JP5767557B2 - 液体加熱装置 - Google Patents
液体加熱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5767557B2 JP5767557B2 JP2011228946A JP2011228946A JP5767557B2 JP 5767557 B2 JP5767557 B2 JP 5767557B2 JP 2011228946 A JP2011228946 A JP 2011228946A JP 2011228946 A JP2011228946 A JP 2011228946A JP 5767557 B2 JP5767557 B2 JP 5767557B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- unit
- data
- pipe
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
特許文献1に記載されたデータ移植方法においては、旧基板の制御部が記憶部に記憶されているデータをリモコンに設けられた記憶部に転送して記憶させ、基板交換が行われた後に新たな基板上の制御部がリモコンと接続されると、リモコンがデータを自動的に転送し、新たな基板上の制御部が転送されたデータを記憶部に記憶させる。
図1に示すように、本実施形態に係る給湯機(液体加熱装置)Sは、電気給湯機であり、温水を貯湯する貯湯タンク1と、貯湯タンク1に貯湯するための水(液体)を加熱する熱源であるヒートポンプユニット8とを備え、この給湯機Sへは、給水源(例えば、水道管22)からの給水が配管7を経て供給される。具体的には、給湯機Sは、給水源から供給された低温水をヒートポンプユニット8で加熱して温水を生成し、生成された温水を貯湯タンク1に貯溜するものである。即ち、給湯機Sは、水を加熱して給湯する給湯部(加熱給液部)として、貯湯タンク1を備えるタンクユニット5と、ヒートポンプユニット8とを備えて構成される。
図1に示すヒートポンプユニット8は、外界の熱を、膨張させた低温の二酸化炭素等の冷媒で吸熱した後、圧縮させ高温とした冷媒と配管34を流れる貯湯タンク1からの低温水とで熱交換を行い、低温水を加熱する装置である。ヒートポンプユニット8は、冷媒の膨張、圧縮を繰り返し、外界から吸熱し低温水を加熱するヒートポンプ(図示せず)と、配管34を流れる貯湯タンク1の低温水を循環させる循環ポンプ(図示せず)とを備えている。
図1に示す貯湯タンク1には、水道管22からの水道水が、配管7、配管36a、配管23a、減圧弁6及び配管23bを順次介して導入されるとともに、この貯湯タンク1内の水が、配管32、三方弁33及び配管34を順次介してヒートポンプユニット8に導かれヒートポンプのガスクーラで加熱され温水となった後、配管35を介して貯湯タンク1の上部に導かれ貯湯タンク1内に貯溜されている。
湯張り回路2Yは、貯湯タンク1に貯留される温水を浴槽2に供給し、浴槽2に湯張りするための回路である。この湯張り回路2Yは、貯湯タンク1上部の高温の温水を、貯湯タンク1上部の第一取出部10に接続される配管41a及び配管54を順次介して第一混合弁14に導き、第一混合弁14において、水道管22から、配管7、配管36a、配管23a、減圧弁6及び配管23cを順次通ってきた水道水と混合され、第一混合弁14の下流に配設されコントローラ16によって開制御された電磁弁28を介して、配管29c,29b,29aを順次通る第一経路と、配管29c、接続部30、配管25、ポンプ27、流量調整弁(又は循環調整弁)31及びバイパス配管63を順次通って、合流部65で配管3aに接続されて配管3bを通る第二経路との2つの経路で浴槽2に湯張りする構成である。なお、接続部30は、湯張り回路2Yと追い焚き回路2Zとが接続される部分である。
給湯熱交換器4は、水道管22及び配管7を順次介して供給される水道水を、コントローラ16に給湯要求があった場合に作動制御される給湯循環ポンプ18により貯湯タンク1上部から導出される高温の温水と熱交換させて所定温度に加熱する機器である。加熱された水は、混合栓19に供給されて給湯される。
図1に示す給湯循環ポンプ18は、コントローラ16の図示しないインバータ回路を用いて、配管36cの給湯温度センサ37によって検出される給湯の温度が、操作端末60で設定された給湯温度となるように、回転速度が自在に制御(フィードバック制御)されている。
図1に示す追い焚き熱交換器24は、入口24i側に、浴槽2内のふろ水が導出される配管29a、配管29b、配管25、ポンプ27、流量調整弁31及び配管58が順次接続されるとともに、出口24o側には、追い焚き熱交換器24において貯湯タンク1上部の高温水と熱交換され加熱され追い焚きされたふろ水が浴槽2に戻る配管26、配管3a及び配管3bが順次接続されている。
追い焚き回路2Zは、浴槽2に張られたふろ水を追い焚きするための回路である。追い焚き時、浴槽2内のふろ水は、浴槽2の水流通口2iから導出され、この水流通口2iに接続される配管29a、配管29b、接続部30、配管25、ポンプ27、流量調整弁31、配管58、貯湯タンク1上部の高温の温水中に配置される追い焚き熱交換器24、配管26、配管3a及び配管3bを順次通り、配管3bに接続される水流通口2oを介して、浴槽2に戻されるように構成されている。
図1に示す操作端末60は、利用者が、給湯機Sで湯張り、追い焚き、給湯等を行うために入力操作を行う機器であり、浴室に配置されるふろリモコン45、キッチンに配置される台所リモコン46等を有する。
