JP6278450B2 - 携帯時計 - Google Patents
携帯時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6278450B2 JP6278450B2 JP2014025795A JP2014025795A JP6278450B2 JP 6278450 B2 JP6278450 B2 JP 6278450B2 JP 2014025795 A JP2014025795 A JP 2014025795A JP 2014025795 A JP2014025795 A JP 2014025795A JP 6278450 B2 JP6278450 B2 JP 6278450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- light emitting
- wristwatch
- function
- information terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 114
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 91
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 23
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 13
- 238000013461 design Methods 0.000 description 12
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 7
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005401 electroluminescence Methods 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 230000036760 body temperature Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 description 1
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 239000010929 jewellery material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000006386 memory function Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000006855 networking Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
Description
しかしながら、特許文献2の構成を腕時計に適用することを考えた場合、特許文献1のように液晶デバイスに情報を表示する場合と比べて腕時計としてのデザインの自由度の制限を抑えることができるが、腕時計に、列車運行等の時刻を記憶させ、記憶する多数の中から表示する時刻を選択し、これに基づいて点灯する表示器を特定し、その上で複数の表示器の点灯を制御するため、やはり腕時計が大型化したり重量化したりしてしまう。腕時計を多機能化しようとすればするほど、その傾向が強くなることにも変わりがない。
また、携帯時計は、携帯情報端末から、携帯情報端末の機能が取得した情報に基づいて携帯情報端末において生成された、複数の多色発光素子の各々の発光色を指定する発光データを受信し、これに基づいて、複数の多色発光素子を、各々について指定された発光色の組み合わせで発光させる。よって、携帯時計の制御部は、発光色を指定する発光データを用いて、複数の多色発光素子を各々について指定された色で発光させることができる程度の処理能力があればよい。携帯時計に組み込まれる制御部などには、能力が高くない小型で軽量のものを使用することができる。
その結果、本発明では、携帯時計自体の大型化若しくは重量化を抑制しながら、携帯時計に情報を表示する機能を持たせることができる。携帯時計の利便性を向上させることができる。また、複数の多色発光素子の発光色の組み合わせにより表示するため、携帯時計での情報の表示をテキスト主体にする場合と比べて、ユーザはアナログ時計と同様に直感的に表示された情報を理解できる。打ち合わせ中、移動中、急いでいる時などにおいても、瞬時に情報を把握することができる。また、携帯情報端末の画面を開いて確認しなくても情報を確認できるので、歩きながら携帯情報端末を操作することなく、歩きながら情報を取得できる。
また、本発明において、複数の多色発光素子は、文字板において離散的に配置される。よって、たとえば文字板の全面を液晶画面とした場合のように、または文字板に複数の発光素子を並べて配置した場合のように、携帯時計としてのデザインの自由度を制限してしまうことはない。その結果、携帯時計がその本来的な価値とする高いデザイン性を損なうことなく、携帯時計の利便性を向上させることができる。
図2は、図1の腕時計1の模式的な断面図である。
図1の腕時計1は、後述する携帯情報端末31と連携して、携帯情報端末31から取得した情報を表示可能な携帯時計の一例である。
