JP6344128B2 - 電子時計および電子機器 - Google Patents
電子時計および電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6344128B2 JP6344128B2 JP2014160384A JP2014160384A JP6344128B2 JP 6344128 B2 JP6344128 B2 JP 6344128B2 JP 2014160384 A JP2014160384 A JP 2014160384A JP 2014160384 A JP2014160384 A JP 2014160384A JP 6344128 B2 JP6344128 B2 JP 6344128B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- time
- unit
- version
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 38
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 230000008569 process Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000036541 health Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04R—RADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
- G04R20/00—Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal
- G04R20/02—Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being sent by a satellite, e.g. GPS
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04R—RADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
- G04R20/00—Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal
- G04R20/02—Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being sent by a satellite, e.g. GPS
- G04R20/06—Decoding time data; Circuits therefor
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B19/00—Indicating the time by visual means
- G04B19/22—Arrangements for indicating different local apparent times; Universal time pieces
Description
ここで、バージョン情報とは、例えば、ローカルタイム情報の版を示す数値等の情報であって、ローカルタイム情報の内容が変更された場合に、異なる情報が付与されるものである。例えば、2つのローカルタイム情報に、同一のバージョン情報が付与されていれば、当該2つのローカルタイム情報は内容が同一である。したがって、ユーザーやメンテナンス担当者は、バージョン情報を参照することで、当該2つのローカルタイム情報が同一か否かを判断できる。
このような構成では、ユーザーやメンテナンス担当者は、記憶部に記憶されているローカルタイム情報のバージョンを容易に確認することができる。これにより、ユーザーやメンテナンス担当者は、例えば、バージョン情報を参照して、ローカルタイム情報の更新の要否を容易に判別することができる。
本発明では、ローカルタイム情報は、領域情報、および時差情報に対応するタイムゾーン情報を有し、さらに、時差情報として、タイムゾーン変更情報、DSTオフセット情報、DST開始情報、DST終了情報、およびDST変更情報の少なくとも1つを含む。これら各情報は、例えば、タイムゾーンや夏時間の変更に応じて変更される。したがって、表示部にバージョン情報を表示させることにより、各情報の変更があった際でも、記憶部に記憶されているローカルタイム情報が変更に対応しているか否かを容易に判別できる。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係る電子時計1を示す概略図である。
電子時計1は、GPS衛星信号受信装置付きの腕時計である。この電子時計1は、図1に示すように、文字板2および指針3からなるアナログ表示装置を備える。指針3は、時針4、分針5および秒針6を備えて構成され、ステップモーターで歯車を介して駆動される。
また、電子時計1には、入力装置(外部操作部材)としてボタン7およびリューズ8が設けられている。
なお、文字板2の一部には開口が形成され、LCD表示パネル等からなるディスプレイ(デジタル表示装置)を組み込んでもよい。
なお、GPS衛星9は、本発明における位置情報衛星の一例であり、地球の上空に複数存在している。現在は約30個のGPS衛星9が周回している。
図2は電子時計1の主な回路構成を示す図である。
電子時計1は、図2に示すように、衛星信号受信部としてのGPS装置(GPSモジュール)10、制御装置(CPU)20、記憶装置30、操作部としての入力装置40、時刻表示部およびバージョン表示部としての表示装置50を備えている。これらの各装置は、データバス60を介してデータを通信している。
なお、電子時計1は、電源となる電池を内蔵している。電池は一次電池でもよいし、充電可能な二次電池でもよい。
GPS装置10は、GPSアンテナ11を備え、GPSアンテナ11を介して受信した衛星信号を処理して時刻情報や位置情報を取得するものである。
GPSアンテナ11は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星9からの衛星信号を受信する。このGPSアンテナ11は、例えば文字板2の外周に沿って配置されるリングアンテナや、文字板2の裏面側に配置されるパッチアンテナで構成されている。
そして、バンドパスフィルターで抜き出された衛星信号は、LNAで増幅された後、ミキサーでVCOの信号とミキシングされ、IF(Intermediate Frequency:中間周波数)にダウンコンバートされる。ミキサーでミキシングされたIFは、IFアンプ、IFフィルターを通り、ADC(A/D変換器)でデジタル信号に変換される。
そして、前記相関部で算出された相関値が所定の閾値以上であれば、受信した衛星信号に用いられたC/Aコードと生成したローカルコードが一致していることになり、衛星信号を捕捉(同期)することができる。このため、受信した衛星信号を、前記ローカルコードを用いて相関処理することで、航法メッセージを復調することができる。
したがって、情報取得部103の時刻情報取得部104は、受信した航法メッセージから所定のデータ部分を抽出し、時刻情報を取得しており、位置情報取得部105は、同様に、航法メッセージから位置情報を生成して取得している。
入力装置40は、外部操作部材としてボタン7およびリューズ8で構成されている。なお、入力装置40は、後に詳述するが、バージョン情報を表示させる際の表示指示操作を受け付ける操作部として機能する。
表示装置50は、ステップモーターおよび輪列で駆動されて時刻を表示する指針3および文字板2を備えている。
記憶装置30は、RAM31およびFlash ROM32を備える。
RAM31には、図3に示すように、時刻データやタイムゾーンデータなどが記憶される記憶領域が設けられている。すなわち、RAM31には、受信時刻データ311と、閏秒更新データ312と、内部時刻データ313と、時計表示用時刻データ314と、時差データ315とが記憶される領域が設けられている。
受信時刻データ311には、GPS衛星信号から取得した時刻情報(GPS時刻)が記憶される。閏秒更新データ312には、少なくとも現在の閏秒のデータが記憶される。すなわち、GPS衛星信号のサブフレーム4、ページ18には、閏秒に関するデータとして、「現在の閏秒」、「閏秒の更新週」、「閏秒の更新日」、「更新後の閏秒」の各データが含まれる。このうち、本実施形態では、少なくとも「現在の閏秒」のデータを、閏秒更新データ312に記憶している。
内部時刻データ313は、通常は図示しない発振回路から出力される1Hzの基準信号によって1秒毎に更新され、衛星信号を受信して時刻情報を取得した場合には、取得した時刻情報によって修正される。したがって、内部時刻データ313には現在のUTCが記憶されている。
Flash ROM32は、制御装置20で実行するプログラムや、プログラムの実行時に用いられるデータを記憶している。より具体的には、Flash ROM32は、図4に示すように、電子時計1を駆動させるためのシステム設定情報33や受信設定情報34の他、後述するローカルタイム情報35や、ローカルタイム情報35のバージョン(版)を示すバージョン情報36が、所定のアドレスにそれぞれ記憶されている。Flash ROM32によって本発明の記憶部が構成されている。
Flash ROM32は書き換え可能であるため、ローカルタイム情報35やバージョン情報36も更新可能とされている。なお、Flash ROM32に代えて、EEPROM等のデータを書き換え可能な各種メモリを用いることができる。
受信設定情報34は、GPS装置10の受信処理における、衛星信号の自動受信間隔や、衛星信号を捕捉できない場合などに受信処理を終了するまでのタイムアウト時間等である。
図5は、ローカルタイム情報35のデータ構成の一例を示す図である。
Flash ROM32に記憶されたローカルタイム情報35は、位置情報である領域情報351と、時差情報352とが対応付けられている。
この時差情報352は、領域情報351として記憶された各領域において、UTCに対する時差を取得するための情報であり、タイムゾーン情報3521と、タイムゾーン変更情報3522と、DSTオフセット情報3523と、DST開始情報3524と、DST終了情報3525と、DST変更情報3526とを含む。
タイムゾーン変更情報3522は、タームゾーンの変更予定を示す情報であり、各領域においてタイムゾーンが変更される日時や、タイムゾーン変更後のUTCに対する時差を示す。例えば、図5に示すように、領域2では、2014年10月26日の午前2時以降に、UTCに対する時差が+8時間から+9時間に変更されることを示している。
DST開始情報3524は、各領域における夏時間の開始時期を示し、DST終了情報3525は、各領域における夏時間の終了時期を示す。
DST変更情報3526は、DSTの変更予定を示す情報であり、各領域における夏時間の設定が変更される日時や、変更後のオフセット値等を示す。
例えば、図5に示すように、領域3では、3月最終日曜から10月最終日曜の期間においてDSTのオフセット値を+1とし、2015年以降ではDSTのオフセット値を0とすることを示している。
図6に示すように、時差情報であるタイムゾーン情報や夏時間に係る情報が変更されると、当該変更に応じて、新たなローカルタイム情報が作成される。そして、作成されたローカルタイム情報に対して、新たなバージョン情報が付与される。このバージョン情報は、例えば、ローカルタイム情報のバージョンを、数値や文字や記号等に対応させて表示させるための情報である。なお、ローカルタイム情報は、タイムゾーンや夏時間が変更される毎に新たに作成されてもよいし、所定期間が経過した場合や、所定のタイムゾーンに係る変更があった場合等の、所定の取り決めに応じて新たに作成されてもよい。
このように、タイムゾーンや夏時間の変更に応じて、ローカルタイム情報を適宜更新することにより、各領域において、UTCに対する時差をより正確に取得することができる。
また、Flash ROM32に記憶されているローカルタイム情報35に付与されたバージョン情報36を参照することで、当該ローカルタイム情報35が、最新のローカルタイム情報と同一のバージョン、すなわち最新バージョンか否かを容易に判別できる。
さらに、
バージョン情報36に基づいて、最終更新時期や更新内容等を知ることができる。
なお、電子時計1が、PC等の外部機器と通信可能に構成されている場合、データの変更に応じて、ユーザーが、更新作業を実施可能としてもよい。
図7は、制御装置20の概略構成を示すブロック図である。
制御装置20は、図7に示すように、受信制御手段21、時差情報取得部としての時差情報取得手段22、時刻算出部としての時刻算出手段23、および、表示制御部としての表示制御手段24を備える。この制御装置(CPU)20は、Flash ROM32に記憶されたプログラムにより各種の演算、制御および計時を行う。なお、計時は、例えば、発振回路からの基準信号を計数することによって行われる。
さらに、受信制御手段21は、GPS装置10の時刻情報取得部104で取得した時刻情報を受信時刻データ311に記憶する。
すなわち、時刻算出手段23は、現在位置に対応する領域に関連付けられた時差情報352に基づいてUTCに対する時差を算出して時差情報を取得し、当該時差情報を用いて現在時刻を算出し、時計表示用時刻データ314を更新する。なお、算出された時差情報は、RAM31に時差データ315として記憶される。
なお、時刻情報の受信後は、発振回路からの基準信号で内部時刻データ313が更新されると、内部時刻データ313に時差データ315を加算することで時計表示用時刻データ314も更新され、表示装置50の指針3も駆動される。
また、表示制御手段24は、以下に説明するように、入力装置40に対する入力操作に応じて、指針3を駆動してバージョン情報36を表示する。
次に、電子時計1のバージョン表示処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。
図8に示すバージョン表示処理は、表示制御手段24が、ユーザーによる所定の入力操作を受け付けたか否かを判定し(ステップS1)、所定の入力操作を受け付けた際に実施される。例えば、ボタン7が所定時間押下され続ける等の所定の入力操作が行われると、表示制御手段24は、所定の入力操作を受け付けたと判定する。
そして、表示制御手段24は、取得したバージョン情報36に応じた位置に指針3を移動させ、表示装置50にバージョン情報36を表示させる(ステップS3)。
図9では、時針4および分針5によりバージョン情報を表示している。具体的には、例えば、バージョン情報がVer.2.35である場合、表示制御手段24は、Flash ROM32に記憶された上記システム設定情報33(図3参照)に基づいて、2時35分を示す位置に時針4および分針5が移動させる。この場合、バージョン情報の整数部分を時針4で指示し、バージョン情報の小数点部分を分針5で指示している。
所定時間が経過している場合、表示制御手段24は、表示装置50によるバージョン表示処理を終了させて、例えば、現在時刻を表示させる。
ステップS5において、表示制御手段24は、入力操作を受け付けたと判定した場合、バージョン表示処理を終了させる。その後、制御装置20は、受け付けた操作に応じた処理を行う。
一方、ステップS5において、表示制御手段24は、入力操作を受け付けていないと判定した場合、ステップS4の処理を実行する。
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)電子時計1では、ユーザーやメンテナンス担当者が所定の操作を行うことで、表示装置50にローカルタイム情報35のバージョン情報36を表示できる。このため、ユーザーやメンテナンス担当者は、記憶されているローカルタイム情報35のバージョンを容易に確認することができる。これにより、ユーザーやメンテナンス担当者が、ローカルタイム情報35が最新のバージョンではない場合に、更新作業を行う必要があることを容易に認識することができる。したがって、更新作業が必要にも関わらず、更新作業が実施されないという不具合の発生を抑制できる。また、ローカルタイム情報35が最新であるにも関わらず、最新であることが認識できないことにより、不要な更新作業が実施されることを抑制でき、作業効率を向上させることができる。
さらに、ローカルタイム情報35を記憶する記憶部と、システム設定情報33や受信設定情報34を記憶する記憶部とを同じFlash ROM32に記憶しているので、ローカルタイム情報35を記憶する専用の記憶部を設ける必要が無く、コストを低減できる。
特に、時刻を表示する複数の指針3と、この指針3で時刻を指示する目盛によってバージョン情報36を表示できるので、バージョン情報36を表示するための専用の指針や目盛を別に設けることなく、バージョンを容易に視認させることができる。
次に、本発明の第2実施形態について図10〜12に基づいて説明する。なお、以下の実施形態において、前述した他の実施形態と同一または同様の構成については、同一符号を付し、説明を省略または簡略する。
第2実施形態の電子時計は、標準電波を受信して現在時刻を算出する電波修正時計である。具体的には、電波修正時計は、数10kHz程度の周波数の搬送波として時刻情報を送る長波標準電波を受信し、当該標準電波に基づいて修正した内部時刻を表示する。この電波修正時計は、第1実施形態の電子時計1と同様に、文字板2と、時針4、分針5および秒針6を含む指針3とからなるアナログ式の表示装置50を備える。また、電波修正時計は、ボタン7およびリューズ8を含む入力装置40を備える。
図10に示すように、電波修正時計1Aは、標準電波受信部としての受信装置10A、制御装置(CPU)20A、記憶装置30、入力装置40、表示装置50を備え、これら各部材がデータバス60によって接続されている。受信装置10Aは、アンテナ11Aを備え、アンテナ11Aを介して標準電波を受信する。
本実施形態においても、記憶装置30は、RAM31およびFlash ROM32を備える。このFlash ROM32には、ローカルタイム情報が書き換え可能に記憶されている。
図11は、ローカルタイム情報のデータ構成の一例を示す図である。
ローカルタイム情報37は、図11に示すように、位置情報371として、都市コード3711と、各都市コード3711に対応する都市名3712とを有する。また、位置情報371に関連付けられた時差情報372として、タイムゾーン情報3721と、DSTオフセット情報3722と、DST開始情報3723と、DST終了情報3724とを有する。
受信装置10Aは、制御装置20から出力される制御信号に基づいて、アンテナ11Aを介して長波標準電波を受信し、その受信信号を復調する受信処理部106と、復調された信号を処理して時刻情報を取得する時刻情報取得部107とを備える。
具体的には、日本の福島長波局の標準電波JJY40や、ドイツの標準電波DCF77は、他の標準電波と周波数が異なるため、受信周波数を特定することで種別を判別できる。また、日本の九州長波局から送信される標準電波JJY60と、アメリカの標準電波WWVBと、イギリスの標準電波MSFは、それぞれ60kHzの電波である。このため、受信周波数を60kHzに設定して標準電波を受信した場合、タイムコードを解析することで、電波の種類を判別できる。なお、種別情報から、受信した標準電波が受信可能な位置に対応する位置情報を取得できる。
図12は、制御装置20Aの概略構成を示すブロック図である。
制御装置(CPU)20Aは、Flash ROM32に記憶されたプログラムにより各種の演算、制御および計時を行う。この制御装置20Aは、図12に示すように、受信制御手段21A、時差情報取得手段22A、時刻算出手段23A、表示制御手段24、および地域設定手段25を備える。
また、受信制御手段21Aは、時刻情報取得部107から受信結果が入力される。受信制御手段21Aは、時刻情報取得部107から入力された受信結果が、受信失敗であった場合、予め設定された時間経過後に、再度受信処理を実施させる処理なども行う。
さらに、受信制御手段21Aは、時刻情報取得部107から時刻情報が入力されると、その時刻情報によって内部時刻データを更新する。内部時刻の更新後は、更新された内部時刻が基準信号に基づいて更新される。
なお、受信制御手段21Aは、受信した標準電波の時刻をそのまま内部時刻データとして更新してもよいし、UTCに変換して内部時刻データを更新してもよい。
時刻算出手段23Aは、時差情報取得手段22Aが取得した時差情報372と、内部時刻データとに基づいて現地時刻を算出する。内部時刻データがUTCで更新されている場合には、時刻算出手段23Aは、内部時刻データと時差情報372とで、地域設定手段25により設定された地域の現地時刻を算出する。
また、内部時刻データが標準電波から取得した時刻情報である場合は、時刻算出手段23Aは、標準電波が示す時刻のUTCに対する時差と、地域設定手段25により設定された地域の時差情報372と、内部時刻データとに基づいて現地時刻を算出する。例えば、JJY60を受信して内部時刻データが日本標準時(UTC+9)で記憶されており、ユーザーが地域設定手段25によりパリ(UTC+1)を指定した場合は、内部時刻データ−8時間によりパリの現地時刻を算出する。
表示制御手段24は、入力装置40によってバージョン表示操作が行われた場合、指針3を駆動してバージョン情報36を表示させる。
なお、地域設定手段25は、受信処理部106から出力された標準電波の種別情報を取得して地域情報を設定してもよい。
地域設定手段25は、設定された地域情報をRAM31に記憶する。
このように、地域設定手段25は、標準電波の種類や入力操作に応じて位置情報を取得する位置情報取得部として機能する。また、入力装置40は、位置情報を設定する入力部として機能する。
電波修正時計1Aは、受信装置10Aにより標準電波を受信し、当該標準電波に含まれる時刻情報に基づいて内部時刻を更新する。また、電波修正時計1Aは、標準電波の種別や、操作入力に応じて取得された地域情報に対応する都市を基準として、他の都市の現地時刻を算出し、表示する。
また、電波修正時計1Aは、第1実施形態の電子時計1と同様に、ローカルタイム情報37のバージョン情報36を表示装置50に表示させる。
本実施形態の電波修正時計1Aにおいても、ローカルタイム情報37のバージョン情報36を容易に確認でき、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、バージョン情報36の表示タイミングは、入力装置40に対する所定の入力操作を受け付けたタイミングとする構成を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、所定の時刻や、所定の電波を受信した場合等の所定のタイミングにバージョン情報36を表示させてもよい。
バージョン情報は前記実施形態の表記方式に限定されず、例えば、ローカルタイム情報の作成日付をバージョン情報としてもよい。例えば、2014年1月に作成されたローカルタイム情報のバージョン情報を「1401」と設定すればよい。このバージョン情報は、例えば、西暦の下二桁を時計の日付で表示し、月を時針などで表示すればよい。すなわち、バージョン情報が「1401」の場合、日窓から「14」を表示し、時針で「1時」を指示すればよい。
Claims (8)
- 位置情報と時差情報とを関連付けたローカルタイム情報、および、前記ローカルタイム情報のバージョン情報を記憶する記憶部と、
前記バージョン情報を表示可能なバージョン表示部と、
前記バージョン情報を前記バージョン表示部に表示させる表示制御部と、を備える
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1に記載の電子時計において、
位置情報衛星から送信される衛星信号を受信する衛星信号受信部と、
前記衛星信号受信部によって受信された前記衛星信号に基づいて時刻情報を取得する時刻情報取得部と、
前記衛星信号受信部によって受信された前記衛星信号に基づいて位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報に対応する時差情報を、前記ローカルタイム情報から取得する時差情報取得部と、
前記時差情報および前記時刻情報に基づいて表示時刻を算出する時刻算出部と、
前記表示時刻を表示する時刻表示部と、を備える
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1または請求項2に記載の電子時計において、
手動操作を検出して位置情報を設定する入力部と、
標準電波を受信する標準電波受信部と、
前記標準電波受信部によって受信された前記標準電波に基づいて時刻情報を取得する時刻情報取得部と、
前記入力部で設定された前記位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報に対応する時差情報を、前記ローカルタイム情報から取得する時差情報取得部と、
前記時差情報および前記時刻情報に基づいて表示時刻を算出する時刻算出部と、
前記表示時刻を表示する時刻表示部と、を備える
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子時計において、
前記バージョン情報の表示指示操作を受け付ける操作部を備え、
前記表示制御部は、前記操作部が前記表示指示操作を受け付けた場合に、前記バージョン情報を表示させる
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子時計において、
前記記憶部は、前記ローカルタイム情報および前記バージョン情報を書き換え可能に記憶している
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子時計において、
前記ローカルタイム情報は、前記位置情報に対応する領域情報と、前記時差情報に対応し、前記領域情報の協定世界時に対する時差を示すタイムゾーン情報とを有し、
さらに、前記時差情報に対応し、タイムゾーンの変更予定を示すタイムゾーン変更情報、サマータイムオフセット情報、サマータイム開始情報、サマータイム終了情報、およびサマータイムの変更予定を示すサマータイム変更情報の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電子時計において、
表示時刻を指示する複数の指針を有する時刻表示部を備え、
前記バージョン表示部は、前記時刻表示部で構成され、
前記表示制御部は、前記バージョン情報を指示する位置に前記指針を配置して前記時刻表示部に前記バージョン情報を表示させる
ことを特徴とする電子時計。 - 位置情報と時差情報とを関連付けたローカルタイム情報、および、前記ローカルタイム情報のバージョン情報を記憶する記憶部と、
前記バージョン情報を表示可能なバージョン表示部と、
前記バージョン情報を前記バージョン表示部に表示させる表示制御部と、を備える
ことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014160384A JP6344128B2 (ja) | 2014-08-06 | 2014-08-06 | 電子時計および電子機器 |
CN201510400547.5A CN106200370B (zh) | 2014-08-06 | 2015-07-09 | 电子钟表和电子设备 |
US14/816,353 US9557718B2 (en) | 2014-08-06 | 2015-08-03 | Electronic timepiece and electronic device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014160384A JP6344128B2 (ja) | 2014-08-06 | 2014-08-06 | 電子時計および電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016038246A JP2016038246A (ja) | 2016-03-22 |
JP6344128B2 true JP6344128B2 (ja) | 2018-06-20 |
Family
ID=55267364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014160384A Active JP6344128B2 (ja) | 2014-08-06 | 2014-08-06 | 電子時計および電子機器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9557718B2 (ja) |
JP (1) | JP6344128B2 (ja) |
CN (1) | CN106200370B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9488964B2 (en) * | 2014-06-27 | 2016-11-08 | Apple Inc. | Methods for maintaining accurate timing information on portable electronic devices |
JP6202017B2 (ja) * | 2015-02-24 | 2017-09-27 | カシオ計算機株式会社 | 電子時計、通信システム及びプログラム |
JP7255250B2 (ja) * | 2019-03-13 | 2023-04-11 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61201187A (ja) * | 1985-03-04 | 1986-09-05 | Shigeru Tsuji | アナログ式24時間時差時計 |
US4681460A (en) * | 1985-09-13 | 1987-07-21 | Citizen Watch Co., Ltd. | World time watch |
US5724316A (en) * | 1995-09-26 | 1998-03-03 | Delco Electronics Corporation | GPS based time determining system and method |
JP3743819B2 (ja) * | 1999-04-09 | 2006-02-08 | カシオ計算機株式会社 | 時計機能付電子機器、時刻情報補正方法 |
US6366834B1 (en) * | 2000-06-08 | 2002-04-02 | Alpine Electronics, Inc. | Time display method and apparatus |
JP2003202388A (ja) * | 2001-10-22 | 2003-07-18 | Citizen Watch Co Ltd | 電子時計、電子時計の表示制御方法および情報端末装置 |
CH697272B1 (fr) * | 2002-07-19 | 2008-07-31 | Asulab Sa | Pièce d'horlogerie électronique comportant un mode de jeu. |
EP1625879B1 (fr) * | 2004-08-10 | 2007-06-20 | Asulab S.A. | Pièce d'horlogerie électronique portable au poignet permettant d'effectuer le comptage des points au golf |
US20060140056A1 (en) * | 2004-12-29 | 2006-06-29 | Lizzi Ronald S | Timepiece with multiple location time indicator |
JP2006264606A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Seiko Epson Corp | ダイバーズ用情報処理装置、ダイバーズ用情報処理装置の制御方法および制御プログラム |
US20070183266A1 (en) * | 2006-02-07 | 2007-08-09 | Han Young J | Universal time display |
JP5127279B2 (ja) * | 2006-04-12 | 2013-01-23 | 王鼎精密股▲ふん▼有限公司 | 世界タイムゾーン表示を具備する時計アセンブリー |
JP2008039567A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Seiko Epson Corp | 計時装置、計時装置の時刻修正方法 |
JP4462338B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2010-05-12 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計、電子時計の時刻修正方法、電子時計の制御プログラム |
JP5476664B2 (ja) | 2008-01-29 | 2014-04-23 | セイコーエプソン株式会社 | 電子腕時計および電子腕時計の時刻修正方法 |
JP5251371B2 (ja) * | 2008-09-04 | 2013-07-31 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計、電子時計の時差修正方法及び時差修正プログラム |
JP5392177B2 (ja) * | 2010-05-12 | 2014-01-22 | セイコーエプソン株式会社 | 電子機器 |
JP6040670B2 (ja) * | 2012-09-25 | 2016-12-07 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計および電子時計の衛星信号受信方法 |
-
2014
- 2014-08-06 JP JP2014160384A patent/JP6344128B2/ja active Active
-
2015
- 2015-07-09 CN CN201510400547.5A patent/CN106200370B/zh active Active
- 2015-08-03 US US14/816,353 patent/US9557718B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9557718B2 (en) | 2017-01-31 |
US20160041532A1 (en) | 2016-02-11 |
CN106200370B (zh) | 2019-06-25 |
CN106200370A (zh) | 2016-12-07 |
JP2016038246A (ja) | 2016-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5392177B2 (ja) | 電子機器 | |
US9563174B2 (en) | Electronic device, time correction method, and time correction program | |
JP5446611B2 (ja) | 曜日特定日前後判定装置、曜日特定日前後判定プログラム、曜日特定日前後判定方法、夏時間判定装置および時計 | |
EP2065768B1 (en) | Electronic timepiece, time adjustment method for an electronic timepiece, and control program for an electronic timepiece | |
US8705321B2 (en) | Electronic timepiece and time adjustment method for an electronic timepiece | |
JP5200636B2 (ja) | 電子時計および電子時計の時刻修正方法 | |
CN105843034B (zh) | 电子钟表、电子设备、更新信息发送装置及更新信息发送方法 | |
US20150198928A1 (en) | Radio-Controlled Timepiece | |
JP6040670B2 (ja) | 電子時計および電子時計の衛星信号受信方法 | |
JP6344128B2 (ja) | 電子時計および電子機器 | |
JP2014215147A (ja) | 電子機器 | |
JP6131554B2 (ja) | 電子時計および電子時計の衛星信号受信方法 | |
JP6500465B2 (ja) | 電子時計および電子時計の制御方法 | |
US10831160B2 (en) | Electronic device and receiving device | |
JP6311447B2 (ja) | 電子時計、および衛星信号受信方法 | |
JP6825525B2 (ja) | 電子時計、制御方法及びプログラム | |
JP7196709B2 (ja) | 電子時計および電子時計の制御方法 | |
JP6544127B2 (ja) | 電子時計 | |
JP2018096830A (ja) | 電子時計 | |
JP6938967B2 (ja) | 電子時計 | |
JP2012132705A (ja) | 電子時計、及び電子時計の時刻修正方法 | |
JP2017167045A (ja) | 衛星信号受信装置、電子機器および衛星信号受信装置の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170714 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180418 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180424 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180507 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6344128 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |