JP2017032291A - 電子機器および時刻修正方法 - Google Patents

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克行 本田
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Abstract

【課題】構成や制御を複雑にすることなく、サマータイムの設定を容易にする電子時計を提供する。【解決手段】電子時計10は、基準時刻との時差を示すタイムゾーン情報、およびサマータイムが有効か無効かを示すサマータイム情報を記憶する記憶装置110と、衛星からの衛星信号を受信し、衛星信号に基づいて位置情報を出力するGPSモジュール120と、GPSモジュール120が出力した位置情報に基づいてタイムゾーン情報を算出し、タイムゾーン情報およびサマータイム情報に基づいて時刻を設定する制御部150と、を備え、制御部150は、GPSモジュール120が衛星信号を受信できた場合であって、かつ、衛星信号に基づく第1のタイムゾーン情報が示す第1の時差と、衛星信号を受信するよりも前に記憶した第2のタイムゾーン情報が示す第2の時差と、が異なる場合、サマータイムが無効になるようにサマータイム情報を設定する。【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器および時刻修正方法に関する。
従来、海外旅行等で移動先地域に時差がある場合、時計の時差の調節は利用者が手動にて行う必要があった。また、その地域にサマータイムが設定されている場合、日付情報からサマータイムが実施されているか、否かの情報を利用者自ら調べ、手動でサマータイム時間の設定を行う必要があった。
近年、GPS(Global Positioning System)により協定世界時(UTC)や位置情報を取得し、移動先地域での時刻を自動設定する電子時計が実用されている。このような電子時計においても、サマータイムは手動で設定する必要があるが、設定が面倒であるため、設定を忘れて誤った時間を表示することがあった。
このような問題を解決する方法として、下記特許文献1には、サマータイムの採用有無に関するサマータイム採用情報を地域情報と関連付けて記憶しておき、GPSから測位受信により得られる移動先地域がサマータイムを採用する地域であるか否かを判定し、サマータイムを採用する地域である場合には、サマータイムの設定を有効にし、サマータイムを採用しない地域である場合には、サマータイムの設定を無効にする電子時計が開示されている。
特開2014−215147号公報
しかしながら、電子時計にサマータイム採用情報を地域情報と関連付けて記憶させておき、地域情報に応じたサマータイム採用情報を読み出す処理が必要なため、電子時計のメモリーの記憶容量を圧迫したり、制御処理が複雑になったりする課題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、電子時計の構成や制御を複雑にすることなく、サマータイムの設定を容易することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる電子機器は、基準時刻との時差を示すタイムゾーン情報、およびサマータイムが有効か無効かを示すサマータイム情報を記憶する記憶部と、衛星から送信される衛星信号を受信し、前記衛星信号に基づいて位置情報を出力する受信部と、前記受信部が出力した前記位置情報に基づいて前記タイムゾーン情報を算出し、前記タイムゾーン情報および前記サマータイム情報に基づいて時刻を設定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記受信部が前記衛星信号を受信できた場合であって、かつ、前記衛星信号に基づく第1のタイムゾーン情報が示す第1の時差と、前記衛星信号を受信するよりも前に前記記憶部に記憶した第2のタイムゾーン情報が示す第2の時差と、が異なる場合、前記サマータイムが無効になるように前記サマータイム情報を設定することを特徴とする。
このような構成によれば、制御部は、受信部が衛星信号を受信できた場合であって、かつ、衛星信号に基づく第1のタイムゾーン情報が示す第1の時差と、衛星信号を受信するよりも前に記憶部に記憶した第2のタイムゾーン情報が示す第2の時差と、が異なる場合、サマータイムが無効になるようにサマータイム情報を設定する。従って、タイムゾーンが異なる地域に移動したと判定した場合、移動先の地域におけるサマータイムの有無に依存すること無く、サマータイムの設定を無効にするため、記憶部にサマータイムの有無の情報を移動先毎に記憶しておき、移動先のサマータイムの情報を必要に応じて読み出す処理が不要になる。更に、タイムゾーンが異なる地域に移動した場合にサマータイムの設定を忘れることにより誤った時刻が設定されることを回避できる。
[適用例2]
上記適用例にかかる電子機器において、前記制御部は、前記受信部が前記衛星信号を受信できた場合であって、かつ、前記第1の時差と、前記第2の時差と、が同じ場合、前記記憶部に記憶されている前記サマータイム情報と同じになるように前記サマータイム情報を設定することが好ましい。
このような構成によれば、制御部は、タイムゾーンが同じ地域に移動したと判定した場合、記憶部に記憶されているサマータイムの設定と同じになるようにサマータイムを設定するため、サマータイムの有無の情報を移動先に応じて記憶していなくてもサマータイムを設定できる。
[適用例3]
上記適用例にかかる電子機器において、前記制御部は、前記受信部が前記衛星信号を受信できない場合、前記記憶部に記憶されている前記サマータイム情報と同じになるように前記サマータイム情報を設定しても良い。
[適用例4]
上記適用例にかかる電子機器において、前記タイムゾーン情報は、異なる前記時差を地域に応じてグループ化したタイムゾーングループを示すことが好ましい。
このような構成によれば、制御部は、タイムゾーングループとして時差が異なる地域をグループ化することにより広範囲にサマータイムを設定できる。
[適用例5]
上記適用例にかかる電子機器において、指示を受け付ける受付部を備え、前記制御部は、前記受付部が受け付けた前記指示に基づいて前記位置情報を取得しても良い。
[適用例6]
上記適用例にかかる電子機器において、前記制御部は、環境の変化に基づいて前記位置情報を取得しても良い。
[適用例7]
上記適用例にかかる電子機器において、前記衛星信号は前記衛星が計時する衛星時刻情報を含み、前記制御部は、前記衛星信号から前記衛星時刻情報を抽出し、抽出した前記衛星時刻情報に基づいて前記時刻を設定することが好ましい。
このような構成によれば、制御部は、衛星が計時する衛星時刻情報に基づいて正確な時刻を設定できる。
[適用例8]
上記適用例にかかる電子機器において、設定した前記時刻を表示する表示部を備えることが好ましい。
このような構成によれば、制御部が設定した時刻を表示できる。
[適用例9]
本適用例にかかる電子機器は、基準時刻との時差を示すタイムゾーン情報、およびサマータイムが有効か無効かを示すサマータイム情報を記憶する記憶部と、タイムゾーンの変更指示を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記変更指示に基づいてタイムゾーン情報を設定し、前記タイムゾーン情報および前記サマータイム情報に基づいて時刻を設定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記変更指示に基づく第1のタイムゾーン情報が示す第1の時差と、前記変更指示を受け付けるよりも前に前記記憶部に記憶した第2のタイムゾーン情報が示す第2の時差と、が異なる場合、前記サマータイムが無効になるように前記サマータイム情報を設定することを特徴とする。
このような構成によれば、制御部は、タイムゾーンの変更指示に基づく第1のタイムゾーン情報が示す第1の時差と、変更指示を受け付けるよりも前に記憶部に記憶した第2のタイムゾーン情報が示す第2の時差と、が異なる場合、サマータイムが無効になるようにサマータイム情報を設定する。従って、タイムゾーンが異なる地域に移動したと設定された場合、移動先の地域におけるサマータイムの有無に依存すること無く、サマータイムの設定を無効にするため、記憶部にサマータイムの有無の情報を移動先毎に記憶しておき、移動先のサマータイムの情報を必要に応じて読み出す処理が不要になる。更に、タイムゾーンが異なる地域に移動した場合にサマータイムの設定を忘れることにより誤った時刻が設定されることを回避できる。
[適用例10]
上記適用例にかかる電子機器において、前記制御部は、前記第1の時差と、前記第2の時差と、が同じ場合、前記記憶部に記憶されている前記サマータイム情報と同じになるように前記サマータイム情報を設定することを特徴とする。
このような構成によれば、制御部は、タイムゾーンが同じ地域に移動したと設定された場合、記憶部に記憶されているサマータイムの設定と同じになるようにサマータイムを設定するため、サマータイムの有無の情報を移動先に応じて記憶していなくてもサマータイムを設定できる。
[適用例11]
本適用例にかかる時刻修正方法は、基準時刻との時差を示すタイムゾーン情報、およびサマータイムが有効か無効かを示すサマータイム情報を記憶する記憶工程と、衛星から送信される衛星信号を受信し、前記衛星信号に基づいて位置情報を算出する算出工程と、前記衛星信号を受信できるか、否かを判定する判定工程と、前記衛星信号を受信できると判定した場合、前記衛星信号に基づく第1のタイムゾーン情報が示す第1の時差と、前記衛星信号を受信するよりも前に記憶した第2のタイムゾーン情報が示す第2の時差と、を比較する比較工程と、前記2つの時差が異なる場合、前記サマータイムが無効になるように前記サマータイム情報を設定する設定工程と、を有することを特徴とする。
このような方法によれば、衛星信号を受信できた場合であって、かつ、衛星信号に基づく第1のタイムゾーン情報が示す第1の時差と、衛星信号を受信するよりも前に記憶した第2のタイムゾーン情報が示す第2の時差と、が異なる場合、サマータイムが無効になるようにサマータイム情報を設定する。従って、タイムゾーンが異なる地域に移動したと判定した場合、移動先の地域におけるサマータイムの有無に依存すること無く、サマータイムの設定を無効にするため、サマータイムの有無の情報を移動先毎に記憶しておき、移動先のサマータイムの情報を必要に応じて読み出す処理が不要になる。更に、タイムゾーンが異なる地域に移動した場合にサマータイムの設定を忘れることにより誤った時刻が設定されることを回避できる。
[適用例12]
本適用例にかかる電子機器は、基準時刻との時差を示すタイムゾーン情報、およびサマータイムが有効か無効かを示すサマータイム情報を記憶する記憶部と、衛星から送信される衛星信号を受信し、前記衛星信号に基づいて位置情報を出力する受信部と、前記受信部が出力した前記位置情報に基づいて前記タイムゾーン情報を算出し、前記タイムゾーン情報および前記サマータイム情報に基づいて時刻を設定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記受信部が前記衛星信号を受信した場合、前記サマータイムが無効になるように前記サマータイム情報を設定することを特徴とする。
このような構成によれば、制御部は、受信部が衛星信号を受信した場合、サマータイムが無効になるようにサマータイム情報を設定する。従って、タイムゾーンが異なる地域に移動し、受信部が位置情報を取得すべく衛星信号を受信した場合、サマータイムの設定を無効にするため、記憶部にサマータイムの有無の情報を移動先毎に記憶しておき、移動先のサマータイムの情報を必要に応じて読み出す処理が不要になる。更に、タイムゾーンが異なる地域に移動した場合にサマータイムの設定を忘れることにより誤った時刻が設定されることを回避できる。
本発明の実施形態に係る電子時計を示す概略図。 電子時計の正面図。 電子時計回路構成を示す図。 制御部の機能構成を示すブロック図。 制御部による時刻修正処理の流れを示すフローチャート。 DST設定処理を示すフローチャート。 タイムゾーングループの変化に基づいてDSTを設定する処理を示すフローチャート。 測位モードで受信処理された場合にDSTの設定を夏時間OFFに設定する処理を示すフローチャート。 ユーザーの操作によりタイムゾーンが修正される処理の流れを示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る電子機器の1つである電子時計10を示す概略図である。
電子時計10は、GPS衛星信号受信装置を備えた腕時計である。この電子時計10は、図1に示すように、時刻を表示する表示部として文字板11、時針23、分針22および秒針21等を備えたアナログ表示方式を採用している。
また、電子時計10の一方の側面には、ユーザーからの指示を受け付けるためのボタン51およびリューズ55が設けられている。
そして、電子時計10は、地球の上空を所定の軌道で周回している人工衛星の1つであるGPS衛星90からの衛星信号を受信し、衛星信号からGPS衛星90が計時している衛星時刻情報を抽出し、周知のクオーツ時計で計時している内部時刻を修正できるように構成されている。
図2は、電子時計10の正面図である。この電子時計10は、内部に実装された精密な機構を保護する外装ケース30を備えている。外装ケース30は、金属で形成された円筒状のケース31に、セラミックで形成されたベゼル32が嵌合されて構成されている。このベゼル32の内周側に、プラスチックで形成されたリング状のダイヤルリング40を介して、円盤状の文字板11が配置されている。
文字板11は、外装ケース30の内側で時刻を表示する円形の板材であり、プラスチックなどの光透過性の材料で形成されている。
本実施形態では、文字板11において時刻を表示する面の裏面と対向する位置に、光発電を行うソーラーパネル(図示は略す。)が受光可能に配置されている。このソーラーパネルは、文字板11を透過した光の光エネルギーを電気エネルギー(電力)に変換する複数のソーラーセル(光発電素子)を有している。
ダイヤルリング40には、12分位置にアルファベットの「Y」と、18分位置にアルファベットの「N」の英字が表記されている。この英字は、GPS衛星90から受信した衛星信号に基づく各種情報の受信(取得)結果(Y:受信(取得)成功、N:受信(取得)失敗)を示す。秒針21は、「Y」および「N」のいずれか一方を指示し、衛星信号の受信結果を表示する。
文字板11の中心から2時方向の位置には指針61が設けられている。この指針61の回転領域の外周には、七曜を示す、「S」、「M」、「T」、「W」、「T」、「F」、「S」の英字が表記されている。指針61は、「S」〜「S」のいずれかを指示することで、曜日を表示する。
また、文字板11の中心から10時方向の位置には指針71が設けられている。この指針71の回転領域の6時方向から7時方向の範囲の外周には、「DST」の英字と「○」の記号が表記されている。DST(daylight saving time)は夏時間(サマータイム)を意味する。指針71は、これらの英字と記号を指示することで、夏時間(DST:夏時間ON、○:夏時間OFF)の設定状態を表示する。
指針71の回転領域の8時方向から9時方向までの範囲の外周には、円周に沿って、9時方向の基端が太く、8時方向の先端が細い三日月鎌状の記号72が表記されている。この記号72は、電源となる電池118(図3)のパワーインジケーターであり、電池残量に応じた位置を指針71が指示する。
指針71の回転領域の10時方向の外周には、飛行機形状の記号73が表記されている。この記号は、機内モードを表す。航空機の離着陸時は、航空法によって衛星信号の受信が禁止されている。指針71は、記号73を指示することで、機内モードに設定され、受信が行われないことを表示する。
指針71の回転領域の11時方向から12時方向までの範囲の外周には、「1」の数字と「4+」の記号が表記されている。これらの数字と記号は、衛星信号の受信モードを表す。「1」は衛星時刻情報を受信し内部時刻が修正されること(測時モード)を、「4+」は衛星時刻情報と軌道情報とを受信し、現在位置である位置情報を算出し、内部時刻と後述するタイムゾーンデータとが修正されること(測位モード)を意味する。
文字板11の中心から6時方向の位置には指針81,82が設けられている。指針81は、第2時刻の「分」を表示し、指針82は、第2時刻の「時」を表示する。
カレンダー小窓15は、文字板11を矩形状に開口した開口部に設けられており、開口部から印刷された数字情報16が視認可能となっている。この数字情報16は、年月日の「日」を表す。
[電子時計の回路構成]
図3は電子時計10の主な回路構成を示す図である。
この電子時計10は、受信部としてのGPS装置(GPSモジュール)120、CPU100、記憶装置110、受付部としての入力装置130、時刻表示部および情報表示部としての表示装置140および電池118を備えている。これらの各装置は、データバス145を介してデータを通信している。電池118は、ソーラーパネルから供給される電力を充電可能な2次電池を想定する。
[GPS装置の構成]
GPSモジュール120は、GPSアンテナ125を備え、GPSアンテナ125を介して受信した衛星信号を処理して衛星時刻情報や位置情報を取得するものである。
GPSアンテナ125は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星90からの衛星信号を受信する。このGPSアンテナ125は、例えば文字板11の外周に沿って配置されるリングアンテナや、文字板11の裏面側に配置されるパッチアンテナで構成されている。
そして、GPSモジュール120は、GPS衛星90から送信される衛星信号を受信してデジタル信号に変換し、デジタル信号の相関判定を実行して航法メッセージを復調し、復調した航法メッセージに基づいて衛星時刻情報や位置情報を取得して出力する機能を備える。
尚、衛星信号を解析して位置情報や衛星時刻情報を取得する処理の具体的な内容は、本発明の要旨ではないため、省略する(かかる処理については、例えば、特開2015−72260号公報を参照)。
[入力装置および表示装置の構成]
入力装置130は、ユーザーによる操作を受け付ける部材としてボタン51およびリューズ55で構成されている。
表示装置140は、図示を略した、ステップモーターおよび輪列で駆動されて時刻等を表示する時針23、分針22、秒針21、指針61,71,81,82および文字板11を備えている。
[記憶装置の構成]
記憶装置110は、記憶部に相当し、RAM112およびFlash ROM114を備える。
RAM112には、時刻データやタイムゾーンデータ等を記憶可能な記憶領域が設けられている。タイムゾーンデータは、位置とその位置でのタイムゾーンとが対応付けて記憶されている。都市名とタイムゾーンとを対応付けてもよいし、地球上を所定の領域に分割して、該領域とタイムゾーンとを対応付けていてもよい。
Flash ROM114は、CPU100が実行するプログラムや、プログラムの実行時に用いられるデータを更新可能に記憶している。また、Flash ROM114は、現在設定されているタイムゾーンやDST設定に関する情報を記憶できる。
[制御部]
図4は、制御部150の機能構成を示すブロック図である。制御部150は、測時部155、測位部160、タイムゾーン設定部165、時刻修正部170、DST設定部175および表示制御部180を備える。
制御部150の各機能部は、CPU100や記憶装置110等のハードウェアと、記憶装置110に記憶されたソフトウェアと、の協働により実現される機能的な構成を示すものであり、具体的な実装形態は特に制限されない。従って、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現しても良く、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現しても良い。
測時部155は、GPSモジュール120を制御して、少なくとも1つのGPS衛星90を捕捉し、捕捉したGPS衛星90から送信される衛星信号を受信して衛星時刻情報を取得する処理を行う(測時モードでの受信処理)。
測位部160は、GPSモジュール120を制御して、少なくとも3個、好ましくは4個以上のGPS衛星90を捕捉し、各GPS衛星90から送信される衛星信号を受信して位置情報を算出して取得する処理を行う(測位モードでの受信処理)。
タイムゾーン設定部165は、測位部160が位置情報の取得に成功した場合、取得された位置情報(緯度、経度)に基づいてタイムゾーンデータを設定する。具体的には、タイムゾーン設定部165は、RAM112に記憶されているタイムゾーンデータ(タイムゾーン情報つまり時差情報)の中から、位置情報に対応するタイムゾーンデータを選択して設定する。例えば、位置情報にもっとも近い都市に対応するタイムゾーンデータや、位置情報が含まれる領域に対応するタイムゾーンデータを選択する。
例えば、日本標準時(JST)は、基準時刻であるUTCに対して9時間進めた時刻(UTC+9)であるため、取得した位置情報が日本である場合には、タイムゾーン設定部165は、タイムゾーンデータの中から日本標準時の時差情報(+9時間)を読み出して記憶装置110に記憶する。
DST設定部175は、時差情報の変化等に基づいて、DSTが有効か無効かを示すサマータイム情報を設定する。
時刻修正部170は、衛星時刻情報、タイムゾーンデータおよびサマータイム情報に基づいて内部時刻を修正する。
表示制御部180は、上記の各機能部の結果に基づいて、表示装置140の時針23、分針22、秒針21および指針61,71,81,82の指示位置を制御する。
[制御部による処理]
図5は、制御部150による測位モードでの時刻修正処理(時刻修正方法)の流れを示すフローチャートである。制御部150は、ボタン51およびリューズ55の所定操作をユーザーが行った場合に実行しても良く、また、環境の変化に応じて制御部150が自動的に実行しても良い。
尚、環境の変化とは、例えば、ソーラーパネルが太陽光を受光して電力の生成を確認した場合や、電子時計10に組み込まれたセンサー(例えば、光量センサーや加速度センサーや紫外線センサー)が屋外にいることを検知した場合や、衛星信号の受信を休止する機内モードがユーザーにより解除された場合等を想定する。
この処理が開始されると、制御部150は、現在のタイムゾーンとDST情報を関連付けて記憶装置110に記憶する(ステップS200)<記憶工程>。尚、この処理は、測位処理において実行される態様には限定されず、測位処理が開始される前に予め実行されていれば良い。
次に、制御部150は、GPS衛星90から送信される衛星信号の受信を開始し、受信した衛星信号から位置情報を算出する(ステップS202)<算出工程>。
続いて、制御部150は、衛星信号を受信できたか、否かを判定する(ステップS204)<判定工程>。本実施形態では、制御部150は、受信した衛星信号を正しく復号できるか、否かの判定や、復号したデータに所定の情報が含まれるか、否かの判定に基づいて、衛星信号の受信ができたか否かを判定する。
衛星信号を受信したと判定した場合(ステップS204でYes)、制御部150は、DST設定処理を実行する(ステップS300)。
ここで、図6は、DST設定処理を示すフローチャートである。
DST設定処理が開始されると、制御部150は、衛星信号から算出した位置情報に基づいてタイムゾーンを取得する(ステップS302)。
次に、制御部150は、取得したタイムゾーン(第1のタイムゾーン情報)と、記憶装置110に記憶したタイムゾーン(第2のタイムゾーン情報)と、を比較し、同じであるか、否かを判定する(ステップS304)<比較工程>。
ここで、取得したタイムゾーン(第1のタイムゾーン情報)が示す時差(第1の時差)と、タイムゾーンを取得する前に記憶装置110に記憶されていたタイムゾーン(第2のタイムゾーン情報)が示す時差(第2の時差)と、が異なる、即ち、2つのタイムゾーンは異なると判定した場合(ステップS304でNo)、制御部150は、DSTをOFF(夏時間OFF)に設定し(ステップS310)<設定工程>、ステップS312に進む。
他方で、2つのタイムゾーンは同じであると判定した場合(ステップS304でYes)、制御部150は、記憶されているDST情報と同じになるようにDSTを設定し(ステップS320)、ステップS312に進む。即ち、記憶されているDST情報が夏時間ONであれば夏時間ONに設定し、夏時間OFFであれば夏時間OFFに設定する。
ステップS312では、制御部150は、衛星信号に基づく衛星時刻情報、タイムゾーンおよびDSTに基づいて計時する時刻(内部時刻)を修正し、DST設定処理を終了する。
図5に戻り、制御部150は、修正した時刻(内部時刻)を表示し(ステップS210)、処理を終了する。
また、ステップS204において、衛星信号を受信できないと判定した場合(No)、制御部150は、記憶されているタイムゾーンおよびDST情報と同じになるようにDSTを設定する(ステップS220)。
次に、制御部150は、計時中の内部時刻を修正することなく表示し(ステップS222)、処理を終了する。
以上述べた実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)GPS衛星90から送信される衛星信号を受信し、衛星信号に基づいて取得したタイムゾーンと、記憶装置110に記憶しているタイムゾーンが異なる場合、電子時計10は、ユーザーがタイムゾーンを跨いで移動したと判定し、DSTを夏時間OFFに設定する。従って、ユーザーがタイムゾーンを跨いで移動した場合、ユーザーがDSTを再設定せず、電子時計10が誤った時間を表示することを回避できる。
(2)また、2つのタイムゾーンが同じである場合、ユーザーがタイムゾーンを跨いで移動していないと判定しDSTを維持することで、DSTを正しく設定できる。
(3)記憶装置110は、DSTを採用している地域の情報を保持しないため、記憶領域は圧迫されない。そのため、記憶装置110の大容量化や、電子時計10を制御するソフトウェアの肥大化および複雑化を抑制できる。
以上、添付図面を参照しながら好適な実施形態について説明したが、好適な実施形態は、前記実施形態に限らない。実施形態は、要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であり、以下のように実施することもできる。
(変形例1)
前記の実施形態においては、DST設定部175は、タイムゾーンの変化に基づいてDSTを設定したが、これには限定されない。図7は、タイムゾーンの属性の1つであるタイムゾーングループの変化に基づいてDSTを設定する場合の処理を示すフローチャートである。
尚、タイムゾーングループとは、地域に応じて複数のタイムゾーンをグループ化したものである。例えば、欧州においては、UTC、UTC+1およびUTC+2のタイムゾーンは同一のタイムゾーングループである。また、米国では、UTC−5、UTC−6、UTC−7、UTC−8およびUTC−9が同一のタイムゾーングループであり、ブラジルでは、UTC−3およびUTC−4が同一のタイムゾーングループである。一般的に、同じタイムゾーングループに属する各タイムゾーンにおいては、DST情報が同じである。
この処理が開始されると、制御部150は、現在のタイムゾーンを取得する(ステップS302)。
次に、制御部150は、取得したタイムゾーンのタイムゾーングループと、予め記憶したタイムゾーンのタイムゾーングループと、を取得する(ステップS306)。
次に、制御部150は、2つのタイムゾーングループを比較し、同じであるか、否かを判定する(ステップS308)。
ここで、2つのタイムゾーングループは異なると判定した場合(ステップS308でNo)、制御部150は、DSTをOFF(夏時間OFF)に設定し(ステップS310)、ステップS312に進む。
他方で、2つのタイムゾーングループは同じであると判定した場合(ステップS308でYes)、制御部150は、記憶されているDST情報と同じになるようにDSTを設定し(ステップS320)、ステップS312に進む。
ステップS312では、制御部150は、衛星信号に基づく衛星時刻情報、タイムゾーンおよびDSTに基づいて計時する時刻(内部時刻)を修正し、DST設定処理を終了する。
尚、衛星信号から得られた緯度や経度の位置情報に基づいて、タイムゾーンがタイムゾーングループに属するか、否かを判定する態様も想定できる。
(変形例2)
また、図8は、測位モードで受信処理が実行された場合にDSTの設定を夏時間OFFに設定する処理を示すフローチャートである。
この処理が開始されると、制御部150は、衛星信号を受信する(ステップS202)。
次に、制御部150は、衛星信号を受信できたか、否かを判定する(ステップS204)。
ここで、衛星信号を受信できたと判定した場合(ステップS204でYes)、制御部150は、受信した衛星信号から位置情報を算出する(ステップS206)。
次に、制御部150は、DSTをOFF(夏時間OFF)に設定する(ステップS310)。
次に、制御部150は、衛星信号に基づく衛星時刻情報および設定したDSTに基づいて計時する時刻(内部時刻)を修正し(ステップS312)、修正した時刻(内部時刻)を表示して(ステップS210)、処理を終了する。
他方で、衛星信号を受信できないと判定した場合(ステップS204でNo)、制御部150は、DSTをOFF(夏時間OFF)に設定する(ステップS322)。
次に、制御部150は、計時している内部時刻を表示し(ステップS324)、処理を終了する。
電子時計10が測位受信を行う場合として、タイムゾーンを越えるような長距離の移動が行われた場合が想定される。従って、測位受信を開始した場合、衛星信号の受信成否に依らず、DST設定をOFFにすることで、移動先に合わせて正しくDSTが設定されず、電子時計10が誤った時間を表示することを回避できる。
(変形例3)
また、ユーザーが電子時計10のボタン51やリューズ55等を操作し、タイムゾーンの変更指示を制御部150が受け付ける態様も想定できる。この場合、修正したタイムゾーンに応じてDSTを設定する。図9は、ユーザーの操作によりタイムゾーンが修正される場合に実行される処理の流れを示すフローチャートである。
この処理が開始されると、制御部150は、現在設定されているタイムゾーンとDST情報を関連付けて記憶装置110に記憶する(ステップS200)。尚、この処理は、ユーザーが修正を開始した場合に実行される態様には限定されず、修正が行われる前に実行されていれば良い。
次に、制御部150は、ユーザーの手動操作に応じてタイムゾーンを修正する(ステップS201)。
次に、制御部150は、DST設定処理を実行する(ステップS300)。この場合のDST設定処理は、図6を用いて説明したDST設定処理であっても良く、また、図7を用いて説明したDST設定処理であっても良い。
次に、制御部150は、修正した時刻(内部時刻)を表示し(ステップS210)、処理を終了する。
(変形例4)
尚、制御部150は、DSTの設定を変更した場合、文字板11の指針71の指示位置を「DST」の英字位置または「○」の記号位置の何れかに変更するが、指示位置が「DST」の英字位置から「○」の記号位置に変更する場合、指針71を少なくとも1回転させてユーザーの注意を引き付ける態様も想定できる。
また、記憶装置110が記憶するタイムゾーンとDST情報は、直近のデータのみには限定されず、複数の過去のデータを記憶し、制御部150が必要に応じて読み出して設定しても良い。
(変形例5)
また、前記実施形態では、ステップS204において、衛星信号を受信できないと判定した場合(No)、記憶されているタイムゾーンおよびDST情報と同じになるようにDSTを設定するようにしたが、これに限定されない。例えば、受信処理が失敗した場合には、記憶されているDST情報に関わらず、DSTをOFF(夏時間OFF)に設定するようにしてもよい。
また、電子時計10の時刻表示は、アナログ表示方式には限定されず、液晶パネル等からなるデジタル表示方式であっても良く、更に、アナログ表示方式およびデジタル表示方式の両方を備えた方式であっても良い。
また、電子時計10は時刻表示機能を備えていれば良く、ユーザーの腕に装着されて脈拍を計測する脈拍計や、ユーザーがランニングを行う際などにユーザーの腕に装着されて現在位置を計測して蓄積するGPSロガー等のリスト型機器等に対しても適用できる。
また、電子機器は、電子時計10に限定しない、即ち、時刻表示機能は必須ではなく、計時した時刻情報を用いて情報処理する装置、例えば、タブレットのような多機能携帯端末や、登山等に用いられる携帯型のGPS受信機等に広く適用できる。
また、GPS衛星90は本発明における位置情報衛星の一例であり、ガリレオ(EU)、GLONASS(ロシア)、北斗(中国)などの他の全地球的航法衛星システム(GNSS)や、SBASなどの静止衛星や準天頂衛星などの衛星時刻情報を含む衛星信号を発信する位置情報衛星でも良い。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明したが、具体的な構成は、上述した態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、以上のような手法を実施する装置は、単独の装置によって実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。
10…電子時計、11…文字板、15…カレンダー小窓、16…数字情報、21…秒針、22…分針、23…時針、30…外装ケース、31…円筒状のケース、32…ベゼル、40…ダイヤルリング、51…ボタン、55…リューズ、61,71,81,82,91…指針、72,73…記号、90…GPS衛星、100…CPU、110…記憶装置、112…RAM、114…ROM、118…電池、120…GPSモジュール、125…GPSアンテナ、130…入力装置、140…表示装置、145…データバス、150…制御部、155…測時部、160…測位部、165…タイムゾーン設定部、170…時刻修正部、175…DST設定部、180…表示制御部。

Claims (12)

  1. 基準時刻との時差を示すタイムゾーン情報、およびサマータイムが有効か無効かを示すサマータイム情報を記憶する記憶部と、
    衛星から送信される衛星信号を受信し、前記衛星信号に基づいて位置情報を出力する受信部と、
    前記受信部が出力した前記位置情報に基づいて前記タイムゾーン情報を算出し、前記タイムゾーン情報および前記サマータイム情報に基づいて時刻を設定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記受信部が前記衛星信号を受信できた場合であって、かつ、前記衛星信号に基づく第1のタイムゾーン情報が示す第1の時差と、前記衛星信号を受信するよりも前に前記記憶部に記憶した第2のタイムゾーン情報が示す第2の時差と、が異なる場合、前記サマータイムが無効になるように前記サマータイム情報を設定することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記制御部は、前記受信部が前記衛星信号を受信できた場合であって、かつ、前記第1の時差と、前記第2の時差と、が同じ場合、前記記憶部に記憶されている前記サマータイム情報と同じになるように前記サマータイム情報を設定することを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1乃至2のいずれかに記載の電子機器において、
    前記制御部は、前記受信部が前記衛星信号を受信できない場合、前記記憶部に記憶されている前記サマータイム情報と同じになるように前記サマータイム情報を設定することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記タイムゾーン情報は、異なる前記時差を地域に応じてグループ化したタイムゾーングループを示すことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器において、
    指示を受け付ける受付部を備え、
    前記制御部は、前記受付部が受け付けた前記指示に基づいて前記位置情報を取得することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記制御部は、環境の変化に基づいて前記位置情報を取得することを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記衛星信号は前記衛星が計時する衛星時刻情報を含み、
    前記制御部は、前記衛星信号から前記衛星時刻情報を抽出し、抽出した前記衛星時刻情報に基づいて前記時刻を設定することを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器において、
    設定した前記時刻を表示する表示部を備えることを特徴とする電子機器。
  9. 基準時刻との時差を示すタイムゾーン情報、およびサマータイムが有効か無効かを示すサマータイム情報を記憶する記憶部と、
    タイムゾーンの変更指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記変更指示に基づいてタイムゾーン情報を設定し、前記タイムゾーン情報および前記サマータイム情報に基づいて時刻を設定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記変更指示に基づく第1のタイムゾーン情報が示す第1の時差と、前記変更指示を受け付けるよりも前に前記記憶部に記憶した第2のタイムゾーン情報が示す第2の時差と、が異なる場合、前記サマータイムが無効になるように前記サマータイム情報を設定することを特徴とする電子機器。
  10. 請求項9に記載の電子機器において、
    前記制御部は、前記第1の時差と、前記第2の時差と、が同じ場合、前記記憶部に記憶されている前記サマータイム情報と同じになるように前記サマータイム情報を設定することを特徴とする電子機器。
  11. 基準時刻との時差を示すタイムゾーン情報、およびサマータイムが有効か無効かを示すサマータイム情報を記憶する記憶工程と、
    衛星から送信される衛星信号を受信し、前記衛星信号に基づいて位置情報を算出する算出工程と、
    前記衛星信号を受信できるか、否かを判定する判定工程と、
    前記衛星信号を受信できると判定した場合、前記衛星信号に基づく第1のタイムゾーン情報が示す第1の時差と、前記衛星信号を受信するよりも前に記憶した第2のタイムゾーン情報が示す第2の時差と、を比較する比較工程と、
    前記2つの時差が異なる場合、前記サマータイムが無効になるように前記サマータイム情報を設定する設定工程と、を有することを特徴とする時刻修正方法。
  12. 基準時刻との時差を示すタイムゾーン情報、およびサマータイムが有効か無効かを示すサマータイム情報を記憶する記憶部と、
    衛星から送信される衛星信号を受信し、前記衛星信号に基づいて位置情報を出力する受信部と、
    前記受信部が出力した前記位置情報に基づいて前記タイムゾーン情報を算出し、前記タイムゾーン情報および前記サマータイム情報に基づいて時刻を設定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記受信部が前記衛星信号を受信した場合、前記サマータイムが無効になるように前記サマータイム情報を設定することを特徴とする電子機器。
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