、指針P1〜P3によって計測結果である計測値を表示するように、これら指針P1〜P3を回動させる情報とした。しかしながら、これに限らず、計測結果を示す指針の数は、3に限定されず、1つ又は2つであってもよく、4つ以上であってもよい。また、時針、分針及び秒針を、本発明の指針として用いてもよい。
また、例えば、計測装置2が、4つの指針を有する時計に対して運針情報を送信する場合には、運針情報は、当該4つの指針によって計測値を表示するように、これら4つの指針を回動させる運針情報であってもよい。
更に、運針情報生成部266は、当該運針情報の送信先である時計が有する指針の数や、当該指針の駆動部の構成及び駆動方式に応じた運針情報を生成してもよい。この場合、計測装置と時計とが互いの通信接続を確立する際に、計測装置がこれらの情報を含む接続情報を時計から受信して記憶し、当該接続情報に基づいて上記運針情報を生成してもよい。このような構成によれば、上記時計3とは指針の数が異なる時計や、1ステップ分の指針の回動角が異なる時計においても、計測装置2による計測結果(計測値)を、当該時計の指針によって確実に表示できる。
上記実施形態では、指針P1,P2は、回動軸が互いに同軸となるように小窓305に配置され、指針P3は、回動軸が時針HH及び分針MHと同軸となるように配置されるとした。しかしながら、これに限らず、指針P1〜P3のレイアウトは適宜変更してよい。また、時計本体30が有する各針、小窓及びスイッチのレイアウトも、適宜変更可能である。更に、例えば電池残量表示針3042等、一部の針は無くてもよい。
上記実施形態では、計測装置2は、時計3とは別体として設けられるセンサーユニットとして構成されていた。このような計測装置2は、所定の計測項目に関する情報を計測する計測部と、当該計測部による計測結果に基づく上記運針情報を生成する運針情報生成部と、生成された運針情報を送信する送信部と、を有すれば、他の構成を備えていてもよい。例えば、計測装置2は、スマートフォン(多機能携帯電話機)であってもよい。この場合、当該計測装置2が、上記計測結果指示プログラムをダウンロード等により取得及び実行することによって、上記計測装置2と同様に機能できる。
1…計測システム、2…計測装置、23…検出部(計測部)、24…通信部(計測装置側送信部、計測装置側受信部、送信部)、25…記憶部、262…情報解析部(計測部)、264…対象切替部、265…報知制御部、266…運針情報生成部、3…時計、30…時計本体、31…発電部、32…充電部、35…通信部(時計側受信部、時計側送信部、受信部)、36…駆動部、388…タイマー、390…指針制御部、BN1,BN2…バンド、BT…二次電池、LP1〜LP4…発光部(報知部)、P1〜P3…指針、SW31〜SW34…スイッチ(入力部)。

Claims (14)

  1. 使用者が携帯可能な時計と、
    前記時計とは別体であり、且つ前記時計と通信可能な計測装置と、を備え、
    前記計測装置は、
    所定の計測項目を計測する計測部と、
    前記計測部による計測結果に基づく運針情報を生成する運針情報生成部と、
    生成された前記運針情報を送信する計測装置側送信部と、を有し、
    前記時計は、
    前記計測装置から送信された前記運針情報を受信する時計側受信部と、
    指針と、
    受信された前記運針情報に基づいて前記指針を回動させて、前記指針に前記計測結果を示させる駆動部と、を有し、
    前記計測装置側送信部は、前記計測結果に基づく前記運針情報を送信し、
    前記運針情報生成部は、直前に送信された前記運針情報に基づいて現在の前記指針の位置を特定し、特定された現在の前記指針の位置と、新たに取得された前記計測結果に応じた前記指針の位置との差分に基づいて前記運針情報を生成することを特徴とする計測システム。
  2. 請求項に記載の計測システムにおいて、
    前記指針は、前記計測結果である計測値の桁数に応じて複数設けられ、
    前記運針情報生成部は、前記新たに取得された計測結果を示す際の複数の前記指針のそれぞれの位置と、前記直前に送信された前記運針情報に応じた計測結果を示す際の複数の前記指針のそれぞれの位置との差分に基づいて、前記運針情報を生成することを特徴とする計測システム。
  3. 使用者が携帯可能な時計と、
    前記時計とは別体であり、且つ前記時計と通信可能な計測装置と、を備え、
    前記計測装置は、
    それぞれ異なる複数の計測項目を計測可能な計測部と、
    前記複数の計測項目のうち、運針情報の送信対象となる計測項目である送信対象項目を切り替える対象切替部と、
    前記時計から前記送信対象項目の計測結果の表示を開始する開始情報を受信する計測装置側受信部と、
    前記開始情報が受信されると、前記送信対象項目を報知する報知部と、
    前記計測部による前記送信対象項目の計測結果に基づく前記運針情報を生成する運針情報生成部と、
    生成された前記運針情報を送信する計測装置側送信部と、を有し、
    前記時計は、
    前記使用者の入力操作を受け付ける入力部と、
    前記入力操作に応じて前記開始情報を送信する時計側送信部と、
    前記計測装置から送信された前記運針情報を受信する時計側受信部と、
    指針と、
    受信された前記運針情報に基づいて前記指針を回動させて、前記指針に前記計測結果を示させる駆動部と、を有することを特徴とする計測システム。
  4. 請求項に記載の計測システムにおいて、
    前記報知部は、前記複数の計測項目に応じた複数の発光部を有し、
    前記計測装置は、前記複数の発光部のうち、前記送信対象項目に応じた発光部を点灯させる報知制御部を有することを特徴とする計測システム。
  5. 請求項又は請求項に記載の計測システムにおいて、
    前記時計は、
    前記入力操作が実施されてから始動するタイマーと、
    前記タイマーによる計時時間が所定時間を経過すると、前記指針の移動を停止させる指針制御部と、を有することを特徴とする計測システム。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の計測システムにおいて、
    前記運針情報は、前記指針の回動方向及び回動量を含む情報であり、
    前記駆動部は、前記運針情報に含まれる前記指針の回動方向及び回動量に応じて前記指針を回動させることを特徴とする計測システム。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の計測システムにおいて、
    前記時計は、
    発電部と、
    当該時計に駆動電力を供給する二次電池と、
    前記発電部によって発電された電力により前記二次電池を充電する充電部と、を有することを特徴とする計測システム。
  8. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の計測システムにおいて、
    前記計測部は、気圧、方位、温度、照度、紫外線量、放射線量、加速度、角速度及び位置の少なくともいずれかの計測項目を計測することを特徴とする計測システム。
  9. 指針を有する時計と通信可能な計測装置であって、
    所定の計測項目を計測する計測部と、
    前記計測部による計測結果に応じた位置に前記指針を位置させる、前記指針の回動量を含む運針情報を生成する運針情報生成部と、
    生成された前記運針情報を前記時計に送信する送信部と、を有し、
    前記送信部は、前記計測結果に基づく前記運針情報を送信し、
    前記運針情報生成部は、直前に送信された前記運針情報に基づいて現在の前記指針の位置を特定し、特定された現在の前記指針の位置と、新たに取得された前記計測結果に応じた前記指針の位置との差分に基づいて前記運針情報を生成することを特徴とする計測装置。
  10. 指針を有する時計と通信可能な計測装置であって、
    それぞれ異なる複数の計測項目を計測可能な計測部と、
    前記複数の計測項目のうち、運針情報の送信対象となる計測項目である送信対象項目を切り替える対象切替部と、
    前記時計から前記送信対象項目の計測結果の表示を開始する開始情報を受信する受信部と、
    前記開始情報が受信されると、前記送信対象項目を報知する報知部と、
    前記計測部による前記送信対象項目の計測結果に応じた位置に前記指針を位置させる、前記指針の回動量を含む前記運針情報を生成する運針情報生成部と、
    生成された前記運針情報を前記時計に送信する送信部と、を有することを特徴とする計測装置。
  11. 指針を有する時計と通信可能な計測装置によって実施される計測結果指示方法であって、
    所定の計測項目を計測する計測ステップと、
    前記計測ステップでの計測結果に応じた位置に前記指針を位置させる、前記指針の回動量を含む運針情報を生成する生成ステップと、
    生成された前記運針情報を前記時計に送信する送信ステップと、を含み、
    前記生成ステップでは、直前に送信された前記運針情報に基づいて現在の前記指針の位置を特定し、特定された現在の前記指針の位置と、新たに取得された前記計測結果に応じた前記指針の位置との差分に基づいて前記運針情報を生成することを特徴とする計測結果指示方法。
  12. 指針を有する時計と通信可能な計測装置によって実施される計測結果指示方法であって、
    複数の計測項目のうち、運針情報の送信対象となる計測項目である送信対象項目を切り替える対象切替ステップと、
    前記送信対象項目を計測する計測ステップと、
    前記時計から前記送信対象項目の計測結果の表示を開始する開始情報を受信すると、前記送信対象項目を報知する報知ステップと、
    前記計測ステップでの前記送信対象項目の計測結果に応じた位置に前記指針を位置させる、前記指針の回動量を含む前記運針情報を生成する生成ステップと、
    生成された前記運針情報を前記時計に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする計測結果指示方法。
  13. 指針を有する時計と通信可能な計測装置によって実行される計測結果指示プログラムであって、
    前記計測装置に、
    所定の計測項目を計測する計測ステップと、
    前記計測ステップでの計測結果に応じた位置に前記指針を位置させる、前記指針の回動量を含む運針情報を生成する生成ステップと、
    生成された前記運針情報を前記時計に送信する送信ステップと、を実行させ
    前記生成ステップでは、直前に送信された前記運針情報に基づいて現在の前記指針の位置を特定し、特定された現在の前記指針の位置と、新たに取得された前記計測結果に応じた前記指針の位置との差分に基づいて前記運針情報を生成することを特徴とする計測結果指示プログラム。
  14. 指針を有する時計と通信可能な計測装置によって実行される計測結果指示プログラムであって、
    前記計測装置に、
    複数の計測項目のうち、運針情報の送信対象となる計測項目である送信対象項目を切り替える対象切替ステップと、
    前記送信対象項目を計測する計測ステップと、
    前記時計から前記送信対象項目の計測結果の表示を開始する開始情報を受信すると、前記送信対象項目を報知する報知ステップと、
    前記計測ステップでの前記送信対象項目の計測結果に応じた位置に前記指針を位置させる、前記指針の回動量を含む前記運針情報を生成する生成ステップと、
    生成された前記運針情報を前記時計に送信する送信ステップと、を実行させることを特徴とする計測結果指示プログラム。
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