図1の腕時計1は、時刻を表示する本体2と、本体2と一体化されるベルト3と、を有する。ベルト3を手首に巻きつけることにより、腕時計1は人体に装着される。
また、文字板16には、複数の多色発光素子21と時計表示デバイス22とが配置される。時計表示デバイス22は、円形の文字板16の下部中央に部分的に設けられる。時計表示デバイス22を文字板16の一部とすることにより、文字板16のデザインを優先できる。文字板16の表面には、腕時計1の作成イメージに応じたデザインを施すことができる。
ボタン14は、複数の多色発光素子21により表示させる情報を切り替えるために操作される。
各多色発光素子21は、たとえば各時刻マーク20の外側に配置するとよい。これにより、時刻と対応する情報を、小さな腕時計1の文字板16の全面を使って大きく表示できる。また、360度を100%と見立てて、たとえば目標歩数に対する達成度の情報を表示できる。文字板16上で、角度や方位などの情報を表示し得る。
なお、複数の多色発光素子21は、複数の時刻マーク20に対応付けたものに限られない。たとえば、複数の多色発光素子21は、複数の同心の環状に離散的に配列されてよい。または、複数の多色発光素子21は、文字板16の一部において直線状に離散的に配列されてよい。複数の同心円状に配列された多色発光素子21をたとえば内側から外側に向かって順番に点灯させることにより、流れるフラッシュライトを表示することができ、ユーザの注意を喚起することができる。
また、複数の多色発光素子21を文字板16において密に配列するのではなく離散的に配置することにより、文字板16においてデザインを施すことができない部位が生じないようにできる。文字板16のデザインの自由度を高めることができる。
腕時計1に内蔵される図3の表示回路19は、複数の多色発光素子21、時計表示デバイス22、ボタン14の他に、時計通信デバイス23、時計マイクロコンピュータ24、を有する。複数の多色発光素子21、時計表示デバイス22、ボタン14、および時計通信デバイス23は、時計マイクロコンピュータ24に接続される。図3の表示回路19は、図示外の腕時計1の電池により動作する。電池は、たとえば充電可能な二次電池でよい。また、腕時計1は、コイルを有し、このコイルにワイヤレスで励起される電圧で二次電池を充電できるようにしてよい。
メモリには、腕時計1で使用するプログラムおよびデータを記憶する。メモリに記憶されるプログラムは、腕時計1の出荷前にメモリに記憶されたものでも、腕時計1の出荷後にメモリに記憶されたものであってもよい。出荷後にメモリに記憶されるプログラムは、たとえばCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)といったコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたものをインストールしたものであっても、インターネットといった伝送媒体を介してサーバ装置からダウンロードしてインストールしたものであってもよい。
CPUは、メモリに記憶されるプログラムを読み込んで実行する。これにより、時計マイクロコンピュータ24には、表示回路19を制御する時計制御部25が実現される。この場合、メモリは、表示回路19を制御するために用いるデータを記憶する時計記憶部26として機能する。時計記憶部26は、たとえば時計通信デバイス23が受信した発光パターンデータおよび表示データを記憶する。
時計制御部25は、時計通信デバイス23による携帯情報端末31との通信を制御する。ボタン14が操作された場合、時計制御部25は、時計通信デバイス23からリクエストを送信する。時計通信デバイス23が通信データを受信した場合、時計制御部25は、受信した通信データを時計記憶部26に記憶させる。
また、時計制御部25は、複数の多色発光素子21および時計表示デバイス22の表示を制御する。時計記憶部26に発光パターンデータが記憶された場合、時計制御部25は、記憶された発光パターンデータに基づいて複数の多色発光素子21の発光を制御する。時計制御部25は、受信した発光パターンデータに基づいて、複数の多色発光素子21を、各々について発光パターンデータで指定された発光色の組み合わせで発光させる。また、時計記憶部26に表示データが記憶された場合、時計制御部25は、記憶された表示データに基づいて時計表示デバイス22にプログラム名を表示させる。時計制御部25は、発光パターンデータに基づいて複数の多色発光素子21を発光させる際に、時計表示デバイス22に携帯情報端末31の機能の機能名を表示させる。
携帯情報端末31は、たとえばスマートフォン端末、携帯電話端末、PDA(Personal Data Assistance)装置などである。これらの携帯情報端末31は、たとえば内蔵センサで情報を検出したり、インターネットなどの通信網から情報を取得したりする。
図4の携帯情報端末31は、端末通信デバイス32、ネットワーク通信デバイス33、端末表示デバイス34、端末入力デバイス35、端末センサデバイス36、端末マイクロコンピュータ37、を有する。端末通信デバイス32、ネットワーク通信デバイス33、端末入力デバイス35、端末表示デバイス34、および端末センサデバイス36は、端末マイクロコンピュータ37に接続される。
ネットワーク通信デバイス33は、たとえば移動体通信の基地局またはアクセスポイントと通信するデバイスである。ネットワーク通信デバイス33は、移動体通信事業者が設置した基地局が採用する通信方式に対応した通信デバイスでよい。または、アクセスポイントの通信方式に対応した通信デバイスでよい。このような通信規格としては、たとえばIEEE802.11として規格化された無線通信規格がある。なお、端末通信デバイス32とネットワーク通信デバイス33とは、1つの通信デバイスとして携帯情報端末31に設けられてよい。
端末表示デバイス34は、たとえば液晶デバイス、有機ELデバイスである。端末表示デバイス34はたとえば3〜7インチ程度の画面サイズを有する。端末表示デバイス34は、携帯情報端末31の機能に基づいて各種の情報を表示する。
端末入力デバイス35は、たとえば端末表示デバイス34と重ねて配置される透明なタッチパネルである。タッチパネルは、端末表示デバイス34に表示した表示画面に対するユーザの操作位置を検出する。
端末センサデバイス36は、たとえばGPS(Global Positioning System)電波受信デバイス、地磁気検出デバイス、加速度センサデバイスである。GPS電波受信デバイスは、GPS衛星から送信されるGPS電波を受信し、携帯情報端末31の位置情報を生成する。地磁気検出デバイスは、地球の地磁気を検出し、磁北を示す方向情報を生成する。加速度センサデバイスは、携帯情報端末31の移動に伴う加速度を検出し、携帯情報端末31の加速度情報を生成する。また、ネットワーク通信デバイス33は、通信相手の基地局の位置情報を取得できるので、携帯情報端末31の位置情報を生成する端末センサデバイス36としても利用可能である。
また、連携部45は、腕時計1からリクエストを受信した場合に表示する情報のリストをユーザの操作に基づいて生成し、端末記憶部39に記憶させる。このリストには、腕時計1に表示させる複数の情報レコードが所定の順番で登録される。リストには、たとえばスケジューラ41、メーラ42、SNS部43、気象通知部44が、その順番で登録される。情報レコードには、たとえば端末記憶部39での情報元の位置(データ名)などを有する。連携部45は、リクエストを受信する度に、リストから選択する情報レコードを切り替える。連携部45は、受信したリクエストの個数に対応する情報レコードを選択する。連携部45は、選択した情報レコードに基づいて端末記憶部39からアプリケーションデータを取得し、取得したアプリケーションデータの情報に基づいて発光パターンデータを生成する。連携部45は、生成した発光パターンデータおよびプログラム名の表示データを、端末通信デバイス32から腕時計1へ送信する。
ここでは、まず、腕時計1と携帯情報端末31との基本的な連携動作である、携帯情報端末31が腕時計1へ自動的に情報を送信するプッシュ連携動作と、腕時計1からのリクエストに応じて携帯情報端末31が腕時計1へ情報を送信するゲット連携動作と、について説明する。
携帯情報端末31において、連携部45は、自動送信時刻になると、または携帯情報端末31の機能が所定の新たなデータを取得すると、プッシュ連携動作を開始する。連携部45は、対象となるデータを端末記憶部39から取得し、取得したデータの情報に基づいて、その情報の内容に応じた発光パターンデータを生成する。
次に、連携部45は、生成した発光パターンデータと、使用したデータを取得した機能の機能名を表示する表示データとを、腕時計1へ送信する。これらのデータは、端末通信デバイス32から時計通信デバイス23へ送信され、時計記憶部26に記憶される。
時計制御部25は、時計記憶部26に記憶された発光パターンデータを用いて、複数の多色発光素子21を発光させる。複数の多色発光素子21は、発光パターンデータにおいて各々について指定された発光色の組み合わせで発光する。この際、時計制御部25は、時計記憶部26に記憶された表示データの内容を時計表示デバイス22に表示させる。
これにより、腕時計1の文字板16では、時計表示デバイス22において、発光パターンデータに基づいて複数の多色発光素子21を発光させた携帯情報端末31の機能名が表示される。また、複数の多色発光素子21は、その機能が取得した情報の内容に応じた多色パターンで発光する。ユーザは、これらの表示に基づいて、予め自動送信時刻において設定した機能の情報の内容を把握できる。
腕時計1において、ボタン14が操作されると、時計制御部25は、発光パターンのリクエストを携帯情報端末31へ送信する。発光パターンのリクエストは、時計通信デバイス23から端末通信デバイス32へ送信され、端末記憶部39に記憶される。
端末記憶部39にリクエストが記憶されると、連携部45は、端末記憶部39から、リスト中の前回使用したレコードの次のレコードを読込む。一度も使用していない場合には、リストの最初のレコードを読込む。連携部45は、読込んだレコードにより指定される機能の情報を端末記憶部39から取得し、取得したデータの情報に基づいて、その情報の内容に応じた発光パターンデータを生成する。
次に、連携部45は、生成した発光パターンデータと、使用したデータを取得した機能の機能名を表示する表示データとを、腕時計1へ送信する。これらのデータは、端末通信デバイス32から時計通信デバイス23へ送信され、時計記憶部26に記憶される。
時計制御部25は、時計記憶部26に記憶された発光パターンデータを用いて、複数の多色発光素子21を発光させる。時計制御部25は、時計記憶部26に記憶された表示データの内容を時計表示デバイス22に表示される。