コントローラ16は、給湯機Sを電子制御する制御装置であり、操作端末60、温度センサ48等の種々のセンサで検出した信号等に応じて制御を行うマイコン(Microcomputer:マイクロコンピュータ)と、操作端末60、種々のセンサ等で検出された検出信号等をマイコンに適合した入力信号に変換する増幅回路、A/D変換回路等の入力インターフェースと、マイコンからの制御信号の出力信号に応じて給湯循環ポンプ18等のアクチュエータを駆動するための駆動回路、リレー駆動回路等の出力インターフェースとを備えて構成されている。
次に、給湯機Sの配管システムの動作詳細について説明する。
貯湯タンク1への水道水の供給は、水道管22内の水道水の例えば、約6〜8kg/cm2(約0.59〜0.78MPa)の水圧によって水道管22内の水道水が配管7及び配管23aを順次通って減圧弁6に導かれ、減圧弁6において所定圧、例えば、約2kg/cm2(約0.20MPa)に減圧された後、配管23b及び逆止弁20を順次通って、貯湯タンク1の下部に導入することにより行われる。なお、逆止弁20は、貯湯タンク1からの水道水の逆流防止の役割を果たしている。
次に、給湯機Sにおける混合栓19からの給湯について説明する。図1の破線で示すように、給湯機Sは、貯湯タンク1の高温の温水が給湯熱交換器4を循環する循環回路を備えており、混合栓19からの給湯は、給湯熱交換器4を用いて、水道管22からの水道水と貯湯タンク1からの高温の温水との熱交換により、水道水を加熱して行われる。
続いて、本実施形態に係るコントローラ16及びふろリモコン45の詳細について、図2〜図4を参照して説明する。
図2に示すように、コントローラ16は、機能部として、給湯機Sの給湯部(タンクユニット5及びヒートポンプユニット8)を制御する制御部16aと、給湯部に関するデータが記憶される記憶部16bと、ふろリモコン45及び台所リモコン46との間でデータの転送を行う通信部16cと、を備える。これら制御部16a、記憶部16b及び通信部16cは、基板16s上に搭載されている。かかる基板16sは、エラーが発生した場合に交換可能である。
ふろリモコン45は、機能部として、制御部45aと、不揮発性の記憶部45bと、コントローラ16及び台所リモコン46との間でデータの転送を行う通信部45cと、各種ボタンからなる操作部45d(図3参照)と、ディスプレイからなる表示部45e(図3参照)と、を備える。
続いて、基板16s交換時におけるコントローラ16及びふろリモコン45の動作例について、図5を参照して説明する(適宜図2〜図4参照)。
8 ヒートポンプユニット(給湯部、加熱給液部)
16 コントローラ(制御装置)
16a 制御部(第一の制御部)
16b 記憶部(第一の記憶部)
16s 基板
45 ふろリモコン(操作端末)
45a 制御部(第二の制御部)
45b 記憶部(第二の記憶部)
45d 操作部
45e 表示部
S 給湯機(液体加熱装置)
Claims (1)
- 液体を加熱して供給する加熱給液部と、操作端末と、前記操作端末と通信可能に接続されるとともに前記操作端末からの操作指令に基づいて前記加熱給液部を制御する制御装置と、を備える液体加熱装置であって、
前記制御装置は、前記加熱給液部に関するデータが記憶される第一の記憶部と、前記給湯部を制御するとともに、前記データを前記操作端末へ送信する第一の制御部と、を有する基板を備え、
前記操作端末は、不揮発性の第二の記憶部と、前記第一の制御部によって送信された前記データを受信するとともに、前記第二の記憶部に記憶させる第二の制御部と、操作部と、表示部と、を備え、
前記第一の制御部は、前記基板のエラーを定期的な自己診断によって検知する機能を有し、前記エラーを検知した場合に、前記データを前記操作端末へ送信し、
基板交換によって新たに設置された基板の第一の制御部は、交換された旨を示す信号を前記操作端末へ送信し、
前記第二の制御部は、前記信号を取得した場合に、前記第二の記憶部に記憶された前記データを前記制御装置へ送信するか否かを選択可能な画面を前記表示部に表示させ、
前記操作部の操作によって前記データを前記制御装置へ送信する旨が選択された場合に、
前記第二の制御部は、前記第二の記憶部に記憶された前記データを新たに設置された前記基板の前記第一の制御部へ送信し、
新たに設置された前記基板の前記第一の制御部は、前記第二の制御部によって送信された前記データを取得し、新たに設置された前記基板の第一の記憶部へ記憶させる
ことを特徴とする液体加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011228946A JP5767557B2 (ja) | 2011-10-18 | 2011-10-18 | 液体加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011228946A JP5767557B2 (ja) | 2011-10-18 | 2011-10-18 | 液体加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013088029A JP2013088029A (ja) | 2013-05-13 |
JP5767557B2 true JP5767557B2 (ja) | 2015-08-19 |
Family
ID=48532116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011228946A Active JP5767557B2 (ja) | 2011-10-18 | 2011-10-18 | 液体加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5767557B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6966385B2 (ja) * | 2018-06-12 | 2021-11-17 | 株式会社コロナ | データ転送システム及びデータ転送方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07303130A (ja) * | 1994-03-09 | 1995-11-14 | Toshiba Corp | メモリ転送用アダプタおよびメモリ転送方法 |
JP3026748B2 (ja) * | 1995-11-30 | 2000-03-27 | 株式会社ハーマン | 制御機器のメンテナンス装置 |
JP2001033091A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-09 | Noritz Corp | 給湯器制御基板のデータ移植方法および給湯器の制御基板 |
JP4061782B2 (ja) * | 1999-07-27 | 2008-03-19 | 株式会社ノーリツ | 給湯器制御基板のデータ移植方法 |
JP2003240334A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-27 | Rinnai Corp | ガス給湯器の制御基板の交換方法 |
JP3994866B2 (ja) * | 2002-12-02 | 2007-10-24 | 株式会社ノーリツ | 給湯システム |
JP2007271176A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Daikin Ind Ltd | 回路基板交換方法 |
JP2011158167A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Panasonic Corp | 貯湯式給湯機 |
-
2011
- 2011-10-18 JP JP2011228946A patent/JP5767557B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013088029A (ja) | 2013-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2664860B1 (en) | Water heater comprising scale suppressing device | |
JP2010223451A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP5767557B2 (ja) | 液体加熱装置 | |
JP5401117B2 (ja) | 給湯機 | |
US20090222111A1 (en) | Hot Water Supply Device | |
JP5401116B2 (ja) | 給湯機 | |
JP2009236424A (ja) | ヒートポンプ給湯システム | |
JP2009103443A (ja) | 給湯装置の故障診断支援装置 | |
JP2010210157A (ja) | 給湯機 | |
JP2008275229A (ja) | 給湯装置 | |
JP2013174403A (ja) | 液体加熱装置 | |
JP2013242091A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2013231563A (ja) | 給湯機 | |
JP4964156B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP2007085676A (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP2018189335A (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP6080731B2 (ja) | 給湯機 | |
JP2008232478A (ja) | 給湯装置 | |
KR101144541B1 (ko) | 냉온수 자동 제어 시스템 | |
JP5060320B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP6312565B2 (ja) | 気泡機能付き貯湯式給湯機 | |
JP2015094557A (ja) | 給湯装置およびその給湯装置の基板交換方法 | |
JP5556728B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2019113212A (ja) | 給湯装置 | |
JP3887754B2 (ja) | 貯湯式給湯装置及びその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141028 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5767557 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |