JP2019086328A - ムーブメントおよび時計 - Google Patents

ムーブメントおよび時計 Download PDF

Info

Publication number
JP2019086328A
JP2019086328A JP2017212719A JP2017212719A JP2019086328A JP 2019086328 A JP2019086328 A JP 2019086328A JP 2017212719 A JP2017212719 A JP 2017212719A JP 2017212719 A JP2017212719 A JP 2017212719A JP 2019086328 A JP2019086328 A JP 2019086328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
battery
opening
thickness direction
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2017212719A
Other languages
English (en)
Inventor
忠士 土屋
Tadashi Tsuchiya
忠士 土屋
朗人 奥村
Akihito Okumura
朗人 奥村
康弘 荒川
Yasuhiro Arakawa
康弘 荒川
征幸 中村
Masayuki Nakamura
征幸 中村
夏生 海老原
Natsuo Ebihara
夏生 海老原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2017212719A priority Critical patent/JP2019086328A/ja
Publication of JP2019086328A publication Critical patent/JP2019086328A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

【課題】機械式時計において表示できる情報量の制限、および発光部を備える時計における電池寿命の制限を相互に補完し合うムーブメントを提供する。【解決手段】ムーブメント2は、文字板20と、ぜんまい31を動力源とし、文字板20との組み合わせにより時刻を表示する指針10と、電池41を電源とし、発光により文字板20上に情報を表示する発光表示部51と、を備える。ぜんまい31および電池41は、文字板20に沿って並んで設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、ムーブメントおよび時計に関するものである。
従来、ぜんまいを動力源として指針を駆動する機械式時計がある。この種の時計では、ぜんまいの復元力により指針等を回転または回動させ、時刻や日付等の時間に関する情報を表示する。
また、従来、電池の電力により発光する発光部を有する時計がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の時計は、時計ケース内を照明する内部照明用LEDを備えている。この技術を用い、例えば時計ケース内を照明する発光部を複数設けることで、点灯した発光部の位置によって、時間に関する情報のみならず、時間以外の情報も表示させることが可能になる。
特開2007−155595号公報
しかしながら、機械式時計では、表示できる情報が主に時間に関する情報に限られる。すなわち、機械式時計においては、表示できる情報量に限りがある。また、電池の電力により発光する発光部を有する時計においては、電池が寿命に至ると、何ら情報を表示することが出来なくなる。
そこで本発明は、機械式時計において表示できる情報量の制限、および発光部を備える時計における電池寿命の制限を相互に補完し合うムーブメントおよび時計を提供するものである。
本発明のムーブメントは、文字板と、ぜんまいを動力源とし、前記文字板との組み合わせにより時刻を表示する指針と、電池を電源とし、発光により前記文字板上に情報を表示する発光表示部と、を備えることを特徴とする。
上記のムーブメントにおいて、前記ぜんまいおよび前記電池は、前記文字板に沿って並んで設けられている、ことが望ましい。
上記のムーブメントにおいて、前記電池は、二次電池であり、前記ぜんまいを含み、前記文字板の裏側に配置され、前記ぜんまいの復元力により前記指針を駆動する機械式ムーブメント機構と、前記電池に給電可能なソーラーパネルと、をさらに備え、前記文字板には、前記機械式ムーブメント機構を視認可能な開口部が形成され、前記ソーラーパネルは、前記文字板の厚み方向から見て前記開口部内に配置されている、ことが望ましい。
上記のムーブメントにおいて、前記機械式ムーブメント機構は、てんぷと、前記てんぷを支持する地板と、を備え、前記てんぷは、前記文字板の厚み方向から見て前記開口部内に配置され、前記地板には、前記厚み方向から見て前記開口部内で前記厚み方向に沿って貫通する貫通孔が形成されている、ことが望ましい。
上記のムーブメントにおいて、前記電池は、二次電池であり、前記電池に給電可能なソーラーパネルをさらに備え、前記文字板には、開口部が形成され、前記ソーラーパネルは、前記文字板の厚み方向から見て前記開口部内に配置され、前記指針は、時針を含み、前記開口部は、前記厚み方向から見て、前記時針が3時から9時の間に通過する領域内に形成されている、ことが望ましい。
上記のムーブメントにおいて、 前記電池の電力により動作し、外部機器との間で通信する通信部を備える、ことが望ましい。
上記のムーブメントにおいて、前記指針は、時針を含み、前記発光表示部は、現在時刻を示す前記時針の位置を発光により表示する、ことが望ましい。
本発明の時計は、上記のムーブメントと、前記ムーブメントを収容するケースと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、機械式時計において表示できる情報量の制限、および発光部を備える時計における電池寿命の制限を相互に補完し合うことができる。
実施形態の時計を示す平面図である。 実施形態の時計の内部構成を模式的に示す断面図である。 実施形態の時計の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、時計の一例としてスマートフォンやタブレットPC等の外部機器との通信機能を有する腕時計を例に挙げて説明する。
図1は、実施形態の時計を示す平面図である。図2は、実施形態の時計の内部構成を模式的に示す断面図である。図3は、実施形態の時計の構成例を示すブロック図である。
図1から図3に示すように、時計1は、ケース3と、ケース3内に収容された指針10、文字板20、機械式ムーブメント機構30、電源部40、発光ユニット50、入力部60、通信部70、主制御部80と、を備えている。ケース3は、胴4、ガラス5および裏蓋6を備える。なお、本実施形態では、裏蓋6に対してガラス5が位置する側を表側と定義するとともに、その反対側を裏側と定義して説明する。胴4の側面には、りゅうず7が設けられている。りゅうず7は、機械式ムーブメント機構30を操作するためのものである。例えば、ケース3内に配置された各構成要素のうち、指針10、文字板20、機械式ムーブメント機構30、電源部40および発光ユニット50により、時計1のムーブメント2を構成している。
図1に示すように、文字板20は、円板状に形成されている。文字板20は、ガラス5の裏側に配置されている。文字板20は、その厚み方向が時計1の表裏方向に一致するように配置されている。文字板20の表面は、ガラス5を通じて視認可能な視認面である。文字板20は、複数の目盛21と、透光部22と、を備える。複数の目盛21は、文字板20の表面に設けられている。目盛21は、いわゆる略字である。複数の目盛21は、指針10との組み合わせにより時刻を表示する。例えば、複数の目盛21は、文字板20の外周に沿って等間隔に12個設けられている。なお、文字板20の表面には、後述する発光表示部51との組み合わせにより、時計1が実行しているモード等を表示するための文字や記号等が記されていてもよい。
透光部22は、複数の目盛21よりも径方向の内側において、周方向に沿って円環状に延びている。透光部22は、透光性を有する材料により形成されている。透光部22は、文字板20の厚み方向の全体に設けられている(図2参照)。これにより、透光部22は、文字板20の表側と裏側との間で相互に光を通すことができる。
また、文字板20には、文字板20をその厚み方向に貫通する開口部23が形成されている。開口部23は、円形状に形成されている。開口部23は、透光部22と指針10が取り付けられる出力軸32との間に形成されている。開口部23は、文字板20の厚み方向から見て、時針11が3時から9時の間に通過する領域内に形成されている。本実施形態では、開口部23は、文字板20の厚み方向から見て、時針11がおよそ4時から8時に通過する領域内に形成されている。
図2に示すように、機械式ムーブメント機構30は、文字板20の裏側に配置されている。図1から図3に示すように、機械式ムーブメント機構30は、動力源としてのぜんまい31と、指針10が取り付けられる出力軸32と、ぜんまい31の復元力を出力軸32に伝達する輪列33と、てんぷ34(図1参照)を含み輪列33の回転を制御する調速脱進機35と、機械式ムーブメント機構30の各構成要素(輪列33や調速脱進機35等)を支持する地板36と、を備えている。図2に示すように、機械式ムーブメント機構30は、ぜんまい31の復元力により指針10を駆動する。
出力軸32は、例えば輪列33(図3参照)を構成する二番車や四番車、筒車等の軸部である。出力軸32は、文字板20の中心部を貫通し、文字板20の表側に突出している。図1に示すように、てんぷ34は、文字板20の厚み方向から見て、文字板20の開口部23内に配置されている。地板36には、文字板20の厚み方向に貫通する貫通孔36aが形成されている。貫通孔36aは、少なくとも文字板20の厚み方向から見て文字板20の開口部23内に形成されている。これにより、機械式ムーブメント機構30は、文字板20の厚み方向から見て文字板20の開口部23と一致する位置において、文字板20の厚み方向に光を通過させることができる。
図2に示すように、機械式ムーブメント機構30と裏蓋6との間には、主基板15が配置されている。主基板15は、通信部70や主制御部80等(いずれも図3参照)が配置された回路基板である。主基板15は、機械式ムーブメント機構30の裏面に沿って配置されている。
指針10は、ガラス5と文字板20との間に配置されている。指針10は、時針11、分針12および秒針13を含む。指針10は、機械式ムーブメント機構30の出力軸32に取り付けられている。これにより、指針10は、ぜんまい31を動力源として回転する。図1に示すように、指針10は、文字板20に設けられた目盛21との組み合わせにより時刻を表示する。時針11および分針12には、肉抜孔11a,12aが形成されている。肉抜孔11a,12aは、スリット状に形成され。時針11および分針12それぞれの基端部から中間部に亘って延びている。
図2に示すように、電源部40は、電池41と、ソーラーパネル42と、を備えている。電池41は、文字板20と主基板15との間において、文字板20に沿ってぜんまい31と並んで設けられている。電池41は、例えばボタン形の二次電池である。電池41は、一対の端子17,18を介して、時計1の各構成要素へ蓄電された電力を供給する。ソーラーパネル42は、機械式ムーブメント機構30を挟んで文字板20とは反対側に設けられている。ソーラーパネル42は、主基板15の表面に取り付けられている。ソーラーパネル42は、受光面を表側に向けた状態で配置されている。ソーラーパネル42の少なくとも一部は、文字板20の厚み方向から見て、文字板20の開口部23内に配置されている。すなわち、ソーラーパネル42の少なくとも一部は、文字板20の開口部23の投影面に配置されている。ソーラーパネル42は、光エネルギーを電力に変換し、電池41に給電する。
発光ユニット50は、文字板20と機械式ムーブメント機構30および電池41との間に配置されている。発光ユニット50は、発光表示部51と、発光表示部51が取り付けられた基板部53と、を備える。基板部53は、文字板20の裏面に沿って配置されている。基板部53には、文字板20の厚み方向に貫通する貫通部54が形成されている。貫通部54は、文字板20の厚み方向から見て文字板20の開口部23と一致するように形成されている。これにより、機械式ムーブメント機構30は、文字板20の開口部23、および基板部53の貫通部54を通じて視認可能となっている。なお、貫通部54は、文字板20の厚み方向から見て文字板20の開口部23よりも広く形成されていてもよい。
発光表示部51は、電池41を電源として発光する。発光表示部51は、複数(本実施形態では24個)の発光素子52を備える。発光素子52は、例えばLEDである。各発光素子52は、基板部53の表面に配置されている。各発光素子52は、文字板20の透光部22の裏側に配置されている。
図1に示すように、複数の発光素子52は、透光部22の延在方向(すなわち周方向)に沿って等間隔に配置されている。これにより、発光表示部51は、円環状または円弧状に発光可能となっている。各発光素子52の発光は、文字板20の透光部22を通じて視認可能となっている。図1に示す例では、実線で示す3個の発光素子52が発光している。発光表示部51は、発光素子52の発光により文字板20上に情報を表示する(詳細は後述)。
入力部60は、例えばケース3の胴4の側面に配置されたボタンスイッチ等である。入力部60は、使用者により操作(例えば押圧操作)された場合に、この操作に応じた操作信号を主制御部80に出力する。
図3に示すように、通信部70は、例えばWi−Fi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)、BLE(Bluetooth Low Energy)、NFC(Near Field radio Communication)等の通信方式を用いて、電池41の電力により外部機器との間で通信を行う。通信部70は、外部機器から受信した情報を主制御部80に出力する。また、通信部70は、主制御部80が出力した信号を外部機器へ送信する。また、通信部70は、電波時計の送信局や、GPS(Global Positioning System)、準天頂衛星システム等の人工衛星等から時刻情報を受信するように構成されていてもよい。
主制御部80は、時計1が備える各構成要素の電気的な制御を行う。主制御部80は、発振部81と、分周部82と、計時部83と、を備える。発振部81は、例えば水晶振動子を備える。水晶振動子は、水晶の圧電現象を利用し、その機械的共振から特定の周波数を発振するために用いられる受動素子である。発振部81は、水晶振動子を発振させて生成したクロック信号を分周部82に出力する。分周部82は、発振部81が出力したクロック信号の信号を所望の周波数に分周し、分周した基準信号を計時部83に出力する。計時部83は、分周部82から入力された基準信号に基づいて現在時刻等を計時する。なお、主制御部80は、通信部70を介して外部から時刻情報を取得してもよい。
主制御部80は、時刻情報等に基づいて、発光表示部51の発光を制御する。例えば、主制御部80は、現在地における現在時刻に対応する位置近傍の発光素子52を発光させる。現在時刻に対応する位置は、現在時刻を示す時針11が位置すべき位置である。これにより、発光表示部51は、文字板20に設けられた目盛21との組み合わせにより、現在地における現在時刻を表示する。また、例えば、主制御部80は、任意のタイムゾーンにおける現在時刻に対応する位置近傍の発光素子52を発光させる。これにより、発光表示部51は、文字板20に設けられた目盛21との組み合わせにより、任意の地点における現在時刻を表示する。また、例えば、主制御部80は、文字板20の表面に記された文字や記号等の近傍の発光素子52を発光させる。これにより、発光表示部51は、文字板20との組み合わせにより、時計1が実行しているモード等を表示する。また、主制御部80は、通信部70を通じて外部機器から受信した信号の種類に応じて、発光表示部51を発光させてもよい。例えば、主制御部80は、外部機器がスマートフォンであって、スマートフォンへの電話の着信等をユーザーに知らせるように、発光表示部51を発光させてもよい。
このように、本実施形態のムーブメント2および時計1は、ぜんまい31を動力源とし、文字板20との組み合わせにより時刻を表示する指針10と、電池41を電源とし、発光により文字板20上に情報を表示する発光表示部51と、を備える。
この構成によれば、発光表示部51を備えることで、現在地における現在時刻や、任意のタイムゾーンにおける現在時刻、時計1が実行しているモード等、ぜんまい31を動力源とする指針10では表示することが困難な情報も表示することができる。さらに、ぜんまい31を動力源とする指針10を備えるので、電池41が寿命に至り発光表示部51が作動しなくなった場合でも現在時刻を表示することができる。また、ぜんまい31が完全に巻き解けて指針10が停止した場合でも、発光表示部51により現在時刻を表示することができる。したがって、機械式時計において表示できる情報量の制限、および発光部を備える時計における電池寿命の制限を相互に補完し合うムーブメント2および時計1を提供できる。
また、ぜんまい31および電池41は、文字板20に沿って並んで設けられている。この構成によれば、ぜんまい、電池および文字板が一方向に並ぶ構成と比較して、ムーブメント2の厚みを薄くすることができる。
また、文字板20には、機械式ムーブメント機構30を視認可能な開口部23が形成され、ソーラーパネル42は文字板20の厚み方向から見て開口部23内に配置されている。この構成によれば、ユーザーに機械式ムーブメント機構30を視認させる開口部23を通じ、ソーラーパネル42に光を入射させることができる。したがって、ソーラーパネル42を文字板20上に配置することを回避しつつ、ソーラーパネル42による発電能力を確保することができる。
また、てんぷ34が文字板20の厚み方向から見て開口部23内に配置されているので、てんぷ34の動きをユーザーに視認させることができる。しかも、地板36には、文字板20の厚み方向から見て開口部23内で文字板20の厚み方向に沿って貫通する貫通孔36aが形成されているので、開口部23を通過した光が地板36によって遮蔽されることを抑制できる。したがって、確実にソーラーパネル42に光を入射させることができる。
また、文字板20には、開口部23が形成され、ソーラーパネル42は、文字板20の厚み方向から見て開口部23内に配置され、文字板20の開口部23は、文字板20の厚み方向から見て時針11が3時から9時の間に通過する領域内に形成されている。この構成によれば、太陽の光量が最も多い12時前後の時間帯に、時針11と開口部23とが重なることを回避できる。これにより、太陽の光量が多い時間帯に、開口部23を通ってソーラーパネル42に入射する光が時針11によって遮蔽されることを抑制できる。したがって、ソーラーパネル42による発電能力を確保することができる。
また、ムーブメント2は、電池41の電力により動作する通信部70を備える。この構成では、電池の電力により動作する通信部を有さないムーブメントと比較して、通信時に用いる電力分、電池41の消費量が増大するので、電池41の寿命が短くなる。このため、上述したようにぜんまい31を動力源とする指針10を備えることにより、電池41が寿命に至り発光表示部51が作動しなくなった場合でも現在時刻を表示することができる。したがって、外部機器との間で通信する通信部70を備えることで多機能化されたムーブメント2において、本実施形態の構成を好適に利用することができる。
また、発光表示部51は、現在時刻を示す時針11の位置を発光により表示する。これにより、ぜんまい31が完全に巻き解けて指針10が停止した場合でも、時針11の位置を発光表示部51が発光する位置に合せることで、指針10が表示する時刻を調整することができる。したがって、ぜんまい31を動力源とする指針10の時刻合わせが容易なムーブメント2を提供できる。
また、時針11および分針12には、肉抜孔11a,12aが形成されているので、文字板20の厚み方向から見て時針11および分針12が文字板20の開口部23上を通過する際に、開口部23を通過する光が時針11および分針12によって遮蔽されることを抑制できる。したがって、確実にソーラーパネル42に光を入射させることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、電池41が二次電池であるが、これに限定されず、電池が一次電池であってもよい。
また、上記実施形態では、ぜんまい31および電池41が文字板20に沿って並んで設けられているが、これに限定されない。ぜんまいおよび電池は、文字板の厚み方向に並んで設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、発光表示部51の発光は、文字板20の透光部22を通じて視認可能となっているが、これに限定されない。すなわち、発光表示部は、文字板上に露出するように設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、発光表示部51が円環状に並ぶ複数の発光素子52を備え、これにより円環状または円弧状に発光可能となっている。しかしながら、発光表示部の発光時の平面視形状については特に限定されず、文字板上に設けられた目盛や、文字板上に記された文字、記号等との組み合わせにより適宜設定可能である。
また、上記実施形態では、開口部23が貫通孔であるが、これに限定されない。開口部は、機械式ムーブメント機構30を視認可能とすることができればよく、例えばガラス等の透明材料により貫通孔が閉塞された構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…時計 2…ムーブメント 3…ケース 5…ガラス 10…指針 11…時針 20…文字板 23…開口部 30…機械式ムーブメント機構 31…ぜんまい 34…てんぷ 36…地板 36a…貫通孔 41…電池 42…ソーラーパネル 51…発光表示部 70…通信部

Claims (8)

  1. 文字板と、
    ぜんまいを動力源とし、前記文字板との組み合わせにより時刻を表示する指針と、
    電池を電源とし、発光により前記文字板上に情報を表示する発光表示部と、
    を備えるムーブメント。
  2. 前記ぜんまいおよび前記電池は、前記文字板に沿って並んで設けられている、
    請求項1に記載のムーブメント。
  3. 前記電池は、二次電池であり、
    前記ぜんまいを含み、前記文字板の裏側に配置され、前記ぜんまいの復元力により前記指針を駆動する機械式ムーブメント機構と、
    前記電池に給電可能なソーラーパネルと、
    をさらに備え、
    前記文字板には、前記機械式ムーブメント機構を視認可能な開口部が形成され、
    前記ソーラーパネルは、前記文字板の厚み方向から見て前記開口部内に配置されている、
    請求項1または請求項2に記載のムーブメント。
  4. 前記機械式ムーブメント機構は、
    てんぷと、
    前記てんぷを支持する地板と、
    を備え、
    前記てんぷは、前記文字板の厚み方向から見て前記開口部内に配置され、
    前記地板には、前記厚み方向から見て前記開口部内で前記厚み方向に沿って貫通する貫通孔が形成されている、
    請求項3に記載のムーブメント。
  5. 前記電池は、二次電池であり、
    前記電池に給電可能なソーラーパネルをさらに備え、
    前記文字板には、開口部が形成され、
    前記ソーラーパネルは、前記文字板の厚み方向から見て前記開口部内に配置され、
    前記指針は、時針を含み、
    前記開口部は、前記厚み方向から見て、前記時針が3時から9時の間に通過する領域内に形成されている、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のムーブメント。
  6. 前記電池の電力により動作し、外部機器との間で通信する通信部を備える、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のムーブメント。
  7. 前記指針は、時針を含み、
    前記発光表示部は、現在時刻を示す前記時針の位置を発光により表示する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のムーブメント。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のムーブメントと、
    前記ムーブメントを収容するケースと、
    を備える時計。
JP2017212719A 2017-11-02 2017-11-02 ムーブメントおよび時計 Withdrawn JP2019086328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017212719A JP2019086328A (ja) 2017-11-02 2017-11-02 ムーブメントおよび時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017212719A JP2019086328A (ja) 2017-11-02 2017-11-02 ムーブメントおよび時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019086328A true JP2019086328A (ja) 2019-06-06

Family

ID=66762819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017212719A Withdrawn JP2019086328A (ja) 2017-11-02 2017-11-02 ムーブメントおよび時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019086328A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342859A (en) * 1976-09-30 1978-04-18 Seiko Instr & Electronics Ltd Alarm electronic watch
JPS61219888A (ja) * 1985-03-27 1986-09-30 Casio Comput Co Ltd 時計装置
JPH05150055A (ja) * 1991-11-27 1993-06-18 Casio Comput Co Ltd 電子時計
JPH09145862A (ja) * 1995-11-21 1997-06-06 Fujita Corp 列車通過告知システム
WO2006033317A1 (ja) * 2004-09-24 2006-03-30 Ricoh Elemex Corporation アナログ腕時計
JP2006275525A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Citizen Watch Co Ltd 回転表示機能付時計
JP2013503327A (ja) * 2009-09-01 2013-01-31 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 腕時計の外装要素
JP2015152401A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 株式会社ヴェルト 携帯時計
JP2017096814A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 セイコーエプソン株式会社 ムーブメントおよび時計

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342859A (en) * 1976-09-30 1978-04-18 Seiko Instr & Electronics Ltd Alarm electronic watch
JPS61219888A (ja) * 1985-03-27 1986-09-30 Casio Comput Co Ltd 時計装置
JPH05150055A (ja) * 1991-11-27 1993-06-18 Casio Comput Co Ltd 電子時計
JPH09145862A (ja) * 1995-11-21 1997-06-06 Fujita Corp 列車通過告知システム
WO2006033317A1 (ja) * 2004-09-24 2006-03-30 Ricoh Elemex Corporation アナログ腕時計
JP2006275525A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Citizen Watch Co Ltd 回転表示機能付時計
JP2013503327A (ja) * 2009-09-01 2013-01-31 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 腕時計の外装要素
JP2015152401A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 株式会社ヴェルト 携帯時計
JP2017096814A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 セイコーエプソン株式会社 ムーブメントおよび時計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8902716B2 (en) Sensitivity adjustment device, radio wave communication device and watch
CN106054588B (zh) 通信系统、电子钟表以及通信装置
US9280143B2 (en) Sensitivity adjustment device and radio wave communication device
JP2008122124A (ja) 時計用文字盤及び時計
JP6554407B2 (ja) 携帯情報機器
US20170185043A1 (en) Smartwatch assemblies having analog dials and related methods
JP2007121077A (ja) カレンダ機能付き時計、そのカレンダ機能付き時計の組立方法、およびカレンダ機能付き電波時計
US20160004276A1 (en) Wearable computer with time indications and movements
JP6278450B2 (ja) 携帯時計
JP2021114784A (ja) 携帯通信機器連携システム、及び、主携帯通信機器
JP2018109580A (ja) 紫外線計測システム
JP2013197786A (ja) 感度調整装置及び電波通信機器
JP2019086328A (ja) ムーブメントおよび時計
CN109557797B (zh) 轮系装置及钟表
JP7099817B2 (ja) ムーブメント及び時計
WO2020003700A1 (ja) 携帯通信機器連携システム、主携帯通信機器、及び、従携帯通信機器
US10481559B2 (en) Hybrid analog watch
JP2015175673A (ja) 時計
KR20220157900A (ko) 시계 설정 시스템
JP6694270B2 (ja) 指針駆動用モータユニットおよび指針駆動用モータユニットの制御方法
US11036188B2 (en) Wearable device with RF transmitter
JP2013002977A (ja) 感度調整装置及び腕時計
JP2017122659A (ja) 電子時計
JP2007256063A (ja) 表示装置、および、電子機器
JP6476625B2 (ja) 電子時計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20220325