JP6852403B2 - 紫外線計測システム - Google Patents

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Description

本発明は、紫外線計測システムに関する。
従来、時刻表示用の目盛が設けられた文字盤と、時針、分針及び秒針等の複数の指針と、当該複数の指針を駆動する駆動手段と、を備えた指針式時計(いわゆるアナログ時計)が知られている。このような指針式時計として、複数のセンサーを内蔵し、当該複数のセンサーによる検出結果を上記指針によって表示する電子腕時計が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の電子腕時計は、方位、圧力(気圧)及び温度(気温)を計測するセンサーを備えており、これらセンサーによる計測結果を指針及び機能針によって表示可能に構成されている。
特開2013−32919号公報
近年、環境変化によって地上に到達する紫外線が増加していることに関連し、紫外線の危険性が注目されている。例えば、紫外線を浴びすぎると、皮膚がんや白内障等の疾病に罹患しやすくなることが明らかとなってきた。
このような事情から、例えば使用者が紫外線対策を効果的に行う等のために、当該使用者が浴びた紫外線の強度や、高い強度の紫外線を浴びた位置を把握可能な構成に対する要望が高まってきている。
本発明の目的は、紫外線情報と、当該紫外線情報の計測位置とを把握可能な紫外線計測システムを提供することである。
本発明の紫外線計測システムは、使用者に携帯可能に構成され、紫外線に関する紫外線情報を計測する計測装置と、前記計測装置と通信可能な表示装置と、を備え、前記計測装置及び前記表示装置のいずれかは、前記使用者及び前記計測装置のいずれかの位置を示す位置情報を取得する位置取得部を有し、前記計測装置及び前記表示装置のいずれかは、前記計測装置によって計測された前記紫外線情報と、前記位置取得部によって取得される位置情報のうち前記計測装置によって前記紫外線情報が計測されたときの位置情報である計測位置情報と、を関連付けて記憶する記憶部を有し、前記表示装置は、前記紫外線情報と前記計測位置情報とに基づく情報を表示することを特徴とする。
なお、使用者に携帯可能とは、使用者に直接装着可能であることの他、当該使用者が装着するものや携行するものに対して取付可能であることも含まれる。
本発明によれば、計測装置が使用者に携帯可能に構成されているので、例えば、紫外線が直接入射される位置に計測装置が取り付けられることによって、使用者が浴びた紫外線に関する紫外線情報(例えば紫外線量や紫外線強度)を、より正確に計測できる。
また、記憶部は、紫外線情報と、当該紫外線情報が計測されたときの位置情報である計測位置情報と、を関連付けて記憶し、表示装置は、紫外線情報と計測位置情報とに基づく情報を表示する。これによれば、使用者は、表示装置による表示内容を確認することによって、紫外線情報及び計測位置情報の少なくともいずれかを把握できるだけでなく、紫外線情報と当該紫外線情報の計測位置とを関連付けて把握できる。従って、例えば、危険度が高い紫外線情報が計測された計測位置を把握できるので、当該計測位置を避ける等の対策を講じることができる。
本発明では、前記表示装置は、前記計測位置情報により示される計測位置を含む地図における前記計測位置に応じた位置に、前記計測位置にて計測された前記紫外線情報に応じた表示が設定された画像を表示することが好ましい。
このような構成によれば、上記地図を確認することによって、上記計測位置を簡易に把握できる。従って、上記効果をより好適に奏することができる他、紫外線計測システムの利便性を向上させることができる。
本発明では、前記画像に設定される表示は、前記紫外線情報により示される数値に応じて異なるマーカーであることが好ましい。
このような構成によれば、上記地図を確認することによって、紫外線情報により示される数値と計測位置とを迅速に把握できる。従って、紫外線計測システムの利便性を一層向上させることができる。
本発明では、前記記憶部は、前記紫外線情報により示される数値が記憶閾値以上である場合に、前記紫外線情報と前記計測位置情報とを関連付けて記憶することが好ましい。
このような紫外線情報としては、紫外線強度(紫外線照度)やUVインデックスを含む情報を例示できる。
このような構成によれば、紫外線情報及び計測位置情報は、当該紫外線情報により示される数値が上記記憶閾値以上となった場合に記憶される。これによれば、記憶容量が小さい記憶部でも、これらを確実に記憶することができる。この他、例えば、表示装置が上記記憶部を有する場合で、計測された紫外線情報により示される数値が上記記憶閾値以上であると、計測装置が当該紫外線情報を表示装置に送信する構成である場合には、計測装置と表示装置との間の通信量及び通信頻度を削減できる。
本発明では、前記紫外線情報により示される数値が報知閾値以上である場合に、前記使用者に報知を行う報知装置を備えることが好ましい。
ここで、紫外線強度が高い紫外線は、しみやたるみ等の老化の要因となる他、皮膚がん、白内障及び免疫低下等の疾患及び症状を引き起こす要因となり得る。
これに対し、上記構成によれば、上記紫外線情報により示される数値が報知閾値以上である場合に、報知装置によって使用者に報知が行われるので、帽子を被る等の紫外線対策を使用者に促すことができる。従って、紫外線計測システムの利便性を高めることができる。
本発明では、前記報知装置は、前記数値が前記報知閾値以上となった期間が所定期間以上である場合に、前記使用者に対して前記報知を継続することが好ましい。
ここで、紫外線の曝露時間が長いほど、老化や上記疾患及び症状の発症危険度が高くなる。
これに対し、上記構成によれば、上記数値が報知閾値以上である期間が所定時間以上である場合には上記報知が継続されるので、使用者に上記発症危険度が高まっていることを認識させやすくすることができる。従って、紫外線計測システムの利便性をより一層高めることができる。
本発明では、前記報知装置は、前記使用者に装着可能なウェアラブル機器に搭載され、振動により前記使用者に前記報知を行うことが好ましい。
なお、ウェアラブル機器とは、腕時計のように、使用者に装着又は携帯可能な機器を指す。
このような構成によれば、上記報知を使用者に認識させやすくすることができる。特に、振動によって上記報知が行われることにより、当該ウェアラブル機器を携帯又は装着した使用者に、当該報知を認識させやすくすることができる。
本発明では、前記表示装置は、前記紫外線情報により示される数値を指示する指針を有することが好ましい。
このような構成によれば、使用者が紫外線情報を簡易かつ迅速に把握できる。
本発明では、前記表示装置は、前記指針によって指示される文字盤を有し、前記指針は、前記紫外線情報により示される数値が前記使用者への危険度が高いことを示す場合と、前記危険度が低いことを示す場合とで、前記文字盤において互いに反対側の部位を指示することが好ましい。
このような構成によれば、紫外線の危険度を、より直観的に把握できる。
本発明では、前記表示装置は、前記計測装置と通信可能に構成され、前記使用者に装着可能な時計を含み、前記時計は、前記指針を有することが好ましい。
このような構成によれば、使用者に装着されて利用される時計が上記指針を有するので、当該指針によって示される紫外線情報の数値を、使用者が簡易かつ迅速に把握できる。
本発明では、前記表示装置は、前記位置取得部及び前記記憶部を有することが好ましい。
このような構成によれば、上記位置取得部及び上記記憶部の十分な駆動時間や記憶容量を確保しやすくすることができる。従って、本発明の紫外線計測システムを構成しやすくすることができる。
また、本発明の紫外線計測システムは、使用者に携帯可能に構成され、紫外線に関する紫外線情報を計測する計測装置と、前記使用者及び前記計測装置のいずれかの位置を示す位置情報を取得する位置取得装置と、前記計測装置によって計測された前記紫外線情報と、前記位置取得装置によって取得される位置情報のうち前記計測装置によって前記紫外線情報が計測されたときの位置情報である計測位置情報と、を関連付けて記憶する記憶装置と、前記紫外線情報と前記計測位置情報とに基づく情報を表示する表示装置と、を備えることを特徴とする。
なお、計測装置、位置取得装置、記憶装置及び表示装置は、それぞれ独立した装置であってもよく、これらのうちの2つ又は3つの装置が、1つの機器に組み込まれていてもよい。
本発明によれば、上記紫外線計測システムと同様の効果を奏することができる。
本発明の第1実施形態に係る紫外線計測システムの構成を示す模式図。 上記第1実施形態における計測装置の構成を示すブロック図。 上記第1実施形態における時計を示す模式図。 上記第1実施形態における時計の構成を示すブロック図。 上記第1実施形態における時計の制御部の構成を示すブロック図。 上記第1実施形態における小窓及び指針を示す模式図。 上記第1実施形態における情報端末の構成を示すブロック図。 上記第1実施形態における当日情報表示画面の一例を示す図。 上記第1実施形態における地図表示画面の一例を示す図。 本発明の第2実施形態に係る紫外線計測システムの計測装置の構成を示すブロック図。 上記第2実施形態における時計の構成を示すブロック図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[紫外線計測システムの概略構成]
図1は、本実施形態に係る紫外線計測システム1の構成を示す模式図である。
本実施形態に係る紫外線計測システム1(以下、計測システム1と略す場合がある)は、図1に示すように、紫外線を検出して、当該紫外線の強度に関する紫外線情報を計測する計測装置2と、当該計測装置2と通信可能に構成された外部装置3と、を備えて構成される。このような外部装置3として、本実施形態では、使用者に装着されて利用されるウェアラブル機器である時計4と、当該計測装置2によって計測された紫外線情報及び計測位置の位置情報を記録する情報端末5と、が含まれている。
このような紫外線計測システム1は、システム全体によって、計測された紫外線情報と、当該紫外線情報の計測位置(紫外線情報が計測された際の計測装置2の位置)を示す位置情報とを関連付けて記憶し、これら紫外線情報及び位置情報を表示する点を特徴の1つとしている。
以下、紫外線計測システム1の各構成について説明する。なお、以下の説明では、計測システム1は、計測装置2を備える他、時計4及び情報端末5のそれぞれを外部装置3として備えるものとして説明する。しかしながら、計測システム1は、外部装置3として、時計4及び情報端末5の少なくともいずれかを備えていればよく、必ずしも時計4及び情報端末5のそれぞれを備える必要はない。
[計測装置の構成]
図2は、計測装置2の構成を示すブロック図である。
計測装置2は、使用者によって携帯可能に構成されており、例えば、図1に示す一例では、使用者が被るキャップCPに取り付けられて利用される。この計測装置2は、紫外線を検出して紫外線情報を計測及び生成し、生成された紫外線情報を送信する。このような計測装置2は、図2に示すように、検出部21、通信部22及び制御部23を有する。
なお、計測装置2において携帯可能とは、使用者に直接装着可能であることの他、当該使用者によって装着される物や携行される物に取付可能であることも指す。特に、本実施形態においては、計測装置2は紫外線情報を計測するものであるため、使用時に少なくとも一部が外部に露出されることが好ましい。
検出部21は、紫外線を検出する紫外線センサーSSを含んで構成される。この紫外線センサーSSは、本実施形態では、長波長紫外線である紫外線A波(UV−A)及び中波長紫外線である紫外線B波(UV−B)を検出可能に構成されている。しかしながら、これに限らず、紫外線センサーSSは、更に短波長紫外線である紫外線C波(UV−C)を検出可能に構成されていてもよく、これらを含む紫外線全体を検出可能に構成されていてもよい。このような検出部21は、当該紫外線センサーSSによる検出結果を示す検出信号を、制御部23に出力する。
通信部22は、外部装置3と通信して、当該外部装置3との間にて情報を送受信する。このような通信部22は、例えば、例えばIEEE802.15等の近距離無線通信規格に応じた通信方式や、IEEE802.16及びLTE(Long Term Evolution)等の通信規格に応じた通信方式により、外部機器と通信可能な通信モジュールにより構成できる。なお、前者の通信方式としては、Bluetooth(登録商標)が挙げられ、本実施形態では、通信部22と外部装置3との間の通信は、Bluetoothにより行われるものとしている。
制御部23は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の制御回路を備えて構成され、計測装置2全体の動作を制御する。このような制御部23は、検出制御部231、情報解析部232及び通信制御部233を有する。
検出制御部231は、検出部21の動作を制御する。この検出制御部231は、所定時間毎に検出部21に紫外線を検出させる。この所定時間は、本実施形態では10分とされているが、当該所定時間は適宜変更可能であり、計測装置2の駆動電力等に問題が無ければ、検出部21による検出を常時実施させてもよい。
情報解析部232は、上記検出部21とともに紫外線情報の計測部を構成する。この情報解析部232は、検出部21から上記検出信号が入力されると、当該検出信号を解析して、検出された紫外線の強度に関する紫外線情報を生成する。具体的に、情報解析部232は、当該検出信号に基づいて紫外線強度(紫外線照度。単位は「mW/cm」)を算出する他、算出された紫外線強度に基づいて、UV(ultraviolet)インデックス(UV指数)を算出する。そして、情報解析部232は、これら紫外線強度及びUVインデックスの数値を含む紫外線情報を生成する。なお、UVインデックスは、公知の計算方法によって算出できるので、詳細な説明を省略する。
通信制御部233は、通信部22を制御して、外部装置3との通信を確立する。そして、通信制御部233は、情報解析部232によって上記紫外線情報が生成されると、当該紫外線情報を、通信接続が確立された外部装置3に送信する。
なお、通信制御部233は、外部装置3を構成する時計4及び情報端末5のそれぞれに同じ紫外線情報を送信する。しかしながら、これに限らず、通信制御部233は、時計4には、上記UVインデックスの数値が含まれる情報を紫外線情報として送信し、情報端末5には、上記紫外線強度及び上記UVインデックスの数値が含まれる情報を紫外線情報として送信してもよい。すなわち、時計4と情報端末5とで、これらに送信されて利用される紫外線情報を区別してもよい。
[時計の構成]
外部装置3である時計4は、使用者に装着又は携帯されて利用されるウェアラブル機器である。この時計4は、時刻を表示する他、上記計測装置2から取得される上記紫外線情報を表示する表示装置として機能する。更に、時計4は、上記UVインデックスの数値が所定値以上である場合に、使用者にその旨を報知する報知装置としても機能する。
このような時計4は、図1に示すように、時計本体40と、当該時計本体40を使用者の身体(例えば手首)に装着させるバンドBNと、を備える。
図3は、時計4を示す模式図である。
時計本体40は、図3に示すように、正面視略円形状の筐体401と、当該筐体401に設けられる円形状の文字盤402と、時針HH、分針MH及び秒針SHと、小窓403〜405と、指針P1及び機能針P2と、スイッチSW31〜SW34と、を有する。
時針HH及び分針MHは、それぞれの回動軸が文字盤402の略中央にて同軸となるように回転可能に設けられている。また、秒針SHは、文字盤402において略10時方向に配置された小窓403に回転可能に設けられている。これら時針HH、分針MH及び秒針SHの回転は、後述する表示制御部498(図4参照)によって制御される。
小窓404は、文字盤402において略6時方向に配置されている。この小窓404には、モード表示針4041及び電池残量表示針4042が、それぞれの回動軸が同軸となるように回動可能に配置されている。これら針4041,4042の回動は、表示制御部498(図4参照)によって制御される。
小窓405は、文字盤402における略2時方向に配置されている。この小窓405には、指針P1が、回動可能に配置されている。また、機能針P2は、回動軸が時針HH及び分針MHと同軸となるように文字盤402に回動可能に設けられている。これら指針P1及び機能針P2の回動は、表示制御部498(図4参照)によって制御される。
スイッチSW31〜SW34は、筐体401の側面に突没可能に設けられている。
スイッチSW31は、筐体401において3時方向に位置し、計測装置2との通信接続を確立する際に押下されるスイッチである。
スイッチSW32は、筐体401において2時方向に位置し、計測装置2によって計測された紫外線情報を表示させる際に押下されるスイッチである。
スイッチSW33は、筐体401において10時方向に位置し、時刻修正を実行させる際に押下されるスイッチである。
スイッチSW34は、時計4の動作モードを変更する際に押下されるスイッチである。
これらスイッチSW31〜SW34は、それぞれ使用者によって押下されると、当該スイッチに応じた制御信号を、後述する制御部49に出力する。
[時計の内部構成]
図4は、時計4の構成を示すブロック図である。
このような時計4は、上記構成の他、図4に示すように、発電部41、充電部42、二次電池BT、受信部43、計時部44、通信部45、駆動部46、報知部47、記憶部48及び制御部49を有する。
発電部41は、光エネルギーを電気エネルギー(電力)に変換する複数のソーラーセル(光発電素子)を有するソーラーパネルを備えて構成されている。しかしながら、これに限らず、発電部41は、回転錘が回転されることによって発電する構成であってもよい。
充電部42は、発電部41にて発電された電力によって二次電池BTを充電する。なお、充電部42は、外部から供給される電力によって二次電池BTを充電してもよい。
二次電池BTは、時計本体40に駆動電力を供給する。
受信部43は、上記スイッチSW43から制御信号が出力されると、制御部49による制御下にて、GPS(Global Positioning System)信号等の衛星信号や標準電波等に含まれる現在日時情報を受信する。
計時部44は、現在日時を計時する。この現在日時は、受信部43によって受信された現在日時情報に基づいて、後述する制御部49によって修正される。
通信部45は、後述する制御部49の制御下にて計測装置2と通信して、当該計測装置2から上記紫外線情報を受信する。このような通信部45は、上記通信部22と同様の構成とすることができる。
駆動部46は、制御部49による制御下にて上記針HH,MH,SH,4041,4042,P1,P2を回動(移動)させる。このような駆動部46は、本実施形態では、各針に応じて設けられ、当該制御部49から入力されるパルス信号に応じて駆動するステッピングモーターを備えて構成される。しかしながら、これに限らず、駆動部46は、圧電素子等のアクチュエーターを備える構成としてもよい。
報知部47は、所定の情報を報知するものであり、本実施形態では、モーター等によって振動を発生する振動発生装置を備える構成されている。しかしながら、これに限らず、上記振動発生装置に代えて、或いは、加えて、警告音やメッセージ等の音声により当該所定の情報を報知する音声出力装置を備える構成としてもよい。このような報知部47によって報知される内容については、後に詳述する。
記憶部48は、例えばフラッシュメモリー等の不揮発性メモリーにより構成され、時計4の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶している。
図5は、制御部49の構成を示すブロック図である。
制御部49は、制御回路を備えて構成され、時計4全体の動作を制御する。例えば、制御部49は、スイッチSW31〜34の押下に応じて入力される制御信号に応じた処理を実行する他、現在日時の修正や、現在日時を表示する際の運針処理を行う。このような制御部49は、図5に示すように、受信制御部491、時刻修正部492、モード設定部493、通信制御部494、情報送信部495、タイマー496、情報取得部497、表示制御部498及び報知制御部499を有する。
受信制御部491は、上記スイッチSW33から制御信号が入力されると、上記受信部43に現在日時情報を受信させる。なお、受信制御部491は、当該制御信号が入力されなくても、1日に1回等、定期的に現在日時情報を受信させてもよい。
時刻修正部492は、受信部43によって現在日時情報が受信されると、計時部44によって計時されている現在日時を修正する。
モード設定部493は、スイッチSW34から制御信号が入力されると、時計4の動作モードを変更する。このような動作モードとして、外部との通信を停止させる機内モードや、計測装置2等の機器との通信を行う通信モードを例示できる。なお、現在の動作モードは、モード表示針4041(図3参照)によって指示される。
通信制御部494は、通信部45による外部機器との通信を制御する。例えば、通信制御部494は、通信部45による計測装置2との通信、及び、情報端末5との通信を確立し、これらとの接続情報を記憶部48に記憶させる。そして、通信制御部494は、当該接続情報に基づいて計測装置2及び情報端末5と通信部45との間で、各種情報を送受信させる。
情報送信部495は、上記スイッチSW32から制御信号が入力されると、計測装置2により生成される紫外線情報の表示を開始することを示す開始情報を、通信部45により当該計測装置2に送信する。また、情報送信部495は、タイマー496による計時時間が所定時間に達した場合や、上記スイッチSW32から制御信号が再度入力された場合には、当該紫外線情報の表示を終了することを示す終了情報を、計測装置2に送信する。
タイマー496は、上記開始情報が送信されてからの時間を計時し、当該時間が所定時間(本実施形態では5分)を経過すると、当該タイマー496は、情報送信部495に上記終了情報を送信させる。このタイマー496による計時時間は、終了情報が送信されるとリセットされる。なお、紫外線情報が計測されるごとに計測装置2から当該紫外線情報が送信される構成である場合や、通信及び運針の駆動電力が十分に確保されている場合には、情報送信部495及びタイマー496は無くてもよい。
情報取得部497は、通信部45を介して計測装置2から受信される紫外線情報を取得する。
表示制御部498は、駆動部46の動作を制御して、上記針HH,MH,SH,4041,4042,P1,P2を回動させるものである。
具体的に、表示制御部498は、計時部44によって計時されている現在日時に応じて上記時針HH、分針MH及び秒針SHを回転させる。
また、表示制御部498は、時計4の状態を針4041,4042に指示させる。詳述すると、表示制御部498は、モード表示針4041を回動させて、現在の動作モードを指示させる他、電池残量表示針4042を回動させて、二次電池BTの電池残量を指示させる。このような電池残量は、二次電池BTから供給される駆動電力の電圧に基づいて検出できる。
更に、表示制御部498は、計測装置2から送信された紫外線情報が取得されると、指針P1を回動させて、当該紫外線情報に含まれるUVインデックスの数値を指示させる。
ここで、UVインデックスは、紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものである。このようなUVインデックスは、公知の計算方法によって算出され、1〜11までの整数値と、11以上の値を示す「11+」とにより12段階で示すことができる。
このUVインデックスにおいて、1又は2は、紫外線強度が低く、安心して戸外で過ごせることを示し、3〜5は、紫外線強度が中程度であり、6〜7は、紫外線強度が高いことを示す。なお、3〜7は、日中はできるだけ日陰にいることが推奨される。一方、UVインデックスにおいて、8〜10は、紫外線強度が非常に高いことを示し、11以上(「11+」)は、紫外線強度が極端に高いことを示す。なお、UVインデックスの数値が8以上である場合には、日中の外出を控えることが推奨される。
図6は、小窓405及び指針P1を示す模式図である。
このようなUVインデックスの数値は、上記指針P1によって指示される。この指針P1が配置された小窓405の文字盤405Aには、図6に示すように、12時方向(0時方向)が「0」を、3時方向が「3」を、6時方向が「6」を、9時方向が「9」を示すように、12時方向を起点として時計回りに12段階の目盛が付されている。
そして、表示制御部498は、取得された紫外線情報に含まれるUVインデックスの数値に応じた位置に指針P1を回動させて、当該数値を指示する。なお、紫外線情報が計測装置2から取得されなかった場合や、紫外線が検出されなかった場合、或いは、上記終了情報を送信して、紫外線情報の表示を終了する場合には、表示制御部498は、「0」の位置に上記指針P1を位置させる。
本実施形態では、紫外線強度が高いことを示す6以上のUVインデックスは、小窓405において左側に設定された目盛を指針P1が指示することによって示される。一方、紫外線強度が中程度以下であることを示す5以下のUVインデックスは、小窓405において右側に設定された目盛を指針P1が指示することによって示される。
このように、文字盤405Aの目盛は、指針P1が指示する位置によって、現在の紫外線強度が人体に対して危険度が高いか否かを直観的に把握できるように設定されている。なお、当該目盛において0〜6未満の領域と、6以上の領域とで色を異ならせてもよい。
また、本実施形態では、UVインデックスが「11+」である場合には、表示制御部498は、図6に示すように、上記目盛における「11」と「0」との間に指針P1を配置させた上で、当該指針P1を振動させる。このような表示により、現在の紫外線強度が極端に高いことを使用者に把握させやすくすることができる。
図5に示す報知制御部499は、報知部47を制御して、所定の情報を報知させる。
例えば、報知制御部499は、取得された上記UVインデックスの数値が、8以上である場合には、報知部47に注意を報知させる。また、報知制御部499は、当該UVインデックスの数値が8以上である期間が所定期間(例えば2分)以上となった場合には、報知部47に警告を報知させる。すなわち、報知制御部499は、取得されたUVインデックスの数値が報知閾値以上である場合に、注意を報知させ、当該報知閾値以上である期間が所定期間以上である場合に、警告を報知する。
この際、例えば、報知制御部499は、上記注意を報知する際に、振動を短期間発生させ、上記警告を報知する際には、UVインデックスの数値が報知閾値未満となるまで、或いは、所定の時間が経過するまで当該振動を継続させる。なお、これに限らず、報知制御部499及び報知部47による注意及び警告の報知の仕方は、適宜変更可能である他、上記注意閾値の数値や上記所定期間も、適宜変更可能である。例えば、上記警告を報知する際に、報知制御部499は、注意報知時の振動周波数より短い振動周波数の振動を発生させる等、注意報知時と警告報知時とで、振動周波数を変更してもよい。
[情報端末の構成]
図7は、情報端末5の構成を示すブロック図である。
外部装置3である情報端末5は、図1に示すように、本実施形態では、使用者USによって携帯可能なスマートフォン(多機能携帯電話機)によって構成されている。この情報端末5は、計測装置2によって計測されて受信される紫外線情報を記録する他、当該紫外線情報が計測された際の計測装置2の位置(計測位置)を示す計測位置情報を取得及び記憶する機能を有する。すなわち、情報端末5は、位置取得装置及び記憶装置としても機能する。更に、情報端末5は、これら紫外線情報と計測位置情報とに基づく情報を表示する表示装置としても機能する。
このような情報端末5は、図7に示すように、受信部51、通信部52、入力部53、表示部54、記憶部55及び制御部56を備えて構成されている。
受信部51は、上記GPS等の位置情報衛星からの衛星信号を受信して、情報端末5の位置、ひいては、計測装置2及び使用者USの位置を示す位置情報を取得する。すなわち、受信部51は、本発明の位置取得部に相当する。なお、受信部51が受信する衛星信号は、GPSの衛星に限らず、GLONASS(ロシア)、Galileo(EU)、Beidou(中国)等の他の全地球的公航法衛星システム(GNSS)で利用される衛星から送信される衛星信号であってもよい。また、静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS)などの静止衛星や、準天頂衛星等の特定の地域のみで検索できる地域的衛星測位システム(RNSS)等の衛星から送信される衛星信号を利用することも可能である。
通信部52は、上記通信部45と同様に、後述する制御部56の制御下にて計測装置2と通信して、当該計測装置2から上記紫外線情報を受信する。このような通信部52は、上記通信部45と同様の通信モジュールにより構成できる。
入力部53は、情報端末5に設けられた物理キーの他、後述する表示部54の表示面に応じて設けられたタッチパネルにより構成できる。そして、入力部53は、これら物理キー及びタッチパネルに対する使用者の入力操作に応じた操作信号を、制御部56に出力する。なお、情報端末5がマイクを有する場合には、入力部53は、当該マイクによって認識された音声信号に応じた操作信号を出力する構成とすることも可能である。
表示部54は、制御部56によって生成された画像を表示する。この表示部54は、液晶パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネル等の表示パネルを有する構成とすることができる。このような表示部54は、例えば、情報端末5の動作画面や、上記紫外線情報や位置情報を含む計測結果表示画面を表示する。なお、計測結果表示画面については、後に詳述する。
記憶部55は、情報端末5の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶している。例えば、記憶部55は、情報端末5を動作させるOS(Operating System)やアプリケーションに関するプログラムを記憶している。この他、記憶部55は、計測装置2から取得された紫外線情報と、当該紫外線情報が取得された際の位置情報(計測位置情報)と、当該紫外線情報が計測された際の日時情報(計測日時情報)とを関連付けて記憶する。このような記憶部55は、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体によって構成できる。
制御部56は、CPU等の制御回路を備えて構成された制御装置であり、情報端末5全体の動作を制御する。例えば、制御部56は、通信部52を制御して、計測装置2から上記紫外線情報を取得する他、計測位置情報を取得して、これら紫外線情報及び計測位置情報(更に計測日時情報)を関連付けて記憶する。更に、制御部56は、少なくとも紫外線情報が含まれる計測結果表示画面を表示部54に表示させる。このような制御部56は、計時部561、受信制御部562、通信制御部563、算出部564、記憶制御部565及び表示制御部566を有する。
計時部561は、現在日時を計時する。
受信制御部562は、上記受信部51に位置情報を取得させる。
通信制御部563は、上記通信部52に計測装置2との通信接続を確立させる。また、通信制御部563は、当該計測装置2から紫外線情報を受信する。
算出部564は、紫外線情報に基づいて各種情報を算出する。具体的に、算出部564は、計測装置2から送信された紫外線情報に含まれるUVインデックスに基づいて、当該紫外線情報の計測日における最大UVインデックス値を算出する他、当該計測日においてUVインデックスの数値が1以上である期間の平均UVインデックス値を算出する。更に、算出部564は、当該計測日における紫外線曝露量の積算値を算出する。この際、上記紫外線センサーSSがUV−A及びUV−Bを検出可能であるため、算出部564は、当該計測日におけるUV−Aの曝露量積算値及びUV−Bの曝露量積算値を算出する。本実施形態では、曝露量積算値は、紫外線曝露量の時間積算値であり、単位がMED(Minimal Erythematic dose:最小紅斑量)である値としているが、これに限らず、他の計算方法等による値としてもよく、このような曝露量積算値を算出しなくてもよい。なお、算出部564は、計測装置2から紫外線情報が取得される毎に、上記情報を算出してもよく、所定のタイミング(例えば翌日の0時)に上記情報を算出してもよい。
記憶制御部565は、各種情報を記憶部55に記憶させる。例えば、記憶制御部565は、通信制御部563によって紫外線情報が取得された場合に、当該紫外線情報が受信された日時情報を、当該紫外線情報の計測日時情報として計時部561から取得するとともに、受信制御部562に位置情報を計測位置情報として取得させ、これら紫外線情報、計測日時情報及び計測位置情報を関連付けて記憶部55に記憶させる。また、記憶制御部565は、上記算出部564による算出結果を、当該算出結果の基礎となる紫外線情報の計測日と関連付けて記憶部55に記憶させる。
表示制御部566は、GPU(Graphics Processing Unit)等の描画回路を備えて構成され、各種画面の画像を描画する。例えば、表示制御部566は、上記動作画面を形成する画像を描画する他、計測装置2から取得された紫外線情報を含む計測結果表示画面を構成する画像を生成する。これら画像は、表示部54によって表示される。
このような計測結果表示画面は、当日情報表示画面S1(図8参照)及び地図表示画面S2(図9参照)を含む。
[当日情報表示画面の一例]
図8は、当日情報表示画面S1の一例を示す図である。
当日情報表示画面S1は、使用者によって選択された日付(参照日)の紫外線情報の詳細を閲覧可能な画面である。この当日情報表示画面S1は、図8に示すように、画面上部に位置する日時表示領域A1と、画面下部に位置する可変表示領域A2と、を含む。
日時表示領域A1は、上記参照日を示す領域である。この日時表示領域A1には、日時表示欄A11が中央に位置する他、カレンダーボタンA12が位置している。
日時表示欄A11には、参照日が表示される。なお、参照日が現在の日である場合には、図8に示すように、現在時刻も合わせて表示される。
カレンダーボタンA12は、参照日を選択するためのボタンである。このカレンダーボタンA12が押下されると、図示を省略するが、参照日を選択可能なカレンダーが表示される。このカレンダーによって参照日が変更されると、表示制御部566により、当該参照日の紫外線情報及び上記算出結果に基づく当日情報表示画面S1が生成されることによって、選択された参照日の当日情報表示画面S1が表示部54に表示される。なお、当日情報表示画面S1を左右にスワイプすることによっても、前後の日付に参照日を変更可能である。
可変表示領域A2は、上記参照日の紫外線情報の詳細データを表示する領域である。この可変表示領域A2は、グラフ表示部A21、データ表示部A22及びボタン配置部A23を含む。
グラフ表示部A21には、グラフGRが設定される。このグラフGRは、上記参照日に計測装置2により計測されたUVインデックスの数値の時間変化を示すグラフであり、横軸に時刻が設定され、縦軸にUVインデックスの数値が設定されている。なお、横軸は、本実施形態では、日の出前の4時から日の入り後の20時までの時刻が設定されている。しかしながら、これに限らず、上記参照日の日の出から日の入りまでの時刻が横軸に含まれていればよく、0時から24時の時刻が設定されていてもよい。また、グラフGRの背景には、UVインデックスが高くなるほど階調が濃くなるグラデーションが設定されているが、このようなグラデーションはなくてもよい。
データ表示部A22には、上記算出部564によって算出された上記参照日の各種情報が設定される。本実施形態では、データ表示部A22には、当該参照日の最大UVインデックス、平均UVインデックス、UV−Aの曝露量及びUV−Bの曝露量が設定される。この他、参照日が現在の日である場合には、図8に示すように、直近の紫外線情報に含まれるUVインデックスの数値(現在のUVインデックスの数値)が設定される。
ボタン配置部A23には、地図表示ボタンA231及び戻るボタンA232が配置されている。これらのうち、地図表示ボタンA231が押下(入力)されると、表示制御部566によって生成された地図表示画面S2が表示され、戻るボタンA232が押下(入力)されると、当日情報表示画面S1の直前に表示されていた画面が表示される。
このような当日情報表示画面S1のグラフGRを参照することによって、計測装置2を装着していた使用者が、1日に浴びた紫外線の強度変化を確認できる。また、当該当日情報表示画面S1のデータ表示部A22に表示された情報を確認することによって、詳細な紫外線情報を確認できる。
[地図表示画面の一例]
図9は、地図表示画面S2の一例を示す図である。
地図表示画面S2は、使用者の1日の行動において、UVインデックスの数値が所定の閾値より高かった地点を示す画面である。この地図表示画面S2は、図9に示すように、上記日時表示領域A1と、可変表示領域A3と、を有し、当該可変表示領域A3は、地図表示部A31と、地点情報表示部A32と、戻るボタンA33と、を含む。
これらのうち、戻るボタンA33が押下(入力)されると、同じ参照日の当日情報表示画面S1が表示され、地図表示画面S2を左右にスワイプされると、前後の日付を参照日とした地図表示画面S2が表示される。
地図表示部A31には、上記参照日における使用者の行動範囲が含まれる地図MPが設定される。この行動範囲は、上記計測装置2から紫外線情報を受信した際に取得されて記録された計測位置情報により示される位置が含まれる範囲である。そして、地図MPには、当該参照日において計測されたUVインデックスの数値のうち、上記閾値(例えば、紫外線強度が高いと判断される6)以上の数値が計測された地点に、マーカーMKが設定されている。このマーカーMKは、UVインデックス毎に色が設定されており、当該色は、UVインデックスが高くなるに従って、危険を感じさせる赤に近くなるように設定されている。しかしながら、これに限らず、計測されたUVインデックスの数値が1以上であれば、当該UVインデックスの計測位置に上記マーカーMKを設定してもよい。
なお、このような地図MPは、使用者によるピンチアウト及びピンチイン等の操作によって、拡大及び縮小が可能である。
上記地図MP上のマーカーMKのうちのいずれかが使用者によって選択されると、当該マーカーMKとは形状が異なるマーカーMK1に変更されるとともに、当該マーカーMK1によって示される位置の詳細情報が、地点情報表示部A32に設定される。
この詳細情報には、例えば、当該位置の住所、当該位置の滞在時刻範囲、及び、当該位置のUVインデックスの値が設定される。これらのうち、位置の住所は、記憶部55に記憶された位置情報毎の住所(地点名)のうち、当該位置の紫外線情報が取得された際の位置情報に基づいて取得可能である。また、滞在時刻範囲及びUVインデックスの値は、参照日の紫外線情報及び計測位置情報に基づいて取得可能である。
このような地図表示画面S2を確認することによって、使用者の1日の行動において最も高いUVインデックスが計測された場所を把握でき、当該場所を避ける等の対処を図ることができる。
なお、上記した当日情報表示画面S1及び地図表示画面S2は一例であり、これら画面S1,S2に含まれる項目や表示内容のレイアウトは、適宜変更可能である。
[第1実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る計測システム1によれば、以下の効果を奏することができる。
計測装置2が使用者に携帯可能に構成されているので、例えば、紫外線が直接入射される位置に取り付けられることによって、使用者が浴びた紫外線の強度に関する紫外線情報を、より正確に計測できる。
一方、情報端末5は、計測装置2を携帯する使用者の位置(換言すると計測装置2の位置)を示す位置情報を取得する位置取得部である受信部51を有する。また、情報端末5は、計測装置2から取得される紫外線情報と、当該紫外線情報が計測されたときの位置情報である計測位置情報と、を関連付けて記憶する記憶部55を有する。更に、情報端末5は、これら紫外線情報と計測位置情報とに基づく情報である計測結果表示画面を表示する。これによれば、使用者は、当該計測結果表示画面の内容を確認することによって、紫外線情報及び計測位置情報のそれぞれを個別に把握できるだけでなく、紫外線情報と計測位置とを関連付けて把握できる。従って、使用者にとって危険度が高い紫外線情報が計測される計測位置を把握できるので、例えば、当該計測位置を避ける等の対策を講じることができる。
更に、使用者に装着可能なウェアラブル機器である時計4は、計測装置2から取得される紫外線情報に含まれるUVインデックスの数値を示す指針P1を有する。これによれば、当該UVインデックスの数値、すなわち、紫外線の強度を使用者が簡易かつ迅速に把握できる。
これらに加えて、情報端末5が、計測位置情報を取得する位置取得装置、紫外線情報を記憶する記憶装置、及び、これら紫外線情報及び計測位置情報を表示する表示装置として機能する。これによれば、十分な駆動時間や記憶容量を確保しやすい他、比較的大きな表示領域を確保しやすくすることができる。従って、計測システム1を構成しやすくすることができる。
情報端末5は、上記地図MPにおいて紫外線情報の計測位置に応じた位置に、当該計測位置にて計測された紫外線情報に応じたマーカーMKが設定された画像である地図表示画面S2を表示する。これによれば、紫外線情報の計測位置を把握しやすくすることができる。従って、計測システム1の利便性を向上させることができる。
地図表示画面S2に設定されるマーカーMKは、紫外線情報に含まれるUVインデックスの数値に応じて異なる。このような構成によれば、上記地図MPを確認することによって、UVインデックスの数値(すなわち、紫外線の強度)と計測位置とを同時に把握できる。従って、計測システム1の利便性を一層向上させることができる。
ここで、強い紫外線は、しみやたるみ等の老化の要因となる他、皮膚がん、白内障及び免疫低下等の疾患及び症状を引き起こす要因となり得る。
これに対し、計測装置2によって計測されたUVインデックスの数値が注意の報知閾値以上となった場合、時計4は報知装置として機能し、報知部47によって使用者に注意を報知する。これによれば、使用者USに紫外線を浴びないような対処を実施させやすくすることができる。従って、計測システム1の利便性を高めることができる。
ここで、紫外線を浴びた時間(曝露時間)が長いほど、老化や上記疾患及び症状の発症危険度が高くなる。
報知装置として機能する時計4は、UVインデックスの数値が上記報知閾値以上である期間が上記所定期間より長い場合に、報知部47によって報知が継続される。これによれば、使用者USに上記発症危険度が高まっていることを認識させやすくすることができる。従って、計測システム1の利便性をより一層高めることができる。
報知部47は、使用者USに装着可能なウェアラブル機器である時計4に搭載されており、当該報知部47は、発生する振動によって上記注意及び警告の報知を実施する。これによれば、当該時計4を装着した使用者USに、これら報知を認識させやすくすることができる。また、これら報知が振動によって実施されることによって、時計4の外観が損なわれることがない。更に、音声によって上記報知が実施される場合に比べて、注意や警告を示す音声が周囲に出力されてしまうことを抑制できる。
表示装置として機能する時計4は、指針P1によって指示される小窓405の文字盤405Aを有し、当該指針P1は、UVインデックスが人体への危険度が高いことを示す6以上を示す場合と、危険度が低いことを示す5以下である場合とで、互いに反対側の部位を指示する。これによれば、現在の紫外線の危険度を、より直観的に把握できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る紫外線計測システムは、上記計測システム1と同様の構成を有する。ここで、計測システム1では、計測装置2は、開始情報が受信された場合に時計4に紫外線情報を送信する他、当該紫外線情報が計測される毎に情報端末5に紫外線情報を送信していた。これに対し、本実施形態に係る紫外線計測システムでは、計測装置は、計測された紫外線の強度を示す数値(例えば紫外線強度やUVインデックスの数値)が所定値以上である場合に、上記紫外線情報を外部装置(時計及び情報端末)に送信する。この点で、本実施形態に係る紫外線計測システムと上記計測システム1とは相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
[紫外線計測システムの概略構成]
図10は、本実施形態に係る紫外線計測システムが備える計測装置2Aの構成を示すブロック図であり、図11は、外部装置3Aに含まれる時計4Aの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る紫外線計測システムは、図10及び図11に示すように、計測装置2と、時計4及び情報端末5を含む外部装置3とに代えて、計測装置2A(図10)と、時計4A(図11)及び情報端末5を含む外部装置3Aと、を備える他は、上記計測システム1と同様の構成及び機能を有する。
[計測装置の構成]
計測装置2Aは、上記計測装置2と同様に、使用者によって携帯可能に構成され、紫外線を検出して紫外線情報を計測、生成及び送信するものである。この計測装置2Aは、図10に示すように、紫外線センサーSSを有する検出部21と、通信部22と、制御部23Aと、を有する。これらのうち、制御部23Aは、検出制御部231及び情報解析部232を有する他、通信制御部233に代えて通信制御部233Aを有する。
通信制御部233Aは、上記通信制御部233と同様に、通信部22を制御して、外部装置3Aとの通信を確立する。そして、通信制御部233は、情報解析部232によって上記紫外線情報が生成されると、当該紫外線情報を、通信接続が確立された外部装置3に送信する。この際、通信制御部233Aは、時計4Aに対しては、上記開始情報が受信された場合だけでなく、算出されたUVインデックスの数値が、所定値以上である場合にも、上記紫外線情報を送信する。また、通信制御部233Aは、算出されたUVインデックスの数値が当該所定値以上である場合に、情報端末5に上記紫外線情報を送信する。
このような所定値は、適宜変更可能であるが、本実施形態では、UVインデックスにおいて紫外線の強度が中程度であることを示す「3」に設定されている。
[時計の構成]
外部装置3に含まれる時計4Aは、上記時計4と同様に、使用者に携帯及び装着されて利用されるウェアラブル機器であり、時刻を表示する他、計測装置2Aから取得された紫外線情報を表示する表示装置として機能する。この時計4Aは、図11に示すように、制御部49に代えて充電部42A及び制御部49を有する他は、上記時計4と同様の構成を有する。
これらのうち、充電部42Aは、発電部41によって発電された電力によって二次電池BTを充電する他、外部から供給される電力によっても、二次電池を充電する。
制御部49Aは、上記制御回路を備えて構成され、時計4A全体の動作を制御する。この制御部49Aは、図示を省略するが、制御部49と同様に、受信制御部491、時刻修正部492、モード設定部493、通信制御部494、情報送信部495、タイマー496、情報取得部497、表示制御部498及び報知制御部499を有する。
これらのうち、本実施形態における表示制御部498及び報知制御部499は、情報送信部495によって上記開始情報が送信されてから上記終了情報が送信されるまでの期間に機能するだけでなく、計測装置2Aから上記紫外線情報が取得された場合に機能する。
具体的に、上記紫外線情報は、UVインデックスが上記所定値以上である場合に、計測装置2Aから送信され、時計4Aにて受信される。
このため、表示制御部498は、上記開始情報を送信した後と同様に、当該紫外線情報に含まれるUVインデックスの数値に応じて、上記指針P1を回動(移動)させる。
また、報知制御部499は、上記した注意報知条件に合致する場合には、報知部47によって注意を報知させ、上記した警告報知条件に合致する場合には、報知部47によって警告を報知させる。
このような時計4Aによれば、危険度が高い紫外線が検出された場合に、使用者に装着される時計4Aによって当該使用者にその旨を報知できる。
一方、情報端末5は、上記第1実施形態と同様に、位置取得装置、記憶装置及び表示装置として機能する。この情報端末5(制御部56)は、計測されたUVインデックスが3以上である場合に計測装置2Aから送信される紫外線情報を受信及び取得し、当該紫外線情報が受信された際の位置情報(計測位置情報)及び日時情報(計測日時情報)と関連付けて当該紫外線情報を記憶部55に記憶する。これらに基づいて、上記最大UVインデックス値等の各種情報が算出され、表示部54(図8参照)によって上記計測結果表示画面が生成及び表示される。
[第2実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る計測システムによれば、上記計測システム1と同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
計測装置2Aは、計測されたUVインデックスの数値が3以上である場合に、記憶装置として機能する情報端末5に紫外線情報を送信し、当該情報端末5は、受信及び取得した紫外線情報及び計測位置情報と、計測日時情報とを関連付けて記憶する。すなわち、当該情報端末5は、UVインデックスの数値が記憶閾値以上である場合に、これら情報を記憶する。これによれば、情報端末5が有する記憶部55の記憶容量が小さい場合でも、これら情報を確実に記憶することができる。また、例えば情報端末5に代えて、使用者に装着されるウェアラブル機器である時計4Aが、上記各情報を記憶する場合、当該時計4Aが有する記憶部48は、記憶容量が小さいことが想定されるが、この場合でも、これら紫外線情報及び位置情報を確実に記憶できる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、情報端末5が、当該情報端末5の位置、ひいては、計測装置2,2Aの位置を示す位置情報を取得する位置取得装置として機能するとした。また、情報端末5が、計測装置2,2Aから取得される紫外線情報と、計測位置情報とを関連付けて記憶する記憶装置として機能するとした。更に、情報端末5が、これら紫外線情報及び計測位置情報に基づく上記計測結果表示画面を表示するとした。また、時計4,4Aが、紫外線情報に基づく注意及び警告を報知する報知装置として機能する他、当該紫外線情報を表示する表示装置としても機能するとした。しかしながら、これに限らず、上記計測システムにおいて、計測装置、位置取得装置、記憶装置、報知装置及び表示装置は、それぞれ独立した装置であってもよく、これらの少なくとも2つが、上記各実施形態のように1つの装置や機器を構成する構成要素として含まれていてもよい。
例えば、上記計測装置2,2Aが、紫外線情報を記憶する記憶装置を備え、外部装置3,3Aが、位置取得装置と、当該位置取得装置により取得された位置情報を記憶する他の記憶装置と、表示装置とを備え、上記計測結果表示画面を表示する場合等、必要に応じて、外部装置3が、当該計測装置2,2Aから紫外線情報を受信する構成としてもよい。
また、上記計測装置2,2Aが、位置取得装置と、紫外線情報が計測された際に当該位置取得装置によって取得された位置情報(計測位置情報)を、当該紫外線情報と関連付けて記憶する記憶装置と、を有し、上記計測結果表示画面を表示する場合等、必要に応じて、外部装置3が、当該計測装置2,2Aから紫外線情報及び計測位置情報を受信する構成としてもよい。この場合、計測装置2,2Aが、現在日時を計時する計時部を有し、記憶装置は、紫外線情報及び計測位置情報と、これらが計測及び取得された際の現在日時(計測日時情報)とを記憶する構成が好ましい。更に、上記第2実施形態にて示した情報端末5のように、記憶装置が紫外線情報や計測位置情報を記憶する際に、例えば、上記UVインデックスの数値が所定の記憶閾値以上である場合にのみ、記憶対象の情報を記憶する構成としてもよい。
更に、時計4,4Aが、位置取得部及び記憶部の少なくともいずれかを備え、表示装置として機能するだけでなく、位置取得装置及び記憶装置の少なくともいずれかとして機能してもよい。また、計測装置2,2Aが、位置取得部及び記憶部の少なくともいずれかを備え、計測装置として機能するだけでなく、位置取得装置及び記憶装置の少なくともいずれかとして機能してもよい。
上記各実施形態では、外部装置3,3Aは、時計4,4A及び情報端末5を含むとした。しかしながら、これに限らず、外部装置は、例えばヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブル機器であってもよく、他の電子機器であってもよい。また、外部装置は、時計4,4A及び情報端末5のいずれかのみであってもよい。
更に、時計4,4Aは、指針P1を有するアナログ時計でなくてもよく、デジタル時計であってもよい。この場合、デジタル時計として構成された時計の表示領域が比較的大きい場合等においては、当該時計が、上記計測結果表示画面(上記画面S1,S2の少なくともいずれか)を表示する構成としてもよい。また、時計4,4Aがデジタル時計であっても、指針P1を画像にて示すように構成してもよい。更に、情報端末5が、指針P1と同様の指針を有していてもよく、指針によって紫外線情報を指示する画像を表示してもよい。
この他、当該計測結果表示画面は、情報端末5や、ネットワーク上に位置するサーバー(図示省略)が生成し、生成された計測結果表示画面を時計等の外部装置が表示する構成としてもよい。
上記各実施形態では、紫外線情報は、紫外線強度及びUVインデックスの数値を含む情報とした。しかしながら、これに限らず、紫外線情報は、紫外線強度及びUVインデックスのいずれかのみを有するものとしてもよく、これらに代えて、或いは、加えて、紫外線の強度に関する他の情報を含むものであってもよい。
上記各実施形態では、情報端末5は、紫外線情報を計測した際の計測装置2,2Aの位置(計測位置)が含まれる地図MPに、当該紫外線情報に含まれるUVインデックスの数値に応じたマーカーMKを設定した地図表示画面S2を表示するとした。しかしながら、これに限らず、このような地図表示画面S2は表示されなくてもよい。例えば、外部装置によって、当該地図表示画面S2及び上記当日情報表示画面S1に含まれる表示内容のうち、少なくともいずれかが含まれる画面が表示される構成としてもよい。また、地図表示画面S2が表示される場合でも、地図MP上に設定されるマーカーMKは、UVインデックスの数値に応じた色や形状を有するものでなくてもよく、同じ色や形状のマーカーMKが、UVインデックスの数値が所定値以上である場合に地図MP上に設定されてもよい。更に、マーカーMKは、UVインデックスの数値に応じて設定されるのではなく、紫外線強度(紫外線照度)に応じて設定されてもよい。
上記各実施形態では、時計4,4Aが、報知装置として機能して、使用者に紫外線情報(詳しくはUVインデックス)により示される数値に応じて、注意や警告を報知するとした。しかしながら、これに限らず、上記のように、計測装置2,2Aや情報端末5等の外部装置が、これら注意及び警告等の報知を実施するように構成してもよい。一方、このような報知装置が、計測システムに含まれなくてもよい。また、計測装置2,2Aは、使用者が被るキャップCPに取り付けられて利用される構成に限らず、使用者に直接装着されたり、当該使用者に装着、携帯及び携行される物に装着されたりするものとして構成してもよい。
上記各実施形態では、表示装置として機能する時計4,4Aでは、UVインデックスの数値が、紫外線強度が中程度であることを示す5以下の場合には、指針P1は、小窓405における右側の領域に設定された目盛を指示し、紫外線強度が高いことを示す6以上の場合には、指針P1は、左側の領域に設定された目盛を指示するとした。しかしながら、これに限らず、5以下の目盛が下に設定され、6以上の目盛が上に設定されていてもよい。このように、紫外線情報を指示する指針P1によって指示される目盛のレイアウトは、適宜変更可能である。更に、このようなUVインデックスの数値を、指針P1ではなく、機能針P2等の他の針によって指示してもよく、UVインデックスの数値に代えて紫外線強度等の他の紫外線情報を指示する構成としてもよい。
1…紫外線計測システム、2,2A…計測装置、3,3A…外部装置、4,4A…時計(報知装置、ウェアラブル機器)、40…時計本体、405A…文字盤、5…情報端末(位置取得装置、記憶装置、表示装置)、51…受信部(位置取得部)、55…記憶部、BN…バンド、MP…地図、MK…マーカー(表示)、P1…指針、S2…地図表示画面(画像)。

Claims (12)

  1. 使用者に携帯可能に構成され、紫外線に関する紫外線情報を計測する計測装置と、
    前記計測装置と通信可能な表示装置と、を備え、
    前記計測装置及び前記表示装置のいずれかは、前記使用者及び前記計測装置のいずれかの位置を示す位置情報を取得する位置取得部を有し、
    前記計測装置及び前記表示装置のいずれかは、前記計測装置によって計測された前記紫外線情報と、前記位置取得部によって取得される位置情報のうち前記計測装置によって前記紫外線情報が計測されたときの位置情報である計測位置情報と、を関連付けて記憶する記憶部を有し、
    前記表示装置は、
    前記計測位置情報により示される計測位置を含み、かつ、前記計測位置に応じて前記紫外線情報に基づく情報が配置された地図を表示し、
    前記使用者によって前記計測位置が選択されると、前記計測位置での前記使用者の滞在時刻範囲、及び、前記計測位置での前記紫外線情報に基づく紫外線強度を表示することを特徴とする紫外線計測システム。
  2. 請求項1に記載の紫外線計測システムにおいて、
    前記記憶部は、前記紫外線情報により示される数値が記憶閾値以上である場合に、前記紫外線情報と前記計測位置情報とを関連付けて記憶することを特徴とする紫外線計測システム。
  3. 請求項1又は請求項に記載の紫外線計測システムにおいて、
    前記紫外線情報により示される数値が報知閾値以上である場合に、前記使用者に報知を行う報知装置を備えることを特徴とする紫外線計測システム。
  4. 請求項に記載の紫外線計測システムにおいて、
    前記報知装置は、前記数値が前記報知閾値以上となった期間が所定期間以上である場合に、前記使用者に対して前記報知を継続することを特徴とする紫外線計測システム。
  5. 請求項又は請求項に記載の紫外線計測システムにおいて、
    前記報知装置は、前記使用者に装着可能なウェアラブル機器に搭載され、振動により前記使用者に前記報知を行うことを特徴とする紫外線計測システム。
  6. 使用者に携帯可能に構成され、紫外線に関する紫外線情報を計測する計測装置と、
    前記計測装置と通信可能な表示装置と、を備え、
    前記計測装置及び前記表示装置のいずれかは、前記使用者及び前記計測装置のいずれかの位置を示す位置情報を取得する位置取得部を有し、
    前記計測装置及び前記表示装置のいずれかは、前記計測装置によって計測された前記紫外線情報と、前記位置取得部によって取得される位置情報のうち前記計測装置によって前記紫外線情報が計測されたときの位置情報である計測位置情報と、を関連付けて記憶する記憶部を有し、
    前記表示装置は、前記紫外線情報と前記計測位置情報とに基づく情報を表示し、
    前記記憶部は、前記紫外線情報により示される数値が記憶閾値以上である場合に、前記紫外線情報と前記計測位置情報とを関連付けて記憶することを特徴とする紫外線計測システム。
  7. 使用者に携帯可能に構成され、紫外線に関する紫外線情報を計測する計測装置と、
    前記計測装置と通信可能な表示装置と、
    前記紫外線情報により示される数値が報知閾値以上である場合に、前記使用者に報知を行う報知装置と、を備え、
    前記計測装置及び前記表示装置のいずれかは、前記使用者及び前記計測装置のいずれかの位置を示す位置情報を取得する位置取得部を有し、
    前記計測装置及び前記表示装置のいずれかは、前記計測装置によって計測された前記紫外線情報と、前記位置取得部によって取得される位置情報のうち前記計測装置によって前記紫外線情報が計測されたときの位置情報である計測位置情報と、を関連付けて記憶する記憶部を有し、
    前記表示装置は、前記紫外線情報と前記計測位置情報とに基づく情報を表示し、
    前記報知装置は、前記数値が前記報知閾値以上となった期間が所定期間以上である場合に、前記使用者に対して前記報知を継続することを特徴とする紫外線計測システム。
  8. 使用者に携帯可能に構成され、紫外線に関する紫外線情報を計測する計測装置と、
    前記紫外線情報により示される数値を指示する指針、及び、前記指針によって指示される文字盤を有し、前記計測装置と通信可能な表示装置と、を備え、
    前記計測装置及び前記表示装置のいずれかは、前記使用者及び前記計測装置のいずれかの位置を示す位置情報を取得する位置取得部を有し、
    前記計測装置及び前記表示装置のいずれかは、前記計測装置によって計測された前記紫外線情報と、前記位置取得部によって取得される位置情報のうち前記計測装置によって前記紫外線情報が計測されたときの位置情報である計測位置情報と、を関連付けて記憶する記憶部を有し、
    前記表示装置は、前記紫外線情報と前記計測位置情報とに基づく情報を表示し、
    前記指針は、前記紫外線情報により示される数値が前記使用者への危険度が高いことを示す場合と、前記危険度が低いことを示す場合とで、前記文字盤において互いに反対側の部位を指示することを特徴とする紫外線計測システム。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の紫外線計測システムにおいて、
    前記表示装置は、前記計測位置情報により示される計測位置を含む地図における前記計測位置に応じた位置に、前記計測位置にて計測された前記紫外線情報に応じた表示が設定された画像を表示することを特徴とする紫外線計測システム。
  10. 請求項に記載の紫外線計測システムにおいて、
    前記画像に設定される表示は、前記紫外線情報により示される数値に応じて異なるマーカーであることを特徴とする紫外線計測システム。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の紫外線計測システムにおいて、
    前記表示装置は、前記位置取得部及び前記記憶部を有することを特徴とする紫外線計測システム。
  12. 使用者に携帯可能に構成され、紫外線に関する紫外線情報を計測する計測装置と、
    前記使用者及び前記計測装置のいずれかの位置を示す位置情報を取得する位置取得装置と、
    前記計測装置によって計測された前記紫外線情報と、前記位置取得装置によって取得される位置情報のうち前記計測装置によって前記紫外線情報が計測されたときの位置情報である計測位置情報と、を関連付けて記憶する記憶装置と、
    前記紫外線情報と前記計測位置情報とに基づく情報を表示する表示装置と、を備え
    前記表示装置は、
    前記計測位置情報により示される計測位置を含み、かつ、前記計測位置に応じて前記紫外線情報に基づく情報が配置された地図を表示し、
    前記使用者によって前記計測位置が選択されると、前記計測位置での前記使用者の滞在時刻範囲、及び、前記計測位置での前記紫外線情報に基づく紫外線強度を表示することを特徴とする紫外線計測システム。
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