JP6482301B2 - 電子時計、および電子時計システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子時計、電子時計システム、および電子時計制御方法に関する。
従来、携帯電子装置に装着されたアナログ時計が知られている(例えば、引用文献1)。このアナログ時計は、携帯電子装置の電源が動作に十分な電圧を有している場合には、携帯電子装置により送信された針を動かすための信号に基づいて針を制御する。一方、携帯電子装置が動作できなくなる電源電圧の場合には、アナログ時計の針を動かす制御を自装置で行う。これにより、アナログ時計は、時刻を刻む動作を停止させることなく続行させている。
特開2010−271239号公報
しかしながら、従来のアナログ時計においては、分針や時針などの針は、あくまで時刻を刻むものである。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、時計の針が提供する情報の多様性を確保可能とする電子時計、電子時計システム、および電子時計制御方法を提供することを目的の一つとする。
上記課題を解決するために本発明の電子時計は、表示板に沿って回転駆動される針と、前記針を駆動する駆動部と、時刻とは無関係に針を制御するための物理量を含む針制御信号を取得する取得部と、前記取得部により取得された針制御信号に基づいて、前記駆動部を制御するための信号を前記駆動部へ出力する制御部とを備える。本発明によれば、針を自在に制御することができるので、時計の針が提供する情報の多様化を図ることができる。
本発明における前記物理量は、前記針の回転角度、回転方向、回転速度、または前記針の駆動回数に対応するステップ数のうち、いずれか1つ以上の量であって、前記制御部は、前記物理量のうち、いずれか1つ以上の物理量を含む前記駆動部を制御するための信号を前記駆動部へ出力する。本発明によれば、針の動作に係る物理量に応じて駆動部を制御することができるため、高精度に針を制御することができる。
本発明の電子時計は、針の位置を検出し、検出結果を前記針制御信号の出力元に出力する針位置検出部を更に備える。本発明によれば、針の位置に基づいて、針を制御することができるため、より高精度に針を制御することができる。
本発明の電子時計は、針の位置を検出する針位置検出部を更に備え、前記制御部は、前記針位置検出部の検出結果、および前記取得部により取得された前記針制御信号に基づいて、前記駆動部を制御するための信号を前記駆動部へ出力する。本発明によれば、針の位置に基づいて、針を制御することができるため、より高精度に針を制御することができる。
本発明の電子時計は、前記駆動部の駆動によって前記針制御信号に係る針の制御が完了した場合、前記制御部は、前記針の制御が完了したことを通知する信号を、前記針制御信号の出力元に出力する。本発明によれば、針の制御が完了した場合、針制御信号の出力元に完了を通知するため、針制御信号の送受信を適切に管理できる。
本発明の電子時計は、前記制御部が、他装置が保持する情報を前記物理量に変換して自装置に送信するように要求する要求信号を他装置に送信し、前記取得部は、前記要求信号に対する他装置の応答である針制御信号を取得する。本発明によれば、自発的に自装置の針を制御することができる。
本発明の電子時計は、前記電子時計と通信可能であると共に前記電子時計と積層される電子装置を備える。本発明によれば、電子時計と電子装置とを利用する場合の利便性が向上する。
本発明の電子時計は、前記電子時計と前記電子装置とが別体の電源を備える。本発明によれば、電子装置の電源電圧が低下した場合であっても、電子時計を利用することができるため、より利用者の利便性が向上する。
本発明の電子時計は、前記取得部が、前記電子装置から送信された針制御信号、または前記電子装置を介して通信機能を有する他の装置から送信された針制御信号を取得し、前記制御部は、前記取得部により取得された前記針制御信号に基づいて、前記駆動部を制御するための信号を出力する。本発明によれば、電子時計の汎用性を向上させることができる。
本発明の電子時計制御方法は、時刻とは無関係に表示板に沿って回転駆動される針を制御するための物理量を含む針制御信号を取得し、前記取得した前記針制御信号に基づいて、前記針を駆動させる駆動部を制御するための信号を前記駆動部へ出力することで前記針を制御する。本発明によれば、針を自在に制御することができるので、時計の新しい楽しみ方を提供することができる。
本発明の電子時計によれば、時刻とは無関係に針を制御するための物理量を含む針制御信号に基づいて、駆動部を制御するための信号を駆動部へ出力することにより、時計の針が提供する情報の多様化を実現することができる。
電子時計システム1の斜視図。 電子時計システム1の機能構成図。 電子時計システムにより実行される処理の流れを示すシーケンス図。 位置の検出および針の動作について説明するための図。 針制御信号の一例を示す図。 絶対角度指示動作を説明するための図。 往復指示動作を説明するための図。 回転指示動作を説明するための図。 2針連動指示動作について説明するための図。 全針連動指示動作を説明するための図。 電子時計ユニット30Aの外観図。 第2の実施形態の電子時計ユニット30Aの機能構成図。 第2の実施形態における電子時計システムにより実行される処理の流れを示すシーケンス図。 他の機器等から針制御信号を取得する場合について説明するための図。
以下、図面を参照し、本発明の時計の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、電子時計システム1の斜視図である。また、図2は、電子時計システム1の機能構成図である。電子時計システム1は、情報ユニット10と、電子時計ユニット30と、表示ユニット80とを備える。電子時計システム1は、例えば情報ユニット10、電子時計ユニット30、表示ユニット80の順で積層される。
情報ユニット10は、例えば無線通信機能を有し、アプリケーションプログラムをインストール可能な電子時計としてのスマートウォッチである。情報ユニット10は、情報ユニット10を制御して動作させるためのオペレーティングシステム(OS;Operating System)がインストールされた電子装置である。また、情報ユニット10は、外部通信部22を介して外部からアプリケーションプログラムをインストール可能、且つ、インストールされたプログラムを実行可能な電子装置である。情報ユニット10は、例えばネットワークにアクセス可能なスマートフォンなどの他の通信機器と通信することができる。また、情報ユニット10は、自身が基地局や、ネットワークにアクセス可能な電子装置であってもよい。
情報ユニット10は、電源部12と、発振回路14と、記憶部16と、通信部18と、表示通信部20と、外部通信部22と、情報操作部24と、情報制御部25とを備える。電源部12は、例えば蓄電池である。電源部12は、例えば1度の充電で1日〜数日の間、情報ユニット10が動作するための電力を供給する。発振回路14は、例えば水晶発振器を備える。発振回路14は、情報ユニット10内で時刻を刻むための信号を情報制御部25へ出力する。記憶部16は、情報制御部25の指示に基づいて情報を記憶する。記憶部16には、利用者によりインストールされたアプリケーションプログラム、またはAPI(Application Programming Interface)が記憶されている。通信部18は、電子時計ユニット30の通信部48と通信を行う。表示通信部20は、表示ユニット80と通信を行う。表示通信部20は、例えば表示ユニット通信部82と有線により接続されることによって通信を行う。外部通信部22は、例えばスマートフォンなどの他の通信機器と通信を行う。また、外部通信部22は、基地局や、無線LAN、Wi−Fi(Wireless Fidelity)などのアクセスポイントに接続する機能を有している。情報操作部24は、操作者の操作入力に基づく信号を情報制御部25へ出力する。
情報制御部25は、表示制御部26と、信号制御部27と、処理部28とを備える。情報制御部25は、アプリケーションプログラムを実行することで、情報操作部24に表示されたGUI(Graphical User Interface)スイッチに対する操作入力に対応する制御信号を生成し、生成した信号を電子時計ユニット30へ出力する。表示制御部26は、表示ユニット80を制御するための信号を表示ユニット80へ出力する。信号制御部27は、電子時計ユニット30を制御するための信号を電子時計ユニット30へ出力する。処理部28は、情報ユニット10の各部を制御する。
電子時計ユニット30は、表示板32と、時針34と、分針36と、秒針38と、電源部40と、発振回路42と、記憶部44と、制御切替記憶部46と、操作部47と、通信部48、時計制御部50と、針駆動部52A〜Cとを備える。時計制御部50の各機能部は、例えば、電子時計ユニット30が備えるCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することで機能するソフトウェア機能部である。また、時計制御部50の各機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。記憶部44、および制御切替記憶部46は、例えばRAM(Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリなどの記憶装置である。
表示板32は、例えば時刻を示す文字、記号、数字などが表示された盤である。時針34は、例えば時刻における時間を指し示し、分針36は、例えば時刻における分を指し示す。また、秒針38は、時刻における秒を指し示す。時針34と、分針36と、秒針38とを区別しない場合は、単に「時計針」と表記する。
電源部40は、電子時計ユニット30の各部が駆動するための電力を供給する。電源部40は、例えば一次電池や、二次電池、光などを利用して発電するソーラー電池である。一次電池、または二次電池を利用する場合、一次電池、または二次電池は、交換や充電せずに例えば電子時計ユニット30を、数日〜数年間、動作させることができる電力を供給する能力を有する。情報ユニット10の電圧が所定値以下となった場合であっても、電子時計ユニット30は電源部40からの電力の供給により動作し続けることができる。
発振回路42は、例えば水晶発振器を備える。発振回路42は、運針タイミングを時計制御部50へ出力する。記憶部44は、時計制御部50の制御に基づいて情報を記憶する。制御切替記憶部46は、運針の制御態様を記憶する。すなわち、制御切替記憶部46には、電子時計ユニット30の発振回路42により発信されたタイミングで時計針が制御されるか、または情報ユニット10から取得した制御信号に基づいて時計針が制御されるかが記憶される。操作部47は、例えば竜頭であり、利用者によって操作(例えば回転操作、押圧操作)された操作結果を時計制御部50へ出力する。
通信部48は、例えば情報ユニット10の通信部18と有線で接続され、互いに通信を行う。例えば通信はシリアルインターフェースや、I2C(Inter‐Integrated Circuit)、SPI(シリアル・ペリフェラル・インタフェース)などの通信規格が利用される。また、通信部48は、情報ユニット10の通信部18と、例えばBluetooth(登録商標)などの無線通信を行ってもよい。また、通信部48は、他の通信機器や、基地局、ネットワークへアクセスするためのアクセスポイントと通信する機能を有していてもよい。
時計制御部50は、電子時計ユニット30の各部を制御する。時計制御部50は、発振回路42から発信された運針タイミングに基づいて、時刻情報を更新すると共に、針駆動部52A〜52Cを制御する。また、時計制御部50は、時計針の制御を自装置が行うか、他の装置から送信された信号に基づいて行うかを決定すると共に、決定した態様に基づいて針駆動部52A〜52Cを制御する。時計制御部50が、実行する処理の詳細は後述する。
針駆動部52A〜52Cは、時計針を動作させる駆動部である。針駆動部52A〜52Cは、それぞれモータ駆動回路54A〜54Cと、モータ56A〜56Cと、輪針58A〜58Cと、針位置検出部60A〜60Cとを備える。これら各部が備える構成機能を区別しない場合は、符号の後に付したA〜Cの表記を省略する。
モータ駆動回路54は、時計制御部50から出力された信号に基づいて、モータ56を駆動させる駆動パルスを生成する。モータ56は、モータ駆動回路54により生成された駆動パルスに基づいて回転する。モータ56は、例えばステッピングモータであり、ステッピングモータが単位角度(180度)回転することにより、輪針58を介して時計針が1度回転する。なお、この単位角度を1ステップとする。輪針58は、モータ56の回転軸に接続された輪列(歯車の集合体)である。輪針58は、モータ56の回転軸の回転により各歯車が回転され、時針34、分針36、または秒針38を回転させる。
針位置検出部60A〜60Cは、それぞれ時針34、分針36、秒針38の位置を検出し、検出結果を時計制御部50へ出力する。針位置検出部60は、例えば発光素子と受光素子とを備える。発光素子の発光面と受光素子の受光面とが、位置検出穴を有する歯車を挟んで向き合うように配置される。針位置検出部60は、受光素子による発光素子から発光された光の受光に基づいて、時計針の位置を検出する。また、針位置検出部60は、モータ駆動回路54が生成した駆動パルスを取得し、取得した駆動パルスに基づいて各時計針の位置を検出してもよい。なお、本実施形態では電子時計30は、針位置検出部60A〜60Cを備える構成として説明するが、針位置検出部60A〜60Cを備えなくてもよいし、針位置検出部60A〜60Cのうち、いずれか1つまたは2つの針位置検出部を備えてもよい。
表示ユニット80は、表示ユニット通信部82と、表示ユニット制御部84と、表示駆動部86と、操作表示部88と、操作検出部89とを備える。表示ユニット通信部82は、情報ユニット10の表示通信部20と通信可能である。表示ユニット制御部84は、表示ユニット通信部82から取得した信号に基づいて、表示駆動部86を制御するための表示制御信号を出力する。表示駆動部86は、表示制御信号に基づいて、操作表示部88を制御する。
操作表示部88は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)などの表示装置である。操作表示部88は、例えば透明のLCDであり、表示ユニット制御部84より制御信号が出力されていない場合、重畳された電子時計ユニット30の表示板32や、時計針などを視認可能とする。操作表示部88は、表示駆動部86による制御により情報ユニット10から送信された信号に対応する画像や、操作用のGUIスイッチなどを表示する。操作検出部89は、操作表示部88と重畳されて設けられる。操作検出部89は、座標検出機構により操作者の操作表示部88におけるタッチ位置を検出し、表示ユニット通信部82を介して検出結果を情報ユニット10へ送信する。また、操作検出部89は、GUIに対するフリック操作、スワイプ操作などを検出したときに、操作に対応する操作信号を生成して、表示ユニット制御部84に出力する。
図3は、電子時計システム1により実行される処理の流れを示すシーケンス図である。電子時計ユニット30は、情報ユニット10から取得した制御信号に基づいて、時計針の動作を制御する。本シーケンス図では、一例としてステップ指示動作について説明する。ステップ指示動作は、針制御信号に基づいて、指示されたステップに対応するように時計針を制御する動作である。
まず、情報ユニット10の信号制御部27が、電子時計ユニット30の時計針の位置を問い合わせる問い合わせ信号SQを生成し(ステップS100)、生成した問い合わせ信号SQを電子時計ユニット30へ送信する(ステップS102)。例えば利用者により表示ユニット80の操作表示部88に対して操作入力がされた場合に、信号制御部27が問い合わせ信号SQを生成する。次に、時計制御部50が、通信部48を介して問い合わせ信号SQを取得する(ステップS104)。次に、時計制御部50は、針位置検出部60により検出された時計針の位置を示す位置信号SAを情報ユニット10へ送信する(ステップS106)。
図4は、位置の検出および時計針の動作について説明するための図である。図中、θ0〜θ270は、それぞれ角度0(360)度、90度、180度、270度を示している。以下、図中、右回り(θ0からみてθ90の方向)を正の方向と称し、左回りを負の方向と称する。図4の左図は、ステップ指示動作前の分針36を示している。時針34、分針36、秒針38は、それぞれθ300度、θ90度、θ240度に位置している。例えば情報ユニット10から分針36の位置の問い合わせがあった場合、時計制御部50は、針位置検出部60から分針36の位置θ90度を取得し、取得した位置θ90度を情報ユニット10へ送信する。なお、図4の例は、後述するように合計30度移動させる指示があったときに行われる制御の様子を示している。
次に、情報ユニット10の信号制御部27が、取得した位置信号SAに基づいて、時計針を制御するための針制御信号SIを生成し(ステップS108)、通信部18を介して電子時計ユニット30へ針制御信号SIを出力する(ステップS110)。なお、信号制御部27は、外部通信部22から針制御信号SIを生成するための情報を取得してもよいし、外部通信部22から生成された針制御信号SIを取得してもよい。また、情報操作部24から入力された信号に基づいて針制御信号SIを生成してもよい。
ここで、針制御信号とは、時刻とは無関係に時計針を制御するための物理量を含む信号である。なお、時刻とは無関係に時計針を制御するための物理量には、現在取り付けられている時計針の型を識別する情報は含まれない。図5は、針制御信号の一例を示す図である。図5の針制御信号S1に示すように針制御信号には、制御項目が含まれ1つ以上の制御項目が規定されている。制御項目は、例えば動作を指示する時計針(図中、分針)、時計針の駆動速度(図中、針駆動速度)、動作を繰り返す回数(図中、繰り返し回数)、時計針の回転方向(図中、回転方向)、モータ駆動を駆動させるステップ数(図中、ステップ数)などである。針制御信号に含まれる1つ以上の制御項目は、後述する図6から図10を用いて説明する時計針を制御する制御動作の種類に応じて変更してもよいし、制御動作、または時計針の種類(時針34、分針36、秒針38)ごとに予め対応付けされていてもよい。
また、2つの時計針が連動して動作する場合の針制御信号を、図5の針制御信号S2に示す。針制御信号S2には、制御項目として連動する針を示す情報が規定されている。例えば制御動作させる対象が分針36であり、連動して動作する対象が時針34である場合、連動する針の制御項目には、針の種類である時針34を示す情報が規定される。これにより、時針34と分針36とが連動して制御動作する。また、時針34、分針36、および秒針38が連動する場合、連動する針の制御項目には、時針34および秒針38が規定される。また、図5の針制御信号S3に示すように、針制御信号は、例えば2つの針(分針36および秒針38)に対して、動作を指示する信号であってもよい。この場合、2つの針(分針36および秒針38)の動作が連動する。なお、3つの針(時針34、分針36、秒針38)の動作を連動させる場合の針制御信号は、3つの針に対して動作を指示する信号となる。
次に、時計制御部50が、通信部48を介して針制御信号SIを取得し、取得した針制御信号SIに基づいてモータ駆動回路54を制御する(ステップS112)。これにより時計針が、針制御信号SIに対応する動作を行う。前述した図4の例では、例えば電子時計ユニット30が、例えば時計針の単位時間あたりの駆動速度=6度/1秒、ステップ数=30、繰り返し回数=1の指示に係る針制御信号を取得すると、図4の右図に示すように分針36は、時計制御部50の制御により30度、右方向に回転する。
次に、時計制御部50は、針位置検出部60の検出結果を参照して、針制御信号SIに対応する動作後の位置に時計針が位置するまで待機する(ステップS114)。針制御信号SIに対応する動作後の位置に時計針が位置した場合、時計制御部50は、針位置検出部60の検出結果を参照して、時計針の位置を含む信号SCを情報ユニット10の情報制御部25へ送信する(ステップS116)。これにより、電子時計システム1により実行される処理は終了する。