これにより、腕時計1の文字板16では、時計表示デバイス22において、複数の多色発光素子21を発光させた携帯情報端末31の機能名が表示される。また、複数の多色発光素子21は、その機能が取得した情報の内容に応じた多色パターンで発光する。ユーザは、これらの表示に基づいて、予め携帯情報端末31のリストに登録した機能についての最新の情報の内容を把握できる。
また、ユーザは、ボタン14を複数回操作することにより、リストに基づいて選択された携帯情報端末31の複数の機能についての最新の情報の内容を把握できる。ユーザは、携帯情報端末31を取り出したり、携帯情報端末31を操作して複数の機能を実行させたりすることなく、身に着けた腕時計1のボタン14を手元で操作するだけで容易に、携帯情報端末31の複数の機能についての最新の情報を把握することができる。携帯情報端末31での最新の情報の取得状況などを容易に把握できる。
また、連携部45は、スケジューラ41がネットワークから新たなスケジュールデータを受信した場合、新たなスケジュールデータが取得されたことを示す発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、スケジューラ41が新たなスケジュールデータを取得したことを通知するパターンで発光する。
また、連携部45は、登録されたスケジュールの時刻になったら、スケジュール時刻になったことを示す発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、予定時刻となったスケジュールに応じたパターンで発光する。なお、連携部45は、スケジュールデータの時刻より所定時間前の時間に発光パターンデータを生成してもよい。
また、連携部45は、メーラ42について、たとえば自動送信時刻を設定する。そして、連携部45は、設定された時刻に、たとえばそれまでに新たに取得した電子メールデータの有無を表示する発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、自動送信時刻までに新たに取得された電子メールデータの有無に応じたパターンで発光する。
また、連携部45は、SNS部43について、たとえば自動送信時刻を設定する。そして、連携部45は、設定された時刻に、たとえばそれまでに新たに取得したメッセージデータの有無を表示する発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、自動送信時刻までに新たに取得されたメッセージデータの有無に応じたパターンで発光する。
また、連携部45は、気象通知部44がネットワークから新たな気象データを受信した場合、新たな気象データが取得されたことを示す発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、気象通知部44が新たな気象データを取得したことを通知するパターンで発光する。
腕時計1のボタン14の二回目の操作に基づいて腕時計1から二番目に送信されたリクエストを取得したとき、連携部45は、メーラ42を選択する。そして、連携部45は、たとえば操作時刻までに新たに取得した電子メールデータの有無に応じた発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、新たに取得した電子メールデータの有無に応じたパターンで発光する。
腕時計1のボタン14の三回目の操作に基づいて腕時計1から三番目に送信されたリクエストを取得したとき、連携部45は、SNS部43を選択する。そして、連携部45は、たとえば操作時刻までに新たに取得したメッセージデータの有無に応じた発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、新たに取得したメッセージデータの有無に応じたパターンで発光する。
腕時計1のボタン14の四回目の操作に基づいて腕時計1から四番目に送信されたリクエストを取得したとき、連携部45は、気象通知部44を選択する。そして、連携部45は、たとえば最新の気象データを時刻単位で表示する発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、最新の気象データを時刻単位で表示するパターンで発光する。
このように、時計通信デバイス23は、ボタン14が操作される度に携帯情報端末31へリクエストを送信し、それに応じて、携帯情報端末31の複数の機能について予め設定された順番で切り替えることにより選択された機能の情報を表す発光パターンデータを受信する。
なお、これら携帯情報端末31の複数の機能に基づいて、腕時計1の複数の多色発光素子21を発光させる場合、その発光パターンは、好ましくは相互に異なるのがよい。ただし、たとえば電子メール受信の有無とメッセージ受信の有無のように共通の性質を有する情報については、同じ発光パターンを使用してもよい。また、この発光パターンデータは、携帯情報端末31においてユーザにより個別に設定可能とするとよい。これにより、ユーザは、自らした設定に基づいて、発光パターンと機能との対応、ひいては発光パターンと情報の内容との対応関係について容易に把握することができる。また、各人が個別に発光パターンの生成条件を設定することにより、他人が発光パターンを見たとしても、情報の内容を理解できないようになる。発光パターンにより腕時計1に表示される情報について、秘匿性を持たせることができる。
また、各情報の内容に対応する発光パターンは、単に複数の多色発光素子21を個別に指定された色で一定時間で発光させる1つの発光パターンに限られない。複数の多色発光素子21に複数の発光パターンを連続的に切り替えて表示させてもよい。これにより、たとえば輝点を複数の多色発光素子21の間で移動させたり、複数の多色発光素子21を点滅させたりできる。点滅は部分的でもよい。複数の発光パターンの組み合わせにより、フラッシュ発光させてもよい。1つの情報の内容に対して複数の発光パターンを対応させることにより、少ない数の多色発光素子21においてより多くの情報を表示することができる。
また、腕時計1は、携帯情報端末31から、携帯情報端末31の機能が取得した情報に基づいて携帯情報端末31において生成された、複数の多色発光素子21の各々の発光色を個別に指定する発光パターンデータを受信し、これに基づいて、複数の多色発光素子21を、各々について指定された発光色の組み合わせで発光させる。よって、腕時計1の時計制御部25は、発光色を指定する発光パターンデータを用いて、複数の多色発光素子21を各々について指定された色で発光させることができる程度の処理能力があればよい。腕時計1に組み込まれる時計制御部25などには、能力が高くない小型で軽量のものを使用することができる。
その結果、本実施形態では、腕時計1自体の大型化若しくは重量化を抑制しながら、腕時計1に情報を表示する機能を持たせることができる。腕時計1の利便性を向上させることができる。また、複数の多色発光素子21の発光色の組み合わせにより表示するため、腕時計1での情報の表示をテキスト主体にする場合と比べて、ユーザはアナログ時計と同様に直感的に表示された情報を理解できる。打ち合わせ中、移動中、急いでいる時などにおいても、瞬時に情報を把握することができる。また、携帯情報端末31の画面を開いて確認しなくても情報を確認できるので、歩きながら携帯情報端末31を操作することなく、歩きながら情報を確認できる。
また、本実施形態において、複数の多色発光素子21は、文字板16において離散的に配置される。よって、仮にたとえば文字板16の全面を液晶画面とした場合のように、または仮にたとえば文字板16に複数の発光素子を密に並べて配置した場合のように、腕時計1の文字板16のデザインの自由度を制限してしまうことはない。その結果、腕時計1がその本来的な価値として有する高いデザイン性を損なうことなく、腕時計1の利便性を向上させることができる。
この他にもたとえば、携帯時計は、複数の携帯情報端末31と連携し、この複数の携帯情報端末31による複数の機能の情報に基づいて複数の多色発光素子21を発光させてよい。
この他にもたとえば、1つの発光パターンデータは、携帯情報端末31の複数の機能の情報に基づいて生成されてよい。たとえば携帯情報端末31においてプライベート用のスケジューラと仕事用のスケジューラとが混在して機能する場合、これら複数の機能の情報の内容に基づいて、1日の予定を時間帯別に示す1つの発光パターンデータを生成してよい。この際、多色発光素子21の発光色は、機能毎に使い分けてよい。
この他にもたとえば、時計表示デバイス22には、現在選択されている携帯情報端末31の機能の情報の内容を表示するようにしてもよい。たとえば、時計表示デバイス22には、携帯情報端末31のアプリケーションから受け取った情報(例えば、現在の天気、気温、今実行中のスケジュールタスク、SNSのメッセージなど)を、テキストのスクロール表示により表示してよい。
この他にもたとえば、文字板16に配置された時計表示デバイス22に時刻を表示するデジタル式の腕時計に複数の多色発光素子21を設け、この複数の多色発光素子21に連携する携帯情報端末31の機能の情報を表示させてもよい。
この他にもたとえば、腕時計1に各種のセンサを設け、そのセンサで検出した情報を腕時計1に表示してよい。このようなセンサとしては、たとえば脈拍を検出するセンサ、体温を検出するセンサ、ストレスの程度を検出するセンサなどがある。この場合であっても、腕時計1に表示する機能の情報の少なくとも一部は携帯情報端末31から取得できるため、腕時計1にそのすべての機能に対応する素子を実装させなくてよい。
腕時計1が携帯情報端末31と連携して表示可能な機能は、これに限られない。
この他にもたとえば、腕時計1は、携帯情報端末31と連携して、乗換案内、目的地の方向、電話着信などの情報を表示してよい。
Claims (6)
- 文字板上で針が回転することにより時刻を表示する携帯時計であって、
前記文字板に離散的に配置される複数の多色発光素子と、
携帯情報端末と通信し、前記携帯情報端末から前記複数の多色発光素子を発光させるデータを受信する通信部と、
前記通信部が受信したデータに基づいて前記複数の多色発光素子の発光を制御する制御部と、
前記複数の多色発光素子により表示させる情報を切り替えるために操作されるボタンと、
を有し、
前記ボタンの第1の操作に基づいてスケジュール機能を選択し、第2の操作に基づいてメーラ機能を選択し、第3の操作に基づいてSNS機能を選択し、第4の操作に基づいて気象通知機能を選択し、各リクエストを前記携帯情報端末に送信し、
前記携帯情報端末では、前記各機能のデータから、該機能について予め設定された生成条件に基づいて、前記多色発光素子の発光色を規定する発光データを生成し、
前記通信部は、前記携帯情報端末より、前記ボタンの操作回数により切り替えて選択された機能の情報を表す前記発光データを受信し、
前記制御部は、前記通信部が受信した前記発光データに基づいて、前記複数の多色発光素子を、各々について前記発光データで指定された発光色の組み合わせで発光させる、
携帯時計。 - 前記携帯情報端末は、プライベート用のスケジューラと仕事用のスケジューラとが混在して機能する場合、これら複数の機能の情報の内容に基づいて、1日の予定を時間帯別に示す1つの発光パターンを生成する、
請求項1記載の携帯時計。 - 前記文字板の一部に配置される表示デバイスを有し、
前記通信部は、前記発光データにより情報が表示される前記携帯情報端末の機能を表す表示データを受信し、
前記制御部は、前記発光データに基づいて前記複数の多色発光素子を発光させる際に、前記表示デバイスに前記携帯情報端末の機能を表す前記表示データを表示させる、
請求項1記載の携帯時計。 - 前記文字板には、前記針が指し示す複数の時刻マークが設けられ、
前記複数の多色発光素子は、少なくとも前記複数の時刻マークと対応付けて設けられ、
前記通信部が受信する前記発光データは、前記携帯情報端末の前記スケジュール機能の情報に基づいて生成され、前記複数の時刻マークと対応付けられた前記複数の多色発光素子を、少なくとも時間帯毎のスケジュールの有無に応じて色分けして発光させるデータである、
請求項1記載の携帯時計。 - 前記文字板には、前記針が指し示す複数の時刻マークが設けられ、
前記複数の多色発光素子は、少なくとも前記複数の時刻マークと対応付けて設けられ、
前記通信部が受信する前記発光データは、前記携帯情報端末の前記気象通知機能の情報に基づいて生成され、前記複数の時刻マークと対応付けられた前記複数の多色発光素子を、時間帯毎の気象情報の内容に応じて色分けして発光させるデータである、
請求項1記載の携帯時計。 - 前記通信部が受信する前記発光データは、前記携帯情報端末の通信機能が新たに取得した情報に基づいて生成され、前記複数の多色発光素子を、新たに取得した情報に応じて色分けして発光させるデータである、
請求項1記載の携帯時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014025795A JP6278450B2 (ja) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | 携帯時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014025795A JP6278450B2 (ja) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | 携帯時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015152401A JP2015152401A (ja) | 2015-08-24 |
JP6278450B2 true JP6278450B2 (ja) | 2018-02-14 |
Family
ID=53894822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014025795A Active JP6278450B2 (ja) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | 携帯時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6278450B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019086328A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | セイコーインスツル株式会社 | ムーブメントおよび時計 |
JP7099817B2 (ja) * | 2017-11-02 | 2022-07-12 | セイコーインスツル株式会社 | ムーブメント及び時計 |
CN107703730A (zh) * | 2017-11-11 | 2018-02-16 | 深圳跨视界智能科技有限公司 | 一种智能手表 |
EP3672114A1 (fr) * | 2018-12-21 | 2020-06-24 | Montres Rado S.A. | Procede et systeme de transmission d'au moins un message par l'intermediaire d'une piece d'horlogerie |
JP7378768B2 (ja) * | 2019-06-17 | 2023-11-14 | 株式会社ユピテル | 電子機器、システムおよびプログラム等 |
JP2023056055A (ja) * | 2020-03-03 | 2023-04-19 | 株式会社ヴェルト | 情報処理システム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10319139A (ja) * | 1997-05-15 | 1998-12-04 | Naotaka Kato | 時刻表示装置及び方法 |
JP3750910B2 (ja) * | 1999-12-13 | 2006-03-01 | セイコーインスツル株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
JP2003004871A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-08 | Rhythm Watch Co Ltd | 報時時計 |
JP2004184161A (ja) * | 2002-12-02 | 2004-07-02 | Ntt Docomo Inc | 電子機器、時計装置および携帯端末 |
FR2864850B1 (fr) * | 2004-01-05 | 2006-04-14 | Rhea | Dispositif de signalisation de previsions immediates de precipitations |
JP5218339B2 (ja) * | 2009-08-27 | 2013-06-26 | カシオ計算機株式会社 | 携帯電話システムおよび端末装置 |
-
2014
- 2014-02-13 JP JP2014025795A patent/JP6278450B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015152401A (ja) | 2015-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6278450B2 (ja) | 携帯時計 | |
US10120344B2 (en) | Smartwatch assemblies having analog dials with specific functionalities | |
CN106662842B (zh) | 具有对已排程事件倒计时的电子手表表盘显示器的电子计时器 | |
US20190041807A1 (en) | Analog Type Watch and Time Set Method | |
US9696688B1 (en) | Smartwatch assemblies having analog dials and related methods | |
JP5864800B1 (ja) | ウェアラブルナビゲーションシステム、指輪・腕時計・腕輪、プログラム | |
JP6554407B2 (ja) | 携帯情報機器 | |
US9949081B2 (en) | Advance notification system, advance notification method, and mobile communication device | |
JP2021114784A (ja) | 携帯通信機器連携システム、及び、主携帯通信機器 | |
US20240054929A1 (en) | Electronic device, control method of electronic device, and non-transitory computer-readable storage medium | |
JP6269240B2 (ja) | 時計及び通信システム | |
JP2017167054A (ja) | 腕時計型報知装置 | |
US20210223743A1 (en) | Electronic Timepiece | |
JP6482301B2 (ja) | 電子時計、および電子時計システム | |
JP6589973B2 (ja) | 電子装置及び通信システム | |
JP6795437B2 (ja) | 携帯端末、プログラム、及びイベント送受信システム | |
JP6696131B2 (ja) | 電子機器、情報表示方法及びプログラム | |
KR102452627B1 (ko) | 애플리케이션을 이용한 문자 디스플레이가 가능한 모자 및 그의 운용 방법 | |
JP7280298B2 (ja) | 表示システム | |
US20220091566A1 (en) | Display control device, electronic watch, display control method, and recording medium | |
KR101647928B1 (ko) | 스마트단말의 알림 메시지를 빛의 색상 또는 패턴을 이용하여 표현하는 사물인터넷장치 및 이를 이용하여 스마트단말의 알림 메시지를 표현하는 방법 | |
US20150349403A1 (en) | Electronic device | |
US20210318902A1 (en) | Cooperation system, first terminal device, and second terminal device | |
JP2011163857A (ja) | アナログ腕時計 | |
JP2016133442A (ja) | 電子時計、および情報報知システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161011 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161227 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20161227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20161227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170613 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6278450 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |