JP7255250B2 - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

貯湯式給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7255250B2
JP7255250B2 JP2019046168A JP2019046168A JP7255250B2 JP 7255250 B2 JP7255250 B2 JP 7255250B2 JP 2019046168 A JP2019046168 A JP 2019046168A JP 2019046168 A JP2019046168 A JP 2019046168A JP 7255250 B2 JP7255250 B2 JP 7255250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
version information
water supply
water storage
supply apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019046168A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020148393A (ja
Inventor
健 ▲高▼橋
周吾 遠藤
明宏 戸田
一樹 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2019046168A priority Critical patent/JP7255250B2/ja
Publication of JP2020148393A publication Critical patent/JP2020148393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7255250B2 publication Critical patent/JP7255250B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/12Hot water central heating systems using heat pumps

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

本発明は、貯湯式給湯装置に関する。
下記特許文献1には、複数台の給湯器の運転台数の制御を少なくとも一つのシステムコントローラによって行うマルチ給湯システム用の遠隔監視システムであって、インターネットに接続された管理サーバと、マルチ給湯システムのエラー確認、サービス手配等を行うコールセンターに設けられた監視端末と、メンテナンス業者が携行する通信端末とを設け、監視端末あるいは通信端末に、マルチ給湯システムの各構成機器毎の機種名及びソフトウェアバージョンを表示可能とする技術が開示されている。
特開2017-58026号公報
上述した従来の技術では、ソフトウェアバージョンの情報を知るには、コールセンターに設けられた監視端末あるいはメンテナンス業者が携行する通信端末に対して、作業者が所定の操作を行わなければならない。このため、ソフトウェアバージョンの情報を知りたいときに、その情報を容易に取得できない。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、制御プログラムのバージョンの情報を必要なときに取得する上で有利になる貯湯式給湯装置を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯装置は、水を加熱する加熱手段と、加熱手段により加熱された湯を貯留する貯湯タンクとを備える貯湯式給湯装置において、貯湯式給湯装置の動作を制御する給湯機制御部と、給湯機制御部と通信可能に接続され、情報を表示可能な表示部と、リモコン制御部とを有するリモコンと、をさらに備え、貯湯タンクに湯を蓄える沸き上げ運転の制御モードを、電力会社との契約に応じて、複数の制御モードのうちから選択して設定する沸き上げ運転モード設定操作を受け付け可能であり、沸き上げ運転モード設定操作が行われると、給湯機制御部に記憶された制御プログラムのバージョンの情報と、リモコン制御部に記憶された制御プログラムのバージョンの情報との少なくとも一方を含む情報であるバージョン情報を表示部に表示するものである
本発明によれば、制御プログラムのバージョンの情報を必要なときに取得する上で有利になる貯湯式給湯装置を提供することが可能となる。
実施の形態1による貯湯式給湯装置を示す図である。 実施の形態1による貯湯式給湯装置の制御動作のフローチャートである。 実施の形態2による貯湯式給湯装置の制御動作のフローチャートである。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による貯湯式給湯装置100を示す図である。本実施の形態の貯湯式給湯装置100は、商用電源から供給される電力によって運転可能である。図1に示すように、貯湯式給湯装置100は、水を加熱する加熱手段に相当するヒートポンプユニット2と、貯湯タンク1を有するタンクユニット26とを備えている。ヒートポンプユニット2内には、圧縮機、水冷媒熱交換器、膨張弁、空気熱交換器を冷媒配管で順次接続した冷凍サイクル装置が備えられている。加熱循環回路3は、貯湯タンク1の下部とヒートポンプユニット2の水冷媒熱交換器の入水口とを接続し、水冷媒熱交換器の出湯口と貯湯タンク1の上部とを接続している。加熱循環回路3の途中にはHP循環ポンプ4が設けられている。
貯湯式給湯装置100は、ヒートポンプユニット2により加熱された湯を貯湯タンク1に蓄積する運転である沸き上げ運転を実行できる。沸き上げ運転のときには、HP循環ポンプ4及びヒートポンプユニット2を動作させることで、貯湯タンク1の下部から取り出した水をヒートポンプユニット2内の水冷媒熱交換器に導き、水冷媒熱交換器内で加熱して高温の湯を生成し、この高温の湯を貯湯タンク1の上部に流入させる。沸き上げ運転は、主として、深夜時間帯に、翌日に使用する湯を貯湯タンク1に貯えるように実施する。
貯湯タンク1には、第1の温度センサ5a、第2の温度センサ5b、第3の温度センサ5c、及び第4の温度センサ5dが、互いに異なる高さの位置に取り付けられている。例えば、第1の温度センサ5a、第2の温度センサ5b、第3の温度センサ5c、及び第4の温度センサ5dの位置は、それぞれ、貯湯タンク1内の上部からの容積が0L、50L、100L、及び150Lとなる位置でもよい。これらの温度センサにより貯湯タンク1内の鉛直方向の温度分布を検出することにより、貯湯タンク1内の残湯量及び蓄熱量を検出することができる。
貯湯タンク1の下部とヒートポンプユニット2との間の加熱循環回路3に設けられた入水温度センサ5eは、ヒートポンプユニット2に流入する水の温度を検出する。加熱循環回路3と貯湯タンク1の上部との接続部に設けられた加熱温度センサ5fは、ヒートポンプユニット2から貯湯タンク1の上部に流入する湯の温度である沸き上げ温度を検出する。
一般給湯側電動混合弁6は、貯湯タンク1の上部に接続された給湯管7からの高温湯と、水道管等の水源に接続された給水管8からの水とを混合することにより、設定温度の湯を生成する。その湯は、混合給湯管9を経由して蛇口等の給湯先(図示省略)に供給される。
給水管8には、給水温度センサ22が設けられ、給水管8を流れる水の温度を検出する。混合給湯管9には、給湯用流量センサ18及び給湯用温度センサ19が設けられ、混合給湯管9を流れる湯の流量及び温度を検出する。
風呂給湯側電動混合弁10は、給湯管7からの高温湯と、給水管8からの水とを混合することにより、設定温度の湯を生成する。その湯は、混合風呂管17、風呂側循環回路11を経由して、浴槽(図示省略)に供給される。浴槽湯張り時の給湯の開始及び停止は、混合風呂管17に設けられた電磁弁12により制御される。混合風呂管17には、風呂用流量センサ20及び風呂用温度センサ21が設けられ、混合風呂管17を流れる湯の流量及び温度を検出する。
風呂側循環回路11は、風呂循環ポンプ13により浴槽から浴水を引き込み、熱交換器14を経由して浴槽に戻る経路である。また、タンク側循環回路15は、貯湯タンク1の上部から貯湯タンク1内の湯をタンク循環ポンプ16で引き込み、熱交換器14を経由して貯湯タンク1の下部に繋がる経路である。追い焚き時には、風呂循環ポンプ13及びタンク循環ポンプ16が駆動され、風呂循環ポンプ13により浴槽から風呂側循環回路11に引き込まれた浴水は、タンク循環ポンプ16により貯湯タンク1の上部からタンク側循環回路15に引き込まれた高温湯と、熱交換器14を介して熱交換されて浴槽に戻る。浴水が設定温度となったところで風呂循環ポンプ13及びタンク循環ポンプ16の動作を停止し、追い焚きを終了する。
貯湯式給湯装置100の動作を制御するための給湯機制御部24がタンクユニット26内に設けられている。給湯機制御部24は、ヒートポンプユニット2、HP循環ポンプ4、第1~第4の温度センサ5a~5d、入水温度センサ5e、加熱温度センサ5f、一般給湯側電動混合弁6、風呂給湯側電動混合弁10、電磁弁12、風呂循環ポンプ13、タンク循環ポンプ16、給湯用流量センサ18、給湯用温度センサ19、風呂用流量センサ20、風呂用温度センサ21、及び給水温度センサ22のそれぞれと電気的に接続されている。給湯機制御部24は、プロセッサ及びメモリを備える。給湯機制御部24は、メモリに記憶された制御プログラムをプロセッサが実行することにより、ヒートポンプユニット2及びタンクユニット26の動作を制御する。
本実施の形態の貯湯式給湯装置100は、ユーザーインターフェースに相当するリモコン25を備えている。リモコン25は、例えば浴室、台所等に設置される。リモコン25は、情報を表示する表示部25aと、使用者等の人間が操作する操作部25bと、リモコン制御部25cとを有している。給湯機制御部24とリモコン制御部25cとの間は、有線通信または無線通信により、双方向に通信可能である。表示部25aは、例えば液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイにより構成されていてもよい。操作部25bは、操作ボタン、キー、ダイヤルなどを備えていてもよい。また、リモコン25は、表示部25a及び操作部25bの機能を兼ね備えるタッチスクリーンを有していてもよい。リモコン制御部25cは、プロセッサ及びメモリを備える。リモコン制御部25cは、メモリに記憶された制御プログラムをプロセッサが実行することにより、リモコン25の動作を制御する。使用者は、リモコン25の操作部25bを操作することにより、例えば、給湯温度の設定、沸き上げ運転、浴槽湯張り、浴槽追い焚き等の動作指示あるいは予約などを行うことができる。リモコン25の表示部25aには、給湯設定温度などの情報を表示可能である。
近年、電力自由化などにより、電力会社の電気料金体系が変化及び多様化してきている。また、沸き上げ運転の仕方などにより、公的機関の補助金制度が適用されるなど、貯湯式給湯装置100における沸き上げ運転の仕方には、様々な方式が求められてきている。沸き上げ運転の仕方とは、例えば、沸き上げ運転の開始時刻及び終了時刻、沸き上げ温度、貯湯タンク1の貯湯量などをどのように制御するかである。
本実施の形態であれば、給湯機制御部24が実行する制御プログラムを、異なるバージョンの制御プログラムに変更することで、様々な沸き上げ運転の仕方に対応することができる。このため、貯湯式給湯装置100の製作コストを抑えながら、電力会社の電気料金体系の変化及び多様化に対応したり、公的機関の補助金制度に対応したりすることが可能となる。制御プログラムのバージョンの情報を以下「バージョン情報」と称する。
給湯機制御部24に記憶された制御プログラムは、自身のバージョン情報を保有している。給湯機制御部24は、そのバージョン情報をリモコン25へ送信可能である。
貯湯式給湯装置100の沸き上げ運転の仕方によって、電力会社の電気料金割引制度である通電制御割引の適用の有無が決定する。このため、従来より、貯湯式給湯装置100の施工時に、その機種名を電力会社に申請することが行われている。今後は、電力会社の電気料金体系の変化及び多様化、あるいは公的機関の補助金制度の適用などにより、貯湯式給湯装置100の施工時にその機種名を電力会社あるいは公的機関などに申請する場合が増えることが想定される。また、同じ機種の貯湯式給湯装置100であっても、給湯機制御部24が実行する制御プログラムのバージョンによって、沸き上げ運転の仕方が異なる。このため、貯湯式給湯装置100の機種名だけでなく、給湯機制御部24の制御プログラムのバージョン情報についても、電力会社あるいは公的機関などに申請する必要性が出てくることが予想される。このため、貯湯式給湯装置100の施工時など、給湯機制御部24の制御プログラムのバージョン情報を電力会社あるいは公的機関などに申請する必要性があるときに、当該バージョン情報を施工業者等が容易に知ることができれば、利便性が良好となる。
貯湯式給湯装置100の施工が完了すると、施工業者等は、貯湯式給湯装置100の電源を投入する。本実施の形態における貯湯式給湯装置100は、貯湯式給湯装置100の電源がオフからオンに切り替えられると、給湯機制御部24に記憶された制御プログラムのバージョン情報を表示部25aに表示するように構成されている。このため、貯湯式給湯装置100の電源が投入されたときに、バージョン情報が表示部25aに自動で表示されるので、施工業者等は、特段の操作を必要とすることなく、バージョン情報を容易に確認することができる。このため、バージョン情報を電力会社あるいは公的機関などに申請する場合に、優れた利便性が得られる。
なお、本実施の形態では、リモコン制御部25cが実行する制御プログラムを、異なるバージョンの制御プログラムに変更可能としてもよい。その場合には、以下のようにしてもよい。リモコン制御部25cに記憶された制御プログラムは、自身のバージョン情報を保有している。給湯機制御部24の制御プログラムのバージョン情報を表示部25aに表示するときに、リモコン制御部25cの制御プログラムのバージョン情報を併せて表示してもよい。あるいは、リモコン制御部25cの制御プログラムのバージョン情報のみを表示してもよい。
以下では、給湯機制御部24の制御プログラムに関する事項を中心に説明するが、同様の事項をリモコン制御部25cの制御プログラムについて適用してもよい。また、以下の説明において、単に「制御プログラム」と表記した場合には、原則として、給湯機制御部24の制御プログラムと、リモコン制御部25cの制御プログラムとの少なくとも一方を含むものとする。また、単に「バージョン情報」と表記した場合には、原則として、給湯機制御部24の制御プログラムのバージョン情報と、リモコン制御部25cの制御プログラムのバージョン情報との少なくとも一方を含む情報であるものとする。
図2は、実施の形態1による貯湯式給湯装置100の制御動作のフローチャートである。図2のステップS1で、給湯機制御部24は、貯湯式給湯装置100の電源が投入されたかどうかを判断する。電源が投入された場合、すなわち電源がオフからオンに切り替えられた場合には、ステップS2へ進み、給湯機制御部24は、自身のメモリに記憶されている制御プログラムのバージョン情報をリモコン制御部25cへ送信する。バージョン情報は、例えば、「v0100」のように、文字及び数字を含むものでもよいし、文字のみ、あるいは数字のみを含むものでもよい。
ステップS2からステップS3へ進み、リモコン制御部25cは、給湯機制御部24から受信したバージョン情報を表示部25aに表示する。続いて、ステップS4として、リモコン制御部25cは、バージョン情報を表示部25aに表示してから所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間は、例えば10分間でもよい。所定時間が経過した場合には、ステップS5へ進み、リモコン制御部25cは、表示部25aによるバージョン情報の表示を非表示とし、バージョン情報の表示を終了する。
以上説明したように、本実施の形態であれば、貯湯式給湯装置100の施工時に、制御プログラムのバージョン情報を電力会社あるいは公的機関などに申請する場合に、バージョン情報を確認するための特段の操作を必要とすることなく、表示部25aからバージョン情報を知ることができる。このため、優れた利便性が得られる。また、制御プログラムのバージョン情報を表示するための特段の操作を必要としないため、操作のための部品点数の追加によるコストの増加を抑えることができる。
電力会社あるいは公的機関などに対するバージョン情報の申請は、通常、施工業者が行う。このため、エンドユーザーにとっては、バージョン情報は必要でない。本実施の形態であれば、表示部25aにバージョン情報を表示した場合に、所定時間が経過すると、表示部25aのバージョン情報の表示が自動で終了される。このため、施工業者は、表示部25aのバージョン情報の表示を終了させる操作を行う必要がないので、利便性が良好となる。また、エンドユーザーにとって不要なバージョン情報が表示部25aに表示されている状態で貯湯式給湯装置100がエンドユーザーに引き渡されることを確実に防止できる。
図2のステップS4及びステップS5の処理に代えて、以下のようにしてもよい。リモコン制御部25cは、バージョン情報を表示部25aに表示した場合に、操作部25bが操作されるまでは表示部25aのバージョン情報の表示を継続し、操作部25bが操作されると、表示部25aのバージョン情報の表示を終了してもよい。このようにすることで、施工業者等が表示部25aのバージョン情報の表示を確認する前にバージョン情報の表示が自動で終了してしまうことがないという利点がある。この場合、施工業者等は、表示部25aのバージョン情報の表示を確認した後に、操作部25bを操作することによって表示部25aのバージョン情報の表示を終了させることができる。このため、エンドユーザーにとって不要なバージョン情報が表示部25aに表示されている状態で貯湯式給湯装置100がエンドユーザーに引き渡されることを確実に防止できる。
バージョンが異なる複数の制御プログラムが給湯機制御部24に記憶されており、その複数の制御プログラムのうちから、使用する制御プログラムを選択できるように構成されている場合には、複数の制御プログラムのうち、選択されている制御プログラムのバージョン情報を表示部25aに表示することが望ましい。
給湯機制御部24は、沸き上げ運転の仕方が異なる複数の制御モードを有していてもよい。そして、貯湯式給湯装置100は、沸き上げ運転の制御モードとして、電力会社との契約に対応した制御モードを、当該複数の制御モードのうちから選択して設定する操作を受け付け可能となるように構成されていてもよい。当該操作を以下「沸き上げ運転モード設定操作」と称する。例えば、リモコン25の操作部25bを操作することで、沸き上げ運転モード設定操作を行うことができるようにしてもよい。
貯湯式給湯装置100は、沸き上げ運転モード設定操作が行われた場合に、バージョン情報を表示部25aに表示するように構成されていてもよい。これにより、貯湯式給湯装置100の施工時に、沸き上げ運転モード設定操作を行っている間に、バージョン情報を容易に確認することができる。このため、電力会社あるいは公的機関などにバージョン情報を申請する場合に、バージョン情報を確認するための特段の操作を必要とせず、利便性の良い貯湯式給湯装置100を得ることができる。
また、施工業者等は、電力会社あるいは公的機関などにバージョン情報を申請する際に、バージョン情報を確認するために沸き上げ運転モード設定操作を実施することが必要となる。このため、施工業者等が施工時に沸き上げ運転モード設定操作の実施をし忘れることを確実に防止できる。
給湯機制御部24に記憶された制御プログラム、あるいはリモコン制御部25cに記憶された制御プログラムを、別のバージョンの制御プログラムに書き換えることができるように構成されてもよい。例えば、プログラム書き換えツールを有するコンピュータ(図示省略)を給湯機制御部24あるいはリモコン制御部25cに対して接続することにより、給湯機制御部24あるいはリモコン制御部25cのメモリに記憶された制御プログラムを書き換えてもよい。また、給湯機制御部24あるいはリモコン制御部25cは、インターネット等のネットワークを介して外部サーバから別のバージョンの制御プログラムを取得することで制御プログラムを書き換え可能に構成されていてもよい。そのようにすることで、電力会社の電気料金体系、あるいは公的機関の補助金制度の追加または変化があった場合でも、使用者は、これに対応した制御プログラムをインターネット等から取得して、この制御プログラムのバージョン情報を申請することができる。これにより、新たな制御プログラムが記憶された製品を購入しなくても、追加または変更された電力会社の電気料金体系あるいは公的機関の補助金制度の恩恵を受けることが可能となる。以下の説明では、制御プログラムを別のバージョンの制御プログラムに書き換える操作を「プログラム書き換え操作」と称する。
また、沸き上げ運転の仕方が異なる複数の制御プログラムを給湯機制御部24のメモリに記憶しておき、例えばリモコン25を操作することによって、その複数の制御プログラムのうちから、使用する制御プログラムすなわち給湯機制御部24のプロセッサが実行する制御プログラムを選択できるように構成してもよい。以下の説明では、そのようにして、バージョンの異なる複数の制御プログラムのうちの一つを選択する操作を「プログラム選択操作」と称する。また、リモコン制御部25cの制御プログラムに対して、プログラム選択操作が可能となるように構成してもよい。例えば、異なる仕方の沸き上げ運転に対応する複数の制御プログラムをリモコン制御部25cのメモリに記憶しておき、例えばリモコン25を操作することによって、その複数の制御プログラムのうちから、使用する制御プログラムすなわちリモコン制御部25cのプロセッサが実行する制御プログラムを選択できるように構成してもよい。
貯湯式給湯装置100の運用が開始された後に、プログラム書き換え操作あるいはプログラム選択操作を行ってもよい。そのようにすることで、貯湯式給湯装置100の運用が開始された後に、電力会社の電気料金体系の変化及び多様化に対応したり、公的機関の補助金制度の変化に対応したりすることが可能となる。
貯湯式給湯装置100は、プログラム書き換え操作あるいはプログラム選択操作が行われた場合に、書き換え後の制御プログラムのバージョン情報あるいは選択された制御プログラムのバージョン情報を表示部25aに表示するように構成されていてもよい。プログラム書き換え操作あるいはプログラム選択操作が行われた場合に、バージョン情報を自動で表示部25aに表示することで、電力会社あるいは公的機関などにバージョン情報を申請する場合に、バージョン情報を確認するための特段の操作を必要としないので、利便性の良い貯湯式給湯装置100を得ることができる。また、バージョン情報を表示部25aに表示した後は、前述した説明と同様にして、所定時間が経過するとバージョン情報の表示を自動で終了するか、あるいは操作部25bが操作されることを待ってバージョン情報の表示を終了するようにしてもよい。
バージョン情報をバーコードまたは二次元コードにより表示部25aに表示してもよい。これにより、バージョン情報を電力会社あるいは公的機関などに申請する場合に、施工業者等が所持する携帯通信端末のカメラによりバーコードまたは二次元コードを読み取り、ネットワークを利用したデータ送信などを利用して申請を行うことが可能となる。これにより、施工業者等がバージョン情報の表示を読み間違えたりすることを確実に防止できる。なお、二次元コードは、例えばQRコード(QRコードは登録商標)でもよい。
バージョン情報を表示部25aに表示するときに、貯湯式給湯装置100の機種名及び製造番号を表示部25aに併せて表示してもよい。これにより、電力会社あるいは公的機関などに貯湯式給湯装置100の情報を申請する際に、必要な情報の不足をより確実に防ぐことが可能となる。
バージョン情報を表示部25aに表示するときに、貯湯式給湯装置100の動作仕様情報を表示部25aに併せて表示してもよい。動作仕様情報とは、電力会社あるいは公的機関への申請が必要になると想定される情報であり、例えば「沸き上げ制御時間帯:23時~7時」のように、沸き上げ運転の開始時刻及び終了時刻を示す情報でもよい。バージョン情報とともに動作仕様情報を表示部25aに表示することで、施工業者等は、電力会社あるいは公的機関などに貯湯式給湯装置100の情報を申請する際に、取扱説明書の確認などによって動作仕様情報を調査する手間が省ける。また、電力会社の電気料金体系あるいは公的機関の補助金制度の追加または変化に対応した新たなバージョンの制御プログラムがリリースされて、このバージョンの制御プログラムへの書き換えを行った場合には、取扱説明書を見ても動作仕様情報を得ることができないため、リモコン25の表示部25aから動作仕様情報を得られることは利便性の向上につながる。
実施の形態2.
次に、図3を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
本実施の形態において、給湯機制御部24は、貯湯式給湯装置100が正常に動作するか否かを試すための試運転を行う機能を有している。試運転が実行されると、バージョン情報を表示部25aに表示する。本実施の形態であれば、貯湯式給湯装置100の施工時の試運転が行われているときに、バージョン情報が自動で表示部25aに表示される。これにより、制御プログラムのバージョン情報を電力会社あるいは公的機関などに申請する場合に、バージョン情報を確認するための特段の操作を必要とすることなく、表示部25aからバージョン情報を知ることができる。このため、優れた利便性が得られる。
図3は、実施の形態2による貯湯式給湯装置100の制御動作のフローチャートである。リモコン25に対して所定の操作を行うと、試運転が開始される。図3のステップS11で、給湯機制御部24は、試運転が開始されたかどうかを判断する。試運転が開始された場合には、ステップS12へ進み、給湯機制御部24は、自身のメモリに記憶されている制御プログラムのバージョン情報をリモコン制御部25cへ送信する。ステップS12からステップS13へ進み、リモコン制御部25cは、給湯機制御部24から受信したバージョン情報を表示部25aに表示する。続いて、ステップS14として、給湯機制御部24またはリモコン制御部25cは、試運転が終了したかどうかを判断する。試運転が終了した場合には、ステップS15へ進み、リモコン制御部25cは、表示部25aによるバージョン情報の表示を非表示とし、バージョン情報の表示を終了する。
以上説明したように、本実施の形態であれば、貯湯式給湯装置100の施工時の試運転を行っている間に、施工業者等は、バージョン情報を確認するための特段の操作を必要とすることなく、表示部25aからバージョン情報を知ることができる。このため、施工時に制御プログラムのバージョン情報を電力会社あるいは公的機関などに申請する場合に、優れた利便性が得られる。なお、試運転の終了時にバージョン情報の表示を終了することに代えて、実施の形態1と同様に、所定時間が経過するとバージョン情報の表示を自動で終了するか、あるいは操作部25bが操作されることを待ってバージョン情報の表示を終了するようにしてもよい。
施工業者等は、電力会社あるいは公的機関などにバージョン情報を申請する際に、バージョン情報を確認するために試運転の実行が必要となる。このため、本実施の形態であれば、施工業者等が試運転をし忘れることを確実に防止できる。
1 貯湯タンク、 2 ヒートポンプユニット、 3 加熱循環回路、 4 HP循環ポンプ、 5a 第1の温度センサ、 5b 第2の温度センサ、 5c 第3の温度センサ、 5d 第4の温度センサ、 5e 入水温度センサ、 5f 加熱温度センサ、 6 一般給湯側電動混合弁、 7 給湯管、 8 給水管、 9 混合給湯管、 10 風呂給湯側電動混合弁、 11 風呂側循環回路、 12 電磁弁、 13 風呂循環ポンプ、 14 熱交換器、 15 タンク側循環回路、 16 タンク循環ポンプ、 17 混合風呂管、 18 給湯用流量センサ、 19 給湯用温度センサ、 20 風呂用流量センサ、 21 風呂用温度センサ、 22 給水温度センサ、 24 給湯機制御部、 25 リモコン、 25a 表示部、 25b 操作部、 25c リモコン制御部、 26 タンクユニット、 100 貯湯式給湯装置

Claims (6)

  1. 水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された湯を貯留する貯湯タンクとを備える貯湯式給湯装置において、
    前記貯湯式給湯装置の動作を制御する給湯機制御部と、
    前記給湯機制御部と通信可能に接続され、情報を表示可能な表示部と、リモコン制御部とを有するリモコンと、
    をさらに備え、
    前記貯湯タンクに湯を蓄える沸き上げ運転の制御モードを、電力会社との契約に応じて、複数の制御モードのうちから選択して設定する沸き上げ運転モード設定操作を受け付け可能であり、
    前記沸き上げ運転モード設定操作が行われると、前記給湯機制御部に記憶された制御プログラムのバージョンの情報と、前記リモコン制御部に記憶された制御プログラムのバージョンの情報との少なくとも一方を含む情報であるバージョン情報を前記表示部に表示する貯湯式給湯装置。
  2. 前記バージョン情報を前記表示部に表示した場合に、所定時間が経過すると、前記バージョン情報の表示を終了する請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
  3. 前記リモコンは、操作部を有し、
    前記バージョン情報を前記表示部に表示した場合に、前記操作部が操作されるまでは前記バージョン情報の表示を継続し、前記操作部が操作されると、前記バージョン情報の表示を終了する請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
  4. 前記バージョン情報をバーコードまたは二次元コードにより前記表示部に表示する請求項1から請求項のいずれか一項に記載の貯湯式給湯装置。
  5. 前記バージョン情報を前記表示部に表示するときに、前記貯湯式給湯装置の機種名及び製造番号を前記表示部に表示する請求項1から請求項のいずれか一項に記載の貯湯式給湯装置。
  6. 前記バージョン情報を前記表示部に表示するときに、前記貯湯式給湯装置の動作仕様情報を前記表示部に表示する請求項1から請求項のいずれか一項に記載の貯湯式給湯装置。
JP2019046168A 2019-03-13 2019-03-13 貯湯式給湯装置 Active JP7255250B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019046168A JP7255250B2 (ja) 2019-03-13 2019-03-13 貯湯式給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019046168A JP7255250B2 (ja) 2019-03-13 2019-03-13 貯湯式給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020148393A JP2020148393A (ja) 2020-09-17
JP7255250B2 true JP7255250B2 (ja) 2023-04-11

Family

ID=72430188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019046168A Active JP7255250B2 (ja) 2019-03-13 2019-03-13 貯湯式給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7255250B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003345189A (ja) 2002-05-22 2003-12-03 Canon Inc 画像形成装置
JP2006125871A (ja) 2004-10-26 2006-05-18 Equos Research Co Ltd ナビゲーション装置
JP2012047343A (ja) 2010-08-24 2012-03-08 Hitachi Appliances Inc 給湯機
WO2015111203A1 (ja) 2014-01-27 2015-07-30 日立アプライアンス株式会社 空調機試運転アプリケーション、及び空調機試運転システム
JP2016038246A (ja) 2014-08-06 2016-03-22 セイコーエプソン株式会社 電子時計および電子機器
JP2017033380A (ja) 2015-08-04 2017-02-09 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2017058026A (ja) 2015-09-14 2017-03-23 株式会社ノーリツ マルチ給湯システム用遠隔監視システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5313876A (en) * 1991-05-17 1994-05-24 The Frymaster Corporation Spaghetti cooking system

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003345189A (ja) 2002-05-22 2003-12-03 Canon Inc 画像形成装置
JP2006125871A (ja) 2004-10-26 2006-05-18 Equos Research Co Ltd ナビゲーション装置
JP2012047343A (ja) 2010-08-24 2012-03-08 Hitachi Appliances Inc 給湯機
WO2015111203A1 (ja) 2014-01-27 2015-07-30 日立アプライアンス株式会社 空調機試運転アプリケーション、及び空調機試運転システム
JP2016038246A (ja) 2014-08-06 2016-03-22 セイコーエプソン株式会社 電子時計および電子機器
JP2017033380A (ja) 2015-08-04 2017-02-09 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2017058026A (ja) 2015-09-14 2017-03-23 株式会社ノーリツ マルチ給湯システム用遠隔監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020148393A (ja) 2020-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10820199B2 (en) Mobile device with contractor accessible screens for configuring a building device
US20190319673A1 (en) Appliance with diagnostics
JP7031251B2 (ja) 遠隔監視システムおよびそれに利用される中継装置
WO2018198958A1 (ja) 通信アダプタ、温水供給装置の遠隔操作システムおよび遠隔操作方法、ならびに、プログラム
US20220146999A1 (en) System and method for handing off the configuration of a building device from a contractor to a customer using a hang tag or the like
US10812285B2 (en) Systems and methods for handing off configuration of a building device from a contractor to a customer
JP7255250B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2014115036A (ja) 給湯機
JP7086345B2 (ja) 風呂給湯装置
KR100584833B1 (ko) 보일러의 유무선 제어시스템
JP7194618B2 (ja) 給湯機
JP6789012B2 (ja) 熱供給装置
JP2018186479A (ja) 通信アダプタ
JP7447430B2 (ja) 給湯システム
JP7086343B2 (ja) 給湯システムの試運転方法
JP6672950B2 (ja) 給湯システム
JP5857895B2 (ja) 給湯装置
JP5767557B2 (ja) 液体加熱装置
JP2011257104A (ja) 給湯機の遠隔操作システム
JP6164452B2 (ja) 熱源機
JP2023046523A (ja) 給湯装置および給湯システム
JP2023114717A (ja) 貯湯式給湯機及び給湯システム
US20240159430A1 (en) Apparatus for determining duration of hot water release from a boiler
JP2021134962A (ja) 温水システム
JP2021181867A (ja) 貯湯式給湯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230125

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20230125

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230203

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7255250

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150