JP6278450B2 - 携帯時計 - Google Patents

携帯時計 Download PDF

Info

Publication number
JP6278450B2
JP6278450B2 JP2014025795A JP2014025795A JP6278450B2 JP 6278450 B2 JP6278450 B2 JP 6278450B2 JP 2014025795 A JP2014025795 A JP 2014025795A JP 2014025795 A JP2014025795 A JP 2014025795A JP 6278450 B2 JP6278450 B2 JP 6278450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
light emitting
wristwatch
function
information terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014025795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015152401A (ja
Inventor
仁 野々上
仁 野々上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
VELDT INC.
Original Assignee
VELDT INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by VELDT INC. filed Critical VELDT INC.
Priority to JP2014025795A priority Critical patent/JP6278450B2/ja
Publication of JP2015152401A publication Critical patent/JP2015152401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6278450B2 publication Critical patent/JP6278450B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

本発明は、腕時計、懐中時計などの携帯可能な時計に関する。
携帯可能な時計のうち、たとえば腕時計では、時計の本体に文字板の替わりにLED表示装置を配置するものがある(特許文献1)。そして、この腕時計では、LED表示装置に、時刻だけでなく、腕時計で測定した体温を表示する。
実開平07−008794号公報 特開平05−045475号公報
しかしながら、このように各種の情報を表示するための液晶デバイスを採用した腕時計では、腕時計の文字板の略全面が液晶画面となってしまい、腕時計としてのデザインの自由度が極端に制限されてしまう。その結果として、どのメーカの腕時計も同じようなデザインになってしまっている。また、腕時計を多機能化して各種の情報を表示するために、腕時計自体に、高性能のCPUを組み込んだり各種のセンサを組み込んだりする必要があり、その結果として腕時計が大型化したり重量化したりしてしまう。腕時計を多機能化しようとすればするほど、その傾向が強くなる。
また、特許文献2は、アナログ型の時計の外周に配置されて点灯する複数の表示器と、予め定められた列車運行等の時刻に対応して表示器の表示を制御する表示制御手段と、を備える時刻表示装置を開示する。
しかしながら、特許文献2の構成を腕時計に適用することを考えた場合、特許文献1のように液晶デバイスに情報を表示する場合と比べて腕時計としてのデザインの自由度の制限を抑えることができるが、腕時計に、列車運行等の時刻を記憶させ、記憶する多数の中から表示する時刻を選択し、これに基づいて点灯する表示器を特定し、その上で複数の表示器の点灯を制御するため、やはり腕時計が大型化したり重量化したりしてしまう。腕時計を多機能化しようとすればするほど、その傾向が強くなることにも変わりがない。
このように腕時計などの携帯時計では、携帯時計の本来的な価値である高いデザイン性を損なうことなく、または、携帯時計の大型化若しくは重量化を抑制しながら、携帯時計の利便性を向上させること、が求められている。
本発明に係る携帯時計は、文字板上で針が回転することにより時刻を表示する携帯時計であって、前記文字板に離散的に配置される複数の多色発光素子と、携帯情報端末と通信し、前記携帯情報端末から前記複数の多色発光素子を発光させるデータを受信する通信部と、前記通信部が受信したデータに基づいて前記複数の多色発光素子の発光を制御する制御部と、前記複数の多色発光素子により表示させる情報を切り替えるために操作されるボタンと、を有し、前記ボタンの第1の操作に基づいてスケジュール機能を選択し、第2の操作に基づいてメーラ機能を選択し、第3の操作に基づいてSNS機能を選択し、第4の操作に基づいて気象通知機能を選択し、各リクエストを前記携帯情報端末に送信し、前記携帯情報端末では、前記各機能のデータから、該機能について予め設定された生成条件に基づいて、前記多色発光素子の発光色を規定する発光データを生成し、前記通信部は、前記携帯情報端末より、前記ボタンの操作回数により切り替えて選択された機能の情報を表す前記発光データを受信し、前記制御部は、前記通信部が受信した前記発光データに基づいて、前記複数の多色発光素子を、各々について前記発光データで指定された発光色の組み合わせで発光させる。
好適には、前記携帯情報端末は、プライベート用のスケジューラと仕事用のスケジューラとが混在して機能する場合、これら複数の機能の情報の内容に基づいて、1日の予定を時間帯別に示す1つの発光パターンを生成する、とよい。
好適には、前記文字板の一部に配置される表示デバイスを有し、前記通信部は、前記発光データにより情報が表示される前記携帯情報端末の機能を表す表示データを受信し、前記制御部は、前記発光データに基づいて前記複数の多色発光素子を発光させる際に、前記表示デバイスに前記携帯情報端末の機能を表す前記表示データを表示させる、とよい。
好適には、前記文字板には、前記針が指し示す複数の時刻マークが設けられ、前記複数の多色発光素子は、少なくとも前記複数の時刻マークと対応付けて設けられ、前記通信部が受信する前記発光データは、前記携帯情報端末の前記スケジュール機能の情報に基づいて生成され、前記複数の時刻マークと対応付けられた前記複数の多色発光素子を、少なくとも時間帯毎のスケジュールの有無に応じて色分けして発光させるデータである、とよい。
好適には、前記文字板には、前記針が指し示す複数の時刻マークが設けられ、前記複数の多色発光素子は、少なくとも前記複数の時刻マークと対応付けて設けられ、前記通信部が受信する前記発光データは、前記携帯情報端末の前記気象通知機能の情報に基づいて生成され、前記複数の時刻マークと対応付けられた前記複数の多色発光素子を、時間帯毎の気象情報の内容に応じて色分けして発光させるデータである、とよい。
好適には、前記通信部が受信する前記発光データは、前記携帯情報端末の通信機能が新たに取得した情報に基づいて生成され、前記複数の多色発光素子を、新たに取得した情報に応じて色分けして発光させるデータである、とよい。
本発明において、携帯時計は、携帯情報端末と通信し、携帯情報端末から受信したデータに基づいて文字板に設けられた複数の多色発光素子を発光させる。よって、携帯情報端末の機能と同様の機能を携帯時計自体に盛り込むことなく、携帯情報端末と連携して、携帯時計は、該機能に関する情報を複数の多色発光素子の発光色の組み合わせにより表示することができる。ユーザは文字板に表示された発光色の組み合わせから、携帯情報端末の機能が取得した情報の概要を認識できる。腕時計1に文字を表示した場合のように文字板に表示される文字を読み取る必要がない。
また、携帯時計は、携帯情報端末から、携帯情報端末の機能が取得した情報に基づいて携帯情報端末において生成された、複数の多色発光素子の各々の発光色を指定する発光データを受信し、これに基づいて、複数の多色発光素子を、各々について指定された発光色の組み合わせで発光させる。よって、携帯時計の制御部は、発光色を指定する発光データを用いて、複数の多色発光素子を各々について指定された色で発光させることができる程度の処理能力があればよい。携帯時計に組み込まれる制御部などには、能力が高くない小型で軽量のものを使用することができる。
その結果、本発明では、携帯時計自体の大型化若しくは重量化を抑制しながら、携帯時計に情報を表示する機能を持たせることができる。携帯時計の利便性を向上させることができる。また、複数の多色発光素子の発光色の組み合わせにより表示するため、携帯時計での情報の表示をテキスト主体にする場合と比べて、ユーザはアナログ時計と同様に直感的に表示された情報を理解できる。打ち合わせ中、移動中、急いでいる時などにおいても、瞬時に情報を把握することができる。また、携帯情報端末の画面を開いて確認しなくても情報を確認できるので、歩きながら携帯情報端末を操作することなく、歩きながら情報を取得できる。
また、本発明において、複数の多色発光素子は、文字板において離散的に配置される。よって、たとえば文字板の全面を液晶画面とした場合のように、または文字板に複数の発光素子を並べて配置した場合のように、携帯時計としてのデザインの自由度を制限してしまうことはない。その結果、携帯時計がその本来的な価値とする高いデザイン性を損なうことなく、携帯時計の利便性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る腕時計の要部概略正面図である。 図2は、図1の腕時計の模式的な断面図である。 図3は、図1の腕時計に内蔵される表示回路を示すブロック図である。 図4は、図1の腕時計と連携する携帯情報端末を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る腕時計を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る腕時計1の要部概略正面図である。
図2は、図1の腕時計1の模式的な断面図である。
図1の腕時計1は、後述する携帯情報端末31と連携して、携帯情報端末31から取得した情報を表示可能な携帯時計の一例である。
図1の腕時計1は、時刻を表示する本体2と、本体2と一体化されるベルト3と、を有する。ベルト3を手首に巻きつけることにより、腕時計1は人体に装着される。
本体2は、略円板形状のケース11、ケース11の上面に形成された円形の凹部12、凹部12を覆う円形の透明なガラス板13、ケース11の外周面に設けられた複数のボタン14およびリューズ15、を有する。ガラス板13で蓋をされた凹部12内には、円形の文字板16、文字板16の上で回転する長針17および短針18、長針17および短針18を駆動する図示外の駆動機構、携帯情報端末31と連携するための後述する表示回路19、が配置される。
文字板16は、円形の外形形状に形成された板である。文字板16の中央には、長針17および短針18を駆動する駆動軸が挿入される貫通孔が形成される。文字板16の上面には、長針17または短針18が指し示す複数の時刻マーク20が印刷される。複数の時刻マーク20は、円形の文字板16の外縁に沿って、360度を12等分した角度毎に配列される。なお、時刻マーク20は、印刷ではなく、文字板16に取り付けたたとえば宝飾素材で構成されてもよい。文字板16上で長針17および短針18が回転して時刻マーク20を指すことにより時刻を表示する。
また、文字板16には、複数の多色発光素子21と時計表示デバイス22とが配置される。時計表示デバイス22は、円形の文字板16の下部中央に部分的に設けられる。時計表示デバイス22を文字板16の一部とすることにより、文字板16のデザインを優先できる。文字板16の表面には、腕時計1の作成イメージに応じたデザインを施すことができる。
ボタン14は、複数の多色発光素子21により表示させる情報を切り替えるために操作される。
多色発光素子21は、たとえば赤色LED(Light Emitting Diode)、緑色LED、青色LEDを組み合わせて白色に発光可能な白色発光ダイオードでよい。このような白色発光ダイオードは、赤色LED、緑色LEDおよび青色LEDの通電量を調整することにより、多色に発光し得る。白色発光ダイオードは、たとえば数ミリメートルのサイズに形成し得るので、複数の時刻マーク20の各々と対応付けて文字板16に配置できる。この場合、複数の多色発光素子21は、円形の文字板16において、たとえば各時刻マーク20と一対一に対応させて離散的に設けられる。図1の文字板16では、24個の多色発光素子21が、15度の間隔で円周状に配列されている。24時間分の情報を表示し得る。
各多色発光素子21は、たとえば各時刻マーク20の外側に配置するとよい。これにより、時刻と対応する情報を、小さな腕時計1の文字板16の全面を使って大きく表示できる。また、360度を100%と見立てて、たとえば目標歩数に対する達成度の情報を表示できる。文字板16上で、角度や方位などの情報を表示し得る。
なお、複数の多色発光素子21は、複数の時刻マーク20に対応付けたものに限られない。たとえば、複数の多色発光素子21は、複数の同心の環状に離散的に配列されてよい。または、複数の多色発光素子21は、文字板16の一部において直線状に離散的に配列されてよい。複数の同心円状に配列された多色発光素子21をたとえば内側から外側に向かって順番に点灯させることにより、流れるフラッシュライトを表示することができ、ユーザの注意を喚起することができる。
また、複数の多色発光素子21を文字板16において密に配列するのではなく離散的に配置することにより、文字板16においてデザインを施すことができない部位が生じないようにできる。文字板16のデザインの自由度を高めることができる。
時計表示デバイス22は、たとえば多色で文字などを表示可能なものがよい。このような時計表示デバイス22としては、フルカラーの液晶デバイス、有機EL(Electro Luminescence)デバイスなどがある。時計表示デバイス22は、少なくとも文字板16より小さくて文字板16の一部に配置されるものであればよく、文字を表示可能な解像度のものが望ましいがこれに限られるものではない。腕時計1にこのような時計表示デバイス22を設けることにより、複数の多色発光素子21の発光パターンと対応づけて、たとえば携帯情報端末31の機能名などの情報を同時に表示することができる。
図3は、図1の腕時計1に内蔵される表示回路19を示すブロック図である。表示回路19は、携帯情報端末31と通信し、携帯情報端末31から受信したデータに基づいて複数の多色発光素子21および時計表示デバイス22の表示を制御する。
腕時計1に内蔵される図3の表示回路19は、複数の多色発光素子21、時計表示デバイス22、ボタン14の他に、時計通信デバイス23、時計マイクロコンピュータ24、を有する。複数の多色発光素子21、時計表示デバイス22、ボタン14、および時計通信デバイス23は、時計マイクロコンピュータ24に接続される。図3の表示回路19は、図示外の腕時計1の電池により動作する。電池は、たとえば充電可能な二次電池でよい。また、腕時計1は、コイルを有し、このコイルにワイヤレスで励起される電圧で二次電池を充電できるようにしてよい。
時計通信デバイス23は、携帯情報端末31と通信する。時計通信デバイス23は、たとえばIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.15.1といった近距離通信規格に対応した時計通信デバイス23でよい。IEEE802.15.1に規定される通信方式では、ペアリングされた複数の通信機器は、無線通信により双方向にデータを送受できる。ペアリングする相手先の通信機器は、1台に限られない。腕時計1の時計通信デバイス23は、複数台の通信機器と同時にペアリングしてよい。本実施形態では、腕時計1の時計通信デバイス23は、携帯情報端末31へリクエストを送信し、携帯情報端末31から、複数の多色発光素子21の発光色を個別に指定する発光パターンデータと、時計表示デバイス22に表示する表示データとを受信する。時計表示デバイス22に表示する表示データは、たとえば該発光パターンデータの元となる情報を用いる携帯情報端末31の機能、すなわち該発光パターンデータにより情報が表示される携帯情報端末31のアプリケーションプログラムのプログラム名を表す表示データでよい。
時計マイクロコンピュータ24は、CPU(Central Processing Unit)、メモリを有する。
メモリには、腕時計1で使用するプログラムおよびデータを記憶する。メモリに記憶されるプログラムは、腕時計1の出荷前にメモリに記憶されたものでも、腕時計1の出荷後にメモリに記憶されたものであってもよい。出荷後にメモリに記憶されるプログラムは、たとえばCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)といったコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたものをインストールしたものであっても、インターネットといった伝送媒体を介してサーバ装置からダウンロードしてインストールしたものであってもよい。
CPUは、メモリに記憶されるプログラムを読み込んで実行する。これにより、時計マイクロコンピュータ24には、表示回路19を制御する時計制御部25が実現される。この場合、メモリは、表示回路19を制御するために用いるデータを記憶する時計記憶部26として機能する。時計記憶部26は、たとえば時計通信デバイス23が受信した発光パターンデータおよび表示データを記憶する。
時計制御部25は、時計通信デバイス23による携帯情報端末31との通信を制御する。ボタン14が操作された場合、時計制御部25は、時計通信デバイス23からリクエストを送信する。時計通信デバイス23が通信データを受信した場合、時計制御部25は、受信した通信データを時計記憶部26に記憶させる。
また、時計制御部25は、複数の多色発光素子21および時計表示デバイス22の表示を制御する。時計記憶部26に発光パターンデータが記憶された場合、時計制御部25は、記憶された発光パターンデータに基づいて複数の多色発光素子21の発光を制御する。時計制御部25は、受信した発光パターンデータに基づいて、複数の多色発光素子21を、各々について発光パターンデータで指定された発光色の組み合わせで発光させる。また、時計記憶部26に表示データが記憶された場合、時計制御部25は、記憶された表示データに基づいて時計表示デバイス22にプログラム名を表示させる。時計制御部25は、発光パターンデータに基づいて複数の多色発光素子21を発光させる際に、時計表示デバイス22に携帯情報端末31の機能の機能名を表示させる。
このように、本実施形態の腕時計1に内蔵される表示回路19は、基本的に通信機能および表示制御機能で構成され、最小限の素子で構成されている。これにより、後述するように腕時計1には各種の情報を多機能に表示させつつ、表示回路19のコストアップおよび大型化を抑制し、腕時計1のデザインに対する制約を極力抑えている。従来の腕時計1では、情報を表示するために情報毎に専用のセンサおよび回路を設ける必要があり、その結果として、腕時計1のサイズが大型化したり、重量がかさんだりしている。なお、図3の表示回路19と異なり、腕時計1のデザイン上許容されるのであれば、表示回路19に、たとえば脈拍を計測するパルスセンサ、腕時計1の加速度を検出する加速度センサといった素子を追加してよい。この場合、腕時計1は、携帯情報端末31から取得した情報を表示できるとともに、腕時計1で取得した情報についても表示することができる。
図4は、図1の腕時計1と連携する携帯情報端末31を示す説明図である。腕時計1と携帯情報端末31とにより、連携システムが構成される。
携帯情報端末31は、たとえばスマートフォン端末、携帯電話端末、PDA(Personal Data Assistance)装置などである。これらの携帯情報端末31は、たとえば内蔵センサで情報を検出したり、インターネットなどの通信網から情報を取得したりする。
図4の携帯情報端末31は、端末通信デバイス32、ネットワーク通信デバイス33、端末表示デバイス34、端末入力デバイス35、端末センサデバイス36、端末マイクロコンピュータ37、を有する。端末通信デバイス32、ネットワーク通信デバイス33、端末入力デバイス35、端末表示デバイス34、および端末センサデバイス36は、端末マイクロコンピュータ37に接続される。
端末通信デバイス32は、腕時計1の時計通信デバイス23と通信可能なものであればよい。たとえば、腕時計1の時計通信デバイス23と同じ規格に対応した通信デバイスでよい。
ネットワーク通信デバイス33は、たとえば移動体通信の基地局またはアクセスポイントと通信するデバイスである。ネットワーク通信デバイス33は、移動体通信事業者が設置した基地局が採用する通信方式に対応した通信デバイスでよい。または、アクセスポイントの通信方式に対応した通信デバイスでよい。このような通信規格としては、たとえばIEEE802.11として規格化された無線通信規格がある。なお、端末通信デバイス32とネットワーク通信デバイス33とは、1つの通信デバイスとして携帯情報端末31に設けられてよい。
端末表示デバイス34は、たとえば液晶デバイス、有機ELデバイスである。端末表示デバイス34はたとえば3〜7インチ程度の画面サイズを有する。端末表示デバイス34は、携帯情報端末31の機能に基づいて各種の情報を表示する。
端末入力デバイス35は、たとえば端末表示デバイス34と重ねて配置される透明なタッチパネルである。タッチパネルは、端末表示デバイス34に表示した表示画面に対するユーザの操作位置を検出する。
端末センサデバイス36は、たとえばGPS(Global Positioning System)電波受信デバイス、地磁気検出デバイス、加速度センサデバイスである。GPS電波受信デバイスは、GPS衛星から送信されるGPS電波を受信し、携帯情報端末31の位置情報を生成する。地磁気検出デバイスは、地球の地磁気を検出し、磁北を示す方向情報を生成する。加速度センサデバイスは、携帯情報端末31の移動に伴う加速度を検出し、携帯情報端末31の加速度情報を生成する。また、ネットワーク通信デバイス33は、通信相手の基地局の位置情報を取得できるので、携帯情報端末31の位置情報を生成する端末センサデバイス36としても利用可能である。
端末マイクロコンピュータ37は、CPU、メモリを有する。携帯情報端末31のメモリは、携帯情報端末31のオペレーティングシステムプログラムおよびアプリケーションプログラムを記憶する。アプリケーションプログラムは、携帯情報端末31に機能を追加する際に、携帯情報端末31にダウンロードされる。アプリケーションプログラムには、たとえばスケジューラプログラム、メーラプログラム、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)プログラム、気象プログラムがある。CPUは、メモリに記憶される各種のプログラムを実行する。これにより、端末マイクロコンピュータ37には、端末制御部38および端末記憶部39が実現され、携帯情報端末31に各種の機能が実現される。端末記憶部39には、アプリケーションプログラムが使用するアプリケーションデータが記憶される。
たとえば、CPUがスケジューラプログラムを実行することにより、携帯情報端末31の機能としてスケジューラ41が実現される。スケジューラ41は、ユーザのスケジュールを管理する。具体的にはたとえば、スケジューラ41は、ネットワーク通信デバイス33を用いて自動受信したユーザのスケジュールデータを端末記憶部39に記憶させる。スケジューラ41は、端末入力デバイス35から入力されたスケジュールデータを端末記憶部39に記憶させる。スケジューラ41は、端末記憶部39に記憶されているスケジュールデータを端末表示デバイス34に表示させる。スケジュールデータは、たとえばスケジュールの日時、場所、内容などの情報を有する。
CPUがメーラプログラムを実行することにより、携帯情報端末31の機能としてメーラ42が実現される。メーラ42は、ユーザの電子メール、SMS(Short Message Service)のメッセージなどを管理する。具体的にはたとえば、メーラ42は、ネットワーク通信デバイス33を用いて自動受信したユーザの電子メールデータまたはメッセージデータを端末記憶部39に記憶させる。メーラ42は、端末記憶部39に記憶されている電子メールデータまたはメッセージデータを端末表示デバイス34に表示させる。メーラ42は、端末入力デバイス35から入力された電子メールデータまたはメッセージデータをネットワーク通信デバイス33に送信させる。電子メールデータは、たとえば送信元、送信先、送受信日時、タイトル、本文などの情報を有する。
CPUがSNSプログラムを実行することにより、携帯情報端末31の機能としてSNS部43が実現される。SNS部43は、ユーザに関連する投稿などのメッセージを管理する。具体的にはたとえば、SNS部43は、ネットワーク通信デバイス33を用いて自動受信したメッセージデータを端末記憶部39に記憶させる。SNS部43は、端末記憶部39に記憶されているメッセージデータを端末表示デバイス34に表示させる。SNS部43は、端末入力デバイス35から入力されたメッセージデータをネットワーク通信デバイス33に送信させる。メッセージデータは、たとえばメッセージ本文、送信者などの情報を有する。
CPUが気象プログラムを実行することにより、携帯情報端末31の機能として気象通知部44が実現される。気象通知部44は、携帯情報端末31の所在地の気象データを、ネットワーク通信デバイス33を用いて自動受信し、端末記憶部39に記憶させる。気象通知部44は、端末記憶部39に記憶されている気象データを端末表示デバイス34に表示させる。気象データは、天候、気温、注意報などの情報を有する。
また、本実施形態の携帯情報端末31では、端末時計記憶部26に、腕時計1と連携するための連携プログラムが記憶される。CPUが連携プログラムを実行することにより、携帯情報端末31に、その一つの機能として腕時計1との連携部45が実現される。連携部45は、携帯情報端末31に記憶されている各機能のデータから、該機能について予め設定された生成条件に基づいて、腕時計1の複数の多色発光素子21の発光色を規定する発光パターンデータを生成する。また、多色発光素子21の発光色には、無発光の消灯を含めてよい。なお、生成条件は、ユーザにより設定可能である。連携部45は、生成した発光パターンデータとともに、その生成に用いた情報を利用する携帯情報端末31のアプリケーションプログラムのプログラム名(機能名)を表示する表示データを、端末通信デバイス32から腕時計1へ送信する。
また、連携部45は、腕時計1からリクエストを受信した場合に表示する情報のリストをユーザの操作に基づいて生成し、端末記憶部39に記憶させる。このリストには、腕時計1に表示させる複数の情報レコードが所定の順番で登録される。リストには、たとえばスケジューラ41、メーラ42、SNS部43、気象通知部44が、その順番で登録される。情報レコードには、たとえば端末記憶部39での情報元の位置(データ名)などを有する。連携部45は、リクエストを受信する度に、リストから選択する情報レコードを切り替える。連携部45は、受信したリクエストの個数に対応する情報レコードを選択する。連携部45は、選択した情報レコードに基づいて端末記憶部39からアプリケーションデータを取得し、取得したアプリケーションデータの情報に基づいて発光パターンデータを生成する。連携部45は、生成した発光パターンデータおよびプログラム名の表示データを、端末通信デバイス32から腕時計1へ送信する。
次に、本実施形態の腕時計1と携帯情報端末31との連携動作について説明する。
ここでは、まず、腕時計1と携帯情報端末31との基本的な連携動作である、携帯情報端末31が腕時計1へ自動的に情報を送信するプッシュ連携動作と、腕時計1からのリクエストに応じて携帯情報端末31が腕時計1へ情報を送信するゲット連携動作と、について説明する。
プッシュ連携動作は、たとえば連携部45において自動送信時刻が設定されている場合、スケジューラ41、メーラ42、SNS部43、気象通知部44などが所定の新たなデータを取得した場合などにおいて、適宜実行される。
携帯情報端末31において、連携部45は、自動送信時刻になると、または携帯情報端末31の機能が所定の新たなデータを取得すると、プッシュ連携動作を開始する。連携部45は、対象となるデータを端末記憶部39から取得し、取得したデータの情報に基づいて、その情報の内容に応じた発光パターンデータを生成する。
次に、連携部45は、生成した発光パターンデータと、使用したデータを取得した機能の機能名を表示する表示データとを、腕時計1へ送信する。これらのデータは、端末通信デバイス32から時計通信デバイス23へ送信され、時計記憶部26に記憶される。
時計制御部25は、時計記憶部26に記憶された発光パターンデータを用いて、複数の多色発光素子21を発光させる。複数の多色発光素子21は、発光パターンデータにおいて各々について指定された発光色の組み合わせで発光する。この際、時計制御部25は、時計記憶部26に記憶された表示データの内容を時計表示デバイス22に表示させる。
これにより、腕時計1の文字板16では、時計表示デバイス22において、発光パターンデータに基づいて複数の多色発光素子21を発光させた携帯情報端末31の機能名が表示される。また、複数の多色発光素子21は、その機能が取得した情報の内容に応じた多色パターンで発光する。ユーザは、これらの表示に基づいて、予め自動送信時刻において設定した機能の情報の内容を把握できる。
ゲット連携動作は、腕時計1においてたとえばボタン14が操作された場合などにおいて、適宜実行される。
腕時計1において、ボタン14が操作されると、時計制御部25は、発光パターンのリクエストを携帯情報端末31へ送信する。発光パターンのリクエストは、時計通信デバイス23から端末通信デバイス32へ送信され、端末記憶部39に記憶される。
端末記憶部39にリクエストが記憶されると、連携部45は、端末記憶部39から、リスト中の前回使用したレコードの次のレコードを読込む。一度も使用していない場合には、リストの最初のレコードを読込む。連携部45は、読込んだレコードにより指定される機能の情報を端末記憶部39から取得し、取得したデータの情報に基づいて、その情報の内容に応じた発光パターンデータを生成する。
次に、連携部45は、生成した発光パターンデータと、使用したデータを取得した機能の機能名を表示する表示データとを、腕時計1へ送信する。これらのデータは、端末通信デバイス32から時計通信デバイス23へ送信され、時計記憶部26に記憶される。
時計制御部25は、時計記憶部26に記憶された発光パターンデータを用いて、複数の多色発光素子21を発光させる。時計制御部25は、時計記憶部26に記憶された表示データの内容を時計表示デバイス22に表示される。
これにより、腕時計1の文字板16では、時計表示デバイス22において、複数の多色発光素子21を発光させた携帯情報端末31の機能名が表示される。また、複数の多色発光素子21は、その機能が取得した情報の内容に応じた多色パターンで発光する。ユーザは、これらの表示に基づいて、予め携帯情報端末31のリストに登録した機能についての最新の情報の内容を把握できる。
また、ユーザは、ボタン14を複数回操作することにより、リストに基づいて選択された携帯情報端末31の複数の機能についての最新の情報の内容を把握できる。ユーザは、携帯情報端末31を取り出したり、携帯情報端末31を操作して複数の機能を実行させたりすることなく、身に着けた腕時計1のボタン14を手元で操作するだけで容易に、携帯情報端末31の複数の機能についての最新の情報を把握することができる。携帯情報端末31での最新の情報の取得状況などを容易に把握できる。
なお、ここではボタン14の操作に基づいて、連携部45は、表示する機能をリストから選択している。この他にもたとえば、連携部45は、ボタン14の操作に基づいて、予めそのボタンに対応付けられた機能を表示する機能として選択してよい。
次に、携帯情報端末31の各機能の情報を、プッシュ連携動作およびゲット連携動作を用いて腕時計1に表示する動作について、機能別に説明する。
連携部45は、スケジューラ41について、たとえば自動送信時刻を設定する。そして、連携部45は、設定された時刻に、たとえばその日のスケジュールの有無を時刻単位で表示する発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、その日のスケジュールに応じたパターンで発光する。複数の時刻マーク20と対応付けられた複数の多色発光素子21は、少なくとも時間帯毎のスケジュールの有無に応じて色分けして発光される。
また、連携部45は、スケジューラ41がネットワークから新たなスケジュールデータを受信した場合、新たなスケジュールデータが取得されたことを示す発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、スケジューラ41が新たなスケジュールデータを取得したことを通知するパターンで発光する。
また、連携部45は、登録されたスケジュールの時刻になったら、スケジュール時刻になったことを示す発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、予定時刻となったスケジュールに応じたパターンで発光する。なお、連携部45は、スケジュールデータの時刻より所定時間前の時間に発光パターンデータを生成してもよい。
連携部45は、メーラ42がネットワークから新たな電子メールデータなどを取得した場合、新たな電子メールデータが取得されたことを示す発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、メーラ42が新たな電子メールデータを取得したことを通知するパターンで発光する。複数の多色発光素子21は、新たに取得した情報に応じて色分けして発光される。
また、連携部45は、メーラ42について、たとえば自動送信時刻を設定する。そして、連携部45は、設定された時刻に、たとえばそれまでに新たに取得した電子メールデータの有無を表示する発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、自動送信時刻までに新たに取得された電子メールデータの有無に応じたパターンで発光する。
連携部45は、SNS部43がネットワークから新たなメッセージデータを取得した場合、新たなメッセージデータが取得されたことを示す発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、SNS部43が新たなメッセージデータを取得したことを通知するパターンで発光する。複数の多色発光素子21は、新たに取得した情報に応じて色分けして発光される。
また、連携部45は、SNS部43について、たとえば自動送信時刻を設定する。そして、連携部45は、設定された時刻に、たとえばそれまでに新たに取得したメッセージデータの有無を表示する発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、自動送信時刻までに新たに取得されたメッセージデータの有無に応じたパターンで発光する。
連携部45は、気象通知部44については、たとえば自動送信時刻を設定する。そして、連携部45は、設定された時刻に、たとえばその日の天候を時刻単位で表示する発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、その日の天候の予報に応じたパターンで発光する。複数の時刻マーク20と対応付けられた複数の多色発光素子21は、時間帯毎の気象情報の内容に応じて色分けして発光される。
また、連携部45は、気象通知部44がネットワークから新たな気象データを受信した場合、新たな気象データが取得されたことを示す発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、気象通知部44が新たな気象データを取得したことを通知するパターンで発光する。
また、連携部45は、それが管理するリストに、スケジューラ41、メーラ42、SNS部43、気象通知部44がその順番で登録されている場合において、腕時計1のボタン14の最初の操作に基づいて腕時計1から最初に送信されたリクエストを取得したとき、スケジューラ41を選択する。そして、連携部45は、たとえば操作時刻より後のその日のスケジュールの有無を時刻単位で表示する発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、その日の残りのスケジュールの有無を時刻単位で表示するパターンで発光する。
腕時計1のボタン14の二回目の操作に基づいて腕時計1から二番目に送信されたリクエストを取得したとき、連携部45は、メーラ42を選択する。そして、連携部45は、たとえば操作時刻までに新たに取得した電子メールデータの有無に応じた発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、新たに取得した電子メールデータの有無に応じたパターンで発光する。
腕時計1のボタン14の三回目の操作に基づいて腕時計1から三番目に送信されたリクエストを取得したとき、連携部45は、SNS部43を選択する。そして、連携部45は、たとえば操作時刻までに新たに取得したメッセージデータの有無に応じた発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、新たに取得したメッセージデータの有無に応じたパターンで発光する。
腕時計1のボタン14の四回目の操作に基づいて腕時計1から四番目に送信されたリクエストを取得したとき、連携部45は、気象通知部44を選択する。そして、連携部45は、たとえば最新の気象データを時刻単位で表示する発光パターンデータを生成して腕時計1へ送信する。これにより、腕時計1において複数の多色発光素子21は、最新の気象データを時刻単位で表示するパターンで発光する。
このように、時計通信デバイス23は、ボタン14が操作される度に携帯情報端末31へリクエストを送信し、それに応じて、携帯情報端末31の複数の機能について予め設定された順番で切り替えることにより選択された機能の情報を表す発光パターンデータを受信する。
このように、腕時計1の複数の多色発光素子21は、携帯情報端末31の機能の情報の有無または内容に応じたパターンで発光する。ユーザは、腕時計1の文字板16に表示されたプログラム名および発光パターンから、腕時計1の文字板16を一瞥するだけで、携帯情報端末31での情報の取得状況または内容を容易に把握できる。
なお、これら携帯情報端末31の複数の機能に基づいて、腕時計1の複数の多色発光素子21を発光させる場合、その発光パターンは、好ましくは相互に異なるのがよい。ただし、たとえば電子メール受信の有無とメッセージ受信の有無のように共通の性質を有する情報については、同じ発光パターンを使用してもよい。また、この発光パターンデータは、携帯情報端末31においてユーザにより個別に設定可能とするとよい。これにより、ユーザは、自らした設定に基づいて、発光パターンと機能との対応、ひいては発光パターンと情報の内容との対応関係について容易に把握することができる。また、各人が個別に発光パターンの生成条件を設定することにより、他人が発光パターンを見たとしても、情報の内容を理解できないようになる。発光パターンにより腕時計1に表示される情報について、秘匿性を持たせることができる。
また、各情報の内容に対応する発光パターンは、単に複数の多色発光素子21を個別に指定された色で一定時間で発光させる1つの発光パターンに限られない。複数の多色発光素子21に複数の発光パターンを連続的に切り替えて表示させてもよい。これにより、たとえば輝点を複数の多色発光素子21の間で移動させたり、複数の多色発光素子21を点滅させたりできる。点滅は部分的でもよい。複数の発光パターンの組み合わせにより、フラッシュ発光させてもよい。1つの情報の内容に対して複数の発光パターンを対応させることにより、少ない数の多色発光素子21においてより多くの情報を表示することができる。
以上のように、本実施形態において、腕時計1は、携帯情報端末31と通信し、携帯情報端末31から受信したデータに基づいて文字板16に設けられた複数の多色発光素子21を発光させる。よって、携帯情報端末31の機能と同様の機能を携帯時計自体に盛り込むことなく、携帯情報端末31と連携して、腕時計1は、該機能に関する情報を複数の多色発光素子21の発光色の組み合わせにより表示することができる。ユーザは文字板16に表示された発光色の組み合わせから、携帯情報端末31の機能が取得した情報の概要を認識できる。腕時計1に文字を表示した場合のように文字板16に表示される文字を読み取る必要がない。
また、腕時計1は、携帯情報端末31から、携帯情報端末31の機能が取得した情報に基づいて携帯情報端末31において生成された、複数の多色発光素子21の各々の発光色を個別に指定する発光パターンデータを受信し、これに基づいて、複数の多色発光素子21を、各々について指定された発光色の組み合わせで発光させる。よって、腕時計1の時計制御部25は、発光色を指定する発光パターンデータを用いて、複数の多色発光素子21を各々について指定された色で発光させることができる程度の処理能力があればよい。腕時計1に組み込まれる時計制御部25などには、能力が高くない小型で軽量のものを使用することができる。
その結果、本実施形態では、腕時計1自体の大型化若しくは重量化を抑制しながら、腕時計1に情報を表示する機能を持たせることができる。腕時計1の利便性を向上させることができる。また、複数の多色発光素子21の発光色の組み合わせにより表示するため、腕時計1での情報の表示をテキスト主体にする場合と比べて、ユーザはアナログ時計と同様に直感的に表示された情報を理解できる。打ち合わせ中、移動中、急いでいる時などにおいても、瞬時に情報を把握することができる。また、携帯情報端末31の画面を開いて確認しなくても情報を確認できるので、歩きながら携帯情報端末31を操作することなく、歩きながら情報を確認できる。
また、本実施形態において、複数の多色発光素子21は、文字板16において離散的に配置される。よって、仮にたとえば文字板16の全面を液晶画面とした場合のように、または仮にたとえば文字板16に複数の発光素子を密に並べて配置した場合のように、腕時計1の文字板16のデザインの自由度を制限してしまうことはない。その結果、腕時計1がその本来的な価値として有する高いデザイン性を損なうことなく、腕時計1の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、腕時計1は、複数の多色発光素子21により表示させる情報を切り替えるために操作されるボタン14を有し、時計通信デバイス23は、ボタン14が操作される度に携帯情報端末31と通信し、携帯情報端末31の複数の機能のうちから、ボタン14の操作回数により切り替えて選択された機能の情報を表す発光パターンデータを受信する。よって、腕時計1には、複数の機能の情報を表示できる。複数の情報は、たとえばボタン14の操作回数により切り替えられるため、ユーザは各情報がいずれの機能と対応するものであるかを容易に把握することができる。そして、このように腕時計1を多機能化しているにもかかわらず、腕時計1に必要とされる能力を増やさないので、腕時計1の大型化および重量化させることなく腕時計1を多機能化できる。
また、本実施形態では、腕時計1は、文字板16の一部に配置される表示デバイスを有し、時計通信デバイス23は、発光パターンデータにより情報が表示される携帯情報端末31の機能を表す表示データを受信し、時計制御部25は、発光パターンデータに基づいて複数の多色発光素子21を発光させる際に、時計表示デバイス22に携帯情報端末31の機能を表す表示データを表示させる。よって、文字板16の一部に配置された時計表示デバイス22に、複数の多色発光素子21を発光させる発光パターンデータの情報元となる携帯情報端末31の機能を示す表示データを表示できる。その結果、携帯情報端末31の複数の機能について予め設定された順番を失念していたとしても、ユーザは、時計表示デバイス22の表示に基づいて複数の多色発光素子21で表示している機能を把握することができる。
また、本実施形態では、文字板16には、針が指し示す複数の時刻マーク20が設けられ、複数の多色発光素子21は、少なくとも複数の時刻マーク20と対応付けて設けられ、時計通信デバイス23が受信する発光パターンデータは、携帯情報端末31のスケジュール機能の情報に基づいて生成され、複数の時刻マーク20と対応付けられた複数の多色発光素子21を、少なくとも時間帯毎のスケジュールの有無に応じて色分けして発光させるデータである。よって、腕時計1の文字板16に設けられる複数の時刻マーク20を好適に利用して、それに対応する複数の多色発光素子21を、少なくとも時間帯毎のスケジュールの有無に応じて色分けして発光させる。これにより、ユーザは、腕時計1において、たとえば当日のスケジュールの有無を時間帯別に把握できる。
また、本実施形態では、文字板16には、針が指し示す複数の時刻マーク20が設けられ、複数の多色発光素子21は、少なくとも複数の時刻マーク20と対応付けて設けられ、時計通信デバイス23が受信する発光パターンデータは、携帯情報端末31の気象通知部44の情報に基づいて生成され、複数の時刻マーク20と対応付けられた複数の多色発光素子21を、時間帯毎の気象情報の内容に応じて色分けして発光させるデータである。よって、腕時計1の文字板16に設けられる複数の時刻マーク20を好適に利用して、それに対応する複数の多色発光素子21を、時間帯毎の気象情報の内容に応じて色分けして発光させる。これにより、ユーザは、腕時計1において、たとえば一日の気象情報を時間帯別に把握できる。
また、本実施形態では、時計通信デバイス23が受信する発光パターンデータは、携帯情報端末31の通信機能が新たに取得した情報に基づいて生成され、複数の多色発光素子21を、新たに取得した情報に応じて色分けして発光させるデータである。よって、携帯情報端末31の通信機能が新たに情報を取得した場合に、文字板16に設けられた複数の多色発光素子21が、新たに取得した情報に応じて発光する。これにより、ユーザは、腕時計1において、新たな情報を取得したことを把握できる。また、発光する色により、新たに取得した情報の概要についても把握することも可能である。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
たとえば上記実施形態では、携帯時計の一例としての腕時計1は、1つの携帯情報端末31と連携し、この1つの携帯情報端末31の複数の機能の情報に基づいて複数の多色発光素子21を発光させている。
この他にもたとえば、携帯時計は、複数の携帯情報端末31と連携し、この複数の携帯情報端末31による複数の機能の情報に基づいて複数の多色発光素子21を発光させてよい。
上記実施形態では、1つの発光パターンデータは、携帯情報端末31の1つの機能の情報に基づいて生成される。
この他にもたとえば、1つの発光パターンデータは、携帯情報端末31の複数の機能の情報に基づいて生成されてよい。たとえば携帯情報端末31においてプライベート用のスケジューラと仕事用のスケジューラとが混在して機能する場合、これら複数の機能の情報の内容に基づいて、1日の予定を時間帯別に示す1つの発光パターンデータを生成してよい。この際、多色発光素子21の発光色は、機能毎に使い分けてよい。
上記実施形態では、時計表示デバイス22には、携帯情報端末31の機能名が表示される。
この他にもたとえば、時計表示デバイス22には、現在選択されている携帯情報端末31の機能の情報の内容を表示するようにしてもよい。たとえば、時計表示デバイス22には、携帯情報端末31のアプリケーションから受け取った情報(例えば、現在の天気、気温、今実行中のスケジュールタスク、SNSのメッセージなど)を、テキストのスクロール表示により表示してよい。
上記実施形態では、アナログ式の腕時計1に複数の多色発光素子21を設け、この複数の多色発光素子21に連携する携帯情報端末31の機能の情報を表示させている。
この他にもたとえば、文字板16に配置された時計表示デバイス22に時刻を表示するデジタル式の腕時計に複数の多色発光素子21を設け、この複数の多色発光素子21に連携する携帯情報端末31の機能の情報を表示させてもよい。
上記実施形態では、腕時計1は、携帯情報端末31と連携し、携帯情報端末31から受信したデータに基づいて表示を制御している。
この他にもたとえば、腕時計1に各種のセンサを設け、そのセンサで検出した情報を腕時計1に表示してよい。このようなセンサとしては、たとえば脈拍を検出するセンサ、体温を検出するセンサ、ストレスの程度を検出するセンサなどがある。この場合であっても、腕時計1に表示する機能の情報の少なくとも一部は携帯情報端末31から取得できるため、腕時計1にそのすべての機能に対応する素子を実装させなくてよい。
上記実施形態では、腕時計1は、携帯情報端末31のスケジュール機能、通信機能、気象機能と連携してそれらの情報を表示している。
腕時計1が携帯情報端末31と連携して表示可能な機能は、これに限られない。
この他にもたとえば、腕時計1は、携帯情報端末31と連携して、乗換案内、目的地の方向、電話着信などの情報を表示してよい。
1 腕時計(携帯時計)、2 本体、3 ベルト、11 ケース、12 凹部、13 ガラス板、14 ボタン、15 リューズ、16 文字板、17 長針、18 短針、19 表示回路、20 時刻マーク、21 多色発光素子、22 時計表示デバイス(表示デバイス)、23 時計通信デバイス(通信部)、24 時計マイクロコンピュータ、25 時計制御部(制御部)、26 時計記憶部、31 携帯情報端末、32 端末通信デバイス、33 ネットワーク通信デバイス、34 端末表示デバイス、35 端末入力デバイス、36 端末センサデバイス、37 端末マイクロコンピュータ、38 端末制御部、39 端末記憶部、41 スケジューラ(スケジュール機能)、42 メーラ(通信機能)、43 SNS部(通信機能)、44 気象通知部(気象機能)、45 連携部

Claims (6)

  1. 文字板上で針が回転することにより時刻を表示する携帯時計であって、
    前記文字板に離散的に配置される複数の多色発光素子と、
    携帯情報端末と通信し、前記携帯情報端末から前記複数の多色発光素子を発光させるデータを受信する通信部と、
    前記通信部が受信したデータに基づいて前記複数の多色発光素子の発光を制御する制御部と、
    前記複数の多色発光素子により表示させる情報を切り替えるために操作されるボタンと、
    を有し、
    前記ボタンの第1の操作に基づいてスケジュール機能を選択し、第2の操作に基づいてメーラ機能を選択し、第3の操作に基づいてSNS機能を選択し、第4の操作に基づいて気象通知機能を選択し、各リクエストを前記携帯情報端末に送信し、
    前記携帯情報端末では、前記各機能のデータから、該機能について予め設定された生成条件に基づいて、前記多色発光素子の発光色を規定する発光データを生成し、
    前記通信部は、前記携帯情報端末より、前記ボタンの操作回数により切り替えて選択された機能の情報を表す前記発光データを受信し、
    前記制御部は、前記通信部が受信した前記発光データに基づいて、前記複数の多色発光素子を、各々について前記発光データで指定された発光色の組み合わせで発光させる、
    携帯時計。
  2. 前記携帯情報端末は、プライベート用のスケジューラと仕事用のスケジューラとが混在して機能する場合、これら複数の機能の情報の内容に基づいて、1日の予定を時間帯別に示す1つの発光パターンを生成する、
    請求項1記載の携帯時計。
  3. 前記文字板の一部に配置される表示デバイスを有し、
    前記通信部は、前記発光データにより情報が表示される前記携帯情報端末の機能を表す表示データを受信し、
    前記制御部は、前記発光データに基づいて前記複数の多色発光素子を発光させる際に、前記表示デバイスに前記携帯情報端末の機能を表す前記表示データを表示させる、
    請求項1記載の携帯時計。
  4. 前記文字板には、前記針が指し示す複数の時刻マークが設けられ、
    前記複数の多色発光素子は、少なくとも前記複数の時刻マークと対応付けて設けられ、
    前記通信部が受信する前記発光データは、前記携帯情報端末の前記スケジュール機能の情報に基づいて生成され、前記複数の時刻マークと対応付けられた前記複数の多色発光素子を、少なくとも時間帯毎のスケジュールの有無に応じて色分けして発光させるデータである、
    請求項1記載の携帯時計。
  5. 前記文字板には、前記針が指し示す複数の時刻マークが設けられ、
    前記複数の多色発光素子は、少なくとも前記複数の時刻マークと対応付けて設けられ、
    前記通信部が受信する前記発光データは、前記携帯情報端末の前記気象通知機能の情報に基づいて生成され、前記複数の時刻マークと対応付けられた前記複数の多色発光素子を、時間帯毎の気象情報の内容に応じて色分けして発光させるデータである、
    請求項1記載の携帯時計。
  6. 前記通信部が受信する前記発光データは、前記携帯情報端末の通信機能が新たに取得した情報に基づいて生成され、前記複数の多色発光素子を、新たに取得した情報に応じて色分けして発光させるデータである、
    請求項1記載の携帯時計。
JP2014025795A 2014-02-13 2014-02-13 携帯時計 Active JP6278450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014025795A JP6278450B2 (ja) 2014-02-13 2014-02-13 携帯時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014025795A JP6278450B2 (ja) 2014-02-13 2014-02-13 携帯時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015152401A JP2015152401A (ja) 2015-08-24
JP6278450B2 true JP6278450B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=53894822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014025795A Active JP6278450B2 (ja) 2014-02-13 2014-02-13 携帯時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6278450B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019086328A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 セイコーインスツル株式会社 ムーブメントおよび時計
JP7099817B2 (ja) * 2017-11-02 2022-07-12 セイコーインスツル株式会社 ムーブメント及び時計
CN107703730A (zh) * 2017-11-11 2018-02-16 深圳跨视界智能科技有限公司 一种智能手表
EP3672114A1 (fr) * 2018-12-21 2020-06-24 Montres Rado S.A. Procede et systeme de transmission d'au moins un message par l'intermediaire d'une piece d'horlogerie
JP7378768B2 (ja) * 2019-06-17 2023-11-14 株式会社ユピテル 電子機器、システムおよびプログラム等
JP2023056055A (ja) * 2020-03-03 2023-04-19 株式会社ヴェルト 情報処理システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10319139A (ja) * 1997-05-15 1998-12-04 Naotaka Kato 時刻表示装置及び方法
JP3750910B2 (ja) * 1999-12-13 2006-03-01 セイコーインスツル株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP2003004871A (ja) * 2001-06-19 2003-01-08 Rhythm Watch Co Ltd 報時時計
JP2004184161A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Ntt Docomo Inc 電子機器、時計装置および携帯端末
FR2864850B1 (fr) * 2004-01-05 2006-04-14 Rhea Dispositif de signalisation de previsions immediates de precipitations
JP5218339B2 (ja) * 2009-08-27 2013-06-26 カシオ計算機株式会社 携帯電話システムおよび端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015152401A (ja) 2015-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6278450B2 (ja) 携帯時計
US10120344B2 (en) Smartwatch assemblies having analog dials with specific functionalities
CN106662842B (zh) 具有对已排程事件倒计时的电子手表表盘显示器的电子计时器
US20190041807A1 (en) Analog Type Watch and Time Set Method
US9696688B1 (en) Smartwatch assemblies having analog dials and related methods
JP5864800B1 (ja) ウェアラブルナビゲーションシステム、指輪・腕時計・腕輪、プログラム
JP6554407B2 (ja) 携帯情報機器
US9949081B2 (en) Advance notification system, advance notification method, and mobile communication device
JP2021114784A (ja) 携帯通信機器連携システム、及び、主携帯通信機器
US20240054929A1 (en) Electronic device, control method of electronic device, and non-transitory computer-readable storage medium
JP6269240B2 (ja) 時計及び通信システム
JP2017167054A (ja) 腕時計型報知装置
US20210223743A1 (en) Electronic Timepiece
JP6482301B2 (ja) 電子時計、および電子時計システム
JP6589973B2 (ja) 電子装置及び通信システム
JP6795437B2 (ja) 携帯端末、プログラム、及びイベント送受信システム
JP6696131B2 (ja) 電子機器、情報表示方法及びプログラム
KR102452627B1 (ko) 애플리케이션을 이용한 문자 디스플레이가 가능한 모자 및 그의 운용 방법
JP7280298B2 (ja) 表示システム
US20220091566A1 (en) Display control device, electronic watch, display control method, and recording medium
KR101647928B1 (ko) 스마트단말의 알림 메시지를 빛의 색상 또는 패턴을 이용하여 표현하는 사물인터넷장치 및 이를 이용하여 스마트단말의 알림 메시지를 표현하는 방법
US20150349403A1 (en) Electronic device
US20210318902A1 (en) Cooperation system, first terminal device, and second terminal device
JP2011163857A (ja) アナログ腕時計
JP2016133442A (ja) 電子時計、および情報報知システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161227

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20161227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6278450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250