なお、ステップS114の処理、またはステップS116の処理は省略してもよい。また、時計制御部50は、情報制御部25からの要求信号があった場合に動作完了後の時計針の位置を検出して、検出結果を情報制御部25へ送信してもよい。また、時計制御部50は、複数の針制御信号を、針制御信号に係る動作開始前、または動作完了前に取得した場合、針制御信号に係る処理内容を記憶部44に記憶させ、時計針の制御を順次実行してもよい。すなわち、時計制御部50は、バッファー処理を実行する。
以下、図6〜図10を参照して、電子時計ユニット30の時計針が針制御信号に基づいて動作する例について説明する。電子時計ユニット30は、針制御信号に基づいて、ステップ指示動作の他に、例えば相対角度指示動作、絶対角度指示動作、停止指示動作、往復指示動作、回転指示動作、2針連動指示動作、および全針連動指示動作を実行する。
(相対角度指示動作)
相対角度指示動作は、針制御信号に基づいて、時計針の現在の位置から所定の角度を回転させる動作である。図4を援用して説明する。電子時計ユニット30が、例えば分針36の単位時間あたりの駆動速度=6度/1秒、相対角度=30度、繰り返し回数=1、回転方向=正の指示に係る針制御信号を取得すると、左図に示す分針36は、時計制御部50の制御により右図に示す分針36の位置に30度、回転する。
(絶対角度指示動作)
絶対角度指示動作は、針制御信号に基づいて、時計針が予め設定された位置から所定の角度回転する動作である。図6は、絶対角度指示動作を説明するための図である。予め設定された位置は、例えば図中、θ0を指す位置であるものとする。左図は、絶対角度指示動作前の分針36を示している。中図は、絶対角度指示動作開始され、予め設定された位置に回転した分針36を示している。右図は、絶対角度指示動作完了後の分針36を示している。電子時計ユニット30が、例えば時計針の単位時間あたりの駆動速度=6度/1秒、繰り返し回数=1、絶対角度=60度、回転方向=正を指示する針制御信号を取得すると、図示するように分針36は、時計制御部50の制御によりθ0度の位置に戻った後、θ60度の位置に回転する。なお、本実施家形態では、時計針は、絶対角度指示動作が開始された後、予め設定された位置に回転し(中図)、予め設定された位置から絶対角度指示動作が完了する位置(右図)に回転するが、予め設定された位置に回転せずに、時計針の初期位置(左図)から絶対角度指示動作が完了する位置(右図)に回転してもよい。
(停止指示動作)
停止指示動作は、針制御信号に基づいて、時計針が現在の位置で停止する動作である。この場合、針制御信号には、時計針が現在の位置で停止するように指示する信号が含まれる。電子時計ユニット30が、針制御信号を取得すると時計針を停止させる制御を実行する。
(往復指示動作)
往復指示動作は、針制御信号に基づいて、時計針が所定の角度幅の間、往復運動する動作である。図7は、往復指示動作を説明するための図である。図中、符号36−1は、往復指示動作開始時の初期位置の分針を示している。符号36−2は、往復指示動作中における往復地点の分針を示している。電子時計ユニット30は、針制御信号を取得すると、取得した針制御信号に基づいて、図示するように分針36−1は、時計制御部50の制御により分針36−2の位置に回転して初期位置に戻る動作を指示された回数、繰り返す。
(回転指示動作)
回転指示動作は、針制御信号に基づいて、時計針が所定の方向に回転する動作である。図8は、回転指示動作を説明するための図である。電子時計ユニット30が、針制御信号を取得すると、針制御信号に基づいて、例えば図示するように分針36は、時計制御部50の制御により負の方向に指示された回数、回転して初期位置に止まる動作を行う。
(2針連動指示動作)
2針連動動作は、針制御信号に基づいて、2つの時計針を連動させて動作させる動作である。この場合、針制御信号に基づいて、2つの時計針が所定方向に回転するように制御される。図9は、2針連動指示動作について説明するための図である。時計制御部50が、分針36に係る針制御信号と共に、時針34に係る針制御信号を取得した場合、取得した針制御信号に基づいて時針34および分針36を制御する。時針34、分針36に係る針制御信号が、例えば時計針の単位時間あたりの駆動速度=30度/1秒、繰り返し回数=1、回転角度=30度、回転方向=(時針34;負、分針36;正)の指示に係る信号である場合、時針34および分針36は指示に対応するように回転する。これにより、時針34は、分針36は、それぞれ左図に示す位置θ300度、θ60度から右図に示す位置θ270度、θ90度に回転する。なお、分針36、および時針34の2針連動指示動作は、例えば回転指示動作などの他の動作と重畳して実行してもよい。
また、2針連動指示動作では、時計針の相対角度を指示してもよい。針制御信号には、例えば時針34と分針36とが所定の角度差を保持して、動作するように制御するための信号が含まれていてもよい。電子時計ユニット30が、例えば時針34および分針36の相対開角度=180度の指示に係る針制御信号を取得すると、時針34A、および分針36Aは、時計制御部50の制御により開角度180度となるように回転した後、開角度180度保持した状態(図9の右図参照)となる。更に、時計針は、180度を保持したまま指示された方向に回転する。このように相対角度が指示された2針連動指示動作では、2針が指示された相対角度に設定された後に連動して動作する。
相対角度の設定は、2つの時計針のうち一方の時計針を回転させて行うように指示してもよいし、2つの時計針を同方向、または異なる方向に回転させて行うように指示してもよい。また、情報ユニット10の情報制御部25が、電子時計ユニット30から取得した時計針の位置に基づいて、信号制御部27が適切な時計針の動作を算出し、算出した結果を反映させた針制御信号を電子時計ユニット30に送信してもよい。また、適切な時計針動作の算出は、電子時計ユニット30の時計制御部50が行ってもよい。この場合、時計制御部50は、情報ユニット10の情報制御部25から2つの時計針の相対針角度を取得し、相対角度、および2つの時計針の位置に基づいて、適切な時計針の動作を算出する。
(全針連動指示動作)
全針連動動作は、針制御信号に基づいて、すべての時計針を連動させて動作するように制御される動作である。図10は、全針連動指示動作を説明するための図である。左図は、全針連動動作開始前の時針34、分針36、秒針38を示している。電子時計ユニット30が、全針連動動作に係る針制御信号を取得すると、例えば右図に示すようにθ0度を指し示す位置に時針34、分針36、秒針38が回転する。この場合、針制御信号には、θ0度を指し示す位置において3つの時計針の閉開度0とする指示が含まれている。また、この場合、例えば時針34は右方向に60度回転、分針36は左方向に60度回転、秒針38は右方向に120度回転させる指示が含まれてもよい。また、全針連動指示動作では、時針34、分針36、秒針38が動作の際に保持する相対開角度を指示したり、時針34、分針36、および秒針38を連動させて動作させたりしてもよい。
このように、電子時計ユニット30は、情報ユニット10から取得した針制御信号に基づいて、時計針を制御する。針制御信号は、例えば情報ユニット10の通信電波強度や、メールの受信結果、利用者が目指す目的地の方向、情報ユニット10の残電力など時計針を制御して表現するための信号である。電子時計ユニット30の時計針は、送信された針制御信号に基づいて動作することで、情報ユニット10が保持している情報を、時計針を用いて表現する。利用者は、例えば予め時計針の動作と、動作により表現される情報との対応付けを認識しているため、時計針の動作により情報を認識することができる。なお、針制御信号は、温度、湿度などの環境データ、方位などを表現するための信号であってもよい。この場合、情報ユニット10は、他の装置から環境データ、方位などを取得してもよいし、自装置が環境データ、方位を検出するためのセンサを備えてもよい。
以上説明した第1の実施形態では、時計制御部50が、通信部48を介して取得した時刻とは無関係に時計針を制御するための物理量を含む針制御信号に基づいて、より自在に時計針の制御を行うことができる。この結果、時計針を表現豊かに動作させることができ、時計の新しい楽しみ方を提供することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明し、第1の実施形態との共通する機能等についての説明は省略する。第2の実施形態では、電子時計ユニット30が、情報ユニット10に針制御信号を送信するように要求する。
図11は、電子時計ユニット30Aの外観図である。図12は、第2の実施形態の電子時計ユニット30Aの機能構成図である。電子時計ユニット30Aは、第1の実施形態の電子時計ユニット30の機能構成に加え、更に小針操作部49と、小針駆動部62と、小針64と、小針表示部65と、カレンダー駆動部66と、カレンダー表示部68とを備える。小針操作部49は、小針駆動部62を駆動させる操作入力がされる操作部である。小針操作部49が、例えば押圧操作されると、小針駆動部62が駆動して小針64が駆動する。小針駆動部62、小針64はクロノグラフ機構として機能する。カレンダー表示部68は、カレンダー駆動部66の駆動により動作することで日付を表示する。
小針駆動部62、およびカレンダー駆動部66は、針駆動部52と同様にモータ駆動回路、モータ、輪針、針位置検出部とを有する。これらの機能は、第1の実施形態で説明した機能と同様であるため説明、および図示は省略する。また、カレンダー駆動部66は、針位置検出部に代えて表示部位置検出部(不図示)を有する。なお、小針駆動部62、およびカレンダー駆動部66は、時計制御部50の制御により駆動が制御される。
また、記憶部44には、所定の条件に基づいて、情報ユニット10に対して情報ユニット10が保持する情報に対応する針制御信号を送信することを要求するプログラムが記憶されている。例えば所定時間ごとにカレンダー表示部68、または小針64を駆動させて、情報ユニット10の電源部12の残電力を表示させるための針制御信号の送信を要求する信号を出力するプログラムである。時計制御部50は、記憶部44に記憶されたプログラムに基づいて、要求信号を情報ユニット10へ送信する。
図13は、第2の実施形態における電子時計システム1により実行される処理の流れを示すシーケンス図である。本シーケンス図では、一例として電子時計ユニット30が、情報ユニット10の電源部12の残電力を取得し、取得した残電力を電子時計ユニット30の小針64を用いて表示する場合について説明する。
まず、電子時計ユニット30の時計制御部50が、情報ユニット10に電源部12の残電力を問い合わせる問い合わせ信号SQ*を生成し(ステップS200)、生成した問い合わせ信号SQ*を情報ユニット10へ送信する(ステップS202)。問い合わせ信号SQ*は、小針64の位置情報を含んでいる。問い合わせ信号SQ*の生成は、時計制御部50が、例えば小針操作部49がプッシュ操作されたことを検出した場合に行う。また、時計制御部50が、記憶部44に記憶されたプログラムに基づいて、予め設定された時間間隔で生成してもよい。
次に、情報ユニット10の情報制御部25が、通信部18を介して問い合わせ信号SQを取得し、取得した信号SQ*に基づいて自装置の残電力を算出する(ステップS204)。次に、情報制御部25は、電源部12の残電力を示す残電力信号SA*を電子時計ユニット30へ送信する(ステップS206)。残電力信号SA*は、小針64を制御するための小針制御信号であり、小針64を回転させる方向や、角度等を指示する情報を含んでいる。小針64を回転させる方向や、角度等は、小針64の位置情報と電源部12の残電力に基づいて、情報制御部25が算出する。
次に、電子時計ユニット30の時計制御部50が、取得した残電力信号SA*に基づいて、小針64に残電力を表示させるように小針駆動部62を制御する(ステップS208)。これにより、例えば残電力表示前の小針64(前述した図12の左図)は、残電力を示す位置(右図)に制御される。図12では、例えば電源部12の残電力は、75パーセントであることを示している。
次に、時計制御部50は、残電力信号SA*に対応する動作後の位置に小針64が位置した場合、時計制御部50は、小針64の位置を示す信号SDを情報ユニット10の情報制御部25へ送信する(ステップS210)。これにより、電子時計システム1により実行される処理は終了する。
なお、本実施形態では、小針64を用いて残電力を表示させたが、例えば時針34、分針36、秒針38、カレンダー表示部68を用いて残電力を表示させてもよい。カレンダー表示部68を用いる場合、カレンダー表示部68の十の位を用いず、一の位の数字のみを利用してもよいし、十の位に1〜9までの数字を予め用意しておき十の位を利用して、残電力を表示させてもよい。時計針や、カレンダー表示部68を用いて、表示させる情報は、情報ユニット10が保持、または取得した情報である。情報ユニット10が保持、または取得した情報とは、例えば情報ユニット10が予め設定された送信元から送信されたメールを受信したことを知らせる情報、電話の着信を知らせる情報、アラーム情報、タイマー情報、情報ユニットの通信状態(電波強度)、情報ユニット10が取得した天気や、温度、湿度などの環境情報などである。
以上説明した第2の実施形態の電子時計システム1は、時計制御部50が、情報ユニット10が保持する情報を問い合わせる信号を情報ユニット10へ送信し、問い合わせ信号に対応する針制御信号を情報ユニット10から受信し、受信した針制御信号に対応する制御を実行するため、自発的に自装置の時計針を制御することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明し、第1の実施形態との共通する機能等についての説明は省略する。第3の実施形態では、電子時計ユニット30が、情報ユニット10を介してスマートフォン90や、基地局92などの他の機器等から送信された針制御信号を取得し、取得した針制御信号に対応するように時計針を制御する。
図14は、他の機器等から針制御信号を取得する場合について説明するための図である。基地局92は、例えば有線を利用してネットワークNWに接続され、ネットワークNWに接続された他の基地局や、端末装置と通信可能である。スマートフォン90は、基地局92、および電子時計システム1と無線通信が可能である。スマートフォン90と電子時計システム1とは、例えばBluetoothなどの通信規格を利用して通信を行う。スマートフォン90から針制御信号が送信された場合、電子時計ユニット30は、情報ユニット10を介してスマートフォン90から送信された針制御信号を取得し、取得した針制御信号に対応する時計針の制御を実行することで、時計針を動作させる。また、電子時計ユニット30は、自装置の通信部48を介して直接に針制御信号をスマートフォン90から取得してもよい。
以上説明した第3の実施形態の電子時計システム1は、時計制御部50は、他の機器から針制御信号を取得し、取得した針制御信号に基づいて、時計針を制御するため、汎用性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、表示ユニットを備えるものとして説明したが、表示ユニット80を省略してもよい。また、表示ユニット80を、電子時計ユニット30の上面に備えるものとして説明したが、情報ユニット10、表示ユニット80、電子時計ユニット30の順に、積層してもよい。この場合、電子時計ユニット30が備える筐体外面をスケルトン構造とすることで、表示ユニット80が表示する情報は利用者に視認可能となる。また、本実施形態では、一例として電子時計システム1は、情報ユニット10と電子時計ユニット30を積層する構成として説明したが、情報ユニット10と電子時計ユニット30とを積層せず、情報ユニット10と電子時計ユニット30とを備える構成としてもよい。また、例えば電子時計ユニット30、情報制御部25、および通信部18を積層する構成としてもよいし、電子時計ユニット30、情報制御部25、および通信部18を積層せず備える構成としてもよい。なお、電子時計ユニット30、情報制御部25、および通信部18を積層する場合、電子時計ユニット30の表示板32や時計針が利用者に視認可能であるように情報制御部25、および通信部18を電子時計ユニット30に積層すればよく、例えば電子時計ユニット30の側面や、表示板32側の面の一部の領域に積層させてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1…電子時計システム、10…情報ユニット、12…電源部、25…情報制御部、20…表示通信部、22…外部通信部、30…電子時計ユニット、34…時針、36…分針、38…秒針、40…電源部、44…記憶部、50…時計制御部、52A〜52C…針駆動部、60A〜60C…針位置検出部、62…小針駆動部、64…小針

Claims (9)

  1. 表示板に沿って回転駆動される針と、
    前記針を駆動する駆動部と、
    時刻とは無関係に針を制御するための物理量を含む針制御信号を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された針制御信号に基づいて、前記駆動部を制御するための信号を前記駆動部へ出力する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、他装置が保持する情報を前記物理量に変換して自装置に送信するように要求する要求信号を他装置に送信し、
    前記取得部は、前記要求信号に対する他装置の応答である針制御信号を取得する、
    電子時計。
  2. 前記物理量は、前記針の回転角度、回転方向、回転速度、または前記針の駆動回数に対応するステップ数のうち、いずれか1つ以上の量であって、
    前記制御部は、前記物理量のうち、いずれか1つ以上の物理量を含む前記駆動部を制御するための信号を前記駆動部へ出力する、
    請求項1記載の電子時計。
  3. 針の位置を検出し、検出結果を前記針制御信号の出力元に出力する針位置検出部を更に備える、
    請求項1または2記載の電子時計。
  4. 針の位置を検出する針位置検出部を更に備え、
    前記制御部は、前記針位置検出部の検出結果、および前記取得部により取得された前記針制御信号に基づいて、前記駆動部を制御するための信号を前記駆動部へ出力する、
    請求項1または2記載の電子時計。
  5. 前記駆動部の駆動によって前記針制御信号に係る針の制御が完了した場合、前記制御部は、前記針の制御が完了したことを通知する信号を、前記針制御信号の出力元に出力する、
    請求項1から4のうちいずれか1項記載の電子時計。
  6. 請求項1からのうちいずれか1項に記載の電子時計と、
    前記電子時計と通信可能であると共に前記電子時計と積層される電子装置と、
    を備える電子時計システム。
  7. 前記電子時計と前記電子装置とが別体の電源を備える、
    請求項記載の電子時計システム。
  8. 前記取得部は、前記電子装置から送信された針制御信号、または前記電子装置を介して通信機能を有する他の装置から送信された針制御信号を取得し、
    前記制御部は、前記取得部により取得された前記針制御信号に基づいて、前記駆動部を制御するための信号を出力する、
    請求項記載の電子時計システム。
  9. 表示板に沿って回転駆動される針、前記針を駆動する駆動部、時刻とは無関係に針を制御するための物理量を含む針制御信号を取得する取得部、および前記取得部により取得された針制御信号に基づいて、前記駆動部を制御するための信号を前記駆動部へ出力する制御部、を備える電子時計と、
    前記電子時計と通信可能であると共に前記電子時計と積層される電子装置と、
    を備え、
    前記電子時計と前記電子装置とが別体の電源を備え、
    前記取得部は、前記電子装置から送信された針制御信号、または前記電子装置を介して通信機能を有する他の装置から送信された針制御信号を取得し、
    前記制御部は、前記取得部により取得された前記針制御信号に基づいて、前記駆動部を制御するための信号を出力する、
    電子時計システム。
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